◆◆◆ＮＴＴを告発せよ◆◆◆

これ（>>1）、ネタじゃないと思う。
いや、わかんないけどさ、原因が「保安器」なんだとするなら合点がいくことは多いんだな。

僕はついこないだまでODNのADSLの接続サポートやってたんだけどさ。
同様（＝電話がかかってくるとADSL接続がlinkdownしてしまう）の申告は結構多いんだ。
スプリッタが悪いのかも、あるいはモデムが悪いのかも、ってなわけでODNでは一生懸命パーツ交換したりなんだりで、考えられる障害を一つ一つツブシていくんだけどさ。
このような申告の場合、スプリッタ取っ替えたりモデム取っ替えたりしても、僕の知ってる限りでは直った事例は無いわけさ。
努力も誠意も報われない、という、結構泣かされる事例なわけです。
当然、申告のうちかなりの割合がクレームになるわけで、ODNのADSLサポートではお客さんの怒りを解くのに必死で謝るわけさね。
「オレたちは悪くないハズなのにナゼだ･･･」と一方で思いながら、「とにかくユーザーさんには申し訳無い･･･」とも思うしで、サポートサイドにもかなりのストレスがかかるんだな、コレが。

でもまあ、そういうことなら実は「疑わしきは回線環境？」ってことになるんだけれども。
でもそうなると企業対企業の話になるし、そもそも基本的にはNTTだって信義則に基づいて行為しているはずだ、というのがこちらの前提だから、安易にNTTのせいにすることは、内部的に絶対禁止なわけ（まあ当然だ）。
で、ODNとしてはやれること全部やって、「･･･ということなんで、NTTさんにもお問い合わせいただけませんか？」となるわけです。
その後、ユーザーさんがNTTに問い合わせると、「全然問題ありません。現にこうやって電話でお話できてるじゃないですか。」とかケムに巻かれることも少なくない。
こっちにクレームがまた帰って来てドツボにはまったりします。音声通話できる条件とADSL接続ができる条件は同じではない、とユーザーさんに説明するのに膨大な労力と時間を使います（思い出したくない話だ）。

1氏の言う通り、ODNの「JDSL」だけでなく、NTTが足回りを提供する「フレッツADSL」でも同様の現象が起こっているんならさ。
これは＜回線環境の問題＞（保安器なのかタップなのか紙巻き銅線なのかあるいはその他なのか、原因はわかんないけどさ）である可能性が大だよなあ。
原因がNTTの回線環境だとするならば、NTTのフレッツADSLだってODNのJDSLだって、Yahoo!BBにしたところで同じ障害は起こっちゃうわけだよ。

まあ、とにかく、こういった障害が起こるのを知ってて口をぬぐっているんであれば、NTT、ひど過ぎるなあ。
ユーザーさんたちのストレス、及びADSL関係他社のサポートサイドのストレスをどうしてくれるんだ、という気がするね。
是非に真相究明を希望したいところ。