海外に嫁いだ親戚が、ダンナ(白人)と共に日本に里帰りした時に
オモローなお話を聞いたので1度だけご当地を紹介する番組を放送します。
海外の珍しい事象をレポーターが体当たりで報告するバラエティークイズ番組
『なるほドーワるど』
司会は、金々(キムキム)コト 合皮金也
アシスタントは、くすんだえりこでお送りいたします。
第一回放送(一回しかしないけど)は升田由美が南半球よりお送りいたします!!
278 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/10/07(火) 14:27:59 ID:LQrUgLKd0
仕事手につかないくらいワクワク・・・
279 :
働くロバさん:2008/10/07(火) 17:05:14 ID:cNE1mAVGO
あめこ先生!
良い子にして待ってます!!!
オモロー 姥捨て山 保守
シドニーはゲイだらけでオゥ!ホットガイ!!
華やかなオープニングテーマと共に、地球儀をデフォルメした図案が画面に踊る。
会場の拍手がなりやまぬ中、セット中央から司会の金々(キムキム)とくすんだえりこが登場した。
金々「世界には、我々の知らない さまざまな不思議があります」
タキシードに蝶ネクタイで正装した金々が第一声を上げる。ヤモメのジョナさん役で
トロッコ野郎の映画に出ていた頃とはイメージがガラリと変っていた。
えり「番組ではレポーターが、世界中に飛んで皆様にいろんな映像をお伝えいたします。
そのヴィティーアール中から、視聴者のよい子へ問題を出すバラエティー番組です!!」
メインパーソナリティーの金々よりコブシ5つ分背の高い くすんだえりこがかん高い声を発した。
そんな長身な彼女のはどんな奇抜なドレスも見事に着こなす。
今日の身に着けているオートクチュールは、シースルー生地のロングドレスでヨーロッパの
セレブの着こなしに習い、ブラジャーはつけていないため目を凝らすと、色もポッチリも見えている。
金々(キムキム) くすんだえりこ、身長の大きな差の有る2人が画面に向かって声をかける
『なるほドーワるど!!』
画面は変わり、最大の旅客機『Bイング 7よつ7』が成層圏を雲を割って飛行する画面になる。
尾翼にはタイアップしている目本航空のツルのエンブレムが描かれており赤いツル丸が
アップになったところで画面が変り、赤茶けた大地に立つ女性リポータの映像に切り替わる。
由美「みっなさーーん こんにちはーーー 私は今、カンガルー国の内陸部にいますーー
きょうは、テレビの前のチビッコを広ぉい広ぉい大陸にご案内しまーす!!」
番組のリポーターは、この放送局の新人女子アナがお披露目と、度胸試しのため起用される。
本日の案内人は升田由美 そう、この番組の最多出演を記録することになる富土テレビ新人アナである。
由美「あっあそこに人が居ます行って見ましょう!!」 いちいち大げさなアクションで声を出す由美。
先生放送待ってました!
しかし7ヨツ7とか笑いが止まりません
机の影で携帯から読んでて噴き出して上司に見つかりました
謝罪と賠償を要求するニダ
あめこ先生の話はためになるなぁ
実際TVとかで放映してくれたらええのに・・・
ブラックワイドショー見たく深夜枠でさ
由美の指差す方向には、男女とも腰ミノだけの姿で円陣になりなにやら囲んでいる。
ドンドン彼らに近づくカメラの映像。寒くもないのに焚き火を囲んでいる。
由美「みなさーん、この辺りに住んでる方々ですかー?なにしてるんですかー」
レポーターの言葉をすかさず現地通訳の白人クック氏が訳して焚き火の彼らに伝えられる。
スタジオのモニター映像はクック氏がカットされて現地人の言葉は声優が吹き替えているので、
まるで由美と現地人が直接、話をしている様に映し出されている。
ビラ「あ〜 オレ達かい? 俺たちは白い人間がこの土地にやってくる前からずーーーーと
ここに暮らす民、アボジリーニってんだよ。オレはビラ、よろしくなっ」
ラヤ「ほんとに、アンタ達もモノ好きだなー 何しに来たんだい? カンガルーでも狩にきたのか?
ところでアンタ、そこの黄色い人のオンナ、こっち来ていっしょにメシ食え」
現地スタッフのであるクックの手配通りに、アボジリーニたちはコトをすすめる。
由美「いいんですかぁー じゃ、お言葉に甘えていっしょにいただきまーす。」
焚き火の側の赤茶けた大地に、由美は座った。すでにホコリっぽくなった靴と同様に
ズボンの尻や手のひらも、うっすら砂ボコリにまみれる。
ラヤ「さー できたぞ。今日ははるばる遠方から来た客人のために、神が我々に
与えたもうた獲物だ。 さ、黄色い女、食え、さあくえ」
地面を掘った焚き火の灰をのけると、木の葉に包まれた料理らしきものが出てきた。
包みを開け中身を取り出すラヤ。見事なワラビー(小型のカンガルー)の姿焼きが顔を出す。
由美「ぎゃーーーーー なんすか?それ! もしかしてかんがるぅーーーー」
ラヤ「なに騒いでんだぁ? 客人料理だ。さあ 食え。遠慮なく食え」
>>285 そ、それはたしか…ジャソジャソ横町でも「カソガルー肉あります」
と張り紙があったあの禁断のお肉?
