1 :
Nanashi_et_al.:
理系の皆さんも部屋の掃除くらいしましょうね。
部屋のエントロピーが大きいってことか?
いずれにしてもさげ。
部屋の中は孤立系と言えるのだろうか。
4 :
Nanashi_et_al.:02/05/19 16:46
宇宙お手伝いやよいさんを呼べ
5 :
Nanashi_et_al.:02/05/19 16:57
掃除をするのとしないのではどちらが理系的なのか?
掃除面倒くさい。
掃除をしないのは、どちらかと言うと文系的な気がする。
「長らく掃除しなくても
私の部屋の散らかり方、この散らかり方は1とおりしかない。
この散らかり方には必然性がある!」
こういう自信があり、確かにその根拠を説明できるなら、君の部屋はエントロピー0の散らかり方。
エントロピーは増大していない。
>>1
熱力学第二法則だからしかたないだろ。
熱いお茶は冷めるのさ、よって綺麗な部屋も・・(以下略
9 :
Nanashi_et_al.:02/05/19 19:23
部屋の中のものは、勝手に運動してるのか?
「散らかってる部屋は、エントロピーが大きい」
という誤解は理系のかなりの部分まで浸透してるんだよな。
何とかならんのか。
>>10 そうなのですか・・・
ボルツマンの式:S=k・ln(W)
全エネルギーに見合う配置が大きくなるとエントロピーは大きくなる。
→散らかっていると大きくなるのでは?
(でもこれ以上突っ込むと不勉強がばれるのでさげ)
>>10 気になるのでどういう誤解か教えて下さい。
>>11 ボルツマンの式を暗記したとこまでは正しい。
その式の中のWは、等しいエネルギーを持つ微視的状態の数だ。
(導き方によっては、微小エネルギーδEの幅の中に入る状態数
とする場合もあるけど、ここでは深く突っ込まない)
このとき、微視的状態は目まぐるしく次々に入れ替わっていて、
測定するたびにW個の中の違う状態に遷移している(ただし、
エネルギーは等しいという束縛条件がつく)というのが
統計力学の大前提。原島鮮さんでも、誰のでもいいから、
統計力学の教科書読んでみ。
散らかった部屋の話に戻すと、散らかった部屋が、
等しいエネルギーを持つ他の散らかり方との間で
目まぐるしく遷移していて、部屋に入るたびに
違う散らかり方をしているなら、エントロピーは大きい
と言っていい。
だけど、実際には、散らかった部屋に何度入っても、
散らかり方は変わらない。
もし変わったとすれば、泥棒が入ったとか、
悪友が荒らしていったとか、彼女が去っていったとか、
そういう場合に限られる。
だから、普段は散らかり方は1通りしかない。
つまり、W=1
14 :
Nanashi_et_al.:02/05/20 19:28
>彼女が去っていったとか、
涙
15 :
nanashi:02/05/20 20:28
>>13 部屋が散らかるのは、使用した物をランダムな位置に置
くからなので、やっぱりエントロピーが増大していると
言って良いんじゃないかなあ。
「目まぐるしく遷移」はしていないけど、それは時間ス
ケールの問題であって、カメラにとって早送りしたら、
「ランダムの位置から物体を選んでランダムの位置に置
く」の繰り返しが成されているはずだ。
コレクターなんかが物を買ってきてそこいらに放りっぱ
なしのまま積み上げていったような状態なら、確かにエ
ントロピー増大とは言えない。
>13
前半はいいとしても後半のW=1はねーだろ。
つーかエントロピーつったっていろいろあるし。
熱力学的エントロピーのことを言っているとは限らない。
17 :
Nanashi_et_al.:02/05/20 22:15
13が正しい。W=1だね。
17=13
>>13 レスありがとうございます。
統計エントロピーについて読んでみました。
釈迦に説法になりますが・・・
N個の分子がエネルギーε0にn0個、ε1にn1・・・存在するとき、
配置の重みW=N!/(n0!n1!n2!・・・)
瞬間の占有数は変化しないため、等しいエネルギーを持つ他の散らかり方
においても、必ずW=1になるということでしょうか?
