1 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :
05/02/09 01:17:06 ID:37/WhsOS0 都会のジャングル、未開の大地、 世界の秘境に命を懸けて挑む探検隊。 その行く手に立ちはだかる人権の罠! 果たして、彼らを待ち受けるものとは!? (ナレーション・田中信夫) ・・・藤岡弘、です。いや〜、今回の探検では、 獣の皮を引き剥がす謎の民族を探すのですが、 かなり・・・過酷な旅になりそうだねぇ(しみじみ) 「隊長、準備できました!」 ようし、出発だ!
2 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/09 01:27:14 ID:4owbGBhM0
「気を引き締めていこう!」 隊長!ここから先はこの車では離合困難です! 民家に擦りでもしたら住民が沸いてきて危険なことに・・・ 「仕方がない!ここからは徒歩で進むことにしよう」 ハビキーノ共和国の奥深く、ムカイーノ高地。 我々はここに、皮剥ぎ族の実態を追い求めて危険な探検に乗り出したのである。
3 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/09 01:53:08 ID:P/7Yt6tr0
藤岡ひろしって独身?
4 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/09 01:59:44 ID:3c2qlBbTO
川口浩のパクリじゃないのか。
5 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/09 02:51:46 ID:jU72WYSHO
一歩一歩、慎重に足を運ぶ探検隊。 細い裏路地では、一瞬の油断が命取りに成りかねない。 「みんなぁ、気を抜くんじゃないぞ!」 隊長の激が飛ぶ、その時である! 「隊長、これを見てください!」 果たして隊員が見つけたものとは何なのか?
6 :
ぶらく史くらぶ :05/02/09 02:55:31 ID:sOUmi4+20
そこで発見したのは赤い川であった。(画面が大アップになる)
7 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/09 03:05:43 ID:jU72WYSHO
「なんだこれは…この世のものとは思えん…」 その信じられない光景に言葉を失う隊員達。 「隊長、目的地には、この赤い川を越えていかなければなりません」 「よぅし、みんな行くぞ」 隊員達は決死の覚悟で、赤い川に足を踏み入れた。
8 :
ぶらく史くらぶ :05/02/09 03:13:37 ID:sOUmi4+20
赤い川に足を踏み入れる隊員たち。 隊員「隊長、この水は飲めるのでしょうか?」 隊長「いや危険だが、ちょっと飲んでみよう。」 赤い川に踏み入れた藤岡弘探検隊赤い水をすする隊長どうなることか・・
9 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/09 03:37:28 ID:jU72WYSHO
「…この水は獣の匂いがする。この上流に…」 その時である! 「隊長!助けてください」 隊員の一人が赤い川の濁流にのまれて流されていく! 隊長はロープを投げ渡し隊員を救った。 「馬鹿野郎!油断する奴があるか!」 〜私は思わず隊員を恫喝した。それは、これからの長い道程を無事に乗り越えて欲しいという気持ちからである。 しかし、私もひとごとではない。私は自らの気を引き締めた〜
10 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/09 03:43:41 ID:jU72WYSHO
「おーい、あんたら何で橋を渡らんのや。」 川岸から何者かの声が! 彼こそが我々がさがしもとめていた民族なのか?
11 :
ぶらく史くらぶ :05/02/09 03:51:35 ID:sOUmi4+20
何者か?我々藤岡弘探検隊は身構える。ドンガラのデカい原住民だ。
12 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/09 04:01:14 ID:Qj0tIDNUO
こんな夜中に何やってんだよw
13 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/09 04:12:36 ID:G1oQt4shO
どうせなら河口ヒロシにして欲しかった! 【Bらり途中下車を立ち】上げた椰子だろ。 暗いネタより愉快にしてくれ。
14 :
ぶらく史くらぶ :05/02/09 04:24:08 ID:sOUmi4+20
(お返事)
>>12 探検ですが何か?
>>13 貴重な意見ありがとうございます。で、藤岡弘って何者?
川口浩なら存じてますが・・・
15 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/09 07:49:53 ID:jU72WYSHO
藤岡弘、を知らないのに、1の代わりに対応するぶらく氏w
16 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/09 11:39:23 ID:3c2qlBbTO
阿藤やぶらりを見たことが無い、ぶらく史くらぶ。
この退潮さんって、統−狂会だっていうのはホントですか?
仮面ライダーは統一か。
19 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/09 12:32:01 ID:X3wCzUB20
20 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/09 12:38:59 ID:Y1aSyQc40
>17 ぐぐりゃわかるよな
21 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/09 14:04:10 ID:jU72WYSHO
〜川岸に立ちはだかる謎の男。 隊長は男に近付き話かけてみた。 「あなたは獣から皮を…」 「おれは皮は扱うが、皮で太鼓を創る職人や! うちに来るか?見せたるで!」 男の友好的な態度に胸を撫で下ろした隊員達。 男に誘われ、隊員達は、現地の集落に足を運ぶのである。
22 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/09 14:34:06 ID:jU72WYSHO
〜集落に足を踏み入れたものの、なぜか人影が見当たらない。なぜなのか? 隊長 「んっ、建物の中から視線を感じる。監視されてるのか…」 隊員達に緊張が走る! 「みんな、こいつらはワテのツレや!心配せんでええで!」 太鼓職人が現地の言葉で話し掛けると、周囲に人々が集まってきた。 彼らは、見慣れない隊員達に警戒していたのだ。 「今夜は客人の歓迎会や!」
23 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/09 15:06:03 ID:3c2qlBbTO
現地の言葉っていうのがいいね。こりゃまた。
24 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/09 17:37:23 ID:jU72WYSHO
〜集落にある広場では、隊員達を歓迎する宴の準備が始まっていた。 一方、隊員達は太鼓職人の自宅に招かれ、自慢の太鼓を拝見。 隊長 「これは見事だ!いい音がするぞ!」 童心に帰ったかのように太鼓を叩く隊長。 ご機嫌な隊長の演奏に、隊員達も、しばし和んだ。
25 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/09 17:52:01 ID:VUaBIH3ZO
ドドンコドン!カラカッカ、 ドドンコドン!カラカッカ、 ちゃいまんのや、 エンヤコラセ〜ェ、ドッコイセ〜ェ! エンヤコラセ〜ェ、ドッコイセ〜ェ! 誰か詳しい人おながいしまつ。当方東京人、関西の太鼓事情不祥。
26 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/09 20:51:54 ID:3c2qlBbTO
エタコロセー、ヨツコロセー、エタコロセー、ヨツコロセー 「うーん、いい音色だ」
27 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/09 22:12:25 ID:jU72WYSHO
〜太鼓に合わせ、気持ち良く歌う隊員達、その時である! 「おい、ワレ!死にたいんか、ぼけ!」 突如怒りだした太鼓職人。 一体どういうことか? 問いただしても、何も答えてくれない太鼓職人。 隊員 「隊長、これは…」 隊長 「あの怒り方からして、我々は知らぬうちに、 この集落に伝わる、死の呪文を唱えてたのかもしれない。 だから、死にたいんかと怒ったんだ。 無知とは恐ろしい事だ。」
28 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/09 22:19:42 ID:kLP2DqXe0
ハイ! ハイ! age age age 探検隊♪ age age age 探検隊♪ _(Д´ ) _(Д´ ) ヘ| |\ ヘ| |\ < <
29 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/09 22:21:03 ID:jU72WYSHO
〜広場での宴が始まった。 太鼓職人も機嫌を直し、隊員達に酒を振る舞う。 日頃、目にすることの無い食材を使った民族料理が食欲をそそる。 隊長 「実にうまい!…これなんかビーフジャーキーに似ている。」 食事のあとは就寝、体力回復のためにも、 睡眠はしっかりとらなければならない。 明日も過酷な探険が待っている!
30 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/09 23:27:18 ID:jU72WYSHO
〜翌朝、広場を出発した探険隊。 太鼓職人がくれた地図を頼りに裏路地を進む。 隊長 「ここは湿地帯のようだ。苔で足を取られそうだ」 「うぁーっ」 「どうした?」 隊員の一人がドブ板を踏み外し足が挟まったのだ! 早く抜かないと隊員の靴にドブの水が入ってしまい、臭くなる! 焦る隊員達、しかし足は抜けない 隊長 「落ち着け、落ち着くんだ」 ようやく足は抜けた。しかし、 その靴にはドブの匂いが染み付いていた。 「この危険な裏路地を早く抜けないと…」
ムカイーノ高地での初めての夜は、原住民の歓待により思いもよらず楽しいものとなった。 しかし、我々がカーワシ空港に降り立った日、イミグレーションの係員が言った言葉が 耳から離れなかった。 「こんな辺鄙な国に日本人がなんの用だい?、えっ?ムカイーノへ行くと? 止めておけ。あそこは恐ろしいところだ。呪術を使う酋長が力を持っていて、 部族を統率している。今からでも遅くない。考え直せ」 呪術。この文明から離れた奥地には、そういった超常現象が存在するのかもしれない。 我々はその謎を探るべく、さらに高地を奥へと分け入ることになった。
32 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/09 23:37:17 ID:jU72WYSHO
失礼! >31→>30でお願いします。
>>32 スマソ、リロードスベキダッタ
藤岡>「裏路地の出口はもうすぐだ!頑張れ!」
隊員を叱咤激励しながら光の指す方向へと必死で歩き続ける探検隊。
もはや泥まみれの足を気にしてはいられない。早く・・・ここを抜けて・・・
突然、我々の前の視界が開けた。どうやら村の中心に出たらしい。
丁度何かの祭祀の最中なのだろう。神官らしき初老の男が人々の輪の中にいる。
突然の闖入者の我々を怪訝そうな、そして軽快するような眼で見つめる原住民たち。
太鼓職人の村からここまで案内してくれた男が我々に教えてくれた。
「あのお方が大酋長、アーサダ様だべ」
祭祀はクライマックスに差し掛かろうとしていた。 祭壇には、牛の肉と思われる、しかし昨日我々に振舞われたよりはずっと貧弱な肉が 供物台に載せられて奉られていた。その時だ!! 我々の眼に映ったのは大きな声で何か呪文を唱え始めた酋長の姿だった。 「BSEBSEBSEBSEBSEBSEBSEBSE・・・B・S・E!!!!」 何ということだろう。その次の瞬間、祭壇上の肉の塊が、巨大な金塊に姿を変えていたのだ。 (ロッキーのテーマ) 我々は見た。ハビキーノ共和国奥地・ムカイーノ高地の村に、超常現象を操る酋長を・・・・・・
35 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/10 00:04:53 ID:tQHIny82O
隊長 「我々はすごい物を目撃してしまった! だが我々の最初の目的は皮剥ぎ族を見つけること。 この目的を達成せねば…」 隊員達は、赤い川を上流に向かって進んでいった。
36 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/10 01:50:50 ID:+YZdK+UsO
長い道のり決して気を抜いてはいけない。次に待ち受ける試練とは・・・
37 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/10 02:07:01 ID:YXTu8LPS0
ここのスレの内容知ったら、藤岡さん、本当真面目な人だから本気で激怒すると思うが
38 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/10 02:22:31 ID:WS+ktYKAO
アサーダ酋長テラワロス
39 :
ぶらく史くらぶ :05/02/10 03:39:54 ID:SBUZTfcb0
気のせいか上流に行けば行くほど赤い川が濃くなっていくような気配。 探検隊が村の中心集落を通ると何人かの原住民に出会った。 皆が、なめまわすようにジロジロと見る。 探検隊に緊張が走る。
40 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/10 03:46:19 ID:S127KGQzO
隊長「なんか匂うな」
41 :
ぶらく史くらぶ :05/02/10 03:50:55 ID:SBUZTfcb0
隊員「何だか、獣くさいであります」 隊長「ワシもそう思うた。もしかして、もしかすると」
42 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/10 04:01:16 ID:AY0qbs/8O
ココの全カキコをコピーしてぇ フジオカたまのHPに送ってみようか 気に入ってもらえるカナ?
43 :
ぶらく史くらぶ :05/02/10 04:07:13 ID:SBUZTfcb0
(お返事)
>>42 ヤバイよ。
>>37 のレス見る限り、激怒したうえに訴えられそうやな。
44 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/10 04:11:43 ID:aJcjmdzpO
川口ヒロシが大蛇と闘ってる!
45 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/10 04:12:15 ID:AY0qbs/8O
そんなの気にしなくてもダイジョブ じゃな〜い フジオカたまの悪口とか中傷は 書いてないも〜ん
46 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/10 04:18:34 ID:AY0qbs/8O
フジオカたまのHPってすごい カコイイんだって!!
47 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/10 04:24:39 ID:YXTu8LPS0
うだうだ馬鹿なこと書いてないで、やれるもんならやってみたらどうだ?
48 :
ぶらく史くらぶ :05/02/10 04:36:06 ID:SBUZTfcb0
<BGM> ゆけ!ゆけ!藤岡 弘! 歌・嘉門達夫
49 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/10 04:47:34 ID:AY0qbs/8O
嘉門さんカモ〜ン 鼻からバリゥム ・・なんだかねむいわね
50 :
ぶらく史くらぶ :05/02/10 10:18:18 ID:+YZdK+UsO
果たして、その原住民とは我々探検隊が探しもとめていた皮剥ぎ族なのか・・
51 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/10 11:47:02 ID:tQHIny82O
「隊長、あれを見てください!」 隊員の叫び声に隊長が振り向く。 そこには! 「肉の塊がぶらさがっている!しかも皮が綺麗に剥がされている!」 ぶらさがった肉塊が整然と並ぶ。これは何かの儀式なのか? 「ようし、潜入するぞ!」 隊員達は、その建物に足を踏み入れた! ※入口に書かれた「関係者以外立入禁止」の文字に 誰一人気付いていない。
52 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/10 12:05:40 ID:tQHIny82O
肉塊の間を擦り抜け、奥に潜入する隊員達、 「まて、あれを見ろ…」 そこには刃物を持った数人の男。 隊員達は物陰に身を潜め、事の成り行きを見守る。 「…これが皮剥ぎ族なのか?」
53 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/10 12:19:56 ID:tQHIny82O
男たちは、釣り下がった首の無い獣に、刃物を近づけた。 「おぉ、これは…」 男たちは、何食わぬ顔で獣から皮を剥ぎ始めた! それは我々が想像していた残虐な光景と言うより まさに匠の技と言うべき見事な物だった! 我々はついに伝説の皮剥ぎ族を発見した!! 「う〜ん、思わず見とれてしまう。」
54 :
ぶらく史くらぶ :05/02/10 12:27:25 ID:+YZdK+UsO
「うーん、卓越したセンスだ」探検隊一同が思わずうなる。
55 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/10 12:37:15 ID:tQHIny82O
その時である! 皮剥ぎ族が隊員達に気付いた! 「おまえら何しとんねん! 勝手に人ん会社入ってくるってどういうことや? 関係者以外立入禁止って書いとるん読めんのか?」 刃物を片手に男たちが近づいて来る! 「危険だ、ここは退散しょう!」 隊長の号令で、隊員達は一斉に退散した! 隊長 「…ここなら大丈夫だろう、おい、映像は撮れたか?」 隊員 「はい、多少薄暗いですが」 隊長 「交流を計れればと思ったが仕方がない。帰るぞ!」
56 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/10 12:57:05 ID:tQHIny82O
《BGM・ロッキー・サントラより》 さいはての地で発見した皮剥ぎ族は、残虐とは違う、生きる術として磨き上げた技術を誇る匠達だった! (ナレーション・田中信夫) 今後の予定 「叫弾の儀式を行なう謎の民族」 作家募集中w
水曜スペシャル 次回予告 〜南国・トーサ共和国の密林地帯に、恐怖・怪獣ニコイチは実在した〜 お楽しみに
58 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/11 00:12:35 ID:nCJb60RvO
このスレは、Bらりみたいに爆発しないな…。
59 :
ぶらく史くらぶ :05/02/11 02:28:59 ID:O6h7smQ80
さて、我々藤岡弘探検隊は、はるか南にあるヨツグニ島にある国の1つ トーサ共和国へと旅立った。今回はトーサ共和国の密林地帯に恐怖の 怪獣ニコイチの生存を探るのだ。
60 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/11 02:42:21 ID:drmyS4lGO
伊丹で入念に伝染病等の予防注射を打ち終えて 藤岡隊長以下、我々スタッフを乗せたJAL国内線ボーイング747は、一路トーサ空港へ翔んだ。
61 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/11 02:43:53 ID:drmyS4lGO
すみません 60→59 でお願いします
62 :
ぶらく史くらぶ :05/02/11 02:50:57 ID:O6h7smQ80
トーサ恥垢空港に到着した探検隊一同、念入りに地図で調査するスタッフ 果たして恐怖・怪獣ニコイチを発見することが出来るのか!!!
63 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/11 02:55:49 ID:drmyS4lGO
我々は、現地で長年にわたりニコイチを追っている日系トーサ人フリージャーナリスト、R・サカモト氏の案内で空港からジープで移動を開始した。
64 :
ぶらく史くらぶ :05/02/11 03:14:11 ID:O6h7smQ80
はじめはのどかな南国の風景がつづいていたが、車を進めていくうちに 木々の数がだんだんと増えてくる。 隊長「何だかそれらしい雰囲気になってきたぞ。」 隊員「そうですね。いかにも出そうな感じですね。」 平静を装う探検隊一行。車は山へ山へと進んでいく。
65 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/11 03:21:10 ID:drmyS4lGO
サカモト氏「もうすぐジャングルの入口ぢゃきに」
66 :
ぶらく史くらぶ :05/02/11 03:34:23 ID:O6h7smQ80
我々藤岡弘探検隊はジャングル入り口へ到着。これ以上は車の進入が 不可能なので車を降りる。 そして、徒歩にて現場へ向かうのであった。 油断・慢心は禁物だ。場合によっては命を落とすこともある。
67 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/11 03:51:13 ID:drmyS4lGO
「キキきえええーえ!」 その時、隊員に向かって木陰から木にぶら下がって疾風の如き早さで飛びかかって来る者があった! 「危ない!」 ジグザグに走りながらその者に近づく隊長。 藤岡隊長の手刀を食らったソノ者は 猿のような動きで体をひるがえし、密林の中へ消えていった。 その後ろ姿は、猿のようではあったが、紛れもない人間であった。 隊員たちの足元になにやら彼が残していった遺留品が落ちていた。 牛の皮脂であろうか ギトギト油脂がこびりついた大型の鋸と長靴であった。
68 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/11 04:00:27 ID:drmyS4lGO
早くも危険にさらされア然とする隊員たち 藤岡「なんだあの生き物は…」 サカモト氏「あれがニコイチを守ってるヤツらじやき…しかも、ヤツらは仲間同士の結束力が半端じゃないき、私も今まで近づけんかった…藤岡さん、おんしゃらもハラ決めてかからないかんぜよ…」
69 :
ぶらく史くらぶ :05/02/11 04:02:22 ID:O6h7smQ80
(大型のノコギリと長靴が大アップになる) あまりにも突然の出来事で唖然とする隊員たち。探検は始まったばかりである。 気を引き締めていかなければならない。 しかし、この遺留品は何であろうか?
70 :
ぶらく史くらぶ :05/02/11 04:07:08 ID:O6h7smQ80
すまん! 遅れた!! >67→>69→>68でお願いします
71 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/11 04:08:37 ID:drmyS4lGO
ぶらく氏殿 オッケーです
72 :
ぶらく史くらぶ :05/02/11 04:16:43 ID:O6h7smQ80
>>71 センキュウ!
(続き)R・サカモト氏に注意を促される探検隊一同。
今回もまた過酷な探検となりそうだ。
73 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/11 04:22:34 ID:drmyS4lGO
道なき道をゆく藤岡一行 少し開けた湿地帯に着いたその時、突然案内人が言った… サカモト氏「ワシはここからサキは行けない、行きたいんなら、おんしゃらだけで行きゃあいいぜよ」
74 :
ぶらく史くらぶ :05/02/11 04:28:25 ID:O6h7smQ80
サカモト氏の突然の発言に隊長は困った。
75 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/11 04:41:04 ID:drmyS4lGO
日も暮れようとしているので 隊長の判断で、ここで夜営を張ることに決めた。 テントを張り、しばしの休息である。 若い隊員たちは彼女にメールしたり、持参したデラ・ベッピンや、don’tを読んだりして気を紛らせたりした… が、 なにやら視線を感じる一行。 やはり、我々は何者かに監視されているのか!
76 :
ぶらく史くらぶ :05/02/11 04:51:12 ID:O6h7smQ80
若い隊員の中の1人が「投稿写真」や「ダンク」をもって草むらに 隠れたその時・・・・ 「ヒィーーー!!」
77 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/11 05:03:11 ID:drmyS4lGO
「痛つーツ!」 闇のなかに引きずりこまれ、何者かによって、鋭利な刃物で、露出したその部分の皮を残酷に剥がれた隊員。 何事か起きる…と予期していた藤岡は、テントから跳ね起きると、日本刀を抜きつつ闇に向かって走り出した! 「チェーストーッ!」 闇の中の気配に斬り込んだ藤岡の初太刀は、あッけなくかわされた。 体制を立て直した藤岡隊長に向かって、闇の中から臭く生々しい物体が無数に飛んできた! ベチョ!ベチョ!
78 :
ぶらく史くらぶ :05/02/11 05:12:38 ID:O6h7smQ80
恐怖・怪獣ニコイチを守っている原住民も皮剥ぎ族なのか!!! さあ、どうする!藤岡弘探検隊!!
80 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/11 20:30:23 ID:drmyS4lGO
物体は、藤岡の体にヒットする度に炸裂し、臭い物体を飛び散らせる。 三十発ほど浴びただれろか、しばらくすると、攻撃は止んだ。 投げつけられた無数の物体とそこから溢れ出した半液体状のモノや生暖かい固まりが藤岡の服を汚し目や鼻の中にも入り、目を開ける事すらできない。 藤岡は顔面に付着したそれを、手の甲でぬぐった。強烈な異臭である。 よく見るとそれは、獣の眼球や、食用に向かないのだろう、まだ温かい排泄物がパンパンに詰まったままの牛の直腸であった。 藤岡「…ん、ソーセージかな?」 隊長は無造作に直腸を掴むと それを口に近づけた 〈プリッッ〉 大胆にかぶり付き、たちまち喉に流し込む隊長。 「…コレ、ちょっとマズイね。」
81 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/12 02:38:53 ID:x7Mk4m15O
隊長は吐き出したが味が口内に残って不快だ。えづいて仕方がない。
82 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/12 03:53:07 ID:ONNTBt4nO
とりあえず、藤岡氏にこのスレ、メールで送っといた 今後の展開を見守ります
83 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/12 08:29:02 ID:ADNsX0cfO
この場所では夜営はできないと判断し、夜があける前に出発した。 再びジャングルに入る。 若い隊員が森の中で、奇妙なモノを発見した。 錆びた単車のマフラーが置き捨ててある傍らに、散乱するカップラーメンの残骸や煙草の吸い殻、解放子ども会…同盟休校云々など書かれたプリント類も数枚捨ててあり、ジュース缶の底には微量ではあるがトルエンが残っていた。 ニコイチを守る部族の子ども達の遊び場であろうか。 ニコイチは近い… 藤岡らは確信した。
84 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/12 10:25:20 ID:ADNsX0cfO
その時、薄明かりの森の中からいくつものヘッドライトが近づいてきた。 原チャリ(ジョグ)に乗った、まだ小学生くらいの子ども達だった。 時にローリングし、闇に∞字を描き連ねる無数のテールランプ。 藤岡らは、原付きに乗った部族の子ども達に包囲されたようだ。
85 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/12 13:21:03 ID:7z4TLvQeO
不二丘広死って末屋馬一のクズ高校、性漁の出身じょわいの。彼は末屋馬のどの辺の出なんじゃろか?
86 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/12 13:26:32 ID:x7Mk4m15O
松山聖陵?
87 :
57 :05/02/12 19:59:00 ID:QkdtwEhQ0
書き逃げしたお題
>>57 でここまで引っ張ってくれるおまいらが大好きでつ
88 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/12 21:28:24 ID:ADNsX0cfO
薄暗い密林の中で対峙する少年達と藤岡一行。 包囲されたと知り、さすがの藤岡も震えだしたようだった。 〈南国だというのに、ヤケに寒気がする。それともこの体の震えは…恐怖か?…〉 〈こいつら…敵か、味方か…〉 藤岡は左足を静かに踏み出すと、グッと腰を落とし愛刀の柄に手をかけ、わずかに鯉口を切った。 〈斬るしかない…〉 その時原チャリ少年の一団の中に、途中で別れ、首都コーチーに帰ったはずのR・サカモト氏の姿が藤岡らの目に飛び込んできた。 どうやら捕らえられたらしかった。 一人の少年が言った 「こいつに全部聞いた。 ワシラのニコイチに連れて行っちゃるき、ケツに乗れ」
89 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/13 02:09:20 ID:BhtuTNEFO
原チャリの後ろに乗る藤岡氏ら一行、たどりついたのは トーサー市首都アサークラ。。。 さっそくアサークラの、コンクリートジャングルを探険する一行。 隊長 気を引き締めていこう! 隊員 はい隊長 その時だった「ウォン!ウォン!ウォン!ウォン!」 シャコタンの物影から一匹の土佐犬が飛びかかってきた! 隊員 あーあーひぇ〜あ・べ・し。。。 危うしスイスペ一行!・・・
90 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/13 02:52:47 ID:BhtuTNEFO
あまりの不意をついた攻撃にタジロぐ隊員、幸い間一髪 かすり傷ですんだ。 サカモト氏 大丈夫ぜよ、くさりが繋がっているぜよ ナレーション 何と、あろう事か、廃車のワンボックスで土佐犬を 飼っているではないか… 隊長 気を引き締めていこう! ナレーション その時だった、隊員の一人が、腐ったマンホールのフタ に足をとられた!それは底無し沼と言うべきだろうか 見る見る吸い込まれていくそして異常な臭気が。。。 一瞬にして、辺りは緊張が走った!果たして隊員は安否は!? あゎあゎあ〜ひ・で・ぶ 〜 次回、怪獣ボトーン登場!危うしスイスペ一行!
91 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/13 03:50:29 ID:BhtuTNEFO
その時だった、隊長のとっさの機転でザイルが投げ込まれた! 隊長 しっかり掴まれ!体に巻き付けるんだ! よし、全員で引っ張れ! ナレーション 引き上げられる隊員、幸い奇跡的に外傷はないようだ。 困惑する、隊員達に隊長が激を飛ばす、そして鼻を つまみながら隊長が一言…↓ 「気を引き締めていこう!」
92 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/13 07:08:13 ID:2F3c4duHO
過酷な探険が続く。恐怖怪獣ニコイチは、もう目の前だ!
93 :
ぶらく史くらぶ :05/02/13 19:46:36 ID:AnnmV7sn0
恐怖怪獣・ニコイチを見つけた藤岡弘探検隊。 R・サカモト「つ、遂に、恐怖怪獣ニコイチを発見した!」 隊長「おお、これが我々が探し求めていたニコイチか・・・」 隊員「写真に収めましょうか?」 隊長「よし、そうしろ!」 こうして、怪獣ニコイチを撮影する隊員。すると、怪獣の中から人影が・・・
94 :
ぶらく史くらぶ :05/02/13 20:27:18 ID:AnnmV7sn0
探検隊一行に緊張が走る。 住民「おんしゃら、何しちゅう。」 隊長「我々は恐怖怪獣ニコイチの探検にきたであります」
95 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/13 21:47:27 ID:vx5rE5vKO
住民「ん?市役所の人か?」 藤岡「…怪獣の中に、我々を入れてください」
96 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/13 22:48:11 ID:vx5rE5vKO
双方の間で押し問答が続く さすがに怪獣の守護者、なかなか入れてはくれそうもない。 〈もはや強行突破しかあるまい〉 藤岡隊長は隊員達に突撃を命じた。 隊員達が次々に怪獣の壁面に飛びつきよじ登っていく。 一人が窓を割ると、もう一人がすかさず発煙筒やフラッシュ弾を投げ入れる。 何度か怪獣内部に閃光が走った。
__[警] ( ) ('A`) ( )Vノ ) | | | |
98 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/13 22:57:20 ID:vx5rE5vKO
稀有の最低ウジ虫組織、埼玉県警は叩きたい放題だ
99 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/13 23:23:15 ID:vx5rE5vKO
すみません 完全な誤爆です
100 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/13 23:34:26 ID:vx5rE5vKO
ニコイチ側もバケツに入った糞尿を投げつけたりして応戦し、頭からモロに被った隊員はさすがにこたえた。 が、ニコイチ側は煙幕によって徐々に動きを封じられていった。 (ゴオオオオウン) 二度目の激しい爆発音。 怪獣の断末魔の叫びを聞き、隊長は右手を上げた。 藤岡「突入!」
101 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/14 01:49:44 ID:SU8dG88qO
「怪獣を落とせ!」ナニかに酔っているのだろうか、目が完全にイッテる藤岡隊長… 怪獣の一つの部屋に向かって全勢力を集中的に投入する藤岡 「敵は怪獣だ。T字戦法で行け!」
102 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/14 05:24:38 ID:k0krm0oAO
西部警察みたいだな。
103 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/14 08:28:46 ID:SU8dG88qO
この惨状を見て顔面蒼白のR・サカモト氏 「藤岡さん、おんしゃら、なにしちゅーがぜよ!」 藤岡「ん?」 サカモト「せっかく発見した怪獣を破壊したらいかんがぜよ!」
104 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/14 10:45:50 ID:+J4cWHOAO
藤岡 〜私は、あまりの激闘ゆえに、本来の目的を見失っていた。 この時の私は、もはや侍ではなく獣だ! 私は己を恥じた! 住民 「わしらもやりすぎた。わるかったのぅ。 まあ風呂でも入って、一緒に飯でもたべようや。」
105 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/14 10:56:31 ID:SU8dG88qO
先程までの死闘の相手であるニコイチの住人の温かい、だがさっぱりとした言葉に藤岡はハッとした。 〈……〉 住人「ちらかってるけど、あがってよ、ビールでいいかね」 藤岡は刀を鞘ごと捨て、ニコイチの中に入って行った
106 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/14 13:14:25 ID:+J4cWHOAO
酒を酌み交わしながら互いの健闘を讃え合う住人と隊員達。 それはまるでスポーツマンシップにも似た清々しさだ。 住人の長老だろうか、男がニコイチについて語りだした。 「わしらはなぁ… 訳(我々は、かつてひどく虐げられていた。しかし 我々は挫ける事無く団結して村を守ってきた。 このニコイチは我々の権利を守る砦なんだよ。) …じゃきに。」
107 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/14 17:28:58 ID:+J4cWHOAO
藤岡 「なるほど。つまりこの村を守ろうとする住人達の怨念に近い気迫が、 ニコイチが怪獣に見えてしまうような幻覚を生み出したのか。 人間には我々がまだ知らない、未知なる力が隠されている。」
108 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/14 23:09:38 ID:+J4cWHOAO
・
ニコイチってなに?
110 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/15 00:33:54 ID:DbYmIQhbO
〈BGM・ロッキーサントラより〉 生なる大地にそびえ立つ怪獣ニコイチ。 それは人権を踏み躙る見えない力に立ち向かう、 まさに村の守り神だった!
111 :
ぶらく史くらぶ :05/02/15 02:24:33 ID:+38MpHWm0
(怪獣・ニコイチが大アップになる) 〜ナレーション〜 われわれ、藤岡弘探検隊が探し求めていた怪獣・ニコイチは実在した。
112 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/15 02:55:47 ID:DbYmIQhbO
〈BGM 反逆のテーマ〉 水曜スペシャル 藤岡弘、探険シリーズ 緊急調査! 謎の呪文に引き寄せられる糾弾民族! 都会のジャングルで恐怖の儀式を見た! ある村では、こんな言い伝えがあるという。 それは、ある言葉を口にすると、どこからともなく 人が集まり、そして言葉を口にしたものを連れ去り、 やがて糾弾なる儀式にかけられると言うのだ。 一見、子供向きの話にも聞こえるが、実はこれが現実におきてるという。 一体、誰が連れ去るのか?そして、その悪夢の呪文とは? 我々探検隊は、一路、大坂民国へと向かった。 果たして、その行く手に待ち受けるものとは何なのか? (ナレーター・田中信夫)
113 :
ぶらく史くらぶ :05/02/15 03:17:39 ID:+38MpHWm0
大坂民国でっか。
114 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/16 02:49:40 ID:cr0Fsvz2O
…かつて多くの探検家が挑んだアーシワーラ高地。 しかしそそり立つ絶壁の建造物がその行く手を阻んだ。 ここはまさに人跡未踏の地なのだ! 現地に到着した探検隊に、地元の案内人は語りだした。 「これを見てみなはれ… 訳(これを見てください。この壁画を書いた若者は、ある日突然、 何者かに連れ去られ、糾弾の儀式を受けさせられたのです。 若者は帰ってきましたが、憔悴しきっていました。 そこで何があったのか?一切教えてくれません。 それ以来、彼はアーシワーラには近づきません) …近付きまへんのですわ」 隊長 「この壁画に何の意味があるのか? アーシワーラ高地に潜入する前に、その若者に会わせてもらえませんか。」 探検隊は、案内人につれられ壁画を書いた若者の元へ向かった。 若者は真相を語ってくれるのだろうか?
何このスレ・・・・
仮面ライダーは悪の秘密結社と戦う改造人間。でも改造したのはショッカーだけどな。 そういやぁ仮面ライダーのパチンコ台(ヒコーキ)があるんだが あれは楽しいねぇ♪ 主題歌が流れるんだよ 迫る〜ショッカ〜地獄の軍団〜♪ いやあ愉快愉快。
117 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/16 21:25:12 ID:cr0Fsvz2O
案内人と共に若者の住む住居にやってきた探検隊。 案内人 「すんまへん、ケン坊いてますか?」 若者の母 「ケンちゃん、お友達やで。…でてこんなぁ。何ならあがってええよ」 我々は若者の部屋に潜入した。 その部屋は日差しを遮断してとても薄暗い。 若者は我々の姿を見た途端突如土下座して叫んだ! 若者 「すいません!もう差別落書きなんてしません!ですから…」 案内人 「落ち着きや、この人等はカイドーとは違う。」 隊長 「この怯え様は何だ?カイドーとは何ですか?」
118 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/16 22:36:32 ID:omTHjMihO
隊長がこの薄暗い部屋をよく見渡すと、部屋には一台のPCがあった。 画面には何かの掲示板なのだろうか、極めて悪趣味な差別辞言が続けざまに書き込まれていた。 どうやらこの若者が連投したようだった。
119 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/16 23:24:11 ID:cr0Fsvz2O
隊長 「エタコロセ…何かの呪文か?…どこかで見たことがある」 案内人 「隊長はん、アーシワーラの公園で張ってみなはれ。 カイドーの獲物が現われますわ。」 怯え切った若者は何も教えてくれない。 こうなると、実際にカイドーに接触するしかない。 隊長 「ようし、アーシワーラ高地に潜入しょう!」
120 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/17 00:12:55 ID:gNZTaeNEO
ワロスww面白くなってきたぞ!
隊長 「…ここがアーシワーラ高地か…独特の空気が漂っているな…。 あの若者が怯えていた訳がわかる気がする…」
122 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/17 02:56:18 ID:XqlBu6f8O
アーシハラー高地のコンクリートジャングルを進む藤岡一行。 しばらく歩くと、ほどなく病院らしき建物に行き着いた
123 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/17 02:57:05 ID:XqlBu6f8O
訂正 ハ→ワ
124 :
ぶらく史くらぶ :05/02/17 12:43:53 ID:ECFa0adhO
案内人「ここが、アーシワーラ病院だす。」
125 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/17 13:17:01 ID:XqlBu6f8O
その重厚な建造物を見上げる藤岡達 「ほほう、立派な建物だ。 ところでアレは、なんのマークだ?」
126 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/17 13:18:01 ID:R25Qfz61O
藤岡は思わず呟いた。「あの壁の紋章は、いったい何だ?」
127 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/17 22:27:34 ID:MuiA+5tGO
実際、何があるんだ? 荊冠?
128 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/17 22:35:25 ID:yxLobTTd0
YES,IT IS. 小学生の落書きみたいに下手くそな、手書き風のバカデカイ荊冠旗。 病院の上の方の外壁に書いてある。 俺は個人的には、街道中央本部や東京都連のトゲが鋭いのが気持悪くて 好きだ。 domo2に画像があつたと思う。
129 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/17 22:38:21 ID:yxLobTTd0
128の4行目訂正 中央本部や東京都連のHPにあるトゲの・・・
130 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/17 22:57:47 ID:MuiA+5tGO
藤岡 「》128さん、どうもありがとう! これがカイドーの紋章か。 実に殺気を感じるデザインだ。」 探検隊はその紋章に書かれたトゲの一つ一つに、 カイドーの秘めたる怒りを感じた。 もしかしたら我々の命も危ないかも知れない。 さすがの隊長も武者震いを隠せなかった。 藤岡 「気を引き締めて行こう」 我々はカイドーの獲物が出るという公園を目指した。
このスレはまったw
132 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/18 00:18:34 ID:N3mwl3mUO
アーシワーラの奥地に歩をすすめる探検隊。隊員達も緊張を隠せない。 藤岡 「おぉい、これは何だ!でかいなぁ!」 探検隊の目の前に巨大な絶壁の建造物が立ちふさがる! 目的の公園はすぐそこにある。 だが、行き着くにはこの建造物を乗り越えなければならない。 藤岡 「何かが襲ってくるかも知れない。油断するな!」 慎重に歩をすすめる隊員達。 大量の不法駐車車両が、隊員達の進路を妨げる。 その時である!
