誘拐殺人犯が罪も認めず野放しなてますです。

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 (イ)内田裁判長も寺尾裁判長も差別者だと思います。その理由はいくつかありますが、何よりも判決文に、部落差別と言えることを書いていることがあります。
内田は情状の検討のところで、
「被告人が判示の如く小学校すら卒業せずして少年時代を他家で奉公人として過ごし、父母のもとで家庭的な愛情に育まれることができなかったことは、その教養と人格形成に強い影響を及ぼしたであろうこと、そしてそれが、家庭貧困等の理由にもよるものであって必ずしも被告人だけの責に帰することができないこと、本件第一乃至第三の各犯行については捜査の当初においては全面的に否認していたが、その後すべてを自白し深く反省悔悟し、被害者中田善枝の冥福を祈り」
と書いています。部落民という言葉は使っていませんが、最初のところはまさに部落民の生い立ちと生活のことです。内田は、そのことが石川さんの「その教養と人格形成に強い影響を及ぼしたであろう」と述べ、部落に生まれ育ったことが、犯罪者、殺人者となる人格を形成した理由であるとしています。むちゃくちゃな何の論理性もない見解ですが(だいたい犯罪者となるような人格など決まっているわけではありません)、「部落にさえ生まれなかったらこんなことをしでかすこともなかったろう」といっているのと同じです。これは、部落差別です。