誘拐殺人犯が罪も認めず野放しなてますです。

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241はじめ@解同全国連
 狭山事件においては、篠田国家公安委員長の発言によって、警察にとっては、真犯
人の逮捕より、世間が納得するイケニエをつくることが重要となったのです。公式の
命令でなくても篠田発言は、現場では、指令として受け止められたのであり、警察と
いう組織はそのように動くのです。
 そして、そのイケニエは、一般的に言えば誰でもよかったのですが、狭山事件の場
合は、部落民だったのです。なぜかといえば、一つは、死体が部落とみなされている
地域で発見されたことです。もう一つは、地元住民の「よそ者」=部落民の犯行とい
う差別的偏見が蔓延していたからです。警察はこれを利用すると同時に捜査方向を部
落に向けることで、差別をいっそう煽ったのです。
 さらに言えばこういう偏見をつくったのは、警察自身です。事件があるたびに、部
落民や在日や「障害者」を第一の容疑者候補として扱ってきました。そうしておいて
「部落=悪の巣」とか言ってきたのです。
 その他の質問については後日に書きます。