せんせ乙。
どうもこのスレを長く見てると、そこいら中にひねりが隠されているような気にいつもなってしまうw
アボジリーニは誤記じゃなくて、多分超賎語のアボジ(オヤジ)のことだと思うんだが、ビラとラヤがわからん。
>>286 横丁のメニューは、『精肉』を利用。 ここで登場しているのは『死体』。
緑川さんの職場をたんけんしたテレビの前のよい子は、その違いが判るよねw
>>287 回答席の287サンに、金々が寄り添う。
金々「正解!! 『ひねり』の件はキミの言うとおりw ちなみに『ビラ』『ラヤ』は
本当に在るアボリ○ーニの言葉。ちなみに『ビラ』は
成人男性(だったと思う)って意味なんだよ」
夜明けのアメ先生、乙です!
ところどころコンガリと焦げたカンガルーの太ももを、無造作に引きちぎって由美の目の前に差し出すラヤ。
もっとも御馳走で有る部位を、はるか異国の国からやって来た黄色い肌の女にグイグイ進める。
由美「いやー びえーーん ムリです カンガルーなんてムリですぅ」
泣きわめく由美の、ご機嫌を取る為にビラはワラビーの腹のポケットに手を突っ込んだ。
(あった!!)という表情でニヤーリとビラは微笑みポケットの中身を由美に差出す。
ビラ「すまん すまん。コッチが本当のゴチソウなんだ。 後でコッソリおれが食おうと想ってたんだ」
手のひらサイズのカンガルーが、ビラ達によって由美の口元に運ばれ抗うようにのけぞる由美。
すでに顔面のメイクは、涙と鼻水でグショグショにながれ、顎の辺りに灰色の液体が滴る。
ラヤ「ごめーん。スマンかった。 突然あんなものを出されたらビックリするわな。
しかたない女・子供たちの大好物のデザートでも食ってくれ」
------------------------------------------------------
画面は変わり再メイクした由美が画面からスタジオへ問題を出す。
由美「さぁーて 私はこのあと、どんなオヤツを頂いたでしょーか?」
------------------------------------------------------
スタジオの金々と くすんだえりこがテレビのチビッコに問いかける。
金々「さぁ〜 テレビの前のチビッコはわかるかなぁ?正解はCMの後(月曜日)なので
みんなの答えを待ってるよー プロデューサーからのお願いだけど、ガチに正解は
狙わないでねw でないとボクの好きな不正解者に出すリアクションができないからね」
えり「さぁあああ みなさぁん わかるかなぁー」
(よいこのチビッコ! CM(連休中)の、すてきなボケをまってるよーー)
>>290 ×正解はCMの後(月曜日)
○正解はCMの後(火曜日)
連休だたーね。スマソ
マジで狙いに行きマースwww
ミツツボアリっておったっけ?
ケツが蜜でぽんぽこりんになってる奴。
答えはこいつだ!!
(ボケ答)なんとポケットからはハーシーズのチョコレートが!
(ガチ答)砂漠の芋虫(なんて名前だったっけ・・)
さいぼしじゃないの?
山吹色のお菓子。
おぃ、越後屋。そちもワルよのぅ。
いえいえ金々サマほどでは、ひっひっひっ。
阪急梅田百貨店の地下食品売場で購入したエスト・ローヤルのシュークリーム
(自分が食べたいオヤーツ)
ツルン橋のあぶらかすでしょ?
…去年あめこ先生の話に釣られて買ってみた
嫁は美味しいと喜んでいたのだが、ぬこ飼い歴20年の自分には
『ぬこまっしぐら』なビーフ味まんまの香りで駄目ですた…
…原料同じだろうな、きっと
こたえわ「まんこ ゛」 じゃないの?
ミツツボアリじゃないよ「ヨツツボアリ」!
ポケットの中から、幻の銘菓『四ツ橋』が!!!!
逢坂には市営地下鉄四つ橋線という、なんとも素晴らしい名前の地下鉄が走ってるヨツ!
というわけで、ビラが出したのはその地域にしかない特殊なブラックチョコレートだった。
四ツ橋バロス
ヴェルタースオリジナルでそのときわたしはなんたらかんたら
「ヨツ!お疲れさん」のリ○ビタンD
西日本限定?かも知れないが「ブラックモンブラン」(アイス)かと…
♪ハァ〜
♪ヨツちゃんの〜
♪ヨツちゃんイカ〜
307 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/10/13(月) 09:00:33 ID:0bPKBF16O
しっかしロクでもない食品ばかり列挙されてるなぁ(´∀`)
ロソパリルームの「きれいなきんたま事件」を思い出したwww
「河原せんべい」が答えだと思います
あられ〜う○が○、うぐ○すボ○ル♪
つづいて
>>294-311のチビッコが次々に答エタ。
さいぼしじゃないの?
金々「はいっ!! 消エタ!」
山吹色のお菓子。
金々「はいっ!! 消エタ! 食べ物だよ」
エスト・ローヤルのシュークリーム
金々「はいっ!! またまた、消エタ!」
あぶらかすでしょ?
