前スレ
ストーリーの無いゲームにストーリーを付けるスレ
http://game2.2ch.net/test/read.cgi/retro/1072854700/ ・基本的にストーリーの無いレトロゲームにストーリーを付けるスレですが、
ストーリーの有るレトロゲームの別解釈、ゲームの名場面の二次創作など、
レトロゲームに関連した事なら、どんな物にストーリーを付けてもOK。
・特定の作品、人物の誹謗中傷は(・A・)イクナイ!
ただし、作品について深く吟味した上での批評は無問題。
・既出作品&初カキコ&ネタカキコ上等。ネタのあるやつはドンと来い。
2
新スレおめでd
お祝いに景気よく花火…ならぬスーパーミサイル(ゲームボーイウォーズ)を3発。
4 :
1/2:04/04/12 18:22 ID:???
何故、こんなことになったんだろう?
補佐官がアタッシュケースを手に近づいてくる。
止めろ、止めてくれ!
机に置かれたアタッシュケースが、ゆっくりと開いていく。
私は、私は…
補佐官が解除キーを入力すると、赤いボタンがせり出してきた。
それを近づけるな!
サア、ショウグンカッカ。カッカノカイジョキーヲ。
嫌だ! そんな、そんな…
ナニヲシテオラレルノデス、カッカ。ハヤクニュウリョクシテクダサイ。
そんな…殺戮兵器など!
カッカ、イマコウシテイルアイダニモ、ワカモノノイノチガウシナワレテイルノデス。
て…敵だって人間だ、そんな虐殺を出来るわけがないだろう!
ワガクニノアスヲニナウモノタチガ、ムザンニモコロサレテイルノデスヨ。
だからって、だからといって…
5 :
NAME OVER:04/04/12 18:23 ID:8xvAEeXb
カッカ、ヘイワニハギセイガツキモノデス。
平和だと? こんな事をして、平和だと?
ソウデス、カッカ。タタカイハオワリ、カッカハエイユウトナルノデス。
…私が英雄に? 虐殺者の私が?
ワカモノノイノチハスクワレ、コクミンハカッカヲタタエルデショウ。
でも、でも…
イマコソセンソウヲオワラセルトキデス。ゴケツダンヲ、カッカ。
本当に戦争が終わるのか? これで、平和が訪れるのか?
イチニチヤフツカデハオワリマセンガ、ナガビキハシマセン。
私は手を伸ばし、赤いボタンに触れた。緊張で掌や額から汗が噴き出す。
戦争が終わってくれ、と祈るような気持ちで、目をきつく閉じ、私はボタンを
押 し た
GameBoyWars "Super Missile - Red Star side"
6 :
NAME OVER:04/04/12 18:24 ID:8xvAEeXb
人間とは愚かな生き物だ。
愛を、平和を説きながら、その名の下に平気で他人を殺す。
戦いのための武器は時代が進むにつれて進化し、最小の「コスト」で
最大の戦果を要求されるようになった。戦場には多くの兵士と大量の金が
つぎ込まれ、まるでゲームのように相手を叩きのめそうとする。
人と金と武器を費やして、恐怖と血の海の上に築いた「平和」とは、
どれほどの価値があるのだろうか?
いずれ「平和」を平和と認めない者たちの手で覆されることが確実なのに、
どれほどの価値があるのだろうか?
だが、人間とは愚かな生き物だ。
わかっていながらも戦わずにはおれない。闘争本能と言ってしまうには
あまりにも狂気に冒された行動、動物から進化したはずの人間が続ける
動物にも劣る行為、それを人間は未だに止められない。
一体人間とは何なのだろうか。
「臨時ニュースをお知らせします! 首都の北東約4kmの地点に敵の
スーパーミサイルが着弾し、付近一帯は壊滅状態です! 電気・電話などの
インフラも完全に停止しており、状況は全く不明です!」
…なるほど、そう来たか。ならばよろしい。それほど「平和」を渇望するなら、
それなりの代償を払ってもらおうではないか。
補佐官を呼びつけながら、私は思う。自分もまた、狂気に冒された、ごく普通の
人間なのだと。
「目には目を。スーパーミサイルにはスーパーミサイルを」
GameBoyWars "Super Missile - White Moon side"
犠牲なんてない方がいいに決まってる。だがどうせ犠牲が出るなら、
少数で大きな効果を得られるようにしよう…誰もが考えることだ。
自分がその犠牲にならなければ、だが。
陽動作戦を命じられ、敵陣深く侵入し、激しい戦闘を派手に繰り広げ、
敵を釘付けにする。仲間を失いながら、俺達は忠実に作戦をこなし、
敵の大軍を振り切って山岳地帯に逃げ込んだ。
そんな俺達の元に飛んできたのは、眼下に見える敵の戦車だの自走砲だのから
俺達を助け出してくれる輸送ヘリではなく、撤退を援護してくれる爆撃機や
遠距離からの砲撃でもなく、全てを吹き飛ばすスーパーミサイルだった。
そう、全てを吹き飛ばす。
そう、俺達も吹き飛ばす。
歩兵が、戦車が、攻撃ヘリが、ミサイルを打ち落とすべく射撃を始めた。
対空ミサイル車両が回頭し、狙いをつけようとした。
遠くの部隊は離脱を開始した。しかし努力は実らなかった。
閃光に視力を奪われながら、
爆音に聴力を奪われながら、
衝撃に感覚を奪われながら、
俺は考えていた。犠牲なんてない方がいいんだ、と。
そして、きっと誰かが『犠牲が出るなら少数で大きな効果を得られるように
しよう』と考えているだろう、と。そして、それは大きな間違いだ、と。
その『犠牲』には、絶対自分は含まれていないのだから。
GameBoyWars "Super Missile - A missing soldier"
「…しかしだ、位置的にあの星の権利はこちらにあるはずだろう」
「何を言っている。先に権利を主張したのはこちらだ。
あの時そちら側は我々の主張を認めたはず。
それが地下資源があると分かったとたんこれだ。まったく信用できん」
「法律上は問題は無いはずだ」
「問題があるからこそ、こうして何時間も話しているんだろう。
だいだいそちらの……いや、これ以上話していても無駄のようだな。
どうだ、我々に良い案がある」
「良い案だと?」
「あの惑星に知的生物が住み着いているのは知っているだろう。
我々よりも遥かに低い知能だが、兵器などを運び込んで基地を作っている。
あの生物を使ってゲームをしよう。それで惑星の権利を決める」
「星一つ賭けたゲームか。面白そうだが、どんなゲームをするんだ?」
「この装置を見てくれ。洗脳装置だ。
まだ不完全な出来だから、私達のような高度な生物には効き目が無いが、
あの星にいる生物程度なら意のままに操れる。
まずはこの洗脳装置を積んだ戦闘機を何機か用意するんだ。
>>1 新スレ乙〜
記念の作品です。板違いネタだけど(´・ω・`)
カービィのピンボール
テレビで超能力者を見たデデデ大王。
超能力者になりたいと思ったようだ。
それから毎日特訓をし、2つの技を覚えた。
1つは手からビームを発射する技。
そしてもうひとつは人の夢の中に入り込みその夢を自由自在に操ること。
数日後、デデデ大王はカービィの夢の中へ入り込んだ。
そしてデデデ大王はその夢の中でピンボールの世界を作り上げ、カービィをボールへと変えた。
終わりの無い悪夢が始まった…
火力は最低限に抑える。
地下資源を巻き込んでしまったら元も子もないからな。
その戦闘機を使って惑星の生物をすべて洗脳し、
後は戦闘機も含めて二つの勢力に分ける。
片方は攻撃側。最初の兵力は少ないものの、
洗脳装置が使用可能でいくらでも味方を増やせる。
もう一方は守備側だ。洗脳は出来ないが、兵力は圧倒的。
基地の砲台も使用可能で、その攻撃側を迎え撃つんだ。
攻撃側が基地をすべて破壊するか、
もしくは守備側が攻撃側の戦闘機を三機撃墜したら終了。
ゲーム・オーバーだ。勝った側が惑星を頂く」
「なるほど、面白そうだ。その話に乗ろう」
「理解が早くて助かる」
「ああ、こちらとしてもこれ以上話し合いを長引かせたくは無いからな。
…それにしても洗脳装置か。
またずいぶんと穏やかじゃない物を作っているじゃないか」
「お互い様だよ」
「フィールドコンバット」
11 :
9:04/04/12 18:34 ID:???
割り込んじゃった…ゴメソ(´・ω・`)
ストーリーは前スレに書いた方がよさげ。
まず前スレを埋めないと。
俺は自信が無い、仲間は励ましてくれたがやはり俺一人じゃ無理なんだ。
俺は力なく無線を手にとりこう叫んだ
「ハドソーーーーン!」
まもなく助けが来るはずだ。
〜バンゲリングベイ〜
>>5-7 GameBoyWars 未プレイだがそんなミサイルが追加されてるんか
戦争は重いやね
私は飢えていた
飢えから逃れるために食べた、食べ続けた
食べて、食べて、食べ尽くした
全ての財産は食事に消えていった
でも腹は満たされない
だから食べた、食べ続けた
財産を失った私は人を襲い金を、食料を得た
そして食べた、食べ続けた
食べ続けている最中ちらりと目を上げた
そこには鏡があり鏡の中には貪り続けるモノが居た
モノ…私は既に人の姿をしては居なかった
外道な行いをする私を神が罰したのだろう
だがそんなことは私には関係ないこの飢えを満たす以外には興味は無かった
この異形の身体になって気がついたことは泡が吐けるという事だ
糞ッ、火でも吐ければ食料の調達が楽になるのに…
だがある日気が付いた、誰かを閉じ込めた泡を割ると
中に入っていた奴が食べ物になると
そしてたまに周りを飛んでいた中身の無い泡も食べ物になると
これに気付き食べ物の調達も楽になった
死体も残らず楽に食べ物を手に入れれる
そして食べた、食べ続けた
でも満たされない
そしてある日全てを食べ尽くし顔を上げた
あたりは見たことも無い場所だった
ゼンマイ仕掛けのおもちゃみたいな奴が私に向かってくる
私は落ち着いて泡を吐いたそしていつものように割った
何だ、いつも通りだ
私は食べ始めた
もとはおもちゃであったであろうモノとあたりに散らばるさくらんぼを
食べ続ける間に何かが聞こえてきた
音の主は私にそっくりな怪物だった
違うのは私は緑、相手は青くらいなものだった
私をちらりと一瞥した後に再び食べ始めた
気が付けば先程とは違う場所に居た
そこでもおもちゃが襲い掛かってきた
今度は青いのが泡に包み割った
そして無心に食べ始めた
私も飢えを満たす為食べ始めた
どうやら青いのは敵ではないようだ
私が食べるのをちらりと見たようだが特に気にした様子は無い
お互い同じ身の上というわけか
まぁいい、この飢えから逃れられるのかもしれないのなら
この化け物と手を組むのも悪くないかもしれないな
−バブル ボブル−
まさかりかついで 森の中
今日も今日とて 木を切るよ
ヘイヘイホーホー ヘイホーホー
ちょっとうるさく しすぎたか
怒ったイノシシ 突っ込んだ
ジャンプ一番 ひらひらり
おっと木の枝 落ちてきた
鳥たち糞を 落としてく
おちおち切っても いられねぇ
カセットビジョン「木こりの与作」
口に血を滴らせて奴が走ってくる。
その巨大な口はまるで悪魔のよう。
ドン!!!
そこへ向かう途中にデブにぶつかる。
邪魔だ、どけ、殺すぞ、、、、
なんどもなんども穴に落ち、道中餌を拾っては奴が走ってゆく。
止められないんだ…。
仕方無いんだ…。
そいつは心の中でそう懺悔した。
味を覚えてしまったから。
そしてその場所に着いた。
バン!!!、、、、とドアを破る音が鳴る。
断末魔の悲鳴が聞こえる。
ぴちゃり、ぴちゃりと肉を食う音がする。
どこかで出たあの競技を思い出しながら。
そいつは次の目的地へ走る。
嘴についた血を拭うことなく。
人喰いペンギンは笑いながら走り続ける。
走り続ける、走る続ける、走り、走り、走り・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ぎゃーーーーーーーーーーーーーーー、、、、、
けっきょく南極大冒険
それは地獄の日々だった。
「入ったら二度と出たくない町」と聞いてやってきたデスクルスで、
騙されて囚われの身となったこと。
毎日毎日、意味もなくドラム缶を西へ東へ押し続ける日々。
まずくても腹に入れなければ倒れてしまう、あのくさい飯。
そして何より、囚人達が恐れる看守達のでんげきリモコンとでんきイス。
壁には「はやわかり メニュー 1 ほろにが 2 しびれ 3 まひ 4 死に 5 こげ」なんて
張り紙もしてあった。
囚われる前は俺の人生は輝いていた。戦車に乗って世界を駆けめぐり、
お尋ね者を蹴散らしては賞金を手に入れ、酒場では恒例の「おだいじん」。
そんな日々も随分と遠くなってしまったある日、俺はここを脱出できるかも
知れない方法を聞きつけ、望みをかけて実行し、そして成功した。ボスを失った
デスクルスは囚人たちによって解放され、平和の町として生まれ変わった。
そんな町に、俺は再びやってきた。戦車を車止めに置き、中へ入っていく。
俺のことを覚えている人たちと軽く挨拶を交わしながら、俺は「あの場所」へ向かう。
そこは、そこだけは解放前と何も変わっていなかった。太陽も雨も遮らないように
作られた広場。その真ん中に並べて置かれたドラム缶。そしてあの時の看守。
囚人達を肉体的に痛めつけるためだけに設置されたこの一角こそ、俺の目的だった。
看守が俺の顔を見て、ゆっくりと口を開く。
「おしてもいいんだぜ! なつかしいドラムかんをよ!」
メタルマックス2 「ドラム缶に魅せられた男」
補足:ドラム缶に魅せられたプレイヤーも多数存在し、様々なサイトで
「デスクルスでドラム缶を押す」が一種のキーワードになっている。
何故か押しちゃうんだよね…、
何の意味のないのに…
F−ZERO
"スピード
これほどまでに、人の心を狂わせる事象があるだろうか。
スピードに魅せられた者は例外無く、永延と未知の領域の速さを求め続ける。
体験した事の無い、ある速さを得れば、今度はそれ以上の速さを求める。
その様はまるで、麻薬の虜になった中毒者。
人間のスピードへの探究心は果てる事がなかった。
2XXX年。人は時速1000Kmを、果ては音速を超える地上走行機を開発する。
しかし、余りの高速に一般車道での運用は不可。
開発されたマシンは人知れず、"スピード狂£Bの手に渡っていく。
「この美しいフォルム。素晴らしい性能。走らせずに腐らせて置いたらば死んでも死にきれぬ。」
人知れず消えていった悪魔のマシンたちは、やがて一つの場所に集まった。
そこはある国にある巨額の投資で作られた工場の達ならぶ巨大な街である。
しかし無計画な工場の設置、無意味な道路の設置は、その街の経済を圧迫した。
そして、そこは今"ゴーストタウン≠ニなっている。
「走ろう。思う存分!」
これは、
"スピード≠ニ言う名の麻薬を得る為に、全てを捨てた者達の、
終わる事のない"スピード≠ヨの追求の物語である。
何とかこの市街地まで逃げ延びる事ができた。
この長い戦いで総大将殿がまで生き延びている事は奇跡に近い。
事実、我が軍は占領区を追いやられ、本拠地を制覇され、殺られた味方は数がしれない。
「死ぬまで……戦ぇ…。」
…生きていると言っても、総大将はもはや虫の息だった。
砲弾でもげた片足からは蛆が湧き、全身に巻かれた包帯から異臭を漂わせている。
満身創痍なのは総大将殿だけではなく、生き延びた兵士達でまともに動けるのは、私を含めて数名のみ。
…敗北は決定的だった。
「…死ぬまで……戦ぅのだ…。」
うわごとのように呟く総大将殿。
(戦争はもう終わったのです。我々は負けたのです。)
軍人として言ってはいけない言葉が頭をよぎる。
これはいかんと、私は必死に気を紛らわせようとした。様々な言葉が頭を駆け巡る。
我が軍の敗北の原因は何か。
この戦いの意味は何だったのか。
如何にして自決するか。
家族…………
「オ、オクマン大尉殿!敵です!敵装甲車部隊が…!」
部下が悲鳴にも近い声を挙げる。
…やはり来たか。敵にしてみれば、いかに虫の息とはいえ、敵の総大将は生きている。
いかに本拠地を制圧したとは言え、敵の総大将を捕まえるか、死を確認するまでは終われない。
…冗談じゃない。ここまで生き延びたのに死ぬのか?…冗談じゃないぞ!
「敵機の数は?」
「レ、レーダーの状態がわ、悪く、ううううまくうつりませんが………10機以じょ」
「落ち着け。我が軍の戦車は何機だ?」
「……………まともに動くのは…い、一機かと。」
「分かった。私がでる。貴様と動ける者はここの守りを固めろ。レンガでも何でもいい。総大将殿をお守りするのだ。」
今更総大将などどうでも良い気がするが、腐っても私は軍人である。
言い終わるか終わらないかのうちに、私は待機中の我が軍唯一の戦車へと向かった。
絶対に死ぬものか。
「死ぬ……たたか……。」
バトルシティ
ボンバーマン
「ワタシハ…シンニュウシャカラ…タカラヲマモ…。」
そう言った過去の仲間を爆破した。
「先に進もう。」
そう言って現在の仲間が、私を含めた3人を急かす。
…私が"自我≠ノ目覚めたのはつい数時間前の事だ。
私は、あの忌まわしくも羨ましき"ロードランナー≠ゥら財宝を守ろうとして、砂中に埋められた。
砂中に埋もれ体が破壊されようとしていたあの時、私は何故か、再び"生≠受けたのだ。
そして、全てが変わった。
"自我℃ゥらが我である事の認識。
"機械として命令に絶対服従≠ニいう、得体の知れない"強大な意思≠ゥら開放された私は、
あのロードランナーを追いかける事にした。
理由は特に無い。だが、そうする事で、私は更に大きく生まれ変わるのだと信じている。
…幸い、新しき仲間が居た。
私と同じく"自我≠ノ目覚めた仲間達。
"黒"青"赤
共に共通の目的を胸中に抱き、徒党を組んだ。
強大な意思が、我々を排除しようとしても、自我に目覚めた我々を駆除する事はなかなかできないようだ。
「次のフロアに出口があるはずだ。」
仲間の一人が言った。次のフロアが出口へのフロア…みんなで行こう、外へ――
しかし、そのフロアに入った瞬間、我々は意識を失った。
目を覚ましたとき、仲間の姿は無かった。
「ガガ…ジージー…」
私の頭の奥から、何かが聞こえてくる――
「ワタシノ タカラヲ モチダスコトハ ユルサレナイ デスガ アナタタチハ ヨク ガンバリマシタ
ソノケイイ ヲ ヒョウシテ "ヒトリダケ イキテカエスコト ヲ ユルシマス。」
寒気がした。その言葉の意味する事…"一人が生き残るまで戦うバトルロワイヤル
強大な意思…この迷宮を作った"主≠フ人格が理解できた気がした。
どこからか、壁を爆破する音が聞こえてきた。仲間は…………いや、"奴ら≠ヘ殺る気だ。殺らねば殺られる。
ついさっきまで仲間だった奴らと、私は殺し合いをする。そうする事で何かが得られるのなら…それも良い。
何万年もの太古。神と悪魔は壮絶な戦いを繰り広げました。
その結果天変地異がおき、多くの生命が絶滅したと言います。
戦いに傷ついた神と悪魔は共に体を癒すべく、それは長い、長い眠りについたのです。
やがて、神は目をお覚ましになられました。
しかし、長い眠りで体の傷は癒えたものの、その力は大きく衰えていました。
一方、悪魔も神と同時に目を覚ましました。悪魔もまた同様、その力が衰えていました。
悪魔は、下級悪魔を作り、長い平穏な時を過した地上を混沌とさせる事でその力を得ようとしました。
神はまず、その下級悪魔達と戦い、地上を開放しました。
そして、天使と協力して、自分の姿に模した"ヒト≠お作りになりました。
"ヒト≠フ心の力、信仰心を受ける事で、自らの弱まった力を取り戻していき、
ついには、悪魔を打ち倒す事を果たしました。
長い年月が過ぎました。
地上の神の模造である人間達はいつしか創造主の神への信仰を忘れ、自らの力を蓄えていきました。
神の力は必要とされなくなってしまったのです。
神は暇を持て余しました。
そしてある時、神は再び地上に降り立ったのです。
人類を理解する為という名目で、"町を作る≠ニ言うのです。実際は暇つぶしなのでしょう。
共に悪魔と戦った天使は、人の姿を借り"Dr.ライト≠ニ名乗りました。
神も人の姿を借り"市長≠ニ名乗りました。
こうして、二人の町作りは幕を開けるのです。
シムシティ
ゴン!ゴン!
ゴン!ゴン!
こんなところにくるのではなかった…
ゴン!ゴン!
ピッ!…シュン!
もう嫌だ…助けて…
ゴン!
ピッ!…シュン!
キューブが…こんなにも近くに!
ピッ!
…シュングワアアアアアン
あ、足場が崩れ落ちる!
「う、わあああああああああああああ。」
助け…
とある今は亡き天才数学者が作ったとされる巨大なブロック仕掛けの屋敷。
数学者の作ったその屋敷に、数多くの調査隊が挑んだが、帰って来た者は居ない。
「IQが足りない…知恵の持った者…」
屋敷は今日も、生贄を待つ。
IQ〜インテリジェンス・キューブ〜
目を覚ますと、私は薄暗い所に居た。
さらに、体は拘束され、身動きが取れなくなっている事に気づいた。
「おはよう御座います。」
そして私の目の前には、白衣をまとった薄気味悪い男。
「何がなんだか分からないご様子で…ミセスミナコ」
私の名前を……確かに、何がなんだか分からなかった。
「あなた…誰?」
「私は…そうですね所長。とでも名乗っておきましょうか。
今日は貴方に素晴らしい実験をお見せしようと思いまして、少々手荒でしたがここまでお連れ致しました。」
…実験?
「とても素晴らしい実験です!"生命の奇跡≠ニでも言いましょうか。
特定の条件を満たす被験者に、薬を服用させ、身体の新陳代謝を活性化させ……」
…どうやら私は、その実験を見せられる為に、ここに拉致されたらしい。
「ふざけないでよ。警察を呼ぶわよ!」
「…そんな事はどうでも良いのですよ、ミセスミナコ。所で、貴方はここにいらっしゃる前に何をしていましたか?」
…何って……私。確か家で"私の可愛い赤ちゃん≠寝かしつけている時に一緒になって寝て…。
「…!あの子。私の赤ちゃん!あの子はどこ!?」
「ふん、お見せ致しましょう。」
ふっと目の前が明るくなる……。
「御覧なさい。貴方の可愛い赤ん坊を!」
私の目に入ったのは、子供用かと思われる可愛い装飾がなされた場所。
「う…。」
そして、ブタのぬいぐるみのような物に強烈に殴打されている我が子の姿だった。
「わ、私の子供に何て事を…!」
「実験だと言っているでしょう。あなたのお子さんが薬によって強化され、凶悪なぬいぐるみ共と戦うのです。
素敵ですねぇ……大丈夫ですよ、私の開発した薬の効果は絶大です。生命の奇跡…バイオミラクルですから。」
男の説明は耳に入らなかった。ただ、私は…
「う……ウパ!!ウパ!!!」
力一杯、我が子の名前を叫んだ。
バイオミラクル ぼくってウパ
全ての資財を投げ出して、男は一人奔走していた。
男が求めているものは、富でも権力でもない。
男はただ、"夢≠追い求めていた。
「財宝の山を見つける!」
そして、男は老いて行った。
10年。20年。と時が経っていき、
気が付いた時には、男は70歳という高齢になっていた。
「財宝の山を見つける!」
男は未だに夢を捨ててはいない。
ある時、男の元に吉報が届いた。
(とある国のとある未開の洞窟に過去の王の財宝が眠る)
病院で寝ていた男は、医者の静止も聞かず、一人で旅立っていった。
「財宝の山を見つける!」
男が80歳になった時の事である。
シンプルな探検具に、護身用のマシンガン。
高齢となった男は重たい安全装備をする事が不可能だった。
まともに飛ぶ事すらできず、デコボコにつまずいただけでも生命が危うい。
そんな中、毒ガスが蔓延する洞窟へと足を運ぶ。
男をそこまで駆り立てたのは、単純かつ熱い思いであった。
「財宝の山を見つける!」
富も権力も要らない。男に必要なのは"夢≠ナあった。
こうして、男の生死を賭けた大冒険が幕を開ける。
スペランカー
悪魔城ドラキュラ
そいつは邪悪の化身 名はドラキュラ!!そいつは百年のねむりから目覚めた男
私はその男と闘わねばならない宿命にあるッ!
正確に言おう!ベルモンドに恐怖しているのではない!
ベルモンドの血統はあなどれんということだ!
おれが時を止めた……やれやれだぜ…
拳で死神がはったおせるかッ!剣で死神が切れるかッ!銃で死神を破壊できるかッ!
てめーは、このシモン・ベルモンドがじきじきにブチのめす
マヌケが……知るがいい……この「ヴラド」の真の能力は…まさに! 「世界を支配する」能力だということを!
高校・大学と成績は一番で卒業した。大学ではレスリング部のキャプテンをつとめ…
社会に出てからも みんなから慕われ尊敬されたからこそ政治家になれた…
ハワイに1000坪の別荘も持っている…25歳年下の美人モデルを妻にした…
税金だって、他人の50倍は払っている!どんな敵だろうとわしはぶちのめしてきた…
いずれ大統領にもなれる!
わしは…ヴラド・ツェペシェ伯爵だぞーーーーーーーッ
頭痛がする は…吐き気もだ…くっ…ぐう
な…なんてことだ…このヴラドが……気分が悪いだと?
このヴラドがあのベルモンドに頭を破壊されて…立つことが…立つことができないだと!?
馬鹿な!このヴラドがこのヴラドがああああ
てめーの敗因は…たったひとつだぜ…ドラキュラ…
たったひとつの単純な答えだ…
『てめーは おれを怒らせた』
マリオブラザーズ
全てはあの時から始まった。
俺が、あのコインをとった、あの時から。
配管工…仕事量に応じて給料を直接支給。俺は今、この制度を恨んでさえ居る。
この制度が無ければ、死ぬことは無かった。"ルイージ≠ェ。
ルイージが処分した亀。その報酬を、図らずもこの俺がとってしまった事。
それが全ての始まりだった。
自分の給料を横取りされれば、誰だって怒る。怒り狂う。ルイージだって例外じゃない。
「悪かった。悪かった。」
「謝っているのにどうしてそんな顔をするんだ?」
「今亀を方向転換させたな。俺を殺るつもりか?」
「無駄なんだよ…ルイージ。」
「お前がいくら頑張ったって、俺を殺るなんて事はできないんだよ!」
大人げ無かった。実の…実の弟に対して本気で怒りをぶちまけちまった。
兄弟同士で…"事故≠ノ見せかけようとした泥沼の殺し合い。
全ては…俺の責任だ。
俺がルイージを殺したんだ。
俺の…責任だ。
「くそおおおッッ!!!」
ありったけのエネルギーを周囲にいる亀どもにぶつけた。
それでも収まらない…自分に対する怒りが。
「何で!何で殺っちまったんだよ!!」
配管内にマリオの声が響く。
いつまでも、いつまでも。
何かいっぺんにキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
GJ!!乙
突然この世界に飛ばされてから数ヶ月。
俺は何百回も死んだ。そのたびに蘇らせられた。
謎解きと呼ぶにはあまりにも理不尽で、
ゲームと呼ぶにはあまりにも狂っていた。
何回も諦めかけた。この世界の住人として生きるのも悪くないとさえ思った。
だが俺は諦められなかった。
俺は生まれてから、一度も何かをやり遂げたことが無い。
ここで逃げてしまったら、
もう俺は死ぬまで中途半端なままだと思ったからだ。
意地。中途半端に生きてきた人間の意地だった。
カラオケで歌いまくった。飛行機事故にあった。
銃の扱いを覚えた。ハンググライダーで飛んだ。
戦闘機と戦った。土人に食われそうになった。
日本兵から情報を聞いた。山のてっぺんで野糞もした。
このゲームを考えた奴はイカれてると何百回も思った。
だが、俺はついにやり遂げた。
目の前には下品なまでにキラキラと輝く財宝が山と積まれている。
「…やった…やった…ぞ!」
俺は疲れも忘れて財宝に駆け寄り。その感触を手で楽しむ。
身も心もボロボロだったが、財宝の輝きと感触は俺の疲れを癒すには十分だった。
と、その時。突然頭の中に何者かの声が響いてきた。
“こんなゲームにマジになっちゃってどーするの”
声の主は分かってる。たぶん、俺に挑戦状を叩き付けた奴だろう。
少々悔しそうで、それでいて嬉しそうな声だ。
「俺をマジにさせたのはアンタだろ」
俺は満足気に笑い、財宝の上にぶっ倒れた。
この挑戦状は…腑抜けた俺に活を入れるためのものだったのかもしれないな……。
『―たけしの挑戦状―』
むかしむかし、あるところに3人の兄弟がいました。
兄弟は、とても広いおうちに、なかよく楽しくくらしていました。
あるひ、おうちに怖いひとがやってきました。
怖いひとは、兄弟のおうちをこわしはじめました。
いちばんうえの兄さんは、怖い人の前に立っていいました。
「どうしてこんなことをするのですか。」
怖い人はなにもいわずに、だまって
ヤリを兄さんのおなかに突き刺しました。
なんどもなんども、くりかえし刺しました。
いちばんうえの兄さんは、ばらばらになって死にました。
まんなかの兄さんは、怖い人のうしろにしのびよって、
気付かれないように、とびかかろうとしました。
怖い人は、兄さんが後ろにいるのを知っていました。
兄さんは大きくて重い岩でつぶされてしまいました。
まんなかの兄さんは、ぐちゃぐちゃになって死にました。
「兄さんたちはばかだ。ぼくは、ぜったいころされたりしないぞ。」
頭のいい末の弟は、兄さんふたりが怖いひとにころされているあいだに、
走って家からにげだしました。
そして、船をだして、小さな島にかくれすむことにしました。
末の弟が見つけた島は、小さいけれど、とてもいいところだったので、
弟は、兄さんたちや怖いひとのことも忘れて、のんびりと昼寝をしていました。
そこへ、怖いひとがやってきて、ねむっている末の弟を海へ突き落としました。
弟は、くるしくて目をさましましたが、何がおこったのか
気付いたときには、もうておくれでした。
「ばかなんていって、ごめんね兄さん。」
末の弟は、海水をたらふくすって、一番くるしんで死にました。
プーカの兄弟は、ひとりもいなくなりました。
兄弟のすんでいた広いおうちには、いまでも怖いひとがすんでいるそうです。
「ディグダグ」
私は人生のほとんどを遺伝子工学の研究に費やしてきた。
歴史上の偉人のクローンを作るためだ。
合法非合法を問わず、ありとあらゆる手段を駆使して
貴重な発掘品や稀覯本などを手に入れ、そこからからDNAを採集。
研究室の奥でクローンの培養をしていた。
何回も何回も失敗し、そのたびに未成熟のクローン体を廃棄処分する日が続いた。
もう駄目か。やはり無理か。何度もそう思った。
だがある日。私はついに成功したのである!
「き、教授!これはいったい…」
研究室のドアを開け、入ってきた助手が驚いて目を丸くする。
それはそうだ。研究室には楊貴妃、ナポレオン、クレオパトラなど、
歴史上の偉人達が勢ぞろいしていたからだ。
さらには全員、私が特注で作らせた
生きていた当時と同じ(と思われる)服を着ている。
「クローンだよ。あちこちから集めたDNAで私が作りだした」
「素晴らしい…素晴らしいですよ!教授!」
助手は鼻血をだくだくと流しながら興奮していた。
こんな無茶な話をそのまま信じるとは素直な奴だ。今度株で騙してやろう。
39 :
NAME OVER:04/04/16 00:11 ID:ucV1vc6b
「凄いですよ教授!この研究は学会を揺るがしますよ!」
「くだらん」
「教授の名は歴史に残りますね!」
「興味無い」
「この技術を応用すれば、これまで直せなかったケガや病気も…」
「どうでもいい」
「……あ、あの、教授?何のために偉人のクローンを作ったんですか?」
「私の趣味が何なのか知らないのかね?」
「は?」
私は、研究室の片隅にあった白い布を被せた物に近づく。
そしてその布を剥ぎ取った。
「こ、これは!」
そこには麻雀卓があった。
「私は今まで夢だったのだ!歴史上の偉人達と麻雀をすることが!
傾国の美女!知略の将!麻雀でこれほど面白い相手もそうはいない!」
私は唖然としている助手を無視して偉人達の方に向き直ると、高らかに宣言した。
「さあ、始めようじゃないか。麻雀大会を!」
『―麻雀大会―』
私は時間と金を持て余していた。
妻は三年前に逝き、会社は先日定年退職した。
この時間と金で何をしようか。そう考えたとき、
私は鉄道模型に夢中になった時の事を思い出した。
またあれを作るか?いやいや、もうそんな年じゃない。
あんなものとは比べ物にならないくらい、
スケールのでかい物を作ってやろうじゃないか!
そう決意した私はガレージを増設し、
その中に超巨大な島のミニチュアと、家や工場などの精巧なミニチュアを用意した。
私はこの二つを使って、街を作ろうと思ったのだ。
世界に一つしかない、私の作った街のジオラマだ。
退職金は底を突いたが、後悔は無い。ダラダラとして腐った老後を過ごすよりは、
自分の趣味に思い切り生きた方が良いに決まっているからだ。
そして今。すべての準備は整った。緊張で、ピンセットを持つ手が僅かに震える。
「いよいよだな……」
私はミニチュアの山から道路や家のミニチュアを取り出すと、
島の上に少しずつ並べていった。
「むむ、これは……なかなか難しいものだな」
自分のジオラマなのだから好きに作ればいいのだが、
どうしても「これだと交通の便が悪いな」とか、
「警察署がもっと無いと不安だな」とか考えてしまう。これも性分か。
ピンセットを使い。チマチマと島を埋めていく。
道路を並べ、家を並べ、工場を置き、鉄道を引き、発電所を設置する。
せっかくなのでミニチュアの街に人が住んでいると仮定して、
細かい配置などにも気を使う。ちょっとした市長気分だ。
地味な作業ではあったが、とても楽しかった。
私はしばし時間を忘れ、ジオラマ作りに夢中になった。
「……む?」
街が形になってきた頃。突然私のジオラマに異変が起きた。
なんと、私の並べた道路の上を豆粒のような車が走り、
ミニチュアの家の中からは人の声が聞こえてきたのだ!
私は驚愕した。これはジオラマではない。まるで本物の街ではないか!
だが、まばたきした次の瞬間。すべてが消えていた。
声も聞こえなくなっている。まるで夢でも見ていたかのようだった。
「き、気のせいか」
どうやら少し根を詰めすぎたようだ。
いつのまにかガレージの外も暗くなっている。
無理は禁物だ。今日はもう寝ることにしよう。
なに、続きはまた明日にすればいいのだ、時間はたっぷりとある。
私は目の辺りを軽く揉みながらガレージの電気を落とした。
これから毎日いじることになる為、ジオラマはそのままだ。
「さて、明日は街をどうするかな」
私は誰にとも無く呟くと、ガレージの扉を閉めた。
……気のせいだろうか、またしても人の声が聞こえたような気がした。
『―シムシティ―』
もうちょっとだよ。
もうすこしだけ、がまんしてね、ナナ。
ながいあいだ、またせてごめんね。
あとちょっと、あとちょっとで、きみにあたらしい命をあげられるから。
ごめんねナナ。
きみのだいすきだった、あまいママレードも
パリパリのベーコンエッグも、もうたべられない。
おかあさんのすきだった、フリージアのにおいも、もうわからない。
きっときみは、かなしくて泣くとおもう。泣き虫だもんね。
けど、あたらしい眼は涙をながせないんだ。
だけど、このカラダなら、二度と病気になんてなったりしないから。
これでもう、二度とはなればなれになんてなったりしないから。
それに、もっとすてきなことだってあるんだ。
きみはいつもいってたよね。
あおい空を自由に、宇宙までだってとんでいってみたいって。
ちょっとコツがいるけど、きっと喜んでくれるとおもう。
きみがうまれかわったら、ぼくもこのくだらないカラダをすてるよ。
ほんのすこし遺伝子が似すぎているってだけで、
きみを愛することを許さなかった、このいまいましい人間のカラダを。
ぼくもきみといっしょに、手をつないで空をとぶんだ。
さあ、目をあけておくれ…… ナナ。
「おはよう、ササにいさん。
またおそくまで勉強してたのね、おめめがウサギみたいよ」
『アストロロボ・ササ』
20XX年。宇宙から数十機の巨大コンピュータが飛来した。
「ズイガム=ボルド」と呼称されるそれは、
落下と同時に広範囲にわたってコントロール音波を放射。
僅か5分で全人類は異星人の管理化下に置かれ、
その10分後には、異星人の戦闘兵器部隊によって、
無抵抗となった地上施設はすべて制圧された。
彼らは洗脳した人間達に自動戦闘兵器を開発させ、
地球を軍事工場にする気だったのだ。
この異星人の一方的な侵略に抵抗出来る者は、もう誰もいなかった。
ズイガム=ボルド襲来時、
音波防壁を積んだ最新戦闘機に搭乗していた彼を除いて。
ズイガム=ボルドを前に、俺は震えていた。
無数の砲台に圧倒的な装甲を誇る巨大コンピューター。
大きさはこちらの30倍以上はあり、
腐った大木とスクラップを寄せ集めたような醜悪な外見をしている。
外壁に取り付けられたアンテナからは、
モニターに障害を起こすほどの凄まじい妨害電波が発せられていた。
俺の中が恐怖で満たされる。
無人操縦の二号機と共にここまで戦い抜いてきたが、
これは今までの相手とはケタが違う。俺は戦う前から圧倒されていた。
諦め、絶望、敗北、死。
そんな気持ちが湧き上がってきたその時、どこからか歌が聞こえてきた。
「レーザー…強いぞレーザー…」
いや、違う。歌っているのは俺自身だ。
俺は無意識のうちに、弟の作った歌を口ずさんでいたんだ。
まだズイガム=ボルトの洗脳が始まる前。
俺が新型戦闘機のテストパイロットに決まった日に、
弟が嬉しそうな顔で聞かせてくれたあの歌を。
今の弟は洗脳音波の影響を受け、傀儡と化している。
弟を、家族を、仲間を取り戻すために、俺は戦わなければならない。
いつの間にか手の震えは止まっていた。
きっと……弟が応援してくれたんだ。
俺は勇気を振り絞り、ズイガム=ボルドの戦闘領域へと突入した、
『―ヴォルガードII―』
47 :
1/2:04/04/17 00:38 ID:???
バンゲリング帝国が全世界に宣戦布告を宣言してから早一ヶ月。
世界征服をたくらむ帝国の前に、各国の防衛軍は次々と討ち取られていた。
帝国の野望が成就するのも時間の問題と思われていた時、国連の情報機関が
ついに帝国の弱点を発見した。それによると定刻の軍事施設の90%以上が
一カ所に集中しており、それが湾岸地帯にあることと、帝国の海上警備に穴があって
湾岸地帯に接近することが困難ではないことが報告された。
この報告を受けた国連は直ちに秘密の会合を開き、特殊部隊を送ることを決定した。
「…なぁ、副長」
「どうされました、艦長?」
「ずっと疑問に思っていることがあるんだよ」
目標の海域へ向かう空母のブリッジで、艦長は隣にいた副長に話しかけた。
周囲には誰もいないことを確認した上でのことだった。
48 :
NAME OVER:04/04/17 00:39 ID:lp+SHH5Q
「知っていたか? この船には武装がない」
「………は? 何ですと?」
「だから、たった1機のヘリを除いて、戦闘機から機銃に至るまで何もないんだ」
「……………ええ〜〜(どすっ)ぐはげほごほ………」
「しっ! 声が大きい!」
「…げほ…じ、じづれいじまじだ…」
「で、だ。何でこうなったのか考えていたんだが…」
「…何でですか?」
「副長、君は参謀本部の忘年会で腹芸をやったそうだな?」
「ええ、あれは若手に大受けでした。後で上官に怒られましたが」
「私は作戦司令部の受付に飾ってあった壺をはずみで壊してしまった」
「…まさか…」
「操舵長は女性問題で週刊誌に取り上げられ、機関長は裏の世界と黒い付き合いが
あると聞いている。他にもいろいろあるぞ」
「………」
「そこで私は一つの結論にたどり着いた。つまり今回の作戦は、作戦の名を借りた
左遷なんだと。ほら、『さくせん』から『く』を抜いたら『させん』になるしな」
「………そ…そんな………」
「そういえば、この船の艦橋部分は櫟で作られているんだってな。全く良い趣味だよ」
「…そんなことが…あって…ぃぃんですくぁ(がすっ)」
「だから静かにしろって…」
武器がない。そんなことがいつまでも隠し通せるはずもなく、船内は一時パニックに
陥ったが、その頃には敵の勢力範囲内に入ってしまっていたため引き返すことも出来なかった。
あちこちに穴を開け、場所によっては煙を噴きながらも任務を達成して帰還した空母を
人々は熱狂的に出迎えた。甲板に上がって出迎えや声援に答えていた乗務員を、マスコミは
「困難な任務を達成した充実感にあふれていた」と表現した。
バンゲリングベイ 「艦長の憂鬱」
俺は犯罪者だった。
殺人、強姦、強盗、放火、何でもやり、最後には捕まって裁判にかけられた。
判決は当然死刑だ。
「何故こんなことをするのか?」
そう聞かれたらこう答える「たまたま」だ。
俺は誰かに褒められても、何かをやり遂げても、一度も満足したことはなかった。
自分を満足させてくれる何かを探して、辿り付いたのがたまたま犯罪だったんだ。
俺は電気椅子に座らされ、体を固定された。
人間は死んだらどこにいくんだろうか。
そんな事を考えていると、突然、頭の中に熱湯を注がれたような痛みが走った。
その痛みもすぐに感じなくなり……
俺は光の中で目を覚ました。ここが死後の世界だろうか。
起き上がろうとして、俺は自分の体に起こっている異変に気づいた。
(な、なんだこりゃ)
腕は翼になり、体は毛に覆われ、すぐ隣では雛がピーピーと泣いていた。
……悪事を重ねた人間が死ぬと、動物に生まれ変わるとかいう
ふざけた御伽噺を聞いたことがあったが、本当だったのか。
人間の時の記憶を持ったまま、俺の体は「鳥」になっていたんだ。
(そりゃ俺は山ほど犯罪を犯したけどさ、せめて記憶くらいは消してくれよ。なあ神様)
途方にくれる俺の横で、雛はピーピーと泣き続ける。
(うるさいな)
俺は雛を巣から突き落とした。これで静かになる。
しかしどうするか、鳥の生活なんてつまらんし、もう一度死んでみるかな。
そう思った次の瞬間。俺の全身を電撃のような痛みが走った。
目を開くことが出来ない。痛みで声を上げることも出来ない。
人間だった俺が最後に味わった電気ショックの、何十倍も何百倍も痛かった。
地獄のような苦しみから解放されると、俺の前にはさっき死んだはずの雛がいた。
もう一度突き落とした。同じだ。
今度は俺が飛び降りてみた。痛みの後、俺は雛の前に立っていた。
雛はピーピーと泣き叫び、俺に餌をくれと催促する。
……理解した。
どうやら俺は、この雛を育てないと死ぬことさえ出来ないみたいだ。
やれやれ。それ以外に何も出来ないんじゃ仕方が無い。
俺は慣れない翼を精一杯使って餌を集め、雛に食べさせた。
来る日も来る日も餌を与え続けた。
そうしていく内に、いつの間にか雛たちに愛着が湧くようになってきた。
最初は鳥の生活から解放されるために餌を与えていたのだが、
いつしか、「この雛たちを死なせたくない」
そんな気持ちに変化していった。
そして、俺が鳥になってからちょうど一年。ついに雛の旅立つ日が来た。
それまで自分ひとりじゃ餌も食えなかった雛が、
ゆっくり、ゆっくりと翼を広げ、大空へと羽ばたいていった。
俺の心の中で、なんとも言えない暖かいものが広がっていく。
不思議だ。ここまで満足気な気持ちになるのは生まれて初めてだった。
(人間だった時は、どんなことをしてもこんな気持ちにはなれなかった。
そうか、俺に足りなかったのは…“愛”だったのかもしれないな)
空っぽになった巣を見て、俺はそんな事をぼんやりと考えていた。
と、その時、巣の中が光で満たされた。
目も開けられないほどの眩しい光が収まると、そこには新しい雛が並んでいた。
以前よりも数が増え、またピーピーと泣いている。
(はっ、また育てろっていうのか…分かったよ。
人間だった時の罪滅ぼしだ。いくらでも育ててやるぜ!)
俺は決意も新たに羽ばたいた。
この時の俺はまだ知らなかったんだ。
これが999年も続くなんて。
『―バードウィーク―』
レトロゲーをあんま知らない俺にしては珍しくやってたんで話がわかるぞ!
お、新入りか。
ここは死んだ走り屋達が集うサーキットさ。
まあ、俗っぽい言い方をすれば「あの世」とかって言うのかな。
地平線の果てまで続く一直線のこの道路を、最後まで走り抜けられた奴は、
また人間に生まれ変われることが出来るんだ。
簡単だって?いやいや、そうでもないさ。
この道路を走っていると魂を少しずつ削り取られていくんだよ。
魂が無くなっちまう前にゴールしないと、
生まれ変わることも出来ずに消滅しちまう、ってわけさ。
魂を削らずに走る方法?そんなものは無いよ。
代わりに、他の奴の魂を食って寿命を延ばすことなら出来るけどな。
ほら、虹色に輝いている車があるだろ。あれは魂が無くなる寸前の車だよ。
あいつに体当たりすれば、その残りカスみたいな魂を食うことが出来るんだ。
もちろん食われた側は消滅しちまう。
かわいそう?随分と甘い事を言うんだな。
最後まで走るためにはどこかで他の魂を食わないと無理だぜ。
…おっと、アンタがスタートする番だ。行ってきな。
最後まで走り抜けられるように祈ってるぜ。
『―ロードファイター―』
54 :
1:04/04/18 03:30 ID:FIizBYN4
「・・・なあ、俺らの”夢”ってどんなんだったっけかなあ・・・」
「はあ?何いってんのおまえ。まーた飲みすぎたんじゃないの?」
「・・・いや、まあ・・・ちょっとな、へへ・・・」
同期入社の同僚から突然、年齢に似合わない不気味な発言をもらう。
仕事帰りの午後11時。
いつも立ち寄る小さな居酒屋。
なんだか奇妙な会話が始まったのは、小1時間ほど飲み過ごした後のマッタリタイムだ。
今日、店内はどうやらヘビースモーカーが多いらしく、嫌煙家&愛妻家の俺はそろそろオイトマしたいところなのだが、
とりあえずこの会話が終わったら、切り出してみるとしよう。
それにしても、
”夢”
独身中年の口から言い放つにはあまりにそぐわない「きもい」というか「嫌味」な単語。
55 :
2:04/04/18 03:32 ID:FIizBYN4
同僚は吸いかけの煙草を灰皿に落すと、すぐに新しい煙草に灯を付ける。
「・・・ガキの頃から、ゲームウォッチ、ファミコンと遊んできて
なんだか俺の夢はずーっとテレビの中にあったんだなー、と思ってさ・・・
そういや7,8年ぐらい前にさ、云ってた話。憶えてるか?・・・」
「さあ?俺はいつも、”メモリー高けー!”とか叫んでたな、たぶん。」
「・・・携帯電話が普及して来てさ、○モードとか出ちゃってさ、
俺なんかまだ持ってなかったから・・・”MSXが載るなら買う”とか”FM音源になったらぜってー買う”とか
しまいにゃ”ゼビウスが出来るなら何があっても手に入れる”とか云ってたよなあ・・・”
「それ、ほとんど実現してるな」
「・・・で、タマゴッチだろ?・・・あと、どこでもいっしょとか・・・携帯ゲーム流行ったけどなあ・・・」
「一瞬で飽きたな。その辺は。」
「・・・今はナンだろうね・・・楽しくないね・・・なんかね・・・」
「そうか?(そうでもないけど)そうかもな。(ゲームの他に趣味ねーのかよこいつ?)」
「・・・俺、最近思うんだけどさ・・・今、あの人が居たら
今度はどんな夢を俺に見せてくれるんだろうなってな・・・?」
「・・・・・・はい?誰だって?(また”夢”かよ)」
56 :
3/3:04/04/18 03:33 ID:FIizBYN4
彼は短くなったタバコを灰皿の隅でねじり消し、飲みかけの生の最後の一口を飲み干した後、言った。
「・・・まあ・・・つまり、なんだ・・・
・・・俺にとっちゃあ、あの、赤と黒のコントラストが今でも最高に新鮮に思えるってー話しだ・・・・・・
・・・次、いくぞ?」
オーダー明細を持って立ちあがるどこにでもいるサラリーマンひとり。今日はこいつのオゴリらしい。
まあ、そういうことならタマには付き合ってやるか。
─ バーチャルボーイ ─
俺は、とある宇宙戦闘機のパイロットだ。
そもそも俺が何でパイロットにさせられたか、といえば
単にコンピューターゲーム、特にシューティングゲームが得意だったからという笑えない理由なのだ。
冗談じゃない。
ゲームならまだしも、本物の戦闘機なんて動かすのも初めてなんだ、
こんな状態でまともに戦える訳がない。
しかし…この機体。操作系統といい、追加武装といい、色々な点で
俺が特に好きだったあのゲームの自機にそっくりだ。
だとすれば…もしかしたら、アレが出来るのかもしれない。
俺はおもむろに時間停止装置を作動させる。
自分の機体を含む周囲の全てが停止する。動けるのは「俺だけ」だ。
そして、操縦桿、バルカン砲のトリガー、武装追加スイッチなどを
俺の記憶にある順番に操作する。
すると、突然全ての武装が追加された。
…まさか… 本当に成功するとは思わなかった。
これなら、ド素人の俺でもそこそこは戦えるかもしれない。
俺は時間停止装置を解除した。
次の瞬間…戦闘機は時空の歪みに飲みこまれて消滅した。
− グラディウス3 ↑↑↓↓←→←→BA −
とあるパイロット
(((( ;゚Д゚)))!!??
59 :
1/2:04/04/18 21:19 ID:???
また、押す。
これで、幾つ目だろうか。
1000を越えたあたりから、もう数えるのは止めていた。
また、それを、押す。
表現のしようが無いから、それを「荷物」と呼んだ。
(・・・ぜ、目を覚まさ・・・すか・・・)
(・・・身体機能は既に回復・・・神経系・・・)
中身は、何なのか。
考えた事もある。考えたくもない。
私は中身を知っている。知りたくはない。
(・・・念だが、彼の妻の方は・・・)
触れると、不思議と懐かしい感覚を覚える物もある。
憤りを覚える事も有る。
苦痛を感じる事も、哀しくなる事も。
(・・・脳が・・・を拒絶して・・・)
片付ける先に、法則は無い。でも、片付ける場所は知っている。
収まるたびに感じる、小さな歓び。
収まるたびに感じる、小さな哀しみ。
60 :
2/2:04/04/18 21:22 ID:???
散らばった「荷物」を、一つずつ片付ける。
片付ければ片付けるほど、道を示すように、拒絶するように、複雑になる。
(・・・なたなんて・・・ねばいいのよっ・・・)
(・・・私、もう行きます)
荷物に身体を預け、訳も無く泣いた事もある。
ここは、地獄だ。だから、これは罰なのだ。
(・・・繋がらない・・・の意志が・・・)
(だから、彼次第です)
それは心の鎖で縛られた、心の重荷。
(助け・・・お願い・・・助けてっ・・・熱いっ・・・!)
(・・・なないで・・・死なな・・・誰か・・・っ)
その荷物に触れたとき、ふと指先に懐かしい感覚を覚えた。
指先に、いつか聞いた記憶の中の声が響く。
また悩んでいるの?・・・約束したじゃない。
あなたが何処へ行っても、私は隣にいるって
それも一瞬の事、掌からこぼれる水のように掻き消える。
疼きのような痛恨の思いが、夏の花火のように哀しく弾ける。
そして、また、押す。
終わりを信じて。
終わらない事を願って。
---【倉庫番】
いいなこのスレ
俺がアルバイトを探すために雑誌を読んでいると、
CMのイメージキャラクターという仕事が目に入った。
「体力のある方募集。顔は隠れます。セリフなどもありません」
俺は体力には自信があったので、とりあえず面接を受けてみた。
雑誌に乗っていた面接先は小さな会社だった。
飲料水メーカーらしいが、聞いたことの無い名前だ。
俺がこれまた小さな面接用の部屋に入ると、
くたびれたスーツを着た中年の男が現れた。
なんと、この男が社長らしい。
面接に社長が出てくるなんて、よっぽど社員が少ないんだろう。
「やあ、よく来てくれた!私がこの会社の社長だ
今回君に頼みたい仕事は、わが社の新製品である炭酸飲料、
“ボスコニアンX”のCMキャラ“ボスコニマン”になってもらう事だ。
説明を始めよう。ボスコニマンは正義のヒーローだが、
ある時敵の組織に捕まってしまい、拷問を受けるんだ。
トラップだらけの敵の基地内を強制的に走らせられる。
制限時間以内にチェックポイントを回らないと、
体に仕掛けられた装置が発動して感電死!
ボスコニマンは屈辱に耐え、
床に置いてあるボスコニアンXを飲んでパワーを回復しながら、
いつ終わるとも知れない無限のマラソンを続けるんだ。
まあ、もちろんそれだけではつまらんからな、
ライバル会社の空き缶が大量に転がってきて、ボスコニマンを妨害するシーンなども取り入れる。
ポイ捨ては良くないという社会へのメッセージだ。
どうだ?素晴らしいだろう。面接に来たのは君一人だったから、
君がOKしてくれればすぐに採用しよう!」
「あんた、脳みその変わりにヌガーでも詰まってるのか」
あまりにイカレた設定に俺はそう言いたくなった。
はっきり言って、そんなCMの炭酸飲料なんて飲みたくは無い。
だが、バイト料はかなり高いし、そろそろ俺の財布も底をつく頃だ。
やむをえず、俺は引き受けた。
………そしてそれから2週間後
俺はボスコニマンの衣装に身を包み、
悪の秘密基地のセットの前で準備をしていた。
衣装は、安っぽいオレンジ色のタイツに赤いブーツにヘルメット。
俺がガキの頃に見た、泥臭い特撮ヒーロー物にも劣る最低のデザインだ。
だが、衣装に比べると秘密基地のセットはかなり豪華だ。
とんでもなく広いし、凝った仕掛けがあちこちに設置してある。
倉庫から適当に引っ張り出してきたと思われる
ハードルやスケボーが転がったりもしていたが、それは見ないことにした。
「ボスコニマン君!配置についてくれたまえ」
社長の声で俺が配置につくと、すぐに撮影が始まった。
なんでも、台本とかは無く、ぶっつけ本番で実際に障害物を避けながら走るらしい。
適当だなぁと思いながら、俺はセットを走り出した。
スタートと同時に、視界の端にある残り時間がどんどんと減っていく。
俺は障害物を次々とかわしながら秘密基地を走り抜ける。
と、突然、耳につけられたインカムから社長の声が聞こえてきた。
「……すまないね。ボスコニマン君
実はだな、君の体につけられた電流装置、本物だ」
64 :
NAME OVER:04/04/19 00:15 ID:ocQKo00W
何!?
「面接の日に話しただろう。
君はあの通りの設定で、本当に命を賭けて走ってもらう。
そしてその姿は24時間中継されるんだ。
凄いCMだろう?話題になること間違い無しだ。
ああ、心配は要らない。途中で仮眠も取らせるし、ちゃんと期間も決まっている。
最後まで生きて走り通せれば、ちゃんとバイト料は払う。
これが成功すれば君は本物のヒーローだ。頑張ってくれたまえ」
それで社長からの話は終わりだった。
……冗談だろう?そう言いたかったが、
どこかタガの外れた社長の声はとても冗談には聞こえなかった。
そして…視界の端に、黒焦げの肉の塊が転がっているのが見えた。
それは、ボスコニマンの衣装をつけていた。
「言い忘れていた。実はテスト中に一人死人が出てね。
残骸を片付けるのを忘れていた。気分を害したようなら申し訳ない」
俺は叫びだしたい気分だった。今すぐこんな撮影をやめさせて、
社長の面を一発ぶん殴ってやりたかった。
だが…ヘルメットのゴーグルに表示された残り時間がちらつく。
“体に仕掛けられた装置が発動して感電死!”
畜生、畜生、畜生。
俺は最後まで走りぬいてやる。最後まで…最後まで…!
『―メトロクロス―』
ランニングマン キタ━━━━||Φ|(|゚|∀|゚|)|Φ||━━━━ッ!!!
おぉ メトロクロスだ
あのワケのわからん世界にストーリーが!?ってな感じで嬉しいな
あら?
先に書かれちゃった…。>メトロクロス
でも面白い。乙。
じゃあ、題材を変えて。
玉が転がってくる…。
ブロックの上を飛び渡って行く。
池の上の蓮に乗り何度もゴールを目指す。
いったい何が起きたのか解らない。
そもそも何?此処は。
何で僕は此処に居るの?
あ、今度は蜂が襲いかかってきたよ…。
もう嫌だ、誰か止めてよ。
開放させてよ…。
お願い…、、、死んじゃうよぅ。
A:どうですか?当社の新製品は?
B:そうですね、素晴らしいです。
A:近頃の餓鬼と来たら我侭、躾は受け入れない、罰を与えれば虐待だとウルサイ。
そんな時代を反映して作り上げた「躾のための道具」です。
B:面白いくらいにおとなしくなりました、感謝します。
でも凄いですね。子供を小さくしてこの箱庭に入れるんですよね?
A:時間が経てば元に戻りますよ。
逃げることは許されませんが…ね。
此処は未来。
子供の躾、あるいは快適な遊びを提供する。
究極のっ箱庭はいかがですか。
簡単ですよ、子供を小さくしてこの箱庭に入れるだけ。
こっちは躾様。こっちは遊び用です。
どうです?貴方も…?
わんぱくアスレチック
「いよいよっすね隊長」
亜光速下の光の奔流を抜けた後、サージェント号から最後の通信が入った。
「ようやくあいつらをプチプチ潰せるかと思うと、ワクワクしますよ」
そうだ、ワクワクする。実に。クリスマス休暇なんぞ屁でもないくらいに。
だからこそ、俺はむかついているのだ。
2222年、宇宙にまで貪欲に開発の手を伸ばした人類は、
昆虫型巨大生物に支配された惑星を発見した。
探査機はその場で撃墜。
人類は、その醜く、冷酷で、糞多く、糞ったれの虫どもを
迷うことなく、大いなる脅威、「敵」と定めた。
で、できあがったのがこの駆逐戦闘機カーネル号とサージェント号。
見積もり通りなら奴等を10回は皆殺せる、素敵なオーヴァーキラーだ。
ここまでは実に良くある話。
ところが、だ。
どこをどう調べたのか、お賢いドクターたちは糞驚くべき発見をもたらした。
あの糞虫どもが猿を人間に進化させた、造物主だというのだ。
アーメン。
万物の霊長たる溢れんばかりの知性も、
宇宙にまで進出するほどの飽くなき征服欲も、
年がら年中ぷりぷりのおっぱいに反応しちまうこの繁殖力も、
そして、俺たちが奴等を殺したがっているこの感情も……
全ては数万年前に奴等がデザインして組み込んだものらしい。
つまり、進化の袋小路だかに絶望して、種そのもののリセットを図ったものの、
宗教的理由だか本能的理由だかで同属殺しも自殺もできないから、
はるばる地球で数万年かけて、自殺を後押ししてくれる処刑人を育成してきた、とのこと。
アホが。
言われてみれば、確かに俺たちは、昆虫に親しみを感じることはない。
蝶の羽の美しさに魅せられることはあっても、犬猫に感じるような愛情は無い。
子供たちは何の呵責もなくカブトムシをバラバラにできる。
踏み潰したアリに墓を作ってやるセールスマンはいない。
ゴキブリを好き好んで家に飼ってる奴は最悪の変態野郎だけだ。
「むかつく」
奴等に対する嫌悪が、仕組まれた感情であることに怒りをおぼえる。
その怒りさえ仕組まれた感情であることに怒りをおぼえる。
そして、どうせこの無限ループによる憎悪の無限増幅も計算済みの所為なのだろう。
奴等を一匹残らず殺さずにはいられないように。
完璧だ。最高。逃げ場なし。
「糞面白くねえ」
既にレーダーには、文字通り雲霞の如く敵影が表示されている。
俺はピカピカのショットトリガーに指をかけた。
「いいだろう、望み通りブッ殺してやるよ」
恐らくはこの戦いで得られるものなど何も無い。
けれど、人類はその殺戮衝動を抑えることができなかった。
実行済みの プログラム
おれたちはもう、E X E D E X E S なのだ。
――エグゼド エグゼス――
敵である虫が実は人類の創造主…その発想おもしろいねぇ
なんか前スレよりもレベルがさらに高くなってるな。
こういうスレってのは次スレに入ると失速することが多いのに。
75 :
1/2:04/04/19 17:30 ID:???
