ニートが目を背けているのが理不尽です
今後の原発事故対応、震災復旧・復興体制の選択肢は、大別すると次の3つ
だ。
@現状の菅主導、A亀井機関下で与野党協力、B菅退陣で与野党入閣
与野党各議員は、どれかを選ばなくてはならないが、結局@が秋を過ぎても
続く可能性大だ。
■「首相の名代」名乗り亀井氏奔走、与野党とも冷ややか
2011年4月16日21時53分
http://www.asahi.com/politics/update/0416/TKY201104160275.html 国民新党の亀井静香代表が「首相の名代」を名乗り、東日本大震災の復興対策を話し合う与野党協議機関をつくる構想を掲げ、
野党との調整に奔走している。しかし、野党はおろか政権内の反応もいま一つで実現は難しそうだ。
この構想は13日夜、菅直人首相、亀井氏、北沢俊美防衛相の会談で浮上。名称は「復興実施本部」で、首相が本部長、亀井
氏が本部長代行に就き、野党幹部が入る。復興政策に関する中央省庁の権限を実施本部に集約し、内閣は実施本部の案を丸のみ
するという大胆な構想だ。
亀井氏は以前から、明治憲法下で天皇の最高諮問機関だった「枢密院」をモデルに「非常事態対策院」構想を温めていた。亀
井氏は14日から、石原慎太郎東京都知事や自民党の派閥領袖(りょうしゅう)に電話し、「総理は私にすべて任せるというこ
とだった」と理解を求めた。
ただ、そもそも首相と亀井氏がどこまで腹合わせしたのかは不透明なうえ、亀井氏の影響力が増大することから、政界は与野
党問わず否定的だ。亀井氏から打診を受けた自民党の谷垣禎一総裁は「それはちょっと……」と断ったという。
内閣が近く提出する復興基本法案は全閣僚が加わる「復興対策本部」を司令塔と位置づけている。枝野幸男官房長官は「現
時点で具体的指示があるわけではない」と突き放しており、亀井氏肝いりの構想は宙に浮きそうだ。