N個の分子(物?)は必ずε0(基底状態のエネルギー)に属するということ?
まだ不勉強でスマソ。
アンサンブルの概念についてもいまいち理解できないのでさげ。
17≠13
>>15 それを言うなら、片付いた部屋があったとして、
部屋の片付け方は何通りもある。
だから、片付いた部屋も「エントロピーが大きい」
と言わざるを得ない。
で、根本的に上記のような考え方は駄目。
基本的なこととして、熱力の入門書みて、
2状態間のエントロピー差の測定方法を読んでみ。
断熱壁で閉じ込めて、外から必要な熱だけ与えて、
可逆的に2状態間を遷移させて、与えた熱量と温度を
測定する。
∫dQ/T
これがエントロピーの変化分だ。
散らかった部屋を片付けるには、物をそっと運べば
熱を必要としない。
物をそっと運ぶのに必要な仕事はポテンシャルに等しいから、
そっと元に戻せば回収できる。よって、可逆的なので
エントロピー変化は0。
つまり、散らかった部屋と片付いた部屋のエントロピー差は0。
(通常は)部屋を片付けるために熱的過程が必要ない
ことから、こう言える。
>>16 熱力学的でないエントロピーって、どんなの?
情報のエントロピーとか???
22 :
Nanashi_et_al.:02/05/20 23:17
感覚的にはさ、
dQ=モノが部屋のなかであるべき場所からの距離の総和
T=モノの数
と考えたらええんじゃない?
そしたら、部屋に新しくモノを追加するか、
部屋を片付けない限りdSは増加する。
どう??
>>19 どの辺を読んだか正確にわかんないので、
文面から予想される状況を2つ考えてみる。
1)
非常にたくさんのN個の粒子が、トータルのエネルギーを
保存したまま、内部でお互いにエネルギーを盛んに交換している状態。
たとえとして適当じゃないけど、
大家族が家族同士でお小遣いや手間賃をやりとりしても、
家全体の総資産は変化しない。お金をエネルギーとみなす。
このとき、家族の中でのお金の分配方法が何通りあるか
考えてみるといい。そして、家族の人数がアボガドロ数くらいに
増えたらどうなるか。
2)
もっと大きな粒子の集団Na個の中の、特定のN個だけの集団に
着目する方法も、統計力学のテクニックとしてある。
ふつう、
Na >> N >> 1
という条件を満たすことを想定する。
また悪いたとえ話だが、Naが日本国民全体で、
Nが大家族だと考える。
大家族の資産は給料や買い物によって、国民経済との間で
出入りがある。しかし、ある程度長期的に見れば、
大家族の資産はある平均値のまわりで少しだけ上下してるに
過ぎない。
突然資産が0になって夜逃げしたり、宝くじが当たって億万長者に
なる可能性は低い。(低いので、場合の数の中に算入しても、
全場合の数Wに対して微々たるものだ。だから算入してエントロピーを
計算しても大勢に影響しない。つまり、k log W も k log (W+1) も大差ない
として扱う)
従って日本の全資産の中で、この大家族に配分される資産は
ほぼ決まってるし、あとは大家族の中だけでの金の配分を
考えればいいだけになる。これで1)に帰着する。
上記のどちらの場合にも共通することは、
家族の中での金の配分は、喧嘩したり仲直りしたりして、
目まぐるしく変化することが前提になっている。
(家出は勘弁してくれ。粒子数が変化する統計は難しいんだよ)
>21
そーだよ。Wは場合の数。適当に定義してくれ。
系(部屋)の状態(モノの配置)を次の2つに場合わけする。
「片付いている状態」の場合の数W_1。
「ちらかっている状態」の場合の数W_2。
このときW_1<<W_2となるのは明らかだろ。
とーぜんWは物理の量子状態には対応しない。
>>22 熱量と温度の定義を、そこまでなし崩し的に変えていい
理由がわからない。
