1 :
名無しさん@1周年:
加藤派に対する態度を見てよくわかりました。
やはり本物は違う。
2 :
名無しさん@1周年:2000/11/19(日) 19:03
野中本人がBであると思ってるようだが、そんな事はないだろう。
だいたいBが代議士になんかなれると思ってんのか。
3 :
>2:2000/11/19(日) 19:08
前に社会党の解同委員長しらんのか?
差別発言の上に無知とは恐ろしい物ですね〜
あほここにきわまれり
4 :
名無しさん@1周年:2000/11/19(日) 19:18
野中氏はすでにカミングアウト済ではなかったか??
5 :
名無しさん@1周年:2000/11/19(日) 19:57
たくさんの代議士が出てきていますよ。>2
6 :
名無しさん@1周年 :2000/11/19(日) 20:05
野中は代議士になる以前、それを売り物にしていた。代議士当選後も時々、言及している。
野中のようなヤクザなBを議員にしておいて良いものだろうか?
田中角栄以来の百姓議員が拝金政治をするから日本が腐ってしまった。
今では日曜の報道番組に出てエラソーなことを言い
将来は政界に出る気まんまんな京都の族アガリのB酪芸人、
真スケを今のうちに世から抹殺しよう。
野中の二の舞だ。
8 :
名無しさん@1周年:2000/11/19(日) 21:52
京都人にとっては「野中か、それとも共産党か」という側面もあります。
9 :
名無しさん@1周年:2000/11/20(月) 00:03
野中の母体の団体はどこですか?
確か園部町の出身だったと思ったけど。
10 :
小宮悦子:2000/11/20(月) 00:27
前に久米宏がNステの対談で、「園部町の町会議員だったあなたが、なぜ
こんな急に躍進を遂げたのですか?御自分ではどうお考えですか?」なんて
質問してたけど。こいつ知ってて聞いてるのかなぁ?と思ったけど、やっぱり
彼も命が惜しかったのか、野中がとぼけて答えたらそれ以上聞かなかった。
11 :
名無しさん@1周年:2000/11/20(月) 01:01
さすがに総理大臣にはなれないだろうな。
12 :
名無しさん@1周年:2000/11/21(火) 04:11
>3
さすがB
言葉に刺があるねえ。
13 :
名無しさん@1周年:2000/11/21(火) 04:14
加藤を脅したんだろうな。。。こわ。
14 :
名無しさん@1周年:2000/11/21(火) 04:35
15 :
おちんちん:2000/11/21(火) 04:37
野中・・・さかさ苗字・・・
16 :
名無しさん@1周年:2000/11/21(火) 07:17
東大出の政界のプリンスが、負けたのか・・・・・
17 :
名無しさん@1周年:2000/11/21(火) 12:31
薗部=B
が京都では常識だと聞いたがデマ?
18 :
名無しさん@1周年:2000/11/21(火) 13:02
Nもようけいますよ
19 :
名無しさん@1周年:2000/11/21(火) 13:57
加藤を脅したのは、やはり野中だったのか?
でも野中って、そんなに力があるのか・・・
やはりBの仲間が支援してくれるから、何でも
出来るのかもしれない。
20 :
名無しさん@1周年:2000/11/21(火) 14:42
野中、氏んでくれ!!
||
Λ||Λ
( / ⌒ヽ
| | |
∪ 亅|
| | |
∪∪
:
:
野中さんてHPで公開してるん?
22 :
>17:2000/11/21(火) 17:25
ある政局・社会事情の講演会で講師の方が、ハッキリBと言っていました。
同胞の人々は野中のことを、メルヘンの誇りと断言とているそうです。
其の講演会の録音テ−プを持っていますが、パソコン音痴なのでどうやって
ネットに乗せたらいいのか判りません。(恥)
ソス出せゴルァーー>21
24 :
童は見たり野中のバラ:2000/11/21(火) 18:09
>22
ぜひ、聴きたい!
>22
アナログ録音をデジタル変換すればいいらしいことはわかりますが、具体的な機械などがわかりません。私も、学生時代に解同から拉致監禁されていたときに隠し録りしたマイクロテープを保存しています。自分のHPを開設するときには張り付けたいと計画しています。
26 :
名無しさん@1周年:2000/11/21(火) 18:46
>22@`25
テープレコーダー等のイヤホン端子をPCのマイク端子に繋ぐだけ。
ケーブル1本。
Windowsなら、その後のことはヘルプ参照のこと。
最初に「録音」をキーワードに検索してみると吉かも。
28 :
名無しさん@1周年:2000/11/21(火) 21:13
野中のが共産党よりまし?
共産のが少しはましだと思うが。
29 :
名無しさん@1周年:2000/11/21(火) 22:15
部落と共産党を比べてどうするんだ。
体重と身長を比べて「どっちが大きい?」というのと同じだぞ。
30 :
名無しさん@1周年:2000/11/21(火) 23:02
鈴木 宗男もBにしよう。
よろしいな>ALL
31 :
もっこす1:2000/11/21(火) 23:33
出の低い奴が政治家になってもいいのかな〜?
私自身、教養や人間性を疑われたくないがため「差別はいけない」と
建前を言うが本音は、差別は絶対に無くならないし、最低限の差別は
必要だと心の中で叫んでいます。
32 :
名無しさん@1周年:2000/11/21(火) 23:42
>31
出の低い奴でも志が高ければ良いと思う。
反対に、イイとこの出でも腐った奴は許せない。
33 :
もっこす勝ち負け判定会:2000/11/21(火) 23:57
>もっこす1
これはイカンですなぁ・・・・こんな情けない意見をもっこすの名を騙って言う
君は寄生虫以下だな。
34 :
名無しさん@1周年:2000/11/22(水) 00:41
>32
根性も顔も汚い東大出の2世議員のことか?
保守本流が聞いてあきれる。
35 :
名無しさん@1周年:2000/11/22(水) 01:07
>33
でもね、けっこう本音だよ。以下を見よ。
-----------------------------------------------------------
818 名前: もっこす 投稿日: 2000/01/17(月) 17:52
>817
知ってるか?
