∧_∧ ♪
( ´_ゝ`) まぁ落ち着けよカスども
/ ̄ヽ/,― 、\ o 。。。
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先生らしき人「ハァイッ!えーというわけでギター漫談なんですけれども、
最近寒なりましたなァ。このまま行くと7月頃には一体どーなることやら、ね」
…。
この先生らしき人が、こんなところで何をやっていようが興味はない。
部屋からは脱出できたものの、まだダイナマイトの脅威からは逃れられてはいないのだ。
坂上「ここは3階です。もしダイナマイトが爆発したら、この階ごと落盤する可能性もあるでしょう。
1階まで降りて、この校舎から抜け出すまでは危険です。」
日野「お前が仕切るなよ、坂上。いいかみんな、ここは俺の指示に従え。
下の階に降りるのは危険だ。これから屋上へ向かう」
坂上「な、何を言うんですか!上に逃げ場は無いですよ!」
日野「五月蝿い黙れ。黒木がこのまま黙っている筈がないだろう。
ヤツは俺達を追い下へ向かうはずだ。その逆をつく」
黒木「クッ、逃がさん、みんな道連れにしてやる」
正座で足を痺れさせていた黒木が、足をさすりながら迫ってきた。
日野先輩の言うことも確かに一理ある。一体どうすれば…。
1.2階へ降りる
2.屋上へ向かう
3.生徒指導室へ戻る
884 :
NAME OVER:02/01/05 09:39
えてしてこう言うときは意表を突いた選択肢が逆に良い結果を招くのだ
と言うわけで「3・生徒指導室へ戻る」
3.生徒指導室へ戻る
岩下「まって!逃げてばかりじゃ埒が開かないわ」
そう言うと、岩下さんは黒木の襟首を掴み上げた。
黒木「は、放せ!俺は坂上をッ!」
壁に押しつけ股間に鋭い膝蹴りを数発入れると、黒木は動かなくなった。
岩下「坂上くん。このダイナマイトを持って。あなたが責任を持って処理するのよ」
坂上「処理っていったって…!逃げるのが精一杯ですよ!」
岩下「この校舎を潰したら、行き場を失った怨霊たちが暴走しだすわ。それこそ大惨事になるのよ!」
岩下さんのこのセリフは、昨日までならとても信じられるものではないのだが、今となっては高い信憑性を帯びている。
このダイナマイトを処理出来る場所といえば…
1.プール
2.グラウンドの真中
3.旧校舎のトイレ
886 :
NAME OVER:02/01/06 01:20
3,便所の水で洗ってくだちい。
3.旧校舎のトイレ
ダイナマイトの導火線の長さは、既に3センチを切っていた。
最新のITテクノロジーの集大成ともいえるこのダイナマイトは、工具無しでは切断することも引き抜くことも出来ない。
風間「水飲み場があるじゃないか、水で炎を消すんだ!」
一同「風間ちゃんGoo!」
急いで水飲み場へ走り、蛇口を捻った。しかしどの蛇口を捻ってもミミズしか出てこない。
福沢「あ…そういえば、夕方過ぎると水道止めちゃうんだよ確か」
一同「風間ちゃ〜ん」
風間さんが額をペシペシと叩いている。
風間「旧校舎!旧校舎なら井戸水汲み上げて使ってたはずだから、出るに違いない!」
一同「風間ちゃんNice!」
今一つ乗り切れない雰囲気の中、無限廊下を走破し旧校舎へ入った。
トイレに駆け込み、すかさず蛇口を捻る。間違いなく水だ。
だが導火線の先を浸しても炎の勢いが衰えることはなかった。
荒井「導火線って花火と同じで、線の中に酸素を生み出す薬が含まれているんですよ。こないだ平成教育委員会でやってましたから」
坂上「早く言ってください。」
でもそれ以前に、燃える炎の形が人の顔になっている時点で消すことは諦めるべきだった。
もはや万事休す。導火線の長さは1センチに満たない長さとなっていた。
ここで爆発したら、旧校舎中の怨霊から呪われるのだろう。
???「…コッチダ」
テープレコーダーを早回しにしたような声が、脳に直接話かけてきた。まさか…!?
