1月30日 5時05分
名古屋市のアパートで、77歳の女性を殺害したとして逮捕された名古屋大学の19歳の女子学生の部屋から、
過去に起きた無差別殺人などに関する書籍が複数見つかっていたことが警察への取材で分かりました。
警察の調べに対し「人を殺してみたかった。女性に恨みがあったわけではない」と供述しているということで、警察は動機とともに当時の精神状態についても詳しく調べることにしています。
今月27日、名古屋市のアパートの1室で、先月から行方が分からなくなっていた森外茂子さん(77)が死亡しているのが見つかり、
森さんの知り合いで、この部屋に住む名古屋大学の19歳の女子学生が、先月7日におので殴るなどして殺害したとして、殺人の疑いで警察に逮捕されました。
これまでの調べで、女子学生の部屋から過去に起きた無差別殺人などに関する書籍が複数見つかり、押収されていたことが警察への取材で分かりました。
調べに対し女子学生は容疑を認め、「子どものころから人を殺してみたかった。森さんに恨みがあったわけではない」と供述しているということです。
また、森さんに対しては謝罪のことばを話しているということです。
警察は押収した書籍を分析し、動機の解明を進めるとともに、当時の精神状態についても詳しく調べることにしています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150130/t10015076361000.html