世界有数の資産家の「部落」出身者もいたのを。とうとう経団連の会長にはなれなかったが、そこの製品はあんたも使ってるし、そのうち皇室とも親戚関係になるだろう。
超貧乏人の「一般人」と大富豪の「部落」出身者と、どっちと結婚したい?
-----------------------------------------------------------
835 名前: もっこす>826 投稿日: 2000/01/20(木) 09:37
ヒントは十分すぎるぐらい与えたつもりです。これでわからないあなたは、財界の事情をなんにも知らない一般ピープルですから、社畜として生きてください。
----------------------------------------------------------
521 名前:名無しさん@一周年投稿日:2000/11/10(金) 17:47
うーーん。
「資産家」「経団連の会長」「皇室とも親戚関係」「超貧乏人」「一般人」「『部落』出身者」「一般ピープル」「社畜」か・・・。
たった5行にこれだけ人間を、外面の階級的価値観で表現できるのは、タダ者じゃないないな。
負けました。
-----------------------------------------------------------
523 名前:もっこす投稿日:2000/11/10(金) 23:17
ここって、真っ昼間しか盛り上がらないんだね。しかも中核派の諸君中心か。勝手にやっとれと言う感じ。でもな、私は個人名を出したことはないぞ。殺人を呼びかけるのと、殺人を実行するのでは罪の軽重が違うんですよ。だいたいが、現地調査もなくいきなり個人を特定する馬鹿は中核派以外にはいないと思う。松下さんは芦屋市六麓荘町に土地を購入しているが住めなかった。関西経済連の幹部のずぼらやの先代社長が「成り上がり者は来るな」と反対運動をしたいう。松下氏のように急速にのし上がった人はねたまれる。私のようにね。
----------------------------------------------------------
「松下氏のように急速にのし上がった人はねたまれる。私のようにね。」っていうのがすごい。
36 :
もっこす勝ち負け判定会:2000/11/22(水) 01:10
>25
ずぇったいにHPなんて作らない方へ一万カノッサ!
37 :
もっこす勝ち負け判定会:2000/11/22(水) 01:16
>35
急速にのし上がったもっこすさんってばスンゴイ!でも
肝心なことはなぁんにも答えてくれない(ρ__;)
38 :
もっこす勝ち負け判定会:2000/11/22(水) 01:21
>35
スマン37の意見は間違ってた。でもMの一員としては自己批判したら
負けなんで許してね
Mも大変ね。
40 :
名無しさん@1周年:2000/11/22(水) 01:34
もっこすサンはほんとにいじめられっこ体質・・・・
41 :
名無しさん@1周年:2000/11/22(水) 01:40
>35
やっぱりね。もっこすは絶対、偽善的差別主義者だと思っていた。
「財界」と金持ちへのあこがれと「一般ピープル」への軽蔑が「俺は違う。俺は一般人とは違う」という妄想が今日の自分を大きく見せよう、非を認められないという偏った性格になったんだな。多分、己の生活環境に強烈なコムプレックスがあって今日を形成したのでしょう。
42 :
名無しさん@1周年:2000/11/22(水) 04:02
ちょうどバブルの頃、野中さんを応援する選挙事務所で働いた事あります。その頃、未成年だったけど
夜の部で。野中さんは京都出身で確か宇治だったと思う。その選挙事務所にはYがけっこう出入りしてたなぁ〜。野中さんと、そのYは関係なく、関係あるのは事務所の社長の市会議員だけど。
43 :
名無しさん@1周年:2000/11/22(水) 04:12
あの時、野中さんが、ここまで出世するなんて考えてもみなかった。でも、その頃政治の事なんて何も知らなかったけど・・・。
野中さんより同じ京都出身者として亀井静香の方が嫌。亀井は京都の恥じ、政治家として。
44 :
名無しさん@1周年:2000/11/22(水) 11:44
カメは福山だろ
45 :
名無しさん@1周年:2000/11/22(水) 11:49
43はまた受け売り厨房のネタだな。
小森龍邦と野中を間違えてる。笑える。
46 :
名無しさん@1周年:2000/11/22(水) 12:13
Y<野中
恐さが違う。
忘れるな。本物なんだから!
47 :
名無しさん@1周年:2000/11/22(水) 17:21
亀井は庄原だ
48 :
名無しさん@1周年:2000/11/22(水) 18:08
広島も怪童つおい。
49 :
43:2000/11/22(水) 18:12
ネタじゃないよ。
ほんとの事。
それとYと関係あったのは私が住んでいた市の当時の市会議員。
50 :
>27:2000/11/22(水) 20:52
パソコン音痴ですみません。
其の方法でこの掲示板に録音テ−プを公開できますか?