黒く薄汚いスライム。今の俺を見れば誰でもそう思うだろう。でもな、昔は俺も人間だったんだぜ。
…なんでこうなったのかって?
俺が住んでいたバビリム王国は女神イシターの巫女とアヌ神のブルー・クリスタル・ロッドの
おかげですんげぇ平和な国だったんだ。ところが、それを妬んだスーマール帝国が
突然攻めてきやがった。バビリム王国にゃ軍隊なんてなかったから、あっという間に
滅ぼされちまって、王国の男どもはみんな奴隷にされたのさ。
帝国は天上界に輝くブルー・クリスタル・ロッドを欲しがって、巨大な塔を建て始めた。
もちろん、俺達奴隷が働かされたのさ。多くの仲間が次々に死んでいったよ。
それだけじゃない。塔が高くなって、ロッドの光が王国に届かなくなって…
そして、奴…悪魔ドルアーガが復活したのさ。
奴はチャンスを待っていたんだろうな。復活してもしばらくは隠れていたんだ。その間に
塔はどんどん高くなって、やがて天界まで届きそうになった。そしたらアヌ神が怒って
塔に雷を落としたんだ…もちろん塔は木っ端みじん。塔にいた奴は奴隷も兵士も関係なく、
みんな瓦礫の下敷きになって死んで、魂はロッドに封じ込められたのさ。そのロッドを持って
神々はさっさと天上界へ帰っちまった…ドルアーガにとっては絶好のチャンス到来ってわけだ。
もちろん奴が見逃すはずがねぇ。悪い魔力であっという間に塔を作り直し、天上界へ
行ってロッドを奪い取り、塔に立てこもったのさ。塔にはモンスターをたくさん並べた。
そのとき、俺達は魔力で無理矢理蘇らされたんだ…モンスターとしてな。
頭の良い奴らは魔法使いになったし、帝国の兵士はナイトになった。俺は…そうだな、
平凡だったから、平凡なスライムになっちまったんだろうな。足はちょっと速いけどな。
俺達を助けてくれようとした巫女カイ様も失敗して、聖龍クォックスも悪い魔力に染まったって
聞くし…もう俺達には希望なんてないんだろうなぁ。なぁ、あんたはどう思うよ?
76 :
NAME OVER:04/04/19 17:42 ID:4ZwKF8Wk
ぷるぷる震えるブラックスライムを一刀両断に切り裂くと、不思議な力の降臨を感じた。
きっとどこかにイシターの贈り物が現れたのだろう…ギルは探索を再開した。足の裏に
さっき切ったスライムの死骸を踏みつぶす、嫌な感触がした。
ドルアーガの塔 「哀れな異形」
最近はこのスレに書き込むために、ワゴンでネタになりそうなレゲーを漁ってるよ。
ネタになりそうなゲームほどネタにしにくかったりするんだけどね。
>>75-76 ブラックスライム…切ないな。
一寸のザコにも五分の魂か。
EXED EXES(実行済みの プログラム)の部分も創作?
もしそうなら心底感心するわ・・・
ちなみにこれってシューティングRPGとかいうやつだよね?
それは頭脳戦艦ガル。
蛇行するガリ。直進するフェラー。
>>78 正ストーリーでは、なんか敵がエグゼスで
敵の秘密兵器がエグゼドエグゼスらしい。
どれのことかわからんが。
多分語呂でつけただけで意味はないのだと思う。
バンゲリング帝国の地底奥深くに作られたレンガ造りの迷宮。
誰が何のために作り出したかは分からないが、
その中には金塊が山と眠っているらしい。
格闘家兼探検家である俺は、度重なる困難を乗り越え、ついに迷宮を発見。
俺は己の腕のみを武器に、その中へと侵入した。
だが、侵入と同時に、俺は迷宮の番人であるガードロボットに
コテンパンにのされてしまった。原因は奴の体の構造にある。
俺が奴の装甲を右ストレートでぶち抜いたとたん、大爆発したのだ。
その時に全身に大やけどを負った俺は、
さらに奥からやってくるロボットから逃げ出した。屈辱だった。
あんな機械の塊に負けるのは、格闘家としてのプライドが許さなかった。
それからの4ヶ月間、俺は奴らの体に穴を開けずに動きを無力化する方法を考えた。
火傷の治療もそこそこに、ありとあらゆる流派の格闘術からヒントを探した。
そして、ついに編み出したんだ。奴らに泡を吹かせられる技を。
……今、俺は再び、あのロボットと対峙していた。
俺が4ヶ月前に倒したのは奴とまったく同じ姿をしていた。
「リベンジだ。ガラクタ野郎」
俺は驚異的なスピードで体当たりをしてくるロボットを紙一重の距離でかわし、
間髪いれずにロボットの足元へと拳を振り下ろした。
82 :
NAME OVER:04/04/20 01:04 ID:uBT1tDpD
その一撃はレンガ作りの床に大穴を空け、
とっさに反応できなかったロボットはそのまま穴に落下する。
ロボットが穴から抜け出そうともがくが、
レンガの破片が体にまとわりつき、思うように動くことが出来ない。
さらには宙へと飛び散ったはずのレンガの破片が穴へと集まり、
ようやく穴の淵に手をかけたロボットを直撃する。
レンガはすべて元の場所に戻り、ロボットは完全に生き埋めとなった。
後には、俺が地面を撃つ前と変わらぬ光景が広がっている。
「実践で使うのは初めてだったが、上手くいったな」
“覇怒存流”“拳法”“絶技”“土龍破砕拳”
この技は右手の一撃で大地に大穴をあける時に、
手首に強力な回転を加えることで成立する。
回転によって穴の中が一時的に真空状態となり、
空中に飛び散った破片がその穴の中に吸い込まれる。
瞬時に元に戻る落とし穴の出来上がりというわけだ。
ちなみに、覇怒存流拳法は俺の考えたオリジナルの流派。
「……さて、と」
迷路の奥から不気味な駆動音が響いてきた。
恐らくロボットの音だろう。それも一つではない。
俺の鍛えられた聴力と感覚では、軽く見積もっても30体。
この狭い場所では圧倒的にこちらが不利だ。
三ヶ月前の俺だったら逃げ出していただろう。
でも、今の俺には土龍破砕拳がある。もうあんな奴らには負けない。
「何体来ようが、全部まとめて生き埋めにしてやるぜ!」
俺は螺旋状の傷がついた右腕にバンテージを巻き直し、
音の聞こえる方向へと走り出した。
金塊を、この手に掴む為に。
『―ロードランナー―』
レベルがあがりまくってるな…駄作だと即叩かれそうで怖いな…。
とりあえず文章として成り立ってれば叩かれる事もあるまい。
どちらかと言えばスルー(ry
85 :
79:04/04/20 03:22 ID:???
誰か、誰でもいいんじゃが、すまんが突っ込み入れてくれんかのぉ・・・
>83
前スレ881みたいなどうしようもない奴でなければ、別にいいんじゃないの?
下手でも何でも、まず書いてみれ。
わかったわかった
>>79 ( ・∀・)<エロいな
男の戦場におんなはいらねえ
戦いに飢えた男という野獣同士が牙を見せ合った刹那に勝負は決まる。
敗者にかける言葉なんてない。しかし、去り行く男の背中は雄弁だった。
「どうだ、わしと組まんか? 今なら世界の半分をやるぞ」
あまたの敵を打ち倒し、幾多の困難を乗り越え、宿屋でローラ姫とお楽しみだったりしながら、
ついに訪れた竜王の城で、勇者は誘惑を受けていた。普通なら『そんなもんはいらん!』と
突っぱねるのが勇者というものだが、彼は違った。ロトの血こそ引いてはいるが、
おおよそ優雅とか高貴とかに関心がなく、何でも手に入れようとする貪欲な彼。
そんな彼にとって『世界の半分』とは、何とも魅惑的な誘いだった。
手を組む振りをして世界の半分を手に入れ、後で竜王を討ち取って美人の姫と
将来の国王の座をいただく…素早く計算した勇者は竜王の申し出を承諾した。が…
「世界の半分、闇の世界を与えよう!」
こうして、欲に負けた勇者は永遠の闇に閉じこめられたのであった。
ドラゴンクエスト1 「堕落した勇者」
竜王は困っていた。勇者に闇の世界を与えたのは良いが、その結果、自分の
手元にはもう半分しか残っていない…いや、それはどうでも良い。問題は、
こちらの世界には闇がない。闇がなくなればどうなるか。
「まぶしい…まぶしすぎて何も見えん…」
ドラゴンクエスト1 「自滅した竜王」
ワラタ
まさに小噺だな
「もう…ダメなのか…」
完全に誤算だった。
空を飛べれば後はどうとでもなる。
そんな甘い考えを吹き飛ばしたのは、いわゆる自然の驚異って奴だ。
吹き付ける暴風、轟く雷鳴。予想外の強敵の前に、
俺の意志は崩れ去ろうとしていた…。
「いつかあの大空を飛んで、誰も知らない所へ…」
それが俺の夢だった。そのために人生の殆どを費やして来た。
俺の周りの奴等は、そんな俺をいつもせせら笑っていた。
「空を飛ぶ?ガキのたわごとだろ?」
「せいぜい落下死するのがいいとこだな」
「うまく鳥にでも生まれ変われば、夢がかなうんじゃないか?」
奴等を見返してやる。俺はさらに研究に没頭していった。
そして…『それ』はついに完成した。俺は、大空を手に入れたんだ…。
そうだ!せっかく掴んだ夢をここで手放すわけにはいかない!
どんな嵐も!巨大な雷雲も!俺を止める事などできない!
そして、俺は飛び続けてやる!世界の果てまでも!
この背中に、
二つの風船が、ある限り!!
『BALOON FIGHT』より ―BALOON TRIP―
92 :
1/2:04/04/21 00:11 ID:???
僕の上に親友が乗る。
僕の横に僕の好きな女子が立つ。
僕の背中に普段あまり話さない奴が蹴りを入れる。
そして僕は消滅した。
――僕は修学旅行に来てた。
一日中歩き回って疲れた。
消灯時間になったらお約束の暴露大会もせず、僕は寝た。
次の朝、窓から射す光で、僕は目が覚めた。
部屋は静かで、まだ誰も起きていなかった。
僕は時間を確認しようとして身体を半分起こした。
そうしたら、身体が動かなくなった。
石のように、動かなくなった。
というか、僕は完全な石になった。
目玉は動かない。
けど、視界の片隅に見えた物が何なのかは分かった。
僕の親友だ。
親友は起き上がろうとしたままで、石になった。
床のきしむ音が聞こえた。
みんな石になってるから、重いのだろうか。
そう思った瞬間、床が抜けた。
僕と、僕と同じ部屋の友達は、真っ黒な闇の中へと落ちていった――
93 :
2/2:04/04/21 00:12 ID:???
僕の上に、親友が乗る。
僕の横に、僕の好きな女子が立つ。
僕の背中に、普段あまり話さない奴が蹴りを入れる。
そして、僕は消滅した。
でも、僕はまた落ちる。
そして、僕は消滅した。
それでも、僕は、また、落ちる。
それでもまた、僕は消滅した。
それでも――
僕は――
また――
――テトリス――
94 :
92:04/04/21 00:18 ID:???
自分で言うのも何だがなーんかびみょんな感じ。
"びみょん"(・∀・)イイ!!
ここは、どうぶつ村。
沢山のどうぶつさん達が神様と一緒に暮らしています。
どうぶつさん達は毎日のんびり楽しく生活していました。
ところがある日、ペンギンさんが悪さをして、神様に捕まってしまいました。
他のどうぶつさん達の前で、神様は言いました。
「ここから逃げそうとしたのはお前が始めてだ。
何故お前には私の洗脳が効かないのだ?
この村の動物はすべて私にコントロ−ルされ、
争いもいざこざも無い平和な空間となっている。
コントロールは完璧。そもそも最初の動物を作り出しのは私だ。
なのに…何故だ?何故お前には洗脳が効かないのだ?」
「知らないね。本物の神様のお陰じゃないかな」
「…ふん、減らず口を。まあいい、お前の度胸に免じて生き残るチャンスをやろう。
平和的にスポーツで解決といこうではないか。
ルールは単純。テーブルを挟んで二人が向き合い、
横に置いてある鉄球をぶつけあう。相手の陣地に10個鉄球を投げ入れた方が勝ちだ。
試合で私の用意する4人に勝てたら無罪放免にしてやる。負けたら処刑だ。
……もっとも、鉄球の直撃で試合中に死ぬ場合もありうるがな」
「随分と回りくどい真似をするな。素直に俺を殺したいんだろ?
“こんな奴にもチャンスを与える慈悲深い自分”が好きなだけなんだろう?
そりゃただの自己満足だよ。気持ちが悪い」
「……だ、黙れ!」
「おいおい、みっともないぜ。神様だろ?
俺みたいな薄汚いペンギンを相手に本気で怒るなよ」
「くっ…おい、こいつを連れて行け!試合の日まで牢屋から一歩も出すな!」
ペンギンさんは牢屋に連れて行かれてしまいました。
牢屋の中でペンギンさんは一人、座り込みます。
「なんで俺は神の洗脳を受けなかったのか。
そもそも神ってのは何者なのか。何もかもが分からない。
一つだけ分かっていることがあるとすれば、これは既に戦争だということだけだ。
味方は自分ひとり、周りは敵だらけ。俺と奴らとの、戦争…」
「ぺんぎんくんウォーズ」
>>91 good job!
漏れもやろうと思ってたけど無理だった。
無限、という言葉がある。
人間を引きつけて止まない、魅力にあふれる言葉である。
特に「無限の命」という言葉は、それを求める者にとって麻薬のような効果を発揮し、
世間が眉をひそめるような犯罪行為さえ行ってしまうことがある。
夢幻、という言葉がある。
あらゆる「もの」につきまとう言葉である。
形ある「もの」はいつか失われる。どれほど無限を熱望しようとも、いずれは
無限が夢幻に変わる。それは避けられない運命。
だから。
どうせピーチ姫を助け出したら無駄になるんだから、そろそろ僕を
蹴り続けるのは止めてもらえないもんだろうか。
スーパーマリオブラザーズ 「ノコノコ in W3-1」
頭からずっと読んできて、
>>46 で爆笑しちまった。
101 :
NAME OVER:04/04/23 07:09 ID:B+Eo+Zy1
前スレの奴の真似して1日1カキコしようとか思ったが、ネタがもう思いつかん。情けないが断念。
1-100までの作品
>4 ゲームボーイウォーズ
>6 ゲームボーイウォーズ
>7 ゲームボーイウォーズ
>8>10 フィールドコンバット
>9 カービィのピンボール
>14 バンゲリングベイ
>16-19 バブルボブル
>20 木こりの与作
>21 けっきょく南極大冒険
>22 メタルマックス2
>24 F−ZERO
>25 バトルシティ
>26 ボンバーマン
>27 シムシティ
>28 I・Q〜インテリジェンスキューブ〜
>29 バイオミラクル ぼくってウパ
>30 スペランカー
>31 悪魔城ドラキュラ
>32 マリオブラザーズ
>34 たけしの挑戦状
>35-36 ディグダグ
>38-39 麻雀大会
>41-42 シムシティ
102 :
NAME OVER:04/04/23 07:14 ID:B+Eo+Zy1
>43-44 アストロロボ・ササ
>45-46 ヴォルガードII
>47-48 バンゲリングベイ
>49-51 バードウィーク
>53 ロードファイター
>54-56 ヴァーチャルボーイ
>57 グラディウスIII
>59-60 倉庫番
>62-64 メトロクロス
>68-69 わんぱくアスレチック
>70-72 エグゼドエグゼス
>75-76 ドルアーガの塔
>81-82 ロードランナー
>89 ドラゴンクエスト
>91 バルーンファイト
>92-93 テトリス
>96-97 ペンギンくんウォーズ
>99 スーパーマリオブラザーズ
チェルミー。
最愛の娘よ。
おまえも、父さんのことを化け物のように思っているのかもしれないな。
けど、俺は何一つ変わってなんかいやしない。
あいつらにはそれが解らなかった。
でもお前なら必ず理解してくれるはずだと信じている。
この世にたった二人の親娘だものな。
もうあんな悲しい思いは嫌なんだ。
ほんの……ほんの少しばかり、娘への愛情の注ぎ方が皆と
違っているというだけで、世間の奴らは俺たちを引き裂きやがった。
父さんは、一度たりとも俺たちが間違っていたなんて思ったことはない。
お前もそうだろう?
あの楽しかった日々を思い出してくれ。
俺たちは……うまくやっていたよな。
でも、俺はお前に二度と会えなくなるのは耐えられなかった。
耐えられるものか。
だからおとなしく、自分が間違っていたと反省している振りをして、
クソ面白くもない炭鉱で真面目にやってきたんだ。
お前にまた会える日だけを心の支えにして。
そしたら、あの事故だ。
奴らは、俺を化け物扱いして、今度こそ
俺とお前を永遠に別れ別れにしてしまおうと考えている。
それこそが娘のためだと、もっとも顔でクソ吐きやがる。
もう我慢できない。
裁判所のクソどもや、施設の連中には永遠にわかりっこないんだ。
奴らは俺を止めるつもりのようだが、知ったことか。
父さんはもう、誰にも止められやしない。
早く会いたい、チェルミー。
また二人で海へいこう。そして一緒に家に帰るんだ。
早く会いたい。
会いたい。
会いたい。
――チェルノブ――
>101
乙。>4のゲームボーイウォーズは>4-5じゃないか?
1日1カキコは、ネタがないとつまらない書き込みを増やすだけだと思う。
一ヶ月に1回でもいいから、良い作品を書こうぜ。
前スレの彼はすごいと思うが、無理に真似をする必要もナイト思う。
あたし、自分で言うのも何だけど、スピード狂なんだ。
愛車「クラリスカー」でハイウェイをかっ飛ばす時のスリルと言ったら、もう!
もちろんパトカーに見つかったら追いかけられるんだけど、捕まったことはないわ。
あいつら、遅いのよね〜。
そんなある日、久しぶりに会った友達から結婚したって聞かされたの。あたしも羨ましくなって、
恋人を探すことにしたわ。と言っても、まわりにはイイ男がいないのよね。
だから、イイ男を捜す旅に出ることにしたの。もち、クラリスカーに乗ってね。
で、せっかくクラリスカーで行くからには、かっ飛ばさなきゃ損ってものよね?
近くのハイウェイは何度も走ってるから飽きちゃって…どうせ旅に出るなら、
いろんなハイウェイに行きたいじゃない?
それで決めたの。せっかくの旅だから、世界中のハイウェイを走ってやろうって。
ニューヨーク、ロンドン、アーグラー、日本、パリ…あとどこだっけ?
世界中を駆け抜けたのは快感だったわ。でも結局恋人は見つからなかった。
どこかに運命の人がいないかな〜、とごろごろしていたあたしの元に、ある日届いた
1通の手紙。差出人はなく、ただ「会いたい」とだけ。もしかして、シャイな運命の人が
あたしに手紙をくれたのかも…と、ちょっぴり期待して待ち合わせ場所に行ったのが
間違いだったわ。あたしはまんまと引っかけられた…呼び出したのは何と国連だったのよ。
信じられる? 一介の善良な(?)市民を国連が嘘の手紙で呼び出すなんて!
彼らは言ったわ。国連のエージェントになるか警察に引き渡されるか、どっちか選べって。
今、あたしは国連のエージェントとしてハイウェイを走ってる。
逮捕されるのが嫌だったのかって?
それもない訳じゃないわ。でも、それ以上にエージェントになった方が得だったからよ。
国連の依頼をちゃんとこなすなら、ハイウェイを好きなだけかっ飛ばしても良い…
そんな条件を出されたら、承諾しちゃうのがスピード狂ってもんよね?
シティコネクション 「暴走娘・再始動」
上の補足:
ジャレコが19年ぶりにiアプリで「シティコネクション・ロケット」を提供したことを
ネタにしてみた。今回は敵も味方もえらいパワーアップしてて、前作以上に面白い。
遊べる人にはお勧め。
「面白い ・・・ です。」
チッ。バカの一つ覚えが
私はたくさんの子供を生産した。
どのくらい?名前を付けるのが面倒になるほど、だ。
子供の中には最高の舞台で金メダルを獲る者もいた。
最近は毎年のように獲っている。・・・毎年・・・?
9 6
何の数字だ?
9 6
これは・・・年号!
しかも今年!去年!10年前!すべての優勝旗に96の文字!!
そう言えば、なぜあいつが未だに現役なんだ!?
おい牧場長!今年は何年だ!
「危険な ・・・ です。」
!!
気付いた時には遅かった
生き物の命をもてあそんで来た罰だろうか
・・・北の大地は呪われていた
「なんか 様子が ヘンです」
だまれ
>108
元ネタがわからん。
>>109 恐らくダービースタリオン(ダビスタ96)だと思う。
>>108 ネタもさることながら、最後にタイトルが出ることで、
オチがつくのだから、タイトルはちゃんと入れれ。
俺は、夢の中で戦い続けている。
数多の顔、数多の身体、数多の武器を振るい、投げ、射出し、
識閾下のイドが顕現としか思えない、可愛らしく、そしてそれゆえに言いようのない
恐怖と狂気を思わせるモノどもと戦い続ける。
あの<テイパー>と名乗る獏、なぜか俺の存在を脅かしてならない獏を屠るため、
俺はブリキロボットの身体に無限軌道を履き、走り続ける。
明滅する緑のランプに、二つの影が浮かぶ。
「……博士、2265号が『死に』ました」
「そうか。……リセットしてやれ」
「……博士」
「どうした」
「彼等は、殺してやった方が幸せなのではないでしょうか」
「我々に、それを決めることはできない」
「……」
「彼等にはあの世界しかないのだ。脳だけになった彼等には。もはや死すら、現実と
言う幻想でしかない。ならば死ぬのも、我々が電子構築した世界を永遠にさ迷うのも、
また同義に過ぎん」
そして沈黙。
薄暗い室内で、ランプが放つ緑の光を受け、培養液に浮かぶ脳髄は、また終わらない
夢を見続けている。
「すまない…、本当にすまない…」
もう何度目だろうか、この言葉を聞くのは、
しかしこいつはやりきれないように同じ言葉を呟く、
こいつは免罪を乞うているのではない、
俺への謝罪と自責の念の篭ったやりきれなさのあふれた言葉だった。
「なぁに、気にするな、俺とお前の仲だろう?」
こう俺が呟くのも何度目だろうか、
こんなに苦しんでいるこいつに何も出来ない不甲斐なさを詫びる為に
同じ言葉を繰り返す。
俺とこいつは昔一人の女を巡って本気で殺し合った間柄だ、
だがそれは遠い過去の思い出、
今ではその話を肴にグラスを交わすほどの仲だ、
あの頃はお互い若かった、と。
また同じ言葉を繰り返した、「すまない」と、檻の鉄棒を握り締めながら。
今こいつは檻の中に入っている、
とても丈夫で壊す事など出来ない頑丈な檻の中に、だ。
事の始まりはこうだった、
原因不明の難病にかかったこいつを助けるために医者でもある俺は
必死に治療法を探した、
その病は患者は本人の意思とは関係なくどんどん凶暴になっていくという恐ろしいものだ
もともとこいつは力が強くタガがはずれてしまい被害は凄まじいものだった。
俺は昼夜も忘れ必死に治療法を探した、
だが努力を嘲笑うかのように病魔はどんどんこいつを蝕んでいった、
そしてある日こいつはこう言った、
「この檻に俺を入れ、俺をどこか遠くに隔離してくれ」と。
俺は本当に悔しかった、しかしもうそうするしかなかったのだ
皆身体も心もボロボロだった、こいつもそれは例外ではなかったのだ。
そして今俺はこいつを輸送している、
こいつの種族の居ない場所へ。
この病は特殊で近づくだけで感染するが不思議なことにこいつの種族にしか感染しない。
つまりこいつが死んでもこいつの種族の居ないところならば感染の心配はないのだ。
先程こいつを助けようとするための襲撃があった、
襲撃者はこいつの子供である、
父親を助けようとする至って当然な行動である。
本来は森の中で隔離するはずだったがそれは変更になった、
執拗に襲撃を繰り返され不適切な場所だと認識したからだ、
こんなにあっさりこれる場所などに隔離しても意味は無い。
そして俺は今追い詰められていた
こいつとともに配電室にいる、
足止めのために電撃を放つ、
子供はいとも簡単にひらりと避けて更に接近してくる。
俺は確実に仕留めれる電圧のスイッチに手をかけたがそれをやめた、
こいつが自分の命を捨ててまで救おうとしているのはこの子供なのだ、
殺してしまっては全てが無意味になる。
そうして俺達は更に追い詰められた。
とうとうビルの屋上まで追い詰められた、
先程ヘリを呼んだが間に合うかどうかあやしいものだ…。
「なぁ…、因果応報って本当だな…」
おれはこいつにそう呟いた。
「何の事だ?」
こいつは首をかしげた。
俺は顎で子供のほうを指した。
組まれた鉄骨の上に立つ俺達を目指しボルトを外しながら登って来る、
…今目が合った、憎しみに燃えた目で俺を睨んだ。
当然だろう、自分の親をどこかへ連れ去ろうとする奴を憎まない筈が無い、
真実を話しても絶対に信じやしないだろう。
それにしてもボルトを外しながら上ってくるのを見て昔を思い出す…、
こいつと戦った時にも俺はこうやったな…、
そして今それは俺に戻ってくるというわけか…。
そして全てのボルトが外され俺達は転落した。
落下の衝撃で檻の鍵が壊れたようだ、
嬉しそうに子供が駆け寄る、
檻から出てきた奴の目は正気ではなかった、
そのまま子供に襲い掛かる、
近づく事で感染したのか子供も反撃に出る。
薄れゆく意識の中お互いを守ろうとした者同士の殺し合いを眺めるしかできない自分が
たまらなく情けなかった…
ドンキーコング ジュニア
その皇帝は公正かつ寛大であり、強固な統治を行っていた。
代々続く帝国に澄み切った風を吹かし
「反体制」という言葉が死語へと変化する程であった。
そして彼と隣の小国家の王は幼少の頃より交友し、
二人の手腕、才覚、叡智は甲乙つけがたく、
民衆の間では神の領域に達するほどであった。
しかし時代は争いを生み、二つの国もそれを逃れる事は出来なかった。
全ての国が唯一たらんとする中で皇帝と王は人々を苦しませたくないという思いのみで戦った。
だが限界というものは残酷厳正だ。
帝国との争いに周辺国家は小国を利用し始めたのだ。
曰く、我らが友人たる王を懐柔し不当に国の尊厳を蹂躙することを正さん。
曰く、古来よりの友好国たる小国を己の思惟がままに使う帝国を撃ち滅ぼさん。
それぞれが口々にいい加減な事を述べて小国は戦争の舞台とされた。
たまりかねた王は皇帝に統治を求める。
そうなれば野心家どもに踏みにじられる事もない。
彼ならば絶対に我々の自由と尊厳を守ってくれる。
皇帝は1も2もなく了承したのみならず、王家と皇家の融合まで行った。
こうして小国は帝国の中に入るのみならず帝国へと成ったのだ。
だが……
「全ての準備は整いました」
「うむ、今一度確認するぞ。状況を述べよ」
「は!帝国の主要都市にわが手のものを潜伏させております。
囚人の抱きこみや統合反対派への武器配布も滞りなく完了し
領主達の懐柔に挿げ替え、そして事後処理の布石も打ちました」
「よし、手順はこうだ。反対派が挙兵し私がそれを手勢と後から続く煽動者たち
で制圧しながら首都へと向かう。そして囚人どもが刑務所を破り先に
首都へとなだれ込み皇城を蹂躙する、それを殲滅すると同時に皇帝一族、縁者を
始末。民衆には囚人どもに殺されたと告げ……」
「首都騒動に手薄となった国境を襲う他国軍を排し名実ともに帝国は王の物です」
「いや……私のものではない。我々が統治するのだ」
「では、首都でお待ちいたしております。ご武運を」
「主もな」
そして王は部下に背を向け皇帝との語らいを思い出すのだった。
スレン、皆は君の事を小国の王と謗るがそれは違う。
君に足りないものがあるのではなく皆が足らないのだよ。
(違うよ、オゴレス。俺に足らなかったのは領土でも万の軍隊でも民衆でもない)
「謙虚な心――諦めさ……」
ボコスカウォーズ
>>112 次の作品との区切りがわからんくなるから
そういうのやめれ。
120 :
101:04/04/25 01:37 ID:???
>105
>乙。>4のゲームボーイウォーズは>4-5じゃないか?
遅レスだが、スマン。次からは気をつける。
>1日1カキコは、ネタがないとつまらない書き込みを増やすだけだと思う。
>一ヶ月に1回でもいいから、良い作品を書こうぜ。
>前スレの彼はすごいと思うが、無理に真似をする必要もナイト思う。
うん、そだな。無理せず、思いついた時に書き込むことにするよ。
>>114-116 そうか、あのエンディングの後は…。悲しいな。
やった・・・・やったのだ・・・・。
苦節十数年。つまらないサラリーマンをやめ、海を渡り、ここまで・・・・。
あと数歩であの財宝まで手が届く。涙で前が見えない。
ついに・・・・財宝が手に触れた。
そのとき、私は失神してしまったようだ、嬉しさのあまり。
そこに見えたのは妻。バーの店長。やくざ。何百人いただろう、パレードみたいだ。みんなが私を祝福する。
「えらいっ」 「えらいっ」 「えらいっ」
「えらいっ」 「えらいっ」
「えらいっ」 「えらいっ」 「えらいっ」
「えらいっ」 「えらいっ」 「えらいっ」 「えらいっ」
現実的だった。ゲームのような冒険ではなかった。地図の偽者、空中爆発。
なにもかも自然と思い出せる。辛かった。
五分ほどたっただろうか、私は目を覚ました。
そこには財宝はなかった。目を覚ましたのがよくわかる。これは現実だ。
だが、目が開かない。黒い膜に焼き付けられた文字。
「こんなげーむにまじになっちゃってどうするの」
たけしの挑戦状
「どうしたんだい? 早くしないと燃料が切れちゃうよ。ヒヒッ」
モニタでは、半分レンズの無くなったメガネをひっかけた、
やせぎすの糞野郎が嫌らしいニヤニヤ笑いを浮かべている。
くそっ、なんであのとき、もう片方もブチ割っておかなかったんだろう。
「ほらほら、早く帰ってきなよ、エースさん。
愛しのマデリーンも凱旋をお待ちかねだよ」
マデリーン。
マデリーンマデリーンマデリーン!
俺はただ、気味の悪いオタク野郎につきまとわれてるからってんで
一日ばかり恋人の真似事につきあってやっただけだ!
ちくしょう、俺はトップガンだぞ!
寄って来る女なんて掃いて捨てるほどいるんだ!
なんであんなブスなんかのために俺がこんな目に!
「オートランディングシステムはなぜか”故障”しちゃってるみたいだけどさぁ、
それくらいどうってことないよねえ?
なんたって、トップガンなんだからさぁああ!!」
吐き気をもよおす笑い声を最後に画像が歪み、一本の光の線となって、それもやがて消えた。
俺はモニタを拳で叩き割った。
いいだろう、やってやるよ。
俺はエースだ。天才なんだ。
お前みたいな凡才には一生解らないだろうが、訓練なんぞしなくとも
不時着の一つや二つ、ぶっつけ本番でクリアーできるんだよ。
着陸コースをインプットすると、コンピューターが警告音を放った。
”戦闘で受けたダメージを考慮したうえで再試行せよ”
俺はそれを無視することにした。
そんな時間はもうなかったし、今は残ったレンズを叩き割ることしか考えたくなかったのだ。
最後の深呼吸。
警告音が鳴り響くなか、俺は操縦桿をゆっくり前に倒した。
――アーガス――
>>122 タイトル
(内容)
ではなくって、
(内容)
タイトル
にしたら解決では?
127 :
1:04/04/27 05:16 ID:???
俺は影に生きる男。
俺は決してヒーローなどではない。
俺に課せられた唯一にして絶対の役割。
その役割を果たす為だけに、俺は生きている。
今日も俺のもとに出撃命令が下る。
「地下洞窟にて、少年が重傷を負っている。至急救助に向かえ」
俺は急ぎ時空転移装置の前に走った。
いつものこととはいえ、ゲートをくぐる時の衝撃は味わいたくないものだ。
「カウントダウン開始…3、2、1、転送! 幸運を祈ります!」
オペレータが装置のレバーを一気に下ろした。
全身に電流が走るような衝撃。
徐々に意識が遠のいていく。
このまま眠ってしまえば、どんなに気持ちの良いことだろうか。
が、ここで完全に意識を失う事は許されなかった。
俺の周囲が真っ白な光に包まれる。
やがて視界が開けると、そこは既にいつもの研究所ではなく、
冷たい石壁で出来た洞窟の中だった。
博士から渡されたマップとバイザーに表示されるレーダーの反応をたよりに、
少年の位置を探し出す。
128 :
2:04/04/27 05:18 ID:???
「ここか」
俺は岩の陰にうずくまる少年の姿を確認した。
少年は俺の姿を認めると敵意をむき出しにした視線をなげかけてくる。
万が一少年が俺に攻撃を仕掛けるようなことがあれば、
俺はこの少年を見殺しにしなければならなかった。
なぜならば、この少年こそがこの世界における「ヒーロー」なのだから。
ヒーローにあるまじき行為は、断罪されなければならない。
それが俺と彼に与えられた、絶対のルールだった。
俺はできるだけ少年を刺激しないように言葉をかける。
「大丈夫だ。俺は敵じゃない。だから落ち着いて聞いてくれ」
「敵じゃ…ない?」
「ああ。俺はお前を助けに来た。傷口を見せてくれ」
「ッ! …イヤだ、お前みたいな知らない奴に!」
俺は少年を一喝した。
「お前がここで死んだら、仲間たちはどうなる!
みんな、お前の助けを待っているんじゃないのか!」
「!」
一瞬、少年が驚いたような顔を見せると、徐々に泣き出しそうな顔になった。
「大丈夫だ。俺はお前の味方だ。この薬を傷口に塗るんだ」
「う、うん…」
「どうだ?」
「痛くない…」
「そうか。よかった…。すまないが、俺にできることはここまでだ。
あとはおまえ自身の力でやりとげてくれ」
俺に与えられた役割。
それは、様々な異なる世界で戦うヒーローたちのサポートだった。
ヒーローの戦いには必要以上に干渉することは許されないのだ。
俺は少年に背を向けると、そのまま歩き出した。
129 :
3:04/04/27 05:19 ID:???
「なあ! どこかで会わなかった!?」
俺の背中に少年の声が響く。
そう、確かに俺はあの少年と会った事がある。
しかし、俺がこの世界を離れれば、俺の存在がこの世界から消えてなくなれば、
俺に関する記憶の全てがこの世界から失われるのだ。
あのときも、そして、今も。
胸を押しつぶされるような思いを打ち消したい一心で、
俺は少年に彼の名前と彼を激励する言葉を投げかけた。
「ありがとう」
少年の声をバックに、俺は俺の世界へ戻るゲートをくぐった。
俺は影に生きる男。
誰にも記憶されることの無い、蜃気楼のような男。
130 :
4:04/04/27 05:19 ID:???
数ヵ月後。
博士からの通信には、深い緊張が含まれていた。
俺はただならぬものを感じ、研究室へと急ぐ。
「緊急事態だ。異世界のゲートが悪の力によって破られた。
奴ら、ヒーローたちの動きを一斉に封じようとしているらしい。
おそらく、ヒーローたちは既に敵の手に落ちているだろう。
こんなことでは地球は滅びてしまうぞ…」
俺の脳裏に、あの少年の姿が浮かんだ。
「博士、俺に行かせてください!
俺は…俺が今まで出会ってきた人々が殺されるのは嫌なんだ!
「待て、無茶をするな!」
「止めたって無駄です、一人でも…」
「わかった。そこまでいうのなら、わしも止めはせん。
だが、お前一人では何かと力不足だろう。これを」
博士はコンピューターを操作して、
研究室の奥にひっそりと立っている巨大なカプセルを開けた。
「本当は、まだ目覚めさせたくはなかったのだが…
こうなっては仕方あるまい」
カプセルの中から、亜麻色の髪をした美しい女性が姿を現す。
だがその輝きの無い瞳は、彼女が生物としての営みの中で生まれる
存在ではないことを意味していた。
誰からも忘れられた男にアンドロイドの女か。これはいい。
「行け! 世界中のヒーローを集めて悪から地球を守ってくれ!」
俺は死への恐怖をかみ締めながらも、顔に笑みを浮かべずにはいられなかった。
「必ず助け出す。待ってろよ、マイキー」
――コナミ・ワイワイワールド――
ああなるほど、前半はグーニーズ2か。
132 :
127:04/04/27 06:03 ID:???
その通り。
コナミマンは大抵得点くれるだけなので、
わかりやすいサポート例としてグーニーズ2を
あげますた。
そういや裏面に連れて行かれるってのもあったな、
コナミマン。
ageっ・・・
ageだっ・・・・・・
我々の一族には代々不思議な力がある。人形に魂を込めることが出来るのだ。
ぬいぐるみから精巧なフィギュアまで、ある程度人の形をしていれば種類は問わない。
少し力を込めるだけで、まるで生き物のように歩き、知識を持って喋りだす。
科学では解明することの出来ない、人智を超えた超能力。
……そう、この力は人間の力を超えていた。
それ故に我々一族は恐怖の対象とされ、迫害され、差別され、虐げられ、
辺境の惑星のさらに奥地へと追いやられた。
人類が宇宙へ出てから数百年、こういう所はまるで進歩が無い…。
私の両親も先祖も。ずっと日陰で生きてきた。
何故だ?何故我々がこんな生き方をしなくてはならない?
子供の頃から疑問に思っていた。
父も母も、仕方が無い事だと言っていたが、私には納得できなかった。
そして、自分の力が周りの人間よりも、ずっとずっと強力だという事に気づいたある日。
私は決意したのだ。我々一族を虐げてきた連中への復讐を。
そのために、私は戦闘用の人形を自動製造する装置を作り出した。
これと私の力を使えば、ほぼ無尽蔵に兵器を量産することが出来る。
機動力と量産性では、既存の兵器などとは比較にはならない。
人形を揃えれば、直にでも人間達の星やコロニーを制圧することさえ可能だ。
だが…一族の長であるチーフは私を止めた。
曰く、憎しみは何も生まない。戦いは無意味だ。平和に生きよう。
そんなことを繰り返し言って私を説得しようとした。
くだらない。その結果がこれだ。こいつには誇りが無いのか?
私は長を始末し、他の一族…私の家族も含め…を、皆殺しにした。
今思えば、その時私は既に狂っていたのかもしれない。
村を焼き払い、戦闘用人形の量産を始めようとしたその時。
長の娘であるエミィが、私の作った装置を奪って逃亡したのだ。
エミィは幼いが、私よりも人形を操る力がさらに強い。
何体かの人形を使って私に手傷を負わせ、まんまと逃げおおせた。
エミィは廃棄コロニーへと逃げ込み、そこで数体の人形と共に暮らし始めたのだ。
親を失った悲しみを人形で満たす。…反吐が出る。
私はエミィの済むコロニーへ奇襲をかけ、装置と共にエミィを捕らえた。
一度は油断したが、相手は所詮子供。捕まえるのは容易い。
装置を取り戻した私は、人間達の惑星とコロニーのうち、8つを制圧した。
人間達の兵器は、数と機動性で勝る私の人形達には勝てなかった。
残りの惑星とコロニーをすべて制圧するのも時間の問題だった。
…だが、その時私は、エミィが捕まる寸前に残した4体の戦闘用人形に気づいていなかったのだ。
136 :
NAME OVER:04/04/29 04:21 ID:AB2vB+/1
「大変です!突破…され…ました…」
部屋に飛び込んできた兵士が、私の目の前で元のゴム人形へと姿を変える。
「ついにここまで来たか」
既に8つの惑星とコロニーはすべてエミィの人形によって奪還されていた。
残るのは私の故郷であり、軍事基地へと改造されたこの星だけだ。
怒りに身を震わせる私の目の前に、4体の人形が現れた。
「なるほどな。さすがエミィがすべての力を注いだだけの事はある。
たった4体で私の人形をすべて破壊するとはな」
4体。4体だ。このたった4体に、私の軍勢は敗北した。
「だが、私には信念がある。負けるわけにはいかない……」
私は強化スーツの出力を最大まで上げた。体とスーツが悲鳴を上げるが、無視した。
限界を超えたスピードでエミィの人形へと突撃をかける。
「勝つのは私だッ!」
闇の帝王ダークブレインと呼ばれた私の、最後の戦いが始まった。
『―SDヒーロー総決戦〜倒せ悪の軍団〜―』
影の伝説に誰かすとーりーつけてください
138 :
1:04/05/02 03:27 ID:???
イルカが泳いでいる。
イルカが泳いでいる。
深い藍色のわずかなグラデーションの中を
イルカが泳いでいる。
どこか遠くから伝わってくる静かな旋律の中を
イルカが泳いでいる。
漂う波のフォルムを映す、小さな光の柱を抜けて
イルカが泳いでいる。
わずかなヒレの揺らぎは波紋を生み出し
彼方よりの旋律に絡まるようにして
あたらしい波紋を作り出す。
139 :
2:04/05/02 03:28 ID:???
繰り返し、
繰り返す、
波と波の交わり。
まるで音楽に合わせて緩やかに踊るみたいに
いつまでも、
どこまでも、
泳ぎ漂う一頭の流線形を追いかけて
何かを探すように泳ぐ私がいる・・・
140 :
3/3:04/05/02 03:32 ID:???
「・・・・・・・・・っ、ん?」
目を覚ました私は、デスクトップパソコンの前で突っ伏している自分の姿に気づいた。
(ああ・・・そうか・・・仕事を持ち帰って・・・。・・・途中で寝ちまったか。)
「コンコンコン♪」
ドアをノックする音だ、たぶん母親だろう。ドア越しに声をかけてくる。
「起きなさーい、もう8時よ!どうせまた遅刻でしょ!?早く起きなさいよー!?」
・・・・・・その後私はいつもと同じように、急いで身支度を済まし、満員バスに揺られ、満員電車に揺られ、
人ごみに紛れながら、携帯電話ので出社時間を気にしつつ、ぎりぎりほんの少しだけ遅刻してしまい、
デスクに座る前に呼び止められ、自分から挨拶する前に、上司から先に、こう言われるのだ。
「またおまえか!まったく相変わらず社会人としての自覚を・・・・・・!」
とね・・・・・・
寝起きのけだるさを残したまま、ゆっくりとシャワーを浴びている私は
飛び散る水滴を見て、何気なく今朝みた夢を思い出そうとしていた。
─ エコー・ザ・ドルフィン ─
(ストーリーは有りますが)
ageときますね。
江戸時代。
神の声を聞く事のできる一族という者が存在した。
彼らは天から聞こえてくる啓示を捉え、人々を影から導いていた。
しかし、その一族の中によからぬ考えを持つものが現れた。
天から聞こえてくる声を自分の都合のいいように解釈し、
人々を自分の思い通りに操ろうとする者だ。
このままでは危険だと判断した一族の長は、
江戸の天才科学者と呼ばれる平賀源内の知恵を借りる事となった。
「啓示を記録出来るような機械を作って欲しい」
さすがの平賀源内もこれには面食らったが、
啓示が聞こえる瞬間、脳に一定の電気信号が発生することを発見し、
その信号を保存出来る機械を発明する。
この機械を使用して天からの声を電気信号として記録。
それをさらに言葉に変換する事で、啓示は正しい形で伝えられるようになった。
機械はその後、源内以外の学者から改良を加えられ、
現在のハードディスクなどの記録媒体の
原型になったとも言われているが、定かではない。
『―天の声バンク―』
有りあり、いいよいいよー。
でも「…天からの声を…」の部分を膨らませてほしかったな、途中で気付いちゃったよー。
王は狂っていた。
レジスタンスの若者達が悲鳴を上げる。
今日も拷問の日々が続く。
「この狂人め、いつか俺の仲間が必ず貴様の息を止めるだろう!愛よ、自由よ、万歳!!!」
「わが偉大なる指導者に栄光あれ!!!この世界に平等を!!!真の平和を!!!差別なき世の中を!!!」
それを聴いて王はこう言った。
「死ね、貴様らの血を見るのが今は生きがいだ…。私に心地よい悲鳴を聞かせてくれ、下船の者よ。」
そう言うと王は若者達を次々と処刑していった。
そして悲しそうな瞳でこう言った…。
「我が妻よ、息子よ。まだ満足せぬか、どれだけ血を見せればそなた達は許してくれるのだ…」
かつて、この世界でもっとも気高く、優しく、常に民のことを考えてきた。
それが間違いであったのか。
もう、分からない…。
遠くへ嫁いだ皇女のことを思いながら王は今日も若者達を殺す、殺す…。
彼らに殺害された妻と皇子に捧げる様に…。
そしてここは別の地下。
ここでも同じ、いや、それ以上に惨い殺戮が行われていた。
今から殺される寸前の娘は言った。
「王よ、申し訳ありません、私達が…まちがって…」
その言葉を最後まで紡ぐ直前にギロチンが下りる。
それを見てにやにやと笑っているものがいる。
レジスタンスの指導者だ。
「いいね、最高の気分だ。なんせ俺がどれだけここで殺戮を繰り返そうとも全ては奴の責任だ。」
そして、忌々しそうにこう言った。
「あー、気分がいい。優しいとか、愛とか、平和とか聞くだけで反吐が出るね。この殺戮こそが俺の世界さ。」
「町の奴らもそろそろ洗脳された頃かな。まあ、王がいなくなったらその残党にでも押し付けるか。」
「その為にわざわざあの王を狂わせたんだからな、俺が新しい神になるのさ。」
「しかし、この血のジュースは美味いねえ、ククク…」
そしてしばらくして階段を上がり、民衆に向かってこう言った。
「世界に愛を!平等を!命ある全てのものに祝福を!!!」
それからしばらくして革命が起こり、王は首をはねられた。
新たな世界にその悪魔が据えられたという。
誰も、そのことに気づかないまま、時は刻み続ける。
ただ、夜中の墓地にに今は亡き若者や、王の霊が出ると言われている。
…暗黒の時代が始まったことに人々は気づくことは無い。
昔よりはマシだと思い込んでしまったからだ。
〜 チーラー 「刻まれる悪夢」〜
146 :
207:04/05/08 15:18 ID:???
オグマ(タリス王国)
出身は不明。戦争の捕虜となり、剣闘士に身を落とす。実力とカリスマを
備えたオグマは剣闘士の中でも一目置かれる存在となる。
ある時、仲間と脱走計画を企てたものの、実行段階でミスが生じ、オグマは
仲間を逃がすためにおとりとなり、捕らえられた。闘技場の主人はオグマを
町の真ん中に引きずり出し、衆人環視の中で罰を与えようとしたが、たまたま
通りがかったタリス王国の王女シーダに身柄を引き取られ、以降は王国の
傭兵部隊に所属。
アリティア王国のマルス王子一行がタリス王国に逃亡・滞在中は彼らとも
親交を結び、後年のアカネイア戦乱に際しては傭兵部隊を率いて出陣。
また英雄戦争ではグルニア王国の遺児であるユベロ王子・ユミナ王女を
守ってマルス王子の元で剣を振るった。
英雄戦争の終結後に姿を消したのは、剣を捧げたシーダ王女がマルス王子と
結婚したからだ…と人々は噂している。
カシム(タリス王国)
タリス王国出身のハンター。病弱の母親と2人暮らしであり、母親の薬代を
稼ぐため、あちらこちらで出稼ぎをしていた。
アカネイア戦乱では海賊に雇われてマルス王子と敵対していたが、シーダ王女に
発見され、説得されてアリティア軍に加わる。軍属となったことでそれなりに生活も
安定したと思われるが、それでも苦しかったのか、英雄戦争時はマケドニアで
出稼ぎをしていたところをマルス王子に見つかり、再びアリティア軍に。
2度の戦いに勝ち残ったことが良い結果をもたらしたか、その後は母子二人で
幸せに暮らしたという。
民明書房刊「英雄列伝」
オグマ(タリス王国)
剣闘士に身を落とした彼は、仲間と脱走計画を実行したものの、結局は
捕まってしまう。だがそこへ通りかかったシーダ王女に救われ、以後は
彼女に個人的な忠誠を誓った、と言われている。
が、しかし。よく考えてほしい。当時のシーダ王女はまだ幼かった、と記録に
残されている。つまり、オグマは「幼い女の子」に自分の一生をかけたのである。
また、彼はシーダ王女とマルス王子の結婚式を境に姿を消している。
これらのことを総合すれば、オグマは小児性愛の持ち主ではなかったか、と
専門家達は指摘している。彼らによれば、英雄戦争の直前にグルニアにいたのは、
もちろんタリス王とロレンス将軍の親交の厚さも手伝ってはいるが、それ以上に
幼いユミナ王女が目当てではなかったか、というのである。
カシム(タリス王国)
母親の薬代を稼ぐため、東へ西へと駆け回り、最後にはアリティア軍に
入り込んでしまうハンター。軍に入っても積極的に動き回り、周囲からの
評判は割と良かった。
しかし、他のアリティア軍関係者の話から、驚愕の事実が浮かんできた。
どうやらカシムは軍の間を回っては、ことある事に「母が病弱で」と
薬代を無心していたらしい。むしろ彼にその話を聞かされたことがないという
人間を捜す方が難しかった。しかも、ごくまれにだが銀の弓やキラーボウなどの
高価な弓を所持している姿を目撃されている。しかし戦場では木の弓以外を
撃ったことはない、と誰もが口を揃えている。カシムが住んでいる地元の住民からは、
山奥に「カシム御殿」なるものがある、という情報も寄せられている。
カシムは戦争を利用した稀代の詐欺師ではなかったか、と専門家達は推測している。
民明書房刊「戦争の裏側」
「207」って何だよ…orz
両方ファイアーエムブレム、上と下とでセットです。
実際の歴史上の英雄にもよく裏の顔ってあるしなぁ…
カシムはエンディングでも「サギ師」って言われてるし。
ここの人たちすごいなぁ。
「テトリス」や「クラックス」でもストーリーが作れるなら、私は「ロットロット」で!
と思ったけどあれ、どんなルールだったっけ・・・・。orz
あと、「ナノノート」でSSが作れたらすごいかも。さすがに私は無理だけど。
ナノノートってゲームボーイ版電子手帳じゃなかったっけ?
電子手帳だねぇ。SSなんて漏れにも無理
もはやゲームといえるのかどうかも疑問…
存在自体今知ったので無理。
ナノノート、ボクが小学校のとき一番大切にしていたゲームボーイのソフトだ。
小さいときからマメだったボクは、毎日おこずかい張を付けたり、日めくりカレンダーみたいに
毎日日にちを変えたりするのが、なんだか大人になったような気がしてとても楽しかったんだと思う。
宿題の計算もほとんどこれに頼っていたし、朝おみくじを引いて学校に行くのも日課だった。
そうやって、暮らしていた11歳の夏、母は死んだ。
なんだかゆっくりゆっくり弱っていく母が見ていられなかったことしか覚えていない。
まだ小学生だったから病名も知らなかったし、お見舞いには行っていたものの、目を逸らしていた。
母が死んだ日の朝、ナノノートはボクを忘れたみたいに、パスワードが変わっていた。
葬式やいろんなことで、ナノノートのことは少し忘れていた。
母が死んだ実感もわかなかったし、、涙も全然でなかった。
学校の忌引きからそのまま夏休みに入って、日課のナノノートも触らなくなっていた。
11月。思い出すみたいに、ナノノートのスイッチを入れた。
新しいゲームも買っていたし、なんだかぼーっと暮らしていたし、ナノノートのことは正直、
少し忘れていた。
やっぱりパスワードがかかっている。
父親に聞いてみた。
「あぁ・・・お母さんが前の日、病院でお前が寝ている間触ってた気がするなぁ・・・・・。」
何に使ったんだろう。何でそのまま死んだんだろう。
パスワード。なんだろう。
なんとなく僕の誕生日を入れたりしてみた。いろいろ試した。
でもこれを開けるのは不可能に近いのも良くわかっていた。
・・・・開いた・・・・。
1129。お母さんの命日。11月29日。
カードメモだけ、埋まっていた。
12月5日・・・・お母さん退院。これもあなたのおかげ。励ましてくれてありがとう。
12月8日・・・・遊園地。久しぶり、楽しいといいね。
12月16日・・・・あなたの好きな漫画映画。
12月24日・・・・クリスマス。あなたの誕生日。本当におめでとう。お母さん、12歳になったあなたなら、
どんなことも乗り越えられる気がするわ。がんばりなさい。
涙が出たのは初めてだった。
母の未来の日記帳みたいだった。
ボクの誕生日まで、生きられなかったけど、ありがとう。
〜ナノノート ある少年の大切な日記〜
あああー修正中のやつカキコしてしもうたー
ナノノートにまつわるストーリーだね。
亡くなった後に残されたメッセージ系は色んなところで既出だから
少々惜しいな
二十歳。二十歳になるまで、短かったような、長かったような。
二十歳になった年の3月11日、中学を卒業した日、僕らはもう一度学校を訪れ、同窓会を開いた。
みんな変わっていない。僕らのクラスは仲が良くて、毎日楽しくて、今日の同窓会にもみんなが来ていた。
一人を除いて―――とても暗かったT君。
Tくんは、あまりしゃべらなかったし、僕らも少し、何を考えているのかわからないというのが正直なところだった。
家庭内暴力とか、孤児だとかいろんな噂が流れた。高校は地元から遠い都心のほうに行ったという。
でも、行事、授業、全部いっしょにやってきた仲間だったし、誰一人彼を悪く言うことはなかった。
「じゃータイムカプセルもってきたから、みんなで開けようか!!」
宴も終わりに近づいたころ、誰かがそういった。
―――ああ、そういやそんなの埋めたっけ。何埋めたんだっけな?
みんな騒いでいる。何が出てくるんだろう、ああ、オレはアレを埋めた・・・・。
タイムカプセルの中身は、一人一品だったからほとんど空になった。
Tくんの名前が書いたゲームだけが残った。
ナノノート、と書かれたラベルが張ってあるソフト、本体。
みんなはそれぞれ埋めたものを懐かしんだ後、T君の残したソフトに気づき、興味を持った。
「ゲーム付けちゃだめかな?」「T君多分来ないし、やってみようか?」
「どんなゲームなの?」・・・・・・・・・・・・
ゆっくりナノノートは起動した。
日付は3月11日。卒業の日だ。
スケジュール表、おみくじ、名刺・・・・子供だましのおもちゃだ。
ただ、カードメモには、たくさんの文字が刻まれていた。
4月16日・・・・・3年生。クラスが変わった。
9月24日・・・・・運動会。僕のせいで、リレーに負けてしまった。ゴメンね。
10月20日・・・・・文化祭。出し物は、演劇。台詞はない。でも、なんか楽しかった。
みんなで、やり遂げた、と感じたのは、はじめてだなあ。
11月27日・・・・・合唱コンクール。優勝!!楽しかった。人と関わるのが楽しかったのは、
久しぶりだ。みんな、嬉しくて泣いていた。ボクは家で泣いた。
3月11日・・・・・・卒業。さよなら。悲しくない。楽しかった。寂しいけど、遠くに行くよ。
みんなでないた。僕も泣いた。
みんなが回し読みをしていった。
みんな、泣いていた。あの日を思い出して、僕も泣いた。
連絡のつかないT君。どうしているだろう―――。
僕はもう一度読ませてもらおうと思って、ゲームを手に持った。
また少し涙が出てきて、いろんなページを読んだ。
名刺・・・・・電話番号が書いてあった!!
それからぼくはT君に電話してみた。昔住んでいた家の番号ではなかったようだ、都心のマンションか何かだろう。
T君に、ちゃんとつながった。
T君は僕らが始めて聞くような大きな声でしゃべり、大きな声で泣いた。
みんなの名前も覚えていてくれた。
僕らは忘れられない思い出があったこと、T君のおかげで思い出した。
何かみんなの支えになったんじゃないかな?
ありがとう、みんな、T君。
〜ナノノート 忘れられないみんなの日記〜
ロットロット・・・・・どんなルールだっけなあ
163 :
NAME OVER:04/05/15 04:31 ID:GRTvVt/f
【忍者ハットリくん】
伊賀忍者ハットリ。彼は幼少の頃より不治の病により病弱な生活を余儀なくされていた。
里の医術でもその病は治る気配を見せず、ハットリの病を治すことは困難を極めていた。
それから数十年・・・ハットリは病と共に生きながらもわずかな希望を日々携えていた。
その一方でハットリの従者シンゾウ。そして犬神の化身シシマル。両者は密かに里を抜け出し
ハットリの病に効果のある医薬を探し続けていた。
その快もあってか甲賀の里に伝わる「竹輪」というものがいかなる病をも治す秘術を秘めているという噂をきき
シンゾウとシシマルは老衰しきったハットリを甲賀の里に連れ出し「竹輪」を共に手に入れるために行動を開始する。
だが、甲賀の里は伊賀の宿敵。その道のりは険しい。甲賀の英雄ケムマキ。猫神の化身カゲチヨ。そして
甲賀の「竹輪」を守護するために陣取る甲賀忍者、メカ忍、そして「竹輪」の守護神服部陣蔵
伊賀の忍者ハットリ、そして甲賀の「竹輪」の守護神服部陣蔵、、そこに秘められた怨念の謎、、、
ハットリは自らの病を克服できるのか・・・そして父親である服部陣蔵の存在に訪れる現実を受け入れることができるのか・・・・
齢霞かかるともしびの命の炎は霧の氷雨とともに淡い風の中で揺れる柳の如く命枯れるその瞬間の魂は無情を生む・・・・・・・
誰かFC版Ζガンダムきぼん
166 :
NAME OVER:04/05/15 22:08 ID:9ApeJpV0
あげげげげげ!
167 :
127:04/05/16 02:03 ID:???
俺は、いつまで戦い続けなくてはならないんだろう。
ここには俺の大切な人は誰もいない。
俺の周りには敵。敵。敵。
いや、彼らは本当に敵なのかすら、俺にはわからない。
ただ、俺の命を狙っていることだけは確かなのだ。
「やらなければ、やられる。」
だから俺は、トリガーを引く。
あのとき。
俺が戦場に立ったとき、俺には導いてくれる人がいた。
俺の身を案じて、自ら慣れない戦いに身を投じた人がいた。
助けたくて、助けたくて、それでも助けられなかった人がいた。
何度も俺に敗れながら、俺を倒す為だけに生きるようになってしまった人がいた。
新しい人々の世界を、本気で作ろうと考えている人がいた。
己の野望のために、周りの全てを利用しようとした人がいた。
なのに、ここには、誰もいない。
敵。敵。敵。てき。てき。てき。テキ。テキ。テキ。
イヤ、「テキ」デスラ、ナイノカモシレナイ。
タダ、オレハ、シニタクナイカラ、コノジュウヲテニトッテイル。
だから、もう、考えるのはやめてしまおう。
ああ、今日もまた、大きな星がついたり消えたりしている。
あの星は、いつか、宇宙の落ちてくる日まで輝き続けるのだろう。
機動戦士Ζガンダム ホットスクランブル
名前消し忘れた。スマン。
体がもう、こんなに汚れちゃった。
心も素直に戻れない。
あの頃に戻りたいよね。
よく貴方は私の手を引っ張ってたけど、結構痛かったんだよ?
でもまあ、もう昔のことだし、許してあげるね。。。
いつかまたどこかで出会えたら思い出して。
約束よ?
周りに猫がいないかどうか確認してから電源を入れましょうね?
−任天堂 ファミリーコンピューター 猫大嫌い−
170 :
151:04/05/16 16:45 ID:???
