誘拐殺人犯が罪も認めず野放しなてますです。

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狭山闘争、狭山事件をめぐる動きでの一面ですが、
警察や検察、裁判所、などの国家的治安機構が,狭山を治安問題としてとらえている理由のひとつです。
裁判所も公正裁判をするのではなく、治安維持優先の裁判をしてきたのです。
狭山事件では、警察、検察、裁判所がまるで一体のように動いて、石川さんを犯人に仕立て上げました。
1 一日(数時間ということ)で筆跡鑑定などできるわけないのに「中間結果」が出て、脅迫状と石川さんの筆跡が同じとわかったから「恐喝未遂」だと警察は主張し、裁判所はそれを認めて逮捕状を発行し、警察は翌日逮捕しました。
完全な別件逮捕ですが、警察は、筆跡が同じだから逮捕したと発表し、本件(殺人)でも調べると記者会見しています。
2 正式な筆跡鑑定が県警鑑識課と科学警察研究所によって行われ結果が「クロ」の結論が出ました。しかし、それにもかかわらず「恐喝未遂」では処分保留になりました。起訴しても裁判を維持できないという代物が「筆跡(鑑定)」です。石川さんが否認していたことももちろん不起訴の理由です。他のいわゆる余罪は全部あわせても懲役刑にすることのできない微罪でしたから、警察は保釈せざるを得ませんでした。
3 ところが、警察は、保釈したその場で、本件での逮捕を強行しました。その令状は裁判所が出したものです。石川さんが否認していて、新たな証拠も出ていないにもかかわらず逮捕したのです。これは違法な二重逮捕です。「自白」狙いははっきりしていました。
4 裁判(特に寺尾判決と最高裁決定)では、先に不起訴処分にするしかなかった筆跡の一致を第1の有罪の証拠として、判決を出しています。それは、石川さんが警察の強制的取り調べ、誘導、脅迫、拷問によりうその「自白」を行っていたからです。