>31
出自で政治家になられてたまるか。それなら、戦前の貴族院とかイギリス議会じゃないか。それに最低限の差別の中身がわからないいいだが、教えて。
>43
私も、亀井はいやだな。統一協会のひも付き議員出しね。これは当人も認めていることだが。
>27
ありがとう。早速、変換します。
54 :
43:2000/11/23(木) 03:43
>もっこすさん
そうなんですか、亀井がそうだとは知りませんでした。なにわともあれ、もっこすさんからレスもらえて嬉しい感じです。
55 :
ヤクザ新聞:2000/11/23(木) 13:08
・嫌われ者野中はなぜ権力を手にしえたのか
2000年6月の総選挙での対立の構図、自民党から見ての敵味方の関係はどのようなものであろうか?自民党執行部が「宮澤や河野を擁立して普通に戦う」ことができなかったところから見て、筆者はこの選挙の構図を「執行部派vs反執行部派」つまり、「野中」対「反野中」と見る。
では、現在自民党幹事長を務める野中広務とは、どんな人物であろうか?彼は経世会(旧竹下派、小渕派)に属し、自治相、内閣官房長官や幹事長代理、幹事長を歴任した大物であるから、竹下登元首相が引退を表明し、小渕前首相が入院して辞任に追い込まれた2000年4月の時点で、当然「経世会」の会長、つまり小渕派という派閥(といっても、小選挙区制導入以後はかなり統制力の弱い組織になったが)の領袖に就任してしかるべきである。
ところが、そういう意見は派内には皆無で、むしろ「『野中派』なんてとんでもない」「あいつの下にだけははいりたくない」という派内世論が強く、むしろ異例の総理総裁経験者の会長返り咲き(橋本元首相の会長就任)などという「強硬手段」によってでも、「野中派誕生」を阻止しよう、という雰囲気だと、大手新聞各紙は伝えている。
この理由について、朝日新聞などは「当選回数わずか8回で幹事長になった野中への反感がある」と説明している。周知のごとく、田中角栄が経世会の母体の「木曜クラブ」(田中派)の領袖になって以来、彼は党内の統制のため、当選回数に基づく「年功序列体制」を作った。この制度の下では衆議院での当選回数10回前後のベテランにして初めて幹事長などの要職に就くべしとの「デファクトスタンダード」(事実上の業界標準)があるから、そういう反感もわからないではない。
が、かつてハト派の外相として人気のあった伊東政義は、当選回数8回以下(7回。ただし参議院を入れれば別)でありながら、幹事長どころか総理総裁になるよう、自民党執行部から要請されたことがあるので、小渕派議員の「野中嫌い」の理由は、当選回数(だけ)ではなさそうである。
56 :
ヤクザ新聞:2000/11/23(木) 13:09
● 野中は「日本のベリヤ」である
よく日本の左翼および心情左翼の方々は、ソ連型社会主義を評価する際「すべてはスターリンの独裁が悪いのであり、レーニンには責任がない」とおっしゃる。これは、右翼の方々が「天皇に戦争責任はなく、すべては東条英機ら側近の責任」と言うのとよく似ている(余談だが、筆者は、左右両翼が「司法取り引き」をしてレーニンと昭和天皇を揃って免責することを提案したい)。しかし、事実は違う。グルジア人の田舎者にすぎなかったスターリンが、ロシア人やウクライナ人が主流をなすソビエト・ロシアで出世できたのは、ひとえに、革命の混乱を利用し、レーニンのためにレーニンが直接手を下せない「きたない仕事」を一手に引き受けたからにほかならない。
反対派の弾圧、粛正、スパイ狩り、そのための拷問、買収、カネ集め……政治は、とくに革命などの激しい権力闘争は「きれいごと」だけでは勝ち抜けない。低学歴で(すくなくとも外見上は)下品な田中角栄が、高学歴で上品な佐藤栄作の派閥にはいって出世できたのは「カネ集め」「地盤・看板による集票マシンの運営」などのきたない仕事を積極的にこなしたからである。
スターリンも同様で、レーニンは自らを美しく輝かせるために、自分の人生の「きたない部分」の仕事を代行する「影の存在」としてスターリンを必要とした。
ところが、一生「影」でいいと思う者などいない。影が主(あるじ)に対して奴隷のように忠実に仕えるのは、職務を通じて最高権力者の弱みを握り、恩に着せ、いつかは自身が最高権力者に取って替わりたいと思うからであって、ぼろ雑巾のように使い棄てられたいからではない(が、「使う側」にしてみると「あんな卑しい格下の者が最高権力などもってのほか。仕事を任されただけで満足せよ」というのが本音であろう)。
スターリンは、レーニンが死ぬと、レーニン時代に培った権力運用のノウハウと他人の「弱み」の握り方を駆使して最高権力者となった。すると、今度は自身を美しく輝かせるための手段として、かつての自分の役割を引き受ける「影」として、秘密警察の長官ベリヤを重用した。
57 :
ヤクザ新聞:2000/11/23(木) 13:10
野中は日本のベリヤである。野中が嫌われる理由は、彼自身が月刊誌などで語っている、と最近ある財界人から教えてもらった。なんと、彼は「日本政界で唯一○○○○○(被差別部落」の出身である」と繰り返し発言していたのだ。
そのココロは、けっして「差別に耐えて頑張って来ました」などというご立派な意味ではない。「オレは永年にわたって○○○○○出身の『鉄砲弾』を駆使してきたし、政治の『影』の部分を知り尽くしている。さからったら、ただじゃすまさんぞ」という恫喝である。
他方、橋本龍太郎元首相は「キザでハンサム過ぎて人望が無い」とは言われるものの、慶應ボーイの二世議員で育ちはよい。小渕派の代議士たちが「橋本もイヤだが、野中よりはまし」と思ったとしても不思議ではない。
野中に言わせれば「さんざんきたない仕事をさせておいて、いざオレが見返りを求めて寄っていくと、服に泥が着くように嫌がるのか」と腹も立つであろう。とくに東大卒で上品な宮澤や加藤紘一には憎しみを抱いているかもしれない。
58 :
ヤクザ新聞:2000/11/23(木) 13:11
● 宮沢、河野はなぜ後継首班にならなかったのか
宮澤や河野が後継首班を辞退したり、加藤紘一が選挙戦の直前に野党民主党の政策(所得税の課税最低限の引き下げ。宮澤も同調)をほめたりするのには理由がある。 それは、野中の政局運営が、自身の劣等感の処理のために既存の権力構造を維持することに固執したものになっており、中長期的に日本経済にとって必要な政策、いわゆる「構造改革」をまったく視野に入れていないからである。これでは、財界はもちろん、アメリカの支持も得られまい。
