部落の起源☆ ☆ ☆

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693公三 ◆KOZOgacA
>>639-640
>・近畿地方の特殊部落における1977年の身体障害者調査の一例によれば,身体障害者のうち最
高率(44.6%)を示す〈肢体不自由〉以外の障害では〈視覚障害〉がきわだった高率(34.4%)を示
している

近畿地方の特殊部落における1977年の身体障害者調査では
(1)身体障害者のうち最高率(44.6%)を示す〈肢体不自由〉
(2)〈視覚障害〉がきわだった高率(34.4%)を示している
じゃ、全国平均は幾らだったか?
    「肢体不自由」  「視覚障害」
1970年  58.1%   17.9%
1980年  57.0%   16.0% (厚生省、身体障害者調査)

では(2)の)〈視覚障害〉がきわだった高率(34.4%)の原因は何か?
>>639が引用したのは何か? これ。
694公三 ◆KOZOgacA :01/12/14 23:50 ID:mJajNhAE
平凡社 大百科事典 ネット版被差別部落 ひさべつぶらく

[保健衛生条件の向上]

 被差別部落において,保健・衛生施設の新設・整備が強く要望されていたことはさきにもふれたが,このことは,被差別部落の多くが日照・通風・給水・排水などの要件に恵まれない立地条件にあること,限られた敷地内に多数の住居が密集せざるをえなかったこと,
農村部落の場合はともかくとしても,都市部落の場合にはとくに各住居内の家族 1 人当りの起居空間があまりにも狭隘 (きようあい) であったこと,家族の健康管理が行き届くだけの生活の〈ゆとり〉が容易に得られなかったこと等々,
被差別部落がおかれていた社会的・地理的位置による。
そのような事情が〈日常生活〉の積み重ねのなかで,〈人間〉の肉体と精神とにどれほど深刻な刻印を刻みこむかは,被差別部落よりも恵まれた生活条件のもとで生活しえたものには,これまた容易には理解しがたい面があるのである.
 病気に例をとってみれば,伝染性結膜疾患の一種であるトラコーマ (トラホーム) は,かつては,非衛生的な地域環境に住居が密集し,しかも狭隘な起居空間に多数の家族員が同居を強いられていた大都市の被差別部落に患者を発生させやすく,
そのうえ〈医療〉との疎遠な関係のもとでは慢性化する場合が多かったため,近畿地方のある大都市の一部では,その病状が被差別部落住民であることを暗示する〈身分のシンボル〉にさえなり,
さらには,その病状を表現する特別の俗語までもがひそやかに流布されて,被差別部落に対する蔑称の一つにもなっていた。
〈生活環境〉〈医療〉の立遅れが,被差別部落への差別を温存させたのみならず,それを増幅させた過酷な実例である。
【〈生活環境〉の改善,〈医療〉施設の充実により,そのような〈身分のシンボル〉としての病気は急速に減退したが,近畿地方における 1977 年の身体障害者調査の一例によれば,
身体障害者のうち最高率 (44.6 %) を示す〈肢体不自由〉以外の障害では〈視覚障害〉がきわだった高率 (34.4 %) を示しているのも,やはりトラコーマの後遺症と判定されているのは,部落差別の歴史と現状とに深くかかわる問題として注目に値する。】
695公三 ◆KOZOgacA :01/12/15 00:00 ID:OIi3FbdP
次に注目しておくべきなのは,平均寿命の問題である。 1965 年の近畿地方の大都市の調査によると,当該都市の平均値に比して被差別部落の場合は平均寿命が約 4 年短いという結果がみられ,新生児・乳児の死亡率が高く,
また,死産率を見ても〈自然死産率〉〈人口死産率〉ともに〈一般〉よりも高かったのが,その後における市当局の〈母子保健対策〉の推進により,約 10 年間に大幅に改善されたことが 75 年の調査で確認されている。
それでもなお,当該都市の平均に比べると,やや高い数値を示している。ちなみに,1925‐49 年のデータによると,同市内のある被差別部落では,出生 1000 人当り 190 人もの乳児が死亡していたのであって,言語を絶する数字といわざるをえない。
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以上、要するに被差別部落において〈視覚障害〉がきわだった高率 (34.4 %) を示しているのも,やはりトラコーマの後遺症であって、遺伝的要因ではないということ。

もう一つ、理由は省略するが近親婚は遺伝的病理の発現にはなるが、病気遺伝子の蓄積にはならない。
従って、近親婚の子孫と結婚しても何の不都合も生物学的にはおこらない。