いづれの御時にか、駄スレ、良スレあまたさぶらひたまひけるなかに、
いとやむごとなき際にはあらぬが、すぐれて時めきたまふスレありけり。
語りませう。
この板は全年齢対板なのでエロ話がしたい人はpink板へ
ここは漫画あさきスレなので専門的な史実ネタや原文ネタはほどほどに
史実ネタは日本史板へ、原文ネタは古文・漢文板へ
『あさきゆめみし』には沢山の登場人物がいてそれぞれ贔屓キャラは違って当然
特定キャラを過度に叩き他人を不快にさせるような書き込みは攻撃されて当然
それ以外はレスした人への攻撃は固く禁止
マタ〜リ楽しく共存し合う事が出来なければ《荒らし》
【常時age進行厳守】
次スレは
>>950なる方が立てる定めとなりにけり桜人
前スレ
**あさきゆめみし第六十三帖**2(実質六十四帖)
http://kohada.2ch.net/test/read.cgi/rcomic/1363151666/
>>1乙
3 :
愛蔵版名無しさん:2013/04/23(火) 23:25:10.19 ID:b7Pi/MyT
1乙です
4 :
愛蔵版名無しさん:2013/04/24(水) 18:35:37.49 ID:3XK23w4M
>>1さん、乙でございます
今も何度も読み返してるけど、すごく奥が深い物語だよね。
古典で習いはするけど、さらっと流されてしまうのがもったいない。
あさきゆめみしなら学生さんの勉強にも役立つし、素晴らしいよね。
源氏物語は本当に奥が深いね。
藤壷の宮は理想の女性として描かれながらも、不義の子を皇位につけた罪を帳消しされずに惨い結末を迎え、
一方で悪役だった筈の弘徽殿大后の血が皇統に残り、朱雀帝の正当性がきちんと認められていた。
単純な勧善懲悪ではなく、けれどものの道理や因果応報がしっかり描けてる名作だと思う。
>>5
本来は不義密通・皇位簒奪の罪を犯した藤壺・源氏側こそが悪のはずなんだよね。
一見藤壺・源氏側勝利、弘徽殿・朱雀側大敗に見えるんだけど
世間の評価やこの世の栄華なんてほんの仮りそめ、
素晴らしい女性と褒めそやされた藤壺は死んで地獄に落ち、
冷泉は皇位にあったときは子を成さずその血は皇統には残らず、
源氏は弘徽殿の孫・女三宮によって不義の子を我が子とするという因果応報の憂き目をみた。
表面上は源氏も藤壺も華やかに栄華を極めた勝ち組に見えるんだけど
人の目の届かないところで運命の歯車は回り、それぞれの罪を贖うことになる。
藤壺ゆかりの姫と源氏が妻にした女三宮が実は弘徽殿の孫でもあったのって
なんか運命のカードの裏と表を見させられるかのような感じだわ。
>素晴らしい女性と褒めそやされた藤壺は死んで地獄に落ち、
いや勝手に落とすなよwww
ってか自演?
>藤壺ゆかりの姫
これって紫の上?
弘徽殿の孫ってなんのこと??
と思ったら、藤壺ゆかりの姫≒源氏が妻にした女三宮ってことか
>>7地獄はともかく藤壺ゆかりの姫はちゃんと書いてあるじゃん盲文
源氏物語世界と当時の解釈では
藤壺の魂は地獄というか苦界?で彷徨ってるんだよね
あれって未来永劫ずっとそうだという解釈なの?
せめて源氏が死んだらバトンタッチ出来ればいいのに
夜這いの罪は男が背負えっつーの
ごめん、私6だけど
私は藤壺って死後地獄に落ちたと思ってたけど
(昔読んだ源氏関連の本にそう書いてあったので)
違うの?
あさきでも苦界に落とされてるみたいだよ
藤壺程度で苦界なら、諸悪の根源源氏は無間地獄に落ちるべきだな
>>10 幾冊もの本でそれは読んだから常識だと思うよ
確か恨み言を言いに夢に出てくる=成仏していないって解釈が書かれていた
藤壺の罪ってなんだろう。
夫を裏切った事?、不義の子を生んだ事?、その子を帝位につけた事?
全部、藤壺だけの責任では無いのに、源氏のが罪の比率は高いと思うのに不条理だわ。
寝物語にされたことに女として我慢できなくて出てきた説もあるよ
あなたとのことで地獄で苦しい思いしてるのよって言うのがケナゲよね
>>14 女は罪深いっていうのが常識だったから仕方ない
だから紫上は女も成仏できる法華経に縋ったんだろう
男社会ってそんなもの
ま、後年はしっぺ返し食って痛い目を見てるし結局源氏も幸せではない
桐壷帝も成仏していないとも言われている
身分の高い人はそれだけで罪なので成仏しにくいみたいだね
宇治になって、一番死を惜しまれているのは紫だね
やっぱり物語的には紫の勝ちか
>>14 そんな説はない。我慢できなくて出てきた時点で成仏できていない
そう主張した研究者があるのなら名前と著作を教えてもらいたい
とんでも本は読んでみたい
死んで後も美しく語られるのが紫で、生きていて、幸い人と言われてるのが明石か。
二人とも忍耐と我慢ばかりだったからな。
女三宮の女房って主が出家したあとも薫の出生の秘密を軽々しく話すようなひとたちばっかりなのね
結局源氏最愛の人となった愛の勝者が紫
出世を果たし子孫繁栄という面での勝者が明石か
二人とも若紫巻で同時に登場しているね(明石は噂として
軽々しいよね
でもあれは思いっきり話されまくると思ったw
だよね〜女三宮の女房けけけっ
>>21 勝ち負けで語るのもどうかって感じだけど、本当の勝利って
自分は何も持たず、物にも人にもとらわれることなくひたすら与えていける境地で、
周囲からの思慕だけが残るって図だから
やっぱ一つの到達点を示した稀有な存在が紫
それを現世で理解できる明石も同じくらいスゲーって感じ
子供の頃からかわいさ最高だよね、紫
子は産まなかったけれどちい姫や匂や夕霧の心を通して最高の高みに上ったよね
愛の勝者としてだけではなく物語の最高神たる存在だわ、ほんとに
紫の物語と呼ばれたわけもよくわかる
血を継がなくても心を継いだというか、彼女こそが永遠のヒロインだわ
基本無常感がベースにあって
富み栄えても皆死んじゃうしねって感じだから
ささやかに人の記憶にのこる人ってだけで充分なんだと思った
自分が女三宮の女房だったら話さずにいられない大スキャンダルだ
外で大っぴらにならなきゃいいよねって感じで身内でヒソヒソやり続けると思う
>>29 女房との身内ヒソヒソどころか若君の薫の耳に入るような場所でヒソヒソ・・・
薫様はおひいさまとおとどの御子にアラズって強烈
≫21
最愛の人として夫と息子の心に残り続ける桐壷更衣もすごいよな。
しかも、彼女の死後は彼女の優しい人柄を懐かしく思い出して涙する人達も結構いたみたいだしね。
自分は個人的に紫の上は藤壷の宮よりも更衣に似てるなて思った。
性格とかなんか生き方とか上手く言えないけど。
>>32 アンカーおかしいよ
それは置いておいて、藤壺より紫が更衣に似てるは何となくわかる
全てに於いて完璧な藤壺に対し、紫と更衣はわずかに欠けた部分がある
身分・後ろ盾の弱さね
そのことが、どことなく庇護欲をそそる結果になったんじゃなかろうか
あさきの紫も、女三宮降嫁までは源氏の一の人、正妻扱いということで
大輪の花、樺桜のような艶やかな美しさの女性だったけど、降嫁以降、
病みついてからは晩年の更衣のように透き通るような美しさを増していたし
>>5 理想の国母と優秀な後見である藤壺と源氏による冷泉時代は一代限りの夢の如き理想の世ということ。
もうそんな輝かしい時代が訪れることはない。
腹黒い弘徽殿や右大臣が政に口出しした朱雀の世より最悪ではないが。
>>30 薫が暗い性格になる原因になってしまったね
信心深い様子には見えないのに出家している母親にも疑問を感じたり
幼少期から悩み事を抱えて育った薫は辛いね
だから心が通じ合う相手になりそうな大君に恋したんだね…
夕霧みたいに無理矢理踏み込んでいけば良い夫婦になったかもしれないのに
逆に藤壺は母が持ってないもの(高い身分)を持っていた完璧な人だったから
源氏が憧れ続けたってのはある
身分コンプレックスすさまじ…
死を前にした桐壺帝が桐壺更衣の夢を見るシーン、
夢の中の更衣は少女のように可憐で愛らしい。
ああして見ると桐壺更衣と藤壺は顔は似てても雰囲気が全然違うな。
藤壺は完璧すぎて美しいとは言えても可愛いなんて言えないような雰囲気で
桐壺更衣は守ってやりたくなるような小さな少女のような可憐さ。
桐壺帝は藤壺を傍に置いていても本当に愛していたのは可憐な桐壺更衣だったんだと
改めてわかるシーンだ。
藤壺も最初はかわいい少女だったが宮中で経験を積み逞しくなったと思う
源氏は、共に過ごした少女時代の藤壺のイメージの方を濃厚に記憶していたかもしれない
ちい姫も後年すっかり変わって強くなったから、宮中生活はさぞハードなんだろう。
実際、後宮に入った姫たちは自分の実家や子供たちを守るのに、
寵愛だけでなく有力な公卿達との人脈作りや、公卿達からの頼み事等の帝への奏上、
色々大変だったみたいだから、強く、しっかりした姫にもなるよ。
六条院での寵愛争いより宮中での争いのほうが
よっぽど大変
紫よりちい姫の方がずっと苦労してるだろ!?と思うので
後半の紫の苦悩にはあまり感情移入できない
ちい姫は父親や養母生母にも恵まれ帝の寵愛も厚く子沢山
大したライバルも無かったため苦労を経験せず中宮まで上った
物語の中でも最も幸せな姫の一人だと思うよ
藤壺も桐壺帝に隠し事があったからね
別の人を愛していたという点ではお互い様
桐壺帝的には源氏にそっくりな子を産んでくれた時点で藤壺GJだったろう
>>40 昔の優しいイメージだけでなく政治家として立派な点も源氏は賞賛してる
ま、結局藤壺ならなんだっていいわけw
>>43 最高の扱いを受け続け、宮中争いに勝ち抜けるバックアップのもとで臨んだちいちゃんと
自分の価値を源氏によってアゲサゲされて苦しむ紫ちゃんとは苦しみの次元が違うんよ
今上には、ちい姫と女二宮の母以外に妻はいないの?
今上、空気のように見えて
さりげなく夕霧を出し抜いて薫に女二宮を嫁がせてしまう手際の良さ、
地味な容姿ながら実は切れ者なのかもしれんと思って
秘かにお慕いしている(*´∀`*)
>37
女が本気で嫌がっていたら潔く身を引く事が真の男らしさだよ。
当時の基準でも、いくら最終的に責任とるのが当たり前でも普通は強姦はイレギュラーだからね。
女二の宮が本当に夕霧を愛して本心から幸せを噛み締めたかは本人にしかわからない。
ついでに実際の日本は昔から海外に比べて強姦事件は少ない。海外はもっと悲惨だね。
大君は、薫に無理矢理踏み込んで欲しかったみたいだけどね。
薫は、男女の微妙な機微に疎いんだよね。
八の宮が一言
「薫の君には私から話をしておきました、
あなたは薫の君と結婚して幸せにおなりなさい。
そしてそのご縁で中の君にもいい縁談を見つけてやっておくれ、
あなたがた二人が幸せになることが私のただ一つの望みですよ」
と言い残しておけば八方丸く収まったものを・・・。
襲われるようにして匂宮の妻になった中君だったが、けっこう幸せになれた
薫も無理にでも大君を手に入れればよかったんだ
女二の宮は夕霧を、大君は薫を本心から愛していたのかな?中の君が匂宮を愛していないのはわかるけどね。
恋愛、結婚て男次第で万事どうにかなる甘いものではないと思うな。
女は確かに柔らかさを求められるけど、ただ受け身でいいわけないからな。
大和撫子てなよやかなイメージだけど本来は雑草だし、耐える強さ、芯の強さが備わってる事が女の条件だと思う。
ただ男に愛されてればいいわけではないしね。
それに強姦しといと俺を愛してなんてムシがいいと思うし、やっぱり貴族のお嬢さんはきちんとした手順で結婚するのが一番だ。
匂宮が六の君と結婚するという噂を聞いただけで
寝込んでしまった大君のことだ、
薫が内親王の婿になると聞けばそれだけで病気になって死んでしまいそうだ。
>>54 あるある
でも、柏木と女三宮の息子という出自や、準太上天皇源氏と女三宮の
息子として扱われてても、それだけ身分は高いってことだからね。
大君は最初かわいそうと思ってたけど、薫に迫られても拒み続けてたのは
結局自分が傷つきたくないと思ってたから。
そのくせ、自分は平気で薫を傷つけまくってたんだよね。
八の宮にしても大君にしても、被害者意識が強すぎるなあと思えてきた。
>>55 自分でなく健康な中君と結婚してとかすごいよねw
妹のことを思うあまり薫の気持ちは無視
>>53 女二宮や宇治の姉妹はきちんとした手順で結婚出来るような境遇ではなかったからね
とりあえず男が強攻策に出てその後大切にしていく方法でも当時は仕方なかったのでは
妻側にも強さが求められることには同意
女二宮や中君には強攻な結婚後にでも夫婦間の信頼感を深めていくしなやかな強さがあったのだろう
玉鬘もそのタイプ
大君にはその強さは無かっただろうね
>>56 ある意味、中君の気持ちも何も考えていないしなあ
頭はいいのだろうが、考え過ぎで思い込みが激しい、面倒な性格
まあ薫も面倒な奴だけど
>>56 妹の気持ちも無視してるよね。
中の君だって大君を愛している薫と結婚する気なんかないのに。
結局大君は男女の身体の関係や結婚その他の不安なこと、気後れすることは中の君に押し付けて
自分は中の君の後見という落ち着いた立場で
薫と精神的なつながりだけを保っていたかったんだなと思う。
自分の人生自分で生きようとしない臆病な女のもどかしさを感じるわ。
>>58、
>>59 これで薫と中君がうまくいって大君も生きてたら面倒な展開になりそうよね
宇治編はアホ坊に寄生する下層の女達の物語
アホ坊って誰?大君中君は零落したとはいえ正室腹宮姫だから中〜上流
浮舟は中〜下流だと思う
アホ坊は薫と匂宮のことでしょw
それでもまだ頼りになる薫と中の君を結婚させたかったんだろうね。大君は。w
清らかと言えば聞こえがいいけど確かに彼女は臆病だな。
所で当時は零落したお姫様て案外誰にも気づかれず通う男の一人もないまま生涯終えた人もざらにいたのかな?
お姫様から縁談持ちかけるて有り得なかったからな。
んでもお姫様育ちらしくそれも人生ねて納得した人もいたんだろうな〜。
そんな人生もありかもしれん。
零落姫といえば末摘花w
花散里もかな
末摘花はなんか零落してなくてもあのままっぽいw
末摘は兄さんもあれだからきっと父さんもあんな感じだったかな
八の宮とは違う方向に浮世離れしてそうw
末摘花は、あれはあれで深窓の育ちなんだろうな
あれはあれで深窓の育ちの姫様だよ。
古風で無垢で純真で、人を疑うということを知らなくて。
ひたすら源氏の君を待ってる姿は健気で泣けた
その後のボロい衣装で笑ったけどこの人らしいと思った
紫はもし末摘花と対面して話す機会があったらそれはそれで違うショックを受けたかもね
紫「殿、守備範囲広すぎるわ…」
身分が高いだけで夕顔より生活能力ないもんね
ほんとに飢え死にだったかも
兄僧都は毛皮はくれたけどなんとかしてくれるって感じでもないし
夕霧も、紫上〜花散里の源氏の守備範囲の広さに驚いていたね
末摘花なんか見たらw
垣間見るだけなら
「容姿はアレでも教養があり心ばせが優れてるのかも」と思うこともできるが
末摘花は心ばせはともかく琴もアレで歌もアレ、衣装選びのセンスもアレだからな
突き抜けてるw
でもあさきの末摘花はほんとピュアで可愛い
>>74 毛皮って持っていったほうじゃなかった?
兄の僧都
女房が「あれがあれば寒さが・・・」って言ってた気がする
末摘花はあれでもすごく髪が綺麗で、上等の香を焚いてるから
良い香りがするんだぞw
ほのぼのしたいい家族だっただろうにな、末摘花一家。琴の琴が少し弾けるのもさすが宮家の姫。
>>80 弾くってよりさわれるだけ程度w
私も末摘花好きだわ
女三宮と末摘花はもしかしたら仲良しになれたかもしれない
ああ、二人とも天然系で
話が噛み合ってなくてもニコニコ好きな話してそうねw
一緒に居てもお互いに好きなことをしていて話はしないイメージ
源氏39歳のとき、
ちい姫11歳、女三宮12、今上13歳、夕霧18歳、冷泉20歳、
玉鬘25歳、髭黒34歳、真木柱14歳、紫31歳、明石30歳
他の女人たちが、若い女三宮への嫉妬に狂っても無理はない
ちい姫より1歳年上の娘を妻にしたのだから
書かれていないだけでどのように思っていたかはわからんな
明石も女三宮には批判的な目を向けていた感じだ
だけど明石にとってはちい姫の立場守るのが一番だから、
今上の妹、朱雀院の最愛の内親王の女三宮降嫁は
美味しいって言えば美味しいんだよね
まぁちい姫養母の紫上の格が下がるのはちょっと困るくらいは思ったかもね
明石にしろ花散里にしろ紫上みたく源氏依存の立場ではないから女三宮降嫁は大した問題でもなさそう
一の人、だけど正妻ではない…という葛藤が生まれるのは
紫だけだったんじゃないかな>女三宮降嫁
その点、女三宮は源氏を愛してるわけではないので「正妻なのに最愛の人ではない」と
葛藤することはないね
でも、琴を教わってた時「ほめていただくの初めて」と嬉しがってたり、柏木との密通の時も
「殿に知られるのは怖いけど、殿が傍にいないと不安」と縋ってたり、それなりに
源氏のこと好きになってたんだろうな
「あんなにも優しかった人が」や「お父様と同じようにお話しなさる、だから好き」だったし
柏木と小侍従がいらんことしなければ、女三宮は幸せだったんだよね…
ちい姫を間に紫と信頼関係を持った明石は
「これほどの方がありながら殿はなんてひどいことを」と源氏に憤りを感じていたね
この頃の明石は客観的に源氏や紫、女三宮を論評する六条院評論家に転身した感じw
>客観的に源氏や紫、女三宮を論評する六条院評論家
花散里といい友達になれそうw
花散里もほっこり系のようで実は鋭いこと言う人なんだよね。
>>91 柏木が愛を教えてくれたから、出産の時に、殿は対の上を愛しているのだと気づいたんだよね。
気づきたくもなかっただろうに。
>>94 教えてほしかったわけでもなかっただろうけどね。
小侍従は「このままでは宮様は一生女としての幸せを知らずに(ry」とやってたが、
むしろ女としてどころか人として不幸にしちゃった。
そういや、紫の乳母だった少納言や遊び友達の犬君はいつの間にか消えたなあ。
犬君は、いつも袿に「犬」と入ってたが、記憶する限りでは明石の方がちい姫を連れて
上京してきた辺りの「身分もないくせに殿に取り入って」が最後か?
だがしかし、薫を産んどいて女三宮の老後は正解だった
可愛い姪っ子の内親王も嫁に来たし
>>95 紫上だって大した身分があるわけでもないのにね
源氏は自分と朧の密通を糾弾する右大臣を
恋のあわれを知らぬ云々と責めてたけど、
柏木と女三宮の密通には攻撃の手を緩めなかったのう…
でも、あさきで源氏が赤子の薫を抱いて
柏木を想い泣いてしまうシーンはかなり好きだ
>>93 ゲストコメンテーターとして、たまに夕霧も呼ぶといいかもw
>>97 そりゃ、明石の受領の娘と、脇腹とはいえ母親も大納言家の宮姫なら
話にならんでしょ
>>98 父上の苦悩を思いつつ、「しかし私は父上のようにはなれぬ」とやってたね
内親王・人妻というのは藤壺と女三宮の共通項だけど、「夫(帝)に特に深く愛されていた」女性を
寝取った分、源氏の方が罪悪感持てよと思う
「人を恋うることが罪ならば、わたしは罪人になろう」とか抜かしてたが、だったら柏木のことも
もうちょっと鷹揚に…と思わなくもないが、源氏・藤壺と違って、柏木・三宮は相愛ではないんだよね
ただの強姦
桐壺帝はやっぱり桐壺更衣を一番愛していてその忘れ形見の源氏を一番に思ってた
し、晩年藤壺べったりだったのは藤壺への寵愛というより源氏そっくりの冷泉を守
ろうとしてたんだと思う
源氏は帝の妻をかすめ取ったということへの怖れ多さは一応あったみたいだけど
父帝が亡き桐壺更衣に藤壺を重ねてるだけって見切ってたから罪悪感が薄かったんでしょう
柏木女三宮は源氏藤壺みたいに幼い頃から心を通わせていたわけでは
なかったからそりゃ唐突すぎて女三宮もドン引きになるw
拒もうとすれば拒めるのになすがまま…って描き方が女三宮の残念なところかな
>>98 娘が男といる寝室にまで入り込んでくる右大臣の行為を非難しているのだと思った
右大臣、娘思いのいい父ちゃんだよな
娘が望むなら、源氏と結婚させてもいいと考えてたし
右大臣は源氏に怒っていいよ
>>101 柏木も、高貴な内親王が爺さんと無理に結婚させられ通いも少なく蔑ろにされているとか
自分が結婚していたらそんな不幸な目にはあわせなかったのに…
とかいろいろ考えて
かわいそうなお姫様を救いに行くヒーロー気取りでいたと思う
>>104 そういうのをストーカー気質と言うんや。
人妻強姦しといて自分と結婚していたらそんな不幸な目にあわせなかったとか
かわいそうなお姫様を救いに行くヒーロー気取りとか
まんまストーカーや。
あさきだと非常にぐっとくる悲恋だけど
藤壺の気持ちが明確じゃない以上、源氏を幼馴染以上に思ってなかったら
とんでもない無理強いですやん
あからさまな描写はないけど細かく読めば相思にとれないこともない
なので原作もあさきの藤壺をベースに行間を読んでる
そのほうが自分は読んでて楽しいので。
源氏に対しての原作の藤壺は和歌にしろ否定肯定どちらともとれるように
立場上ある意味安全に描いてるなぁと思う
桐壺帝が息子と妻の不祥事をすべて承知の上で受入れてた可能性はある
自分も亡き更衣の身代わりに藤壺を妻とした負い目もあるが、
それ以上に源氏への愛情が強かったんで、源氏女三宮柏木ほど葛藤はなかったと思う
藤壺に対してはたぶん哀れみのような感情も持ってその後も抱いてただろう
むしろ桐壺帝は冷泉帝の出生の秘密や、
それが露見することで危うくなる藤壺源氏の立場に最大限配慮してたと思う
親バカならわかると思うけど、親にとって息子の不祥事ってそんなに苦しくない
世間体は気になるけど息子に対しては同情というか、可愛いとさえ思うw
>>108 桐壺帝が帝じゃなかったら全然構わないよ
好きにすればいい
冷泉を親王で終わらせておけばまだ良かったけど、
東宮にしたのはやりすぎだ
結果、桐壺帝は地獄堕ちしたわけだ
君が臣に、臣が君にって、皇家では絶対にあってはいけない事なんだよね。
んで流された崇徳院は、正しくその呪いをかけた。
だから現在まで天皇は、その怒りを鎮める為に即位すると必ず崇徳院の為に鎮魂の儀式をするのよね。
それだけ大問題なんだね。
>>108 桐壺帝が一番愛してる女性は結局更衣で、一番愛してる子供は源氏だもんね。
そこだけは本当にブレないw
冷泉は桐壺帝にとって孫だから、源氏が薫に対してわだかまっていたのとは
また違うのでは。
源氏と薫の真の血縁って、姪の息子or従兄の孫だもんね…実孫とは比較にならん。
冷泉は桐壺帝の実孫で皇統だからあまり問題は無いね
藤壺に子を生ませるのが年齢的に難しい桐壺帝にとっては、
密通であろうと冷泉誕生は幸運だっただろう
最愛の息子そっくりの東宮を立て、最愛の妃を中宮に出来る
結果的には、源氏藤壺密通のおかげで桐壺更衣の時に諦めた夢が実現した
臣下の子は臣下。皇統視できないね
そりゃ桐壺帝も地獄ひ堕ちるわ
そりゃ桐壺帝も地獄へ堕ちるわ
訂正です。ごめんw
民草と同じ尺度で私情で罪の後継を決めるようなら
帝の意味ないし
臣下に降りた人間は皇統継げない。
帝の血を引いてれば誰でも帝位に就けるなら、当時の貴族なんか皇孫なんて掃いて棄てるほどいる。
だよね。
>>112さんから例のアホ坊寄生女厨の臭いが…
宇多天皇のように一度臣籍降下したけど後に皇籍復帰し、天皇になった例はある。
しかしちゃんと手順を踏んで皇籍復帰した後のこと。
臣下に降りた源氏が父帝の妃と通じて子を産ますなんて
2重の意味で人の道から外れた行為。
問題ないどころか問題ありまくり、冷泉即位後の天変地異は天が怒っていたんだよ。
・・・・そういえば冷泉即位後に病が流行ったり天候が異常だったり
星の動きが不吉だったり国が乱れる兆しなんて言われたりしてたのは結局どうなったんだっけ?
あの後まもなくして藤壺が亡くなって天変地異のことはうやむやになったような・・・・。
天変地異の原因が、なぜか天子の不徳ではなく親不孝のせいとされていて
ここだけは何度読んでも謎w
藤壺死去からまもなくして出生の秘密を知った冷泉が
実父である源氏を立てようとした。
このあたりで天の怒り云々は解消に向かってた感じもするけど
藤壺の死はともかく、源氏を親と認め敬えば許されるってトンデモすぎるw
儒教の影響が強いなら父親を裏切った源氏こそ地獄行きだろうに。
だって源氏は神仏のご加護が強すぎてあの六条さんだって手が出せないんだよ
父帝を裏切ったことも天命じゃなきゃ説明つかんよ
天命なら藤壺の罪だって許されてます
子供は3人、一人は帝、一人は皇后、もう一人は太政大臣になるって予言があるから
運命ではあったのかもしれない。
冷泉に在位中は子ができず、皇統にその血を残せない結果になったのは
せめてもの天の計らいか。
でもそれなら源氏も藤壺追って地獄に落ちろや
なんで藤壺だけが苦しむんだ
冷泉帝が源氏を立てたら天の怒りは静まり、
神仏の加護が強い源氏には六条も何もできないか。
所詮、作者のご都合による作り話。
前から思ってたが、冷泉が実の親に対する孝養を尽くすのが最善なら、ちい姫なんか実の親を知らずに過ごしてたんだから、
これまた中宮なんて至上の位につく人なのに、それで良いのかね。
「天子が実親を蔑ろにする罪」ってのがやはりおかしいんだと思う
帝の上に親を持ってくる構図が不自然なんだよ
「臣下の子が帝位についた罪」なら一般常識からも外れないから
せめて冷泉が意識的に善行して徳を積もうとする描写くらいでも
まだ物語として納得できた
源氏は菩薩の生前修行。死後は菩薩になった
>>122 でもそうやって調子こいてたら馬鹿にしきってた女三宮から痛恨の一撃をくらい、
無意識のうちに見下してた紫にも先立たれて腑抜けたようになってしまったわけで。
最強だったはずの無敵のヒーローが老醜晒して表舞台から去り、
宇治では若い女房に「源氏なんて過去の人知らないし〜」と言われる哀れさ。
運命を最大限に味方につけていたからこそ
その運命にそっぽ向かれて過去自分のしたことの報いを受ける時がきたときの苦痛も半端なかったんじゃないかな。
老醜は晒したが、出家して安らかに死に菩薩になれたのなら
結局良き最期だったということか。
宇治でも、匂宮や薫が時代の寵児であっても源氏ほどの輝きは無いという扱いだし。
源氏は栄誉と愚劣さを極める選ばれし人生を送ったと思うけど、
(もちろん圧倒的な主人公格で)
死後の菩薩云々てのは、式部さんの構想には無いと思うな…
愚かに生き、罪を悟り、死ぬ。それで充分
出家で来世が確約されるなんて信じてたら源氏物語は書けないと思うし
原作はともあれ、あさきの宇治十帖での源氏の位置は
哀れな女性に救いの手を差し伸べる超越者。
終始すべてを温かい目で見守っていたということになる。
さすが大和先生、主人公の扱いがうますぎ。
女君たちが、源氏という障害を乗り越えて悟るなら、一応源氏も女性たちの救済をした事にもなるね。
女は業が深い。
仏教でもキリスト教でもイスラム教でもヒンドゥー教でも、
女は男より劣ったものとして定義されてる。
女として生まれてくるのは前世で一段低い人間だったから。
>>125 菩薩になったって原文にあるの?