>>24 そーか。
まず、熱力学的でないエントロピーの新しい定義をして。
それから、W_1<<W_2をちゃんと示して。
>>25 マジメだね〜。定義なんて無視してるに決まってるっしょ。
要はイメージ、イメージの問題。
>>1の脳内はこうなっていたんだと想像したんだよ。
>>19>>23 アンサンブルについて追加。
現実に実験系が入った箱を観察するとき、1回の観察では
1種類の配分しか見ることができない。
だから、巨視的な状態が同じ(粒子数・エネルギー・温度・体積)箱を
複数準備して、一度に複数の箱を測定して平均値を取れば、
その箱について理解できたと考える。
1つの箱をしつこく何度も測定して、全測定結果の平均をとるか。
複数の箱を一気に測定して平均してしまうか、という差がある。
前者の平均と後者の平均が等しいに違いないという信念があって、
エルゴード仮説と呼ばれる。
後者の考え方がアンサンブル平均だ。
>>27 わかった。1の脳内状態については、同意。
30 :
Nanashi_et_al.:02/05/21 00:04
>散らかった部屋を片付けるには、物をそっと運べば
>熱を必要としない。
うさんくさい仮定だなw
>24
16=24だけどさ。そんなのテキトーに定義してよ。
君がどんな状態を「ちらかってる」と感じるか俺は知らんが。
例えば将棋の駒を全部盤上に並べて、ありえる全ての可能性をチェックしたとき
「片付いてる」と感じる配列は「乱雑だ」と感じる配列より多くないか?
>>30 思考実験を勉強したことがないのがよくわかる。
>>31 キミが言うエントロピーというのは、キミの感性で感じた
エントロピーなんだね。それなら、それでいい。
ただし、物理で使うところのエントロピーとは全く無関係だ。
そこをはっきりさせておけば、あとは勝手に言葉の一人歩き
させればよろし。
>32
残念ながら31のエントロピーも物理のエントロピーも似たようなもの。
系(部屋)の微視的な状態(モノの配置)を粗視化して
熱力学的なパラメータ(「ちらかってる」か「片付いてる」か)に
注目するからエントロピーって便利なんだぜ。
そして我々のアタマは何故か(というべきか)
エントロピーが高い状態を「乱雑だ」と判断する傾向がある。
ま、もっと勉強しろってこった。
>>33 定式的に示してみろ。あほ。
こんなやつがエントロピーについて薀蓄たれてるのは、
学力低下の顕著な現れだ(鬱
35 :
Nanashi_et_al.:02/05/21 01:19
似たようなものと断じてしまうアナロジーはときたま新しいパラダイムを生み出す。
その価値は大きい。
でもその前提として、似て非なるものに我慢できない人を満足させるだけの、論理が必要。
もっと勉強すべきなのは、16=33 だね。
君の言うことはつまらくはないが、13のほうが説得力がある。
寝る前の駄レスです。(スマソ)
統計的熱力学の概念で考える場合
Σ(ni・εi)=E(全エネルギー)を満たし、Σ(ni)=N(存在する分子数)
の中でWが最大となるような一組を探索します。
つまりlnWが最大になるということですが、ここからボルツマン分布が
求められます。
散らかっている状態とかそういうことで、エントロピーを論じるのは違うかと。
カルノーサイクルでの理解がいまいちなのが鬱だ。(再勉強)
エントロピーと秩序の関係を知らん奴が結構いるんだな…。
ま、いいや。
>36
>散らかっている状態とかそういうことで、エントロピーを論じるのは違うかと。
それが一番単純なアナロジーなのに…。
なんで知らないんだ?逆に不思議だぞ。
38 :
Nanashi_et_al.:02/05/21 02:58
>>20 の説明っていうのは、自分がマクスウェルの悪魔になっている
ってことなんじゃないか?