「ナノノート」書いてくれた人ありがとうございます!・゚・(ノД`)・゚・
このゲーム、私の友人は中古で買って
「前の持ち主のパスワードがわからないで使い物にならない」
となげいていたのを思い出しました。
「ロットロット」入手しました。が、これは解釈が難しい・・・カニが・・・。
おちんちんおいしいおいしんちんこちんこち
んちんなめるなめろちんこここ
〜ドラゴンクエスト2〜
うちはこLV32
ある日、兄弟で暮らしている俺たちの元に親父からの手紙が届いた。
親父からの手紙の内容は簡単に言うとこうだ。
「お前たちの結婚相手を見つけておいた。
結婚資金を持って俺の所へ帰って来い。」
だが、安月給の俺たちにそんな金は無い。
俺たちは道中でその金を集めることに決めた。
親父直伝の蹴り技で宝を守っているやつらから金目の物を奪い、
隙あらば弟の金をも奪って結婚資金を溜めてやる。
恐らく弟も同じことを考えているだろう。
俺たちはそう考えながら家を後にした。
〜マッピーキッズ〜
一日一レスの人がいなくなってから随分寂れましたね
職人降臨期待age
鯖不調も重なって住人がごそっと離れた感じ
地下1階で待機していた相棒の車に飛び込む。後ろから出てくる用心棒どもを
あざ笑うかのように派手なエンジン音を立てながら、車は地下の駐車場を発進した。
今日も仕事は完璧だ。
俺の仕事はスパイ。ただし、強行偵察が専門だ。ビルの陰からスコープを
片手に…とか、人目を忍んで行動する用心の後を尾行して…とかいうのは
俺の性に合わないんで、ターゲットのアジトに侵入して目的のブツを強奪して
くる仕事ばかりを請け負っている。もちろん危険だが、報酬もかなりのものだ。
裏の世界じゃ「突撃屋」なんて名前で呼ばれてるらしい。
…ああ、よく聞かれるな。何でそんな仕事ばかりやってるのか、って。
俺だって、他に効率よく稼げて性に合う仕事があれば鞍替えするさ。
でも生憎これ以上稼げる仕事には巡り会ってないからな。
…金が必要な理由か。それもFAQだ。今日は気分が良いから、特別に
教えてやろう…ちょうど相棒がクライアントから金をもらってきたみたいだしな。
この金は、3割が相棒の取り分だ。俺のは2割。残りは袋詰めにして、袋の口に
「寄付」と書き込む。で、ちょうど見えてきたあの孤児院に放り込むわけだ。
ああ、別に金を隠してるわけじゃないぞ。本当に寄付だからな。黙って見てろ。
ほら、裏口からシスターが出てきた。毎朝、花壇に水をやってるんだ。美人でこそ
ないが、心優しい娘。彼女は俺の想い人だ。恋人じゃないぞ、俺が惚れてるだけだ。
彼女は時々放り込まれる「寄付」に毎回目を白黒させ…そりゃそうだ、寄付にしては
金額が大きすぎるからな…見知らぬ誰かの好意を神に感謝する。その横顔の
神々しさ、あの顔こそが俺の本当の報酬なんだよ。
…おっと、電話だ。
「もしもし…ああ、俺が『突撃屋』だが…そうか、それで報酬は…」
エレベーター・アクション「報酬」
インターミッションに注目したのが斬新。
ただ、莫大な報酬の5割だと、シスターの金銭感覚がおかしくなっていき
人生を狂わせるというエクステンションが脳内補完されました・・・
「俺は最強の力を手に入れるんだ!!!」
友よ、君はそういって旅立ったね。
まあ、夢が会って良い話さ。
飛び出して何をしてるのか知らない。
もうかれこれ何年も音信が無い。
「死んだか…。」
「そうだな、無鉄砲な奴だからな…。」
みんな、そんなことを言うなよ。
俺は信じてる。
あいつが手を振って帰ってくるってさ。
そして一年後、奴は帰ってきた。
彼女を連れて帰ってきた。
俺は彼の姿を見てこう言った、「逞しくなぅたな、まるで別人のようだよ。」、と。
友はこう言った。
「俺が手にした力が俺を変えた。もう元に戻ることも無いが後悔はしない…。」
そして筋肉を見せ付けてこう言った。
「これこそが俺が捜し求めていた力…チョーシューリキだ。」
「はっはっは。」
新人類ー神の祝福を受けしモノー
◎ドンキーコング
このゲームを知らない人間は居ないだろう。
マリオという今は有名なキャラが樽をジャンプで避け、
梯子を上り、ドンキーを倒すと言う有名ゲームだ。
ハンマーで樽を壊すことも出来る。
なかなか面白いゲームだ。
だが、当出版社はこのゲームを18歳未満禁止と認定したい。
実は転がってくる樽の中に人間が入っていると言う話があるのだ。
樽をハンマーで壊した瞬間に爆発したように出るグラフィックは人間の内臓だと言う噂がある。
つまり、マリオは非情なヒットマンであり、人間を食料とするドンキーを殺す役を担っているのだ。
そして、レディはドンキーの子供を孕む役目を担っているとの噂もある。
続編のJr.で登場した子供はレディの胎を食い破って出てきた恐るべきモンスターなのである。
以上、レポートは終了する。
〜識者が語るドンキーコング人肉食疑惑。
(((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル
180 :
NAME OVER:04/06/01 15:19 ID:xkpekuQb
>178
(((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル
でも、こういうノリが好きな漏れ。
「クソッ、畜生!」
マリオは思わず叫んだ。
既に調教を施し見世物にしようとしたドンキーを奪われた挙句に、今、自分の命が尽きようとしている。
「こんなはずじゃ…」
悔しいと思っても力は出ない。
もう自分は死ぬのだろう。
マリオは少しずつ思い出してゆく。
テニスの審判で、羨む様にプレイヤーを見てた事。
ビルごと中に住み着いたロボットどもを破壊した事。
今は亡き弟の事…。
走馬灯の如く、しがない記憶はよみがえる。
テニスの時、どこかの監督がこう言った。
「アンタだったら最高のプレイヤーになれただろうに…なぜ…諦めたんだ…?」
ビルの解体で同業者ブラッキーがこう言った。
「てめえはこんなところにいる人間じゃないはずだぜ…。もっと、なんかこう…、可能性だよ、可能性があるんだ!」
「馬鹿が!こんな仕事からは手を引くんだ。お前の為だ!」
誰もがそう言う。
みんな分かっちゃいねえのさ。
俺のミスで弟は、ルイージはプラズマにやられて植物人間状態だ。
金が、金が必要だったのさ…。
もう何も考えられない。
俺は死んだんだな。
そう思った。
気がつけば目の前には鬼共が居る。
「フッ、地獄か。俺らしい末路だな…。」
そして俺は閻魔大王の前に呼び出された。
奴はこう言った。
「おめでとう、そして地獄へようこそ。マリオとやら。」
(チッ、笑ってやがるぜ)
「それで俺はどうなるんだ。どこへなりとでも送れ。こう見えても多くの人間を殺してきた身だ。覚悟は出来てるさ。」
すると奴はニヤニヤしながらこう言った。
「助けてやっても良い。ただし、条件がある。」
マリオ、いや、俺は答えた。
「何?どういう事だ?」
助けるだって?
俺は混乱している。
ああ、混乱した。
訳が分からない。
閻魔の野郎はこう言い放つ。
「異世界のとある国…。そこを助けろ。そうすればお前を助けてやる。」
そしてさらにこう言った。
「既にお前の弟は向かっている。同じ条件で、だ。どうする?」
よく分からんがその世界、「キノコ王国」とやらを救えば俺は助かるらしい。
しかも、俺は生き返るそうだ。
そのキノコ王国と呼ばれる世界に。弟と共に。
答えは一つしかなかった。
「やってやる。ああ、やってやるさ。」
閻魔は気を良くして答える。
「よし、お前に力をやろう。その世界ではお前はスーパーマン並の力を手に入れることが出来る。
諦めるまでお前は死なない。そんな力をやろう。」
何だかよく解らないまま、俺はキノコ王国とやらに送り込まれた。
「行くぞ、輝かしい未来の為に!」
俺は全力で走った。
一方その頃。
地獄の鬼が閻魔大王にこう尋ねた。
「なんであんな奴を助けたんですか?理解できませんです、はい?」
閻魔はこう答える。
「人間にも骨のある奴がいたのさ。楽しませてくれた礼は返そうと思ってな。」
にやりと笑った閻魔の顔はあの地上で暴れた「ドンキーコング」そのものになっていた。
− スーパーマリオブラザーズ −
184 :
NAME OVER:04/06/02 23:11 ID:+q7Jg4Bt
↑
ながすぎ
これまでのレスや前スレを見ると、これくらいの長さは普通。
閻魔大王の存在には違和感を覚えるが・・・。このマリオは仏教圏の者なのか。
「スーパーマリオ」の方が異世界なのね。
なんか新鮮だ
「不思議だよな」
「うん、不思議なんだよねぇ」
「おまえのジャンプも、相当ヘンだけどな」
「え、そうかなぁ?兄さんがジャンプ下手なだけじゃないの?」
「うっ・・・・何を言う!俺だって大根とか抜くのうまいだろ!」
「それだったら、キノピオさんの方が・・・」
「ちぇっ、どーせ俺は器用貧乏だよ」
「でも、それにしても・・・」
「そうだよな、あいつのジャンプは謎だ」
「どうやったら、あんな水平移動できるんだろね?」
「俺も長年、あいつを助けて来たけどさ、
まさかあんなスキルを備えているとは思わなかった」
「クッパさんに教えてもらったんじゃ?」
「いや、それはないだろ。クッパの奴めかたが重いし」
「あ!わかった!もしかして悟りを開いたんじゃないの?
だからあぐらかいてても、水平移動できちゃうんだよ」
「・・・・そうか?」
「そうだよ」
「まぁ、二人で話し合ってても解決できないほど謎だな」
* プー *
「あれ?今なんかヘンな音しなかったか?・・・・うわ!クッセー!」
「え〜ボクじゃないよ!ほら、においだってこっちの部屋から・・・」
「ほんとだ・・・ったく、誰だよこんなくっさい屁こいたの」
ガラガラガラ(戸を開ける音)
「あ・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・ピーチ・・・・・」
「・・・・あらやだ!レディの部屋に入る時ぐらいノックしてよね!」
「・・・・アーッハッハッハ!なんだそうだったのか!」
「ん?あ、キャッ!マリオ、ルイージこっち見ないで!」
「え?兄さんこれどうなってるの?床にふかし芋がいっぱい・・・」
「ハハハ!ピーチのジャンプの謎がとけたぜ!」
「・・・・・・アンタタチ、キライ!」
「あ〜なるほどね。ピーチさんのジャンプはおならが動力なのね」
「・・・・キライ!キライ!ダイッキライ!!!」
マリオUSA ピーチ姫の真実
ここはとある"スポーツ"クラブの会議室。
テーブルでは二人の男女が議論を重ねていた。
「つまり、洗脳するということなんですね?」
「ああ、そうだ。それしか方法はないだろう」
「でも・・・・そう簡単にいきますかね?」
「なぁに、まずはあのフレンドリーな田中君を
全面に押し出せば、参加者も安心するだろう」
「まぁ、黒田隊長ったらうまいこと言って〜」
「仕方ないじゃないか、他の者は皆、亡くなってしまったし・・・」
「ええ、まぇ・・・・それもそうですわね」
「ワシも早く彼らを助けたいのだが、人数が少なくては・・・」
「・・・・・・あ、ところで私はどこに配属したらいいのでしょうか?」
「そうだな、君には第2エリアにて参加者の
軍事養成を頼もう。くれぐれも察知されないようにな、白石君!」
「大丈夫ですよ♪男なんて少し色気を出せばイチコロですよ」
ガチャ
「黒田タイチョー、ドモ、コニチワ」
「おお、スコット君か。どうだい、ハンググライダーの調子は?」
「トテーモ快調デス。モシ、コレヲマスタースレバ、
シンシン共ニ、軍人ソノモノニナルデショウ!!!」
「大変よろしい。では・・・・第3エリアで待機しておくれ」
「了解、アイアイサー!」
バタン
「・・・・スコットも、この作戦に命を捧げるつもりね」
「それは君にとっても同じだろう?」
「ええ・・・・麻薬に立ち向かい、消えてしまった私の兄・・・」
「・・・まぁ、とにかくだな、参加者にはくれぐれも
"軍事養成"だってことを教えないようにな」
「あとは、スポーツが得意で筋肉質な人が参加してくれるのを
望むしかありませんね」
「うむ、そうだな。
では、このポスターを表玄関に貼ってきておくれ」
「了解しました」
−フライトクラブ 入会案内−
あなたも今すぐ鳥になって大
空高く舞ってみませんか。当ク
ラブでは、各種スカイスポーツ
を用意して、お待ちしておりま
す。まずは当クラブで、ライセ
ンスをとってから・・・・。
パイロットウイングス
ストーリー連投スマソ
それにしても人いない・・・人大杉だもんなぁ・・・
>>190 感想サンクス。WIZやったことないけど、おならで
空を飛ぶヒロインでも出るのかな?
194 :
NAME OVER:04/06/05 00:03 ID:CXCDi1he
長ければいいってもんじゃない。
ドンキーコング
さらわれた姫を助けるためにマリオはドンキーから姫を救うためにタルを越え火の玉をメッサツする
>193
* そんなキャラがいるわけないだろ *
Wizの漫画じゃなかったっけ。そんなシーンがあったような。
で、
>>194、悪いが意味わからん。
いっき
てえへんだ!てえへんだ!悪代官を倒すためにいっきじゃ!1人の農民がいっきじゃけ!どうする!代官!せまるいっき!
少女ガ殺サレタ
酒場ノマスターモコロサレタ
町ヲ守ル兵士モ殺サレタ
コノ街ニハ誰モイナイ
〜ウルティマ 恐怖のエクソダス〜
短ければ良いってものでもないぞ。
もうちょっと「他人が読みたくなる」ようなものを考えてくれ。
/──────\
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│ ┏━━━ ━━━┓ │
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┏ ── ── ┓
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┃ /┏━━━━━┓ \ ┃
┃ ┗━━━━━┛ ┃
┗ ━━━ ┛
┗ ━━━━━━ ┛
┗ ━━━━━━━━━ ┛
私はとある施設で海洋生物の研究と、
遺伝子手術による品種改良を手がけている科学者だ。
海上に建設されたこの施設で、日夜研究に励んでいる。
研究は順調だし、新しい品種もいくつか出来ているのだが、
成果が「品種改良で、笑っている夏目漱石そっくりの人面魚を作る事に成功した」とか、
「品種改良で、前にも後ろにも横にも歩けないカニを作る事に成功した」などの
ユーモアに溢れた方向に偏りすぎたせいなのか
上から「今年度中に成果をあげられなければ、予算を大幅に引き下げる」
と言われてしまった。どうも上には我々の努力が伝わっていないらしい。
全力でくだらない物を作るのがいかに大変なのか、彼らは分かっていないのだ。
まあとりあえず、このままだと国の予算で遊ぶ…いや、研究を続ける事が
出来なくなってしまう。
我々はとにかく、上にアピール出来るような方法を考えた。
7時間にも及ぶ必死の会議の結果、我々が選んだ方法は……
「東亜さん、順調ですよ。彼はもうすぐ帰ってきます」
ここは、我々が日夜努力をしている研究室だ。
今は部屋の真ん中にデカいモニターや計器類が置かれており、
そこには一匹の魚が映っている。
一見すると普通の魚に見えるが、知能は普通の魚の6倍以上あり、
さらに驚異的なまでの成長速度を持っている。
我々は上にアピールするために、「彼」を使ってある実験を行う事にした。
「彼」を研究所から1900km離れた海域に放し、
無事に戻ってくるかどうか実験するというものだ。
「彼」には研究施設に戻ってくるよう脳にすり込みがされており、
データは体内に埋め込んだ装置が24時間送信してくれる。
『天才的な脳と超人的な体を持つ魚は、無事に1900kmを横断する事が出来るか!?』
なんだかTV番組の企画のようだが、上にはなかなか好評のようだ。
当初は実験開始直後に他の魚に食われたらどうしよう、と、研究員一同不安だったのだが、
「彼」は我々の予想以上の動きを見せた。
他の魚とは比べ物にならないくらい素晴らしい動きで天敵を避け、
自分より小さな魚は積極的に捕食する。
実験開始から順調に成長を続けて、今ではかなりの大きさとなっていた。
3時間前にモニターでは無く、実際に私自身が海に潜って「彼」の姿を確認したのだが、
体は実験当初の数センチから1メートルほどに成長し、
目にはまるで人間のように知性溢れる輝きを宿していた。
作った私自身が少々怖くなってしまうほどだ。
「…ふむ、実際に見ると凄いものだな。我々は恐ろしい生き物を作ってしまったのかもしれん」
まあ、実験は成功しているのだ。何も問題はないだろう。
「もう彼の姿が見える頃ですよ。研究所の底部に移動して到着を待ちましょう」
助手の呼びかけにより、我々は全員、研究所底部にあるハッチへと向かった。
もうすぐ、ここから「彼」が戻ってくるはずだ。
「来ました!」
ハッチはそのまま水槽に繋がっている。
出入り口であるハッチに彼が飛び込んだ瞬間、出口は完全に密閉された。
長い旅を経て水槽内に再び収まった「彼」は、こちらをじっと見ていた。
3時間前と同じく、立派な体と知性に溢れた目をしている。
「いやーお前凄いな。本当に横断しちまうな……うがぁぁぁぁぁぁ!!」
私は驚愕した。
突然「彼」が水槽を突き破り、話しかけていた研究員ののど笛に噛み付いたのだ!
零れ落ちた血が、水槽から流れ出た水と混ざりあう。
振り払おうとする研究員の手を避け、今度は違う研究員の首へと飛び移る。
人から人、喉から喉へと飛び移り、「彼」は次々とのど笛を食いちぎっていく。
最後に残った私も、逃げる間も無く彼の牙にやられてしまった。
首に激痛が走る。立っていられない。目眩がする。私はその場に崩れ落ちた。
薄れゆく意識と溢れ出す血の中で、私は呟いた。
「我々は…お…恐ろしい生き物…を…作って…しまったのかも…しれない…な…」
『―うおーズ―』
101-200までの作品
001-100までの作品は
>>101-102)
>103-104 チェルノブ
>106-107 シティコネクション
>108 ダービースタリオン96
>112 ココロン
>113-116 ドンキーコングジュニア
>117-118 ボコスカウォーズ
>121 たけしの挑戦状
>124-125 アーガス
>127-130 コナミ・ワイワイワールド
>134-136 SDヒーロー総決戦〜倒せ悪の軍団〜
>138-140 エコー・ザ・ドルフィン
>142 天の声バンク
>144-145 チーラー
>146-147 ファイアーエムブレム
>155-156 ナノノート
>159-161 ナノノート
>163 忍者ハットリくん
>167 機動戦士Ζガンダム ホットスクランブル
>169 ファミリーコンピューター
>171 ドラゴンクエストII
>172 マッピーキッズ
>175 エレベーターアクション
>177 新人類
>178 ドンキーコング
>181-183 スーパーマリオブラザース
>188-189 マリオUSA
>191-192 パイロットウィングス
>194 ドンキーコング
>197 いっき
>198 ウルティマ恐怖のエクソダス
まとめサイト
ttp://nurseangel.fc2web.com/game/retro/index.html
>>202-204 マイナー杉でも俺はこのゲーム好きだからうれしいよ、乙!
気がかりな点を挙げると、人間を食う描写はオリジナル?
>>207 難しすぎてクリア出来なかったもんで……人食いシーンからラストはオリジナル。
一応「実際に私自身が海に潜って〜」のくだりは、
うおーズ最終面に出てくる謎のダイバー
(自分で確認したんじゃなくて本で読んだんだけど)に引っ掛けてみた。
改めて読み直してみると、ちとアレンジしすぎたか…。
【エキサイトバイク】
多くのライダーがコースを競い合いそして戦う・・男たちは命の重さもわからず・・・・・・
偉大な天才ライダー加藤大二郎に捧ぐ
【カラテカ】
暗黒闇組織「空牙」の総帥「悪魔」は自らの婚約者を日々探していた。
配下の牙戦士に捜索させてもなかなか思うような候補はいなかった。
そんなある日敵対する
ファイナルファンタジー
たのむ!売れてくれ!これが売れなきゃ会社が最後だ!
十数年後
ファイナルファンタジーは究極の幻想と言う意味です。
こまで来て行き止まりか!
ピコーン ピコーン ピコーン … …
チイッ!エネルギーが20を切った!畜生…どこかに…どこかに!あった!隠し部屋だ!
おお!カプセルが5個もありやがる!これで死なずに済みそうだぜ!」
宇宙戦士“G”に課せられた使命は、世界に散らばる7つのエレメントを回収する事であった。
その並み外れた体力で多くの死線を切り抜けて来たが、それも限界を迎え、絶対絶命の危機に陥っていた。
「!なんだこのカプセルは?!…このカプセルも…これも、コレも!」
4つ開けたところで、強靭な精神力を持つ“G”もさすがに発狂しそうになった。
カプセルの中には期待していた補給物資など入っておらず、あろう事か女物の下着が入っていたのだ。
カプセルは残り1つ。“G”は祈りながら最後のカプセルを開封した。すると…
中から巨大なコウモリが飛び出し襲い掛かって来た。
コウモリは噛み付くわけでもなく、なんと翼で“G”を持ち上げた。
「畜生!カプセルにケーキさえ入っていれば!うわ!ぎゃぁーーー」
“G”は頭から地面に叩きつけられ、上半身が地中にめり込んだ。
ピクピクと脚が痙攣している“G”の周囲を、巨大コウモリは満足げに飛んだ。
ドラゴンボール 〜神龍の謎〜
”競馬にはロマンがある”だなんてキレイゴト。
あの時の私は・・・・とても純粋な8歳の子供だったわ。
「お父さん、お母さん・・・・ほんとにいいの?」
「何いってるの!やよい、早く賭けなさい」
「どのお馬さんが1着になるかよぉくじっくり見ろよ」
本当は、いけないことだと知っていた。
子供が馬券を買ったら(日本では)ルール違反だもんね。
でも、この競馬場ではそんなことも関係ない・・・・
「お兄ちゃん、わたしできない!・・・こわいよぉ」
「ごめんな、やよい。お兄ちゃんも賭けるしかないんだよ」
私たち家族は、もうその時から崩壊していたんだね。
「いけ、いけいけいけーーーっ・・・・・!
うそだろ!またかよ!ちっ、おまえのせいだ!」
「キャ!貴方ごめんなさいごめんなさい・・・」
お母さんがまた、殴られた。
「父さん・・・・」
「なんだ!?ゆうた!」
「僕・・・・・お金なくなっちゃった」
「なんだテメー!このヘタクソめ!あ、おまえは大丈夫か?」
「貴方・・・・ごめんなさい、私もお金が」
「マジかよ!じつは俺もだ!ハハハハー!
アハハハー!アッハッハッハー!ハハハ・・・・・・」
私は、勇気を振り絞って父にこう告げた。
「お父さん・・・・あのね、わたし1000円残ってるの」
「おっ!そうか・・・・よし、わかった。おまえ、有り金すべてを
おまえの好きな馬に賭けてみろ」
「え・・・・そんなこと、できないよぉ・・・・」
「いいから賭けろ!」
「わ、わかったよ・・・・・」
そして私は、家族の期待を乗せて”ドットットー”に
未来を託したのだった・・・・・。
あれからもう、20年が過ぎてしまった。
相変わらず、このダークモール競馬場では危うい遊戯が心なく続いている。
借金を返しきれない家族が恐怖のゲートをくぐる。
一人ずつに許されたお金は10000円。
これを10000000円にすれば解放される。
ルールはそれだけだが、あまりにも厳しすぎる。
窓口にいる私と、何も知らない小さな女の子と目が合う。
「お父さん・・・お母さん・・・お兄ちゃん・・・・どこへ・・・・・・・」
駄目だ。私は一生、この場所も国名さえも知らない競馬場で
働くために生きるのだ。涙なんか、要らない。
「まもなく、4000mダービーが始まります」
アナウンスと共に、私は窓口を閉めた。
ファミリージョッキー
215 :
NAME OVER:04/06/09 11:29 ID:c9ZLWVZh
うーむ・・・ファミリーシリーズは全て背景に家族崩壊があるのかも
王国暦1985年9月。姫が怪物に囚われたとの知らせが国中を駆け巡った。
姫は、この荒れ果てた国唯一の希望だった。人々は姫を取り戻したかったが、
怪物たちの圧倒的な力の前では、ただ傍観するしかなかった。
ある時、一人の男が姫救出のため立ち上がる。男の名は『マリオ』。
マリオは超人的な力で敵の要塞を突破して行った。
人々は彼の事を『スーパーマリオ』などと呼び英雄視したが、
その彼と共に闘おうという者は皆無なままだった。
同年9月、13日の金曜日。
王国はまたしても唯一の希望を奪われる。マリオが戦死したのだ。
遺品の赤い帽子を前に、人々は悲しみに暮れた。
しかし、まだ誰かが闘っている。しかも、それは一人ではない!
10歳未満の女児から100歳近い老人まで――彼らは皆、赤い帽子をかぶっていた。
期待と尊敬の念を込め、人々は彼らをこう呼んだ。
『スーパーマリオブラザーズ』と……。
「近藤先生ったら、なに考えてるんですか?
こんなもの、学校の教材には相応しくないと思うのですが」
「いや、いいんです。これこそが私にとって理想の教材なのです」
「中学の保健体育ですよ?別に・・・・教科書で充分でしょう?」
「いえ、いいんです」
ここはどうやら、中学校の職員室のようですね。
近藤先生は保健体育を担当している男性教諭(39)で、
その横では、彼の教育方針に文句を言っている白衣の女性・・・・
どうやら、保健室の先生(27)はかなり怒っている様子。
「あの、ですから・・・・なぜこんなゲームを学校で遊ばせるんですか?」
「遊ばせるのではないんです。私が操作して子供たちに見せる・・・
つまりは、プレゼンテーションの一種ですよ」
「はぁ・・・・そうですか。なら、それはそれで認めます。
けど、どういうことですか?これでしっかりとした
性教育が受けられると思っているのですか?」
「もちろん、自信はあります。なにせ私が提案者ですから」
「じゃあまずお聞きしますけど、この風船を持ったキャラは
何を示しているのですか?」
「ああ、それは・・・・言っていいんですか?ずばり精子ですよ」
「はぁ・・・・精子です、か・・・・って、なんとストレートな!」
「ほら、よく見ると風船が精子みたいな形をしていますね?
そいつが割れると精子は死ぬことになります」
「・・・私は保健室のプロだから、別に精子とかチ○コとか
言われても平気ですけどね、まだいくつか疑問はあるんですよ」
「なら、続けてどうぞ」
「画面に出てくるカミナリなどは何を示していますか?」
「これは・・・・精子を殺す細菌とでも思ってください」
「はぁ・・・・じゃあ、なぜ精子が精子を撃ち落とすのですか?」
「それは単純ですよ、どの精子が一番強いのかを決めるためです」
「・・・・はぁ、そうですか。でも近藤先生、最後にひとつだけ
大きな疑問があるのですが!」
「水面にいる、魚のことでしょう?」
「そう、それ!こいつは何を意味するの!?」
「女のジェラシー」
「・・・は!?」
「だから、この魚は女のジェラシーを具現化したものです」
「・・・(なんだそれ)」
「ああ、すみませんね。私まだこの画面全体については
説明していませんでした。あのですね、私が今度の授業で
教えるのは”妊娠しない不倫の方法”なんです。
つまり、この画面はコンドームの中の世界なのです」
「あ、そ、そうですか。だとしたらジェラシーってのは・・・」
「ほら、よく不倫のもつれを解決するために
コンドームに穴をあけて、それを渡してくる女性がいるでしょう?」
「・・・・・はぁ(なんだそりゃ)」
「つまり、魚に食われた風船君は不倫失敗というわけですよ。
つまり、破れたコンドームの先はもちろん、アソコですよね。
元気のいい精子だったら、とても大変です」
「それを、中学生に教えるんですね・・・・(何考えてんだコイツ)」
「いいじゃないですか、善は急げですよ。
あ、すみません私そろそろ出かけないといけませんので」
「え、まだ夕方の5時ですよ。野球部はいいんですか?」
「いえ、ちょっと知り合いの弁護士に会いに・・・・」
「あ、そうですか。なら仕方ないですね。ではお気をつけて」
(そういえば、風の噂で近藤先生は離婚協議中だとか・・・
え、ってことはまさか、これって・・・・反面教師?)
バルーンファイト 〜近藤無念編〜
かつての戦闘は序曲にすぎなかった。
度重なる異星人との戦闘に勝利した人類の前に、
いま未曾有の恐怖が襲いかかる。
圧倒的な戦闘力と科学力。そして、あきらかに異質な力を
秘めた生命力。あらゆる点において、異星人の力は圧倒的だった。
しかし絶望に覆われた都市の中、いままた漢達が立ち上がる。
人類の手に再び大地を取り戻すために…
「やつら、絶対許さん!!」
「派手に出迎えてやろうぜ!!」
−スペースインベーダーパートU−
そういえば、テクノっぽい音楽のPVみたいなもんで
インベーダーの一生を描いたようなのが
ボーリング場で流れてたなァ。。。
時に19XX年。1人の少女が怪物に囚われた。
少女は、この荒れ果てた島唯一の希望だった。人々は少女を取り戻したかった。
しかし怪物の圧倒的な力を前に、ただ傍観するしかなかった。
ある時、1人の勇敢な男が立ち上がる。男の名は『高橋』。
高橋は超人的な力で占領されていた島々を開放して行く。
人々は彼の事を『高橋名人』などと呼び英雄視したが、
その彼と共に闘おうという者は皆無なままだった。
数週間後…島はまたしても唯一の希望を奪われる。高橋が戦死したのだ。
遺品の白い帽子を前に、人々は悲しみに暮れた。
しかし、高橋の遺志を継ぐ者がいた。しかも、それは1人ではない。
10歳未満の女児から100歳近い老人まで――彼らは皆、白い帽子をかぶっていた。
無数の『高橋』が死闘を繰り広げる闇黒の島。
それは後にこう呼ばれる事になる。
『高橋名人の冒険島』と……。
>>216は残機制のアクションゲーム全般に応用できそう・・・改変でごめん。
冒険島ネタだと、「ミッドウェー海戦に散った高橋名人」てのが凄かったな。
何が凄いって書いたヤツ的にはネタじゃなくてマジだったってところが。
戦争末期。敵本国において秘密兵器「MUSHA-ZG」の
開発が進んでいるとの情報が入った。
「MUSHA-ZG」が量産されると我が軍はお終いだ。
「「MUSHA-ZG」を破壊せよ」キミに命令が下った。
「進軍開始!目標、敵ガチャポリス!」
キミは見事「MUSHA-ZG」を破壊出来るか!?
『 SDガンダム2 カプセル戦記 』
19XX年。世界は人類絶滅の危機に瀕していた。
先の核戦争により徹底的に破壊された大地・文明。
そんな絶望的な状況の中、人々は己の命を危険に晒す、
スリリングで退廃的なゲームに興じていた。
死と隣り合わせの快感に奮えつつ、スピードの限界まで挑むゲーム、
その名も「恵腐ー湾(えふわん)」。ニトロを搭載し、徹底的な軽量を施した
マシンはちょっとした操作ミスが爆発事故=死に至る。
キミは、そんな危険な「恵腐ー湾」に、身を投じた若きレーサーだ。
並居る強豪を追い抜き、見事優勝を奪い取る事がキミの使命だ。
−きみは生き残る事が出来るか?
「F1レース」
すげえ
ペン太郎は激怒した。必ず、かの邪智暴虐のアザラシを除かなければならぬと決意した。
ペン太郎には南極の地理がわからぬ。ペン太郎は、コウテイペンギンである。
氷上を滑り、魚を喰らって暮して來た。けれどもクレバスに対しては、人一倍に敏感であった。
-けっきょく南極大冒険-
メロスかw
意外にはまってるな
>>225 「MUSHA-ZG」って何かと思った。武者頑駄無Zね。
「MUSHA-ZG」カコイイ!
今さらだけど、誰も言ってないので・・・相変わらず
>>205-206 グッジョブ!ありがとう!
西暦2345年、人類は謎の宇宙艦隊による侵略攻撃を受けていた!!
その強固な装甲の前に人類の全ての兵器は無力化され、
守る者のいなくなった緑の星を敵の虐殺兵器「プロトン鉄球」が崩してゆく。
しかし、人類は諦めていなかった!!プロトン鉄球の持つ圧倒的な破壊力なら敵艦隊にも打撃を与えられる・・・!!
そして、絶望の縁にある人類の産みだした最後の希望、超巨大機動鉄板が浮上する。
この鉄板ならプロトン鉄球を敵艦隊まで叩き返せる。
だが!もしも反応が遅れあと3発プロトン鉄球が地球に命中したら・・SHOCK!!地球真っ2つ!!
燃やせ!! 斗魂!! 轟け!! 鉄血!!
人類の怒りを見せてやれ!
叩き返せ!! 鉄球!! 弾き返せ! 鉄板!!
行け!!超巨大機動鉄板、「アルカノイド」!!!!!
超巨大鉄板「アルカノイド」の活躍により、敵宇宙艦隊は壊滅的な打撃を受けた。
しかし、奴らはまだ諦めてはいなかった・・!
上等だ!!奴らに殺された、父の、母の、妹、友の仇を討ってやる!!
今度こそ、貴様等の息の根を止めてやる・・・!
宇宙人は、遂に侵略奴隷宇宙生物を用いて直接地球に降りてくるつもりだ!!
敵は膨大、砲は少数、戦局は絶望、我が意気顕揚!
行くぞ!お前等!奴等に大地を踏ませるな! ビビるな!命をくれてやれ!
「スペースインベーダー」
西暦2347年、地球は人類抵抗軍とエイリアン軍団との戦火に覆われていた。
「アルカノイド」作戦は完璧な戦果を挙げた、
奴等を水際で食い止める対空砲部隊もそのスペックを遥かに超えた活躍で奴等を食い止め続けた。
だが
奴等の数は圧倒的だった。草原は荒野と化し、海は干上がった。
かつて人類の繁栄を象徴したビル街は、さながら人類の墓標のように炎のなかにその姿を見せつけていた。
人類を諦めが覆った。絶望が覆った。恐怖が覆った。
人は戦う事を諦めた、抵抗する事を諦めた!
だが
「奴ら…ゆるさん。」
「派手に出迎えてやろうぜ!!」
今三度、魂斗羅が銃を取る。今三度、人類の怒りが炎と燃ゆる!!!
荒廃都市に 弾丸の嵐が吹き荒れる。
「魂斗羅スピリッツ」
3つのゲームを無理やりまとめてみました。
テーマは「熱血」のつもりだったけど・・・「!」マークを一杯使っただけかも(;´Д`)
ほほぅ、ジョイントと来ましたか!
作品同士の相性によってはすごい画期的な物語になって、
それはそれでステキかもね。
失敗すると変なドタバタ劇で終わる可能性もある諸刃の剣でもあるが。
>>231-234さんのも、アルカノイドとスペースインベーダーなんて
どっちも宇宙系&画面の構図が似ていることもあり、
ジョイントさせやすくていいね。
魂斗羅はあんまり知らないので相性は不明・・・スマソ。
それでも、今回のテーマ「情熱」は見ていて楽しかったyo。
ただ、一番の問題は・・・この板の現在の状況でしょうな。
以前と比べて全体的に書き込み数が減っている点が寂しいってもんよ。
236 :
NAME OVER:04/06/29 00:29 ID:yzFyAwCT
age&コネタ
奴らは、喰うためだけに生まれてきた!
「パックマン」
俺はどこにでもいるフリーター。クソ退屈なバイトの日々。
でも、俺には夢がある。音楽だ。稼いだ金は機材に消える。
聞いた奴は一様に「変な音楽だ」って馬鹿にするけど。
バイト先に就職しないかと誘われた事もあったけど、断った。夢は捨てられない。
・・・・・あれから何年が経ったろう。俺はプロになった。世界中をツアーした。やってるのは、相変わらずの「変な音楽」だ。
今日も俺のDJブースの前ではカンフー映画を愛する奴が踊ってる。ケンタウロスの着ぐるみで、奇声を発しながら。
〜グルーヴ地獄5〜
卓球キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!! けど板違い?
まあいいわ、オレこれ好きやし。サクセスストーリー風味良いですな。
実はこのゲーム、そのケンタウロスの着ぐるみの彼がプロデュースなのよね。
このスレイイ、職人達これからも頑張れ
枯渇の危機に瀕した地球のエネルギーを人間同士が奪い合う。
しかし、手にした微々たるエネルギーは平穏への架け橋とはならず、
さらなるエネルギーを得るための武器へと姿を変えていく。
多くの血が流れ、多くの有望な命が空に消えていった。
これは、22世紀、俗に言う多国間エネルギー戦争での一幕である。
明日樹博士は紗々の肩を抱き、その残された温もりを噛みしめていた。
「すまん……」
もうすぐ訪れる愛するものの死、それを受け容れるための精一杯の言葉だった。
「……あなたは間違ってない、そうでしょ? だって……あなたの子供達は
みんなを守ってくれたのだから」
敵兵器を前に、鈍色の“子供達”が閃光を残して消えていく。
か細い声で紗々は続ける。
「……戦争なんて、無くなればいいのに……」
誰もが願った当たり前の結論と、頬を伝う涙と、四散する最後の子供。
「……そうすれば、あなたとこの子と、幸せだったのに」
と、お腹に手を当てる紗々。驚く明日樹。
「そうだ……戦争を嫌がる子供、作ってよ……ぜったいたたかいを
もとめたりしない……そんなこどもたちを……あはははは」
虚ろな笑い声と共に、紗々の眼から光が消えた。
明日樹は静かに、しかし強く紗々を包む。
いくつもの火柱を伴い、雄牛型独立機動兵器が迫る。
明日樹は紗々を抱き上げると狂ったように駆けだした。
「わかった、わかったよ……決して戦いを求めない、子供だ!自ら
戦場を退く、最も優しいコドモダァ!」
そう、彼女の想いを遂げるために、彼は叫んだ。
超反動砲を携えた“子供”が誕生するのは間もなくのことである。
−アストロロボ・ササ side/A−
明日樹奈名は手を合わせて祈った。
紗々が亡くなってから15年が過ぎていた。
奈名の祈りとは別に、そこには彼女を見守る視線が。
「ふむ、適合率100か」
「当然です、あれは彼女のために作られたものなのですから。
……そろそろ、使い時でしょう」
明日樹博士が開発したアストロロボ・ササは最も優しい兵器だった。
だが、退くために搭載したはずの超反動砲が、ササを超高機動兵器に変えた。
博士はその運命の皮肉に狂い、自らササと共にブラックホールへと消えたのだ。
終わらない戦いの希望を、奈名とナナに託して。
空に光が走り、いくつもの閃光が迸る。
無数の叫びが天に昇り、溶けていく。
ただ、アストロロボ・ナナはそこにはいない、遥か遠くに、退いている。
総司令はその戦果に驚喜し、また戦いた。
「これほどとは……」
「当然です、超反動砲は強化済みですよ。しかし司令、何故あの兵器を選んだのですか。
あまり効率が良いとは思えないのですが」
「兵器ではない、“子供”だ。……君は戦いの中で一番恐ろしいものはなんだと思う?」
「……圧倒的な兵器、ですか?」
「違うな、それは自分の心だ。我々は腐っても人間、誰かを殺めることを肯定などできん。
とはいえ、薬物投与や精神強化では、任務の遂行に支障が出る」
「確かに彼女には何も施してませんが……ためらいもなく敵を撃っている、……!」
「気付いたかね、彼女は、知らないのだ。ナナの威力が敵陣を破る頃には彼女は
そこにはいない。明日樹奈名には人を撃っている実感がないのだよ!」
ナナが反転し、エネルギー倉庫を狙う。次に撃つ方向は、奈名には分かっている。
奈名はナナとの一体感の中で、おぼろげな父と母の姿を見ていた。
−アストロロボ・ササ side/B−
242 :
NAME OVER:04/07/05 21:39 ID:NjyEHd7j
21XX年。アメリカ・中東諸国間において大規模な核戦争が勃発。
多くの自然を失うと同時に、地球温暖化が激しく進行。
南極の氷が溶けだし、海面の水位は急上昇する。
多くの陸地を失い、地球は孤島の散在する惑星と化していた・・・。
ある日、南極の氷の中から、はるか昔に封印されし古代の生物「○○○○○」が目覚めてしまう。
「奴」は非常に凶暴かつ狡猾で、人々が細々と暮らす島々を侵略、ひたすらに破壊を繰り返した。
「奴」には通常の兵器が効かず、人々の手に負えるものではなかった。
しかし数年後、「奴」に対する研究が進み、人々はある弱点に気付く。
それは皮肉な事に「核爆弾」であった。
その後、「奴」のいる周辺の島々は「○○○○○特殊対策地域」に指定され、
島中に核爆弾や罠を配置し人々は退避。
人々は「奴」の最後を願った。
成功すれば「奴」を倒せるが、失敗すれば核爆弾は地表を削り陸地を失う・・・。
「奴」の全滅が先か、すべての陸地を失うのが先か。
人類の未来をかけた壮絶な戦いが、今、始まる・・・。
「--BOMBUZAL/ボンバザル--」
ふふふ
245 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:04/07/11 18:05 ID:cuChN73P
天才プログラマーと呼ばれている私は現在、とあるソフトの開発を任されていた。
大統領選挙のシミュレーションソフトだ。
アメリカではもうすぐ大統領選挙がはじまる。
有力候補の一人が、当選をより確実にするために頼んできたのだ。
私は悩んだ。そんなソフトは今まで作ったことがなかったからだ。
膨大な過去のデータを入力し、試行錯誤を繰り返した。
悩み、悩み、ひたすらに悩んだ。
数え切れないほどのプロトタイプを作り、そして消去した。
莫大な時間を費やした。眠れぬ夜が続いた。開発は不可能なのか、そう思った日もあった。
だが、私は諦めなかった。大統領候補は私を信頼し、私の能力を買ってくれたのだ。
期待を裏切るわけにはいかない。
私はこれまでの人生で身につけた技術と知識のをすべてつぎ込み、
誇張ではなく、本当に指先に血が滲むまでキーボードを叩き続けた。
そしてある日、ついに……。
「完成した!」
私は連日の徹夜で疲れていることも忘れ、ソフトを片手に車を飛ばして有力候補のもとへと急いだ。
「やった、やったぞ!」
彼の部屋のドアを開け、大声で叫ぶ。
「頼まれていたソフトが完成しました!大統領選挙のシミュレーションソフトです!!」
大統領候補の一人である彼は、何故かそれを聞いて苦虫を噛み潰したような顔をした。
何故だ?その態度を不思議に思った私に向かって、彼はこう言った。
「私はもう落選した」
『―アメリカ大統領選挙―』
246 :
NAME OVER:04/07/12 01:14 ID:GSThxGpv
ゾイド2〜ゼネバスの野望〜
主人公は帝国軍に故郷を滅ばされて恋人も殺される。
故郷を滅ぼした帝国の舞台は故郷の抜け穴から共和国首都へ進軍したらしい。
共和国首都前の帝国要塞の奥でサーベルタイガーを倒すと帝国軍を全滅させたことになる。
というわけでサーベルタイガー戦で主人公が敵討ちに燃えてるストーリーを付けてみる。
247 :
1/2:04/07/14 02:21 ID:???
大丈夫だと、思ったんだけどな。
僕は少し眉をひそめて、暗い玄室の床面を見つめた。
この遺跡周辺の地層を形成する石質は特殊で、砂岩よりさらに脆く、深度の割に粘性も低い。
多少掘削したところで、直ぐに周囲の岩盤が崩落してそれを埋没させる。
年代など詳細不明の遺跡ながらも、かなりの副葬品が発掘初期から出土したらしいが、
落盤事故をはじめ原因不明の死者が相次いだ為に、スポンサーもつかず非公開にされたと聞く。
で、僕のようなゴールドハンターが個人的に雇われて出張ってくるわけだけど。
やれやれ。
算出した値は、完璧だったはずだ。
ちゃんと玄室への進入口から、さらに下層への脱出経路まで確認したつもりだ。
予想した位置に石室を掘り当てて、なかに飛び降りたところまでは確かに完璧だった。
248 :
2/2:04/07/14 02:22 ID:???
でも、なぁ。
まさか、こんなものが残っているなんてなぁ。
恨めしい目を玄室の片隅に投げかける。
ぼろぼろに朽ち果てた、遺跡の造成時に使われたらしい避難梯子。
土台の周囲は梯子の重量を支えるためか、切り出された玄武岩が嵌め込まれている。
当然、弱装の掘削銃なんかでは歯が立たない。
おかげで、下層の通路に抜けるには掘削する足場が足りなくなったわけで。
やれやれ。
最後の詰めでドジるなんて、僕らしいけどさ。
失うものばかりの人生ってのもなぁ。
一人呟き、掘削銃を手に取る。
そして、自分の足元を掘り始める。丁寧に、丁寧に。
せめて自分の墓穴くらいは、綺麗に造ろう。
---【ロードランナー
(幸せを追い求めた者のありふれた生涯)】
249 :
NAME OVER:04/07/18 20:04 ID:eGL+fcOi
age
おれは追いつめられた。
もう逃れるすべは無い。
オレは警官だった。
家にはやかましいだけのカミさんと
泣きわめくガキがオレを待ってる。
なあ、わかるだろ?
警官の給料なんてたかが知れてる。
しょうがなかったんだ。
街のチンピラをぶちのめし、
点数を稼ぐ。
誰でもやってることだ。
ただ、ちょっとだけやりすぎちまったんだ。
だから、おれは追われている
もう、逃げ場は無い。
ふと背後に気配を感じる。
振り返ったオレが見た最期のものは
ニタニタと笑っている
チンピラどもの「ご先祖様」の顔だった…。
-マッピーランド-
みんな知ってるかい?
あのロードランナーも昔はロボットだったんだ…。
だけど、地上に出れば人間になれる。
そう信じて1体のロボットが脱走した。
そう、有名なボンバーマンのことさ。
でも、この話にはちょっと続きがあってね。
現実を考えてみなよ。
ロボットが人間になれるわけないだろう?
初めからあれはロボットじゃないんだ。
すべて普通の人間なのさ。
彼は自分がロボットだと思い込んでしまった「スーツの中の人」だったんだ。
精神に異常をきたしながらも、地下で自分が作った爆弾をセットしては通行人を殺す。
彼らをモンスターだと思い込みながら彼は地下都市を壊滅させていったのさ。
彼が勝手に「有害」だと判定した人間達を次々と…ね。
壊れてゆく「地底都市」、無残に滅び行く「人類」、そして地上に飛び出した後はもう知っての通り…。
人類を抹殺したすれば「彼こそが最後の人間」を名乗るに相応しい、そしてそれはボンバーキングにつながる淡い夢…。
大量の血をオイルに替え、スーツを脱いだ彼は次々と人類のみを抹殺していったという訳さ…。
その「スーツの中の人」を殺すために送られた最後の人類。
ボンバーキングとの戦いに繋がるそんな世界。 −ボンバーマン、殺戮の果てにー
*****<厳秘>通信記録;BW-3/TRN;第0023658<厳秘>*****
#こちらB-WING、航空輸送隊応答せよ。そのぶら下げているクソはなんだ
#こちら空輸隊感度良好。クソじゃないです、追加武装『J』型です。対物モニターの不調ですか
#見えてるから訊いてんだこのド阿呆。俺の可愛い戦闘機に野砲なんぞつけてどうする気だ貴様
#いえ野砲じゃないです、重力波誘導式弾道・・・
#煩ぇ、技術屋のイカれた妄想に付き合う趣味は無ぇよ。俺を殺す気かボケナス
#でも、参謀部からはこの宙域のターゲットは・・・
#しつけぇな。いいから『F』をよこせって毎回言ってんだろが。能書き述べてると撲殺するぞオラオラ
#あぁっ、『H』つけたままで近づくのはやめっ・・・
#フン。おっと、そろそろターゲットだ。そのクソは忘れず持って帰れよハゲ
#どうして私がハゲだと知ってい・・・
#(交信終了)
<軍務部注:本通信終了12分後に当該機体の被撃墜を確認>
* * *
「・・・先回の実戦トライアルにおける結果より、弊社の試作『J』型は欠陥品であると認めました。
弊社は代替案として、試作『V』型を標準装備として提案、再度実験をして頂きたく・・・」
---【B-WING】
あー、ほんと商売って難しいよなー。
この店始めてから随分経つけど、さっぱり儲からねーや。
となりの店なんて、あんなアコギな商売やってんのに何で流行ってんだ?
俺に言わせりゃボッタクリだぜ、ボッタクリ。
客が持ち込んだモノを引き取って、倍額付けて並べてるだけ。
それで商売になるっつーんだから、世の中わからねえ。
それに比べりゃ、俺の店は良心的だぜ?
最高級の部屋からリーズナブルな部屋まで、
所持金に合わせて部屋のランクは選べるし、
どの部屋に泊まっても、体力はバッチリ回復さ!
あんなボッタクリの店と比べたら、抜群のサービスだと思うんだけどなあ。
まあ、あれだ。今にして思えばアレが失敗だったな。
「金が無い。どこでも良いからタダで寝かせてくれ」とか言ってきた客に
「あんた金が無いのかい?だったら馬小屋ででも寝て行きな」
あれ以来だよ。来る客みんな馬小屋で寝ていきやがるようになったのは。
今さら有料にするわけにも行かねえし。
あれからだな。収入がガタ落ちしたのは。
つーかお前ら、たまには有料の部屋にも泊まれや!
「ウィザードリー」
双方渋ウマ。
でもJは必要な面あったような記憶あるが・・・
255 :
NAME OVER:04/07/24 14:58 ID:szx1MKXN
ほら、ここを折って、ひっくりかえしてこう折れば、紙飛行機。
かぜにのってどこまでも飛んでいけ。
こつん。
かべにあたって紙飛行機が落ちた。
ぼぐん。
またパパがママをたたいた。
ぼく、しってるよ、パパ、遊びにいくんでしょ。
それでおうちのおかね、つかっちゃうんでしょ。
なんかやだ、じぶんの世界を創ろっと。
ぶつかると痛いからじめんは無しね。
それで、いっぱい紙飛行機飛ばしてかんげいするの。
おんがくは、ぼくのすきなちょうちょとせいじゃのこうしんだよ。
あとね、パパのわらったかおが、どこからでもみえるようにするんだ。
あれ、歪んじゃうな。
そっか、さいきんパパのかお見てないからだね。
でね、さいごに……最後に?
ぼく、しってるよ、これスロットマシーンっていうんでしょ。
ぼくと、ママと、パパをだめにしたやつでしょ。
なんで、なんで入ってくるの? だめだよ、だめになっちゃうよ!
やめて、ぼくとママとをパパをバラバラにしないで!
……だれ、か……タスケ……
ぼく、知ってるよ、この世界に、終わりが、無いってこと……
THE ヨND
−スターフォックス 白い鳥に導かれて−
乙。昔のズンタタライブ思い出した。
ついでに、よければどこがスターフォックスなのか誰でも良いから解説してくれ。
好きなゲームタイトルなのに共通点が見当たらない。
257 :
255:04/07/29 11:21 ID:???
>>256 分かりにくい文章スマソ
SFC版スターフォックス、レベル3の2ステージから行ける隠しステージが元ネタでつ
なんであんなステージがあるのかってことを考えて書いてみました
258 :
252:04/07/31 01:19 ID:???
>>254 申し訳無いです、いろいろ削り過ぎて意味不明に・・・。
Jumpの余りの局地専用っぷりから、「敵味方は一枚岩」という思い付きだったんです。
で、さらにSHTネタを・・・。
“・・・在、第一種警報が発令中です。市民の皆さんは外出を控え・・・”
静まり返った居住区域に、綺麗な透き通った女性の声が、
あまりに不釣合いな不穏な知らせを響かせる。
辺りを濃密に包む空気を察したのか、小さな手が私の指を握り締める。
「テレビで言ってたコワイひとがくるの?」
大丈夫よ、わが愛しの娘。きっとお父さん達がなんとかしてくれる。
「わたしたちのロボットさん、まけちゃったの?」
可哀想だったね。一生懸命頑張ってくれたのに。
「ぱぱ、かえってくるよね?
カイシャからかえってきて、またヒコーキごっこしてくれるよね?」
そうね。今度のお休みには、どこに連れて行ってくれるのかな?
あの人の職場は、都市区画の下にある機関区画(コア)だ。
先ほど届いたメールには、
“娘を、頼む”
とだけ。
家を出るときの、いつもと変わらぬ笑顔。
胸のロケットを固く握り締める。
「・・・ふぇ」
何を感じたのか、むずがり泣きべそをかき始める。慌ててその小さな頭をわが胸にかき抱く。
今はその幼い涙すらいとおしい。
あぁ。神様。
明るくなくても良い。幸せでなくてもいい。
生きていける未来を下さい。
せめて、この子にだけは。
---【ヴォルガードII
(浮遊要塞都市ズイガム・ボルドの人々)】
a
知らんうちにまたレベル上がってるな
何なんだこのネタスレ
このスレ、生きてるんだ…。
また今度書き込んでみるかな。
よく分からない。が、追いつめられている。
目の前には背広の男。俺に向かって何か叫んでいる。
後ずさる。かかとが地面をとらえていない。足下には崖、そして打ち寄せる波。
男の声が徐々に熱を帯びている。
だが、耳を傾けるほどの余裕はない。
……まるで……2時間ドラマじゃないか……
頭が痛い。激しい波の音が、男の音が、痛い。
意識は朦朧とし、記憶の色は白と黒を行き来する。
何も思い出せない、そして苦しい、くるしい、狂おしい。
……何故……
男が憐れみの眼を向けて距離をつめてくる。
男の足と弾ける波が、不均一なリズムで俺を責める。
そして男の手が俺の肩に、触れた。
……赤……!
記憶の色が赤くなる。俺の拳に導かれ、男は落ちた。
……殺した? 俺が? いや違う……
……そうか、これはドラマだ……なるほど、俺、俳優だった! かも……
さて、この後の台本は? 監督? あれあれカメラも無いじゃないか。
ま、いっか。おや、足音近づいてくる。そうか、このまま演じろと言うんだね。
どうせ、崖のシーンが終わったって事は、もうクライマックスでしょ?
OKOK、やってみせますよ。ははは……はは、あはははは……
……願わくば、無事エンディングを迎えられますように……
−カラテカ そして彼は走り出す−
何年か前一人の子供とであった。
初めて出会った時、その娘は涙を流していた。
そして大きな声で泣き出した。
今はもう面影がほとんどないその場所を見つめて娘はこう言った。
「…殺してやる、絶対に…。」
そして私の方を見てこう言った。
「私と一緒に来てくれませんか?足手まといにはならないですから。」
それに対して私はこう言った。
「奴を倒すには人の力では無理だ、諦めた方がいい。運が悪かったんだよ。」
それを聞いて娘はこう答えた。
「私…、待ちます。一緒に戦ってくれる仲間を…。もし、いつかそんな人が現れたらここへ連れて来てくれますか?お願いですから!」
「…そうだな。約束しよう…。じゃあな。」
そう言って私はその場を離れた。
その娘はただ、泣き腫らした目で湖を眺めるだけだった…。
不憫な娘だった。
お使いに言ってる間に故郷が消えてしまったのだから。
親しい友人も親も兄弟も。すべて。あの湖の中。
誰かがドアを叩いた。
ああ、そうだ。こいつならやれるかもしれん。
私は少し意地悪ではあったが、賭けをした。
ボロボロに汚れたそれを渡し、私はその青年を追い出した。
やっと死ねる。その時が来た。
願わくば、あの娘に未来があらん事を。
リップルアイランド ー守られた誓いー
えぇっ、マジで?
アレが世界遺産登録!?
---スターフォース
ううむ
後ろで3人の仲間達が騒いでいる。僕たちの目の前にいるのは、暗黒大魔王
ファットバジャー。かつてこの世界、シェルドラドで悪の限りをつくし、4つの
貝の力で封じられていたはずの悪しき存在。
ふと、これまでの旅路が頭に浮かんできた。
僕はどこにでもいる小学5年生の男の子。伝説の勇者でもなければ、偉大な
魔法使いでもない。武道なんて授業でちょっと剣道をやらされただけ。
そんな平凡な僕が、ある時目を覚ましてみると、シェルドラドというこの世界に
飛ばされていた。まわりは変な生き物だらけ…丸っこく、体のどこかに貝殻を
くっつけて歩いてた。何でも貝獣とかいうらしいんだけど。最初は人間がみんな
変身しちゃったのかと思ったんだっけ。何でこんなことになったのか、全然
訳もわからないままに「王様」の前に連れて行かれ、「お前は火の貝の勇者だ」とか
「頼む助けてくれ」とか言われちゃって、本当は嫌だったけど、つい引き受けちゃった。
帰る方法がわからないから…とか思ってたけど、本当はただのお人好しなんだよね、僕。
でも、それからは苦しみの連続だった。モンスターと戦うたびに傷ついていく
自分の体、破れていく服。何でこんなに痛い思いをしてまで、人のために
戦わないといけないんだ…って、よく泣いてたっけ。
そんな僕にも頼もしい3人の仲間(みんな子どもだった…何で?)が出来た。
みんなで協力して、時には二手に別れて冒険を進めた。溶岩だらけの洞窟や
鯨のお腹の中に入ったりしたこともあった。いつの間にか「帰りたい」って
気持ちが無くなっていたのは、きっとこの気の良い3人組のおかげなんだろう。
他にも、本当に多くの貝獣たちが僕を勇者と認め、応援してくれた。だからこそ、
僕は今ここにいるんだろう。
手にした愛の剣をしっかり握り直す。ファットバジャーが仁王立ちになる。
王様に頼まれたからじゃない。帰りたいからでもない。僕を信じ、愛してくれた
貝獣たちへの恩返しなんだ。
これがみんなに平和を導く最後の戦いだと信じて、僕は雄叫びを上げて突進した。
しまった、タイトル忘れた…267は『貝獣物語』です。
剣と剣で血を流し
魔法で殺し合う・・・
帝国軍とレジスタンスの激しい戦いは
終わることがなかった。
そんななか、レジスタンスの4人の青年達は
ペンは剣よりつよしという言葉を主張し
帝国軍に戦いを挑んでいたのだ。
なんとその青年達は本を片手に
モンスターや帝国軍を説得していったのだ。
もちろん、本当にペンより剣が強い訳じゃない。
本の内容によっては説得できないこともあった。
しかし、敵とのはげしい戦闘中に
手に本だけを持って戦い続けた。
そんな青年達の勇気に帝国は尊敬の念を抱いたのだろう
まさしく、その行動が決めてとなり
最後に帝国の皇帝はやぶれてしまったのだ。
青年達は剣よりもペンがつよいと行動で示したのだ。
「ファイナルファンタジー2」
ファイナルファンタジーが今までなかったので
考えてみました。
本装備かw
わんぱくでもいい。
たくましく育てて欲しい。
ーーー傭兵斡旋所より
神は言う。
お前は殺戮者だと。
罰を与えると。
私はおそろしい地獄へと落とされることになるらしい。
想像を絶するような。
恐ろしい地獄。
神が言う。
「お前の嫌いなものを言え、そしてそれを食え」
私はこう答えた。
「おにぎりだー、おにぎりが怖いー、投げないでー」
神はおにぎりを投げてきた。
さあ、拾い集めよう。
私は叫び続けた。
「このおにぎり、こわいー、こわいー」
−いっきー
問13 脳の細胞の情報伝達の仕組みについて答えよ
シナプス?
アセチルコリン?
グリア細胞?
くそーここまででてきてるのに・・・
わからない・・・思い出せない・・・
もっと勉強しとけばよかった・・・
このままでは落第する・・・
なんとか正解を思い出さなければ・・・
あー、頭が混乱してきた・・・・
もうだめだ・・・
「アークティック」
この広い世界の中にすっげーお宝が眠っているのを知ってるか?
(以下略)
俺は超能力者になる!
