1 :
村民:
保険に入る前にDNAを調べられて、将来病気になりそうなやつは
契約拒否、もしくは保険料割増。
就職時にもDNAを調査し不安材料のある人は不採用。
これってゆるされるのでしょうか?
2 :
名無しさん@1周年:2000/07/04(火) 12:49
合法です。なぜなら法律がないから。
3 :
名無しさん@1周年:2000/07/04(火) 13:30
本人の承諾なしに調べれば問題。
合意の上なら問題なし。
4 :
>1:2000/07/04(火) 13:36
全然問題ないだろ。
%で格付けするんだから、
普通の人の持ってる平均的な欠損や異常は「通常の危険度」
として算定される。
危険度が高い奴が避けられるだけ。
5 :
村民:2000/07/04(火) 14:29
もし合法だとすると舞踏病のように40歳前後で死亡するのが
確定する遺伝子を持っていた場合、それを理由に障害者認定や
失業保険を受けられるのかな?
6 :
>5:2000/07/04(火) 20:14
そのときの日本の国家財政の状況によります
7 :
>5:2000/07/04(火) 21:14
今でも遺伝病を理由にして障害者認定や 失業保険を受けられます。
8 :
ていうか:2000/07/04(火) 21:31
先天的な病気を持つ子供を生まないですむようになる。
でも今現在そういった病気で苦しんでいる人たちがいる。
そんな人たちの立場っていったい?
この差別にはそういった問題がある(予想される)のです。
医療倫理でもあるし。
9 :
名無しさん@1周年:2000/07/04(火) 22:50
現在でも日本では色弱、色盲等の先天的障害で就職に差し支える
場面があります。資格試験で合格したとしても免許をもらえない
という事もあります。日本以外の先進国でこういった差別(?)
をする会社は、まず問題になります。
10 :
>9:2000/07/05(水) 02:17
いや、色のわからない人には就いて欲しくない職ってやっぱりあるぞ。
他にも耳が悪かったり目が悪かったりすると自衛隊員や警官になれな
かったりするけど、それは差別とは言えないだろう。
色の関係ない職で色盲ダメってのは差別だと思うが。
ちなみにおいらは耳が悪い。障害手帳は貰えない程度だが、補聴器が
ないと会話は出来ない。目も弱視じゃないが強度の近視。裸眼では外
を歩くのも危ない。
これらのせいで就けない職はあるけど、別に差別とは思わないよ。
11 :
名無しさん:2000/07/05(水) 06:52
>10
極端な話、「誰でもプロ野球選手になれるわけではない」と
同じような意味ですね。納得。
12 :
聞きかじり:2000/07/05(水) 13:31
その昔アテネでは奇形児はポイしてました。
基準は見た目。
13 :
>11:2000/07/05(水) 14:40
違うだろ
14 :
聞きかじり:2000/07/05(水) 14:52
花粉症もポイされたらヤダナ
アトピーもポイされたらヤダナ(自分と息子の事だけど)
でも血友病の人も血友病になりたくて生まれたわけじゃないんだし。
とりあえず、このスレでは部落問題抜きで語りたい。
15 :
>14:2000/07/05(水) 15:03
アレルギーごときでは何ともないが、
やはり生命にかかわる病気は排除されなければならない。
甘い判断がより多くの犠牲を生むのだと忘れるな。
16 :
聞きかじり:2000/07/05(水) 18:27
>15
あなたの基準は?
17 :
村民:2000/07/05(水) 21:19
一番わかりやすい例として舞踏病をあげさせてください。
舞踏病は遺伝子が原因で発生する病気で男性のみが発病し、
この遺伝子をもっているときの発症率はほぼ100%、
発病時の死亡率もほぼ100%です。
現在では胎児の時点でこの遺伝子を持っているかどうか判断できます。
問題はこの遺伝子を持っている人に対する対応です。
30〜50代でほとんどの人が発病して死亡するとわかっています。
(1)彼らは保険に入ることができるのでしょうか。
(2)この遺伝子を理由に就職の拒否は可能か?
(3)この遺伝子を理由に無条件の離婚は可能か?