経済構造改革を実行し、公共事業の予算配分を「農村・土建中心・補助金ばらまき型」から「IT・バイオ教育研究投資型」あるいは経済政策全体を「財政再建型」に変え、景気対策は財政出動ではなく、「規制廃止」(deregulationを規制緩和とするには誤訳)による民間活力の勃興に期待する、という形にすると、自民党内の農村・土建屋依存型の議員の権力基盤は崩壊し、自民党は大幅な組織再編を余儀なくされる。それは、野中が必死にきたない仕事をやってまで手に入れた自分の「棲み家」をこわすことである。そんなことはできない。
そこで、野中は自治相(兼国家公安委員長)で培った経験から、アメリカが対中国、対北朝鮮対策から日本国内のスパイ対策の強化を必要としているのを察知して、「盗聴法」「住民基本台帳法」などを次々に成立させた。
これは、ひとえに野中が、公明党との連立を、自民党内の保守本流を自認する勢力(山崎拓、加藤紘一、小泉純一郎、中曽根康弘……亀井静香?ら)の反対を押し切って実現し、参議院における与党の多数支配を回復した功績による。アメリカ国務省、国防省、CIAも、また日本の保守本流(宗教政党との連立を「禁じ手」と呼んで毛嫌いする人々)も、野中の功績を認めないわけにはいかなかった。
59 :
ヤクザ新聞:2000/11/23(木) 13:11
● 日米の政財界は「野中政権」をどう見ているのか
しかし、経済とスパイ対策は別儀である。盗聴法などで功績があったからといって、日本経済を財政出動(赤字国債乱発による公共事業)の麻薬漬けにしてもらっては、日本の財界もアメリカの財界も困るのである。アメリカの財界にとって日本は単なる輸出先、投資先ではなく、米国債を(アメリカに有利なドル建てで)買ってくれる大事な「パトロン」なので、日本に「崩壊」されては困るのだ。
だいたい、「土建屋」にしろ、それに関連して利益を得る鉄、セメントなどの「素材産業」にしろ、いまの日本経済では大して重要な位置は占めていない(新日鉄も神戸製鋼もいまや売り上げの何割かはIT分野、つまり半導体や設計用ソフトの開発などの情報技術分野で稼いでいる)。6月にはいって、経済企画庁が直近のGDPの伸び(年換算)を「0.5%」と発表したが、毎年何十兆円も公共事業に注ぎ込んで、たった0.5%では「焼け石に水」であり、税金の無駄遣いである。いま財界の主力が求めるのは、NTT接続料金の引き下げであり、バイオ関連やビジネスモデル特許の出願のための円滑な法整備と、必要な人材(弁護士、弁理士)の育成であり、電子商取引(EC)推進やサイバーテロ防止のための法整備であり、そして財政再建と年金福祉政策維持のための「所得税課税最低限の引き下げ」である。財界は明らかに、野中とその「補完勢力」である公明党(創価学会)を嫌い、加藤紘一らを気に入っている。
ここまで政策がはっきり違うなら、加藤らは自民党を割って外に出て、新党を作って、(政策の一致する)民主党と組めばいいではないか、と有権者ならだれしも思うだろうし、おそらく財界人の大半も、心の底では、できたらそうしてほしいと願っているに相違ない(小沢が自民党を割って飛び出したとき、日米の財界の支持は小沢に集まった。他方、小沢の作った「細川連立政権」を、マスコミの偏向報道によるものと糾弾し、テレビ朝日の報道局長を国会に呼び付けてつるし上げた急先鋒は、自民党の森喜朗であった)。
60 :
ヤクザ新聞:2000/11/23(木) 13:12
しかし、自民党の選挙対応能力、とくに地方組織の力はそんなに甘くない。それは改革を標榜して自民党を飛び出した、鳩山由起夫、羽田孜、小沢一郎の現在の苦境を見れば一目瞭然である。彼らは次々に「同志」を自民党に一本釣りされて弱らされてしまった(鳩山由起夫に至っては実弟の邦夫まで奪われた)。
これでは加藤らも飛び出す気にはなるまい(それに、飛び出せば政党助成金がもらえず、たちまち選挙資金が枯渇するという事情もある)。
そこで、加藤らは、自民党内にとどまり「わざと負けて」野中に責任を取らせて幹事長職を辞任させ、自民党の組織力を乗っ取ることを考えたのだ。
61 :
ヤクザ新聞:2000/11/23(木) 13:13
● 五人組の正体は「二人組」
加藤、宮澤、河野らの戦略は、おそらくこうである。小渕危篤の報を受けた彼らはまず、自分たちのなかからまともな後継首班候補は出さず、野中に「ババ抜きのババを引かせる」。そのうえで、そのババ(およそ総理総裁の器でない人物=森喜朗)に一切助言を与えず、恥をかかせ、失言をはかせて、自民党の支持率を急降下させる。そして、「とどめ」として、野中執行部が容認しない野党民主党の政策を持ち上げ、党内世論を分裂させる(このほかに、小選挙区で執行部にさからって、連立相手の公明党や保守党の候補者と戦う、というのがあるが、それは後で述べる)。
筆者は、べつに彼らが小渕の死に関係があると言っているのではない(小渕がなぜ急病で倒れたか、については後で取り上げる)。小渕危篤後の、彼らの現執行部への「不親切な」対応は、一貫して意図的なものである、と言っているだけである。
マスコミでは、野中ら「五人組」が他の自民党幹部を排除して、密室で(青木官房長官が小渕に首相臨時代理に任命された事にし、それになりすまし、閣僚に辞表を出させ、内閣総辞職を実現し)森喜朗を後継首班に決めた、とされている。
62 :
ヤクザ新聞:2000/11/23(木) 13:13
この「五人組」は実は「二人組」である。 5人のうち2人(青木官房長官、村上参議院議員会長)は参議院議員であり、永田町ではほとんど発言力がない人物である。衆議院議員は3人だけで、そしてそのうちの1人、森は「ノミの心臓」であり総裁選に出たこともなく、衆議院の解散(解散は憲法上は内閣、事実上は首相の専権事項)の日を決めるのに、自民各部各派の会合に次々に出席して「首相である自分に一任してほしい」と頼む奇妙な人物である(「一任」とは「あなたを信頼して一切任せます」という意味なのに、彼は自分が信頼されていないと思っているらしく「一任して下さい」「一任して下さい」とお願いしてまわっていたのである……(^_^;))。
とすると、自分の意志で判断して影響力のある行動のとれる者は、「五人組」のうち2人だけ、野中と亀井静香・政調会長だけだった、ということになる。
さて、この亀井である。彼はいまでこそ、野中執行部の一員だが、かつては創価学会批判の急先鋒だった人物で、公明党との連立を実現した野中を支持することなどなさそうな政治家である。本誌の「インドネシア石油危機」のコーナーの「あらすじと配役」(97年 8月)では、筆者はこの人物を保守本流側=小沢一郎・中曽根康弘側に置いていることを想起されたい。
63 :
ヤクザ新聞:2000/11/23(木) 13:14