細田「坂上くん!もうあの方にお願いするしかないんだ!あの方ならきっと救ってくれるよ!」
天井を見上げると、細田さんが天井に飲み込まれていた。
坂上「細田さん!まさか、自分で犠牲になって…?」
細田「ここで死ねれば本望だよ、僕はここでずっと生き続ける。心配しないでいいんだ。」
溢れる涙を拭い、兵士たちと並んで細田さんに敬礼を送った。
???「イイトモ ヲ モッタナ。サア、ソレヲ コチラニ ヨコスンダ」
またもやテープレコーダーを早回しにしたような声がする。
振りかえると、そこには仮面の少女が立っていた。
少女は仮面を外すと、奥に広がる無限の宇宙にダイナマイトを吸いこんだ。
微かに聞こえる爆発音が、徐々にフェードアウトしていく。
僕達は助かったのだ。
早苗「坂上くん、やったネ!」
折角の達成感を、気の抜ける声が遮断した。
岩下「良くやったわ。私の伴侶に相応しい行動力。さすがね」
気になるキーワードが混じっていようがすっとぼけて帰ろうとすると、僕を呼びとめる者がいた。
???「ワタシノ ジダイニハ アナタミタイナ ステキナヒト イナカッタ…」
相変わらずテープレコーダーを早回しにしたような声だが、今までの口調とは違っていた。
早苗「あなたもなのね…」
背筋が凍る思いがした。しかし今なら黒木先生もいない。ここが正念場だ…!
1.元木早苗
2.岩下明美
3.仮面の少女
4.やっぱり比田先生
889 :
NAME OVER:02/01/06 07:49
3・仮面の少女
坂上「!!」
坂上はその声に聞き覚えがあった。
いや、聞き覚えがある所の話ではなかった・・・・・
あの日の旧校舎での出来事・・・・
坂上は思い出した
坂上「か・・・仮面の少女・・・・・・・」
仮面「そうよ・・・やっと思い出してくれたのね・・・」
坂上「忘れてなんかいないさ!」
仮面「フフフ・・・・でも今のあなたの行動であの日のあなたの行動が嘘偽りでない
事が分かったわ・・・・あなたは本当に優しい人ね」
坂上「・・・・・・・」
仮面「どうしてなのかしら・・・私はあの世に召されたと思ったのにまた旧校舎(ここ)に
来てしまった・・・それで私考えたの、それでねやっと理由が見つかったの」
坂上「理由って・・・?」
仮面「・・・・・・・・・あなたの事を愛してしまったのよ」
坂上「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
1、これほど深い愛情を感じたことは無い受け入れよう!!
2、イヤ待て!!本当にこれで良いのか?
3、早苗ちゃんに相談しよう!
890 :
NAME OVER:02/01/06 08:01
2キボン。
891 :
NAME OVER:02/01/07 02:35
2に一票
仮面の少女ってどういうストーリーなのか、
かいつまんで説明して欲しい……
ROMが雨に濡れて壊れたから確認できねぇ……
2、イヤ待て!!本当にこれで良いのか?
僕は、背中が燃えるように熱くなっているのを感じた。
さっきまでは冷や汗が流れていたというのに。
細田「坂上くん、後ろ!後ろ!」
天井から、顔だけになった細田さんがそう訴えてきた。
後ろに振り向くと、銃剣を携えた兵士がこっちを見ていた。
坂上「そ、それで刺してたんですか?!痛ぁっっ!」
兵士「お前な、俺ずっと無視するつもりだったのか?なあ。
俺こんな目立つ格好してるだろ?気付かないはずないよな?」
確かにさっきからこの兵士がうろうろしているのには気付いていた。
しかし、構っている暇がなかったというのが正直なところだ。
兵士「お前学生だろ?もっと色んなもんに興味持てって。
俺なんかこないだAyuのライブ行ったぜ?チケット苦労してとってさ」
福沢「えっ!?ホント!羨ましいぃーっ!」
兵士「マジマジ。しかも最前列。テレビ映ってたもん」
…そりゃ心霊映像として今頃大騒ぎになってるんじゃなかろうか。
飽きれていると、廊下から不気味な視線を感じた。
白目を剥いた赤ん坊が、こちらを見ている!