133 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/18 18:30:18 ID:N3mwl3mUO
女である! 5人位であろうか、手に食物の入った袋を下げ、こちらを睨んでいる。 案内人 「あれはここに住む団地妻や。」
>「おぉい、これは何だ!でかいなぁ!」 吹いたw
「みんな、あれを見ろ!」 藤岡は何かに気づき、隊員たちに注意を促した。 藤岡の目を奪ったのは、団地妻の持つ手提げ袋だった。 袋には、「 さ い ぼ し 」と書かれていた。 目の前の巨大な建造物に描かれた壁画、そして、この謎の文字。 藤岡は、これらのものがこの街の謎を解く、何かの符牒のような気がしてならなかった。 「よし、逝ってみよう。」 藤岡は意を決して、団地妻の元へ近づいていった。
136 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/19 02:26:51 ID:bDPIYmhyO
藤岡 〜私は団地妻という響きに不思議な動揺を感じていた。 もともとは“おさな妻”の方が気持ちが高揚するのだが…、 いや、ここでは個人の嗜好は問題ではない。 わたしは、艶めかしい団地妻に質問することにした。 もしかしたら全ての謎が溶けるかもしれない〜 藤岡 「あの…」 団地妻は速やかに建造物に消えてしまった。 藤岡 「しかたがない、今夜はあの公園でキャンプを張ろう。 カイドーの獲物が現われるかもしれんから、監視カメラのセットを忘れるな!」
137 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/19 18:23:42 ID:tDGP8Hzd0
\\\\ /// ヾヽ\ヾ\ //// // \丶\\ //// |・\ _____ /・> /// / ̄ ̄ ̄ ̄\,, ミ\.\ヽ|||liiiii||/ /./彡 //// |・\ /_____/・> /\.\|||iii||l//彡 ノ( ミ \.\ヽ|||liiiii||/ /./ノ( / / (,-、 ,:‐、 ) \ ⌒ヽ \.\|||iii||l// | ⌒ .|/ ─////─ ヽ | |(,-、 ,:‐、 ) 6 l |. ////── | .| \\\ . ////Vヽ ,-′ ////'VVVヽ | l ////ェ∧/_ /ヽ . //// γ l / / //// |/\/ l ^ //// i∧ェェェ∧/ / / //// | |//// l━━(t)━━━━┥
「藤岡」って苗字のBを知ってるけど、隊長もそうなの?
139 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/19 22:26:44 ID:+cUu9S8+0
>>85 ,138
富士丘 火露死は孝行は待つ山の精猟じゃが出身は噛み受け菜郡熊町じゃが。
おそらくBじゃなかろぞい。あの孝行はみかん全域から不良どもが集まってくるけんのう。
140 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/20 01:27:53 ID:sE2Kntl6O
団地の前に夜営を張る一行。 闇に包まれた団地のど真ん中で、照明が煌々とテントや機材を照らす。 その時、団地の中から、ハイヒールモモコ似の少し崩れた感じの団地妻が、ジュースの缶を器用に前歯でくわえながら、フラフラと歩いて来た。 左腕にキツク巻かれたゴム官と、焦点の定まらぬトロンとした目が印象的だ。 藤岡「ん?何か匂うな…これは、ペンキ屋の匂いか…?」
141 :
ぶらく史くらぶ :05/02/20 18:52:22 ID:CuGkE50e0
隊員「なんか、昔消防のころ、ガンプラに夢中になっていた時を 思いださせるような匂いですね。」 隊長「接着剤の匂いか?」
142 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/20 20:00:48 ID:sE2Kntl6O
この時、藤岡隊長は若き日に、初めて買ったガンプラ 「アッガイ」 の焦げ茶色の塗装を思い出していた。
143 :
ぶらく史くらぶ :05/02/20 20:06:58 ID:CuGkE50e0
(ナレーション)藤岡隊長は幼少の頃の記憶を思い出すと共に、 そのまま気が遠くなっていく気がした。 隊員「なんかこのまま吸い込まれて行きそうな感覚であります。」
144 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/20 20:18:53 ID:Ph13N2r+O
藤岡 「…っおい!みんな目を覚ませ!これは妖術だ!」 隊長は隊員達の頬をはり目を覚まさせた。
145 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/20 20:24:12 ID:sE2Kntl6O
宇宙世紀20XX…… 関西の大規模部落を中心とした巨大勢力は、宇宙に進出を遂げた。 宇宙団地(コロニー)で人は生まれ、そして死んでいった… 眠りから覚める一行。 なにやら藤岡達の目線の先に巨大な宇宙コロニーが落ちていく…地平線の辺り一面を一瞬に明るくし、藤岡は大轟音に耳を塞いだ。 「カイドウのコロニー落としだ!」
146 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/20 20:27:15 ID:sE2Kntl6O
「あれが、アレが…カイドウの…ザクか!?」
147 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/20 20:32:42 ID:Ph13N2r+O
現代文明では想像もつかない妖術で撹乱された探検隊。 これは、外部の物の侵入を拒む原住民による警告なのか? 探検隊は用意していたガスマスクで有機…もとい妖気から身を守った。 隊員 「…隊長、あれを見てください。」 隊員が静かに指差した先には、手にスプレー缶らしき物を持った男が一人。 一体、何物なのか? 藤岡 「何かを書き始めたぞ!あっ、あの文字は!」
148 :
ぶらく史くらぶ :05/02/20 20:40:58 ID:CuGkE50e0
(ナレーション)我が、藤岡弘探検隊が見たものは何だったのか!!
149 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/20 20:47:24 ID:Ph13N2r+O
隊員 「隊長!あのエタコロセの文字…」 藤岡 「ああ、あの若者のPCに書いてあった…」 どうやらこの男がカイドーの獲物のようだ。 男はすらすらと壁画を書き続ける。 藤岡 「おい、カイドーが捕まえる前に、あの男にセンサーを付けろ。」 隊長の指示で、隊員が液状の物体を銃で打ち付けた。 この液体から発信され、探知機で男の居場所が確認出来るのだ。 藤岡 「ん、あれは何だ?」 壁画を書く男のまわりを、数人の男たちが取り囲む。 カイドーか?
150 :
ぶらく史くらぶ :05/02/20 20:53:30 ID:CuGkE50e0
(ナレーション)われわれ探検隊が見たものは <「エタコロセ」「ヨツコロセ」の文字が大アップになる>
151 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/20 20:56:23 ID:sE2Kntl6O
やがて若者は、取り囲んだ数人の人物に黒塗りのベンツに連れ込まれ、消闇にえて行った。 隊長「レダーは!?」 探知器を見つめるクルー。 隊員「確認できました!北西に約時速110です、早いです。」
152 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/20 21:00:01 ID:sE2Kntl6O
訂正 →闇に消えて行った
153 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/20 21:03:37 ID:Ph13N2r+O
数人の男たちは、壁画を書いていた男と話をしているようだ。 一見穏やかに話しているが、威勢の良かったスプレー缶男の、 次第に萎縮していく様を見、それが決して友好的な物では無い事は見て取れた。 隊員 「接触しますか?」 藤岡 「いや、我々の目的は糾弾の儀式を見ることだ。 彼らを追跡してカイドーの住みかを突き止めるためにも、 しばらく様子を見よう。」
154 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/20 21:09:46 ID:Ph13N2r+O
153→151でお願いしまつ
155 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/20 21:15:03 ID:sE2Kntl6O
オッケーです 先走ってすみません
156 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/20 21:18:46 ID:Ph13N2r+O
探検隊は速やかに荷物を4WDに積み込み、 謎のベンツの追跡を開始した! 隊長は確信した。あれがカイドーだ! 藤岡 「この探知機だけが頼りだ…。
157 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/20 21:25:52 ID:sE2Kntl6O
オタマのようなアンテナをクルクルまわしながら走る4WD車。 その時である クルーの見つめる探知器のレーダー盤上に点滅する若者の位置を示す光点が止まった。
ちなみに水曜スペシャル「川口浩探検隊」のオープニングにかかっていた曲は "Theme from S.W.A.T." です。
159 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/20 21:50:30 ID:Ph13N2r+O
藤岡 「点滅の消えたポイントへ向かえ!そこが住みかだ!」 〜私はカイドーとの接触に不思議な緊張を覚えていた。 あの若者が怯え切っていた糾弾の儀式。 一体どんなおそろしい手段を使うのか? 私は自らの気を引き締めた!
160 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/21 01:22:56 ID:yNgZoLPpO
目的地に到着した時には、既に夜は明けていた。 周囲には何かを主張しているのだろう、 筆で書きなぐった看板が数多くある。 隊員 「隊長。どうやらあの建物のようです。」 隊長 「解放会館…人が集まってきてるな。儀式のために集まってるのだろうか?」 〜これだけの大人数で行なわれる儀式とは一体どんなものか? 我々は建造物に潜入することにした。 隊長 「気付かれないように慎重に行くぞ!」
161 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/22 00:26:49 ID:ANI/VkTzO
施設に潜入した探検隊。 体育館を思わせる広い部屋には、多くの人たちが着席している。 探検隊は身を隠して事の成り行きを見守った。 司会 「ただ今より、糾弾会を始めたいと思います。」
162 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/22 22:19:53 ID:UHvbKyBGO
統一教会の信者だって本当ですか?
163 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/23 00:54:36 ID:iGtVy5DjO
いよいよ儀式が始まり、緊張が高まる探検隊一行。しかし次の瞬間!
164 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/23 17:34:43 ID:nvOyhPoWO
関係者 「君ら、そんなところで何しとるん?はよ席につかなあかんで。」 藤岡 「あ、いや、その…」 関係者は有無を言わさず、探検隊を傍聴席に座らせた。 我々は思わぬ理由で糾弾の儀式の参加者となったのだ! 藤岡 「それにしても、この殺気…いや怨念か、この異様な雰囲気に我々は飲まれてしまいそうだ。」
165 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/23 17:56:38 ID:nvOyhPoWO
おもむろに立ち上がった進行役が、昨夜捕まえたスプレー缶男について語りだした。 進行役 「○月×日深夜、〇〇は△△団地の外壁に卑劣な差別落書きを行い…」 静かな場内はやがて、怒りをぶちまけるもの、 悔しさから涙声で心情を訴えるもの、 理詰めの論調で語るもの さまざまな口撃でスプレー缶男を攻めていく! スプレー缶男は、まるで衰弱したかのように小さく体を丸めた。 これは精神の拷問、まさに恐怖の儀式だ! 我々はついに糾弾の儀式の真実をみた! その時である! 隊長がおもむろに立ち上がり、スプレー缶男の元へ歩きだした! 一体何をするつもりなのか?
166 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/23 18:11:04 ID:nvOyhPoWO
スプレー缶男の前に立ちはだかる藤岡隊長。 男の両肩に手をかけ、力強く語るのだった! 藤岡 「おまえも男なら、男らしく皆に謝るんだ!何なら俺も一緒に謝ってやる!」 そう語ると隊長は民衆の前で土下座した! スプレー缶男も、隊長の男気に触れ、その重い腰をあげた! 「本当に申し上げありませんでしたぁ…」 進行役 「(これから面白くなる所なのになぁ…)」 隊長の男気が通じたのか、民衆は拍手で讃えた! 藤岡 〜心をさらけだせば、文化、民族の枠を飛び越え、皆仲良くなれる。私は今、それを再認識した!
167 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/23 18:38:44 ID:nvOyhPoWO
その夜、地元の祭りに招待された探検隊。 民族料理に舌鼓を打ちつつ旨い酒をのむ。 未知の環境での、思わぬ心のふれあい。 これは探険の醍醐味でもある。 「隊長はん… 訳(隊長、我々は貴方の正義を愛する姿勢に感激しました。 ぜひ、これをお受け取りください。) …これ、付けてくれまへんか?」 それはゼッケンの様だった。 藤岡 「狭山?これは何ですか。 …なるほどぉ、それはひどい話だ。わかりました。お役に立てるなら付けましょう!」 隊員 「隊長、それはちょっと…」 藤岡 「正義の為だ!付けるぞ!」 堂々とゼッケンを付けた隊員達。 隊長の屈強な体に、ゼッケンがはち切れそうだ。
168 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/23 19:40:20 ID:wygD1deqO
ゼッケン藤岡
おやおや、藤岡さんゼッケン付けちゃいましたよ。 本当に大丈夫ですか?
170 :
ぶらく史くらぶ :05/02/23 21:23:22 ID:/xZIlbOZ0
藤岡「よし、これからこのゼッケンを我が探検隊のユニホームにする。」 隊員「えー。マジっすか?」 藤岡「もう決めたことだ」
171 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/23 21:27:21 ID:lzq/2gLJ0
>>162 東スポの誤報だったそうだ。もう10年近く前の話。
172 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/23 22:08:17 ID:nvOyhPoWO
青い隊員服に黄色いゼッケンが映える。 隊長はこのカラーリングがすっかりお気に入りだ。 藤岡 「ところで、狭山、行ってみたくないか?」 エンディング ♪Going the distance〜 正義を愛する心に国境はない。 隊長は己の信念をさらに強固なものとした! (ナレーター・田中信夫)
173 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/23 22:16:41 ID:Ie8ZR0kbO
隊長の最後の言葉が気になる。
174 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/24 00:27:12 ID:kySaYS+jO
入間川駅に集合か?
175 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/24 01:12:22 ID:pSd2yNhoO
在日米軍の全面協力で空路、狭山のジョンソン基地へ
アホスレ
ここ読むのかなり生き甲斐になってる俺
178 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/24 16:37:33 ID:IjuAgncc0
途中で阿藤快と遭遇してほしい お互いゼッケンつけて
179 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/25 01:27:48 ID:Y+9x5FQLO
水曜スペシャル 藤岡弘、探険シリーズ 緊急調査! サーヤマ自治区の恐怖伝説 エンザイの謎を追え!
180 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/25 01:49:18 ID:3d9at1DP0
(ナレーション) われわれ藤岡弘探検隊はムサーシ帝国サヤーマ自治区ホルカネ村の 恐怖エンザイの謎を追う為、一路ハーネダ空港へと向かった。
181 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/25 05:34:01 ID:h3Vv16h/O
さらに、我々藤岡弘探険隊は在日米軍の協力によりサーヤマヂョンソン基地へと向った。
182 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/25 10:53:08 ID:Y+9x5FQLO
隊員 「隊長、エンザイとは一体何ですか?」 藤岡 「私は、濡れ衣のようなものと聞いた。 それが人体にまとわりついて身動きがとれないようにして苦しめるのだろうか?…。 大体、生物なのか何なのかも分からん。とにかく現地の案内人に聞いてみよう。 案内人との待ち合わせの目印は(胸に指を差して) この…ゼッケンだ!(力強く、そして笑みを浮かべながら)」。
183 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/25 12:33:07 ID:plYBTllZO
「ホルカネ村」 の表記は現存町名と混同しやすく(そこは部落では無いが)、誤解を生じやすいのでできれば使わないでもらいたい。 強姦殺人事件の舞台なので表記は慎重にお願いします。
184 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/25 13:51:13 ID:plYBTllZO
ただし、内容はあくまでシュールに、そして過激に…藤岡のダイナニズム満載で頼みます。
185 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/25 14:35:40 ID:h3Vv16h/O
そこは解っている上で中出しの現場へ
186 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/25 14:52:08 ID:plYBTllZO
え、現場行くんか?
187 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/25 15:18:18 ID:Y+9x5FQLO
こんにちは179、182です。私の予定では、事件現場には行かない設定で進めるつもりでしたが、 もし現場に行くストーリーを考えていて、それを発表したい方がいたら、その方にお任せします。 ネタの食い違いがあってはいけないので。 出しゃばってすいません。
188 :
185 :05/02/25 16:12:26 ID:h3Vv16h/O
>187 私こそすみません。あなたにあわせます。
189 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/25 17:04:10 ID:Y+9x5FQLO
185様 ありがとうございます。 深夜に再開予定です。
190 :
185 :05/02/25 18:46:18 ID:h3Vv16h/O
私も仕事の関係で深夜になります。
191 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/25 23:50:16 ID:Y+9x5FQLO
探検隊は案内人と合流した。 案内人 「いや〜藤岡さん!今日はねぇ、僕が案内人やるんですけどね、 何だかなぁ、どこからぶらりしましょうか?」 おやおや阿藤さん、案内人役がうれしいからって、ちょっとはしゃぎ過ぎですよ。 (ナレーション・滝口順平) 藤岡 「いや〜愉快な人だなぁ。日本の俳優の阿藤快さんに似てるねぇ(しみじみ)」 未知なる物との遭遇に、緊張を隠せなかった探検隊。 だが、この愉快な案内人の登場で、場の雰囲気が一瞬で和んだ。 (ナレーション・田中信夫) 案内人 「何だかなぁ、似てるも何もなぁ…まぁいいや、 これからエンザイ研究の発表会が始まるんで、そこへ行きましょう。」
192 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/26 00:09:39 ID:fvvjwAlOO
案内人 「ここでね、エンザイ発表会があるんですけどね、 どんな話が聞けるのかなぁ。ちょっと行ってみましょうか。」 おやおや阿藤さん、建物の中に入って行っちゃいましたよ。本当に大丈夫ですかぁ。 (ナレーション・滝口順平) 藤岡 〜我々には、エンザイに関して何の手がかりも無い。 この発表会は、この探険の結果を十分左右するものだ。 私は発表の内容に大いに期待した! 多くの人達が集まった場内は、不思議なほど静寂としていた。 それは、これから始まる謎解きへの期待感からなのだろう。 探検隊も固唾を飲んで見守った。 (ナレーション・田中信夫)
#何かもの凄いカオスだな。最高w
194 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/26 00:52:12 ID:fvvjwAlOO
研究発表会が粛粛と進行していく。 参加者の真剣なやりとりに隊長は関心頻りだ。 「Iさんは警察の杜撰な捜査のせいで、無実の罪で何十年も牢獄に… これは童話地区に対する、不当な差別がもたらす…」 案内人 「何だかなぁ、かわいそうだよなぁ。 でも、Iさんの為に皆一所懸命だよね。まだまだ世の中捨てたもんじゃないね」 旅での出会いで、人の温もりを感じる。これもBらり旅の魅力ですねぇ。 (ナレーション・滝口順平) 研究者たちの発表を一時一句洩らさず聞き続ける探検隊。 その時、隊長が研究者のボヤキに反応した! (ナレーション・田中信夫)
195 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/26 01:08:59 ID:fvvjwAlOO
「実はね、杜撰な捜査をした当時の捜査員が、 そこの高台の高級住宅地に豪邸立てて住んでるんですよ。 かたや無実の罪で牢屋生活、かたや捜査ミスを犯しておいて優雅な豪邸生活。 私はこの矛盾が許せんのですよ!」 藤岡 「なるほどぉ、これは、すべての謎はその捜査員が握っているな! ようし!高台の豪邸に行こう!」 隊長は遂に目標を定めた!(ナレーション・田中信夫) 案内人 「高級住宅地かぁ、セレブが一杯いるのかなぁ? じゃあ早速行ってみましょう!」 おやおや阿藤さん、張り切りすぎて怪我しないでくださいよ。 (ナレーション・滝口順平)
196 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/26 01:27:06 ID:fvvjwAlOO
高台の高級住宅地のふもとまで車で乗り付けた探検隊。ところが! 藤岡 「おぉ、この傾斜は急だなぁ。車は無理か。仕方がない、ここからは歩きだ」。 探険隊は、この過酷な山道に果敢に挑む。 目的地は、あの頂上の豪邸だ! (ナレーション・田中信夫) 案内人 「…ここ見てよぉ。普通の家なのにさぁ、玄関に“甘味処”って書いてるよ。 何だかなぁ、これ珍しいよね。ちょっと行ってみましょうか」 おやおや阿藤さん、ホント食べ物となると夢中になるんだから (ナレーション・滝口順平)
197 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/26 01:42:05 ID:fvvjwAlOO
※依頼 誰か、探検隊を頂上まで行かしてください。 頂上についた段階でのネタはあるので、そこから参加させてください。
198 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/26 01:51:26 ID:fvvjwAlOO
※依頼2 まだ謎は説かないでくださいね。
199 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/26 02:42:04 ID:/So0ncteO
急な傾斜にはりつきよじ登る藤岡一行。 しかし行けども行けども頂上は見えない。 握力の限界である。 「気を引き締めろ!」 「…隊長、自分はもう、ダメであります!あっ!」 谷底に落下していく若い隊員… それはあまりにもあっけない最期だった。 藤岡「何たることだ!シリーズ初の殉職者を出してしまった…。しかし、貴様の死は無駄ではないぞ!」 その時である どこからか、藤岡の目の前にひとひらの紙キレがひらひらと舞降りてきた よく見ると何か文字が書きなぐってある 「刑札にいうな 子ども死出しまう」
200 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/26 03:38:14 ID:zlb+j56k0
(ナレーション)その、ナゾの紙切れの意味は何なのだろうか・・・・! <かみきれが画面いっぱいに大アップになる> 藤岡「・・・けいさつにいうな。こどもがしんでしまう・・・どこかで 聞いたことがあるような文章だ」
201 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/26 03:44:22 ID:/So0ncteO
ウムー。 「佐野屋?…西武円の池の中…?」 なんだこれは?
202 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/26 03:59:11 ID:zlb+j56k0
(ナレーション) ナゾの紙キレに考える隊長。しかし、危険が迫っていて それどころではない。ナゾは解けるのか・・・・!
203 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/27 00:22:29 ID:ZC3B7GaO0
案内人 「へぇ〜、この和室で甘い物をご馳走してくれるんですかぁ。 この窓越しにみえる日本庭園も見事だよなぁ、なんだかなぁ。」 主婦 「この庭は主人の趣味なんですよ。 そして甘い物を作るのは、私の趣味(微笑み)。」 案内人 「趣味と実益をかねてるのかぁ。なんか凄いね!」 自宅のスペースを生かした甘味処。 奥様の心配りがうれしいですね。 (ナレーション・滝口順平)
204 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/27 01:15:27 ID:SiNCyfuoO
高台の住宅地の中腹まで登ってきた探検隊、 すでに隊員達の疲労はピークに達していた。 その時である、隊長の携帯電話が鳴りだした! 藤岡 「おぉ、生きていたのか!」 傾斜から転落した隊員は生きていた! しかも転落した際に介抱してくれた現地人に有力な情報を得たと言う。 情報によると、謎の紙切れは現地に住む事件厨が、 黄色いゼッケンに反応して投げ付けるのと言うのだ。 藤岡 「我々を警戒しているのか?」 さらに隊員は謎の捜査員の写真も入手していた! 隊員は、隊長の携帯電話に画像を送信した! (ナレーション・田中信夫)
205 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/27 01:43:39 ID:SiNCyfuoO
画像を確認する探検隊。 もしかすると付近に捜査員がいるかもしれない。 我々は周囲に注意を払った。 その時である! 一人の男がウォーキングしている。 隊長は画像と見比べ確信した!あの男が捜査員である! 藤岡 「すいません、一つ聞いていいですか?」 捜査員 「(黄色いゼッケン、狭山…)!」 隊長の呼び掛けに捜査員は逃げ出した! 碁盤の目の様な住宅地を縦横無尽に逃げる捜査員。 隊員達はなかなか追い付けない。 隊長も死力を振り絞って追跡するも、間一髪のところで逃げられる。 そして捜査員は豪邸の中に逃げ込んだ。 我々は目的地に辿り着いた! (ナレーション・田中信夫) 案内人 「甘味処の奥さんに、お土産にお餅もらっちゃいましたよぉ。うまそうだなぁ」 おやおや阿藤さん、ちゃっかりしてますね。 (ナレーション・滝口順平)
206 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/27 02:04:59 ID:SiNCyfuoO
隊員 「隊長どうします?乗り込みますか?」 藤岡 「ダメだ、よく見ろ。この豪邸はセコムと契約している。侵入は出来ない。 出入口はここだけか? ようし、この門の前でキャンプを張ろう。 出てくるまで、待とう!」 ここまで来て逃げる訳にはいかない。 隊長は長期戦を覚悟した! (ナレーション・田中信夫) 案内人 「この辺まで登ると景色もいいね!…あれ、紙吹雪? あの家の2階から僕に撒いてくれてるよぉ。 あっ、黄色いゼッケンの隙間に紙が入っちゃったよw。 僕のファンかなぁ?ちょっとあの家、行ってみましょう」 おやおや阿藤さん、普通の家ですよ。大丈夫ですかぁ? (ナレーション・滝口順平)
207 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/27 02:28:25 ID:SiNCyfuoO
案内人 「ごめんください。阿藤と言う…」 主婦 「はい…(黄色いゼッケン、狭山…)! まさか、また家の子がご迷惑を…」 案内人 「いえいえ、僕を歓迎してくれたんですよぉ。 紙吹雪まいてくれてさぁ。 お礼に、この紙に僕のサインを書いたんですよぉ。」 主婦 「まぁ、あの子、またこんなビラを作って…! どうもすいません。きつく叱っときますから…」 案内人 「いやいや叱らなくても…」 主婦 「これ、お詫びですので…(バタンッ!」 案内人 「僕のファンのお母さんにクッキー貰っちゃいましたよ! 何だかなぁ、ファンの子なも会いたかったなぁ。」 おやおや阿藤さん、タレント冥利につきますね。 (ナレーション・滝口順平)
208 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/27 03:16:58 ID:SiNCyfuoO
キャンプを張って、3日が過ぎた。 何一つ、変化は起きなかった。 捜査員はすぐそこにいる。 しかし、その僅かな距離が(セコムを解約しない限り)永遠に縮まりそうにないのも、一つの事実だった。 隊員 「隊長、食料と水が底を尽きました…」 藤岡 〜私は隊員達に決して最後まで諦めるなと言い続けてきた。 だが、指揮官としてそろそろ決断を下さなければならない時が来たようだ。 隊員達の疲労も極限に達していた。 思うに任せないくやしさを腹の底から噛締める。 それを学ぶなら、撤退も恥ずべき事では無い…。 (エンディング) 高台の豪邸に住む捜査員は、エンザイの謎を、その豪邸の中で守り通した。 我々は、その真実を突き止めることは出来なかったが、 闇の封印を説き、エンザイの真実を知るための数々の証拠はつかんだ! (ナレーション・田中信夫) 案内人 「何かお土産一杯貰っちゃったけど、 今回の旅は、人々の助け合い、支え合いが見られて、気持ちが暖かくなりました。 また、いい旅をしたいですね。」 暮らしが豊かになっても、心の豊かさも忘れてはいけませんね。 心のふれあいを見つけるために、明日もどこかへBらり旅…。 (ナレーション・滝口順平)
210 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/27 15:58:18 ID:J9+H/YgC0
また鯖が飛ぶんだろうな。
211 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/27 22:25:47 ID:o2SVj5iL0
で、次の探検先はどこでっか?
212 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/27 22:30:33 ID:tvSPSzZWO
リクエスト 狭山→東京(ヒンガシスーミダ共和国)
213 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/27 22:31:30 ID:tvSPSzZWO
リクエスト 狭山→東京(ヒンガシスーミダ共和国) 謎のピッグスキンを追え
214 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/27 22:41:14 ID:o2SVj5iL0
今回、わが藤岡弘探検隊は、ヒンガシスミーダ共和国のピッグスキンのナゾを 解くため、一路、ハーネダ空港へと向かった!! はたして今回は我が探検隊の目指すヒンガシスミーダ共和国のピッグスキン のナゾを解くことができるのか!!!
215 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/27 22:50:29 ID:tvSPSzZWO
早! もう決定かよ!?
216 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/27 23:19:50 ID:o2SVj5iL0
我々、藤岡弘探検隊はハネーダ空港で降り、現地案内人と合流した。 藤岡「あれ、この前の日本の俳優・阿藤快サンによく似たひとだ。」 藤岡探検隊と同じ、黄色いゼッケンを付けた現地案内人を見て、ふとつぶやいた。
217 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/27 23:20:54 ID:tvSPSzZWO
今回、藤岡隊長以下隊員及びスタッフ一行は、羽田より京成線ルートをとった。 隣国ヤヒーロから陸路ヒンガシスミーダへ進む。 ヤヒーロの駅で、これまた隣国のターチンバナ領生まれの案内人、坂崎・メリーアン・幸之助氏と合流する予定である。
218 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/27 23:22:15 ID:tvSPSzZWO
ごめん、フライングした。 案内人・坂崎は却下でいいです。
219 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/27 23:26:33 ID:o2SVj5iL0
220 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/27 23:40:08 ID:tvSPSzZWO
電車が曳舟を過ぎたあたりで 隊長の訓辞があった。 「今回のミッションは、今までの探検ゴッコとは訳が違う…とにかく気を引き締めていこう!」 同時にスタッフより一同にガスマスクが配られた。 ヤヒーロに降り立つ藤岡。 防毒マスクにゼッケンで身を包み、既に重装備である。
221 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/28 00:25:10 ID:DwWXQvME0
さて、ヤヒーロの駅で現地案内人、坂崎・メリーアン・幸之助氏と合流した 藤岡弘探検隊、果たしてどんな展開が待っているのか・・・
222 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/28 00:41:39 ID:qsXneo6xO
改札をおそるおそる慎重に通過すると、アコースティックギターを背負った男性が我々を迎えてくれた。 この眼鏡をかけた、少しだけアフロヘアーの親しみやすい顔立ちの中年男性がメリーアン・幸之助氏だった。 「じゃ、さっそく行きますか」 何気なく言い放つ幸之助氏の言葉に力強くうなずく隊長。 ほどなく歩くと交番があった。 「あれは国境警備隊ですよ。ここから先がヒンガシスミーダです」
223 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/28 00:45:26 ID:DwWXQvME0
われわれ、藤岡弘探検隊一同は胸の黄色いゼッケンをギュッと握りしめ、 国境警備隊に差し掛かった・・・
224 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/28 00:55:55 ID:DwWXQvME0
「ちょっと待って!」 国境警備隊に呼び止められる藤岡探検隊一行。 「どこまで、いかれるのかな?」
225 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/28 00:59:05 ID:qsXneo6xO
国境を越えようとする藤岡一行。 だが、立哨している国境警備隊はチラットゼッケンに目をやるだけで、見て見ぬ振りなのだろうか、なにも言ってこない。 「妙にユルイな…」 どうやら現在この国の統治は乱れているようだ。
226 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/28 01:00:23 ID:qsXneo6xO
225 取り消し
227 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/28 01:04:41 ID:DwWXQvME0
ゼッケンの威光か?われわれ探検隊一同は、すんなりと国境警備隊を 通過することに成功した。ヒンガシスミーダきょう和国に足を踏み入れた 藤岡弘探検隊。ピッグスキンのナゾが・・・
228 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/28 01:06:09 ID:DwWXQvME0
229 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/28 01:09:03 ID:qsXneo6xO
「我々は……」 その藤岡の言葉を遮るように割って入り、警備隊になにやら言う坂崎 「旦那ー、ちょいと清掃工場を見学しに行くだけですよ〜」 ふとゼッケンに目をやる警備隊 「げっ!…なんだ…そういうことか…よし、通れ」
230 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/28 01:09:11 ID:DwWXQvME0
>>ナンノ氏 OK?
231 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/28 01:10:54 ID:qsXneo6xO
はい、ナンノです じゃあ229取り消しで再開
232 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/28 02:05:02 ID:R02igtl+O
国境を越えてからは、周りの雰囲気が異なるのがヒシヒシと感じる。気を抜いてはならない。
233 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/28 02:11:38 ID:R0K8gANoO
その時である! 隊員の一人がニッポン放送「ナンノこれしき」を傍受した! 藤岡 「オイ! 気を引き締めていこう!」 吐息でネット〜♪
234 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/28 02:13:20 ID:qsXneo6xO
ドラム缶が無数に並ぶ、何かの古い工場と思われる施設のブロック塀づたいに歩く藤岡一行。 塀を見ると、[危険物取扱…]などの錆びたプレートが貼られている。 「やはり危険だ!気を引き締めていこう」 「隊長、この工場のまわりは、なにやらマクドの店内のような匂いがしませんか?」
235 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/28 02:21:10 ID:qsXneo6xO
ONKYO製コンポ[ラディアン]を改造した無線機で「ナンノこれしき!」を聞きながら進む隊員達。 この番組…つまりもう夜中である。 季節感あふれる華やかな「吐息でネット」に合わせ坂崎はギターを構えている。 スタッフ「そろそろここらでキャンプ張りますか?」
ラディアン、ハライテ〜www
237 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/28 02:34:52 ID:qsXneo6xO
ハートフルな「ナンノこれしき!」 を聞きながらテントを張る一行。 その時である 我々は無線機から、驚愕の言葉を聞いた…! 「はい、次のおハガキは、えーと東京都のフジオカ…あっ、ペンネーム隊長さん。ナンノさんコンバンハ、 いつも楽しく聞いてます…」 思わずガッツポーズをとる隊長。 藤岡「よっしゃあー!ナンノヘン鉄ゲット!」
238 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/28 02:37:45 ID:qsXneo6xO
アイテム「ナンノへん鉄」取得により 藤岡のパワーが5ポイント増えた
239 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/28 03:03:56 ID:R0K8gANoO
「ナンノへん鉄」解説きぼん。 漏れ富田靖子のKENWODO、ROXYでヤンタン聞いてましたから。 前貼りステッカー的な香具師かな?
240 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/28 03:23:37 ID:qsXneo6xO
ヤンタンならば関西ですね 「ナンノヘン鉄」はハガキ読れるともらえるのですが、実態は謎です。 聞いた話しによれば鉄板の破片のようなものに「ナンノこれしき!」 「1242ニッポン放送」あるいは「まかせてチョンまげニッポン放送」 等の刻印がプレスされてあるそうです。 その効能は、何歳になっても、いつでも思春期モードが体感でき、また、ナンノと一緒にいるような安堵感(錯覚)とせつなさが得られます。 スレ違い、ナンノヲ太話しご容赦。
241 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/28 03:27:41 ID:qsXneo6xO
訂正 読れる→読まれると ちなみに[ラディアン]は高かったので、パナソニックだったか?の[ドデカホーン](当時流行ってたやたら重底音重視系)でラジオは聞いていました。
242 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/28 03:48:38 ID:BwIKsXBIO
新作は、Bらり作家陣による探検隊のようですね。
ナンノ氏、解説ドモ。 スレ汚しスマソ。
244 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/28 03:52:50 ID:qsXneo6xO
いえ こちらこそ、つい思春期モード入った。
245 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/28 13:16:06 ID:R02igtl+O
ワシもや。
藤岡弘、探検シリーズ・第六弾は3月19日(土)よる7時〜8時54分に放送予定 藤岡弘、探検シリーズ第6弾ミャンマー山岳地帯 顔面入れ墨の部族チン族に潜入! そこで見た謎の人形が示す物とは?!またもや壮絶な探検が待ち受けていた!!
247 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/28 18:14:08 ID:qsXneo6xO
夜が明けるのを待たずに、我々は探検を再開した。とりあえず国境からまだ100mも進んでいない。 案内人が叫んだ 「気をつけて!あの巨大な煙突から毒ガスを散布して我々を攻撃している…」 まさか…? 慌てて大気中の有毒物質を測定するスタッフ 「大汚鬼神を1uあたり0.0000057ng検出しました!」 大汚鬼神!!?…やはり我々は歓迎されてはいないようだ。
248 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/28 18:17:32 ID:14tM+LH50
わろたwwwwwwwwwwwwwww
249 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/28 19:16:23 ID:qsXneo6xO
「うーむー、あんな巨大な煙突を建造するとは…国力も盛んらしいな」 とりあえず防毒マスクを装着し、煙突の方向に進藤岡一行。 我々は何人かの外人とすれ違った 坂崎「彼等は外人部隊ですよ、最強の傭兵です」 その時である 「なんだあれは!?」 隊員の指差す先に、何かの施設があり、その中に、赤い褌一枚の半裸のチョンマゲの男が、何かを担いでいる姿の紋章が描かれた軍用トラックの大群が並んでいた。 藤岡「あのマークは飛脚だろうか?それにしてもかなりの大部隊だ…一体何を運ぶのだろうか」
250 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/28 21:48:10 ID:DwWXQvME0
そして、その軍隊の隊員たちのシマシマの制服。 タコ部屋か?囚人の強制労働か?
251 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/01 21:22:40 ID:ZDmWvSy6O
藤岡「うむ・・確かに坊主頭の人が多いな。何者か?」
252 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/01 21:46:42 ID:V5EHaGAYO
その輸送部隊の兵士達は皆、きびきびと常に走っている。歩く事を禁止されているのかだろうか。 それとも重大な作戦でも発動し、出撃が近いだろうか? 「我が隊も、ああなりたいものよ…」 「それにしてもピッグスキンの手掛かりが一向につかめんな」 坂崎「実は、近くの東あずま図書館にその一部が展示されてるんだが…」
253 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/03 02:51:44 ID:F2p9C4PX0
藤岡「よし!図書館の開館時間まで、輸送部隊を偵察しよう。」 隊員「はい。」 坂崎「しかし、彼らの動きはキビキビとすばらしい動きをしてますね。」
(巛ミ彡ミ彡ミ彡ミ彡ミ彡)ミ彡ミ彡)ミ彡)
このスレツマランのじゃ、ボケ!下らん事に書き込んでんじゃねえよ ,,从.ノ巛ミ 彡ミ彡)ミ彡ミ彡ミ彡)ミ彡)''"
人ノ゙ ⌒ヽ 彡ミ彡)ミ彡)ミ彡)'
∧_∧ ,,..、;;:〜''"゙゙ ) 从 ミ彡ミ彡)ミ彡,,)
√(:::.・∀・) ,,..、;;:〜-:''"゙⌒゙ 彡 ,, ⌒ヽ ミ彡"
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>>1-235 "⌒''〜" し(__)
おめぇ尻のアナしか興味ないんか?クソ童貞!童貞守って死ぬがいい!!!
