確かに、記事では、
橋下氏の父親の出身地の八尾市安中地区には
被差別部落があるとは書いてある。
だがしかし、
それは事実であり、
われわれは部落解放運動や憲法の人権観念の視点から、
それを克服してきたのではないか。
アメリカでも、黒人の人種差別があったことは事実であるが、
黒人の人種差別があったこと、
あるいはまた黒人が差別されたことを記事にして問題はない。
Martin Luther Kingが、
あるいはまた黒人の父親が奴隷だったと報道しても、
そのことはアメリカでは問題視されない。
オバマ大統領はそうではないが、
大統領選挙で候補の先祖が奴隷だったと報道しても問題視はされない。
むしろ、
橋下氏は被差別部落の父親を持っていても、
やくざの父親を持っていても、
市長になれる、
そういう見本でいいのではないのか。
そのほうが明るい希望の持てるのではないのか。
二世議員の記事を読むより、
被差別部落のやくざの父親からでも総理になれる可能性はある、
そのほうが希望があるのではないかい。