赤ん坊「あれ?ツヨシ何してんの」
兵士「あ、キムラくん。いやこいつらリアクション下手だからさ」
赤ん坊「いいじゃん、んなのなァ?…なんか君かわいいじゃん」
岩下「な、なによこの子!」
喋る赤ん坊は、何を思ったか岩下さんに憑きだした。
赤ん坊のクセに手つきや視線がなんかいやらしい。
赤ん坊「あっちに良い保健室あんだけどさ、ちょっと行ってみない?」
岩下「ちょっと!放れなさいよ!」
赤ん坊「照れちゃって。カワイコちゃんめ」
岩下さんは半ば強引に連れ出されてしまった。
相手は赤ん坊だが、なんかバリバリのオスって感じだ。
このままでは岩下さんが…どうしよう?!
1.二人を追う
2.兵士に説得させる
3.仮面の少女に叱ってもらう
4.早苗とのラブラブ合戦を試みる
895 :
NAME OVER:02/01/07 03:34
4の方向で。
断然1で。
仮面の少女大好き
3で
898 :
NAME OVER:02/01/07 12:07
1・・・ハァハァ
899 :
NAME OVER:02/01/07 21:17
早苗たん萌えなので、やっぱり4!
900 :
NAME OVER:02/01/07 23:54
1でよろしく!
1.二人を追う
坂上「二人を追わなきゃ!」
兵士「ちょっと待ちなって。ただ追いかけていったって、返してくれないと思うよ?」
たしかにそれはありえる。赤ん坊とはいえ、あの岩下さんを引きずる力を持ったやつだ。
僕が太刀打ちできる自信はない。
兵士「キムラくんは、両親の愛情を知ることなく死んでしまったんだ。だからあんなに歪んだ幼児になってしまった。今キムラくんに必要なのは、両親の愛なんだよ。」
坂上「だから?」
兵士「え?あ、いや、だからー、」
風間「話はわかった」
すっかり逃げたと思っていた風間さんが、ひょっこり姿を現した。
日野「要するに、中睦まじいカップルを演じることで、やつは本来の愛情に目覚めると」
風間「ですなァ」
なんでそうなるのか小一時間問い詰めたいところだが、今は岩下さんを助けなければ。
岩下さんに特別な感情があるわけではないが、やはりその、気になる。
兵士「よし、じゃあユウカちゃん。僕とカップルになろうよ。」
仮面「え…っあたしはダメ。」
兵士が呼んだ名前を聞いた男性陣の視線が、仮面の少女のとある一点に集中した。
…なるほど、彼女の足元にいればちょっとした雨ぐらいならしのげそうだ。
風間「はァじめましてッ!カッザッマ・ノッヴォ〜ルでェすッ!!」
直後、日野先輩の肘鉄を急所に食らい風間さんは倒れた。
日野「坂上と元木はカップルの振りをしろ。奴が油断した隙にみんなで岩下を奪い返す。
そうだな、カップルはもう一組あってもいいな。よし、俺とユウカさんでいこう」
兵士「いや待てって。俺が」
日野「お前はここで見張りだ」
怨霊相手にここまで我侭を通せるのは日野先輩をおいて他にはいないだろう。
ふと見ると、ロッカーのドアから福沢さんの制服の一部らしきものがはみ出している。
日野先輩は己の野望のためならどんな手段も厭わないらしい。
かくして僕等は坂上チームと日野チームに別れ、岩下さんを探すことになった。
兵士「ねぇ『逆さ女』に会ったことある?あの子ね、元ワンギャル。」
細田「ま、まじっすか?!」
兵士「結構、良い脚してんだよね。ちょっとワーキャーうるさいけど」
さて、どのチームが岩下さんを助け出せるのだろうか…?
