>>935 返事が遅くなっちゃってごめんね。
揚げ物を少ない油で揚げ焼きにするのは、
たっぷりの油で揚げるのよりも難しいのよ。
・油の量が少ないから加熱で温度が上がりやすく材料投入温度が下がりやすい
→火加減が難しく、一定の温度で揚げるのが難しい
→冷凍食品のフライなどではもの凄く温度が下がる
・フライパンや鍋底に材料が触れたままになる
→その部分だけ温度がとても高くなり焦げやすい
→天ぷらやフリッターなどは、材料の重さで衣の膨らみが妨げられカチカチの衣になる場合がある
・材料が油に漬からない部分が多くて熱の加わり方が均一にならない
→衣がしっかり固まっていない状態でもひっくり返さないといけないので衣が破れやすい
・材料によっては「浮いてきたら揚げ上がり」と言う目安があるが、それがわからない
→揚げ上がりの判断が出来なくなる
「油の使用量が少ない」だけで、あんなに難しいことをTVなどで勧めてるのは、
まったくもって不親切だと思うわ。
たっぷりの油で揚げる方がとても簡単よ。
揚げ物をした事がないなら、「少ない油で揚げ焼き」は、なおさらやめておきなさい。
目盛りのきざみが粗い温度計は、目盛りの中間を読むしかないわねぇ。