今年の最後に凱旋門賞をどうぞ。
10月1週
桜子
○○○(プレイヤー名)、
XX騎手からお電話がかかっております。
騎手
○○○、今週はいよいよ凱旋門賞の週ですね。
先日■■(調教師名)先生から電話がありまして、
△△△(馬名)もすこぶる順調ということですよ。
今回はこのようなビッグチャンスを与えていただき、
本当に感謝しています。
私は今から現地に向かいます。
お忙しいでしょうが、○○○も当日は絶対に来て下さい。
では行ってきます!
桜子
フランスはロンシャン競馬場で、
今年も凱旋門賞が行われます。
今年は日本のトップホースが挑戦します。
さあ、応援に行きましょう!
日本の競馬ファン全ての人が△△△を応援しています。
私からも応援させてください!
がんばれ△△△!
勝利後
騎手
・・・○○○、なんと言ったらいいのでしょう。
何を言えばいいのか私にはわかりません。
・・・△△△は素晴らしい馬です。
私に騎手としての至福の慶びを与えてくれました。
○○○、これからも私は1つ1つのレースに必ず全力を尽くして騎乗し、
馬の力を可能な限り引き出す事を誓います。
そうすることが馬への礼儀であり、また△△△への恩返しだと思うのです。
○○○、本当に有り難うございました。
今日のことは一生忘れません。
調教師
○○○、この1勝が競馬サークルで働く我々にとって
どんな意味を持つかわかりますか?
この1勝は我々がどんなに手を伸ばしても得ることができない、
決して見てはいけない夢だったんです。
今までどれだけの人と馬がこの夢を見て、
夢を追ったために傷だらけになったことか。
・・・夢だったんだよ、夢だった・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・○○○がこいつの馬主でよかった、本当によかったよ。
私もあなたに出会えてよかった。
私は本当にラッキーな男だ。
こいつはいい種牡馬になるよ。
そして世界中でこいつの子供が走る。
・・・これだから競馬はやめられないわな!
かつて、日本の競走馬たちの海外遠征が頻繁に行われた時代があった。
育つ環境は違っても、サラブレッドとして同じ血を受け継ぐ優駿達。
馬の資質が変わらなければ、本場の技術を学ぶことで
海外の馬に負けない馬を育てることができる筈だと、
かつてのホースマンは考えたのだ。
昭和30年に日本は「競馬国際協定」に加入、
以来名馬と謳われた日本の優駿達はホースマンとファンの夢をのせ、
次々と勇躍海外に遠征した。
だが彼らの多くは屈辱的な大敗を喫し、夢はことごとく破れた。
昭和56年にジャパンCが創設され、
海外遠征を行う馬はごく稀になった。
しかし、ホースマン達の海外遠征への情熱が消えたわけではない。
まずはジャパンCを勝つ。
そして世界の舞台へ・・・
いつかは英ダービーへ、ブリーダーズCへ、凱旋門賞へ・・・
・・・そして彼らの夢、私達の夢は今日、実現した!
〜凱旋門賞に挑んだ日本の優駿達〜
1969年 スピードシンボリ 10着
1972年 メジロムサシ 18着
1986年 シリウスシンボリ 14着
ーーー年 △△△ 1着
ありがとう! △△△