学校にも行かず、ただひたすら家に閉じこもり毎日を過ごしている若者たち・・・通称、「引きこもり」。
その数は全国で約100万人にも及ぶとされ、厚生労働省をはじめ、国の公的機関もその対策に頭を
悩ませている。そんななか、また新たな悩みのタネが台頭してきた。その名も、「外こもり」・・・
「外にこもる」ってどういうこと?
雑誌『AERA』によると、「外こもり」とは「日本で日雇いバイトなどをして資金を調達し、物価の安い
途上国へと飛んで自由気ままな生活を送る。そして、資金が底を尽くと再び日本へと舞い戻り、資金
調達のためにバイトに明け暮れる」という人々のことを指しているらしい。つまり、家にこもる「引きこもり」
とは対称的に、「外こもり」は途上国にこもっているわけだ。この2つ、名称は似ているけれども、両者の
本質は同じものなのだろうか?
「同じだと思いますよ。両者とも、こもってしまう発端は深刻な厭世感からきているのだと思います。
“社会に入っていけない”“自分の存在が許されていない”・・・そう感じたときに、ある者は家に閉じこもり、
ある者は日本を出ていこうとする。ただそれだけの違いではないでしょうか」(ひきこもり支援団体・関係者)
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1754057/detail