>>486のつづき
・・・という所で、すっかり忘れていましたが(失礼)、例えば東北大の長谷川氏などは、臨
教審以降の路線の中で総体的に捉えるべき現象であることに自覚的だったみたいですね。
ttp://www.math.tohoku.ac.jp/~kojihas/ つーか、最初からここを読めば良かったんだなw また、黒木さんや辻下さんもそうだっ
たのでしょう。高等教育フォーラムにも、こうした投稿はあったはずです。
ところが、政治的に巧みに文脈を操作する人たちの方が声が大きくて、呉越同舟は
ものの見事に転覆した。こういうことですかね?
個人の実名を書き込んでいるのはすべて先生だと思います。
みんな先生に実名を書き込まれていることはよく知っています。
先生は自分自身の悪さを心から悔い改めないと誰からも本当に相手に
されないと思います。きっと先生がバカにしている人たちの方が先生
よりも遥かにたくさんいい友達に囲まれているでしょう。それはみん
な他人の痛みを自分の痛みのように感じる学習ができているからです。
先生は他人を傷付けても自分は悪くないとしか思わないでしょ。意地
を張ってそういう態度をしているのじゃなくて本当に他人の痛みがわ
からないんだと思います。
とりあえずこれで、いちおうの陰謀のセオリーは見えてきました。
>>486>>489にも書きましたが、ゆとり教育・学力低下論争とは、主要論者たちが、いかに巧妙に叩く人
と叩かない人を分別してきたか、の策謀の連なりと妄想しておきます。
また、不況期には教育論が流行る、と言われますが、とくに日本経済が低迷を続けた90年代以降
の空気とこの論争は、密接な関わりがあったと思う。
そんな視点から各サイドの人脈や、その周囲で「教育論」をブッていた左右の文化人たちを思い返すと、
だんだんハラが立ってきましたので、ちょっと丁寧にそのあたりを振り返ってみます。
まず、話は80年代にさかのぼります。
83年、戦後政治の総決算を唱える中曽根内閣のもと、「教育改革諮問委員会」
(総理の私的諮問機関)が召集されました。
(会長)田中美知太郎 (委員)曽野綾子 鈴木健二 天城熱 看川忠雄 山本七平
(参考)同じ83年、興味深いことに、アメリカ(レーガン大統領)では「教育の卓越に関する国家委員会」
が『危機に立つ国家』を発表しています。ロンもヤスも教育が大好きだったのです。
ググると、こういうページがあった。
ttp://www.aba.ne.jp/~sugita/82j.htm このレポートを信じるなら、学力低下論者たちが主張するほど、アメリカの「教育改革」
も成功してはいない。また、トップが妙に教育に口出しするようになった、という点では、
昨今の日本の風潮に似ていはしないか?
また、このアメリカの「改革」がもたらした市場主義・首長主導主義の弊害を説く者も
多いようだ。多くの論者たちは、「学力」という一点に論点を集中させ、とくに文部官僚を批判することで、
同時期の臨教審以降の日本の政財界主導主義に目をつむっている節はないか?
