1 :
名無しさん@お腹いっぱい。:
「芦原」
というこのあわあわした地名を口ずさむだけでもう、私には詩がはじまっているほど、
この町が好きである。
「部落民などばかばかしい」
という、明治後できあがった日本人のわるい癖に水を掛けてみたくて、私はこの紀行の手はじめに
大阪の中央部にあたる芦原をえらび、いま新なにわ筋を南へすすんでいるのである。
2 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/01/29 21:35:22 ID:NDnm812eO
センスあるスレタイだ
面白そうだ
オレ参加する
と、スレタイだけ考えてみたものの、本文の仕込みはこれからという状態orz
司馬ヲタ諸氏の降臨期待。
4 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/01/29 21:44:48 ID:NDnm812eO
大阪はエタの水分けである
日本外史に頼山陽が云う、
「甥の坂、西に行けば備中の道…」
かつて惟任日向守明智光秀がキビスを東に返した道である。
なかなかマニアックなスレだね
オセロ松嶋も喜ぶだろう
6 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/01/29 22:09:12 ID:QB0R4gadO
期待しています
7 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/01/29 22:14:58 ID:NDnm812eO
私はかの豪傑、後藤又兵衛が芸州浅野及び紀伊家と交戦した地、八尾市を歩いている。
二次に及んだ、世に云う大阪の役の一つのヤマであり、元亀天正以来続いた豪傑達の一時代の終焉の地である。
8 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/01/29 22:35:57 ID:NDnm812eO
私は、八尾市のY地区で出会った、高名な絵かきであるO氏が、この世に生を受けたその家を訪れた。
所謂改良住宅である。
9 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/01/29 22:43:47 ID:NDnm812eO
すまん
スレタイだけ見て暴走した
八尾編は後編に差し替え
芦原からやり直し
足原橋は駅前に太鼓屋がいきなりあるのがリアルだよね。
11 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/01/29 22:58:19 ID:NDnm812eO
↑阿藤と被るのが気になるが、いい意味で相乗効果がもたらされる公算が大。
その太鼓屋を皮切りに斯波に解同を逝ってもらうか
12 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/01/29 23:27:11 ID:NDnm812eO
風雲を告げる時の音…
我が国において、太鼓とは古来より政争・政変、きらびやかな合戦絵巻きを華やかに演出してきた道具であり、天下分け目の作戦下命の信号でもあった。
店の奥から主人が出てきた
「ウチの太鼓は、史上の曲面…関ヶ原や大阪の陣など時代時代の節目に、常にその音を轟かせてきましたから…」
13 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/01/29 23:40:27 ID:NDnm812eO
[求ム]
誰でも、なんでもいいから続けよ
あしはらなんか面白くないし。なにもないしね。
対称とか積もり界隈のほうがリアルだってば。
このスレタイはあとには続かないよぉ。
15 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/01/30 01:45:42 ID:7ka7CUPJO
しかし
斯波は逝く
ほら、芦原に総白髪のクロブチ眼鏡野郎の姿が…!
すべては「戦後最大の歴史家?」
斯波次第
16 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/01/30 01:55:15 ID:kTeTi+E80
オセロ松島ってBなんですか?
17 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/01/30 02:03:43 ID:7ka7CUPJO
私は当代で13代目だと云う店主の話しを聞きながら、その店のショウケースに陳列された小さな太鼓に目を奪われた。
その太鼓を目にした時、かつて戦中の大陸で、私の下僚の泉佐野出身の特務曹長から聞いた不思議な話しを思い出した
特殊部落の頭だった者のSexでは、これを睾丸の裏に装着し、最中に音をたてることによって邪を払う因習である。
私は店を辞す際に、小さなその太鼓を求めた
編集者の方で用意してくれたタクシーの中で、それを着けてみた。
18 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/01/30 02:33:46 ID:mgV7lIWvO
埼玉の星 須田画伯の同行キボンヌ
19 :
ぶらく史くらぶ:05/01/30 02:40:36 ID:Oq1aftO/0
山下清 画伯なんかどう?
