クリア型のスキルアップ目的のゲームに飽きてしまったのではないかと。
インベーダーゲームが進化して縦スクロールのシューティングゲームというジャンルが、
グラフィック面や操作性の面で完成され、その手のゲームをある程度やり込むと、次に
同じジャンルの新しいゲームがでてもやる気がでないのは当然のことではないかと。
そこにあるのは同じような弾を避ける技術を磨くだけというものしか楽しみがないから。
個人的な経験で、信長の野望を友達と初めてやったときは面白かった。皆、初めて接する
ジャンルのゲームだからそれぞれの個性が出まくっていた。兵忠が下がっても兵なんかゴミ
同然と嘯いて謀反を起こされる奴、農民に厳しい税率を課して農民なんかゴミ同然とのたま
わって一揆を起こされる奴。
ひたすら領土拡張を目指して兵を雇いすぐに戦争をしかける奴。じっくり内政を行って多量の兵
を雇いながらまだまだとなかなか戦争を起こさないで皆に強制的に戦争に行かされる奴。
でも、だんだんゲームのこつを掴むと、単調な作業の繰り返しであるのに気付いて飽きてしまった。
要は、その中でどれだけ自由に行動でき、なおかつ自分という人間性がゲームの中にどれだけ
出せるかっていうのが今のレゲー住民達が求めているものではないだろうかと。
もう、スキルアップ、RPGのイベントをこなしてレベルをあげてボスを倒すというシステム自体が
自分というものを表現できない、自分の人間性を押し出せないので苛付くし、スキルアップ系統
のゲームはゲームウォッチの頃からやってるレゲー人間にとってはもう飽和状態なのではない
かと。
自由度の高いゲームで、自分の人間性が反映されるようなゲームを求めているから、自分でシナリオ
をつくれるボードゲームに興味が沸いたりするのではないかと。