255 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/03 03:04:19 ID:F2p9C4PX0
↑ 基地外か?
256 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/03 04:37:29 ID:kBFU7wOMO
旧中川の土手に身を隠し輸送部隊の様子を見張る藤岡一行… 我々は、ひっきりなしに出入りするトラックを、ただ空しく見張り続けた。 土手は綺麗に改修工事がなされていて整然としていた… 「しかしこの川、ぜんぜん流れてないように見えるなぁ」 隊員「そろそろ開館時刻になりますが、どうします?」 「…行くしかなかろう」 隊長の英断により、我々は図書館があるオムーライ・シティ方面に進攻を始めた。
257 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/03 04:44:44 ID:F2p9C4PX0
隊長「決して気を抜くなよ。ええか?」 隊員一同「(力強く)はい!!」 果たして、ピッグスキンのてがかりをつかめるのか・・・!
258 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/03 04:54:36 ID:kBFU7wOMO
図書館の入口に到着した一行。 入るとすぐに硝子ケースが並んでいた。 そこには電電公社より受注した、量産化日本初の電話機の金型など、この地の特産の工業品の数々が展示してあった… 「あれじゃないか?」 除いてみると真っ青に染革処理された乳首のあとも生々しい豚のナメシ皮のようなものが… 「これが…」 よくみると同和云々…組合と書いてあり、I商店の出品であることがわかった。
259 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/03 05:00:52 ID:kBFU7wOMO
藤岡「…ダメだ!何の事だかさっぱりわからん!」 我々は、手掛かりをつかむ事はできなかった…
260 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/03 05:03:08 ID:F2p9C4PX0
藤岡隊長「坂崎さん、どうしたらよいでしょう。ほかに手がかりとなるものは?」
261 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/03 05:20:58 ID:kBFU7wOMO
坂崎「図書館でしばらく手掛かりになりそうな本でも探しますか?」 藤岡「うーん…書籍か」 坂崎「それとも、もういっぺん、ヒンガシスミーダに戻りますか!」
262 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/03 12:22:11 ID:shCqa97KO
藤岡 「まずいなぁ、シリーズ始まって以来、こんなグダグダは初めてだ。」 頭を抱える隊長。 その時、案内人はその原因について話出した。 坂崎 「実は、この国にはピッグスキンの伝説を闇に葬りたいと考えている勢力が存在していて、 その力により、ピッグスキンに関わった者達は、住みかを追われ、 集落としての形体は崩壊しているのです。ですから、なおさら謎は解けないのです。」 藤岡 「ではなぜ、その人達は追われたのですか?」 坂崎 「そのピッグスキンの儀式を行なう時に発生する匂いです。 政府は妖気だと決め付けましたが、それも言い掛かりのようで…。 あっ、実はまだ、その集落の伝統を引継ぎ、 ピッグスキンの儀式を継承している人達がいるそうです。」 藤岡 「ようし!その人達を見つけだそう!居場所は分かりますか?」 坂崎 「調べてみましょう」
263 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/03 13:06:58 ID:kBFU7wOMO
さっそく図書館三階でゼンリンを見る坂崎 「◯◯産業…◯レザー…まだけっこうありますね…」
264 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/03 14:16:14 ID:shCqa97KO
坂崎 「あぁ、どうやらこの会社が一番の老舗のようですね。」 藤岡 「ようし、その会社に行こう!」 隊長は目標を定めた!
265 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/03 14:31:05 ID:shCqa97KO
探検隊が4WDに乗り込もうとしたその時、 「佐川急便です。藤岡さんにお届け物です。」 藤岡 「おぉ、これがナンノヘン鉄…、例え様の無い不思議な形だねぇ。」 隊長は鉄片を胸ポケットに収め、車に乗り込み出発した。
266 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/03 14:55:32 ID:shCqa97KO
車は快調に進み、目的地の会社へと到着した。 車を下り、会社へと迎う探検隊。周囲には独特の匂いがたちこめていた。 それは、今ここでピッグスキンの儀式が行なわれている事を証明していた。 探検隊はある一人の男を見つけた。 その男は皮のようなものから脂分を取りのぞいていた。これも儀式の一環だろうか? だが、何かうまく行かないのだろうか?苦労してる様が見て取れた。 隊長が近ずく。
267 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/03 15:11:12 ID:kBFU7wOMO
近づくほどに異臭が濃くなっていくのがイヤでもわかった。 「うっ…」 藤岡は、や生まれて初めての強臭にドキドキした。
268 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/03 15:21:40 ID:shCqa97KO
藤岡 「どうしました?」 男 「いやね、この部分の脂がきれいに取れなくてね。 小さいことだけど、これで手を抜いたら、うまく仕上がらないんだよね。」 藤岡 「いゃ〜難しそうだねぇ。…あぁそうだ!これを使ってみますか?」 隊員 「隊長、それナンノヘン鉄!そんなことを…」 藤岡 「いや、いいんだ。」 隊長は、自らの宝物の鉄片を男に渡した。 その例え様の無い形状の鉄片は、男の作業を捗らせ、見事に脂分を取りのぞいた。 男は感激のあまり涙を浮かべて隊長に感謝のことばを述べた。 男 「欲しかったんですよ、ナンノヘン…じゃなくて、こんな便利な道具。 大事に使います(この人が帰ったら洗って部屋に飾ろう)!」 藤岡 〜私は頑張るこの男性の為に役に立てた事を誇りに思う。 私は今、民族の垣根を越えた友情が生まれた事を確信した! 隊長が至福を味わう、その時である! 「大変だぁ!トラックから豚が逃げたぁ!誰か捕まえてくれぇ!」
269 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/03 15:31:09 ID:shCqa97KO
トラックから逃げたのは、一匹の特大の豚。かなり狂暴な豚だ! 藤岡 「ようし、あの豚を捕まえるぞ!」
270 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/03 23:27:08 ID:shCqa97KO
まさにハプニングである。 ピッグスキンの謎解きを始めた探検隊の目の前に現われた巨大豚! まずこの豚を捕まえよう! 隊長は、そう決心した。 その時である! 豚が裏路地に逃げた。 このままでは見失ってしまう! 坂崎 「この裏路地の奥に行き止まりがあります。そこに追い込んではどうですか?」 藤岡 「ようし、おい!地図だ!網も用意しろ!」 隊長は隊員達に指示を送った。 藤岡 「裏路地のあるエリアを、端から攻めていく。 そして豚を徐々に行き止まりに追い込む。 そして捕獲だ!気を引き締めていくぞ!」
271 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/03 23:46:44 ID:kBFU7wOMO
しかし、近年整備されたとは言え、行き止まり、または幅員が2メートルに満たない路地が縦横に走っている。 「殺すな、必ず生け捕りにしろ!」 藤岡が隊員達に叫ぶ 「一人で追うな、必ず二人がかりで包み込め! 見つけ次第、合図の笛を吹け!」 隊長より厳命が下った。 どのくらい時間が経っただろうか、 しばらくして、若い隊員が、原皮置場の前に獣の糞と思われる塊が落ちているのを見つけた。 その糞に、ためらいも無く手で触れる隊員 「まだ温かい!」 どうやらこの原皮置場に逃げ込んだようだ。
272 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/03 23:52:22 ID:kBFU7wOMO
そのとき 「ピー!ピィーー!」 白鬚神社に本陣を構えた藤岡に笛の音が聞こえてきた。 思わず立ち上がる藤岡と坂崎ら幹部たち。 「よし、見つけたみたいだな、行こう!」 隊長らは、笛の音がする方向に走り出した。
273 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/04 01:44:39 ID:eh2z8NPXO
俺最近、こねスレ読むのが日課となっている。期待アゲ
274 :
ぶらく史くらぶ :05/03/04 02:46:35 ID:PsYV8BQw0
(ナレーション) ついに路地裏で豚を追い詰めた隊員達。死なさず生け捕りにすることが できるのか・・・!! 隊長「よし、慎重にな。死なすなや。」
275 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/04 08:42:18 ID:oyuuhUbjO
その時、隊員の中から 、藤岡隊随一の力自慢・花田マサル隊員が進み出た。 「隊長…ここは、おれが…」 すり足で、豚に一歩ずつ近づく花田。 両者の間合は充分につめられた。
276 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/04 10:26:56 ID:YWnj04YQO
ふとそのときである。路地裏に追い詰められた豚がこちらに突進してきた。
277 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/04 12:56:04 ID:O/BOWH5EO
真正面からぶつかり合う、巨大豚と花田。 この正々堂々とした戦いに隊長は感心の眼差しを送る! 藤岡 「いゃ〜まさに、がっぷり四つの体勢だねぇ」
278 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/04 13:09:17 ID:oyuuhUbjO
その光景をタンニン臭のするナメシ工場の中から、見ている一人の男がいた。 「あの豚…いいスキンをしている」
279 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/04 16:33:14 ID:O/BOWH5EO
巨大豚と花田の一騎打ちは思わぬ好勝負となった。 互いに一歩も譲らない。 だが、現役引退してからかなりたつ花田は、 どうやらスタミナが切れ始めたようだ。 一方、巨大豚は衰えない! 隊長は、一つの決断をした! 藤岡 「おい!花田ごと網で捕らえるぞ!」
280 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/04 16:58:07 ID:oyuuhUbjO
坂崎「さすか隊長…妙案である」
281 :
ぶらく史くらぶ :05/03/04 18:11:28 ID:YNjENjAF0
隊員全員「ハイ!(力強く)」 藤岡「何べんもいうようだが、決して気い抜くなよ。いいか?」 そして、隊員たちは網で生け捕りを試みるが豚の力も強くなかなか うまいこといかない。 果たして、ピッグスキンの謎のキーとなる巨大豚を捕らえることが できるのか・・・・・・・・・!!
282 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/05 00:47:31 ID:OTRJhvWRO
そしてなお、両者の戦いはつづく。
283 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/05 00:54:45 ID:dUbehDCeO
さすがの巨大豚も疲れたのか、その力は弱り始めていた。 そして、ついに網の中で座り込んだ。 我々は捕獲に成功した! 隊長は花田の勇気を讃えた。 藤岡 「いゃ〜大したもんだねぇ。豚も殺さずに済んだし、良かった良かった」 そこにナメシ工場で、この騒動をみていた男が近づいてきた。 「大変助かりました。是非お礼をさせて下さい」 男に言わせれば、この豚は男の買い付けたものだという。 藤岡 「我々はピッグスキンの謎を調べているのですが、今イチ情報不足で…」 男 「分かりました。私が説明しましょう。 後でお呼びしますので、しばらくお待ちください。」 男は巨大豚を連れ、どこかへ消えていった。 隊員達も網を片付けながら男を待つことにした。 ようやく謎が解けそうだ。 隊長に安堵の笑みが浮かぶ。
284 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/05 01:12:21 ID:m29yYZcUO
無理矢理工場の奥へ連れて行かれる豚を見ていた。 「ブーゥ、ブヒィ〜ん」 豚が嫌がってるのがその泣き声から、我々にもイヤと言うほど伝わってきた。 しばらくすると 「ブヒィ〜ン……バチンッ!ブゥッヒャアッア゛!!」 なにやら恐ろしいし獣声がこだました。
285 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/05 01:23:57 ID:dUbehDCeO
ほどなく、獣声は止んだ。 そして、男は戻ってきた。 藤岡 「これは一体?…」 男 「可愛そうだけどね…。 でも、これが我々の生きる術なんだよ。」 藤岡 「生け贄と言うことか…」
286 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/05 01:31:08 ID:m29yYZcUO
なにかの皮のような物を右手に持ち、高々と掲げる男。 それにはべっとりと生々しい血痕と脂身、それに所々に毛が付着していた。 太陽神に捧げる血のイケニエか?
287 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/05 01:51:04 ID:dUbehDCeO
男は自らの職場で、ピッグスキンの儀式一部始終を披露した。 生け贄にされた豚の肌が、不思議な匂いを伴いながら、 白く透き通った皮に変貌する様に、探検隊も驚いた。 かつての役人は、この光景にたじろいだ結果、 妖術として封印を試みたのかもしれない。 男 「どんな圧力が掛かっても、先祖代々、この仕事を守ってきた。 守ってこれたから、皮製品が生まれ、豚肉が食べられるのさ。」 藤岡 「つまり、この生け贄は人類皆の為のものなのか…」 我々はピッグスキンの真実に辿り着いた! 男 「どうです?今夜、広場で豚の丸焼きを一緒に食べませんか?」
288 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/05 01:58:35 ID:OTRJhvWRO
我々、探検隊は豚を捕まえたお礼に豚の丸焼きをよばれることになった!
289 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/05 02:12:41 ID:dUbehDCeO
広場の真ん中で、激しく燃える炎の中で焼かれる一匹の豚。 隊長は、この光景を感傷的に見つめていた…。 藤岡 〜我々が生きていく為には、必ず何らかの命が犠牲になる。 これは否定出来ない事実だ。 文明がどんなに発達しても、所詮この世は弱肉強食。 今回の探険では、人間たる者について考える…… 「ん〜いい匂いがしてきたねぇ」 男 「藤岡さん、焼けましたよ!」 藤岡 「おぉ、これ、うまいなぁ!ビールが進むねぇ!」 (エンディング) ピッグスキンの伝説を守る事、 それは人類を救うための、過酷な手段だった! (ナレーション・田中信夫)
290 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/05 02:18:10 ID:m29yYZcUO
番組をご覧の方々に、球界で威力を発揮するピッグスキン グローブをプレゼント 特に捕手やファーストを務める兄貴には必帯の一品。
291 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/05 02:18:41 ID:dUbehDCeO
次回予告 「太古の都の謎の要塞、 ポイント・ゼロに渡来民族を見た!」
292 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/05 02:21:35 ID:OTRJhvWRO
ほな、次はどこいきまひょ。リクエスト募りまひょか?
293 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/05 02:23:06 ID:m29yYZcUO
ゼロ番か
294 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/05 03:11:10 ID:OTRJhvWRO
292はキャンセル。それでは、太古の要塞に行きまひょ。
295 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/05 03:18:29 ID:m29yYZcUO
一つの案として聞きながしてもらいたいが 「部落民だけど何か聞きたい事ある?」スレの 1のムラに、土足で、尚かつ乱暴に攻め込むのはどうだ? 「架空の都・チョウリー集落のジエンを追え!」
「太古の都ポイント・ゼロ 渡来民族の暮らしと幻の空中都市は実在した」 カイリョウジュウタク
297 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/05 09:49:20 ID:m29yYZcUO
川からボートでゼロに上陸ってのはどうよ
298 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/05 10:11:25 ID:dUbehDCeO
カモ・リバーを整備された上流から攻めよう!
299 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/05 12:38:47 ID:OTRJhvWRO
>295 次回せめまひょ。
300 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/05 12:44:49 ID:m29yYZcUO
オーケイ カーモ河からの上陸作戦に期待大
301 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/05 16:26:44 ID:dUbehDCeO
》299 雲をつかむような話だなw。
302 :
ぶらく史くらぶ :05/03/05 22:01:32 ID:s9zVGtPh0
(お知らせ) >>ナンノ氏 「部落民だけど・・・」スレの>1あいつおかしいで。ホンマに。
303 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/05 22:05:36 ID:m29yYZcUO
〉ぶらく氏 あれはモノホンのキチガイだから、そろそろ無視しようかと思ってる。
304 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/05 22:08:29 ID:m29yYZcUO
そろそろ誰か、ポイント・ゼロ編スタートさせてください。
305 :
ぶらく史くらぶ :05/03/05 22:31:29 ID:s9zVGtPh0
306 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/05 22:49:25 ID:s9zVGtPh0
今週のテーマ「太古の都の謎の要塞、ポイント・ゼロ 渡来民族の暮らしと幻の空中都市は実在した!!」 カイリョウジュウタク (ナレーション) 我々、藤岡弘探検隊は渡来民族の暮らしと謎の要塞幻の空中都市を探るため、 太古の都、関西民国キュートへ向かった。 現地案内人として、在日の大学生、朴範幸氏に案内をしてもらうことに。
307 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/05 22:53:45 ID:s9zVGtPh0
(ナレーション) 果たして、我々は渡来民族の暮らしとナゾの要塞幻の空中都市カイリョウジュウタクを 発見することが出来るのか・・・・・!!!
308 :
ぶらく史くらぶ :05/03/05 22:59:28 ID:s9zVGtPh0
我々、探検隊一行は新幹線に乗り、一路西へ太古の都「キュート」へと向かった。 そして、キュートを降り立ち、現地案内役を務めていただく キュート在住で在日の大学生・朴 範幸氏と合流した。
309 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/05 23:03:26 ID:m29yYZcUO
事前に指定された場所で案内人と待ち合わせた。 前方から、季節外れの薄手のパーカーにポケットが縦に着いたケミカルウォッシュのジーパン姿の若者がいた。 なにやら落ちつきのない挙動と、薄汚く伸びた髪や髭が彼の境遇を物語るに充分だった。
310 :
ぶらく史くらぶ :05/03/05 23:12:37 ID:s9zVGtPh0
藤岡「彼か?現地案内人は。」 隊員「は、自分が確かめてみるであります。」 藤岡「わかった。気をつけろよ」 隊員「あのー、スミマセン。ボクさんでしょうか?」
311 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/05 23:31:24 ID:m29yYZcUO
「あっ、は、はいっ!僕が朴ですっ」 以外なほどの低姿勢に呆気に取られる隊員。
312 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/05 23:32:10 ID:m29yYZcUO
「あっ、は、はいっ!僕が朴ですっ」 以外なほどの低姿勢に呆気に取られる隊員。
313 :
ぶらく史くらぶ :05/03/05 23:39:41 ID:s9zVGtPh0
藤岡「初めまして、朴さん。私が隊長の藤岡です。早速ではありますが、 案内を宜しくお願いします」 朴「まずそれでは、カーモ河の方へと向かいましょう」 見かけによらず、彼は人懐っこい笑顔でそう答えた。
314 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/05 23:48:45 ID:dUbehDCeO
カーモ河の畔は、この町のデートスポットの様だった。 探検隊はここからボートに乗り換え、目的地へと向かう。 藤岡 「ん〜、この景色、探険と言うより観光だねぇ」
315 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/05 23:55:34 ID:dUbehDCeO
実にのどかな船旅。 探検隊は、その目的を忘れてしまいそうなくらい、 この国の美しい川辺りの風景を堪能していた。 藤岡 「いつもこんな探険なら、申し分無いのになぁ…」 朴 「こ、この先は凄いんですよ…」
316 :
ぶらく史くらぶ :05/03/05 23:55:59 ID:s9zVGtPh0
(お返事) 例の、のろけスレみてんけど、ナンノ氏おもしろすぎ。 結花ネエ知らんとは許さん。
317 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/06 00:07:57 ID:qDj89c2CO
それは、この国の誇る高速鉄道の高架橋をくぐった辺りからだろうか、 隊長は異変を感じ始めた。 藤岡 「水が濁ってきた…。何か匂うな」 その時である! 船が止まった! 藤岡 「おい、どうした!」 隊員 「挫傷しました!船の底はゴミの山です!」
318 :
ぶらく史くらぶ :05/03/06 00:13:28 ID:pLdCvUo10
(ナレーション) 朴氏のいっていた「この先は凄いんですよ」その言葉が現実となった。 目的地にたどり着くことが出来るのであろうか? はたして、探検隊一行の運命はいかに・・・・!!
319 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/06 00:27:49 ID:qDj89c2CO
船上で茫然とする探検隊。 策も浮かばぬまま時間だけが過ぎていく。 その時である! 朴 「藤岡さん!助けて!」 藤岡 「どうしたんですか!…おい、カラスの大群だ!」 カラスの大群が案内人を襲う! 隊長は得意の武道でカラスを追い払う! 藤岡 「…ふぅ、朴さん、大丈夫ですか?」 朴 「‥‥‥‥」 あまりの恐怖に言葉を失う案内人。 この付近のゴミを漁るカラスが、まさか人を襲うとは… 隊長の背筋に寒気が走った!
320 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/06 00:47:56 ID:qDj89c2CO
すっかり日は暮れ、周囲の建造物から光が漏れだした。 探検隊は、船上で夜が明けるのを待った。 藤岡 〜我々は、最初の美しい風景に見惚れ、そして浮かれた。 その油断が、このようなミスを産んでしまった! これは指揮感である私のミスだ! 私は己の未熟さを、大いに反省した…。 やがて夜は明けた。霧にけむる川辺りの下流の方角に 隊員が何かを見つけた! 隊員 「隊長、あの川辺り…」 藤岡 「建物?村のように見える。」 探検隊は予備のゴムボートに乗り換え、その謎の村を目指す事にした。
321 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/06 01:00:38 ID:eHkym/AE0
322 :
ぶらく史くらぶ :05/03/06 01:01:42 ID:pLdCvUo10
霧に煙る太古の都キュートらしからぬ風景がぼわーっと見え始めた。 藤岡「さて朴さん、どこいらで船をおりましょうか?」 朴「しかし、降りる際は気をつけてくださいね。」
323 :
ぶらく史くらぶ :05/03/06 01:04:01 ID:pLdCvUo10
(お返事)
>>321 スマン、そのスレにレスして邪魔したらアカン思うとってん。
324 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/06 01:44:31 ID:07fvJrwjO
こちらのスレはこれから面白くなりそうですね。
325 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/06 04:29:24 ID:VUn47Qah0
そこまで行ったなら、隊長には、ウージのイセータ・ウートロの探索もリクエストしたい!
326 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/06 16:11:20 ID:qDj89c2CO
カーモ河をゆっくり下ると、やかて謎の村の全貌が見えてきた。 その不規則で一貫性の無い建築工法は、この村の伝統なのだろうか? また、その古びた外観が重厚感を思わせ、まるで要塞のような存在感だ。 隊長の指示により、ゴムボートの接岸を試みる探検隊。 その時である! 隊員 「隊長!ボートの空気が抜け始めました!」 藤岡 「何だって?一体どうして… おい!この川岸は何だ! 割れたガラス瓶が敷き詰められている!」 それはまさに、村人が外部の者の侵入を防ぐために作ったバリケードだった! このままでは上陸出来ない。 その時である!隊長の司令が飛んだ! 藤岡 「みんな、ガラス瓶を拾うぞ!ポリ袋と新聞紙を用意しろ!」
327 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/06 16:24:28 ID:qDj89c2CO
隊員達は、割れたガラス瓶を拾い始めた。 集めた破片を新聞紙で包み、 〈ガラス・ワレモノ〉とマジックで書き殴ったポリ袋に収めていく。 これはまさに、清掃業者に対する心配りであり、 ゴミ捨ての、守るべきルールなのだ! 隊員 「隊長!ペットボトルも散乱しています!」 藤岡 「いいか?ペットボトルは資源ゴミだ! 再利用の為にも、しっかり分別しろ! みんな良く聞け。ルールは守れよ!」
328 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/06 16:32:04 ID:qDj89c2CO
中腰の態勢での作業は、腰に負担を掛ける。 あまりの苦痛に隊員の一人が音を上げた! 藤岡 「頑張れ、もう少しだ!あきらめるな!」 …この探検隊の努力が実り、ガラスのバリケードは遂に撤去された! 藤岡 「ようし、上陸だ。気を引き締めて行こう!」
上陸を試みる隊員達、ブッシュの茂みには、投棄された 旧ジョグやパッソーラ、モトコンポなどが、行く手を阻む。 (その様子を陸上のカメラが捕らえる) そして上陸、隊員達は思わず息をのんだ! (2カメが絶妙なタイミングで隊長にアップ) 藤岡 なんという事だ!!
330 :
◆Carltonx2. :05/03/06 17:38:23 ID:BEfU1zNaO
藤岡 なんという事だ!! 数キロ上流の美しい風景からは 信じ難い光景だ!これはまさに窮民窟、スラムではないか! ナレーション ここがあの目指す0番地なのか!我々は真相を糾明す べく意を決して驚愕のスラムにアタックを開始した!
藤岡 よしアタック開始だ、気を引き締めて行こう! 隊員 隊長一人足りません。 藤岡 誰だ? 隊員 ガイードの朴サンです。 藤岡 何という事だ、、、 ナレーション スムニダ〜ヨボセヨ〜チョッパリ〜適当な朝鮮語で 呼び掛けるスタッフ。
332 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/06 18:01:29 ID:07fvJrwjO
史上最大の作戦、ポイント・ゼロ上陸作戦決行を目前にして、消えた案内人… 何が起こったのか!?
藤岡 静かにしろ!何かもの音が… おい茂みの中から人影が… ナレーション それは手にエロトピア、アクションカメラダンク、などの 男子学生向け雑誌を片手に満面の笑みを浮かべる朴氏だった。 朴 隊長見て下さい!渡辺満里奈に八重歯あるすっよ! この「きゃぷてんタマ」のコーナも、最高すっよ! プギャー! ナレーション 次回水スペ『バラックを叩く男、ヤマーモト監督表わる』お楽しみに。
334 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/06 20:06:24 ID:07fvJrwjO
ア然とする隊長以下の精鋭たち。 <きやぷてんタマ…> 今、隊員達の中で、忘れていた記憶が蘇ってきた。 藤岡「懐かしい…」 朴の見ていた「ダンク」のページをめくる藤岡。 何故かひっついてめくれないページにが… 朴「み、見るな!見ないで!」 強引に剥がす藤岡 予想通り撮り下ろしのグラビアが現れた!!!!! 藤岡「た…高井麻巳子だ!」
335 :
ぶらく史くらぶ :05/03/06 20:15:40 ID:pLdCvUo10
・・・やや、慌てながら話をそらそうとする朴氏 朴「小泉今日子若いっすねぇ」 藤岡「キョンキョンか・・・・」
336 :
ぶらく史くらぶ :05/03/06 20:20:14 ID:pLdCvUo10
すると、あちこちから奇妙なラップ音が・・・ テロリン♪テロリン♪テロリン♪テロリン♪
337 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/06 20:26:19 ID:07fvJrwjO
藤岡「ほう、桃子か。これは「もう会えないかもしれない」の頃か… 朴のラフプレーにより、上陸作戦を目前にして緊張していた若い隊員たちも、くつろいだ気持ちになった。 もしや、この青年はわざと… 藤岡は意外そうに若者をみた
338 :
ぶらく史くらぶ :05/03/06 20:30:53 ID:pLdCvUo10
藤岡「これは、本田美奈子がヘソ出しルックのころか。1986年ってことは 昭和61年だな。遠くなりつつ昭和の思い出が蘇った感じだな」
339 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/06 20:34:28 ID:07fvJrwjO
昭和… このフレーズを聞いて青年の形相がにわかに変わったように見えた 「痛恨の昭和…」 朴は違う感慨にふけっているようだ。
340 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/06 20:34:45 ID:qhQLDVNg0
藤岡「教えてくれ、雷電。 ラ・ムーとは一体…」
341 :
ぶらく史くらぶ :05/03/06 20:42:48 ID:pLdCvUo10
隊員「ラ・ムーってバンドのですか?」
342 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/06 20:47:12 ID:07fvJrwjO
朴「れっきとしたロックバンドだ!」 隊員一同「隊長、いつまでもここに留まっていては敵に感づかれます…そろそろ上陸を!」
藤岡 馬鹿モノ!おまえ達気を引き締ろ! ナレーション 藤岡の激が飛ぶ、その時である、ディロデロデン♪←(大人の音) 思わず『タマの生活綴り方教室』でボッキングしてしまった藤岡。 前を押さえながら、平静を装い指揮をとる藤岡。 藤岡 うっ、さぁ、出発だ! ナレーション 前途多難、前屈みで前進する隊員達、どうなる水スペ一行。
344 :
ぶらく史くらぶ :05/03/06 21:19:26 ID:pLdCvUo10
前かがみのまま前進する探検隊一行。すると、ムラの中心地へ向かうさなか 何か周りから監視をされているような気配を感じた。 藤岡「ここからはほふく前進だ!いいか!」 隊員「ハイ!!」 藤岡・隊員・朴「ヴッ」 しかし、ボッキングにほふく前進はとてもシンドイ。
歩腹前進で地区に潜る一行、バラックと狭い路地、糞尿 垂れ流しの、為かドブの臭いが鼻を突く。 バタ屋から、都はるみの曲が流れる、独特の空気だ。 その時前方でバラックのトタンを叩くサングラス男が… 藤岡 誰だ!貴重なバラックを叩くのは!…
346 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/06 21:32:21 ID:07fvJrwjO
警戒しつつ辺りを見回すと、バラックらしきものが所狭しと乱立していた。 トタン板には 「ズッコンバッコン」 「立花理佐命」 「藤井一子LOVE」 「革命的Kyon2主義者同盟参上!アデ姿涙娘最高」 など中高生が書いたと思われる落書きが目立つ。隊員 一同 「なぜ?の嵐」 …
347 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/06 21:37:05 ID:07fvJrwjO
野球帽にグラサン男 「ほとんど病気ー!」
348 :
ぶらく史くらぶ :05/03/06 21:37:11 ID:pLdCvUo10
探検隊一同「ここは昭和時代か?」
349 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/06 21:54:21 ID:07fvJrwjO
グラサン男「いやいやさすがだね〜、コレなんか結構キテますねぇ〜まさに昭和ですね〜」
昭和62年頃と錯覚する空間だ、我々は謎を説く為 サングラスの男に接触してみた。 藤岡 あの〜つかぬ事をお伺いするが、あなたは、ひょっとして ヤマーモト監督ですか? サングラスの男 「え、藤岡ちゃん?え、水スペ?」 〜帽子をとる男〜 藤岡 やっぱり監督だ!ナニやってるんですか? ヤマーモト アレ、水スペ、川口ちゃんじゃないの? 藤岡 おかしい、時空が狂ったのか?錯覚か?
351 :
ぶらく史くらぶ :05/03/06 22:12:19 ID:pLdCvUo10
藤岡「なにいってるんですか。川口さんはガンでなくなりましたよ」 ヤマーモト「え?ガン。死んだ。えっウソーホント〜」 探検隊「・・・・・」 (ナレーション) どうやら、われわれは何処かで何かの間違いで昭和時代にタイムスリップ してしまったようだ・・・
352 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/06 22:18:02 ID:07fvJrwjO
その時、地元民と思われる三田寛子似の少女が、バラックの隙間から駆けて来るのが見えた。 藤岡「駆けてきた処女…だ!」
ナレーション 三田寛子似の女が我々の前のバラックに入っていった。 藤岡 それはそうと、監督、何でここへ? 監督 いや〜ね、トゥーナイトのレポートでやってきたんだけどね。 東寺DXのストリップ嬢の密着レポートなのよ。 藤岡 (トゥーナイト?やはり間違いない昭和だ) それでここがそのストリッパーの住まいなんですか…? ナレーション 何故か三田寛子似と聞いて興味深々の朴、どうなる水スペ一行。
354 :
ぶらく史くらぶ :05/03/06 22:24:28 ID:pLdCvUo10
大学一回生の朴氏からすればチンプンカンプンである・・・ 朴「何が何だかわけワカメ。」(ルール君のノリで)
355 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/06 22:42:08 ID:qDj89c2CO
藤岡 「ところで、村人を全然見ないのですが、 皆、どこにいるのですか?」 ヤマーモト 「今、集会所で立ち退きの交渉しているんだよ。 これが揉めててさぁ。」
356 :
ぶらく史くらぶ :05/03/06 22:45:26 ID:pLdCvUo10
藤岡「オオッ!地上げ屋か?」 思わず死語を口に出した藤岡隊長。真実はどうなのであろうか?!
357 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/06 22:48:02 ID:qDj89c2CO
藤岡 「立ち退き?まさか、この世界遺産を壊すと?」 ヤマーモト 「何でも新しい団地を造るらしいんだけど、 立ち退き料で揉めてて…」 藤岡 「監督、その集会所を教えてください!」
358 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/06 22:53:41 ID:07fvJrwjO
案内された会場では、いかにもやり手そうな、M…キツネ目の男が交渉の先頭に立っているようだっだ。
359 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/06 23:03:07 ID:qDj89c2CO
監督の案内で集会所に向かう探検隊。 そこでは白熱の議論が繰り広げられていた。 村人 「…大体、あんな二束三文の立ち退き料で 一代限りで出て行かなあかん団地に入れって、 あんたら、わてらを何やと思うてんねん!」 市職員 「しかし、あなた方はもとを正せば不法占拠…」 村人 「アホ抜かせ!わてらは日帝に連行されて来たんじゃ!」 隊長は、黙って成り行きを見守っていた。
360 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/06 23:08:58 ID:qDj89c2CO
藤岡 〜私は、この議論を聞きながら思った。 お互いに言い分があるのは仕方ないことだ しかし、あの世界遺産たる要塞を壊すのはいかがなものか…。
361 :
ぶらく史くらぶ :05/03/06 23:10:09 ID:pLdCvUo10
朴氏がコブシを力強く握り締めワナワナを震えていたが、藤岡隊長が 今にも飛び掛っていきそうな朴氏を必死に制止する。 議論を始めてから早2時間も経過したが平行線のままである。
362 :
ぶらく史くらぶ :05/03/06 23:11:56 ID:pLdCvUo10
スマン >359→>361→>360 でお願いします。
363 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/06 23:17:46 ID:qDj89c2CO
村人 「ま、今の条件では立ち退きに応じられまへんな。」 藤岡 「私も立ち退きには反対だ。世界遺産は保存するべきだ!」 村人 「(…はい?)」
364 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/06 23:32:00 ID:qDj89c2CO
藤岡 「ぶらく氏、大丈夫。結果オーライだ!」 市職員 「…今日のところは帰ります。また機会を設けて…」 村人 「やかましいわ!はよ帰れ!」 集会所に村人の怒号が飛びかう。 それはまさに村を守ろうする村人達の郷土愛の表れでもあった。 村人が隊長に近づいた。 村人 「すんまへん。助かりましたわ(きっと勘違いしてるんやろな) ところで今日、広場でマダンやりますねん。 見に来ますか? 東京の歌手も呼んでますねん。」 藤岡 「ほぅ。民族舞踊も見られると。是非行かせて下さい。」
365 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/06 23:35:53 ID:07fvJrwjO
東京の歌手… 隊員たちの指食が動く
366 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/06 23:37:40 ID:qDj89c2CO
藤岡 〜村人と触れ合うことで、 あの要塞の謎を解けるかもしれない。 私は大いに期待した! 「民族料理もあるらしいから、楽しみだねぇ。」
367 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/07 20:53:26 ID:Qi0QODDC0
吐息でネット♪
368 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/07 21:48:09 ID:d6+OIK1wO
村にある広場には、多くの村人が集まっていた。 実に華やかな民族衣裳を身に纏い踊る女性達。 あの重々しい要塞の色合いとは対照的な華やかさだ。 隊員 「あ、駈けてきた処女も民族衣裳で踊ってるよ。」 その美しい少女の華やかさに、若い隊員達の視線は釘づけだ。 すでに酒が入ったのか、ヤマーモト監督は村人に交じって踊っている。 隊長は、村の長に酒をすすめられながら、祭りを楽しんでいた。
369 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/07 22:10:37 ID:d6+OIK1wO
村の長は語りだした。 「わてらは… 訳)我々は戦時中、日帝に連れてこられ、ひたすら働かされた。 ところが、日帝が戦争に負けた途端、我々は用済みとばかりに行き場を失った。 我々が川沿いの空き地にあのバラックを作ったのは、 生き延びる為の手段なのだよ。」
370 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/07 22:20:30 ID:d6+OIK1wO
村の長 「最近は、わてらがいつまでも出ていかないゆうて、 夜中に嫌がらせをする奴らがいますねん。 ほんま腹立ちますわ。」 藤岡 「嫌がらせとは卑怯な…。 ようし、今夜はバラックのそばにキャンプを張って、 監視してみよう! …それにしても、うちの若い連中は楽しんでるなぁ。」
371 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/07 22:39:19 ID:cRezWmNA0
, -ニ´ ̄  ̄\ ( (:::; ;;;;;j ::::::;\ 〉 テ=ー''──┬< ( ,/ ;:=-、_.,、_,;=|゙゙ツ ;(| ! 'て・ツ'ヾ・j' !/ | ! リ ",;' :、゙ | <危機センサーをはたらかせろ! ヘ\ r' ゙ー_'ヽノ^ヽ. \\、;'^三'^/ ヽ. | ー' ‐' ノノ! ト、
372 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/07 23:37:51 ID:XflifZyzO
朴「このキムチうまー。鶴橋で店だせますよ。オモニの愛情がお口の中いっぱいに広がっていくよいだ」
373 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/07 23:46:49 ID:d6+OIK1wO
司会 「…皆さん盛り上がってますね。 では、そろそろ今日のゲスト歌手の登場です! 今日のゲストはこの人です!…」 探検隊に緊張が走る!
374 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/07 23:48:32 ID:dUreYjL/O
「…ゴクリ」
375 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/08 00:12:01 ID:n9G+a/hsO
司会 「南野陽子…のそっくりさん、南野涼子さんです!」 隊員達 「…はい?」 隊員達は大いに落胆した! 藤岡 「…そろそろ任務に戻ろう。バラックの前でキャンプを張るぞ…あーぁ…。」 失意のどん底の探検隊。 果たして立ち直れるのか!
376 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/08 00:26:45 ID:n9G+a/hsO
バラックの前でキャンプを張る探検隊。 この要塞に嫌がらせをして破壊を企てる謎の勢力とは一体何物? 探検隊は赤外線カメラを用意して、監視を始めた。
377 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/08 00:56:00 ID:n9G+a/hsO
藤岡 〜私は卑怯な事が嫌いだ! この要塞に嫌がらせをするという姑息な者たちを必ず見つけだす! 私は、心に誓った! 静かに夜は更けていく。 聞こえるのは川のせせらぎだけ。 藤岡 「現れんなぁ。我々の監視を気付かれたのか?」 隊員 「…隊長、あそこ。」 隊員の指差す先に五人くらいの人影が見える。 これが謎の勢力か?