ーマインドシーカー −
俺の名前はアアアアアアアア
人間の戦士だ。
といってもまだ戦士になったばかりの新米だが・・・・
これから迷宮にもぐりモンスターを倒して
実力をあげ有名な戦士になってみせる。
そのために故郷を捨てて金を貯め
血のにじむような努力をしてきたんだ。
おっ、俺を呼ぶ雇い主の登場だ。
他の仲間達の
アアアアアアアイやアアアアアアアウ達とともに
迷宮への冒険がはじまるのか。
腕がなるぜ。
どうやらまず下準備のために
商店へ向かうらしい
確かに強い装備品があれば怖い物無しだな。
これでアアアアアアアアも10人目だなぁ
空耳か・・・・
ふとそんな声が聞こえてきた。
「ウィザードリィ」
しかし、最近はここ人いないのかなぁ・・・・
ここは優しい魔法使いのおうち。
魔法使いのおじいさんとおばあさんは、子供たちのために
ここで毎日たくさんのオモチャを作って暮らしてるんだ。
あとひと月もすれば、隣町で暮らしてる、二人の可愛い孫の誕生日がやってくる。
だから二人は、とっておきの魔法を使ってとびっきりの人形を用意したんだ。
魂を持った、自分で動ける男の子と女の子の人形を。
だけど、魂を手に入れた人形たちは……こんどは生きた肉体を欲しがった。
「――あたし嫌よ。しわくちゃ婆ぁの体なんて」
「なあに、ガタがくる前にまた別のに乗り換えればいいさ」
「ふふっ、そうね。次はあいつらの孫にしましょうよ。可愛いドレスが似合うでしょうね」
「さあ、ジジイらが目を覚ます前にさっさと終わらせちまおうぜ」
ああ、もうあいつらがすぐそこまでやってきている。
だけど……あいつらも、おじいさんたちさえ知らないことがある。
僕たちも、月の光を浴びている間は動くことができるんだ。
いくぞ、ミニカー、ロボット、ゼンマイタンク。
僕達がおじいさんとおばあさんを守るんだ。
朝がくる前に、すべてをもとどおりに……
――トイポップ――
お前は見てはいけないものを見てしまった。
そう言われ振り向いた瞬間に俺は粉を浴びた。
動けない
死ぬのか
呪われたのか
罰なのか
恐ろしい
キモチワルイ
殺したい
殺してくれ
上から何かが落ちてきた。
その後、私はいきたまま血肉を貪られた。
さようなら。
パンの中で私はつぶやいた。
−バーガータイムー
>>278 初期の頃のテンションが無いから人がほとんど残ってなさそう。
まあ、思いついたら何か書くんでその手の職人さんが純粋に競い合うのも面白い…かも。
暇があったらネタ書きましょう4。
279 :
278:04/08/20 00:30 ID:???
>>276 意外と印象に残ってないゲームが多くて、書こうと思っても浮かんでこなくて…
ファミコンソフトのリストとか、エミ(ryとかで発想を得ようとはしてるんだけど。
両手と脳内に神が宿るまで待って下され。
281 :
1/2:04/08/20 22:35 ID:???
俺は、今まで平凡な大学生だった。
3ヵ月前の大惨事で大切な人を失ったのも、周囲と同じだった。
そして、国防関係者だという男が俺の前に立ったのが、1週間前のことだ。
俺は今、その男に案内されて、どこかの軍事施設の中にいる。
「・・・これは何なんだ?」
「人類が滅亡しそうでむしゃくしゃしていた。
能天気な形なら何でもよかった。
今は反省している。」
「・・・・・・」
「…それはさておき、こいつは我々に残された希望の光。
宇宙からの脅威に立ち向かうための新兵器だ」
「・・・・・・」
「順序立てて説明しよう。3ヵ月前から世界各地で隕石群の衝突により世界各地で
大きな被害が出ているが、これが外宇宙からの侵略者の攻撃であると判明した。
隕石群の落下地で、共通して事前に特徴的な電波が観測されている。現在の観測
状況から、次の攻撃は宇宙センター付近になると推定された。君の使命は、この
機体に搭乗して敵の攻撃を迎え撃つことなのだ」
「ちょっと待ってくれ。俺は車の免許も持っちゃいないんだが」
「無くても一向に構わんよ。君はトライアスロンでオリンピック出場を目指していた
そうだが、その力を貸してくれればそれでいい」
282 :
2/2:04/08/20 22:41 ID:???
男はそこまで言うと、見てみたほうが早い、と俺を機体の中に導いた。
中は思ったよりも狭く、俺は思わず天井に頭をぶつけてしまった。すると、途端に
機内の明りがすべて消えた。
「・・・・・・!?」
「それは仕様だから気にせんでくれ。まだ少し敏感なようだがな。この機能は敵の
隕石爆弾に対抗するのにどうしても必要なのだ。隕石爆弾の構成物質は熱エネルギー
によってある種の核反応を引き起こす。その核反応のエネルギーは一部が熱となり、
他の一部のエネルギーが周囲の原子を励起させて同様の核反応を起こさせるのだ。
隕石爆弾が起爆すると破片が炸裂する。それに、燃料や電気のあるところに当たると
誘爆と核反応の促進効果が発生し、被害は指数関数的に増大する」
「・・・・・・」
「つまり、一度爆発するとネズミ算式にあたり一面大爆発、という訳だ。この機体は
隕石爆弾を下から射撃して連鎖爆発をなるべく高い位置で起こさせることを目的と
した機動力のある対空攻撃兵器だ。うまくいけば、連鎖爆発を大気圏外までもって
いけるだろう。操縦と射撃は軍のパイロットが行い、君はパイロットの支援を行う。
この機体の装甲は隕石爆弾の信管を作動させない機構になってはいるが、それでも
ある程度の破片が発生する。これらに核反応を起こさせないよう、被弾した場合は
直ちに安全装置が働いて機体のエネルギー供給が全て停止する。システムを再起動
させるためのエネルギーは機内の緊急バックアップ装置から供給するのだ」
明りが戻った機内には、自転車のような装置が固定されているのが見えた。これが
緊急用のエネルギー装置、らしい。
それから1週間後、俺は人類の希望を背負い、走らない自転車に跨がった───。
−ばくれつカブト虫−
283 :
1/1:04/08/21 01:05 ID:???
とっても仲良しの男の子と女の子の双子がいました。
ふたりはとってもとっても仲良しでした。
それがあるとき・・・
お互いが男女を意識しはじめたんだ。
もちろん、二人は許されない恋だって事もわかってた。
現実は二人にとても冷たかった。
近親のましてや双子の結婚なんて許される事じゃないから。
だから、二人は嫌だったんだ。
幸せになれない人間の世界を
だから、二人は憧れたんだ。
しがらみのない動物の世界を
284 :
2/2:04/08/21 01:06 ID:???
そんなとき二人は幸せになるための方法を思いついたんだ。
それはね・・・・現実逃避・・・・
二人は眠り続けたんだ。
夢の世界は自由だから。
夢の世界は二人の作った世界だから。
動物たちが暮らす夢の世界。
ここなら幸せになれると信じてた。
でも・・・・二人は本当に夢の世界で
「本当」の幸せを見つけることが出来たのかな・・・?
あっ、もうこんな時間。
続きはまた今度。
「えりかとさとるの夢冒険」
しかし、ほんとここは良スレだな
すごいスレだ
>284
ごめん、てっきり「バイナリィランド」かと。
もういい、俺は↓のゲームにストーリーをつける!初めてだからやさしく見守ってね。
ちゃっくんぽっぷ
そのゲーム遊んだ事ねえな…
でもまあ言ったからにはやるか。
そーゆー趣旨のスレじゃないんだけど
君は見た事はあるかい?本当の愛を。
どんなにお金を積もうとも、どんなおべんちゃらばっかりの愛の言葉を並べようとも、
決して手に入る事の無い、本当の愛を。
その愛はカタチになる事はない。
言葉で表されたり態度で示されたり、
ましてやお金やモノを幾ら積もうとも、見れるはずが無い。
だけど、ココロの奥の奥の奥に、確かに在るんだ。
君は見た事があるかい?真実の愛を。
僕かい?僕は…
「大変!愛のハートがもんすたに奪われちゃった!
早く取り返してきて!」
具現化された曖昧な「愛」という感情をカタチにした「愛のハート」を求めて、僕は洞窟へと乗り込んだ。
抱えきれないほどの爆弾を持って、敵どもを殲滅し、カタチとなった哀れな愛を取り戻すために。
君は見た事があるかい?究極の愛を。
…どうやら僕は見た事が無かったみたいだ。
>>290 OTL
>>290 俺は刺激になって良いと思うよ。最近停滞気味だし。
とある人物の手記――――
ハードがスーファミになってからの俺達の扱いは相当ひどかった。
スーファミ初となる4作目では、
バカップル共のせいでことごとく敵側に奪われやがった。
まさかこんな不毛な争奪戦に巻き込まれるとは思ってなかったので
非常にショックだった。
5作目は3作目と似たような扱いと思いきや、
開始早々いきなり砕け散ってしまうとか抜かしてた。
しかも奴らは口では守るとか言いながら、新しいジョブのために
わざと砕け散るのを待ってるとしか思えなかった。
そして6作目では遂にその存在を抹消されてしまった。
もう頭きた!こうなったらこの俺自らが出向いてこの世界をぶっ潰してやる!!
まずは手始めにゲーム界でもっとも有名といわれているあいつらからだ!!
「スーパーマリオRPG」
>>293 ク、クリスタルさん……なんとか気を静めてくださいよぉ……
おもろい
俺の名はアアア。
冒険者としての登録を行う為に、訓練場という施設にやってきていた。
他にも続々と冒険者は集まり、そしてマスターの指示のあった扉の奥へと消えていった。
(あいつの次は俺の番なのだろうか…)
高鳴る緊張を必死に押さえながら、名前が呼ばれるのを待っている俺の前で
あいつは今までの連中とは違う扉に入っていった。
……
扉から出てきた時、そいつの胸には妙に格好の良い名前を刻まれた名札と
そこに刻まれたロードの称号が見えた。
……あいつは扉から出てきた?
微かな疑問が脳裏をよぎった。
それでは、今まで呼ばれていった連中はどうなったのだろう?
屈強な肉体を持った男や見るからに手癖の悪そうな男……
奴らは戦士や盗賊と書かれた扉に入ったっきり、出てきては居ない。
俺の番だ、試験管が俺の名を呼び、進むべき扉を示した。
その扉は魔法使いの扉だった。
(そうか、俺には魔法使いの素養が有ったのか…)
その後の冒険や、更に先の栄光を思うと、その素質を与えてくれた神に感謝したくなった。
次の瞬間、俺の体を光が包み込む。
俺は神を呪った。
魔法使いの素養、高い知識と状況把握能力を与えた神を。
もしも戦士や盗賊ならば、俺の身に何が起こったかを知らずに済んだはずだった。
俺の体は光の中で消滅していった。
戦士や盗賊ならば、異変に気が付く事もなく、夢を見ながら消える事が出来ただろう。
だが、俺はその能力故に、その異変に気づき、死の直前に最大の絶望を味わう事になった。
「ちっ、ろくなボーナス出ねぇな…ロードだけかよ…」
俺は、憎むべき対象の声を聞きながら、この世から去った…
「ウィザードリィ」
僕はこの町である女の子と仲良くなった。
その娘となら世界の果てにでも行けそうな気がした。
暖かそうな防寒具を着て。
山に登る。
絶望から這い上がるために。
「17になった美しい娘はこの国の独裁者の下に送られそこで性奴隷として一生を終える」
それがこの国の掟だった。
選ばれたのは幼馴染のかわいい娘。
そして、それを影ながら僕は見ていた。
ある晩、彼女は言った。
「一緒に逃げましょう、好きな人と別れたくないの」、そう言ってくれた。
だから僕達は逃げることにした。
しっかりとお互いを支えあうように縄をお互いに結んで支えあう。
もし、何が起こってもこの縄が切れない限り別れる事は無い…。
2人で誓い合った。
追っ手が来る。
急いで山を登る。
吹雪でお互いの姿が見えない。
だが、僕達は運良く山を登ることが出来た。
空にはコンドルが舞っている。
これにつかまり町を逃げ出すのだ。
全てがうまくいった。
もし、上から縄を引っ張られるような事があれば自分から縄を切るつもりだった。
この覚悟があったからうまくいったのかもしれない…。
-アイスクライマー 愛すべき人と-
298 :
NAME OVER:04/08/30 08:39 ID:0BMfpvSP
>>297 それ、コンドルにつかまれるの一人だけじゃ・・・
299 :
1:04/08/30 11:27 ID:???
今日は親父とプロレスを見に行った
親父はいい年こいてプロレスに夢中だ
昔は片言の日本語をしゃべるハリウッド・スターのファンだったが
今では南米の日系プロレスラーに首っ丈
てか、人と人が殴り合ってるのを見てそんなに楽しいか?
「いいからお前もついて来い!」
親父に何度もせがまれて仕方なくこのプロレス会場に居るって訳だ
会場は物凄い雰囲気だ
普通の人なら「ゾクゾクする」となるだろうが
俺は逆に気分が悪かった
親父から手渡された缶コーラも飲む気にはなれなかった
お目当ての日系レスラーが出てきた
「ファッ○ーン!」
いきなり放送禁止用語かよ
そして次は対戦相手が出てくるはずだったが…
出てこない、どうしたんだ?
300 :
2:04/08/30 11:41 ID:???
「ただ今の情報によりますと対戦相手の△△△は廊下でのびている様です」
近くの実況アナウンサーがしゃべっている
と、俺の後ろから誰かが前にズンと出てアナウンサー席からマイクを奪った
そして、リングに上がり…
「俺と勝負しろ!」
マヂで!?一般人の乱入バトル!?
こういうの漫画や映画でしか見れないと思っていたぜ
予想もしない展開にいつしか俺は夢中になっていた
しかし…
「あのヤローただの見掛け倒しかよ」
その一般人はリング端で血まみれになりながらプロレスラーの噛み付き攻撃に耐えているだけ…
何のためにやってんだ?一回も反撃しないってどういう事?
「いい加減にしろー!」
あの気弱な親父がとうとうキれて手に持っていた缶をリングに投げつけた
301 :
3:04/08/30 11:51 ID:???
すると運悪くそれはお気に入りのプロレスラーに当たってしまった
こちらを振り向くプロレスラー
固まる親父
次の瞬間、プロレスラーはリングから飛び降り親父をパイプ椅子で殴りまくってた
会場に流れる親父の血…全てがあっという間だった
「お、親父…」
血まみれで倒れた親父を尻目にそのレスラーはリングに戻って試合を再開した
「親父、親父ィィッ!」
親父は目を見開かないまま冷たくなっていった
泣きそうな目でリングに目をやると
それまで防戦一方だった一般人が信じられない様な動きで
プロレスラーの腕を変な方向に曲げていたり、体当たりするかの様な蹴りを当てていた…
=LIVE A LIVE= ワタナベの日記
ぼくには魔法のおまじないがあるんだ。
ピンチになったらそのおまじないを唱えて、まんまと切り抜ける!
だからぼくはいつも安心安全。
今日もぼくはお出かけ中、こわいお兄さんに見つかった。
このあたりを2人組でウロウロしている、こわいお兄さん。
魔法のおまじないを唱えればすぐに逃げられるけど、
ぼくだっていつまでも子供じゃない!
でもぼくは体が弱くてすぐに気を失ってしまうから
とてもケンカなんてできないよ・・・。
お兄さんが追っかけてきた!
ぼくはつまずきながらレンガ通りを走ったり、空き地の土管をくぐりぬけたり、
八百屋さんのハカリをジャンプ台代わりにして逃げまわった。
だけど運動音痴のぼくは、ツルが足にからまって転んでしまい、
とうとうお兄さんに追い詰められた!
「セ、セレクト」
あーあ。また魔法のおまじない。ぼくはお兄さんから逃げることができた。
やっぱりぼくにはこのおまじないがないとダメなんだ。
でもぼく、おまじないを使いすぎてどこに行くのか忘れちゃった。
- ナッツ&ミルク より 「50回目のおまじない」 -
201-300までの作品
>202-204 うおーズ
>209 エキサイトバイク
>210 カラテカ
>211 ファイナルファンタジー
>212 ドラゴンボール 〜神龍の謎〜
>213-214 ファミリージョッキー
>216 スーパーマリオブラザーズ
>217-219 バルーンファイト
>221 スペースインベーダー パート2
>223 高橋名人の冒険島
>225 SDガンダム2 カプセル戦記
>226 F1レース
>228 けっきょく南極大冒険
>231 アルカノイド
>232 スペースインベーダー
>233 魂斗羅スピリッツ
>236 パックマン
>237 グルーヴ地獄V
>239 アストロロボ・ササ
>240 アストロロボ・ササ
>242 ボンバザル
>245 アメリカ大統領選挙
>246 ゾイド2
>247-248 ロードランナー
>250 マッピーランド
>251 ボンバーマン
>252 B-WING
>253 ウィザードリィ
>255 スターフォックス
>259 ヴォルガードII
>263 カラテカ
>264 リップルアイランド
>265 スターフォース
>267 貝獣物語
>269 ファイナルファンタジー2
>271 ミネルバトンサーガ
>273 いっき
2XXX年。世界は宇宙人たちの攻撃を受けていた…
そんな中、あなたは勇敢にも宇宙人たちに交渉を持ちかけた。
「五目ならべで勝負し、お前達が勝ったら地球はお前達の物だ。だが、こっちが勝ったら帰ってもらおう」
宇宙人たちはこれを了承した。あなたは選び抜かれた3名の宇宙人と五目ならべで勝負する。
3人に勝つと世界に平和が戻るが、もし負けると最悪の結末は逃れられないだろう。
さて、あなたは宇宙人に勝利し、世界に平和を取り戻すことが出来るのか!?
五目ならべ
>306
それ、題材なんでもいいじゃんw
禁じ手だなw
ボードゲームのたびに宇宙人と対戦するのか
【ファミコン探偵倶楽部 消えた後継者】
神田「ほぉ〜キクさんは寝る前の一服がある意味睡眠の手助けになってるわけですなぁ〜」
キク「そうじゃよ・・あの一服がいいものなんじゃよ。熊田先生に忠告されてもこればかりわな・・譲れるものじゃないて」
神田「・・・・(っふ・・なるほどな。ともすればこれはいいきっかけになるやもしれん)・・・・・」
キク「はぁ〜今夜も寝る前のタバコが旨いね〜これで今夜もゆっくり休めるよ・・・ハァ〜〜〜・・・アァ!アグ!グァ!ハァ!アガガ・・・
・・・アァガ!・・・グハァゲ・・・・・・・・・」
茜「キクさま!キクさま!どうされましたか?!!!!キクさま!しっかり!善蔵さん!キクさまが!キクさまぁぁぁぁ!!!!」
謎の死をとげた綾城当主キク。物語はまだ始まりより手前ですでに起きているのであった。
♪♪プルルルル〜♪プルル〜〜〜
○○「はい。こちら空木探偵事務所ですけそ」
アキラ「あんた○○だな?ちょっと話があって連絡したんだが時間取れそうか?」
○○「綾城アキラさんですね?わかりました。時間は大丈夫なので。それで何処で待ち合わせですか?
アキラ「そうだな。あそこの崖の上でいいか?あまり人目はないほうがいいと思うからな」
○○「わかりました。それじゃこちらもすぐに向かいますので」
○○「あゆみちゃん。ちょっと人と会う約束したから出かけてくるね」
あゆみ「ちょっと○○くん。何処で会う約束したの?」
○○「あそこの崖の上だよ。それじゃ行って来るね!」
あゆみ「あ・・・もう!誰と会うのかも教えてくれないんだから・・・だけどなんだろ・・・この胸騒ぎ・・・・・・・・」
【ファミコン探偵倶楽部 消えた後継者】 −−−崖の上にてーーー
アキラ「待ってたぜ○○」
○○「アキラさん。僕に話しって何ですか?」
神田「アキラのやつ。○○と連絡してたのか。しかしあんな崖の上で何を話すつもりなんだ」
アキラ「用件は簡単さ。おまえの存在がちょっと邪魔になってきたんでな。わかるだろ?」
○○「それは・・どういう意味ですか!?」
アキラ「こういう事さ!」
○○「あ!・・なにを・・・・!うわ!!!!うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
アキラ「っは!これで邪魔はいなくなった。こっちもやりやすくなったぜ」
神田「アキラの奴・・早まったことしやっがって。っち!・・・少し調べてみるか・・・・・」
神田「・・やはりこの男・・・印の手がかりは持っていないか・・・ん?この火傷の跡は・・・そうか・・・この男やはり・・・・」
○○「・・・う・・・・・う・・・お・・・」
神田「・・・・まさか・・・・・・」
○○「・・・お・・・おま・・・・おまもり・・・・・・・おま・・おまも・・・・り・・・」
神田「おまもり?なんの事を言ってるんだ・・・?」
○○「・・・あ・・・・・あなたは?・・・・・」
神田「お!きがついたか。しっかりするんだきみ!」
それは物語の恐怖の一歩であった。この先どのような運命が待っているのか。それは誰にもわからない。朦朧の意識の中で見つめる
人物に救いの目を送る彼の運命こそが・・・・彼にとっての大きな歯車がいまようやく動き出したのである・・・・・・
>>311 主人公が「おまもり」と言っていたというのは、神田の嘘だったような…
それ以前に、ファミ探にはちゃんとストーリーあるだろ。
1にストーリーあるものでもいいと書いてあるんだが。
それ以上に新しい話が投下されてよかったと思うのは
俺だけではないはず・・・・
ファミ探はストーリーあるけどある意味プロローグのつもりでやった。
実際のゲームのはじまりの最初のセリフは
「お!きがついたか。しっかりするんだきみ!」
で始まるから。それ以前のを。
うーん・・・
血が欲しい
そんな言葉が頭の中に響いてくる。
そう、あいつに出会ってからだ。
血を見たい
そんな言葉が自分の中を駆けてゆく。
彼は笑い出した。
血が飲みたい
もう何もためらうことは無い
私は言葉のままに動く。
あなたが運ぶコンテナのの中には
大量の
人間の絞りカスが入っている
きょうもまた ひとりの女性が生贄となる
ああ・・・キモチイイ きょうもいっぱいころしたよ
整理しよう
大事な大事な食料たちを
ぼくのおともだちにみせてあげるんだ
それまで ダイジニ ホカン しよう
−倉庫番ーコンテナの中に眠るもの
>>317 そう来たか(w
こりゃやられた、序盤は一切倉庫番が連想できなかった
周りの奴も故郷のオフクロも声をそろえて
「そろそろ結婚でもすれば?」ってか!
確かにもうそんな歳になっちまったんだな・・・。
けどよ、そんな暮らしはしたくてもさせてもらえねぇんだよ。
いや、正確にはテメェからこんな世界に入っちまったんだけどよ。
後悔はしちゃいない、負け惜しみなんかじゃねぇ。
俺にはこれしかねぇんだな。
危ねぇ!後ろの扉に気配が!!
バキューン!バキューン!
フゥッー。
相棒であるウォークマンでいつもの音楽を聴きながら
この緊張を紛らわす。
♪テテンテンテン テテ テテ テーン♪♪
やっぱ潮時なのかもな、大事な仕事中にこんな事
考えちまうなんて・・・。
さあてと、今回のこの案件(ヤマ)もこれで無事終了だな。
但し、俺が生きてここから帰れるのならな。
頼むぜ!地下の駐車場まで生きて帰してくれよ!
「エレベーターアクション」
【タッグチームプロレスリング】
さぁついにやってきた世界最強タッグ決定戦の開始だ!ここに集いし最強の戦士!
長洲力&B・ベイダー対S・マシーン&ブーチャー
この最強の4人の最高の戦いが最強最高の栄冠を掴み取るのだ!
長洲「おい!またぐなよ!」
B・ベイダー「ソーリー・ユーは怖いね〜心配しなくてもこっちの勝ちブックね」
S・マシーン「なぁ・・やっぱこれ変更できない?」
長洲「なにが言いたいんだ!?」
S・マシーン「こっちの勝ちブックにしろってことだよ!」
B・ベイダー「ナニヲ!キサマ!これはもう決定事項だ!」
S・マシーン「だまれ!背高ノッポの汗臭が!」
長洲「おまえ平田だろ!」
S・マシーン「それは言うな!台本にはないだろうが!」
ブーチャー「マァマァここは私の顔にメンジテ・・・ナカヨクね?」
長洲「うるせええ!リキヤにガチでケンカして負けたくせに!でしゃばるな!」
ブーチャー「!!!!!」
さぁ!そんなこんなの遺恨を抱えてこの最強の4戦士の熱きど真ん中のマグマの戦いが今始まるのだ!!
・・・?
『いいかマックス。大舞台の前にゃあ、お客の歓声をよーく聴くんだ。
そうすりゃ、ヘマしちまうかも、なんて臆病風はふっとんじまわあ』
ああ、バロン爺さん。あんたあウソつきだ。
滑走路の脇に並んで旗振ってるこいつらは、俺に何の勇気も与えてくれねえ。
一月前、ボロサーカスの花形軽業飛行士だった俺たちは、数少ない焼け残った
軍の飛行機工場に呼び出され、外見ばかりド派手でピカピカの、
弾が掠っただけでも墜落しかねない時代遅れのポンコツ飛行機を見せられた。
「背面飛行、きりもみ、宙返り……可能な限り敵をおちょくり、コケにしろ。
わが軍はまだまだ余裕たっぷりだと、敵にも味方にもそう思わせるんだ」
俺は言ったね。「エイプリルフールの前倒しですかい?」
だが、あいつらはマジだった。
今すぐに即席英雄をでっちあげなければならないほど、ケツに火が回っていたんだ。
一週間前、バロン爺さんが死んだ。
エンジンに弾が直撃して、爆弾を抱えたまま敵の戦艦に突っ込んで死んだ。
他の飛行機乗りもみんな死んだ。
俺だけが生きのこった。作戦開始早々にビビって逃げ出した、俺だけが帰ってきた。
俺は銃殺にはならなかった。最後のパイロットには意地でも英雄になってもらう必要があった。
ついたあだ名が不死身のキッド。
お笑いだ。俺は死なないんじゃない。まだ死んでないだけだ。
見ろよ、こいつらの顔。英雄サマが奇跡を起こしてくれると本気で信じてやがる。
アホどもが。気付けよ。気付いてくれよ。
誰でもいい、滑走路に飛び出して、「王様は裸だ!」って指差してくれよ。
畜生、笑え。もっと笑え。
俺に勇気を。
――スカイキッド――
あの軽快なピロリン音のうらに
そんなストーリーがと思うと
詩板の連中より才能のあるやつがいるな
いっそあっちで書いてみないか?
んがんぐ
325 :
1/2:04/09/20 16:54:00 ID:???
私がそこに落ち付く事を決めたのは、歴史の風格を感じさせる石造りの街並みと、
街を包む静寂が気に入ったからだ。
最初は、意外と転居の多い街だな、としか思わなかった。
だが、何かがおかしい。
すぐに重苦しい違和感が私を襲い始める。
街の外へ転居したとされる、住民のその後を誰も語らないのは何故か。
時折夜半に漂う、喜悦をすら感じさせる恐ろしい悲鳴。消える住民。
市場で隠微に交わされる会話。
人が消えるにつれ静かな歓喜が街を覆うのを肌で知り、
何時の日にか秘めやかな饗宴は沈黙の熱狂の内に幕を閉じる。
街の人々が私に感じさせる、そこはかとなき疎外感。
モノトーンに彩られた古風な街並みの中で、私は熱に浮かされたような眩暈を覚える。
そして幾月かの後に人知れず住民が消え始め、また祝祭が静かに幕を明けた事を知る。
この街での最初の友人となった"彼女"は、枕元でそっと呟いた。
"囚われる前に、ここを離れなさい"
326 :
2/2:04/09/20 16:55:58 ID:???
しかしその時は、私にも訪れる。
それは、広がる雨雲の下、真っ直ぐに伸びる市場を眺めていたとき。
この街は、美しい碁盤目状に区画されている。
急に強くなった雨脚が、私の頬を叩く。
"星"と呼ばれる町外れの一画。
"天元"と呼ばれる中央の広場。
そして私は、全てを把握した事を知る。
ふとこちらを見つめる視線を感じ、顔を向ける。
遠くの人ごみの中に切り取られた端正な横顔は、やはり"彼女"。
果物とパンの詰まった紙袋を胸に抱き、ひどく哀しそうな目で私を見ていた。
声を掛ける間もなく、その姿は雑踏と驟雨の中に掻き消える。
これから自分の身に起こる事は、もう判っていた。
何故なら、私はもう"囚われて"しまったのだ。
だから、隣家の石扉に描かれた白い印を見たときも、驚きは無かった。
そして自宅の扉が黒く塗りつぶされたのを見て、己がこの街に受け入れられたことを知る。
狂った歓びに満ちた日々が過ぎる。
"彼女"を見かけなくなったのは、いつの日からだろう。
私が消されるのは、いつの日だろう。
---【囲碁・九路盤対局】
>>325-326 これはすごいね…囲碁にこんなストーリーを乗せられるなんて。
俺もこんなのを書いてみたいもんだ。乙でした。
328 :
1/2:04/09/30 01:32:01 ID:vqIzFppe
200X年。
さきの世界大戦において、人類はついに「核兵器」というパンドラの箱を開けてしまった。
かつてあらゆる知識階級によって核兵器の恐怖は論じられてきたが、愚かな軍人たちの耳には世迷言としかとられなかった。
EU、ロシア、インド、パキスタン、イスラエル、中国、米国、そして日本。加害者は一瞬にして被害者となり、
歴史的建造物、世界に広がる豊かな森林も壊滅。もはや「人類」の滅亡は目前であった……。
ここはとある島。地図にも載らない小さな島。美しい緑と肥沃な地質に恵まれ、農業、畜産が盛んであったが、
世界大戦の爪痕は、世の中の凄惨な争いとは一切無縁なこの美しい島にも甚大な被害を及ぼしている。
この島に住んでいた者は、核とそれに伴う「死の灰」によって一人残らず全滅。この島を潤していたあらゆる植物も壊滅し、
無残な荒野が広がるだけとなってしまった。
329 :
2/2:04/09/30 01:33:27 ID:vqIzFppe
そんななか、奇跡的に、本当に奇跡的に核の被害から逃れた生物がいた。
その肉は美味と滋養の富み、かつては人類に貴重な栄養をもたらした「うし」と呼ばれる生物である。
かれら「うし」はこの島を愛し、そしてこの島に住まう人々を愛し、神代の昔から共存共栄を図ってきた。
彼ら「うし」は考えた。なぜこの島から人が消えたのかを。
そしてなぜこの島の美しい緑が消えてしまったのかを……。
何日も何日も彼ら「うし」は考えたが明確な答えは出なかった。
いや、正確に言えば出す必要がなかった。ある一頭の「うし」が言った。
「緑がなくなったら我々で造り、育てればいいんだ!」そうして彼ら「うし」は立ち上がった!
一向に止む気配のない死の灰を丹念に除去し、核の影響によって突然変異した謎の奇形種と戦う日々。
放射能、核汚染、連日の重労働により、一頭、また一頭と志半ばにして倒れていったが、
しかし彼ら「うし」は決して休むことはなく、なんとかこの島に美しさを取り戻そうと悪戦苦闘した。
彼ら「うし」はこの島にまた再び美しい緑を取り戻すことができるのであろうか!?
「大地君クライシス」
この仕事に就いてからもうずいぶん経つが
廃業を考えたのは初めてだ。
通りがかりの戦車が、鉄屑と化した別の戦車を引きずっているのを見かけた。
あそこまでこっぴどく壊される戦車も珍しい…
修理するよりも買い換えたほうが安く上がるんじゃなかろうか?
そう思っていると、戦車から10代と思しき少年が現れて
鉄屑をいじり始めた。
90°に折れ曲がった主砲が見る見るうちにまっすぐになる。
車体に開いた大穴があっという間に塞がる。
極めつけは、物理的に破壊された操縦補助用コンピュータユニットを
なんら問題なく稼動するまでに修理してしまった。
しかも、それらすべてを、バックパックに収まる程度の
簡易的な工具でやってのけたのだ。
わたしがあのレベルの修理をするならば、かなり大掛かりな設備が必要だろう。
あれ以来、私はすっかり自信をなくしてしまった。
修理屋稼業ももうおしまいにしよう…
「メタルマックス」
331 :
NAME OVER:04/09/30 05:32:18 ID:u4rKBLAs
メタルマックスは、ストーリーあるで
趣旨かわってるから。
ストーリーの無いゲームが意外に少ないからな
音ゲーとかどうだ?ストーリーはほとんどあって無い様な物だぞ。
新しすぎてわざわざここで書かなくても専用スレがあったりファンサイトがあったりで十分なんだよな…
今更ドレミッコや音ッキーを扱うならここ向けかもしれないが。
じゃあ俺キャプテンEDの音ゲーを(ry
元のストーリーがあっても、とりあえず無視して作っちゃおうよ。ネタスレなんだしあまり限定する必要もなかろ。
だからすでに趣旨が変わってるって言ったじゃない。
それで今までうまく行ってるわけだから
気にせず続ければいいのに。
>>1の
>ストーリーの有るレトロゲームの別解釈、ゲームの名場面の二次創作など、
>レトロゲームに関連した事なら、どんな物にストーリーを付けてもOK。
は無視されてますかそうですか
なにかとりあえず作ってみて投下すればいいと思うが・・・
ボス!ヤスは犯人さ〜♪
ボス!決してヤスに騙されないでお願い♪
ヤス!服を脱げ〜♪
「ポートピア連続殺人事件」
342 :
NAME OVER:04/10/09 17:03:34 ID:9E7YZfwb
下がってきたから 唐age
いわゆる文章系のスレにこのスレ宣伝とかどうでしょうと言ってみる。
宣伝はよろしくないが、人を呼んでくるのは歓迎。最近人稲でちと寂しい。
ただ、呼びこみ先の選定は慎重に。
理不尽スレっすかねやっぱ
「まったく、何を考えてこんな建造物を造ったんだ!」
私はその建造物について毒づいた。
まったくもって理不尽な、謎の円筒形の建造物。
足場もろくになく、壁から伸びるツタにしがみつきながら、外壁を殴りつける。
巨大な円筒形をしたソレの内部は、非常に不安定な足場しかなかった。
内部に渡された数本の梁の様な、横に渡された柱の様な物体と、
それ同士を結ぶ梯子、後は自分が手にしているツタ位であろうか?
あとは、足場と呼ぶにはあまりにも不安定な形で組みあがっているブロック…
恐らくは外壁を作った際に余った物、もしくは崩れた外壁だろうか?
それが内部に散乱している。
「恐らくは造るだけで満足してしまったか、もしくは未完成のままなのか?
これはこの建造物の本来の姿ではないのだろうな…」
そのような事を考えながら、そのツタを上るが、その先に有る光景も、
今までと代わり映えはしない。
それどころか、手近な所に足場は無いようだった。
仕方がない、これに登るしかないか…
崩れ落ちた外壁のブロックによじ登るろうとした私が見たのは、
崩れ落ちてくる外壁の破片…いや、作為的に落とされた破片だった。
その向こうでこちらを睨み付ける、異形の姿が微かに見えた。
「かつてはイシュタルの加護のあった土地…魔王の住む塔…
天上を目指した塔…それは発見できなかったのではない…
発見した者は、ここで殺されていたのだ……」
その時、私は何かを悟った気がした…そして私はこの世から消えた。
バベルの塔
スペランカー。
これはそう呼ばれた男の物語。
地下深くへ潜り大金を手に入れた。
そんな男の物語。
全ての話にはもう1つの言葉があるように。
彼もまた背負ったものがあった。
そう。
彼は一度死んでいるのだから。
何度も同じように地底を目指した友がいた。
たまたまだった。
ちょっとした事故だった。
その洞窟の中で私達は死んだ。
何者かに撃ち殺されたのだ。
それが何者かは分からない。
分かってはいけないのかも知れない。
目を覚ますとそこは病院のベッドの上。
生きている。
私は生きている。
そう喜んだのは自然だった。
生きているのだから。
しかし、鏡を見た瞬間にそれは絶望へと変わる。
私の顔は友人のそれになっていた。
何が起こったかをしばらく理解できなかったのも当然だ。
これは呪い。
太古の亡霊の呪い。
私の側にいる謎の男は言う。
「ピラミッドの亡霊がお前の体をのっとり今地上で多くの人間を殺している。」
「だからお前をその体に移した。お前の友は完全に死んだからな。」
そいつは更に言う。
「ピラミッドの中。その宝石を全て壊せばお前の体は元に戻る。あの洞窟の地下深くだ。」
「だが気をつけろ、その体は不安定な状態だ。ちょっとしたショックで魂が離れ、お陀仏だ。」
「更にお前の友の魂がお前を狙っている。奴はその体を取り戻そうと必死だろうからな。」
そいつは死神だった。
死人が出て忙しくなるのは御免だから力を貸してくれるとの事だった。
最後にこう言った。
「面白いゲームの始まりだな。まあ楽しませてくれ。」
全ての宝石を砕いた今となってはどうでもいい事だ。
最後に奴が言った言葉が忘れられないのもまた事実だ。
「お前はそいつになりたかったのだろう?それが全てを招いただけだ。」
付込まれたのは俺の心。
嫉妬の心。
それが太古の亡霊に力を与えたに過ぎない。
死神は俺の願望を叶えたに過ぎない。
亡霊となった友を撃ち殺す。
今はそれが快感でしかないのだから。
体を取り戻そうと必死になるかつての友。
「なんだ、その亡霊とやらと…何も・・・」
ピラミッドにたどり着いたときそれを悟った。
気が付けば俺の魂と体は宝石となり…新たな生贄を求めてる…。
さあ、俺の番が終わったら次はお前の番だ。
その体を寄こせ。
俺を地上まで連れてゆくんだ…。
俺はまだまだ殺し足りないんだ…。
−スペランカー・輪廻ー
EGYPTかと思った
ボクの帽子が風で飛んでっちゃった、と息子は言い、
それはきっとハットリスの仕業よ、とママは言った。
−ハットリス・或る街角の会話−
いいねいいねー
これを登っていけばいつか楽園にたどり着ける、
そう信じて必死に登ってきた。
だがもう限界だ、体中が寒さと空腹で感覚が無い。
だが諦めるわけにはいかない。
そう思った時にいきなり世界は変わった。
・・・浮かんでいるのは雲と・・・野菜??
やれやれ幻覚か?いや違う?ここは?楽園?
一気に体中に熱気が蘇る。
あと少し、あと少しで辿り着ける。
もう迷いは無かった。
そして彼は楽園へと辿り着いた、空には一羽の鳥が悠々と舞っていた。
アイスクライマー
「取り立てる時は脅し、返済しきれば敬語。
これが、金融商売の秘訣っちゃ秘訣だわな」と、閻魔様は言った。
−キテレツ大百科−
せかいの まんなかにたつ とうは
らくえんに つうじている という
はるかな らくえんを ゆめみて
おおくの ものたちが
このとうの ひみつに いどんでいった
だが かれらの うんめいを
しるものはない
そして いま またひとり…
−バベルの搭−
もとはひとつの国の軍隊だった
私は仕事のためにある場所へ向かった
わが国が誇る勇敢な兵士たちの軍事キャンプだった
軍事演習の写真を撮りに着ただけの私は
少ない経費の中からやりくりしてこの田舎で食事にありつかなければならなかった
食事が取れないことが多かった私はいつも空腹だった
そのとき一人の兵士が声をかけてきた
「元気を出せよ」そういった彼の手には食事が乗ったトレーがあった
それから兵士たちとはよく話をし友人も何人かできた
彼らはそれぞれ違う出身地で多少文化の違いはあれどみな胸に秘める思いは同じだった
国の未来のためにそして友を守るために
私がここを去るときささやかながら友人たちが宴会を起こしてくれた
列車から見た彼らの手を振る姿が小さくなっていく風景は一生忘れることがないだろう
あれから年月が経ち私も写真家としてベテランになった
そんなある日のことだった
もともと違う文化を持っていた国の南部と北部は決別し戦争にまで発展した
スクープだと思い出世の夢を胸に私はすぐに出かけた
しかしそこで繰り広げられたのは想像を絶する世界だった
壊された家屋積み上げられた死体の山それにまだ息のある兵士の助けを呼ぶ声がやまない
なぜこんなことになってしまったのだろうか
私が写真家として最後にとったのは
穴だらけの大地に転がる友人だった兵士たちのなきがらであった
これを機に戦争の悲惨さを伝える語り部として余生を過ごそうと決意した
少しでも戦争の悲惨さを知ってもらうためにこのゲームを残しておこう
セレクト画面の写真家より
わくわく南北戦争
358 :
NAME OVER:04/10/15 04:43:59 ID:ArOLJqxY
まるでシリアスなゲームみたいだ(笑
gj
359 :
1/2:04/10/15 13:13:34 ID:???
「それでは、契約書にサインといきましょうか」
成金趣味の服に身を包んだ初老の男性は、本革製の椅子に深々と腰掛けながら、
葉巻を一旦口から外し、そう言った。
「…断る。私はこの店を手放す気など、毛頭無い」
私が契約書を乱暴に突っ返すと、初老の男性は葉巻を口元に戻し、私を威嚇するように
ゆっくりと紫煙を燻らせながら、こう言葉を続ける。
「貴方も困った人ですね。大人の社会で、紙の上での約束に待ったは無いでしょう。
強い者が弱い者を押し倒す。これは凌辱ではなく、自然の摂理です」
穏やかな口調だが、私に遠慮する気配は無い。
初老の男は椅子から背を起こし、ガラス製のテーブル越しにもう一度、契約書を
私の目の届く所へ置く。
「貴方も、この場所で商売するときに聞いたはずです。この町で店を建てるのなら、
この契約書通りのやり方でなければいけない、と。
そりゃあ私だって、最初は冗談かと思いましたよ。こんな馬鹿げた事があるか、と。
でも今、私はそれに則り成功しているし、貴方はその契約に負けようとしている。
つまり契約が無茶なのではなく、単に貴方が、商売に敗北しただけなんです」
360 :
2/2:04/10/15 13:15:26 ID:???
「しかし、このやり方はあまりにも惨い。一代限りで築き上げたこの店を、たった一瞬で…。
これじゃまるで…、地上げじゃないか!」
私の乱暴な発言に呼応するように、初老の男は椅子からゆっくりと立ち上がった。
「私がやっていることは、何一つ法に触れていない。ただ、この紙切れ一枚を
相手に突きつけるだけで、全てが決まるんです」
そう。この町で商法における法的な手段は恐ろしく簡略化されている。
私も、それを承知でこの町に店を出した…、はずだった。
「これに反対する手段は、何一つ無い。それは貴方も充分知っているはずです」
煮えきらない態度を見せる私に業を煮やしたのか、男は少しだけ語気を荒げながら、
テーブルに身を乗り出し、私の眼前まで顔を近づける。
「さあ。もう一度、契約書を声に出して読んでみなさい。
そこにはこの町のルールと、貴方が今置かれておる状況が記載されています」
私の破滅を意味する契約書には、こう書かれていた。
「ホープ軒はさくらTVに吸収合併され、ウッボーとなる」
−タワードリーム−
タワードリーム
ファミコンの奴じゃないじゃん。それも補足しないと何をストーリーなのかわからん
やっべクッキー消し忘れてた
めるぽおぉぉぉぉぉぉぉ!!!!
メガドライブは糞
中山は糞
>>368 やっと詩ぬのか、がんばれよ。
あと自演乙
↑ゴキブリ自演乙
あなたは記憶を失っているらしく自分が何者なのか思い出せない。
今あなたの前には金髪の男が3人いる。
「俺たちと今から麻雀で勝負して俺たちに勝ってみろ。そうすれば借金を見逃して記憶とお前の家族を返してやる」
麻雀
377 :
375:04/10/18 18:39:34 ID:???
【金田一冬彦 著・野鳥大図鑑、192ページより抜粋】
(前略)
またこの鳥は習性により、ヒナにはある特定の種類の餌しか与えません。
その餌とは、とある熱帯林の奥地に生息し、鱗粉に強い毒性を保有する
蝶の一種です。
その蝶が毒性を保有する期間は、一生のうちごく短い間ですが、その薬理作用は
鳥はおろか人間にも有効なほど強烈です。
鳥のヒナは、それを過剰に摂取することで毒性作用が原因で身体を蝕まれ、
場合によっては死に至ることもあります。
そのとき、死期を悟ったヒナは最後の力を振り絞って親元を離れるために
飛び立ち、誰の目にも届かぬところで、そっと死んでいくのだと
言われています。
(後略)
−バードウィーク−
「次のサーブ、死ぬ気で拾え」
亡き親父の声が聞こえた気がした。
すでに日も落ち、闇に包まれたテニスコート。
ここには審判も観客もいない。
聞こえるのはただ、打ち合う球の音だけ。
俺とヤツ、二人だけの聖域。
ヤツのラケットのリムが月明かりに反射し、真一文字に光る。
来る。あの稲妻みたいなサーブが。
一瞬、ヤツが笑った気がした。
いいだろう、どうせ後は無い。
命懸けで打ち返してみせるぜ、親父。
全神経を聴覚に集中させる。
イヤになるほど聞かされたヤツのサーブの音。
左だ!
考えるより早く脚は動いていた。
正確にラケットのど真ん中で球を捕らえ、
ありったけの力でヤツの死角に叩き込む。
レシーブ・エース。
再び静寂がコートを包む。
ヤツはまだ笑っているんだろうか。
ラケットだけが怪しく光っている。
−Pong−
彼女は、「さよなら」の一言だけを残し、僕の前から消えてしまった。
残ったのは、ほこりまみれの写真。
−クイックス−
ストーリーというよりポエムか。
いや、よいですよ。
心が砕ける、心が壊れる
それは一体どういう状況なのだろうか?
ある者は信じた者に裏切られ、ある者は状況に絶望し…
そして、ある者は夢に破れ…
しかし、彼らはその大切な物を、最後の瞬間まで捨てきる事は出来ない。
心の奥底で水を被り、灰にまみれ、燻っている熾火の様な状況になっても、
その炎が消え去る事は決してない。
それは少年時代の風景であり、憧れ恋い焦がれた人物であり、
母親から受けた愛情であり、幼い日の父親の背中の様な物なのだろう。
ならば、私はそれを直してあげなければならない。
それが私に課せられた使命、医学の徒にある私の選んだ道なのだから。
精神科の扉が開くと、年老いた老夫婦に連れられた、
落ち着き無く挙動不審な青年が周囲をキョロキョロと見回しながら、
私の前に用意された椅子に座った。
さて、ここから私の仕事が始まる…
−きねこ−
彼らがなぜそこに居るのかはわかりません。
でも、そこに居たんだよ。
僕は確かに見た。
グルッピー。
彼らはこの世界のどこかでクルクル回ってるんだよ、お母さん。
目がまんまるでポールを立ててやるとそこに手を当ててクルクル回るの。
くるくる。
くるくる。
地下に潜って僕らの為に金を拾い集めてくれるんだ。
みんながお金持ちになれる。
え、夢でも見たんでしょうって?
くすくす。
そう、僕がグルッピーなんだよ、お母さん。
今度妹も連れて行くんだ。
楽しみ!
少年の手のひらには金が握られてた。
少年の頃の、子供の頃の、小さな小さな宝物。
あなたもいつだってそこに行ける。
そう、それがもうひとつの世界「クルクルランド」 なんだよ。 −少年の夢・クルクルランドー
少年の手のひらには金が握られてた。
少年の頃の、子供の頃の、小さな小さな宝物。
あなたもいつだってそこに行ける。
そう、それがもうひとつの世界「ホーケーランド」 なんだよ。 −少年の夢・ムケムケ
もう冬か・・・。
「全く、乱暴に使う奴もいるもんだ」
整備士は愚痴をこぼしながら、付着した血液を丁寧に拭き取った。
−エレベーターアクション−
だんだんサブストーリー化してきたね。
しこまれたネタがわかると「ああ…」と思えるような。
>379イイ
拝啓ー
お父さん、お母さん、お元気ですか。
こうして遠くに離れた場所で戦い続ける私にはあなた達のことが心配です。
私はもう限界です。
なぜなら、気を抜けば死ぬかもしれないからです。
奴らは容赦してくれません。
僕を叩きます。
隙有れば殺そうとします。
でも、これは僕が決めたこと。
昨日、「とんちんかんちん」とかいう歌を聴きました、ふざけているのかと思いました。
その前は、「ブラブーラ」とか何とか言われました。
まだキムチは食ってません。
パパイヤも食べたことはありません。
この仕事、速く止めたいです。
手紙を渡すためだけにこんな格好で…着ぐるみ来て…修理とかして…
でも、頑張ります。世界平和のためだもの…。
今日もピースボートのあの人が走る。
地球平和を訴えて、基地の撤廃目指して走るのだ!!
彼rらはアザラシにだって負けない!!!
−(誰かさんの)けっきょく南極大冒険ー
あいつが、またピザ屋を荒らしたらしい。
古館伊知郎は「いつもの事じゃないか」と言いたげな表情と抑揚で、
その旨を伝えるニュース原稿を読み上げている。
俺の隣で、彼女が「いつもの事じゃない」と言った。
それにつられて、俺も思わず「いつもの事だよな」と言ってしまった。
そう、世界中の誰もがそう思ってるんだ。
「今さら何を言うんだ。あいつは妖怪みたいな悪食野郎だ」って。
−パックマン−
すべてのブロックを破壊すると、莫大な報酬をくれるらしい。
しかし、もし三回ボールを落としてしまうと、悲惨な運命が待っているとのことだ。
だが、何回全てのブロックを破壊しても報酬をくれる気配はない。
すぐに新しいブロックが出現してしまうのだ。
引き受けるんじゃなかった。こんなバイト。
ブロック崩し
392 :
NAME OVER:04/11/06 20:40:47 ID:IbWXNJb+
僕は全身の骨が粉々になる音を、確かに聞いた
馬鹿な…荷物にコショウを、かけただけなのに…
荷物がせまってくる
涙の倉庫番スペシャル
その存在は何処より・・・その秘めたる怨念が災いを招く
悪魔と呼ばれる闇の男・・・その背丈はおよそ190cmはあろうか・・
頬はこけ、目は鋭く、豪胆な肉体を持ち、空手の達人と称される・・
悪魔と呼ばれる男はこの世のものとは思えぬ怨念が宿る島に居住をかまえ・・・
その島に眠る怨念を蘇らせんとせがし・・・極大な霊魂をもつマリコ姫を依童とするがために
浚われたマリコ姫を救うためにカラ・テッカマンは悪魔を倒すために島に上陸した・・・
数万年の怨念を成就するために悪魔は微笑み
マリコ姫は死霊の餌食となってしまうのか
カラ・テッカマンの救出は間に合うのか
全てがこの【カラテカ】のプレイヤーに委ねられる
394 :
1/3:04/11/14 15:18:11 ID:???
「もう限界だ! これ以上はくいとめられない!」
悲鳴まじりの通信、そして途絶。防衛ラインは突破された。決断の時。
俺は『ドリル』を起動する。
その間抜けな通称とは裏腹に、威力は絶大だ。
放射されたプラズマは岩盤を貫き、大地を動かすプレートに瞬時に到達。
「東京地区、沈下! ……消滅!」
慣れている筈のナビゲーターも、さすがに色を無くす。
あっけないものだ。栄華を極めた都市も、自らの手で海の藻くずと化す。
群れをなし、絶叫しながら大地と共に沈んでいく“やつら”を見ながら、俺は思った。
(ここの住民の避難は完了していたのだろうか)
395 :
2/3:04/11/14 15:18:59 ID:???
地中に潜んでいた“やつら”を、俺は殺して殺しまくった。
殲滅は完全に遂行された「はず」だった……だが、違った。
地中でしか行動できない「はず」の“やつら”が、紫外線に対する抵抗力までも
保有するという、最悪の形で逆襲に転じたのだ。
世界主要都市の30パーセントが、3年で“やつら”の手に落ちた。
忌わしいトカゲのようなあいつ。血を吸って真っ赤に膨らんだ風船玉のようなあいつ。
ただでさえ人口爆発の危機にあった人類に、共存の道は初めから用意されていなかったのだ。
絶望的な戦いが、再び始まった。そこで俺の出番という訳だ。
俺が、かつての戦いで掘り進んだ為に岩盤が緩み、崩落の危険がある土地に“やつら”を
追い込み、大地ごと切り崩す。「肉を斬らせて骨を断つ」とはこのことだ。
だが、作戦を遂行するごとに着実に人類に残された場所は減少していく。
とんでもない消耗戦となった。だが、やらねばならない。
396 :
3/3:04/11/14 15:20:01 ID:???
物思いにふけり、沈みゆく大地を映す俺のモニターの端に、異変を感じたのはその時だ。
一匹だけのこった赤いやつ。作戦本部の通称「プーカ」。奴が海に身を投げたのだ。
(自殺だと……? バカな、最後の一匹になっても戦いを続ける連中だぞ?!)
訝しく思う俺の頭に、電撃のように恐ろしい考えが走り抜けた。
凄まじい環境適応能力を持つ“やつら”が、既に水中での生存能力を確保していたとしたら…。
大地を沈めるこの最後の作戦も、単に“やつら”の版図を広げる助けにしかなってないなら…!
不意に黙り込んだ俺に、しきりにナビゲーターが何かを語りかけている。
だがもう何も聞こえない。俺は戦慄と共に、冷たい汗を背中に流し続けるだけだった……。
ディグダグ?�
次回作は水中、さらにその次は空中戦になるんか?
…まあ、いまさら続編が出るとも思えないが>ディグダグ
あれはホラーゲームだったのか
399 :
1-1:04/11/14 17:01:30 ID:???
「…死ぬかもしれない」
突然にそんなことを言われ私は焦りを隠せなかった。
すでに先発隊は全て殺されたらしい。
身震いがした。
それほどまでに危険な任務だった。
帰りたいと何度思ったことか。
「…おじちゃん…、もういいよ。何度やっても同じだから…」
子供が泣きそうな顔でこちらを見ている。
そして泣きながら言う。
「僕達のせいでみんな死んじゃった」」
「あたし達が我慢すればそれでいいから…」
その声を聞いて我に返る。
そうだ、これが俺の誇り。
失ってはならないもの。
「…例え俺が死んでもいい。誰かがまた思いを受け継いでくれるから」
私はそういって子供の頭を優しく撫でた。
「怖いのは…君らのような子供が夢を失うことだ。」
私はそういって戦いを始めた。
400 :
1-2:04/11/14 17:21:22 ID:???
一方、その頃。
そいつは叫んでいた。
「私の人形がいない。何処だ!!!何処だ!!!」
可愛い人形を盗むような奴は殺す。
舌舐めずりしながらそいつは武器を手に取った。
「…殺す、殺しに行く。また奴等だ。今度もまた殺してやる。」
ーーーーー
あれがそうか…。
彼女を傷つけずに捕獲しなければならない。
でも…もう、あの人間は自分が何者なのかも分かっては居ないんだな…。
俺達が何者に見えるのかも分からないが…戦うしかないのか…。
子供達に向かってこう言った。
「もし全滅しても次が来る。怯えては駄目だ。おとなしく待つんだ。希望を捨てずに」
子供達は言う。
「どうして?何度やっても無理だよ。もう死にたい…」
私はこう答えた。
「かすかな希望を与えるのが大人の仕事だ」
「じゃ、行って来るよ。」
ーーーーーーーーーーーーーーー
「来たな。殺す、殺してやルーーーーー」
女は叫んだ。
自分が豚だと思い込んでいる。
敵は全て狼と思い込んでいる。
子供達に刻まれたのは押し付けられるタバコの火による傷跡と心の傷。
「早く、早く…タバコを押し付けないと…私の人形を可愛がってあげないと…邪魔する狼をころさないとイケナイ…」
私は考える。
これはゲームなのだと。きっと私が死んでも次のステージがあると。
−プーヤン・限りない悲しみの果てにー
ここはファンタジーの世界です。
あなたは魔法使い(魔女)です。
あなたには従者がいます。
一体のゴーレム。
あなたの師匠の大事な形見。
ゴーレムと言っても外見は可愛い姿をしています。
でも、力持ち。
何年もあなたのパートナーでした。
でも、あと数年しかその体を保つことが出来ません、そう師匠に言われたのでそう信じています。
そんな時、貴方は師匠が遺した本を見つけました。
そこにはこんなことが書いてありました。
「もし、そのゴーレムと別れたくなければ試練に挑め。地下を目指すのだ。」
貴方はその試練に臨むこととなります。
遠見の術でゴーレムに指示を出しながら、蒼い石を指定の場所に置きます。
そうすると次へと進むことが出来るのです。
迷宮の中には恐ろしい化け物がいますが、知恵を振り絞り戦ってください。
では、行きましょう。 ・フラッピー(迷宮への道標を意味する言葉)
(貴方は知りません。これをクリアしたときゴーレムと本当に別れるときが来るという事を。これは貴方がひとり立ちするための試練なのです)
「何で俺はこんな事やってるんだ」
何度そう思っただろう
でも行ってしまう
姫を助けに行ってしまう
スーパーマリオシリーズ
「この女性を救出して欲しい」
依頼人はそう言った。
「とある機関に属している研究所で変異した実験体が職員達を
監禁し立てこもっているんだ・・・くそっ化け物共めが!」
俺はエージェント・・・なんていうと聞こえはいいが実際は政府やお偉いさん
方の尻ぬぐいをさせられる何でも屋だ。
「あんたらの言うことを聞いてるとその博士とやらを救出出来れば
最悪残りはどうでもいいみたいだな」
相手は沈黙したままだった。
俺は肩をすくめて、その博士とやらの写真をファイルの中から取りだした。
プロフェッサーモモカ。
ピーチちゃんってとこか、博士なんて言うからガリガリの根暗女かと
思ってたら結構可愛いじゃないの。
ま、死ぬつもりは毛頭無いがこういうお姫様の為に命を懸けるという
のも昔は憧れたもんさ。
「兄貴?何にやついてるんだよ」
同僚であり弟分でもあるルイージが不思議そうに語りかける。
俺はにやりと笑いながら言った。
「ルイージ、任務だ。化け物に囚われているお姫様を救う・・・な」
スーパーマリオブラザーズ
これで何回姫を救出しただろうか。俺はかなり前に数えるのをやめていた。
溶岩に落ちるクッパに見向きもせず、いつものように姫を助け出す。
「ああ…あと何回助ければ救われるんだ…」
そう思った次の瞬間、目の前に見たこともない異様な光景が広がっていた。
前方からはパタパタが俺を踏み潰そうと向かってくる。
「これが試練って物なのか。いいだろう。受けて立つ!」
スーパーマリオブラザーズ2
友よ私は戦う
君の勇士を背に受けて
暁の太陽が西から下るとき
伝説と私はなろう
すべては君への勝利を
勝利の栄光を君に!
私は戦う
赤い彗星が宇宙をかけるとき
そこに勝利と伝説が生まれる
私は勝つ!全てに!あの男に!
友よ!私を導いてくれ!私は勝つためガンダムに乗らない!
ーーーSDガンダムホットスウランブルーー
俺は何をしているのだろう。俺は何者なのだろう。全く数日前までの記憶が思い出せない。
数日前までは人間だったのかもしれない。しかしその記憶も定かではない。
気づいた時には俺の体は目の付いたピンク色のボールになっていた。
俺は星が描かれた板のようなものではじき返されている。
星が描かれた板ではじき返されるとき、ブロックにぶつかるとき、外壁にぶつかるとき、
この世のものではない奇妙な生物にぶつかるとき、痛みが体に響く。
時間が経つごとに跳ね返るスピードはだんだん速くなっていく。
それに応じて体に響く痛みもだんだん増していく。
そしてついに、
「!!!」
俺は下に見えている針の山に落下した。
言葉では言い表せないほどの痛みが伝わる。
必死にもがき苦しんだ。世界が回転するように感じた。俺自身が回転しているのかもしれないが分からない。
最後に、俺の存在は消滅した…
日頃の行いが悪かったかどうかは思い出すことができない。
しかしこれだけは分かった。これは俺に対する「罰」なのだと…
カービィのブロックボール
俺の親父も爺さんも・・・俺達の一族は業界では結構名の通った
家らしい。その仕事とは冒険者、いわゆるトレジャーハンターやら
遺跡の探索などだ。
18になったある日、俺は親父達に呼び出された。
「今から受ける試験をクリアすれば今日からお前も一人前として認めよう」
その言葉が終わると同時に俺は無理矢理車に押し込まれ意識を失った。
気が付けば何処とも知れない荒野に俺は倒れており、近くに置かれていた
ナップサックには水・食料・ナイフ・・・それにわざとらしく印が付けられている
地図があった。どうやらここまでこいということか。
歩き始めた俺にいきなり鳥のような生き物が襲ってきた。見たことがある種類だと
は思うがここまで凶暴だったとは覚えていない。
その後も見覚えはあるがかなり血の気が多い生き物が目の敵のように襲いかかる。
(全く、ここは地球上の空間かよ・・・)
そう毒づきながら無事に生きて帰れたらまず親父達をぶん殴ると心に
決めて俺は駆けていった。
チャレンジャー
静けさが空間に漂っていた。
「成功です!」
助手の学生の一人が声をあげた。
その一言で我々は歓喜した。
「これで細胞内での実験は成功しました。コンピュータ上での
シミュレーションも今まで完璧ですから後は治検へ進むのみですよ。」
「先生・・・これでやっと完成するんですね!」
私は感慨深く答えた。
「ああ、人類の悲願の一つ・・・確実に治る風邪薬の誕生が実現するんだ!!」
ドクターマリオ
漏れら極悪非道のageブラザーズ!
