スクウェアが任天堂を裏切らなければ

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66名無しさん@お腹いっぱい。
>>64
うむ、その通り

ソフト1本あたり約2千円がライセンス料として任天堂の懐に転がり込んだ。
もちろんカセット生産に掛かる料金は別途に請求された。

さらにカセットの生産スケジュールや、発売日の決定権も任天堂が持っていたので
気に入らないメーカーのソフトは、マスターと前払いさせた製造費用を預かったまま
生産ラインに乗せずに数ヶ月ほど放置したり、意に沿わないメーカーのソフト発売日
を他メーカーの売れ戦ソフトと同じ日にしたりと、それは見事な殿様商売ぶりだった。

CD-ROMを採用すると、ソフトの生産をソニーかビクターに完全委託するしか選択肢
がなくなるため、上記の殿様商売が続けられなくなる。

それこそが、任天堂が意地でもCD-ROMを採用しなかった本当の理由だ。
だが大容量化の波は止まらず、CD-ROMに対抗できる記録メディアも現れなかった
ため、N64でもROMカセット方式を引き続き採用せざるを得なくなる。

その間にもPSの快進撃は止まらず、今や任天堂の据え置き型ゲーム機は世界中の
市場から、忘れられた存在となってしまった。