ここでCMです。
379 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/08 01:44:35 ID:f3JQVYfaO
斉藤由貴 青春という名のラーメン
380 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/08 02:01:23 ID:n9G+a/hsO
謎の勢力は要塞に近づくと行動を起こした! 謎の男 「おまえら、いつまでここに住むんや! 早よ国へ帰らんかい! このニンニク臭い…」 彼らは聞くに堪えない言葉を発し、要塞を蹴り続けた! 藤岡 「あまりにもひどすぎる! 許すわけには行かない!」 隊長の正義の心に火が点いた… その時である! 朴 「この野郎…○△◇(母国語)!」 案内人の怒りが爆発した! 決して強くはないだろうと思われる案内人が、 謎の勢力に飛び掛かった! 藤岡 「危ない、皆行くぞ!」
382 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/08 02:24:56 ID:n9G+a/hsO
謎の勢力に飛び掛かった案内人だが、 逆に帰り打ちにあってしまう! 藤岡 「お前達、いい加減にするんだ!」 隊長が得意の武道で謎の勢力を投げ飛ばす! その時、隊長は一人の男の顔をみて驚いた! 藤岡 「お前はあの時の(市職員)!一体どうして?」 市職員 「こ、こいつらのせいで、お、俺の仕事が捗らんのや! こいつらが悪いんや!」 男は、そう言い残し逃げていく。 隊員 「隊長!逃げますよ!」 藤岡 「大丈夫だ。奴らはここには、よう来ないはずだ。」 我々は、太古の要塞を守ることに成功した!
383 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/08 02:42:44 ID:n9G+a/hsO
翌朝 村の長 「あんた達には助けられっぱなしやったな。 またおいで!」 藤岡 「ありがとう!皆さんもこの世界遺産を守り通して下さい(力強く)!」 村の長 「(やっぱり、勘違いしている…。)」 藤岡 「…さて、帰るか…」 朴 「藤岡さん、ウトーロに行ってみませんか?」 藤岡 「ウトーロ…?」 (エンディング) 太古の都の要塞を守り通した探検隊。 その後姿はどこか誇らしげだった。 (ナレーション・田中信夫)
384 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/08 11:19:51 ID:xoPj+mMCO
ウートロ、リクエストに答えて頂いてありがとうございます! 隊長、ガンガレ!
385 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/08 11:39:21 ID:n9G+a/hsO
次回予告 「さまよえる大地!イセータ・ウートロに漂流民族を見た!」
386 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/08 15:41:10 ID:x8npKrdRO
朴範幸 氏も隊員の仲間入りか?!
387 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/08 22:11:00 ID:n9G+a/hsO
藤岡
「
>>384 さん、お待たせしました。応援よろしく!」
水曜スペシャル
藤岡弘、探検シリーズ
「さまよえる大地!
イセータ・ウートロに漂流民族を見た!」
案内人・朴の提案で、イセータ・ウートロを目指す事になった探検隊。
ウートロに纏わる「さまよえる大地」の伝説とは一体何なのか?
探検隊は、ポイント・ゼロから車に乗り込み、ウートロを目指した。
提供は日産自動車
389 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/08 22:28:09 ID:n9G+a/hsO
藤岡 「おや、いつもはトヨタの4WDだけど、 今日は日産の4WDなんだねぇ。 何かあったの?」 隊員 「今日からスポンサーが変わったんですよ。」 藤岡 「ほぉ、なかなかいい乗り心地だねぇ。」 車は、やがてウージ自治区に入った。 ここは、お茶の名産地らしい。 辺りからお茶のいい香りがしてくる。 この心地よい香りが、探検隊の緊張を和らげる。
390 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/08 22:30:15 ID:zvapAFtA0
>>388 ナイスツッコミ!
391 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/08 22:35:13 ID:n9G+a/hsO
探検隊は、この国の軍事基地のそばを通過する。 この傍に目的地、イセータ・ウートロがあるという。 藤岡 「この基地、でかいなぁ。 なかなかウートロに着かない。」
392 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/08 22:54:05 ID:n9G+a/hsO
朴 「ここがウートロの入り口です。 ここからは車では侵入出来ませんけど…」 藤岡 「ならばここから歩くとしよう。」 探検隊が車を降りた、その時である! 隊員 「隊長、あれを見てください!」 藤岡 「…んっ、看板か?」 ウートロの入り口にある、おびただしい数の看板! その筆で書きなぐられた文字の一つ一つが、 まるで外部の者の侵入を妨げるかのように主張している! 藤岡 「みんな、気を抜くんじゃないぞ… 己の危機センサーを全開にしろ!」 果たして、探検隊は無事に潜入出来るのか? ギャガーン!!(効果音)
強制執行反対! 我々はウートロで生まれてウートロで死ぬ!
394 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/09 00:28:06 ID:KQk+pU9N0
隊長!ガンガレ! パチパチパチ←拍手
395 :
ぶらく史くらぶ :05/03/09 01:35:22 ID:ZLBZJL0l0
(CM) 青春という名のラーメン ・純情コーン ・胸騒ぎチャーシュー ・努力もち あと、もう何種類かあったよね? 20年前やし忘れてもうた。
396 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/09 01:40:12 ID:KQk+pU9N0
ダンプ松本の、たこ焼きラーメンじゃないっすか?隊長? ダンプが、ズズーッと一口すすって、『マジだぜ!』っていうあのCM
397 :
ぶらく史くらぶ :05/03/09 01:53:33 ID:ZLBZJL0l0
朴範幸「藤岡隊長、食料の<ペヤングソースやきそば>最高っすね。 関西に売ってないので少し分けていただきたいのですが・・・」 藤岡「関東方面のリクエストがあれば手に入るぞ。春休みだし、暫らく 我が探検隊と一緒に行動を共にしてみないか?」 朴「はい、よろしくお願いします」 こうして、朴青年は春休みの期間限定で藤岡弘探検隊の隊員となったのだ。
398 :
ぶらく史くらぶ :05/03/09 01:57:45 ID:ZLBZJL0l0
>>396 藤岡「たこ焼きラーメンはうまくなかったな。青春という名のラーメン
と同じメーカーのクイックワンも・・・」
399 :
後迂回 :05/03/09 10:38:25 ID:fD2hp0bN0
辺りを見回し、隊長はふとつぶやいた。 藤岡「ウッ、明らかにこの秘境も・・・」 朴「どうしたんですか?!」 藤岡「今までの秘境も、この秘境も女たちの醸し出す空気が似ているのだ!」 スタッフ「そっそういえば・・」 藤岡は通りすがりのの老人に尋ねた。 藤岡「つかぬ事を伺いますがこの辺りの女性たちって・・」 老人「シッ!声が大きい、この辺りの男たちは特別な部族から嫁をもらうのじゃ」 藤岡「特別な?とっ、とゆうと如何なる部族なんですか?」 老人「古来より一般男子を誘惑する特別な部族の女たちじゃ」 藤岡「えっ誘惑?」 老人「いや、実際には生業じゃがな」 藤岡「えっ誘惑が生業?いったいその者たちはなんと言う部族なんですか!?」 老人「フー族じゃ。フー族の女じゃ。鵜飼いのウのように大抵紐が付いておる。」 藤岡「フー族。・・ひも・・。 各秘境には更なる探検対象が有りそうだ。」 隊長はつぶやき更にウートロを分け入った。
400 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/09 15:23:06 ID:nOcHmTnCO
〈フー族…誘惑…?〉 なにやら朴の様子がおかしい。モジモジ身を悶えさせている。 藤岡「ん?どうした。大丈夫か」 朴「なんだかわからないけど、なんか変な気持ち、なんだよこれ…」
401 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/09 18:36:28 ID:wsaxxWebO
テロリン♪
402 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/09 18:48:58 ID:nOcHmTnCO
朴「なんか体がへんだよ〜、アレ?なに?この白いジャム!」
403 :
ぶらく史くらぶ :05/03/09 19:39:29 ID:Skt0GDkS0
(ナレーション) ウートロに入り、早くも案内人の体の異変が起こる・・・! はたして、藤岡弘探検隊はイセータ・ウートロの漂流民族を見つけることが できるのか? そして、案内人の朴氏の白いジャムとは一体、何だったのか・・・・?!
404 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/09 23:40:21 ID:xPJEzzY8O
風俗=KあるいはBとしてしまう根拠は?
405 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/10 00:15:19 ID:A6NZTkTUO
ウートロに潜入した探検隊。 迷路のように入り組んだ路地を、手探りで進んでいく。 藤岡 「なんか、ひと雨来そうな空だなぁ。」 空模様を気にする隊長。 その時である! 隊長が隊員を呼び止めた! 藤岡 「渡辺!肩!」 隊長は隊員の肩に何かを見つけた。 隊長はナイフを手にして、隊員に近づく。 藤岡 「…いいか、動くなよ……(ブチッ)…よし、もう大丈夫だ。」 隊長のナイフの先に刺さっているもの、それは 隊員 「…ゴ、ゴキブリ!」 藤岡 「いいか、この裏路地は何が出てくるか分からんぞ! 油断をするなよ!」
406 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/10 00:28:42 ID:A6NZTkTUO
警戒心を強め、さらに裏路地を攻める探検隊。 裏路地では一瞬の油断が命取りとなる。 その時である! 探検隊の目前で野性の犬同士が格闘している! その激しい格闘に隊員達は言葉を失った! 藤岡 「おぉい、まるで野性の王国だなぁ!」 裏路地には、まだ我々の知らない野性の神秘が隠されているのだ!
407 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/10 00:46:46 ID:A6NZTkTUO
野性の神秘を目の当たりにした探検隊。 さらに歩を進めると、なんと、 一人の男が探検隊の行く手に立ちふさがっている! 一体何物なのか? 探検隊に緊張が走る! 男 「あんたら日産の人か? そこに日産の車置いとるが? それにしても、この度はエライ事してくれましたな!」 藤岡 「車は我々のものですが、 我々は日産の関係者ではありません。 一体、何があったのですか?」 男 「立ち退きや、立ち退き! ウートロの住民を何や思うとんねん!」 藤岡 「立ち退き?よろしければ、話を聞かせてもらえませんか?」
408 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/10 01:09:44 ID:A6NZTkTUO
男の自宅に招かれた探検隊。 男は事の顛末を話しだした。 男 「わてらの先祖は戦時中、母国から日帝に連れてこられ、 軍需工場で働かされた。 その軍需工場には、今は日産の工場があって、 このウートロは、当時、飯場のあった場所や。 戦後、行き場を失ったわてらは、 飯場だったここに住み着いたんや。 ここの土地の持ち主が日産やったころは、 まだ揉めながらも暮らしていけたが、 その日産が土地を転売して、 よりにもよって地上げ屋の手に渡りよった。 それから言うもの、立ち退け立ち退け、うるそうて。 ほんま頭にくるで!」
409 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/10 01:28:22 ID:A6NZTkTUO
藤岡 〜ウートロの住人の境遇は ポイント・ゼロのそれと相通じるものがある。 私はそう感じた。 それにしても、自力で作った村が、 第三者の圧力で振り回されている現実。 地に足が着いてない。 まさに漂流する民族だ! 「おーぃ大変だぁ、大雨降ってきよったで!」 男 「なんやて?えらいこっちゃ!」 藤岡 「一体どうしたんですか?」 男 「ここは大雨降ると、川の水が流れ込んで来よるねん!はよ土嚢詰まな。」 藤岡 「村が沈んでしまうのか? ようし、我々も村を助けるぞ!」 なぞの解明に一歩近づいた探検隊に押し寄せるハプニング! 果たして探検隊の運命は? ギャガーーーン(効果音)
410 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/10 01:36:30 ID:JOALYTco0
隊長!ガンバレ! 住民を救え!
411 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/10 12:43:13 ID:A6NZTkTUO
探検隊が外に出ると、ウートロの細い道路は水浸しになっていた! 住人 「大変や!金じいさん家の玄関に水が入りよる!」 藤岡 「金じいさん?あっ、あの人は!」 金じいさんとは、探検隊にフー族の伝説を語ったその人だった! 藤岡 「ようし、金じいさんを助けよう! みんな、土嚢リレーだ!」 探検隊は、見事な手捌きで土嚢を運び、そして積んでいく! 藤岡 〜私は、普段から隊員達に鍛練を怠らないよう厳しく言ってきた。 彼らは、内心嫌々ながらやっていただろうが、 その日頃の積み重ねが、今、ここで開花した! この体験で、彼らも努力の意味を知っただろう。 私の叱咤も身を結んだのだ!
412 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/10 14:06:42 ID:A6NZTkTUO
やがて雨は止み、ウートロを浸した水も引き出した。 探検隊は、ウートロを水害から守る事に成功した! 金 「助かったよ。あんたらにはなんてお礼をすれば…」 その時である! 老人の言葉をさえぎるように住人が叫んだ! 住人 「ジアーゲヤだ!ジアーゲヤが来た!」 藤岡 「ジアーゲヤ?」 金 「ジアーゲヤは、金でこの村を買取り、村の破壊を企てる奴らじゃ…」 ウートロを水害から守った探検隊の目の前に、 破壊の部族・ジアーゲヤが重機に乗って現われた! 果たして、ウートロはどうなるのか? そして、探検隊の運命は? ギャガ─――ン!!(効果音)
413 :
◆Carltonx2. :05/03/10 16:34:16 ID:d4jmcjoYO
ジアーゲヤは容赦なくアームを振り上げバラックを壊しはじめた。 住民 「やめろー!哀号ー!哀号ー!哀号ー!」 泣き叫ぶウートロ住民・・・ その時である!近くの豚舍から一台の赤い畜産専用トラクターが現われた! そう、藤岡隊長である! 通常の3倍はあろうかというスピードで 見る見る、近づいてくる。 藤岡 させるかー!ウートロは私が守る!(2カメが前方よりアップで捕らえる) ジアーゲヤ ナニヤシ!ふざけやがって!・・・
414 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/10 17:07:16 ID:6XYUlmyZO
藤岡「見せてもらおうか、ジアーゲヤの実力とやらを…」 信じられぬスピードで、ジアーゲヤの背後に回る藤岡の赤いトラクター。 ジアーゲヤ「はっ、速い!」
415 :
◆Carltonx2. :05/03/10 19:51:45 ID:d4jmcjoYO
ジアーゲヤと藤岡による激しい重機戦、大きさではかなわぬ 赤いトラクターだが、巧みな操縦テクニックと圧倒的なスピードを武器に 応戦する藤岡。 藤岡、「何という装甲の厚さだ。」 ジアーゲヤ 「このスピードで迫ってこれる、トラクターなどあるハズがない!」
416 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/10 20:11:59 ID:6XYUlmyZO
〈ビリリリィンッ♪〉 藤岡「ん!、こっちか?」 超人的な先読みで、ジアーゲヤの攻撃を封じる藤岡機。 重機同士の激しい肉弾戦となった…。しかし、お互いなかなか撃破できない 「これが…ジアーゲヤの重機か!」 「」
417 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/10 20:29:06 ID:6XYUlmyZO
「いかん…電気系統をやられた…」 動きが鈍くなったのを見て、すかさず仕掛けてくるジアーゲヤ機 なんとか迎撃体制をとりつつ、インカムを付け、コマツのお客様センターのオペレーターに問い合わせする藤岡。 「ダメです!うまく動きません!」 オペレーター嬢「慌てなくてよ、藤岡」
418 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/10 20:47:17 ID:A6NZTkTUO
これはまさに、現代の弁慶と牛若丸の戦いだ! おーっとぉ、サムライ藤岡万事休すか? ここから昭和裏ロマン・ジアーゲヤの反撃かぁ? ウートロはもはや利権のカオスと化したぁ! (実況・古館伊知郎) 激しさを増す戦い! 果たして、本来の探険シリーズに戻れるのか? (ナレーション・田中信夫) ギャガーーーーーン(効果音)
―――藤岡、「そ、その声は…」――― 金「イカン、隊長サンが危ない、オマエ達も投石で援護するんじゃ」 オペレーター嬢 「いいから、コントロールパネルの動作を、予備電源に変えて 設定変更を、おわかり?」 藤岡「このエマージェンシーロムをインストールすればいいんだな。」 ジアーゲヤ「ナニをゴチャゴチャやっとるんじゃ!」 危うし藤岡、スイスペ隊、このシリーズ最大の危機!
420 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/10 21:30:14 ID:6XYUlmyZO
モタつく藤岡専用機に迫るジアーゲヤ機! そこは過去に、たった一台の重機で、数々の町や裏路地を撃破してきた歴戦のパイロットである。このチャンスを逃す訳がなかった。 藤岡機に体ごと当たり、動きを完全に封じる。 シッュワーー 機体からガスを勢いよく吹き出す。 ブッイーン… 藤岡の目の前にジアーゲヤ機の赤いランプが点灯する。 藤岡「うわあああああ!」
421 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/10 21:34:08 ID:eoWQNF3s0
■■■■■■■■■■■今夜の祭りはこちら■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
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★トリップ付けてないコテハンに成りすましてスレのっとり作戦¶¶
http://ex7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1110454634/ 面白いからみんなでやろうぜ!
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―――迫りくる、敵機――― 〜読取り中…60 70 80 90 3…2…1 【システムの変更を完了しました。】〜 オペレーター嬢 「あなたならやれるわ、180%動力性能UPと出ててよ」 藤岡 よし迎撃だ!気を引き締めていこう 朴、カタパルトを! 「 藤岡行きまーす!」 グォォ ━━━━━━━!!
ジアーゲヤ、 「う、動くのかコイツ!」
424 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/10 21:59:41 ID:6XYUlmyZO
敵機を撥ねのけ勢いよく飛びだす藤岡 敵「ほう…腕をあげたようだな…だがな、その辺の地上げ屋とは違うのだよ…地上げ屋とは!」 藤岡「こぉのおおお!」 ゴゥォォォーブイーン! ぶつかり合う両機!相討ちの恰好である! 「もらったあああ!」 !!! ジアーゲヤは藤岡にシャベルをもぎ取られた!
425 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/10 22:04:51 ID:6XYUlmyZO
朴が投石で援護する。 ジアーゲヤ「こんな子供まで…!?」
426 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/10 22:24:09 ID:A6NZTkTUO
ジアーゲヤ 「帰ろう…」 ジアーゲヤはウートロを立ち去った。 初めての敗北なのだろう。 その大きなはずの背中が、とても小さく見えた。
427 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/10 22:27:24 ID:6XYUlmyZO
朴の攻撃に気を取られ、脇がガラ空きになった敵機にトドメを刺すべく標準を合わせる藤岡。 「くそぉ、敵を爆発させてしまえばウトーロにも被害が広がる…!」 藤岡は狂ったようにコマツのマニュアルをめくった 「あった、これだ!」
428 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/10 22:28:36 ID:6XYUlmyZO
427は取消!
429 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/10 22:29:07 ID:A6NZTkTUO
藤岡 「いゃぁ、激しい戦いだった。 それにしても、この壊れたバラック。 どうしょうか?」 隊員 「隊長!私にやらせてください。」 藤岡 「おぉ、君は探検隊で唯一匠の技を持つ男!」
430 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/10 22:30:54 ID:A6NZTkTUO
427.428.さん。 申し訳ない!
431 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/10 22:35:15 ID:A6NZTkTUO
激しい戦いで、大きな穴が開いたバラック。 果たして、匠はどんな方法でリフォームするのでしょう。 (ナレーション・加藤みどり)
432 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/10 22:36:00 ID:6XYUlmyZO
430 ちょうどモビルスーツネタにのめり込み過ぎて、このままではキリがないと思ってたところ 探検を進めてください
433 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/10 22:39:07 ID:6XYUlmyZO
一時間後、依頼を受けた世界的建築家、安藤氏がウトーロに到着した。
434 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/10 22:45:21 ID:A6NZTkTUO
匠が用意したのは、透明な波トタン。 匠はそれを屋根に打ち付けたではありませんか。 まぁ、何と言うことでしょう! あの薄暗いバラックの部屋に、 あふれる程の太陽の光が差し込んでいます。 まさに自然を生かした匠のリフォーム術ですね。 (ナレーション・加藤みどり)
ノシ 残念、スーパーナパームが見たかったW CM くうねるあそぶ、お元気ですか〜 日産セフィーロ♪
436 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/10 23:02:52 ID:A6NZTkTUO
見事にリフォームされたバラック。 その見事な技に住人は… 住人 「これが俺の家?信じらんないよ。 この椅子、収納ボックスになるの?凄い工夫だな。」 台所にはキムチの瓶を収める収納スペース。 自然の風を利用して、キムチを保存出来る仕組みになっています。 まさに匠の為せる技。 (ナレーション・加藤みどり) 戦いの後始末も済み、隊長も胸を撫で下ろした。 (ナレーション・田中信夫)
437 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/10 23:06:35 ID:A6NZTkTUO
カールトン様。 申し訳ない。 また別の機会に(いつ?)
438 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/10 23:14:49 ID:A6NZTkTUO
その夜、ウートロ広場では、探検隊を歓迎する宴が執り行われた。 スタミナ旺盛な民族料理が隊員達の疲れを吹き飛ばす。 藤岡 「金さん、聞きたいことがあるんですが…」
439 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/10 23:15:46 ID:6XYUlmyZO
>カールトン氏 〜ガンダムB〜(めぐりあい・エタ)とか 立ち上げてくれ
440 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/10 23:26:40 ID:A6NZTkTUO
金 「フー族?あぁ、わしはあれ以上の事はしらん。 自分等で確かめればいいんや。 ほれ、地図。」 藤岡 「ようし、みんな夜の探険に出発だ!…フフフ」 (一部省略) 隊員 「(すっきりした顔で) 隊長、謎は解けましたか?」 藤岡 「(とてもすっきりした顔で) いゃぁ、聞いてはみたが、はぐらかされたよ。 でも、はっきりしていることがある! それは、プロの技は最高って事さ! (親指を突き立てGOODのポーズ)」
441 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/10 23:30:38 ID:6XYUlmyZO
イソジンの香りを口元に漂わせ夜の町を歩く一行。 いまだ中指に残る、その匂いを嗅ぐ若い隊員達…
442 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/10 23:34:44 ID:A6NZTkTUO
(エンディング) 身を呈してウートロを守りぬいた探検隊。 村人の郷土愛が、隊長の心を熱くした! (ナレーション・田中信夫) この番組は 日産自動車の提供でお送りしました。
443 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/10 23:43:20 ID:A6NZTkTUO
(休憩) このスレに作家が殺到するのは珍しい事です。 だいぶ認知されて来たんでしょうか。 そろそろ中間点なので、ハーフタイムショーとして。 藤岡弘、の 「Bらり途中下車の旅」 お口直しにスタート!
444 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/10 23:50:32 ID:6XYUlmyZO
443 認知はされていると思うが、参加してるのは、あいかわらず古参勢です。
445 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/10 23:51:43 ID:A6NZTkTUO
「おはようございます! …藤岡 弘、です。 今日は僕が大阪を旅するんですけどねぇ… どんな謎か待ち受けているか…楽しみだねぇ(しみじみ)」 おやおや藤岡さん、今日は探険じゃなくて、ぶらり旅ですよ。 町の人たちと素敵な出会いをして下さいね (ナレーション・滝口順平) 提供は 東(ry
446 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/11 00:01:39 ID:PqXGS/bcO
大阪感情線に乗った藤岡さん。 足笑橋駅で途中下車しましたよ。 藤岡 「この駅の壁は…ブロックが高い所まで積んであるねぇ。 窓が無いんだなぁ。 これなら子供が窓から転落しなくて安心だ!」 おやおや藤岡さん、この駅の安全管理に関心しきりですよ。
>>437 いえいえ気にせんといてください。ドタバタも醍醐味の一つですから。
>>ナンノ氏
ワロスW&マジすっか(汗
PCがウイルスで入院しております。治り次第…ry
鬼畜戦士βガンガム第一話、「ガンガムB地区に立つ」
ナレーション 磯野波平(永井一郎)
448 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/11 00:11:26 ID:/rPsWjKvO
447 たのみます 街道軍vs連邦軍(全解軍)でお願いします
449 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/11 00:17:14 ID:PqXGS/bcO
お腹が空いた藤岡さん。 うどん屋さんで腹ごしらえのようですよ 藤岡 「…んん。これが名物かすうどんねぇ。 合掌、いただきます! ズルズルズル(男らしく、かつ上品に) 何ていうのかなぁ、このアブラカスとカツオダシの見事な合わせ技。 癖になりそうないい味なんだよねぇ(しみじみ)」 おやおや藤岡さん よっぽど美味しかったのか、物思いに耽ってますよ。
450 :
ぶらく史くらぶ :05/03/11 00:24:40 ID:mUArvHTY0
藤岡「前、別番組の撮影で訪れたような?何だかよく似た景色だ。」
451 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/11 00:25:29 ID:PqXGS/bcO
足笑橋を歩く藤岡さん。 おやおや何か見つけましたよ。 藤岡 「…この町は…習字が盛んなんだねぇ。 道路添いに、こんなに飾ってある。 ほぅ、“差別をなくそう” なかなかいい事を言うねぇ。 この心がけは、我々も見習うべきだね(きっぱり)」
452 :
ぶらく史くらぶ :05/03/11 00:27:27 ID:mUArvHTY0
おやおや、藤岡さん。この番組ではよくある風景ですよ。 (テレビ視聴者のツッコミ)「あれへん。あれへん。」
453 :
ぶらく史くらぶ :05/03/11 00:28:43 ID:mUArvHTY0
スマン!! >450→>452→>451 でOK?
>ぶらく氏 ノシ 桶。
455 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/11 00:38:40 ID:PqXGS/bcO
藤岡さん、今度はリバティ多坂に入るんですかぁ? 本当、好奇心旺盛ですね。 藤岡 「(黙々と被差別部落の歴史を読む。) …おぉぃ、ひどいなぁ! こんな理不尽が罷り通ってるのか…。 俺は今まで何をしていたんだ…。 まだまだ修業が足りないようだ…」 藤岡さん、展示物をみて何かを感じた様ですよ。
456 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/11 00:55:16 ID:PqXGS/bcO
団地を散歩する藤岡さん。おやおや、なんか考え始めましたよ。 藤岡 「…さっきから色んな人達とすれ違うんだけどね、 みんなよそよそしいんだよね。 ざっくばらんに挨拶してもいいと思うのに、 …この町には日本女性が古来から持つ 奥床しさが残ってるみたいだねぇ(しみじみ)」。
457 :
ぶらく史くらぶ :05/03/11 00:57:34 ID:mUArvHTY0
おやおや藤岡さん住民の大和撫子ぶりにすっかり気に入った様子です。 暴走しないで下さいよ藤岡さん。
458 :
ぶらく史くらぶ :05/03/11 00:59:14 ID:mUArvHTY0
(BGM) KYON2「大和撫子七変毛」
459 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/11 01:08:39 ID:/rPsWjKvO
藤岡「美人が多いようだねえ」 心底嬉しそうに言った
460 :
ぶらく史くらぶ :05/03/11 01:13:27 ID:mUArvHTY0
(CM) 「オーイ、起きてるかー、聞いてるかー、小泉今日子のオールナイトニッポン」
461 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/11 01:14:59 ID:PqXGS/bcO
藤岡 「おぉぃ、何だあれは。大名行列か?」 (狭山…云々の行進) 藤岡 「いゃぁ、見事に調和が取れてるね。 あのプラカードを上げるタイミングなんて よっぽど鍛練しているんだろうねぇ。 私ももっと武道の鍛練に精進しなくてはならないと思ったよ。 負けられないねぇ(しみじみ)」。
462 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/11 01:20:22 ID:/rPsWjKvO
藤岡は、団地の[大和撫子]たちが[七変化]したあとの、艶姿を…頭の中に描き、想像した。 「涙娘…色っぽいねぇ〜♪ 」 余裕があるのね!藤岡さん…
463 :
ぶらく史くらぶ :05/03/11 01:24:32 ID:mUArvHTY0
藤岡「この調和の取れた行進。うちの隊員に見せてあげたいよな。 全く今の若い者ときたらな。(ブツクサ)」 おやおや、藤岡さんこれは「Bらり旅」ですよ。 愚痴ったりせずに楽しくBらりましょうよ。
464 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/11 01:37:49 ID:/rPsWjKvO
藤岡「よし、隊に戻ったら、鉄の規律を作ってビッシと一本筋の通った組織に変えてみせよう…その為なら、若い隊員たちに嫌われても構わない。あえて鬼になろう」
465 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/11 01:51:32 ID:PqXGS/bcO
それにしても藤岡さん、 Bらり旅なのに、歩き方がキビキビしてますよ。 まったく気を抜かない人なんですねぇ。 藤岡 「気を引き締めていきますよ!」
466 :
ぶらく史くらぶ :05/03/11 02:06:02 ID:mUArvHTY0
おやおや藤岡さんまた何やら見つけたようですね。 藤岡「ホームセンターコーナンか・・しかし大きな店だな。でも、駐車場が ガラガラだな。」
467 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/11 02:06:18 ID:/rPsWjKvO
《…隊を脱するを許さず……士道に背きまじき事…隊則に背いた隊員には… 切腹を申し渡す…》 藤岡さん、なにやら隊則を思案中のようです。
468 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/11 02:08:44 ID:/rPsWjKvO
467→466で たのみます
469 :
ぶらく史くらぶ :05/03/11 02:12:52 ID:mUArvHTY0
470 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/11 02:12:54 ID:myswJOvw0
Bらり旅 荊木の津久葉山麓の、基地外村、リクエスト! お願いします!! 隊長〜っ!
471 :
ぶらく史くらぶ :05/03/11 02:17:01 ID:mUArvHTY0
(打ち合わせ) >>ナンノ氏 関東共和国イバラーキ省のツクーバ山地は探検隊としていった方が よいですか?Bらーりのほうがええ?
472 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/11 02:20:21 ID:/rPsWjKvO
ロケーション的に山麓だし、キチガイ村って正直言って未確認なんで探検向きかと思います。
473 :
ぶらく史くらぶ :05/03/11 02:21:44 ID:mUArvHTY0
>>ナンノ氏 了解だす。ワシも基地外村は未確認!!
474 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/11 02:22:05 ID:PqXGS/bcO
山を攻めるなら探検隊やね。 っていうか、このBらり、ハーフタイムショーやしw
475 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/11 02:25:05 ID:/rPsWjKvO
まあ、面白そうだけど 茨木の住人に参加してもらはないと キチガイ村はよくわからんですたい
476 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/11 02:26:53 ID:PqXGS/bcO
津久馬関連のリンク張ってください。
477 :
ぶらく史くらぶ :05/03/11 02:30:17 ID:mUArvHTY0
そうやね。誰かがリードしてくれんと・・・シンドイわな。 元ねたがあれば何とか出来るねんけど。
478 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/11 02:34:11 ID:/rPsWjKvO
ただ、「キチガイ村」という響きを聞いただけで 無性に惹かれるものがあるのは確か。
479 :
ぶらく史くらぶ :05/03/11 02:35:26 ID:mUArvHTY0
>>ナンノ氏 そう、そうなんですよ川崎さん!!
480 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/11 02:35:43 ID:/rPsWjKvO
ただ、「キチガイ村」という響きを聞いただけで 無性に惹かれるものがあるのは確か。 鉄の組織・新生藤岡部隊の初陣に相応しいかも
481 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/11 02:37:07 ID:myswJOvw0
482 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/11 02:39:11 ID:myswJOvw0
すいません、h抜いてコピペで
483 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/11 02:39:12 ID:PqXGS/bcO
藤岡 「実は…次の探険の目的地が定まらないんだよねぇ。 それまで私はBらりを続けるしか無いみたいだね。 …そろそろ、体がうずいてきたぞぉ。」
484 :
ぶらく史くらぶ :05/03/11 02:44:56 ID:mUArvHTY0
485 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/11 02:45:39 ID:/rPsWjKvO
さっそく見てみたけど けっこういいんじゃないか?キチガイ村。
486 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/11 02:48:03 ID:PqXGS/bcO
水曜スペシャル 藤岡弘、探険シリーズ 緊急調査! ツクーバ山麓に幻の (ピーーー)村は実在した!
487 :
ぶらく史くらぶ :05/03/11 03:07:28 ID:mUArvHTY0
(ナレーション) 我々、藤岡弘探検隊は幻の(ピーーー!)村を調査するため、 関東共和国イバラーキ省ツクーバ山麓へと向かった。 前回案内人を務めた大学生朴隊員を新たに加え、厳しい鍛錬のもと鉄の組織 新生・藤岡弘探検隊が初陣に挑む・・・・!!
488 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/11 03:12:49 ID:myswJOvw0
有り難うございます! かなり危険な一帯なので、隊長!どうかお気をつけて!
489 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/11 03:13:19 ID:/rPsWjKvO
今回の作戦に向け、新たにオーディションで採用した腕に覚えのある強者や、各界の力自慢などを率いていざ筑波へ!
490 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/11 03:18:22 ID:/rPsWjKvO
出発の前に、会議室にて、現地報告等のレクチャーを受ける一行。 信じられない写真がホワイトボードに張り出されていた。 〈こ、これは…〉 それを見て、さすがの藤岡も覚悟した。〈もしかしたら部隊の全滅も…〉
491 :
すみません :05/03/11 03:31:12 ID:/rPsWjKvO
スタッフより朗報が伝えられた。 「今回は、番組初の女子隊員の派遣を決定した」 隊員たちは喜んでいるようだったが、正直、藤岡は反発を覚えた… 〈どうせプロデューサーの思いつきだろう、女なんかに、務まるはずがない…〉 隊員A「で、誰なんだい?」 P「とても強いお方だ、紹介する…どうぞこちらへ」 ……驚いたことに ヨーヨーを握りしめた南野陽子がセーラー服で現れた!
492 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/11 03:36:19 ID:myswJOvw0
アサミヤサキ キターーーーーーーーー! いつのまにやらマッポの手先・・・
493 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/11 03:44:14 ID:/rPsWjKvO
自己紹介を促されるサキ 「鉄仮面に顔を奪われ十と七とせ…番まで張ったこのウチが、なんの因果か探検隊の手先…梁山高校二年B組麻宮サキ …田舎者じゃけんど、よろしゅうお願いします」 《この子だけはオレが守って見せる…》 藤岡は密に心に誓った
494 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/11 03:50:32 ID:/rPsWjKvO
個人的趣味ですみませんが、ナンノをキチガイ村で活躍させてください。 ご容赦
495 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/11 03:59:46 ID:PqXGS/bcO
ナンノ氏OK! 本物の探検隊にも女隊員がいますし(藤森夕子)。 (但し、探険はしない。)
496 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/11 04:05:37 ID:PqXGS/bcO
藤岡 「…しかし、セーラー服はかわいい…もとい! セーラー服での探険は隊の規律を乱すから、 この「水曜スペシャル」の青い探険服に着替えて欲しいねぇ。 (…探険コスプレ)」
497 :
すんません :05/03/11 04:06:23 ID:/rPsWjKvO
サキ「隊長さん、ウチを前線に出してください!」 サキの真っ直ぐな真剣な眼差しに、一瞬目をそらしてしまった藤岡… ドキドキドキ 藤岡「と…とにかくついてこいっ…足手まといになるなよ…」 いよいよキチガイ村へ!
498 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/11 04:46:46 ID:/rPsWjKvO
翌朝、待ち合わせの場所に集まる隊員たち。 今回はキチガイ村という事で、かなりの重武装の者もいて、中には槍を持った者もいる。 隊長「サキがまだ来てないようだな」 少し遅れて現れた南野。 藤岡「セーラー服は脱げと言ったはずだ 」 サキ「これはウチの戦闘服っちゃ」 藤岡「…」 やがてバスに乗り込む隊員たち サキの隣の席をめぐって若手の間で小競り合いがあったが、藤岡がその座につく事で一件落着したた頃、バスは常磐道に入った。
499 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/11 04:53:04 ID:PqXGS/bcO
藤岡 「サキ、お前がセーラー服を脱がないと言うなら、 まぁ、それもいいだろう。 但し、これは付けろ!命令だ!」 サキ 「(黄色いゼッケン…狭山?)」
500 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/11 04:56:36 ID:46UZhJ8E0
ナンノちゃんへの偏愛もういいよ。
501 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/11 05:02:11 ID:/rPsWjKvO
上からの命令(指令)には慣れているサキ。 「しかたないっちゃ」 ゼッケンをきちんと付け、ヨーヨーを構えて見せた。 藤岡「…」 バスはようやく茨城に入ったようだった。
まだゼッケン持っていたんですね
503 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/11 10:06:36 ID:PqXGS/bcO
ツクーバの麓に到着した探検隊。 だが、そのその驚愕の事実に驚きを隠せなかった! 藤岡 「…何だって!この急な崖をよじ登らなくてはならないのか? しかし…これは高いぞ!」 喜〇凱村に潜入するには、この方法しか無いという。 この難攻不落な環境の中だから、 あれだけの恐怖のオブジェが現存出来たのか? 隊長は、この崖に立ち向かう事を決意した!
504 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/11 10:22:47 ID:PqXGS/bcO
藤岡 「しかし、サキ! お前、こんな環境でもその服装を止めないのか?」 サキ 「これはあたいの戦闘服! この姿でつづけます!」 隊員 「…き、きみは崖登りは慣れてないだろうから、 僕が真下からサポートしてやるよ…フフフッ」 一人の隊員の発言を端に発し、 隊員達がサキの真下でのサポートを競い合う。 スカートで山登りに挑もうとするサキ。 隊員達の目的が、サキの身の安全以外にあることは 明らかな事であった! 我々は隊員達の奸(よこしま)な本質を見た! ギャガーーーーーン(効果音)
505 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/11 10:33:43 ID:/rPsWjKvO
朴「も、もうちょい…」 サキの真下にいる隊員が、スカートの裾をつまみ上げようとしたその時である、 シャキーン、バシッ! 痛っ! 「乙女になにするがぜよ!これくらいの崖は土佐でよう登っちょうたきに心配ないぞね」 どうやらこの少女は、腕力で男たちに引けを取らないようだ。 …時代は恐ろしい少女を産んだ!
