▲▼▲▼NEC(NEC日本電気)Vol.5▼▲▼▲

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245「MCシステム事業本部」は忙しそう=力つきそう
htp://www.nec.co.jp/japanese/today/newsrel/0105/0902.html

オープンシステムによる基幹システム構築ソリューション事業を推進する「MCシステム事業本部」の新設について

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NEC(NECソリューションズ)はこのたび、「オープン&ミッションクリティカルソリューション」=オープンシステムによる高信頼な基幹システム構築ソリューションに関する事業強化を図るため、本日付で「MCシステム事業本部」を新設いたします。

「MCシステム事業本部」では、全業種にまたがり、戦略的に重要かつ大規模なオープンシステムの構築(UNIXサーバを利用したオープンシステムの設計・構築)や、三井住友銀行の営業店HUBシステム、住友海上・三井海上のシステム統合、八千代銀行をはじめとする金融機関の勘定系システムなど技術革新が必要なオープンシステムのシステム基盤構築を行なってまいります。(注1)

「MCシステム事業本部」の特長および概要は以下の通りであります。


これまで培ってきた大規模なミッションクリティカルシステムの構築経験や金融機関向けオープン勘定系システム「BankingWeb21」の開発手法などを活用し、オープン&ミッションクリティカルシステムの基盤構築やアプリケーションフレームワーク設計などの業種横断的なノウハウを共有化する。これにより、オープン&ミッションクリティカルシステム構築技術の水平展開を推進し、様々な業種への対応を推進するとともに、電子政府・電子自治体をはじめとする社会基盤にも対応可能なオープンシステムの構築手法を確立する。

オープンミッションクリティカルシステムの利便性や信頼性などを市場に訴求するため、「MCシステム基盤開発部」内にMCシステム構築の専門家を販売促進要員として配置し、営業部門やユーザサポート部門などと連携したマーケティング活動を推進する。

プロジェクトを中核としたフラットな組織体制の構築、「BankingWeb21」で採用している「クリーンルーム開発方式」(注2)の活用、北米・中国・インドなどを含むグローバルなソフト開発体制の活用、テンプレート(ひな型)を活用したシステム構築方法論「Open System Development Framework」の採用、オブジェクト指向の開発方法論「BrainMethod」の活用などにより、迅速な顧客対応やシステム開発の効率化を実現し、高い収益力を有する事業運営を目指していく。
またNECでは、HP・オラクル・BEA・EMC(注1)とのGBS(Global Banking System)アライアンスを拡大した「MCシステムアライアンス」を確立してまいります。同アライアンスでは、参加各社のパートナーシップに基づいて、オープン&ミッションクリティカルシステムに関する最先端技術を結集し、グローバルスタンダードとなるような基盤技術や製品の開発を進めてまいります。

近年、インターネットとの親和性が高いこと、事業規模の変動や新たなサービス・業務に対して柔軟な対応が可能であること、汎用的なソフト・ハードの利用により経済的なシステム構築が可能であることなどから、大規模な基幹システム構築においてもUNIXサーバを採用する企業が増えております。

NECでは、こうしたニーズに応えるため、これまでのミッションクリティカルシステム構築実績の活用を進めるとともに、GBSアライアンスの確立、グローバルアライアンスに基づいたサポートサービス「SuperMCサポート」の提供など、総合的なソリューション提供を行なっております。

電子政府・電子自治体の実現やEC利用の拡大など、ブロードバンド&モバイル時代の本格化にともない、金融業・通信業のみならずあらゆる業種や官公庁などにおいて、オープン&ミッションクリティカルシステムに対するニーズがさらに増大すると見込まれております。このため、NECでは、「MCシステム事業本部」を新設し、事業の強化を図ることにいたしました。

以 上


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