まんこ ゛
ヨツツボアリ
特殊なブラックチョコレート
リ○ビタンD
ブラックモンブラン
河原せんべい
うぐ○すボ○ル♪
砂漠の芋虫(なんて名前だったっけ・・) 消エタ!消エタ!消エタ!消エタ!消エタ!消エタ!消エタ!」
>>293 砂漠の芋虫(なんて名前だったっけ・・)
金々「はいっ!! 正解!」
292、294-311の”まじめ”にボケた回答者から一斉にブーイングが上がる。
>>313の
>>砂漠の芋虫(なんて名前だったっけ・・) 消エタ!消エタ!消エタ!消エタ!消エタ!消エタ!消エタ!」
は、ミスコピーでつ。 正しくは
金々「はいっ!!消エタ!消エタ!消エタ!消エタ!消エタ!消エタ!消エタ!」
です。スマソ
ヨツ!せんせ乙!!
これでもかの消エタ連呼アルティメットワロスwww
アメコ先生、いつもヨツかれ様です。
クイズの答えがハズレっちゃたので、ブラックモンブラン食べて寝ます。
金々のスタジオから画面が変わり、再びカンガルー国の由美に画面が変わる。
由美「正解は〜 コレですー ぎゃーーーーー」
ビラが『クイズの答え』を由美の顔面に近づける。ウニウニ動く巨大な芋虫。
カミキリムシの一種で朽ち果てた木で幼虫期を過ごす虫の幼虫であった。
由美「なんすかー? ヲマイたちっ それがデじャートって言うのかい?!」
ビラ「そのままじゃ食わないよ。こうすんだよ。ウマイぜーー」
何匹か居る幼虫を、ポトポトと火力の落ちた焚き火にくべる。
グニグニと動いていた幼虫達は、やがて動きを止めコンガリと香ばしい匂いを立て
料理へと昇華してゆく。
ラヤ「うほっ あちっちち ほれ、出来たぞ、黄色い女。食え ほら、食え
俺たちの部族の女子供は、みんなコレが大好物だぞ うまいぞっ 早く くえっ」
熱々の焼き芋を扱うように、手のひらの上で虫をコロコロと転がしながら由美に勧めた。
大人たちの目をかいくぐって、何人かの子供たちは焚き火から芋虫を拾い出す。
嬉しそうに頬張る子供たち。一口で食べきれない為、2つ3つに分けて口に運ぶ。
虫の体からドロリと流れ出すクリーム色の液体。嬉々としてなめる子供達。
ビラ「さーアンタも食え。 とっても濃厚で旨いぞー。一番でっかいのをやるから
遠慮なく食え!! ほらっ 口をあけろぉ それとも何かい?
土人の食うものは文明人のアンタ達は食えねぇえってのか?ソレって人種差別じゃねえか?」
人種差別という言葉に対して一般人以上に敏感である放送関係者の由美はそこで思考が停止した。
由美「食べますぅ 食べますったらぁ。」
上下の前歯だけを突き出して、瞼をギリギリと閉じる由美。
ドンドン顔面に近づく芋虫の身を焼き焦した匂いが鼻腔の奥をくすぐる。
由美「ぶっ くぎぎっぐ うげっーーー」
最初は由美の前歯に当たっていただけの芋虫が、ラヤの大胆なサーヴィスによって強引に
押し込まれた為、クチュクチュと唇の上で熟れた柿のようにつぶれて行く。
ラヤ「どうだ、ウメーだろ。俺たちの貴重なタンパク源だ。欲しけりゃいくらでもやるよ」
口の周りを虫体液クリームで、ベトベトになった由美が大きく頭を左右に振った。
-----------------------------------
出題VTRが切れ再び画面は金々のスタジオへ。
金々「いやー 由美ちゃん大変なレポートだったね。しかしアノ虫、どんな味なんだろう?」
えりこ「きょうは、特別にスタジオに運んでもらっていますっぅ!」
由美の食べていたモノより更に大振りな芋虫が、目本のコックさんによってこんがりと
焼き上げられ伊万里焼の皿に、こんもりと盛り付けられていた。
スタジオ内には悲鳴にも似たどよめきがあがる。
えりこ「この虫はご褒美にクイズに正解した
>>293サンに召し上がって頂きましょう!!」
えりこのMCの前に
>>293は番組スタッフに確保されて、亀甲縛りに仕上げられていた。
自由を奪われた
>>293は芋虫のように抗う。その口・顔面に容赦なく芋虫が押し当てられ
虫クリームがほとばしる。会場から失笑と悲鳴。
金々・えりこ「それでは皆さん、また放送の機会があれば会いましょう。 さようならーー」
--------------------------------------
収録の終わった由美。ベタベタの顔面を周りのスタッフがふき取る。
AVの撮影現場のような過酷さに、ぐったりと腰を下ろした由美の前で
ビラとラヤ、その他のアボジリーニ達が服を脱ぎだした。
由美「えっ マダこれから何があんのぉー?」
最近、あめこ先生の存在を知り
すっかりそのセンスにハマってしまいましたw
これからも楽しみにしております
しかし
>>293は正解したのに亀甲縛りって・・・
ひでえw
>>320 さすがあめこ先生、三浦元社長追悼記念亀甲縛りですね。
322 :
働くロバさん:2008/10/17(金) 04:08:33 ID:NxQORm7RO
あめこ先生、最高です!