506 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/11 10:42:11 ID:PqXGS/bcO
サキ 「…なんか隊員さん達の目付きが気持ち悪いっちゃ!」 藤岡 「(サキだけに聞こえるように) いいか、この隊員達は普段はいい奴だが、 事、女の扱いは素人以下だ。 あいつらの意識はお前のスカートに集中している。 お前、それでいいのか?」 〜サキが服装にポリシーを持っているのは理解できた。 しかし、ポリシーだけではどうにもならない事があるのも事実だ。 若いサキは、まだそれを理解出来てないようだ。 私は指揮官として、若者を教育していかなければならない立場にある。 だが無理強いはしたくない(ゼッケンは着けさせたが)。 私はサキの答えを待つことにした。 探険よりもまず、仲間の好奇の視線に危機にさらされた新隊員・サキ。 果たして、いかなる結論を出すのか! ギャガーーーーーン!!(効果音)
507 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/11 10:54:29 ID:/rPsWjKvO
ようやく崖を登りきる藤岡一行。 計測班の隊員がコンパスで現在位置などを確認する。 しかし、肝心な目的地の方向が、全くわからない…
508 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/11 11:38:23 ID:PqXGS/bcO
隊長は一人の老人を見つけた。既知〇村の住人だろうか? 藤岡 「ちょっとお聞きします…」 老人 「〇〇!あんなところへ何しに行くんだ? あんたらもマーニアか?」 藤岡 「マーニア!それは何ですか?」 老人 「よく分からんけど、ああいうのが好きな人たちが、 あの村に来るんじゃ。」 藤岡 「マーニア…おぃ!PCでマーニアを検索しろ!」
509 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/11 13:58:11 ID:/rPsWjKvO
その時、我が隊が誇るONKYO製無線機・ラディアン(改)で何かを傍受していた計測班の班長が叫んだ。 「た、隊長!す、すごい電波です!東の方向から見たこともない高い周波の電波が飛んでいる!」 藤岡「ナニ?電波が… よし、そこだ!」
510 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/11 14:34:59 ID:oYgIWe0iO
電波は、あの辺の名物でもある 違法参杯業者の4チャンネルCBだったりすると、ワクワクドキドキです。 作家の皆さん、おねがいしまつ
511 :
後迂回 :05/03/11 15:26:37 ID:PKe71D4R0
そのときであった、隊員の一人が何かに足をすくわれた! 隊員「ぐわー なっなんなんだー」 藤岡「なっなんだー。動くなースグ取ってやるからな!」 藤岡「て、これはふとんではないか?なぜ道の真ん中に布団があるんだ?」 サキ 「どっかからか、ふっとんできたちゃ!」 (一同こける) 藤岡「サキこれは命令だ!そんなギャクは40代以上限定だ」
512 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/11 15:35:39 ID:/rPsWjKvO
藤岡「サキ、少し黙っててくれないか…隊の士気に関わる。…これだから女は…」 サキ「…ゆるしてチョンマゲ」
513 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/11 15:54:51 ID:PqXGS/bcO
探検隊は貴地画〇村の入り口に来たようだ。 醜悪なオブジェが立ち並ぶ道を進んだとき、 隊長が何かを見つけた! 人だ! それは二人組の男。なにやら話ながら歩く。 そして、やけに、にやついている。 藤岡 「何故だ?彼らはこれが恐くないのか?」 隊員 「隊長、あれがマーニアです!」
514 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/11 15:59:54 ID:PqXGS/bcO
隊員 「マーニアとは、この世に存在するあらゆるジャンルに寄生する民族です。 そのジャンル毎に住み分けがあるのですが、 これは、どのジャンルに該当するのか…。」 藤岡 「おぉぃ、オブジェの写真取ってるぞ! どうするつもりだ…。」
515 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/11 16:01:11 ID:GgXHYMhiO
我々探検隊はマーニアを発見した。またの名をヲタークとも呼ばれる人種。一体、彼らの目的は、いかに・・
516 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/11 16:09:20 ID:PqXGS/bcO
その時である! マーニアが我々に気付いた! マーニアA 「あれ、スケバン刑事?」 マーニアB 「ナンノ?本物?」 マーニアの視線はサキに向けられた!
517 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/11 16:18:32 ID:PqXGS/bcO
藤岡 「まずいなぁ、やはりサキのセーラー服は目立ちすぎるのか…」 迫り来るマーニアの恐怖!果たしてサキの運命は? 探険は続行出来るのか? ギャガーーーーーン!!
518 :
後迂回 :05/03/11 16:32:59 ID:PKe71D4R0
マーニアが右手のひらをズボンにこすりつけてサキにせまる。 こいつたちのこの行動は・・・ 握手がほしいのか? すばやく隊長がサキをかばう。
519 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/11 22:19:05 ID:/rPsWjKvO
そのマニーア族の一人が、人形のような物を2体、ウエストポーチから取り出した。 バンダイ製の「二代目麻宮サキ」フィギアと、矢がすりの着物に海老茶袴のリカちゃん人形「はいからさん」バージョンであった。 なにやらその関連商品にサインを求めているようである。 藤岡「おまえ!その人形でナニしてる。それでも神州男児か?」
520 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/11 22:33:34 ID:PqXGS/bcO
身構える隊長。 その時である! マーニアB 「 あっ、藤岡弘、だ!」 隊長の正体がばれた! さらにマーニアは、仮面ライダーのフィギュアとペンを 隊長に差し出した!
521 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/11 22:36:40 ID:/rPsWjKvO
「こいつら…」 刀に手をかける隊長。だが、基地害村の敵にたどり着く前に、他の部族との戦闘で無駄に戦力を消耗したくはない…。 その時、新たにオーディションで選抜された蟹江敬三風の新入隊員が藤岡に駆け寄り、進言した。 「マーニア族の討伐はサキにやらせましょう、あの娘の実力を見れるいい機会です」 もし、噂ほどに強くなければこの場に置いていくつもりだった 藤岡「…サキ、指令だ。あいつらを倒せ」
522 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/11 23:10:42 ID:/rPsWjKvO
マーニア族は既にマジックハンドで武装している。 ゆっくりと皮のグローブを左手に付け、敵に向かって走りだすサキ! 「いくぞねー!」 まず一人目を飛び蹴りでよろめかせたその刹那、その後頭部に手刀を打ち込み、あっけなく轟沈させた。 藤岡「ほう…」 他の隊員らは、サキの派手なアクションに何かを期待している様子だが、ひざ下十センチ丈のスカートが無残にも期待を裏切り続ける。 「ウヒョ〜、ナンノだナンノだ」 なおも挑発するマーニアめがけ、超合金のヨーヨーが飛ぶ! 「ウッ、うわぁっあ」
523 :
ぶらく史くらぶ :05/03/11 23:47:18 ID:mUArvHTY0
そして、お約束のセリフがサキの口からとびだす。 サキ「おまんら、許さんぜよ!!」
524 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/12 00:10:35 ID:XUA/7a8gO
しゃがみ込み、アンダースローでヨーヨーを一旋させるサキ。 飛んできたヨーヨーのチェーンでブザマに電柱に縛られるマーニア族。 「た、助けてくれ〜」 縛られた男はどうやら失禁したようだった。 サキとマーニア族との闘いは終わった。 グローブをはずし、少しだけ乱れた黒髪を、手で直しながら隊員達のもとへ向かうサキ。 藤岡「ん?…なんだ!この電柱は!!」
525 :
ぶらく史くらぶ :05/03/12 00:21:27 ID:NX2P3Bh30
探検隊一行が見たものは・・・・ それは奇怪な模様や絵が描かれている電柱・・・・ 藤岡「万博公園か?岡本太郎もビックリだな・・・」
526 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/12 00:30:17 ID:XUA/7a8gO
サキも興味深々に電柱に見入る。 サキ「ト・ル・コ…ってなん?気味が悪いっちゃ」 藤岡「…これは!」 言い知れぬ恐怖に凍りつく一行。
527 :
ぶらく史くらぶ :05/03/12 00:41:59 ID:NX2P3Bh30
藤岡「ト・ル・コ・・・・なんて、懐かしい響きだ・・・。 藤岡隊長は、なぜかウィークエンダーを思い出した。 そして、前回のウートロ探検のときのフー族を・・・」
528 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/12 00:59:14 ID:XUA/7a8gO
(昨日のディープスロートは、敵ながらアッパレだったな…俺の強引な指入れもけっこうキイたはずだ…、いかん、いかん) 〜サキの前では、よき上官でいたい、…サムライでありたい…〜 そう願う藤岡であった
529 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/12 01:11:21 ID:XUA/7a8gO
よく見渡すとあちこちに奇妙な電柱が立っている。 理解不能に陥る一行。 そんな恐怖に萎縮する隊員達の中にあって、朴だけはマイペースに「遊人」の漫画を読みながらニヤついている。
530 :
ぶらく史くらぶ :05/03/12 01:23:49 ID:NX2P3Bh30
藤岡「朴のヤツ変わっている野郎とは思ったがこんなときに校内写生読んで いる余裕があるとは・・なかなか骨のあるやつだ しかし、電柱の意味はなんだろうか?」
531 :
ぶらく史くらぶ :05/03/12 01:27:18 ID:NX2P3Bh30
藤岡「キチガイスレの番外編で架空都市のジエンを追ったときに 空中フェラや水中クンニを経験してから変わったのかな?朴の奴」
532 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/12 01:38:38 ID:XUA/7a8gO
朴「「校内写生」だけじゃないよ 「一発屋甚八」「インフィニティ」「エンジェル」もあるよ!全部修正される前のやつ、ほら!」 不良図書を読み漁る隊員たち。 朴「不良図書の烙印を押して書店から追放するなんて、大人達はまちがってるよ」 サキ「朴…それは許せん大人達やねえ、汚い大人達はウチは好かんちゃ!」
533 :
ぶらく史くらぶ :05/03/12 01:48:00 ID:NX2P3Bh30
緊張で硬くなっていた隊員たちも、朴のおかげですっかり場がなごんだ。
534 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/12 02:01:44 ID:XUA/7a8gO
卑猥な言葉が飛び交うむさい男達の群れ…そう、つまりここは「男区(ダンク)」である。その男区の中にあって、 さすがに「空中フェラ」や「水中クンニ」の話題には入れないサキは、やはり一人ぼっちだ。 藤岡が話し掛けた 「サキはどうして闘うんだい?」 南野「それは…」 …そんなやり取りをしているうちに、とんでもないモノが待ち受ける場所に到達した一行。
535 :
ぶらく史くらぶ :05/03/12 02:04:27 ID:NX2P3Bh30
ギャガーーーーーーン!!(効果音) そして、探検隊一行を待ち受けていたモノとは一体、何であろうか・・・!!
536 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/12 12:30:00 ID:+FkVjUJVO
それは、大量に放置された悪書の山であった。 スーパー写真塾、ドント、オレンジ通信、はたまた、劇画物では、ローレンス、ボン等 『うっひょーっ!』狂喜する若い隊員達。 雨水と泥で波打つエロ本に群がる。 若い隊員『隊長っ、宝の山です!』 その様子を見て一人さらに蚊帳の外にいるサキ。 サキ『馬鹿らしいっちや・・・』 その時、藤岡の目は、放置されたエロ本にある特徴があるという事に気がついた
537 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/12 12:34:36 ID:QJn19rkPO
藤岡 「おぉぃ、あれは何だ! 首の無い人間だ!ここには首刈り族がいるのか?」 探検隊に緊張が走る! 周囲を警戒しつつ、首の無い人間に近づく探検隊。 これは、生け贄の儀式なのか? 藤岡 「…なんだ、銅像か…。 紛らわしいなぁ。」 その時である! 隊員 「大変です!破れ傘のオブジェに、 サキのスカートが絡み付きました!」 サキ 「しまった、動けんっちゃ!」 探検隊に襲い掛かる危機! 果たして切り抜ける事は出来るのか? ギャガーーーーーン!!
538 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/12 12:39:12 ID:XUA/7a8gO
ナレーション 「放置された悪書に共通する特徴…とは?」
539 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/12 12:39:47 ID:QJn19rkPO
まずいなあ、混線した。
540 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/12 12:42:07 ID:+FkVjUJVO
藤岡 『ちょつと待て、よく見ろ!』 放置されている、悪書グラビアには異変があった。 全てのヌードグラビアの上から、油性マジックで下着のつもりか?、水着のつもりか? ビキニ、ワンピース、パンツ、ブラ、 幼稚な絵で塗り潰してある。 藤岡『こ、これは、、、』 『狂っている、、』基地外村の住人の性癖を垣間見たようだ。 一冊を手に取り、濡れてへばり付いたページをめくり確認をする藤岡 特に分厚くへばり付いたページをめくったその時! 藤岡『うっ!ここれは!』 挟まっていたのは、明らかにウンコであった。 ギャワキーン! 効果音
541 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/12 12:49:35 ID:XUA/7a8gO
編集 540→537→再開
542 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/12 12:54:48 ID:vfwGAPyjO
藤岡「特殊なブラックで塗り潰すならわかるが、ウンコで塗り潰すとは・・・」
543 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/12 12:57:27 ID:XUA/7a8gO
もがけばもがくほどスカートに絡まる傘 朴「サキちゃん!」
544 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/12 13:08:59 ID:+FkVjUJVO
サキのむっちりした太股を見ているうちに 紳士でいるべきと誓った藤岡ですら 男の鎌首をもたげそうになる。 藤岡『いっ、いかん!』集中だ! 雑念を捨てろ! 『えぃすとぉーっ!』 藤岡は雑念を切り捨てようと試みる
545 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/12 13:10:54 ID:+FkVjUJVO
すいません。誤字 侍、藤岡の気合いは 『ちえいすとぉーっ!』で
546 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/12 13:14:17 ID:vfwGAPyjO
デロデロリン♪
547 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/12 13:21:22 ID:XUA/7a8gO
イメージの中で、もう一人の淫らな自分を、上段から袈裟懸けに斬り捨てる藤岡 しかし何度斬っても、先程の悪書のグラビアの残像達とともにまた立ち上がってくる。 一方、携帯で写真を撮りまくる朴 さすが、丈の長いサキのスカートから太ももが露出するという貴重なカットを逃さない。 朴「いただき!」
548 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/12 13:30:20 ID:+FkVjUJVO
『おめえら、なにやってんだー?』←茨城なまり ふと気付くと、一人の青年が立っていた。 まだ若いと思われるわりに、全盛期の江夏を彷彿とさせる押しの強い面構え 上下揃いのジャージの背中には犬の刺繍となぜか、インフィニティという文字 手にもったオロナミンCの瓶からは、かすかな塗料のような匂いが、、、、 明らかに先程のマーニア賊とは違う張り詰めた威圧感 村の住人か?
549 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/12 16:13:06 ID:XUA/7a8gO
藤岡「!!…みんな、慌てずに散開しろ!命令があるまで手を出すな」 サキ「Cビン……ここは、かなり荒廃しちょるようじゃね…」 有機溶剤の臭いを振り撒きつつ、ゆっくりとした動作で近づいて来る男。
550 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/12 19:58:48 ID:swHWLCN10
ゆっくりと、にじり寄る男。 目は充血しており、口元からよだれを垂れ流し、足下は千鳥足である。 自分の本来の足のサイズよりかなり小さめの女もののサンダル ほとんどはみ出しているものの、器用に履きこなしている。 藤岡『ただ者じゃないな・・・・』 しかし、敵か味方かもまだはっきりしないうちに、 こちらから手を出すのはフェアじゃない。 藤岡はそういうところには、人一倍意識している男である。 謎の男『ほぇ〜っ、なんら〜おめ〜らは?』
551 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/12 20:18:14 ID:swHWLCN10
男はサキの存在に気づく 男『あれへぇ〜、オンラがいる〜』 男『べっちょ、べっちょやっぺ!、なあ、べっちょやっぺよ!』 藤岡は悟った。 まずい、これはマズい状況だ・・・・・ 話してわかる相手でもなさそうだ・・・・ しかも興味の矛先はサキに向けられている・・・・やるしかないか サキ『おまん、さっきから、べっちょべっちょって、気色悪いぜよ!』 男『はぁ〜?、おまん?お、おまん?・・・・・・こ?』 『おまん?おまん!おまん!べっちょー!べ、べ、べっちょーっ!』 藤岡『いかん!危険だみんな下がれ!』
552 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/12 20:21:05 ID:+FkVjUJVO
いかにも、茨城っぽい展開
553 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/12 20:22:41 ID:XUA/7a8gO
朴隊員「あれは…ジュントロ族の…ラリ太た゛!」 古い月刊誌『ヤング・オート』を取り出す朴。 カラーページの一枚のスナップ写真に収まっている人物は確かに目の前のラリ太であった。 卒業式かなにかの記念写真であろう。呪術的な魔よけなのだろうか、短ランの腕には「県警上等!」「女一人を愛すべし云々…」 さらに胸には自ら「エテ公」と大きく刺繍を入れている。 ラリ太を扇型に囲むように隊員らは地に伏せて散開している。 藤岡「各隊員とも先守防衛を遵守しろ」
554 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/12 20:32:42 ID:XUA/7a8gO
553→551 でお願いします
555 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/12 20:51:12 ID:QJn19rkPO
ラリ太がサキに近づく。 傘がからんで思うように動けないサキ! その時である! ラリ太がサキに抱きつこうとしてきた! 藤岡 「危ない!」 隊長は合気道の業でラリ太を投げた! しかし! ラリ太の持っていたビンの液体が飛び散る! その液体がサキの服にかかった! 藤岡 「…し、しまった!」
556 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/12 20:56:25 ID:QJn19rkPO
サキ 「く、臭いっちゃ!」 なぞの液体が付着した、サキのセーラー服。 そして、サキの目がうつろになりだした! 藤岡 「まずい!毒が回ってきたのか?」 サキの危機に焦る隊長! 果たしてどうなる?
557 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/12 20:56:30 ID:swHWLCN10
ラリ太にはもうサキしか目に入っていないらしい。 『べ、べ、べっちょ〜!』『べっちょ、べっちょ、べべべ・・・』 サキ『やかましいがよ!べっちょ、べっちょって!』 サキ『隊長さん、べっちょってなんぜよ?』 藤岡『・・・・・・うーん、それは・・・・・・・・』赤面 サキの口から思いもよらぬ、淫語が飛びだし、藤岡は心の中でつぶやいた・・・ (よっしゃ!淫語、GET!)←心の叫び
558 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/12 20:58:56 ID:swHWLCN10
サキ『たいひょ〜さん、べっちょって、なんら〜?』
559 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/12 21:04:57 ID:XUA/7a8gO
揮発性の極めて高い液体を浴びてしまったサキの制服。 「く、臭いっちゃ!」 呼吸をする度にモロ吸い込んでしまう… ラリ太「へへへ〜、米と醤油ぅ〜オメコし・よ・う・よ!」 再び向かってくるラリ太。 しかし、サキの様子がおかしい。 藤岡「まずいな…」 早くもサキの目がトロ〜ンとしてきた。
560 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/12 21:05:50 ID:QJn19rkPO
藤岡 「このままでは危ない! お前達、サキを介抱しろ」 毒が体に回っているサキを救出すべく、 隊長は、サバイバル・ナイフでサキのスカートを膝丈で切り、 傘地獄から開放した!
561 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/12 21:14:17 ID:swHWLCN10
ここぞばかりに、必要以上のスカートをサバイバルナイフで切ろうとする隊員。 膝上20センチ位の所に刃を当てている。 サキ『う〜ん、べっつちょって・・・・・・・べっちょってなんら〜たいひょ〜っ』
562 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/12 21:14:57 ID:XUA/7a8gO
「サキ!しっかりしろ!」 サキ「ウチは、大丈夫やきに…」 立っていられないサキを一丸となってサポートする隊員達。 力無く崩れる、ひざ丈スカートのサキ… 藤岡の中で、怒りと喜びが交錯する
563 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/12 21:20:46 ID:swHWLCN10
引き裂かれ、あらわになった白い太股 とろーんとした、心持ち色っぽい表情で 舌たらずな、淫語を連発・・・・・・・ 藤岡の邪心が、非常事態にもかかわらず、またもや鎌首をもたげてくる・・・・
564 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/12 21:26:39 ID:QJn19rkPO
藤岡 「おのれ〜!」 冷静な隊長の怒りに火が点いた! ラリ太 「や、やべぇ!」 ラリ太は、隊長の剣幕に正気を取り戻し、 慌てるように逃げ出した! 藤岡 「…ふぅ、おい、サキに解毒剤を飲ませろ!」
565 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/12 21:26:47 ID:XUA/7a8gO
心迫数が上昇し、呼吸が荒くなる藤岡…
566 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/12 21:32:38 ID:XUA/7a8gO
藤岡「おい、誰か、俺にもポカリをくれ。」 イオンサプライされた藤岡はサキに駆け寄った。 サキ「んっ…、ウチ…気を失ってたんやろか?」
567 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/12 22:17:28 ID:QJn19rkPO
藤岡 「サキ、大丈夫か。いいか、これが探検の厳しさだ!」 隊長の言葉に、静かにうなずくサキ。 その時である! サキ 「あっ、うちのスカートが短くなっちょる! 誰がやったん?ひどいっちゃ!」
568 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/12 22:29:44 ID:XUA/7a8gO
怒りと恥痴心が一気に込み上げるサキ。 周りの隊員達を次々と張り倒し、軽蔑と疑念の目で藤岡を見る。 「どうしてくれるんね!この制服」 藤岡「に、似合ってると…思うぞ、サキ…」 『BOY's-BE…』風のしぐさで頭をかく藤岡… 赤面の嵐である。 BGM「恥ずかしすぎて」
569 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/12 22:43:56 ID:QJn19rkPO
サキ 「…うっ、足が寒いっちゃ。服もまだ臭う…。」 藤岡 「サキ、これに着替えるか?」 隊長は、おもむろに隊員服を差し出した。 果たしてサキは着替えるのか!
570 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/12 22:47:53 ID:swHWLCN10
サキ『こんな所じゃ、着替えなんかできんっちゃ・・・』 藤岡『よし!おまえがいいと言うまで俺たちは後ろをむいているから、早く着替えるんだ』 隊員『そうだ、そうだ、俺たち後ろ向いているからさ・・・』 サキ『・・・・・・・・』 その時である! ギャワオーン! 効果音 プワオーン! けたたましいクラクションで一行を威嚇する大型ダンプ。 明らかに、純正の警笛とは違う、見事な残響音は別タンク式のエアホーン 通称、ヤンキーホーンである。 『ひき殺されてえのか!邪魔だてめえら!』 運転席から怒鳴り散らしているのは、日ハムの新庄似の男 しかし頭髪は大仏様のようなパンチパーマである。 通常の土砂積載ダンプとは違う、深い箱を持つそのダンプには ○○○(←モザイクがかかっている)船団・街道仁義 のウロコのような鉄板プレート。』
571 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/12 22:50:40 ID:QJn19rkPO
サキ 「…わかった、着替えるっちゃ。」 藤岡 〜サキがついに隊員服に袖を通す。 私はこの時初めて、サキが探検隊の一員になる事を実感した! サキは、木の影に隠れ、着替えを始めた。
572 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/12 22:54:21 ID:QJn19rkPO
571→570(要、微調整)でよろしく。
573 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/12 22:55:07 ID:swHWLCN10
すまん、食ってしまった 569→571→570でいいか?
574 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/12 22:56:56 ID:XUA/7a8gO
サキ「なんか視線を感じる…やっぱできんちゃ 571→572→569 でどうよ
575 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/12 22:58:27 ID:XUA/7a8gO
訂正 572=574
576 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/12 23:06:11 ID:XUA/7a8gO
よく見ると、ダンプのシートの後ろに工藤静香のポスターが貼ってある。
いったんCMでーす。 萌えあがれ萌えあがれ〜ガンガム♪ 軌道戦師βガンガム★全国松竹系で春休み全国一斉ロードショー! ナレーション磯野波平 同時上映 女体の神秘・監督:山本晋也
578 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/12 23:17:43 ID:QJn19rkPO
藤岡 「この村はハプニングが多いなぁ! 探検を忘れてしまいそうだ!」
579 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/12 23:41:22 ID:swHWLCN10
しかし、物怖じせずに深ダンプに近ずく藤岡。 藤岡『ほぉ〜っ、これは見事なダンプだね。』 新庄似の男『な、なんだ、お前は・・・・・』 藤岡『私は大きい車が好きでねえー、いやー男らしいね』 車体をペタペタさわりながら、ご満悦の様子。
580 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/12 23:43:45 ID:XUA/7a8gO
「装甲も厚い…実にたくましい車だね」
581 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/12 23:49:04 ID:QJn19rkPO
新庄似 「おぃ!俺のダンプに指紋付けんなや!」 藤岡 「(聞く耳もたずに) ところで、あなたはこのオブジェを作った人を知りませんか?」
582 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/12 23:54:52 ID:QJn19rkPO
新庄似 「オ、オブ…?あぁ、それなら、もう少し山をあがってみな。 そこに幽霊屋敷みたいな家があるんよ。 そこのオッサンが作っとるみたいや」。
583 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/13 00:01:08 ID:XUA/7a8gO
朴「隊長、これ以上の山歩きはむりです。ダンプに乗けてってもらいましょうよ」
584 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/13 00:02:38 ID:HDEe7f8EO
藤岡 「なるほどぉ、ようやく謎が解けそうだぞ。 おい、みんな行くぞ!この村は油断ならんぞ! 気を引き締めていこう!」 隊長は目標を定めた! 果たして謎は解けるのか? ギャガーーーーーン!!
585 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/13 00:06:21 ID:HDEe7f8EO
運転手の好意で、ダンプの荷台に乗せてもらった探検隊。 目指すは、謎の幽霊屋敷だ!
586 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/13 00:16:48 ID:0+aK4yctO
かなり粗い運転に、積載された隊員たちもしがみつくのがやっとである。 「NNX法則」 という落書きが目につく。 しかし、そんな事にも気にかけず、唯一助手席に乗ることを許されたサキの事が気にかかる藤岡。
587 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/13 00:26:24 ID:0+aK4yctO
「隊長、我が隊は色恋…恋愛は御法度なんですよね?」 ダンプに揺られながら朴が尋ねた。 藤岡「いかにも、御法度だ。背けば…切腹を申し渡さねばならん…」 朴「片想いもダメですかネ?」 「勿論だ」 きっぱり言い放つと、刀を抜いて空にかざした。 「隊の規律は絶対だ」 …やがてダンプは静かに停止した。
588 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/13 00:44:12 ID:HDEe7f8EO
藤岡 「これが幽霊屋敷かぁ。 ここもオブジェが凄いねぇ」 森の中に姿を現した幽霊屋敷。 まるで第三者の侵入を遮るかのように並ぶオブジェ。 探検隊は潜入を試みた!
589 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/13 00:46:09 ID:ADBDdomS0
テレ朝見てるけど泣けるぞ ここのは泣けない
590 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/13 00:52:44 ID:HDEe7f8EO
藤岡 「全部読んでくれたかい?」
591 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/13 00:58:19 ID:0+aK4yctO
「トラップには充分に注意しろ」 低い姿勢で、徐々に近づく藤岡隊。 空き地に点々と配置されたオブジェの群れ。 藤岡はなんとなく、箱根彫刻の森美術館を思い出した。
592 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/13 00:58:45 ID:HDEe7f8EO
おびただしい数のオブジェが、探検隊の行く手を阻む。 このオブジェを作る目的とは一体何か? この屋敷に入れば謎が解けるかもしれない。 隊長は期待に胸を膨らませた!
593 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/13 00:59:49 ID:QIP49OgMO
OK朴場!
594 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/13 01:03:45 ID:HDEe7f8EO
屋敷の入り口に辿り着いた探検隊。いよいよ禁断の扉をあける。 探検隊に緊張が走る! 藤岡 「おい、呼び鈴を押すんだ」
595 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/13 01:07:35 ID:0+aK4yctO
バリケードが一行を阻む。 藤岡の前に進み出た者があった。 今回、新たに戦列に加わった弟光司と共に参陣した花田兄弟である。 「バリケードは我ら兄弟にお任せを…」 兄弟はすり足で進み、バリケードの丸太に、てっぽう(体当たり)をブチかました!
596 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/13 01:09:30 ID:0+aK4yctO
フライングすみません 595→594でお願いします
597 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/13 01:22:15 ID:HDEe7f8EO
隊員は呼び鈴を押してみた。 しかし、人の出てくる気配はない。 留守か、はたまた居留守か? 藤岡 「我々を警戒して出てこないのかもしれない。 よし、今日はここでキャンプを張って様子を見よう。 屋敷の窓にセンサーを付けろ。監視カメラも忘れるな。」
598 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/13 01:51:59 ID:HDEe7f8EO
夜を徹して屋敷を監視する探検隊。 しかし、なかなか変化は起きない。 隊員達の疲労もピークに達していた。 この苦労を無駄にしないためにも、何としても真相を突き止めたい。 その時である! 隊員 「隊長、センサーが反応しました!」 藤岡 「何だって?おぉ、あれは!」 屋敷から主が現われた! 主は我々を気にすること無く、何かを持って道に出た。 手にしているもの。それはオブジェなのか? 藤岡 「ようし、尾行しよう!気付かれないようにしろよ!」
599 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/13 02:16:43 ID:HDEe7f8EO
やがて立ち止まった主は、手に持った物を組み立て始めた。 慣れた手つきで組み立てる主。 その見事な手捌きは目を見張る物があるが、 いかんせん、何を作っているか分からない。 藤岡 「出来上がったなぁ。それにしてもおぞましい形だ。」 隊長は意を決し、主に近付き真相を確かめた! 藤岡 「すいません、これらのオブジェを作る目的とは?」 主 「目的…目的…芸術かなぁ」 曖昧な言葉を残し屋敷にもどる主。 その視線の定まらない虚ろな表情が記憶から離れない。 隊長は思った。 彼はこれからも恐怖のオブジェを作り続けるだろう。 命、つづく限り…。 我々は輝智画〇村の真実を見た!
600 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/13 02:23:35 ID:zYUnr2Xt0
グワチャーン!
601 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/13 02:33:59 ID:HDEe7f8EO
目的を達した探検隊。 だが、隊長は、この探検の中で様々な思いを残した。 藤岡 〜私は、サキにセーラー服での帯同を許したが、 その結果、サキは命の危険にさらされた。 私は己の判断力の甘さを痛感した。 そして、女性が一人入っただけで統率が乱れた隊員達の信念の弱さ。 我が探検隊も課題が山積みだ…。
602 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/13 02:41:03 ID:HDEe7f8EO
(エンディング) 輝知〇医村の謎を突き止めた探検隊。 隊長は、探検を通して、若い隊員達が成長してくれる事を信じて止まなかった。 (ナレーション・田中信夫)
603 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/13 09:30:26 ID:zYUnr2Xt0
<<次回予告!>> 北の大地に、幻の少数民族、愛犬族を見た!?
604 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/13 09:38:05 ID:HDEe7f8EO
ムツ〇ロウさん? それとも別の物? 何か手がかりが欲しいですね。 もはや人権版の枠を越えた展開。
605 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/13 09:40:53 ID:3yxDXW7m0
>>603 馬鹿か?おまえ。
責任とってコテトリ付けて全部お前が書け。
606 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/13 10:21:31 ID:HDEe7f8EO
もしや、アイヌか?
607 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/13 11:04:14 ID:HDEe7f8EO
水曜スペシャル 藤岡弘、探検シリーズ 北の大地、幻のアイーヌ族 伝説の儀式・イヨマンテを見た! アサーヒカワ、クッチャロー湖ロケ敢行! 現在情報収集中!
608 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/13 11:25:50 ID:HzTuZS/S0
>>607 サイレントマイノリティーを茶化すのか。
見識を疑われるよ。
609 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/13 11:39:20 ID:0+aK4yctO
都内某所にて、担当者から蝦夷地への出陣を拝命する藤岡隊長。 帰宅するとすぐにマワシ一つの姿になり、冷水で身を清めた。 サバイバルナイフや愛刀「和泉守兼定」は、すでに研ぎに出してあり、ぬかりはない。 北の大地の情報が、新設された隊情報班から矢継ぎ早に入ってくる。 最大の敵である[寒さ]に備え、揃いの防寒着も発注した。 「ちょっと行ってくる…」 軽く言い残し、家を後にする藤岡。 いよいよ出陣だ。
610 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/13 11:54:17 ID:HDEe7f8EO
茶化す気は無いですが、 題材に選ぶ事自体がが茶化す事に値するなら、 ネタスレの存在自体が問題と言うことになる。 今まで、ただ茶化して終わる事が無いよう配慮していたつもりですが、 勝手な思い上がりだったようです。
611 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/13 12:01:41 ID:0+aK4yctO
茶化しか否かは、結末見てから、個々に判断するしたないだろう。 ススキノや小樽、動物愛護の裏側を垣間見るムツゴロウ帝国、余市の薬物乱用学園にも当然行くだろうしアイヌのみをタブー視し、避けるのは不自然だ。 茶化しがイヤなら参加して誘導しろ。
612 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/13 12:09:19 ID:z/Q0ZPn20
613 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/13 12:27:48 ID:0+aK4yctO
藤岡「すでに動き出している…もう降りれない…」 隊の全滅を避ける為、空路千歳空港へ向かうチームと、寝台特急北斗号で陸路から目指すチームの二手に別れ出発した。
614 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/13 12:53:39 ID:HDEe7f8EO
熊送り。 それは、熊を神聖視した狩猟民族が、 春に捕まえた子熊を大事に育て、 弓矢で殺し、その魂を天に捧げる儀式。 ユーラシアや北アメリカの森林地帯でも行なわれており、 それをアイーヌでは、イヨマンテと言う。 探検隊は、この広大な北の大地でアイーヌに遭遇できるのか?
615 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/13 13:01:12 ID:HDEe7f8EO
藤岡 「いゃぁ着いたねぇ、ホカイドゥー。 やっぱり寒いなぁ。 ようし、サポローで別動隊と合流だ!」 空港から4WD(日産製)に乗り込んだ探検隊。 集合場所のサポローへ向かった。
616 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/13 13:04:29 ID:z/Q0ZPn20
>>611 アイヌは世間的に同和と違ってタブー視されていないだろ。
アイーヌと表記している時点で茶化しているだろ。アホか?お前。
617 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/13 13:33:02 ID:0+aK4yctO
時計台の前には既に先発していた夜行組が到着していた。 「おっ、みんな揃ってるか?」 朴「隊長!全員揃ってます」 「よし、じゃあ持ち物検査をやるぞ」
618 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/13 13:34:06 ID:zYUnr2Xt0
>>616 まあ、まあ、ここでは堅いこと言わないで、
619 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/13 13:40:38 ID:z/Q0ZPn20
>>618 シャレにならんのだが。。。
というより言いだしっぺのお前が話を書けアホ!
620 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/13 13:46:39 ID:zYUnr2Xt0
なんでしゃれにならんのだ? オマイハアングリーコリアンカ?
621 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/13 13:50:07 ID:z/Q0ZPn20
>>620 馬鹿に説明するのも馬鹿馬鹿しいから、もうレスしないが
いいからお前が話を書いてみろアホ。
622 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/13 13:51:12 ID:5gVIrpjzO
なんか一人アイヌが怒ってるな。 取り下げて欲しいのか? それなら、人に物を頼む時の態度としてはな… と、釣ってみる
623 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/13 14:01:34 ID:0+aK4yctO
「勘違いするな、趣味や嫌がらせでやるのではない。極寒の極限状態においては、荷物の中身によっては生死を分けるのだ」 まずは朴の荷物をチェックする隊長 その時である! 藤岡「なんだこれは!!?」
624 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/13 15:04:19 ID:QIP49OgMO
南極1号か?
625 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/13 19:12:38 ID:0+aK4yctO
「こ、これは…」 隊長が手にしたのは、『MANZOKU・ススキーノ案内マップ』であった! 朴「実は隊長にはまだお話してなかったんですけど 今夜、現地案内人の計らいで、酒宴を開いてもらう予定なんです」 藤岡「つまり、英気を養おうと言う事だな…ところでその案内人とは?」 朴「20時に、ススマの前で我々と落ち合う段取りになってます」 藤岡「ススマ?」 朴「ススキーノにあるマクドです」 今、エーゾ共和国首都サホーロ現地時刻は19:00を回ったところである。
626 :
ぶらく史くらぶ :05/03/13 19:48:47 ID:q3Nx2hhh0
さすが、北の大地エーゾ共和国。3月だというのに雪が舞っている。 藤岡「あと、一時間弱か・・・それにしても寒さが身にしみる。 日ごろから鍛錬を重ねているはずなんだが・・・ しかし、ソレーンやマラフト島の寒さに比べればこのくらいは どうってことないんだろうな」
627 :
ぶらく史くらぶ :05/03/13 19:53:42 ID:q3Nx2hhh0
そして、藤岡はこの寒さでもセーラー服姿のサキに目を遣った。 南国トーサ共和国出身のサキにしてみれば実際の温度以上に体感温度 が低くかんじられるであろう。
628 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/13 20:29:22 ID:0+aK4yctO
ススマの前で案内人を待つ一行。 結局現れたのは、なんの事はない、ヤマーモト監督だった。 「いやいや、京都以来ですな、隊長。 まあ、まずは、酒席を御用意したので店に案内つかまつる」 …監督に連れて行かれた先は《コタン》というキャバクラであった。 …女(女給)のいる店が苦手な私には、正直言って迷惑だった。 酒と女色とは…実につまらぬ…。 案内されるまま、一行は奥のVIP席…L字のコーナーに着陣した。
629 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/13 20:40:47 ID:HDEe7f8EO
そして、定刻通りに案内人は現われた。 「いょぉ、待った?俺? 俺はあんたらの案内する松山って言うんだ。 この国の事は、なんでも俺に聞いてくれぇ! でも、嘗めた真似したらタタじゃおかねぇぞ!」 案内人、チハル・松山。 威圧的な物言いながら、常に笑みを絶やさない。 この自身たっぷりな態度に若い隊員達は、やや腰が引けているようだ。 藤岡 「いやぁ、なかなか頼もしい案内人だねぇ。 これからどこへいきますか?」 松山 「まぁ、ついてこいや!」
630 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/13 20:42:32 ID:HDEe7f8EO
かぶった!撤回
631 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/13 20:43:41 ID:0+aK4yctO
こういう場合、どうすりゃいいんだ?