1.坂上&早苗+新堂チーム
2.日野&仮面の少女+荒井チーム
3.居残りチーム
903 :
NAME OVER:02/01/08 00:25
やっぱり風間さんの暴走が見たいので3。
904 :
NAME OVER:02/01/08 13:59
居残りチームに風間さんが含まれるなら3
学怪っておもろいんですか?
学怪は知らんが学怖は面白いよ。
>905
学校怪談(高橋葉介がチャンピオンで描いていた漫画)→1〜5巻はおすすめ
学校の怪談(ちょっと前やってたアニメ)→とりあえずハァハァ
3.居残りチーム
廊下に出ると、遠くの方に引きずられていく岩下さんが見えた。
どうやら既に、抵抗する力も助けを求める声も出せないほど弱っているようだ。
赤ん坊「あのさ、保健室入ったらとりあえずオムツ換えてもらえる?俺、やっちゃってるからさ」
岩下「…。」
赤ん坊「いや違ぇって。赤ん坊的には普通のことだから。そこわかってくんないと困るから俺。」
岩下「じっとしてなさい。あんまり動くと横から漏れるわよ」
日野「よし、坂上チームはこのまま近づけ。俺達は2階から回る。ユウカさん、こっちは暗いから手繋いでないと危ないよ」
仮面「は、はい…」
新堂「いい気なもんだぜ。でも相手はバケモンなんだぜ?」
激しく同意、と言いたいところだったが、自分の置かれた立場もそう大して変わらないので何も答えられなかった。
早苗「こっちも結構暗いよォ、手繋いで歩こうよ」
坂上「いや見える見える」
僕達は先を急ぐことにした。
日野先輩の言うような作戦など僕の頭の中には毛頭ない。
こっちには武闘派の新堂さんがいる。あの人は三度の飯より喧嘩が好きな人だから、きっと健闘してくれるだろう。
その隙に岩下さんを助ければいい。
我ながら安直な考えだが、あんな頭空っぽの連中相手に策も何も無いだろう。
兵士「じゃあ、あんたが本当に異次元人だとして、その証拠はあんの?」
風間「証拠がないのが証拠だ。お前だって兵士だっていう証拠あんのかァ?」
細田「風間さん、その人はどこからどう見ても兵士だと思いますけど。わ!やめっ!うぷっ!」
もし水中だったら確実に溺死するほどの間、トイレのモップで細田の顔を天井に沈めた。
…細田が完全に天井の中に消えた。今後奴は旧校舎の一部として、愉快な観光名物としての役割を果たすことだろう。
『ドンドン!』…ロッカーのほうから怪しげな打撲音が聞こえる。
福沢「ちょっと風間さん!ロッカーのドア開けてください!いるんでしょ!?」
風間「…悪霊の言うことを聞いてやれるほど僕は人間が出来ていないんでね」
福沢「ちょっ…!誰が悪霊ですってぇ!!」
おもむろにバケツに真冬の井戸水を汲むと、ロッカーの僅かな隙間からそれを流し込んだ。
この寒空に、悪霊だから良いもののもし人間がこんな仕打ちを受けようものなら心臓麻痺を起こし死んでもおかしくない。
ロッカーからの音が止むと、僕は静かにこう言った。
風間「こんなところで燻っていても仕方がない。奴を仕留めるぞ」
兵士「仕留めるだなんて、無理無理。赤ん坊だからって舐めてかかれないよ、キムラくんは」
風間「安心しろ。俺様にはコレがある。」
我が家に先祖代々伝わる自慢の武器をヘタレ兵士に見せつけた。
兵士「ポラロイドカメラ…?いや、あんたそれで一体何を?!」
風間「報道だよ。こんなスクープのチャンスは滅多にあるまい」
兵士「鬼畜だ…」
坂上や日野の間抜けな姿もついでに撮ってやろう。どうせあいつらじゃ悪霊なんかに敵いっこない。
んでその後は岩下の…ぐぇふぇふぇふぇ…
1.先回りして保健室へ盗撮カメラを設置
2.外から保健室の窓を盗撮
3.天井裏から診察ベッドを盗撮
4.いきなり現場に踏み込み激写
910 :
NAME OVER:02/01/09 08:52
天井裏からハァハァってことで3
911 :
NAME OVER:02/01/09 19:07
激しく田代が出現しそうなヨカーン
ところで、「学校の怪談」って映画あったよね
ジャンプなんかじゃ「ぬ〜べ〜」なんてやってたしさあ
何か、あの頃が一番楽しかったなあ(当時消防5年)