亀甲縛りに吹きました!!(爆)
『なるほドーワるど』の収録はすでに終了してカメラ止まっている。
アシスタントデレクター(AD)のサインで着衣を外すアボジリーニ達。
身に着けているものは、腰ミノと簡単な装飾品なのでアッいうまに裸になり、
続いて彼らはみすぼらしいカジュアルウエアに装いを替えた。
由美「えっ 何であんな かっこに着替えたの?大自然に生きる誇り高い原住民じゃないのぉ?」
ビラ「ない言ってんだい、俺たちが普段あんな原始的な格好でほっつき歩いてると思ってんのかい?」
ラヤ「今日、食った虫だってオヤジの頃にはとっくに廃れた習慣だぜ。アンタもあんな物よく食ったなぁw
いまじゃオレ達のあいだでも珍味の部類だよ」
ポカンとしている由美を尻目に、先ほどのADの前に並ぶアボジリーニ達。
次々と小額紙幣を受け取って三々五々に散って行く。
由美「あれってお金でしょ? あのおかねって・・・・?」
AD「ギャラっすよ。今日の番組のために特別に民族衣装を着てもらってたんすよ」
クック「ワターシ達の先祖が、この土地に来た頃からすでに彼らの文明の崩壊が始まってたノデース」
目本にいる頃に仕入れていたアボジリニに対する情報のギャップに戸惑う由美。
好奇心がもたげた由美は、現地スタッフのクックに彼らの生活のガイドを乞う。
クック「えーーー 彼らのコミュの案内でっすかぁー カンベンしてくダサーい」
両手の平を腰の横で広げる欧米ジェスチャーで、嫌悪感を表す海賊の末裔。
キャプテン!(笑)
あめさん。
明日香会の駐車場に奈良ナンバーのベンツが止まっています。
コニタンの遺産でしょうか?
>>324 この国の白い人のご先祖は、キャプテンと愉快な、なかま達デツからねぇw
>>325 コニタンって地域のお風呂やさんを経営していたんだたーよね。
きっとドライバーは、お風呂に入りに来た、奈良の有名キャラクター『銭湯クン』だとおもいまつ。
(ノ゚Д゚)せんせい おはようございます!
ためになるお話ありがとうございます!
あめこさん、早起きですね。あめこさんの書き込み読んでニヤニヤしてまつ。ちなみに今、電車内。周りから怪訝な目で見られております…
月刊現代11月号絶賛発売中保守
アメリカにいけなかった東欧系移民保守
嫌がるクックを何とか説き伏せ、現代文明に暮らす素顔のアボジリーニ(以下アボジ)の
生活を見学する『Bらrying』を開始した。
由美「あーやっぱりこの国は町並みがキレイですよねー やっぱりご先祖さまが
女王国の出身者だからかしら? ズートルビのメンバーが何時でてきても
おかしくないわよね?」
クック「そーでしょー ワッタくしたち文明人はドコの土地にいても、見事に土地の
習慣を無視して御国とオンなーじ環境を作りマース」
由美「じゃアボジの人たちも今ではこーんなコンチネンタルな町並みでくらしてるんですかぁ」
クック「バッカおっしゃーい!! 彼らとオンナジ街で住むわけないーデショ
アボジがヒトとして扱われたのは、大蒜国のペクチョンが人間扱いされるよりも
ずっとアトでーす。彼らの多くも最近まで文明を拒否していまシタよ」
由美「じゃ それまでは白人とアボジは接触がなかったの?」
急に声を潜め、白人独特の狡猾な笑いを浮かべながら、クックは悪びれることなく語りだす。
クック「んなコトない。我々、大航海時代の白人は自ら発見した大陸は
ゼーンブ自分の物デース。 インドアンもアシテカ人もマクロネシアンも
マズ銃で殺し脅しまーす。 次に飲酒習慣の無い彼らにアルコールを教え
自堕落に反撃できないようにし、かつ彼らの信じる神を邪教としクリスト教に
改心させマース。アトは彼らに免疫の無い病気をぶちまければ、バタバタ安上がりに
死んで行きマース。アトに残った土地と資源はゴッツァンでーす。わずかに生き残った
人間も奴隷やミート便器に使いマース。たしか我々のご先祖はふるさとのキツネ狩が
恋しくなったとき、キツネの代わりにアボジを使って楽しくプレイんグーーーしたそーです
カラードなんてヒトじゃあーりませんって考えでしたからネ このクニは」
楽しそうに話すクックにドン引きの由美。
せんせヨツかれ!
白人は最悪やねぇ。
でも、クックワロス。
先生いつもヨツかれ様です。
スレ違いかと思いながら“ペクチョン”に思わず反応してしまいました。
と言うのも、拙の母親(82歳壱岐出身)が、tsu島の現状をいたく心配しております。
なにか良い対処法等あれば、是非とも御教示願いたいものです。
あぼぢ〜、にげて〜!
あめこせんせいヨツかれさまです!
めこせんせい、お隣のキウイ国原住民、マリオ族の人たちはどうなんでせうか?