あさきのラストには「今、浄化された世界へ飛び立つ」源氏が書かれていたけど
>>131 なら雄が産めよって感じで結局カルトの域を出ないんだなあ。>仏・基督・回・河
女性に神秘と霊性を認めた原始信仰に及ばないから小手先屁理屈が必要なんだよ。
仏教もキリスト教も元々は女性差別は無かったらしい。
仏教は、印―中国―日本に来るにつれて、儒学等思想を色々取り込んで元と違う物になったんだよね。
本来、釈迦は絶対に葬式に関わってはいけないと説いていたのに、日本なんか坊主は葬儀屋になっちゃった。
>>132 源氏が死後菩薩になったというのは
謡曲「須磨源氏」の作者が考案したもので原文にはなかったと思う。
藤壺のどこが不憫って
源氏のせいで不義密通の罪に苦しみ地獄にまで落ちたのに
肝心の源氏は最後の最後で最愛の女性の座を藤壺から紫へ鞍替えしたことだと思うわ。
これで源氏だけが極楽行って藤壺だけがこの先もずっと地獄で苦しんでたら
私が藤壺なら恨みと絶望のあまり悪霊になりそうだわ。
>>137 登場人物紹介では、いつも藤壺は「源氏にとって憧れであり、最愛の女性」だよ
紫は「源氏に妻として最も愛された女性」だった、文庫の本編最終巻までね
要するに、「源氏が最も愛した女性は藤壺だが、妻にはできなかった。
妻たちの中で最も愛したのは紫」なんだよ
だから最期の「紫を、藤壺の形代としてだけではなく紫自身を愛していた」が
「遅すぎる」になる
藤壺 永遠の恋人
紫上 妻として最愛の女性
源氏「まるで人というものの愚かしさ・・・悟りの地にいたることのむずかしさを・・・
御仏がわたしをとおして世の人に教えているようではないか・・・」
源氏「・・・いままで・・・長い夢を見てきたような気がするのですよ。
・・・長くて暗い・・・闇の中を手探りで歩いていたような・・・
そんな悲しい夢を・・・
けれどもいまは目ざめて・・・明るい光のなかに・・・
すべてが清明に充たされている・・・そんな気持ちでいるのです
・・・わたしはひとりなのだよ・・・ご導師・・・・
この世に生まれいでたときそのままに・・・」
悟りの境地に足を踏み入れた人の言葉
実は大したこと言ってないという…
源氏にとって長い夢に思えた人生も物語の最後にはそれも一睡の夢に
すぎなかったというのが絶妙すぎてね…
あさきゆめみしというタイトルとちゃんと意味的にリンクするのがすごい
>>140 朝顔巻であの世から源氏にすがってる(恨み言を言う)藤壺は
人はひとりだということを悟れないでいたから地獄を彷徨っていたのかな
藤壺の恨み言、地獄を彷徨う云々というのも源氏の夢(発想)なんだよ
>>137 やはり憧れの存在より共に生活する妻に情は移るものだからね。
藤壺を失っても紫など他の女人と相変わらず元気にやっている源氏だが、
紫を失ったら腑抜けになり出家。
源氏の夢に現れた藤壺は、最愛の女が紫に代わっていくことへの恨み言を伝えにきたのかもしれない。
そういうのって女性でもあるからしょうがないよね
初恋で憧れの男性と最愛の夫は別物ってやつ
夢に出てきた藤壺は源氏の深層心理の産物じゃね?
意外にあっさり割り切って「罪を償うのに忙しい」状態かもしれない<藤壺
桐壺院は更衣といちゃいちゃしてるだろうしな
>>136 キャラ厨や信者は昔からいるんだね
身分が低いから紫式部が上の尊称を使わなかった
明石の君も人気の高さからいつの間にか
明石の上と呼ばれそれが定着してしまった
>>146 源氏の本音は藤壺に、地獄に堕ちていて欲しいんかい?それも何だな。
せめて、自分も藤壺と一緒に!と思うならまだしも、他の女君たちに「来世は同じ蓮の上に」
とか言いまくってるからさ、藤壺に恨まれても当たり前だ。
藤壺の女心としては源氏にも出家して罪を償ったり自分を供養してほしいところだろうに
紫とのピロートークネタに使われるんじゃ恨みたくもなるよw
ただその後は現れないのを見ると源氏をサッパリ諦めて成仏したのかも。
>>144 最愛の紫上に移るかと思ったら藤壺ゆかりの女三宮って爆弾が…
あのピロートークは源氏と紫上のイチャイチャではないんだよね
むしろ源氏と紫上の心はものすごく隔たってしまってる
藤壺のことを思いつめて夢に見た挙げ句さめざめ泣いてる夫のとなりで
じっとしてる紫上ってホント可哀想
>>150 源氏が出家したら大事な我が子の後見がいなくなるから藤壺はもっと困るよw
冷泉を守るのと引き換えに地獄に堕ちたようなものなのに
不公平といえばもう一方の当事者である源氏の血統が明石中宮で残ったってことかな
紫が最愛の女性とはっきり認識できたのは女三宮降嫁後でしょうな
源氏は何でも気付くのが遅い
>>146 後半の六条の霊も源氏の深層心理によるものという見方もあるね
>>151 あの夜を境に、紫は「殿が本当に見ているのはわたくしではない」と勘付いてしまったよね
それでも源氏がたまの浮気はしつつも、一番は紫という状態を保っていたら、
紫も微かな疑念をそのまま蓋をしたかもしれない
女三宮の降嫁を受け入れたことで、疑念が確信に変わってしまった
>>145 「タイタニック」のラストでローズがジャックに導かれるように昇天するシーン、
「一見女性客大感激の純愛ストーリーのように見えるが
もしローズが男で、長年連れ添った妻がいて子供や孫もいるのに
死んだら魂は妻でなく若くして死んだ初恋の女性のもとにいってしまうようなラストだったら
女性客は非難轟々だったに違いない」と
どこかのスレで言われていたのを思い出したわー
源氏が死ぬ時藤壺と紫が迎えにきたら、どっちの手を取るんでしょうなw
迷わず両手を伸ばしてどっちもGet
これ以外にあるまい
いやいや、藤壺・紫をはじめとするすべての
「私の愛したすばらしい女人たち」に囲まれて往生を遂げるという手もある
主人公贔屓に因るのか、源氏は結局恵まれている
藤壺&紫という理想の女を手に入れ栄華も極めた
女三宮密通が晩年の不幸と言われても、源氏にはそれ程痛手とは思われないから同情出来ない
しかも極楽行きなのかと思うと…
令泉産んだ後にも藤壺が別の男(桐壺帝)の子を孕むとか、紫が別の男(夕霧)
の子を孕む、とかぐらいしてくれなきゃね。
私は須磨行きのくだりでいつも
「たかが京から一日程度の距離で何こいつらこの世の終わりみたいな顔してんだ、
僻地を彷徨ったって顔したいなら最低でも在原業平の東下りよりもっと遠くに行けや」と思う。
それをすると明石にも会えずちい姫も生まれなくなるんだが。
>>162 単に連載当時は「上」の身分に値しないということを、大和さんや編集が理解せずに
上と付けてしまっただけじゃないかなと思ってる
文庫や新装版?完全版?では「方」「御方」に直してるし
>>161 何で紫式部は源氏が下る地を中途半端な明石にしたのかね
当時、景勝地として名高かった須磨を選んだんでないの。
都からそんなに離れてないし、風流なイメージもあるから貴人が流浪するのに適当かな。
これが九州とか隠岐だと、本当に罪人みたいだしなあ。
ちなみに源氏が隠棲先に選んだのは須磨で、激しい雷雨にさらされ、
父院が夢で須磨を去るように換言され、明石入道が迎えにきたから明石に移ったのよ。
>>164 都落ちって言っても高貴な源氏では須磨が限界
帝が怒って島流しならもっととおくもあったかもね
でも自分でえらんでこもってるからなぁ
伊周さんは播磨に行けって言われてたね(太宰府が嫌だってゴネてたからだけど)
当時の人は想像しやすかったかも
玉鬘なんて親の行方もわからないまま
幼くして九州までさすらったんだから源氏以上に苦労してるよね。
姫よりまわりの者がね
あさきの豊後介地味だけど好きw
忠義者だし
雨夜の品定めで女は中流が面白いって言われていたけど
男も中流の方がいい味出してるよね。
空蝉の夫の伊予の介とか
玉鬘を守り育てた忠義者の豊後の介とか。
だが小君おまいは最低だw
姉を裏切り日和見で源氏まで裏切る
>>171 姉を裏切ったのは源氏が騙したからでしょ
小君が裏切ったのは、性格には義兄の伊予の介だね
「私は伊予の介より前におまえのお姉さんと恋人同士だったんだよ」
とか源氏が騙したからw
天皇の島流しってそんなになかったからね
淳仁天皇…47代。廃位となり淡路島に流された。現地で殺害された
崇徳天皇…75代。淳仁から400年後。隠岐島に流され現地で殺害された
歴代天皇で最強の怨霊となり、平成の時代になっても今上天皇が供養を行ってる
後鳥羽天皇…82代。隠岐島に流された
順徳天皇…84代。佐渡島に流された
後醍醐天皇…96代。吉野に追放
南朝の後亀山天皇の子孫が熊沢寛道で昭和天皇に退位を迫った
など
>>174 熊沢を入れるのは何か違うと思うのだけど
仮に本当に後亀山天皇の男系男子子孫だとしても、生母が皇族や摂関家の姫である
親王達が即位できてないのに、氏素性もはっきりしない輩が即位できるはずない
全国の藤原さん達が五摂家を無視して「藤氏長者は俺だ」とはできないでしょ
政治家だし、大宰府に左遷でもよかったんじゃないか?
須磨ってそんな近い所だったんだね。
紫と今生の別れになるかもって泣き合ってたから、すごい遠くて辺境の地だと
思ってたけど、流罪じゃなくて自分から隠棲したんだからそんなもんか。
>>178 ほとんど外出したことのない紫を来させるには遠すぎるってことなのかな。
一日牛車に揺られて行くってのは、深窓の姫君にはきつそうだし。
こきでんさんが遠流にしてやるみたいに怒ってたけど、そうなったら
離島に流されてとんでもない目に遭ってたかもしれないしね。
紫も、謀反人の一の人ってことで世間から白眼視されてただろうし。
性欲魔人源氏って、自分の性欲でどんだけの女性を巻き込んでるんだ…
>>179 一の人どころか、あの時は源氏の新しい北の方扱いだったよ
女三宮降嫁にあたって、「そういや六条の院って紫の上と正式に結婚したっけ?」に
なったわけで
三日夜餅などの手順はちゃんとしてたけど、所顕しをしてなかったんだっけ
所顕ししてないし、その後の生活も源氏が全部見てる
所顕しは、妻の親の役だし、婿殿の靴を抱いて寝てくれる親も彼女にはいないからね。
そう言う意味でも、正規の婚礼の手続きは踏んで無いんだよね。
原典だと三日夜餅もこっそりとやっているんだよね
手順はちゃんと踏んでいるけど正式じゃないから
紫上の妻としての地位もどうととでも取れるようにしている
きっちり飼い殺しにしていて源氏って本当にずるい男だなぁとつくづく思うわ
ひっそりどころか、手籠めにした時、紫は裳儀もしてない未成年だしね。
いくら餅を用意して体裁整えても、これじゃ召人扱いだよ。
あさきの乳母は感激してたけど、ホントなら姫の将来を憂いてヒヤヒヤする所だよ。
まあそのあと急いで、父宮に知らせて、裳儀も行って体裁整えたが、兵部卿も怒って良いとこだけどね。
みんな源氏に甘いよね。
現代の感覚ならずるい男だろうけど、当時としては
珍しく一途で多くの女性の面倒を見る良い人間だろうね。
結婚前から源氏の屋敷に囲われてて、いつ夫婦(男女の関係)になったかも
ハッキリしない。乳母や女房たちからはとっくにお手付きだと思われてた?
結婚の儀式(三日通う)をできる実家が無い。父親と疎遠。衣食住すべて夫頼り。
実子も無し。紫の立場って改めて不安定なんだね。
ちい姫の養育しといたのは良かったな。
源氏が一番大切にしている!という評判だけで世間も尊重してた人だからね。
勿論、彼女はそれに相応しい資質の女性だったけど。
源氏が父宮や世間に対して紫との結婚を公表したことでかなり体裁は整えられ、
しばらくは父親との関係も良好、
須磨行きに当たり源氏が荘園財産管理を紫に託したことも北の方扱いかな。
その頃から父親とは疎遠になってしまうけど。
明石が物語上重要な場所になったのは住吉神信仰と関係があるんじゃないかな
現代女性から見るとかなり最低男度の高い源氏だけど、
当時の上流階級の女性たちの評価はどんなものだったん?
最低では無いよ
美貌や才能に秀で、政治家としても成功
特に若い頃は誰からも愛されるアイドルのような感じ
晩年は老醜さらしたけど
なんだかんだ言って手をつけた女君全部面倒見てるしね
そこの部分の評価は高いと思う
遊びでポイ捨てポイ捨てだったら最低男だけど
あまりある財力で女君の面倒みているからね
そこら辺の甲斐性だけは褒めたいわ
まぁそういう女君ばっかり集めているってのもあるけどw
女三宮と結婚しなければよかっただけじゃね?
あれで終われば妻たちも結構幸せでハッピーエンドだった
密通後の女三宮のこともなんだかんだ面倒見ていたよね
まぁ自分のものじゃなくなるのが勿体ないって感じだったけどさ
もっとも当の女三宮は財政的にも別に源氏からの面倒は不要だったんだけど
手をつけてあきたら姉宮や兄宮に押し付けておしまいの匂に比べたらずっとマシ
子供の頃は可愛らしかったのにね
3もん安の見本のようだわ匂宮
浮舟も匂がちょっかい出さなければ、正妻女二宮にも認められた
妾として、一生安泰だったのにな
人の人生をダメにしておいて自分が一番悲しがってたよねw
源氏もアレだけど匂宮も最低だわ
女君「亭主元気で留守がいい」
匂は、自分の感情が常に最優先で、他人の気持ちを思いやる事が出来ない、精神的な成長が無かった残念な人なんだよ。
勿論、帝の器なんて1ミリも無いし、なってはいけない。
>>194 女三宮降嫁なんてして紫落とす展開持ってくなら
式部も明石なんて登場させず、娘の実母にさせればいいのに、って思ったもんだわ
>>203 中宮の実母という逃げ道を与えないためでは?
紫がちい姫の実母で六条院の一の人なら、もしかしたら
女三宮降嫁自体が無かったかもしれないし
源氏の実子がいないことも、紫が世間から軽く見られる原因
それと、あとは女性は子供がいると母であることに満足してしまうから。
紫も実子がいたなら、源氏の愛にそれほど執着しなかったろうし。
同意
紫は母親としての逃げ道もなく、雲居のように娘として父の元にも帰れないからこそ話に深みが出る
ヒロイン紫上は実家や実子に頼らず本人の実力だけで輝いてこそだね
そう。そうして愛ゆえに苦しむ
ぶっちゃけちい姫が実子なら、孫の宮様達のお世話が楽しくて
旦那の源氏なんかどうでも良くなりそうだw
>>204 紫がちい姫の生母でも養母でも社会的状況はあまり変わらない
源氏が承諾すれば女三宮は降嫁したと思うよ
子沢山の雲居がいる夕霧も降嫁先候補に上がり、夕霧さえ承諾したら結婚していただろうから
紫が生母だったら明石は何の関係もない愛人の一人になっちゃって都にも呼ばれないし
御所にも上がらなかったよね。
女三宮が降嫁したら紫は中宮生母として御所に逃げることができたのかな?
>>211 源氏が侍女の一人として呼び寄せそう
身分は低いけど女房としてならふそくはないしあれ程の人はそうそういない
見たかった気もするね
生き生きと宮使えする紫と才能を活かせる場所を見つけた明石
源氏いらなくなっちゃうじゃん・・・
明石は源氏から邸も与えられて大切にされていても、ちい姫入内に歩いて従うしかないのは、
世間的には源氏家の女房または召人と見られていたということ?
>>213 見たかったね
紫はちい姫に付いて御所に上がるべきだった
そこで才能発揮してちい姫や明石と楽しく過ごす
女楽のような合奏も御所でやる方が楽しそうだ
>>215 召人のわけない。
あくまでも入内にあたって「母」は紫で明石は女房頭みたいな立場だから。
何十人もいる女房達を仕切る立場なのが明石だよね
別に母親が御所に付いて入らなければいけない訳じゃないから。
源氏と紫が、実の母娘を引き裂いたままなのは不憫だから、この機会に明石と対面させて、
ついでに心もとない女房ばかりだから監督役に明石を付けただけだよ。
明石の身分が軽かったから出来た事で、これが紫や、きちんとした家の重々しいの北の方じゃ、気軽に御所には参内しないよ。
そーいやそうか。
紫と立場全然違うけど、秋好中宮も肉親が一人もいなくて寂しかったんじゃないだろうか
秋好は亡くなった母の六条さんがまだ暴れるので心痛めてる
〜執着を残すと地獄に堕ちる〜
金でも愛でもいっしょ
これこのスレの住人は全員覚えておいた方がいい
仏教でもキリスト教やイスラム教でも地獄だ
>>222 地獄とか言ってる時点でカルト脳から自由になれず執着残してるじゃんwwww
やっぱ精神的に自力できず、善悪判断も他人任せ、
自分の人生に責任も持てないタイプが宗教にすがるイメージだわ
>>223 確かにね、紫は女を救済出来ない日本の仏教に見切りつけて、魂を解放したようにもみえるね。
自然を愛し、人を愛し何物にもとらわれない所までいった感じだ。
逆に六条みたいに、頭が良くて、エリート意識が強い人って、型にはまりすぎて色々な妄執に囚われて、周りも自分も傷つけずにいられないんだよね。
とかいってみな宗教信じてるんだよね
困った時の神頼み
初詣も葬式もやめたら?
>>226 秩序や様式美やジンクスを日常に取り入れて折り目正しく生きる事と
思考停止の信仰依存は全く別物だろw
宗教を本気で信じてたら、初詣行ったり、仏式葬儀して、キリスト教結婚してクリスマス祝わないでしょうな
本気で信じてる人が世界では圧倒的多数ってことをまず理解した方がいい
日本人があまりにも無宗教なだけで
世界では信仰>愛情がデファクトスタンダード
夫より妻より子供より神様LOVE
でもあさきは日本の平安時代が舞台だから・・・
出家しても信仰>>愛情にはならない
>>229 それ所謂、先進国では無い国ね。
発展途上国の人口が圧倒的だから、そういう比率になるかもしれないが。
どの国も宗教離れが深刻で、宗教で食べてる人は死活問題だと言ってるくらいだ。北欧なんか特にね。
それに中国の都市部なんか、日本以上に信仰心は薄いね。
学生さん等は宗教に頼るのは非現実的とはっきり言い切る子が多いのにビックリしたよ。
>>229さんのお国がどこか気になるw
マジレスすると
原作もあさきも宗教観ありきの時代背景で描いてるけど
世界観としては作者の思想がとうに宗教とか超えちゃってると思うな
自分もそう思う。
式部は仏教観を教養や、たしなみの一部としてる感じ。
それに囚われてたら、あんな超越した作品は書けないと思う。
出家を許されない女性が救われるには紫上のような境地になるしかないと思う
原作の紫上は希望がないまま終わってしまったからね
原文でも紫は後に残される源氏を心配し娘や孫を思いやり、
最期まで心に愛を宿しながら亡くなっていった
読者には救いはある
しかしあんな聖女のごとき姿を最期に見せ付けられて先立たれた源氏には救いは無かったね
紫への執着と苦しめてしまったことへの後悔だけが残される
宇治編で八の宮が俗聖とか呼ばれてたけど、そして薫がその生き方に憧れてたけど、
世俗にありながら心は聖っていうなら、晩年の紫の方が余程…だと思う。
八の宮は娘二人の先行きを案じて心残りだろうし、薫は色ボケしてたし。
浮世離れしてる=俗聖ではないと思うわけだ、八の宮見てると。
八の宮には行く末の心配な独身の娘が二人もいる
紫には後に残して心配な子がいない。ちい姫は帝に寵愛されて皇子も皇女も産んで
明石の御方もついてるから安心。この違いはあると思う。
一歩間違えれば末摘花or紫母コースまっしぐらだもんね
そりゃ親としては娘達が心配だわ・・・
紫は綺麗だし可愛いんだけど、女三宮に挨拶に伺う前に、源氏が恥ずかしがる三宮に
「あちらは優しい方ですから、姉君とでも思われて」と諭してる時は吹いた
年齢的に、どう考えても「母」だろ…
女三の宮は紫のこと「優しいお姉様」と心を許していたみたいだけど。
なにしろあの美貌と細やかな気配りで、ねんねの女三の宮みたいな
お嬢様はコロっといくだろう。
女三の宮の飼ってた猫は二匹いて、一匹は子猫でかわいかったけど、
黒いほうはサーバルキャットみたいで怖かった。大きすぎたw
垣間見事件のときも、黒猫は「フゥッ」とか威嚇して怖かった。
でも女三の宮は黒猫のほうを肌身離さずかわいがってたみたいだから
よくわからない。あんな大きくてどう猛そうな猫怖くないのかね。
それちょっと思ったw
女三宮も「お姉様みたい」って・・
それだけ紫が年齢のわりに若々しく美しかったという解釈なのかね
紫は子供がいないからなー
子供産んでないと、年齢的には母世代でも、「お母様みたい」とは
思わないかも
源氏 「母君だと思って下さい」
女三宮「殿の言ったとおりお母様みたい」
じゃ紫に失礼過ぎるもんねぇ
女は結婚して子供生むと急激に老けるもんな
男も結婚すると加齢臭が臭くなる
若さを保ちたいなら結婚も出産もタブーだよ
女三宮は源氏のことは「お父様みたい」と思ってたよねw
弘徽殿女御と朧月夜だって、年の差姉妹じゃないか。
藤壺のことを、源氏のお母さん扱いした桐壺帝は無茶すぎたw
女三宮はわりと幼い頃に母宮と死別してるんだし、ちい姫の次に
「新しい娘ができた」くらいのどっしり感でもよかったかもね、
1歳しか違わない秋好が養女になった時に「殿がお父様ならわたくしはお母様でしょう?」と
やってたくらい子供好きなんだし
…まあ、娘代わりに可愛がったら、その娘の夫の最愛の妻が自分というジレンマに陥るかw
>>247 「年若いあなただから、姉と弟のようにと言おうか」と訂正してたし
許してやって下さい…
最愛の更衣に生き写しかつ若くて高貴な女御入内で浮かれてたんだよ、きっと
でも、桐壺帝が一番幸せだったのは、更衣が生きて二の宮と一緒に過ごしていた
ほんの数年なんだろうなあ
更衣死後、源氏を引き取るまで3〜4年は暗いまま過ごしてたようだし(この間に蛍兵部卿宮達の
母君をお召しだったのかも)、数年ぶりで再会した息子が最愛の女性にそっくりに育ってたら、
離れてた時間の分も一層可愛く愛しくなって、あの異常なほどの溺愛に繋がったのだろうか
弘徽殿大后が「ご偏愛が過ぎる」と苦言を呈するのもわかるくらい、源氏を溺愛してたもんね
娘だったら絶対手元に置いて、更衣腹でも一品内親王にして降嫁させずにおきそうだ
娘なら母代わりでもいいかもしれないが、新しい妻と古女房が親子ほどの年齢差って
強調されると紫には辛いかも
紫と女三宮は従妹だから、多少年が離れてても姉扱いでいいんじゃね?
女三宮は紫の養女であるちい姫より1歳年上なだけ、という若さ。
従姉妹とはいえ親子ほどの年齢差であることに変わりはないわな。
紫はちい姫を完璧な貴婦人に育てたという実績があるだけに
ちい姫とそう年の違わない女三宮が
どれだけ幼稚で頼りない姫かということもすぐ見抜いたろうね。
でもその幼稚で頼りない姫こそが正妻で
自分は彼女の風下に立たねばならない立場ってのも
すぐに分かって余計に辛かっただろうなぁ
よく分からないんだけど、あんな風に正妻と正妻扱いされてた女人が対面するものなの?
自分が住んでた所追い払われて対面しなきゃならないとか、酷だよね
>>252 ちい姫実母の明石は紫より1歳下だから、紫・女三宮の年齢差は、明石母娘の年齢差と同じだね
14歳かそこらでお人形遊びの話をする女三宮もすごいが、それに付き合ってやった
30超えの紫さん凄いと思う
「幼いばかりの御方」と言ってはいたけど、その幼いばかりの御方は最高の身分と院・東宮という後ろ盾付
女三宮は、冷泉帝に入内させればよかったよね、源氏も勧めてたし
年齢的にもちょうどいい
まあ秋好や新弘徽殿女御がいたけど、まだ皇子はいなかったから東宮の母になるチャンスはあった
血縁も叔父と姪ではあるが、本当は従兄妹だし(父方でも母方でも)
>>254 紫は自分から言い出した。それがつまり彼女の人格を表している。
血筋の上でも従姉妹ではあるし、正妻である女三宮にご挨拶するのはおかしくはないと思う。
「あなたが、対の上とかいう御方?」という聞き方が、超上から目線でやっぱり姫宮なんだなと思った。
「対の上という御方?」ではなく「対の上とかいう御方」、この差は大きい。
女三宮は二品内親王なんだからかなり身分に差があるからなあ
でも全体的には女三宮は鷹揚でのんきで素直で紫はずいぶん助かっている
これが藤壷似の切れ者内親王だったらえらいことになっている
「あなたのことを決して忘れたわけではないのですが、上皇と帝の手前……」
とか源氏が言っていきなり三分の一以下ぐらいの通いになったかもしれん
頼りない姫君で紫は本当にラッキーだった
>>256 人格と言うよりも当時の身分社会の在り方みたいだよ
紫は愛人として正妻にご挨拶を申し出た上で行く立場で、
女三宮はその愛人の挨拶を許して差し上げる立場
従姉妹とか正直関係なくて、お互いの立場がそうなっている
源氏も「紫上の挨拶を許して話してあげてね」と女三宮に言っていたりする
源氏を虜にするような切れ者だったら妻として心穏やかではいられないし
頼りない姫君なら姫君でこんなレベルの子より格下かってショックだし
明石の君は紫上のプライドを砕かないようバランスとった設定だったな
>>259 妻がたくさんいるわけだから、腹違いの兄弟さえ何十人もいたりすることもあるので
従兄妹といっても利害が絡まない限り今より大分関係が薄いんだろうね
>>260 あの女(明石)には親しみがもてないという紫発言は原作だっけあさきだっけ?
源氏に向かっていってたと思うけど(ちい姫育て以降の話)
そんな頼りない姫でも女楽のあたりでは
通いは半々になってるからなあ。
子供のような姫でもやがては成長するだろうし、
自分はやがて老いていく。
源氏だって女三宮の中身はともかく美貌には満足してるんだし
>>261 あのひとは完璧だから気後れしちゃう、みたいなことは言ってたね。
あさきの女三宮は胸もある
女三宮との面会に関しては、当時は親しく無い間で上位の者が下位の者に、面会を申し込んだり、手紙を書く事は無いから、
あの対面は紫が完全に自分が下の立場を顕かにした訳で、それでも女三宮に好感を持たれた印象だった。
同様に朱雀院が紫程度の身分の者に直線手紙を書く事は珍しい。
紫も怖れおおいと言い返事を躊躇ったが、源氏に促されて返信したところ、その素晴らしい書きぶりに院も紫の素晴らしさを認識するしかなかった。
こうして紫の立場を当時の読者に解りやすいように書きながら、その素晴らしさを周りも認めている事を強調したんだね。
あさきの中では藤壺と女三宮の濡れ場はしっかり描かれてたけど
親目線の読者に配慮したのか紫上の濡れ場はどれも薄かった
そして朧月夜が意外とエロくない
>>261 原作で「いと、打ち解けにくく、心恥づかしき有様、しるきを」のあたりかな
たしなみがあって打ち解けにくいって感じていたのかな
あさきだと省略してるね
>>263,267
ありがとう。たぶんそこだと思う
覚えていたほどきつくはなかったんだね
>>268 わりにきつい気がする
「自分を見せないから単純なこっちをこっちをどう見ているのかしら恥ずかしいわ。
でもちい姫は私のことわかっててくれるわ」
源氏は許してくれたと能天気だけどすれ違いの描写だと思う
>>265 手紙によって紫が女三宮には敵わない相手であることを朱雀は悟ったんだよね
この時から娘の結婚はうまく行かないことを予想していたかもしれない
すべてにおいて、娘は敵わないから、せめて地位だけはと二品に引き上げる親心、有り難いね。
そして紫は心労が重なっていった。
>>240 亀だが、女三宮の御殿での飼いネコは二匹だけではないようですよ。
源氏が宮の御殿に渡った時、若い女房たちが遊んでいるのを見て
(軽躁だ)と感じるシーンで何匹かの猫が書かれていたように記憶しています。
あの黒猫は宮が御所から連れてきたし特にお気に入りなので、
いつも身近で可愛がってたんだと思うよ。
六条さんが憑依してるのも知らずに気の毒に、とは思うが、現実的に言うと
あの猫は三宮の飼いネコの中ではボス的地位にあったので人間の愛を
独占すべくしょっちゅう甘えて人に対してカワイイ奴だったんだと思うよ。
ボス猫ほど他のオス猫には厳しいが、頭がいいので美味しい思いをするため
人に対して従順なことが多いし(自分の体験談です)、黒い猫は人懐こいともいうね。
宇治でのお気に入りは三毛か白茶猫かな?
明るい毛色で物怪がついてないのがすぐわかるように書いてるね。
でも、茶トラ系はおっとり系だが、三毛はプライドが高くてキツくて
いわゆる「猫」らしい猫が多いそうなので、明朗度は黒>三毛なんだけどね。
しかし唐猫ってのはどういう猫なんだろうね。
猫は元々中国から輸入されたのが人がっただけど、唐猫と即断するからには
見た目に特徴があったのかな。
以上猫マニアでした。今も猫に起こされたので一筆。
>>273 え、猫の性格検証として面白く読んでたけど。
唐猫についても書いてくれる人がいたらもっといいなあとも思ったw
猫の話くらいいいと思うよ
>>259 紫は愛人ではないよ。愛人なら挨拶の必要は無い。
明石女御の養母の正妻格として紫は六条院において重んじられている。
その紫と高貴な女三宮が如何なる関係でやっていくのか、女房らや世間は緊張感を感じていた。
そこで紫が自ら挨拶に行って表面上は友好的な関係を築き緊張感を解いたので世間の噂は収まった。
>>260 明石の方が教養や品格は紫より上だったかもしれない。明るい可愛らしさや美貌、女としての魅力は紫。
この二人はバランスが良く、お互い認め合う友情が育つのも分かるね。
から猫の話はいいけど猫マニアとかどうでもいいw
>>276 何より身分が明石は裏先よりずっと低い
その点も安心してただろうね
女三宮どころか落葉でも紫上より格上でしょ
>>219 遅レスだけど真木柱も娘の入内で参内、世話している
当時はよくあることだったようだ
女三宮って小柄だから猫が大きく見えるとか?