当時、つまり97年は、新進党が存在した。小沢一郎は新進党の党首であり、その党の支持母体には、新進党結党時に公明党が参加したこともあって、公明党の支持母体である創価学会がいた。
亀井は元々自民党内の「反創価学会」の旗手であり、創価学会の池田大作・名誉会長が政治・政局に関し、政治家を見下したような「暴言」を吐いているところを盗聴、録音したテープとカセットテープレコーダーを国会に持ち込み、「国会中継」を通じて日本中に流したこともあった(もちろん、このような「暴露攻撃」は新進党内の旧公明系議員の反発に遭い、テープはただちに止めるべきことが、衆議院規則に基づいて命じられた。が、亀井は、テープレコーダーの「止め方がわかんないよ!」と称し…(^^;) …そのあとも数分間テープをまわし続けた。狡猾と言うべきか厚顔無恥と言うべきか、まあ、なんとも言えない特異なキャラクターの持ち主である)。
この亀井が、97年夏、突如、創価学会批判をやめ、小沢新進党にエールを送りはじめた。しかし、これは創価学会(公明党)への支持ではなく、保守政治家・小沢一郎への支持である。亀井のこの発言の前後には、中曽根康弘元首相や故・梶山静六元幹事長らが、政策、とくに外交・国防政策(日米ガイドライン関連)で小沢との政策の一致点を強調しはじめ、自民党と新進党(のなかの小沢の中核部隊)による「保保連合」を実現しようという動きが表面化してきた。
64 :
ヤクザ新聞:2000/11/23(木) 13:14
さて、このあと新進党は解体し、小沢は「同志的結束」を保ち得るごく少人数(数十名)の国会議員だけを率いて自由党を結成し、創価学会、公明党とは縁が切れた。ここで「保保連合」という言葉は、自民党と自由党の連立「自自連立」に置き替わり、98年夏の参院選で自民党が大敗し、自民党が衆議院では単独過半数だが、参議院では過半数に遠く及ばない状態になると、橋本首相が責任を取って退陣。自民党はその後「金融破綻処理」などで政局運営にさんざん苦しんだのち、小沢一郎の自由党と連立したのである(これで衆議院では安定多数になったものの、参議院では依然として過半数割れのまま)。
「自自連立」は、小沢党首と小渕首相の、閣僚数の削減、衆議院定数の削減を初めとする数々の政策合意に基づくまともな政権だった(つまり、権力欲だけでできた自民党と社会党とさきがけの「自社さ」連立政権とは違っていた)ので、日米の財界はこれを歓迎し、株価は瞬間風速ながら上昇傾向を見せた。 ところが、小渕政権を支える野中幹事長代理(幹事長)は「保保連合」派ではなかったので、小沢自由党のことは、(自民党内の創価学会アレルギーを抑えて)公明党との連立につなげるための単なる「橋渡し」「踏み台」としてしか見ていなかった。
野中自民党は、小沢との約束をほとんど反古にしたまま、参議院での「数合わせ」のための公明党との連立に走り、公明党の政権参加が固まると、以後はまったく自由党の言うことを聞かなくなった。それでも、小沢は何度も「約束を守らないと政権離脱だ」と脅して、ついに「政策合意」の二番目の項目、衆議院議員の定数削減を実現させた。
が、政策合意の他の項目、とくに自民党と自由党の選挙協力について、自民党は無視し続けた。そのうえ、野中は小沢側近の自由党の有力議員、野田毅、二階俊博らを、自民党の持つ「集票マシン」の独占支配力の魔力をもって誘惑し、小沢から奪い取ることに成功する。
65 :
ヤクザ新聞:2000/11/23(木) 13:15
たまりかねた小沢一郎は、99年 4月ついに連立を離脱する。自由党所属国会議員の約半数はすでに野中の手に落ちていたので(のちに自由党と別れて保守党を結成し、自民党との連立政権に残留)、結局小沢の手には20名ほどの国会議員しか残らなかった(こう見てくると、小沢はひたすら「ボロ負け」したように見えるが、実は後述するように「一矢報いている」のである)。
そして、この自由党の連立離脱の直後に、小渕は脳梗塞で倒れ、人事不省に陥る。この事態を政界関係者のなかで最初に知ったのは青木官房長官で、彼はこの事実を国民、マスコミに隠したまま、村上、野中、森、亀井だけに話し、この 5人だけで森を後継首班に決めるのである。マスコミの報道が正しいとすると、亀井は「野中の意のままになる」森を首班にすることについて、「野中に同意した」のであるから、「野中の味方」ということになるが、ほんとうにそうだろうか。
66 :
ヤクザ新聞:2000/11/23(木) 13:15
● 亀井静香の「泥塗り」作戦
亀井はいちおう、あれで東大法学部を出ている、れっきとした「元警察官僚」である(このことを東大法学部の人に話すと、ほぼ例外なくイヤそうな顔をする。「あんながらの悪いヤツといっしょにするな」ということか)。危機管理とそのための法的手続きに関しては、五人組のなかではいちばん詳しいはずだ。すくなくとも野中より詳しいのは間違いない。
青木は小渕が倒れて入院したあと「口が聞けなくなった時刻」を偽り、「小渕首相から口頭で首相臨時代理に指名された」とウソをついて臨時代理に就任して、閣議を開かずに閣僚の辞表を取りまとめて「内閣総辞職」を決め、衆参両院での首班指名選挙から森政権の誕生まで持っていってしまった。が、小渕の入院後の病状が暴露されれば、青木の行為はすべて違法行為となり、厳しく指弾される恐れがある。東大法学部卒の元警察官、亀井はこのことは当然わかっていたが、なぜか「違法性のあることはやめよう」とは助言しなかった。むしろ逆のこと、つまり
「医者(順天堂病院)は法律上患者(小渕)のプライバシーを守る義務がある。テキトーにウソをついたって、国民にはバレやしない」 などと言ったのではないか。亀井にそう言われれば、青木も野中も「東大法学部を出た専門家が言うのだから、そうなんだろう」と思うに相違ない。こう見てくると、後継首班の決定の会合を「五人組」に限定して、他の者の関与を排除したのは、野中ではなく、むしろ亀井の差し金だったのではないかと思えてくる。
こうして森政権は、その正統性を徹底的に疑われる形で発足した。疑いを払拭しようと思えば総選挙をやって「国民の審判を仰ぐ」ことを急がねばならない(選挙の洗礼さえ受けてしまえば「民主的に選ばれた政権」と胸を張ることができ、小渕が倒れた前後の不審な手続きはどうでもよくなるからである)。つまり、森政権は、衆議院の解散総選挙の時期についてほとんど選択の余地がなくなり、「自民党に有利な解散のタイミングを選ぶ」ことは不可能になるのだ。これは野中執行部にとっては相当に痛いことだが、亀井はこれを防ぐための助言を一切していない(むしろ、けしかけている)。
67 :
ヤクザ新聞:2000/11/23(木) 13:17
MORE?
