日立製作所

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160就職戦線異状名無しさん
>天皇を中心とした日本の歴史と伝統は信仰ではない。
天皇を中心とした歴史は、天皇制度史、という分野史であって日本全体の歴史ではない。
天皇が日本国家の中心に居た時期は、それまで『ミカド』と呼ばれていた蘇我氏が(万世一系の崩壊)、
クーデターを起こされ失脚した乙巳の変〜平安朝中期まで。
また天皇制全体主義が叫ばれた戦前の一時期、に過ぎない。 

それを、明治の元勲たちが、キリスト教をまねた国家神道という官製宗教運動、宗教イデオロギーによって急造したものが、
「皇国史観」と言われるもの。
いわく、日本は天皇家の祖先のカミによって造られ、
すべての日本民族は天皇家の分家であるから本家の当主である天皇を永久に崇敬し、
君臨させなくてはならない、と。そうすれば日本は、永久に繁栄し安泰であるが、天皇を追放すれば滅亡する、と。
しかし、史実は壇ノ浦で「天皇のしるし」である三種の神器は水没し、天皇も水死。
神どころかただの人間である、という証拠であるし、運に見放されれば後は死ぬのみ、という
中国の易姓革命を体現してしまった。
そして、あの敗戦。天皇に何の神性も、神通力もないのは原爆だけでもはっきりしてる。