彼が書けない、というのは、他の誰であってもそのような状況に陥るものなのか、
彼の性格的な問題なのか、私にはわからないです。
私は、ずるいのかもしれないけど、目的のためには、それを達成する手段が
必ずしも自分の納得できるものでなくてもそれを採ることもありかな、と思っているので、
とりあえず、何でもいいから書いて出す努力をしては?と思うのですが。
実際、博士論文ともなると、そういうわけにはいかないものなのでしょうか。
彼は、いい加減な論文を自分の名前で残すことはできない、といいます。
それは純粋には、彼は正しい人だということはわかるのですが・・・
論文とは、そんなにも偉大なこと、立派なものをのみ書かねばならないものなのでしょうか。
>>949 別に新しい発見でなくても論文は書けるよ。
新しいものを見つけるのもこれまでの物をより完成された物にするのもどちらも大事。
ただどっちにしろ論文を書くためのデータが無いことにはどうしようもないよね。
>途中で結論が見えてしまったがそれは新しい発見でも何でもなかった
この時点で諦めて結論まで辿り着いてないなら論文は書けないよ。
またそう思うんだったら大学に残っても仕方がない。
とりあえず博士課程修了で学位無しで卒業すればいいんじゃない?
955 :
Nanashi_et_al.:04/06/23 17:23
>>949 その彼、腐った人間を見てきたんだろうね。
まあ仕方ない、まあ仕方ないって言い続けてぐだぐだになってる教員をみてきて、
そうはなりたくないって思うんだろうね。
ここで妥協するとこれからも妥協しつづけるのが分かるから辛いんだろうね。
しばらく仕事はなくてもいい人だよ、その彼は。
明治から大正にかけて諸外国から尊敬された、美意識高きサムライの末裔だ。
ただ傍にしてやりなよ。
>954
やっぱり、そうなんですね。
これまでのものをより完成されたものにするのも論文になりうるのですね。
データはあるみたいで、助教授さんとの共同研究だといっていました。
助教授さんは、やめるならばデータをまとめて渡してくれれば後はこちらでまとめる
といっているそうです。
しかし、彼は、まとめて渡せるくらいなら自分で続けてやってる、と憤っていました。
彼は、軽く抗鬱剤も服薬しているみたいなので、彼の判断が歪んだ思考に基づいているようで
心配なのです。
彼は助教授の悪口をしょっちゅう言っていて、でも私が聞いている限りでは彼が助教授に言った暴言も相当なものです。
彼のミスを助教授が叱責した際「だったら自分でやってみろ」とか
「そんなこと小学生でもわかるわ」など言っていたようで、平凡なOLの私からすると
助教授さんて上司みたいなもんなんだからその人にそんなこといっていいのだろうか・・・
と青くなります。
彼の説明によれば、大学はアカデミックな場だから、学問的な議論での行き過ぎなど
いちいち気にする人はいない、というのですが・・・。
助教授さんにご迷惑をかけているのではないだろうか・・・。
>955
彼は、とても穢れなき魂の持ち主とでも言いましょうか、
ずるいことが嫌いな人みたいです。
でも、彼との将来を考えている私にとっては、こんなに純粋で、
社会にでて、大丈夫だろうか・・・と心配になります。
予備校の講師のアルバイトを10年近く続けていて、そのことで彼は
自分は十分社会に適応できていると判断しているみたいなんですが・・・
実際、彼がどこかに就職するようなことがあれば、人に頭を下げたり、
人に指図されることを耐えられるか、心配です。
そういうことを指摘すると傷つけそうで、これまた難しいです。
959 :
Nanashi_et_al.:04/06/23 17:42
>>957 「だったら自分でやってみろ」「そんなこと小学生でもわかるわ」
↑これが学問的な議論で出る言葉とは思えないけどな。
休学して先に鬱を直した方がいいんじゃない?
そのまま社会に出ても適応できないよ。
と、D3で鬱になり退学した人(私)が申しております。
>959
そうですよね・・・。ありがとうございます。
助教授の判断だけで学位が出るんなら
どんな博士論文でも平気だろうけど、
他の審査担当にダメ出しされたら終わり。
助教授じゃ政治力も弱いしね。
彼のために、助教授の悪口を聞くフリをしてあげてください。
>961
わかりました。m(_)m
963 :
Nanashi_et_al.:04/06/23 19:26
>>949 あんたじゃ、本心を言っても彼を苦しめるか怒らせるだけ。
この世界を判ってないどころか、簡単に想像した世界に彼を当てはめている。
ピンぼけしたアドバイスほどタチの悪いものはない。
(その辺は、充分に判っているようだね。)
何も言わず、だまって聞くだけにしておきなはれ。
がんばれという言葉ですら負担になることもある。鬱を煩っているのならなおさら。
また、もし彼が学位を取って教職に就いた場合、
程度は多少軽くなるかもしれんが、似た状況が永遠に続くわけだ。
あんたは、それに耐えられるのかね?