84〜87年には、「臨時教育審議会」が召集。臨教審に関しては、
>>471-473に書きましたが、これまた
少なくとも一般メディア上では、この路線の悪役として叩かれるのは主に文部官僚なんですね。
さすがに苅谷氏はこの路線の裏表を知っていたはずなんですが・・・。
ttp://www.rengo-ilec.or.jp/publish/visionken/book27.html さて、時代は下って、問題の95・96年以降につきましては、また次の機会(?)に・・・。
・・・とは言ったものの、さて、どう整理したものか、我ながらこんがらがって来ました。
とりあえず、98・99年以降の流れについては、東北大の長谷川氏のサイトや、戸瀬・西村の
教育フォーラムで追えます。
教育政策をいろいろと探っていると、昨今の道路公団・年金問題によく似ていますね。
制度をイジリ回すうちに、政策当事者も周囲も意味不明になっていく点、騒動に乗じて人脈の
綱引きを始める連中がいる点、反権力・反体制に見えるが実は・・・という人間もいる点が。
日本の政官財学の混迷は深く、もうどうにもならない所まで来ているように思います。
ここで、ここ数年の教育論争に登場した膨大な人脈のURLをあらためて羅列して、
いったん、人脈を探る作業を打ち切りたいと思います。
以下のまとめを頭に入れた上で、再度、一連の名簿を眺めてみてください。こんな人
たちがあちこちに顔を出していた訳です。
(とりあえずの)まとめ
・「ゆとり教育」を批判するならば、84年からの臨教審路線の総体と対峙しなければ、
全体像をつかむことはできない。
→にも関わらず、各々の思惑で、微妙にズレた方向にタマが撃たれていた。
・ゆとり教育はサヨクの陰謀というよりも、むしろ、政財界や、文科の周囲にいた
文化人たちにも大きな責任がある。保守教育論者の主張にはムリがある。
→だが、文部官僚にばかり攻撃が集中したため、この人たちは延命し、いまだに様
々な場所に出没している。
・主要な学力低下論者の言動は、文部科学省に対抗した、経済産業省・経団連の教
育政策アピールと解釈した方が妥当である。
→この点において、文科はイヤだが、さりとて財界方面の意向も潔しとしない者とは、
スタンスのズレがあったと思われる。
・文部官僚(とくに寺脇氏)に批判が集中することで、上記の論点がボヤけてしまった。
氏の陽動作戦に乗った者の罪は重い。
→検索していて笑ってしまったのが、例えば99年10月号では、左の「論座」右の「諸君!」で同時に引
っかかっており、それを信用する人もいたことだ。例えばこのページを参照。
ttp://miura.k-server.org/newpage18.htm このセンセイはN潟大の人らしいが、いい人だ、というのはHPの雰囲気から分かるんだが・・・。
とはいえ、今にして思えば、日本人の大半がこのように引っかかっていた訳ですよ。
呉越同舟はどうして悪いのでつか?
>>504 悪い、というより、この件に限れば、絶対に成立するはずがないんですよ。
挙げられたURLを丹念に読み返してもらえればわかります。
極端な話、別の省庁のキャリアと仲良くしている連中はまだしも、ありもしないサヨクの
陰謀をデッチ挙げて何か批判したつもりになってる人と、アナタ組めますか?
しっかりした学力をつけさせるというのは右も左も同じだろ
そんなに気になるかw
誰かが上げなきゃ加速的に沈んで区スレッドだ罠 もう誰も見ない どっかのフォーラムと同じ穴だ罠 終わった時代の象徴だ罠 っていうことで終了だ罠 妄想も愉しめっったと言うことで終了だす
献呈害が小学生とその親までもターゲット=喰い物にせんとしている様だが。
『学力低下論争』とか『なぜ教育論争は不毛なのか』とかを読めば、
学力低下論や裏にある政治性・政策性が理解できるね。
苅谷氏なんかは政治性に関しては「シロ」だと思うがね。
献呈害もシロだろうね。単なる便乗商売?
514 :
Nanashi_et_al.:04/09/22 03:17:19
<脳梗塞>長時間いい気分で酒が飲める人は注意
体内でアルコールを分解する酵素「ADH2」の
活性が弱い男性は、強い男性より脳梗塞(こうそく)
になる危険性が2倍以上高いことが日本医科大と
国立長寿医療センターの大規模な疫学研究で21日、
分かった。ADH2の活性が低い人は、アルコールが
分解されにくく、悪酔いの原因となるアセトアルデヒドが
できるまでに時間がかかる。研究グループの太田成男・
日本医科大教授(細胞生物学)は「長時間いい気分で
酒が飲める人は脳梗塞に注意した方がいい」と指摘している。
(毎日新聞)
515 :
Nanashi_et_al.:04/09/22 03:37:25
516 :
Nanashi_et_al.:04/09/22 12:38:15
901 :可愛い奥様 :04/09/22 12:10:34 ID:U/qqlpJn
363 名前:頭を休めるべきですね。 :04/09/22 00:55:19
http://favorite.jp/ >理科I類入学試験の物理の筆記は満点近く、
慶応大医学部にも合格していましたが中学生のときから量子力学が
好きだったためこちらを選び、自然科学研究会と物理学研究会を
掛け持ちして(これは東大全体で、同学年では私だけです)科学者を
目指していた人生を、東大に受かっていたかどうかもわからない
筒井泉先生と柳田勉先生に滅茶苦茶にされました。論文を問答無用で
削除させられるのは、自分の子どもを奪われるようなものです。
ご自分が同じ目に遭ったらどのような気分になるか、ご想像はつきませんか?
