GB版Sa・Gaスレッド7階 〜はにわの7しとう〜

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老人「癒しの杖 ドラゴンメイル サークレット・・・  
    まるでギャンブルにボロ負けしたようじゃな。
    あらかたはずし終えたが、もういいかな」
看守「申し訳ございません
   源氏のこてと、鉄ゲタも・・・」
老人「いくら超凶悪犯人とはいえ、
    やっこさん、火縄銃も通用しないミスリル合金製の檻の中じゃろ?
    少し警戒しすぎじゃあないかね。
    それに忘れちゃいないかな?ワシは元竜王じゃよ」
看守「・・・これは2年前、バジリスクに合いに来たカウンセラーの写真です」






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竜王「!」
看守「質問中いきなり吐血したバジリスクに彼女は近づいた。
    我々が大声で注意した時には、バジリスクのゲームは終了していた。
    吐血の正体は、昼食に出されたさんしょううおの体液。
    食事用トレーの受け渡し口からカウンセラーを鷲掴みにして毒のキバ一閃。
    そしてごらんのありさまです」
看守「受け渡し口の鍵は、目覚まし用のフライパンを加工して裏側からこじ開けたのです」
竜王「・・・て、鉄ゲタじゃったな。
    念のため、ゾクの鉢巻きも外しておこう」

看守「奥の左側です
    会話中は壁から決して離れないように」
看守「ちなみに元竜王であったことはお忘れください。
    先ほどのカウンセラーは、村一番の美人だったそうです」
竜王(それ関係ない・・・)

   カツ・・・カツ・・・カツ・・・

竜王「!?」
看守「竜王様なにか・・・」
竜王「いない・・・」
看守「な、なんだってェェェェッッ!?」

   シャッ 

  天井から突然バジリスクの尻尾が現れ、
  竜王の首に巻きつく

竜王「!?」
看守「バジリスク!!」

   グシャッ

看守「バジリスク!!」

   クチャ・・・クチャ・・・

   竜王の肉を食べるバジリスク

看守「あ・・・あわ・・・」
バジ「看守諸君!!世話になった!!バジリスクは今から塔へ向かうッ!!」
看守「バカな・・・ここは・・・」
バジ「わかるかね看守諸君!! 私はね!!楽園へ行きたいのだよッ!!」
看守「ここは・・・竜宮城だぞ!!」

看守1「バジリスクが城外に出たぞ!裏門の鍵をこじ開けてッ!」
看守2「鍵穴に変形した金属片が!」
看守3「ああ〜・・・龍王様が腰痛の治療用に刺していた金の針だ・・・」
看守1「海面への浮上は不可能だ!必死に泳いでも5分はかかる!
     水棲でないモンスターが空気の実もなしにそんなことをしたら30秒でオダブツだっ!」


   残念だったな看守諸君・・・
   私には君らに教えていないことがまだまだある

   例えば・・・
   ドラゴンの肉を喰えば、クラーケンに変身できること・・・