632 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/13 20:45:36 ID:0+aK4yctO
630 撤回はしなくても、なんとか繋げる 松山は出さなければと 思っていたので。
633 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/13 20:46:44 ID:q3Nx2hhh0
(お返事) スタッフ側の ダブルブッキングということで2人の案内人ではアカンか?
634 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/13 20:49:27 ID:HDEe7f8EO
松山は、ヤマーモトが連れてきた地元の事情通と言う事で微調整を。
635 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/13 20:50:39 ID:0+aK4yctO
席に着くやいなや 監督「実はもう一人の案内人がまもなく来ます、 しばしお待ちを…」 藤岡「ほう、その御仁とは?」 その人物が現れるまで、 儀礼にうるさい藤岡をはばかってか、一行の誰も酒には手をつけない はたして全身白でキメた 一人の男が入って来た
636 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/13 20:52:39 ID:0+aK4yctO
628→635→629 これでどうよ
637 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/13 20:53:44 ID:HDEe7f8EO
GJ!
638 :
ぶらく史くらぶ :05/03/13 20:53:48 ID:q3Nx2hhh0
>>636 OK牧場!!
ところで今回サキちゃんは?
639 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/13 20:59:15 ID:0+aK4yctO
サキも参加しているという設定でOK 途中で着替えもある予定なんです
640 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/13 21:02:38 ID:0+aK4yctO
再開! 千春「あんたが藤岡さんかい?」 「…藤岡です、今宵はかような席を設けていただき痛み入ります。宜しくお願いします」
641 :
ぶらく史くらぶ :05/03/13 21:06:35 ID:q3Nx2hhh0
(ナレーション) 案内人のヤマーモト氏とチハール氏と合流した藤岡弘探検隊一行、 果たして、幻のアイーヌ民族を発見することができるのか・・・!!
642 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/13 21:15:09 ID:0+aK4yctO
キャバスケも席につき、酒を酌み交わす一行と案内人 藤岡「君達、少しだけ席をはずしてくれんかね。大事な話があるんでね」 今回の計画を打ち明ける藤岡 千春「わかった、わかったから…今宵だけは楽しくやろうや、次の店も用意してあるしさー」
643 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/13 21:18:14 ID:HDEe7f8EO
探検前の宴は、松山の豪快な飲みっぷりも手伝って、 かなりの盛り上がりとなった。 萎縮していた隊員達も、いつのまにやらおおはしゃぎだ。 藤岡 「松山さん、我々はイヨマンテに立ち合いたいと思っているのですが…」 松山 「イヨマンテねぇ。あの儀式はしばらく封印されていたけど、 今度、復活するらしいと聞いたんだ。 行ってみるか?アサヒーカワ。遠いぜぇ!」
644 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/13 21:29:42 ID:0+aK4yctO
サキ「ウチは子熊を遊ばせる係じゃ、隊長さんに言われて来たんじゃけんど…なんか楽しそうじゃけど、その儀式って子熊と遊べるん?」 千春「詳しくは今は言えねえよ、まあサキも飲みナよ」
645 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/13 21:32:59 ID:HDEe7f8EO
藤岡 「アサヒーカワ…。行きましょう!案内してくれますか?」 松山 「いぃぜぇ!任せとけ! なんかノッてきたぞ。一曲歌わせてくれ! ねーちゃん『恋』かけてくれ!」
646 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/13 21:41:10 ID:HDEe7f8EO
天衣無縫な振る舞いの松山だが いざ歌いだすと、実に繊細に女心を表現してみせる。 この男、なかなかやるな! 隊長は、松山の意外な才能に感心しきりだ。
647 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/13 21:55:33 ID:0+aK4yctO
こうして一行の「長い夜」は、 まだまだ続くのであった
648 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/13 22:38:45 ID:0+aK4yctO
酔いがまわり、案の定、サキに絡みはじめる千春。 千春「…てんじゃねえよ…このアマ…」 隊の大事な案内人と、事を構えるのは良くない…と、 必死に耐え、千春に酌をするサキ。 「松山さん、このバッチは、なんね?松山さん、まさかあんた、ウチの宿敵、青狼会の構成員やないやろね」 千春のその襟元に光る稲穂を形どった丸い徽章を指してサキが言った。 千春「I川の裕絃と(ユーゲント)マブダチだからよぉ」 (一同)…… この男、歌唱力だけではなく、どうやら武力でも頼れそうである。
649 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/14 00:38:24 ID:WVeUXvMBO
翌朝、出発の準備をする探検隊。 その時、松山がある提案をした。 松山 「アサヒーカワに行く途中に、ちょっと寄り道しねぇか? フラーノのロクゴーに変わったおっさんがいるんだ。 五郎さんっていってな。自然と共生してるめずらしい人なんだよ。」 藤岡 「ほぉ、会ってみたいですねぇ。 その人に厳しい北の大地での試練を乗り切る為の 指南を受けるのもいいだろう。」 松山の提案で一路、フラーノを目指す探検隊。 果たして、五郎さんとは、どんな人物か?
650 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/14 01:01:20 ID:WVeUXvMBO
真っすぐに伸びる道を走る4WD。 その果てしなく広がる草原に、隊員達は目を奪われた。 やがて、一行はフラーノ・ロクゴーに到着。 藤岡 「おぉぃ、見ろよ!この家、石で出来てるぞ!」 松山 「五郎さーん、来たよ!」 五郎 「あれぇ、千春さんかぁ。よく来たなぁ。 おやぁ、友達かなぁ。」
651 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/14 01:01:39 ID:O1TiE/ohO
フラーノの雪は、とても…深かった… 遠くにログハウスこ煙突から煙が上がるのが見えた。 千春「あれだよ、五郎の家は」
652 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/14 01:09:33 ID:O1TiE/ohO
タイミングミスった 651は取消で
653 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/14 01:38:55 ID:WVeUXvMBO
五郎 「へぇ、探検隊ぃ。大変そうな仕事だなぁ。」 藤岡 「五郎さんは、何の仕事をされてるのですか?」 五郎 「仕事って言っても、この家で…食べるだけの野菜を作って、 山羊をそだてて… あと…たまに村の仲間の仕事を手伝ったりして…、 そうやって生きてます…。 自然は…人間が死なない程度に助けてくれるんです… あぁ、今日は皆さんが来てくれたから、 夜はご馳走を用意しなきゃあなぁ。 そこの…森の奥に…露天風呂があるから…みんなで入ってきたらいい。」
654 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/14 01:39:20 ID:O1TiE/ohO
五郎「ジュン!お客さんが来たから、お茶入れてくれ」 藤岡「いや、お構いなく…」 朴「あれ?息子さん帰ってきてんの? あんたんちの息子さん、裕紀奈江妊娠させちゃったんだって?」 朴の不謹慎な辞言に松山が怒った! 「コラあ、朴ぅ!この口か?この口が言ったんか!? お前の口、ホチキスでとめんぞ、コラ」 サキ「ウチもそれがいい思うっちゃ、松山さん、思い切ってやっとうせ」 五郎「いや、いいんだ…まあ、とにかくあがってよ」
655 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/14 01:41:23 ID:O1TiE/ohO
五郎「それとも露天風呂にしますか?なんならジュンに案内させますから」
656 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/14 01:47:27 ID:93J+bflQ0
ここ人権版ナンバーワンスレですな。
657 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/14 01:48:45 ID:WVeUXvMBO
純 「い、いらっしゃいませ、お茶を、どうぞ」 今日は、我が家ではめずらしく大勢のお客さんが来たわけで、 そして、父さんにあんな恐い友達がいた事実を、 今日初めて知った訳で… 父さん、あなたは一体何者ですか… (ナレーション・吉岡秀隆)
658 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/14 01:56:21 ID:O1TiE/ohO
はっきり言って室内はとても寒かった。 一階の半分はRC造だが、ストーブ一台では… 震えを隠せない隊員たちに気をつかうジュン。 吉岡「そろそろ露天風呂いきますか?」
659 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/14 01:58:47 ID:UaKcmdL90
660 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/14 02:06:19 ID:O1TiE/ohO
吉岡に案内さるる一行 露天風呂と聞いて不安を隠せないサキ 普段の凛々しさが、気のせいか失せたように見えた。 ジュン「ここには変なヤツはいないから大丈夫です、たまに観光で飛び入りして来る頭のおかしいやつが、 僕たちみんなの、大事な風呂場を荒らしますが…」 サキ「大丈夫っちゃ、吉岡さん、あんた、やさしいんじゃね」
661 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/14 11:09:47 ID:WVeUXvMBO
藤岡 「いゃぁ、なかなか…いい露天風呂だねぇ。 これも、五郎さんが作ったの?」 純 「い、いえ、これは自然に出来たものを、村のみんなで守ってるんです。 ほら、そこ。猿も入ってるでしょう。」 藤岡 「おぉ、猿だぁ。大自然ならではの、出会いだねぇ(しみじみ)。 それにしても、いい湯だなぁ!」 大自然で出会った一匹の風呂に入る猿。 過酷な探検に挑む我々の気持ちを、十分に和ませた。 松山 「おい、サキぃ!早く入らんと風邪引くぞ! …心配するな!誰もテメェみたいな小娘の裸なんて 興味ねぇからよっ!ハハハハハ。」
662 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/14 11:21:20 ID:O1TiE/ohO
そう笑い飛ばすと、早くも全裸にゴールドのネックレス姿になり、天然岩の浴槽に入る千春… その背中には、皆が期待したようなモノは、 残念ながら確認できなかった…
663 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/14 15:06:52 ID:O1TiE/ohO
監督「温泉といえば、やはりこれですよ、これこれ。これがまた、すんごいんですよ〜」 何やら機材を浴槽に入れている。 『トゥナイト2』でおなじみの水中専用カメラだった。 朴「え?それって…ちょっ…ちょと、ヤバイんじゃ…」 監督&松山「ヤバイ?…ヤバイって、おめえ、ナニがヤバイんだよ?」
664 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/14 21:22:08 ID:93J+bflQ0
松山『そんなもんで、こそこそ撮ってねえでよー』 松山『今からオモシレえやつみしてやるからヨー、良く見とけよ』 『どぉりゃー! 潜望鏡ーっ!』 山本『もー、まっちゃんたら、ダメダメ!放送出来ないよ』 藤岡『いやー、懐かしいね、修学旅行を思い出すね』 松山の奇行に盛り上がる隊員一同。 しかしなぜか純だけは、そっぽを向いて無反応である。 松山『どーした、純、つまんねー面しやがってよー、純!ほーら、潜水艦だぞー』 純『・・・・・・・・・』 松山『どりゃーっ、もう一丁、潜望鏡だーーーーっ! 純、見て見ろ!』 純『おじさん、やめなよ、子供みたいだよ・・・・』 純『・・・・・・・・・・・・』 斜め下を向いたまま、つまらなそうにしている純 松山『あーん?なんだって?てめー!』 松山『子供みたいで悪かったな!』 松山『偉そうな事言いやがって!純、テメーもやってみろや!』 純『いやだよ!そんなの!・・・・・・・』 松山『ははーん、そーか、さては純、おまえ・・・・・・・・』←いやらしい含み笑い 松山『おい、純、ちょっと、チンポ見せて見ろ!』 純『ば、馬鹿言うなよ!い、嫌だよ!』 松山『いーから、見せて見ろ!ほらほら』 ↓ 続き頼む
665 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/14 21:40:41 ID:WVeUXvMBO
案内人と若者が戯れる、 その時である! サキ 「キャーッ、さ、猿がウチのセーラー服持って逃げたっちゃ!」
666 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/14 21:47:06 ID:WVeUXvMBO
サキのセーラー服を奪い取った野性の猿。 その姿はもう見えない。 バスタオル一枚でうろたえるサキ! このどさくさでピンチを脱した純! 藤岡 「まさに野性の驚異だ。油断は出来んぞ…。気を引き締めて温もろう!」
667 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/14 21:57:59 ID:WVeUXvMBO
露天風呂の隅で湯に浸かるサキ。 セーラー服をなくしたショックか、すっかり落ち込んでいた。 さすがの松山も声をかけられない。 その時である! 五郎 「暖まったかなぁ。これ、着替えの忘れ物かと思って持ってきたんだぁ。 ん〜水曜スペシャル。 あんたらの服と同じだぁ。」
668 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/14 22:19:59 ID:WVeUXvMBO
藤岡 「サキ、あの隊員服は、お前の為に用意したものだ。 着る着ないは任せる。ようし、先に出るぞ。」 隊長に続き、男性陣は次々と露天風呂を後にした。 サキが着替えやいように配慮したのだ。 果たして、サキは隊員服を着るのか?
669 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/14 22:55:29 ID:WVeUXvMBO
五郎の家に戻った隊長は、PCでイヨマンテに関する情報を収集していた。 藤岡 「…なるほどぉ。クッチャロー湖では、 すでにシマフクロウによるイヨマンテが復活していたのか。」 松山 「そして、今回は熊による本来のイヨマンテが復活するらしいんだ」 藤岡 「一体、どの辺りで?」 松山 「たしか、タイセツ山の麓の(地図を指差し)この辺か? 野性の熊が出るかもしれないぞ。それでも行くか?」 藤岡 「もちろん!この目でイヨマンテを見届けるまでは帰れない!」 その頃、隊員達は、五郎と夕食の準備をしていた。
670 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/14 23:22:26 ID:O1TiE/ohO
その時である ガラガラ サキが帰って来たようだった。 はたして、隊員一同うち揃う前に現れたのは 凛々しく隊員服を身に纏ったサキだった! 一同「り、凛々しい…凛々しすぎる…しかも可憐だ!」 サキ「…どうっちゃ、似おうっちょるが? …笑ろうたら、許さんぜよ」 ヨーヨーを構えておどける仕草に 一同ノックアウト
671 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/14 23:55:27 ID:O1TiE/ohO
サキも交え、改めて《熊送り》の 神事についてレクチャーを受ける隊員たち。 「もし古式通りなら、見事な解体や 胆嚢を取り出す場面も見れるかもしれん…」 意外にも、学生時代に 柳田などの民族学関係を読み漁ったという監督が言った。
672 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/15 02:31:52 ID:urrC6GMFO
熊送りの事で、頭がいっぱいの藤岡。 持参した《重藤の弓》と、鏑矢の手入れにも余念がない。 サキは子熊と遊べると、楽しみにしているようだ。 「みなさん、食事の用意ができましたから、どうぞ」 前歯と歯茎がとび出た、不細工な女が言った。 五郎の娘なのだろうか? 酒も用意してあった。 今夜は、五郎の家で、一泊する事になりそうだ。
673 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/15 22:04:51 ID:lyn3sbjgO
伊代マンコ
674 :
◆Carltonx2. :05/03/16 00:11:07 ID:d81kwvq50
>前歯と歯茎がとび出た、不細工な女が言った。 ワロスW
675 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/16 01:10:49 ID:1QDVljyXO
料理に期待を膨らませながら、 五郎邸のリビングダイニングに移る一行。 藤岡「何から何まで、本当に痛みいります」 まずは、酒が用意された。
676 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/16 02:04:53 ID:RdpMlS+NO
五郎 「今日は鍋料理を作ったんだなぁ。北国の旨いもん、いっ…ぱい入れたからぁ。 いっぱい食べて…暖まってよなぁ。」 藤岡 「いゃぁ、豪快だねぇ!早速頂きましょう。 合掌、いただきます!」 五郎の料理に舌鼓を打つ隊員達。 北国ならではの食材に皆、大喜びだ。
677 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/16 02:13:47 ID:J68Lz8Li0
(ナレーション) 夕食が始まり、さっきまで落ち込んでいたサキもすっかりと笑顔を 取り戻したその時、 朴「ところで五郎さん、あの女の人はどなたですか?娘さんですか?」
678 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/16 02:23:15 ID:RdpMlS+NO
五郎 「…ところで…あんた達、いつ…出発するんだ?」 藤岡 「我々は明日の朝にはタイセツ山に向け出発します。」 五郎 「…そうかぁ…明日…。気を付けて…探検してよなぁ。 無理はいかんよぉ。自然に逆らっちゃいかん。 人間は…自然に生かされてるんだからぁ」 松山 「おぉぃ、純!てめぇも俺たちと一緒に行くか?」 純 「ぼ、僕はいいです!遠慮しときます…はい。」
679 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/16 02:28:47 ID:RdpMlS+NO
五郎 「紹介が遅れたが…娘の…蛍です。看護婦…やってます。 子供も…います。カイって言って、これが可愛いんだ。」
680 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/16 02:28:51 ID:1QDVljyXO
《どちらかと言うと 集団生活には向かない青年のようだ…》 吉岡を見て、そんな事を考えながら、 若い隊員達の今後を思う藤岡だった。
681 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/16 02:54:06 ID:1QDVljyXO
その時である! 朴「痛つ!!!」 「どうした、大丈夫か?」 崩れ落ち、うずくまる朴。 五郎も心底心配そうに 体を乗り出している。 サキ「どうしたんじゃ朴?どこが痛いんじゃ?ちゃんと言うとおせ」 「さ、サキさん…実は、僕は…重度の痔なんです…」 藤岡「このままでは危険だ! 五郎さん!この辺りに肛門科はありますか?! 教えてください!一刻を争います」
682 :
ぶらく史くらぶ :05/03/16 03:02:02 ID:J68Lz8Li0
藤岡「朴は辛いものや刺激物が大好物で目がないからな。食管理を しっかりとするように言っていたんだが。しかし、出発前夜に 困ったぞ。朴はまだ新隊員とはいえ、ムードメーカー的な存在 だし。」
683 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/16 03:11:18 ID:1QDVljyXO
五郎「実は、うちの娘が…肛門科に…」 その時 五郎の娘は、既に朴の傍にかけより、 体をうつぶせにさせると、そのズボンにハサミを入れ、下着ごと一気に引き裂いた! 素早く両手で尻をかき分けると、 朴の患部があらわになった… 娘「これは…相当ひどいわ。 ずいぶん前から自覚症状があったはずよ、 どうしてこんなになるまで ほっといたの!?」
684 :
ぶらく史くらぶ :05/03/16 03:15:52 ID:J68Lz8Li0
藤岡「朴隊員は普段からキムチだの辛いものや刺激物が大好物でね。 気をつけるように注意を促してはいたんですが・・・」 朴「・・・・・う・・う・・・痛いよう・・・」
685 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/16 03:22:12 ID:1QDVljyXO
娘「切るしかないわ」 みんな無言で見守っている。 サキに患部を見られているのが 朴には、たまらなく恥ずかしかった。 朴「いやだよう!こんなのイヤだようっ!」
686 :
ぶらく史くらぶ :05/03/16 03:30:11 ID:J68Lz8Li0
サキ「朴。アンタ男じゃろ。アンタのためやき我慢しいや。」 (ナレーション) こうして、朴隊員の手術が始まろうとしているのであった。
687 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/16 03:42:24 ID:1QDVljyXO
激痛と恥ずかしさで、悶え、暴れる朴 気丈な娘の指示で隊員達が朴を四つんばいにさせ、 さらにサキのスケバンヨーヨーのチェーンで縛り その身体の自由を奪った。 イヤというほど、患部と、恐怖のためか、その後ろでミートボールのように硬く萎縮した睾丸が誰の目にも見えた。 娘が大きな包丁ともナイフともとれぬ一本の小刀を持ち出す。 藤岡「…その小刀は?」 娘「この小刀は、マキリといいます」 患部に切先をあて、 「少し痛いけど、我慢してね…」 言い終わらぬうちに、その赤く腫れあがった患部に切り込んだ。
688 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/16 13:00:07 ID:RdpMlS+NO
その時である! 「ちょっと待ってください! いきなり切ったら…大量出血の恐れがあります! 僕がオペをします!」 藤岡 「医者?あなたは?」 「僕は、五島と言います、 島の人達からは…コトー先生と言われています。」 偶然にもフラーノに現われた、南の島の診療所の名医、Dr.コトー!(吉岡秀隆・二役) 朴の治療は、この名医に託された! 藤岡 「彼は純くんに似ているが、純くんと違って頼もしいねぇ。 そういえば純くんがいない…」 五郎 「純は…患部を見て…気持ち悪くなって…逃げてしまったぁ…」
689 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/16 13:17:46 ID:RdpMlS+NO
朴の手術は、コトーの手際良い作業により無事終了した。 麻酔で眠っていた朴は、やがて静かに目を覚ました。 コトー 「朴さん、手術は無事に終わりましたよ。 でも、二〜三日は安静にして下さい。 あと、しばらくキムチは食べないでくださいね。」 藤岡 「先生、朴は探検には…」 コトー 「それはやめてください。今歩いたら、ズボンは血だらけです。 それでは、私はこれで…」 藤岡 「まいったなあ、隊員が一人減るのかぁ。」 その時、姿をくらましていた純が帰ってきた。
690 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/16 14:10:58 ID:1QDVljyXO
純は、戻ってくるなり隊長の前に立った。 「藤岡さん、僕は、何をやっても中途半端なんです…上京したときも…」 藤岡「ん?…なにか、話があるのかい?」 純「…僕を連れて行ってくれませんか? こんな自分を変えたいんです」 藤岡「しかし、五郎さんが…」 「父は僕が説得します…」
691 :
後迂回 :05/03/16 16:40:13 ID:csW5UEHE0
そのときである。どこか見覚えのある男が入ってきた。 ムネヲ「親友の千春に聞いたんだけどさー、熊を探してる一行てのはあんたたちかい?」 藤岡 「確かにわれわれです。あなたは・・・?」 ムネヲ「えっ僕をしらないの!?熊さんのお顔のマスコットで選挙を戦うムネヲです」 藤岡 「ああ、そういえば手広く商売もされていましたよね。確か・・何とかの総合商社とか」 ムネヲ「そっその件には触れないでー。ところで熊さんにどんな用件かね?」 口の利き方に過去の横柄さがにじみ出てきた。 藤岡 「イヨーマンテのなぞに迫りたくて」 ムネヲ「なにー!その儀式は、その儀式は、くっ熊さんをーーーーーー」 ムネヲの様子の変化に、一行は探検心をさらにたぎらせた。
692 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/16 16:55:19 ID:RdpMlS+NO
ストーブに薪をくべながらたたずむ五郎。 純 「と、父さん…実は…」 なかなか言いだせない純。 周囲には薪のはぜる音だけが響く。 五郎 「……………」 純 「僕は…今まで何を… (中略・10分近く倉本ワールドが展開される。) …ですから、僕は…藤岡さんと…」 五郎 「純…父さんはお前や…蛍に残せるものは何もない。 お前の人生…お前の好きにやれ。…父さんから言えることは…それだけだ。 (涙。鼻も垂らしながら。)」。 〜父さんは、まるで最後の別れのような事を言いだしたわけで。 そんな父さんが、昔は恥ずかしかったけど、今は、 とても素晴らしく思えるわけで…。 (ナレーション・吉岡秀隆)
693 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/16 18:15:34 ID:RdpMlS+NO
藤岡 「おい、お前達!忘れ物は無いか?… ようし、じゃあ出発だ!」 純 「蛍…父さん…頼んだよ」 蛍 「…うん、わかった。体に気を付けてね。 それにしても何で父さん来ないのかしら…」 フラーノを出発した探検隊。 雪道に備え、チェーンを巻いた4WD(日産製)で 一路タイセツ山へ向かった! 雪道は、スリップが付き物だ。隊員は慎重に車を走らせた。 (ナレーション・田中信夫)
694 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/16 19:58:43 ID:RdpMlS+NO
藤岡 「純、実は五郎さんからこれを貰ったんだ。 (封筒の中に2万円が入っている) ここを見てくれ。ほら、壱万円の端に泥が付いてる。 これは五郎さんが泥にまみれて稼いだんだろうねぇ(しみじみ)。 俺は、これを受け取れない。 純、お前が大事に取っておくんだ!(純に力強く渡す。)」。 純 「と、父さん…(延々と涙)。」 (BGM・さだまさし作曲、北の国からサントラより) 雪道を進む探検隊。 車は、フラーノを越えアサヒーカワ自治区に入った。
695 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/16 20:08:34 ID:RdpMlS+NO
隊員 「隊長!ここからは大雪のため通行止めです。 どうしますか?」 藤岡 「そうかぁ、仕方がない。ここから歩こう! いいかぁ、防寒対策はしっかりするんだぞ!」 極寒の森の中に徒歩で潜入する探検隊。 果たして、いかなる危険が待ち受けているのか? ギャグゥアーーーーーーーーーーーーーーーン
696 :
ぶらく史くらぶ :05/03/16 21:20:55 ID:CzuL+qij0
(ナレーション) 3月といえども北の大地エゾーチでは雪がしんしんと降り続いている。 しかも内陸にあるアサヒーカワ自治区では寒さが半端ではない。 まさに「シバレル」という言葉がぴったりである。 探検隊のシンボルでもある黄色い「狭山云々・・」のゼッケンもすっかりと 白く覆われている。
697 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/16 21:48:43 ID:1QDVljyXO
歩いても歩いても白、また白… 大腿部辺りまで埋もれるほどの予想以上の積雪に難航する一行。 「止まるな、進め!進むんだ」 藤岡が激を飛ばす。 サキは、セーラー服から隊服に着替えた自分の幸運にあらためて気付くのであった。
698 :
ぶらく史くらぶ :05/03/16 21:55:50 ID:CzuL+qij0
藤岡「今回、無念にも同行できなかった朴隊員のためにも必ず目的を 達成するのだ」 隊員一同「はい!!」
699 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/16 22:09:34 ID:RdpMlS+NO
藤岡 「それにしても、純はさすが北国育ちなだけに、全然バテないな。」 森もかなり奥まで進んできた。 地図によれば、もう少しで開けてきて、 アイーヌ達がイヨマンテを行なうポイントに辿り着く。 あと少しだ、隊員達の気持ちが逸る。 その時である! 隊員 「隊長!あの黒い影…」 藤岡 「…まずい、野性の熊だ!」 探検隊の行く手を阻む野性の巨大熊! 果たして、探検隊の運命は?
700 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/16 22:44:01 ID:1QDVljyXO
「熊?」 花田兄弟が藤岡前に進み出た 「熊の追討は、我ら兄弟に…」 しばし考え込む隊長 藤岡「よし、頼む。我が隊の重戦車部隊の名に恥じぬようにな」 吹雪の中を、喜び勇んで駆け出す兄弟。 無謀にも、真っ向から熊に勝負を挑むようだ。
701 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/16 22:49:44 ID:RdpMlS+NO
腕をブン回し、兄弟に抵抗する熊! 巨大熊の鋭い爪が、兄弟を寄せ付けない。 藤岡 「あんな爪で引っ掛かれたら、ひとたまりも無い!」
702 :
ぶらく史くらぶ :05/03/16 22:55:37 ID:CzuL+qij0
(ナレーション) 巨大熊に真っ向勝負で立ち向かう花田兄弟はたして巨大クマを 倒すことが出来るのか・・・・・!!
703 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/16 23:05:30 ID:RdpMlS+NO
藤岡 「花田!無理だ、早く逃げろ!」 隊長の指示が飛ぶ! 窮地に陥った探検隊! このままでは殴り殺される! その時である! 「パァーン」 荒れ狂う熊が突然倒れた! その倒れた熊の向こうに、銃を構えた人影が見える。 着ている服は、この地域の民族衣裳か? 独特なデザインの衣裳だ。 アイーヌか?
704 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/16 23:32:07 ID:5xAi4KdAO
男『ホマ、パラカ』『ホマ、パラカ』 藤岡『うーん、何ていっているんた?アイーヌ語か?』 男『ホマパラカ!』
705 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/16 23:36:26 ID:5xAi4KdAO
松山『ありやーアイーヌ語だな』『隊長!歓迎されてるぜ。俺たち』 男『ホマ、パラカ!』
706 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/16 23:39:20 ID:RdpMlS+NO
藤岡 「おかしいなぁ、現代のアイーヌは文明に同化していると聞いたが?」
707 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/16 23:41:37 ID:/LTEsXS7O
「ヘッペヘッペ」
708 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/16 23:42:25 ID:1QDVljyXO
助勢の礼を尽くすべく、走り寄る藤岡 「おかげで助かりました…それにしても見事な腕前ですね」 「…」 「あっ失礼しました。私は藤岡と申すものです… しがない一介の武骨に過ぎませんが、今はこの隊を預かっております」 「あなたが?」 驚いたことに日本語であった。 「なぜ、私のことを…?」 「さきほどムネオから連絡があってね、その時聞いたんだ」
709 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/16 23:46:11 ID:RdpMlS+NO
男 「…くっくっく…ヴぁははははは!冗談だよ!びっくりしたか!ははは 一体、こんな森のなかで何してるんだ?」
710 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/16 23:50:11 ID:RdpMlS+NO
708,709,は各自の脳内で混ぜ合わせて下さい。
711 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/16 23:55:33 ID:1QDVljyXO
オッケー
712 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/17 00:03:21 ID:RdpMlS+NO
男は、アイーヌの末裔にして、政界とのパイプを持つ有力者だった。 探検隊は、この有力者の案内で無事、森を抜け、 ついにイヨマンテの行なわれるポイントに到着した。
713 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/17 00:25:42 ID:3bM0Oa6KO
集落の中心には、既に大勢の人が集まっていた。 奇妙な形の木幣が並び、 民族衣裳を纏った長老達が居並ぶ前に、 愛くるしい子熊が引き立てられて来た。 アイーヌの青年が藤岡になにやら耳打ちしている。 藤岡「サキ!行け。子熊を遊ばせろ」
714 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/17 09:43:39 ID:U0A+PhUtO
『ホマ、パラカ!』『ホマ、パラカ!』『ホマ、パラカ!』『ホマ、パラカ!』 『ホマ、パラカ!』『ホマ、パラカ!』『ホマ、パラカ!』『ホマ、パラカ!』 小熊の登場で異様な盛り上がりとなりアイーヌコターンの村人達。
715 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/17 10:18:39 ID:hapuEMSD0
ここのこと、ウタリ協会と藤岡弘さんの公式HPに報告しておきます
716 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/17 10:35:38 ID:3sFDuXaGO
つまらないし、ぜひ、そうしてくれ。
717 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/17 12:13:41 ID:QPso5694O
>716 消えろや。ホギャ貧!
718 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/17 13:26:31 ID:U0A+PhUtO
つまらないとか言いながら、釘付けになってチエック入れている。
719 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/17 13:48:12 ID:bAXov+zbO
儀式は粛々と進行していた。 その中心で無邪気に遊ぶ熊。 藤岡 「サキ、そろそろ熊から離れろ…。」 サキ 「…えっ?どうしてっちゃ。」 藤岡 「…いいから。」 やがて弓と矢をもった民族衣裳の男が現われた。 そして、その矢は無邪気に遊ぶ熊に向けられた! サキ 「冗談じやろ…。」 ついに弓は放たれた! 弓は熊の急所を見事にとらえ、 …やがて熊は、その動きを止めた…。 その光景に、思わず涙するサキ。 隊長も、ただ黙ってその光景を見つめていた。 儀式はさらに進む。
720 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/17 14:07:30 ID:bAXov+zbO
儀式は古式通りに進行された。 有力者 「我が民族が、この北の大地で生きてきた歴史。 そして太古の昔から受け継いだ伝統。 それらを風化させないために、この度、古式通りのイヨマンテを復活させた。 我々は決して本土の人間と同化したわけではない。 アイーヌの魂は、我々の心のなかで息づいている。」
721 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/17 14:23:33 ID:bAXov+zbO
熊は解体され、やがてその体内から胆嚢が取り出された。 その光景を、ただ黙って見つめる隊員達。 初めて探検に参加した純も、最初、涙したサキも、真剣な眼差しで儀式を見つめる。 藤岡 「…子熊はアイーヌの願いを持って、天に召された…合掌…」 我々は、イヨマンテの儀式を見届けた! 有力者 「今夜は、我々と一緒に食事でもどうですか?」
722 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/17 14:47:41 ID:bAXov+zbO
儀式とは打って変わって、宴は実に楽しいものとなった。 酒を飲み、民族料理に舌鼓を打ち、そして民族舞踊を楽しむ。 若い隊員達は、踊りの輪に交じって、見様見真似で踊りだす。 監督は、目のあたりにしたイヨマンテの衝撃が頭から離れないのか、 酒の勢いも手伝って、ひたすら、その思いを語り続ける。 隊長も、感慨深げにその光景を見つめながら、静かに酒を飲む。 その時である。酒も入って上機嫌の松山が、踊りの輪のど真ん中に立った。 松山 「気分が良くなったからよぉ、一曲歌わせてくれや!」 (歌・大空と大地の中で) 北の大地に、松山の美声が響き渡った…。
723 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/17 14:58:55 ID:bAXov+zbO
(エンディング) 集落を後にした探検隊。 立ち寄ったフラーノでは全快した朴が待っていた。 隊長は思った。 若い隊員達の顔つきが逞しくなってきた。 この極寒の北の大地での経験は、 我々に大きな財産を与えてくれたようだ。 (ナレーション・田中信夫)
724 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/18 04:03:20 ID:NV0SMGQLO
次どこ行きまひょ?リクエスト募集!!
725 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/18 08:47:29 ID:2WeiUA5mO
こうなると、別にB地区じゃなくてもいいのかな? だったら、竹島とか面白そうなんだけど。 もしくは、廃墟系なら、カローラ山荘とか。 隊長のおろおろする姿が見たいのは、新宿二丁目とか。
726 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/18 08:49:16 ID:1U6yUpoMO
リクエスト 軍艦島上陸きぼん
727 :
後迂回 :05/03/18 12:43:22 ID:0tX8ZzXX0
<<次回予告!>> 南方の海に、動かぬ幽霊巨艦を見た!? 果たして乗組員は居るのか!!
念の為、通訳係として朴の出動要請もおながいします。
729 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/18 21:19:39 ID:6+TGxZ0rO
水曜スペシャル 藤岡弘、探検シリーズ 緊急調査 幻の黒いダイヤ! 東シナ海に浮かぶ 動かぬ幽霊巨艦を見た! 炭鉱。 それは大和の国の戦後復興の礎。 多くの人々が、豊かな暮らしを求め、 黒いダイヤが眠る地底に挑んだ。 その過酷な闘い!命を落とすものも数知れず。 それでも人々は地底を目指した! 東シナ海に浮かぶ戦艦島。 かつては多くの人々が黒いダイヤを求め、汗水垂らして働いた町。 しかし、黒いダイヤが尽きたとき、その島の歴史は止まった。 探検隊は高速船で、一路、戦艦島を目指した。 それはまさに、戦後復興の足跡を辿る探検であった!(ナレーション・田中信夫)
730 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/18 21:29:40 ID:NV0SMGQLO
さあ、これでネタスレ御三家が九州地方に集結やね。
731 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/18 21:41:09 ID:1U6yUpoMO
しかし、高速船は隣の高島までしか出ておらず、そこから先はチャーターした 漁船とシーカヤック班の二手に別れ軍艦島を目指す事ととなった!
732 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/18 21:43:20 ID:6+TGxZ0rO
東シナ海を進む高速船。 その穏やかな景色の中に、一種異様な光景が浮かび上がった。 島には似付かわしくない、市営住宅の様な四角い無機質な建造物。 さらに、コンベアや煙突も確認出来た。 まさにこれが戦艦島だ! 藤岡 〜この島には、戦後文化を振り替える事の出来る多くの遺産が残っている。 我々は、先人達の闘いの日々を、この目で確認するために、この島に来た。 もうウン10年近く無人だった島。果たして、どんな形で残っているのか? 予期せぬ危険が待ち受けているかも知れない。 我々は各自、気を引き締めて戦艦島に上陸した!