一生、研究領域や仕事のやり方に口出ししないと決心できるかね?
ま、晩婚化が著しいこの世界だ。
ぜひとも、一生、面倒見てやって欲しいと思うのも俺の本心だがね。
964 :
Nanashi_et_al.:04/06/23 19:51
その助教授は、博士の学位論文を引き受けるぐらいだから
相当な業績の持ち主だろう。なので、本人が妥協したくなければ、
助教授に丸投げした方が、適当にまとめてくれるだろうし、
本人が書くよりもクオリティも上がって、IFの高い雑誌に載ると思う。
学位審査といっても、内容を完全に理解できるのは
同じ研究室の人たちだけだから、審査員が意識してみているのは、
原著論文数(3年で1st2〜3報)が足りているかどうかとか、
掲載された雑誌のIFがいくつだとか、そういう情報だけだよ。
学位審査も締め切りがあるし、就職できなければ路頭に迷うわけだから
自分で全部抱え込まないようにする意識も必要だよ。
締め切りに間に合わせられないということは、結論を控える奥ゆかしさよりも
遥かに迷惑だ。
>963
そうなんですよね。
全然、わかっていないから、彼が辛そうにしているのに対して、
解決方法を考える糸口もなく、また的確なこともいえない自分がもどかしくて・・・。
でも、私ごときは何も言わない方がいいみたいですね。
966 :
Nanashi_et_al.:04/06/23 21:18
うそくせーw
>964
なるほど、学位審査とはそういうものなのですね。
確かに、締め切りに間に合わせられないというのは、
どこの世界であっても困ったことですよね。
彼が「あなたにはわからないと思うけど大学院っていうのは・・・」
「研究っていうのは・・・」というと、そうなんだな・・・と鵜呑みにしていました。
彼は助教授がまとめるなら、データと引き換えに、共著にしてもらうつもりだと
言っていたけど、そんなことは可能なのでしょうか・・・。
というか、その行為は彼にとって意味があるのでしょうか。
>>949 >テーマの選択に失敗した、扱うテーマが大き過ぎた
これは自分の責任だと思うがなぁ。
そりゃあテーマと本人の相性もあるし好きなテーマが必ずしも出来るとは限らないから
運が悪かったという面も無いことはないだろうけど。
なんか嫌なことからは逃げて俺は好きなことだけしたいんだとだだをこねてるだけ
じゃないの?
>>949 愚痴聞いてあげるのが最良だとおもうねえ。アドバイスは聞き入れてくれないだろうねえ。「あなたにはわか
らないと思うけど大学院っていうのは・・・」という彼の発言が何よりの証拠。
少しばかり彼の人格が心配だが。塾講師をやったことあるけど、必ずしも他人との共同作業ではないから、
塾講師経験があっても社会人としての適応性を持っているとはおもえんなあ。むしろ、悪辣な嫌がらせを受け
たわけでもないのに助教授に暴言を吐くのは気になるねえ。
>私は、ずるいのかもしれないけど、目的のためには、それを達成する手段が 必ずしも自分の納得できるもの
>でなくてもそれを採ることもありかな、と思っているので、 とりあえず、何でもいいから書いて出す努力をしては
>?と思うのですが。
あなたの方がドクター向きかも・・・、いい意味で。自分の成果や手段に対する自分の評価が正しいとは言えな
いからねえ。ある程度のまとまった結果が出れば論文としてまとめることを勧める。僕の周りでも、自分の博士論
文に自信がなくて、消し去りたいとまで言う人もいるんだけどね。(研究をばりばりしている人たちだけど。)
分野が違うと話が変わるので自信はないが、助教授との共著はいいとして論文は1st authorにした方がいいだろ
うねえ。就職とか考えると。
そんな彼女ほすい、職も。
>968
そうかも。
そういう心の弱さがあることは、一緒にいる者の目から見ても否めません。
>969