3.天井裏から診察ベッドを盗撮
日野「なあユウカさん。君もこうやって僕に着いて来たってことは、その気があるってことだよな」
仮面「は、はぁ?」
日野「男と女、二人っきりになったらどうなるか。子供じゃあるまいし、わからんとは言わせないよ?」
仮面「でも…旧校舎(ここ)で私に何かしようとして、無事で居られるなんて思ってはいないでしょ」
彼女の表情が、少女から別な物へと変貌していく。まるで空気が無くなったかと思えるほどに息苦しい。
日野「旧校舎最強の怨霊。それが君だ。この僕が、何の策も持たずにいるとでも?」
気温をはるかに下回る悪寒で、周囲の世界が蒼く濁る。俺は別にこの女に好意があるわけではない。
俺の興味は、もっと高尚な所にあるのだ。
仮面「なるほど…新校舎最強の怨霊を、用意してきたという訳ね。よく手懐けたものだわ」
日野「奴も君に会いたがっていたんだ。俺はきっかけを作ったに過ぎない。なぁ?荒井。」
存在感が全くないにも関わらず、一帯を威圧する荒井。正確には荒井生人形、といったところか。
この二人が放つ禍禍しい気を浴びていると、近くにいるだけで死にそうになる。
荒井「ギ…ギ…!」
仮面「相手にとって不足はない。貴様を灰塵とし、新校舎を旧校舎の怨霊達の餌さ場としてくれるわ」
岩下「ここね」
赤ん坊「向こうのベッドの下に換えオムツあるから。悪いな。」
風間「岩下らが保健室に入ったようだな」
兵士「坂上くんたちはなにやら廊下でもめてるね。」
風間「よし、隣の教室から天井裏に入るぞ。上から激写だっ」
兵士「報道…なんだよね」
早苗「坂上くん!岩下さんたち、保健室に入っちゃったよ!」
さて、どうするか。赤ん坊がなんとか隙をみせてくれればいいのだが…
新堂「強引にいっても良さそうじゃないか?所詮は赤ん坊だからな。それに自縛霊なら旧校舎からさえ出ちまえば反撃も受けないだろ。」
坂上「こうしましょう。新堂さんは正面から赤ん坊に迫ってください。隙をみて僕と元木さんで両脇から岩下さんを助け出します。」
早苗「坂上くんと一緒なのね!」
一緒じゃあないけどな。せめて囮になってくれ。
新堂「二人のどちらかが救出に成功したら、そのまま旧校舎から脱出ってわけだな」
作戦は整った。あとは飛び込むタイミングだ。
1.不意を突きすぐに飛び込む
2.隙を見せるまで待つ
3.隣の教室で様子を見る
4.日野チームと合流する
面白いなこの創作小説
日野様の勇士が見たいので4
>>892 語り手が話を終える度に姿を消してゆく、、、
4.日野チームと合流する
荒井生人形の腕が、投げつけられるように仮面の少女を襲う。
全身に纏わりつく神経のような物が収縮してまた本体に戻り、第二派、第三派と攻撃が続く。
壁や床を派手に打ち貫く様は、それが金属バット以上の威力を持っていることを示していた。
だが仮面の少女は微塵も退くことなく距離を詰めていく。
彼女の方が一枚も二枚も上手のようだ。
近づく彼女に突如荒井が直接攻撃にでた。鎖骨を食い千切られた仮面の少女は、拳に気合をこめ叫んだ。
仮面「ほぉぉぉぉぉ〜!」
無数の拳撃が見えないほどの早さで荒井生人形に炸裂する。
低く鈍い打撃音がマシンガンの如く続いた。
仮面「ほあたぁ!!!」
振り被りながらの留めの一撃を受けると、荒井生人形は木っ端微塵に砕け散った。
日野「やはり無理だったか。…荒井にはまだあと一人、生贄が必要だった。貴様を最後の生贄にしてやろうかと思っていたんだがな」
仮面「これで無駄だとわかったでしょう?私の強さは怨念の深さ。新校舎とは歴史が違うのよ」
日野「フッ…俺は、白井先生の研究のもと究極の肉体を手に入れることに成功した。…俺が最後の一人なら不服はあるまい?サタンよ!!」
暗闇の中で、吊り上がった目と口がニヤリと笑っていた。あいつも楽しんでいるようだ。
ポケットにしまってあったドライバーを取りだした俺は、俺自身の喉に深々と突き刺した。
喉から吹き出る血飛沫が、荒井の破片に吸い込まれて行く。徐々に意識が薄れていくが、次に気付いたとき俺は最強の力を手にしているのだ!