裸の大将がB探検するの。
「お、大人になったら、け、毛がはえるんだな。」
20 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/01/30 02:45:41 ID:7ka7CUPJO
清はキャラ強いからなあ
あくまでも司馬だから…
ジミーや駆動とか、釣る太郎レベルの絵かきで充分かとおもわれる。
> これを睾丸の裏に装着し、最中に音をたてることによって邪を払う因習である
不覚に萌えてしまった・・・ハアハアハア
22 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/01/30 02:53:15 ID:mgV7lIWvO
>>19 清は単独で地区に迷い混んじゃいそ〜ですね。
でも街道の本編で実際同行してるんですよ→須田画伯
23 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/01/30 02:54:45 ID:7ka7CUPJO
旭で見たような気がする
24 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/01/30 02:55:45 ID:7ka7CUPJO
21
死ねよ
25 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/01/30 03:00:51 ID:7ka7CUPJO
車中、
ミラー越しに、タクシーの運転手氏の視線を感じながら、
私は太鼓を、そっとその部分に着けてみた。
玉から背中に賭けて、ひゃっとした。
26 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/01/30 03:03:37 ID:T8LgEEpkO
◆Rkee がスレッドを荒らしに来たねか。チェッ、
27 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/01/30 03:08:22 ID:7ka7CUPJO
そうたい
スレ主的にはどうだか知らんが
◆Rkeeがこのスレについて来れない、入れないような内容を目指す
28 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/01/30 10:05:43 ID:BM3zqFK+O
まずは原作嫁。
いま特集シリーズ雑誌店頭に平積みになってるけどあれは解りやすい。
29 :
中田マルサス失地王 ◆/.yGnn0uv. :05/01/30 14:48:16 ID:bwHHTQwc0
あらすじというか、紀行文なんですが。
つまり Bらりとそんなに変わらんってことね。
ただ死馬の文章には阿藤や滝口みたいな陽気な雰囲気ないので、
なんかシリアスなスレになりそう。
Bらりは変ね鳥付きがピント外れなレスするようになって一気に糞スレ化したな。
スレ立ったばかりでなんなんだけど、
椎名誠主人公にしてもおもしろそう。
「わしらは怪しい探検隊」「犬の系譜」とかw
ザレゴトゴメソ
34 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/01/31 06:03:50 ID:Dzxph2IRO
東京分権録
私は、解同が力を持ってくろぐろとした利権が滝つ瀬のように渦巻いていると、
胸がおどってしまう。
どうも解同がよっぽど好きであるらしい。解同という文字をながめているだけでも
気持がさざなみだってしまう。まだ行ったことがないが、むしろ行った事がないだけに、
浮動や向埜という地名は、異常さを感じずには見られない。
地名だけで、もう、解同どもの集団のおろかな利害の激突とそれによって
小川に撒き散らされた血がたちまちに歴史上の世界でないことに気づかせる
というイメージが、付いて離れない。
新作乙
ガンバレ死馬
37 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/02/03 12:41:34 ID:8q3yeMQXO
住人のレベルを選ぶスレだな。
38 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/02/03 16:18:44 ID:NgHisWHWO
私はこの道を歩きながら
ひょっとして、解同とその周辺に漂う
あの剥ぎたての原皮のような生臭さを嗅げるならば、
というか細い期待を持ちながら歩いている。
39 :
ぶらく史くらぶ:05/02/04 05:39:59 ID:u9CAB/no0
Bらり途中下車のようにいいかげんなレスは歓迎されないやろなあ。
屠ぶが如く
41 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/02/05 22:21:22 ID:mmj8BAEGO
<淡路みち続き>
徳島について書きたい。
なにから書いていいかわからないほどに、この地域についての思いが、私の中で濃い。
藩祖は蜂須賀小六である。
この夜盗上がりの人柄が今日まで徳島を性格づけた。
いまなお夜盗上がりを藩祖に仰ぐに相応しい市政が施かれている。
「影の市長」と呼ばれていた役所の木っ端役人の影響力を考えるとき、私は永遠と干された色鮮やかな獣皮が続く、河原に吹きわたる阿波の風をおもうのである。
42 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/02/05 22:59:56 ID:mmj8BAEGO