68 :
名無しさん@1周年:2000/11/23(木) 14:18
69 :
>ヤクザ新聞:2000/11/23(木) 15:09
お前佐々木だろ?
佐々木じゃねえなら、コピペじゃねえかよ
検索すりゃ出るが「野中広務」じゃ膨大だからな
71 :
ヤクザ新聞:2000/11/23(木) 16:22
● 偶然でない「神の国」発言
さらに、森は「神道議員連盟」に属しており、5月にはその会合への出席が決まっていた。憲法の定める「政教分離」の原則や、連立パートナーの公明党(創価学会)との関係を考えると、こういう会合での発言は慎重にするか、それが難しければ出席を見合わせるべきだった。上記のごとく、創価学会の内輪の会合の盗聴テープまで持っていて、政治と宗教の関係に詳しい亀井は、当然「総裁選に出たこともない」リーダーとしては未熟な森に対してアドバイスすべきだったが、そうはしなかった。
この亀井の森に対する態度は、まるで「芸能プロの社長が、新人タレントを、マネージャーも付けずにひとりで海外ロケに行かせた」ようなものである(芸能界の基準で言えば、これは完全な「いじめ」である)。亀井は「神の国」発言のあと、マスコミの前で森を擁護するコメントを述べているが、そんなに森を守りたいのなら会合に行く前にすべきことがあったはずである。亀井が腹の底で森を嫌っているのは明らかではないか。
72 :
ヤクザ新聞:2000/11/23(木) 16:23
新聞報道によると、「神の国」発言のあと、政府・与党の首脳のあいだからは「だいたい、こういう時期に首相ともあろう者が、ああいう会合に出ること自体どうかしているのではないか」との批判が出たそうだが、これを言ったのが亀井だったとしたら、凄いブラックユーモアだ。
「神の国」発言による自民党支持率の急降下は、けっして偶然のハプニングによるものでなく、必然的に導かれた結果である。野中が政局や自身の権力にかかわる重大な問題を亀井に相談したのは、すくなくとも彼にとっては致命的な間違いだった。おそらく、野中は97年以降亀井が創価学会批判をやめたことの意味を取り違えたのだろう。まさに政治家野中広務にとってこれは、一生の不覚だ。亀井の目的は、野中の顔に「泥を塗る」ことにあったのだから。
73 :
ヤクザ新聞:2000/11/23(木) 16:24
●次のスキャンダル工作のターゲットは?〜角栄、金丸の先例から野中の行く末を占う
ということは、ドコモ株疑惑に続くスキャンダル工作が、野中潰しのためにアメリカの保守本流グループによって用意されている、ということになる。ドコモ株疑惑はもともと、日本国の経済と財政を食い潰すしか能のない政治家(というより「陰謀家」)野中広務をつぶすために、手段としてその「つい立て」になっていた小渕を葬り去ろうとして企画されたものだ。
あくまでターゲットは野中であって、小渕ではない。小渕が倒れて亡くなって、表面上森喜朗の政権になったからといって、倒すべき野中の権力がそのままなら、当然倒す側は次の手を打ってくるはずだ。
かつて1973年の石油危機のあと、当時の首相田中角栄が米系石油メジャーの石油戦略に逆らって(エネルギー安全保障という日本の国益のために)メジャーをとばして直接中東から石油を輸入するルートを開拓したり原子力発電を推進したりしたとき、米保守本流エスタブリッシュメント層は「ロッキード事件」をでっちあげて角栄を退陣に追い込んだ。
74 :
ヤクザ新聞:2000/11/23(木) 16:24
1990年代、日米や世界の世論に逆らって北朝鮮が核兵器を開発したにもかかわらず、自民党の大幹部金丸信が北朝鮮に「国家賠償」という名の軍資金を与えようとしたとき、米保守本流グループは金丸を「脱税容疑」で葬った。
金丸も(田中角栄と同様に)建設族だった。彼が建設省の公共事業予算をめぐっていくら利権を追求しても、アメリカは大目に見ていた。91年のソ連崩壊まで、アメリカの対日戦略の要(かなめ)は「反共反ソ」なので、日本政府が日米安保条約を堅持する限り、金丸がどんなに無能で不潔な政治家であろうと、アメリカ保守本流グループは容認していた。建設利権を使ってゼネコンから不正なカネを受け取ってもかまわなかったのである。
このため、金丸は誤解した。日米関係など、安保や貿易摩擦でアメリカがごちゃごちゃ言って来ても、アメリカの企業や在日米軍に適当な便宜を提供してやれば済むこと、と彼は日本の利権政治の感覚で理解していた(いわゆる安保のための「思いやり予算」などという、賄賂のような奇妙な概念をでっちあげたのは、金丸である)。
75 :
ヤクザ新聞:2000/11/23(木) 16:25
彼はこの感覚で北朝鮮外交もやれると思い込んだ。そして、自ら自民党の幹部として、「盟友」の社会党の田辺書記長とともに北朝鮮を訪問、朝鮮労働党総書記兼国家主席(当時)の金日成(キムイルソン)に会い、自由民主党、日本社会党、朝鮮労働党の「3党合意」なる覚え書きを交わし、日朝復交の暁には莫大な賠償金を払うと約束した。朝鮮労働党は国営政党であって不滅不変だが、自民党は戦後三五年間与党であったといっても、それは「たまたま」のことであって、自民党はなんら国家制度に裏打ちされることのない「私的結社」にすぎない(法律上、いつ党名が変わるかもしれないし、分裂してもいい、あやふやな組織である)ので、この「3党合意」は日本政府を法的には拘束できず、外交上は無意味なものである。