731スルーで、チャーターした高速船という設定で行きましょう。
734 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/18 21:57:49 ID:6+TGxZ0rO
さまざまな食い違いを脳内で微調整しながら島に上陸した探検隊。 その光景は、我々が想像する、自然豊かな小島とは似ても似つかぬ物だった。 藤岡 「おぉぃ、これはまさにゴーストタウンだ! まるでバイオレンス映画を見ている様だ…」
735 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/18 22:15:19 ID:6+TGxZ0rO
探検隊は港だった場所にあった港湾事務所を見つけた。 事務所の中には当時使っていた机や棚などがそのまま残っていた。 さすがに重要書類などは残っていないようだ。 その時、隊長が何かを見つけた! 藤岡 「おぉ、ぼくらマガジン(現・少年マガジン)!懐かしいねぇ… …仮面ライダー!このカラー写真、若い頃の私だ…。 私の眩しい…青春だねぇ(しみじみ)。」
736 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/18 22:19:19 ID:1U6yUpoMO
藤岡 何という事だ、この島は昭和49年で時が止まっているのか・・・ 朝鮮高等で習った記憶のある朴が解説を加える。 朴 この島には、高層アパートが数十棟、学校、病院、映画館、パチンコ屋 まであったそうで最盛期には5000人の人口を誇っていたニダ。 1974年、の閉抗以来、無人の島となっております。 藤岡 懐かしい、もっと探索をしてみよう。
737 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/18 22:55:53 ID:6+TGxZ0rO
港から街に潜入した探検隊。 飲み屋と思われし建物の向こうに何やら派手目の建物が。 隊員 「隊長、パチンコ屋です!」 それはまさに、昭和の香りがあふれ出る、 現代とは明らかに違う外観のパチンコ屋だった! 潜入を試みた探検隊。 藤岡 「おぉぃ、このパチンコ台、指で弾くタイプだ!」 その時である! 隊員 「隊長!助けてください!」 なんと、隊員がヘビに襲われていた! ヘビは、辛うじて毒を持っていなかったが、 ヘビに噛まれた隊員の傷跡が痛々しい。 この無機質な空間に潜む野性のヘビ! 人類が姿を消したこの島で、野性が息を吹き返したのか? 藤岡 「どうもこの島は、懐かしいと喜んでばかりもいられないようだ…」
738 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/18 23:15:42 ID:1U6yUpoMO
その時だった! 朴 隊長、何か人影のような物がみえました!! 藤岡 何をバカな、スタッフは全員ここにいるぞ、今回はカメラも先には行っていない。 朴 おかしいな気のせいか、何か視線を感じたんだけどね・・・ 藤岡 それより、病院に行こう何か手当てするものがあるかもしれない。
739 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/18 23:38:49 ID:6+TGxZ0rO
かつての病院を探す探検隊。 それにしても、この無人島に人影? 隊員の勘違いと思いつつも、隊長の脳裏に不安がよぎった。
740 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/19 01:12:32 ID:5V/feDvCO
病院を見つけた探検隊。 しかし、さすがに30年前の薬を使うのは気が引け、 結局、持参した薬で対応した。 藤岡 「朴じゃないが、確かに誰かに見られている気がする。人か、はたまた獣?」
741 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/19 01:25:12 ID:5V/feDvCO
その夜、焚き火を囲み、隊長は隊員達に語りだした。 藤岡 「いいかお前達、この探検隊スレはもうすぐ1000スレを迎える。 もしかすると、我々の探検も、これが最後かもしれない。 これで解散か、2スレ目があるのか、全てお前達の頑張りに懸かっている。 頼んだぞ! そして、今夜7時から、本物の藤岡弘、探検シリーズがテレビ放送される。 我々のどこが似ていて、どこが間違っているか? 各自よく番組を見て研究するんだ。いいな!」
742 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/19 04:54:45 ID:yf8WqWEIO
朴「隊長、川口浩探検隊が解散したのはアフタヌーンショーのヤラセが原因ではないでしょうか?」
743 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/19 06:29:30 ID:ZMHGbhs3O
ドスペ
744 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/19 06:36:26 ID:yf8WqWEIO
↑トルコ風呂かいな?それはオスペやがな。
745 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/19 06:59:11 ID:ZMHGbhs3O
今日TV欄みてみ〜(~_~;)ワニガワランドセル
746 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/19 18:18:06 ID:HITXZof50
まだ早いが次のリクエスト、亞威稚はTSMのsetterを尋ねて
747 :
藤岡弘、 :05/03/19 22:11:39 ID:5V/feDvCO
いゃぁ、皆さん。 今日は我々の活躍、テレビで見てくれましたか? 今回は、残念ながら獲物を逃してしまったけど… やるだけの事はやれたと思っています。 悔い?…無いと言えば…嘘になるねぇ(しみじみ)。 このスレの続きも頑張ります! チャンネルは、そのまま!
748 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/20 19:04:05 ID:uL37bXLYO
朝が来た。 この日、探検隊は高層アパートへの潜入を試みる。 この度の探検は、戦後復興の足跡を振り替えるのが、目的のはずだった。 だが何者かの視線を感じる隊長は、その事が気になって仕方がない。 隊員 「隊長、実は昨日のテレビの探検シリーズでも使っていた センサーやビデオカメラが高速艇に積んであります。」 藤岡 「そぉかぁ、奇遇だねぇ。 ようし、高層アパートを調査しながら、各所にセンサーを設置していこう。 小動物に反応しないよう、地面から1.5メートルに設置するよう心掛けろよ!」
749 :
◆Carltonx2. :05/03/20 22:17:37 ID:94HwWtH40
センサーの設置は松田隊員に一任された。ベースキャンプの藤岡の無線機に 連絡が入る。 松田「隊長、センサー設置完了しました。続いて罠の準備に取り掛かります」 藤岡「そうか、気を引き締めていけ」 藤岡の日記 松田もこの島に来て、随分たくましくなったものだ、ここは彼のアイディアに かけてみるか。全責任はこの私が取る。 ナレーション 気合入れに顔を、叩き、おもむろに水筒の水を飲む隊長であった。
750 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :05/03/21 00:02:25 ID:1S4xHIGoO
アスファルトの地面を自慢の怪力で掘り進む松田隊員達。 罠として作り上げた落し穴は、 まるで重機を駆使して作り上げたかのような精巧な出来栄えであった。 一方、隊長は残りの隊員を引きつれ、高層アパートの調査を開始。 戦後史の開封、そして謎の生命体の発見を目指した。
751 :
◆Carltonx2. :05/03/21 00:44:03 ID:D4GvU6gb0
松田のサポートをする坂本隊員、その無駄の無いスッコップ捌きに目を奪われ る隊員達。 松田「上手いなお前」 坂本「前に似たような仕事してましたから」 土建屋上がりの坂本の活躍も手伝って3メートル程の穴が掘りあがった。 後は、竹で穴を覆い、草でカムフラージュすれば完成だ。 一方、高層アパート班は、内部の調査を始めるも、30年の月日と不届きな ドキューソ達の手によって相当に荒されており、手がかりになるような物 を未だ発見出来ないでいる。 我々は、次なる手がかりを求め学校への探索を試みた。 と、その時である!!
と、その時である!! 「ゴロンゴロン、ドガドカドカーン!」 あろう事か、階段から、ドラム缶が勢いよく隊員めがけて転がり 落ちて来る!! 「ドゴウオ〜オーン!ガッシャ〜ン!」 危ない!逃げろ! 「ドゴウオ〜オーン!ガッシャ〜ン!」 間一髪、スリ交わした隊員、九死に一生、事無きをえた! 昨日の地震の余波か、それとも何者かによる人為的な投下か? どうなる水スペ一行。
753 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/03/21(月) 18:29:27 ID:5a6wC9cfO
探検隊は学校への潜入を試みた。 藤岡 「うーむ、ここも荒らされてるなぁ。 明らかに…人間の仕業だな。」 いくら無人島とは言え、その歴史遺産を破壊することは決して許されない。 隊長の腹の底で、ふつふつと怒りが湧きだした。 その時、松田隊員から無線連絡が入った。 松田 「隊長、炭鉱跡地にもセンサーを仕掛けました。 これで島のほとんどをカバーしたことになります。」 藤岡 「よぅし、分かった!キャンプに戻って待機だ。」
754 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/03/21(月) 19:09:30 ID:5a6wC9cfO
その夜、探検隊メンバーは、謎の生命体に関するミーティングを行なった。 大和隊員 「僕は、この島に眠る昭和の“お宝”を物色しにきた マニアが正体では無いかと思うのですが…」 白鳥隊員 「いや、この島を拠点に諜報活動を行なう、第三国のスパイかもしれないぞ。」 藤岡 「う〜ん、どちらの意見も一理あるなぁ。 少なくとも、獣では無いことは確かだ。」 と、その時である! トイレに行っていた朴が泣き喚きながら帰ってきた! 一体、どうしたのか?
755 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/03/21(月) 19:23:10 ID:5a6wC9cfO
藤岡 「おぉぃ、大の男が…一体どうした!」 朴 「な、なんか分かんないけど、尖ったものを背中に突き付けられ、 耳元で男の声で、“これ以上かかわるな”と脅されて…」 松田 「それは、間違いなく日本語か?」 朴 「え?…何語だったっけ?何が何だか…ヒィーッ!」 これはまさに語学が堪能な朴ゆえのトラブルだ。 朴はあまりの恐怖から、その場で失神してしまった。 藤岡 「今度のターゲットは只者じゃないぞ。 みんな、気を引き締めていくぞ!」
756 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/03/21(月) 20:12:52 ID:hIm2finyO
藤岡「ニコイチを守るガキドモの奇襲攻撃や木恥害ムラのマーニアやヲタークどころのレベルではなさそうだな。奴らの目的は一体なんだろうか?・・・」
757 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/03/21(月) 20:33:31 ID:5a6wC9cfO
その時である! センサーが反応した! 藤岡 「おぉぃ、どこのポイントだ?」 渡辺隊員 「映画館です!」 藤岡 「よぅし、みんな行くぞ!」
758 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/03/21(月) 21:16:13 ID:5a6wC9cfO
映画館に到着した探検隊。 だが、生物の気配は無い。 長沢隊員 「隊長、設置しておいたビデオカメラが壊されています!」 見事に叩き壊されたビデオカメラ。 さらにご丁寧にも、中のビデオテープも引きだされ、その場で焼却されていた! 藤岡 「これは明らかに人間の仕業だ…」 坂本隊員 「隊長、こんなものを見つけました!」 藤岡 「なんだぁ?…おぉ、映画のフィルムかぁ。 ほぉ、松竹映画・都はるみ主演「アンコ椿は恋の花」。 この映画、私のデビュー作なんだよねぇ。はるみちゃんの恋人役なんだ。 んん。懐かしいねぇ(しみじみ)」。
760 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/03/21(月) 22:00:00 ID:hSN3L1ptO
隊長! ここにウン○が落ちていますよ! 調べてみろ ! ひとつでいぃ
761 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/03/21(月) 23:13:36 ID:rCjH+uSFO
藤岡は、ウンコに関しては、基地外村での痛い経験がある。 クソで裸体を塗り潰す。 いや、裸体でクソを挟み込む。 そんな事は今はどうでもいい、 とにかく、ウンコ拾いに関してはトラウマが付きまとうのであった。
762 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/03/22(火) 01:37:25 ID:xhO5d5R7O
ピーッピーッピーッ… 藤岡 「センサーが反応している!…どこだ!?」 松田 「隊長、落し穴です!」 藤岡 「急げ!逃がすな!」 落し穴へ駆け付ける探検隊。 だが、着いたときには既にもぬけの殻… 藤岡 「これだけの穴から抜け出せるとは…人間とはいえ、只者では…」 「あぁーっ!あの高台に人影がぁ!」 藤岡 「おぉぃ、どこだ!…あぁっ、あの鳥居のところだ!」 探検隊は追い掛けた! だが、獲物も逃げ足が早い! やがて獲物は炭鉱に逃げ込んだ!
763 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/03/22(火) 01:57:34 ID:xhO5d5R7O
獲物は坑路に逃げ込んだようだ。 藤岡 「おぉぃ、深追いするな。出口はここしかないんだ。 …よぅし、この抗路の前にキャンプを張ろう。」 慌てれば仕損じる。 そう考えた隊長は、一度待機して相手の出方を見ることにした。 我々が唯一の出口を塞いでいる限り、獲物は袋の鼠だ。 隊長は持久戦を仕掛けた!
764 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/03/22(火) 02:11:54 ID:lGpFJqEnO
藤岡「炭鉱は地下300メートルもあるんだ松田、無茶はするな飯でも食ってじっくり待て」 松田「はい分かりました、それでめしの準備にとりかかります。」 藤岡「今日は私に任せろ」 ナレーション 果たして炭坑に逃げ込んだ獲物とは、幻のナトゥーかそれとも謎の地底人か? はやる隊員達の労をねぎらう為、その晩は藤岡自ら腕をふるった。
765 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/03/22(火) 02:33:50 ID:xhO5d5R7O
隊長は料理に腕をふるう。 だが料理をしながらも、ある事が気になっていた。 藤岡 〜これは気のせいなのだろうか?…我々は何者かに監視されているようだ。 それは、この島に来たときに感じた視線とは明らかに質の違うものだ。 我々は知らぬうちに、得体の知れない大きな波に飲まれてしまったようだ…
ナレーション 藤岡は何かの気配を微妙に察しながらも、用意したブロックの肉とホルモンを 手慣れた手つきで裁き、皿に盛り付けていく。見事な腕前だ。 藤岡「よし炭をイコらせろ!」 朴「ウホ!隊長もしかしてバーベキューですか?」 藤岡「そうだ、みんなじゃんじゃん焼いてスタミナをつけてくれ」 鶴橋育ちの朴は、焼肉と聞いて俄然テンションもあがる。 辺りはまたたくまに香ばしい匂いが煙とともにたちこめた!
767 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/03/22(火) 05:40:34 ID:jnokfR/GO
つるはし♪つるはし♪
768 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/03/22(火) 08:56:32 ID:sWCo87O1O
が、その時! ガチョングワキィイイイーン!
769 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/03/22(火) 10:30:26 ID:lGpFJqEnO
ギャガーン!(゚∀゚) 坑内より、何者かが表れた!地底人か?スタッフの間に緊張がはしる! 藤岡 「おまえ達安心しろ、おいこっちにこないか?」 松田「隊長、いったいこれは?」 その時である!煙の向こうより、人影が表れた。 次第にその姿が浮かび上がってくる、それはグアムで 発見された横田氏のような、出で立ちであった!
こっちに表れてきたのはズボンに継ぎ接ぎだらけの子供である。 藤岡「おい朴、子供にも、分けてやれ」隊員「隊長まだ誰かいます」 藤岡「おーい、あなた方もこっちで一緒に肉食わないか?」 ナレーション 煙の向こうから表れたのは地底人ではなく、元抗夫のような夫妻であった。 以外な展開を見せる軍艦島シリーズ、果たして廃墟の無人島 に表れたこの家族の真相とはいかに!?
771 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/03/22(火) 12:41:46 ID:xhO5d5R7O
伏し目がちにこちらを見る男。 子供は朴の差し出す肉を取りに行こうとするが、 それを母親らしき女が制止した。 それにしても、この3人、一言も言葉を発しない。 明らかにこちらを警戒している。 朴 「まぁまぁ、遠慮なさら…っ、(ガクガク、ブルブル)!」 3人は抗路へ消えた。そして朴は震えながら、その場に立ち尽くした。 藤岡 「朴、どうした?」 朴 「(ガクガクブルブル…)あの体臭…夜に僕を脅した奴と同じ匂い…!(失神)」
772 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/03/22(火) 18:18:35 ID:xhO5d5R7O
失神した朴を介抱しながら、抗路の監視を続ける探検隊。 松田 「あの男が、本当に朴を脅したんでしょうか? 僕にはそんな風な人には見えなかったんですが。」 藤岡 「見てくれだけでは分からんよ。脳ある鷹は爪を隠すと言うだろう。」 白鳥 「隊長、思い切って潜入してみましょう!」 藤岡 「まぁ待て、夜の活動は危険だ。 潜入するにしても、朝だ!」 〜そうは言ってみたものの、気持ちが逸ってなかなか眠りに付けない。 私は、気持ちを落ち着けるために、座禅を組んで夜明けを待った…。
773 :
ぶらく史くらぶ :2005/03/23(水) 05:20:08 ID:tgHzHHYr0
ここでCM 資源のない国日本! 日本共同広告機構
774 :
ぶらく史くらぶ :2005/03/23(水) 05:27:31 ID:tgHzHHYr0
日本公共広告機構だったっけ?
>>1 細かいツッコミだがナレーションの田中さんは探検隊の事を彼らなんて言わないよ。あくまで我々をつかう。もうちょっと勉強してから立てれ
776 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/03/23(水) 19:10:57 ID:Sgb/d68WO
朝が来た。 探検隊はついに抗路への潜入を試みる。 そこに人間が生息しているのは、すでに明らかだ。 外部からの侵入者に対し、罠を仕掛けているかもしれない。 隊員達は、自らの危機センサーをフルに働かせて、 迫り来る危機を回避せねばならない。 藤岡 「みんな、髭を剃り終えたら行動開始だ!」
778 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/03/24(木) 15:37:18 ID:wzEWzlM8O
探検隊は装備をかため、坑道に潜入した。 足元にはかつて利用されていたレールが当時のまま残っている。 藤岡 「いいか?絶対つまづくなよ!」 暗闇の坑道では一瞬の油断が命取りになりかねない。 探検隊は一歩一歩慎重に足を運んだ…。 と、その時である! 「うぁぁぁーっ!」 藤岡 「おぉぃ、どうした?」 隊員が足元の罠にかかり宙吊りになっている! 中に潜む人間達が仕掛けたのは明らかだ! 藤岡 「中にいる人間は、難民とかそんな次元のものではないな…」 探検隊に緊張が走る! ギャグァァーーン!!!
779 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/03/26(土) 00:25:49 ID:c9FfZpxmO
昇降口から垂直に降りた一行。 坑道の闇は、イヤでも隊員らの連帯意識を高める。 縦坑の底に着いたところで隊長から訓辞があった。 「隊員各位に告ぐ。今、我々は、7ヘクタールにも満たないこの人工島に翻弄されている。 しかし、この難局は、我らにとって最大のチャンスでもある。 ここから、イッキに視聴率を挽回する!気を引き締めてかかれ! わが探検隊の興廃、この一戦にあり!」 ここからは炭層に沿って進む。 切羽(採炭現場)まではリフトでも30分はかかったという水平坑道だ。 〈…サキはどうしているのだろうか?…〉 追試試験と新曲のレコーディングの為に 今回は不参加のサキを思いながら藤岡はヘルメットのヘッドライトの向きをなおした。
780 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/03/26(土) 00:59:48 ID:bYQZNGu00
ナンノネタ、イラネ
781 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/03/26(土) 01:12:54 ID:c9FfZpxmO
一に高島、二に端島、三が崎戸の鬼ヶ島… 藤岡は、圧制で鳴らした、かつての三菱のドル箱ヤマ… 戦前では最大規模のコンクリート建造の人工島の下に 今いる。 《ストイックなイメージで売ってはいるが、俺だって 時には風俗にも行きたいし、キャバリングもしたい… こんな所で終わってなるものか…》 そんなこと思ったその時である! 一行は、をとんでもない物を、闇の中に発見した!
Σ(゜Д゜lll)ギャガーン!!!!
783 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/03/26(土) 21:42:53 ID:NW4BJ6KVO
大和 「隊長、これは炭坑夫一家が着ていた服ですよ…」 藤岡 「おぉ、このつぎはぎ…。何故服だけが…」 坂本 「まさか、我々が見たのは一家の幽霊…?」 松田 「まさか、我々はこの目で…」 と、その時である! 朴 「うあぁぁぁぁぁ!」 藤岡 「おぉぃ!どうした!」 朴 「て、天井から三人の人間が飛び降りてきて…そ、外に向かって逃げましたぁ!」
784 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/03/26(土) 22:10:07 ID:c9FfZpxmO
藤岡は、残されたその服を手に取ってみた。 なにやら徽章らしきものが刺繍してある。 「ん?、やはり三井…か…」 間違いない、抗夫だ。
785 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/03/26(土) 22:13:18 ID:NW4BJ6KVO
藤岡 「何だって?やつらはもしや忍者?とにかく急げ!外だ!」 炭坑夫一家を装った三人組。その正体は忍者か? もしくは特殊訓練を受けた傭兵か? 探検隊は全速力で三人組を追った! 藤岡 〜しかし、彼等は何故逃げるのか? もしや、何か大きな秘密を抱えているのか? 全ては彼等に聞くしかない。 真実を知るまで、我々は絶対にあきらめない!
786 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/03/26(土) 22:26:58 ID:NW4BJ6KVO
探検隊はようやく坑道の出口に到達した。 果たして三人組はどこへ行ったのか? 「隊長!あれを見てください!」 藤岡 「おぉぃ、三人組が捕まっている…。誰が捕まえたんだ?」 探検隊の目の前で謎の三人組をいとも簡単に捕まえた謎の勢力。 その武術にも長けた彼等の正体は? 隊長は、その長と思われる人物に近寄った。
787 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/03/26(土) 22:44:23 ID:NW4BJ6KVO
藤岡 「すいません、これは一体…?」 ?? 「…あとは我々にお任せください…。 申し遅れました。我々は警視庁の公安の者です。」 藤岡 「つまり彼等は犯罪者?」 公安 「この件に関しては、一切お答えできません。 これは国家レベルの非常にデリケートな事柄なのです。」 藤岡 「でも、あの子供まであんな手荒な捕まえ方するのはひど過ぎるのでは?」 公安 「子供?あぁ、見た目はね。属に言う小人ですよ。 あの体形を利用して諜報活動を… あっ、いや、何でもないです。では、失礼いたします…。」
788 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/03/26(土) 23:20:46 ID:NW4BJ6KVO
松田 「この無人島がスパイのアジトと化していたとは…。 しかし何故、無人島で炭坑夫一家を装う必要があったのだろう?」 白鳥 「この島に侵入する廃墟マニアの目を誤魔化すためでしょうか?」 藤岡 「うぅん…(ひたすら無言)。」 我々は、東シナ海の無人島で、世界の裏側を見た! (エンディング) 島を後にする探検隊。 やがて小さくなった島を見て隊長は思った。 使命を終えた無人島がマニアや見えない勢力に蹂躙されている現実。 これは決して許されない事である。 隊長は、探険を通して、世界遺産保護の一翼を担いたいと心に誓った。 (ナレーター・田中信夫)
790 :
ほげ〜 :2005/03/27(日) 20:15:23 ID:EwNzRjzUO
今、テレビ埼玉で「軍艦島」をやってる!見れる者は見よ!
お遍路さんの地に南斗聖拳の将「山のフドウ」は実在した!
792 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/03/28(月) 04:11:16 ID:F2s7LEF0O
万博で賑わう名古屋から、一行はメイーテツ線に乗り換え、逆方向 喧騒から離れるように、スペインに向かった。 ウーガタステイションを下り一行はタクシーで船着場まで辿り着いた。 藤岡『いいか、今回の探険を甘く見たらいけない』『今回も引き締めて行くぞ!』 そう言ってハツパをかけた藤岡ではあるが、内心は一抹の不安を拭い切れない思いがあった。 恐怖のヤーリテ婆の攻勢をかわし切り島中心部まで無事にたどりつけるのだろうか?
793 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/03/28(月) 09:49:10 ID:VDC/KEDhO
船に乗り込み、島を目指す探検隊。 真珠の養殖を盛んなこの地域。波も穏やかだ。 藤岡 「この島には“夜の誘惑”と言う妖術があるらしい。 その術にかかると、身も心も財布も空っぽにされてしまうらしい…。 我々の目的は探険だ。撹乱されないように、気を引き締めていこう!」 渡辺 「隊長、港が見えてきました。 …おや、お婆さんかな?こっちを見てニヤニヤ笑ってる…」 松田 「あれが、その妖術使いのお婆さん…?」
794 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/03/28(月) 10:39:00 ID:8vjKJK62O
勢いよく乗り込んで来た我々だが、事前の情報とはうって変わって 穏やか平和そうな島である。 松田「隊長、本当にこの島に、不夜城、幻のシャングリラはあるんですかね?」 と、その時である!ギャガーン!! 怪しげなサングラス男が、今まさにスナックに不法侵入しようとしている。 隊員達に緊張が走った!
795 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/03/28(月) 13:52:12 ID:8vjKJK62O
正義感の強い坂本が声をかけた。 「おっさん、おっさん、何してるの?ダメだよ勝手に入っちゃ。」 振り返る男 「何だよ何だよ、藪から棒に!アレ?藤岡ちゃんじゃない?何、また水スペ?」 藤岡「監督?ナニやってるんですか?こんな所で?」 山本「いやいやいや〜ススキノ以来だね。何じゃないよ〜こっちは本業いや、 取材で来ているんだから、そっちこそ、場違いじゃないの?"探権隊"の出番じゃないよ」
796 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/03/28(月) 14:54:45 ID:8vjKJK62O
我々は、またしても風俗ルポライターのヤマーモト氏に再開したのであった。 ヤマーモト 「大体さー、最近人権路線からハズれてるんじゃないのー?」 松田「それは、仕方ないんです、最近当局の圧力が強くて。。。」 藤岡「松田、それはいい。それはそうと監督、酒池肉林の島ワターカノ とはいったいどんな島なんですか?」 ヤマーモト「なーに、日が落ちればわかるよ、港に行ってみなさいよ」 制作:泉テレビ
797 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/03/28(月) 18:17:28 ID:uj12a5IOO
監督を何となく見ながら、藤岡は考えていた 《私は、風俗は嫌いなはずだが、 監督に逢うと、なぜだか心が安らぐから不思議だ…》 監督「どうしちゃったの?隊長 、なにか相談でもあるの?」 藤岡「…」
798 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/03/28(月) 19:50:20 ID:8vjKJK62O
我々はヤマーモト氏の助言通り、港に待機した。 隊長の日記より 《よし、日も暮れた。そろそろか・・・しかしこの夕暮れ時の空気、 何か胸騒ぎがする。イカン邪念は捨てて任務をまっとうしなければ・・・》 と、その時である!「ポ〜〜ポ〜〜」船だ、船が到着した、しかも、デッキは大勢の乗客で溢れている。 藤岡「おい松田、坂本、配置につけ!気を引き締めてな!」
799 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/03/28(月) 20:22:07 ID:8vjKJK62O
船は桟橋に着岸した、息を飲む隊員達、中から乗客がゾロゾロ降りてくる。 賑やか笑い声、その殆どは下品な関西弁を喋る男達である。 我々は静に聞き耳をたてた。 禿男「マグワイやマグワイ!さぁ行くでぇ!今日はハッスルするでぇ!ワレ〜」 若い男「ワシ初めてやさかいにな〜大丈夫かいな。。。」 藤岡「マグワイとはなんだ?これが酒池肉林宴の始まりか!よし、後をつけるぞ!」
800 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/03/28(月) 21:33:41 ID:lMr58/Qo0
禿男達の後をつける、松田、坂本、と、その時、ヤマーモト氏が現れた。 監督「駄目だよ駄目だよ〜そんな、水スペなんて名前入りの、服着てちゃ。」 観光客に成り澄まさなきゃ・・・ちょっと付いてきな! 我々は、ヤマーモト氏に付いて、島唯一の洋品店らしき店に案内された。 ヤマーモト氏は、独自のセンスで、次々と服を選びだした。
801 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/03/28(月) 21:54:33 ID:uj12a5IOO
衣裳を何気なくセレクトしていく監督だが、 その目が グラサンの内側で光る。
802 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/03/28(月) 22:36:00 ID:lMr58/Qo0
803 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/03/28(月) 22:53:45 ID:ad5FpyLa0
805 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/03/29(火) 01:59:45 ID:IFUKkfoYO
犬のジャージ姿ですっかり、観光客に成り済ました隊員二人。 藤岡 「うん、中々似合うじゃないか」 松田「はい、自分は茂原出身ですから、、」 藤岡「…ここはオマエ達に任せた。早速飲み屋街に潜入を試みてくれ、 我々はベースキャンプで待機する」 飲み屋街に繰り出す若手隊員二人、果たして不夜城シャングリラ 酒池肉林の宴とは!その全貌が間もなく明らかになる!! 制作泉テレビ
806 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/03/29(火) 02:55:43 ID:IFUKkfoYO
飲み屋街に繰り出すと何やら交渉しているオヤジ達。 ワシはロスケの金髪がええ、やめとけ、そんなんガバガバや! ワシはチャンコロがええ、肌は綺麗やしなにより献身的や! ワイはフィーリッピンがええ、絞まりが最高や!アフォ、あいつら真っ黒や! 卑猥な禁止用語がここぞとばかり飛びかう。 これにはさすがの隊員も、唖然とするばかりであった。
807 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/03/29(火) 03:19:46 ID:Nf2CuP7S0
その時、「中国女もいいぞ!!」と、 どこからともなく聞こえてきた!!
808 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/03/29(火) 03:27:17 ID:XWbKaN0C0
その声は狭山ゼッケンを付けた中年男性の集団だった! 我々もそれを先日まで付けていたものだ。 親近感から、おもわず皆で近づいて「今晩は!」と接触を試みる。 「ハァ?何やあんたらは。わてらは怪童の慰安旅行… もとい研修視察に来とるんや。もう伝統になっとるさかいの! さぁさぁここからが大事なとこなんや、邪魔せんといてや。」 《こんな異国の果てまで来て研修とは殊勝な心がけだ。 我々も彼らに見習って、この島の真実を学ばなければ…》
809 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/03/29(火) 13:16:57 ID:vLGIksdV0
このスレって、最初は被差別民を侮辱するネタかとおもったが 読んでいくうちに彼らが素晴らしい職能集団だという認識であることに 気づかされたよ。良スレだ。
810 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/03/29(火) 14:17:28 ID:IFUKkfoYO
松田から無線がはいる。 「隊長狭山ゼッケンの男達が現れました。」 隊長「ナニ!よし、そのまま、囮捜査を続けてくれ、私もすぐ行く」 狭山ゼッケンの男達 「今日は年に一回の慰安いや、研修旅行やさかいな しっかり補助金貯め込んでいるさかい金の事は気にせんでぇええ、 みなシッカリ夜の視察に励んでくれ。」 藤岡は、セントレア空港で買った、哀恥窮博のTシャツに着替え、現場に向かった!
811 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/03/29(火) 14:52:01 ID:IFUKkfoYO
現場に急行する藤岡 しかし、藤岡の行く手を阻むかのように、やり手ババアが次々と声を掛けてくる 「若い娘いるよ〜お兄さん」 一瞬その言葉に怯んだ藤岡その時である!路地裏からあろう事か、 スケベ服を着た金髪女が藤岡に声をかけた! 「ヲ二ーさんスケベ、スキ?遊ばナイ?ショート2でいいわよ〜」 藤岡「う、、これがワターカノに伝わる、魔の妖術と云うものか・・・」
812 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/03/29(火) 15:27:58 ID:oWcVfO6OO
金髪女 『スケベ、ドウゾ』『スケベ、ドウゾ、キモチイョ』 藤岡 『む、むむうっ、、、』
813 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/03/29(火) 17:17:04 ID:IFUKkfoYO
と、その時である! 藤岡「デェロデェロディ〜ン♂うっ・・・マズイ!」 『ワォ!ヲ兄サンのタクマシイネ!』 尚も、攻撃の手を緩めない金髪ロスケ。 『スケベ、サイコウヨ、チョウ、キモチイイ!』 『ワタシの部屋スグソコ、シャワーもアルネ、早くスケベシヨ!』 もはやこれまでか!!我々に襲いかかる驚異!魔の妖術! シリーズ最大の奇機!!
814 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/03/29(火) 18:18:09 ID:oWcVfO6OO
強引に腕を組み、藤岡を立ったまま押さえ込んでしまった。 その上、いきなりの金的スリスリ攻撃。 藤岡の男はすっかり充血してしまった。 金髪女 『スゴイネ、カチカチョ、カチカチヨーン、』 藤岡の心の中 む、むっ、いかん邪念を捨てるんだ、 私が自ら隊の規則を破ってどうする! 居合いの精神だ、無になれ! 無に、、、 藤岡 『ちえぃすとぉーっ!』 ナレーション はたして、無心は邪心を切り捨てられるか?
815 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/03/29(火) 19:27:51 ID:92XCK/EV0
816 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/03/29(火) 22:58:48 ID:IFUKkfoYO
気合い入れをするも、悲しいかな、藤岡の危険部位は一向に納まらない。 藤岡の日記 「もうダメだ、もはや、成す統べもない。私は脱隊を覚悟した。 まさかミイラとりがミイラに・・・無念だ・・・」 と、その時である! 通り掛かりのゼッケン男達が卑猥極まりない関西言葉で 藤岡と金髪女にカラミだしてきた!!
817 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/03/29(火) 23:30:52 ID:CX9MydNHO
ロスケに剥き出しにされた藤岡の肉棒を 見た男達は、息を飲んだ。 「な…なんや、アレ?」 意志とは裏腹に、 なおもたくましく膨張し続ける茎。 この醜態に、すでに、切腹を覚悟している藤岡には、 男達の視線も気にせず、何かを唱えている。 「南無八幡大菩薩…南無…」
818 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/03/29(火) 23:45:56 ID:qim9EHEf0
半分読むのに五分だけかかったが 二日後に捨てたんだが、すぐではまずいか? あそこでは、六軒は多数だよ。
819 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/03/29(火) 23:50:53 ID:CX9MydNHO
荒らしが来たので 退避します。
820 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/03/30(水) 00:42:47 ID:eRzL2X+rO
ゼッケンの男達 ヨ!ムキムキ色男、金髪ねーちゃんとこれからオメコか!? ワイらも、混ぜてんか〜?wwwしかしあんたのマラ立派やな〜www 金髪女 『オマエタチ、ショウバイのジャマ、スルト、ボス呼ブワヨ!』 『ヲ兄サン、さあイキマショ』
821 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/03/30(水) 01:06:33 ID:eRzL2X+rO
ゼッケンの男達 じゃかましい!おいロスケ、あそこも金髪なんか?視察がてら ビデオに撮らしてんか?あんちゃんのドリチンも絵になるな〜 そや、支部の資金稼ぎの為や、協力してんかwww この侮辱的な挑発が藤岡の逆鱗に触れた! 下半身に流れていた血流がいっきに上半身に戻り 哀、恥窮博Tシャツが、真っ二つに破れた! 次回、藤岡宏、待望のアクションシーンが炸裂!乞うご期待。 制作:泉テレビ
822 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/03/30(水) 04:30:07 ID:wGtG0XWd0
チンコをおっ立てながらの 南無八幡大菩薩・・・・・・・ 爆笑です。
823 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/03/30(水) 04:39:19 ID:5ae0ezbaO
↑ 俺も同じ所でワロタ
824 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/03/30(水) 04:40:54 ID:BH+RGNL60
半分読むのに五分だけかかったが 二日後に捨てたんだが、すぐではまずいか? あそこでは、六軒は多数だよ。
825 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/03/30(水) 06:23:09 ID:2kaN28lHO
藤岡の幸せの黄色いゼッケンは?
826 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/03/31(木) 00:11:39 ID:LmyramRZO
藤岡の怒りは臨界点に達した。と、その時である! アタッー!アタッー!アタッー!アタッー!アタッー!アタッー! アタッー!アタッー!アタッー!アタッー!アタッー!アタッー! アタッー!アタッー!アタッー!アタッー!アタッー! オワッター! おまえの魔羅は死んでいる!
827 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/03/31(木) 00:25:20 ID:LmyramRZO
ゼッケンの男達 何やねん、アフォかコイツ?何ともあらへんがな、 ほんま口ほどにも無いやっちゃ。 それより先輩、はよ行かなええスケ売れてしまいまっせー! ハヨいきまひょ♪ 藤岡「ふふ、馬鹿め。」 金髪女「ワォ!サムライ!ケンポウ!ステキ!」
828 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/03/31(木) 00:49:13 ID:LmyramRZO
松田が駆け付ける 「隊長、一体どうしたんですか?」 藤岡 「う、うん何でも無いそれよりあの三人組を追跡して くれカイドーという奴らだ」 松田「はい分かりました。」 藤岡「私は坂本の応援に行く」
829 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/03/31(木) 01:44:14 ID:LmyramRZO
一方、坂本はゼッケンの団体を追っていた。 藤岡より無線が入る「坂本今どこだ?」 坂本「はい、伊勢秘宝館という旅館の前です、何やら宴が始まります!」 藤岡「分かったそのまま調査を頼む、私もすぐ行く」 藤岡は、後ろ髪を引かれる思いで金髪女、マラチコフと別れ 坂本の所へ向かうのであった。
830 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/03/31(木) 06:50:33 ID:M/IZ0O2MO
ポンポン船にて一旦島を離れた藤岡 藤岡の心の声 いやー私とした事が、危なかった。 この先まだ未知の危険がひそんでるかもしれぬ この私も一瞬のうちに相手のペースに持っていかれそうになった 恐るべし秘島だ。 藤岡(カメラに向かい視聴者に) 「国際秘宝館か、どんな宝があるのだろうか?」 「私も、刀剣や古磁器等、コレクションで自分の宝物があるのですが、 人それぞれの思い入れのある宝物っていうのは見るだけで、ワクワクしてしまいますね。」 「国際と言うくらいだから世界中の宝物があるのだろう、実に楽しみだ」
831 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/03/31(木) 06:57:52 ID:M/IZ0O2MO
しかし、不慣れな土地でなかなか秘宝館に辿り着けない藤岡。 地図があてにならず仕方なく、地元通行人に尋ねるしか無いようだ。 ちょうどその時、地元の老婆が通りかかった。 藤岡 「あっ、すいませーん。」 「往来中の所、誠に申し訳ありませんが、国際秘宝館はどちらでしょうか?」 老婆 「はぁっ?秘宝館」 藤岡 「ええ、国際秘宝館ですよ。宝物を陳列してある」 果たして、隊長は、秘宝館に無事辿り着けるか?
832 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/03/31(木) 11:44:07 ID:LmyramRZO
と、その時、【伊勢国際秘宝館、スグソコ】 と書いた錆びた看板を発見した。 藤岡「これか!よし、行ってみよう。」
833 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/03/31(木) 12:13:49 ID:LmyramRZO
山道を登り、秘宝館に到着した藤岡、そこでやっと坂本班と合流した。 坂本「隊長、ゼッケンの団体は中に入って行きました」 藤岡「なるほど、刀剣や、古武道品の、博物館のようだな どうやら研修のようだな、感心だ。」 ポケットマネーで入場料を払う藤岡。「お前達もよく見学しとけ。」 整列して入場する探険隊、果たして、我々に待ちうけている神秘の秘宝とは!!