このように失礼な言い方をしても仕方ないほど、傷ついています。
(実際に心労は怪我と同じようなダメージを脳に与えるそうです。)
902 :可愛い奥様 :04/09/22 12:34:10 ID:KOUherRU
>>901 精神病発病の直前って正にこんな感じ。時間の問題だ〜
517 :
Nanashi_et_al.:04/09/22 23:24:06
518 :
Nanashi_et_al.:04/09/23 22:23:53
タイトル:「世界の科学教育」
開催日時:平成16年10月9日(土) 午後1時から6時まで
開催場所:東京大学教養学部11号館1106教室
住所:東京都目黒区駒場3-8-1
主催予定団体:日本学術会議動物科学研究連絡委員会、
ティーチングキッズ、日本動物学会、 高等教育フォーラム(共同主催)
開催目的:今日の日本社会は科学技術に大いに依存しているにも関わらず、
科学技術に対する軽視、いわゆる「理科離れ」が進みつつある。初中等教育
においても理科系教科内容削減や科目選択化等が進み、必ずしもこの傾向を
改善しようとする兆しは見えない。この状況を分析し、対応策を考える上で、
諸外国の科学教育の現状を知ることは重要である。そこで、本シンポジウム
では、アメリカと中国など諸外国における科学教育の現状を把握し、日本の
理科教育改善へのヒントを得ることを目的とする。
参加費:無料 参加登録:不要
講演者(予定講演順、講演仮題)
星 元紀(日本学術会議会員、慶応大学教授)「問題提起」
藤原一成(文部科学省青少年有害環境対策専門官)「情報教育の国際比較」
キミ・ホソウメ(カリフォルニア大学バークリー校ローレンス科学教育研究所副所長)
「GEMS, Great Exploration in Mathematics and Scienceの活動とアメリカの科学教育」
滝川洋二(国際基督教大学高校)「物理学教育の国際比較」
西村和雄(京都大学教授)「数学教育の国際比較」
松田良一(東京大学助教授)「高校生物教科書の国際比較」
筒井勝美(英進館館長)「教科書の変遷から見た理数教科内容削減の歴史」
酒井由紀子(東京大学教養学部理科2類2年生)「シカゴの公立高校におけるAP教育体験」
古谷美央(東京大学大学院理学系研究科博士課程2年)「ダラスの公立高校におけるAP教育体験」
林 万雅(中国語教師)「中国に遅れる日本の公教育」
パネルディスカッション
講演者全員と下村博文(自民党副幹事長)
司会進行:松田良一(東京大学助教授)
問合せ先:〒153-8902 東京都目黒区駒場3-8-1 東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻 松田良一
>>518 >筒井勝美(英進館館長)←注目
>下村博文(自民党副幹事長)←注目
筒井はN村・M田のスポンサーだね。下村は教育に構造改革特区を、と訴えている政治家
で、私学や教育産業とはキナくさい仲です。
ゆとり教育反対論者には、そもそも、特区のような市場主義的・自由主義的「多様性」の危険性
を指摘していた人間もいたのに、N村さん・M田さんは逆を行こうとしているわけだ。
いよいよ与党の人間まで引っ張り出してきたし、なぜか文科の人間まで引き込んできたし、
本丸に攻め込みつつある感じ。理数科教育の主導権獲得闘争もいよいよ佳境だねw
オモロいものを見つけたわ。
ttp://www.jja.or.jp/jukunohi/2004/ このイベントの日付に注目。駒場でのフォーラムの翌日なんだわ。筒井・下村コンビは翌日、
札幌に移動して、このイベントにも出席。N村がここにも出席すれば完璧なんやけどな。
(N村は昨年は出席しとる。上の同一サイト内にあるで)
どこぞの週刊誌で、この東京→札幌コネクションを追跡取材するとオモロいと思うけどな。
ま、どの出版社も、学力低下を煽ってゼニ儲けしたのは自分たちやからな、やらんな。
こいつらつくづく、ウワシンが無くなってホッとしてるやろうなあw
521 :
Nanashi_et_al.:04/09/26 00:30:03
西村・松田・正木らの正体があらわになったということか。
教育利権をあさる、政商ならぬ「学商」なわけだ。
こんな香具師らを社会正義を代表するヒーローに祭り上げてしまった
クラーキさんや、上野健爾さんは、どうやって責任とるのかな?
