私立大学職員志望64人目

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13就職戦線異状名無しさん
●私大職員の仕事の面白さを教えてください
→絶妙のスパイスを注ぐのが仕事の面白さです。
その典型的ともいえるストーリーを紹介します。

「新たに社会学部社会学科を作ると理事長に言われた。
文学部の基準教職員数が20人で現在は25人いるから、
そこからB学部に3人回せば3人人件費が浮いた上に、
教職員から評判の悪いA教員とB教員を教員審査で落とせば、
計5人分の人件費が浮いた上に、学内効率化ができるぞ。
大学設置基準と大学評価基準を再度読んで確認して
スリム化したものを理事会の下案で持っていこう。

理事会は社会学部の入学定員100人、収容定員400人で考えてるみたいだが、
法定教員数は入学定員150人、収容定員600人までは同じ10人で済むから、
収容定員600人にして、学費を200人分(約2億円)多く取れるように理事会に持っていこう。

これだけで、理事会に上申した職員は大学に年間2億円以上の収入をもたらしたことになる。
(実際は入学金や定員超過分もあるから、
完成年度以降は実質2.5億円×4学年=年間10億円にのぼる)

普段仕事をサボりながら、新聞読んでお茶しながら、定時で帰り、有給休暇は使い果たし、
たまに切れ味のある意見を出して大学に利益をもたらす。
年間億単位の収入または支出減を実現して、自分は700〜1500万円の年収を得る。
誰が文句を言おうか。これぞ専任職員の仕事である」