夏草のB
43 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/02/07 16:38:01 ID:KlfTW9dq0
>>40 めちゃワラタ
スレタイは「死馬」がよかった
44 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/02/09 08:22:01 ID:MorOPHFeO
特縞もゆっくり歩いてくだされ、特に世詞能河添い、迷機構分を願。
電車から降りホームから見渡すと目の前に浪速区の市営住宅街が広がった。今宮駅の改札を出ると、
突然「部落」の文字が目に飛び込んできて、やはりここは部落なのだなと、気を新たにする。
きれいに舗装された道路、白く個性のない市営住宅が非常に無機質な感じを与える。
駅前の道路には「西成ループ」と言う名前の、100円で西成地区を一周できる赤いノンステップバスが
走っているだけで他に車の往来はない。その日の気温は34度。雲ひとつない青空の下、僕は、
この非常に静かな町並を南へ進んだ。
線路沿いに南へ向かって進むと、たくさんの廃車があった。ある車は車内にゴミを詰め込まれ、またある車はタイヤを
抜かれ悲惨な状態で放置してあった。事前の情報どうり被差別部落には、市営住宅と廃車は必須アイテムらしい。
中開のほうへ進んでいくとやがてけたたましい工場の機械音が響いてきた。その工場の辺りに向かってを歩いていると、
まるで昭和40年代にタイムスリップしてしまったかのような不思議な感じがした。
中開の大きな交差点近くで、一匹の野放しにされた犬と遭遇した。僕は犬が大の苦手なので、体中から冷や汗が
どばどばと流れた。
「ひいっ、変な病気になっちゃうよ。」
僕は必死にその犬と目を合わさないようにし、その場を早足で通り過ぎた。一体誰が犬を野放しなんかにしているんだ。ちくしょう。
47 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/02/10 03:59:57 ID:XxKfaKckO
エロイネタ師さん凶屠編キボンヌ
48 :
ぶらく史くらぶ:05/02/10 04:52:47 ID:SBUZTfcb0
さて、そこから西へつまり木津川の方向へ暫らく進むと、何か大きな
改装中の建物が・・・。
「何々、リバテイー大阪人権博物館。改装中につき12月オープン」
また回りの景色に似合わず立派な建物になるであろう。
こんなところに血税が・・・大阪府や大阪市は財政が大赤字のはずであるが・・・
僕は、なにやら腹立だしかった。
49 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/02/10 08:46:12 ID:S127KGQzO
次週発売予定
「えたの世の到来」
ぶらく氏もあちこちのネタスレにイッチョカミするのはいいが、
少しは元ネタ研究してほしい。
死馬さんで「僕」な一人称はなかろう。
何でも「Bらり」のノリでされると正直萎える。
51 :
ぶらく史くらぶ:05/02/10 12:12:29 ID:+YZdK+UsO
すまん。》45で一人称が僕となっとったから。それと、「ぶらり・・」にはもう、いけへんから。
52 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/02/10 13:25:48 ID:OWlppmKK0
今宮えびす・芦原だけじゃなく、西宮えびす・芦屋の渡辺くん地域もよろしく。
現代においてはこっちのほうが部落を象徴している。
テント屋で儲けた道具屋筋南あたりの陳列看板屋も芦屋に大集合だしな。
大国町の靴屋もそうなんじゃない? もはや西宮えびす芦屋が今宮えびす芦原を
凌駕している。
>ぶらく氏
キツイこと言うてスマソ。
固定で書き込むということは、そのスレを良スレにするか
糞スレにするかの責任を負うことになるというわけだな。
もっこすとまではいかんでも、この板で固定を張るというのはそういうことだ。
54 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/02/10 14:10:07 ID:8M12mO510
氏場遼太郎じゃなくて屠場遼太郎のほうがおもしろい
55 :
ぶらく史くらぶ:05/02/11 02:20:15 ID:O6h7smQ80
(お返事)
>>53 スレ違い承知やけど、なぜ固定かというと、以前は名無しでレスしていたが、
人権板の他スレで自作自演扱いされたことあるし、ルールを守ろうスレから
固定を使用するようになった。まあ、IDみればわかるんやろうけど、
人を批判(ルール君に対する)する際に名無しはどうかな?と思って
固定の使用始めた。
56 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/02/11 02:24:24 ID:drmyS4lGO
夕暮れ時に私どもは、摂津国渡辺村と呼ばれていた地区に入った。
「渡辺党の発祥地ですな」
同行者が言った。
そういえば、嵯峨源氏渡辺党の始祖、源融(ゆずる)は、都人に畏怖を念を以て「河原(かわら)の大臣(おとど)」と呼ばれていた事を思い出した。
57 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/02/11 02:34:28 ID:drmyS4lGO
かつて湿地帯だったといい、
ほこりっぽい町の風景を眺めていると、一軒の家屋の中から一人の老人が現れた
「太鼓屋又兵衛をご存知か?」
