レトロゲームを魁!!男塾調に語るスレ その参

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伊達が桃を半ば強引に口説き、めでたくゴールイン。
新婚ホヤホヤの桃は、ある日伊達が机の上に忘れていった書類を会社に届けに行く。
伊達の上司である赤石が出迎え、桃を応接室に通してお茶を出す。
口にした途端、なんともおかしな気分になってしまう桃。
後ろ手に鍵をかけ、本性を現して襲いかかる赤石。
混入されたクスリの効き目で抗うことのできない桃。


突如こみ上げる吐き気に、口元を押さえる桃。
「ま、まさか、あの時の先輩の……?」

「でかしたぞ桃。元気な男の子だ」と喜色満面な伊達。


「――こうして俺は、カモフラのために、生まれて間もなく実の親の手で
顔に六方面痕を刻まれたのだ」と、のちにバーで友人に語る息子。
桃に温かいミルクを運んできたメイドの叫び声。床に飛散するカップの破片。
青年の記憶と網膜の双方に焼き付けられた光景……。


「おまえは私たち夫婦を不幸にするために生まれてきたのだ」と、酒神と同衾しながら罵る伊達。
「受け親の記憶などほとんどないが、いい漢だったことだけは覚えている。
俺を見る目が恐怖と嫌悪を孕んで、例えようもなく……」
遠い目で、呟く青年。