だから、その説明じゃ「部屋の乱雑さ≒エントロピー」の反論にはなってない。
といいたいが、実はよくわからん。
エントロピーは単なる「乱雑さ」ではないぞ!
エントロピーをエネルギーで微分すると温度の逆数になるんだぞ!?
つまりエントロピーは系の状態関数なんだ。だから、EやPやVの
関数でなければならない。
部屋が散らかっても、PやEやVは変わらない。
だから、エントロピー=一定
⇔ W=一定
Wが一定とゆうことは状態が1つしかない。
⇔ W=1
まーこんな感じだ。
部屋は孤立系じゃないぞ。
1度散らかった部屋を整理しようと思ったら
整理する人間や整理後のゴミのエントロピーが増大するぞ。
41 :
Nanashi_et_al.:02/05/21 10:15
>>40 一理ある。仕事をする人間の体内で、不可逆過程によって
体温が作り出されて、その熱が部屋の外まで発散される
ことはある。だから思考実験では人間に仕事をさせては駄目
かも知れない。
ただし、整頓された部屋を、散らかすためにも、やはり
熱を発散する。だから、この論法で逝けば
整頓された部屋のエントロピーは散らかった部屋のエントロピーより大きいし、同時に
散らかった部屋のエントロピーは整頓された部屋のエントロピーより大きい。
42 :
Nanashi_et_al.:02/05/21 14:26
みんなの部屋は無秩序に乱雑化しているのか?
オレの部屋は確率密度に基づき乱雑化している!
そのため失せものを「ある程度の確率で」「特定の範囲内から」見つけ出すことが出来るぞ
そのうち死んだ猫が見つかるかも…
43 :
Nanashi_et_al.:02/05/21 14:56
現象が起こりやすい=エントロピーが大きい
現象が起こりにくい=エントロピーが小さい
じゃないの?
んでエントロピーが小さい状態から
何回も同じ事を繰り返すと
なりやすい状態になるからエントロピーが大きくなる
トランプのお話聞いてからそう理解してるんですけどー
難しい理論の前に概念を明確にしてみたい
日常の事柄に使うなら単純にしないとカオスになりますよー?
なーんだ孤立系でないんだ。だっあらW=1じゃーないよな。
45 :
Nanashi_et_al.:02/05/21 19:48
46 :
Nanashi_et_al.:02/05/21 19:50
>>44 だいたいwなど定義できる規模の話ではない(w
こんな話で盛り上がるおまえらって・・・・
マックスウェルの悪魔を飼っているから大丈夫。
49 :
Nanashi_et_al.:02/05/22 00:51
部屋を構成している壁や、部屋の中に置いてある物体の熱振動を考えれば、
W≠1
また、部屋の中と外気との間での熱の出入りを考えると、もう少し複雑になる。
が、これは散らかった部屋でも、整頓された部屋でも同じ話になる。
つまり、巨視的な物体が、散らかって置かれているか、
整頓されて置かれているか、ということはエントロピーの値に影響しない。
そこまで深く考えんでも例えば2冊の本を積む場合、
キチンと整頓された状態は1通り、そこから角度をズラして重ねる状態は全て整頓されてない、
だから散らかってる方が状態数が多い、ぐらいでいいんでないの?
角度をズラして重ねてもその状態から変化しないという罠。
52 :
Nanashi_et_al.:02/05/22 01:05
2冊の本のなす角度が0度である状態と、
他の角度を持つ状態とを比較して、
前者を特別視する理由はどこにもない。
どっちもエネルギーは同じ。
しかも、一度置いたら次に手を触れない限り
本の位置は変わらないから、
巨視的な本の位置に関する限り、W=1
微視的な熱振動の議論は、また別のこと。
覆水盆に帰りますかァ?