以上の意見をきかせてください。
http://www.nanbyo.or.jp/nanbyodb/n23.htm 舞踏病の簡単な説明
18 :
名無しさん@1周年:2000/07/05(水) 21:45
>現在では胎児の時点でこの遺伝子を持っているかどうか判断できます
そんな子いらない
19 :
名無しさん@1周年:2000/07/05(水) 21:59
遺伝による先天的障害に限ったものではありませんが、聴覚障害者には
薬剤師免許を認められていませんでした。しかし最近日本薬剤師協会が、
聴覚障害者にも薬剤師免許を認めるべきとの見解を示しました。
厚生省も医師、看護士などについて欠格条項の見直しの検討を始たようです。
20 :
聞きかじり:2000/07/05(水) 22:14
血友病のケースで
生まれちゃったらしょうがないけど、
胎児の時点で男の子の場合は、やっぱり
選択肢としては堕胎がベストなんでしょうか?
21 :
村民:2000/07/05(水) 22:21
とはいえ、この舞踏病、女性はキャリアでも発病しません。
ですから女性を産んだとしてもその女性が1/2の確率で
遺伝子をばらまいていきます。
22 :
名無しさん@1周年:2000/07/05(水) 23:54
中絶で良いじゃん
生んだら親は児童虐待だな
23 :
>22さん:2000/07/06(木) 00:19
>中絶で良いじゃん
>生んだら親は児童虐待だな
あなたはそれを義務にすべきだと思いますか?
24 :
22:2000/07/06(木) 00:40
当然
25 :
関連して:2000/07/06(木) 01:00
障害を持ってるとわかって、でも生んで、将来そのことを子供から
責められたら?ぼくはうまく納得させられる自身はない。
27 :
>17:2000/07/06(木) 01:50
TVでやってました。父親をその病気で無くした男性が検査する
と言う内容でした。結局その遺伝子は無かったのですが、
兄弟に内緒で検査を受けたので
「弟には(発病すると決まったわけではないが)申し訳ない」
と言っていました。
28 :
先天性異常等と判断された場合の対応についての意見:2000/07/06(木) 01:52
医学会・医療団体
・カウンセリングが必要。
・カウンセリングの上、妊娠の継続等は父母が自己決定すべき(胎児胎外生存可能後は胎児の生存権を優先)。
・異常と診断されてからどうするかを考えるのではなく、異常があった場合の対応を事前に十分協議した上で行うべき。
・出生前診断と中絶は次元の異なる問題。中絶は行政・学会だけで結論を出せる問題ではなく、世界的なコンセンサスと日本人の国民性を考慮すべき。
・検査結果の告知後の生殖行動(産む産まない)の決定は、クライアントの自主的判断に任せるべきで主治医やカウンセラーはその決定に関与してはならない。
29 :
障害者団体:2000/07/06(木) 01:53
・障害児への社会支援が不十分。共生社会として未成熟であり、自己決定に委ねるのは時期尚早。胎児条項の導入は障害者差別の固定化であり反対。
・診断の結果によって出生が左右されるものであってはならない。
・結果は胎児治療、出生後の子供や家族も含めた医療や福祉的なケア体制のプランニングに用いられるべき。
・障害者を隔離・排除する可能性を持つ法や制度の成立には反対。
30 :
女性団体:2000/07/06(木) 01:54
・性と生殖について女性が自己決定できる環境が必要と考えるが、それは障害児を産まないという選択肢によって実現するとは考えていない。むしろ、障害者を産み育てられる環境の整備や障害等への正確な情報提供が必要。
・女性の産む産まないの意思決定が尊重され、かつ全ての子供の誕生が尊重されることを第一に施策を講じるべき。
・胎児条項は反対。
・堕胎罪をそのままにして、障害等の有無で中絶するかしないかの場合のみ女性の自己決定を認めるというのは、障害児等の中絶の責任を女性に押しつけているに過ぎない。
・遺伝性疾患等と診断した場合の医師の価値観が優生的観点から抜け出していない。
31 :
先端医療技術評価部会の委員の見解:2000/07/06(木) 01:56
・ある面では胎児条項というのがあった方が、母体保護法その他で大変実際的な面もある。例えば、無脳症で全然生きていけないことが判っていながら末期まで持ってこなければならないのは非常に問題点が多いのは事実。
・診断技術は、それによって得られた情報に基づく対処法があってやる技術ではないか。カウンセリングという非常に曖昧な形でしかフォローアップ出来ないというのはある意味で不思議。
