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「インターネット依存症（Internet　Addiction）」の症状は、いろいろな表れ方をする。
そこに共通するのは、「インターネットに接続することで日常生活に支障をきたしている」ということだ。
その「支障」は、
　・社会性（朝起きられない、仕事がおろそかになる）
　・精神面（生身の人間と交流できない、鬱状態になる）
　・肉体面（目がかすむ、肩こり、頭痛がひどくなる）
　・金銭面（電話料金、接続料金がかさむなど、多岐に渡る）
インターネットにつなぐことでそれまでどおりの正常な生活が保てなくなっていたら、それは立派な「インターネット依存症」だ。
そんな状態でも、「今日はやめておこう」と思って自分でコントロールできるようならば問題はない。自分の意思ではどうにもならなくなったとき
がやっかいなのだ。
そう、タバコやお酒と同じで、インターネットもまた自分で制御できないほどハマってしまう「モノ」なのだ。
一般的な傾向として、ネットへの接続時間が長くなりがちな人は、チャットやオンラインゲーム（東風荘など）をやっている人が多いようである。
これらを楽しむ人たちは、「テレホーダイ」に加入していることが多い。この場合、接続時間はテレホタイムになるので、どうしても就寝時刻が深
夜にずれ込む。
まず、これで生活のリズムが崩れるパターンが多いようだ。
ネット中毒によって人間関係に支障をきたす場合は、
　・ネットに接続するようになり他人との接触が困難になった
　・他人との接触が困難であるためにネットに接続するようになった
この２パターンがある。
つまり、ネットそのものが人間関係に支障をきたす原因になって場合だけでなく、実生活の問題がネット中毒を引き起こす場合もあるということ
だ。

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