54 :
Nanashi_et_al.:02/05/22 01:13
>>50 熱力学的には散らかり方はどちらも同じだろうも。
イイ加減わかれよ。
また熱力学まで話をもっていかなくとも。
おまえさんにとっての整頓と、俺にとっての整頓が一致している保証はない。
2冊の本を積む順番だって何通りかありうるし、俺にとっては、135ページを
開いた状態が整頓されているのかもしれない。
客観的に測れるものと、主観的なものとを混同するなよ。
別の例で言おう。
ハムスターにとって整頓された(?)巣は、人間にとって
整頓された巣とは一致しないよ。エントロピーなんてもの
を定義しようがないだろう?主観的な構造なんだから。
55 :
Nanashi_et_al.:02/05/22 05:32
間単に言うと,整理・整頓のエントロピー最小は
生活空間における認知的作業負荷を最小化するような配置と高い正の相関を持つのだろ?
>>54 しかも観測する対象者を限定しない(本人,親,兄弟,友人,恋人,泥棒,等)
でなきゃ,親に「掃除しろッ」,恋人に「汚い〜↑」って言われることを説明できないよ
(あるのはわかるが,何がどうなっているのかわからないのはエントロピーが大きい)
(ちなみに,人間−人間の問題を人間−ハムスターの問題にすりかえるのはどうかと...)
他人である観測者自身の部屋と,訪ねた本人の部屋の静的なエントロピーの比較
複数回訪ねたときの動的なエントロピーの比較
を区別して考える必要があるだろうけどここでは,静的なエントロピーの比較で...
基本的には同一カテゴリーに分類されるもの同士の物理的距離を小さくし
異なるカテゴリーに分類されるものの間の物理的距離を最大化する
ような配置がエントロピーを小さくさせるね
さらに
・大量の本が全て本棚で直立している
・大量の本が全て屋根裏でバラバラに置かれている
場合では,本自体がどこにあるかすらわからないから
後者の方がエントロピーが小さいね
ただし,屋根裏で散乱している本を発見したときは...
つまり,多くの他者にとってもわかる範囲でわかりやすい配置の方がエントロピーが小さいってことだ
とすれば,単純に距離の問題にとどまらず置かれる場所が極端に適切/不適切であるほどエントロピー小さくさせる
細かいところは置いといて...
本は本棚に,ティッシュは枕元に...
現金やエロ本は,探しても見つからないところに...
全員が同じルールに則った配置である方が小さくなるね
さて...
勉強机の引出しに普段使用する食器類を整理した場合はどうだろうか?
俺の知ってるのは情報量(わかりやすさ)の方ね
ある事象x_iが生起する確率:p_i
情報量:S
S=-SUM(p_ilog(p_i))
直立している本と真横になっている本では
人間の視覚認知の関係上
回転の操作が必要な分だけ
真横になっている本に書かれたタイトルの認識が遅くなるよ
だとすれば,人間の生活が立位を基準とすると
本は上下正しく直立している方が
本のタイトルを認識する時間が短くなる分だけ
情報量的エントロピーが小さくなるが...
あと,法則とかね
上下を逆にするなら全部逆にするとか...
(もちろん,全て逆より全て正しいほうがエントロピーが小さい)
本が立っている状態と倒れている状態では本系の全エネルギー、違うよね?
立っている状態→倒れてた状態に遷移する時に
位置エネルギーが熱エネルギーに変換されるわけだ。
そして倒れ方(倒れている状態)というのは立ち方に
比べてはるかに取りうる状態数が多い。
物が散らばる時に部屋の構造という外部系に対して
エネルギー的に低い状態に遷移する確率と
棚の上のようなエネルギー的に高い状態に遷移する確率では、
前者の方がはるかに高い。考える系の要素の数が増えれば
増えるほどそれは確実なものなっていくだろう。
これらの現象はエントロピーの増大を表していると言えないのだろうか?