日野「人間の、知恵と怨念の結晶だァ!ヒャーッハッハッハ!!」
仮面「悪魔に身も心も、魂さえも売るなんて…」
風間「おおっ!いい所に隙間がある。あそこで撮影開始だぁッ」
兵士「何に張り切ってんだか…ん?あれちょっと、誰かいるよ…?!」
???「オィ、なんだよお前ら。ここ俺の特等席なんだから!」
風間「なんだよあんた。こっちは取材で忙しいんだ。邪魔しないでくれたまえ!」
???「じゃマーシーって、今俺のこと呼んだ?」
兵士「あ…!あんたひょっとして…」
この不信な男は、どこからか取り出した手ぬぐいを結うと何故か口を突きだしてみせた。
???「…ってこりゃ『ひょっとこ』じゃねぇか!あーびっくりした」
その時天井裏に緊張が走った。室内から足音が聞こえてきたのだ。…ターゲットの到着だ!
???「…おい!あの子お前等の知り合いか?こりゃ上物じゃねぇかよ!」
風間「あんたには関係ない。静かにしてろ!」
この明かに不信な男は、手をチョキにして横歩きを始めた。今後こいつは一切無視して行くことにする。
岩下が赤ん坊をベットに寝かせた。赤ん坊は自分の腕を頭の後ろに回し枕にして、何やら命令している。
兵士「…ベ、ベッドに来たよ!しかも彼女の方からキムラくんを脱がそうとしてる!!」
風間「落ちつけ!静かにしないと声が入るだろ!」
僕は既に、伝家の宝刀『暗視ビデオカメラ』に持ち替えていた。こんなテープを業者…いや出版社に売ったら一体いくらの値がつくだろうか?
赤ん坊の下半身が露になる。直後、もの凄いノイズがカメラに入った!
???「うわっ!くさぁっ!!」
兵士「キムラくんの相当永い間オムツに溜まってたうんちの臭いだ!死ぬぞ!!」
もはや撮影どころじゃない!ネズミがのた打ち回るようなニオイなんてありえない!
僕達は仕方なく撮影を断念することになった。…だが!信じられない光景が目の前に広がっていた。岩下をさらった赤ん坊が、いや赤ん坊たちが周囲を取り囲んでいたのだ!