とりあえず保守
ほす★
ライフル銃を構える格好で、得意げにアボジ狩の話をするクック。
クック「カラード(有色人種)なんか人間ではありマセーン。キツネと同じく
ゲーム(狩り)の対象デース。」
由美「あっ あのぉー 私も黄色人種なんですけど・・・・・」
クック「だぁっいじょぶでーす。目本人は名誉白人でーす。我が国からたっくさんたっくさん
羊毛と鉄鉱石を買ってくれる大切なお客サマでーす。お金持ちのジャッポは
大切なお友達として名誉のある白人扱いでーす。」
この国を支配している国民は、白人の中でも女王国のアングロサクション以外は、
人間と認めないらしくラテン系やスラブの民さえこの国には住みにくい。
由美「でもアボジ人の方が、この土地に先に住んでいるでしょ。現在彼らは何処に住んでるの?」
クック「彼は現在、我が政府の保護の下何の生活の心配もなく幸せに暮らしてマース」
由美「あーよかった。21世紀に人間狩りなんてあるはずが無いものね。」
クック「Oh いえーす。過去のお詫びに白人からの税金でアボジたちはハピーに過ごしてます」
安堵の表情を浮かべる由美。話の核心に迫るべく更にクックに願い出る。
由美「じゃ早速、アボジ人が暮らしている様子を案内してくださいよ」
クック「はぁ? 彼らの居住区に行っくのデースカァ? イマイチ乗り気ニナリマセーン」
何かありそうだと感じた由美のジャーナリスト魂に火が着いた。高額目本円紙幣を
何枚かクックに握らせて、再度アボジ街のガイドをクックに懇願する。
クック「しっかたアリマセーンね レッツGOしましょうかぁ」
先生、ワクワクするでございます!!!
あめこ先生乙彼です!お茶が入りました。
レッツGOアボジ居住区、楽しみであります!
┌─┐
|保|
|守 |
│で│
│す |
│よ |
│ ) |
_,,..,,,,__ _,,..,,,,__ |,,,(,,..|_ 茶ぽ♪ ζ
./ ・ω・ヽ ./ ・ω・ヽ ./ ・ω・ヽ _,,.旦_ 茶ぽ♪
l l l l l l ./ ・ω・ヽ
| ̄ ̄ ̄ ̄|─| ̄ ̄ ̄ ̄|─| ̄ ̄ ̄ ̄|─□l====l
〜 〜 ◎ ̄ ̄◎ ◎ ̄ ̄◎ ◎ ̄ ̄◎ 〃〃`'ー---‐´ 茶ぽ♪
アル中、薬中の巣窟で、わずかに工芸(織物)やってる人がいる程度な保守。
クックの運転する車が由美を乗せて走り出す。ビクトリア朝の様式が所々残る美しい町並みを走り過ぎる。
穏やかでカラリとした空気がさわやかに由美の頬をなでる。
由美「文明ってすばらしいですよね。どんな未開の地でも開拓すればこんなに
文化的な暮らしが出来るんですものね。きっとこの土地の変貌振りにアボジの人も大喜びでしょうね」
クック「でもっ 彼らは文明的な暮らしを受け入れましたが現代文化までウマク取り入れできませんデシタ」
片側一車線の道路であるが、目本の2倍の広さの幅ある道路を気持ちよく飛ばす。
町のハズレであろうか?徐々に住宅・商店が少なくなって行く。
やがて埃っぽい大地にアスファルトが1本通るだけの荒野に景色が変わり動物が道を横断している。
由美を乗せたクック所有の4WDのフロントグリルに取り付けられたカンガルーバーは、
目本の4WD車のように、ただの飾り物でないらしい。
町の中心部から30分も走ったであろうか。小さな集合住宅郡が見えてきた。
目本の町の表し方では、村とまでは行かない規模で部落と表される規模の集落であった。
クック「ココでーす。これが現代アボジがくらしているコミュニティーでーす。白人が過去に
犯した彼らへの罪に対する謝罪の意味を込めて家賃は政府が負担してマース」
由美「へー 以外に近代的な場所に住んでるんですねー。確かにこの暮らしでは
虫なんて食べないでしょうね。 早速近くに行って見ましょうよ」
クック「ワッタシは行きたくアリマセーん。白人が行くとヒドイ目に会うことがありまース
ココから先は由美 アナタだけで行ってくださーい」
遠目には近代的なコンクリート作りの建物群であるが、近くで観察すると建造物に対する
メンテナンスの不良や、住民達の美化・衛生観念の低さがなんともいえない荒んだ空気を醸し出していた。
由美「なっ なんなの? この雰囲気は・・・・そう たしかこんな感じ、どこかで見た事がある・・
そううだわあ!! 逢坂よ! 目本の逢坂に、この町にソックリなムードの地域があるわよ!」
せんせーヨツかれさまです!
Irene has come back でつか?
現代アボジコミュニティーの荒んだ空気にワクテカ
>逢坂に、この町にソックリなムードの地域
ドコカナ?(・∀・)┣¨‡┣¨‡
なるほど〜そう来たか〜
保守
というわけで
サラソラ○プ保守
どう考えても酉成しかねーだろ保守。
ヘーベ○パワーボ○ド保守。
トビータ保守
/ゝ
/⌒/" 、⌒ヽ
| ::::::::○::;;;::○::;| /ー- 、
ヽ ,,:::、WWW;//==ヽ i
/,~'''-::(,,゚Д゚)./. |/ ハロウィン保守!
/ ::: ..::::つO
"''-;,,i ::::,,/ ヽ
"''---''''/"''~
,,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,,
.';;;;;;;;;;;;;;;;;;;''
今日の逢坂は小春日和で気持ちいいので保守。
月替わり保守
来週のアド街ック天国は
ツルン橋
いやマジで
来週やるのは、はココで言うところのツルン橋じゃあない方だよ
三連休保守
あめこ先生は何者か、いつも考えてるんだけど、さっきピンときた。
最初は大阪の公務員とか、大学の先生かとも思ってたけど、実はマスコミ関係者じゃないだろうか。もしくはライターさんとか?
