修士⇒博士ロンダって

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89Nanashi_et_al.
>>87 素晴らしい.こういう人はどんな分野に行っても成功するだろう.
参考までに俺の場合は

・発表に興味を持ってくれた享受が指導教官に向かって質問し,話の輪に入れない.
・論文が出たので関連分野の享受に別刷りと挨拶状を送ると,「必要ならPDFで
 落とせるので,今後は送ってもらわなくて結構です」とメールで返事が来た.
・査読者との激しい応酬に打ち勝って論文が通り,意気揚々と国際会議に出掛けると,
 業界の大御所から査読に関して延々と嫌味を言われて真っ青.
・気を取り直してポスター発表していると,別の研究者が別刷りのリファレンスを眺め,
 なぜオレの論文をリファーしない?と激怒.
・バンケット等に出る気力も無くなり,自由時間は全て安ホテルの狭い部屋で睡眠.
・結果的に業界に知り合いが居ない.学会中,昼時や夜はラボの仲間も海外の研究者
 達と食事に行ってしまうので,国際会議中の食は一人でファーストフード.
・書いた論文は誰も引用してくれない.そのうち,別グループから同じ内容の論文が
 IFの高い別雑誌に掲載され,そちらは盛んに引用されている.
・公募はおろか,学振申請の受け入れ教官になる事すら了解してもらえない.
・緊張して面接を受けて研究室に帰ってくると,別件で電話したらしい指導教官から
 「君,挙動不審だったって?」と心配そうに聞かれる.

そのうち業界から忘れられたり,はるか後輩が母校の助手に採用されたりして,
いよいよ年貢の納め時になってくる.