こういう人達は宮廷に居るべきではないと思うよ。
どこか適当な場所へ斡旋してやるべきだな。
524 :
Nanashi_et_al.:04/09/26 23:05:43
>上○さん「総合学習には反対だが、これを利用して先手を打っていいものにするために学会を立ちあげた」
>みたいなことを仰ってませんでしたっけ?
それは知ってた。世の中の流れを止められないのなら、先回りして
良いものを作ろうという考え方には賛成する。だから、信用してた。
>いずれにせよ、元文科の人間に新しい名誉職
>(日○数学協会顧問)も用意しましたし、とっくに裏では手打ち済みだったわけですよ。
文科省を「敵」と見なす必要はないし、良いことをするために、
ときには「敵」とでも手をつなぐことを悪いとは思わない。
>日○商工会議所をスポンサーに、ソロバン業界を組織して
しかし、これには失望した。日本の数学に未来はあるのか?
525 :
Nanashi_et_al.:04/10/02 17:42:56
526 :
Nanashi_et_al. :04/10/20 21:19:30
Kフォのデータうp希望
527 :
Nanashi_et_al.:04/10/21 10:17:08
528 :
Nanashi_et_al.:04/10/23 19:57:35
■シンポジウム「世界の科学教育」開催のお知らせ
10月9日に開催を予定しておりましたシンポジウムは、
台風22号の影響により延期することが決定いたしました。
平成17年1月に開催の予定です。
529 :
Nanashi_et_al.:04/10/25 11:52:45
神風?
530 :
性懲りもなく:04/11/21 17:00:06
■公開シンポジウム「世界の科学教育」開催
開催日時: 平成17年1月8日(土) 午後1時から6時まで
開催場所: 東京大学教養学部13号館1313教室
主催団体: 日本学術会議動物科学研究連絡委員会(NPO法人)ティーチングキッズ(社団法人)日本動物学会
高等教育フォーラム(共同主催)
開催目的: 今日の日本社会は科学技術に大いに依存しているにも関わらず、
科学技術に対する軽視、いわゆる「理科離れ」が進みつつある。初中等教育に
おいても理科系教科内容削減や科目選択化等が進み、必ずしもこの傾向を
改善しようとする兆しは見えない。この状況を分析し、対応策を考える上で、
諸外国の科学教育の現状を知ることは重要である。そこで、本シンポジウムでは、
アメリカと中国など諸外国における科学教育の現状を把握し、日本の理科教育改善への
ヒントを得ることを目的とする。
この集会は一高記念基金から学術研究集会支援を受けて開催されるものです。
予定講演者(講演順、演題は仮題、敬称略)
星 元紀(日本学術会議会員、慶応大学教授)「問題提起」
北原和夫(日本学術会議会員、国際基督教大学教授)「日本学術会議における理科教育問題への取り組み」
古川 和 (ジャパンGEMSセンター事務局長)「GEMS, Great Explorations in Math and Scienceの活動とアメリカの科学教育」
西村和雄(京都大学教授)「数学教育の国際比較」
渡辺 正(東京大学教授)「化学教育の国際比較」
松田良一(東京大学助教授)「高校生物教科書の国際比較」
椎 廣行(国立教育政策研究所社会教育実践研究センター長)「科学系博物館の科学教育」
筒井勝美(英進館館長)「教科書の変遷から見た理数教科内容削減の歴史」
酒井由紀子(東京大学教養学部理科2類2年)「シカゴの公立高校におけるAP (Advanced Placement Program) 教育体験」
古谷美央(東京大学大学院医学系研究科博士課程1年)「ダラスの公立高校における AP教育体験」