「ある人物がある意志で整理した部屋」というのは
最低エントロピー状態であるとは限らないが、
その後部屋が散らかれば高エントロピー状態に移行する「可能性が高い」。
これってどこかおかしいかな?
状態数云々はよけいだったかもしれない。
まあ純粋にエネルギーだけで考えてもエントロピーは
重力ポテンシャル考えればたいていの場合増えるといえるでしょう。
あれ?58って何がいいたいのかよくわかんねえレスに
なっちゃったかな。まあいいか。
60 :
Nanashi_et_al.:02/05/22 06:43
>>57 「ある人物が整理した部屋」というのは
むしろエンタルピーが最小(local minimum)なわけ
>>57 >これってどこがおかしいかな?
少なくとも「掃除しましょうね」に対するエントロピー(煩雑さ)と
>>57が考えているエントロピーと(物理的エネルギー)では情報の軸が異なるw
>>60 エンタ...そう表現したいのならそれでもかまわないが...H=0としたほうが良いのでは?
むむっ,そうなると観測したときに情報を得ることができなくなる...
(という,問題を混乱させる冗談はやめて,と...)
G=H-TSにおけるエントロピー(S)をS=0として
G=Hにした上でHを煩雑さの情報量Aと置き換え
熱力学的な表現のエンタルピー(H)をエントロピー(A)とした方がいいかな?
G=A
つまり,観測者は状態を全て観測することができる...
この場合,観測者iは環境の複数の事象xからエントロピーの総和SUM(A(x,i))が得られると...
>エンタルピーが最小(local minimum)になるわけ
最初に書くけど,エントロピーの増減に関する話ではないので...
ヒッキーの部屋だw
ヒッキーの部屋を見たことのある(観測者は2人)
親がヒッキーの部屋に最後に入った時の親が観測したエントロピーをA1
ヒッキー自身が観測するエントロピーをA2
その時点での総観測エントロピーA1+A2
しかし,時間が経過すると親は部屋の状態を確定できなくなるので
A1→0となる
また,ヒッキーは個人的な整理を行うため局所最小値へと遷移する
A2→LMIN(ヒッキー,A)
このときの総観測エントロピーは
LMIN(ヒッキー,A)のみ
以後は,ヒッキーの部屋の状態とヒッキー自身の観測だけでヒッキーの部屋のエントロピーが決定する...
実際には神の視点があるから絶対的なエントロピー
(全ての人間が観測したときに得られる総エントロピーA)
を表現できる
それを,ある人iがある事象x観測することである事象の総エントロピーA(x)中の自分の観測エントロピー値A(x,i)だけを取り出す
A(x,i)←f(i,A(x))
つまり,絶対的な総エントロピーで議論するか,観測エントロピーの和で議論するかですな
(この議論は,あくまで「煩雑さ」としてのエントロピーなので...)
