大塚商会は?

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31就職戦線異状名無しさん
「壱逝つてよし(昭和八年五月八日 東亰朝日新聞)」

容疑者壱、「弐番局(弐ちやんぬる)」なるインタアネツト掲示板
(假想會合場)に古今未曾有の糞スレツド(話し場)建てり。
壱は定職にも就かず、日毎上掲示板に下らぬ書き込みをつゞけ、
周圍の人間の嘲笑を買ふも飽きたらず、 終に自らスレツドを建てり。
然るに壱では力不足、 結局嘲笑の書き込みすらされず
「ダツト逝き」さるるが、 其の目前に、あいなくも自らの手により自らを勵ませり。
またこの時人の目にさらさるるやう、徒らに「あげ」と呼ばるる邪法を用う。

壱には不敬罪、治安維持法違反の容疑も掛けられ
宮内府、特高警察からの追及もさるる見込み。
壱のご母堂は落涙しつつ「娘の不始末を悲しく思ふも、せんなし。
壱は潔く死すべし」と申せり。

社説:
今囘(こんかい)の壱のやうなうつけを、人は 「黄金厨」「ドリチン」と云ひて蔑む。
此度のやうなことに相成れば、もはや生きていく價値もなし。
不逞滿州人・鮮人との比較にもならず。

記者:山田十平衞