東京コンピューターサービス Part10

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では私も昔話を・・・。
俺も皆様と同じく子供の頃からもてなかったよ。
しかし、小学校高学年のとき、まあそこそこ話もした女子からバレンタインにチョコを貰ったんだ。
無造作に銀紙で包んであるだけのどこからどう見ても義理チョコだったが、
初めて家族以外から貰えたチョコだったのでとても嬉しかったんだ。
いびつだから手作りにも見えなくない。
家に帰ってからゆっくり食べようと思い、鞄にしまいこんだ。

しばらくした後、そのチョコをくれた女子がやってきて、
「ねえ、さっきの開けた?返して?」とか言ってくるんです。
そこで俺は慌てて貰った銀紙を開けてみた。
手作りで不恰好だと思っていたチョコは、石コロでした。
「ねえ、返してよ〜」とその女子は笑いながら言っている。(他の男子も騙すつもりか?)
俺はその石ころを近くの窓から投げ捨て、その場から立ち去った。
目の奥に熱いものを感じながら。
その後のその女子との関係は覚えてないや。
適当に許して、また昔のただの友達に戻ったんだろうな。

なんであの時俺はあの女を殺さなかったんだろう?

忘れてたけど、もうすぐその鬱な日が近づいてきますな。
忘れてた人思い出させてゴメン・・・。
勿論俺は今まで家族以外からはチョコ貰ってないよ、そしてこれからも。
琴音ちゃんとコタツみかん・・・
コタツの中の匂いがものすごいことになるくらいえちぃことするのもいいけど
まったりしたいかなのきぶん。
ファン送風・マイコン温度制御機能つきのハイテクおコタでふんわりあったまる
のもいいけど、石英ヒータにサーミスタ切り替えONLYの古いタイプでじっとりと
汗ばむ琴音ちゃんの脚と時折触れ合ってドキドキしちゃうのがいいな。
ぷにぷにの猫も呼んできてコタツのなかで丸くなってもらいたいな。
あくまで制服でコタツするか、コタツにふさわしい服装に着替えてもらうかで
迷うの。みかんくさくなる指先。猫に嫌がられる。
なんか脚がくすぐったいな〜と思ったら実は琴音ちゃんでなくて猫に舐められてる
だけだったとか。琴音ちゃんはうたたねして、おでこゴッツン!キリタンポっ。
琴音ちゃんのちょっぴりうたたねよだれを浩之てっしゅでふきふき。
薄紫の髪の毛のゆるくカールしたところをゆびでふにふにして感触を
楽しむの。お外に雪が降ってきたらロマンチィック。
そのまま夕方まで、ふとももにコタツ塗りたくり。ぺちぺち。