が、金丸が賠償額が巨額になったことの理由に、日本の朝鮮に対する36年間の植民地統治のほかに、「戦後45年間の日本の北朝鮮に対する孤立化政策」をあげたとき、アメリカはキレた。戦後の日本は朝鮮半島にも北朝鮮にもなんの悪事もやっていないにもかかわらず(むしろテロや拉致や覚醒剤密輸など、悪事を働いたのは北朝鮮のほうである)戦後の分まで「賠償」することの理由をマスコミに追求されたとき、金丸は「植民地統治の賠償を払うのが何十年も遅れたら金利(利子)を付ける必要がある」などという「へりくつ」をぬけぬけと述べた。
76 :
ヤクザ新聞:2000/11/23(木) 16:26
「金利」とは「公定歩合」または借金の利子率を指すので、「利子」か「利息」と言うのが正しいのだが、こういう言葉すら知らないことが、金丸の無能ぶりをよく表している。彼は国内の建設公共事業の世界で培った「キックバック」の感覚を外交に持ち込んだのだ。金丸の政治力をもって北朝鮮に巨額の賠償を与えれば、当然北朝鮮は金丸に感謝する。金丸は「賠償額の1割を謝礼によこせ」と言える立場だ。じっさい戦後の日本の対北朝鮮政策(国交がなかったこと)などという、日本側になんの責任もない問題で賠償を払いたくなるように、国会や国民一般の世論を誘導するには、マスコミ対策を含めて相当な政治力が要る。「謝罪好き」の左翼文化人の動員も不可欠だ(だから、社会党の田辺を同行したのだろう。「左翼平和主義者」にもキックバックが流れる約束だったことは容易に察せられる)。
(中国が執拗に日本の「過去の侵略戦争」を問題視するのは、多くの政治家や、教科書問題などでお馴染みの左翼系学者に「キックバック」をばらまいて円借款に「戦時賠償」の性格を持たせてその獲得および増額に努めているから、という説は、保守派の政治学者や研究者のあいだでは相当に説得力をもって受け取られている。円借款は、中国だけではなく、日本国内で中国の手先を務める政治家やジャーナリストや左翼学者、つまり「売国奴」を飼い慣らすためのエサとして遣われている、というのである)
77 :
ヤクザ新聞:2000/11/23(木) 16:26
金丸はいつもどおり「利権」からキックバックを得るチャンネルとして、北朝鮮を考えていた。が、彼の考えは、核武装を策して世界全体の安全保障をゆるがしかねないテロ国家北朝鮮への「利敵行為」と、アメリカの目には映った。
アメリカは「ロッキード事件」のときと同様のカード、マスコミよりも野党よりも頼りになる「エース」、永年かけて飼い慣らし、自身の手足のように自在に動かせる「切り札」である、東京地検特捜部を使った。
金丸は、東京地検と国税庁の合同捜査班に脱税容疑で逮捕され、その政治生命を終わらせられた。
さて、となると、米保守本流にとっての「第3の敵」野中広務はどうなるのか。アメリカは三度切り札を切るのか。
切る、と筆者は考えた。田中角栄のときは石油、金丸のときは核兵器、といずれもアメリカの国家戦略にかかわる問題であり「カネでごまかせる」問題ではなかったから、アメリカは切り札を切ったのだ。
78 :
ヤクザ新聞:2000/11/23(木) 16:27
野中が、無定見に政局運営をもてあそび、アメリカの国債を買ってくれるだいじな「お得意さん」である日本の国家財政をくだらぬゼネコン向け公共事業予算で消費し尽くそうとする事態は相当に深刻で、このまま進めば、日本の財政破綻からアメリカは言うにおよばず、世界経済全体が深刻な影響を受けかねない。
野中は消されるはずだ、「切り札」によって。
と筆者が思っていたら、総選挙の終わるのを待っていたかのように、「切り札」東京地検特捜部は、自民党建設族議員の大物、中尾栄一元建設相を「受託収賄罪」で逮捕した。「贈賄側」(若築建設)が(時効により)罪を問われない状態で証言している点など、ロッキード事件の「コーチャン証言」(こちらは米国の法律に基づく、司法取り引きによる刑事免責で作られた嘱託尋問調書)と同じで、今回も「雇い主」が同じであることを暗示している。
この中尾の逮捕劇で、自民党建設族は相当な痛手を受けた。逮捕が第二次森内閣の組閣の前だったので、自民党の代議士たちはみな建設大臣のポストを敬遠した。本来なら「おいしい利権ポスト」としてみなで奪い合いになるはずだったが、今回は成り手がなく、建設族と無縁の保守党党首、扇千景に押し付けられることになった。
79 :
ヤクザ新聞:2000/11/23(木) 16:28
●野中は東京地検に逮捕されるか、否か
が、この逮捕でもっとも痛手を受けたのは、建設族で、かつ中尾と同じ「江藤・亀井派」に属する亀井静香現自民党政調会長(元建設相)だ、と一部週刊誌等で言われている。
まだ、先は見えないが、どうも今回は野中の逮捕はなさそうである。
筆者は、選挙直後に「東京地検特捜部」による中尾の逮捕が報じられたとき、「すわ、アメリカが切り札を切ったのか」「いよいよ、野中も終わりか」と期待した。
が、数分後には早くも、「アメリカが本気で野中を葬る気なら、逮捕は選挙前にするはずだ」と思い直した。だれでも容易に想像がつくことだが、選挙の投票日前にこの「自民党建設族」の逮捕劇があれば、自民党は「公共事業バラマキ」の選挙公約を連発するような選挙運動はできずに苦労しただろうし、自民党(野中)が創価学会や公明党支持者まで動員して行った「反共ビラ攻撃」などは、もはや与党内ではどうでもよくなり、公明党は自民党と距離を置きはじめただろうし、野党は「建設族汚職攻撃」で結束し、一気に自民党から政権を奪ったかもしれない。