三歳の頃のちい姫もすごくでっかい猫と遊んでた。
小侍従は女三宮のこと
取り立てて好きなものも嫌いなものもないように思ってたけど
あんなしょっちゅう猫抱いてて他にも数匹の猫飼ってて
降嫁するときも大事に猫連れてきたって
女三宮、猫マニアだったのね・・・・
ぬこ>>>>>>>>>越えられない壁>>>>>>>>>>>源氏・柏木
だったのかもしれん
>>281 今上も猫マニアだから、あの二人気が合ってたのかもしれないw
女房たちが不憫だ・・・
コロコロもガムテもない時代にあのたくさんの猫・・・
小侍従がした余計なお世話については簡単に論破できるよ
「ダメ人間はダメ人間を好きになる」法則
・つまらない女に過ぎない小侍従風情が、なぜいい男を見極められるのか?
・つまらない女が好きになる男は、所詮つまらない男
ダメ人間の小侍従が好きになった柏木もまたダメ人間だった
そんなダメ人間をダイヤの原石だった女三宮に手引きして、
彼女の人生を台無しにしてしまった
結果、罪の意識に耐えられず心臓を悪くして小侍従は早死に・・・・アホやw
>>284 ドヤ顔で論破とか書かれてもw
だれも小侍従のしたことは肯定すらしてないのにw
女三宮の猫の話より衒学趣味の御方がウザイけどねえ。
更にうざいのは中(ry
三宮って柏木に襲われなかったら、子供産まないまま未亡人になってたよね多分。
源氏の子を懐妊するって無い(子は三人と決まってる)から。
源氏にバレなけりゃ、六条院の子を産んで安泰だったのにね。
源氏も手紙みつけるまでは一応自分の子と信じてたんでしょ。
>>287 手紙が見つからなくても色々と態度がおかしい事に・・・気づかないかもねw
柏木が暴走せずにいれば安泰だったかもね
>>285 お前は毎回他人のレスの上げ足を取ろうと草を生やして
悦にいっているようだが、他に脳はないのかね?
荒らしに触るのも荒らしだと思うの
するーしようよ
>>290 まず黙ってお手本見せてあげなされ
当方は嵐の書き込みをニラニラ見るのが趣味
289ではないよ
>>287 女房の噂話からいずれ耳に入るんじゃないかな?
自分の子だと思い可愛がりつつ育てて柏木の子だと叱咤源氏の苦悩も見たい気もする
言論弾圧反対!
女三宮はあれだけダメなのに源氏に一刺しするのが最高だね
強者の源氏がそんなのに傷つけられるのが実にいい
ダメキャラは面白いねー
あさきや源氏物語の内容に関することなら何を書いてもOK
しかもロリ。見た目はいい。そそられるね
明石は落ち様もない優等生で色気を欠片も感じない
紫は苦悩する様がなかなかいい
>>279 入内には付き添うけど、そのまま明石みたく御所住まいで、娘に付ききりってのは、普通の母親には無いでしょ。
実際男性人気は昔は夕顔、今は葵でそれなり欠点のあるキャラだよね
女三の宮もハアハアされていた
六条御息所はない、と思っていたら
昨今のヤンデレばやりで今は割とあるとネットで読んでびっくりした
紫、朧月夜、玉鬘も人気
藤壷は意外と人気無い
確かに藤壺好きな男性は見たことないかも
いや、自分の周りでは女性でもいないわ
渡辺淳一が桐壺褒めてたのは読んだことあるけど
藤壺についてはどうだったかな
男性と女性で票が別れそうだね。
紫や玉鬘は両方から人気ありそうだね。
>>295 ダメキャラが面白いというより
それまでダメな子扱いされてきたキャラが
一変して自尊心あるとこ見せて強者に挑もうとするその姿がいいんだと思う。
私は女三宮が源氏に
「あなたさまのおっしゃるのはうわべだけのお慈しみ
世間体を取り繕うだけのお優しさ
私への愛などではありません」
と一撃かますシーンが好き。
源氏が「さすがに女三宮も私の仕打ちを恨んでいたというのか」って
あんたあんなに女三宮虐めといて何言ってんだよと。
>>303 そりゃ三宮が姦通したんだから三宮に落ち度はあるけど、
本意じゃなかったことだしね。
「三宮はおそらく柏木を愛してはいまい、なのに身を許したのだろう」という推察、
前半は当たってるけど後半は邪推。乳姉妹が手引きしたから襲われたんだっつの。
侍女の手引きのせいで…というのは、自分も藤壺にやったし、玉鬘が髭黒にやられたし、
当時結構あることだったのか?とは思うけど、源氏のこと好きだった藤壺はともかく、
玉鬘・三宮は完全に被害者、特に既に人妻だった三宮は横恋慕でレイーポされて妊娠させられて、
たまったもんじゃないよね。
お父様のように優しい夫で好意を持っていたのに、自分には責任のないことであれだけ責められたら
恨みにも思うわ。
女三宮のことは大事にしてないし愛してたわけでもないのにね
女三宮も普通の妻のようにそのことに対して嫉妬したり嫌味を言うわけでもなく従順だった
女三宮を攻めたのも愛ではなくただ裏切られた事に怒るだけ
これでは嫌になるよね
自分と藤壺は、愛し合ってたからいい、でもこの二人は違う(違約)。って面白い理屈だよね。
普通、愛してるからこそ相手を思いやり、窮地にたたせる事はしないと思うのね。
ゴメン、違約じゃない意訳だ。
源氏に虐げられてくる。
閨に男が押し入ってきたら
あの三の宮が断固拒否(空蝉や落ち葉みたいに)など出来るわけないじゃんね。
それくらい源氏ならわかりそうなもんだろうに。
それに、源氏が事情を明らかにしようと思えば小侍従の仕業だとすぐわかるはず。
それをあえてやらずに三の宮を責め立てたのは、
三の宮からすればほぼ不可抗力な姦通を三の宮の瑕疵によるものとすることで、
三の宮に対するがっかり感と紫に対する呵責を、
もっともな理由で合理化したんだと思う。
つまりは三の宮を責めるほうが源氏にはラクってだけ。
源氏の内面の言い訳に使われて、ほとんど言い掛かりみたいなもんだよ。
>>308 なるほど納得がいく
ただ空蝉はともかくとして落葉は夕霧じゃなかったらやばかった気がするけど
玉鬘でさえああだから
空蝉が逃げ切れたのは、軒端の萩がいたため源氏を誤魔化して逃げる時間稼ぎが
できたからだと思う
大君だって薫が押し入ってきたときに逃げたけど、あれ、中の君という身代わりがいたから
逃げ切れただけだもんな
薫が手出ししなかったからよかったけど、ひどい姉だ
たまに鉄拳制裁する姫君でもいたら面白いんだけど喜劇になっちゃう
藤壺様好きな自分は異端なのかいw
あの端麗な気高さがわからんとは。
>>310 あれ、中君と薫が結ばれたら、大君どうなったかね。
表面上、二人を祝福しながら妹の世話をして、二人が仲睦まじく過ごしてると胸が苦しくなって、結局早死にしそうだよね。
美人で性格がよく欠点がない中の君は薫と一緒になっても寵愛され、
詩のない女の一人である正妻の女二の宮はますます愛されなくなる。
ドリームさんキター
>>312 イメージが混乱するせいもあるんじゃない?
優しいお姉さんキャラなのか、冷徹な女政治家なのか
同じ人のいろんな側面なのはわかってるけど極端すぎて私はついていけないw
それに人気がなくても好きでいてもいいと思うよ
このスレでは他サイトじゃ好きな人を見たことないキャラだって
凄く言及する人いるし
>>308 成る程、納得。
「こんな愛しい紫を苦しめてまで妻として迎えた女三宮が裏切るとは」
とか言うセリフも何を考えているのか良くわからなかったが、
源氏は女三宮を責めることで自分を正当化しようとしているのかな。
源氏は自分にだけはとことん甘い男だからねぇw
>>314 正編で完璧な女君筆頭が藤壺なら、宇治編で最も完璧な女君は中君になるんだよね。
中君などそれ程魅力的なキャラには思われないが、宇治編は登場人物が全体的に小粒だから相対的に。
しかも他の女性キャラには欠点が目立つ。
大君は美しく優秀で優しいから薫から熱愛されるが、身体も精神も虚弱過ぎ。
浮舟は琴が弾けず教養が無い。
六君は初めは優秀に見えたが、性格が傲慢で琴も下手なのが露呈してきたせいか寵愛薄い。
>>319 身分も後ろ盾もないのに完璧とかいわれもね
中の君は身分だけでなく姉の大君と比べても容貌で劣る
宇治編の完璧な女は明石中宮の女一宮でしょ
なんで正編は源氏と関わった女だけなのに宇治編は色々ごっちゃなの?
藤壺は後見がちょい乏しい以外は
身分も血筋も教養も容姿も完璧だったもんね
明石中宮の女一宮は後見もばっちりだからまさに全てを兼ね備えた完璧な女君
匂と薫の双方から想いを寄せられているしね
中の君ではせいぜい女房レベルよね
>>320 冷泉院の女一の宮も捨てがたい
>>321 そりゃ宇治編の「主役」は薫と匂宮で、その二人が興味・関係を持つ女となると
ごっちゃになるでしょ
>>312 私も藤壺好きだよ
でも藤壺が好きだったのは「光る君」で、「源氏の君」じゃない気がする、あさきでは
>>324 冷泉院の女一宮もいいよね
どちらにせよ中の君の出番はない
>>319 無理に中の君アゲする必要ないでしょ
中の君結構好きなのにあなたのせいでいつもこの展開
本当に迷惑
中君はアゲられて書かれているからw
女一宮に似た美貌で大君や浮舟より美しい
派手派手しく飾り立てた美人の六君より清楚で可愛い美しさの中君の方が寵愛される
楽才もあり漢文の素養を備えた后レベルの教養を持ち、
薫の恋情を抑え後見に留めておく才覚に恵まれている
匂宮が「明石中宮の言う通り帝になったら中君を中宮にしたい」と強く希望して
北の方として尊重しているのも、人物を見てのことだろう
>>320 中君の身分は六君と変わらないと明記されている
正妻腹宮姫の中君は大臣の姫と同等の高い身分
また、八宮と大君が薫に中君の後見を遺言に遺したので
真面目な薫は後見を果たしている
中君が中宮になれる可能性があるのは薫という後見を有しているからであると研究者も指摘するくらい、
薫がきちん後見していることは重要な点
>>323 最初は世間から召人レベルくらいの存在に見られていたが、
中宮の許可を得て正式に結婚したので世間は驚いた。
ただし中君が世間に認められたのは、産んだ子が帝から嫡男待遇で祝われた時から。
この辺から中君は北の方と書かれている。
また、六君が子を生まない女性であることも、
中君が六君より尊重される北の方になれた原因であると説明されている。
>>314,319,327,328,329
73 名前:愛蔵版名無しさん[sage] 投稿日:2013/03/27(水) 11:27:48.75 ID:???
多分これ。本当は「四十三帖」のところスレ番抜きになってたあさきスレ。
http://www.logsoku.com/r/rcomic/1297414004/?view=matome 200番台あたりで妄想の海に漕ぎだしちゃってるけど
それ以前からキャラdisや妄想解釈押し付けをやめないので浮いてたっつーか
この人は一体・・・と住民から不審がられてた。
74 名前:愛蔵版名無しさん[sage] 投稿日:2013/03/27(水) 11:31:00.38 ID:???
>>73 ありがとう
そのスレのID:BOi03zSL だね・・・・・
じっくり読んでくる
75 名前:愛蔵版名無しさん[sage] 投稿日:2013/03/27(水) 11:39:35.10 ID:???
あんまり覚えてないけど、確か途中で何度もID変えて頑張ってた記憶が・・・。
なんかこの当時のスレの荒ぶり方は濃かったなあ。でも色々勉強にもなったな。
76 名前:愛蔵版名無しさん[sage] 投稿日:2013/03/27(水) 12:01:13.87 ID:???
野望を仮託された中の君がいい迷惑だよな
初期の中君マニアさんはふつーだったから
なりすましなんだろうってことにしてる
違ってもキャラは憎まずにすむからちょうどいいし
そうね
もう中君ナカキミじゃなくて違う方向のアンチになってるよね
むしろ興味なかったけど対立激しかったとき宇治読み直してみて
確かになんかいい、と思った
なんか明るくって悩みすぎない部分がかわいい
六君さんの部分も読んでみて別に悪役とも思わなかった
だけど長所ばかり書かれてるためか印象が薄くって
お菓子に目がない、とか何かあったらもう少しよかったのにと思った
334 :
333:2013/05/08(水) 09:40:44.41 ID:???
あ、でも長文で長々ほめてあるのは読まないことにしてる
>>333 明るくていいよね。私も好きなキャラだけにいつものこの展開はすごく残念。
>>306 罪を分かち合うのが藤壺と源氏の愛の形なんです。あさきではね
ま、分かち合うのを忘れた源氏は後年女三宮に肘鉄食らわされるわけだが
>>308 空蝉や朝顔のように上手く拒否できず
愛し合ってもいない男を受け入れる女三宮(とその周り)のだらしなさが減点
惹かれあっていた藤壺も以後は寄せ付けず源氏にとってはガードが固い人扱い
>>336 その理屈だと、玉鬘も中の君もだらしない人にならない?
もちろんその後の身の処し方はこの二人はしっかりしてたけど、
レイプされた(愛し合ってない男を受け入れる羽目になった)こと自体を問題にするのなら、
この両者もだらしない人になってしまうね。
それとも、あなたが「三の宮はだらしない」とする根拠は、回数の問題と事後の対処なの?
それならとりあえず理解はできる。
あと、源氏は玉鬘を批判しなかったよね。
同じように女房と男の企みでレイプされたけど、
事件当初、玉鬘に隙があったせいで、と本人の批判はしてなかったはず。
怒りと批判は女房と髭黒に向かってた。
でも三の宮の場合は最初から本人に対する批判も大有りだったよね。
方やレイプした男が悪い、
方やレイプされた女が悪い、
源氏のこのタブスタをあなたはどう考える?
あと、朝顔は比較にならないと思うな。
すくなくとも、無理やりおそわれちゃいない。
>>336 >空蝉や朝顔のように上手く拒否できず
>愛し合ってもいない男を受け入れる女三宮(とその周り)のだらしなさが減点
愛し合って受け入れてたら怒るくせにw
どこまで自分勝手なんだろう
>>336 1回目はともかくその後も乳母や他の女房を近くで寝させるなどの対策してないしね
そこをだらしないと思っても仕方ないかも
中君は薫が寄ってきた後は女房を側に侍らせるなど慎重に対応している
女三宮はそういう考慮が出来ていないね
その前に夕霧や柏木に姿を見られていたことも嗜みが無いことになる
が、やはり人妻を合意無しに無理に襲う柏木が悪いと思うよ
>>339 337って喧嘩腰じゃないとおもうけど…。
>>342 喧嘩腰ではないけど物言いや言葉選びがやたら高慢な印象は受けたw
>>342 言い方じゃない?自分は途中で読むの嫌になった
上から目線がすごいなーと思う
うわ面倒な人って思ったよ
もう少し文章をうまくまとめて欲しいとも思った
>>337 横だけど、
>方やレイプした男が悪い、
>方やレイプされた女が悪い、
これはやっぱり、お気にかそうじゃないかの違いのような。
玉鬘には源氏もムラムラしてたんだから、髭黒にかっさらわれたムキーが本音なんでは。
髭黒は一応頭中将の許可を得ていた
源氏は髭黒にとやかく言える立場では無いと思う
>>333 最初は優れた姫かのように見えたけどね・・六君
権勢を威張る傲慢な性格だし、琴なども未熟
欠点が次第に表れてくる
せっかくの美貌も派手派手しく着飾るのでは評価されない
最後の方で匂宮は、派手で何かと仰々しい六条院にはもう行きたくないとも言っている
六君はあまり寄り付かれないのも当然の、欠点の多い姫だったわけ
え、336のほうがこわーと思った
337の気になる点は方やぐらい
>>340 乳母子が手配している時点でつんだって気がするわ
さすがにしばらくは誰か傍に呼んだとしても一番近いはずの乳母子が
「今夜は私が」って言えば他は離れるだろうし
私も337の意見に賛成だな
336は答えたほうがいい
源氏の女性評はどれも一見ご尤もなんだけど、実は源氏のご都合が加味されてるので
あさきの描写は結構絶妙に思える
出来た大人として振る舞ってる源氏なのに、ちゃんと何かが鼻につくから
>>331 なりすます必要など無いから、単純に別人じゃないかな
例の人は本当は中君のキャラ厨ですらないと思う
現実世界での願望を、勝手に可能性を見出したキャラに仮託してるだけ
。348に来てるけど
宇治三姉妹は、絵も姉妹愛もそれによる泥沼も可愛らしく描かれてるし
六君は出番少ないのに健康そうな美少女ぶりが力強くて印象的だった
あさきの柏木は、女三宮が自分を受け入れていると勘違いしていて罪悪感が無い
それも女三宮には不幸だったね
女三宮が拒否していないと思い込んで何度も通ってくるから
>>351 331は別に違ってもいいって書いてあるからほっといてあげれば
前スレの後半見てると気持ちはわかるよ
六君が寵愛されず宇治姉妹に敵わないことを歎き悲しむ夕霧があさきには描かれているが
実は性格や教養など欠陥の多い姫であることを親の欲目で分かっていないんだろうね
ようは夕霧は愛娘の育て方に失敗してしまった
物語では、歌の無い傲慢な大臣の姫は弘徽殿など嫌われ所の負け組になるものだが、
六君は子供を生まないことまで原文で示唆されているから、弘徽殿以下かもw
>>355 ? 半島の人は皇族自体が憎いんじゃないの?
趣味が違いすぎない?
なるほど、354の無茶主張ははわかりやすいから
この人見たらなりすましと思うことにしよー
紫式部は大臣の娘が嫌いなんだよ
上流の姫が嫌いというよりね
上流でも藤壺や朝顔などは完璧な姫だし
特に立后争いとなると必ず大臣家の姫は敗北するよう構成されている
>>356 過去スレ読んでくれば分かるよ。
憎み叩く対象の旨味だけは横取りしたがるのが半島人。
序列も理解しないから
誰それ(例えば中君)の立后は絶対不可能と何度説明されても
后候補(例えば六君)を叩き潰せば空いた席を奪えると思い込んでんの。
後ろ楯ゼロの無品親王一匹でドヤ顔したがるの。
さっきから気になるけど、なりすましって何のなりすまし?他にもこんなキチガイモデルがいたんですかね?
匂の御代なぞ確実にこないから
妻同士を立后だ何だと競わせても無駄なんだけどね
中君の後ろ盾は薫だよ
八宮や大君が中君を後見するよう遺言を残した
中君の子供をも薫は自分の子供のように見守るつもりでいる
よって、中君は後見を確保しているから立后可能性があるという研究者もいる
また、六君は子を生まない設定だから中君の子が立坊し立后となりうると論ずる研究者もいる
しかし自分はやはり匂宮が中君を立后させたいと強く思っているという理由が最も重要だと思う
桐壺帝も自らの強い意志で藤壺を立后させ、強力な後見を持ち皇子もある弘徽殿を抑えたからね
>>360 前スレで自分のレスではないものを利用して他を貶める人がいた
たぶん、自分の嫌いなキャラを好きらしい人の人格を下げようとしていた
いくつかあったが特にわかりやすいのはスレ立てするはずの950のなりすまし
950のふりをして低次元発言をして見せたが
本物の950がスルーしつつスレたててその存在が顕在化
その後も肯定意見しか言ってない人がなりすまされて切れた後
不自然にその人を貶める発言者が連続で現れた
>>361 匂宮を寵愛する中宮も帝も立坊させたがっている
二宮は最初は東宮候補だったが、
蜻蛉巻で東宮になれなかった高貴な皇子に代償的に与えられる官職の式部卿宮となる
それはつまり二宮は東宮を外されたことを意味しているらしいよ
あさきの中宮は二宮を飛ばして匂宮を東宮に考えていることを語っていたが、
そのあさきの解釈は正しかったようだ
だからあんまり極端なキャラの上げ下げをする人はなりすましを疑われるし
実際そうことにしておけばキャラ自体を否定しないでいいという331の意見は悪くないな
>>364>>366 >>1だけど、前スレ950ではないよ。
スレ立てごときで文句付ける奴が基地なだけで、
わざと感じ悪く煽る輩にいちいち素直に構う必要は無い。
人のいない時間帯の数レスで発狂してたし、ただの脳障害持ちだろ。
でもって中君ドリームさんと呼ばれる特定一名は
よそで嫌な事があると発作的にここを荒らしに来る。
その際、持論(何度も徹底否定論破され済み)を連投する習性もある。参考までに。
>>367 すまん、たてたのではなかったな
探してきたから張っとく
950 名前:愛蔵版名無しさん[sage] 投稿日:2013/04/22(月) 20:18:39.80 ID:???
紫は物事の本質を突き詰めて考えるタイプ(どうにもならないと解っていても)。
雲居は、考えるより行動するタイプで、時流の流れを受け入れていけるタイプ。
後者の方が、楽しく生きていけるんだよね。
965 名前:愛蔵版名無しさん[sage] 投稿日:2013/04/22(月) 23:28:21.98 ID:???
>>950 次スレお願いします
無理でしたらテンプレ置いていってくだされば立てます
みなさま次スレ立つまでしばらく書き込みご遠慮下さい
967 名前:愛蔵版名無しさん[sage] 投稿日:2013/04/22(月) 23:34:13.85 ID:???
>>965 あーむり。
てきとーにおねがいしまーす。
テンプレとかめんどう。
369 :
368:2013/05/08(水) 15:27:56.54 ID:???
969 名前:愛蔵版名無しさん[] 投稿日:2013/04/22(月) 23:57:44.44 ID:HyCddlIX
ごめん、950です
エラーでてしまう
だれか頼む
**あさきゆめみし第六十五帖**
名前: 愛蔵版名無しさん
いづれの御時にか、駄スレ、良スレあまたさぶらひたまひけるなかに、
いとやむごとなき際にはあらぬが、すぐれて時めきたまふスレありけり。
語りませう。
この板は全年齢対板なのでエロ話がしたい人はpink板へ
ここは漫画あさきスレなので専門的な史実ネタや原文ネタはほどほどに
史実ネタは日本史板へ、原文ネタは古文・漢文板へ
『あさきゆめみし』には沢山の登場人物がいてそれぞれ贔屓キャラは違って当然
特定キャラを過度に叩き他人を不快にさせるような書き込みは攻撃されて当然
それ以外はレスした人への攻撃は固く禁止
マタ〜リ楽しく共存し合う事が出来なければ《荒らし》
【常時age進行厳守】
次スレは
>>950なる方が立てる定めとなりにけり桜人
前スレ
**あさきゆめみし第六十三帖**2(実質六十四帖)
http://kohada.2ch.net/test/read.cgi/rcomic/1363151666/
どう見てもなりすましやん……
371 :
367:2013/05/08(水) 15:37:18.88 ID:???
>>368 だからそんなの気にする必要無いって事です。
その965もスレ立てしてないよ。
古参組は荒らしの手口を大体掴んでるんで、
ヒントを参考に対処して下さい。
・匂宮は三の宮
・東宮と二の宮(どちらも健康と人望に問題なし)の存在
匂が帝にある可能性ってあるのかねぇ
>>372 >その965もスレ立てしてないよ。
と
>スレ立てごときで文句付ける奴が基地なだけで、
>わざと感じ悪く煽る輩にいちいち素直に構う必要は無い。
>人のいない時間帯の数レスで発狂してたし、ただの脳障害持ちだろ。
矛盾してね?
374 :
373:2013/05/08(水) 15:48:32.80 ID:???
どうでもいいし興味も無いが、なりすましって何だろ
950を書いたことも無いから意味が分からない
そんなあさきに無関係なことより、あさきの終盤の、六君が匂宮に寄り付いてもらえず
ぽつり孤独に暮らし、寵愛なき娘を夕霧が為す術も無く嘆く場面は秀逸
六君が孤独な負け人生を送っていることを大和さんは一コマで的確に表現している
六君ドリームさんは、夕霧や六君の夢は何一つ叶えられていないことをその場面で認識すべきだね
なんかもう、語るに落ちたって感じ
確かに面倒だから読まずに331でいいやw
協力してるよ、おいwwwwwwww
>>373 スレ立て宣言した965も立ててないのだから
(これは
>>1なので分かるが、こんなのタイミング次第なので
別にそれでも構わないと思う)臨機応変にゆるくやればいいじゃんて事。
950が踏み逃げだの、立つ前に書き込むなだのと
即埋まるでもない時間帯に横から煽る方がナンセンスって事。
つかそろそろ空気読んで理解しろって事。
>>372 無いからこそ匂も無責任発言を垂れ流しまくってたんだと思う。
僅かなりとも可能性が仄めかされてたら
宮の御方にアタックエンドなんてありえんわ。
チョイ役だけど、宮の御方っていい感じだよね。
異母姉妹達に琴を教えてたり、一緒に寝てたりで優しげだよね。
是非とも匂なんかに靡かないで欲しい。
どこにでもいるんだよな
すぐに個人攻撃やってそういう空気にしようとする奴
ほんとは寂しがりやで孤立するのが恐いから、
集団の中で攻撃対象を見つけて周りに同調圧力をかけて居場所を確保しようとする
いじめに加担して自殺にまで追い込むのはこういう人
あさきスレなんだから、あさきや源氏物語以外のレスは不要だよね。
住人語りしたい人は専用スレ立ててそっちに移動して欲しい。
そう。あさきの内容のためのスレ。レスをする人のことなどどうでもいいことだね。
みんな一度落ち着いて1読もう
>『あさきゆめみし』には沢山の登場人物がいてそれぞれ贔屓キャラは違って当然
>特定キャラを過度に叩き他人を不快にさせるような書き込みは攻撃されて当然
>それ以外はレスした人への攻撃は固く禁止
中の君を貶めるのも六の君を攻撃するのも禁止
全員テンプレ読んでから出直してこい
自分で奪った女=中君
与えられた女=六君
うるさい姑=夕霧
要するに中君=紫、薫=兵部卿宮、六君=葵、夕霧=左大臣
匂宮の態度は若い頃の源氏そっくり
歴史は繰り返す
>>380 ID時代から暴れまくりガチで特定されてた個人が当事者なのだから、個人攻撃も糞もないっつーの
キャラ叩きより、原典を捏造して断定調で繰り返すのがタチ悪すぎて話にならない。原作もあさきも冒涜してる
「こうあって欲しい」とファン目線で繰り返してたなら誰からも疎まれてねーよ>中の君使ってクダ巻いてる嘘吐き荒らし
つーか
>>385だけど早とちりの勘違いで流れを読み違えたかもしれない。全力で謝罪しておきます
本当にごめんなさい
>>380 宇治川に流されてくるよ
>>385に同意
個人叩きやめろとか言うなら叩かれる原因になった人は放置のままなの?
捻じ曲げすぎて不愉快なほどです
ちなみに捩じ曲げとは何が?あさきや原文のどこに書かれているか可能なら教えてやるよ。
紫式部は大君中君>六君と言う姿勢で書いているから六君に欠点が多く設定されているのは
物語の構成上当然のことでキャラ叩きでは無いんだよ。
あさきの六君の場面や、「宿木〜浮舟」あたりを読んだら六君は中君の引き立て役にしか見えないね。
弘徽殿が藤壺の引き立て役だったようにね。
宇治編の作者は式部では無いのが、今は定説だけどね。
>>387 中君さんのことならわかりやすいから別にいいや
大抵非難する人といっしょの頃来るから刺激しない方がいいし
368と369は流石に状況がわかりやすかった
ありゃ書き込み失敗
中君さん=中君ファンのなりすましに見える人ね
392は390です
IDあった方が楽だw
成り済ましの話ついでだけど、前々回のスレを踏み倒したのが中君さんなんだよね。
その後、立ててくれた人にお礼言うわけでも無く、平気で暴れ続けてたのみて、
やっぱり常識が欠落した人なんだと納得した覚えがある。
>>389 同一作者説が濃厚だよ
正編で、弘徽殿や葵のような、傲慢で愛されず不幸な人生を送る大臣姫には歌を与えなかった紫式部
宇治でも、傲慢で愛されず不幸な人生の大臣姫六君には、
後朝文を代筆ということにして歌を与えない
手法は同様だね
違う作者が正編と同じ手法を踏襲したのかもしれないけど
>>同一作者説が濃厚だよ
どこでそう思いますか?