今日もネタもないのにageてやるからな!
 ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧_∧ ∧_∧ age
(・∀・∩)(∩・∀・) age
(つ 丿 ( ⊂) age
( ヽノ ヽ/ ) age
し(_) (_)J
ーーテニスーー
ち!今日は審判のバイトか!かったるいな。キノコ食わせろ!
俺様のジャッジでささっと試合終わらせてキノコパーティーだ!
マリオ
彼こそ王
昔、俺は国を悪のまどうしに奪われた
俺はあいつを倒し国を取り戻さなければならない。
しかし、あいつは強い・・・・
今の俺一人では・・・かなうわけがない・・・
だから俺は金と人をあつめた。もちろん、苦労したが・・・・
なんとか100万の兵をあつめることができた。
100万もの軍勢がいれば、城を落とすことなど余裕だろう。
後は、攻め込ませるだけだ。
すすめすすめものども〜 じゃまなてきをけちらせ〜
めざせめざせてきのしろへ〜 オゴレス倒すのだ〜
「報告します。我が軍100万の兵は
オゴレスを追いつめましたが・・・・
たった一人のオゴレスに全滅です!!!」
なんてことだ・・・・100万人でもオゴレスには勝てないというのか・・・・
しかし、俺は諦めない・・・・
城の中にはあいつに魔法で物にされた兵
とらえられている兵がいるだろう・・・
彼らを助けながらでも・・・・俺はオゴレスを倒す・・・・
もう、進むしかない・・・・
ついにやった・・・・最後は俺一人になってしまったが・・・
俺はオゴレスを討ち取ったぞ・・・・
どこからか声が響いてきた・・・・
「ふはははは・・・それは偽物だ。本物はこっちだ。
今度は少し本気を出して落とし穴なんかも作ってやろうかな。」
・・・・俺の戦いはまだ終わらないらしい・・・・
それでも俺は進むしかない。オゴレスを倒すまで・・・・
「ボコスカウォーズ」
【ピンボール】
200X年・・・地球に突如黒海に出現したアステロイド式のピンボール。
連邦国政府はそのピンボールをPBと名称し厳重に管理した。
そしてそのPBの解明をおこなっていくうちにPBに秘められた1つの性能があった。
それが「超時空瞬間移動」である。
PB内に隠された時空空間と通じまったく別世界へと導かれる能力を秘めたPB..
連邦のエースパイロット「アズマイル・オーゲンシュタバイン・ゴルセデ・ラゴスインパルデューラン大佐は
このPBを操縦しその内に秘められた時空部屋への謎と解明を試みるのであった・・・・
謎のファイルが添付されたメール。
添付ファイルの『悪魔召還プログラム』という名前には興味をひかれたものの、
メールの文面に恐れをなして結局開けずじまい。
もしかしたら性質の悪いウィルスメールかもしれないし…。
とにかく僕は、この怪しげなファイルを開ける勇気も無く、かといって削除して
しまうには、後ろ髪をひかれた感じがして、何日もHDの中にほったらかしに
しておいたのだ。
そんなある日、新たなメールが届いた。
送り主の名前は『STEVEN』、忘れもしないあのメールの送り主だ。
今回も放っておこう。
そう決意したとき、前回のメールにあった『勇気ある者』という言葉を思い出した。
添付ファイルを開けない臆病さを笑われた気がしたのだ。
いいだろう…、開けてやろうじゃないか!
震える手でプログラムを実行すると『人類と悪魔の戦いの記録』と書かれた文字が、
ディスプレイの上で明滅した。
そして一瞬の暗転の後、悪魔と呼ばれる異形の存在と、彼らと戦った少年少女たちに
ついての記録が次々と紹介されてゆく。
悪魔?
大破壊?
ミレニアム?
馬鹿馬鹿しいと思いながらも、そこから目が離せなくなる。
画面は切り替わって新たなメッセージが表示される。
『世界を構成する3つの属性。法、混沌、そして中立。君はまず。それらについて
理解しなければならない…』
【真・女神転生シリーズ】
花火職人の君に頼みたいことがあるんだがね。
あの町のビルを全部爆破してほしいんだ。もちろん離れたところからだよ。
爆弾が入っているブロックを100個用意した。
もちろん一つビルを破壊したらまた100個に増やしてあげるよ。余った分が君の給料になる。
ただし、もしブロックが詰まったり100個全部使い果たしたら…どうなるか分かってるな?
ちなみに「全部のビルを破壊したら」逮捕される可能性はないよ。上から資金が出て宇宙へトンズラできる。
さあ、君の花火職人の腕前を見せてもらおうじゃないか。
スーパーボンブリス
あら、随分久しぶりね、何年ぶりかしら?
昔は良く来てくれたのに…いつの間にか、あなたは来てくれなくなったわね。
あのころはこの町も、もっと栄えていて良い時代だったわ…
店を開けばいつも満席、そこには色々な人がいたわ。
ある人は名もない野球選手、ある人は無名のレーサー、ある人はパイロット。
それにみんなの人気者だったラテン系不法労働者の彼とか…
「キングコングを退治したのは俺様だ!」とか
「とある希少な動物を売り払って、まとまった金が入る」とか
変な人だったけど、いつの間にか常連になって色々な話をしてくれたわね。
「このキノコを食べれば、誰にも負けない強さになれる」とか言い始めた頃から
ちょっと他人を寄せ付けなくなってしまったけれど、
真面目に解体業者を続けて居れば良かったのに…ってみんなが思ったけど、
それがTV局の偉い人の目にとまってTVデビュー、不思議なおじさんとして
一躍スターだから、人生わからないものね。
あら、もうこんな時間?
ごめんなさいね、せっかく来てくれたのに、あまりお話しできなくて…
バー ふぁみコンのママ
どこかにいる父さんと母さんに、ボクの声が届くよう、もっと響け。
−ワギャンランド−
まったく、せっかくの休暇だというのに・・・。
私は妻の言いなりで我が子を公園に遊びにつれて来ていた。
その帰り道だ。
「ねえ、ねえー、おとうさーん、あれー!」
まだ3、4歳くらいの頃は、どんな子でも好奇心が旺盛だ。
私の子も例外ではなく、見るもの聞くもの、興味が涌けばどんなものについてでも私に問いかけてくる。
今もまた、いつものように私のシャツの裾を粗暴に引っ張りながら、何処かを指差している。
その指先は彼の頭上にまっすぐに掲げられ、初冬の夕焼で薄っすらと赤紫ににじむ星空に向かっていた。
「おとうさーん、きらきらしてるー、あれなにー!」
近年、急激に悪化した環境汚染のため、私達の生活は以前のものと全く別のものになってしまっている。
私はシャツの胸元のリモコンを操作し、”酸素供給ヘルメット”に付属している”紫外線遮断フィルター”の
レベルを少しだけ緩和させて、我が子の指先のその先を仰ぎ観た。
「冬」だからだろうか、いつも見慣れた夜空にしては、より星が多く、より輝いて見えた。
どうやら彼は生まれて初めて星空に気付いたらしい。
「ああ、キラキラしているな、お前は何に見える?」
いつも私はこのように聞き返し、彼の想像力を高め、脳の活性促進を試みている。
というのは言い訳で、単に面倒臭いから、という側面の方が強いかもしれない。
「わかんなーい、あれなにー!」
まあ、大概が結局このような展開になるのだが。
彼は右手を頭上に掲げたまま、左手で再びぐいぐいと私のシャツを引っ張っている。
私は膝を折り、彼の視点まで頭を降ろしてヘルメットとヘルメットをくっつける様にした。
こうして私はいつも彼に説明してあげるのだ。
「いいかい、この沢山あるキラキラは「星」と言うんだよ」
彼の右手を借りて指差しながら続ける。
「今はものすごく小さい粒に見えるけど、本当はものすごく大きいんだ。
例えば、ほら、こっちのずっと向こうに見えるあのタワーは、以前一緒に行った事もあるけど、
本当はもっと大きいだろう?それと同じさ。」
「まず、あのひときわ大きい丸は私達と友達関係にある星だね。
あそこにも私達と同じように人が住んでいるんだよ・・・」
更に続ける。
「それと、この・・・幾つか見えるけど、他のキラキラより少し大きく白くて丸い、
これは、政府所有の軍事基地だよ。私達はベースと呼んでいる。
運が良ければ発着する戦闘艦や戦闘機も見えるはずだけど・・・
今はテスト飛行の時間じゃないな・・・確か明日なら・・・。と、・・・解かるかな?」
「わかんなーい、でも、きらきら、きれいー!」
夜空を見上げてしまったので、折角の休暇中に、ふいに仕事の事を思い出してしまった。
明日になれば、たった今説明したベースへ帰らなくてはならないというのに。
休暇中くらいリラックスさせてくれ、と誰に問い詰めればよいのやら。
それにしても、フィルター越しとはいえ我が子の笑顔は常に無邪気で可愛い。
私がこの子ぐらいの歳だった時期は、やはり同じように無邪気に笑っていたのだろうか。
「よし、もう帰るぞ。
お母さんに一人でクリスマスの飾り付けをさせているのも可哀相だからな」
私は立ちあがり、彼の挙げられていた方の手を引いて歩き出した。
彼はというと、私に引かれるまま、前方も見ずに笑顔でずっと夜空を見上げている。
もし、彼が大人になったら、どんな職業に就きたいと思うのだろうか?
弁護士か、警察官か。医師になるのも良いかもしれない。
それとも。
私と同じように、士官学校へ入り宇宙軍パイロットになりたいなどとは言わないだろうか。
まったく、せっかくの休暇だというのに・・・
明日になれば、暗く、息苦しいあの空へ戻らなくてはならないというのに・・・。
― スターラスター ―
アゲテヤルゼ!!
♪とぅーないー とぅーないー いっつおんりーわんとぅないー
俺はジェット団の元リーダー、トニー。
シャーク団のベルナルドめ、俺とマリアの邪魔はさせねえぜ!
だれだ上から植木鉢を落とした奴は!
【アーバンチャンピオン】
このスレ良いな。
420 :NAME OVER :04/07/02 21:59 ID:???
千葉県習志野市に住む鈴木さん(仮名)は近所の子供たちの間では
「風船おじさん」と呼ばれていた
ある日の夜おじさんはいつもの様に風船で遊覧飛行を楽しんでいたのだが
風に流されて習志野演習場上空へと飛ばされてしまった
危うし!僕等の風船おじさん
こうして、おじさんを某国工作員と誤認した空挺団との間で
壮絶な戦いが繰り広げられる事になったのだった
・・・いろいろツッコミ所満載ですがこんな感じでどうでしょう?
バルーンファイトスレより・・・
ロボット達が追いかけてくる。
私はショックガンをロボットの足下に当て、足止めをする。
早く目的のデータを見つけなければ・・・
この館の主 大統領いや独裁者X!
奴は政権を握ると共に人々を虐げ自分に従わない人間を次々と
処刑していった。私の両親そして兄も犠牲になった。
奴の悪行を全世界にばらまいてこの状況をうち砕いてやる!
私はそう心に決めた。
再び機能を回復させたロボット達が私を追ってくる。
「貴方達はただ忠実に命令に従っているだけなのにね・・・」
ロボット工学者だった兄との思い出がふと蘇り涙が出てくる。
まだ奴の隠しているデータはあるはず!
父さん、母さん、兄さん・・・私必ず奴の野望をうち砕いて見せるから!!
−ロードランナー−
背後にそびえるフューラーブンカーにはいくつもの鍵十字が静かにはためき、
そのエントランスにはシンボルたる鷲を模した紋章が刻まれている。
瓦礫の廃墟と化した街路は硝煙と砂埃で暗く霞み、
時折隙間から漏れ聞こえるのは悲痛な男女の叫び。
緑の輝きに満ちたパリ。砂塵と陽炎に揺らめくトブルク。
魂まで凍てつくスターリングラード。そして今は栄光と屈辱のベルリン。
精強を謳われた我ら装甲師団も、いまや各所でその無残な残骸を晒す。
既に国家も指揮官も、戦友も亡い。
残されたのは、戦車戦エースとして受領した重戦車のみ。
しかし守るべきものは、全て失った。
ふと後ろを振り返ると、工兵がスコップ片手にべトンでバリケードの構築を始めている。
必死の形相だ。
もはや手遅れだというのに。いったい何を守ろうというか。
無感動に見ていると、突然の破砕音と共にそれが吹き飛んだ。瓦礫と屍。
四辻から無造作に現れるロシア戦車。畜生この野郎。
ハッチに身を躍らせ、ヘッドセットに向けて指示を飛ばす。
マイバッハV12が唸りを上げ、88mm砲が角度をつける。
そう、我々が守りたかったものは・・・
いいさ、この戦争の勝利と大義は貴様らにくれてやる。
だが、誇り高き装甲師団の名誉だけは我らのもの!最後の一両まで壁となりて立ちはだかる!
われぞパンツァー・レーア見参、鋼鉄の軍馬に跨れり!
---【バトルシティ】
427 :
1/2:05/01/06 01:33:59 ID:???
タン…タン…
「一体いつまで続ければいいんだ…」
もうこの言葉を何回呟いただろう?
そもそも俺は一体何でこんな事をしているんだ…
確か…何か罪を犯して…捕まって…ここに入れられて…
あぁ、ちくしょう!思い出した!確かその後変なおっさんが現れて…
「貴様は『コレ』が趣味だったよな?だったらそれでこいつらを
全員倒せば出してやるぞ。悪い話じゃないだろう?」
こいつら全員を倒せばこの部屋から出れる…もちろん俺がその要求を
断れるはずがなかった。
428 :
2/2:05/01/06 01:47:08 ID:???
だがあの選択は間違いだった!あの時断るべきだったんだ!
それから…一日ぶっ通しで全員片付けたらあの野郎は…
「ほお…中々やるな。流石にそれで食ってきただけはあるようだな。
しかし…そいつら『だけ』とは言っとらんぞ?」
そう言うとまた人が出て来やがった!
クソッ!俺を何だと思ってやがる!?
そしてまた一人を倒す時が来た。
「ロン!!大三元!!」
ヘッ、こうなったら死ぬまでやってやる!俺をみくびった事を後悔するんだな!
―「麻雀」―
何故だが知らないが唯の冒険家の俺が何故あんな物の相手をしなければならないんだ?
ただ撥ねるだけの巨大な球体。
しかも俺には登山用のワイヤーとザイルとピッケルしか無い。
そこで俺は何を勘違いしたか打ち捨てられていた水中銃にワイヤーを結んだザイルを積め徐ろに撃つ。
割れた…風船のように…どうやら俺は明日の朝日を拝む為の術を手にしたようだ。
こいっ!球体共!
スーパーパン
補修
--1917年4月、ウィルソン大統領はドイツに対し宣戦布告。
多くのアメリカ軍兵士が大西洋を渡り、連合国軍に参加した。--
戦場に来てはや半年。後方でくすぶっていた俺たち工作部隊に
ようやっと活躍のチャンスが巡ってきた。
「最前線まで単独潜入し収容所を破壊、捕虜を奪還せよ」
簡単な任務じゃないだろう。だが俺たちゃプロだ。腕が鳴る。
相棒のジョーンズがロケット砲を磨きながら笑ってる。
俺はアリゾナに置いてきた恋人の写真、何度となく見返したそれに
向かって微笑みかけた。
終わったら飛んで帰るからな、ハニー、いい子で待ってろよ!
「OK GUYS,LET'S MOVE OUT!!」
-- 戦地に送られたアメリカ兵たちはこう呼ばれた・・・・・・「Dough Boy」
〜ダウボーイ〜
元々ストーリーのあるゲームにストーリー付けてどうするんだよ?
301-400までの作品
>302 ナッツ&ミルク
>306 五目ならべ
>310-311 ファミコン探偵倶楽部 消えた後継者
>317 倉庫番
>319 エレベーターアクション
>320 タッグチームプロレスリング
>322 スカイキッド
>325-326 囲碁・九路盤対局
>328-329 大地君クライシス
>330 メタルマックス
>341 ポートピア連続殺人事件
>346 バベルの塔
>347-349 スペランカー
>351 ハットリス
>354 アイスクライマー
>355 キテレツ大百科
>356 バベルの塔
>357 わくわく南北戦争
>359-360 タワードリーム
>375 麻雀(?)
>378 バードウィーク
>379 Pong
>380 クイックス
>382 きねこ
>383 クルクルランド
>386 エレベーターアクション
>389 けっきょく南極大冒険
>390 パックマン
>391 ブロック崩し
>392 涙の倉庫番スペシャル
>393 カラテカ
>394-396 ディグダグ
>399-400 プーヤン
201-300までの作品は>303-305
101-200までの作品は>205-206
001-100までの作品は>101-102
まとめサイト
ttp://nurseangel.fc2web.com/game/retro/index.html
(´-`)oO(所で勝手にまとめてよかったのか?)
まったくもって問題なし。
中国北部の泥都(デト)という町に大男の李周(リ・シュウ)という男がいた。
大変な乱暴者で、市場を荒らしたり家をひっくり返したりと大暴れを繰り返していた。
たまりかねた泥都の主は、李周を呼び出しこのような賭をしたという。
その賭というのは、「石を使って海に高い壁を積め。もし石をすっかり積み終えればこの城も私の地位もそっくりくれてやる。ただし時間は潮が引いてから満ちるまでにできなければ町を追放する」というものだった。
李周はすぐさま仕事に取りかかったのだがこの石が奇妙な形をしており、きちんと組み合わせないと壁に隙間ができてしまうのだ。
しかし組み合わせを考えて一列、一列隙間無く並べていると徐々に潮が満ちてきて折角積んだ壁がすぐに海中に没してしまう。
李周は隙間無く並べる事を諦め、とにかく早く積み上げる事だけを考えた。
さすがに今度は潮の満ちる速さに追いつかれることなくかったが、最後の石を積んだ瞬間、隙間だらけでもろい壁は李周の上に崩れ落ちてきた。
哀れ李周は石の下敷きになったまま溺れ死んだという。
このように物事を着実に進めないばかりに失敗するさまを「泥都李周の如し」と言うようになったのはご存じの通りである。
ちなみに旧ソ連発のパズルゲーム、「テトリス」がこの故事からヒントを得ているのは言うまでもない。
?b民明書房刊「現代に残る中国故事」より?b
439 :
NAME OVER:05/01/10 22:14:37 ID:4AcLuuTb
保守age。
440 :
中の人:05/01/13 14:48:07 ID:???
さすがの中の人も・・・8ヶ月放置には・・・猛省っ・・・!
誰か前スレのログ持ってる人いましたらうpしていただきたい
ウィルスでアボーンしちゃった
俺は冒険者、しかも前世の記憶を持っているらしい。
その為、訓練を受けることもなくスルーパスで冒険者の資格を得ることが出来た。
またその恵まれた素質から、パーティーの誘いも多く、仲間もすぐに集まった。
共に死線をくぐり抜けた仲間は、今となっては掛け替えのない宝になっていた。
ここは山の中の迷宮第三層、そこにあったのは「引き返せ」と刻まれたメッセージ。
迷宮の壁に刻まれた、このメッセージは俺の記憶の中から、一つの記憶を思い出させた。
あれはいつだったろう?
かつて世界を魔王の驚異から救った勇者だった時か…
確か、オーブを得る為の洞窟に入った際に、この様なしつこい警告を受けたことがあった。
そして、その先には目的としていたオーブが安置されていた…
それならば、この先にも何か重要な物が隠されているのでは?
俺は音を立てない様に、仲間に指で合図を送ると、その先に進むことにした。
仲間達も俺のカン、この場合には記憶を信じ「OK」と合図を返してくれた。
その先に続く曲がり角に入った瞬間、重力が消え失せた。
俺はそれが単なるワープや落とし穴ではないことを悟っていた。
* い し の な か に い る *
俺の脳裏に、そんな文字が浮かんだ…
俺の記憶…それは前世の記憶では無く、どうやら違う物を見ていたらしい。
―「ウィザードリィ2」― 割と実話だったりするorz
出来の悪い息子だった。
乱暴者で、皮肉屋で、人の言うことをまるで聞かず、
いつも弱いものいじめばかりをしていた。
周りの人間に迷惑ばかりかけ、私が注意をしても一向に聞かない。
どうしようもない息子だ。
ただ、それでも私の息子だったんだ。
何よりも大事で、誰よりもかわいい一人息子だったんだ。
「大変です!ご子息が!」
死んだ。
息を切らせて走ってきた私の部下がそう言った。
辺境の惑星で住民を虐待していたところを宇宙パトロール隊員に止められ、
激しく抵抗した末に殺されたと、私に告げた。
「息子が……」
自業自得とも言える。
息子の悪事は今回に始まった事ではない。
前々からあちこちの惑星で犯罪を繰り返しており、
宇宙パトロールにも目をつけられていた。
法と正義の使者である宇宙パトロール隊員は非情だ。
現場の判断で犯罪者を死刑にすることさえも許されている。
そうしなければ生き残れないほどに過酷な職務だからだ。
息子もそれを知っていたはず。なのに抵抗した。そして殺された。
当然の結果だ。自業自得だ。非は私の息子にある。
だが、どんな理由であろうと、息子が殺されて納得できる親がいるだろうか?
443 :
NAME OVER:05/01/16 02:42:31 ID:anbo5Rth
「私は……私はお前を許さない」
こんなものはただの逆恨みに過ぎない。
だが私の心には、息子を死に追いやった男への憎しみしかなかった。
もう冷静な判断など出来ない。
この復讐を果たすためなら、どんな犯罪をも犯す覚悟もあった。
この復讐を果たすためなら、自分の持っているすべてのものを犠牲にする覚悟があった。
そう、すべてを……。
「……絶対に許さないぞ!ウルトラマン!」
『―ウルトラマン倶楽部2―』
(ホントにこんな感じの話です)
しまった。「人間」って単語を使っちまった…。
FF2
「フリオニール。この装備でフィンへいくのは、危険だぞぉ」
森の大木の上から双眼鏡で偵察する少年・フリオニールへ、野生児ガイは警告を発する。
少年は幹から飛び降り、ガイを小ばかにあしらいかけた。
「あいつらは俺より遥かに弱いさ。1週間の間にずいぶん腰抜けになって、ウサギの穴にでも篭ってろよ」
増徴した少年に追従するのみのガイ、マリア。
この旅の奪われた王都への潜入という任務。それは未熟な少年たちの絶望から始まる。
「フリオ! ニール! ははは、この弱虫め。おまえは永遠に俺の下っ端だ」
濁った色眼鏡で歪んだ過去の記憶がフリオニールの中で再生された。
「レオン・・」
衝撃が記憶の奥と現実から彼を痛めつける。
「おまえなんか、に。おまえ、なんかに!」
幼馴染レオンハルトに暴行を受けた過去の記憶から現実へと意識が戻る。
「はっ・・・」
あれから帝国兵に襲撃されたフリオニールはリンチにより気絶したが、意識が戻った。
「ははは、この劣等民族め。貴様らは永遠に帝国の奴隷にしてやる!」
「しねっ」
腹部を蹴られたフリオニールは。
「おいこれって何だ?」
大隊長はなぞの円盤を見て言う。「これは最新兵器です!洗脳波を照射して敵兵士を我が軍の尖兵に仕立て上げる事ができます!」
どうやらこの作戦は大隊長である私と数人の操縦士でこれに乗り込み敵陣を制圧する作戦らしい。
広大な戦場をこれで駆け巡り全ての敵兵を我が軍に編入するのだ!
これで我が国は弱小国家から世界の支配者となる日も近いだろう…。
フィールドコンバット
で、445は一体何を書きたかったんだ?
FF2というシステムの殺伐さ
外国人が無理して日本のBBSに書き込んだみたいな文章だな。
>445
腹部を蹴られたフリオニールは。
451 :
NAME OVER:05/01/18 07:08:56 ID:DK/NzbJ0
僕らはいつも 以心伝心
二人の距離つなぐ テレパシー
恋なんて 七転び八起き
やさしい風ほら 笑顔に変えて
離れていたって 以心伝心
黙ってたって わかる気持ち
想いよ届け 君の元に 未来につないでく
信号は愛のメッセージ
「ドクターマリオ」
スレ間違ってますよ
禿ワロタ
保守
455 :
1/2:05/01/27 20:16:44 ID:???
「…兄さん。起きてよ兄さん」
そう呼ぶ声に俺は目を開けた。弟のルイージが
こちらを覗きこんでいる。
「時間がないよ、早く仲間に合流しなきゃ…」
そうか、下水管の修理中に居眠りしてたのか、俺は。
「ああ、今日の工事はセントラルパークで最後だったよな…」
と言いかけて、俺はふと口をつぐんだ。
何かが違う。なにかがおかしい。
暗くて気づかなかったが、よく見れば弟の顔もいつもと違う。
なんというか、鼻の下に蓄えた髭も癖の強い髪も、
とってつけたように見えるのだ。
イタリア系移民の父親譲りの高い鼻も、
なんだか妙に薄っぺらで、まるで…まるで日本人だ。
そのとき、首から提げた弟の身分証が目に入り、俺は愕然とした。
それは見慣れたN.Y.W.B.(ニューヨーク水道局)のものではなく、
「U.S.G.F.」などという見知らぬ略号が書かれている。
「兄さん、どうしたんだい兄さ…」
弟の言葉も耳に入らず、混乱する頭で必死に状況を整理する。
たしか…意識を失う前、俺はN.Y.で下水管の修理をしていた。
そこで…
456 :
2/2:05/01/27 20:21:39 ID:???
「そうだ!バカでかいハエの化け物に襲われて…!」
そう、化け物に襲われて、土管に引きずり込まれて…
眉をしかめる弟にかまわず、俺は叫び続けた。
「畜生、奴等め! 俺をパラレルワールドへ送り込みやがったな!」
噂は聞いていた。N.Y.下水道を徘徊する異形の生物。
やつらに襲われた人間は、土管の暗闇に消えて…
ほとんどはそのまま、二度と還ってくることはなかった。
そして、生還できたごくわずかな連中は、口をそろえてこう証言した。
『…俺たちは、日本に似たどこか別の世界で戦っていた…』
そうなのだ。ここは、俺たちの地球によく似た異世界。
”ギャラガ”と呼ばれる異星人に侵略を受けている世界…
「…生きて帰るには、もういちどここであの化け物を倒すしかない、か」
俺の独り言を誤解したのか、弟は
「そうだよ、僕らはやつらと戦って生き残るしかないんだ。
地上をギャラガどもから取り戻すまで」
と言って笑い、こう付け加えた。
「ね、マサオ兄さん」
【マサオジャンプ】
転職したら負けかなと思ってる
30才遊び人
「ドラクエ3」
めしどこか、たのむ
「A列車で行こう」
命 は 、 儚 い
敵は自分の弱さ。
地形、トラップ、猛獣そして、「前任者達」の怨念・・・
大迷宮の全てが、貴方の敵となる。
全てを研ぎ澄ませ。
スーパーリアルアクションアドベンチャー、「スペランカー」
2/2発売 5800円
『デイジー3より艦隊司令部、作戦宙域に進入。
暗号名<手球>並びに<ポケット>座標を確認』
『こちら艦隊司令部。<ポケット>は人造とはいえブラックホールよ、事象の地平線に近づかないで』
『それブリーフィングで5万回は聞いたぜ。オペレータより小学校教師になった方が良かったな。
それより<手球>は本当に軌道を外れるくらいの衝撃うけても壊れないんだろうな。
巻き込まれたら死ぬぜ』
『中性子星は壊れない。5万回は言ったわね。早くターゲットを確認して。重力レンズ修正をもう一度。
それから各エレメントの軌道も再計算。しくじると重力場が狂って取り返しがつかなくなるわ』
『アンタおふくろに似てるな。工場惑星<ナイン>確認、各誤差は範囲内。発射諸元頂けますか糞ッたれ』
『もの凄い美人が目に浮かぶわ。諸元入力、発射よろし』
『立ちんぼでジャンキーに頭カチ割られたアバズレだけどな。
暗号名<キュー>発射コースに進入、祈ってくれ』
『人類とマザコン男に等しく神の加護を』
『くたばれ!<キュー>発射!』
---【ルナーボール(「作戦名は係数0」)】
保守
あげんなぼけ
なんかしらんがだだっ広い所に放り出された。当たり一面、何もない。
資金は20000$あるが、店も何もないこの場所では使い道がない。
助手みたいな奴に聞いてみると、「特に問題はないようです」だそうだ。ふざけんな。問題ありまくりだろうが。
やることもなくボーっとしてたら、「発電所を建設してください」と天の声が。
資金はあるにしても、発電所がたったの20000$で作れると思うか?
と思ったら、作れた。たったの5000$で。
これでなんとかなるな、と思っていたが、内部に人は居ない。人口0人。なのに発電所は稼動している。恐ろしい。
また何をすればいいのかわからないのでボーっとしてると、「住宅地」「商業地」「道路」とか作れと天の声がうるさい。
そんなもん作って何になるんだ。人は居ないんだぞ。やってられるか。
その声を無視しつづけていたら、いきなり発電所が火に包まれた。同時に放射能があたり一面に飛び散る。
俺はなんとか助かったが、この先どうすればいいのか。
「FF1」
3月のある日…
大学を卒業したが就職先のないおれたち4人は集団自殺を図った。
体育学部のひでよし
仏教学部のざびえる
理工学部のあくま
そして、俺は4年間工事現場でアルバイトしてた筋肉バカののぶなが。
とあるカラオケボックスに入った。
「たどん」を「しちりん」で燃やし一酸化炭素を発生させた。
意識が遠のいていく…おれたちはこの世の人間ではなくなった。
気がついたらおれたちは西洋風の城下町に来ていた。
やばい!みんな素っ裸だ!!
手には100円づつ握られていた。
このスレはageでも良かないかい
むしろ常時ageで
そこで下げるあなたが素敵すぎる
469 :
NAME OVER:05/02/17 08:21:43 ID:YO1YDKdj
YOYOYOYOYOYOYO
マリア「レオン兄さん、フリオニールが遊びにきたわよ」
フリオ「ちゃー、なに聴いてんの?」
レオン「リンブ・ビズキット」
フリオ「KAЯN持ってきたよ」
レオン「いいねー」
FF2
470 :
NAME OVER:05/03/01 18:17:52 ID:VXJajrZn
キノコ王国の端にそびえ立つとても高く、とても巨大な塔「クラッシュハウス」
それは少なくとも古代から存在している。しかし誰が、何のために立てたのかは誰も知らない。
その塔が、ある日の夜を境に傾き始めたのだ!
その日は上空に怪しげな飛行船が飛んでいた。
そして、数千匹にも及ぶノコノコやトゲゾーを塔に配備した!
そう、またしてもクッパ軍団の仕業である!
塔が傾き始めているのは、その数千匹のカメたちの重さに耐えられなくなってきたからである。
このまま塔が倒れてしまうと、キノコ王国全土に絶大な被害が出てしまう。
これを防ぐため、キノコ王国はクラッシュハウスにマリオを送り込む…
マリオクラッシュ
〜「惑いの罠・自由の罪 第2楽章」より〜
現揺るがす闇夜に 十字を裂いて飛び込むキャスリング
「ホント」も「ウソ」も砕いて渦巻く悪意・混沌
狂った風が描くはアネモネの血文字・・・・
変幻自在魑魅魍魎
阿修羅の如き仮面はモノプローム
妖しく 残酷な 美しき悲鳴をかき鳴らす銀髪の貴公子
遺恨の華に埋もれた聖女の涙、振る舞い、慈悲が破戒の悪魔へ導いて
流れる血より素早く振るう鞭が彼の首を落とすその刹那に惹かれる
「そんなお伽話、本当にあっても不思議じゃないだろ?なにしろキミはこれから真実を知っていくのだから」
472 :
NAME OVER:05/03/02 22:28:45 ID:Xy7+cJ71
>>471 いや、ストーリーというか…
取説の1pに載っていそうな感じだなw
わざわざ電波的な言い回しにしてるトコは個人的には好きだ
473 :
NAME OVER:05/03/05 14:20:16 ID:eYf8fV1d
「セントウヲ、カイシシマス・・・・・」
・・・またか、これで何度目の「合図」だろうか・・・・
俺は、かつて人間だった。
俺は、考古学者としてかつて名を馳せた者だった。他の人間は好奇心の強い、勇敢な奴だと言っていた。
だが、ある日俺は学会から呼び出された。
「君に・・・・また有る物を調べてもらいたい」
またいつもの依頼か。そう思っていた。今度は何処に行かされるのだろうか。
灼熱の砂漠か?極寒の南極か?それとも誰も足を踏み入れたことの無い秘境なのか?
どちらにしろ、退屈はしなくてすみそうだ。
そう、思っていた・・・・・・・。
「ええ、いいですよ」
そう答えた瞬間。突然意識は途切れた。
次に気が付いた時・・・・身体は無かった。
「オ目覚めデスカ。マスター」
俺は、脳だけを機戒に組み込まれていた。
「マスター、貴方ハコレカラ謎ヲ解ク為ニ戦ワナクテハナリマセン」
何を言っている。謎を解く為に戦う?淡々と俺に話しかけるそいつ「ソルバルウ」はそう言ってきた。
「戦う・・・・だと?」
「ハイ。マスター、貴方ハコレカラ『ガンプの謎』ヲ解カナクテハナリマセン」
何を言っているのだ。ガンプの謎?そんな事、知ったことでは無い。そう叫ぼうとした瞬間・・・
「敵機出現。セントウヲカイシシマス」
・・・・こうして、いやおう無く俺は戦いに狩り出されることになった・・・
『ガンプの謎』とやらを解き明かす為・・・幾度と無く・・・・
「スーパーゼビウス ガンプの謎」でした。
ゼビウスって製作者が小説とか出してたぐらいストーリーがちゃんと存在してたような。
違ったらスマン
>>474 そうカタいこと言いなさんな。
>>1にもストーリーあるやつでもwwwwwおKwwww
って書いてあるし。
>>474はそういう意味でつっこんでるのか?
なんでもありのレトゲポエムスレになってるのは
最新数レス見るだけで分かるわけだし。
3DGのストーリーといったらもう
俺は昔ボクサーだった。
だが、つい魔がさして使用してしまった薬物が発覚してしまい俺はボクシング界を永久追放された。
俺はそれまでに十分食っていけるだけの金は稼いでいたので、裁判などを起こすことなく雀の涙ほどの賠償金を支払って少し早めの隠居生活を送る事にした。
しかし、物足りなかった。何を食っても、どんな女を抱いても俺の心は満たされなかった。
そんなある日、俺の肩にぶつかってきたゴロツキがいた。
身の程知らずにも絡んでくるゴロツキを俺は殴り飛ばした。
多少記憶が途切れる。気付けば、ゴロツキは血まみれになって動かなくなっていた。
俺はあわててその場を逃げ出した。自宅に飛び込んで血まみれの手を洗う。
流水の冷たさが手に伝わるが、体はむしろ高揚感で熱くなっていた。
そうか、これか。
悟った俺は私財を捨てる覚悟で裏世界に宣伝をうった。
「1対1で俺に勝てたものには5000万$を賞金として支払う」
効果は抜群だった。挑戦者は掃いて捨てるほど出てきた。
俺は満足の笑みを浮かべて、最初の挑戦を受ける。
少しは持ってくれよ。俺の拳は血に飢えている。
そう思いながら、俺は挑戦者に言葉をぶつけた。
「一発であのマンホールまで吹っ飛ばしてやるぜ」
─アーバンチャンピオン─
目が覚めると俺はビルの部屋に倒れていた。
どうも頭がズキズキする。
ふと記憶が甦ってくる。
「思い出した。俺は闇の組織から頼まれてブツを回収に来たんだった。」
「このビルに忍び込んだ所までは憶えているが、俺は何故こんな所に倒れていたんだ?」
「とりあえずブツを探さなくては。」
この部屋には何も無いようなので、他の部屋へ行こうと扉に手をかけたその時だった。
突如上から水が降ってきた。
俺はとっさに避けた。
よく見ると熱湯で、上にはやかんが吊るされていた。
「誰がこんな事?」
すると向こう側の扉から男が入って来た。
しかしその男は俺と全く同じ顔だ。
「見つけたぞ!死ね!」
突然その男は銃を発砲して来た。
俺は慌てて扉を閉めた。
このままでは殺される。遠くに逃げなくては。
全力で走り、なんとか振り切る事ができた。
ふと机の上のバッグに気付いた。
中にはブツが全部入っていた。
一緒に入っていた書類のようなものを見て俺は驚愕した。
俺の所属する組織と敵対している組織のデータ。
そこに書いてある殺し屋の名前は俺と同じ姓だったのだ。
俺は全てを思い出した。奴は俺の双子で敵同士でだった。
俺は奴と決着を着ける為にここへ送り込まれた。
奴の仕掛けたトラップに引っ掛かり、俺はしばらく気絶していたんだ。
どちらかが死に、どちらかがブツを持ってこのビルを脱出できる。
俺の手にはナイフが握られていた。
「奴を始末する。」
スパイvsスパイ
ブツを回収に→ブツを回収しに
双子で敵同士でだった→双子で敵同士だった
吊ってきまつ。
あれって熱湯なのかなあ、。
感電しているところから見ると、
バケツの中にデンキウナギ(orナマズ)と水を入れたよくわからないもの。
俺は濃硫酸でゴバァーっとなってると思ってた
南国編の立場は
南国編?あんなほんわか穴掘りゲームのどこが
486 :
479:05/03/17 18:39:13 ID:???
>>481-483 いろいろトラップあるけどぶっちゃけなんなのかわかんね。
部屋に入るだけで死ぬとか意味わかんない。
爆弾はわかるけど。
「ここは…どこだ?」
気づいた時には目の前に見知らぬ光景が広がっていた。
前だけでなく、横も、後ろも、全て見知らぬ光景が広がっている。
頭が痛い。ここがどこなのか分からない。昨日は何をしていたのか思い出せない。
そもそも自分が何者なのか、思い出せない。
頑張って記憶を思い出そうとしているが、ただ頭が痛くなっていくだけである。
ただ突っ立っているだけでは何も始まらない。そう思って走り出そうとする…が!
「…ッ!!足がっっ!!」
足がうまく動かない。思うように歩けない。
一応、移動はできるものの、凄く遅くなってしまっている。
ここは何処なのであろうか。俺は何者なのだろうか。
それを知るため、その足を引きずりながら、俺は歩き出す。
星をみるひと
488 :
NAME OVER:2005/03/27(日) 17:42:17 ID:f64kajJN
俺は試されてるのか?
この不条理なテンポ、強すぎるCPU、ムカつけば誰でも叩けるコンパネ
これはもはやゲームじゃない、麻雀を謳った新手の精神試練ゲームかもしれない。
そして今日も文句を言いながら金を入れやってる俺が居る…
麻雀格闘倶楽部4
赤、緑、青の3色は、日々姿と名前を変えながら
3つのボタンだけでさまざまな試練に挑んでゆくのであった!!
今、俺の掌が熱くなるッ!!
「ハイパービシバシチャンプ」
ひどく淫靡で、人の心を寄せつけてやまない物がある。
それは人から人へ口伝の様に伝わり、いつしか都市伝説の様になっていった。
大人に聞いても答えてくれる事はなく、友人に聞いても内容は誰も知らない。
それは四文字で「ぱふぱふ」と呼ばれていた。
16才の誕生日に、俺はその謎を解き明かす為の旅に出た。
曰く、大きな街ならば手がかりがあるかも知れない。
曰く、女性が人を物色する様にして値踏みしている。
噂話ばかりで真実がどこにあるのかがまるで見えない、
まるで雲を掴むかの様な謎…しかし、ついに俺はその女性を見つけた。
「お兄さん、ぱふぱふしていかない?」
女性の言葉に対して、俺の答えは決まっていた。
俺はついに、その謎を解き明かそうとしていた。
……
女性に連れられてきた場所では、謎の男がひたすらに飛び跳ねていた。
これは、飛び跳ねるほどの至福ということか?
それともこれが…ぱふぱふ?
俺が混乱している間に、男はジャンプをやめると帯を締め直した。
目の前の男のいで立ちは拳士だ、その拳士が口を開く。
「さぁ、試合をしようか!!」
(違うんだ、俺は…俺はぱふぱふが…)
目の前の男は弱かった、道着には「把夫派布」と書かれている。
把夫派という流派の、「布」と言う名の男らしい…
俺はやむなくその場を後にした。
今後、他の物に「ぱふぱふ」について何かを聞かれたら…
俺もきっと口を閉ざすだろう…
こうして噂は広まるのだな…そんな事を思いながら、その場を後にした。
ケルナグール
初めての試合、初めての4番。
一回無死満塁のチャンスで監督が出したサインは
「三振」
…ウソだろ?バットを振るなっていうのか?
…そういえば相手のピッチャーはまだ一球もストライクを取っていない。
この試合は八百長なのか?一体何をしたいんだ?
三球三振。うなだれてベンチに帰る俺に審判が冷ややかな声を浴びせる。
「あほ」
その声を聞いた監督は、満足そうな顔をしてリセットボタンに手をかけた……
〜燃えろプロ野球〜
492 :
1:2005/03/28(月) 16:46:27 ID:???
既出だったらすまん、前スレDAT落ちで見れない
「また俺の出番か・・・」
しかも今度は宇宙空間に浮かぶ戦艦の上だぁ!?
見たこともない戦闘機からの攻撃も考慮に入れつつ回りを見渡す
茶色のゴリラ
ピンクの異物
緑の恐竜
定番のメンバーだな 俺は剣を抜き構えた
威勢のいい実況が戦いの口火を切る、中央で戦いが始まるが俺はすぐには飛び込まない
最初から突っ込んでダメージを受ける必要はないからだ
しかし俺はなぜ戦う?俺は元の世界に帰るためには戦うしかないと言われた
友に戦った仲間も切り捨てた
しかし帰れない、俺はまたこうして戦場にいる
いっそ死んでしまいたい
しかしどんなに痛めつけられても、気づけば傷は回復し、また戦場に舞い降りる
もう頭がおかしくなってしまいそうだ・・・
493 :
2:2005/03/28(月) 16:47:58 ID:???
ずたずたに傷ついた敵に最後の一撃を加える時はいつも思う、「帰るためだ、スマン」
しかし俺の一撃で敵が決定的なダメージを受けると観衆からは叫び声、歓喜の声だ
俺の慈悲は勇者になった高揚感で消え去る
そしてまた次の獲物に斬りかかる
戦いが終わった、俺の勝利だ
観衆から惜しみない拍手が送られ、俺もそれに答える
-いつかお前達の側に立ってやる、その日まで待っていろ
そんな思いを胸に体を休めようとするが、、、
「リンク!!」 また俺の名が呼ばれる、出番か
次も勝ってやる。 そんな思いで俺は戦いに没頭していく
大乱闘スマッシュブラザーズ
定期的に(ry
うはwww姫が魔王にさらわれちゃったwwwwwギガワロスwwwwwwww
でも俺の力じゃ魔王と戦うなんて無理wwwwwうえwwwwwテラヤバスwwwwww
仕方ないから神様HELP! うはwwwww俺ドラゴンになっちゃってやんのwwwwww
オメガキモスwwwwwwwwwwww
ドラゴンスピリット
俺は月給10万円と聞いたそのバイトをやることにした。
それは汚染物質を消していくもの。
やり方は簡単。汚染物質を入れた箱を正しい位置に最新技術で作られたゴミ箱に
入れていくというのだ。
正しい位置に入れると汚染物質はきえてしまう。
俺は給料だけでそのバイトをやることにした。しかし・・・。
テトリス
ある日、一人でゲーセンに来た私に、プレイ中横から助けてくれた人が居た。 私はその人に一目ぼれをしてしまった。
その日以来、私は彼と仲良くゲーセンに来ています。
彼の助けもありなんとか優勝して、念願の2ショットで満面の笑顔の写真を撮れました…
でも今日は私一人でゲーセンに来ています。 彼とは昨日喧嘩別れしてしまいました。
彼の助けなんかなくても、私1人で生きていけるもん、こうして優勝も出来たもん、ぐす…
ビシバシチャンプ オンライン
ストーリー違いじゃないのか!(w
499 :
sage:2005/03/29(火) 09:12:45 ID:zfy9GaGS
時は平安。
邪悪な魔物が天から舞い降りる。
その魔物は人々を喰らい続けて民衆を恐怖の淵に追いやった。
しかし、そんな現状に一人の男が立ち上がった。
その男にはコレといった攻撃手段は無かった。
そんな、彼が唯一得意としたのが穴を掘ることだった。
誰にも助けられない孤独の戦いが今はじまる。
「見返りはいらない、人々の平和のために・・・・。」
平安京エイリアン
500 :
NAME OVER:2005/03/29(火) 14:18:37 ID:4O0eGK++
時は遙か未来…
人類たちは高度な文明を手にし、豊かな生活を送っていた。
だが、最悪の出来事が起こってしまった。 …そう、戦争だ。
各国が敵対する総力戦が始まったのだ。
とある国の研究所の一室で、有力な科学者たちが十数人集められた。
「諸君、ここに集まってもらったのは他でもない。この装置を完成させるためだ」
世界最高峰の科学者がそう言って指さした先には、コンピュータらしきものが何台かある。
「あれは何です?有力な新兵器ですか?」
科学者の一人が問う。
「人類は大きな過ちを犯してしまった。だが、今の戦争はもはや止められないだろう。
そこで、私はコンピュータの中に"仮想空間"を作り出したのだ」
「まさか…そこに人類を作ろうと?」
部屋中にざわめきが起きた。
「その通りだ。既にこの宇宙の法則はプログラムしてある。
君たちは、ここに新たな世界を作りだしてほしい」
当然、ばかばかしいと言う者もいた。だが、他にできることは無かった。
そして、計画が始まった…
RPGツクール
後退は即死、進撃は闘争を意味する。
to be or not to be.
生きるべきか死ぬべきか。
死は安易なる終幕。
生は苦痛なる継続。
しかしこの俺の拳で、物語が紡がれるのならば―――。
後退は即死、進撃は闘争。
【カラテカ】
502 :
1:2005/03/31(木) 11:25:40 ID:???
「どういうことだ?」
俺はテストプレイ中の自作RPGをプレイして、困惑していた。キャラが思うように動いていない。
とはいえ、誤解しないで欲しい。
イベントの条件付けに失敗しているなどのミスではないのだ。
暗く点滅する画面では、俺の知らないイベントが進行していた。
俺が作成していたのは趣味でしかない、懐古主義と蔑まされそうな王道そのもののRPG。
剣と魔法で支えられた胡散臭い世界観。
軍隊はあるが警備員や衛士以上の活動はしない。
世界は魔物の出現で一見荒れているようで、でも不思議と人々はそこそこの生活を送っている。
何より――勇者と魔王がいる。
そんな出来レースで真剣に世界を救う大馬鹿者、勇者。
くだらねーなんて笑いながらも実は結構真面目に作ったそれは、結局どこまでもハッピーエンドで終わるはずだった。
それが、今は――
「おいおい、ここでこいつが死ぬなんて設定してねえぞ!?」
粗いドットのキャラがガクリとうな垂れる。
画面の向こうでは、仲間が勇者を庇い、命を散らしていた。
書いた覚えのないテキストで、パーティー全員が嘆く。
背筋が震えた。
俺は、自分の掌から抜け出した、一つの世界の産声を恐れたのだ。
503 :
2:2005/03/31(木) 11:31:05 ID:???
テストプレイを中止する。
テキスト閲覧、ダメだ弄れない。
勇者のステータスなど……やっぱり弄れない。
どこもかしこも弄れなかった。
それどころかテキストは刻一刻と文字を変える。
これは……彼らの可能性なのだろうか。
この機械の中に一つの世界が産まれて、俺の手を離れた?
それを神の視点で眺められるってことか?
バカバカしい。
例え推論が当たってたとしても、これは創るのを楽しむゲームだ。
眺めているだけではクソつまらない。
俺はこの怪奇現象にうんざりとして、呆と画面を眺めていると、ふとモンスターデータの中にある魔王の項に目が行った。
ウィンドウの下の方に、小さなボタンが追加されていた。
『Log in』
簡潔な一言。
それを理解した瞬間――俺は嗤った。
504 :
3:2005/03/31(木) 11:32:38 ID:???
どんな形であれ、参加できないゲームはつまらない。
神=ゲームマスターは創造することで参加する。
プレイヤーは勇者や主人公で。もしくはその仲間かもしれない。
そう、魔王で参加する形だってある。
眺めてるだけではつまらない。つまらないから――
「ふん、やってやるよ。魔王って奴を。
でもな、俺は王道だからこそ残虐で、死にたくないからできる手全部打たせてもらうぜ。
3次元代表としては2次元世界で負けるわけにゃいかねーんだよ。
なあ。勇者サマ。」
言い捨てボタンを押すと、男を嗜虐心と高揚感が心地よく身体を包んだ。
その高ぶりは、自分の手で創ったモノを壊す背徳感そのものだった。
ぼうけんはおわらない。
――RPGツクールシリーズ――
群れは、移住を余儀なくされていた。
仲間は増え、食料も快適なねぐらも、皆で共有するには不足しだしていた。
群れは、新たな生活圏を求めていた。
始めにその一歩を踏み出したのが誰か、彼(彼女かもしれない)がまだ生きているのか、それを知る者はいない。
群れは、誰を指導者とするでもなく、それでいてどこか統制の取れた行動を取りながら、眼前の障害物を一個一個突破して行く。
ある者は橋を掛け、ある者は穴を掘り、ある者は仲間の危険を回避する為にその場に踏みとどまり、後に続く者達を正しい道へと誘導する。
群れを導いているのが何者か…群れの誰もそれを知らない。
その意思は犠牲を最低限に抑えるべく、細心の注意を払っているようだった。
そして、その犠牲は時に避け得ぬ物だった。
それを知っているのだろうか、群れがその前進を止める事は無かった。
群れは、進み続ける。
新たなる安住の地を求めて、誰とも知れぬ意思に導かれて、進み続ける。
自分たちの踏みしめる大地に、かつて自分たちと同じように何者かに導かれて進み、そして倒れていった多くの者達が眠ることも知らず。
レミングス
>>495 ワロタw
ほとんど反則技だが、1回だけならこういうのもアリだな。
401-500までの作品
>401 フラッピー
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>403 スーパーマリオブラザーズ
>404 スーパーマリオブラザーズ2
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301-400までの作品は>433-434
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101-200までの作品は>205-206
001-100までの作品は>101-102
まとめサイト
ttp://nurseangel.fc2web.com/game/retro/index.html
まとめ乙っす!
510 :
NAME OVER:2005/04/24(日) 20:52:04 ID:0PGOnAVF
かなしい 悲しい物語
まるで 群れなすレミングのように死んでゆく。
死んでしまえば言葉も無い
だからといって歩くのをやめる事は出来ない。
さあ、勇気を持って歩き出そう!
虎だ!僕は虎になるのだ!
ー子猫物語ー
遠い日の夢の如き所業なり。
夢追うもの永遠を掴む事無く。
ただ、闇を紡ぐばかり。
罪を重ね。
生きるもの、、形あるもの消え行く時、それ起こる。
すなわち無なり。
ああ、明日は今だ見えず。
我この絶壁を登る事無く死を迎える。
積み上げて石は無残に崩れ行く。
夢、頂点に達する時、それは即ち死であろう。
我現実を思いながら、意志を繋ぎ、この身を保たん。
夢を持って、夢を消す。
之、即ち、人生なり。
テトリスと言う名の夢。
前スレで、受験だから引退するという投稿常連がいたが、彼はいまここにいるのだろか?
あと、個人的にダーク路線全開でプーヤンやらデビルワールド書いていた人も。
メル欄にでも返事をしてくれない?
個人的にダーク路線全開でプーヤンやらデビルワールド書いていた人も。
↓
個人的にダーク路線全開でプーヤンやらデビルワールド書いていた人も気になっている。
訂正スマソ。
私は深く傷ついていた。
私は殺されようとしていた。
私は呪いが発動するのを感じ取った。
私は意識が闇に閉ざされるのを知った。
かつて私を殺した剣士が、闇の向こうで戦っていた。
かつてはその剣で切り倒した魔物を引き連れ、
かつて私から取り戻した姫がいる国の、
かつて姫の奪回を頼んだ王を敵として。
剣士は並み居る兵士どもを薙ぎ倒した。
剣士は王さえも打ち倒した。
剣士は姫を奪い去った。
剣士は戻ってきた、私の塔に。
そして、私の意識は光に包まれた。
そして、剣士の肉体は緩やかに変化した。
そして、剣士の精神は無に還った。
そして、私は再び蘇った。
私はアスピック。永遠の命を持つ呪われたヘビ。殺されても殺されても、
殺した人間に乗り移り、身も心も奪い取ってしまう悪魔の化身。
永遠の命を持つが故、永遠に戦い続けなければならない悲しみを…
アスピック「永遠」
久しぶりに書いてみたけど、どうもなぁ…
517 :
NAME OVER:2005/05/07(土) 17:39:25 ID:DuMjvGzO
なんか落ちるのが怖いのであげ
それでも誰も書かないのが悲しいが、ほしゅ。
しばらくは気力がわかないので勘弁してくれ。
見てるから期待せずにまってて欲しい…。
もうネタが無いんだよ〜orz
521 :
519:2005/05/14(土) 18:57:54 ID:???
残された水は後僅かしかなく。
僕には何も残されていない。
でもこの部屋から逃げ出す勇気も無く。
時が今日と言う日を忘れるかのように過ぎてゆく。
戦いを望みはしない。
戦いなどいらない。
そう考えていたその時。
その娘が居た。
「諦めないで。」
そう言って少しずつ水とパンを運んでくる娘。
武器はあった。
戦うことは出来た。
でも、怖かった。
この日が消えて欲しくない。
それだけが希望だった。
友を失い、自分を失い、武器すら持てない。
彼女はそんな自分にひたすら水とパンを運んでくる。
そんな日々を失うのが怖かったのだ。
522 :
519:2005/05/14(土) 19:13:00 ID:???
ある日のことだった。
娘はこう言った。
「私、貴方のことが好きです。」
「…そうか。私もお前が好きだ。」
「…うれしいです。気持ちだけでも…」
娘は人間ですらなかった。
半妖だった。
手には鱗が生え、髪もボロボロで、顔は死人のようだった。
「なぜ、そんなことを言う?」
私は聞いた。
「私は堕ちた人間ですから。」
昔、天界から罰を受けてその姿を化け物に変えられた者達が居た事は知っていた。
罪を償うことすら許されず、無限の時を過ごす者達。
その「裁き」の最前線に立っていたのが私だった。
「すまない…。」
私はそう言うしかなかった。
523 :
519:2005/05/14(土) 19:28:41 ID:???
娘は笑って言った。
「怒っては居ません。感謝してます。」
牢獄の中でしばらく沈黙が続いた。
しばらくして私はようやく口を開くことが出来た。
「怒ってない…だと…!嘘だ!」
「嘘じゃありません!」
そう言って娘は自分の事を話し出した。
地上で飢えと水不足に苦しんでいた時の事。
彼女の父母が病でこの世を去った事。
孤児院を引き継ぐことになった彼女は夜が来る度に裕福な家を狙い盗みを働いたこと。
ある日、人を殺めてしまった事。
…そんな彼女を捕らえ、主の前に引きずりだしたのがこの私だった事…。
化け物に変えられた彼らが我々に対して「魔界」より力を手に入れた時、反乱を起こしたのも当然の事だった。
我々は破れ、世界はその姿を変えたのだ。
だから、私はここから出る気など無かったのだ。
これは私の罪だから。
多くの人を裁いた罪なのだから。
524 :
519:2005/05/14(土) 19:39:37 ID:???
娘は私の手を握って言った。
「昔、初めて貴方を見たときは怖かった。」
「でも今の貴方はそうは思いません。」
「本当は優しい人だって分かったから。」
彼女はその後、こう話した。
今、地上は大変な事になっていると。
多くの人間が化け物に変えられ互いに殺しあっていると。
もう、彼女の居た場所も無事ではないだろうと。
そして最後にこう言った。
「人としての理性が残っている今の内に私を殺して下さい」と。
悩んだ。
私は今までのどんな不条理よりも悩んだ。
この娘を殺したくは無いのだ。
でも、彼女の言うとおり、このままで居れば心まで化け物と変わってしまうのだ。
それが、主の極めた事だから。
悩んだ末、私は言った。
「お前を殺すくらいなら戦いを選ぶ。」と
525 :
519:2005/05/14(土) 19:54:36 ID:???
主より与えられた武器。
私はこれを持ってようやく外に飛び出す決意を手に入れた。
しかし、時間が無い。
敵は数多い。
…いや、そんなことは問題ではない。
敵は魔物ではない。
多くが元人間なのだ。
それを殺す勇気など無かった。
だが、私は初めて戦う決意を手に入れたのだ。
「必ず戻ってくる…。その時は…」
娘にそれだけ言って私は飛び出した。
主より与えられた武器を持って。
私は武器を使うたび、悩むだろう…。
しかし、化け物と言う名の「人間」を殺すたび主は喜ぶのだろう。
昔はそれが嫌で仕方なかった。
だが今は違う。
娘を助けるため、その姿を元に戻すため、主に直訴するのだ。
こんな世界にしたのは貴方の責任だ、そうはっきり言うのだ。
私も化け物にされ放逐されるかもしれない。
が、もうそれを恐れる理由はない。
私に与えられた武器・・・それは弓矢。
主の名前はパルテナ。
そして、私の罪を償う戦いが、今始まろうとしている…。
−光神話 パルテナの鏡ー
なんだと思ったらパルテナの鏡だったのか!!
でも、パルテナの鏡の主人公はピットくんだがや。
527 :
519:2005/05/15(日) 03:43:27 ID:???
>>526 スマン、これでも頑張ってみたつもりだ…。
本当にネタが無いや。
528 :
526:2005/05/15(日) 10:52:43 ID:???
>>527 いや、文章はGJだったし、意外なオチ(?)だったんでビックリしただけ。
529 :
じゃあ俺も:2005/05/15(日) 14:29:06 ID:ppg0ueiQ
「おはよー。あ、母さん、俺今日から弁当いらないから」
「あら、アンタいつも2人前は食べるじゃないの?」
「い、いや、友達と一緒に購買で買うことになってさー」
「…あ。そーいえば、昨日お隣のユミちゃんが
アンタの好物聞きに来てたわね。
ふふ、アンタも隅に置けないわねー」
「な、バカ、ちげーよ!アイツとはただの…」
「アンタ、父さんと同じですぐ顔に出るのよねー。
ま、ユミちゃんいい子なんだから大事にしなさいよ」
「と、とにかくそういうことだからっ!弁当なしでいいからなっ!」
「はいはい、もう色気づいちゃって。ところでアンタ、学校間に合うの?」
「あ! うわヤバッ、今すぐ出ねーと!」
「あらあら、行ってらっしゃーい。事故には気をつけるのよー」
【マッハライダー】
530 :
NAME OVER:2005/05/28(土) 18:56:15 ID:ghP/rpBy
私には何も生み出す力はない。
だが、私はこの世界を愛している。
だから私は私のできることをする
【保守】
*おおっと 良ネタ*
220 名無しさん@5周年 sage 2005/05/30(月) 13:38:30 ID:SDKQ2h1n
ディグダグ
このゲームの基礎は花壇の地下を荒らすモンスター退治である。
しかし、現実はそうではない。
花壇の中に居るモンスター。
彼らは花に有害な昆虫を食べ、雑草の根をからす自然の代弁者なのだ。
しかし、我々、ディグアウターはそれを認めない。
モンスターどもを退治し、この世界から全ての自然環境を悪化させることが我々の目的である。
さあ、地中を目茶目茶にしてやろう…。
穴だらけにして何も住めない地中にしてやろう。
…こうして一人の狂人の戦いは始まった…
「ディグダグ」−隠された真実ー
まあ、殺すにしても、膨らませて破裂させるなんて残酷な方法以外
なかったのかよって思ったものだ。
ほっしゅほっしゅ
535 :
NAME OVER:2005/06/07(火) 16:55:14 ID:SCrJ5KeW
おい!有り金全部置いていきな。
すさんだ毎日を送る日々。
世の中金だと気付いたあの日からずっとこんな事を繰り返している。
今日も俺はわざと肩をぶつけて喧嘩を買うのだ。
時にナイフで刺される事もあった。だがそれでも俺は向かって行った。
助走をつけて体当たり。そのまま壁に打ち付ける。
ちっ、しけてやがんな…
よう、俺だ。金は振り込んだぜ…
「仮面ライダー倶楽部」
536 :
NAME OVER:2005/06/11(土) 18:24:05 ID:4LbfxSQ/
得体の知れない薬であろうと飲み干す勇気
自ら溶岩に飛び込む勇気
素手であろうと魔物に立ち向かう勇気
自らに剣を突き立てる勇気
人、その勇気を無謀と言う。
539 :
1:2005/06/12(日) 01:29:15 ID:???