赤ん坊B「…なんだァオメエらは?」
赤ん坊C「久々の獲物だな。リキヤ」
赤ん坊D「ナカオ!こんなやつら相手にしねえでいんだよ」
赤ん坊C「なんだエモリ。弱気になってんじゃないの?」
そうこうしているうちにも毒ガスが充満して来ている!突破するには…
1.赤ん坊たちに戦いを挑む
2.不信な男に相談する
3.兵士に犠牲になってもらう
兵士もういいや。というわけで3。
920 :
NAME OVER:02/01/12 00:16
兵士さん!いままでありがとう!の3
921 :
NAME OVER:02/01/12 00:24
SFCの学校で〜の最後の話の白井先生(だっけ?)の
話ってクリアできるの?どうやっても肉の塊になっちゃう
>>921 どう選択するかわすれたけど、
確か助かるよ。ただし主人公だけね。
3.兵士に犠牲になってもらう
風間「わたくし、週刊プロレスの風間という者です。こちらの皆さんに取材をさせて頂こうかと思い馳せ参じた次第で御座います。」
赤ん坊D「なんだァ?なーんでプロレスがウチらと関係あんだよ」
赤ん坊C「まあ確かにそうだけどさ、話くらい聞いてやろうじゃないか」
風間「本誌にはですねぇ『俺にこの技をかけてみろ!』という、読者から必殺技を募集するコーナーというのがありまして。その技を是非皆さんにかけて頂きたいと。」
赤ん坊D「誰にだよ?」
風間「彼です」
兵士「!?…か、風間さん?なんで僕なんですか?」
風間「彼が投稿してくれた必殺技『グランド・クロス!』ではやっていただきましょう!!」
赤ん坊Bが兵士にビンタを食らわすと、兵士はおとなしくなった。
ちなみに必殺技『グランド・クロス』とは、首四の字固め・足四の字固め・腕ひしぎ逆十字固めを一人に対して決める技である。
しかしこの三人、まったく遠慮も容赦もない。ひょっとして別のプロかも知れないな。
風間「どうですか?技を食らった気分は?」
兵士「!…!…」
なぜか兵士の身体の透明度が徐々に高くなっている気がするが、きっと彼も満足なのだろう。
風間「では、取材はこのへんで。あとはごゆっくり。」
無事天井裏から抜け出したが、本来の目的はまだこれからだ。
窓から中庭に出て、窓から保健室を狙うことにした。
風間「窓から中の様子はバッチリ拝めるようだな。…ん?」
保健室の様子を覗っていると、何やらカーテンのようなものが垂れ下がってきたのだ。
しかしカーテン自体は窓枠でしっかり束ねられていた。おかしいと思い、垂れ下がってきたものを手にとって見てみる。
風間「これは…髪の毛か?ならばまぁ、問題あるまい」
赤ん坊「オムツ結構臭いかも知んない。そこにマスクあるから一応付けてやって」
岩下「あんたもしかしてずっと漏らしっぱなしだったの?だから成仏できないとか?」
赤ん坊「ち、違ぇって!そこいらのガキと一緒にすんなよ。俺マジでハイハイとかメッチャ早いんだぜ?」
早苗「ねぇ、岩下さん赤ん坊のオムツ換えてるみたい。今って結構チャンスなんじゃなあい?」
新堂「確かにな。それにしてもノンキなもんだよな…ん?あの絵、どこかで…」
坂上「新堂さん。これ以上ネタを絡ませるのは勘弁してください。」
その時、ふと背後に痺れるほどの殺気を感じた。ここまで様々な怨霊たちを目の当たりにしてきたが、
これほどまでの恐怖を覚えたことはなかった。今になって、ここが呪われた場所であったと再認識させられるほどの殺気。
微動だにできずにいる僕の肩に、そいつの手が乗った。
???「どうした?震えているぞ坂上。ほら、岩下を助けるチャンスは今しかないんじゃないのか?」
坂上「日野…先輩…」
新堂「お待ちしておりましたよ日野様。あれ?他の二人はどうしたんですか?」
日野「あいつらなら帰ったよ。もう必要も無いしな。」
この不自然さはなんなのだろうか。今の日野先輩は、さっきまでとは明かに違う。この異変に気付いているのは、どうやら僕と早苗ちゃんの口から出てる人達だけのようだ。
みんなで腕で×マークを作り、こちらに合図してくれている。とても解り易い。
1.とりあえず岩下さんを助ける
2.日野先輩に案を聞く
3.絵について話題を振る
925 :
NAME OVER:02/01/12 04:49
日曜日のヌード見たい人いる?
あぷしてもいいよ
926 :
NAME OVER:02/01/12 04:49
927 :
NAME OVER:02/01/12 04:50
じゃあいまから準備するよ結構あるんだよね…
2時間後にあぷするから
じゃ2時間後くらいに乳首ってかいてくれる?
そしたらURLかくよ
>>929 お前、家庭用ゲームの街スレでも同じことやった奴だろ。