自分は、大学で専攻したけど、計量分析等でも同一作者の率はかなり低いとされてますよ。
あと、当時から作者は複数説とかありますし。
素人目にも、本編と歌の調が違うのが解ります。
あと、六君は宇治編ではヒロインでは無いし、しかし完全無欠の姫君ではあります。
そんな彼女が主役級でなく、浮舟みたいな劣った姫がヒロインなのが本編との大きな違いですね。
>>394 私には常識が欠落した人を装った人にしか見えんよ375見ると
376-371の言うとおりだ
で、385の怒りもわかる
学説を捏造した時ソースを要求すると消えるしな
>>396 大野晋氏など
六君の性格は、「劣るべくもあらぬ御ほどなるを、ただ今のおぼえのはなやかさに思しおごりて
おしたちもてなしたまへるなめりかし」宿木
たった一人の学者だけをあげて作者同一説が濃厚とかww
ギャグが高度すぎてついていけない
そこは論文込みで何人かの学者をあげなきゃダメだろ
きちんと相手されてても絶対に取り合わず
何年も同じ書き込みをし続けてるところをみると
捏造を最低百回はログに残すのが使命なのかなと思ったり
六君をどう位置付けようと、中君のポジションが1ミリだって上がることはないのに
煽りと分かっているのに付き合ってキャラを落とすのって何なんだろう
中君のポジションは上がらないと書いたこと?
落としてないよ。事実です
身寄りもないし、子供という鎹をゲットできただけでも充分で
匂に苦労させられてもそこで満足できれば安泰だと思うよ
明石とは全く違うのだし
どのみち六君のチート展開には関係ない存在
浮舟みたいに劣った姫君、その他にも過去にもいろいろ
キャラに罪はないのに
露骨な煽りで無視すればいいものを
>>403 女君達はもともと品定めされたり
血筋教養その他で常に品評されていて、それはもう大前提だろう
全て劣った娘とされる浮舟は堂々たるヒロインぶりで
読者達からだって愛されてきてるだろうに、設定にまで言及するなって
おかしな人だなあ
冷泉のところで姉妹丼やっているのが
宇治姉妹にとってはある意味安定した生活だったかもしれんが
父親の八の宮としては相手が冷泉ってのは絶対に嫌だろうなぁ・・・
>>388 引き立てにしか見えないのね
特に弘徽は個性のある華やかな女性なのに
そうやってこの人は劣る、ここがだめと優劣ばかりつけたがるからおかしなことになるんじゃない?
他者をけなすことでしか褒めることのできない下劣な話ではないよね
なんだか人の欠点探しばかりしてかわいそうな人
>>405 安定かな?
冷泉が飽きたら適当に放り出されそうだけど、そこそこの相手と結婚するまで面倒見てくれるかな?
>>408 同一人物か、よくても同レベルの人としか思えないのにね
落ちぶれた宮姫だった中君が、薫の後見や匂宮の寵愛や嫡男を生むことで
北の方になれただけでも充分な待遇で、文字通り幸い人だろう
しかしさらに匂宮は帝になったら中君を立后させようと考えている
六君には子が出来ないようなので、まず中君の子を東宮に立て、
東宮の地位を強固にするため中君立后と、藤壺の時の前例に倣うだろうね
薫はいずれ冷泉に頼み中君を養女にしてもらうかもしれない
冷泉は息子のように薫を可愛がっているし、
姪に当たる大君中君の境遇にも同情していたから承諾するだろう
実質の後見は薫でも、中宮になるなら形式だけでも上皇養女になる方が格も高まる
また中の君キチガイが来てたのか・・・
もはや確信犯としか思えないね。
本当は中の君も六の君もどうでもよくて、構ってほしいだけなんじゃね?
六の君については原典もあさきも記述が少なすぎる。
夕霧の秘蔵娘で才色兼備の華麗な美女くらいしか書かれてない。
せめてあさきではプライドが高く傲慢で気がつよく頭がいので
男がタジタジとか個性的に描いていてもよかったかも。
あさきのこきでんさんは誇り高い美女でなかなか個性的でよかったし。
>>406 紫式部が優劣つけて書いているんじゃん
弘徽殿が華やかとは書かれていない
藤壺は、輝く日の宮と呼ばれ、輝くような美貌だと思うよw
父親が夕霧で母親が藤典侍、養母が落葉宮じゃ
プライドが高くて傲慢な性格にはなりそうにない
母親同様に頭の良いしっかり者にはなりそうだけど
でもアホ坊な匂宮は
>>412が言っているような気性の激しい
男相手にも強い女に手綱をしっかり握って貰う方が良い気がするw
とりあえず匂ちゃんは立坊しないし薫ちゃんは中君の後見ではありません
夕霧は実の兄弟なの知ってるのに冷泉が夕霧のためにならないことするはずがない
>>412 >本当は中の君も六の君もどうでもよくて、構ってほしいだけなんじゃね?
そうだと思うよ
ソースは中の君の後見人は香るが冷泉に頼めばいいんじゃね?って書いたの私なのね
中の君推しのフリしていろいろ書いたけど彼女はそれに賛同するだけ
何も考えずにこちらの意見に乗ってくるだけでこの人本当はどうでもいいんだなって思った
そうでないというなら相当なバカ
>>416 オイw
いつか複数で暴れてたのはおまいかw
だから、
本編=もののあはれ
宇治十帖=諸行無常
なんだよ
仮に宇治が式部の手に依るものなら、
道長との恋にも破れ、男にも飽きて、だんだん出家を夢見た頃の成長の跡
若い頃は深窓の姫君や貴公子たちとの華やかな恋愛に憧れもしたけど、
歳を取った中年老女の心境にさしかかったら、そういうのどうでも良くなった
「恋に終わりは付き物」
波乱に満ちた恋より安定した結婚生活の方がいいわと、
すべての女性はやがてこの心境に至る
それが恋の終わりであり、若さの終わり、美の終わり、女の終着駅
雲隠れで式部閉経となりにけり
>>418 暴れてたわけでなくてどうしてこんなに中の君なのか知りたくていろいろ書いてみたのね
>>330nこと知る前だから興味あったけど全く何も考えず妄想垂れ流すだけのドリーマーだった
>>414 六君は傲慢な性格だと地の文で批判されている
やっぱり性格が悪い人はダメってことだよ
匂宮も歳取ったんだよ
中君も当時としては晩婚の高齢出産、ふたりとも中年の域
源氏が若紫を見つけたように匂宮は中君を見つけたんだ
特別なものに思えるのは当然
といって中君と若君の将来がどうなるかはまた別の話
六君は、伯父の夕霧左大臣から与えられた姫君
今上や中宮も望んだいわば政略結婚
しかも六君は行き遅れたとはいえ葵クラスの完全無欠のお嬢様
そりゃ匂宮のオジサンとしては疲れる
>>420 葵も傲慢と源氏が評したけど夕霧生まれてからはいい夫婦になりかけてた
夫婦って時間が経つと変化するんだよ
頭の中将と四の君夫妻もそうでしょ
まして支援してもらわないと生活が苦しくなる匂宮のための結婚で今後生活は全て夕霧が見るんだから
紫もあとからやってきた女三宮に精細の座を奪われてたねw
中の君もやがてそうなるのかしら?おかわいそうに
どうやら六君は琴のような芸事も未熟なようだし
夕霧は娘育てに失敗してしまったね・・
六君が寵愛薄いことを歎いているが、夕霧が知らないだけで欠陥が多い姫だから仕方ないこと
子供が生めない設定も可哀相
これは本人が悪いわけではないからw
>>420 ここあさきスレね
原典のお話したいならしかるべき板にスレ立てしてください
>>424 そうなると中の君の立場は紫より明石に近いね
表舞台に出れる身分ではなく影でひっそり暮らすのね
自分に都合の悪い話が出るとここの住人を煽ってレス流そうとするのかw
行動パターンがいつも幼稚で稚拙
紫と違って中君には後見も実子もあるからな〜
後見の力は六の君の後見に及ばないけどね
夕霧は香るが実の弟ではないことも知ってるし自分の一族のためなら薫を外すぐらいはするでしょ
流したいのは
>>330かしら?
それとも無知と言われたこと?
そうだよ、学問板行っておいでよ。
原典のお話し沢山できるよ!
明石は実家が資産家で長命だが
中君は一文無しで短命ぽいんよ
>>426 落ちぶれて雛に下るが、貴人との結婚で子に恵まれ皇統に繋がる
明石に似ている面もあるね
中君は身分は高いから影の身にはならないけど
おー、やっと解除きた
薫が中君の後見なんて出来るわけないのに
それでも言い張らざるを得ないほど中君には後見候補がいない
中君はおかしな野心など抱かずに、細々と母子睦まじく生きるのが正解だと思うよ
中君=女王、八宮の姫、没落した家で身寄りなし
紫=女王、兵部卿宮の姫、ただし脇腹、実家は強いが後見なし
似た境遇ではある・・・・能力的には大差だが
これは養育した八宮や女房や夫の匂宮に教養がなかったからというよりも、
源氏がずば抜けて優秀な教師だったから
匂宮ー中君
源氏ー紫上
匂宮は源氏の孫。
>>433 明石入道は元々結構なステイタス持ってたのを出家して隠遁した人
娘には最高の教育を施す。皇統に繋がるのはせめてこういうルーツでないと無理
八の宮は謀叛で担ぎ上げられて失脚、都に居場所なくして田舎に引きこもった人
娘を慈しむが教育環境自体はそれほどでもない。しかも不認知の娘が発見される
強力な後見があっても弘徽殿は中宮になれなかったね
匂宮が中君を中宮にしたいと思っている以上、後見はもう大臣も近い薫で充分
六君は、「六君を中宮にしたい」と思われるくらい愛される所から始めないとね!
でも欠点も多く子供も生めないんじゃ無理っぽいwww
匂は一親王で終わるのに馬鹿じゃね
薫が表立って世話をするのは不可能だな
薫か女二宮の養女にでもするか?それか女三宮の養女?無理筋だね
だから中君への配慮も最小限に留めてる
兄夕霧の手前もあるからね
世の中的にはすでに六君が正妻であり、
中君は第一子は産んだけど妾に過ぎない。しかも後見人なし
仮に匂宮が立坊のち践祚となっても、六君がそのまま中宮に進む
無理を通しても六君皇后、中君中宮の二后並立が限界だろうね
匂帝のわがままは臣下に通らないよ
それ以前に東宮を廃する動きに出れば、紅梅右大臣たちも黙っていないし
匂帝が譲位を迫られ、明石中宮の東宮、二宮、五君を立てるか、
あるいは冷泉の皇子に娘やってそっちを立てるか
天下を牛耳るのは夕霧様
藤壺立后は、桐壺帝側近である左大臣の支持があったればこそ
もしも左大臣が反対したら通らなかった
臣下が納得しないような人事は帝でもできないんだよ
この時代の帝ってのはただのお飾り
匂帝なら花山天皇Part2
かりに匂宮が帝となるなら、紅梅は宮の御方を差し上げるかも
それで一応は三つどもえに
薫は浮舟を強引に引き取って10年くらいしたらさっさと出家すると思う
リアル二后並立の定子と彰子の図も、やらかしたのが敵無し状態の道長さんで
ゴリ押したのも道長さんだったからね…
そしてその二后になる大本=皇后と中宮の分離をやらかしたのは
やはりその時に敵無しだった定子の父親である道隆さん
>>441 紅梅・夕霧それぞれの娘と比べると中君は明らかに劣るんだよね
血筋でも後見でも
紫式部て本当に道長の愛人だったの?式部て中宮の家庭教師として呼ばれたんだから道長にとっては式部の頭脳が必要だったんじゃない?
そりゃ、式部の日記で道長が式部の部屋に来て訪ねに来たけど、式部は道長を迎えなかったとはあったけどね。その後お渡りがあったか不明だけど、わざわざ日記に書くあたり式部は頭いいだけではなく、結構うぬぼれも強いのかも。
>>427 お疲れ。つきあったんかいw
だいたいの住人はわかってると思うよ
疲れたのか書くことなくなったのかだんだん短くなってたねー
>>419 個人的好奇心でスレ嵐に加担されても迷惑だわ。
しかもそれを悪いと思ってないらしいのがまた…。
>>447 おお、一分で。素晴らしい
自分は悪意のニラニラだよwww
嵐に答えるのも嵐だよw
>>443 六の君は母親は藤典侍だから、血筋なら中の君が上
でも、生母の身分の低さを補う形で、落葉の宮が母親として養育しているから、
明石の中宮同様、立后可能だね
後見の夕霧は太政大臣になることが約束されている人だし、落葉の宮も「内親王」だから
雲居がいても夕霧の「正妻」になってるし※雲居も正妻のまま
宮の御方は蛍兵部卿宮の娘かつ母は髭黒の娘、義父は大納言だからなあ
大納言の姫って、大臣格のどなたかの猶子にならないと女御になれないから、伯母の
新弘徽殿女御同様、髭黒の養女として入内するかも
どのみち、立后するのは六の君だと思う
薫が後見したところで、夕霧・明石中宮のタッグには敵わない
春宮に、中の君の御子が立太子するかもしれないけど、匂宮の兄春宮のにも親王がいるなら
匂宮が即位したら春宮は兄帝の息子だろう
その春宮が即位する頃に親王がいて、六の君に親王がなかったら、兄系に皇統が統一される可能性はあるね
>>440 左大臣は藤壺立后とは無関係。桐壺帝が決断し実行したこと
臣下の支持が必要だとしても、いずれ重臣となる薫は、
後見している中君立后に協力は惜しまないので心配御無用w
夕霧の力は実はあまり強くないね
中君の子の誕生は面白くないにもかかわらず周囲に従って参加せざるを得ない
六君の子供が欲しくてたまらないだろうに中君の子の祝賀に参加せざるを得ない夕霧は可哀相にw
以前は中君と過ごしている匂宮を一族で連行するなど嫌がらせをしていた夕霧だったが
中君が子供を持ち六君より尊重される妻になってからはそんな行動はもう出来ない
匂宮は中君を北の方と世間に認めさせているし、浮舟と遊ぶし
うまく夕霧をコントロールしながら結局自由にやっているよ
>>451 でも結局匂宮は浮舟にかなり夢中になって遊んじゃうのよね
中の君が男児まで生んだのに自分の腹違いの姉妹と下品だけど姉妹丼
浮舟なきあとは自分より身分の高いしっかりした家柄の姫にも興味を持つし
正妻格といっても六の君もいるしたまんないわぁ
あーあ
昨日の件で切れたかw
妄想垂れ流しで必死の中君アゲしなきゃいられないんだねw
かわいそうにw
一見夕霧の権勢は万全のように見えるが、夕霧の娘は誰も子を生まない
当時の読者なら、そこに夕霧政権の陰を感じることであろう
ちい姫がすぐに子を生んだ源氏と違って、政治家として夕霧は順風満帆ではないのである
物語最後に35歳くらいにはなっている東宮にも子が出来ないしニ宮にも出来ない
帝后が中君の子に歓喜し東宮のような格式で祝うのも待ち望んだ、立坊可能な初孫だからである
帝や中宮にとっては孫>夕霧
よって祝賀でも夕霧六君の立場など考慮されず、全くどうでもいい扱いである
後ろ盾がない男御子ほど悲惨なものはないが…
東宮二宮の夕霧娘のところにできないでいるのは何かしらの意図はありそうだな
でも太政大臣にはなりますからねえw
嫡出の息子もたくさんいるし、娘もいるし
>>449 藤典侍が夕霧に見初められて
これで自分も第2の明石入道!と夢膨らませていた惟光は
六の君の結婚まで生きていたかなあ。
自分の孫が内親王の養女になって
夕霧が大切に育てた愛娘として東宮候補の噂もある親王の正室になるなんて
惟光としては感無量だろう。
個人的には六の君にぜひ男児出産、立后してもらって
草葉の陰の惟光を喜ばせてあげて欲しい。
東宮二宮の夕霧娘に子ができないまま六の君に子ができれば
夕霧は全力で六の君の子供を後見するだろうね。
みんな妄想はそこまでにしてあさきの話しようか
東宮二宮には他の姫君も入内しているのに、誰一人として子供が出来ないのは不自然だからねえ
東宮二宮に子供を作らなかったら作者は六の君にも子供を作らせない気だろう。
てか光源氏の物語だから、夕霧の孫までいくと「源氏の君?ひいおじいさま?
お会いしたこともない」だし、そこまで書くつもりもなかったんだろ
宇治編で既に若い女房達は「源氏の君って言われても、もうとっくに亡くなった方じゃない」だもんな
中の君の出産は、「帝と中宮が妻として認めた、愛人ではないようだ」とする為に必要なことだから書いたけど、
それ以上先のことは「いづれの御時にか」になるのを待つんじゃないの
宇治編は月並みだけど、浮舟を軸に読むのが面白いんだよね。
確かに本編みたく緻密ではないが、浮舟の気持ちと流されて行く様はハラハラする。
濡れ場も結構、筆を割いてるし、人形にされる女の気持ちも書いてある。
紫は、自分が藤壺の代わりなのを知らなかったが、誰かを投影されてる事は気づいてたよね、でもその心情までは判らなかったが。
中の君ドリーマーは夕霧がいやいや中の君出産のお祝いをしたと言ってるけど
東宮になるかもしれない可能性のある匂宮に子供ができることを匂宮の両親以外誰が喜ぶと思うんだろ
こきでん様だって朱雀が既にいたのに呪ったよね
それでも帝の臣下の立場としてお祝いするのが常識で他の貴族も同じなのに
時代背景もなにも考えずただただキャラsageに必死なのは見てて見苦しい
>>458 今後も六君からは子は生まれないようだよ
「他にはかかる人も出で来まじきにや」( 他の人からは自分の子は生まれないかも知れぬ)
匂宮が北の方として中君を尊重しているのは、六君が子を生まないであろうというのも理由
あさきの夕霧は六君の結婚がうまく行っていないことを悩んでいたが
東宮妃と二宮の妻が生まない中、六君へ期待していた分、落胆も大きいのだろう
帝中宮に喜ばれ匂宮が可愛がり薫が後見する、中君の子を羨んでいるだろうね
>>463 浮舟はそれまでの女君とぎ隠して下流の育ちだから人の心にも敏感だよね
匂が本気でないことも、薫は誰かの形代としてしか見てないことを悟ってた
若君のいとうつくしうおよすけたまふままに、「他にはかかる人も出で来まじきにや」と、
やむごとなきものに思して
これって匂宮が自分の子供がすごく可愛く成長してくるのを見て親バカ丸出しで
「俺の子可愛い!こんな可愛い子、他のところでは生まれないかも!」
て思ってるだけじゃないの?
「こんな可愛い子は」産まれないかも、というのと
「子供は」産まれないかも、というのは全然違う。
匂宮も今は第一子誕生で舞い上がってるかもしれないけど
他の女君が子供を産めばその子も自分の子、その子相手にも
「俺の子可愛い!最高!」てやるんじゃないかと思うわw
>>444>>445 関係は無かったと思うけど、道長からのお誘いはあったって事だろうね
漁色家の守備範囲は広いから
>>468 子煩悩ぽいよね
惜しみなくどの子にも愛情注ぎそう
>>450 桐壺帝と左大臣の関係考えれば藤壺立后に関係大アリだよ
源氏の後見が左大臣家、冷泉の後見が源氏って時点で普通分かるじゃん
>>468 そうだと思うよ。周囲も「初孫なので」、ちゃんと対処してやってるわけ。
前後背景の事情をなぜか感情表現に汲み入れて読めないのが例の人というか。
明石中宮が本来は「女房に」と思う中君
明石中宮が元から「正室に」と望む女君達
ここに差があるんだけど、孫がどこに生まれても
一応表面的な祝意は変わらず描かれる。でもその後はまた別って事も分かってないし。
源氏物語全体通して女君達の出産年齢はわりと二十代の安定期なので
アホの匂うちゃんのところが子作り頑張ってもあんまり意味ないと思うんだ。
>>464 作者は宇治編では視点を変えていて、夕霧を権勢に驕る政治家として敵役のように描いている
夕霧は行き遅れた六君を匂宮に押し付けるため帝や中宮の悪口まで言い出したり、
匂宮中君が睦まじく過ごしている所に一族連れて無理に匂宮を連れ出すなど
異常に高圧的なことばかりしていた
そんな夕霧が中君出産後は内心嫌なのに形式上祝賀に参加させられペコペコ祝っている
ここは笑う所ではないかと思っているwww
またかよ
>>468 六君も美しいからもし生めるなら可愛い子を生むのだろうけどね
六君等他の女からは子供は生まれて来ないだろうと匂宮は考えている
実際、中君以外の人からは子供は生まれない
どうしたらこんなふうに妄想ばかり語る人になるんだろう
本当に正妻嫌いよね
現役愛人なのかしら?
宇治も視点変わってないって。天下の夕霧さんが馬鹿甥をドヤらせておくわけないし
女好きの放蕩三男よりも、そら実直な長男次男の血筋を臣下達も重んじるだろうよ、と
読者が改めて納得する流れだよ
上げては落とす原典の必殺技を忘れて、権威者まごつかせて喜ぶってどんだけ賤しいんだw
中君の今後がちっとも安泰ではない事は、匂うが行動で示してるしね。
子供だけで食い繋ぐ気なら万事控えてろってこった。
>>471 藤壺が立后出来た理由は詳細に説明されているが
その中に左大臣の協力があったとは書かれていないね
協力があったと想像することは物語だから自由だけど
>>478 権力構成で普通に分かるんじゃない?
帝の強い要望だけで何かが通る事はないのだから
有力臣下が後押しするしかない
それは誰か?っつーと左大臣である事が相関図ですぐに分かる展開
こきでんさん擁する右大臣家には頼めないでしょ
中君に野心は無く、子に恵まれ東宮候補親王の北の方になれ六君より大切にされている時点で
とりあえず待遇には満足しているが
匂宮が中君を中宮にしたいと考えているのであって
>>480 匂が考えるのは自由だけど誰がどう実現してやれるの?
匂の一存では彼は帝にもなれないし嫁の地位も決定権無いよ?
アホだけど甘ちゃんな坊の浮かれ放言を笑う所だよね
>>463 浮舟が、色々と敏感に気付くけどどうする事もできない様子とか
いかにも若い娘の拙さとか感情の動きは宇治十帖で際立って面白い点だと思う
玉鬘さんよりももう少し色々剥き出しで、よく言えば瑞々しいというか
いろいろ気づける浮舟は、教科書的勉強は出来ないけど、元の頭はいい人だったのかな
>>484 不安定な立場だからいろいろ敏感に育ったんだと思う
母の連れ子で母が自分だけ特別扱いするからほかの兄弟・姉妹とも仲良くなれずに養父にも疎まれた
人(女性)の感情というものに重点を置いてるように思う
理論武装のできない状態でダイレクトに物を思うが
伝える術も持たない、そういうヒロインを
>>485 ほかの姫の女房の噂話が耳に入ったり窮屈な思いしてそうよね
そうやって暮らすうちに人の感情に敏感になったのか
中の君ドリーマーさんは夕霧が嫌いなのか
そうか、出自も「受領の娘腹で、父の正妻格に育てられた明石中宮」より上だもんね、夕霧は
もし夕霧が姫だったら、紫が養育した明石中宮でも勝てないよね、あっちは「左大臣→太政大臣と
亡き桐壺院の同腹の妹宮が養育」だもんねー
どんなに憎んでも、夕霧一族の繁栄は約束されてる
翻って、中の君の子は立太子が可能かどうか危うい
薫が後見する!と言っても、中の君ドリーマーさん曰くの「敵役(笑)」の夕霧なら、薫に
「あなたを異母弟として接してきたが、私は、あなたの出自の真実を知っている」と匂わせたらいい
それで薫は引っ込むから、夕霧は娘達が生んだ親王の立太子を頑張ればいいだけ
>>468の解釈が正しいだろうけど、仮に、匂宮に中の君以外に子ができなくても、
その次の春宮になれる親王はいくらでもいる
>夕霧が姫だったら
うっかり考えたら凄過ぎたw
美貌で賢くてそしてなかなか執念深いw
ガチの正妻嫌いなんだ
宇治のメインは大君→浮舟だと思うんだ
別に中君が嫌いなわけじゃないよ
本命の人はいなくなり、身代わりに愛した女性も消える
男たちは埋められない虚しさを抱え日常に戻る
この渋い感じがいいんでないの
夕霧のスペック
・父…源氏さん(省略)
・母…左大臣と帝の同母妹の姫、元々は后がねとして育てられていた「未来の中宮」たる葵
・本人…父譲りの美貌、勤勉で一途で素直
え?これ異母妹でなければ冷泉帝に入内させちゃって立后させればよかったレベル?
冷泉が無理でも、頭の君は雲居を春宮妃にと考えてたし、年齢的には今上帝の中宮も可能じゃない?
中君ドリーマーさんは、「正妻」の葵が嫌いだからその血筋の夕霧、雲居(姪)、六の君(孫)も嫌うのかな
事実上の桐壺院の正妻である藤壺はどうなのかしら
女三宮と違ってとても愛されている正妻だけれど、「所詮更衣の身代わりだから」とpgrなのかな
>>493 身代わりにされた女性は悟りをひらいて、男たちは喪失を抱えたまま元に戻るのね
>>490 そのうえ優秀な政治家で子沢山
入内させたら最強w
>>492 正妻嫌いだから、正妻やその血筋のキャラも嫌いなんだろうか。
なら、何で八の宮の正妻腹である中の君に思い入れるのかな。
>>494 成り上がり勢力なら明石一門に思い入れればいいと思うんだが
そっちではないんだな
鄙の無一文からおのこ産んで成り上がる大奥方式がいいなら
大奥関連スレの方が向いてそうなんだが…
つくづく夕霧が姫でなかったのが惜しまれてならないww
明石一門は身分は劣るけど財産もあるし教養高くたしなみ深いからじゃない?
夕霧が姫だったら、養育権で源氏と左大臣が揉めるかもしれんw
源氏は自分の子から「帝、皇后」が出ることを知ってるから、夕霧が姫なら血筋からしても
確実に「この子が未来の国母か」と確信するだろう
葵の忘れ形見を育てたい左大臣夫婦と、自分の手元で育てたい源氏が対立はあり得る
「女の子は母親が育てるもの」「母の葵の上は亡くなりましたから!」
「しかし源氏の君、男手ひとつで赤子を育てるのは」「しかるべき時期を見て妻を迎えます(紫)」
というか、誕生した瞬間に桐壺院のはからいで朱雀帝の息子(冷泉の次の春宮)の妃にと
内定されそうですなw
明石の姫は…男の子なら、実母と離れて暮らすこともなかったと思う
そのまま源氏の庶子だが一人息子として育ち、出世してるだろ
薫が生まれる頃には、それこそ雲居を正妻にしとけば妻実家からも支援されるから地位は安泰だ
>>501 当時の男やもめの源氏なら葵の母親で桐壷帝の妹の大宮様が養育したほうが格が上がる
紫では若すぎるし意味がない
>>501 どう考えても紫が育てるより大宮様
紫よりも血筋正しく、葵を育てた実績もある
>>501 源氏は左大臣家の婿というか息子も同然だから
左大臣と大宮と共に一丸となって夕霧(姫)養育に励むんじゃないかな
しかしパラレルなのに強烈だ
でもさ・・・
もしかしたら幼馴染の柏木と恋愛エンドもあるかもよw
意思強そうだから一度決めたら入内拒否ぐらいしそうw
>>494 >中君ドリーマーさんは、「正妻」の葵が嫌いだからその血筋の夕霧、雲居(姪)、六の君(孫)も嫌うのかな
中の君ドリームさんにとっては
夕霧 →中の君の幸福を邪魔しようとする悪大臣
六の君→中の君の幸福を邪魔しようとする美人だけど傲慢な悪役キャラ
薫 →中の君の幸福を無条件で補佐してくれる魔法使いのおばあさん的存在
匂宮 →白馬の王子様
中の君→王子様と結婚して幸福な王妃様になる(これ重要)優しく美しいヒロイン
なのだよ。
葵や雲居とはまた別に自分の理想の邪魔になりそうなキャラは
中の君ドリームさんは無条件で嫌いなんだろ。
>>506 自分のたどり着けない正妻の座を邪魔する人が許せないのか
愛人説も嘘じゃなさそうね
>>505 柏木は内親王ブランド主義者だから問題外
入内が決まっていたら慎重に育てるし、柏木は一所に住んでいるわけではないから。
紫が育てると身分的に格下になるし、葵の家はしっかりしているから大宮が育てるのが
筋じゃないかな
大宮様なら、降嫁された内親王だから後宮のルールもきちんと教えられそうだし、
夕霧姫(仮称)も母親がいない分、大宮様に懐いて慕ってよく出来た姫になりそう。
后がねの姫として育てるなら、あの左大臣さんなら同じ孫であっても柏木や紅梅の目には触れないよう
配慮して育てるだろうし。
明石の御方とちい姫は、夕霧が兄であったことを幸せに思わねばなるまい…
姉だったら比較されるどころじゃない、足元にも及ばないわ。
>>510 雲居もだよ・・・
まるで太刀打ちできない
>>505 おじいさまおばあさまに言い聞かせられるも断固拒否しても、
あの源氏を説得できるとは思えませんな
仮に夕霧が傷物になっていたとしても、平然と春宮に入内させるよ、
源氏は朱雀院が自分に甘いことを知ってるし、春宮の後見は本当は髭黒だけど
自分の宿直所の桐壺と、春宮の梨壺が近いからとお世話していたようだし
>>512 姫を育てることに関してあの源氏がそんなヘマをするはずがない
いや、夕霧が姫だったら新弘徽殿女御すら入内できなかったかもよ?
左大臣は冷泉帝が源氏の子とは知らないから、「新帝には夕霧姫を入内させましょう、
あと3年もすれば御裳着もできましょう」と源氏に提案しかねない。
そうなったら、息子が「父上、私の身分では姫を女御にできないので養女にして下さい」と言っても
「いや、私は夕霧姫の後見をするのだ」とか。
源氏が断るのに苦慮しそうだわ。
>>514 新弘徽殿がいるからを理由に新弘徽殿は冷泉に夕霧姫は東宮で問題ないでしょ
雲居は格上の姉の女御とも仲良くやっているし、夕霧の良い遊び相手になって仲良くしそうだ
>>515 だよねw
なんで二人とも冷泉限定なんだかw
次々と姫入内で左大臣家も安泰
>>515 あの源氏大好き左大臣がそれで納得する?