ま、そんなことはどうでもいいけど、2ちゃんねるで先生のスレに出会えたことはラッキーですわ。
応援してます。
初保守記念
グッドモーニング酉成。
359 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/11/04(火) 14:50:43 ID:gGTpmRNM0
>>356 ウチュウからのデンパを受信したんですか?
先生、取材中ですか?
恐る恐るコミューンに足を踏み入れる由美。建物などのインフラは金をかけて
整備されているが、街を形成する住民の意識が低いらしく破損したままの
公園設備や野ざらしにされた粗大ゴミが待ちのいたるところにあり汚らしい。
子供「ねぇーちゃん どっから来たん?このムラの誰かに用事でもあるんかぁ?」
女王国の末裔が暮らすこの国は、基本的に公用語は女王国A語である。
しかし元々女王国の囚人達が、遠く離れて暮らすうち独特なイントネーションを持つ
カンガルーA語となり本国のA語に比べひどい訛りを持つようになった。
子供「あんなぁ ここはなぁ、観光で外人が来るとこちゃうでぇ まぁ土産代わりに
ワイに小銭でもめぐんでぇな」
アボジ人の喋るA語はカンガルー訛りがさらにひどい。バイリンガルの由美でも
意味が分からない言葉が出ることがある。
子供「なぁ ゼニちょうだいなぁ あかんかったらエエけどワイに通行料 払わんかったら
エライことになりまっせ。こっから先あんじょう行きたかったらワイにゼニちょうだいなぁ」
海外旅行慣れしている由美は物乞いの少年を無視して街の奥を目指した。
このような物乞いの少年に施しを行なうと物乞いが物乞いを呼び収拾がつかない。
子供「あーあー 行きよった。 ♪知ぃーらんで 知ぃーらんでっ」
歩を進める毎に街の『くすみ』が濃く感じられるようになってきた。
細く開いた窓から、由美に投げかけられる警戒心の強い視線。
ロッキングチェアで日向ぼっこをしている老人も穏やかに過ごす出なく
突き刺すような視線で由美のゆくえを追う。
由美(なっ なんなのこの町中から発せられる攻撃的な気配は?・・・・・・・)
あめこしぇんしぇい、夜に投下乙です
wktk保守
今月もコニタン情報満載、月刊現代12月号絶賛発売中保守
あめこ先生、毎回ありがとうございます。
>ひどい訛り
「トゥダイ・スタイ」という発音ですねw
或る男が意識不明で病院に担ぎ込まれた、意識を取り戻した男が
「俺はいつ病院に来たんだ?」と看護婦に尋ねた。看護婦は
「ユー・アー・カミング・トゥ・ホスピタル トゥダイ(today)」
(あなたは死にに病院に来ました)と答え、それを聞いた男は卒倒した。
365 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/11/08(土) 21:03:23 ID:7xiziyb+0
アド街で鶴橋キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
todayはto die保守します
差別ある処に利権あり、全世界共通ニダ
あでやかに保守
なんでも小泉のせいってw
あめこは、やっぱマスゴミ側・街道側の人間なんだねw
不思議に思っていたけど、
あめこはそっち枠で仕事もらってたりしない?
369 :
sage:2008/11/10(月) 15:46:38 ID:wiybY/vh0
>>368 マジレスすることもないが、嫌だったら読まなければいいこと。
我々よい子達はあめこさんの書き込みを楽しみにしてるから、邪魔しないでね。
レスの無駄遣いはしたくないので、反論はこれまでに・・・
更に町の奥に歩みを進めると、先ほどの取材で由美の口に焼き虫を放り込んだ
ビラ・ラヤが安物のラム酒のビンを抱えてうずくまっていた。
由美「あっ ラヤさん、ビラさん この集落がアナタたちのお住まいなのぉ?」
気だるそうに酔っ払いのアボジ2人組が由美へ視線を返す。
白人達がこの地にアルコールを持ち込むまで、彼らには飲酒の習慣が無かった。
さらに不幸な事に、遺伝的に全くアルコールを分解する酵素を
持ち合わせていないため、わずかな量でアルコール依存症などの障害に陥りやすい。
ビラ「あおっ? なんや アンタかいな。バナナ女が何の用や?」
ラヤ「そやで ココは、あんさんみたいなバナナの来る所ちゃうで
今度は上のクチやのうて下のクチにワイらの芋虫ぶちこんだろかぁ」
アーヒャヒャヒャヒャと下品に笑うアボジ。先ほど会った素面の状態とは全く趣が違う。
由美「あっ・・・あのー お昼からご機嫌がよろしそうですけど、普段のお二人の
お仕事はどうされてるんですかぁ? 今日はおやすみですかぁ?」
顔を見合わせて再び馬鹿笑いするビラ・ラヤ。アーヒャヒャヒャヒャーーー
ビラ「仕事ってなんやねん? ほなナニかい、わしらアボジは普段から
腰ミノ巻いてカンガルーでも狩って食うとけちゅうんかい!!」
ラヤ「ワシらに白人社会でまともな仕事なんかあるかい。ワシらが
仕事探しても、せいぜいインチキ土産物屋で腰ミノ巻いて観光客を
だまくらかすくらいしか仕事あるかい!!」
注:バナナ 目本人に対する蔑称。外皮は黄色い(有色)が中身は白い(白人ぽい)所から。
せんせいヨツかれ様です!
