GB版Sa・Gaスレッド7階 〜はにわの7しとう〜
盾の王「ここをよじ登ったと言うのか・・・
体重100キロを超える男が
雲の上まで果てしなく続くこの塔の外壁を・・・」
盾の王「ばかな!」
大臣 「塔の封印は解けていない以上、他には・・・」
盾の王「一体どうやって!!」
大臣 「1つ考えられることがございます」
大臣 「スーパー・パワー」
大臣 「単に筋力を上げるというだけの能力なのですが
一流のエスパーともなればスーパー・パワー一回で
常人の数倍の筋力を得ることも可能と聞き及びます」
盾の王「筋力だけで登ったというのか?天空まで届く塔だぞ!?」
大臣 「エスパーマンの持つ超能力は特別中の特別・・・・
もし彼が仕官していたなら、我らが盾の王国に幾つの勝利をもたらしたことか・・・
あのエスパーマンならばあるいは!!
ゾクの総長「何?」
楽園へ・・・行きたい・・・?
ゾクの総長「ハッ、それが最後の言葉か?」
大勢のゾクの前に、
柱にくくりつけられたエスパーギャルがいる
ゾクの総長「ここから見る君の人生最後の姿は
まさにこれから楽園へと召される者といった風情だが・・・」
ゾクの総長「死の手前・・・ほんの一瞬ではあるが・・・
君は自分の夢が実現したことをイヤでも実感できるだろう」
ゾク1 「サンダー!!」
ピシャピシャーン!
・・・ドサッ
ゾクの総長「フ・・・黒焦げだな」
ムクッ
ゾクの総長「!?」
エスパー女「どうした?緊急事態発生だよ?」
エスパーギャルの「ほのお」で焼き尽くされるゾクのメンバーたち
ゾクの総長「〜〜〜ッッ」
エスパー女「バズーカを使いたまえ」
ゾクの総長「!?」
エスパー女「君が背負っている近代兵器の使用を許可しようと言ってるのだよ」
エスパー女「人とモンスターは武器というハンデがあって初めて対等と言われるが、
君と俺の戦力の差はそれ以上だ」
ゾクの総長「うぉぉぉぉ〜〜!!」
エスパー女「サイコブラスト・・・」
ブォォォーン
エスパー女「サンダーではなく、ブリザドを使っていたなら・・・」
┏━━━━━━━┓
┃ エスパーギャル ┃
┗━━━━━━━┛
┏━━━━━━━┓
┃ほのお ┃
┃サイコブラスト ┃
┃○でんき ┃
┃×れいき ┃
┗━━━━━━━┛
エスパー女「俺の願いはかなっただろうに」
看守1 「十数人・・・ほとんどが即死らしい
いくら相手がガルガル野郎とはいえ・・・極刑はまぬがれんだろうな」
看守2 「それにしても、屈強で鳴るガルガル野郎十数人が・・・
何か魔法を使うとか?」
看守1 「イヤ・・・それが・・・工具・・・らしいんだ」
看守2 「工具?」
人間男「君たち・・・」
看守2 「!」
看守1 「動くなッッ」
人間男「一つ質問をしよう・・・
この地上で最も強力な武器が何かワカるかね・・・」
看守1 「動くなと言ってるんだ!」
看守2 「止まれ!」
人間男「はは・・・・鉄格子越しに剣を向けてどうするつもりかね?」
看守1 「!!」
人間男「もっとも、私にとってはただのカーテンと変わりはないが」
グニャッ
看守2 「〜〜〜〜〜ッッ!?」
人間男「ねぇ?」
ズイッ
人間男「最も強力な武器とは・・・
・・・だよ(ボソッ」
ギュイィィィィン