「いやいや、同じ孫娘とはいえ、より優れた姫を差し上げるのが臣下の務め。
私は、源氏の君の姫君をこそ今上の帝に差し上げたいのです」と言われたら。
新弘徽殿女御がいても、3年後の裳着のお式の頃にも子供はいないしね。
ま、冷泉帝の妃にするのは、源氏が藤壺と協力して阻止するか。
急いで梅壺女御を入内させて、「夕霧は、少し年下だが春宮様に差し上げたい」と。
まー、そうなったら明石の中宮が存在しえなくなるから、中の君ドリーマーさんの大好きな
匂宮も誕生しないし、宇治の姉妹は平穏に暮らせるな。
新弘徽殿女御を入内させるのは欲のあまりない左大臣の悲願だから入内させるだろう
左大臣というより左大臣一家か
>>518 納得するでしょ
自分の家も、源氏も満足で両家にめでたい方法だもん
母后の藤壺に「源氏の君だけでなく左大臣にも帝を支えていただけたら」とかなんとか言わせればそれでおk
梅壺女御は朱雀のところで大事にされればいい
そうすれば左大臣けゆかりの姫が2代続けて立后
源氏自身が姫だったらと仮定してみた
奔放な恋を繰り返す姫宮というのは無理だよな
桐壺帝が異常なほど溺愛する姫宮、婿候補筆頭はやはり頭の中将か
そうなると「妹の婿候補を、あんな卑しい女の娘に奪われた!」と弘徽殿大后激怒は変わらないか
>>522 源氏は男でないと島流しもないし面白くないw
朱雀が女だったら源氏に・・・・・
朱雀も源氏姫に・・・・
朱雀帝と蛍兵部卿宮は、異母姉妹である源氏宮に許されぬ恋心を…か
この時代はもう異母ならおk、はなくなってたんだっけ?
平安時代といっても、桓武天皇の妃に異母妹いるし、宇多天皇の息子と娘は結婚してるし、
けっこう幅広いよね
源氏物語より新しい時代で、実際に結婚しないからと同母弟の皇后だか中宮だかになった内親王もいるし
源氏は男のままでないと次から次へと問題が起こらないから困る
何より女宮ならこきでんさまが可愛がって育てそうだw
源氏が姫宮なら、こきでんさまより麗景殿女御さまに養育させるんじゃない?
こきでんさまには、桐壺帝も寵愛していた姫宮が生まれてるし
あ、源氏が姫宮だったら、源氏が女一の宮になるのか。
前例無視して誕生即内親王宣下、二品昇進、袴着の儀式では一品に進みました、になりそう。
>>528 こきでんさま実際幼少の頃の源氏を可愛がってはいるし姫なら敵にはならないから可愛がると思う
そひて右大臣家のだれかに降嫁させればいいって考えそう
そういや、朱雀帝に中宮がいないのは、出家したとはいえ藤壺がいたから?
ヒッタイトの「タワナアンナ(国第一の女性の称号)」みたいに、終身制で、
保有者が死ぬまで次の中宮は出ないわけではないよね、秋好がいるのに
明石の中宮が立后してるし。
>>530 朱雀が朧月夜に夢中だったから
朧月夜が源氏のいない間に男児出産ならその子を皇太子にするつもりだった
そのためにも中宮がいては困る
姫宮だとどうやっても朱雀の敵にはなり得ないからね
ただ女一宮になれるのかは微妙・・・
時代はぐっと下がるけど江戸時代の後水尾天皇の長女梅宮は
次女に中宮腹の内親王がいた所為で女一宮になれなかったし
まぁ母子ともども後水尾天皇からは愛されていたけど、
中宮の生家の徳川家から疎まれていたって理由からだけど
>>529 いや、「わたくしから主上を奪った憎い女」の娘で、しかもその女に生き写しなんだよ。
男の子だからそこそこ可愛がったけど、女の子だったら無理だと思う。
男の子でも、桐壺帝がことのほか寵愛したから春宮位を脅かされると思って
冷たく厳しくなったんだろうけど、女の子だったら、日ごとに「憎い更衣」に似てくるんだもの、
こきでんさまには養育は無理そう。
降嫁させるなら右大臣家には賛成しそうだけど。
>>530 ちょうど道長の時代あたりまではそうだったよ
太皇太后、皇太后、皇后(中宮)の三后が埋まっていると
新たに立后出来なかった
で皇后と中宮を分離させたのがちょっと前のレスにあった藤原道隆
娘の定子を立后させる為に皇后の別称だった中宮を別にして四后とした
>>532 女一の宮にはなるでしょ、第一皇女のことなんだから
内親王宣下と女一の宮は別問題
536 :
535:2013/05/09(木) 19:39:27.92 ID:???
あ、文智女王に関しては「女一の宮」と呼んでもらえなかったのね、
ごめんなさい
でも源氏が姫なら、桐壺院は更衣に女御を追贈したくらいだから、
内親王宣下はやると思う
後から入内する藤壺が養育することになりそう
源氏姫宮と藤壺は顔がそっくりかも
>>526 源氏ワールドでは玉鬘ターンの、
異母姉弟だったって事であっさり身を引く描写とかあるし
夕霧とちいちゃんの関係からしても普通にきょうだい認識じゃないかな
>>537 更衣そっくりの娘がいたら、藤壺の入内を勧めはしなかったのではないかと思う。
娘だから、「何と更衣に似ていることか。美しい。こんなに幼くてこんなに美しくては先が心配だ」と
朱雀・今上みたいに娘の先行きを心配するのでいっぱいいっぱいかも。
もしくは藤壺を入内させて「姉妹のように似ている、本当によく似ておいでだ」と「更衣そっくりの妻と娘」を並べて
キャッキャしてるかもしれん。
中君立后キチガイは荒らしの構ってちゃんなので、
中君をNGワード登録推奨。
この板なんでID出ないんだろう・・・
>>540 話題が出てないときに強引に持っていく540をNGしたいよw
>>540 中君は別に全く悪くない被害者もいいとこなんだけど
宇治十帖の話をしづらくなったのは確かだね
中君をNGワードにしたら、あれスッキリ。
六君もNG登録すると完璧。
ドリームさんのアフォさに腹が立ってつい反応していまうから、
一切見ないのが一番。
この二名の話題にはたいしたものがないから支障ないよ。
みなも試してみてださい。
>>540 空気変わってるのに・・・・
状況を読むって大事よ
やっぱり源氏は男のままで須磨までさすらってもらう
夕霧は姫で夕霧姫無双が見たい
女三宮は夕霧姫と源氏の推薦で柏木に御降嫁でいいよw
>>544 ごめん、ごめん。
でも帰ってきてスレを見ると、いつものドリーマーがイミフなことを
書き散らしてるので呆れてNG登録したら、すっきりしたのでみなさんに
オヌヌメしたくてさー
とにかくすまん。
>>544 まあ擁護するわけじゃないけど、皆が同じ時間帯にスレ追ってるわけじゃないし
最新レスと空気読んでほんの暫く触れずにいたところで
例の人は突然降臨するから全く無意味だと思う
>>545 どの程度計算して最初期設定がなされたのかわからんけど
夕霧が男児か女児かで見えてくる世界が全く変わってしまうって凄すぎると思ったw
>>545 女三宮の扱いが雑w
でも柏木は確かに幸せになる
紫は夕霧姫のお世話をすればいいし、夕霧姫も紫を慕うだろうしいいことばかり
明石は源氏が公表できる唯一の嫡男出産でそのまま育てればいいね
なんか一気に幸せ物語になる
夕霧姫無双の唯一残念なところは
最初から入内前提で育てられてしまう為、
イケメン公達軍団を惑わせる期間が(仮に存在しても)短すぎるところ
朱雀が羨ましがるだろうね
あの源氏の姫君が入内するなんて我が息子ながらなんて幸せな男だって・・・
朱雀兄さんは源氏に甘過ぎまっせ…
>>552 朱雀は夕霧姫と息子の孫可愛がればいいよw
女三宮も柏木の子出産で仲良くすればいい
大大円だ
なにこの幸せ源氏物語www
>>551 いや、入内前提の姫でも「あの六条院の姫君」「しかも母君は左大臣の姫」と
公達達は叶わぬ恋に悶えるのだろうw
そんな公達達を見てnrnr楽しむ父源氏。
明石の若君は「姉上が入内なさるのですね」とちょっと寂しがってればいい。
>>550 入内までは大宮様がお世話…かな?
大宮様は入内してすぐに亡くなられ、その後の母代を紫が務める。
夕霧姫を冷泉入内の話が出る前に秋好中宮を入内させ、左大臣家には
「次の春宮妃には夕霧姫が立ちますゆえ」と納得してもらえば角も立たない。
女三の宮は、春宮と夕霧姫と源氏の推薦で柏木に降嫁。元々、夕霧が姫なら
若い公達では柏木が出世頭だから、夕霧がいない世界なら女三の宮適齢期に
参議か納言になってるかも。
夕霧姫入内後は、春宮のご寵愛も篤く、すぐご懐妊、親王出産。
今度は赤ちゃんのうちから孫宮達をご養育できるから、子供好きの紫も幸せ、
源氏への内親王降嫁もないから夫婦仲も良好。
明石の御方は若君の生母として、正妻には雲居の雁か真木柱辺りを物色。
落葉宮は、大好きなお母様とご一緒に暮らし、お母様亡き後はお父様と共に出家生活。
ヤバい、みんな幸せだ…
男女逆転源氏物語
しかし遡ること千余年前にとりかへばやってたのを考えても
基本的にあるあるなんだろうなあ
とりかへばやをアレンジした「ざ・ちぇんじ」という氷室冴子さんの小説でもあったけど、
「美女らしい」「たしなみ深いらしい」という、云わば女房達の情報戦略をかいくぐって
本当に美女かどうかは会ってみなくちゃわからない、あんな時代に
「お父上に生き写しの姫君ですわ」と言われる夕霧姫は、「源氏の君」という見本が
公達達の間に顔を晒してるようなもんだよね。
男→女に置き換えてみればいいわけで。
「本当に源氏の君に似ているなら超絶美しい、話半分でも超美しい」のはガチだから。
入内することがわかっている姫君でも、公達達は源氏を見る度に「この方によく似ているという夕霧姫、
いずれは入内される姫君とわかってはいるが…」と悶々とするんだろうね。
そういう倒錯具合も暗に楽しんでたんだろうしなあ
「綺羅中将に瓜二つの姫君」でモテてたしな
源氏なら、公達を煽る為に「いや、私に生き写しと言われるが、私は男なのでね。
親の贔屓目とお笑いなさるかもしれませんが、姫のような愛らしさはありませんよ」とかやりそう
源氏とちい姫だと入内まっしぐらで邪念の余地がないんだが
(それ以前にまあ本物の一粒弾てのがあるからだけど)
源氏と女君版夕霧だと、どうも夕霧の政治家イメージが強いせいか
お主も悪よのう…の駆け引き三昧が繰り広げられてしまうのがww
駆け引き上手で男をたぶらかしつつ真面目で身持ちが固いって最高よね
紫式部は自分と同じ中流階級の女が産んだ姫(明石姫君)が
入内・立后・国母となる物語を書きたかったんだから
正室の娘が何の苦労もなくそのまま入内じゃ物語として何も面白くないんじゃないの
后がねであった雲居が政敵源氏の息子・夕霧と恋愛して妃の地位をみすみすぽしゃったように
葵の子が娘だったら兄頭中将の息子の誰かに奪われて源氏が悔し涙を飲む、
そんなストーリ展開になりそうだわ。
>>566 妄想のお遊びしてるだけよ?
こういった平和展開もいいわねって語り合ってるだけ
宮家だけど、あさきの朝顔と父ちゃんのやりとり見てると
聡明な姫様と娘思いのパパとの対話シーンていいな
駆け引き上手でやり手の夕霧姫w
本当に平和な世界だね
夕霧の場合は男でも女でも後宮攻略ゲームになるのう…
本人があれこれやらかして流されたり復活したりは源氏さんのお役目で
>>569 親子のシーンいいよね
私は夕霧と花散里の会話が好き
あと末摘花と兄宮の会話にならない会話も好きだ
源氏=道長
頼通=夕霧
教通=薫
後三条天皇=匂宮
ってか。
道長の子の頼通・教通らは娘に子供が産まれず、
後三条天皇は170年ぶりに藤原氏を外戚としない天皇になった
生母の禎子内親王は藤原道長の外孫だけど
でも後三条天皇が即位しても藤原家以外に外戚の要件を満たす家が存在せず(中君と同じ)、
頼通が姪の馨子内親王(いわば六君)を後三条天皇の正室(のち中宮)としてた事から、
引き続き頼通・教通を権勢を振るった
頼通が引退したため、上東門院彰子(いわば明石中宮)の推挙で、東宮傅だった弟の教通が関白になった
夕霧・明石中宮・薫たちも長生きして天下を支配し続けることになるかもね
頼通に至っては関白を50年務め83歳で亡くなった
弟の教通80歳、姉の彰子は87歳
頼通の曾孫の忠実(道長ー頼通・教通ー師実ー師通ー忠実)の平安時代後期以後になると、
家職が形成されるようになって貴族・官人の極位極官は家ごとで決まるようになった
天皇との縁戚よりも家で決まる時代、これが明治時代まで続いた
夕霧が宇治十帖で天下に並ぶもののない権門とされてるのは、
今上帝の後ろ盾だった髭黒の家は没落し、元の右大臣家も没落、
頭中将の一族は柏木が亡くなり、弟の紅梅が総領となったものの出世競争では後れてる
最終的には右大臣になったが
要するに政敵がいない
夕霧は明石中宮の兄で、東宮・二宮・匂宮いずれも夕霧の娘を正妻としてる
今上帝も夕霧が頼りで長年右大臣転じて左大臣の要職を務め、
源氏の夢占いによって将来は太政大臣確定
中君は父の八の宮が亡くなり、家も没落してしかるべき外戚がいないから、
仮に立后となっても外戚不在のまま夕霧の天下が続くことになる
夕霧は薫が柏木息子って知ってるし薫をそのままにしておくかね?
いくら親友の忘れ形見といってもそこまでお人好しではいられないと思うんだけど
でも夕霧の息子たちってパッとしない
夕霧の息子達は、伯父の薫に次いで出世が早いよ
玉鬘が大君の件で愚痴を言いにきた宰相中将(もとの蔵人少将)に嫉妬してた
自分の息子達は出世が遅いのに夕霧の息子達は出世が早いから
大君に懸想した雲居腹の五男・蔵人少将も、竹河で宰相中将に昇進した(次は中納言)
薫中納言の権大納言兼右大将への昇進は、今上帝の娘婿となるため女二宮降嫁の箔付け
でも出世はここでストップ
大臣は定員1名なので空員が出ないと昇進できない。それで紅梅も長い間大納言のままだった
この時は元の左大臣さん(娘は夕霧五男の正妻)が亡くなったので、
夕霧左大臣、紅梅右大臣、薫権大納言、◯◯中納言、夕霧五男が宰相中将に順繰り
大納言、中納言以下は複数いるから何人いるかわからないけど、公卿全体で25〜30人を越えることはない
>>572 家族のほんわかシーンいいね。
私は大君、中の君が月を眺めながら琴や琵琶を弾いて談笑しているシーンが好き。
世捨て人同然の侘しい生活でも
家族の情愛は細やかで姉妹仲良くて。
美人姉妹が和やかに笑って戯れているシーンは目にも美しい。
男の赤ん坊産めば後ろ盾ゼロでもいける世界じゃないからさ。用無し親王がどんだけいたと思ってんだよ。
>>481を千回読んで来いって話だ。
>>577 仲良し姉妹ぶりがとても可愛く描かれてて男要らんかったよなーと思う
姉が亡くなったら妹も侍女連れて出家、で充分てかんじ
もしも冷泉帝が退位して、
源氏が皇籍復帰した親王・東宮となって即位した場合、
息子の夕霧が次の東宮・帝として即位することは可能だった
史実にもそのような例がすでにあったから
醍醐天皇・・・はじめ源維城。臣籍に生まれた唯一の天皇
臣籍降下して侍従となったが、
父の宇多天皇(定省王/源定省)の即位とともに皇族に列し、
親王宣下ののち敦仁に名を改めた。宇多天皇の第一皇子
18人の女御・更衣を抱え36人の子女をもうけた
菅原道真を太宰に追いやった人
>>576 あんまり関係ないけど、宇治以降の絶世イケメンて
明石中宮の子ではなく、蔵人少将(夕霧と雲居の息子)なんだよね。
当代一の美丈夫の系譜は源氏と左大臣家の血筋で続いていくんだなーと思った。
夕霧姫(中宮)だと、女三宮がすんなり柏木に降嫁できたとしても、
ないものねだりの好きな破滅型の柏木は宮の性格が物足りず、
幼い頃見た夕霧姫に横恋慕して粘着するんじゃないかと思うわ。
宿下がりを狙い寝所に押し入って姦通を遂げ懐妊させるのは藤壺と同じ。
姦通と妊娠が父親の源氏に発覚して関東へ配流し、腹の子は水子に・・・
配流しても源氏の怒りは収まらず、公達とは違う育ち方をした明石の若君に暗殺させる。
女三宮は悠々自適の未亡人生活へ。
幸せそうに見えた源氏一族は実は不幸なのであった。とかねー
>>580 臣籍降下して侍従となったのは定省だろ
臣籍に生まれた〜と矛盾してるやんwiki丸写しのいつもの薀蓄ちゃん?
しかしなんで定省は源氏なのに王侍従と呼ばれてたんだぜ
>>581 子供世代のルックスでは蔵人少将と六君が絶世の美男美女だよね
匂宮はそんなに美しくないし、薫はかなり劣る
夕霧は源氏に生き写しの超絶美形、冷泉は夕霧には劣る
そして妹の明石中宮が当代随一の貴婦人
しかも蔵人少将は浮ついた性格もしてないという・・・
冷泉の女一宮や匂宮の姉の女一宮も美女じゃなかったっけ?
>>582 そのないものねだりっぷりは源氏に通じるものがあるなw
柏木と夕霧姫が幼馴染みで両想いだったら悲劇度倍増
>>577 このふたりは本当に微笑ましいのよね。
琵琶の撥と陰月のやりとりや、
中の君が大君に綿入れを着せかけてやった時、互いに気遣いあう様子など。
>>582 >配流しても源氏の怒りは収まらず、公達とは違う育ち方をした明石の若君に暗殺させる。
六条みたいに怨霊化が心配だね。
暗殺するにしても、明石の若君にはやらせない気がする。
そういえば、夕霧姫の物語だと六条さんはどこに祟るんだろう。
葵はそのままとして、三の宮の線はなくなりそうだけど。
夕霧姫が誕生していたら、朱雀帝が誰より欲しがりそうな気がせんでもないのだが。
大好きな源氏にそっくりな美少女となれば少々年齢が離れていようと入内を望んだかもね。
>>589 源氏が入内させるはずがないし、朱雀は欲しいけど強引なこと言えないジレンマに苦しみつつ快感を覚えるよ
>>588 六条さんは葵とり殺してそのまま夕霧姫も・・・ってなるけど
梅壺と仲良く過ごす夕霧姫見て成仏エンドでいいかな?
熱い人がいるので久々に宇治編読んだ
ハラハラ展開で面白いんだけど、やっぱ残念なのは匂うさんが浮舟に手を出す事だなあ
姉妹口説くのが実は同じテンション、本当は薫への意識が一番強いっつーのが…
あと八宮さんが亡くなった時の亜砂利の言い分が超バカらしくて引いた
(執着が残るといけないから親の遺体にも会わせないというやつ)
大君は薫を受け入れて欲しかったな
>>584 冷泉は夕霧並に「父親の源氏に生き写し」でしょ、あさきでは
むしろ夕霧より、「そこにいるだけで甘やかな華やかな気持ちにさせてくれる」源氏によく似ていると
畏れ多いことながら、と名前が出てくるし
>>592 読んでて、あの「薫の女」への執着っぷりからして、匂宮は薫が女だったら正妻にしてると思った
どっちも美貌なんだろうけど
冷泉さんは出生の秘密があるし若干アンニュイな魅力がありそうだね
>>583 宇治十帖では男は薫と匂宮、女は女一宮が一番の美貌。
蔵人少将と六君は、夕霧の七男六女の中で容姿がいいとしか書かれていない。
本編では男は源氏と冷泉、女は桐壺更衣、藤壺、紫が最上級。
特に、源氏と藤壺という絶世の美男美女から誕生した冷泉は
源氏自身が紫に「私より美男だからあなたが見たらきっと心変わりしてしまうだろうね」と冗談を言い
玉鬘が「源氏より若々しくていい男」と一目惚れしたくらい。
夕霧は大宮の孫たちの中では一番の美貌だとは書かれてあるけど
冷泉ほどには美貌を褒められていないと思う。
まあどうでもいいけど、普通は身内区切りで評価してるからでない?
冷泉は天下の帝だから一国規模でピカイチとなるけど
物語の核である源氏と内親王の子である冷泉差し置いて
臣下の孫やら子供やらがダントツとはわざわざ地の文で書けないと思う
華やかだけど、容貌描写が微妙に源氏に及んではいない匂
最初から源氏一族とは別系統、でも気品やらが備わってる薫
六君は夕霧そっくりらしいし蔵人は次世代型生真面目イケメン
これ比較対象になるのかね
>>531 朱雀兄さんは、朧月夜が男子を産んだら尚侍から女御にして
生まれた子を親王宣下・東宮にするつもりだったの?
とりかへばやで綺羅姫が尚侍出仕→女御入内をやってるから
不可能ではないんだろうな
もともと女御入内予定だった人だから可能なんじゃないかな
綺羅姫も権門出だし
>>566 雲居は后がねではないよ?
春宮に差し上げる姫として不足はない、と書かれてたけど、最初から立后するべき
后がねの姫として育ったわけではない
あさきで確実に「后がねの姫君」なのは、桐壺のこきでんさま、朱雀の葵、今上のちい姫でしょ
こうして並べると、4代中冷泉だけ「后がねの姫」がいないな
辛うじて、新弘徽殿女御か?
そら新こきでん姉様がいたし
雲居ちゃんは一旦母親側に引き取られてたんだし
ストーリー読んでいれば分かる事じゃね
冷泉の后がねは新こきでんちゃんだと思うよ
もう最初っから頭中も頑張ってた
>>601だけど、雲居も一旦は春宮妃にと計画されたんだから
后がねでは無いとまでは言えないと思う
スペックに過不足ないんだしさ
>>600 雲居は姉の新こき殿が立后を逃した時点で后がね昇格だよ
頭中将が手元に引き取って
新こき殿のもとで後宮の勉強させながらお后教育しようとしてたんだから
大宮も頭中将から雲居を東宮に差し上げたいと聞かされて
私の育てた孫娘が東宮妃になるなんてなんて嬉しいこと、と思ってたし
>>597 六君が夕霧そっくりってあったっけ
六君は母親も美人だからどちら似でも美人だけど
>>597 あさきにも原文にも六君の顔が夕霧そっくりだとは書いてないよね。
夕霧ってどちらかといえば堅物で色気はないのに
六君は成熟して色っぽい(盛りの匂ひ)と書いてある。
五節の舞姫やっていた藤典侍似なんじゃない?
落葉がそんなような事を言ってるよ。誰似ってよりも、内面外面を褒めてるセリフなので
まぁ藤典侍をじかに知らないのと夫を立ててるのと両方だと思うけど、
あさきの絵だけならなよやか系というよりは中性顔の美人に見える。ほんの一コマなのが残念だけどw
匂宮と薫は、親友のようでいてそうじゃなかったね
若い頃の源氏と頭の中将みたいな関係かと思いきや、夕霧と柏木程度の仲ですらなかった
そういや、柏木が女三の宮に固執したのは、結局六条さんの怨霊のせいなの?
自分でも不思議がってたよね、「最初は出世の為に朱雀院の一番愛している姫宮を頂きたかった」のに、
いつの間にか三の宮個人にこだわり出した
三の宮ほどではないにせよ、落葉の宮も、三の宮に次いで愛された姫宮なのに
>>608 女三宮の姿を見せるハプニングまでは
もしかしたらそういう霊力も作用してたのかもしれないけど
柏木の恋心が本物でなければ、ぶっちゃけどこにも救いがなくなる
宇治編で「両親を破滅させた恋の威力」を薫が思い知るターンって
薫の自己肯定の上でも大事だと思うんだよね
>>607 あさきだと、花散里に引き取られた三の君が夕霧そっくりだと書いてるよ。
花散里のところへ来た源氏が三の君を見て「可愛い子だね」
花散里がそれに続いて「それに美人ですわ、夕霧さまに似て」
あさきの匂宮は六の君との結婚を「あんな堅物(夕霧)の娘は嫌だ」と駄々をこねていたのに
六の君があまり夕霧に似てなかったので喜んでたんじゃなかったか。
夕霧みたいな堅物じゃなくて、華やかで明るいと言って。
あさきの絵も夕霧と六の君は似ていない。
え、自分は夕霧にちょっと似せてあの感じなんだと思ってた>あさき
男親似だから儚げ細面よりもしっかりした美貌なのかなと
何にしろ、堅物が遺伝したわけではないってのはよかったかとw
匂宮は、六君に会うまでは
生真面目優等生で手厳しい切れ者のおなごを想像してたんじゃないの
>>611 あさきは「似てる」となるとほぼ同じ顔で書くから
六の君が朝顔系の中性顔なのは夕霧には似てないからだと思った。
容姿は中の君とほぼ互角の扱いで書かれているので
(あさきだと中の君のほうがやや美貌が上?)ダントツの美人設定ではないと思う。
あさきだと、美貌は大君=浮舟>中君>六君かな?女一宮は出てこないので。
>>614 そんな解釈どこにも無いと思うけど。六君は中性的だけど朝顔系でもないし。
六君を特別美しいと周囲も認め、匂宮も認めてる時点でダントツの範疇でしょう。
ちゃんと中君も愛らしいと匂宮が逡巡してるんだから比較の問題ではないよ。
>>613 女版では技巧体得も織り込み済みで後宮を制覇します
>>615 それはおたくの解釈。
あさきでは六君がダントツに特別美しいという表現はないし
(夕霧の娘たちの中では一番美しいとは書いてある)原文も同じ。
何か、六君だけがダントツに一番美しくないと困ることでもあるの?
六君は宇治十帖のヒロインではないし、
宇治の姫君たちのほうがあさきでも美しく書かれている。
>>614 夕霧に似て美しくてとまで書かれてる。整ってるって事でいいんじゃないの。現に六ちゃんて藤典侍の目鼻立ちとは明らかに違うから
何か「夕霧姫」という架空の絶世の美女を勝手に作って
延々と話を続けているドリーマーちゃんが
葵ー夕霧ー六君こそ、源氏物語の主役、絶世の美男美女、
と躍起になって言い続けている気がする
>>617 いえ全然。
「ダントツに美しい冷泉」の娘と「ダントツに美しい夕霧」の娘(の中でも上位)
これって都でもピカイチクラスになるでしょう。
ヒロインの対抗馬として遜色無い美貌の持ち主じゃなきゃ、ヒロインの美貌も活きないよ。
宇治姉妹はとても可愛いけどあのカッペ臭さが魅力でもある
匂宮が六君の魅力に揺らぐ描写がないと、改めて執心される中君のシーンが無意味になってしまう
六君は全然好みじゃなかったわーで済んでしまったら話がつまらんじゃん
>>614=
>>617 ダントツに美しいという表現はなくても、あの匂宮が「美しい上に快活で頭もいい、
まずいことに好みだ」という時点で、相当の美女だとわかる
匂宮にとって最高の女性は紫の上なわけですよ、「この世のものとも思えない美しい人」なわけよ、
当時既に40近かっただろうにね
そして紫の上は藤壺にそっくり、藤壺は桐壺の更衣にそっくり、源氏は母親の更衣によく似ている、
夕霧は源氏に生き写しという「よく似た超絶美形」の集まり
で、夕霧に似ている≒紫の上にも似ているとなるわけだから、匂宮にとっては最高レベルに近い美しさじゃないの?
ヒロインだってパッとわかるようにしないとね
旧弘徽殿さんもホントは美人なはずなのにあんまり美人に描かれてはいないw
>>619 源氏の子供三人のうち。息子二人は父親譲りの美貌だからね。
源氏物語で最高に美しいのは源氏なんだから、その系統が美しいのは当然。
六の君は「源氏が女だったら」という顔ではないけど、夕霧似っぽい美女だった。
それにしても、宇治の八の宮の奥方はよほどの美人だろうなあ。
あの八の宮との間にできた娘二人があんなに美人なんだもの。
姪は…だったけど。
やれやれ、色んなドリーマーがいるんだな
フラつきまくりの匂う宮
浮舟が全部持ってくけど
>>624 朧月夜の眉見てて旧弘徽殿はこの系統の美女なんだなと思った
>>624 弘徽殿大后は、女御の頃、初出の時はそれなりに華やかに美人だった…
徐々に太って、藤壺入内の頃には「いやいやいや、藤壺が入内しなくても
桐壺帝が弘徽殿さんに戻ることはないわ」レベルに落ちていた。
完全に衰えたと思ったのは、個人的には源氏の添臥の姫が葵だと知ったシーン。
弘徽殿は原典では特に美人設定ではないが、あさきでは美人に格上げ
若い時の強気美人ぶりはいいね
>>623 躍起になっているけど、匂宮は中の君も誉めていますよ?