こういうドロドロした展開をずっと待っとりましたw
アメコ先生、乙です!
名作「傭兵たちの挽歌」(日米ハーフとジューとインディアンと犯罪者まみれの小説w)的展開を期待してますww
由美に対して行き場のない怒りがをぶつけ、だんだんテンションの上がる2人。
彼女に鬱憤をぶつけても、仕方がないことと判っていながらも不毛な抗議をぶつける。
由美「ちょっ ちょっと待ってくださいよー あなた達の今の暮らしって移民白人が
あなた達の土地や文化を奪い、その上差別したことに起因するんじゃないのぉ?」
ラヤ「ナニ 難しい御託を並べとんじゃ! 要はオドレらがワイらをちゃんと
人扱いせんかったんがアカンのんじゃー わしらが昔とおりに生きていく方法をかえせー」
集落に紛れ込んだ異邦人によって、どんより静かなムラに喧騒の波紋が広がる。
この状況を、村の顔役が黙ってみているはずがない。アボジにしては大柄な人物がこちらに向かってくる。
ワダ「ゴルァー 人の庭先でナニごちゃごちゃ騒いどんねん!! よそモンが何の用じゃーー」
男と思われた大柄な人物は、よく見ると女であった。どハデな原色のアクセサリーがこの村での地位の高さを表している。
由美「いえ、ワタシは目本の『なるほドーワるど』のレポーターで、各国の珍しい習慣や景色を
紹介する為に取材をしているんです。お騒がせしてすいません」
ワダ「ハッ さよか、客人かいな。ほなしゃーないなぁ。早速ウチらの歓迎をうけても
らおか」
ワダはビラ・ラヤに目配せをすると なにやら用意させた。
ワダ「これがウチらの歓迎料理や。遠慮せんと よーけ食べてや」
皿の上でうごめく大型の芋虫。先ほどの取材では火で加熱しただけとは言え調理はされていた。
しかし今目の前にあるのは全くナチュラルな状態である。
ワダ「新鮮やデー 最近コレもめっきり減ってきたさかいウチらの間でも貴重品や ほれ、食べや」
由美「げぇーーーー 虫サンの、 生き造りでずがーーーーー」
ここにもいたかゴッドねーちゃんw
涙目の由美の眼前に、コンモリと盛り付けられた巨大芋虫がウニウニと動く。
ビラ・ラヤに無理やり口に押し込まれた時は、加熱調理済で在ったため
『料理』として食すことが出来たが、今回のナマものは生物である。
由美「ウエーーー ブジテレビの入社試験だとしてもこれはクリアできまぜーん」
ワダ「はっ なんぬかしてけつかんネン! ほなナニかい? オンドレらは
土人の食いモンなんか クチに合わんちゅううんかい!?
はっはーん これは、どえらい差別でっせ。アボジリーニに対する差別でっせ!!」
親指ほどの芋虫をつまみ上げるとワダは、魚肉ソーセージでもかじるように
手の中の虫を頭からかじりだした。プチッと音をたててクリーム色の虫体液が
由美の顔面に飛び散る。とろーりと頬を流れた体液が由美の唇をめざす。
由美「うびゃー ぎゃーーーーーうぐおーーーーーーー」
白目をむいて半狂乱になる由美。気を失いそうになる頃を見計らいワダは
虫の盛り合わせを見えないところへ引いた。
ワダ「どや? えらいところに来たと思てるやろ。ここは物見遊山の
あんたらテレビ屋や観光客が来る所とちゃうで。はよ 居に」
由美「がほっ げほ もっ もうすこし お話を聞かせてください。
みっ みなさんはどういう方法で稼いで現代社会を営んでるんですか?」
ワダ「働くぅ? 働かんでもワシ等は食うていけるわい。今以上に
ワシ等に対する差別がキツかった頃の侘びとして、カンガルー国から
ちゃーんと毎週ゼニもろとるわい。」
由美「じゃ、生活保護ね。社会保障でいきているのね?」
ワダ「ちゃうちゃう、わしらがアボリジーニやから無条件でもらえるゼニがあるネン」
あめさんヨツかれです。
アボヂもヨッちゃんと同じ論法でカネを得ているのですか!
先生ヨツです。
在目アボヂ特権の全貌が、今、明らかに!wktk
378 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/11/15(土) 21:18:09 ID:c4612sGV0
あめ先生ヨツです!
カリっと串揚げか、ホクホクっと鉄板焼きだったら、
ホッピーに合いそうですね!
>>378 串ageもおいしそうですが、sageも忘れないでね
先生には週末保守をしておきますね
謝罪と賠償と保守を要求するニダ
スレは下げてもウォンはageニダ
,.、 .,r.、
,! ヽ ,:' ゙;.
. ! ゙, | }
゙; i_i ,/
,r' `ヽ、
,i" _, _ ゙;
!. ・ ・ ,! <飲んだくれつつ保守
ゝ、 _ x ,;''
/ 八'''''''''''''"ヾ.