とりあえず部屋の散らかり方を熱力学的エントロピーで議論しようとするのは
やめてくれヤ。見てて恥ずかしい。
64 :
Nanashi_et_al.:02/05/22 16:06
部屋を整頓しても情報エントロピーは変わらない。
情報量がどこかに発生するとでも言うのか。
厨の言うことは理解できん。
65 :
Nanashi_et_al.:02/05/22 16:11
こんな話で盛り上がるおまえらって・・・・
・・・はぁあ。まだやってたんかい。
ひまやのう。
67 :
Nanashi_et_al.:02/05/22 17:55
>>53 「周囲に痕跡を残さずに」覆水を盆に返すことは不可能(だと思う)。
おそらく、水をこぼすことによるエントロピー増加量は、
mgh/T
(ただしmは水の質量、gは重力加速度、hは水を落とした高さ、
Tはふつう300Kくらいの室温)
だと思う。
理想的な系なら、これ以上のエントロピー増加は防げるはず。
基本的な考え方は、高いとこにあった物体が地面に
ぶつかることによって、ポテンシャルエネルギーが部屋全体に
ばらまかれ、室温の中に埋もれて回収不能になる過程で
エントロピーが増える。
>>64 そりゃ,あんたが情報量を理解してないからだろw
情報量は事象の「曖昧さ」と定義されているから
物自体が持つ情報量だけでなく
部屋の煩雑さも情報量として関係する
そのため,曖昧さが減少する配置
すなわち整頓後では整頓前よりエントロピーが小さくなる
69 :
Nanashi_et_al.:02/05/22 18:48
>>57 簡単のために、部屋を断熱壁で覆ったと仮定して考える。
(a)「本が立っている状態」
(b)「本が倒れて、そのポテンシャルエネルギーが部屋全体に
発散して、室温がわずかに上がった状態」
とを考える。トータルエネルギーを比較すると、(a)と(b)は等しい。
そして、(a)→(b)の方向に状態が遷移するのは簡単だ。
しかし、室内の熱がたまたま本の位置に集まってきて、
本が自発的に立ち上がることは、まずあり得ない。
つまり、(b)→(a)の方向に遷移することは、事実上、ない。
その理由は、室内全体に広がった熱エネルギーが
再び1ヵ所に集まってくる可能性が低いからであって、
本の倒れ方が何通りもあるからではない。
70 :
Nanashi_et_al.:02/05/22 19:00
71 :
Nanashi_et_al.:02/05/22 19:03
情報エントロピーと情報量との区別もつかないで
得々と語る68って。。。。。。
>>71 出典「情報数理入門」ISBN4-7819-09160-7
pp.113
「...,事象系のもつ情報量またはエントロピー(entropy)と呼ぶ」
で?どうした?オラ
73 :
Nanashi_et_al.:02/05/22 19:12
74 :
Nanashi_et_al.:02/05/22 19:24
>>72 「○○入門」を出典にあげたところで厨決定(W
>>73 どうして,わざわざ...
しかし,特別な場合(情報量とエントロピーが一致する)だった
というわけで...修正
整頓に関わる情報源は存在する
整頓された状態:目的の物の探索が容易
整頓されない状態:目的の物に探索が困難
「どこ(場所)を調べれば,どれくらい(確率)で何(物)を発見ことができるのか」である
これにより,特定の場所を選択した後に,特定の物を発見する情報量で表すことが(できそうだぞ)
ここから部屋の散らかりのエントロピーを計算することができ(そうだぞ)
また,人間の規律に対する認知により発見の確率が変化するので,
本を横に並べる,立てて並べるでは整頓の情報量に関係する
これに従えば
本の内容が持つエントロピーは,読むことで減少するが,整頓には依存しない
逆に本の配置が与えるエントロピーは,読むという好意では減少しないが,整頓により減少する
>>74 はぁ...
複数ある本の内から一つをピックアップしただけだが...
しかし,74は相手の素性を知らずに適当な本を選択できるほどの
神の目を持つのか?
とりあえず熱力学のエントロピーを得意げに語る奴はいなくなりましたか?
78 :
Nanashi_et_al.:02/05/22 23:31
おらの部屋では、ブラウン運動が発生・観測されいますが、何か?
79 :
Nanashi_et_al.:02/05/23 00:24
80 :
Nanashi_et_al.:02/05/23 00:48
>>all
エントロピーってなに?
バカ?
>>80 スレ(バカ)は増加する一方だということだ。
減らないんだよ。
どうせ82とかが現れて、エントロピーはもっと増加するんだよ。
∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ´・ω・) < 定めか。。。
( つ旦O \____________
と_)_)
エンタルピーが減少しています。
84 :
Nanashi_et_al.:02/05/23 09:21
僕の肛門のエントロピーも増大しそうでつ
85 :
Nanashi_et_al.:02/05/23 11:14
今ボクの向かいにいるニャントロジンはどうしましょうか?
86 :
Nanashi_et_al.:02/05/23 16:36
ネタにマジレスも、ここまでやるとカコイイ!!
