◆PCエンジン総合スレッド其の拾九◆

今日はＰＣエンジン初の麻雀ゲーム「戦国麻雀」について語ります。

この時期のハドソンはとにかく色々なジャンルを揃えて、
ＰＣエンジンのゲームのバリエーションを増やそうと必死でした。
なので、大人向けの定番である麻雀ゲームもそろそろ出さないとね、
という感じで発売されたのだと思います。

ただし、麻雀ゲームって面白くしようとすると本当はすごく難しいのです。
基本的にマシンパワーを必要としないため、ファミコンでも、
セガマーク�Vとかでも麻雀ゲームは簡単に出来てしまいます。

でもPCエンジンって神げー多かったよな

改造町人シュビビンマン・あっぱれゲートボール・定吉セブン・・・・・

超兄貴
ビルドｱｧｧｧｯﾌﾟ オゥケイ

しかし簡単であるがゆえにそのソフトの特徴を出そうとすると難しい。
PSの最初期の作品に麻神というポリゴンでキャラや卓や牌を書いて、
麻雀をさせるという誰でも一度は考えそうなゲームですが、
それくらいハードの特色を出すのが難しいジャンルなのです。

で、戦国麻雀はどうしたかというと、合戦モードという全国を麻雀で勝利して統一するという
モードが搭載されています。
これがまたスパルタンなデキで、結構全国マップは広いにもかかわらず、
一度負けたらゲームオーバーという厳しさ。

個人的な感想ですが、ウリの合戦モードも普通にファミコンで再現出来そうな
感じですし、それ以外では多少グラフィックが鮮やかなくらいで、
ＰＣエンジンならではという特徴ははっきりいってありません。
まあジャンルの穴を埋めるためだけのゲームですし、
ハドソンもそこまで本気で作らなかったのかなと思います。