「この世にこれほどまでに美しく汚れない女性がいたとは」
中の君に「あなたが私の紫の上だ」とも言っています。
匂宮が求める最上の女性=紫上は中の君なんです。
六の君にそのような表現はありません。
大君・浮舟よりは中の君の方が明るい美しさだなと思う
可憐というか、華やかというか
大君は儚げで清楚、浮舟は頼りなげで庇護欲をそそる感じ
宇治編は、「適齢期の娘を持つ父親の悩み」編でもあって、面白かった
適齢期の美貌の娘がいるのに、全く婿に悩まない冷泉院が異質だった
(内親王だし、後見もあるし、嫁がせる必要もないからだろうな)
>>625 その解釈だど、八の宮が美形なんだよ。
なんせ異母妹の浮舟が大君似の美女なんだからさ。
>>614 贔屓目入ってないかな?
絵だと好みの問題もあるけど、中の君はそんなに美しいとは思わなかった
大君が儚げで透明感あふれる感じで描かれ、浮舟も心細げで繊細な様子が書かれてたけど
中の君はしっかりもので世渡り上手な部分も描かれてたかせいもしれないけどね
六の君は中の君と同じしっかりもので大君の儚げな感じやや浮舟のような色気はないよね
>>626 ネタにするとしつこいけど、常々出される条件を全部クリア出来るのは誰だ?となると
発想と性別の転換でまさかのあの人だったから式部は上手くしたもんだなあと思ったわ
弘徽殿大后や六条御息所は、若い読者好みから外れてそうだけど充分美形じゃないかな
>>617 それもあなたの曲解
あさきでは一コマしか描かれていない六の君と中君競わせるほうが無理があるのに、宇治の姫が美しくないと困るの?
個人的に大君は美しいけど中の君は愛らしいだと思った
>>630 あなたが私の紫の上だと言いつつ、浮舟にちょっかい出して、しかも執着してる
六君にもグラついてる
宮の御方にもまだ未練がある
結局、匂宮の一番は「おばあちゃま」なんだよww
私は中の君は宇治編では一番美人だと思ってますよ
「おねえさまがわたくしのおかあさまなの」と大君に甘えてるところなんかすごく可愛いし
浮舟がもしあのまま生きてても匂宮はそのうち飽きそうね
右大臣家は三の君、四の君、朧月夜が世に聞こえた美人設定で結構美人度が高いので
弘徽殿さんももわりと美人だったかもしれない
>>625 宇治十帖は夕霧の血を引かない匂宮と薫を当世一の美男という前提で進んで行っているので
その解釈はおかしいでしょう
そして二人の貴公子が魅了されるのはこれも夕霧の血をひかない三姉妹
そもそもあさきでも夕霧は脇役なのに何でそんなに頑張ってるのかしら?
>>636 可愛いと美人はまた別物だって理解できてる?
甘える様が可愛いのは用紙とはまた別よね
絵だけで判断するなら中の君は名前の通り真ん中だわ
大君と浮舟、六の君は美人系
中の君はキレイ可愛い系
「美しい」でも色々あるよなと思います。
吉永小百合さんの美しさと、クリステン・ステュワートの美しさって違うけど、
どちらも美人だと思うわけで。
>>634 容貌は源氏そっくり、要するに最高
母方の血筋も非の打ちどころがない
教養その他は大宮さま仕込み
「風雅に疎い」ことは減点どころだな、夕霧姫は
>>639 威張ってるようには見えないけど?
解釈なんて幾通りもあるのにおかしいって言い切るのはどうなのかしら?
>>639 若い世代では、でしょ<当世一の美男
それも源氏に比べたらとpgrされてる
別に夕霧贔屓しているつもりはないよ?
どちらかといえば冷泉帝の方が好きだわ
>>640 可愛い美人は存在するでしょ
美人が可愛い仕草したら「可愛い」になるんだから
>>639 そもそも、
>>625は「息子二人が源氏そっくりの美貌だから、その血筋が美しいのは当然」と言ってて、
「夕霧の血筋が美しい」とは言ってないでしょ。
匂宮は源氏の孫だから美形、というのはあてはまる。
というか大前提で聞くけど、薫と匂宮って「輝くばかりに美しい公達」設定だっけ?
「当世では一、二の若者」であって、すんばらしい美貌とかは特に書かれてなかったと思う。
>>639 若い子の中ではそうでも夕霧や冷泉の方が源氏にそっくりでって・・・なってるじゃん
なんでそんなに何でもかんでも匂宮が一番じゃないと嫌なの?
>>639 横だけど、誰も中君の美貌を否定してないと思うよ。
同世代2トップを桜橘のように愛でる風潮から匂と薫がイケメン設定、
源氏の本流とは外れた所で展開されるのが宇治十帖。
夕霧は正編の世界観として登場するんだと思ってる。
やっぱ時の権力者だし、匂うも薫も夕霧や冷泉と無関係では生きられないしね。
中君は出番の多さからいっても、漫画読者を飽きさせず
尚且つ一目で覚えられる顔立ちに描かれてるんじゃないかなあ。
大君〜浮舟と男達が速攻で心を移せるように、姉と義妹とは少し系統変えられてる。
>>645 思い込みの激しい人が匂宮や薫が一番でないとって暴れてるね
夕霧が嫌いなのかなぜか夕霧の血筋だけ無理にsageるので荒れる
>>643 匂宮・薫と同年代の夕霧の息子・蔵人少将は
夕霧の息子たちの中では容姿がピカ一なのに両者より容姿が劣っているのよ
夕霧の息子・娘こそが一番の容姿だというあなたの解釈は違うということ
源氏ほどの美男は二度といらっしゃらない
冷泉院こそは源氏と瓜二つと申し上げるべき美貌でいらっしゃるが
あまりにも高貴すぎる方なので詳しいことは申し述べない
つまり、源氏と並ぶ容姿として冷泉院は入ってくるけど、
夕霧はそこまで源氏に似ていないってこと
いろんなタイプの美形・美女がいるねで済む話なのになぜこうなるw
>>651 おたくこそあさき読んでる?
あさきで匂宮は「あの左大臣(夕霧)が六条院の血を引いてるなんて
信じられん」と言ってるよ
作者的には、そりゃ内親王腹の冷泉こそ
権門腹の夕霧よりも先に持ってくるだろう、実際冷泉綺麗だし。
…としか思ってなかったなあ。
夕霧が父親似いやもっと美しいとか言われるシーンがゴロゴロしてるから
どう不等号がつくのか自分にはよく分からない。
>>650 桜と橘で比較するのと同じくらい無意味だよね。
>>652 それは内面(漁色家か否か)の話では。色好みから堅物が生まれてんだから。
>>648 中君ドリーマーさんが、憎い六君の父親である夕霧もsageたいだけじゃない?
あさきでは「源氏と冷泉、夕霧はそっくり」設定だもの。
夕霧が生まれた時、源氏は「ああ、春宮によく似ている」と思ってたし、
童殿上してた時も「皆に兄弟みたいだって言われます」と夕霧が申告してたし、
朱雀院が「同じ赤を着ているせいか、源氏と主上と夕霧はよく似て見える」と言ってるし、
夕霧の結婚の時に頭の君が「容貌は父上によく似ておられる」とやってたし、
少なくともあさき源氏では「源氏・冷泉・夕霧」はそっくり親子。
あさきの11巻では源氏に使えていた女房たちは「年をとるごとに院のお姿に似てくる」「面影は受け継いでる」とあるから
夕霧も源氏似なんでしょ
堅物で真面目すぎて源氏ではないと言われてるけど
>>652 都合のいい言葉ばかり拾うのやめたら?
堅物を詰っても容姿は詰ってないよ
>>652 堅物すぎて信じられん、という内面や性格の話を、
どうやって外見の話にすりかえてるの?脳内妄想?
宇治編でも散々に「夕霧さまは六条院に似ている」と繰り返してたし
実際、絵でも源氏そのものだったじゃないの
>>655 顔だけならそうだよね
3人そっくりと朱雀も言うし、若い頃から源氏と付き合いのある頭中も似てると言ってる
性格面は堅物過ぎて物語の主人公になるには無理があるけどw
匂宮は、小さい頃は夕霧大好きだったのにねえ。
「大将、宮をお抱き申し上げてあちらへ連れて行ってちょうだい」や
二の宮に「駄目だい、ぼくの大将だぞ」と言ってたり。
小さい頃は世話焼きでマメマメしい夕霧に懐いてたけど、成長したらうざったくなったのか。
脇腹のあなたの母上にも優しかった伯父上なのに。
そういや、本編では常に紫は脇腹と貶められていたが、ちい姫はそんなことなかったね。
源氏の威光、凄まじい。
たしかに一日おきに妻のもとへ通う律儀さやその他の女君が宇治編でもいないところを見ると
源氏の血筋とは思えないねw
物語の主人公には向いてないわw
源氏並みの色好みはそういないと思うw
あの父に比較したら、普通の色好みのだとしても「源氏の君の息子にしては」と言われる気がする。
夕霧が珍しい堅物なのはわかってるけど、作中で言うと、柏木は世間的には「内親王の妻一人を守って
子も残さず死んだ」ということになって、真面目な堅物になるのでは。
実際はアレですが。
源氏の血筋は皆美形!
高貴な人は、基本的には皆美形!たまに例外あり!
身分低いものはブサイクが多いです!美形がいたら、それは母方の血筋がいいからです!
そういう物語ではないのかい、源氏物語って
>>656 で、六君と夕霧が顔そっくり設定は?
夕霧姫ドリーマーさんは六君が宇治十帖最上の美女だと言っていたでしょ。
>>654 内面外面両方でしょ。
>>607 にあるように、夕霧ヲタさんは、似ているという言葉を
内面外面両方で解釈しているよ。
>>665 横レスだけど、スレを「最上」で検索かけたけど、あなたの書き込み以外は
>>595と
>>630しかなかったわ
誰が「六君が最上の美女」って言ってるの?
ちなみに「宇治十帖」で検索しても、そんなレスはない
>>665 メンドクサw
自分で読み直しなよ
それにさ宇治編最高の姫君は冷泉院の女一宮、明石中宮の女一宮っ言われてたよ
思い込みや曲解で人をむやみに攻撃するから中の君嫌いが増えるんだよ
あー、こりゃ655解釈で合ってそうね、憎い六君の父親、しかも乗り気ではなかった匂宮を、
無理矢理六君の婿にした!と夕霧を憎んでるんだわ
匂を六君の婿にしたのは中宮の意向でもあることをお忘れか?
>>667 なんかこの人の妄想怖いよね
今上の女一宮が一番って話は出たけどだれも六の君最上なんて言ってない
あードリーマーさんなのか
週末の晩は一人ぼっちで暴れたくなるのかしら
坊主憎けりゃ袈裟までなのねw
もう週末か
年末年始もひどく暴れてたね
なんだかかわいそうな人(´;ω;`)
>>595の言う「女一の宮」がどちらの姫宮かはわからないけど、
誰も「六の君が最上の美女」とは言ってないのに、何故そんなに夕霧一族が憎いのか
まさか昨日盛り上がった「夕霧姫無双」で敵認定しちゃったの?
別に、自分の好きなキャラが最高の美女、美男でなくてもよくないか
私は一番好きな女性キャラが最高の美女とは思ってないし、そう扱われてもいないけど、
それでいい
暴れていた
>>623 が自説撤回してきたのね。
六の君最上なんて誰も二度と言わないというならそれでいいわ。
変な人が常駐してて気味が悪いw
最高じゃなくて最上って表現にこだわってる辺り、
665以外の595と630もドリーマーさん本人じゃないの
>>674 匂宮にとっては最高レベルに美しいというのが「宇治十帖で最上の美女」になるのか…
宇治十帖は匂宮だけの話なのかw
じゃ、中の君は最上の女性ではないね、匂宮にとって「当代一の貴婦人」は明石中宮だから
原文では
六君は堅苦しく仰々しい美貌で派手に着飾っている
美人であってもモテないタイプ
堅苦しさは夕霧似で、仰々しい派手さは舞姫の母親似かな
顔が夕霧似などの記述は無いと思う
中君はなつかしく可愛らしい華やか美人
モテる藤壺紫上タイプ
今上女一宮と中君はにているという記述がある
また、女一宮と匂宮と明石中宮も似ている
匂宮中君はお互い似ている顔が好きなんだろうかw
宇治姉妹は当然似ているが大君浮舟は上品ではかなげさがある
六君>中君>浮舟と取れる文があるから六君の美貌は際立っていたと思われる
>>1読めとしか言えんな…
ここ、あさき源氏のスレですから原典にしか出てこない情報はいらんのよ
ちい姫は源氏に似てるからちい姫の子供の女一宮や匂は源氏に似てるかもな
あさきでは黒髪の薫の方が源氏に似て見える
今来たんで空気読めてなかったらごめん。
>>663 冷泉や夕霧が中年期の源氏そっくりに成長してるの見ると、柏木って本当に若くして
亡くなってしまったんだなぁとしみじみしてしまう。頭中将は可哀想だったな。
>>666 >>607 ですが、内面外面の両方に落葉宮が言及してるからですよ。
内面だけのコメントだったら似てるという例には引いてないです。
夕霧似の美貌は花散里発言にもあるから、落葉目線だけの評価ではないんじゃないかな。
>>678 677のような原文は存在しないです。これやり続けて嫌われた人
>>630 またドリームが来てるのか。
いい加減にしろ。
お前にはもう飽き秋だ。
中の君マンセー同人本でも出してろよ。
>>678 意味が理解できないけどあさきの話しようね
柏木衛門督を偲ぼう…
誰かが言ってたように、中君ドリーマーさんは構ってちゃんでしょ。
中君に固執して持論を展開してみんなが反論するのを待ってるのよ。
多分自作自演もしてるよ。自分で反論や夕霧一族マンセーも
やってるんじゃないかな。
「君が俺の紫だ」って生涯恋人宣言だと思う
>>681 ありがとう
そんな表現あったかなあ、仮にも源氏の孫娘をそこまで貶すかなあと思ってたけど
原典を完全に記憶してるわけではないので、否定できなかった
中の君は嫌いじゃないというよりむしろ好きなんだけど、ドリーマーさんのせいで
話題にしたくなくなるというのもよくわかる…
父が認知しなかった浮舟に「姉妹」として接していたり、薫が自分に興味持ってると知ったら
きちんと女房を控えさせての同席にしたり、可愛い愛らしいだけの人ではなく、
人格的にもよくできた姫君だと思う
冷泉が後見を申し出ていた時に甘えとけばよかったね、そしたら夕霧も中宮も蔑ろにはできない
>>674 お前がキモイんじゃ。
更年期障害のイライラをスレにぶつけるなよ。キチガイ。
>>688 矛盾を突っ込まれたら「撤回したならもういいわ」とアホなこと言ってるしね。
何したいんだか。
源氏物語はあわいの文学だったと思うので、極論は似合わないと思う
Aさんも綺麗、Bさんも魅力的、さりとてCさんも捨てがたい的な世界
>>681 677は全て原文にあるよ
あさきもだいたいその通り
中君は華やかで愛嬌がある
大君は上品で思慮深い
六君も美人だが優しく愛らしい中君の方がいい
大君浮舟激似
などはあさきにも書かれている
女一宮が登場しないのと、六君の美貌>宇治姉妹の記述はあさきには無いね
>>691 前後の流れや背景情報を加味して読みこむことも出来ない人の意訳なんて
邪魔にしかなりません
全て匂目線の地文に過ぎないという…。
まあ匂の言葉通りに物語が進むなら、中君を裏切って浮舟に全力投球してないよね。
>>693 ほんとだ…全て匂目線だw
それなら、六の君を美人で好みだと言ったことも、浮舟をいい女だと手を出したことも
ちゃんと受け入れないとね
大君については地の文で、薫の執着越しの匂うの予想かな
大君がもう少し生き続け薫と結ばれていたら、匂うは無関心でいられただろうか
もっと悲惨なド修羅場になってたかもしれない
言葉の表現は簡単だよ
美しいものについてははっきり美しいと書く
美しいとまでは言えないがそれに準ずるものは可愛いとか愛らしいと書く
これ現代でもまったく同じね
美しいとか可愛い愛らしいはそんなに単純なものじゃないと思うが。
そこに序列を意識しない場合も多い。
何であれ、どんな表現も全体通してから見ないと物語である意味がない。
698は696あてです。憧憬と親愛を同列に語るのは無理だよね。
宿木原文だと、
兵部卿の宮は式のあったのちの日に新夫人を昼間御覧になることによって、
いっそう深い愛をお覚えになった。
中くらいな背丈で、全体から受ける感じが清らかな人である。
頬にかかった髪、頭つきはその中でも目だって美しい。
皮膚があまりにも白いにおわしい色をした誇らかな気高い顔の目つきは、
きわめて貴女らしくて、何の欠点もない美人というほかはない。
二十一、二であった。
少女ではないから完成されぬところもなくて、妍麗(けんれい)なる盛りの花と見えた。
大事に育てられてきた価値は十分に受けとれた。
親の愛でこれを見れば、目もくらむ美女と思われるに違いない。
ただ柔らかで愛嬌があって、可憐な点は中の君のよさがお思われになる宮であった。
話をされた時にする返辞も羞じらってはいるが、またたよりない気を覚えさせもしない。
確かな価値の備わった才女らしい姫君であった。
結局匂宮は六の君の美しさに心を奪われる。
原文では六の君は最初は花散里の養女となり、継母として落葉宮の養女になってる。
宿木原文の中の君
まだ夜のまま繕われていない夫人の顔が非常に美しく心を惹(ひ)くところがあって、
宮のおいでになったことを知りつつ寝たままでいるのも、反感をお招きすることであるからと思い、
少し起き上がっている顔の赤みのさした色などが、今朝(けさ)は特別にまたきれいに見えるのであった。
何のわけもなく宮は涙ぐんでおしまいになって、しばらく見守っておいでになるのを、
中の君は恥ずかしく思って顔を伏せた。そうされてまた、髪の掛かりよう、
はえようなどにたぐいもない美を宮はお感じになった。
同じく宿木で中の君への匂宮の語り
もし光明の世が私の前に開けてくれば、
だれよりもあなたを愛していた証明をしてみせることが一つあるのです
これは軽々しく口にすべきことではないから、
ただ命が長くさえあればと思っていてください。
(長生きしないと自分が立坊することはない。そうなったら中君を立后させたいという話)
匂宮が中の君に惹かれる理由は2つ語られてる
一つは六の君との結婚前に、中の君は出産を控えていたこと
中の君の一族は短命なので出産で亡くなってしまうのではないかと不安になってる
(これは当時の同人や解釈でも多くて、中の君は短命であるという前提で話が進んでる)
もう一つは六の君との結婚の後、薫が中の君にちょっかいを出してたんで、
横取りされるんじゃないかと匂宮が不安になってる
若君誕生と薫の横恋慕という2つの要因が、匂宮の中の君への執着を強くしてるわけ
中の君は柔らかな淡紫(うすむらさき)などの上に、撫子(なでしこ)色の細長をゆるやかに重ねていた。
何一つ整然としていぬものもないような盛りの美人の新婦に比べてごらんになっても、劣ったともお思われにならず、
なつかしい美しさの覚えられるというのは宮の御愛情に相当する人というべきであろう。
円(まる)く肥えていた人であったが、少しほっそりとなり、色はいよいよ白くて上品に美しい中の君であった。
>>693 匂宮は中君を最愛の人として置いた上でその妹浮舟も得たいと思っているのだから
中君への恋心がなくなって浮舟一人に全力投球したわけではないでしょう
そんなこと、どこに書いてあるの?
>>682 六の君を褒めないと、中の君ドリームになるというのはどういうことなのw
匂宮が中の君に言った「あなたが私の紫の上だ」は「あさきゆめみし」にある言葉。
匂宮の最愛の人は絶世の美男夕霧の最愛の娘六の君なのであって、
中の君にそんな言葉を使うのは許せんというなら、大和さんに言いなさいよ。
匂宮にとっては浮舟はアソビ
薫にとっては少しは真面目な思いもあったけど
>>707 たとえ遊びでも妻の妹に手だすって最低だと思った
そして軽い遊びのおかげで浮舟は身を投げるしかなかった
軽薄で思慮の浅い男が招いた結果だね
浮舟も浮舟で「二人の貴公子に取り合われる私v」という
悲劇のヒロインに酔っての入水だからなんともなぁ
思慮の浅いアホ男二人とこれまた自己陶酔型アホ女の恋愛劇の結果・・・
>>709 それは違うんじゃないの?
内親王の妻を持ち、死んだ大君の亡霊の虜になっている薫のところへ行っても
浮舟の姉を妻にしている匂宮のところへ行っても浮舟の居場所はない
それならば死んでしまおう→出家によってようやく浮舟は自分の居場所を見つける
薫が浮舟を還俗させて妾として囲おうと企んで弟を使って文を贈ったりしてたけど
浮舟には静かに仏の道を歩んでほしいわ
匂宮は単純
自分で得た中の君が最愛の妻
押しつけられた六の君はあまり愛せない 舅の夕霧も苦手
他の女は遊び
薫は優柔不断
大君も浮舟も薫の優柔不断な性格に振り回され不幸になった感があるなあ
浮舟は自分に二人の貴公子に取りあわれるだけ魅力があると思っていたのかな
美人ではあるけど、教養もなければ、礼儀作法なってなくて気品もない
異父弟妹を醜いと見下していたから自分の美貌だけは自信があったのかもしれないけど
だとしたら身の程知らずな自信過剰にしかみえない
>>706 どんなに連続してひどく書かれてもまた、な…だととわかるから大丈夫だよ
古くから見てるから某御息所呼ばわりされてたころも知ってるし
無理しすぎないようにね
>>712 思ってないから自殺に走ったんじゃないの
>>712 浮舟が琴が弾けなくて薫がガッカリした時に、
教養が無く田舎育ちであることを見下されていると気がついた様子ではあった。
浮舟のことをかわいがっている母もいるのに自殺なんてする必要があったのかな
咄嗟に気の利いた答えを返したあたり素質はよさそうだ
>>716 自分さえいなければ母も弟妹をもっとかまって
受領夫に嫌味言われることもなく家族仲良しでいられるだろう
って考えたんじゃないかな
>>716 浮舟の母は、「薫に顔向けの出来ない事をしたら、悲しいが親子の縁をきる」と、匂と通じて悩んでいた浮舟に話したから。
それて、母にも相談出来ないと思い詰めて自殺を強く考えるようになったんだよ。
そうですか。やっぱり難しい立場に追い込まれたんですね。
命は助かってよかったよ
正編は主人公が最高級の女性に憧れて恋する話だったけど
宇治編最後は身分の低い女を男2人で取り合う話
でも、身投げしたわけでは無いからね。
悪霊に憑かれて、家を飛び出し、宇治川にたどり着く前に気を失っただけだから。
どちらかと言えば、野盗の類いに合わなくて良かったよね、浮舟は若く美しい娘だから。
昨今の解釈を見ると
最終的に全ての執着をふっ切って自分の意思で生きる女とされることが多いね
>>722 まあお話だから
源氏が須磨行ってる時も放火もされず紫のもとに忍び込む輩もいないし
変な意味じゃなく真面目に
本当に匂宮の心の中にいるのは中の君でも浮舟でもなく
薫じゃないかと思うわ。
子供の頃から「うらやましくて反面哀れで憎らしくて大好きだった」なんて
あの単純な匂宮がこんなに長く複雑な気持ちを持ち続けてる相手なんて薫くらいのものでしょう、
女は一時的に夢中になることはあってもすぐに飽きるもの、匂宮は。
薫が女だったら薫が匂宮の紫の上になったのかな。
それともあれは男同士ゆえの意地やプライドや親愛の情がこじれた上での気持ちかしら。
>>705 匂の発言だけを根拠にストーリーの顛末を決め付けてる人がいるので
では匂の言葉と実際の行動ってそれほど確かなものなのかな?と考えてしまうだけです。
複数の妻や愛人が当たり前の世界でありながら、その関係図の生み出す歪にも
丁寧に光を当てた正編がある以上、同じ口説き文句を並べて姉と妹を口説く匂の姿を見て
彼の言葉を鵜呑みにする事はあさき読者としては難しく感じるので。
>>709 浮舟って愚かな子だよと思いながら読んだけど、自分を恥じる知性と品格がある。
その点で上質なヒロインでは。
>>725 あのふたりはモーツァルトとサリエリとか、
男同士の屈折した羨望とプライドが入り混じった感じをうける
>>725 薫の存在によって、自分の在り方を全肯定しようにも常に一瞬躊躇させられる事が
モヤモヤするのでは。匂が大好きなのは自分なんじゃないかなあ。
悪い事じゃないけど、不思議と屈折しちゃってるよね。
大和さん特有のギャグ会話がやはり冴えてて面白いけど。>匂と薫
>>726 源氏と紫の「一の人」認識だって決して嘘ではなかったんだよね
それでも最悪の事態を招いた
あれほど弁えてて子もなしてた明石にさえ、女としての嫉妬や苦しみはあった
じゃあ誰も愛さなければ勝ちなのか?とかね、色々考えてしまう
個々がしっかり向き合えない事による孤独が浮舟のモノローグで語られるシーンなんて
そういうのが全部集約されていってる感じ
>>724 八の宮の家が火事になったのはもしかして・・・
あさきの匂宮は原作よりはるかにピュアな部分もあり、
同情の余地があると思うよ。
浮舟に対しても一時の遊び以上の感情があったと思う。
薫の女だったというのが大きいだろうけど。
原作のはどうしようもない軽薄貴公子だけど。
>>729 >じゃあ誰も愛さなければ勝ちなのか?とかね、色々考えてしまう
これは紫もそういうようなことを言ってたね。
浮舟は紫や他の女人ができなかった、自由を手に入れたのかな。
>>730 そういえば、八の宮の元の家って焼けちゃったんだよね。
やっぱり火事場泥棒目当ての放火とかのせいなのかな。
薫が訪れた時に「宮のお住まいは、なんと…簡素…」とか思ってたし
皇族が住むにはおいたわしいほどというから、相当粗末な家に見えたのかな。
>>726 匂宮は悪く言えば多情、良く言えばどんな女性の美点をも見つける天才
男性が書いた「伊勢物語」も「平仲物語」も男性主人公はいずれも匂宮タイプ
現実の男性なんてそんなもんじゃないの?
女性に教養だの品だの美醜だのでいちいち優劣をつけてあれこれ差別化する
源氏や薫はいかにも女性が作り上げた男性という感じ
源氏も原作のほうが多情でチャラついてて女子高生相手のあさきは
ただ一人の崇高な妻(紫上)への懺悔に終始している
源氏や薫とつきあうのは肩が凝りそうだけど
匂宮とつきあうのは結構気楽で良いかもしれない
でも匂宮とは遊びで充分で結婚だけはしたくないタイプだわ
>>735 源氏や薫は自分で自分が完璧だと思っているから
結婚後もあれこれ至らない点をねちねち嫌味言われるのよ?
匂宮はさっぱりしているから女性に優劣付けて嫌味言わないしマシだと思うわ
匂宮は多情で浮気に悩まされるけど源氏や薫は浮気しないというならともかく
源氏や薫はねちねちしているうえに浮気するw
匂宮は飽きたらポイ捨て=兄宮or姉宮に押しつけなのがなんとも・・・
なんだかんだ言って面倒見てくれる源氏の方がいい、のかな
>>737 でも中君は女一宮の女房にされず妻として遇されているじゃない?
「あさき」では飽きたらポイ捨てだと薫に言わせてるけど…
原文では匂宮は女一宮の女房の中から恋人を物色はしてるけど
薫だって明石中宮の女房たちに優劣付けて物色してるしねえ
>>738 中君だけじゃん面倒見てるの
物色してるのと実際手をつけてポイは違うよ
匂はどう考えても女房勤めには向かない浮船まで姉のところでなんて考えてたよね
美貌の持ち主だけど田舎育ちで教養のが足りない浮舟をそんあところに放り出すなんて思いやりがなさすぎ
教養ゼロの女を教養抜群揃いの中に放り込むのは
思いやりがないというか殆どいじめだよね・・・
無知って怖ろしい
うん・・・
匂宮はやっぱり皇子様だなーと思った
>>740 しかも放り込まれる先には自分が同じように手をつけた女達がどっさり・・・
そんな中に格別美しく教養のない女放り込むって・・・
教養なさそうな雲居雁だってバックが強くてかつて后候補になれるぐらいだから
今をときめく夕霧の正妻様なのに耳挟みして子育てなんてすごいよねw
>>739 匂宮は浮舟が女一宮のところの女房と比べても美貌が劣らないと思っていただけでしょ。
たかだか女房として宮仕えに出るのにそこまでの並びなく絶品の教養が必要なのかしら?
近江の君だって新こき殿付きの女房やってたし、末摘花も叔母の受領妻の女房に
させられかけてたけど
>>743 近江の君は笑いものになって結局幸福にはなれず市井に帰っていったし
末摘花だって宮家の姫を受領の女房にしてやればさぞ面白かろうと
意地悪な叔母が企んでいたんじゃないの。
美しいだけでなく教養もある女一宮が主人なら
当然その女房たちだってそれなりの教養が求められるでしょう、
女房の無教養は主人の恥にもなるんだから。
琴も弾けない浮舟がそんなとこに勤めても恥かいて肩身の狭い思いするのが落ち。
>>744 源氏物語にもあさきにも女房が琴を弾いているシーンはないのよ。
琴は后がねや大臣の正室には必要な教養だったかもしれないけれども上流階級の習い事よね?
中君と浮舟の身分差を表す材料が八宮直伝の「琴」。
源氏も紫上、女三宮、明石姫君などに直々に事を伝授しているし、
中流階級の女房に名人がいて、教わっているわけではないのよ。
女房が琴を弾きならすというのはイメージないわ?
