〜Fランク大学の就職活動〜もう慌てない122スレ目

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63就職戦線異状名無しさん
劣等大学生でFランの俺は一度だけ合コンに誘われた。
知り合いの知り合いの高学歴グループからメンバーが足りないから頼む!と言われたので仕方なしにだった。
けれど、だんだんわくわくしてきて服を買いに行ったりモテ術の本を読んだりした。
親に「俺今日合コンだから遅くなるよ!」というと親は「あんまり飲んじゃだめだよ」と嬉しそうだった。
当日、予定の場所に行くと誰もいない。電話すると「もうみんな店にいるから早く来い」という。
遅れて登場も悪くない、と思いながら店に入ると地獄が待っていた。
「うっそ〜!!ほんとにFラン!?」
「な?な?俺が言ったとおりだろ?」
「うわ〜頭悪そうwww」
俺は何が起こったのかわからなかったが、どうやら最初からネタにするつもりで呼んだようだった。
そのうち一人が俺のサイフから学生証を奪って、「ほらこの学生証見ろよ!!こんな大学向こうから頼んでも入らねーよwwww」
とやってきたので俺は手でそれを奪い返した。
すると今度は「何本気できれてんだよ」「低学歴って最低」「近寄らないでよバカがうつる」
俺はもう参加する気力も切れる気力もなく店を出た。誰も引き止めなかった。

家に向かって歩いていると雨が降ってきてびしょぬれになった。
もう情けなくて情けなくて声もあげず泣いてた。