葛城ミサト
「雷跡発見!左舷約80度!距離は500よ!
取舵いっぱい!取舵いっぱい!全速前進!全速前進!
NERV本部の総員、直ちに非常配置について!
面舵15度!面舵15度!」
葛城ミサト
「まずい!右舷に魚雷が命中したわ!江波丸の第六倉庫から大量の海水が浸水しています!」
日向マコト
「おーい!みんな!起きろ!早く起きろ!みんな、起きるんだ!!」
ザザザザーッ!!←雷撃で開いた穴から海水が流れこむ音。
ボォーーッ!!ボォオーーーーー…。←非常汽笛。
葛城ミサト
「江波丸は、製造年が昭和二十年製で、かなりの老朽船であり、船足は10ノットしか出ないわ。
戦時標準船そのものよ。エンジンも対馬丸で使用するような旧型の三段膨張型蒸気機関だし。」