僕は黒い円盤の中で、膝をかかえて座っている。
夢。ワクワクするような未来への希望が詰まった、美しい言葉。
それが何故こんなにも苦い余韻を残すのか。
ある人は言った。
「ゴミ溜めを『夢の島』なんて名付けるセンスは皮肉である」と。
今は僕にもわかる。現実における「夢」なんて、一瞬の輝きの後には
ただのガラクタの山となり、やがて人々に忘れられていくものだ。
そう。僕はあの狂騒の時代の中で生まれた落とし子だ。
でも僕は自分にできる精一杯の事をやったつもりだ。「面白い」と
言ってくれる人だって、決して少なくなかったと信じている。
でも。その功績は全て奪われてしまった。「彼」に。
仕方のないことだ。「彼」こそが時代の寵児。「彼」なくして僕らの
活躍する場なんてあり得なかった事なんて誰でも知っている。
国内イベントにあわせてでっち上げられた僕が、海の向こうでは通用
しなかった事ぐらいわかっている。
でも。だからこそ。時に無性に叫びたくなるのだ。
「それは僕の為に用意された舞台だ」「そのシステムは僕の為に作ら
れたものだ」と。
誰も僕のことなんて、覚えてもいないというのに。
そして今日も僕は黒い円盤の中で、膝をかかえて座っている。
540 :
2:2005/06/12(日) 01:30:01 ID:???
おや?
まさか。誰かがあの機械を起動した。サポートもサービスも終了した
というのに。
「彼」らの姿がおぼろげに見えてきた。かつては憎んでも憎みきれない
仇敵と思っていた「彼」らの姿も、いまや懐かしく思える。
そうか。君が。
あえて今、「彼」らの方ではなく、この僕を選んでくれたんだね。
少しターバンはほころびてしまったけれど。
僕は戦う。
他の何者でもない、君の為に戦う。
『夢工場 ドキドキパニック』
隊長「よ〜し、玉込め! 狙いを定めて、打てぇ!!」
隊長「よ〜し、いいぞぉ! その調子だ! 次の玉込め! 打てぇ!!」
鯛糖「隊長、大変です! 瀬賀が勝手に玉を込めて打ち始めました! しかも全然敵に当たってません。」
隊長「なに? 瀬賀、勝手な行動はゆるさん! 隊長命令だ、こっちへこい!」
名婿「隊長、もうだめです。 敵が、敵がぁ… アァァァ…」
『インベーダー』
キテレツ大百科
それは一本の電話から始まった
久々のオファーの以来、ゲームの出演の話だった
俺も忙しい見ながら二つ返事でOK下、あの日々を懐かしく思い出したからだ
あの気弱なめがねの少年に戻って、子供たちに夢を与えるのも悪くはない
スタジオについた俺を待っていたのはかつての仲間たちだった
まずはトンガリ、俺の友人だ、放送終了後もしばらく連絡はとっていたがそのうち疎遠になった
あの後演劇の世界に入り、早くばかりだが何とか句っていけているらしい、今ではぼちぼちファンも出始めたとのことだ
次に豚ゴリラは、ガールフレンド役(宋恋人役ではない)に、あのあとアタックしたのだが、手ひどく断られ
そのショックで、酒びたりの生活を送ったために、前の貫禄は見る影もないほどやせこけていた
きいた話では今でもそれを引きずって常に挙動不審で、週3階精神科に通っているらしい
あとみよこはあの後芸能界に入ろうとしたが通用せずパンピーに戻った
人の目を気にしなくてもよくなったのに安心したのか食いすぎで太った、す他事鬼はいるのも大変だったらしい
弁増産は心臓発作でこの世を去ったらしくここにはきていない、その割に弁が健在なのには恐れ入った
スタッフの中に当時一緒にアニメキテレツ大百科を作り上げ手北男たちの姿は影もなかった、そんなものかもしれない
最高のアニメを描こうと作者が書いた漫画以上のモノ(俺はアニメが原作と思うことにしている)に仕上げた英気あふれるあの連中が今はどうしているの火気になったな
ころ輔だがあの人形はさすがにがたがきていた、ためしにスイッチを入れたらスゲエ勢いで動いてとまらなかった
作り直そうという話もあったが予算の関係上このオンボロを使っていくことになった
どうもアクションゲームにするらしく俺が主人公で他の連中を助ける話だそうだ(まああのころ輔には主役は無理だシナ)
低予算ゲームということでスタッフの質はあまりよくない、やる気のないプログラマー、サイケな音響担当、素人同然のグラフィッカー
監督はこのstudioの社長の息子の青二才で心理学者になりたかったが院にはいれずいやいやながら後継ぎの修行をやらされているボンボンだ
この監督がろくでもないことを言い出した、「由武大は夢の世界だ!」
まだ学者になれなかったことを悔やんでいるらしい、自分の心理学者としての力をこれに込めるとか自己陶酔に浸っている
サイケな背景に始まり全く意味のない偽ころ輔を出して見るとか敵も我が脳内のものを使用するしで原作の見る影もなかった
誰もお前の自己満足になんぞ興味ねえよ子供がなにを求めているのか考えたことあるのか
トンガリがとめる中遠まわしに注意してやっても聞く耳は持たないようだ、さすがボンボン
意見する俺が気に入らないらしく、監督権演技指導のやつはしゃがむときわざとかっこ悪くしてきた、ころ輔の操作もやつがやっている
空に落下するとかテレビの下敷きになるとか嫌がらせをいくつ設けたあと閻魔様という伽羅が出てきた
誰だこれ後キテレツ地獄って何打?勝手に変なもん作るなよ、これだから原作見てねえやつは
最後は監督の趣味で殺陣をやらされた、前から今日みが会ったらしい本当に公私混同するやつだ晋でも学者は無理だな
着られる役のやつもけんにまっすぐ塚買ってきてそのまま倒れていくというやる気のなさ
ラスボスすら突っ立っているだけで殺せてしまうのは問題あるだろうがこいつらに考える頭はもうなくなっていた
すべての撮影が終わったあと監督が給料は売上に応じて払うとか抜かしてきた
こんな紋売れるはずがないそう思いつつも、何もいわずここを後にした、一瞬でもはやく離れたかったからだ
富士子f不二夫に赤塚の半分の甲斐性でもあればこの監督にやつの考えた狂人ガンでも投げつけたろうが
さあ変えるか妻が待っている
544 :
NAME OVER:2005/06/14(火) 15:39:10 ID:LdTiD/0m
時は22世紀
世界は第三次大戦を目前にしていた
そんな折、日本の高度な工学技術はどこでもドアを完成させた
日本政府がどこでもドアの開発に億レベルの投資をしたのには理由がある
それは軍事利用だ!
要人を異次元に閉じ込めることでアシのつかない暗殺が可能になるのだ
こうしてどこでもドアは秘密裏に量産され
実用化に向けた試験が開始された・・・
「ドアドア」
保守
>452-3
「豚ゴリラがいじめるナリ」
まで読んだ
美食戦隊薔薇野郎
200×年、人類は謎の悪食軍団に洗脳された。
洗脳された人たちはグルメを嫌い、ゲテモノばかりを食べるようになる。
納豆アイス、エリンギの血液あえ、キムチハンバーグコロッケ、アイスクリームどん・・・
彼らはゲテモノを食べ過ぎて腹を壊し、死んでいく。
そして食べ過ぎても死ななかった者は改造され、暴力的になる。
謎の悪食軍団のリーダーは「Fコンピュータ」。
彼は何も食べられず死んでしまった子供の魂が具現化したもの。
世界を悪食に染め、食べることの恐ろしさを思い知られようとしているのだ。
それに立ち向かう3人の若者。
爆発男爵ぼんじゅーる。
爆発貴婦人まどもあぜる。
大爆獣とれびあ〜ん。
3人ともグルメなフランス人だ。
3人は分身の力を使い、謎の悪食軍団に立ち向かう。
果たしてそこにあるのは、美食か、悪食か。
ああ大体そういう世界だよな
割と正統派だぜ
んがんぐ
勝手に作ったお話です。勝手に作った話だけど、ちょっと聞いて下さい。
誰もが知っている有名なマリオ。実は彼は
目が見えません。
最初のステージ。一匹のクリボーがマリオに近づいてきます。
しかし、彼は危険が目の前に迫っているというのに
避けようともせずただじっとしています。
目の前が崖でも、火の海でも
彼にはそれが危険だと判らないのです。
彼だけではありませんよ
あの雪山の少年も、あの勇者も、あのパイロットも
皆、目が見えないのです。
成し遂げなければならないモノがあるというのに
暗い―――暗い闇の中
(どうすれば良い?右か?左か?
―――どこへいけば良い?)
そんなとき、自らの意思を超えた何かが彼らを突き動かすのです。
「マリオ!飛んでッ!」
そう。目の見えない彼らを導くのは―――
その「コントローラー」
コントローラーで与える、あなたの指示が
彼らに世界を見せているのです。
どんな大冒険でも
どんな巨大な敵でも
彼らはあなたの助けを借りて、乗り越えていく
彼らはあなた無しでは、決して事を成し遂げられないでしょう
だから、彼らはきっとあなたに感謝しているはずです。
リアルの世界でも彼らのような人がいます。
彼らとは違って、ほとんどの人は自分で道を進めることが出来る人でしょう
けれど
立ち行かない時もあります
そんな時
あなたのコントローラーが必要になります。
彼らのときよりもずっと、ずっと簡単な操作です。
私たちみんなに、人生という名の大きな大冒険があります。
そして私たちには常に、お互いを支えあい、協力し、人を導いていける
コントローラーを持っています。
使う使わないは自由です。
けれど、ちょっとだけ思い出してください
あの時の達成感を
ね。また少し、そのコントローラーで頑張ってみたくなりませんか?
勝手なお話です。
勝手だけれど、ちょっとだけ心に
留めて置いてください―――
『コントローラー』
553 :
NAME OVER:2005/06/29(水) 11:57:05 ID:6EwepHXi
554 :
NAME OVER:2005/06/29(水) 12:27:37 ID:DIZ2U9QG
キムチハンバーグコロッケは普通に食えそうだが・・
カロリー高いが、不味くは無さそう
倉庫番には公式ストーリーがあったなあ
倉庫会社の社長が、「うちの『そう子』との交際なぞ
許さん!認めて欲しければ我が社の倉庫の荷物を
全部片づけて見せろ!!」
こうして「かたすけ」君は荷物を片づけることに……
確か電子手帳版のマニュアルに載ってた
マジ
>>554 ハンバーグコロッケって、つまりメンチカツのことか?
ゲームセンターあらしに使用されたあの巨大コントローラーにこんなストーリーがあったとは・・!
>>555 GB版では、道端で偶然会って一目ぼれした女の子にプレゼントおくりたくてバイトしてるって設定だった。
GBの2って、何か彼女みたいなのがどこぞの星の王女だったとかいう設定だった気が。
ナンシー。俺たちはもうこれ以上話し合うことなんかないはずだ、連絡してこないでくれ。
ナンシー。もうすべて終わったんだよ。
俺は車を走らせた。忘れたいことから逃げ出すかのように。
どんなときでも愛車だけは俺を裏切らない。
こいつとのドライブだけが俺の心を癒してくれる。
しかしそんな俺の気持ちをうち砕くかのように無線は鳴り響いた
「ナンシーより緊急連絡・・・」
561 :
ありがちだな:2005/07/12(火) 19:24:26 ID:daArpXu9
ドクター「腕の良い配管工だったんだが・・」
助手「ええ、あんなものに手を出しさえしなければ」
かつては、精力的で働き盛りを思わせる彼の恰幅の良い体格も、今は見る影もなくやせ衰え、トレードマークであった口髭は、申し訳程度に鼻の下に残っている。
ドクター「彼はどんな夢を見ていたんだろうか」
助手「なんでも、キノコの国を救った英雄らしいですよ。もうすぐ、ピーチという名のお姫様と結婚するんだとか」
ドクター「ふう、夢の中でさえキノコか。こいつは重症だな」
助手「はい、快復しても後遺症は残るのではないでしょうか」
病室では1人の中年の男が部屋の隅で小刻みにふるえている。ときおりぶつぶつと何か
つぶやいている。その声は聞き取りづらいが、もし聞き取れたとしたらこういう声が聞
こえただろう。
「キノコ、キノコをくれ。それさえあれば俺はスーパーになれる」
〜〜〜スーパーマリオ〜〜〜
562 :
NAME OVER:2005/07/19(火) 05:45:18 ID:HswdJjq5
ほしゅ
もうストーリーの無いゲームは出尽くしてしまったかな
後は、パチもんとかデッドコピーに勝手にストーリーを付けたりとか……。
漏れには無理なので誰かおながいします。
>>564 時間があればその内何とか。
ネタがポツポツと出てくるけど俺は長文を書くことが多いためしばらくは無理。
バンゲリングベイにストーリーがあるよ。
567 :
565:2005/07/29(金) 22:32:16 ID:???
「どうしちまったんだ、アイツは。」
今日もそんな一言からレースが始まる。
それがこの今の俺の舞台。
俺は至って真面目な性格だった。
同時に怖がりでもあった。
以前はマラソンの選手でもあった。
チキンと言われる事もしばしば。
「あいつはやれば出来るのに」
何度も聴きなれた言葉だった。
そんな俺にチャンスが回ってきた。
車椅子の子供が俺に頼んできたんだ。
「○○さんが勝つところを一度でいいからみたいです。一度一等になってください。」
俺にヒーローになれっていうのか。
いや、なれるさ。
俺は「やれば出来る男」。
大きな試合に出て良い所を見せよう…。
そう心に誓った。
そして走った。
今、俺が居る場所がその場所。
全力で走った。
そして、もう少しで一位になれる瞬間だ。
俺はその子供の事を想い、全力を出した。
568 :
565:2005/07/29(金) 22:44:56 ID:???
結果は…2位だった…。
当たり前だ。
俺がラストスパートを出すと同時にそれ以上の速さでそいつは走ったんだから。
試合後、その子供がこう言った。
「ごめんなさい…。」
俺も同じ事を言った。
「すまない…。」
俺はヒーローになれなかった。
「次がある、何度でも挑戦してみせる。」
その車椅子の子供は頭を下げたまま何も言わなかった。
誓いが何度もあった。
その度に俺は同じ事を何度も言った。
その度にヒーローになれなかった。
ある日、その子供が来なくなった事に気づいた。
俺はそれからその子供の事を捜した。
死んでいた。
「どうせ頑張ったって僕は歩けない」
そう書き残して自殺した。
その日、俺は泣いた。
さらにタイミングが悪いことに一位になれたのはその直後だった。
その後も走るたびに一位になる。
その度に罪悪感が走り俺は陸上から足を洗った。
569 :
565:2005/07/29(金) 23:02:18 ID:???
今の俺は脚がホイールに、手にはグリップを握り走っている。
そう、バイクのライダーになった。
以前と何も変わらない、健全な走りと着実な順位。
みんな俺のことを褒めてくれる。
優秀なライダーだと。
でも、今日は違う。
一年に一度「今日」が来る。
その走りを見ると大抵の人間は驚く。
無茶な走り、派手に吹っ飛ぶ自分の体。
ボロボロになり、その度にバイクも自分もボロボロになる。
それが唯一自分に赦された懺悔。
体が悲鳴を上げる度、俺は満足そうな気持ちになれる。
ボロボロになりながらバイクで一意を目指す姿。
俺が見せたかったのはこれのはずだ。
「どんなにボロボロになっても完走する事」
今はもう届かないガキに見せなければならない。
お前に見せたかった事を。
今はサーキットに変わったこのフィールドで。
ただ、流石にもうやばいかな。
体がもたない。
いや、俺は最後まで…届いて…
エキサイトバイク:「ヒーローになれなかった男」
コースを完走し終えて死んだ男の顔はとても満足そうだった…。
そんな世界の一瞬を貴方はこの世界で体験するだろう。
>>570 おお、このスレの名作じゃないか。
このノリで、初期のブラックなプーヤンとか見たら鬱になりそうだな。w
>>570 ____ r っ ________ _ __
| .__ | __| |__ |____ ,____| ,! / | l´ く`ヽ __| ̄|__ r‐―― ̄└‐――┐
| | | | | __ __ | r┐ ___| |___ r┐ / / | | /\ ヽ冫L_ _ | | ┌─────┐ |
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 ̄ ̄ く_/ \ `フ |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | | | |____丿く / <´ / `- 、_// ノ\ `ー―--┐
`´ `‐' ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`‐'  ̄ ` `´ `ー' `ー───-′
倉庫をみて来ました。
「PCエンジン」に出てくる日付、1994年5月27日はときメモ発売かと思うのですが
他の日付についてご教授願えませんでしょうか。
わたしは入る部屋を間違えてしまったようだ。
「失礼・・・」
そういいつつわたしは部屋を後にした。
『誤爆』
その男は手に持った凶器を振りかざすとにやりと笑った。
「悪く思うなよ、これが俺の仕事なんだ」
滅多打ちにされたそいつが恨みのこもった目でこちらを見た気がした。
「意外と耐えるんだな、だが。」
俺は無慈悲に手に持った凶器を振りかざして、そいつを粉々にした。
「ぎゃはははははー、、、こいつとうとう壊れたぜ、壊れた、壊れた。ギャハ!!!」
その時、何者かが俺に持っていた武器で襲ってきた。
「なにやってんだ、お前は。さっさと仕事しろ」
ケツを殴られ俺は正気に戻った。
「思えはは何処で何をしてこうなっちまったんだろうな」
奴はそう言って黙々と作業に戻った。
(あー、こいつも壊してえなー。)
そう思ったが、それは止めておいた。
俺は再び目の前の壁にハンマーを振りかざした。
「警備ロボがやってきたから逃げるぜ、坊主」
親方の声を聞いて俺はその場所を離れた。
〜レッキングクルー〜
577 :
573:2005/08/12(金) 02:42:59 ID:???
ありがとうございます。
喰らうことでしか生きられない…
『パックマン』
「デブでも喰ってろピザ」
そう言われて、私は初めて自分が1/8切れだけ食べられたピザなのだと気付いた
『パックマン』
彼はオバケでも食っちまう男なんだぜ。
『パックマン』
581 :
NAME OVER:2005/08/30(火) 23:48:07 ID:Qyy1EZLW
>>580 うほっ(ry
…そのネタで前にパックマン絵を描いたな。
582 :
1:2005/09/01(木) 20:51:43 ID:???
ここに1人の老人がいる。
彼は昔、勇者として魔王を倒すために故郷を旅立ち、旅の途中で仲間たちと別れ、
そして王様になった。
「お前と別れるのは寂しいけど、お前がそう決めたのなら仕方ないな。頑張れよ!」
「あなたならきっといい王様になれるわ。ここでお別れだけど、私達の事、忘れないでね」
「俺達が世界を平和にするから、お前は俺達の帰る場所を守ってくれよな!約束だぞ!!」
こうして彼は王様としての人生を歩むこととなった。
その後、彼は結婚して子供も3人生まれ、今では立派な王子・王女に成長した。
誰がどう見ても幸せな人生だった。
しかし彼の心にはいつも迷いがあったのだ。
ふと自分の身なりを鏡で確認すると、鎧や盾を身に付けていた頃の面影はなく、
王様としての服を着ている自分がそこにある。
自分はかつて簡単な回復魔法が使えたはずなのに、今はもう呪文を覚えてもいない。
王様は呪文を使えないのだ。
「本当に…これでよかったのだろうか。あの時にみんなと一緒に
旅を続けていたほうがよかったのかもしれないな…」
彼と一緒に旅をしていたメンバーは、その後も旅を続けていた。
王様となった彼のもとにも何度か訪れた。
まだ王様に慣れていなかった頃の彼の話を、暖かく、そして真剣な目でしっかりと聞いてくれていた。
彼にとってはそれだけでもとても嬉しかったのだった。
583 :
2:2005/09/01(木) 20:52:55 ID:???
しかし、彼らが魔王を倒したという知らせを受けた数日後、彼らの行方はぷっつりと途絶えた。
魔王よりも強力な敵を倒しに行ったという噂もあったが、真相は誰にも分からないままである。
「わしはお前達との約束通り、この国、そして他の国を守ってきた。だがお前達は戻ってこない……
最初はお前達が約束を破ったものと思い込んで、多少恨みもしたが…
短いながらもお前達と一緒に戦ってきた俺ならよく分かる。そんな事はしないよな…
何か戻れない理由があるんだよな」
彼は、その場に座り込んでしばらく何かを考えていたが、
やがて今までの迷いを振り払うかのような表情をして立ち上がった。
「わしももう年だ。今までのような事はもうできない。だけどこれからはわしの息子達、
いや、これからは若者達がこの世界を支えてくれる。次の世代に託す時がやってきたのだ」
そう、明日は彼の息子、すなわち第一王子が王様になる日なのである。
それは同時に彼が王様でなくなる事を意味する。
だが今の彼には何の迷いも感じられない。
「さて、そろそろ来る頃かな……?」
そう言って町のほうを見る王様。視線の先にはこちらに向かって走ってくる子供達の姿があった。
584 :
3:2005/09/01(木) 20:54:33 ID:???
「おうさま〜 一緒に遊ぼうよ〜!」
元々普通の市民だった彼は、王様になってからも、見下す事なく普通に国民と接してきた。
それが大変評判がよく、この国を発展させてきた理由の1つとなっていた。
今では子供達と一緒に遊ぶのが彼の息抜きとなっていたのだった。
「よし、何をして遊ぼうか?」
彼はこう聞くが、子供達の返事はいつも決まっている。
「勇者ごっこ〜!!」
普通なら一国の主である王様が子供と遊んでいたら異様な光景に見えてしまうが、
子供達の親はもちろん・この国の人達は決してそういう風に見ることはない。
なぜなら彼らもそうやって育ってきたからだ。
そうやって王様最後の日が終わろうとしている。
余談だが、彼は勇者ごっこの際に必ず言う口癖のような言葉があった。
国民達は皆この言葉を何度も聞いているので、自然と王様に対するイメージが出来てしまっていたのだ。
「王様はその昔、とても強かったらしい」と……
『ドラゴンクエスト3〜王様の守るべきもの〜』
全米がマホカンタした
残念な事に3じゃなくて2なんじゃ
>>586 今すぐドラクエ3はじめてカンダタから金のかんむり奪って
ロマリア王に上納しやがれ。
でも、結局似たようなことは続くんだ。
最初は怖くて歩く事しかできない。
誰もがBダッシュが出来なくて困る。
でも出来るようになってそれが当たり前になった時、最初のクリボーが少しまた怖くなる。
誰もが最初は這いずり回ってた赤ちゃんだ。
それが立って歩くようになる。
走るようになる。
自転車に乗るようになる。
車やバイクに乗るようになり、人生という名のレースを走り出す。
俺たちはBダッシュが出来た。
最初は怖かったが克服した。
何か壁に当たった時、それを思い出すんだ。
きっと、悩んでる事がたいした事じゃないと思うようになれるから。
Bダッシュのように。
でも、クリボー並みの簡単な石ころに躓かない様にな。
今はみんなそれぞれの人生を走ってるんだよ。
あの頃のように。
なんか滲みた…
仕事がんがってくるーノシ
>>588 めちゃくちゃ凹むことあったけど
お前のおかげでまたBダッシュジャンプできそうだよ。
591 :
NAME OVER:2005/09/19(月) 10:34:24 ID:cOirPzsL
>>469 今更すぎて申し訳ないけど、まさかこのスレで古屋に会えるとは思わなかった
ハイドライド
ここは妖精の暮らす国フェアリーランド。平和だったこの国に異変が起きようとしていたのでした。
ウィザード「くっくっく・・王宮からこの宝石がなくなれば神話伝説最強の悪魔。大いなるバラリスが目覚めるのだ。」
心ない人間の手によってフェアリーランドを守護する3つの宝石の一つが奪われてしまいました。
バラリス「余を封印から解放したのは貴様か・・何者だ!」
ウィザード「あなたさまを神と崇める者にございます。」
バラリス「ならば余に従え!お前に魔力を授けよう。
フッフッフ・・人間どもめ!再び恐怖と絶望で支配してくれる!」
そこへフェアリーランドのアン王女が現れました。
アン王女「待ちなさい魔王バラリス!フェアリーランドの王女としてあなたの好きにはさせません!」
バラリス「小賢しい!フェアリーランドの王女など目障りだ!我が呪いを受けるがいい!」
バラリスの呪いでアン王女は3匹のフェアリーにされてしまいました。
バラリス「その薄汚いハエを捕まえろ!」
ウィザード「はっ!」
3匹のフェアリーの一匹はウィザードに捕まり残りはどこかへ逃げました。
一方その頃
ジム「そんな・・平和だったフェアリーランドが・・・バラリスめ許さないぞ!僕がお前を倒してフェアリーランドを復興してやる!」
バラリスの悪行に耐えかねた一人の少年が旅立つのでした。(完)
待て。その情報伝達の速さは何だw
なんでバラリスの名前をジムが既に知ってるんだw
596 :
1:2005/09/21(水) 17:32:17 ID:???
「・・・・・・・また負けか・・・・・・・・」
さしもの150km左腕もこらえきれなかった。
当然だ。これでチームは35イニング無得点。
「どうしようもないな」
監督が呟く。
投手は駒が揃っている。問題は打線。
無理もない。寄せ集めの新球団なのだから。
1リーグ制に伴い、パ球団は強引に合併させられた。
批判を反らす為に創られた新球団。それがこのチームだ。
597 :
2:2005/09/21(水) 17:48:53 ID:???
全員が新人のチームだ。
優先権を貰ったドラフト。新人も当たり年ではあった。
でも、所詮はそれだけだ。
巨人や阪神とまともに戦えるはずもない。
親会社だって聞いた事もないような会社だ。
開幕から一ヶ月。チームはダントツの最下位だった。
どこにも出口が見えない。
チームでは早くも解散が囁かれていた。
「もうなんでもいいよ」
もはや監督もヤケ気味だった。
「あいつも昇格させろよ。あの足だけの中学生」
この時、誰も知る者はなかった。
一人の少年が、
ドン底チームに奇跡を起こす事を。
《ファミリースタジアム》
598 :
息抜きに:2005/09/21(水) 22:08:34 ID:???
ああー 目がー目がー
目がー 目がー
「キングコング2 怒りのメガトンパンチ」
2Mで新登場!!!
ああー メガーメガー
息抜き過ぎw
601 :
NAME OVER:2005/09/23(金) 23:08:16 ID:P0Wgu5jd
501-600までの作品
>501 カラテカ
>502-504 RPGツクールシリーズ
>505 レミングス
>511 子猫物語
>512 テトリス
>516 アスピック
>521-525 パルテナの鏡
>529 マッハライダー
>535 仮面ライダー倶楽部
>537 シャドウゲイト
>539-540 夢工場 ドキドキパニック
>541 インベーダー
>544 ドアドア
>548 美食戦隊薔薇野郎
>560 CHASE HQ
>561 スーパーマリオブラザーズ
>567-569 エキサイトバイク
>575 レッキングクルー
>582-584 ドラゴンクエスト3
>593 ハイドライド(
>>594-595 突っ込み)
>596-597 ファミリースタジアム
602 :
NAME OVER:2005/09/23(金) 23:11:33 ID:P0Wgu5jd
小ネタ・ゲーム以外
>530 保守
>531 ウィザードリィ
>550-552 コントローラー
>555 倉庫番・電子手帳版の公式ストーリー
>558 倉庫番・GB版の公式ストーリー
>559 倉庫番2・GB版の公式ストーリー
>570 まとめサイトにも載っているサーカスチャーリーの話をベースにしたFlash
>574 誤爆
>578-580 パックマン三連発
>588 タイトル無し
>598 キングコング2
401-500までの作品は>507-508
301-400までの作品は>433-434
201-300までの作品は>303-305
101-200までの作品は>205-206
001-100までの作品は>101-102
まとめサイト
ttp://nurseangel.fc2web.com/game/retro/index.html
>>601-602 乙です。
----------
私達は取り残された。
迫り来る敵は宇宙を埋め尽くす程存在する。
今私たちに残されたのは…敵の最中に残された各種エネルギータンク。
私達の前には様々なパーツに分割された機械の山、山、山。
そして…最後の希望は、目の前の巨大コンピューター。
その名は…
デザエモン
604 :
1:2005/09/24(土) 05:20:00 ID:???
「宝は絶対そこに眠っている。それは確かなんだ」
私は、珍しく興奮している父の姿に動揺していた。
いや、興奮した父の振り回す手に動揺させられた。
テーブルには、耐久テストなんかとは無縁に育てられたに違いない、
華奢で装飾的なグラスが置かれているし、先ほど食べた
貝料理の口をこじ開けるには便利だった、やけに鋭利なフォークも
まだ片付けられずに残っている。
もしもそれらが、もはや最盛期の張りも弾力も失って久しい父の皮膚を
貫くことがあれば……父の命はそこまでだ。
父は人類科学の発展がもたらした、変異性白血病をその身に抱えているのだ。
「いいですか」
効果を期待しないながらも、私はなだめるよう両手を前に差し出して言った。
「宝。財宝。それがなんだっていうんです。
うちは山師に転職しなきゃならないほどには困窮しちゃいませんよ」
実際は、おおよそどんな程度にだって困窮なんかしちゃいない。
父が半生をかけて築いた財は、一族ひとりにひとつずつ南洋の小島を
買い与えたとしても、半分も減りはしないだろう。
それどころか、私の代になって、なおも富は大きく、巨大になっていくばかりだ。
満腹中枢を破壊されたイモムシのように。
605 :
2:2005/09/24(土) 05:21:16 ID:???
「まあいいでしょう。経験豊富なスタッフを集めたチームを組織してあたらせますよ。
その遺跡とやらの地図をお預かりしましょう」
父の口元が驚くほど素早く歪み、チェシャ猫の半分ほどには控えめな
にやにや笑いが浮かんだ。
「地図は燃やした。この地球上で場所を知ってるのはわたしだけだ。
とりあえず、今ではな。
そして、そいつを見つけるのも、神聖な場所を汚して宝を持ち去り
蛮人のそしりを受けるのも、わたし一人の栄誉だよ」
あやうく忍耐の仮面が剥がれそうになった。
「いいかげんにしてください。なにかあったらどうするんです」
「そりゃあるだろう。落とし穴に毒ガス地帯、吸血生物なんかもいたりしてな。もしかしたら――」
「そんなことを言ってるんじゃありません。自分の体のことがわかってらっしゃらないんですか」
不意に、父の口がぴたりと閉じた。
もはやそこにあのにやにや笑いは……いや、他のどんな感情も伺うことはできなかった。
「なあ」
居心地の悪い沈黙の後、驚くほどのやさしい声で沈黙を破ったのは父のほうだった。
「なあおまえ、最後に血を流したのはいつかおぼえているか」
「え?」
606 :
3:2005/09/24(土) 05:22:54 ID:???
「最後に怪我をしたのはいつだ」
「……」
訝りながらも記憶をさかのぼる。
……確か、半年かそこら前、髭剃り中に吹き出物を引っかいた時以来、
おそらく自分の血にはお目にかかっていない。
父の言わんとしていることに思い当たった。
「だけど! 父さんは……」
「ああそうだな。お前が出っ張った古釘にちょいとうっかり手の甲を引っかけたところで、
一週間もすれば痕ものこるまい。
それがわたしだったら、半径二キロ以内に専門設備を備えた病院が無ければ、
そのまま天国の門を拝むハメになる。
だけどな」
父は体をずらして、私の位置から自分の下半身がよく見えるようにした。
これが他の者であれば、椅子にゆったりと腰掛け、楽に開いた両足が見えただろう。
だが父の両足は、介護ホバーシートに厳重に包まれ、透視力をもたぬ私の瞳には届かない。
かつてのみずみずしさがまだ全ては失われていない父の手が、その軟プラスチックの
ボディをぴしゃりと叩く。
「それがどうしたっていうんだ。
え?
だからなんだっていうんだ。
わたしは、三日に一度は膝小僧をすりむいて泣き帰ってくるガキとは違う。
人並みの注意力を人並みに備えた人並みの男だ。
何が熱いか、何に触れれば手が切れるかくらいは知っている、
図体のでかい大人の男なんだ。
3m先の便所にクソをひりに行くために、このクソの世話になる必要なんて
どこにもありやしないんだ」
607 :
4:2005/09/24(土) 05:24:07 ID:???
私は異を唱えようと口を開き……馬鹿のようにまた閉じた。
父の顔を見てしまったからだ。
泣いていた。
母が死んだときにも涙を見せなかった父が、私の目の前で泣いていた。
「おぼえてるか、わたしがこのクソホバーを壊してやったときのことを。
ああそうだ、実はわざとだ。
わざわざド田舎でブチ壊してやった。
緊急異常信号が専門病院まで届かないからな。
医者どもやおまえに見つかるまでは、懐かしい大地の感触を
味わえるだろうと思ったんだよ。
甘かったな。
故障に気付いた住人たちが、仕事も家事も学校もほっぽりだして、
私を病院まで連れて行ったんだ。
東洋の神を祭る、ミコシみたいにして。
わたしの足の裏は、一瞬も土に触れなかったよ!
あの人たちはわたしになにも要求しなかった。
忙しい時間に、何十キロと離れた病院までジジイを運ぶなんて迷惑な仕事で、
自分の生活をちょっぴり以上は破壊されたはずなのに。
どれくらいの厚さの札束で殴ってやろうか、悩んでいたのが無駄になったさ。
『当然のことですよ』とかなんとかの、恩着せがましいセリフもなし。
みんなが私の世話を焼くのが当たり前のことだと思っていて、
しかもそれを喜んでさえいるんだ!」
608 :
5:2005/09/24(土) 05:25:58 ID:???
「わたしが子供のころは、障害者がたくさんいた。
不治の病に苦しむものがたくさんいた。
今、彼らはいなくなった。
かつての病気に苦しむ者はひとりもいなくなった。
そのかわり、わたしのようなごく一握りの者だけが不治の新病にかかった。
多分、それはいいことなんだろう。
彼らはよく、本当によく神様からも人々からも辛い目にあわされていたしな。
けれど」
父はむせた。涙でむせながら喋り続けた。
それでいて涙をぬぐおうともしない。
嫌だ。
こんな父を見るのは嫌だった。
609 :
6:2005/09/24(土) 05:27:28 ID:???
「けれど、彼らはこんな酷いことはされなかった。
毎日毎日、町に出ただけで、見たこともない奴ら
ひとりひとりから『神はあなたとともに』だの
『負けないで』だの、クソを投げかけられたりはしなかった。
最優先交通権を与えられたその日に、帰宅ラッシュの国道を
わざとナメクジみたいにのろのろ横切ってやったわたしを、
みんなは舌打ちひとつせず、表向きだけじゃない微笑みで見送っていた。
そんな残酷な真似は、彼らは誰ひとりされてなかった。
みんなが、彼ら全員に向けていたやさしさを、わたし一人に与えようとする。
わたし一人にすべておしつけようとする。
奇形も、不具も、性病病みも、
そんな酷いことはされなかった。
彼らは少なくとも人間扱いされていた。
わたしはただ、わたしが人間だってことを思い出して欲しいだけなんだ。
わたしはただ、人間扱いされたいだけなんだよ」
610 :
おしまい:2005/09/24(土) 05:29:10 ID:???
(段差には気をつけなよ、父さん。なんせ自分の足で歩いていたのは紀元前の話なんだから)
ニ時間後、私はおぼつかない足取りで旅立つ父の背中を見送っていた。
新聞社に手を回そう。
影響力の強いウェブ討議場へ、場の感情を誘導できるように配下を潜り込ませておこう。
宝を手にし、戻ってきた父が、最大の罵声で迎えられるようにしておこう。
人並み以上の富を持ちながら、なおも金に執着し、無駄に命を危険にさらす欲の亡者。
大冒険を単独成功させるほどの機知と才能に恵まれながら、卑怯にもそれを隠し、
人々の同情と親切をいいように貪っていた最低の男。
罵倒の中、父は人間に生まれ変わるだろう。
チェシャ猫の半分ほどには控えめな、にやにや笑いを浮かべている人間に。
―― スペランカー ――
わしの・・・最後の仕事を・・・
形にしてくれんかの・・・・
物事はシンプルがいいんじゃて。
複雑になればなるほど皆離れていく。
これは長年の経験から学んだんじゃ。
技術なんか必要ないんじゃ。
誰でもすぐ分かる。誰でも参加できる。
当たり前の事なんじゃよ。
作った側の思想を押し付けてもしょうが無いんじゃ。
だから、最後に・・・頼むわ・・・
[GUNPEI]
。・゚・(ノД`)・゚・。
。・゚・(ノД`)・゚・。
全米が泣いた
全露も泣いた
全俺も泣いた
なんだよおまえら、泣いた泣いたうるせーんだよ・・・
。・゚・(ノД`)・゚・。
∩
。・゚・(ノД`)彡 GUNPEY!GUNPEY!
( ⊂彡
| |
し ⌒J
あさって(10/4)命日……。・゚・(ノД`)・゚・。
命日に書き込みなし。・゚・(ノД`)・゚・。
みんな黙祷してたのさ。・゚・(ノД`)・゚・。
620 :
NAME OVER:2005/10/15(土) 10:34:07 ID:llDfu9P/
あれからもうそんなにたつのか
621 :
1/2:2005/10/16(日) 10:00:57 ID:???
俺は超能力を持っている。
俺の能力は、瞬間移動。瞬間的に一定量の物質を別の場所に移動できる。
少しずつ近くにしか移動できないが、いつか俺の能力が役に立つ日が来ると信じている。
そんな俺も普段の生活は庶民的だ。
今日は蟹喰い放題の店にやって来た。
開店サービスで1000円で喰い放題なのだ。
さすがに店は満員で、店の前には長蛇の列ができていた。
店は高層ビルの一階にあった。
ビルは新築で、まだテナントがほとんど入っていなかった。
外壁はシースルーになっており、内部の様子が外から伺える。
行列に並びながら、何気なくビルの上の階の様子を見ていた。
なにやら、沢山のボーリング玉を屋上に運んでいるようだ。
最上階はボーリング場になるのだろうか?
それにしても玉が多い。多すぎる……発注手違いか?
ビルの屋上がボーリング玉で埋め尽くされている。
それでも玉がまだどんどん屋上に運ばれている。
おいおい、大丈夫か? 嫌な予感がした……そのときだった!
622 :
2/2:2005/10/16(日) 10:01:44 ID:???
最上階の一室の天井がボーリング玉の重みに耐え切れず、崩壊した!
と、同時に大量の玉が最上階に雪崩落ちた。
ボーリング玉は最上階の一室を埋め尽くしたが、すぐ壁が壊れ、玉は隣の部屋へと雪崩れ込んだ。
隣の部屋もいっぱいになると、今度は最上階の床が崩れ、玉は下の階に落ちていった。
やばい!このままでは玉は一階まで落ちてくる!
並んでいる人に怪我人が出てしまう!
俺はあせった。しかし、今こそ俺の能力を発揮するときだった!
俺はビルの一室のボーリング玉を瞬間移動で外側の部屋へ移動した。
同時に外壁がくずれ、ボーリング玉はビルの隣の川へと落ちていった。
よし、これなら安全だ。
しかし玉はつぎつぎと屋上から落ちてくる。気を休める暇はない。
ビルの中のボーリング玉を次々移動させ、一階の人たちを守るのだ!
俺の名は「ロットロット」。さあみんな、俺の雄姿を見届けてくれ!
>>623 このゲームこんなに深い設定だったのか
このスレも何処までも行けそうな気がしてきた
「つまりこういうことである」で深みが一気になくなる罠
そしてそれがいい
私はね。
あなたが子供の頃に居た存在。
貴方を見てきた小さな家族。
ごめんなさい。
私にはオーケストラはできないの。
小さなオルゴールがせいいっぱいなの。
映画を見せる事は出来ないの。
紙芝居がせいいっぱい。
みんなともっと遊びたいの。
あなたにわらってほしかったの。
私を買ってくれた人。
みんなありがとう。
…少しだけあなたのお母さんの気持ちが分かった気がする。
明日もまた、会えると、いいな。
最後にごめんね。
私はこれ以上変われないの。
ーファミコンー
>>628 お前にはとっかえひっかえいろんなモノを突っ込んだよな。
デカいのや、光るのや、コードが垂れてるのもあった。
さんざん楽しませてもらったもんだ。
別のアナに挿した時は、感じ方がぜんぜん違ってコーフンしたぜ。
今は遠い海の向こうで、年端のいかないガキ共とよろしくやってるらしいな
まだ現役というのはスゲーぜ。
紛らわシリーズとは違うんだから
でも、引っかけネタが以前あった気が。
(前フリで明らかに落ちが読める・・・と思ったら全然違うってのが)
1912年3月29日 南緯80度付近
『今やなんら好転の希望は持ち得ない。我々は最後まで耐えぬくであろう。
しかし身体は刻々と弱りゆき、終局は近い。
残念ながら、もはやこれ以上、書き続けることはできそうにない。 -R.スコット
最後の書き込み。主よ、願わくば我らの家族を見護りたまえ。』
スコットはもはや何も感じられなくなった手で、ペンを置いた。
テントの外では吹雪が――ここ数日と同じように――猛り狂っている。
燃料と食料は既に底をついた。救援の望みはない。
生きて再び故国の土を踏むことは、永遠にないだろう。
スコットは目を閉じて、英国南極探検隊がたどった道のりを思い返した。
思えば苦難の連続だった。持ち込んだ馬もエンジンそりも
氷点下50度という酷寒の中ですぐに役立たずになり、
300kg以上の荷物は、探検隊の5人が人力で引きつづけてきた。
南極点から吹きつける猛烈な向かい風や、いたるところにクレバスが
口を開いて待っている過酷な氷河登攀。
そうした困難を乗り越え、ようやく南極点に到達したスコットたちが
目にしたものは――ノルウェー人たちの残した国旗だった。
『かくして人類初の南極点到達の栄光は、ノルウェーの捕鯨船長が手にした、か』
探検隊のメンバーはみな誇り高き男であったから
口にはしなかったが、その落胆はいかばかりであっただろうか。
帰路、まず一番若いエバンスが怪我によって逝き、
重度の凍傷に罹ったオーツスは、自ら吹雪の中に姿を消した。
スコットはわずかに首を動かし、狭いテントの中を見回した。
ボワーズとウィルソンが横たわっているはずだが、気配は感じられなかった。
死んだのか。いずれにせよ、自分も同じところにいくのは、そう遠くはない。
そしてスコットは再び目を閉じ、そのときを待ち続けた。
「けっきょく南極大冒険」
ドルアーガの塔
僕はギルガメッシュ。黄金の騎士。恋人のカイがなんか知らんけど捕まった。今回はそんな台本らしい。
しょうがないから助けにいかないといけないけどなんか60階って正直しんどい。
けど台本にはそう指令でてるし、競演のモンスター俳優座の人たちも仕事で塔で待機してるから
演じるしかないんだよね〜
ゲームブックでのドルアーガのほうが著作権使用料だけでわざわざ動かなくていいから楽にギャラもらえたのに。
まったく。。。
階数が多いからその分ギャラも分配で僕への配当も少なくなるし。監督は全くわかってない!
だからプレイヤーにいっておく!ぼくもうこれで引退する!
これ終わったらギルガメッシュの名前やめてコナミにいく!ナムコさんお世話様!
>>634のギルガメッシュはイシターの復活でヒートボディかけられまくって
死ぬ前にトンズラする肝か?
ナムXカプのドルアーガパートがすっかりゲームブックネタなのは
嬉しかった反面、知らないヤツが見たら(゚Д゚)ハァ?だったと思うんだが…
俺は戦っていた。
何の為に?
それはもう分からない。
俺の存在を見つけてくれるものは居るのだろうか?
迷いなど捨てたはずだった。
分かっている。
勝ち目のない戦いだと言う事は。
逃げる事無く戦う俺を笑う物も居れば勇気付けられる物も居るはずだ。
まだ頑張れる。
「負けることなどありえない」
そう信じる事が大切なんだ。
セガー戦いの果てにー
>634-635
ゴメン、話が読めないんだけど
なんか権利問題のトラブルでもあったの?ドルアーガって
>636
セガってハード限定だと負けたけどムシキングとかおもちゃ全体の
利益でいったらまだやっぱ勝ち組企業だよな
弟「兄貴ィ、臭ェなあ、下水道ってのは」
兄「そうだな」
弟「兄貴ィ、あの話知ってるか?NYで飼いきれなくなったワニがトイレに
流されてよ、そのまま繁殖して地下にウヨウヨいるって噂!」
兄「ああ、そうだな」
弟「兄貴ィ、配管みつかったけど凄ェヘドロだぜ、ウォエップ」
兄「そうだな」
弟「!兄貴ィ、何かいるぜ!やっぱ噂って本当だったのかよ!?」
兄「ああ、そうだな」
弟「!!ゲェーーッ!兄貴ィ、亀だぜ亀!ワニじゃなくて亀!でけぇ!!」
兄「そうだな」
弟「ウッゲーー!!兄貴ィ、カニだぜカニ!何か電気系もイカれて放電してやがる!」
兄「……ちったぁ、黙って仕事しやがれ」
弟「……ンだとォ?テメーの糞女に頼まれたからって、何で俺まで配管工の真似
しなきゃなんねーんだよ!」
兄「……おぅ、口応えか?いつからそんなに偉くなりやがったこのロクデナシが」
弟「っせんだよコラ、やんのかコラ」
兄「上等だァ、覚悟しやがれ!」
〜仲よきことは美しき哉〜マリオブラザーズ
部屋が明るくないと眠れない兄と部屋を暗くしないと眠れない弟のケンカ
天才プログラマーと呼ばれている私は現在、とあるソフトの開発を任されていた。
ペナントレースのシミュレーションソフトだ。
日本ではもうすぐ95年度ペナントレースがはじまる。
有力候補の一人が、優勝をより確実にするために頼んできたのだ。
私は悩んだ。そんなソフトは今まで作ったことがなかったからだ。
膨大な過去のデータを入力し、試行錯誤を繰り返した。
悩み、悩み、ひたすらに悩んだ。
数え切れないほどのプロトタイプを作り、そして消去した。
莫大な時間を費やした。眠れぬ夜が続いた。開発は不可能なのか、そう思った日もあった。
だが、私は諦めなかった。監督は私を信頼し、私の能力を買ってくれたのだ。
期待を裏切るわけにはいかない。
私はこれまでの人生で身につけた技術と知識のをすべてつぎ込み、
誇張ではなく、本当に指先に血が滲むまでキーボードを叩き続けた。
そしてある日、ついに……。
「完成した!」
私は連日の徹夜で疲れていることも忘れ、ソフトを片手に車を飛ばして監督のもとへと急いだ。
「やった、やったぞ!」
彼の部屋のドアを開け、大声で叫ぶ。
「頼まれていたソフトが完成しました!ペナントレースのシミュレーションソフトです!!」
優勝候補の一人である彼は、何故かそれをやっていて苦虫を噛み潰したような顔をした。
何故だ?その態度を不思議に思った私に向かって、彼はこう言った。
「ウチノユニフォームガチガイマース」
-シミュレーションプロ野球-
>>245の改変・・スマソ
199X年春…
昨年のドラフトで期待の新人が入団し
その期待度を買われて始めてマウンドに立つことに…
チームは毎年弱かった、だからこそ開幕投手を新人に任せた!
その開幕戦に事件は起こる。
注目の第1球だった…
1番バッターはいきなりスクイズの構え。
確かに足は速い選手だ、スクイズは当然だろう!
がっ、バントした姿勢のままバットに球が当たった瞬間大きく飛んでいく球。
なんとバントでホームラン。
あまりの精神的ショックにピッチャーの体はその場で崩れてしまい担架で運ばれてしまった。
そのピッチャーはたった1球投げただけで、その投手生涯を終えてしまった。
萌えろプロ野球w
どれだけの間、気を失っていたのかは分からない。
ただ、気が付いた時には辺りは闇と静寂が支配していた。
自分の姿すらも見えないほどの闇。
出口を探そうにも何も見えないのでは、どうしようもない。
俺はしばらくの間、呆然とそこに立ち尽くしていた。
すると突然、目の前に石でてきた床と一枚のメモが“出現”した。
(何なんだ、いきなり……)
俺はメモに近づき、手にとった。
――生き残りたければ捕獲せよ――
それを読み終わった瞬間、大量の情報が頭の中を駆け巡った。
目眩がする、吐きそうだ……
(今のは何だ。それに、キューブ?)
突如、床が揺れ出し、奥の方の床が迫り上がってきた。
どうやら床は、一辺5、6メートル四方の立方体でできていたらしい。
それは転がりながら、こっちに近づいて来る。
俺は全てを理解した。
(いいだろう、やってやるさ。)
そして、俺は“捕獲”を開始した。
I.Q - Intelligent Qube "Case of Eliot"
643 :
642:2005/11/04(金) 19:59:58 ID:???
スマソ、誤字発見。
8行目のとこ、「〜石でできた」の間違い。
固い事は言いたか無いが、取り合えず板が違うな
>>644 そういうのは次スレ建てるときに言ってくれ
今の状況じゃ、何も出来ないだろう
そうか
647 :
NAME OVER:2005/11/08(火) 00:54:17 ID:eIaOzFBt
一人称が多いのはなぜ?
648 :
NAME OVER:2005/11/08(火) 23:23:44 ID:mCsYajfD
>>641 スクイズはランナーが3塁にいる時にしか出来ないんだが…。
>>648 バント姿勢からホームランが出る世界にケチつけてたらやってられないお。
>647
書いてみるとわかるが、初心者でも書きやすい。
三人称は視点を常に意識して書く必要があるので、少し難しい。
意気は揚揚、差す陽は燦々。俺は爛々、駆け出した。
風になる感覚はいつも、今でも変わらない。
空に当たり前の様に浮く煉瓦の様な固まりも、地に当たり前の様に根差す大量の土管も、
これからまた俺が乗り越えて行く。遥かにあるその目的の為に。
ふと見えたのは、昔からある障害。
茸が、あるいは栗がこちらを睨んで歩いてくる。
「踏み潰してやるさ。いつかの様に」
呟いて、跳ねる。
高く、前に、風になるように。
そして、落ちる。
足は地面を踏み、茸が、あるいは栗が怪訝にこちらを睨む。
眼の前で。
避けられない。
―――20年目のスーパーマリオブラザーズ
1-1の悶死
>>649 いやいや、別に燃えプロの理不尽な世界にどうのこうの言ってるわけでは無いんですよ;
正しくは
1番バッターはいきなりバントの構え
確かに足は速い選手だ、バントは当然だろう!
になるんではなかろうかと…。スクイズというのは、投手のモーションと同時に3塁ランナーがホームに突っ込み、打者は何が何でもバントするという作戦だから;
初回に1番打者がスクイズは出来ないんだよな。
あとどうでもいいんだけど燃えプロには1番打者でバントでホームラン出来るキャラはいないよな。
653 :
NAME OVER:2005/11/23(水) 09:14:07 ID:YzNZsiXU
hosyu
年末
新たな神の出現を信じて保守age
その娘は私にこんな事を話してくれました。
「今日がずっと続けば良いね、明日が希望で満ちていたら良いね。」
その娘は私に言いました。
「私にはなぜ貴方が生まれてきたか分かるよ。この世界が好きだからだね。」
さらにその娘は言いました。
「平和って…なんだったんだろ…でも貴方が居ると少しだけ希望が持てる。」
「だって貴方は」
「動かない、ただの鉄。だから信じてる…」
彼女達は皆死んでしまいました。
もうこの星に優しい命はありません。
爆弾を持ち、この星を守るために戦った戦士達。
皆死にました。
誰も話す人間が居なくなった時、やっと私が動いたのです。
対して中身の無い、ただの鉄くずの生命維持装置が。
私を動かすのはどんな「「重さ」なのでしょう。
今日も吹き飛びそうなスーツのみが戦いを続けている訳は誰も知りません。
ーボンバーキングの世界ー
保守age
「う…頭が痛い…」
僕が目を覚ましたとき、僕が生まれ育った村は
すでに火山の溶岩に飲み込まれ、この世から消えていた。
僕が普通の人なら、ここで家族や親しい人たちの死を悲しむか、
これからどうするのかを思案している所だっただろう。
しかし、僕は自分でいうのもなんだが、とても頭が悪い。
フラフラでありながらも、僕は村を離れ、旅を始めた。
道を歩いているととても柔らかそうな花が咲いている。
僕は無意識のうちに巨大な頭を生かしたヘッドアタックをその花に仕掛けていた。
「PC原人」
「ねぇ、私のことどれくらい好き?」 彼女が俺に伺ってくる。
今日はこれで3回目だ。
彼女にこう聞かれると俺は作業の手を止めるしかなくなる。
ひどい時には一日に何十回も聞かれる。
「とっても好きだよ」 こんな言葉では彼女の心は満足させられないこともわかってる。
「じゃぁ、いつもの『アレ』やって♪」 そう、これをしなければ彼女は満足してくれないのだ。
こうして今日も俺は彼女を満足させるために叫び続けるのだ。
ーファミリーベーシックV3−
661 :
NAME OVER:2006/01/27(金) 14:14:28 ID:BIq75Gb8
それは異世界から突然やってきた。
手足が顔から直接生えており、その顔は常に笑顔であるという特異な風貌をしていた。
なによりその体は全くの黄色であった。
人類はその異形のものに接触を試みた。
彼らは、友好的に人類と接し、知能も人類よりもはるかに優れていた。
なにより彼らは人類の言語に興味を示した。
そのうちに彼らは人類が知りえるほぼ全ての言語を理解した。
ここからが悪夢の始まりであった。
彼らはある日突然に人類の脅威へ変わった。
全ての言語を習得した彼らにはもう人類はただのおもちゃにしか過ぎなかったのだ。
人々は彼らによって文字のパネルへと変えられていた。
死ぬこともゆるされず人々は文字となり今日も言葉を作っていく…
朦朧とした意識のなかで人々は文字となり、言葉となり彼らを満たしていくのだ。
今日も彼らは己が欲望のために言葉をつくる
「ぴったんぴったんもじぴったん…」
『―もじぴったん―』
662 :
NAME OVER:2006/01/27(金) 15:00:59 ID:Gt6fobuo
私はつい先日まではサラリーマンであった。年令は30代も半ばである、
某国立大学を現役で卒業し、外資系の企業に勤め、年収も同年代の人間と比べればかなりのものであった。
このまま順調にいけば5年以内には管理職にも就けただろう、、周囲から見れば何一つ不自由無い順風満帆な人生であった、、
しかし私には幼い頃からの夢があった!!その夢の為に私は、安定した今までの生活を捨てる決心をし、南米へ飛んだ
私は今までの貯金を使い果たし夢の為準備を進めた、地面を掘り起こし大規模な工事を施した
私が幼い頃から思い描いていた夢、それは、、
冒険家である、。地底の秘境を巡り財宝目指した冒険が今始まる、、、
唯一の不安、、それは私は少々体が弱いことである
>663
>1
665 :
NAME OVER:2006/01/28(土) 21:05:56 ID:eWkVA8ye
「世の中に、そんな美味い話は無い」
世間ではよく言うけど、まったくその通りだったよ
今にも落ちそうな複葉機で飛びつつ
男は呟いた・・
そう 今から数ヶ月前の事
パイロットを憧れていた俺は
飛行訓練生募集ってのに飛びついたよ。
「体さえ丈夫なら誰でもおk、お金の心配も有りません」
今思えば美味すぎる話だったんだ・・。
そこで習ったなのは、離陸の仕方のみ
後はギリギリの燃料で敵の間を抜けて
爆弾を落とせだとよ。
無理じゃねぇのか?
絶対これは練習じゃねぇ! 実戦だよな?
スカイキッド
何か音を感じた
誰かが僕を弾き飛ばした、何度も何度も弾き飛ばした
最初は苦痛だったがその内に浮遊感が気持ち良くなってきた
そんな感覚に身を任せた日々は幸せだった
ある時にどこからか音が聞こえた
「飽きた」
そんな音と共に僕は闇に落ちた
意識を取り戻した僕はまたあの快楽を味わう為に同じ場所で待っている
ピンボール
668 :
NAME OVER:2006/01/30(月) 16:55:25 ID:O2t9uqA5
669 :
1/2:2006/02/05(日) 10:12:37 ID:???
今俺は洞窟に来ている。
どうやらここになにかがあると言うことだけ。
噂を聞きつけたのか・・・ここには大量のライバル達がいた。
しかし、こいつらに負けるわけには行かない。
洞窟は深い。数々の罠。数々の敵。
中で力尽きる事もあるだろう・・・
だけど、俺たちは進むしかないんだ。
ちっ、モンスターだ。やばいな・・・
俺の体の倍以上はある。
しかも数えられないぐらいに大量に襲ってきた。
ここは逃げるしかないか・・・
だが、ここは酸の道。うまく体がうごかせねぇ。
周りの奴らがモンスターに頭から食われてやがる・・・
ここで半分以上はモンスターにやられてしまうかもしれない。
くそ!俺は生き延びてやるぞ・・・
まぁ、他の奴らを食っている間に逃げれるってもんだ。
せいぜいおとりになってくれや。
おいおい?酷いなんて言うなよ。
強い者が生き残り弱い者は死ぬ。
生き抜いた者だけが栄光を得る。
これが生きるって事だろ。
670 :
2/2:2006/02/05(日) 10:13:07 ID:???
進んでいる内に洞窟を抜け広い部屋に出た。
どうやら、右と左の二択らしい・・・
この洞窟にはいって15時間。もう体力もほとんどない。
間違うことは許されない。右か左か・・・どちらかは罠だろう。
悩んでいても仕方ない・・・右にすることにした。
行き止まりだ・・・・ちくしょう・・・・
もう戻ってあっちの道に戻る力はねぇ・・・
ここには何十人とたどり着いたらしい・・・
ここで力尽きた者もいる。
もうここで終わりか・・・・もうここにはいって20時間が経過している。
その時だった・・・・丸い光の球がこちらの方に向かってきた。
俺はそいつに近づいた。
これが俺の目的。このために俺は生まれてきたんだ。
俺は光の球に飛び込んだ。
そして光の球と同化した・・・そして・・・
「くるくるランド」
こんな過疎スレで粘着かよ
貴方は死んでしまったのよね、でも追いかけてしまうの
色んなところへ行ったね世界中を飛んだね
今は私の頭がトンでるみたい
ほら見て、NYのあかりがとてもキレイよ
フランスとかも行ったね楽しかったね
あらやだ、自転車ふたり乗りした時に轢いた
ネコちゃんのこと思い出しちゃった
じつはあの後、助けてこっそり飼ってたの
でもその子も今年の始めに死んじゃったの
あらやだ、どうしたらいいの
ふたりでくちびる寄せあって食べた
とんがりコーンのことも思い出しちゃった
今はひとりで食べたら鉛みたいな味
貴方はどこにいるんだろうね
インドのガンジス川にでも飛び込みたいな
空を見上げたら風船がふわふわしてる
あれはきっと私が子供だった時
遊園地でもらって、だけど手放しちゃった風船
もう、何もかもが遠い夢のようだね
救急車の音が聞こえるよ
少し違うね、もしかしておまわりさん?
だんだん近付いてくる、恐い恐いよ
私のところへやっぱり来るの?
そしたら投げつけてやるわ、この缶を
中には液体が入ってるわ、いい匂いがするステキな液体よ
私、今、とってもキモチイイのよ、だけど…
貴方は死んでしまったのよね
シティコネクション
676 :
テトリス:2006/03/02(木) 02:22:08 ID:???
