同志社大学就活スレッド〜妹はノーパン主義〜

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350アザラシ
2日後、バイト先で彩に会った。
彩は10時上がりで俺は9時入り12時上がりだった。
重なった1時間は忙しくて、目を合わす暇もなかった。
10時15分くらいになっても店は満員状態だったが、彩に
「××さん(彩のこと)上がってください!」と声を掛けた。
当時、バイト先では俺は夜間のキャップだった。

彩「私、まだ時間大丈夫だから、延長しますよ」
俺「ごめん、頼むね。11時までいい?」
彩「はい、了解です!」
こんな会話だったと思うが、久しぶりに彩と話した充実感があった。
11時になるとだいぶ客も引けたので、彩に上がってもらった。
俺「お疲れ様!今日はありがとね」
彩「お疲れ様でした。〇〇さん、ラストまで頑張ってくださいね」
俺「おう!」
351アザラシ:2011/09/17(土) 12:17:33.51
俺は控え室へ向かう彩に何か声をかけたかったが、言葉にならなかった。
不思議と心が穏やかな自分を感じていた。
バイトが終わって、着替えていると上着のポケットに手紙が入っていた。
俺は手紙が入っていることを期待していたと思う。
彩からだった。
「バイトお疲れ様です。終電まで時間があるので、△△で待ってます」
△△は、前にバイト後に二人でよく行ったバーだ。
12時15分。彩の最終は12時50分だからまだ間に合う。
俺は△△まで走った。

店のカウンターに彩はいた。
久しぶりの彩の私服。店の照明のせいか、以前より大人っぽく見えた。
相変わらずのスタイル。長袖の白いTシャツを押し上げた胸。
少しドキドキした。
俺は黙って、彩の隣に座った。生ビールを頼む。
彩「来てくれてありがとう。来てくれないかもと思ってた」
俺「今日はバイト遅くまでありがとう。ほんと助かった」
彩「ほんと今日は大変だったね」
当り障りの無い話が続く。
352アザラシ:2011/09/17(土) 12:19:04.48
限られた時間であることを思い出し、思い切って話題を変えた。
俺「今日はどうした?何かあったか?」
彩「・・・・・」
俺「美里(彩の友達)がなんか彩落ち込んでいるみたいって言ってたよ」
彩(ぼそぼそと)「実は大阪行ってきたんだ」
また、胸が苦しくなった。

聞きたくないけど、聞きたかった。
俺「どうだったの?」
彩は少しずつ大阪のことを話し出した。

1週間ほど前に遡る。
彩は新大阪の駅にいた。小林が迎えに来る。
1ヶ月ぶりの再会に彩は少しだけ胸が躍った。
迎えに来たのは小林だけでなかった。もう一人の同期、中村も一緒だった。
彩は中村のことは余りよく知らなかった。
旅行中もほとんど一緒に行動することはなかったし、飲み会等でもほとんど
話をしたことが無かった。
彩は、小林一人ではないことに少し落胆していた。
353アザラシ:2011/09/17(土) 12:20:16.98
小林と中村は大阪が初めてという彩をいろいろなところに連れて行って
くれた。あまり憶えていないが、道頓堀とか通天閣とか行ったんだと思う。
夕食は3人でお好み焼きを食べながら、飲んだそうだ。
彩は小林と二人で話したかったが、中村は帰る様子は無い。
小林の会話は当り障りの無い話ばかりだった。