アメリカは、日本の国家財政をむしばむ建設族潰しはねらったが、野中潰しまでは求めなかった。なぜか……。
80 :
ヤクザ新聞:2000/11/23(木) 16:28
● 国家公安委員長経験者は逮捕されない
結論を言うと、野中は日本の国家中枢の最高機密を握っており、逮捕は不可能だったのだ。
筆者は、もう四半世紀も前の、相当に子供の頃から政治に興味を持っており、常に真実を知りたがり、「理想」にはなんの興味も持たなかった。「このようであってほしい」という願望もほとんど持たなかった。あたかもアインシュタインやホーキングのような物理学者が「宇宙を動かす根本原理」を知りたがったのと同様に、筆者は世界の政治を動かす真実、深層を知りたかった。
70年代、アメリカのキッシンジャー大統領補佐官(のちに国務長官)が「忍者外交」と呼ばれる隠密行動で世界を駈け回り、米中接近、ベトナム和平、米ソのデタント、中東和平などを次々に実現していくのを報道で知って、筆者は子供心に「アメリカ大統領補佐官か国務長官になれば、世界の政治の真相がわかるに違いない」と思い、もし政治家になれるなら、そういうポストに就いてみたいと思ったものだ。
81 :
ヤクザ新聞:2000/11/23(木) 16:29
この気持ちはいまも変わらない。作家になってしまったので、もはや政治家になるつもりはさらさらないが、万が一なるにしても、建設大臣、郵政大臣などといった利権ポストにはなんの興味もない。これらの管轄事項は、いわば政治の「枝葉」であり、国家の運命に直結する政治の「根幹」ではないからだ。筆者は(総理大臣は別にして)もし大臣になれるのなら、国家の基本戦略、なかんずく安全保障にかかわるポストである外相、国家公安委員長(兼自治相)、防衛庁長官か、あるいは総理大臣の「補佐官」とも言うべき立場の内閣官房長官か副長官を希望する。蔵相のポストですら、カネに目のくらんだ三流政治家にくれてやっても惜しくないと思っている。
筆者と同様に「国家の根幹にしか興味がないから」かどうか知らないが、上記と同じポストにしか興味を示さない希有な政治家が、いまの日本の政界に1人いる。小沢一郎である。
82 :
ヤクザ新聞:2000/11/23(木) 16:30
彼は人相が悪いのと、自民党幹事長時代に剛腕のイメージが出来上がっているせいか「さぞかし建設大臣などの利権ポストを多く渡り歩いたのだろう」と思われがちだが、実際には入閣経験は2回(1.5回)しかない。一度目は内閣官房副長官、二度目は自治相兼国家公安委員長、つまり警察官僚の総元締めとしてである。どうも彼は「利権大臣」のポストをエサにすれば尻尾を振って付いてくる、という自民党はもちろん、最近は公明党や社民党の国会議員ですら好んで示すようになった性質を、まったく持ち合わせていないようなのだ。
小沢を幹事長とする新生党が核となって、約40年ぶりの非自民連立政権、細川・羽田内閣が成立したとき、新生党が要求したポストは外相、蔵相、通産相、防衛庁長官だけだった。彼の党が欲したのは、国家戦略や外交、なかんずく対米関係にかかわるポストだけで、建設相、郵政相といった利権ポストは公明党や社会党(現在の社民党)に「配給」された。
もちろん、利権ポストを経験した政治家がすべて無能なわけでもないし、逆に社会党(社民党)の無能議員が安全保障にかかわるポストを一度や二度経験したからといって急に賢くなるわけでもない。
83 :
ヤクザ新聞:2000/11/23(木) 16:31
が、小沢のキャリアが、国家運営の中枢に特化している事実は、注目に値する。治安対策、対スパイ対策の中枢を握る「国家公安委員長」、首相官邸の中枢神経に触れられる「内閣官房(副)長官」、そして与党(自民党)の国会対策・選挙運営の中核である「幹事長」のポストさえ経験しておけば、政治を理解するうえでの最重要の知識は得られるようだ。
なぜなら、野中もこのキャリアをなぞって「実力者」への道を(小沢より遅れて)歩んできたからだ(年齢は野中が上だが、政界でのキャリアは「二世議員」である小沢のほうが長い)。小沢と野中の「中枢ポスト歴」を比較すると、これは明白だ。________小沢一郎____野中広務
国家公安委員長__○_______○
内閣官房長官___×_______○
内閣官房副長官__○_______×
自民党幹事長___○_______○
84 :
ヤクザ新聞:2000/11/23(木) 16:36
野中とBに関しては夜upする。
85 :
>何だ:2000/11/23(木) 16:41
やっぱ佐々木かよ。
英語わかんだろ、だったら当然CFR読んでるよな(ワラ
オメエが言うほど単純じゃねぇよ。
ま、嘘だと思ってキャロル・キグリー教授の著作読んでみなよ。
教授の著作は、普段誰かさんが連呼している陰謀の類じゃねえぞ(ワラ
京大出たくらいで"いきがってねぇで"、せいぜい武士の商法を続けナ(爆
86 :
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