この唐突な質問に面くらいながらも
私は、死にそうな力無い声で
「よく知ってます…」
とかろうじて答えるのがやっとだった。
58 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/02/11 03:25:36 ID:drmyS4lGO
Nのお大尽…
その響きを聞くだけで、私はこれ以上歩けなくなるほどに胸が苦しくなり、悪寒を覚える。
59 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/02/11 03:29:23 ID:drmyS4lGO
私も大阪人である
イヤと云うほどわかっていた。
60 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/02/17 02:45:45 ID:XqlBu6f8O
厄介な事がある。
以前、こんなことを言われたのを、私は不意に思い出した。
「[ごめん]で済んだら
街道はいらないんだよ…
こう言われて、
私はドキドキした。
61 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/02/17 02:51:55 ID:XqlBu6f8O
その言葉は
「燃えよ剣」を執筆中の頃、
取材で京阪は当然として、流山や會津、そして東京の調布や八王子でも言われた覚えがある。
氏場さん、刀剣の産地、ロングシップに来る時は案内するよ。
あそこは渋染め一揆の石碑もあるし。
63 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/02/26 04:07:52 ID:/So0ncteO
長船…鉄(玉鋼)の産地であり、かつては平家の根拠地の一つだった。
最上大業物、長船入道虎徹…
私はなにかに誘われて岡山へ飛(翔)んだ。
「まがねふく」・・・というのは、備前、備中、備後の三備、
すなわち、吉備の国にかかる、枕言葉 である。
この、枕言葉の示す通り、この地方は、古代より、製鉄技術の発展した国であった。
長船に同行する妹尾氏は、爪楊枝に突き刺したきびだんごを口いっぱいにほおばりながら、
「岡山に行くんでしたら、吉備の神社近くのの鼻ぐり塚にいってごらんなさい、
ほら、円谷プロのウルトラマンAの「怪談・牛男」にも登場する、
牛の鼻ぐりが 一杯山積みになっている塚があるんですよ、
それにしても、蟹江敬三の演技、ひかってましたねえ・・・・」
としみじみと、目を細めながら語るのであった。
・・・山積みの鼻ぐり、それはさぞ壮観な光景であるに違いない。
65 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/02/26 06:39:06 ID:cnO1VCJ4O
多々良製鉄発祥の地でやんすね
実はこの地方、大和朝廷成立以前から 大陸との国交が 大変さかんであったという。
「・・・鳴る釜神事、ごぞんじですか。
『雨月物語」にもでておりますでしょう、釜の音で未来を占うんですが、
その釜の下には、百済からきたウラ(温羅)という王子の首が
埋められてるという伝説があります。
朝廷から派遣されたイサセリヒコノミコト、
・・・後の吉備津彦命に退治されたわけですな」
妹尾氏は、キティちゃんの祭り寿司を食べながら そう 話してくれた。
多々良製鉄の語源は、大陸の「タタール」だという説もある。
こうしたことからも、吉備一帯には、大陸の文化慣習が深く浸透いているといっていい。
67 :
66:訂正:05/02/26 07:26:10 ID:hy2ou4QU0
×大陸との国交 → ○大陸との親交
68 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/02/26 08:06:57 ID:/So0ncteO
男とすれ違った。
風体から見て、浅野組の若い衆だろうか…。
いきなりだが、私はドスで腹部を刺されたようだった。
突き刺さった九寸程の小脇指しを見る。備前兼光の作だろうか?見事に乱れ丁字の刃文を焼いた重ねの薄い、
古刀独特のいかにも鋭利な切先の短刀だった
私は激痛に絶えながらも、さすが備前鍛冶の腕前に舌を巻いた。
どうやら意識が薄くなってきているようだった。
それにしても、刺される覚えは無いのだが…
70 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/02/26 12:36:38 ID:/So0ncteO
やっちゃった
長曾根だったか
>>64 >山積みの鼻ぐり
物凄い量で見てびっくりした記憶があるな。
私は、ままかりを食べながら応急処置をしてくれていた妹尾氏の的確な判断により、
県庁所在地にあるマンセー病院へと移送された。
不思議なことに、とある私立高校前から国道が片側1車線になっている。
特に、マンセーのバス停の周辺は、さながら 鎌倉古道、といった景観がある。
私は、非常に厳重なつくりの病室で治療を受け、ふと思いついて、
国道をはさんで南西方向にある小高い山に登ってみることにした。
私が登ったその山の、道の脇には、中古のバイクが無数に並べられているところもあり、
かつての、室町時代の馬市を思い出させるような、情景を醸し出していた。
妹尾氏は、大手まんじゅうを口に運びながら、
「氏場さん、あちらが旭川ですよ。マラソン選手の有○さんの出身地はあの方向です。
あの辺の旭川の土手から見える景色は最強です。そのず〜っと東側が長船ですから」
と、右手斜めの方向を示してくれるのだった。
あれ?
