31 :
就職戦線異状名無しさん:
古式ゆかしい男性社会を形成していた日本にあって、NEETという言葉は主に男性に向けられます。
女性であれば、それこはそれ万能な日本語であるところの「家事手伝い」の範疇に入る。
しかし用語として突き詰めて行くと、酒屋の看板娘も「家事手伝い」となってしまう事がある。
もちろん自営業として家族が従業員であれば「家業の手伝い」もしくは「自営業」と回答するのが正しい。
そもそも「家事手伝い」なる言葉は、公の場に出た生家から独立していない無職の女性が「職業は何ですか?」という問の回答として多用した為に広まったものと思われる。
詰まるところ「無職と言いたくないカード」程度のものでしかない。
32 :
就職戦線異状名無しさん:2006/04/26(水) 23:26:49
女権拡張主義な方が煩く言うだけ日本は男性社会であり、すこーしずつ制度を見直して来ただけである。
男性が形成した社会に対して女権拡張を唄うのは必ずしも正しいアプローチではない。
男性基準により形作られた社会とその権利を女性に適用するのがそもそも無理なのだ。
だからと言って「1から造り直しましょう」なんて事ができないから、性差による権利差の問題は根深い。
今更取って代われる社会なんてものは無いのだから、男性社会への参加を認めるしかない。
そうやって今の社会があるわけだ。
33 :
就職戦線異状名無しさん:2006/04/26(水) 23:27:55
マスコミがやりそうなステロタイプなNEET像を考えてみよう。
まず、設定としては極端な引きこもりは避けたい、部屋の撮影が困るから。
そんでもって、家庭単位においての特異性を引き出す為に実家暮らしが対象だ。
中産層ということで、都市部郊外に小さな持ち家をがある家庭とする。
ローン払いはなんとか済んでおり、老後の蓄えが期間だが子供が離れないという所かな?
両親は健在、母親は主婦で父親は企業の中間管理職というところか。
男性ならば兄弟同居で、兄弟は学校か会社勤めをしている。
4大中退か専門学校卒業程度の学歴はあるが、いかんせん社会に出る気がない。
女性ならばひとりっ子で、短大卒業後に就職はしなかったというところ。
34 :
就職戦線異状名無しさん:2006/04/26(水) 23:28:45
【男性:NEET】
<食事>
朝:通勤準備とかとは微妙にズレた時間に起きてくる
昼:出不精者なので基本的に自宅で喰う
夕:帰ってきた父親とかと一緒に喰うが会話はナシ
<日常>
だいたいはゲームをするか、漫画を読むか、ネットサーフィンでダラダラ過ごす。
新しい漫画とかゲームは親から小遣いを貰って買う。
日常会話は母親とのものが中心で、父親および兄弟とは基本的に会話が無い。
<問題会話>
父親の忍耐が欠乏気味になると、息子に「いい加減働け」という話をする。
息子は無反応、もしくは社会がいかに自分に合わないか(自分が合わせられない)をボソボソと主張する。
父親は苛つくか、諦め気味にため息をつく。
自分の日常や、息子への態度を大きく変える等という面倒な事はしない。
<イベント>
両親が自分達のやる気の無さと煩わしさを金で解決。
息子を他県の田舎&山奥の脱ニートのトレーニングに放り込む。
息子は反抗というか、カリキュラムをボイコット。
挙げ句に脱走。
勝手に自宅に戻り、いつもの日常へ再度埋没していく。
トレーニング先の責任者が来訪するものの、本人戻る気なし。
両親も積極的に息子を促す事も無し。
循環は断ち切れず。
35 :
就職戦線異状名無しさん:2006/04/26(水) 23:29:49
【女性:NEET】
<食事>
朝:フツーに起きて朝食に参加
昼:自宅で食べるのが基本だが、偶に友達と外で食べる事がある
夕:昼と同じで、偶に友達と外で食べる
<日常>
母親が煩いので、多少の家事は手伝うものの自分の予定は優先する。
小遣いその他の経済面については学生時代と変わらず、親父が甘やかし気味。
夕方以降は基本的にTV視聴に費やされる。
話し相手はそこそこ居る、父親の甘やかした結果の割に父親に冷たい。
<問題会話>
母親が親族縁者or隣近所から見合い話を探して持ってくる。
正直ウザイと感じるものの、写真とプロフィールを見なかった事は無い。
条件が良さそうならば興味を示すものの、基本的に高望み&分不相応。
父親は「早く嫁に行け」と言うが、実際は変化が面倒だったりする。
<イベント>
棚からボタモチなのかなんなのか?とびっきりの見合話が来て飛び付く。
何の間違いか分不相応な高望みをクリアする相手が現れる。
ノリノリで見合いに行くも、性格面で相当難アリ。
容姿&収入的に考えて、目を瞑って付き合いが始まる。
が、結局耐えかねて断りを入れる。
親兄弟から「せっかくの話を!」と責められる。
嫌なものは嫌だと説明すっ飛ばしな拒絶の為に、孤立感深まる。
多少引きずりながらも元の日常へ戻って行く。
無駄に明るい役者使って、無駄に大げさに演出すればドラマになるかも。
36 :
就職戦線異状名無しさん:2006/04/26(水) 23:30:41
う〜ん、思うまま書いてみて、NEETはNEETなのだが・・・。
野郎はNEETっぽくなるが、女性はよくいる家事手伝いだよなぁ。
自分が男である事を含めても、やっぱりこういう感じになるのは女性の引きこもり例があまりTVに出ないせいだな。
実際には男の引きこもりだけじゃ無くて、女性版だってあるはずなんだが、想像の方向性が持てない。
だから、NEETと定義出来そうな女性の実例を報道すると意外性で結構行けるのでは?
37 :
就職戦線異状名無しさん:2006/04/26(水) 23:31:26
国内では、NEETは基本的に野郎というイメージが定着しているのでは無かろうか。
女性も少なくないはずだが、青年男性の日本的コモンセンスである「企業に属している事」が大きいだろう。
同様に古式ゆかしい日本的!に照らし合わせても、甲斐性が無い男=ダメ男なのだ。
日本国籍を持っている若者であれば、極まって無能で無ければ仕事はある。
それなのに仕事をしていないなんて・・・という条件もかなりマイナスだ。
38 :
就職戦線異状名無しさん:2006/04/26(水) 23:31:59
これと同時に、やっぱりNEETを止めようと思うのも男性だ。
社会的に白眼視されるのは、男性が主であって女性では無い。
やっぱり男性社会である事で否応無しで持ちうる権利に対する義務なのだろうか?
女性からみた同姓のNEET像とか分かる方は教えて下さい。