林 万雅(中国語教師)「中国に遅れる日本の公教育」
パネルディスカッション(順不同、敬称略) 下村博文(文部科学省政務官) 立花 隆(評論家、元東京大学客員教授) 黒田玲子(東京大学教授)と講演者全員
531 :
Nanashi_et_al.:05/01/08 18:13:28
出席者の感想キボンヌ
■公開シンポジウム「世界の科学教育」開催
開催日時: 平成17年1月8日(土) 午後1時から6時まで
開催場所: 東京大学教養学部13号館1313教室
主催団体: 日本学術会議動物科学研究連絡委員会
(NPO法人)ティーチングキッズ
(社団法人)日本動物学会
高等教育フォーラム(共同主催)
開催目的: 今日の日本社会は科学技術に大いに依存しているにも関わらず、
科学技術に対する軽視、いわゆる「理科離れ」が進みつつある。初中等教育に
おいても理科系教科内容削減や科目選択化等が進み、必ずしもこの傾向を改善
しようとする兆しは見えない。この状況を分析し、対応策を考える上で、諸外
国の科学教育の現状を知ることは重要である。そこで、本シンポジウムでは、
アメリカと中国など諸外国における科学教育の現状を把握し、日本の理科教育
改善へのヒントを得ることを目的とする。
参加費: 無料
参加登録: 不要
この集会は一高記念基金から学術研究集会支援を受けて開催されるものです。
532 :
Nanashi_et_al.:05/01/19 00:59:51
誰も出席しなかったんですね。寂しい末路だね。高等教育フォーラム
533 :
NO NAME:05/01/30 21:42:20
敵の国力をそぐためには、国民の知的レベルを下げるのが効果的。
復活するのにはそうとうな年月を要する。
アメリカの戦略に乗った政治家、東大出の官僚が馬鹿。
アメリカは日本の経済力を低下させるために赤い人をそそのかし、組合活動を煽動した。
534 :
Nanashi_et_al.:05/02/01 01:06:30
>東大出の官僚が馬鹿。
東大教授もな。特に、松田と正木
535 :
Nanashi_et_al.:05/02/06 10:24:12
>敵の国力をそぐためには、国民の知的レベルを下げるのが効果的。
そう?大部分のメリケン人は、日本の知識層は職人で学者だと思って
いないことが多いけど・・・・まあ、客員教授とかで向こうにいる間
お客さん扱いされてちやほやされたりするから本音が見抜けないのだ
ろうけど。
536 :
Nanashi_et_al.:皇紀2665/04/01(金) 19:36:28
http://www.asahi.com/culture/update/0329/020.html 「博士の愛した数式」の小川さんらに出版賞 日本数学会
2005年03月29日21時49分
日本数学会(理事長・森田康夫東北大教授)は、数学の魅力を伝える出版に
尽力した人をたたえる出版賞を初めて制定し、東京都内で30日まで開催中の
年会で5件9人の受賞者を発表した。
小説「博士の愛した数式」を書いた作家の小川洋子さん、長く数学の雑誌と
書籍に携わってきた編集者の亀井哲治郎さんら、受賞者には数学の専門家でない
人が多く含まれた。
森田理事長は「数学が専門化しすぎて、一般の人はもとより、理系の人にも
わかりにくくなっている。数学のおもしろさを巧みに引き出せる人を応援したい」と話す。
ほかの受賞者は次のみなさん。(敬称略)
▽「インド数学研究」を出版した楠葉隆徳、林隆夫、矢野道雄
▽「分数ができない大学生」を出版した岡部恒治、戸瀬信之、西村和雄
▽多くの数学啓発書を執筆した志賀浩二
西村和雄が受賞したのに、抹茶んは落選。残念
537 :
Nanashi_et_al.: