■科学が政治と結託すると
国立環境研究所は,学問の自由がない.このことは研究所のおもだった人に
直接,申し上げているので,ここで言うのもフェアーである。
国立環境研究所には,研究員がテーマを自由に選べず,上司がいて,査定が
ある.すべて学問の自由に反する.そしてその結果,たとえば温暖化について,
金太郎アメのように研究員が「温暖化危ない」と言う.
学問は異論が止まらないものである.20人もいれば,かならず5,6人は多くの
人が同意する結論に疑問を呈する.それなのに,国立環境研究所の人はなぜ,
IPCCの結論に同意するのだろう.かならず,自分の研究結果にはIPCCと異な
るところがあるはずだ.
先日のテレビ討論で,「温暖化が怖い」と言っておられた人たちが,全く同じこと
を言うので,「まるで共産主義ですね」と発言した人がみえた.本来は共産主義
でも異論はあるはずだが,それより全体主義的だった.
全体主義は学問ではない.学問は統一できない.
http://takedanet.com/2009/09/post_d86d.html