【部落解放同盟犯罪史】

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 3 心を開き始めた小郡市民

 私たちの調査活動と宣伝活動が、小郡市の雰囲気をかえる嚆矢となった。全解連や
共産党の事務所、地元の魚住清文市議の自宅に電話、手紙で市民の声が届きはじめた
。すべて匿名だが、共通しているのは「とにかく真相を明らかにしてほしい」という
願いだった。行政や解同、これに加担する同和教育推進教員らの解放教育グループの
連中が、どんなに真実の隠蔽に狂奔しても、市民は真相の解明をもとめている。「ヴ
ェ、ナロード(人民の中に)」はレーニンだ。私たちは小郡市民の良心に依拠し、市
民を信頼して、市民とともにをスタンスに、真相を糾明する。12年前、いまの小郡
市と同様に解同ファッショ、乱脈不公正の同和行政体制だった北九州市を変革したの
は、土地転がし疑惑糾明をもとめる市民の18万人署名の市民運動だった。小郡市は
人口4万9千人。北九州の二十分の一だ。できないことはない。状況はかならずかわ
る。

 これは私たちに寄せられた教師からの手紙だ。「校長が糾弾後、自殺したのは誠に
残念であるとともに同じ教員として現実に、こういう無法があることは実感していま
す。現場で一人で声をあげるのは、正直いって大変です。でも、いろんな方法で力を
結集して行けば改善されると信じています」。この教師も改善できると信じている。

 また、「小郡市内の一母親」からの手紙では「校長先生を死に追いやった人権とは
、いったい何なのでしょう?ある幹部は『同和』で幾多の財をなすと聞きました。は
たして人間解放を願う多くの人たちの声が繁栄されているのでしょうか? 一部の幹
部は栄耀栄華の世界にどっぷり漬かっているのでは。現在のような運動、同和教育の
やり方では、絶対に差別はなくならない」と解同の利権あさりと解放教育を批判して
いる。

 電話も多かった。市民の訴えを紹介すると・・

 「ビラを読みました。解放同盟だけではなく、学校や行政にも責任がある。解同に
頭が上がらないのは問題。徹底して真相を明らかにしてほしい」

 「99,9%は解同のやり方に批判をもっているが、口に出していえない。いつか
は、こうなるだろう(自殺者がでる)と思っていた。ビラをみてあんたたちに頑張っ
てほしいと思って電話した。しかし、ほんなごと、あんたたちはエズウ(怖く)ない
か。」

 なかに、こんな電話もあった。これは魚住市議の自宅にかかってきた電話だが。

 「酒屋でいま、みんなと飲んでいる。ビラをまわし読みして話題になっている。共
産党は勇気がある。共産党に入りきらんが、こんどから共産党に投票する。校長は気
の毒なことをした。」

 市民からの激励の電話、手紙は短期間に50本(通)を越えた。解同、行政が「同
和問題」で、どんなに市民の声を封じ込もうとしても、真相の解明をもとめる市民は
健全だった。