伝説のゲーム雑誌、BEEPについて語ろう!

このエントリーをはてなブックマークに追加
560NAME OVER
モヘップのアンチ・ハドソンの姿勢に影響され、後日セガサターン用ソフトで
プレミア化したバルクスラッシュ(販売・ハドソン)を買い逃した我々は、モヘ
ップが何故アンチ・ハドソンのかという疑問を解決し、かつ、恨みを晴らすた
めに超越じいさんに連れられてモヘップの実家を訪ねた。

「ここって地球なのかー!?」

思わず口に出てしまった言葉を、先導してくれた超越じいさんに失礼だと咎め
られ、日本刀で数人が切り捨てられた。
セガ人が住むようなセガづくしな部屋、景清の着ぐるみを着る芋吉、忘れられ
たヤタタ宇宙、誰も話題にしないメガオービス、コタツに入って赤ずきんチ
ャチャを見ているTINYANとたいにゃん、パイナップル通信で紹介された
マンコプター、そして彼らは余所者で身なりのいい我々を電波様を見る様に見
つめている。

X−BOXだの、ゲームキューブだの、デスクリムゾンOXだので浮かれてい
た我々は改めてBeepの現状を噛み締めていた。
我々は金を出し合って購入したバルクスラッシュをモヘップに三日三晩不眠不
休で強制的にプレイさせると、「僕が悪かった。買うから許して」と我々に何
度も土下座して詫びた。

我々はこの時初めてモヘップを許そうと思った。
誰が悪い訳ではない、当時のハドソンのソフトの出来が全て悪かったのだ。
我々はモヘップの母親から貰ったナムコ弁当を手に、打ちひしがれながらそれ
ぞれの家へと帰路についた。