ただ気になったのは中村の彩を見る目が少しいやらしい感じがしたこと。
その日の彩の服装は、少し大胆だった。
Vネックの白のサマーセーターに少し短めの黒のミニスカート。
服の上からも彩のスタイルの良さが十分うかがえる服装だった。
何度か、彩の胸元を舐めまわすように見ている中村と視線が合った。
中村はその度に視線を不自然に宙に彷徨わせた。
354アザラシ:2011/09/17(土) 12:21:23.03
食事をしながら、これからどうするかという話になった。
彩は次の日の朝すぐ東京に帰れるように新大阪のホテルを予約していた。
「俺んちこっからそんなに遠くないから、俺んちで飲み直すか」
と小林が提案した。
彩は小林の家に行くことに若干の不安を感じた。
今回大阪へ来たのは、自分の気持ちと小林の気持ちを確かめることが目的
なのだ。小林とは今回は深い関係になってはいけない。
そう思って、先にホテルの予約もしたのだ。
小林の家に行って、自分を失わずにいられるだろうか。
そんな思いが彩の頭を駆け巡った。

そんな彩を見透かすように
「俺んち彩のホテルとの間にあるから、後で車で送っていったるから」
「それに中村も一緒や」と小林。
彩はほっとすると同時にまた中村が一緒であることに若干の苛立ちを感じた。
355アザラシ:2011/09/17(土) 12:22:31.43
未だ目的を果たさずして、東京に帰るわけにもいかない。
彩は小林の提案に従った。
三人は途中のコンビニでお酒とおつまみを買い小林の家に向かった。

大阪の小林のマンション。
彩と小林と中村の3人がワインを飲みながら、雑談している。
六畳のワンルームだが、ものが多いせいかとても狭く感じる。
彩は小林と二人で話をし、小林の気持ちを確かめたかったが、
中村は帰る素振りどころか、今日は小林の部屋に泊まるつもりでいるようだ。

彩と中村が隣りあわせで床に座り、小林はベッドに腰掛けている。
時折、話をしながら中村が身体を密着させてくるのが気になった。
小林「そう言えば、この間の旅行の写真できあがっているけど見る?」
彩、中村「見る見る!」
小林、30枚くらいの写真を分けて二人に渡す。
写真を見ながら、旅行の思い出話で盛り上がる。
「おおっ!」中村の写真を捲る手が止まる。
356アザラシ:2011/09/17(土) 12:23:48.19
その写真を覗き込む彩。そこには白とブルーのストライプのビキニを着た
彩が写っている。
中村「彩ちゃんのおっぱいでかいよな」
彩「やめてよ!」中村から写真を取り上げようとするが、中村が仰け反り
ながら手を上げてかわす。そのとき彩の胸が中村の肘に触れた。
中村「おおっすげ−弾力!」
彩は思わず自分の胸を押さえる。
中村「ビーチじゃ、彩ちゃんのおっぱいの話題でもちきりだったよな」
彩「もーやめてよ」
中村「小林、俺にもこの写真焼きまわししてくれ!ネタにするから」

彩は嫌がったが、結局その写真は中村が持ち帰ることになった。
そんな感じで時間も進み、ワインボトルの2本目が空いた。
彩も小林もそれほど飲んではなく、ほとんど中村が飲んでおり、
中村はほぼ出来上がっている状態だった。
このころから中村は露骨に彩に密着してきた。
357アザラシ:2011/09/17(土) 12:25:19.17
肩越しに彩のVネックのセーターの胸元を覗き込む中村。
中村「俺も彩ちゃんのおっぱい見たいな〜」
酔っ払って呂律の回らない口調。
彩「えっ?」
中村「小林!お前一人で彩ちゃんを独占するなんてずるいぞ!」
小林の方を見る彩。苦笑いしている小林。

中村「彩ちゃん、小林とやっちゃったんだって?」
彩「・・・・・」
酔っ払って呂律の回らなくなった中村はさらに彩に絡んでくる。
中村「彩ちゃん、小林とのエッチどうだった?」
彩「・・・・・」
中村(彩のビキニの写真を見ながら)
「この中身を小林が知ってるなんて、悔しい!エッチな身体だよな」
突然、中村が彩の胸を服の上から触った。
彩「いやっ!」
両手で中村の手を払いのけ、胸を隠す。
中村「おっ、柔らけ〜」
小林「中村、やめとけ!」
小林が彩と中村の間に割って入る。