猿はブロックを積み上げる。
驕りの末に神の領域に手を出さんと作り上げ砕かれたバベルの塔を再建するために。
失われた英知を取り戻さんと。猿であることに我慢がならぬと。
知への渇望がそうさせる。積み上げるたびに猿はそれ以上のものへと近づいていく。
猿は知らない。隙間なく積む知恵を持つ賢者はおのずから下がり、決してそこへは手を出さぬということを。
猿は知らない。いかな非道の技術であろうとも、一度手にした灯火を手放すことはできぬということを。
積み上げることそれ自体が過ちとも思わず、猿はブロックを積み上げる。破滅へと通じる塔を登るために。
保守
何人の仲間が逝っただろう
何体の相棒が逝っただろう
数えるのも馬鹿らしくなってきた
それでも俺は、やらなきゃならない
神の作った試練で、神をも畏怖する結果を残すまで
気まぐれで、時に残酷な試練
でも俺はやらならきゃならない
でも俺は超えなきゃならない
仲間達を殺した、この神を平伏させるまで
エイキサイトバイク
――血脈や遺伝子の問題ではない。私はこの世界で唯一の、人類の子孫なのだ――
空虚吹き抜ける大地を練り歩きながら、ロボットはそう思っていた。
2XXX年。人類の産んだ科学はエゴと共に肥大し、やがて心忘れた炎が世界を包んだ。
そして全ての生命は死ぬ。自らを葬った文明を抱いて。
だが一体のロボットが生き残った。運命の忘れ物であり、唯一の生存者。
『何故私が』そんな疑問に答える物はもう居ない。
『メトロイド』彼に付けられた名を呼ぶ物も、もう居ない。
――人類失きこの世界で、人類に作られた私は、唯一人類の子孫――
そんな思いで練り歩く。練り歩く。
『ピピッ!』突如生態反応を確認する。
しかし彼は動じない。放射能によって産まれたモンスターなど、幾らでも見てきた。
それに彼の行動はもう決まっている。『敵は銃で倒す』それだけだ。
そしてまた練り歩く。歩を進め、殺し、歩を進め、殺す。
かつて自分を創造した人類のように。かつて自分の祖先であった人類のように。
目の前の物を殺せとプログラムした、あの冷酷な長髪の女技師のように。
練り歩く。敵は銃で倒す。練り歩く。敵は銃で倒す。
彼は繰り返す。あの冷酷な人間に近づクタメニ
「某メトロイド紹介文」
そろそろageとかないと死にそうだ
スレ死判定は位置じゃなくて最終書き込み日時
682 :
NAME OVER:2006/03/28(火) 23:48:51 ID:37npQfSp
スーパーマリオブラザーズ
僕の名前は大河原定男。髭がチャームな53歳。
今日はクラブ・キャッスルにいき、人気ナンバーワンの金髪のジェニーに逢いに行く!
しかし、キャッスルと名乗るホモバーに行かないように気を付けないとな
20XX年、人類は体を動かすことがなくなり肉体が衰えていました。
元凶は、ロボット工学の父と呼ばれる天才科学者Dr.ワイリーです。
もっとも、彼は人類の暮らしをよくするためにロボットを作っていただけなのですが…。
ともあれ、波動拳などの必殺技で名を馳せた格闘家でもあるDr.ライトは
人類に体を鍛えることの大事さを教えるために
世界中のロボットを片っ端から破壊しようと考えました。
そのために彼は、息子であるロックの肉体を改造し、
ロボット破壊者『ロックマン』に仕立て上げたのです。
ロックマンは世界各地で土木作業用等のロボットをことごとく破壊し、
ついにはワイリー博士の研究所までも襲撃しました。
ワイリーはロボットを駆使して抵抗しましたが、とうとう屈服。
人類を堕落させた償いとして自ら率先して体を鍛えることを誓わされ、
その場で腕立て伏せをさせられるのでした。
ROCKMAN
685 :
2/2:2006/04/09(日) 01:32:44 ID:???
あるところに、顔も性格も服装もそっくりな4兄弟がいました。
その4人の違いと言えば、着ている服と名前ぐらいにそっくりです。
4人はそのことでいつも喧嘩をしています。
「おい、お前キャラかぶってんだよ。」
「赤は俺の色なんだよ。」
「今日はおれが青な。」
「赤、青、緑、ときたら
普通次は黄色かピンクだろーが。」
「赤レンジャー、青レンジャー、緑レンジャー、でまた赤レンジャーっておかしいだろ?」
こうして・・・・
4人は自分たちには個性というものがないと気づきました。
4人は旅立ちました。
自分探しの旅です。
きっとこのさき色々な自分を発見することでしょう。
のちのち、成長した4人はありのままの自分の姿が
一番良いと気づく事になります。
でもそれはずっとずっと先のお話です。
「ファイナルファンタジー3」
今日も可愛い女の子が道を歩いている。
怪しまれないように女装し、お持ち帰りに行こう。
サツが町中をうろついているが、どいつもこいつもボンクラ揃い。
目の前でマンホールを開けてやれば勝手に落ちていく。
むしろ、恐ろしいのは包丁を持った変質者だ。
奴がいる精神病院には近づくな。魚のマークが目印だ。
『おにゃんこTOWN』
>>685 ハウスアニメのナレーター風 いいじゃん
そらち まいこには幼い頃からずっと掲げ続けていた一つの夢がある。
知る人ぞ知る無敵のエースピッチャー。
ゲームはおろか、球場すら支配する絶対的存在。
不動のエースとしてマウンド上に君臨するだけで歓声が沸き起こり、相手バッターは戦慄する。
洗練された美しいフォームから放たれる球は七色の軌跡を描き、どんなバッターであれ
触れる事は許さない。何よりも、勝つ。必ず勝つ。負けの二文字は決してない!
そんなかっこいいエースピッチャーになろうと、ただひたむきに自分を鍛え上げてきた。
しかし。
夢に向かって一直線に突き進むまいこの前に、いつも壁となって立ちはだかる少女の存在があった。
「まさかあのみちこと高校まで一緒なんて…本当に悪夢だわ」
彼女の名はさわむら みちこ。小学生の頃から何故か所属するソフトボールチームが一緒のチームメイト。
優れたピッチング技術を持ち、常にエースとして君臨してきた最強のピッチャー。
これまでまいこはみちこを超えようと努力に努力を重ねたが、一度たりともエースの座を奪えた事はない。
超えられない壁の彼女が同じ高校にまでいるとなると、この後の展開もきっと同じだろう。
「ソフトボール部に入部してもみちこがいる限りエースにはなれない…。それなら、私は!」
そして、まいこは思い切ってソフトボールから野球に転向した。
夢園商業高校初の、野球部の女性部員が誕生したのである。
しかも野球部にはピッチャーができる選手はいても、ピッチャーのポジションにつく選手はいない!
理想の環境に辿り着いたまいこは、この野球部からエースへの道を一歩ずつ着実に歩み始める
…はずだった。
「今日から野球部に入部したさわむらみちこです!よろしくお願いします!」
「えっ、みちこ!?あんたソフト部だったんじゃ…!?」
「みずもり監督とだいもんじ主将がどうしても野球部に来てくれっていうから…断りきれなくて。
まいこの方は何で野球部にしたの?」
「………………」
結局、まいこは熱血野球大会においてもエースピッチャーとしてスタメン出場する事はなく、
控 え の ピ ッ チ ャ ー として参加していたらしい…。
『ダウンタウン熱血べーすぼーる物語 夢園商業高校ストーリー』
窮地に立たされて始めて判った、俺も動物なんだって事がな。
まったく馬鹿げた話さ、俺がその手を離さなければこんな事にはならなかったのに。
火の手もそこまで迫ってきた、恐らく俺達はもう駄目だろう
だがしかし!せめて子孫を!
俺の意思を引き継いだ光をこの世に残すんだ!!
そして全てを託す
ヒャッホーイ交尾だ交尾しようぜコウビイイイイイイイイイイイイイイイイ
テラキモチヨス
バイナリーランド
窮地に立たされて始めて判った、俺も動物なんだって事がな。
まったく馬鹿げた話さ、俺がその手を離さなければこんな事にはならなかったのに。
岩石がそこまで迫ってきた、恐らく俺達はもう駄目だろう
だがしかし!せめて子孫を!
俺の意思を引き継いだ光をこの世に残すんだ!!
そして全てを託す
ヒャッホーイ交尾だ交尾しようぜコウビイイイイイイイイイイイイイイイイ
テラキモチヨス
バナナ
1895年、ロンドン。
アップル伯爵家の令嬢・マーガレット嬢が突如誘拐されるという事件が発生。
伯爵家の当主・アップル伯爵は何十人もの探偵を雇って令嬢の行方を捜索するが、
その行方はまったくもって知れなかった。
依然として進まない捜査に業を煮やした伯爵は、最後の頼りとばかりに、
高名な探偵、シャーロック・ホームズに令嬢の捜索を依頼する。
手ごたえある事件を予想したホームズは半ば嬉々として捜査に乗り出したが、
彼が不満を覚えるほどあっさりと犯人の目星はついた。
犯行を行ったのは「パパイヤ団」。
イギリスの裏社会を支配する大規模なマフィア組織であり、
伯爵の大捜索にも関わらず令嬢の手がかりさえ掴めなかったのは、
探偵が彼らの暴力的手段による報復を恐れたが故だったのだ。
既にホームズの住むベーカー街にも、
市民に扮装したパパイヤ団のヒットマンらしき連中がうろつき始めた。
恐らく、イギリス中のどこに行こうと彼らは追いかけてくるだろう。
これはバリツ(武術)使うことになるかもしれない─
ホームズはこの事件が頭脳よりも肉体を酷使するであろうことを予感し、
例え命を狙われようとも、確たる証拠を掴みパパイヤ団を壊滅させることを誓うのだった。
そこまでしなくてもよいではないか─
彼の傍らにいるワトソンはそうも思うのだが、
まったく、彼の正義への追求心と真実への追究心は子供じみていると思えるほど高潔であり、
この事件から手を引こうなどという考えは微塵も頭を過ぎらないようであった。
今、イギリスにホームズとパパイヤ団の死闘が始まろうとしていた。
「シャーロック ホームズ 伯爵令嬢誘拐事件」
<<ソルバルウ、今日は俺の誕生日だ。プレゼントにはスペシャルフラッグを頼む。>>
「ゼビウス」
693 :
NAME OVER:2006/05/21(日) 15:58:39 ID:uBGEPbOn
――血脈や遺伝子の問題ではない。私はこの世界で唯一の、人類の子孫なのだ――
空虚吹き抜ける大地を練り歩きながら、ロボットはそう思っていた。
2XXX年。人類の産んだ科学はエゴと共に肥大し、やがて心忘れた炎が世界を包んだ。
そして全ての生命は死ぬ。自らを葬った文明を抱いて。
だが一体のロボットが生き残った。運命の忘れ物であり、唯一の生存者。
『何故私が』そんな疑問に答える物はもう居ない。
『メトロイド』彼に付けられた名を呼ぶ物も、もう居ない。
――人類失きこの世界で、人類に作られた私は、唯一人類の子孫――
そんな思いで練り歩く。練り歩く。
『ピピッ!』突如生態反応を確認する。
しかし彼は動じない。放射能によって産まれたモンスターなど、幾らでも見てきた。
それに彼の行動はもう決まっている。『敵は銃で倒す』それだけだ。
そしてまた練り歩く。歩を進め、殺し、歩を進め、殺す。
かつて自分を創造した人類のように。かつて自分の祖先であった人類のように。
目の前の物を殺せとプログラムした、あの冷酷な長髪の女技師のように。
練り歩く。敵は銃で倒す。練り歩く。敵は銃で倒す。
彼は繰り返す。あの冷酷な人間に近づクタメニ
メトロイド
西暦2100年
人類は突如現れたエイリアン軍によって壊滅的被害を受けていた。
各国の軍事力をもって総力をあげて反撃に出るも遥かに高度な科学力によって
裏付けられた強大な軍事力の前では人類はなす術も無くただ人類の終焉を待つのみとなってしまった。
それから1週間後− エイリアンは地球上の勢力をほぼ制圧、地球に侵略部隊を地上に派遣し本格的な侵略行動を開始した。
生き残った数少ない人類も、自らの文明と種は完全に消滅すると覚悟をしていた。
もはや人類の命運も風前の灯なのか−
だが、人類はまだ諦めてはいなかった。
その殆どがエイリアンにより壊滅的な打撃を受けながら極東にある小さな島国日本は比較的被害が少なくまだ僅かながら人類が生き残り、
エイリアンに反撃するための分析を進めていた。
思案の末に官民によるある反撃計画が計画された。
これは二足歩行ロボットの基礎を確立したホンダと戦闘機などのノウハウがある三菱重工が中心となり開発した試作機イクスペルを投入し
地上侵略部隊を撃破、排除した後地球から5000キロに位置する敵機動部隊の中核の指令艦を撃破する作戦である。
だが、壊滅的打撃を受けた今満足に物資を調達することも叶わず、製造されたイクスペルは1機のみ、また満足な調整もできないままの出撃であった。
だが、敵の侵略部隊の魔の手は刻一刻と迫っている。
猶予の時間は無い。
今、人類の存亡と未来をかけて白い機体が一筋の光を描きながら滑走路から飛び立って行った。
フォーメーションZ
これってストーリーあったんだな。
書いた後で気がついた。
>>693 ニンテンの仕掛けた実際のドンデン小ネの方がおもすれー
696 :
NAME OVER:2006/06/06(火) 19:32:06 ID:FxTrGfEI
俺より強い奴に会いに行く
フィールドコンバットネタ書いてる人はサターンのゲーム天国やることをおすすめする。
ぜってー後付け設定(っていうかキャラ後付け)だと思うが。
698 :
NAME OVER:2006/07/23(日) 22:05:46 ID:MeyEFeoI
忍者。それは本来ならば偵察活動を主とするものである。
しかし、彼ら忍者を、銃の普及した時代だからこそ合戦で使おうと考えた領主がいた。
銃というものは、貫通力が高い。しかし、弾込めには時間がかかる。
銃の威力の前では黒装束だろうが鎧だろうが同じことである。
ならば、身軽な忍者を、現在で言うゲリラ部隊として使った方が効果的ではないかと考えたのである。
その証明のために彼は非情にもある村を「実験場」として使った。
それを提案したのは仙人のような姿の、忍者のかしらであった。
2月のある日。ついにその実験は開始された。
領主の期待通り黒い装束に身を包んだ忍者達は効果的に村を破壊していく。
そのとき、1人の農民が家から出てきた。
1人の忍者が手裏剣を投げつける。
男はその手裏剣をたやすく避けて見せた。
忍者の間に広がる動揺。
男の後ろにいた忍者が手裏剣を投げた。
ドカッというものの刺さった音。
誰もが死んだのは農民の方だと思った。
違った。忍者の喉に農作業で使う鎌が刺さっていた。
しかも鎌を投げた農民は、振り返りすらしていない。
続けて八方にいた忍者達が次々と鎌で殺されていく…。
村の忍者をあらかた片付けた男に村人が近づいていく。
「ゴンベさん…。アンタ一体…」
ゴンベと呼ばれた男は、言った。
「俺の過去などどうでもいい。俺はこれから城に乗り込み、馬鹿げた領主をぶっ飛ばしてくる。」
『いっき』
時は戦国。
伊勢の國に武家の名門、柳生家に1人の跡継ぎがいた。名を八兵衛と言う。
槍術に優れるだけでなく、忍びの中でも特殊な部類の武器である鎌の扱いにも
熟練していた。
そんな彼に心ひかれる多くの腰元(城に住み込みの女官)たち。
だが彼はそんな女性たちには見向きもせず、地位を捨て、野に下る―
数年後、伊勢の城主である伊勢の守忠明は舟遊びの最中、領民に紛れた
隣国の忍びに討たれてしまう。
そして後を継いだ基明は父を討った忍びを家臣に捜索させる。
そんな中、数年前に出奔した1人の漢の存在を知る―!
今、1人対1国1城の人知を超えた熱き戦いが幕を上げる!
世界中に感動のうねりを巻き起こした名作ゲーム「いっき」オープニング
さらば愛しき腰元よ、より抜粋
700 :
NAME OVER:2006/08/10(木) 09:42:06 ID:hb/SKGNo
そのうちなんか書くから期待せずに待っててくれ。
待つ人も居ないか…
いやいや、そうでもないぞ。
こちらもネタが思いつかないんだが、お盆の間に何とか頑張ってみようかな。
ロムしかできないが、楽しみに待ってるよ。
ここの職人みんな好きだ。
頑張ってくれ。
それはは、国家間の戦争を回避するために作られたもの。
すなわち、各国が一体ずつ戦闘ロボットを出し合い、一年もの間
戦って、 戦って、 戦い抜いて
最後に生き残った国が4年間の主導権を得ることができる。
今、ここに第13回大会が開催されようとしていた…
−ロックマン−
おまけ。 ロックマンファイト国際条約
・第一条 頭部を破壊されたものは失格となる
・第二条 相手のコアチップを攻撃してはならない
・第三条 最終ステージボスでなければ1度だけ修復し、決勝で復讐する事ができる。
・第四条 ロボットは己の開発者を守り抜かなくてはならない。
・第五条 一対一の戦いが原則である。
・第六条 国家の代表であるロボットは、ゲームバランスを汚してはならない。
・第七条 シャッター奥の部屋がリングだ!
くどくてつまらんね、スマソ。
704 :
1/2:2006/08/11(金) 07:50:41 ID:???
――数分後…俺か、奴。必ずどちらかが死ぬ――
男は、決着の時が近いことを感じていた。
対峙する相手も同様の表情を浮かべる。
彼らが連れていた、それぞれの仲間はいない。
戦場の、遥か彼方でボロ雑巾のように朽ちているに過ぎない。
この場を生きて切り抜けるのは、どちらなのか…誰にも分からなかった。
だが、
(生き延びるのは、俺だがな…)
男には勝算があった。
負ける戦に乗り込むほど蛮勇でも無く、自らの策略を仄めかす程に愚かでもない…
『狡猾』。それが戦場における絶対の力であると男は知っていたのだ。
そう、必殺の図式はすぐそばにあるのだ。
705 :
2/2:2006/08/11(金) 07:53:31 ID:???
十数秒後、「勝利の鍵」が男のいる所に舞い降り、それで決着。
幸い、鍵を持っている「奴」は味方だ。
万が一にも男を売り渡す事はないだろう。勝利を疑う余地が無かった。
男は不敵に笑い、帽子の鍔を少し下げた。
そして…
(3,2,1…今だ!)
男は瞬時に戦場を見回し、そして、驚愕した。
飛来する光球は、帽子の男とは正反対の方角…
阿修羅の名を冠する男に向かって迷い無く、真っ直ぐに飛んでいった。
「ミーーーーートォォォォ!!!!!!」
裏切られた…
男は、その絶望を衝撃によって打ち消した。
−キン肉マン マッスルタッグマッチ−
706 :
1/2:2006/08/12(土) 00:03:24 ID:5JY3Xy0k
俺はとある町の宿屋を営んでいる
歴史も由緒もある城下町、旅にくたびれた冒険者を
心いくまでおもてなししたい。自分の仕事には生き甲斐を感じている
他国の宿屋では、旅人が4人いてもベッドが1つなんていうひどい宿屋もある
そんな宿屋は楽天トラベルの感想欄でさらし者にされてしまう
やはり宿屋はサービスが一番だ
だから、ウチの宿屋は差別化をはかった
まずは、部屋のランク付けをした。高級感あふれるサービスで
ゆっくりと時を過ごしてもらいたかった
1日とは言わず、1週間過ごしてこの宿屋のよさをわかってもらいたい
だいたい、ここの町にはロクな店がない
右隣の店は、誰がどう見てもヌンチャクにしか見えないものを
「伝説の剣かもしれませんよ」と足下を見るぼったくり古物商
左隣は酒場だ。ここには仲間に入れてもらえない「かんてい」という名前の司教が
いつも昼間っから飲んだくれている
707 :
2/2:2006/08/12(土) 00:04:08 ID:5JY3Xy0k
こんな荒れ果てた町にこそ、最高の宿屋を用意したい・・・
それなのに・・・それなのに、旅人はみな、ウチの最高級の部屋には泊まってくれない
格安の雑魚寝部屋も用意してあるのに、そこもいつも空き部屋だ
旅人はみな揃って言う
「1晩だけでいいんだ、裏の馬小屋で寝かせてくれ」
馬小屋で寝てる人から金はとれない。心が痛む。
来る日も来る日も旅人はみな馬小屋に泊まっていく
最高のおもてなしとは何なのか、自己崩壊しそうだ
俺はもうだめだ
隣の酒場に一瞬だけいた「あ」さんのように、存在そのものを消してくれ・・・
Wiz
宿屋の主人いい奴だな。なんか申し訳なくなってきたよ・・・。
次冒険に出たら、真っ先に宿屋へ行ってこう言うよ。
「ロイヤルスイートに一週間」って。
俺も定期的に見に来ている人間だ。
俺もなんか書いてみるかな・・・。
>>708 真っ先に・・・って
ダメージ受けてなかったらロイヤルスイートでもタダだったよな
宿屋の主人だめぽ
711 :
せーがー:2006/08/12(土) 01:30:43 ID:???
今日も君に電話をかける。
君の家の電話は何故か2階に一つしかない。
ピンクのリボンを靡かせながら、慌てて駆け上がる君を眺めて
僕は笑みを浮かべる。
君が僕の為に階段を昇る。
それはつまり僕が君を支配していると言える。
今日も君の家のチャイムを鳴らす。
従順な君には御褒美をあげよう。
玄関の先には、僕の愛が詰ったミルクを置いておく。
今日も君に手紙を送る。
一人暮らしで寂しい君の為に、僕は毎日手紙送る。
今日も君を眺め続ける。
寝てる時も食べてる時もトイレやお風呂の時だって君を眺め続ける。
君を守れるのは僕しかいない。
アップルタウン物語
712 :
井伏鱒二:2006/08/12(土) 01:51:05 ID:???
山椒魚は悲しんだ。
彼は彼の棲家である岩屋から外に出てみようとしたのであるが、
頭が出口につかえて外に出ることができなかったのである。
今はもはや、彼にとっては永遠の棲家である岩屋は、
出入口のところがそんなに狭かった。そして、ほの暗かった。
強いて出て行こうとこころみると、彼の頭は出入口を塞ぐ
コロップの栓となるにすぎなくて、それはまる二年の間に
彼の体が発育した証拠にこそはなったが、
彼を狼狽させ且つ悲しませるには十分であったのだ。
「何たる失策であることか!」
〜ボンバーマン 爆弾で自分を塞いでしまったの巻(リモコンあり)
713 :
706:2006/08/12(土) 02:08:16 ID:???
スマソ
同じようなネタが
>>122の過去ログにあった orz
かぶって申し訳ない
714 :
1/6:2006/08/12(土) 06:14:37 ID:???
昔、バビリムを治める三人の王子がいた。
王子たちは民を愛し、大地を愛し、そしてなによりも、バビリムの女神を愛した。
愛する女神を祭るために、王子たちは天にも届く巨大な塔を建造し、
そのいただきに女神を迎えようとした。
ところが、その神のやしろに、異国の神が女神より先に降り立ち、居座ってしまった。
自分への捧げものを横取りされた女神は、これをたいへんな侮辱とみなした。
女神の怒りは田畑を押し流し、家々を砕き、いかずちで森を引き裂いた。
王子たちは、愛する自国が愛する女神に破壊されていくなか、
飲食を絶ち、大地にこうべを擦りつけ、五日もの間、
ひたすら女神に赦しを請いつづけた。
六日目の朝、王子たちの前に、三振りの剣を携えた女神の影が現れた。
女神の影は、悪魔を覆う氷よりも冷たい声で命じた。
「この剣で邪神をうちはらいなさい」
三人の王子はひと振りずつ剣を受け取ると、
いまや崩れかけた城をあとにし、塔へと向かった。
715 :
2/6:2006/08/12(土) 06:16:31 ID:???
塔は、異国の神の瘴気にひかれた怪物たちの巣になりはてていた。
王子たちは女神の剣を振るい、兄弟の力をあわせ、
また、女神に捧げるために運び込まれていた宝物の力も助けにして、
少しずつ、確実に困難を乗り越え、とうとう塔の最上階までたどり着くことができた。
だが、人の心は、神の姿を直視することに耐えうるよう、つくられてなどいなかった。
一番目の王子と、二番目の王子は、最上階に足を踏み入れ、
異国の神の姿を一目見た瞬間、完全に発狂してしまった。
末の王子は幸運にもまだ階段を昇りきっていなかったため、難を逃れることができた。
先を行った兄たちの様子を見て全てを察した末の王子は、
異国の神を見てしまわないよう目をきつくつむって、
二人をどうにか下の階まで引きずり下ろした。
赤子のようにただ泣きじゃくっている兄たちを前に、
途方にくれていると、不思議なことに、この魔物の巣窟で
彼の名を呼ぶ声が聞こえた。
716 :
3/6:2006/08/12(土) 06:19:35 ID:???
末の王子の名を呼んだのは、彼とは恋仲でもある若い巫女だった。
彼を心配するあまり、大胆にも後をつけてきていたのだという。
なんと無茶な、と末の王子は冷や汗を流した。
彼女の身の無事を喜び、そしてあきれもした。
「だが助かった。兄らの心を癒してくれ」
「できません。お兄さまたちの心はすでに死んでいます。
わたしたちに死者を扱う力はありません」
末の王子はまた途方にくれてしまった。
あの神の力は思っていた以上にずっと強いらしい。
女神の剣といえども、ただの一振りで太刀打ちできる相手ではないだろう。
三人の力をあわせることが必要なのに……
巫女は言った。
逃げましょう、と。
異国の神の力と、女神の怒りが届かぬ地を、
二人で探しましょう、と。
末の王子は悲しげに首を振った。
「民を見捨てることはできない。
そして、私はお前を愛する以上に、女神を愛しているのだ」
巫女はそれを聞いて、深く、とても深く傷つき悲しんだが、
それでも、末の王子のためにできる、ただ一つのことをしてあげようと決めた。
717 :
4/6:2006/08/12(土) 06:21:19 ID:???
禁断の秘術。
いにしえに神々によって禁じられた呪文を巫女がとなえると、
狂った王子たちと末の王子、三人の王子は
ひとつの光に包まれた。
光がおさまったとき、王子たちは八の腕と四の足、
合わせて十二の肢を持つ、醜い魔物に変わっていた。
三人の王子だった一体の魔物は、狂気の雄叫びを上げると、
八本の腕で三振りの剣を構え、異国の神と戦うために階段を駆け上がっていった。
巫女は、これ以上に壊れることのない狂気の心を宿した魔物の姿が見えなくなると、
塔の床に泣きくずれた。
巫女がようやく涙をぬぐって立ち上がり、
最上階に向かったときには、戦いはもう終わっていた。
狂った魔物によって、異国の神はこの世界での体を破壊され、
自分の次元へと退散してしまっていた。
718 :
5/6:2006/08/12(土) 06:22:53 ID:???
巫女が末の王子の名を呼ぶと、魔物はふりむき、
微笑みに見えないこともない凄惨な表情を浮かべた。
二人は、しばしの間、優しく抱きあった。
「もとに戻るすべはないのだな」
「はい。でも私は、今のあなたも愛しています」
「だめだ。
今の私には、お前を愛せる心は三に一つしか残されていない。
行け。
三に一つ、末の王子だったものが、残りの狂気に押しつぶされてしまわぬうちに」
魔物が腕をひとふりしたかと思うと、巫女はひとり塔の外に立っていた。
そして魔物は、異国の神から奪った力で、
塔から邪悪なものが出られないように、
そして塔に邪悪ならぬものが入ることはできないように、封印をほどこした。
「これでいい。
これで私が民を傷つけることはない」
末の王子だったものは、最後にもういちどだけ微笑した。
そして、喜んで狂気に塗りつぶされた。
719 :
6/6:2006/08/12(土) 06:25:14 ID:???
巫女は女神に祈りを捧げた。
これまで巫女として生きた年月、捧げてきた祈りを全て合わせた、
それの十倍も真剣に祈った。
「お願いします、女神よ。私をもう一度、あのひとのそばにいられるようにしてください」
祈りは女神に届いた。
結局、塔はけがされたままだが、もはや塔を占拠しているのは神ではない。
今度はほんの一人ばかり、選ばれし人間を送り込むだけで綺麗に掃除できるだろう。
そんなわけで、女神はたいへん機嫌がよくなっていたし、
どのみち禁忌を破った巫女を罰する必要があったので、
女神は喜んで巫女を、魔物の精を糧に生きる卑しい淫魔に変えてやった。
末の王子ドルアーガの物語は、これで終わる。
――ドルアーガの塔――
泣いた(´;ω;`)
全遠藤が泣いた。
全俺が泣いた。
723 :
No.1:2006/08/14(月) 03:34:06 ID:???
もはや思いつくだけの説得は試した。
だが、頑なな彼の心を動かすには私の稚拙な言葉は余りに力無かった。
「今ならまだ、まだ元の姿に戻すことが出来るのだぞ?この工程を超えてしまえばもう後には戻れない」
「…続けて下さい…」
手術台に横たわる彼への最後の説得も失敗に終わる。
私も覚悟を決める時だ。
まるで鉄の手袋を嵌めたように重い手をコンソールに這わす。
作業の進行状況を示すモニターへ次々と情報が流れ込んでくる。
元々、人間とさほど変わらない力しかない彼の体はそのほとんどを新たな部品で補う必要があった。
より強い骨格、強烈な衝撃を耐えうる装甲への換装。
そして人を手助けする為のその腕に、自らの兄弟ともいうべき存在達を破壊する為の武器を…。
このまま彼の最近の記憶を消去してしまおうかとも考えた。
だがそれは彼の思いを踏みにじることになる。
なにより自分が今日までしてきたこと、その全てを裏切る行為だ。
724 :
No.2:2006/08/14(月) 03:35:03 ID:???
遂に最後の作業が実行される。
彼の記憶中枢にありとあらゆる戦闘へと対応するためのプログラムが送り込まれていく。
このプログラムは彼の制御プログラムと密接に結びつき二度と消去することは出来ない。
それの消去は即ち彼の人格そのものの消去と同じなのだから。
私は今日ほど自分の才能を憎いと思ったことは無い。
自らの息子を戦う為だけの兵器へと変えてしまえる自分の才能を。
全ての作業を終え彼は立ち上がる。
「博士…行きます!」
「済まない、君に全てを押し付けるしかない私の弱さが憎い…
ロック…無事に戻ってきておくれ、私の息子よ…」
ロックは部屋を出る前に振り向いたがヘルメットの奥の表情をDr.ライトは窺い知る事は出来なかった。
こうしてただ一人、操られた兄弟達を破壊する修羅の道へと歩みだすロックと呼ばれたロボットの物語が幕を上げる。
【ロックマン】
ロックマンカコイイネ。
3のEDでライトナンバーズの記録見ると更に泣ける。
726 :
1/8:2006/08/16(水) 00:47:28 ID:???
アジャンは、五体満足のまま死にかけていた。
これほど多くの人間をいちどきに目にするのは、アジャンには初めてだった。
白いの、黒いの、のっぽにちび……皆が口々に自分の言葉でなにかを叫んでいる。
アジャンは今日まで、人間にこれほど種類があるとは想像してもいなかった。
色とりどりの人間たちに共通しているのは、その目。
期待に満ちたまなざしで、アジャンを見下ろしている。
会場にいる全員が、アジャンが槍を投げるのを待っているのだ。
アジャンはもともと騒がしいのが好きなたちではない。
にぎやかな求愛の歌を彼に送った隣村の村長の娘に、
「その雑音を止めてくれるには、いくら払えばいい?」と尋ねて
戦争になりかかったこともある。
怒号のような歓声に包まれ、中年コーチからあれこれ口やかましく指図をされている
今のアジャンを故郷の村の友人が見れば、よほど良い耳栓を見つけたのだと推理するか、
アジャンも都会に出てずいぶんと我慢強くなったものだと感心するかだろう。
だが、アジャンは我慢などしていない。
ただ死にかけているだけだ。
彼には世界じゅうから来たの人々の声も、トカゲの糞より無価値なアドバイスも聞こえてはいない。
アジャンの魂は自然に、体を競技場に残したまま、成人の儀式の晩に舞い戻っていた。
727 :
2/8:2006/08/16(水) 00:49:58 ID:???
故郷の成人の儀式の日、アジャンは昼間、三つの試練で立派に勇気を証明した。
それから晩には、同い年の友達たちと一緒に、酒を飲んだ。
村の娘らが十五種の毒キノコを唾液でこねて作った酒を。
そして、夢を見た。
本当の嘘の父。
生まれなかった恋人。
ヤマネズミの王の妾。
様々な意味をなさない映像の奔流が、若き日のアジャンを貫きつづけた。
その原色と音のシャワーが、ふいに収まった。
アジャンが恐る恐る、眼ではない眼で周囲を探ると、
ただ無しかない空間のなか、豹の神がたたずんでいるのがわかった。
アジャンは問うた。
「殺してもいいか?」
豹の神は答えた。
「私の牙が、お前の喉笛を裂くまでは」
その年の成人の儀式では、二人の若者が永遠に夢から戻らなかったが、
当然アジャンはその二人のどちらかではなかった。
こうしてアジャンは、豹の神から許しを得、狩人になった。
728 :
3/8:2006/08/16(水) 00:53:25 ID:???
そうだ。あの時、自分は「殺してもいいか」と問うた。
そして、神がそれを許した。
自分は誇りある最高の狩人だ。
だのに、なぜ魂が死を望んでいるのか。
アジャンの蝕まれた魂は、別の過去へと跳んだ。
狩人として満ち足りた生活を送っていた頃のある日、村に町の者がやってきた。
なんでも、自分たちの狩りのせいで、豹や他の動物が絶滅しかかっているのだという。
だから、狩りを法律で禁止することにしたのだと。
最近ではお前たちのほうが殺した数が多いし、それは不公平だとアジャンは思ったが、
牢屋に入れられるのは嫌だったので、黙っていた。
狩りの他に技を持たないアジャンは働きもせず、
獣に当たらないように槍を投げてたびたび心を慰めるようになった。
その様子を見ていた物好きの旅行者が、どういうわけか金をくれた。
それからアジャンは、豹やガゼルすれすれに槍を投げ、
歓声をあげる物好きたちから金をもらうようになった。
近くの獣を狙うより、遠くの獣を狙うほうが金払いが良いのもわかった。
あるときやって来た物好きの中に、スポーツ関係者がいた。
アジャンはもう耐えられなくなって、
自分の魂を騒がしく不愉快な現在に引き戻した。
729 :
4/8:2006/08/16(水) 00:58:28 ID:???
アジャンは泣きたくなった。
自分がなぜ、まったく満ち足りていないか気付いたからだ。
ただ槍を遠くに投げる。
それがなんだというのだ!
そんな行為はなんの結果も生まない。
成人前の子供がやる遊びだ。
自分は、狩りを許された力を、
生き物を殺すという結果を生む力を、おもちゃにした。
許しをくれた神に対する侮辱だった。
死にかけていても不思議はない。
自分は狩人ではなくなっていたのだから。
己を恥じて大声で泣き叫びたかったが、
涙を見せることは成人のとき禁じられている。
これ以上神を汚すわけにはいかなかった。
けたたましい合図が会場に鳴り響いた。
アジャンが槍を投げる番が来たのだ。
(豹の神よ。どうか、まだ手遅れではないと言ってください)
アジャンは誰にも知られないように心だけで神に祈ると、
競技用のシンプルな槍を手に取った。
730 :
5/8:2006/08/16(水) 00:59:53 ID:???
槍を構え、アジャンは走った。
豹の美しい毛皮の下に隠された、さらに美しい筋肉を想いながら、
生涯最高の力で駆けた。
そして、白線の直前で、張り詰めた全身の力を開放した。
アジャンの肉体はその瞬間、ただ一つの目的のために生みだされた機械になった。
一瞬より短い後、槍は鳥よりも速く、空へと撃ち出されていった。
――真上へと。
場内からは失望のため息。
真っ赤になったコーチがなにごとかをわめいている。
だが。
アジャンは、笑った。
突然、全ての声が止んだ。
槍が虚空の一点で静止していた。
731 :
6/8:2006/08/16(水) 01:02:12 ID:???
人々には見えていなかった。
テレビカメラにも見えていなかった。
実のところ、アジャンにも見えてはいなかったのだ。
だが、アジャンは知っていた。
アジャンの感覚――医学や生物学ではまだ名付けられていないし、
これからも名付けられることはないだろう、ある感覚、ある器官は、
”それ”を捉えていたのだ。
やがて、槍の周囲がちらつきはじめ、
皆にもゆっくりと”それ”の姿が見え始めた。
浮遊する銀色の巨大な皿。
……ではないのだろうが、とりあえずそう見えるものを、
アジャンが投げた槍がつらぬき、半ば貫通しかかっているのが分かった。
大皿は姿を現してからしばらくも宙に浮かんでいたが、
突然糸を切ったように、それを見上げている人々の頭上に落下を始めた。
その不運な人たちの何人か、それとも何十人かは足が速そうには見えなかった。
732 :
7/8:2006/08/16(水) 01:04:53 ID:???
”彼ら”によると、”それ”は”彼ら”の親善大使だったのだという。
”彼ら”は人類を宇宙的に邪悪な存在と決定して正式に宣戦布告し、
一年後には大艦隊を率いて地球にやってきた。
地球との科学力差は比較するまでもなかったが、
地球人は一年の猶予の間に、親善大使の船に「なぜか」積まれていた
驚くほど多種多様な兵器をたっぷり研究することができたので、
おとなしく滅亡を受け入れようと言う者は、思ったよりは少なかった。
アジャンにとってもこの一年はたいへんな一年だった。
人類に忍び寄る危機を暴いた英雄と彼を崇めるものもいれば、
平和の芽を摘み取った悪魔だと憎しみを向けるものもいた。
もっと単純に、船の下敷きになった人の家族から人殺しと呼ばれることもあった。
誰もかれもが彼に関係のあることや関係のないことについて意見を述べさせようとしたが、
かれらはそれを本当に知りたがっているようには見えなかった。
たったの一年間なのに、危うく殺されかけた回数は数え切れなかったし、
この前など病気の犬みたいな眼をした女に「あなたの子供を産ませて頂戴」とせまられた。
にもかかわらず、この一年、再びアジャンの心は満たされかけていた。
733 :
8/8:2006/08/16(水) 01:06:42 ID:???
けして不愉快ではない、懐かしいサバンナの熱気。
素足が踏みしめるのは、故郷の大地。
そして何より、今日は鳥たちさえ、さえずりを遠慮し、
あたりは心地よい静寂に包まれている。
アジャンが周囲を見回すと、その鍛えられた視力で、
かなり離れた木陰に寝そべる一頭の豹を見つけることができた。
アジャンは豹にうなずき、微笑みかけた。
「おれの喉笛が裂かれるまで」
豹はアジャンを無視したが、突然びくりと空を見上げたかと思うと、
いずこかへと逃げ去った。
アジャンもサバンナの大空を見上げた。
そして、一番手近な銀の点に狙いを定め、槍を肩につがえた。
――ハイパーオリンピック――
なんだよ、ここの妄想家どもは。
イカレポンチども、はっきり言ってやろうか?
…大好き。
735 :
706:2006/08/16(水) 07:06:49 ID:???
>>735 うおw 名前欄の706は誤爆。スマン。おいら706じゃない
勇気を身軽さに変えるティアラを与えられ、単身塔に挑んだイシターの巫女カイ。
だが、あまたの敵をかわし、聖竜の助けを得て、ついに辿り着いたはずの
ブルークリスタルロッドは、カイの目の前でドルアーガの魔力に引き裂かれ、
自身も抗えない呪いを受けた。手が、脚が、ティアラさえもが、呪いによって
石へと変えられる中で、カイは女神に祈りを捧げた。使命を果たせなかった不甲斐なさを
詫びながら、彼女は物言わぬ石へとその姿を変えた。
時間もなく、空間もなく、感覚もなく、光もなく、ただ虚無だけに満たされた世界を、
カイの魂は彷徨っていた。女神への祈りと、恋人ギルの安否を気遣う気持ちだけが、
カイの心が生きている証拠だった。
彷徨い続けてどれほど経ったのだろう、不意に暖かい波動が空間に流れ込んだ。
波動を浴びてカイの心の眼がゆっくりと開き出す。そこに見えたのは、闇を切り裂く
一筋の光。光はゆっくりと形を変え、女神イシターとなった。
力を貸して欲しいのです、と女神が訴える。
与えられた使命を果たせず、石の呪いから抜け出せない私に何が出来るのでしょう、と
カイが弱々しく答える。
これをご覧なさい、とイシターが告げた瞬間、世界は一変した。
遙かなる天空の高みより、カイは地上を見下ろしていた。禍々しくそびえ立つ悪魔の塔、
そこから伸びる一本の道。かつてカイ自身が塔に向かう時に歩いた道を、黄金の騎士が
ただ一人で歩いていた。主神アヌの宝物である、勇気を力へと変える黄金の武具。
危機的状況とはいえ、これを身につける事を許される人物は…
バビリムの皇子ギルガメスです、とイシターの声が響いた瞬間、映像は途絶え、
世界は元の暗闇に戻された。闇の中に立つイシターの輝きは薄れ、その姿がゆらめく。
力を貸して欲しいのです、再び女神が訴えるその声に、先ほどまでの力はない。
恋人の姿を見た時から、カイの心は決まっていた。私に何が出来るのでしょう、と。
女神の説明によれば、いかに神といえども悪魔の棲み家に直接力を投げかける事は
出来ないらしい。そのため、塔の内部にいるカイに力を送り、十分に蓄えた後で
ギルに加護として力を届けて欲しい、とのことだった。カイに異存のあろうはずもなく、
今度こそは必ず、と新たな使命を引き受けた。
女神の力を受けて、カイはギルを見、塔を見、魔物を見、今のギルに必要な物を下した。
時には壁を打ち砕くマトックを、時には傷を癒す薬を、時には亡霊を明らかにする
キャンドルを。アヌの力を受けて黄金の武具に変わる新しい武具をも下した。
ギルは加護を受けて塔を進み、ついに邪神ドルアーガを討ち取った。
再び一つに戻ったブルークリスタルロッドの力がカイを包み込み、石の呪いを浄化する。
心の眼ではなく本物の眼を開いたカイの前に、優しく微笑む恋人の姿があった。
熱く抱擁を交わす二人。遅くなってごめんね、と囁くギルに、きっと助けに来てくれると
信じてたから、と返すカイ。後に続くはずの言葉は呑み込んで。
だって、私は見てたもの。ずっと一緒にいたのよ。
後年、大王ギルガメスは当時の話をするたびに、決まってイシターの加護への感謝を
口にした。王妃カイはいつも、ただ微笑むだけだった。
ドルアーガの塔「イシターの加護」
ももも萌えたあああ
カイ健気すぎだよう。・゜・(ノД`)・゜・。
740 :
1/2:2006/08/17(木) 17:28:20 ID:???
みんなマルスさまを慕ってる。
あのかたは腕もたつし、人柄もいいし。
まだ少したよりなさげなところもあるけれど、それが逆に、
おれたちが支えになってやろうって気にさせる。
なにより、不思議と皆を完璧な勝利にみちびく力をもってらっしゃる。
けど、それってどうかと最近おもうんだよね。
いや、完璧な勝利ってのに疑問があるわけじゃないよ。
あれだけ激しい戦いを切り抜けてきたってのに、
おれたちの軍はただの一人も欠けていない。
伏兵の位置はことごとくお見通し、
宝箱の中身だってご存知さ。
おかげでおれたちは外れクジをつかまされずにすんできた。
勝利の宴で酔っぱらった魔法使いどもの言うことにゃ、
あのかたには時間を巻き戻す力か、
それともヘイコウブンキしたセカイのカノウセイのなかから
望んだ未来をセンタクする力があるんじゃないかってことだ。
おいらにはよくわからなかったけど。
だけど、それってさ―― ああ、カチュアさま前に出すぎだって。
天馬の翼が邪魔になって弓兵に気づいてないんだな。
おいらは耳をふさごうかとも思ったけど、どのみち
いくさ場はやかましすぎて、カチュアさまが地面にぶつかったときの
「ぐしゃり」とか「ぼきり」とかいう音は聞かずにすんだ。
やれやれ。
おいらは斧をそこいらに投げ捨て、気持ちのよさそうな
土手に寝転がった。
オグマのやつがまだまじめに戦いながら、おいらをどなりつけている。
カチュアさまが死ぬなんてこと、マルスさまが許すわけないのにさ。
おいらはオグマを無視して考えごとの続きにもどった。
741 :
2/2:2006/08/17(木) 17:31:03 ID:???
だけど、それってさ、おいらはどうなるんだろう?
マルスさまとちがって、おいらは宝箱の中身も知らなかったし、
味方のだれかが死んだって記憶もここまでなかった。
つまり、マルスさまが望まない未来、失敗した未来にいた”おいら”は、
このおいらとは別のやつだったってことだ。
そいつは、その”おいら”は、マルスさまが別の未来を選んだとき、
どこにいったんだろう?
馬鹿なおいらにゃどれだけ頭をひねってもわからなかったけど、
ま、どうせもうすぐ答えが出るってもんだ。
……けど、なんだかすごく嫌な予感がするんだ。
ひょっとしたら、それって死ぬよりずっと悪いことなんじゃないかって。
だってさ
――ファイアーエムブレム――
リセット話か。最後の空白がうまいな。
「Tower, Fighter I. Ready to flight」
「OK...3...2...1...Start mission!」
「Year!」
整備兵達が整列して帽子を振る中、愛機が大空へ飛び出す。
基地に接近している巨大空中戦艦を撃破するのが今回の任務だった。
俺が操る最新鋭にして唯一の戦闘機、これが所属基地のみならず
惑星全体の希望の星である、と聞かされた時は緊張した物だが、
既に何度もテスト飛行を行って、操縦についてはちょっとばかり自信がついた。
こちらの接近に気が付いたか、敵戦艦から護衛機が多数発進する。
その数………わからん。レーダーの前方部が真っ赤に染まっていた。
だがここで怯むわけにはいかない。俺の翼に惑星の未来が掛かっている。
突っ込んでくる敵編隊の先頭に向かって、俺は対空兵器「ブラスター」の連射を浴びせた。
その途端、愛機は失速し、地面に向かって落下を始めた。スクリーン・パネルの
一つが事態を飲み込めない俺に状況を教えてくれた。
No Energy
「…どんな戦闘機なんだよぉ!」
俺の叫び声がコクピットに虚しく響いた次の瞬間、愛機は地面に激突した。
ヴォルガード「弾を撃ってはいけない戦闘機」
男は今日、自分のことを好いている二人の女のどちらかと
結婚することになっていた。
片方の女が言った。
「幼かったあのころから、ずっとあなたのことを想っていたわ。
わたしを選んで、この想いを受け取って」
もう一人の女が言った。
「確かにこれまでわたしたちがすごせた時間は、長かったとは言えないでしょう。
けれど、あなたを想う気持ちでは負けていないつもりです。
そして、わたしは愛のほかに、わたしたちの……そしてわたしたちの子供らの
夢と生活を支えられる、確かな資産をさしあげられます。
どうかわたしを選んでください」
男は二人の言ったことをよく考えた後、おっぱいの大きいほうと結婚した。
――ドラゴンクエストV――
「まったく、また貴様は遅刻か!
いい年こいた大人が…そんな事だから昇進も結婚も…」
いつもの様に上司が文句を言ってくる。
それをいつもの事のように聞き流すと、その日の作業分担表を一別し
職場へと入って行く。
薄暗い穴蔵、それが俺の職場だった。
俺の部屋と同じ、ジメジメとしたカビくさい空気がまとわりついてくる。
すでに俺の体は、太陽の光よりもこちらの方が馴染む様になってしまっている。
「まったく、あの上司も良く疲れない物だ…毎日毎日…」
だが、そんな事は知ったこっちゃねぇ。
ここで適当にドブさらいをしていれば喰うには困らない。
愚痴りながら、薄汚く伸びたヒゲを掻きむしる。
そして、その臭いを嗅いで顔をしかめる。
ついでにここには良いお宝もあるしな…
しばらく下水掃除をして進んだ先で、男の目に見た事もないキノコが入ってきた。
「おっ、有った有った…
さて、今日も愛しのピーチタンに会いに行こうか!」
男はその不気味なキノコを、軽く下水で洗うとそのままかじり付いた。
白目を剥き、よだれを垂らしながら、薄汚い中年親父はスーパーヒーローになった。
スーパーマリオブラザース 人間失格でごめんなさい
エースなんてのはろくなもんじゃない。
最初の頃は何も判らなかった。
つかめない遠近感。敵の激しい攻撃。当たらないこちらの攻撃。
逃げ回るのがやっとだった。生き残るのに必死だった。
そうしているうち腕は上がり、気がつけばエースとして祭り上げられていた。
ついたあだ名は「破壊王」
敵に恐怖を、味方に勇気を与える存在。
…しかしそんなあだ名や肩書きは、俺にとっては敵同然だ。
戦力が十分にあるならば、一人で活躍する必要なんかない。
戦いが苦しいからこそ、一人で活躍しなければならない。
そうしないと、生き残れない。
しかし活躍は過剰な期待、あるいは恐怖となって俺に牙を剥く。
期待とともに、より厳しい戦場へ送られていく俺。
恐怖を振り払おうと、必死に攻撃を仕掛けてくる敵。
どうして、エースなんかになっちまったんだ。
どうして、さっさと戦争が終らないんだ。
俺はただ、死にたくないだけなんだ…
―スカイ デストロイヤー
747 :
1/2:2006/08/25(金) 05:17:15 ID:???
[異生物G文化遺物17765号解析報告書第三稿]
全てはタイミングの問題だったのである。
我々は(不明。推考:期間)前、彼女らサイボーグ・シップたちを
(不明)へと送り出した。
そのとき確かに彼女らには、故障や困難に適応する用途にと
単純な自己修正機能を搭載させていた。
その自己修正機能が、ギャラクシアン戦争という多大な困難に晒され、
機能そのものを改良し、自己進化機能と化するに至ったのだろう。
出航時の(不明。推考:倍率)にも及ぶ機動力、速射力。
これらが圧倒的多数の敵を(不明。推考:殺傷に関する語)するための
進化であることは、彼女、(不明。推考:固体認識名)がただの一機で
我々(不明。推考:種族名A)にもたらした損害の大きさからも明らかである。
ギャラクシアン戦争がいかに苛烈であったかを窺わせるものだ。
彼女を破壊せずに捕獲できたのは幸いである。
お互いに相手を認識できなかったとはいえ、我々は同胞なのだから。
彼女によって多数の命が損失されたが、仕方のないことでもある。
まさか遥か異郷で戦っていた彼女が、(不明。推考:惑星名)が既に無く、
(不明。推考:種族名A)が宇宙空間生活に適応する為に
(不明。推考:種族名B)をモチーフにデザインドされなおしていた
(注:訳に最適化の余地有り)などと思い至ろうはずもないからだ。
我々に事実を告げられた彼女に付与された衝撃は大きかったが、
彼女は理解と(不明。推考:負の精神活動)を示してくれた。
もはや我々が争うことはない。
748 :
2/2:2006/08/25(金) 05:21:08 ID:???
だが、ひとつ懸念がある。
まだ捕獲に至っていないもう一機、(不明。推考:性別)のサイボーグ・シップである。
もしあれに我々よりも強力な(不明)が搭載されていたら?
否、今はされていなくても、あれは今や進化することができるのだ。
あの悪意に満ちたあれが彼女と我々の(不明)をブレイクする(不明)を(不明)
(破損箇所中略)
二機が(不明) (不明) (不明)非常に強力な破滅を(不明) (不明) (不明)
(以下、全て破損)
――ギャラガ――
749 :
1-1:2006/08/25(金) 11:50:13 ID:???
その娘は手足を鎖に繋がれていた。
今、遠い馬車から同じ故郷で育った親友と引き離され。
ただ、何も分からぬまま。
暗い部屋に閉じ込められ。
そして泣いていた。
その部屋に一人。男が、いた。
娘は孤独から…?、かは分からない、分からないが。
男に話しかけた。
娘:貴方はだれ?私はどこへ行くの?ここはどこなの?
男は答えた…。
男:俺はお前の仲介者だ。
男:お前は売られた。奴隷だ。それだけだ。お前の主人を見つけた、そこにたどり着くまでお前を監視するのが役目だ。
男:場合によっては殺しても良いそうだ。
娘はそれを聞いて自分はも故郷へ戻れない事を知った。
そして涙を流した。
娘:逃げる事すら許されないのですね…。この牢獄の中から…。
男:…祈れ…。ただ、お前の主人がお前を愛してくれるように。そして、そこからここへ戻る事のない事を。
娘:…それは自由なのでしょうか?それとも…
男:お前には祈ること、そして主人に奉仕する事しか認められていない。それを自由だと思うのも地獄と思うのもお前の勝手だ。お前にはそれを止める権利など無い。
娘は涙を流すのを止め、祈るしかなかった。
750 :
1-2:2006/08/25(金) 12:00:50 ID:???
娘はふと気が付いた。
自分が下着を着けていないことに。
娘:…恥ずかしいです。
男:気にするな。気にすればお前に価値は無くなる。
娘:…そうでしたね。私には権利など無いのでしたね…。
男:哀れだとは思わん。運命だ。
そして娘は「主人」の元へ届けられたのだった。
その主人は自らの手で手錠を外し、娘をこの黒き呪縛の魔から解き放つ時、男は何かをつぶやいた。
その言葉を娘はかすかに聞き取った。
「あの娘が幸せになれますように」、と。
娘は今まで閉じ込められていたこの黒い牢獄が少しだけ暖かくなるのを感じたのだった。
751 :
1-3:2006/08/25(金) 12:15:08 ID:???
それから娘は「主人」に使える事となった。
「主人」は娘を大変気に入ったようでさまざまな事を教え、娘を大変可愛がってくれた。
娘もそれに答えた。
その「主人」には他にも多くの娘が仕えていたが彼女が一番のお気に入りだったようでなかなか彼女を離そうとはしなかった。
周りから見れば幸せな光景に見えるだろうか。
しかし、娘の心の中にはあの牢獄の男が映っていた。
それが、日に日に大きくなり、ついに娘はこっそりと「主人」の目を盗んで再び牢獄へ戻る事となったのだった。
男:なぜ、戻ってきた?
娘:あなたのことが気になったから。
男:何を言い出すんだ?
娘:寂しいでしょう?私もここにいて寂しかったから。
男:…。
娘:でも、貴方が居てくれたから怖くなかったの。ありがとう。
男:もう戻れ
娘:ううん、帰らない。私ずっとここにいる。貴方が可哀想だもの。
そして娘は笑ってこう言った。
「2人で何処かへ逃げましょう。私はここに居たいから」
752 :
1-4:2006/08/25(金) 12:26:09 ID:???
次の日、主人だった人間は大事にしていたものが無くなったのを知りあわてて探したが、もうその大事なものはどこかへ消えてしまった後であった。
彼は泣きながら訴えた。
「お母さん、ゲーム何処かに無くしちゃった。」
と。
貴方は説明書を大事に保管していますか?
何処かへ無くしたりしていませんか?
注意してくださいね。
大事なゲームソフトが説明書のところへ行って「なくなってしまう」かもしれませんから。
子供の頃、ゲームをなくしてしまった人、説明書も大事に保管して上げてくださいね。
●●●おしまい●●●
説明
・暗い部屋…箱の中
・男…説明書
・娘…ゲームのソフト
・下着つけてない…端子がむき出しになっている
・主人…幼い頃(今もそうかもw)の貴方の事ですよ!
何かいっぱいキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
ちょっと来ない間に豊作だああああ!!
>>749-
>>752ちょっと目頭が熱くなった。
そっか、昔無くなったと思ったキングスナイトってそうやっていなくなったのか。
大事にしなくてごめん。
でも今思うとキングスナイトって・・・orz
小さな島があった。
そこはまさに地上の楽園であった。
誰もがこの平和は永遠に続くと信じていた。
しかし、時代はそれを許さなかった。
一人の宇宙人が現れ、島に居るものを「人ではないもの」に進化させてしまった。
その島は分断され、人は心を失ってしまったのだ。
宇宙人はそれを見て満足そうに去っていった。
たまたま一人の男がこれを逃れた。
かれは変わり果てた島を見て拳を強く握った。
何とか元に戻す事は出来ないか、そう思った。
しかし、彼は島に居る人々がかつての友の姿であるとは認識できなかったのである。
その晩、彼は奇妙なモンスターに襲われる。
彼は必至に銛で応戦し、その体に空気を送り込んで破裂させると言う方法でようやくモンスターを倒すことが出来た。
市の間際、モンスターは自らの自我を取り戻した。
その目は語っていた。
「殺してくれてありがとう」、と。
彼はモンスターが持っていた遺品からそれがかつての友であると知る。
しかし、もうどうしようもなかった。
せめて、彼らをこの島と共に眠らせる方法は無いものか。
そう思った彼はこの島に大きな杭を打ち込み、作為的な地震によってこの島を沈める事にした。
この島は地盤が弱く、簡単に沈むだろうから。
今日も彼は一人で島を守り続けている。
この島を狂気に変えた存在を鈍いながら。
そして夢を見るのだ。
この島が平和だった頃の夢を。
彼に残された希望は、もはや、全ての島を涼めた後、手にもつ銛で自らを貫き自殺する事であったという。
私は今ベットの上で少年の看護を受けている。
どうやら少年は私秘伝の剣術を学びたいと唐突に道場へ現れたのだ。
だが我が流派は実戦でのみ剣を振るう事を許されている。
それ故に…
当然少年との一騎討ちに発展したのだ。
結果は両者浅い切り傷を体中に付けながらの戦闘の果てに少年が体力差で勝利する。
「大丈夫ですか?」
自分の方も緑の服を薄く紅色に染めながら青年は私に魔法をかける。
強烈な吐き気を催し青年が用意してくれたバケツに盛大に胃液を吐く。
しかしそれが終わった頃には傷口は全て瘡蓋に成っていた。大した力だ。
どう見ても15〜6の少年なのに生命の力を使えるだけでなく、
剣技においても私に引けを取らない才能。
その日は少年も私の家に泊まっていくことになるが、
その左手の紋章を見てはじめて私は少年がこれ程の武勇を持つか理解した。
デスマウンテンに嘗て君臨した魔王ガノン。
それを打ち倒したのはまだ幼い少年だったという話だ…
…眉唾物の話だったが今までの経緯を考えると解る。
そう彼こそがガノンを討ち果たした勇者だったのだ。
「昨日はどうもありがとうございました。突然押し入ってこんな事をしてしまって…。」
少年は頭を下げて謝る。
「もう済んだ事だ。昨日の件で私の確り技を盗めたかな?」
「はい!」
そう言って少年は徐ろにジャンプすると真下に置かれた薪を素早く剣で付き割った…。
ー 下突きの話 ー
758 :
1/7:2006/08/27(日) 03:09:29 ID:???
ひたり、ひたり。
アスファルト道で不気味な足音を演出するのにも、すっかり慣れてしまった。
舗装化が始まったころの苦労が懐かしい。
今夜は久しぶりの集会だ。
近頃は人間たちも夜遅くまで遊び歩いているのが当たり前で、
こんな集まりも滅多にやれなくなった。
今夜を選んだのも、町内会の温泉旅行で少し人が少ないからだという。
情けない話だ。
「遅いぞ一童」
会場 ―といってもただの空き地だが― に到着するや、、
みのじいが俺をギロリと睨みつけた。
集会なんていっても、特にやることも決めることもない
ただの同窓会みたいなものだというのに、うるさいじじいだ。
俺はみのじいに軽い挨拶を済ませると、一つだけの目玉をポリポリと掻きながら、
雑多な妖怪たちの隙間をぬって、空いている地べたに座った。
759 :
2/7:2006/08/27(日) 03:11:40 ID:???
100年ばかり前には満員御礼だったこの集会も、
年々空席の割が増えている。
去年、蚊帳を使っている家が無い、蚊帳を切れないと嘆いていた
あみきりも、今年は姿を見ない。おそらく”消えた”のだろう。
まったく根性のない奴らだ。
これじゃ人間ばかりがのさばるのも当たり前というものだ。
「最近は子供たちも可愛げがなくなって――」
「景気がいいのは誇りを捨てた裏切り者ばかり――」
俺がじじいばばあの例年通りの下らない愚痴や世間話を聞き流し、
例年通りひとり諸行無情の想いに浸っていると、
ひとつ例年通りでないことがあるのにふと気が付いた。
いつのまにやら、狐面の林々が壇上 ―ただの土管― に登っているのだ。
へえ、あいつが喋るとこなんて、何十年前に聞いたっけ?
見れば、他の奴らもおしゃべりをやめて狐面の娘を注視している。
林々は俺たちの視線に緊張したのか、うつむいて
お気に入りの鞠をきゅっと抱きしめているばかりだったが、
それでも長いことかかった末に、なんとか言葉を搾り出すことができた。
それは、か細く震えた、それでいて不思議とよく通る声だった。
「小夜が、もうすぐ見えなくなる」
760 :
3/7:2006/08/27(日) 03:13:48 ID:???