女一の宮の女房達なら家柄もある程度以上の人たちが揃っているのに
田舎育ちで作法やたしなみを習っていない浮舟が入ったら、苦労すると
思う
浮舟は薫も匂宮もどっちもこりごりだと思っていそうだ
>>745 小宰相の君といふ人の、容貌などもきよげなり、心ばせある方の人と思されたり。
同じ琴を掻きならす、爪音、撥音も、人にはまさり、文を書き、ものうち言ひたるも、よしあるふしをなむ添へたりける。
薫といい雰囲気になってる女房・小宰相は
琴の爪音も琵琶の撥音も人より優れ、
手紙を書いても人と話をしても洗練された趣を添える女性とある。
つまり女房にも音楽その他の才を見せる場はあり、
その優劣が周囲の評価の対象になっていたということ。
>>748 だけど薫は小宰相とは清い友人関係を貫くのよね。
八宮の弟九宮の娘が宮仕えに出ているというので興味も持つが
いろんな男と口をきく宮仕えに出た女などはしたないと軽蔑して口説かない。
なんだかんだ言って琴は弾けない浮舟を追い求める。
琴の琴は皇族オンリーだけど、他はそういう制限ないでしょ
和琴や筝の琴なら上流にお仕えする女房なら弾けたんじゃない?
明石の御方は琵琶の名手だったし
何で式部は一姫二太郎じゃなく、兄妹にしたのかなと考えてみた
まず第一には「受領の娘が未来の天皇の外祖母になる」という自分を投影した玉の輿が
できなくなること
第二に、夕霧を姫にしたら養育は左大臣家で問題ないが、ちい姫を若君にしたら
紫が養育するわけにはいかなくなること、か?
源氏は自分の過去から「美しい妻と息子が近づきすぎないように」と配慮していたから、
紫に明石の若君を養育させることはない、となると養育するのは花散里辺りになるが
そしたら「源氏の一の人」という紫の存在が、三宮降嫁前から揺らいでしまう
自分の理想の形である明石の御方の血筋を、皇統に残すのが式部の野望だったのかなあ
素質はいい浮舟のことだから、習えば琴など弾けるようになりそうだけどw
そうじゃなくて、薫が浮舟を軽蔑したのは大君・中君と違って
八宮直伝の琴が弾けなかったからでしょう?
浮舟は馬鹿だから、薫や匂宮の想い人になるのも、女一宮の女房になるのも無理無理、
ってやたら落としている人がいるけど、そんなに頭悪い人じゃないよね?
頭が良いとか悪いとかじゃなくて、上流貴族の娘達が学ぶたしなみとか作法とか
教養とか琴とかを学んでいない状態で、女一の宮の女房になっても困るだけだと
思うよ。
薫や匂宮が大事にしないのは浮舟の身分が低いから軽く見ているからで、当時の
身分の高い男たちはそれが普通だけど、実は女の方はいろいろ悩み苦しんでいた。
>>752 自らを振り返ることのできる頭の良さはあると思うよ、浮舟。
でもそれと教養のあるなしはまた別の話。
現代で言えばピアノもヴァイオリンも小さい頃からレッスンしてきて
相当の腕前の人がわんさかいるような上流階級のサロンに
ピアノもヴァイオリンも触ったこともありませんっていう田舎出の娘が紛れ込むようなもんでしょ。
習えば弾けるって言うけど
初歩のバイエルからピアノはじめて上流階級のサロンで通用するレベルにまで達するのに
どれだけの時間と努力が必要か。
琴や琵琶だって同じことだと思うよ。
かといってド根性で成り上がるサクセスストーリーも浮舟のキャラじゃないし。
そこらへんのことも含めて浮舟に女一宮の女房は無理、て話してるんだよ。
>>752 女房のお仕事って話し相手から文の取次、衣装選びや薫物などいろいろあるのね
お客様の接待だってするの
浮舟は育ちの面でやはり不利だと思う
上流の暮らしぶりを知らないし雅やかなやり取りも大してしたことがない
普通なら同僚が教えてくれるかもしれないけど周りは宮のお手つきがたくさん
そんな中でやっていけると思う?
頭のいい悪いではなく女房として勤められるだけの教養や嗜みがないと言っているの
ただ落としたいだけと思われたか・・・
適材適所って言葉があるのにね
自分の好きなキャラが認められないからって落とすだけと思い込むのもどうかと思う
>>755 中宮や内親王に仕えているのだって浮舟程度の受領階級の娘でしょう
上流階級で親から最高の教育を施された大臣や親王の姫が宮仕えに出るの?
九宮の娘は宮仕えに出ているけど父が亡くなったために仕方なくで
薫も軽蔑しながらも同情している
紫式部は受領階級出身だけど父が学者だったために漢文の知識があった
それすら男からは「可愛げがない」同僚たちからは「生意気」とののしられるため
宮仕えに出た当初は一という文字すらかけないふりをしていたと日記に書いている
>>757 横からだけど何でそんなに必死なの?
階級や血筋でなく受けてきた教育の問題だとみんな指摘してるよ
しかるべき知識や嗜みがないので恥をかくのは現代でもあることでしょ
知識があることを可愛げがないと言われるのと必要な素養がなく相手にもされない、軽蔑されるのでは全く違う
例のお人なんじゃね?
これだけみんなが理路整然として説明してるのに都合のいい例だけを引っ張り出して絡むやり方がそっくりです
都合の悪いレス全部読み飛ばすのもね
>>759 同意
暇だから人に絡んで相手してもらいたいのね
だれも浮舟がバカだから宮使え無理とは言ってないのにね
いつも2,3人の同じ話ばかり繰り返ししている主婦たちのたまり場だから
たまに違う意見言う人がいると排斥するのねw
このスレって気持ちが悪い
夕霧姫とかいうあさきに無関係な架空の話には付き合うのに
退場するから、いつもの退屈な架空のレスを続けて?
このスレに対して同じ人から10ぐらい排斥レスがつくだろうけどw
好きな話題でないなら話題を提供すればいいのにね
それもできず逆ギレwww
レベルが低い
退場するらしいしスルーでいいじゃん
良い女房の条件ってなんなんだろ?
一定レベルの容姿と教養に琴などの嗜みあとは何が必要?
忠誠心?
小侍従みたいなのは困る
話題にもなってない夕霧姫を出してくる時点で、中君ドリーマーだとわかるw
中君ドリーマー検索名詞として便利だ、夕霧姫
藤壺と王命婦、紫と少納言みたいな信頼関係のある主従はあまりいないのかな。
雲居の雁も、乳母にすら「んまぁ、お情けない!」と夕霧との仲を否定されてた。
源氏に言い含められてるのに髭黒を手引きした弁のおもとや、
小侍従みたいなスイーツ脳思考で柏木を引き入れて、主の貞操を脅かす侍女は最悪。
しかもこの二人の場合、脅かすどころか貞操が汚された。
主への忠誠心と思いやりかなあ。忠誠心が篤くても、他の女性を貶すような女房だと
結局はその主の欠点になるし。
藤壺と王命婦はちょっとなあ
>>763 コミュ力というか、社交性?
お客の接待や当意即妙のやり取りができるだけでなく
自分の人脈から得た情報を主人に伝えたり
後宮だと派閥争いに主人が負けることのないよう周囲に気を配ったり。
空気が読めて気配りができて人間関係の調整が得意で
そういうことを出しゃばりにならないようさりげなくこなせるのがいいんじゃないかな。
六条さんとこの、
名前忘れたけど源氏のお手つきになった人が出しゃばらず気もきいててよさげ。
末摘花と侍従の主従関係も微笑ましかった。
末摘花の恋バナが傍目にどんなに実現不可能に見えても微笑んで付き合ってあげて
しかもそれでお姫様ほど純真な方はいないと心から思える侍従、
なんていい人だろうと思った。
六条さんのとこは女房達が「うちのご主人様は素晴らしい!」と誇らしげで、
それでいて六条さんの躾のおかげか、出しゃばらない。
そんな女房ばかりだから、秋好が入内する時にそのままお付として御所に入っても
新弘徽殿女御に気圧されることなく、うまくやってたんだろうな。
冷泉と秋好さんは、表向きは年齢逆転の叔父と姪なんだけど実は従姉弟か。
冷泉と新弘徽殿女御は、表向きは、冷泉から見たら従兄の子、実ははとこ。
ややこしいけど、あの時代の皇室と権門はほぼ血縁ばかりだねえ。
花散里の、お姉さまの麗景殿女御さまの女房は…ちょっとな
自分達の主人の妹姫を「あのご器量じゃあ」と馬鹿にしてるのは頂けない
源氏から薬玉が来た時は痛快だった
明石は表向きはちい姫の女房としてちい姫入内に付き添ったんだけど
あの明石が女房たちのまとめ役として仕切ってんだから
ちい姫が内裏でときめくのも当然だわな。
趣味の高さは御所中の憧れの的です、て源氏が報告受けてたし。
>>772 あれは同じく腹たったw
そして言い返さない花散里にもそれを気遣う姉も仲良さげで好きだ
麗景殿女御は源氏が須磨に流される直前も妹に会うために屋敷に来た源氏をちゃんともてなしてたね
>>768 重要だよねコミュ力
名前忘れたけど源氏に末摘花を紹介した女房もなかなかやり手だと思った
>主婦たちのたまり場
そんなに主婦や正妻嫌いなのねwww
もうここまで来るとお可哀想にってレベルね
宇治十帖は後世別の著者によって書かれた説が有力
>>733 政治的敗北側は、何故かいつも火を着けられるんだよね。
敗者側の女房も、いつ付け火されるか不安で、大事なものを移したり、里に引き籠ったりしてたり。
八宮の邸も多分、須磨から戻り、復帰した源氏や冷泉側の息のかかった人たちの仕業なんだろう。
別に源氏や冷泉の指示では無いんだけどね。
>>778 下2行、矛盾してるよ。
源氏や冷泉の息のかかった人達の行動なのに、彼らの指示ではないのはおかしい。
信奉者が勝手にやったことと、「息のかかった人達」がやったことは違う。
そもそも、八の宮の邸を焼いたところで、源氏にも冷泉にも何のメリットもない。
>>775 源氏の乳姉妹の、たゆう?の命婦だったっけ
初めて読んだ時はまだ小学生だったんで原典読めてなかったから、
惟光以外にも乳母子がいるんだー、と思った
>>779 見せしめとか?
あと都から完全失脚させてまた担ぎ出されることがないようにするためとか?
>>781 源氏や冷泉側の子飼いは当然、右大臣朱雀時代は冷や飯食ったし、昇進も無く辛い思いしたからね。
その恨みが冷泉の廃太子を狙い、担がれた八宮にいっても仕方ない事でさ。
>>778 源氏のモデルになった源高明の西宮邸も速攻燃やされたからなw
>>772 >>774 あの辺はあくまであさきの創作ですぞ
ってか花散里との出会い自体、原典では語られてないのかな
うん、だから都落ちした源氏の二条邸が放火されなかったのは奇跡だよね。
>>784 よくわからんけど、放火したらこきでんさんの差し金だとバレバレだから
自重したか、朱雀兄ちゃんが必死で止めたんじゃなかろうか
治安も関係あるかなと思ったけど、ジャパネスクで三条にある内大臣邸が
放火されて全焼したからそれは別問題か
弘徽殿さんは直接指示しなくても、歓心買いたい人が勝手にやるんだわさ。
だから表面的には弘徽殿さんは紫を「お気の毒に」って言っててさ、腹の中では「源氏ザマー」でね。
道長時代は伊周や定子の邸が失脚後、即放火されたしね。
あさき=源氏物語と思っていると恥をかくよ
あさきは源氏をベースにした大和先生の少女漫画
創作やオリジナル解釈も入ってるのをお忘れなく
ここはあさきスレ
匂宮って恋人や夫には嫌だけど
弟にすると愛嬌や可愛いところもあっていいんじゃないかと思ってたんだが・・・・
飽きた女は姉のところへ放り出して女房にさせてんのか。
それは嫌かも。
ログ読んでるけどいきなりカマ言葉が増えたのはなぜ
放火ってむごいなあ
でも生活基盤失うと政治能力も衰えそう
>>790 弟なら凄く可愛いと思う。恋人・夫・友人として付き合う場合
魅力的で楽しくても、突然の倫理破綻にきっつい思いさせられそう
自分がある程度金・地位・権力を持っていれば可愛い馬鹿弟vですむと思う
でなかったら不祥事ばっかり起こしまくる愚弟以外何者でもないw
>>784 二条邸を失うと紫の上も須磨に行かざるをえないから(高明の愛宮の桃園みたいな
別の生活基盤ないし)創作便宜上の嘘だと思う
源氏は須磨に居る時も紫呼び寄せたくて仕方なかったけどそれやっちゃうと
明石の物語が成立しなくなっちゃうし
燃やされなかったのは、紫が兵部卿宮の姫君で父君健在だったからだろう一応
家も隣同士だし
源氏が都を離れてた時間は「約2年半」
数え年で26歳の春3月に京から須磨に引越し、
1年後の3月に須磨から明石に移動、
翌年28歳の7月に帰京の宣旨、
その年の秋に帰京、
十五夜には宮中にいることから戻ったのは8月
>>795 そう言う意味では一応役に立ってたのか・・・
兵部卿宮は関係ないだろう。
物語の都合だと思うよ。他にもたくさん物語の都合があるし
あの時代、一度火がついたら隣近所も巻き添えっぽいからなぁ
紫を守っている優秀な女房たちが、ボヤ程度で消火w
ちい姫は、「わたくしも何故か明石の姫と呼ばれて育ちましたの」と入内の時に言ってたが、
自分の年齢の親父の経歴を照らし合わせれば、「あら、わたくしはお父さまが明石に
いらっしゃる時に生まれたの?」とあっさりわかるのに…と思ってた。
紫が実母でないことは気付いていたけど、実母のことはどうでもいい感じだから、スルーしてたのかな。
ちぃちゃん本人がそういってるじゃない
「何故か明石の姫と〜」と、出生を知って「ではわたくしは明石で生まれた〜」の台詞で、
源氏が隠遁してた時期と自分の生まれた時期を考えたらすぐわかるだろ、と思ったのよ。
実母がどうでもいいから、出生についても気にしてなかったのかな?と思って。
源氏が明石に隠遁してたことも知らないんじゃないの?
箱入りのお姫様だし
深窓のお姫様ってのはそんなものだよ
わかってるようで何もわかっちゃいない
藤壺や夕霧みたいな目端が利く政治家タイプは例外中の例外で
でも平安時代って出火も多かったけど都盗賊の被害も多かったんだよね
大貴族の姫君が盗賊に連れ去られて身を落とした話とかいくらでもあるし
野犬に喰われた皇女様もいたし
入内当初の姫は頼り無かったよね。こんなんで后になれるのか怪しいくらい。
でも、後宮で揉まれながらも、明石が側にいてフォローしてくれるから、訳知りの分別のある貴婦人になった。
六条院にいた頃と違い、後宮は対人スキルが必要だから、明石みたいな賢い母が側に居るのは強みだよね。
そんなちい姫も、宇治では立派な政治家だよねw
薫と浮舟の関係まで把握してる
宇治編では、薫の出生を知っているのは夕霧だけだよね
冷泉院や中宮二人は薫を「六条院の子=つまり自分達の異母弟」として可愛がってるから、
この先、薫が夕霧の息子達の出世の妨げになったら、夕霧はその切り札を切るかもしれない
そう思うくらい、政治家さんになってるな
>>805 なんせ、内裏の庭に物乞いが入り込んで、后妃に物をねだるほどだし。
検非違使なんか、実際検挙率ゼロだし、近衛は更にお飾りだ。
だから有力貴族は邸の北面に武勇にたける猛者を集め、警護させてた。
いわゆる武士の全身だね。
金銭に余裕の無い、宮さまなんか格好の獲物だよね。
煌びやかな平安時代のイメージが・・・w
宇治のちーちゃんの貫禄っぷり
ちい姫は小学生の頃から宮中にいるんだぞ
そりゃ貫禄もつくわなw
>>805 空蝉も、昼間から盗賊に押し入られてたしね。
もし伊予の介が来てなかったら、小君は殺されちゃうのかな…とか
空蝉は強姦されたり拉致されてたのかなと思った。
どこかで紹介されてたんだけど、平安貴族のドロドロを描いた
「殴り合う貴族たち」って本が、汚い裏事情について詳しそうだった。
陰鬱な気分になりそうだから読まなかったけどw
>>807 匂宮のやらかしの責任に
親として心砕いてるのが良かった。
>>809 平安時代は後期だけじゃなく
全般的にやっぱり荒れてたのかな。
>>813 空蝉と強盗の話は大和先生の創作だけど、なかなか当時の雰囲気をつかんでるよね。
816 :
愛蔵版名無しさん:2013/05/12(日) 23:23:54.80 ID:lAd57rGd
末摘花のお屋敷は荒れ果てすぎて盗賊も寄り付かなさそう
>>816 なんせ牛飼いに放牧されてたくらいだからさ
匂宮のようなやんちゃ息子は母親から見たらかわいいのだろうね
宮中で才能を発揮する明石や、ちい姫と女一宮との母娘の交流がもっと見たかった
源氏をきっぱり拒否して、冴えないが誠実な夫を選んだ空蝉は賢かったと思う
匂宮に惹かれてズルズルした関係を続けた浮舟と比べると
>>819 それまでの伊予之介との関係もよかったんだろうね
年齢差はあるけど夫婦愛を育んできた
激しい男女の恋愛ではないけど心穏やかな日々だっただろうね
>>819 それ現代にも十分通じる。
若い頃は、一緒にいると生真面目で退屈な男性より、見た目も良く楽しい人に惹かれ勝ち。
でも仕事が続かなかったり、浮気っぽいからいづれは破綻するとかね。
駆け引き計算のできない、身分も心許ない若い娘
情なのか官能なのかもわからない泥沼にはまる浮舟の設定って
長編のトリを飾るに相応しいヒロインだと思う。
恐い話を一つすると「神隠し」ってあるっしょ?
子供が連れ去られてどっかに消えてしまうという話
あれの真実は村人や親共犯による「口減らし」や「生贄」
貧しくて食べていけないから子供を殺しちゃったり埋めちゃったり生贄に捧げたりする
>>813 「殴りあう貴族たち」読んだけどそんな陰惨な話じゃないよ
確かに大貴族は勝手で好き放題しているけれど
読みやすい文章で、冷静に説明しているよ
>「殴りあう貴族たち」
ドラマ化して欲しいw
是非地上波で
>819
2人の男ときっぱり手を切った浮舟の潔さが好きだな。
伊予介は空蝉にとって都合のいい夫てかんじだし、源氏は伊予介を馬鹿にしてたし、空蝉も没落しなければ身分の低い爺さんに嫁がなかったのにと思ってる節があったから可哀想だった。
>>826 没落しなければ身分低い男に嫁がない・・・は当時の姫君には当然の感情だからなんとも思わなかった
源氏にはすごく腹が立った
空蝉が2回目を拒否したのはすごくよかった
あれは夫への愛情込だと思ったよ
>>826 どこがきっぱり手を切れてるの?
グダグダしてどちらも拒めず結局身を投げただけじゃん
空蝉は夫に感謝もしてるし、家族としての愛情も持ってるよ
だからこそ2回目は自分の意志で拒んだ
体は拒んでも心がね…
結局空蝉も源氏に惹かれてたし挙げ句世話になっちゃうし
あさきでの話ね!
体も心も拒めなかった浮舟なんて最低じゃない
しかも家まで用意して自分の世話してくれる薫を裏切るって最低な行為だと思うよ
老後に世話になったのは義理息子が言い寄ったからでしょ
その頃には出家して源氏と関係することもないし問題ない
空蝉はちょっと置いといて
浮舟も、囲われるだけでいいのだったらいくらでも薫とやり直せた筈
浮舟は最後にどちらにも会わないと言っている。薫が来ても人違いだと言って拒否した。
激しい恋に2人の男受け入れる浮舟は問題なしで、人妻の空蝉がNGってこの人例の人でしょw
あさきの話!って書き方もいやらしいしさ
体を拒んで心がダメというなら浮舟なんて最悪ね
大好きな中君だって生活のためになんとも思っていない薫を近づけて宮に嫉妬させるとか人の心弄んだり最低ね
浮舟は自分の心の弱さ、頼るところのない事情から2人を拒み通せなかったね
頼る実家もなくまた自分のいたらなさから結果としてそうなったことを嘆いてる
そしてどちらも選べない弱さから身を投げた
それが助かってからは誰も拒み通してやっと自分の行き方を見つけ貫いた感じ
2人との関係がなかったらあそこまでの境地にはならなかっただろうね
>>833 いやそこまで熱い気持ちでどうこう言ってる人いるように見えないけど
自分831だけど空蝉にそこまで興味無い。あさきの空蝉話は好き
少なくとも、浮舟がただ不自由なく暮らしたいだけの女だったら
修羅場の後でも普通に囲われる道を選ぶと思う
>>836 横からだけどあさきの浮舟は対等に愛されたかったと言ってるよ
そこは正直高望みしすぎだろうと思った
そう言う意味でも行き場がなくてああいった行動に出たんだと思った
姉の中君ようになりたかったんだろうけどスペックが違いすぎる
>>837 浮舟の望みは人として対等に向き合う事
この重要性と難しさがずっと紫のターンで描かれてきたのだから
根源的なテーマだよ
旦那への確たる愛もなく囲われる姉の姿は浮舟の望みの対極にある
いつもの人と一昨日の暑かった人は別人じゃね
浮舟より空蝉の方が燃えるな
若い娘が盛りの過ぎた中年にエッチなことされる
浮舟が相手が適当でつまらん
浮舟は追い詰められすぎて返って拒否できる状況になったし、勇気も出たというのもあるから
ただ単純に他のキャラと比較しても仕方がないのでは
浮舟の場合、匂宮とあやまちを犯すことがあれば親子の縁を切るとまで
実母から宣言されちゃってるからね。
頼れる筋でもないのに、腹違いの姉である中の君にすがったのに
匂宮の異常性欲のせいで不幸のどん底に。
でも、何事も厳しく減点評価で見る薫に査定されてる気分でいただろうから
あっけらかんと直情タイプの匂に惹かれる気持ちはなんとなく理解できる。
腹違いの姉兼恩人でもある人の夫でも、拒むということはできなかったけど
苦悩のあまり死を選ぶ→出家して再生、2人を断ち切る選択が生きてくるんだよね。
浮舟のラストはかっこいいと思う
選択の自由があるのなら、私はどちらも選ばないってことだよね
人形人生を受け入れさえすれば
特別苦労のない囲われ者に戻ればいいだけだったんだし。
あの時代の身よりなき娘に違う人生を選ばせるって結構凄いかも。
例の御方らしき人が浮舟を敵視するのはやぱ最愛の中君の亭主を寝とった女だから?
>>845 暴れる理由にそういう情緒があるようには思えないので
要は格付けが大事なんでは
でもヒロイン格としての浮舟を語ってる時に
そのヒロイン認識にまで横槍入れられるとしたらちと面倒です
浮舟のラスト最後は誰も選ばない、男たちの用意した男たちの考える安穏とした人生捨てて我が道を行くのはすごいと思った
男だけでなく母や兄妹人生そのもの全部投げ出して出家
母親や乳母の期待が大きいだけに大変な思いしたよね
そう言う意味では自分とは同じ苦労をさせまいとして浮舟母も道を間違えたね
連れ子がいての再婚て、今でも難しいよね。
真木柱は先妻と、今の夫との子供、尚かつ蛍宮との連れ子もいた再婚だが、上手に間を取り持って、平和に暮らしてた。
やはり、真木柱の性格の良さと夫の理解かな。
今も難しいのは確かだけど浮舟母の場合同じ自分が生んだ子なのに他の子供と浮舟に差をつけすぎた
なにより八の宮を恨みつつも夫と比較して夫を落としてる
そんなことが続けば常陸介だって面白くないだろうし他の実子だけが大事になっていくよね
常陸殿も、本心では八宮を情の無いと思い、夫を武骨者だが実のある人と認めてるんだけどね。
宮家の血筋と、やたら高望みする妻と、それに張り合う感じで常陸介も意地を張っちゃうよね。
その点、真木柱は実子も継子も、みんな幸せになって欲しい感じの人だからね。
貴族社会の冷たさや厳しさはさんざん見てきたはずなのにね
自分自身北の方の姪とは言え女房扱い
お手つきになって妊娠してもそのまま北の方になれるでもなく屋敷を追われてさすらって辛い思いしたのに
娘には高貴な方との縁を望んだあまり娘を追い詰めちゃったね
浮舟に大君中君くらいの最高級の教養があれば、薫にも見下されず違う人生になった気もする
しかし、特に欠点の無い充分優れた正妻にすら不満を抱き女一宮の真似をさせたりする薫を見ると
やはり教養の欠けた浮舟だけでなく、薫の性格にも問題があったのだろう
>>843 同意
最後に人間としての意地とプライドを見せた
>>852 その辺り、ないものねだりするとこなんか父親の柏木そっくり。
出家の道を探そうとしてたのに、大君と浮舟に捉われていく辺りは
真面目一辺倒だった薫が変わっていく過程で面白い。
浮舟も機転を利かせて、利発な様子を見せて薫を惹き付けるところなんかも
男女の機微が窺えて好きだな〜。
>>852 身分(後ろ盾)に欠けた紫と人格に欠けた源氏
それを再踏襲しつつアレンジして、身分(教養など)に欠けた浮舟、人格(思いやり)に欠けた薫だと思ってた
本編で夕霧が「父上はそれぞれの女人を最高の形で愛しておられた」とやってたけど、
どこが?と思う
紫を最後まで苦しませて悩ませてたじゃないか
死の間際で、紫はやっぱり源氏を愛していると再認識したが、もうすぐ死ぬ身でそんなこと認識しても
つらいだけでかわいそうだった
いやいや、源氏の男は無いものねだりばかりじゃん。
源氏なんか、その最たるもんですよ。
源氏物語の登場人物はみんな源氏に大甘だからなあ
こきでんさまは厳しかったけど、六条さんすら「愛ゆえに」だし
源氏が作中で誰かに厳しめのことを言われたのは、六条さんを疎かにして
桐壺帝に「並の思い人同様に扱ってよい人ではない」と叱られた時くらい?
朧月夜を取られた朱雀が源氏に甘いなんて普通有り得ない
>>858 朱雀兄さんは、桐壺父さんに次いで源氏に甘いから…
朧月夜に「私の弟が、あんなにも美しく魅力的であることを」と、弟自慢している。
小さい頃から「二の宮様に比べて一の宮様は」と比較され続けてきたのだろうに、
何て出来た人だろうと思う。
そして源氏マンセーで男を見る目がないから、最愛の娘をよりによって源氏に嫁がせた。
その姫が源氏に唯一止めを刺せたってのが皮肉だ
式部は朱雀に「自分が女だったら姉弟とはいえただではすまなかったろう」
のようなセリフを吐かせているので、源氏マンセーもここに極まれりだなw
>>848 とにかく紅梅がかっこよすぎる
真木柱はいい人と巡り会えたんだなーと心底ほのぼの
>>859 源氏は二の宮と呼称されたことはないんだよね若宮はあるけど
朧月夜に関しては朱雀よりも源氏の方が付き合い長いからなんとも
尚侍も建前は女官で、玉鬘の時もその二重制度に付け込もうとしたら髭黒がw
>>864 あさきでは、「二の宮様の袴着は一の宮様より盛大だった」とあるから
二の宮様だよ
紅梅は童顔なオッサン
おねショタが最も人類普遍的なテーマなんだよね
藤壺と源氏もおねショタ
>>830 源氏は、尼になった空蝉を、手は一切出さずに生活の面倒だけ見ていたが、
薫は、尼になった浮舟を、手は一切出さずに生活の面倒みようなんて思ってないでしょ。
あくまでも妾か愛人として引き取りたいのであって。
ご奉仕もせずに生活だけ見てもらうってむしろずうずうしい気がするなあ、空蝉
だからラストで男に生活の面倒を見させないヒロイン浮舟を出して、どんな女(人達)でも他者に惑わされない確かな生き方、可能性を見せたんだろうね。
空蝉が「面倒見てくれ」って言ったわけでもないし。
ご奉仕なしで生活見てもらってるのは、末摘花も同じでしょ。
末摘花は源氏に「真心と純潔」を捧げている正真正銘の妻だからねぇ。式部は女の心の正しさを指摘してる。けれど源氏の意志で抱かないだけ。(苦笑)
空蝉は源氏なしで独立できたの?ほんとなんで作者は源氏に空蝉の面倒見させたんだろうね?
二度目拒否したなら拒否したまま、それで終わっておけばいいのにね
なんか関係持ったのは面倒みるって、源氏の美談にさせられたっていうか
>>872 やっぱり、よく言われてるように、空蝉って作者の投影キャラなのかね
>>873 あさき読者は軒並み源氏が嫌いで、大和さん自身、紫上を後半の主人公にして源氏は悪役だけど
当の紫式部は源氏を悪役にする気もなければ、源氏が嫌いでもなかったんじゃないの?