834 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/03/31(木) 14:13:07 ID:1L8zSXcuO
足音も高らかに、威風堂々入館する藤岡隊。 「…もしや、伊勢の国の宝剣か、それとも大鎧や古具足か…。実に楽しみだねえ」 案内板の矢印に沿って前進する。
835 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :皇紀2665/04/02(土) 00:50:57 ID:C1F6EifnO
順序よく進む藤岡隊、先ずはアマゾネスがお出迎えである。 濃いマスカラに付けまつ毛3世代くらい前のアイドルのようだ。
836 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :皇紀2665/04/02(土) 00:59:06 ID:C1F6EifnO
藤岡「何やら古めかしいロウ人形だな・・・しかし何故・・」 そして、ギリシャ神話のコーナーへと進む、と、いきなり 白鳥に交わる女がいる、そしてケンタウルスが恐い形相で女を犯している。 かと思えば牛馬やトドの交尾した剥製一堂に並べられいる。 次々に登場する神秘の秘宝に藤岡隊の微かな期待も、もはや骨破微塵である! 拳を握りしめる藤岡! 「何という事だ。。これは一体!!」
837 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :皇紀2665/04/02(土) 01:27:34 ID:C1F6EifnO
もはや、なすすべも無い藤岡隊。 構造上順路どおり進まざるおえい。 仕方なく美女スベリ台にまたがり次々と広場に滑り降りる藤岡隊。 と、その時である!ギャガーン! 場内アナウンス 《お待たせいたしました。ただ今より、馬の交尾ショー を行います中央広場までお集まり下さい。》 藤岡「ナニ・・・!」
838 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/03(日) 02:05:01 ID:6weM1Anx0
中央広場に駆けつける藤岡隊。 他の見学者はゼッケンの団体だけのようだ。 藤岡「ついに追いつめたぞぉ!」 だがその時!馬が行く手を阻む! 坂本「うわぁ〜〜!!!!!!!!!!!!!!」 馬に蹴り飛ばされた坂本が負傷した! 藤岡「応急手当をしろ」 坂本は他の隊員達にかかえられ、広場の脇で治療を受けた。 坂本「大丈夫です、たいした怪我ではありません。」 探検は常に危険と背中合わせだ。秘宝館の中でさえもだ。 わずかな油断が命取りとなる、そのことを痛感する隊員達だった。
839 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/03(日) 02:17:11 ID:6weM1Anx0
おもむろに馬の交尾ショーがはじまった。 ただただ見守る隊員達。 《それは生命の神秘であった。いのちある限り愛は続く。 愛かる限りいのちは続く。それは馬でも人間でも同じことなのだ。》 隊長はワター・カノ愛ランドに残してきた隊員達のことが気がかりになった。 無線で連絡を試みる。 藤岡「隊長だ。愛の営みとはなぁ」 だが、反応がない!! Σギャガーン!! カイドーを追っていた松田達にナニがあったのか!? 果たして無事なのだろうか!まさかヤーリテ婆の妖術に? 隊長に悪い予感がよぎる。 秘宝館を脱出し、ダッシュで島の方向へ走る隊員達!! (カメラも後を追う!)
840 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/03(日) 02:24:34 ID:d/n6KgOqO
本気モードで藤岡を追い、ブレまくるカメラ。 《愛…》 今、藤岡の中には、その文字しか存在しない。 小声で、《南無八幡大菩薩…南無八幡大菩薩…》と、唱えながら走る隊長。 「私の愛する部下達ちよ…無事でいてくれ…」
841 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/03(日) 02:45:29 ID:5/bneWjJ0
「ハァ!ハァ!」 海岸に着く頃にはもう辺り一面真っ暗になっていた。 船着き場からは離れた場所に着いてしまったらしい。 藤岡「仕方がない。ここで夜を明かそう。」 我々はここにベースキャンプを張る。隊員達は、翌日の朝に 島へ渡るための筏作りに没頭していた。 出来上がった筏は小さく、よく揺れそうだった。しかしあまり無理に 徹夜しても、探検のための集中力が鈍ってしまうだろう。 藤岡(手を伏せにして)「ようし、そこまでだ。今夜はもう寝よう。」 海の向こうに見えるワター・カノ愛ランドのたくさんの灯りの下で、 松田達はいったい!?そして愛の真実とは!? なぜか悶々とした気分で、隊員達は一つのテントの中でいつしか 夢の中・・・。「ハァハァ」
842 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/03(日) 03:07:47 ID:d/n6KgOqO
ある若き隊員の日記より 「いよいよ明日は、友軍救助のために出撃します。 いつだって探検途中で散る事は、覚悟はしていたはずなのに、 やはり今は恐いです。 (中略)せめて今宵は、今生の思い出に [ダンク]の、アイドル達のグラビアに、私の《命の種》をすべて吐き出そう…」 やがて、すべての隊員達が眠りについた。
843 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/03(日) 14:37:31 ID:ADk3hZf4O
シーンチェンジ その頃、島では とりあえず、食事をとろうと一件のラーメン屋に入った松田隊員。 松田の心 ふーっ、とりあえず今夜の腹を満たさねば、さて何にするかな? こんな時、優柔不断な松田 なかなかメニューを決められない。 ラーメン屋のオバサン 『お客さん、東京から?』 松田 『え、ええ、わかりますか?』 ラーメン屋のオバサン 『昔は、もっとこの島も活気があってね。東京からもたくさんのお客さんがきてくれたけど、最近はめっきり減っちゃってねえ』 『女の子も外人ばっかりになっちゃったでしょ』
844 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/03(日) 14:49:10 ID:ADk3hZf4O
オバサン 『ところで、お兄さん、決まった?』 松田 『うーん、何にしようかなぁ?』 『オバサン、この新メニューの、セクシー炒飯ってのはどんなの?』 オバサン 『セクシー炒飯ね、今流行ってるみたいだからウチも真似したのよ』 『セクシー炒飯でいいかな?』 これ以上、あれこれ迷う事を許さないかのような、ほぼ自分で、これにしろ、と決め付けたような物言いに松田は『じゃあ、それで』と従うしかなかったであった。 はたして、セクシー炒飯とは?
845 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/03(日) 17:07:13 ID:ADk3hZf4O
オバサン 『はいっ、お待たせ。』 それは乳房の様に盛られた炒飯に、チンポに見立てたソーセージが挟まっている代物で、 むしろ、パイずり炒飯といった感じの物であった。 松田の心 「これがセクシー炒飯か、えげつないメニューだ、もし隊長が見たら激怒するんだろうなぁ」 「まあ、この際腹を満たす事が重要なんだ、実際腹ペコだ」 ガッガツと貪り食う松田
846 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/03(日) 17:13:18 ID:ADk3hZf4O
オバサン 『所でお兄さん、もう女の子は決めたの?』 松田 『はぁ、?』 オバサン 『また、とぼけちゃつて、女の子よ。』 『まだだったら、オバサンとっておきの娘紹介するわよ。お兄さんに』 食べたらついてらっしやい。
渡鹿野島行ったことない厨房が他人のレポ見て想像と妄想で書いてるのが 痛いほど伺えるスレでほほえましい。
848 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/04(月) 04:41:55 ID:Ty5udjHT0
夜も白みだした頃、若き隊員はひとりテントを出た。 「これ(ダンク)、隊長に見つかったら叱られる。浜に捨てておこう。」 その時である、隊員は何かを発見した!急いでテントをゆする!! 「隊長、たいっちょ〜う!!古文書が落ちていました!!」 藤岡「ぅぅ…(眠い目をこすって)何?古文書?」 テントを出た隊長はおもむろに足下の本を拾う。 「何なんだ、これはー!」 (ジャジャジャジャジャジャーン) 藤岡「ページが殆ど張り付いてるじゃないか…。これはどういうことだ?」 若き隊員「す、すみません!!ゆうべ居合い抜きの修行をしてたんです!」 《居合い抜きだと?あの、わずか半擦りで宇宙との一体感が得られるという まことの精神勝者のみに許される究極奥義を、寝る間も惜しんで…… わたしは感心する…!!》 「あ、隊長!そっちじゃありません、こっちです!」 藤岡「何だ、そっちか?…ほう、『ドウゥーワ・リ・ケーンの真相3』とな? ちょっと読んでみよう。(折り込みのあるページをめくる) −−−東にワター・カノといふ島あり、西よりある一団きたりて杯を交わす。 ここにリ・ケーンを貪るカイドーの歴史は始まれり−−−」 すると、昨日島で目撃した集団はこの古文書に書いてあるカイドーの末裔だと いうのだろうか?しかし、リ・ケーンとは一体…? 「ぎゃぁああああぅううあああ!!」
849 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/04(月) 05:01:43 ID:Ty5udjHT0
「蠍だ!!」「気をつけろ!!」 慎重に、かつ迅速に蠍を振り払う隊員達。 なぜ、こんなところに蠍の大群がいるのか?古文書の内容を明らかに されたくない集団の仕業だろうか。探検の前途は多難である! 藤岡「古文書の解読は後にしよう。もう夜は明けた、筏に乗るぞ。 …いやしかし、このままでは何か不安だ。そうだ、船首像がない。」 大和隊員「隊長、これを秘宝館のお土産コーナーで買っておきました!」 それは、見るも神々しい観音像、だった。 藤岡「ほぅ、これはすばらしい…。さっそく船首にくくり付けろ。拝めや拝め!」 一同「観音様ぁ〜!観音様ぁ〜!」 「ようし、でかしたぞ大和。そうだ、筏の名前をヤマト號にしよう!」 「ハッ!ありがとうございます!!」 大和隊員は満腔の喜びで熱いものがこみあげて、来た。 藤岡「ヤマト発進!!」 一同「はい!」 藤岡「いいか、絶対に揺らすなよ。おいっ、 糸色 文寸 に 揺らすなよ!」 筏に乗り、大海原へ漕ぎだす藤岡隊。果たして無事に島に再上陸できるのか? そしてそこに待ち受ける、衝撃の出来事とは…!? (カメラはポンポン船より遠くから撮影。テレ端からワイドにひいていく)
850 :
ぶらく史くらぶ :2005/04/04(月) 20:43:56 ID:iK1c+eSW0
(ナレーション) 腕を組み考え込む藤岡隊長、打開策はあるのか・・・・!! 藤岡(危ないところだったな。しかし、基地外村のフー族や他スレで 架空都市のジエンを追ったときと比べるとかなり手ごわく なってるな。それと我々は色事になんとも弱いな。 隊員ともども鍛えなおす必要があるな)
851 :
日出づる処の名無し :2005/04/04(月) 21:11:33 ID:cMe6+LaO0
佐川急便って・・・・そうなの?
あぼーん
853 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/05(火) 14:00:24 ID:IeFm7J7n0
この放送はご覧のスポンサーの提供でお送りします 〜〜佐○急便〜〜 , -ニ´ ̄  ̄\ ( (:::; ;;;;;j ::::::;\ 〉 テ=ー''──┬< ( ,/ ;:=-、_.,、_,;=|゙゙ツ ;(| ! 'て・ツ'ヾ・j' !/ | ! リ ",;' :、゙ | 「私の探険は、ハロワに始まり…練炭に終わる…」 ヘ\ r' ゙ー_'ヽノ^ヽ. \\、;'^三'^/ ヽ. | ー' ‐' ノノ! ト、 「ハローワークの奥地でコネバイトに恨みの視線を向ける!詐称履歴書の密林に謎の暇人ムショクは実在した!」 「ハローワークの求人密林地帯を8割占領した呪われた893の使い、人喰いタマシボーリは実在した」 「失われた笑顔・・・○年間閉ざされた部屋の押入れに謎の悠久幻想人ヒッキーは実在した!」 「行楽地の奥地3000キロ!幻の白ワゴン密閉地帯!!車内練炭族に安楽自殺の原点を見た!!」 「1月から2月迄縦断30日!一次試験の恐怖シホーローニン!これが自称高等遊民伝説の真実だ」 「親の住まいの奥地で2chをし、自称経営者発言!伝説の他力本願人ニートゥーを追え」 ―――――――――――――――――――――――――――― ↓以下再開↓
854 :
日出づる処の名無し :2005/04/05(火) 18:12:19 ID:Cul+rMj50
言われてみれば急便のある場所チョット変だと思っていたのです コチラは神○○件なんですが、言われてみれば・・・・ それに急便あがりの奴も心当たりが Kっすよね?
筏が岸を離れ、島に少し近づくと、急に無線機が反応した! すぐに無線機を手に取る隊長。 藤岡「おおい、松田ぁ!無事でいるのか!?いいか、愛の営みとはなぁ」 「……半分読むのに五分だけかかったが二日後に捨てたんだが、 すぐではまずいか?あそこでは、六軒は多数だよ……」 しかし我々が受信したのは妨害電波であった…!そしてそれは繰り返される。 藤岡「さっぱり、意味がわからん。やはり何者かが探検を妨害しようとしている?」 筏は順調に島に近づき、隊員達は船首でタイタニックごっこに興じている。 《いかん、胸騒ぎがする。そういえばこのヤマト號には鼠が一匹もいない。》 まさにその時である。 筏が大きく揺れだした!! !!ズンチャギャヒョロガーンギョギョ〜ズンチャ!! 藤岡「おい、絶対に揺らすなと言ったろう!」 そうは言っても筏は揺れるものである。 この海域に棲息すると言うブラック・アーマーの仕業か、 はたまた近くを通った船が起こした波なのか??
856 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/05(火) 23:28:38 ID:C91Fb/5l0
大和「隊長、もうこの筏は危険です。脱出しましょう!」 藤岡「いや、ここでは私は艦長だ。ヤマトと運命を共にせん…。」 それは、まさに艦長としての強い責任感が放つ、覚悟の言葉だった。 隊員達は次々と、たまたま近くを通りかかったポンポン船に泳いで避難した。 (当然カメラはポンポン船から撮影) 隊員達が見守る沖で、まさにヤマト號は沈没するところだった。 ボゴボゴボゴボゴゴゴゴゴ……… 《残念だが、このスレは部落解放同盟に目を付けられた。ログを渡されたら 終わりだ、キューダンの儀式が待っているだろう。ゆえにそろそろスレを ストップせねばならんだろう。・・・・・・しかし、 ストイックなイメージで売ってはいるが、俺だって時には昨夜会ったような 女のコとあ〜んなことやこ〜んなこと、はたまた、えっ!? そんなことまで… してみたかった。こんな所で終わってしまうのか…》 [妄想モードの隊長脳内BGM:三四郎お兄さん絶体絶命!(だったっけ?)] moonlight.servehttp.com:11070/files/mayumix1.mp3 [制作者様の意向により18歳以上の方のみお聴き下さい] ヤマト、沈没…
似而非・スレッドストッパー。。。( ̄ー ̄)ニヤリッ ここまでの放送は、クロ示コヤマトの提供でお送りしました。(出演:優キナエ)
858 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/06(水) 00:26:04 ID:eQqMvU2+O
えっ?どーすんの。
ちえいすとーーーっっ!! ちぇすとだ隊長ーーーっっ!!
ちえすとー!ちえすとー! 隊長!隊長! ちえすとー!ちえすとー! 坂本「隊長!、朝ですよ、起きて下さい。」 藤岡「おい!筏は?ヤマト、沈没、ダンク。。ハッ?」 坂本「何言っているんですか、隊長大分うなされてましたね、 もうじき、始発の船が出航しますよ」 夢だったのか。。。
861 :
◆Carltonx2. :2005/04/06(水) 05:45:18 ID:QQIfvKBwO
船に乗り込みワター・カノに向う藤岡隊、昨夜は 悪夢にうなされた 藤岡だが隊員達とて、連日の激務に疲労の色は隠せない。 《藤岡の日記より》 だがそんな時ほど、我々はお互い声を掛け合い、幾多 の試練を乗り越えてきた。我が隊に沈没の二文字はない。 そう、この朝日のように・・・ そして、藤岡の居合い入れが甲板の隊員達に飛ぶ。 『これより松田達の救出に向う。皆、気を引き締めて行こう! ちえすとー!』
俺の使ってる2chブラウザでこのスレ読めなくなったから ほんとにスレストしたのかとびびっちゃったよ。 単にぶらく氏レス852が裕香依頼であぼーんになっただけね。もう。
863 :
ぶらく史くらぶ :2005/04/07(木) 15:44:57 ID:fbLmlJ+YO
東墨田が何か?
864 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/07(木) 16:42:54 ID:biOYA2KtO
ぶらく氏くらぶ(゜凵K)イラネ
865 :
日出づる処の名無し :2005/04/07(木) 18:39:10 ID:fMt4p+aL0
やっぱり急便とはリンクしてるね、二箇所ヒットすますた
866 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/07(木) 23:09:54 ID:EHc54XR50
船から島に再上陸し、意気揚々と島の中心に向かって歩き始める探検隊。 すると、港へ向かうサングラスの男に遭遇した! 藤岡「監督?やー昨日はどうも。また会いましたね!」 山本「あれー藤岡ちゃんじゃない。さくやはおたのしみでしたな。」 藤岡「ああ、昨夜は浜辺でねぇ、はっはっは。」 山本「いやいやいや、それはまた面白い趣向ですな。 宇宙戦艦ヤマト完結編のラブシーンみたいだねぇ。」 藤岡「ヤマト・・・・・・ああ、そんな夢を見た気がする…。」 《よくわからないが、監督に会うと、やはり心が安らぐから不思議だ…》
867 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/07(木) 23:16:53 ID:L0EXk7QiO
〈浮沈戦艦・《筏、大和》の船柱に、己の体を荒縄で縛りつけ 「探検隊万歳!」 と叫び、艦と運命を共にせんとする藤岡…〉 そんな曖昧な夢を思い返す藤岡。 山本「ほとんど病気…ですな」
川口浩探検シリーズは、 ANBのヤラセ 二十余年前の話だが…
869 :
ぶらく史くらぶ :2005/04/08(金) 14:51:12 ID:QixG/UrkO
アフターヌーンショーのやらせ事件がまずかったな。
>「さくやはおたのしみでしたな。」 ドラクエIの名ゼリフだなそれ
871 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/08(金) 19:35:23 ID:CHXLACfcO
島の中央部に向かい、山道を分け入っていく一同。 藤岡 「この辺りは、アパートが多いな」 「船着場とはまた違う独特の生活臭がする、なんか怪しいぞ」 カップ麺の空き容器や、発泡酒の空き缶が無造作に散乱する山道をさらに進む。
872 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/08(金) 23:48:16 ID:3SZhugLy0
藤岡「古いアパート群にはなにか萌えの感情を覚えるな。 みんな、危機センサーをしっかり働かせろよ!」 さらに進むと、ひときわ大きなアパートから、島の女の集団が現れた。 「オニーサン馬並ダッタヨステキ!」 「スゴイヨマサルサン!」 「ワターカノシマハウリシマニダ!」 「エーブイダンユウミタイデカッコイイ!」 「ホンコンエイガスターゴーアイネイ!」 「ファーストセクシー!」 女達は口々に黄色い歓声で、その中央にいる男を誉め讃えている! (画面が大アップになる) 藤岡「ま、松田ぁ〜〜〜!!!!!!!」 松田はジャングルの奥地で王国を築いていた!!
873 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/09(土) 00:03:06 ID:A7/greJD0
松田「た、た、たっ、隊長…!」 藤岡「カイドーを追えという指令に背いてなんて事をしてたんだ?」 松田「ち、違うんです!えーと、食欲を満たそうとしてラーメン屋に入って、 ほら、これセクシー炒飯の領収書…」 藤岡「たわけ!お前が満たしたのは性欲ではないか。」 《松田は大切な部下だった。しかし、命令に背いた彼には、隊として厳罰を 与えねばならない。中国の古い諺でも『泣いて馬並を切る』と言うではないか。》 藤岡「松田、切腹だ!武士の道とはこれ切腹である…。」 松田「えっ!?切腹ですか…! ・・・・・・わたしは藤岡弘、仮面ライダーやSFソードキルに主演したし 探検シリーズの隊長もやってるよっ、って言うじゃなぁい♪」 古いギャグで場を和まそうとする松田隊員。しかし、ますます隊長は 鬼神の如き形相で松田を睨みつける!!果たしてこのピンチを切り抜ける ことができるのか! 松田「(こうなったら最後の手段だ)・・・・・・キュー!!!」 ……ゴロゴロゴロ ゴロゴロゴロゴロ!
;;;;;;ヽ r''';;;;;;;; ;;;;;;ヽ─/ー──一ヽ ̄;ヽ __ニ=- / i i i i i ヽ;;;;;;;;\ __ニ-一~:::::::::/ヒニニ三三三三三三]ヽ:::::::::\ -‐~:::::::::::::::::::::::/ ゴロゴロ ヽ::::::::::\ :::::::::::::::::::: / ヽ::::::::::::\ / ヽ::::::::::::\ / ヽ
875 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/09(土) 14:58:31 ID:SbMWV29YO
その時である。 昨夜藤岡に股間スリスリ攻撃を仕掛けた金髪美女がアパートからゴミ出しをするため欠伸をしながら出てきた。 美女 「ふぁ〜っ、ネムタイョ」 「ナンカ、アサカラウルサイネ、アナタタチナニシテル」 美女はもう少し休んでいたかったのだろう、 藤岡達の切腹騒ぎのドタバタに、腹立たしさを訴えていた。 その時! 美女 「アッ、キノウノシャチヨサン、マタアッタネ」 藤岡 (ギクッ!ま、まずいなァ) ごまかしながら 「えっ、どこかでお会いしましたっけ?」 美女 「ナニイッテル、アナタキノウ、カチカチ、チンチンカチカチ、ピンピン、デショー」
876 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/09(土) 15:05:20 ID:SbMWV29YO
美女 「アナダ、ツメタイヒトョ、」 「キネウ、ワタシ、サミシイネ、アナタ、チンチン、ピンピン、デモ、アナタ、ツメタイョ、ワタシ、サミシィ」 完全に怒りをぶつけているわけでは無い。 クネクネ歩きながら、不敵に微笑んでいるではないか! 「ハヤク、イマカラ、ピンピン、チョーキモチイネ」 そう言うや、いなや、またもや藤岡の股間をむんずとつかみスリスリ攻撃を仕掛けてきた!
877 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/09(土) 15:26:44 ID:SbMWV29YO
《朗読ナレーション》 神崎恭介 藤岡の下腹部に熱がこもる。 血液が幹に集中し、膨張するのがわかる。 笠が開き、先端からは、うるみがあふれてくる。 なんとか堪えようと、下腹部に力を入れるが、 逆に、幹が痙攣したように、上下にピクッと跳ね上がってしまう。 金髪美女 「ホラ、モウ、カチカチニ、デキアガッテイルネ、」 カメラは藤岡を正面からアップで捕らえる 藤岡は目を閉じ直立不動、 両手は胸元で印を結び 小声で何やら繰り返し念仏を唱えている 『南無八幡大菩薩…南無…』 ここで画面にも、南無八幡大菩薩のテロップが入る! 大将戦一騎打ち
878 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/09(土) 21:13:57 ID:PF/HOiJ2O
眉間に深いシワを作り、直立不動の体勢で、目を閉じて、瞑想状態に入る隊長。 「南無八幡大菩薩…南無八幡大菩薩…」 しかし、下腹部で小刻みに律動する敵の攻撃に 藤岡の肉茎は、恥知らずなほどに膨れ上がっていく。 変化に富んだ律動が、速くなり、思わず腰が動く。 「…!」 藤岡の肉体に、快感のさざ波が、幾度となく寄せては返す… 時に大波が押し寄せ、 今まで味わったことのない快感が、藤岡の体内を突き抜け、 思わず砕けそうになる。 目を閉じたまま、サンサンと照りつける太陽を見上げ、更に激しく唱える 「八幡大菩薩…!」 磯の香りと共に 四月の風が藤岡の頭上を通り過ぎていく。 やがて何度目かの大波が押し寄せたその時、 藤岡の脳内で、打楽器の連打音が鋭く鳴り響き、シンバルが大きく鳴った! 「もはや…これまで…」
879 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/09(土) 21:52:15 ID:PF/HOiJ2O
全てを諦め、今、まさにマグナムの引き金を引かん、としたその時。 「マダマダコレカラガ ホンバンナンダカラ」 女が、手コキから口撃に、攻めの手法を切り替えようとした一瞬の隙に、、 隊長は居合抜きの要領で腰を捻り、女の口から、己の肉茎を遠ざけ、なんとか暴発を防いだ。 「隊の興廃、この一戦にあり…」 しかし、裏筋を集中的に舌技で攻めたてられ、 すぐに肉茎は再び膨脹しはじめる。
880 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/09(土) 22:22:05 ID:SbMWV29YO
金髪美女 「ピチャピチャ、ジュポジュポ、」 藤岡 「南無八幡大菩薩…南無八幡大菩薩…南無…」 金髪美女 「ピチャピチャ、ピピクッジュポジュポ」 藤岡 「南無…南無…南無八幡大菩薩…南無…南無」
↑ 不覚にもワラスw
882 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/09(土) 23:02:55 ID:PF/HOiJ2O
女「カウパーガデテキテルヨ」 一方的に攻められている隊長の額には油汗、肉茎の突端には我慢汁。 絶体絶命のピンチである。 「士道に背く事…コレを許さず… 士道、不覚悟…切腹…」 肉棒を激しく吸われながら、 自ら定めた鉄の掟「隊中法度」を心の中で連呼した。 しかし、このままでは、暴発は時間の問題のように思われた。 《抜いたら負けだ…!》 居合の極意、「勝負は、鞘の中にあり…」 だ。 己の中指を立て、じっと見る藤岡。 「八幡大菩薩…御照覧あれ!」 前にしゃがみ込んでいる敵の両肩を、ムンズと掴み隊長。 「いざ、組まん!」 その刹那、女を突き飛ばし、69の体勢に持ち込む藤岡。 勿論肉棒は、未だ女の口内に納まったままだ。 藤岡の目の前に、敵の蜜壷が、無防備な形であらわにな る。 藤岡「御免!」 スボッ! 隊長の中指が、敵の肉壷に突き立てられた。
883 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/09(土) 23:43:32 ID:PF/HOiJ2O
しかし、敵も歴戦のツワモノである。 「ナンノコレシキ…」 その凶暴な口で、なおも藤岡を責める。 指を荒々しく突き立ててみた藤岡だったが、敵に決定的なダメージを与えるには不十分だったようだ。 「南無…!」 藤岡は、中指第二関節を少しだけ曲げ、ちょっとグラインドさせてみた。 すると、どうだろう。 敵は、口から肉棒をこぼし、全身を痙攣させたではないか。 藤岡「我に勝機アリ…」
884 :
(・∀・)凸 ◆7xuwBG6R9k :2005/04/09(土) 23:46:05 ID:TP/HSMm80
オマエラ品がなさすぎ 溜まってんならヨシイエはんにヌいてもらえ
↑ 余計な茶々は入れないでよ、ホモサピエンス。 ハーレークイーンよりなかなかエロチックで好き☆
886 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/09(土) 23:58:12 ID:PF/HOiJ2O
浜辺でもつれ合い、敵の上になったり下になったりしながら、 藤岡は今、 外敵と一騎打ちを挑む武士、「蒙古襲来絵詞」 における竹崎李長と、己の姿を重ね合わせていた。
887 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/10(日) 00:00:30 ID:4Z9c/Ad9O
◆Rkeeは来るな。 士気が下がる。
888 :
873 :2005/04/10(日) 00:30:13 ID:u3xNLK8r0
転がってくる丸太を松田が止めて藤岡探検隊の危機を救い、 感動のフィナーレへ、、、 って考えてましたがもはや軌道修正不能。諦める。
889 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/10(日) 00:41:40 ID:4Z9c/Ad9O
まだ、イッてないし あくまでも藤岡自身は真面目に闘っているつもりなので いくらでも、普通に話を展開させる事はできるのでは?
890 :
ぶらく史くらぶ :2005/04/10(日) 01:10:04 ID:suX+66h0O
金髪美女「オー!ジャパニーズウタマロチンポ」
891 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/10(日) 06:32:39 ID:WAiq4hrS0
・・・・・・・・・・・藤岡の心・・・・・・・ 接して漏らさず!これぞ武士道なり! 『ちぇいすとーぉぉぉっ!』
892 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/10(日) 08:49:56 ID:4Z9c/Ad9O
敵とはいえ、こうして 接近戦を続け、組ふせ、縺れあっていると、妙な親近感が湧いてくるから不思議なものだ。 隊長の反撃を受け、徐々におとなしくなる金髪女に藤岡は、三本目の指を添えて、キリキリと突き始めた。 驚いたことに、女は、攻撃から逃れるようともせず、むしろ自分の方から押し付けてくるように迎え入れている。 「…トドメを求めているのか?」 女の表情から凶暴さは失せ、 もはや苦痛を通り越し、悦楽さえたたえている。 この金髪女の潔よさに、深く感じ入る藤岡。 白い歯を剥きだし、微笑みながら言った。 「では、お望み通り、いざ、御覚悟を……。御免!」 片手で拝み、「南無八幡大菩薩…南無八幡大菩薩…」 を唱えながら、女の尻を抱え、太くたくましいその四本の指を束ねて、 深々と貫いた。 女は、一瞬、体を大きく反らせ、痙攣し、やがて力無く崩れ落ちた。 南無八幡大菩薩…南無八幡大菩薩…」
893 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/10(日) 10:56:05 ID:4Z9c/Ad9O
動かなくなった金髪から離れる藤岡。 この壮絶な一騎打ちを見守っていた隊員達が駆け寄って来た。 「お見事でした、隊長!」皆が口々に褒めたたえる中、 ひとり無言のまま藤岡を真っ直ぐ見つめる松田 松田「覚悟が固まりました…見事に割腹してみせます」 そう言うと、素早く隊服を脱ぎ、それを裏返して着なおす。 探検隊の隊服の裏地は、武士の死に装束…浅黄色の木綿である。 松田が片肌脱ぎになり、短刀を手にしたその時である。 藤岡「よせ、松田!」
894 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/10(日) 12:48:36 ID:D2Pq8EnrO
藤岡 「武士道とは死ぬ事とみつけたり、松田、はたして、本当にそうであろうか?」 松田 「………」 藤岡 「そんなに簡単に、安易に死をもって悟りを開く事が出来るであろうか?」 「いいか、松田、悟りとは、それを追求せんと精進した者が、 もし、朝にそれに辿り着けたなら、夜には白骨となり死んでも構わないというもの」 「松田、お前は達したのか?」 「松田、ならば生とはなんぞや?」 「松田、命とは…」 馬の交尾ショーを見た藤岡は、今までの己のおごりや、弱さ、 矛盾、自分を責める事により、松田を慈悲深く見つめた。
あぼーん
896 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/10(日) 12:57:41 ID:D2Pq8EnrO
藤岡の目には、大粒の涙が… 松田も勿論、涙と鼻水でぐちゃぐちゃである。 隊員達全員も、嗚咽を堪える者、鼻をすする音… 藤岡 「松田ぁ!お前が、この世に生まれた時、どれだけの人間が喜んだか!!」 「そして、今、お前が死んで、誰が悲しむか、考えろ!!たわけ!」 松田 「た…、隊長!」
897 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/10(日) 13:20:58 ID:D2Pq8EnrO
松田 「隊長、申し訳ありませんでした」 「私は、己の欲に負け、さらにそれを隠そう、誤魔化そうとしていました」 「それでいて、責任を取り死ぬ事すら、恐ろしくて…本当は恐ろしくて…」 褌も締め直さずフリチンのまま仁王立ちで、松田を見つめる藤岡。 しかしその目には大粒の涙。先程の鬼のような形相はどこにも無い。 藤岡 「己の弱さを知り、認める事。そうたやすいものではない。」 「松田、今の気持ちを忘れるな。お前は弱い男ではないはずだ。… …天国のお前のおやじさんもな…漢だったんだ」 松田 「隊長〜っ!」
898 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/10(日) 13:36:31 ID:D2Pq8EnrO
《ナレーション》 不器用でも、正直であれと、隊員たちを潮風と太陽が包み込んでいた。 もう、先程の、疲労感や重たい空気はどこにも無い。 あるのは男同士の武士の絆であった。 藤岡 「松田、お前も隅におけんな!どうだった?国際交流は?」 松田 「隊長っ、国際理解を深める上での、さながら夜のシンポジュウムでした」 藤岡 「こらこら!たいそうに誤魔化すな!チンポジュウムしてたくせに!」 一同笑い 「わはは!」 松田 「それより隊長、先程の指技伝授してくださいよ〜っ!ケンケンか鷹サンみたいでカッコよかったっス」 藤岡 「コラ!頭に乗るなコイツぅ!」
899 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/10(日) 23:56:46 ID:u3xNLK8r0
藤岡「ところで松田、さっきなんとかサムライの物まねをしておったな。 あのあとどういうオチを考えていたんだ?やってみろ。」 松田「はははっ、えっと、あれはですねー…、 わたしは藤岡弘、仮面ライダーやSFソードキルに主演したし 探検シリーズの隊長もやってるよっ、って言うじゃなぁい♪ でもテレビの視聴者が気にしてたのは裏番組の曙vs角田戦ですからぁ! 残念〜! B級イメージを脱却できない藤岡隊長斬りぃ! (ジャカジャーン) でも隊長に何か合ったときは、副隊長のわたしが後を継がなきゃ いけませんから! 切腹〜!!!」 藤岡「さ、行こう。」 一同「はい!」 松田「ま、待ってくださいよ〜。」 藤岡は笑うわけでもなく怒るわけでもなく、神妙な顔つきで歩きはじめた。 それは松田が最後に言った言葉が、藤岡が心に決めていた事そのもの であったからかも知れない。
900 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/11(月) 22:24:37 ID:2tnHZv+j0
《ナレーション》 昨夜はガルフィーのセットアップやトレーナー、愛恥丘博のTシャツなどとバラバラの 服装だった藤岡隊も、今は青一色の探検服に身を纏い、意気揚々と前に進んで行く。 隊長の男としての強さと、深き慈悲、愛情によって、隊員達の心は一つにまとまった! この島での目的は、残るは一つ。松田が見失ってしまったカイドーの末裔達の足跡を 追い詰めることである! 探検のクライマックスはすぐそこに、迫った!!!
901 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/11(月) 23:03:06 ID:5qkrKtsvO
隊長の青服(アオフク)の裏地には、武運長久を祈願して、「宇佐八幡」の御札が縫い込まれ、 もしも全滅した際にも、後世に名を残し、この闘いの有様を伝えるべく、 「四月某日・藤岡(八幡太郎)弘朝臣・街道に敗れ討ち死に…」 と刺繍されている。 どんなに尊い命でも、 人には、それを投げうつ覚悟が必要な時がある。 決死の隊列は、藤岡を先頭に、《鞭声粛々》と進む。
902 :
◆Carltonx2. :2005/04/13(水) 00:25:46 ID:dAJpXP29O
我々の探険に終わりは無い、休息もそこそこにバスに乗り込む藤岡隊。 一先ずカイドーを追うため東名阪、オサーカ方面へとバスを走らせた。 ━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─ いよいよ大詰めとなった探権隊シリーズ、果たして最期に 我々を待ち受けている未界の大地は何処なのか! 感動のクライマックスへ向けバスは西へ走る!
(いつの間に島を出たのね…) バスはナーラ州に入り、宗教都市〒ンリで名阪国道を降りた。 運転手「ここからは(ロケ費節約のため)下道でいくしかないんですよ。」 我々探検隊がまず向かうのは、古代遺跡ロマンが香る里、アスーカの 石舞台古墳である。 ポケットマネーで入場料を払う藤岡。「お前達もよく見学しとけ。」 整列して入場する探険隊。その時である、村の女が駆け寄ってきた! 「お父ちゃん!!」 藤岡「あすか!元気でいたか!」 そう、和菓子職人親子がここに再開した!(友情出演:竹内結子) 竹内「父ちゃん久しぶりやな、どこ行ってたん?」 藤岡「ワターカノ島を探検してたんだ。島の女は美人揃いだっだぞぉ。」 紺野「な、なんですって!パチン(平手打ち)」 藤岡「おまえ、きょ、京子!」(友情出演:紺野美沙子) 紺野「はしたないこと言わんといて。今日はお兄ちゃんも来てるんやで。」 藤岡「お義兄さん!?」 梅沢「恋のからくり〜石舞台♪」(友情出演:梅沢富美男) 紺野「それに、お父さんも来てるんや。」 藤岡「何、お、お義父さん!?」 そこにはランニングシャツ姿が眩しい芦屋雁之助が立って、いた!!!
904 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/13(水) 20:00:22 ID:lR72Q5gzO
おお!なんかスゲエ展開!
905 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/13(水) 21:08:31 ID:UQiu/ds9O
ええぞ!ええぞ!
906 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/14(木) 00:58:52 ID:esNEI6jt0
907 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/04/14(木) 01:36:55 ID:WXPWgxCUO
紺野美沙子!! お嬢様! 好きなタイプ キターーーーーーー!
908 :
後迂回 :
2005/04/14(木) 10:11:58 ID:iov3w49t0 芦屋「ぼっ、ぼくも出番があるのかなぁ」 紺野「芦屋さん、衣装はこっち!」 丹前を抱きしめながら紺野は言った。 藤岡「いかん!時空が狂ってる・・仕方ない!あすかっ 小豆と和三盆持ってきなさい」 竹内「父ちゃんお店再建するん?」 藤岡「そうや。ヒサヤ大黒堂は、ワシらで再建するんや」 突然へたくそな関西弁で隊長はしゃべりだした。 竹内「ちゃう、お父ちゃん!お店の屋号はオオギヤ一心堂やで。」 その一部始終を、水スペカメラは逃さなかった。