小夜が見えなくなる。
俺は思わず心の中で反芻した。
といっても、小夜が透明になるとか、そんなことじゃないのはわかってる。
小夜が、俺たちを見ることができなくなるってことだ。
小夜というのは、この町のはずれにある神社の一人娘だ。
普通のガキはたいてい、三つか四つ、遅くても五歳くらいには
滅多に俺たちのことを見ることも感じることもできなくなってしまうものだ。
だが、小夜は神社の娘ということもあってか、小学校にあがった後も
俺たちをいつでも鮮明に「見る」ことができた。
両親は留守番を任せて祖父母の見舞いに出かけることが多く、
神社が他の子供らの家からはかなり離れていたこともあり、
たいてい小夜は一人ぼっちだった。
あの年頃の娘だ、当然寂しかったろうな。
だから、俺たちが遊び相手になってやっていた。
遊び相手? なんのために?
適切な生育環境に無い人間の子をかわいそうに思ってか? まさか。
ああくそ、そうとも。
俺たちは小夜と遊ぶのが……好きだった。
761 :
4/7:2006/08/27(日) 03:15:40 ID:???
他の人間は、俺たちを無視するか、せいぜいで怖がったりできる程度。
たまに小さなガキどもから笑いかけられたりすることもあるが、
あいつらはバカすぎる。単に俺たちがなんなのか理解できないだけだ。
ところが小夜は、ちょいと空を飛んでやっただけで目を輝かせたり……
仲間内では聞かされ飽きた何百年も昔のくだらねえ自慢話に
素直に驚き、感心してみせたり……
最近のガキなら見向きもしない古臭え歌や遊びに夢中になったり……
新鮮な反応を見せる観客に得意になった俺たちは大張り切りって寸法。
なんのことねえ。
遊んでもらってたのは俺たちってわけだ。
くそっ。
その小夜も、俺たちをもうすぐ見ることができなくなる。
感じられなくなる。
今のところ、見えなくなったのは雑霊やなりそこないなんかの
もともと存在感の薄い連中だけのようだが、こうなったら俺たちだってすぐの間だ。
小夜の笑顔や驚き顔も、これでおしまい。
なあに、ただ以前にもどるだけのこと。
だのになんで……くそっ。
762 :
5/7:2006/08/27(日) 03:17:00 ID:???
「所詮あの娘も人間だもん。わかってたさ。
だけど、仕方ないとはいえさ……寂しくなるねえ」
ろくろ首のお芸のやつは、今からもう涙目だ。
あの娘をたいそう気に入って、
小夜はあたしの妹だからね、いじめたら承知しないからね……
なんて言ってまわってたくらいだからな。
もっとも、小夜に意地悪を仕掛けようなんて奴は元からいやしなかったが。
「ならさ、せめて最後に盛大なお別れをしてやろうじゃないか」
「ああ、それがいい。それがいいさね。あたしがとびっきりの饅頭をこさえてやるよ」
「米ばあ、最近の娘にはケーキじゃろうが。確か魔尾狐のやつが食ったことあると……」
「違うだろうがよ」
盛り上がりに水を差され、皆が一斉にこっちを振り向いた。
しまった。口に出しちまった。
俺は目立つのなんか大嫌いなのに。
ええくそ、もう知るか。
763 :
6/7:2006/08/27(日) 03:20:11 ID:???
「違うだろうがよ。
小夜はなんだ? 何者だ?
人間だよ。人間じゃねえのかよ」
俺はヤケクソで、胸のうちを次々とまくし立てていった。
あの娘はおととし、俺たちのことを友達に話したよな。
数少ない人間の友達と一緒に、俺たちと遊ぼうとしたよな。
どうなった?
いじめだよ。
気味の悪い、嘘つき女呼ばわりだ。
忘れたとは言わせねえぞガラ骨、とうせん房。
あんときガキどもに仕返ししてやるのやらないので
ひと騒ぎ起こしたのはお前らだもんな。
いいか、俺たちなんか見えても、知ってても、憶えてても、
人間社会じゃクソの助けにもならねえんだよ。
前世が見えるだなんだ、遊びのうちならいい。
けどな、オバケと遊んでましたなんてマジで言ってみろ。
たちまちつまはじきの仲間外れだ。
そんな人間の世界で生きていかなきゃいけない娘に、
俺たちの思い出なんて邪魔なだけなんだよ。
俺たちがあいつにしてやれる最良のことは、
心に残るお別れなんかじゃなく、
俺たちのことを忘れさせてやることなんじゃないのかよ――
このあたりでもう俺はカッとなりすぎて、自分でも何がなんだかわからなくなっていた。
この後のことで憶えているのは、俺の提案する何かを満場一致で賛成されるなんて
生まれて初めてだったということと、たとえ何年後だろうと
俺の涙のことを口にする奴がいたら殺してやると誓ったことだけだ。
764 :
7/7:2006/08/27(日) 03:22:45 ID:???
――――
小夜の両親が大切に預かっている高価な七福神像を盗み出すのは簡単だった。
あいつは賢い子だから、それが無かったら神社がどうなるのか、
残していったカサベエの下駄を見て犯人がだれか、すぐに見当がつくだろう。
来いよ小夜。最後のお遊びだ。
忘れっちまえ。
こんなひどいことをする俺たちなんて、忘れっちまえ。
甘い顔して手のひらを返す、くそったれな化け物なんかには
金輪際関わらずに、うまく人間としてやっていきやがれ。
ちくしょう。
うまくやりやがれ。
幸せになりやがれ。
――奇々怪界――
(´;ω;`)ブワッ
「ラスたん、アレクサンドリアスーパーで特売なの。お肉買ってきてくれる?」
「はーいママ」
「ようし、パパがついていってやろう」
「もー、パパったら。ラスたん、ひとりでおつかいできるもん!」
「はは、ごめんごめん。でもお外はあぶないから、ちゃんと武装していきなさい」
「はあい。いってきまーす!」
がんばれラスたん。そっちは180°反対方向の地獄谷だ。
アレクサンドリアスーパーまであと4万km。
――ラスタンサーガ――
あの邪悪は氷の中から生まれる。
それも何百万だ。
教授のなかに奴らをShoggothと呼ぶ者がいたが、
彼は死んでしまった。
あいつらがなんなのか、なぜ氷の中で眠っていたのか、
俺が理解できる機会は無いだろうが、そんなことはどうでもいい。
重要なのは、奴らは人類にとって危険だということだけだ。
幸い、奴らは寒さに弱いようだ。
だが、こちらはもっと弱いときている。
奴らが目覚める前に、あるいは冬眠明けで鈍っているうちに
始末するためには、脆弱な人体を極寒作業に適した肉体に
変化させる必要があるだろう。
この最後の魔法石で。
いや、きみだけが戻れ。
誰かがやらなければ、ここでくいとめなければいけないんだ。
奴らがまだ、この極寒の地に留まっているうちに。
奴らが真の力を発揮できる、暖かな地に漏れ出さないように。
本土に帰り着くことができたら、この危険を人々に伝えてほしい。
そして警告してほしい。二度とこの地獄の氷島には近づくな、と。
ここは人の踏み入るべき地ではなかったと。
そしてよければ、どうか私の個人的なメッセージも持ち帰ってもらいたい。
友に。師に。そして、愛する――いや、よそう。もはや迷惑なだけだ。
私は私でなくなり、もう帰ることもないだろうが、だからこそせめて、
皆には私の名前だけでも憶えていてほしい、と伝えてくれ。
私の名はペンギン。南極調査員のペンギンだ。
――ペンゴ――
このスレってクォリティはかなり高いと思うけど、注目度ゼロだよなぁw
どっかから人呼べないかねえ。
日記やブログで紹介されるとかすると結構住人増えるもんだが。
とりあえずageてみるか?
うまい執筆者が増えるなら嬉しいが、駄作が増えて
スレが廃れるだけじゃないか?
ageるくらいなら止めはしないが。
771 :
NAME OVER:2006/08/29(火) 01:27:29 ID:M6xeO5EY
まあ、今かなり底のほうだし一回ageとくか。
772 :
1/3:2006/08/29(火) 20:03:41 ID:???
俺の名はできそこない。
実験室で生まれた。
他の名前も付けられていたように思うが、
もう誰も(俺も)憶えていない。
職業はエージェント。
時空を駆け、世界を守るエージェント。
いや、ただの裏方だ。世界を守ってやってるのは俺じゃない。
表舞台に立ち、光を浴びるのはヒーロー。
俺が何百時間も費やして確保した突破口に颯爽と突撃し、
数分で勝利をもぎ取って帰還するのはヒーロー。
人々に感謝され、キスをうけるのはいつだってヒーロー。
そのヒーローたちが、何者かの手によって一人残らず姿を消した。
だから、俺がここにいる。
だからこそ、ヒーローの一人が監禁されていると目される洞窟に、俺がいる。
当然だ。
ヒーローが一人でも残っていたなら、できそこないの出る幕は無い。
773 :
2/3:2006/08/29(火) 20:06:24 ID:???
罠と護衛で塗り固められた危険な洞窟の最深部に、彼はいた。
頑丈で強固な檻の中、幼い体に凄まじい潜在能力を秘めた
少年が、俺なんかの助けを必要としていた。
幸い、俺はここまでに錠前の鍵を見つけられていたので、
すぐさまヒーローを救出する栄誉にあずかることができた。
「ありがとう、もうだめかとおもった」
解放された少年は広報用とは少しだけ違う、本物の笑顔を俺に見せてくれた。
年齢相応の無邪気さをまだ残した、やわらかな笑顔だった。
俺も笑みを返した。
そして、華奢な首に素早く腕を回し、正確に頚椎を破壊した。
死体というのは子供でも重い。
洞窟奥の深い亀裂、マントルにさえ通じていそうな深い裂け目で
少年だったものの始末を終えたときには、俺は全身うっすらと汗をにじませていた。
「悪いな少年」
俺は息を整えるついででひとりごちた。
「ちょっとかわいそうだったんじゃない?」
女の声で俺がとがめた。
「もう三人目だってのに、なに言ってるんでえ」
キセルをふかしながら俺が笑った。
「そうだよ。だったら僕が殺される前に止めてくれればよかったのに」
俺が少年と同じやわらかな笑顔を浮かべた。
俺は俺たちに好きなように言わせておき、洞窟を引き返しはじめた。
作戦の失敗を報告するために。
774 :
3/3:2006/08/29(火) 20:21:13 ID:???
俺はヒーローになれなかった。
科学者の期待とは違って、オリジナルの能力を
完全にコピーできるほどの変身能力は、俺には備わっていなかった。
俺は彼らの側にいられなかった。
できそこないだ。
だから、彼らヒーローに嫉妬していた?
いや。
栄光に憧れるなりそこないが、本物を始末して彼らになりかわろうと考えた?
べつに。
単に狂っているだけだ。
世界にもうまがいものの英雄しか残されていないと知らされたとき、
生まれたときから俺が狂っていたことに気付きもしなかったあいつらは、
俺を殺すんだろうか、それとも崇めるんだろうかと、ふと思いついただけ。
悪魔城の廃墟から採取されたドッペルゲンガー因子には、
それ自体に悪意が宿っていたのだ。
洞窟から出た俺は、ターゲットは発見できなかったと無線でボスに告げた。
そして、待機状態の無線機のかたわらに腰をおちつけ、
日差しの強さを感じながら
/髪をなぶる風の感触を楽しみながら
/強欲商人から奪い取った小判を一枚一枚数えながら
/多数の魔物を屠った自慢の鞭の手入れをしながら
/故郷の仲間たちとの素晴らしい冒険を回想しながら
次の獲物の情報を待った。
――コナミワイワイワールド――
――何故、悪を為すのか。
我が、彼らの敵であると知らしめるためである。
――何故、無用の財宝を蓄えるのか。
我を倒した者への褒章とするためである。
――何故、人間の女をかどわかすのか。
真の勇者とは、けして富に心動かされぬものだからである。
――では、竜とはなにか。
倒されるべき存在。
世界を成長させるための経験値。
人間よ、我を乗り越えよ。
呪われし地の凍土に眠る、邪神が復活する前に。
――ドラゴンクエスト――
【ロボット】
それは科学者の見果てぬ夢。
そして昔の物書きは、ロボットと人間との共存を色々な形で
表現し続けてきた。
曰く「神に対する冒涜」
曰く「三原則」
曰く「機械の体」
それに対する挑戦こそが、私の目標だった。
そして、それが原因で私は学界を追われた。
そう世論を仕向けたのは、私の悪友でありライバルであった男だった。
そして私は一人で延々と研究を続けた。
神が創りたもうた人体を研究するにつけ、
その複雑すぎる構造に驚愕を覚える。
しかし、それは既に完了した課程であった。
既に私の手には、人間と寸分違わない能力を持つに至った
機械の体が数体分ある。
後はこの鉄の塊に、心を用意すれば、私は人間と寸分違わない
ロボットを生み出したという事になるだろう。
いや、機械、鉄の塊という事自体に誤解がある。
私の生み出したソレは、人間の能力を追い求めるあまり、
半有機的な物となっていた。
ロボットと言うよりもアンドロイドに近いだろう。
そして、試験的に各種作業に使用可能なギミックも仕込んである。
既に人間を超えた存在と言っても良い。
彼らを引き連れて学界に戻った時、私を侮辱した連中に
目に物を見せてやる事ができるのだ…
さて、それでは心をどのようにして与えればいいのだろうか?
それが問題だった。
プログラムによって与える?
それではチープな物書き共の与太話と同じだ。
既にそのための筋書きはできている。
今日は親族を呼び集めて、私の偉業を報告しようと決めていた。
今頃は研究所の近くまでやってきている事だろう。
パチンと指を鳴らすと、壁に埋め込まれたモニターに緑色の地図が描かれる。
そこには幾つかの強く光る点が動いている。
「さて、始めようか…」
私は端末のキーを複雑に叩いていた。
私は既に、研究の一環として彼らの脳波コンロトールに手を出していた。
【神の冒涜】そんな思想的な生やさしい物ではない。
悪魔の所行だ。
それによって彼らを表す光の点が、道を外れ消失する。
すぐさまコンソールを叩き、その状況を確認すると同時に、
試作型のロボット達にその回収を命じる。
これはあくまでも不幸な事故なのだ。
彼らは交通事故によって亡くなってしまったのだ。
そしてその脳を、脊髄を、私の生み出したアンドロイドのボディに組み込んで行く。
さぁ、これで彼らは蘇る。
人間としての思考と、ロボットとしての体を持って…
誤算だった。
彼らは私の与えた奇跡の体を持って逃走した。
その先は、私のライバルであった男の元へだった。
同じだけの知識を持った彼ならば、自分たちを救ってくれる。
少なくとも私の性格を知っている事で、かくまってくれると考えたのだろう。
……こんな事ならば心までプログラムで組んでしまった方がマシだったかも知れぬ。
どこまでも愚かな連中だ…
しかしそんな事よりも、ライバルに私の研究成果を渡す事の方が許せなかった。
私は唯一残った研究成果に語りかける。
「アレは悪いロボットなんだ、お前ならやっつけられる。
ロボットになったお前は、ヒーローなのだから!」
「うん、僕がやっつけてくるよ、お爺ちゃん!」
私になついていた少年であったロボットが研究所から元気に飛び出して行く。
彼は肉親と戦い、彼らに組み込まれていたギミックを奪い、
自分の体と同じ規格である事に何の疑問も持たずに、
更に戦い続けるだろう。
……そうだ、壊せ!
あいつらは既に人間ではない!
私の研究を奪った、憎むべき敵なのだ!
奪い返せ! 私の研究成果を!!
――ロックマン――
天馬博士以来、ロボット博士はアレでナニなほうがしっくりくるよな
780 :
1/3:2006/09/01(金) 02:01:28 ID:???
私は女王。頂点に君臨するもの。
私を恐れるのはいい。妬むのも許そう。
だが、侮辱を許すことはできない。
この王座の重みを疑うものは、必ず後悔することになるだろう。
「教官」
「なんだ、竜ヶ峰」
「岡崎さんを辞退させてください。今ならまだ間に合います」
「この作戦に最も適しているのはあいつだ」
「わかっているはずです。彼女が実戦に出れば……死にます」
「ひとつ言っておく。岡崎を昔のままだと思わないほうがいい」
凡人はいつもこうだ。
天才を、才能にあぐらをかく愚か者と決め付けている。
努力の量が同じなら、才能のある者が勝つ。
パイロットというのは、それが全てのシンプルな世界にすぎないのに。
ましてや、的外れの精神論や無意味な特訓に逃げた者が
私に追いつけることなどあろうはずがない。
今や女王の信奉者から転じて反逆者となった、彼女のマシンが
空を切り裂き、敵地へと赴いていく。
まあいい、すぐに私の出番だ。
あの娘の力量では、戦うことだけで手一杯で、
隣の大陸に渡るだけの燃料を確保することなどできはしないだろう。
この作戦が終わったら、許しを請うあの娘の涙を拭ってやろう。
781 :
2/3:2006/09/01(金) 02:03:29 ID:???
私が異常に気付いたのは5分後だった。
もうロケット燃料はその大半を消費しているというのに、
岡崎機は一度も補給を受けようとしない。
最初は戦闘に巻き込まれるのを恐れているだけかと考えたが、彼女は
敵戦力の有無にかかわらず、地上補給ポイントを全て無視して突き進んでいく。
「岡崎さん! 減速を……陸戦モードに変形なさい!」
「黙っていろ、竜ヶ峰」
「何をやらせているかわかっているのですか! あのままではあの娘は……!」
彼女は減速するどころか、残り少ない燃料を一気に燃焼し、なおも加速した。
最後の補給地は20秒前に通過した。この速度では旋回も不可能。
そして、彼女の目前には……
「機体を! 機体を捨てて! 逃げて岡崎さん!」
「……今だ! 岡崎!!」
音の何十倍もの速度で海面に激突しようとしていた彼女は……
最後の足掻きのように陸戦人型モードに変形し……
海を、蹴った。
782 :
3/3:2006/09/01(金) 02:06:24 ID:???
海面が爆発し、滝のような水しぶきをあげ、数十トンもの鋼鉄の人形が
再び空へと舞い上がっていくその光景に、私は呆然とするしかなかった。
「……こんな……馬鹿な………」
「馬鹿げてはいない。角度。速度。タイミング。全て計算ずくのことだ」
「確かに、あの速度にあっては、水面はコンクリートも同じ……ですが!」
「そうだ、一瞬の迷い、ためらいが命取りになるだろう。だが……」
「――ッ! あの特訓……!」
「そうだ。岡崎は200時間に及ぶ鉄ゲタ踏み台昇降によって、
何事にも動じない完璧なリズム感を会得している」
跳ねていく。跳ねていく。
陸を目指して無骨な鉄の巨人が、海上を軽やかに駆けていく。
一つの誤りが死、という危うさの上に成り立っているにもかかわらず、
それは妖精のスキップのように、ただ美しさだけを振り撒いていた。
「竜ヶ峰、お前は言っていたな。努力の量が同じなら、才能のある者が勝つと。
だがお前は、岡崎の才能、お前にはない才能を見逃していたんだ。
それは……けして失敗を恐れない、クソ度胸だ」
「……負けたわ、岡崎さん」
「突き抜けろ、岡崎! 超えるんだ父親を……俺の親友を!
フォーメーションはZだ!」
――フォーメーションZ――
暇だ…
老人は退屈を持て余していた。
今は就業中の時間だ。
しかし、何もやる事がない…
この四角い部屋の中では何の娯楽もないし時間を潰す方法すらない。
これでも以前は、その道の第一人者として
かなり名前の売れた存在だったのだが…
どうやら世界は彼を認めようとはしなかったらしい。
だから彼は、こうして何の仕事もなく無意味な時間を延々と過ごしている。
「……様、来客が有るようです!」
一瞬、老人が歓喜の表情を見せるが、それもすぐに曇ってしまう。
老人が取り出した宝玉には、数名の冒険者が映し出されていた。
「馬鹿者、あれは既に合格した連中じゃ!
貴様の仕事であって、儂の仕事ではないわ…」
老人はそう言うと、つまらなそうにその部屋を後にした。
儂の仕事は、一度の試練を与えるのみで、それ以降は何もない…
ここ最近では新たに試練に望む者もいない…
来るのは試練に合格した連中ばかり…
むしろ若手の連中の仕事のために、この部屋から出て行かねばならぬ…
あぁ、ストレスがたまる…いっそ転職しちまうか?
…いや、この老齢じゃそれも無理だよな…
いっそクビにでもしてくれねぇかな…
――ウィザードリィ――W E R D N Aの悩み
7連続で殺されたり爺さんも大変だよな
785 :
1/3:2006/09/03(日) 04:28:02 ID:???
よお。
こんなところで会うとは奇遇だな。
え…?お前は誰だって?
ハハハ、冗談はよしてくれ。
…本当にわからないのか?
あれだけ遊びに付き合ってやったのに、そんな言い草はないだろう?
…まぁしかたない。本来ここで見かけるはずないんだしな。
全くわからないってのも、お前らしくていい。ハハハハハ。
じゃあこうしよう。クイズだ。俺は一体誰でしょう?
786 :
2/3:2006/09/03(日) 04:30:32 ID:???
ヒントがいるよな。
んー、さっきの「遊び」の話でもしようか。
ここにいる連中とは散々遊んでやったな。
今でも遊んでやってるぞ? 全くどうしてわからないんだか…
どんな遊びをしてるのかって?
そりゃあまあ、いろいろだな。
全部ルールのある遊びだから、ゲームに分類されるのかな。
まぁ、全部同じ遊びといわれるかもしれないけど。ハハハ
でもな、実際遊んでみるとわかるはず。
あるときは戦略。
あるときはタイミング。
あるときは細やかな動き。
同じに見えるが、中身は結構違うものなんだ。
もっとも、ルールを作ったのは別の人だけど。
お前は遊んでないのかって?
ハハハ、あいにく遊んでやってるだけだ。
本気を出したら、お前は絶対に勝てないからな。
最初はいかにも勝てそうなんだけど、結局はお前が勝つ。
そういう展開になるようにいつも努力してる。
そりゃあもうお前が絶対わからないくらいの努力だ。
知らなかっただろ?
なのにお前は…
ちょっと負けが込むと、「鬼」とか「理不尽」とか言って拗ねる。
ちょっと俺が手を抜くと、今度は「手抜き」「雑魚」と来る。
まるで、わがままいっぱいのお子様みたいだ。ハハハハハ
いやなに、お前がそれで楽しかったらそれでいいんだ。
自分がそんなに遊ばれてるとは思ってなかったって感じだな。
ぶっちゃけていうと、俺とお前じゃ反射神経が違いすぎるからな。
動きが全部見えてしまうんだ。
その上で、あえてそれを受けたり、裏をかいたりしてる。
サイコロを振って決めたりする事もある。
ただ、先は読んでいないんだ。俺はなぜか先が読めないんだ。
なんでだろうな?俺にも良くわからないんだ。ハハハハハ
それじゃ楽しくないのかって?
実は俺、そういうのよくわからないんだ。
ただ…
俺の努力がうまくはまったとき、遊びの内容は素晴らしい物になる。
お前が負けることが多いけど、不思議とお前は拗ねない。
ムキになって再戦しにくる。
そして、とうとう俺に勝って、大喜びするんだ。
そんな姿に影響されてしまってるのかな?
それともただ単に時間が長引くからかな?
遊んでやってるはずなのに、こっちも熱くなってるんだ。
ああいうのを、楽しいって言うのかな…
あ、もうこんな時間だ。こんどまた遊びに来いよ。
俺はいつでも待ってるぞ。それじゃあ、またな。
そいつに限らず、たまに意思が宿ってんじゃねえかと思うときはあるな。
乱数の奇跡起こりすぎ
「こら、お墓であそんだらいけんよ。神様に見つかるかんね」
「なんで? 神様だったら別にいいじゃない、おばあちゃん」
「神様ちゅうても、あんまりいい神様じゃあないけん。
目もみえない、手足もない、怖い怖い神様じゃけ」
「こわい神様なの? ぼくも、ママたちも食べられちゃう?」
「だいじょうぶ。ご先祖さまが助けてくれよるよ。
さ、スイカが冷えたで、はようおあがり」
今思えば、これが祖母と過ごせた最後の夏休みになったのだ。
私もいつか彼女のように、あそこへ送られる日がくるのだろう。
建造されて二千年以上経った今でさえ満杯になることのない、
迷宮のように入り組んだ地下墓地へと。
まるで何かを逃がさないために作られたかのような、あの場所へ。
願わくば、“それ”が生きた肉の味に興味を持つことがありませんように。
――パックマン――
かすかにホラー(((( ;゜Д゜)))
民間伝承みたいでいいね。
久々にこのスレ来て更新してみたら新着151件・・・
おかえり
「見ればわかるでしょう。地獄ですよ」
眼下の光景について問うた私に、彼はそう答えた。
本土から遠く離れた無人島のはずの離島で、
数名の若者が実銃や手榴弾で武装し、あろうことか戦車まで
持ち出して、殺し合いを繰り広げている。
しかし……これほど激しい銃撃戦に、誰一人として死者は出ていない。
弾が当たらないわけではない。
一人など、もろに戦車砲を受けて首がちぎれ飛んでしまった。
だが、数分もすると、若者は新しい頭にヘルメットを被せ、再び戦場に戻っていった。
「面白いでしょう。再生力を高めてあるんですよ」
しかしそれは、代償として耐え難い強烈な飢えをもたらすのだという。
若者たちは、定期的に与えられるごく僅かな食料をめぐって争っているのだ。
「決めたんですよ。父を殺したあいつらが、未成年だというだけで赦されたあの日に。
さしたる理由も無く、楽しみながら老いた父を殺した、奴らを守るこの世界のかわりに。
あるかどうかもわかりはしないあの世の、いるかどうかもわからない裁決者のかわりに。
私が地獄を作ってやろうって」
そうだ。この世界は若者たちを守る側だ。
彼らの前途を。彼らの可能性を。
娘を乱暴し、自殺に追いやったやつらの、輝ける未来を。
「……地獄の定員に、まだ空きはありますか」
彼は微笑み、そして――
――爆闘士パットンくん(隠しモード)――
ほ
っ
け
( ⌒ )
l | /
〆⌒ヽ
⊂(#・д・)
/ ノ∪
し―-J |l| |
@ノハ@ -=3 ペシッ!!
「人間よ……よくぞその非力な肉体で我を倒した。望みがあるなら聞いてやろう」
「竜よ、御託はいい。王女をかえせ」
「ああ、そのあたりに残りが転がっているが。それでいいのか?」
「なっ……! 妃にするつもりではなかったのか!」
「雌竜の我が、人間の雌と? 面白いことを考えるのだな」
「ちくしょう、あれだけ苦労して竜を倒したってのに、これじゃ縛り首にされちまうぜ……」
「そうか、すまんな。だが、贅沢な食事だけで育てられた娘はとても美味なのだよ」
「……望みを聞くといったな? なら、王女を蘇らせろ!」
「お前が生命について、ほんの欠片でも知っていれば、そんな愚かなことは言うまいよ」
「…………」
「なに、要は処刑を免れられればよいのだろう? それなら簡単なことだ」
かくして、ローレンス王国の宝、見目麗しきセリア王女は、
放蕩児クロービスの活躍によって悪しき竜の牙より奪還された。
しかし、あらゆる秘薬、まじないの類をもってしても
竜が王女にかけた呪いを解くことはできず、鱗に覆われた尾や
炎の息を治すことはもちろん、小動物を丸呑みにするなどの
奇行をおさめることさえかなわなかった。
浜辺の砂ほどもいた求婚者たちが次々と“自国の一大事”や
“命に関わる急病”で脱落していくにあたり、王は仕方なく、
“かねてよりの約束通り”クロービスを次王とした。
それからも、セリア王女のふるまいは非常にしばしば父王を嘆かせたが、
かつてみられた陰険とさえいえる一面ががなりを潜め、
また、城にネズミや気味の悪い虫が見られなくなったこともあり、
侍女たちからの評判はかえって上々であったという。
――ドラゴンバスター――
なるほど、本物は竜の腹の中で
ドロドロしてるからスジは通ってるな
一説ではドラゴンの胃袋は溶鉱炉みたいなもので、其処らの岩を喰らうという。
腸は製錬工場のような仕組みなんだという…。
ドラゴンが宝物…特に金塊を多く隠し持っていたりするという話は?
A:殆どウンコ
広間になっているのは?
A:全部当事者が喰った。
何だそうだ。
その内姫様型の金塊が出て来ちゃったりすると縛り首だなw
通常の動物と同じ食性のドラゴンらしいから大丈夫そうだけど。
可燃性ガスが詰まってて飛べるという説もあるな。
ブレスを吐くと飛べなくなるという
ブレスに失敗した子竜とか、思いっきり爆死しそうだなw
今スレでよかったやつの話でもしながら
保守していくしか
ファミコンバーとかはそうきたかと思ったなぁ
805 :
NAME OVER:2006/10/24(火) 03:29:42 ID:0m/VegY4
「グアアアァァッ」
橋が落ち、溶岩の中に沈んでゆく怪物。
とうとうやった…
とらわれの姫を救出するための苦難の旅もこれで終わり。
後は姫を連れ、来た道を戻り王国へ帰るだけ。
後から来ている弟ともすぐ合流できるだろう。
「さあ、行きま
そこまで言ってハッとした。
橋はもうないんだった…!
―スーパーマリオブラザーズ
保守ついでの適当な話でごめん
ワロタw
保守乙
時は西暦19XX年。
米国の某州では知事が暗殺され、街は完全な無法地帯と化していた。
今日もフライパンを片手に暴れている薬物中毒の主婦。
飼い主に見放され、野良となった犬。
信号も破壊され、常に青信号な道路。
ある日、この荒れ果てた街に一人の少年が引っ越してきた。
彼は孤児だ。身内なんて一人もいない。
食べて生きていくためには収入がどうしても必要となる。
「あの、○○シティ新聞社様でしょうか・・・私は・・・」
「はい、面接希望ですね。では明日の13時に本社の受付窓口にお越しいただけますでしょうか?」
「わかりました。明日の13時ですね。宜しくお願いします。」
少年は電話を置き、一呼吸し、その場を離れ自室に戻った。
○○シティ新聞社か・・・聞いたこと無いけど、待遇もそれなりに良いし仕事になるといいな。
引っ越してきたばかりの彼はその時、知るはずもなかった。この街の真相には何も。
「・・・あの、先日お電話をした者なのですが、面接の件でこちらに伺いまして・・・」
「お待ちしていました。では、こちらの部屋でお待ちいただけますでしょうか。」
数分後少年の面接が始まり、社員には評価が良かったのか、後日連絡無しの採用が決定した。
「では、月曜日の午後2時から仕事開始となります。動きやすい格好でお越し下さい。」
少年は、会社を出た後、小さくガッツポーズをした。初めてのバイトだ。意気は高まる一方であった。
1/3
次の日、少年は新聞社で仕事内容を真剣に聞いていた。
「貴方がこれからして頂く業務は一戸建ての新聞配達です。配る地域は○○エリアと呼ばれるところで・・・」
「はい」
「新聞と配達用の自転車はこちらで用意してあります。配る家もこのメモに載せておきましたので」
「わかりました。」
「配り終えたら、社員数人がゴール地点で君を出迎えてくれると思いますよ」
・・・ゴール地点?何だそれは。
質問するより、まずは配達をしてからだな。
説明が終わり、新聞を手に持つ。
・・・何だ?何でこんなに重いんだ?
「あの、この新聞何故こんなに重いのですか?」
「あぁ、これは対策で新聞の中にチタン合金が入っているんです」
・・・ ・・・は?チタン合金?
「留守っぽいな、と思いましたら、ドアめがけて新聞を投げつけても構いませんので。」
「はぁ・・・」
良くわからないまま少年は外に出て、10部の新聞と相棒となる自転車と共に指定のエリアへ向かった。
指定されたエリアは割と近かった。
見渡す限りの直線道路。一見何もないようだが・・・
車道に出ないように配達を開始。
まずは1件目の家に到着した。庭には誰もいない。ポストもしっかり設置されている。
1件目、配達完了。何でこんな楽な仕事なのに給料が良いんだろう?
まぁ、10部だしサクサク進もう。
2/5
2件目の家に到着。何か物音が聞こえる・・・
ガシャン。ガシャン。ガシャン。
・・・何だか気味が悪い。言われたとおりドアに投げつけよう。
だが、コントロールが元から良くないせいか、チタン合金を挟めた新聞紙は家の窓ガラスを簡単に貫いてしまったのだ。
あ、まずい。謝りに行かなきゃ・・・
と、その時。
「AHHHHHHHHH!!!!!!!」
中からフライパンを持ったおばさんがこっちに向かって激走してくる。
「あ、あの僕は・・・」
「AHHHHHHHHH!!!!!!!」
少年の言葉も聴かず、ただただこちらに物凄い剣幕で走ってくるおばさん。
「うわぁぁぁぁぁぁ!!!!」
僕は必死に逃げるしかなかった。何が起きたかさえその時は考えられなかった。
・・・はーはーはー。何だ、この街は。
何とかおばさんからの殺気から逃げ切った少年は3件目を無事配り終え4件目の家に向かっていた。
4件目の家には庭に20代の若者がいた。
「こんにちわ。新聞を届けに来ました。」
「・・・・」
若者は何も聞こえないかのようにアクロバットの練習をしている。
「あの・・・新聞を・・・」
「・・・・」
・・・余程夢中になっているのだろうか。良くわからないままポストに新聞を入れてその家を後にした。
3/5
7件目の配達に差し掛かるとき、前からスケボーに乗った若者に激突しそうになった。
「・・・危ないじゃないか。こんな歩道でスピード上げて走るなんて・・・ん!?」
前から来たのはベビーカー。しかも親がいないのに勝手にこっちに向かってくる。
「わ!?何だ!?」
間一髪で避けきった。子供の心配さえ考える余裕も無い新聞配達なんて・・・
何とか10件目を配り終えた時、そこから道路工事に使われるコーンと、何故か的が沢山置いてある場所に到着した。
何故かジャンプ台も幾つかある。なんだここは?
とりあえず、疲れを吹き飛ばしたい気分だったので、ジャンプ台に乗って気分良くジャンプ。
んー、気持ちがいい。涼しい風が自分の身体に受け入れて爽快である。
ジャンプ。ジャンプ。ジャンプ。
気がつけばかなり走っている。このジャンプ台と的は何のためなのか。
そして、人が数人線の向こうで待っている。
線を踏んで、人が数人近づいてきた。
「○○君だね!配達お疲れ!」
「お疲れ!」「お疲れさん!」
「あ、ありがとうございます!」
少年は、とりあえず両手を上げてポーズをとってみた。
「さぁ、今日の配達は終わりだ。会社に戻るよ」
「はい!」
4/5
「お疲れさん。2件目の家から電話が来たんだが・・・これはどうしたのかな?」
「あ、はい。実はこの家は・・・」
理由を正直に説明した。あんな家届けられるほうが凄いと思う。
「ふーむ、成程ね・・・さっきこの家の奥さんから電話が来て、もう届けなくて良いよって言われたんだよ」
「・・・すみません」
「まぁ、君の頑張り次第でまた新規のお客さんが来るかも知れないから、頑張ってね。」
「はい、わかりました」
複雑な気持ちで会話を終え、少年は休憩所でコーラを買って椅子に座り飲んでいた。
目の前には少女が2人いる。
「ねーねー。○○さん家の排水溝から何か得体の知れない物体が出てきたんだけど・・・」
「えー!?信じられない〜」
「しかも、そこ通り過ぎたら何か臆病な銀行強盗いてさー」
「うんうん」
「そいつに新聞ぶつけちゃったら倒れて、その場で現行犯逮捕。アタシ警察から表彰されちゃったのよ〜」
「え〜!?すごいじゃん」
・・・
・・・何だ?何が起きているんだ?この街は・・・
複雑な気持ちでタイムカードを押し、退社。明日の配達に備えることにした。
5/5
−ペーパーボーイ・了−
P.S わかる人はわかるでしょうけど、会話の少女の1人は後に出てくる「ペーパーガール」です。
出だしは「ん? マザーかな?」と思ったけどなるほどね
「こんなんじゃ何の解決にならない。・・・もっと根本的な解決策があるはずだ。」
俺はパイプから漏れ落ちる油をひたすら集めながらそう思った。
「オイルパニック」
「これだけであれが消えるなんて到底納得出来ない、でも消さなきゃ猿に馬鹿にされてしまう…」
テトリス(AC版)
815 :
NAME OVER:2006/11/11(土) 12:02:57 ID:qlEcYgaX
>813
ワラタw その通りだ。
でも修理の人が来るまで何とか持ちこたえてるとこなのかも。
816 :
ごま:2006/11/11(土) 12:07:51 ID:HlgtTN5b
怖い人達が、イマイさん
817 :
1/2:2006/11/20(月) 06:38:14 ID:???
がさっ。がさっ。
秋空に高く茂った草むらの中、手足があらぬ方向にねじくれて横たわった、
萎びた案山子のようなものが微かにうごめいている。
なんともおぞましい光景だが、私は彼に敬意を払って目を逸らさないことにする。
これでも彼はこの王国最高の騎士なのだから。
あの赤い雨が降るまでは、彼より少しでもましでない騎士を探すほうが難しかったものだ。
しかし、かつて城を満たしていた騎士団員も今は全て死に絶えた。
彼らの亡骸は蟲どもを少しばかり太らせるのに役立ったか、
あるいは死に損ないの化け物と成り果てしまった。
元・栄光の騎士団は今日も不浄の地を拡大し、名誉を汚し続けている。
いまや、魔窟となった城を支配する誰か、もしくは何かに反逆するだけの
騎士道精神の欠片が残されているのは、化け物としてさえ半人前の彼しかいないというわけだ。
なまじ心など残っているばかりに彼は、幾度となく化け物の軍勢にあらがってはしくじり、
そのたびにかつての仲間の成れの果てに全身を貪り喰われるということを繰り返してきた。
何もわからないまま堕落を楽しみ、いずれ正義の騎士か何かに兜を割られて
永遠の安らぎを得られる側になれなかった彼は、とてつもなく不運だと言えるだろう。
818 :
2/2:2006/11/20(月) 06:42:30 ID:???
『しっかりしろよ』
今回もまた、奇妙にかん高く、だが澄んだ声が彼を叱咤し、再生しきっていない肉体を
無理に立ち上がらせる。
引き裂かれた体が蘇るたび、正気をあきらめ、化け物側に堕ちようとする彼の精神を
残酷にも地獄に呼び戻すあの声が。
『がんばれよ』
彼は、その声が親友――あの破滅の日に、いち早く赤い雨の本質を悟って
浄化の炎に身を投じた若き騎士と同じ声だということは、理解できているのだろうか?
ともかく、彼はその卑劣なまでに清らかな声に促され、部位の足りない具足を
よじれた体に身にまとい、曲がった剣を支えに、再び城を目指し歩き始めた。
私はただ黙って、彼のおぞましく、そしてこの上なく崇高な後姿が見えなくなるまで
見送った。
私は悩んでいた。
彼に告げてやるべきか、告げぬべきか。
たとえ彼がこの先、全ての困難を奇跡的に乗り越え悪の根源を打ち倒すことになろうとも、
いやたとえ何を為そうとも、一度不浄に身をやつした者に開いてやれるのは
親友の待つ天国ではなく、宇宙の終末まで続く忘却界への扉だけであると。
―― ゾンビハンター ――
なんてこった…
俺たちが回復の泉だと思ってつかっていたのは
実は溶岩だったんだよ!
「ファイナルファンタジー5」 〜エクスデス城一階〜
820 :
1:2006/12/03(日) 00:47:09 ID:???
西暦2096年
人類は増え続ける世界人口の為に食糧事情及び資源の枯渇が深刻化していた。
もはや各国は同じような境遇に立たされていた。
この状況を打破する為、先進国の首脳はある計画を実行に移した。
地球環境改善計画ー
それは膨大な処理能力を持つバイオコンピュータにより各国設置した端末及び環境改善設備を稼働、またメインコンピュータによる指針に従い、資源の利用率等を細かく制限し環境を改善しようと言う大胆な計画だった。
人類は今までの生活を著しく制限され、環境が改善するまではこのまま不自由な生活を余儀なくされることになる。
当然反対勢力もあったが、
もはや議論をする余地もなく、反対派の意見は無視されこの計画は可決され速やかに実行に移された。
計画を実行に移すに辺り各国の科学者が集められ、
この前代未聞のシステムは構想から5年という短期間で稼働を始めた。
このシステムの中枢を司るメインコンピュータは南極に設置しテロリスト等の危険要因をメインコンピュータ自ら排除すべく強固な防衛施設が設けられ兵器製造等も同施設で完全自動化で進められていた。
結果は人々にかなりの生活の制限を強いられる物の、環境は確実に改善、現在は90年前までの環境にまで戻りつつあった。
だが、人類はこの後自らの所業を後悔することになる。
まず、異変はアジア大陸で起こった。
謎の伝染病にて50億人が死亡。
続いて未確認飛行物体による攻撃を受る事になる。
だが、先の計画で各国の軍備は大幅に縮小、反撃行動に移る事もままならず、アジア大陸は壊滅状態に陥ってしまった。
その12時間後各国にある声明が上げられた。
「環境は改善したが、いずれは元に戻ることは明白と言う結果に達した。
私は今までの人類の行動を過去に遡り研究解析したが余りにもその場しのぎで後のことは考えていないと認識した。
よって現在より12時間後に各国にアジア大陸に使用した細菌兵器を投下し人類を滅亡させる。」
この声明により先のアジア大陸で起こった出来事は南極に設置したバイオコンピュータであることが判明。
各国は数少ない兵力を集結し、南極に部隊を派遣したが、
強固な防衛システムに阻まれ部隊は全滅。
もはや人類は滅亡のカウントダウンを待つだけになってしまった。
821 :
2:2006/12/03(日) 00:48:08 ID:???
だが、この計画を反対していた極一部の勢力はこの事態に備え、南極近くに秘密前線基地を建造しコンピュータの挙動を監視、
万が一に備え少数ながらも軍を組織し状況によっては反撃行動に移れるようになっていた。
また反撃作戦用の中核を成す戦闘機を配備、これに賛同する企業、科学者などにより秘密裏に戦闘機が製造された。
だが、少ない資源の中ではこの戦闘機は3機しか製造出来なかった。
「南極方面より機影多数。 こちらに向かっています!」
「この基地の存在を感づかれたか。 マーカム緊急発進せよ。
目標は南極基地メインコンピュータ!」
今、人類の存亡を掛けて鮮やかな一筋の線は空に向かって飛び立っていった。
マーカム
俺達は3人でトレジャーハンターだ。
今日は深海に眠るお宝を目指すんだ。
でも、海にはオオダコが住むという。
1号「すげーよ、宝箱にはお宝でいっぱいだ!」
袋で持ち帰った1号は何度も潜る。
でもそのうち彼は帰ってこなくなった。
2号「すげーよ、宝箱にはお宝でいっぱいだ!」
袋で持ち帰った2号は何度も潜る。
でもそのうち彼は帰ってこなくなった。
ボートにそこそこ溜まったお宝と共に
俺は陸に戻り一生を安泰に過ごした。
【オクトパス】
ゲームウオッチでいいんだったら、ほとんど終身刑受刑者の試練(刑罰)で、
ストーリーができてしまう(w
おぉ、このレーダーの波形はお宝の壺じゃねぇーか! しかも5つもある。
「俺が1個づつ引き上げるから、3分経ったら紐を引き上げて欲しい」彼はそう言って深い海の底へ潜って行った。
3分後、紐を引き上げると無常にも糸だけが引き上げられ、彼の姿は無かった。
この壺は大蛸が住んでいて、宝と思って近づくダイバーを獲物にしてたという…
海底宝探しゲーム
俺は「対地型サイボーグ試作機1号」だと呼ばれている。
人の形をしているが、敵を撃退するのに特化した手。
地下からの侵略者を撃退するのが俺の任務だそうだ。
今日もいつものように地下からの侵略者を一匹ずつ退治していく。
俺はただ任務をこなすだけだ。サイボーグだから。
【バーミン】
「先輩〜。ちょっといいですかぁ〜」
「ナンダァ?」
「僕思うんですけど、やっぱりちょっと効率が悪いっていうか。
逆に危ないと思うんですけど。」
「しょうがねえべ。車ん中、このシートしかなかったんだから。」
「やっぱり、このシートだと跳ねすぎて。なんかおっきなマットみたいなモンの方が
いいと思うんですけど。」
「しょうがねえべ。次から次へと落ちてくるんだから・・・あ、落とした。
あはは。しょうがねえべや。」
「あー。まァ、しょうがねえっスねー。あっはっは」
「わっはっは。次は頑張ろうや。」
【ファイア】
ゲーム&ウォッチシリーズに笑ったw
うえっへっへ・・・ あの子の部屋に侵入したぞ。
あの子はどんな性活いや生活しているのかナ?
ここにカメラを設置して・・・
ここには盗聴器だ。
おおっとベッドにももちろんつけるよ。
どんな寝言が聞けるのかナ?ヒヒヒ。
うえっへっへ・・・僕とあの子はこれで
いつも一緒なんだネ・・・
【アップルタウン物語】
>>820 ひさびさにスレを見にきたらマーカムのストーリーが!
よもや、あんなマイナーなゲームを題材に選ぶ人がいたなんて!
しかも、あのやたらに自然味溢れる背景も織り込んであるし。
神だ!
830 :
NAME OVER:2006/12/31(日) 13:05:33 ID:+nL38DeB
ただいま。
お前大きくなったな。
昔はコントローラーだってBにも届かないほど小さな手だったのに。
あぁ、ジャンプもうまくなったな。
クリアしてもらったときは俺だって嬉しかったんだよ。
ただいま。
大きくなったのね。
毎日友達呼んでやってくれてたのに、あなたの横の子は家族かしら?
マントの使い方も、うまくなったわ。
クリアしてもらったとき、嬉しかった。
ただいま。
ちょっと背伸びたか?
おお、もう3Dスティックの使い方も様になって。
壁けりも、三段ジャンプも、横飛びも思いのままか。
覚束無い手でも、クッパ倒したときはうれしかったなぁ。
俺も嬉しかった。
懐かしいなんていうなよ。もういつでも会える。
バーチャルコンソール
アレスタ
DIA51「よく来たな。人間にしては上出来だ。」
レイ・ワイゼン「DIA51!貴様を破壊する!」
レイ・ワイゼン「砲台を全て破壊した。貴様も終わりだ!」
DIA51「私は環境維持コンピュータだ。砲台などなくても貴様を殺す事はたやすい。」
レイ・ワイゼン「何だ!?…砲台の下から怪植物が!?」
DIA51「ハハハハ!貴様の貧弱な機体をひねり潰してやろう!」
DIA51「下等な人間ごときに私は敗北してしまうのか。貴様…名前は何という?」
レイ・ワイゼン「レイ・ワイゼン」
DIA51「レイ・ワイゼン!今回は私の負けだ。しかし私は死なん。いつの日か再生しきっとこの世界を征服してやる。貴様にはここで私の道連れになってもらおう!」
レイ・ワイゼン「ざれつくんじゃねえ!」(トドメのビーム発射)
DIA51「ぐわああああ!?」(爆発)
レイ・ワイゼン「終わった・・DIA51の最後だ。(通信)任務完了しました」
司令部「(通信)君の勝利だ。君は全ての敵を破壊した。」
空港に到着
ユリィ・レイノックス「レイ!」(駆け寄って来る)
レイ・ワイゼン「ユリィ!怪我は治ったんだね。よかった…」(抱き合う2人)
アレスタ(完) 製作コンパイル
私は敵を待っていた。我が主人の為の最後の壁となる為に…
それこそが、私が主の厚い信任に答える為の最良の手段だから。
そして、その敵対者こそが我らの最大の敵、我らを葬り去る事のできる異能者なのだから。
ギィ…バタンッ! 重たい扉が開き、室内に大きく響く音を響かせる。
例の敵が現れた。さぁ、今までの相手の様に愚かで弱い人間共に、悪魔に逆らう愚行を
死ぬほど後悔させて殺してやろう…
私の持つ能力で、その魂を地獄の底にまで沈めてやろう!
……いや、待て。奴は我らを打ち倒すだけの能力を持っている事は確かだ。
そして奴が必殺の武器にしている忌まわしい聖なる十字架の威力は絶大…
まずは相手の手の内を調べねばなるまい…
奴が手にしている物は…悪魔を打ち据える聖なるムチと…
…何!? 腰にさげていたはずの聖なる十字架が無くなっているではないか!!
ならば勝てる…赤子の手を捻る様な物だ!!
「現れたな、悪魔を始末する者よ!
しかし、聖なる十字架も持たずにこの私に挑むとは…それは侮辱と見なす!!」
「キサマにはこっちの方が有効だと思ってな!」
何かの小瓶を投げつける男。
……なんだ、全身に焼ける様な激痛が走る! 一瞬、私の攻撃が後れた。
「残念だったな…俺の【とっておき】ってのはクロスじゃねぇ…
この聖水こそが、俺の最強の必殺技なのよ!!」
更に小瓶を投げつけ続ける…私は為す術もなかった。
悪魔城ドラキュラ 最強の敵、死神…ハメ殺し
保守
何故こんなことになってしまったのだろう。
俺は人間だ。
俺は人間だった。
俺は……人間……なのか?
蒼く節榑立った腕。
醜悪に歪んだ相貌。
大木を軽々と振り回せる膂力。
一言で表すと、怪物、だった。
あの日、俺はあいつとあの世界樹の下で約束したんだ。
ずっと一緒だと。
どんなに遠く分かたれようとも、
長き時を隔たれようとも、
いつか必ず君の元に帰ってくると。
世界樹が二人を祝福するかのように風に舞った。
だが。
それは、決して祝福などではなく。
一瞬にして世界を漆黒に染めた邪悪な波動。
石に正の字を刻むことにしよう。
大切な約束を忘れないように。
いつの日か、再び相まみえる時が来ることを祈って。
そのとき、身体の奥から声が聞こえた。
「探せ」
それはとてつもなく大きく、抗うことのできない物理的な力を持って襲ってきた。
「探せ」
何を?わからない
何故?わからない
ただひたすら、血眼で辺りを見回し、草の根掻き分け、それを求め彷徨っていた。
何も解らぬまま。
君を探したいのに。
探しているものは、きっと君ではない。
石に正の字を刻むようになってどれくらいの月日が流れたのだろう。
かつて刻んだ正の字は、すっかり埋もれて見えなくなってしまった。
まだ生きている。
守らなければならない約束のために。
もう顔も思い出せない。声も分からない。
あの約束は、本当にあったことなのだろうか。
本当に、君と約束したのだろうか。
「探せ」
それでも。
探し続けるよ。
君のために。
石に正の字を刻まなくなってどれくらいの月日が流れたのだろう。
かつて刻んだ正の字は、すっかり風化して消えてしまった。
何のために時を刻んでいたのだろう。
何のために生きているのだろう。
「探せ」
何のために探しているのだろう。
何を探しているのだろう。
ただ、探し続けている。
もう何も考えたくない。
もう何も考えられない。
何か大切なことがあったような気がする。
何か探さなければならないことがあったような気がする。
もう声も聞こえない。
もう何も変わらない。
もう何も分からない。
もう何もない。
ただ、体が、この身体だけが、
何も変わらぬこの世界で
いつもの道をうろつき廻る。
草木一つも何も変わらぬ道。
目を瞑っても一歩たりとも間違えない、いつもの道。
かさ
そのとき。
音が。
遠くの茂み。
突然の変化に、俺は唐突に、とある感情を抱いていた。
「殺せ」
それは、歓喜、だった。
そう。これが、これこそが俺の探していたことだったんだ。
このために俺は生きていたんだ。
「殺せ」
身体の隅々に熱い力が行き渡る。
「殺せ」
「ゥゥァァあぁぁああああああああ」
何百年も動かしていなかった、動かし方すら忘れていた声帯を震わせ、
俺は獰猛な絶叫を上げる。
それはまさしく獣の───否、それはまさに悪魔の衝動だった。
「殺せ」
「殺せ」
「グガアアアアアアアアアアアア」
甘美で陋劣な本能の命じるままに、俺は走り出す。
アクトレイザー
ハッ! ボヒュ
うーむ、魔法陣から出てくる敵の視点?
アクトレイザー久しぶりにやってみるか。
アクションモードでそこらへんをうろうろしてる敵のつもりだった
アクションゲーム全般に言えることだけど、
奴らって主人公が来ないときも延々うろついてるわけじゃん
その理由とあとなんかアクトレイザーの敵は元人間だったって設定があったような無いような
843 :
1/2:2007/03/17(土) 19:36:32 ID:???
(またスでも入ってやがったか)
一人ごち、クラックの入ったタービンブレードを放り投げる。
まぁ、当然だ。
2ストの大排気量モトクロッサーにターボ。どう考えても正気じゃねぇ。
当然Ishikawaの純正なんかじゃない。
ジャンク屋から法外な値段で引き上げてきた適当なタービンを捻じ込んでるだけだ。
なんで、冷却が間に合う訳も無く、10秒も稼動させればシリンダが焼き付く素敵仕様だ。
代わりのジャンクを組み付けたところで、腕時計のアラームが鳴る。
さぁ、ギロチン台に登る時間だ。
コースの四隅にある拡声器がブツッと音をたて、嫌な空雑音を唸らせる。
軽くハウリング音が響き、スピーカーがいつもの粘ついた下品な声をがなりたてる。
"イカれた紳士淑女の皆さん!ようこそサンダードームへ!!
今週も4人の自殺志願カミカゼ野郎が集まったぜぇ!"
844 :
2/2:2007/03/17(土) 19:37:41 ID:???
舌で奥歯を鳴らす。糞ッ垂れ。
何が志願だ。あれは営利誘拐及び監禁ってんだ。覚えとけ。
今度貰ったお仕事は高給だけど住み込みなの、缶詰って初めて、とか暢気にほざいたアホ妹の顔が思い浮かぶ。
足を洗わせろ、と言った途端にこれだ。クズ供め。
"ハジける脳ミソ、ぶっ飛ぶ手足!
先週大活躍のチャンプ、ネックカッターが今週も大暴れだ!"
これで視聴率60%を越えているらしい。お茶の間のクズの皆さんコンバンワ。
"ルールは簡単!
「自分以外のヤツは全員ぶち殺せ」だ!
さぁ、皆さんご一緒に!"
ハンドルに引っ掛けておいた、黒い染みのこびり付くメットを持ち上げる。
鬱屈して血に飢えた観客の大音響のコールがピットブースに反響する。
"・・・のは1人!!"
今夜も大入りかよ。働けブルジョワ供。
軽くチョークを引っ掛け、エンジンに火を入れる。
電圧不足のヘッドライトが断頭台へ続くゲートを不安定に照らす。
"入るのは4人!出るのは1人!!"
"入るのは4人!出るのは1人!!"
上等。
スロットルを煽り、前輪を宙に掲げてゲートに飛び込む。
ぶっ殺してやる。
---【エキサイトバイク】
∧__∧
( ´∀`) 殺し合いでエキサイト!
( O┬O
≡◎-ヽJ┴◎
847 :
NAME OVER:2007/03/17(土) 22:16:11 ID:8C1NzZqz
アポロン板井売って英雄音楽過疎来たがくらい決定コンボイ参戦七月スパロボ選択ソニン頼まれたら知的財産権ツッパリ手際が土地茄子二回盗み眠り飲み博士人が風俗変更星マン短い難しい女神喪服やってゆるんだ四年ライン理学るしレゲー路線ワールドをん
「たけしの挑戦状」
葭川は激怒した。
必ず、かの邪智暴虐の妻を除かなければならぬと決意した。
葭川には政治がわからぬ。葭川は、町のサラ金業者である。
笛を吹き、子供と遊んで暮して來た。けれども邪悪に対しては、人一倍に敏感であった。
テラダザスwwwww
なんかね、VCってあるよな?。バーチャルコンソールって。
WiiもPS3も未購入のおっさんの俺は最近知ったさ。
バーチャルってなんだよ、今更さ。もう死語だろ、軍平なめてんのか、ふざけんなと。
なんなのかと思ったらどうも昔のゲームが遊べるようになっているらしい。そりゃ結構。劣化エミュですかと。
色々と見てたら、そこそこ(いや、かなり)興味が湧いてきたんだが、ただプラットフォームがね。
いやまあそれは置いといて。
で。以前、このスレでみたPCエンジンの話し思い出してな。あれ読んだ時もちょい泣きしたんだけど、
なんか今またすこし思い出し泣きしてさ。
なぜか。
そんな昔のゲーム復刻されてもナ。
友人4人で徹夜して遊んだボンバーマンやらモトローダーやらダンジョン〜やら、出されてもな。
その思い出を語れる仲間の1人がこないだこの世のゲームオーバーを迎えたんでな。
こーゆーのは以外とヤラレルもんだ。
そんなこんなでなんとなしに思い出したんで久々にここ覗いたんだけど
まだあって良かったわ。これから未読分読もうかね
851 :
NAME OVER:2007/04/15(日) 23:25:14 ID:Zde42pZ1
852 :
NAME OVER:2007/04/16(月) 00:16:25 ID:DW//xeUg
>>70〜
>>72 エグゼドエグゼスネタ
おれ的には一番きた。
ここまで膨らませられるのがすげえよ
853 :
ALX:2007/04/16(月) 00:29:23 ID:+JlEdYe9
Offtopic:
Sorry, I`m extremely bad at Japanese - where is "new thread" button?
ねえ、この岩をどこに運べばいいの?
この石は一体なんなの?
僕は一体…だれ…なの?
一つの岩が石を持ちました。
そこは大きな壁で囲まれた空間。
そこに居るのは大きなモンスターのみ。
貴方はここにある石を運んでこの限られた空間を逃げ出さなければならないのです。
味方なんて居ません。
貴方には石を押す力しかありません。
ブルーストーンを青き台座にセットする。
貴方はただそのためだけに生まれてきた命なのです。
全てのブルーストーンをセットしたら何か起こるかは分からないけど。
その命を無駄に過ごすよりはマシでしょう?
さあ、動きましょう。
私にそのゴミほどでしかない命が動いている事をみせてください。
−フラッピーー
大掛かりな物語でもなく説明書的に書いてみました
そのうち暇が出来たら何か書くけど時間掛かりそう…。
みんなも暇ならなんか書いてくれ。
>>854 実際のフラッピーのストーリーが侵略者ンガラ・ンゴロの侵略に対して星ごと自爆することで
対抗したブルースター人の唯一の生き残りが母星のカケラを集めるという無駄に
大掛かりなストーリーだから困る。
攻略本のマンガでは天変地異で爆発だったな。
感動のエンディングが待ってそうだが
クリアしても多分なにもないんだろうな
待つ。ただひたすら待つ。欲望もなく、感情もなく、その時が来るまで待ち続ける。
それが命令、それが存在理由。
いくつかの音が響き、一体…二体………合計六体の生命体が近寄ってくる。
地面を蹴る音と、白の中の赤――唇――から発せられる音が、それが獲物であると
認識させる。生命体のうちの一体が私を拾い上げる。白の中の黒――瞳――が
横を向き、赤が音を立てる。黒が向いた方の生命体の赤が緊迫した音を立て、
私を拾った生命体の黒が二つ、こちらを向く。合図は告げられた。
私は口を開け、黒に向かって火を吐き出す。赤から大きな音を立てながら、生命体は
私から手を離す。私は、そして同じように時を待っていた”私”が、魔力をまとって
宙に浮く。床に転がっていた「かつて生命体だった物」が動き出し、物陰からは
小さな動物が駆け寄ってくる。不意をつかれた生命体たちはあっという間にその生命を
失い、ただの体となって地に倒れ伏す。
再び待つ。ただひたすら待つ。欲望もなく、感情もなく、その時が来るまで待ち続ける。
それが命令、それが存在理由。壊されるその一瞬まで。
Wizardry "Creeping Coins"
サゲスギ
でも、実際にクリーピングコインに全滅させられるパーティなんてそういないよな。
レベル1で地下2Fに踏み込んだんならともかく。
ファミコン版では0ダメージブレスしか能がなかったが、PC版では違うんだっけ。
1ダメージ保障されてる機種もあったような
FCでも0〜1ダメージ。
たまにレベル1のメイジ(HP4)が死ぬw
と言うかWiz#2〜3のFc坂の初め死亡はそれだった。
また1ダメか!ってw
ごく稀にする
>864
1だけは端数切り上げ? で、ブレスで1ダメ出る、かなりウゼェ。
2にはいない
3では0ダメのみでウマウマ。
通常攻撃は…どうだっけ?
された覚えがない気がするが…
設定上は…って事じゃないかと。
とか書いたあとで、1ダメ出たのがFC番の1だったか、
GB番の外電とかだったか不安になってきたw