宗教が差別を助長しちゃいかんだろうが!

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小学館週間ポスト1994年10月21日号(抜粋)
<いかにわれわれが中途半端な抹香臭い宗教観念と女々しい宗教観に毒されておったかということですね・・・だから、宗教家になるのは嫌だといった(笑い)。宗教ほど嫌らしいものはないよ。人間を軟弱にして、女々しくして、根性のない人間ばかり出てくるからね。そんなことで世の中はやっていけるか、というんだな。宗教はやめい、といってやる、コスモメイトの会員に。コスモメイトはやめないでいいといって、宗教はやめろ・・・こういう神様とか仏様とかの勉強をしていると、人間の魅力と輝きがなくなるわな>
<あるいみでは、宗教を求めている人たちの幸せというのは、宗教観念と宗教的な陶酔の世界の中に苦しみを忘れたり、不幸だったり、悲しかったり、つまらない人生だったら因縁だと思うことで救われるわけだね。自分の努力が足りなかっんだと思うと、過去がかえってこないから。因縁なんだと思うと救われるんだね、心が。その観念と陶酔の中に自分は幸せになっている。しかし本音をいうと、そんな幸せなんてくそくらえ、だ。目をさませ。宗教なんかなんだ、といいたいんだね。それで終わっちゃうと、何を頼りにして生きていけばいいかわからない人がいるわけだから、宗教家でやろうと思ったらいっぱい観念をつくって、いっぱい陶酔して(させて)あげて、ふわっというふうにしてあげるほうが幸せだ。しかし、幹部はそうあっちゃいかんね。それがわかっていて、幸せをつくってあげなきゃいけないわけだ。上のレベルまでいったら、壁を払拭してこえなきゃいかんね。そうすると、幹部(は)・・・すばらしい人間、神に近い人間になれる。全会員がなるのは無理だよね。>
<(彼らは)なんといわれても、絶対に傷なんかつかないね・・・そういう人間が世の中で勝っているでしょう。中途半端な宗教や、抹香臭いやつはみんな負けているよ。いかに宗教というのは人間をこずるくして、ちっこくして、魅力のない人間にするかということです。絶対にセミナーでいっちゃいかんよ(笑い)>
<本当のことをいうと、みんな神社にさえ行けばいいや、コスモメイトに入っても意味はないから(笑い)、もっと悪いところへ行く。完璧じゃありませんよ、われわれは。世の中には、悪い人というのはいっぱいいるんだ。一番ましなところに置いてあげなければいかん。いっちゃいかん、いいたくなるけれども(笑い)、そこは辛抱しなきゃいかん・・・・本当はそうなんだ。だから、神の世界はそうなんです。仏様だ、倫理だ、道徳だ、何々教だ、新興宗教というのは大いに間違っているね>
<宗教的な神社なんてなければ、宗教法人でもなんでもなければ、ほんとうのことはいつでも話ができる。もっと好きなことができるよね。宗教的な像を僕にあてはめようとしやがってね。本当に腹が立つのは会員だ>
<当然のことながら、神様はわかっていてくれるだろうとか、神様は知っていてくれる、みんなうそです・・・仏様や、守護霊さんや、神社の神様、天界の神様というのはわかってなんかくれないです・・・・◎神(スシン)(パワフルコスモメイトが最高神とする神)は知っていますよ。知ってくれても、何も動きません。大げさに、仰々しく、エネルギッシュに、何回も長時間アピールしなければ動いてなんてくれませんよ。私が動かないのと同じですよ。それほど文句があるなら、呪いをかけてみろ。(呪いをかけてきた人の)顔がわーっと浮かんでくるまでいったら電話してあげるわ。・・・中途半端なこだわりができたために、思い切ったことができなくなってしまったんですよ。中途半端に尊敬なんかされて何もできなくなってしまっているから。何といわれようとも、私はやりぬく決心をしましたよ。宗教臭くなってはいかん。抹香臭くなってはいかん。宗教というのは、人間を本当に、ばかにする。神さんなんかほっとけ>
<コスモメイトのできる前のほうがいろいろと自由だったものね。歌を歌ったり、踊ったり。何のために歌を歌うのかという理由もなくさ。旅行したり。楽しかったよね。抹香臭い話もあったけれど、抹香臭くない話も多かったよね>
<人々というのはほんとうの神様の世界を求めてないんだよね。宗教を求めているんですよ>