** わかめ×ワカメ×WAKAME **

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220困った時の名無しさん
「鳴門産ワカメ」5社中国産/県、23社30商品の成分検査(2010年11月16日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokushima/news/20101116-OYT8T00013.htm

 県は15日、ワカメの産地判別検査で、県内外のワカメ加工業者計5社が鳴門産として
販売していた5商品について、中国産の疑いがあるとの調査結果を明らかにした。

 調査は5月31日と8月24〜26日の2回、県が県内の量販店や小売店など23社から
無作為に30商品を買い上げ、科学的な成分検査を行った。

 5月の調査では、県内のワカメ加工業者1社の加工品から中国産を検出。この業者が
ワカメを仕入れた県内の業者はすでに倒産しており、JAS法の改善指導の対象外となった。
加工業者に対しては、表示の根拠を示す書類に不備があったとして県は文書指導を行った。
さらに、県外の業者3社からも中国産との結果が出た。8月の調査でも、県内の業者1社から
中国産が見つかり、調査を進めている。
221困った時の名無しさん:2010/11/17(水) 07:35:04
5社(県内2社)に中国産疑惑 「鳴門産」ワカメ 2010/11/16 10:46
http://www.topics.or.jp/localNews/news/2010/11/2010_128987202365.html

 徳島県が、原料原産地表示に「鳴門産」と記されたワカメ加工商品の成分を分析調査した結果、
加工業者23社(県内18社、県外5社)の30商品のうち県内2社、県外3社の各1商品に
「中国産」が含まれている疑いが強いことが分かった。2008年以来、鳴門わかめの産地偽装が
相次ぎ、生産者や行政が信頼回復に向けた取り組みを進める中、偽装が後を絶たない実態が
明らかとなり、県はさらに監視を強化する方針だ。

 15日、生産者団体や加工業者の代表者らを集めた「鳴門わかめ信頼確保緊急会議」が
県庁であり、県が報告した。

 県県民くらし安全課によると、5月31日と8月24〜26日に、県内の量販店や土産物店で
「鳴門産」と表示して販売されていた乾燥ワカメと塩蔵ワカメ計30商品を抜き打ち検査。県外の
専門機関で成分分析し、育った土壌や水環境を調べた。

 その結果、5月分では鳴門市内の1社と県外3社の各1商品に「中国産」の疑いがあることが判明。
日本農林規格(JAS)法に基づき、鳴門市内の業者を立ち入り調査したほか、県外3社については
該当自治体や国に情報提供した。

 県の調査で、鳴門市内の業者がワカメを仕入れた県内の水産物問屋で「中国産」が混入した
疑いが強まったが、この問屋は既に倒産しており、県は調査を断念した。ただ鳴門市内の業者に
納品書の一部がなかったため、産地を明記した納品書を3年間保存するよう求めたJAS法の
努力義務違反に当たるとして、県は文書指導した。

 8月分については、県内1社の1商品に「中国産」の疑いがあった。県が現在調査中という。

(つづく)
222困った時の名無しさん:2010/11/17(水) 07:36:17
>>221 つづき

 緊急会議では、出席者から「科学的な検査で疑いが出たなら業者名と商品名を公表してほしい。
何のための検査なのか分からない」との意見が出た。これに対し、武市修一政策監は
「現行のJAS法では書類を審査して違反がはっきり分からないと、法律では問えない。科学的な
検査はあくまで補助的役割となっている」と説明し、JAS法違反に問えないため業者名などは
公表できないとした。

 県は10年度から科学的な成分分析調査を導入した。年度内にあと2回、抜き打ち検査を行う予定。

 理研ビタミン(東京)に鳴門産として納入されたワカメに中国産が混入した疑いがある問題で、
飯泉嘉門知事は、15日の定例会見で「JAS法に科学的な検証方法を取り入れることを国に提言
していきたい」と述べ、成分分析結果などを産地偽装の証拠として採用すべきだとの考えを示した。

 この問題では、理研ビタミンに納入されていたワカメが、県の成分分析で中国産の疑いが強まった。
しかし、現行のJAS法では伝票や取引書類から偽装が確認できなければ、業者の違法性が
問えないため、調査がなかなか進まないという。飯泉知事は「DNA鑑定など検査は進歩している。
従来型の帳票上で調べるという方法を変えていかなければならない」と話した。