・治療の方法がある場合のカウンセリングの仕方、ない場合のカウンセリングの仕方がいろいろあり、事情によって違ってくる。カウンセリングの重要性を医学教育や看護教育の中でやる意味は非常にある。
・障害者に対する支援体制は病院の中にないし、社会の中でも非常に貧しい。日本の社会はそれを差別して除こうとする。家族も隠してしまう場合もある。非常に貧しい支援体制の下でも障害児も幸せだという議論は本当はおかしい。もう少し正直な議論が日本でもされるべきではないか。
・母親の自己決定がどこまで及ぶか非常に問題。母親が産む産まないを決めれば、すべていいのか。それでよくないという場合、何をもってそれを制限するのか。それが我々の一番の悩み。本当に当事者だけの自己決定だけで問題は解決するのかという悩みを医者は持っている。
・出生前診断及びその結果について、日本ではペアで判断するべきとする意見が多いがWHOガイドライン素案で述べられているとおり、生命倫理原則に反しない限り、女性の自己決定によるべき。その場合、十分な情報提供が必要であり、また技術的な安全性の確保が必要。
・遺伝カウンセラーの養成や、出生前診断を行う医師と中絶手術を実施する医師の分離等の対応により、女性が適切に自己決定できる環境を作るべき。
32 :
名無しさん@1周年:2000/07/06(木) 01:56
>日本人の国民性を考慮すべき。
ファシスト国家の本領発揮。この一文で全ての理性的判断が無効になる
33 :
>30:2000/07/06(木) 01:58
無断転載するなよ、ウゼーな
34 :
名無しさん@1周年:2000/07/07(金) 07:20
人は人を頭脳(っつーかペーパーテスト)で選別し、容姿で選別し、
年齢で選別し、性別で選別し、性格で選別している。
選別の基準が増えようが減ろうが、変わらないよ、事態は。
35 :
名無しさん@1周年:2000/07/13(木) 12:03
36 :
名無しさん@1周年:2000/07/13(木) 12:27
37 :
名無しさん@1周年:2000/07/13(木) 12:37
38 :
名無しさん@1周年:2000/07/13(木) 13:10
39 :
名無しさん@1周年:2000/07/13(木) 13:45
40 :
名無しさん@1周年:2000/07/13(木) 17:33
41 :
優良スレッドあげ同盟:2000/07/14(金) 02:20
あげ
42 :
名無しさん@1周年:2000/07/14(金) 08:35
あげ
43 :
名無しさん@1周年:2000/07/14(金) 13:37
44 :
名無しさん@1周年:2000/07/14(金) 18:12
45 :
名無しさん@1周年:2000/07/14(金) 18:21
46 :
コピペキチガイうざい:2000/07/14(金) 18:33
左翼思考ばら撒くなよ。
板違い&コピペで削除ってのもいいな。
47 :
ってゆうか、:2000/07/14(金) 18:36
このバカどもは戦後洗脳教育のせいで、
隔離と断種を進めたのは自由主義者と社会主義者であることを
しらんようだな。
NSDAPなんか聞きかじって後からついていったに過ぎん。
48 :
名無しさん@1周年:2000/07/14(金) 18:54
差別は永遠になくならないよ。
49 :
名無しさん@1周年:2000/07/14(金) 20:55
差別を完全になくせるとは思いません。
ダーウィン進化論の社会学版である社会進化論と優生学との親和性については
承知しています。福祉に熱心な北欧において優生政策が積極的におこなわれ
ていたことも。
ソ連型の全体主義的な社会主義(含むナチス)の失敗は、社会に対する過剰な
意図的介入には、限界があるということを指し示したのだと思う。
そして、ヒトゲノム解析による遺伝子的運命論も、上記のような流れの上に
沿う部分があると考えます。遺伝的因子だけで、その人の運命が定まるとは
限らないのに、そういう幻想を与えている部分が。
過ぎたれば及ばざるが如し。
確かにヒトゲノム解析によって理解が進むことはあると思う。
けど、問題はそれをいかに利用するかにあるのであって、ヒトゲノム解析情報
は役に立つ部分はあるでしょうが、それを万能視することには反対です。
50 :
48:2000/07/14(金) 22:24
>>49
平等なんか存在しないんだから、自分が競争に勝ち残ることを
考えろよ。自然の世界は残酷だよ。
51 :
名無しさん@1周年:
相互補助でリスクの分散という考え方もいいが
どう考えても今は土地も食料も足りないからな