誘拐殺人犯が罪も認めず野放しなてますです。

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240はじめ@解同全国連
 >233 公三さんへ
 >なぜ、「犯罪発生率が高いというのは、警察や行政によって造られたイメージ」
 >なら、警察は部落民を集中的に捜査したのでしょうか。

 どなたか、解説してくれませんか、ということなので以下書きます。
 まず、あなたがそのような疑問をもたれるのは、当然だと思います。形式的にはあ
なたが言うように、誤認逮捕をしたら警察の大黒星です。しかし、現実はそうではあ
りません。たとえば、1955年におきた熊谷二重逮捕事件においては、部落民を犯
人にでっち上げておきながら、真犯人が出てきても、それを担当した刑事はおろか、
県警本部長すら何ら責任をとっていません。それどころか、担当した清水利一は、狭
山事件においても、石川さんを犯人にでっち上げ、その功績をもって、その年の八月
の人事異動で岩槻署長になっています。
241はじめ@解同全国連 :2001/01/18(木) 16:33
 狭山事件においては、篠田国家公安委員長の発言によって、警察にとっては、真犯
人の逮捕より、世間が納得するイケニエをつくることが重要となったのです。公式の
命令でなくても篠田発言は、現場では、指令として受け止められたのであり、警察と
いう組織はそのように動くのです。
 そして、そのイケニエは、一般的に言えば誰でもよかったのですが、狭山事件の場
合は、部落民だったのです。なぜかといえば、一つは、死体が部落とみなされている
地域で発見されたことです。もう一つは、地元住民の「よそ者」=部落民の犯行とい
う差別的偏見が蔓延していたからです。警察はこれを利用すると同時に捜査方向を部
落に向けることで、差別をいっそう煽ったのです。
 さらに言えばこういう偏見をつくったのは、警察自身です。事件があるたびに、部
落民や在日や「障害者」を第一の容疑者候補として扱ってきました。そうしておいて
「部落=悪の巣」とか言ってきたのです。
 その他の質問については後日に書きます。