(,,): | | ̄(,,ノ
| |_,;;|  ̄r'
゙';:r--;--:、‐'
゙---'゙'--゙'
ワダは怒り交じりの悲しいまなざしで、白人達が入植した後に
彼らに降りかかった惨劇を由美に語った。
ワダ「白人が来てからワシ等の自由や生きる権利がズーと
踏みにじられてたんや。ほんで、『全國に散在する吾が民よ
團結せよ』ちゅうてワシ等のエライサンやら白人の人権派が
立ち上がって過去の分も含めて色々まどてもろてんねん。
犠牲者がその烙印を投げ返す時が來たんやな」
由美「じゃ過去の差別や迫害の謝罪として、彼らからお金を受け取ってるの?」
ワダ「そや、やっとワシ等の生活にも光と熱が戻ってきたんや。」
ビラ「まー そう言うことで、アボジリニはこれからもズーとカンガルー国から
保障をもらうねん。わしらだけやのうて子供もその子供もイーーヒッヒヒヒ」
糧を得るための労働を忘れた人間に、気高さはない。
厳しい環境に生きる野生動物も、餌付けをされれば生存本能がガクッと落ちる。
原始の人に近い彼らも国家に補助賠償金と言う名で餌付けされ、
今や生気のないどんよりとした目で安ラム酒をあおる。
ラヤ「何時までボーとたっとんネン。これ以上ココで居ってもなーんもオモロい事あらへんで」
原住民の暮らすコンクリート住宅に足を踏み入れて数時間。
確かにこれ以上『なるほドーワるど』に使えるネタが見当たらない事を覚ると
由美は街の外に踵を返した。
由美(たしか・・・・・私の国、目本でも彼らとソックリな暮らしぶりの人たちが居るって
聞いたことがあるわ・・・ でも彼らは侵略者に差別されているだけ目本の
アノ人たちより幸せかもしれない・・・)
せんせいヨツかれ様です!!
まさかここで垂平社宣言が出てくるとはww
ワロタですよ。
でも、逢坂のどのあたりの風景と酷似しているのか私にはわかりません。
どこなんですか?
>>384 ─- 、::::;;;;;;;;;`゙゙''‐ 、 __,,,,......,,,,_/:::::::::/: !| またまたご冗談を。
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,、‐'゙ ン;"::::::. "´ '゙ ´ / ゙、 ,'
とりあえず保守
アボジの街から由美が無事帰ってきた。身を守る為、街のはずれで
待機していた白人のクックは(信じられない)という目で由美を迎える。
クック「Oh! だーいじょぶでしたカ? さっすが同じカラードでっすねー」
あまりの驚きに思わず由美に対しても失礼な言葉を投げかけるクック。
由美「うーん、ちょっと変わった雰囲気だったけど これといって
危ない目にはあわなかったわよ。どうしてアナタ達はそんなに
彼らをいやがるの?」
クック「未開の野蛮のカラードの土人だっからデース。
でもそんな事口に出すと、たちまち彼らをガードする人権団体に
フルブォッコにされまース。なんかあれば、人権と過去の差別を盾に、
つよーいバイオレンスな圧力をかけてきまーす。
ノーマルな白人はなるべく彼らに近づくことを避けてマース」
由美「そんな人々は目本にもいるわ。でも21世紀には すっかり露骨な
差別なんか無くなって、補助金さえ辞退する被差別者も居るわよ。
ここのアボジの人々はどうして被差別状態から脱出しないの?」
腰の脇で両手を天に向ける欧米ポーズをとり、首を振りながら更に解説するクック。
クック「だめーデシタ。経済的・文明的な施しをいくら与えても彼らは
ヤパーリ土人でース。一時は我々のエリアで共に暮らしていましたが
文化がちがいまーす。衛生観念や経済観念があまりに違いすぎて
とても隣人として一緒に過ごせマセーンでした。結果、今のように
彼らは町のはずれに住むことになったノデース」
つい半世紀前の目本に現存した被差別部落の現状を、文献でしか知らない
由美に今回のアボジ村の潜入はアナウンサーとして貴重な体験となった。
ココは目本テレビ編成室。アメコとプロデューサが
また、だらだらとミーティングを開いていた。
プロ「あーやっと『なるほドーワるど編』終わったわね。どうしたの?
今回お休みが多かったじゃない?持病のアル中が悪化したの?」
アメ「ちゃいます(怒w) いつもは職場でネタ練り・書き込みを
してたんですけどミョーに忙しくなって書き込みが出来なくなったんです
いつも見てくれているチビッコ達には、申し訳ないけど不定期書き込みに
なってしまった事をお詫びいたしまつ」
プロ「ところで今回のアボジリニのお話はホントなの?」
アメ「前述の通り、親戚のダンナ(白人)から聞いたお話です。と同時に
この話をしている最中のダンナの口ぶりや表情から如何にアボジが
白人から現在も虐げられているかよくわかりました。」
プロ「日本人女性と結婚するくらいの白人男性なら人種差別なんて
しないんじゃないの?」
アメ「ええ 人種どうこうと言うより、補助費をもらいながら自分達の文化に
溶け込めず街の美化を台無しにしてしてしまう事に憤りを感じているようでした」
プロ「はぁ? 後から入植した白人が、先住民のアボジにそんなこと言うなんて
ちょっと違うんじゃないの?」
アメ「へへへっへ。其処は白人。カラードなんて彼らにとっては賢いイルカや鯨以下っすから。
文化や文明なんて自分達(白人)しか持ち合わせてないと考えてますよ」