>>140 俺はホテルのスィートルームでニールとともに客を待っていた。
ニールの会社の戦略商品の製造技術を有する、超先端技術企業の
製造責任者とのミーティングのためだ。
いつになくニールが緊張している。この商談でビッグビジネスの成否
が決まるとあってはやむを得ない。
「My Load, I'm anxious about this meeting...., I'm wagering my hole
career for this business...」
「OK, Neel, calm down, everything is OK, promise me.」
「My Load....」
部屋のドアがノックされる。井上が客を連れて入ってくる。
「やあやあ、矢崎君、どーもどーも」
「ご無沙汰しています、工場長」
商談相手は工場長なのだった。