藤岡探検隊の前身?
>>74 こっちはもっとレベルが高い。
高過ぎて厨房が寄り付かないので過疎スレになってるw
76 :
藤岡弘、:05/03/18 23:10:55 ID:6+TGxZ0rO
いゃぁ、厨房も何も、我々のシリーズも
常連作家は実質2〜3人しか…いないんだよねぇ(しみじみ)。
>>75 どちらかというと、「通」好みスレになってるな。
漏れは好きです。期待してます>作家さん
徳島、と聞いてまず最初に思い浮かべるのは「阿波踊り」であろう。
夏の盛りに繰り広げられるこの祭りに代表される動的な県民性とは裏腹に、
「動かず」というこの地の地名には少々違和感を感じたものである。
実際訪れてみると、そこはまさに時が止まったような錯覚に陥るものがあった。
レベル高いね、このスレ
この板で知的充足感を得られるとは
さげ
81 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/03/31(木) 20:31:57 ID:oLwN9k7O0
レベル高くて、面白く拝見させてもらってます。
阿波から土佐へ
病馬が逝く
あぼーん
84 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/04/19(火) 17:02:31 ID:VhTxA70D0
age
85 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/04/22(金) 21:24:21 ID:LF89A6HF0
age
86 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/04/25(月) 00:30:10 ID:MkLqgiyS0
age
87 :
中田マルサス失地王 ◆kQnW7lmAZg :2005/04/30(土) 18:18:22 ID:l9dveT8v0
何で上のほうのレスが削除されないのか?
面白いのでAGE
88 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/05/04(水) 03:42:20 ID:gh1Pnl3B0
司馬の書く糞みたいな捏造歴史小説よりはマシだな。
89 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/05/04(水) 03:51:44 ID:WRIzCud20
司馬遼太郎先生は嘲われる為に書いておられるんですよ
90 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/05/06(金) 01:36:19 ID:7ieozxKmO
91 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/05/12(木) 08:21:25 ID:odBhbI350
鼻ぐりってなんですか?
92 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/05/15(日) 07:38:30 ID:+UwBHJAf0
早く死ねばいいのにな、司馬。
司馬、死んでるんだが
94 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/05/30(月) 18:40:20 ID:Jh1XHvS+0
あげ
95 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/05/31(火) 00:57:42 ID:0zCEfZ6m0
96 :
藤岡 弘、:2005/05/31(火) 02:53:35 ID:0yUHlW6ZO
いゃぁ、私で良ければ、このスレに何かお力添え…するんだけどねぇ(しみじみ)
97 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/06/04(土) 08:21:47 ID:pb+qLIr/0
おもしろい、といえば信濃地方も思い出す。
島崎藤村の「破戒」のモデルになった某村には、小説の中に登場した橋を目当てに
他所からの観光客が大勢集まったため、その橋を取り壊してしまったという伝説がある。
これが本当の「橋のない川」、といえるであろう。
98 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/06/05(日) 23:46:33 ID:+CzPnR9K0
破壊を読めば今でも長野の地名が書いてあるの?
99 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/06/06(月) 00:14:56 ID:EGpuTeH20
100 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/06/06(月) 00:19:02 ID:col9Gx4JO
「木曾はすべて山の中である」
この有名な夜明け前の一節に惹かれ、
私は今、小諸を離れ木曽路を歩いている。
ある村に向かっている。
近江國で武蔵住人恩田某を一撃で討っち取ったというかの巴御前の兄、
今井兼平の末裔を称する所謂被差別部落があると聞いて、私は興味を惹かれた。
>>98 (K諸の)Y良というまちには私の叔父が住んでいます。
町の外れにJ堀川という沙川がありまして、川を渡るとM町になる、そこが所謂獲汰町です。
叔父の話ですとそこの連中はみな同じ姓を名乗っていまして、たしかS川だったとか・・・・・・
102 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/06/06(月) 00:35:32 ID:col9Gx4JO
高橋ではないのか
>>100 明治時代、今井姓を俵何俵かで買ったという百姓家を実際に知ってるからありえる話だ。
そうした家には江戸期からの墓石はなく、「○○家代々の墓」ともっともらしく彫ってある。
104 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/06/06(月) 04:12:00 ID:ECq+FYgP0
しかし、司馬の歴史小説は屑ばっかだな。
105 :
名無しさん@お腹いっぱい。:
文盲にはな