そうですね。こちらで皆様から教えて頂いたとおり、愚痴を聞くだけにとどめたいと思います。
彼の人格については私もちょっと最近心配・・・。鬱のせいかな?とも思うのですが、
知り合って半年、初めはとても優しい人であったのに、最近、急に怒りっぽくて、
ちょっと怖いです。ここで質問するのも、彼に直接、聞けないからです。すみません。
971 :
Nanashi_et_al.:04/06/23 23:27
このスレは、博士に進んで自分の腕一本で生きて行こうとした勇者どもの末路なのか。
その勇者どもが、反動で寄らば大樹みたいな公務員を目指すのはちと滑稽か。
百人居れば百通りの生き方がある。
人の生き方には何とも言うまい。
>>971 なんとなく〜 就活に失敗したから〜 で博士に進んだ愚者の誤り。
負け犬が、学位取得後にますます転落するのは当然だろw
>人の生き方には何とも言うまい。
同意
973 :
Nanashi_et_al.:04/06/23 23:51
論文もろくに書けず、放り出された人はどうやって生きていけばいいのでしょうか。
博士課程で得たのは年齢だけです。。。。公務員になりたい。
もともと競争意識もないし、金儲けも特に興味ないし。
でも年齢がぁ〜。。。。
974 :
Nanashi_et_al.:04/06/24 00:08
アイデアはいいものを持ってる人。
アイデアを出すのは苦手だけど実験計画を練るのは得意な人。
実験手技がすばらしい人。
でも悲惨な末路に進んでいる人達。
そういう人達を集めてなにか出来ない物かな?
研究は今のところ評価が個人に帰属するわけだけど、別に個人評価が高い人達
ばかりじゃなくてもうまく組み合わせればプロジェクトは成り立つと思うんだけどなぁ。
博士課程までに多くのお金や手間がかかってるんだし、うまく再利用する手だてを
考えるべきだと思うんだがなぁ。
>>974 メンバーがひとり足りないぞ
・大金をドブに捨てたい人。
976 :
Nanashi_et_al.:04/06/24 00:38
>>973 国Uや地上はそろそろ年齢的にきつい。
国Tは官庁訪問で崩れ(しかも学位すら持っていない)はあっさり
はねられる。
公務員なんてあきらめて素直に塾講師でもやってなさい。
977 :
Nanashi_et_al.:04/06/24 00:45
国T官庁訪問ではねられた人手を挙げて!!
一人目ハーイ(´ー`)ノ
とある森の中で、キツネが小さなウサギに出くわした。
キツネはウサギに向かって言った。
「や、こんなトコで何してんだい?」
「ああ、僕かい、僕は・・・」
「ウサギがキツネを食べる方法に関する論文、を書いてるところさ。」
それを聞いたキツネは声を上げて笑い出した。
「わはは。そんな事、出来っこないよ!」
すると、ウサギはキツネにおいでおいでをしながら言った。
「じゃ、ちょっと僕の後ろについて来てごらん。」
キツネはウサギに誘われるがまま、ウサギのすみかに入っていった。
しばらくすると、満足そうな表情を浮かべてウサギだけが出てきた。
次に、ウサギの前にオオカミが現れた。
オオカミは、舌なめずりをしながら言った。
「よお、調子はどうだい?」
「ああ、僕かい、僕は・・・」
「ウサギがオオカミを食べる方法に関する論文、を書いてるところさ。」
それを聞いたオオカミは目を丸くして言った。
「何だと。お前は、頭おかしいんじゃないのか?」
「そんな事、出来る訳ないだろう。」
すると、ウサギはオオカミにおいでおいでをしながら言った。
「そう思うなら、僕の後ろについて来てごらん。」
オオカミはウサギに誘われるがまま、ウサギのすみかに入っていった。
しばらくすると、満足そうな表情を浮かべてウサギだけが出てきた。
しかし今度は、前足に卒業証書を抱えていた。
ウサギは、どうやってキツネとオオカミを食べたのか?