エントロピーの減少 = 部屋の掃除 = 限定空間の時間の可逆
って考えてみてよ!
ほら、
>>1が引き篭もってから片付けられてなかった部屋がきれいになってさ、
「ああ、あの頃と同じだ・・・・あの頃はあんなことが気に食わなかったんだ・・・」
と引き篭もりの理由のバカバカしさに気づく。
そして失われた時間を取り戻すべく、新たな運動が始まる。
「母ちゃん、ちょっと職安行ってくる」
ネタにマジレスも、ここまでやると基地害!!
>>1が「散らかっている」と思い、それをエントロピーが増大していると
言ってる事に対して、やれ熱力学がどうとか持ち出すのはつまらんよ。
つか、一般人のエントロピーに対する認識なんてのはこんなもんだよ。
エントロピー=散らかり具合ってなもんだ。
普通に生きてる分にはこの解釈でも問題ないしね。
ネタにマジレスを責めるべきか、スレ違いを責めるべきか・・・・
>>89 こういうレスが一番つまらないと思う。
この板煽りスレが多すぎて、俺的にはこんなスレこそ楽しいのだが・・・
おまえら、算術符号化してください。
シュレーディンガーの奥さんホシィ、、、
93 :
Nanashi_et_al.:02/05/26 02:06
エントロピー厨は絶滅したのか?
もっと楽しませてくれよ。55。
94 :
Nanashi_et_al.:02/05/26 02:10
結局、情報エントロピーと情報量とを混同しているやつ(55とか)が
また出てきても知的に面白いことは書けないと思う。
>>93
95 :
Nanashi_et_al.:02/05/27 21:53
>>6 アホ!!
おまえらは「理系のための論文の書き方」とかそういうハウツー本読まないと
作文をかけないのだろーがこのボケ!!
>>93-94 すまんね,忙しくて2chにも最近まで2chに来てなかった
次に時間を取って2chに来れるのは6月中頃になる
う〜ん...知的に面白いことは書けないかな?
ま,無責任に(適当に10分ほど本を読んだだけで)書き込んでるからね
書いて間違ってたら,つっこんでもらって修正できるし,2chは楽なんだよ
あと,このネタは自分の中では終わってるから,ネタ上の追加はもうないかな
明日から学会出張なんで,明日の夕方を越えると,来週までネットできない
というわけで,出発前夜の書き込みでした
あぁ,学会で会ったら「エントロピー厨」って言ってくれてもいいよ
一応発表者だし,明日出発というのがヒントね
大体300人ぐらいまでには絞れるのかな?確か...
場所も特定しておこうか...東京で開催する
んではもう寝る
また来週or明日
どうして「理系のための論文の書き方」という本があるのに、
文系のそれがないのか。
それはキサマらが作文ヘタクソだからだ。ヴォケ!!
さしづめ絵日記や幼稚園児との交換日記からやりなおせ!!あほども。
情報のエントロピーとかはどーゆー分野で使ってるんだ?
99 :
Nanashi_et_al.:02/05/28 00:49
そうか…。じゃあ物理の片手間にやるのはしんどいかな。
情報とか抽象的な量をどう扱うのかちょっと興味あるんだけど。
101 :
Nanashi_et_al.:02/05/29 00:26
共立だっけか。
「確率論的エントロピー」て本がでていた、昔。今もあるかな。
様々なスペキュレーションが載っていて、なかなか楽しかった。
厨もあのくらいのレベルの論考だと厨と言われないんだけどね。
102 :
Nanashi_et_al.:02/05/29 01:16
>>99 >情報理論
今井秀樹さんの情報理論を読んでみては。工学部の人に進められて読んだ事
あります。
統計力学を知っている人だとエントロピ―のとこなんかとっつきやすいんでは。
一貫して物理では無いですが。
>101-102
さんきゅー。読んでみるよ。
糞スレageるのも悪いからsageでお礼。