その疑問に応えるべく、ほら穴の中へカメラを入れてみると、
確かにキツネとオオカミの皮だけが残されていた。
しかし、その脇には満腹感で一杯のライオンが一頭、座っていたのだった。
この話の教訓:
論文を書くのに重要なのは、その中身ではない。
重要なのは、その論文を評価する大学の先生、なのだ。
980 :
Nanashi_et_al.:04/06/24 03:06
53 :受験番号774 :04/06/11 01:26 ID:nydRHnIM
去年国2で省庁を回った感想。
はっきり言って、高齢は運がよくないと採用されない。
厳しい厳しい省庁回りを行った末に2次落ちした。
その傷を癒すのに2ヶ月かかった。
だから行政書士に落ちた。
54 :受験番号774 :04/06/11 01:29 ID:nydRHnIM
「運」と書いたのは去年ある省で蛍光ペンを持っていた面接官がいた。
その人が真っ先にチェックしたのは生年月日。
明らかに年齢重視していることがわかった。
そういう官庁もあるからひたすら回って年齢を重視していない官庁に
巡りあうしかない。だから「運」の要素が強い。
981 :
Nanashi_et_al.:04/06/24 06:27
悲惨な高齢者
982 :
Nanashi_et_al.:04/06/24 06:56
Nature, Cell, JCB, EMBO, JBCクラスのエディタが務まる人を
ライオンに譬えるのは良いだろう。
そうでない者がライオンのふりをしても、キツネに笑われるだけ。
983 :
Nanashi_et_al.:04/06/24 20:51
クソ雑誌のエディタだって、クソ研究者のコミュニティを代表してるんだから
ローカルには政治力を持ってるだろう。仮にキミが超一流の研究者だとしても、
キミの周りのクソ研究者たちにリンチされることもあるんだよ。
うちの大学は、東大を定年退官した名誉教授よりも、偏差値40台の母校出身者
の方が発言力があるし、科研費なんてひとつも当てられなくても、ローカルなコネで
三流の研究に大量の税金をつぎ込める環境ができている。
なぜこんな環境が無批判に残っているのかって?
大人の社会では、ダメなものにダメといったらダメなんだよ。
本当にダメだしできるのは、警察や裁判官が動くようなシチュエーションでだけ。
そんなことよりも、ダメでない人に理解されるように、広い視野を見失わないことだ。
でないと、時間の無駄になる。
いろんな悲惨な末路があるんだなあ・・・
今度企業の面接行ってくるアホD4でつ。この前内定一コもらえました。
985 :
Nanashi_et_al.:04/06/24 22:03
D出たら、運がいい人はやっぱり企業行きか。
ポスドク行きってのはやっぱりダメな方なのね。
内定が出たのはマイナー企業なので教授にその話をすると渋い顔をする
おまいはどこも紹介出来ないくせに何言っとるんじゃ
987 :
Nanashi_et_al:04/06/24 22:20
D3でウンザリするほどアホな人がいるんですが、
某企業からDの学生一人もらえませんか、というオファーがボスのところに来たのだけれど、
アホな上に下についた学生を登校拒否にした経歴をもつため推薦してもらえなかった。
プライドだけはやたら高く、他の研究室の人や、配属されたばかりのB4に
「俺は実験なら誰にも負けない。ドクターとは研究室にずっといることが基本だ。
来年は海外に行くか、学振をとって自分の敬愛する先生の研究室へ行く。」
「俺は他の連中とは違う。実績もあるし、女にもモテる。」
ボスは来年、彼をポスドクとして雇うつもりも無いらしい。
とか、電波飛ばしまくっている。
誤):ボスは来年、彼をポスドクとして雇うつもりも無いらしい。
とか、電波飛ばしまくっている。
正):とか、電波飛ばしまくっている。
ボスは来年、彼をポスドクとして雇うつもりも無いらしい。
ゴメン。
989 :
Nanashi_et_al.:04/06/24 22:59
990 :
Nanashi_et_al.:04/06/24 23:05
990人もの悲惨なハカセが!
991 :
Nanashi_et_al.:04/06/24 23:14
海外じゃ普通ポスドクって違う研究室に行くよね。
自分もそれが普通だと思ってたけど、
よその大学じゃ研究室にそのまま居残りでポスドクになるのが普通なん?
993 :
Nanashi_et_al.:04/06/24 23:19
はっきり言おう 日系サイエンスか何かを読みました
最初の方のページに40近くの億三がスイスかどこかでポスドク
しているってのを見た。もう日本に戻ってくるなよ。
いつまでもぽすどくやっててね
>>993 > 日系サイエンスか何かを読みました
何かってなんだよ、はっきり言えよw
995 :
Nanashi_et_al.:04/06/24 23:58
やっぱ実力だよな・・・
と思う今日この頃
996 :
Nanashi_et_al.:04/06/25 00:18
10000
博士号さえ取ってしまえば
もうこっちのもの。
企業でも大学でも引く手あまた。
んなわけない。
んなわけない。
んなわけない。
998
だったらいいな
と言ってみる
┐
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