色男たるもの、関係した女を最後まで見捨てず面倒見ろ、という手本を示したというか…
>>875 私は光る君時代の源氏は好きだ
ひたすらに可愛かった
>>875 あの時代だからそう言う意味が込められてると思うよ
平安の時代には源氏はすごくいい男だったのかもね
手をつけた女が困っていれば助けてやり一度ちぎれば最後まで面倒は見る
でも源氏は嫌いだw
>>876 藤壺に一方的な純愛をささげる光君時代は、大和さんも源氏を悪役にする気なかったと思うのよ。
紫上との結婚あたりまでは一応、藤壺を追い求めるが故の高貴な六条との恋愛、葵との不仲を癒す優しい女・夕顔との恋愛、
最愛の人藤壺との密通不義、そして藤壺生き写しの生涯の妻紫との出会い、結婚…
そこで紫が「生涯、私以外の人はだめよ?」と源氏と約束する話を入れてしまってから源氏はひたすら悪役路線…
昭和までは結婚前の娘さんが純潔じゃなくなると傷物て呼ばれて、相手の男は責任とってたんだよね。で力ある男には女が寄って来るし、手をつけたら責任とるのが当たり前だった。だから2号さんていたんだよね。
内心囲われるのは恥ずかしいて思う女の人は今も昔も大半だろうし、女はやっぱり世間に認められた正妻が一番て思うんだろうけどね。
そんでも源氏みたいな男が昔はいい男だったのかもね。最後まで面倒見てくれるから。
光る君時代の源氏はマジ天使なくらい可愛い。
そりゃ桐壺帝も溺愛しますよねーと同意する。
角髪結いしてるのが、また可愛くて。あさきだと幼い感じがよく出てるから更に可愛くて。
藤壺の宮は14歳にしては大人びてたけども。
源氏は関係を持った女は見捨てない
また、源氏の妻達もずっと一緒にいたいと思わせるだけの美点の持ち主
末摘花を含めてね
源氏は悪役ではないと思う
ただ玉鬘にベタベタしたり冷泉と共有したいと考え出す頃からは腹黒オヤジ気味になってくる
いい男、いい夫、いい父親
いい女、いい妻、いい母親
すべて条件が違うってことに気付いた方がいい
3つ兼ね備えた人は皆無
当時は一夫多妻だったが、ある程度の年齢行くと正妻と共住みして、他の妻に寄り付かなくなるんだよね。
老いて体力的にも、精神的にもキツくなって、一ヶ所、若しくは二ヶ所くらいに。
道綱の母も、晩年は兼家と切れてたみたいだし。兼家は時姫と一緒に住んでたようだし。
トップの男がこれだから、関わった女を、一生面倒見てくれる男や夫って、本当に理想的だったんじゃないかな。
>>884 頭中将なんかも、あんなに仲悪かった正妻と、すっかり良い夫婦になってたよねw
まあ仲悪くても、子供だけは作ってたけど
>>882 40過ぎても朧月夜とサカってたのは正直に言うとキモかった
朱雀もいい年齢して秋好欲しがってたし男はどうしようもないね
朱雀ってその頃そんなに年じゃないだろ
秋好と明石が同じ年だから、朱雀と秋好の方が、冷泉と秋好よりも
年齢的につりあう
>>875 嫌いってより、愚かな点を綿密に語れるいい主人公だと思うw
>>879 一文目はそういう雰囲気あっただろうなと思うけど、二文目の
>で力ある男には女が寄って来るし、
こういうハニトラ女自体が日本の貞節観から外れてて
「傷物化」を恐れるお嬢さん方の間に存在したとは思えないな
閉塞的なド田舎か、在日女性にならいたかも
>>888 言われてみればその通り
朱雀は「自分が女だったら異母弟の源氏とヤバかったかも」などと
爆弾発言かましてたけど、源氏の占い結果からいくと
源氏がもし女だったら、異母兄の朱雀帝が本気になっちゃって
色んな意味で思いっきり傾国だったんだろうなと思った
源氏をやっかんで、何かと潰しにかかるタイプじゃない所に
朱雀兄さんのお生まれの良さとお品の宜しさが伺われて好きなんだが、だいぶ変だよねw
でも、あさきに悪者っていなかった気がする。対立はあるけど。右大臣一族も結構好きだ
>>884 源氏は正妻に落ち着かない男だなと思ったら、
夕霧も中年になって浮気騒ぎを起こし、朱雀までも女官の朧月夜が最愛
中途半端な人が多い
竹河の冷泉なんて・・・
何がしたかったのか
皇子が出来たのは良かったが
>>884 兼家(藤原道長のお父さんね)のところは微妙。
「大鏡」では兼家は3人の妻を持っていた、と書いていて時姫と道綱母と対の御方の妻3人に差をつけていない
(3人とも受領階級の娘で(源氏物語でいうと明石上相当)出身身分に大差なし)
時姫が晩年、その子らを連れて兼家の本宅である東三条第に住めたらしいのは時姫の娘超子が冷泉天皇の女御となり、
東三条第が女御の里第に定められたので、超子の母親や同母兄弟も同行したためらしい
(娘が天皇の女御になったために、時姫は正室待遇を得ることができた)。
兼家の問答無用の正室だったのは、村上天皇の皇女・保子内親王。
時姫死後、孫の一条天皇の摂政になった兼家は、摂関にふさわしい正室が必要ですと言われて周囲に乗せられ、
高貴な内親王を正室に迎えた。このとき兼家50代後半、保子内親王30代後半。
しかし2人の仲は上手くいかず、1年ちょっとで保子内親王が捨てられる形で離婚してしまった。
兼家の晩年は、長女超子の女房であった大輔と添い遂げ、大輔は女房出身ながら
あたかも北の方のようだということで権北の方と呼ばれていたらしい。
>>892 朱雀は中宮が決まらなかったから、まあ仕方ないけどね。
源氏は、心情的には紫に決まってたんだが、紫には女三宮の存在が苦痛過ぎたね。
紫が、源氏の愛も妻の座も上位を許さない性質だから(完璧主義なんだな)本人が病んでいくだけで、
こういう人は源氏や匂みたいな人と結婚しちゃいけないね。
でも紫の育てた匂が、なんであんなふうに育ったやら。
紫は本人の性質どうこうよりも、源氏以外に頼れる存在が無かったのがきついよ
実子無し、実家無し、出家したくても自分だけの意思じゃ無理、
でどんどん追い詰められて行った
>源氏は、心情的には紫に決まってたんだが
結果的にはそうなんだけど、琴の練習でどんどん仲良くなってく
源氏と女三宮を目の当たりにしたら、不安になるよ
ある意味朱雀さんにとって源氏が最愛かもしれんのが恐ろしい。源氏が男でよかったな。女ならマジで傾国かも。
桐壷さんを溺れさせた更衣がある意味女キャラ中で最強かな?
>>897 実子なし、実家なし、出家せず、というのは他の源氏の女性たち(花散里や末摘花)
にも言えることで(花散里には仲の良い姉が、末摘花には仲の良い兄がいた点では紫よりややマシだが)…
六条院の女主人として誰もが羨む栄華を誇っていたのに転落し、それを
継母の兵部卿宮(このころは式部卿宮)正室が笑っているだろうというのを紫が気に病んでいるね。
源氏の他の女性たちが紫の転落に同情してくるのもわずらわしく耐えられないとか。
栄華→転落、これに紫が耐えられなかった。
>>898 この時代は男なのに女にしたいような美貌が是だから
源氏も藤壺の兄・兵部卿宮に対して女にしたい美しさと言っているんだよ
>>899 花散里や末摘花は大人になってから源氏と結ばれてるから
源氏がすべてという訳じゃなかった
子供はいるけど中君なんかも、精神的に匂宮がすべてじゃない
旦那に対して、ある程度醒めて割り切ってる
紫は子供の時から源氏に育てられて、源氏がすべてになってたから
きついだろう
>>901 図柄的にあさきで紫だけが子供そのものに描かれ過ぎているというのはあるけど
紫10歳で源氏に引き取られる、明石姫君12歳で今上に嫁ぐ、女三宮13歳で源氏と結婚する…
年齢的にはそれほど大差ないんだよね
紫は晩年(といっても30代だが)の転落がつらかったんだろうと思う
葵が生きていれば紫は源氏の愛人か何かで終わっただろうし
源氏が後ろ盾のない紫を厚遇しすぎ、紫がそれを当然だと思ったことに
紫の後年の悲劇がある
>源氏が後ろ盾のない紫を厚遇しすぎ、紫がそれを当然だと思ったことに
>紫の後年の悲劇がある
紫は藤壺の身代わりだからね
源氏は紫を藤壺のような最高に高貴な女性に育てようとした
だから「同じ藤壺の姪なら、親王の庶子よりも、内親王の方がもっと良くね?」
と魔が差したのが、源氏と紫の悲劇につながった
前のほうに、源氏が格下妻しか娶らないという叩きがあったけど、
それって藤壺のゆかりを愛でたい源氏の意志の表れでもあって。
源氏は、藤壺のゆかりである紫より格上の妻をわざと長年作らなかった。
そのためにはあれほど魅力的な朧月夜との結婚も断ったし、
紫と出会う前から長年求婚し続けていた朝顔にも無理を通さなかった。
源氏は藤壺のゆかりのためならば、父は朱雀院、兄弟は今上という
後ろ盾ありまくりの内親王でも娶ったのだから、何も格上妻が嫌だったわけでもあるまい。
>>904 源氏は紫のために格上妻を娶らなかったっていうより、
身分の高いめんどくさい舅がいやで、後見の強い妻を娶らなかった感じ
>そのためにはあれほど魅力的な朧月夜との結婚も断ったし、
源氏はそれ程朧月夜を愛してなかった。
朝顔に求婚したのも朝顔の父宮の死後だしね
玉鬘のことはかなり本気になってたけど、頭中将が舅になるのが
面倒くさすぎて、正式な妻にするのは避けた
ずっと面倒くさい舅を避けてたのに、藤壺の姪の内親王ブランドに
ひかれて、究極に面倒くさい院&今上の舅小舅に関係することに
なった源氏はアホだw
>>905 朧月夜との結婚話が出た時、源氏は紫と新婚で浮かれていて断っている。
逆に紫の存在がなく、源氏は葵の死後、完全フリーだったらどうだろう?
朧月夜との結婚の障害は何もなく、受けていただろう。
朝顔への求婚は「雨夜の品定め」に出てくる源氏17歳の頃からで、
22歳頃にも葵祭の勅使に選ばれた源氏を見物に来ていた式部卿宮が見て
長年お前に求婚しているのはあの男か、いい男ではないか、と朝顔に勧めている。
源氏はうるさい舅が嫌で式部卿宮が死ぬのを待って朝顔に求婚しているわけじゃない。
906の続き
玉鬘に源氏が本気になっていた(玉鬘も源氏が好きだった)というのは「あさき」に出てくる話だが、
頭中将が舅になるのは嫌なので源氏の意思で妻にはしなかったなんていう内容は出てきたっけ?
原作では源氏は玉鬘にまんざらではないもののあくまでも当時の理想の男にふさわしく
秋好ともども養女には絶対に手を出さない(よこしまな心は押さえ切る)話になっている。
紫だって何も、舅がいない都合のいい女だったので源氏が妻にしたわけじゃない。
源氏は紫との結婚をその父・兵部卿宮にも報告しているし、須磨に行っている間
兵部卿宮が紫と縁を切って面倒をみなかったことを源氏が怒っている。
>906
受けたかな?
こればかりは想像だけど源氏は朧月夜とはあの曖昧な関係のままだと自分は思う
あと、朝顔に勧めたからいい舅というわけではないと思うよ
>>900 女性的な美に傾倒した時代だもんね。しかしまじカオス
>>902 人と人(の魂)が対等に向き合えない現実と
それによって誰の上にも永遠に続く孤独というものに気付いてしまってるのが
紫の懊悩の核心だと思う。何か他に気持ちの逃げ道が存在したとしても、
紫はそれによって心をごまかす自分を見つめ続けた気がするなー
>>906 >朧月夜との結婚話が出た時、源氏は紫と新婚で浮かれていて断っている
だから源氏は朧月夜をそれほど愛してないということ
朧月夜との結婚は、紫の存在よりも、藤壺vs弘徽殿・右大臣の
パワーバランスが大きく関係するから、受けなかったんじゃないの?
源氏が右大臣サイドに取り込まれたと世間に思われる
朝顔への求婚が本格的になったのは、式部卿宮の死後
それまではちょっかいかけてる程度
スリルを楽しむ関係でこそ燃えるんじゃないの>朧
戦友みたいな
>>910 だから、源氏は藤壺のゆかりである紫以上には朧月夜を愛していないということでしょ。
紫の上に置くほどのこともないから結婚を断った。
当時の現帝は朱雀帝であり、その姪と源氏が結婚することは冷泉を守る意味でもそれなりに意味があったことだと思う。
朧月夜と結婚していれば源氏の須磨流しはまずない(これで冷泉・藤壺はあわや廃太子という苦境に立たされた)
>>910 式部卿宮存命中は、源氏は朝顔との結婚の意思が一切ないのに、
ちょっかいかけてたというなら、逆に式部卿宮が激怒するでしょうw
源氏はずっと朝顔に求婚していたのに、式部卿宮や女五の宮が、姉妹である大宮を憚って
大宮の娘である葵の存命中は朝顔と源氏の結婚を推進できなかったと書いてあるでしょ。
葵が死んだ直後、朝顔は斎院で、その後、父の死の喪のために斎院を降りた。
源氏は邪魔な式部卿宮が死んだから朝顔に求婚したわけじゃない。
葵が死んで朝顔が斎院を辞したのがたまたま式部卿死後だった。
>>912 紫が一番なのはわかったからw
見方を変えれば結婚もせず他の男と通じてもなお続いた源氏と朧月夜の関係は紫と源氏より絆が深いかもよw
結婚してなくても朱雀の退位後まで続いたしね
結婚したか、面倒をみたかだけでは愛情の深さは計れないね
なんだっていいんだが、誰それ一番とかいう話じゃなくて
それぞれに特別な関係性があるって話じゃないんか
>>915 女三宮降嫁で紫ショック受けてるのに、朧月夜と通じるとかね
源氏ってえげつないって思ったわw
>>914 朧月夜を愛していないから源氏が結婚を断ったということに対する反論。
朧月夜が朱雀と源氏の二股かける話が有名すぎるけど、
結婚話が出た時点では朧月夜は源氏に処女を奪われたまままだほかの男を知らない状態だった。
朧月夜は源氏からすると兄帝の愛する女を奪う遊びみたいなもんだよ
軽い女という軽視込み
>>919 源氏が朧月夜と最初に関係したのは朱雀のモノになる前(朧月夜は処女だった)
弘徽殿の妹たちの誰かだろうと思っただけで誰かは分からない状態だった
源氏が朱雀の愛する所有物を奪いたいなら正式な妃である女御・更衣を犯すでしょ
尚侍は女官であって妃じゃないし
>>909 紫が女一宮を可愛がって気を紛らせているような場面はあったね
中宮腹親王や内親王を祖母として養育できるのは大変な名誉であろうに、紫はそこに逃げ込まない
ヒロインとして女や人間の生き方を追求する姿が高潔だね
ただ単にかわいがっただけでしつけは一切しなかったのだろうなあ
それは他の役割だと思って
女一宮はともかくとして
匂はあの素晴らしいおばあさまに愛されるのは自分が特別な存在なのです、と勘違いしたんだろう
>>920 朧月夜との一夜の後すぐに入内間近の姫だろうと推測できているのだが
あえて危険な関係を面白がって継続している
この二人はお互い遊びと割り切ったサッパリした関係だね
>>923 一時は朧月夜は源氏の正室になることを望み、右大臣も源氏に申し入れているのだから
朧月夜は危険な関係が面白いから源氏との関係継続してたわけじゃないでしょ
須磨流しの一件ではさすがに源氏も懲り、朧月夜との関係はいったん終止した
次に源氏と朧月夜が再開するのは朱雀院が出家し朧月夜が完全フリーになった後
>>921 実子を持たない紫が明石女御の養母になれたり女一宮・匂宮の祖母になれるのは
ある意味源氏のお蔭だが、源氏を責めてばっかりのあさきの紫はあまり好きじゃない
女三宮の幼稚さを見てこの程度の姫宮にこの私が一の人の座を奪われるなんて、と恨む紫だが
もし女三宮が身分、若さ、収入(紫は無収入だが女三宮は二品宮としての御封に朱雀院からの遺産あり)ばかりでなく
頭脳まで良い源氏の完璧な正室だったらどうするつもりだったのだろう
>>923 朧月夜が望んだって描写あったっけ?
断られたときは泣いたとあったけどその後すぐさばさばとしてる
>>925 そこが紫の驕りだよね
「私が誰かの下になるなんて」って時は身分を考えろと思った
女三宮降嫁はそれにたいする因果応報だと思う
紫は心の中でいろいろ悩んでいるだけで、表面上は女三宮を立て
源氏や明石をも気遣い無難に対処している
そんな様子に夕霧が「天下一の女人よ」と称賛しているくらい
>>926 泣いたんだから望んでたんでしょう
「あさき」の朧月夜はその後に、私と源氏は同類、源氏がいろんな女性と恋愛を楽しみたいのと同じように
私もいろんな男と恋愛を楽しみたいから、一人の男の妻にはなりたくないわ、と言わせてるけどね
原作だと源氏は朧月夜の処女を奪っておいて責任取らないなんて…って感じだけど
>>925 完璧なのが来たなら出家隠居もし易かったんでないの?
あの段階で源氏に対し心が凍ってるし
まあ出家は世間体気にして源氏がやっぱり阻止したかなあ
女三宮の実像が云々というのは
紫の物思いに一情報として否応なしに絡んできてるだけで、
たとえどんな女君であっても自分は辛いだろうと自覚してると思うよ
>>929 断られて泣くと、自ら正妻になりたいと望は全く別の感情だよ
女三宮が降嫁するときも、女房達が紫は自分より身分が高い人が来て大丈夫か
心配したり、明石や花散里もいろいろ我慢していたんじゃないかと思わせる場面
があるから紫一人が気遣っていたわけじゃない
>>931 葵が死んだあと、右大臣が弘徽殿大后に源氏と朧月夜の結婚について相談して
「六の君の事を思えばやはりそうしたほうが…」と言っているよ
朧月夜が望んでいたからこそ右大臣は娘の幸せのために
源氏に頭下げて結婚を申し入れたんでしょうよ
>>932 紫も明石や花散里のことを気遣っているけど、二人もずいぶん我慢しているよね
二人が我慢強い人たちでよかった。
>>929 結婚を断られて泣いた朧月夜は、かなり源氏に本気だったのかもしれないな
体の関係は続けるが結婚は断られるんじゃ酷い扱われ方だし
しかも新婚の紫に夢中だからという理由を女房たちから聞いたりしたら悔しかっただろうしね
あさきでは朧月夜も安定した恋愛はつまらないと思ってるから
源氏と結婚できてたらかえって不仲になりそう
源氏が寄り付かない間に男入れちゃうとかねw
>>933 なんでそんなに朧月夜<<<紫に持って行きたがるの?
右大臣は親心で気を回しただけかもよ?
それぞれ素晴らしい女君で優劣を無理に付けなくてもいいのに
>>937 持っていきたがるんじゃなくて、そういうストーリーだから仕方ないでしょう?
田辺さんも紫との結婚当初は、源氏は最愛の藤壺のそばである内裏に居る時ですら
新婚の紫の事が気になってそわそわするほどに浮かれており、一時期他の女は目に入らなくなり、
朧月夜との結婚を断ったと言っている。
素晴らしい女君であるかどうかと、源氏からの寵愛の篤さは無関係。
おたくは、花散里より紫のほうが、末摘花より紫のほうが、女三宮より紫のほうが、
源氏からの寵愛が篤かったことにもいちいち「それぞれ素晴らしい女君なのだから、
妻同士で源氏からの寵愛に優劣付けるな!」文句言うの?
>>937>>919 逆に源氏との結婚話が出た頃の朧月夜は源氏以外の男を一人も知らない女性だったのに
源氏は処女の朧月夜がすでに浮気性で軽い女であること知っており結婚せずに遊び用にしたというほうが矛盾する。
朧月夜は親が決めた朱雀帝以外には自分で愛した源氏しか関係を持っていない。
朱雀院自身「あなたが本当に好きなのは源氏なのだろうね。でも源氏は私ほどにはあなたのことを
大事にはしてくれないよ(源氏はあなたとの結婚を断ったではないか)?」と言っている。
>>935 別に源氏を愛してようが愛してなかろうが
傷物にされたた上に右大臣家の后がねの姫が袖にされたとなれば
お姫様のプライド的に泣きたくなるんでない?
世間であれこれ言われるだろうし・・・
あの結構な歳まで入内せずいて、源氏と出来ちゃったわけだけど
ほんとなら12歳とかで東宮に入内させてるよね・・・・
世間であれこれ言われて肩身が狭いってのはあるかもね
紫上も女三宮降嫁のあたりで継母はじめ世間様の噂が煩わしいと結構傷ついているし
>>939 入内が決まっているのに、源氏からの誘いにまんざらでも無い様子で乗って二股状態を続けていたから
当時の姫にしては軽いんじゃね?晩年源氏と再会した時もすぐ誘いに乗る女とか言われてたっけ
現代ならこの程度で軽いとは言われないとは思うが
鳥羽院が15の時に待賢門院が入内して、白河院が崩御してから叔父子と嫌った崇徳院を退位させ、美福門院腹の近衛天皇を即位させたのは有名だよね。
待賢門院個人を嫌いではなかったかもしんないけど屈辱だったろうね。史実はもっとドロドロしてたね。
朱雀さんは当時の鳥羽院と違って大人で何も知らないわけではないから朧月夜に優しくできたと思うけど、朱雀さんが大人しいからってやりたい放題の源氏は頂けなかったね。
孫に愛人押し付けた白河院はもっと凄いけど。
>>943 源氏にだけは言われたくないって感じだな
>>938 田辺さんとかそういうのどうでもいいから
例の御方じゃないの?
しつこすぎるもん
>>938 てか、紫を大切にしたいから朧月夜との結婚を断ったというのは原文に書かれているね
六条の件でさすがの源氏も懲りた
朧月夜も源氏と結婚しなくて正解だっただろうね
原文はそうでもあさきでは明言されてないからなぁ
いっそ源氏が一応申し入れたけど断られたの方が面白かったw
あの二人は結婚に縛られない方が楽しい関係なんだろうね
朧月夜は帝の寵愛を受けながらその弟君と密かに逢瀬を楽しむ
源氏は兄の寵姫を寝取る
紫と結婚後もこの関係が続いて須磨に流れたんだから紫が不憫で仕方ない
朧月夜と源氏の関係面白いよね
女三宮の御降嫁決定後は源氏は紫の非難を避けるために朧月夜に逃げてるようにも見えた
源氏から見て責任を取る必要のある相手でなく情熱をぶつけられるのがいいのかな?
>>936 同意。それに、結婚前提の恋愛ばかりでは好色家の名がすたるとも思う
>紫の非難を避けるために朧月夜に逃げてる
これもあるだろうし、同時に、心の壊れた紫が遂に曖昧な笑いで源氏をスルーするようになってしまって
まともに向き合ってもらえない寂しさのあまり、紫に怒ってほしくてわざと朧と浮名流してたとかいう解釈もあった
源氏も自責と後悔に駆られてヤケになってんだな
最低なのは、紫が気を使って初めて女三宮のとこに挨拶に行った夜も、
源氏は朧月夜に会いに行ってる
……紫が出家したくなるのも無理は無いな
朧とは、おそらく唯一ワルのお顔も見せ合える(共犯)関係なので
誰かとの比較っつー次元には無いんでしょうな
どうしても紫>>>>>朧にしたい人がいるんですよ
>>955 だって源氏の中では、藤壺が最高なんだから、藤壺の身代わりの
紫は他の女性より上だろう
あくまで源氏の好みの話だよ
>>955 このひとって言い訳しながらも最終的には紫至上に持って行きたがるよね
話が面白くなくなって迷惑だわ
現実でもこんなふうに空気読めず孤立してるんだろうね
藤壺に相手にされなかった時もヤケになって朧月夜のところに行ってた
紫上と女三宮の間でバツが悪くっての現実逃避だろうね
自らが招いたことなのに
>>955 どうしても朧月夜は不貞女だから源氏の妻になれなかったと
ごねている人がいるんでしょう?
藤壺のゆかりが源氏最愛の人であるというストーリーを否定してまで朧月夜叩きをする
>>957 孤立しているのはあ・な・た
朧月夜の不貞書き込みをしているのはあなた一人で迷惑
紫が源氏の最上の人だという書き込みは複数の人が書いていますよ
>>959 最愛は紫で依存ないけどそう噛み付くように物を言うのやめなよ
言われた本人でなくても見てて不快
源氏が一番愛してたのは紫だったね。
あさきでも最後は自覚して後悔してた。遅かったけど。
でもどの女君もそれぞれ源氏が愛したり・大事にする理由があるので無理に優劣つけて、
不当に相手を落とさなくてもいいと思うけどね。
源氏は紫にはない朧月夜の激しさや思いのままにならない部分に惹かれたんだしさ。
>>913 >式部卿宮や女五の宮が、姉妹である大宮を憚って大宮の娘である葵の存命中は朝顔と源氏の結婚を推進できなかったと書いてあるでしょ。
どこに書いてあるのそれ?
そういや女五の宮って式部卿宮と同母兄妹なのかなーそうでないと桃園に居た理由が説明出来ない気が
桐壺院と大宮が同母兄妹なのは確実なのだが
950いないので次スレ立てようと思うんですが落ちないかな?
980ぐらいにしたほうがいいかな?
>>962が真理だよね。
紫に肩入れするあまり他の女君を侮辱するのは筋違いだよ。
>>965 >>962 だよね
最近とくに個人へのレスで見苦しいほどの書き込み見るけどやめていただきたいわ
>>963 多分同母兄妹だよね。
確か桐壺院が生前、式部卿と女五宮を大切にしてたとあったと思った。
二人の母親は、桐壺院の血筋から近いのかも知れないね。
紫>>>朧・他の人には中○ドリーマーさんと同じ臭いを感じるわ・・・
誰も紫>朧月夜なんて書いていないと思う
源氏の愛が紫>朧月夜なのは読めば分かることだから
真面目な紫を妻にして、刺激ある火遊びは朧月夜とするのは男としてオイシイ
実際は源氏の中では
藤壺>>>(超えられない壁)>>>>その他の他人
だから、藤壺代用品の紫が源氏に寵愛されてるのは
まあ当然なんだけどね
最初は永遠の憧れ藤壺の身代わりとして現れた少女紫が理想的な妻へと成長し
晩年や末期にかけては藤壺を超えていく物語でもあるね
>>972 超えていることに紫の生前は気づかないのが皮肉だね
永遠の2番手と思ったまま本人死亡
愛情深かったのは紫だけど女として幸せだったんだろうか?
>>958 源氏にとって朧月夜は現実逃避したい時に会いたい相手なんだろうか
>>969 自分も感じる
口調や相手を馬鹿にするときの言い方がそっくり
なにより認めるまでの執着心が怖い
>>974 現のことすべてを忘れさせてくれるほど激しく情交のかわせる相手かな
気の強い美人で頭がいいから会話も楽しいだろうし
それまでの女人と違って源氏に追従するだけではいのが新鮮なんだと思う
>>973 晩年の紫は、一番とか二番とかそんなくだらないことはどうでもいい境地に達していたと思う
>>977 そういった境地に至ることで平穏を手に入れてたよね
でもそれって女として幸せな人生なのかな?
あさきの紫は、ちい姫に尋ねられ、幸せだったと答えている
全てが満たされた人生ではなかったが、源氏だけでなく養女や孫からも愛し愛されたのは幸福だったね
>>979 娘に聞かれて不幸ですって答える親はいない気がするw
源氏がすべてってふうに育てられて一番欲しいものになれなかったからね
胸中は複雑だろう
次スレ立ててくる
紫は娘に嘘は言わないと思う
最期もこの世や人々を愛しながら澄んだ心で亡くなっていっている
苦悩を抱えながらも愛してくれた人々への感謝は忘れてはいない
>>983 わかったからさー、もう紫は一番愛されて幸せで最後は悟りまで開いた立派な人でいいから
スレ立ててくれた人にお礼ぐらいいいなよ
>>982 乙です
新スレ乙です
なんかほんとウザいよね
自分の意見以外みとめないししつこい
紫は親の援助も一切ない中であれほど大事にしてもらえれば幸せでしょ
夫の世話を妻実家がするのが当然のあの時代に女房扱いでもおかしくないと紫付きの女房もいってるね
それが三宮御降嫁では思い上がった発言をしてる
源氏はそこも見抜いて朧月夜に通ったんでしょ
ちい姫入内の時も明石を見下したり同情したり嫌な書き方だと持った
その後に三宮御降嫁で因果応報を感じたよ
スレ立て乙です
紫は思い上がった発言はしてないし、源氏がそのために朧月夜に通ったようには書かれていない
どちらかと言えば源氏は紫の心中などあまり把握していないのではないかな
自分には、藤壺>紫>>他の源氏の女性たち
という見方が随所に感じられる
そしてたまに著しい明石上げが挿入される
そうかな?
「一の人と思ってきた・・」あたりは違和感を感じたよ
賢い人なのでそんなこと思ったりしないだろうと考えてた
「徒歩で付き添わねばならないなんて哀れなこと」だっけ?
そこは自分も微妙に感じた
>>988 明石上げはちい姫生母だから仕方ないのかな
中流階級才女の明石は紫式部自身を重ねたキャラだろうね
美しいラブストーリーに隠れて明石一族の出世物語が綴られている感じ
メインキャラの女君には何らかの作者の投影があると思う。
数代前は大臣までいけた家柄。自分の代は受領階級。
明石の立場は何となく式部と似ている。
似てるから余計に移入したくなるのかもね。
一の人だという自負はあってもいいんじゃない?
葵亡き後きちんとした妻いなかったし源氏もそう思わせる愛し方をしてきた
愛人の1人みたいにそこまで紫上が卑下する必要はない
だから女三宮が来て心が折れちゃうっていうね
他の人の痛みを感じてる感じがないのがなあ
自分の痛みだけだし
上が出来た時、今まで自分以下の扱いだった人のことをほんのちょっとでも考えていれば。
見舞いされて逆切れしてたからなあ
現代と若干違う感覚に、心驕るみたいな、自負する感じの意味合いがあるのよね。
要はプライドを高く持つ事は、良いこと(それに見あった人柄なり、家柄なら)と捉えられてたんだよね。
今だと高慢な感じは、悪い意味合いで捉えられるんだが、当時は身分が高ければ慢心するのは当然だったからかね。
葵とか六条のプライドはよく書かれていないところを見るとそうでもない気がする
作者的には完全な人物などない、みたいなダークな思想もあったのかもしれん
ちい姫に初めての子供が生まれたときの紫と明石の対比とか、
葵や六条の時ほどあからさまじゃないけど式部の批判的な目も感じる
>>996 プライドは弘徽殿大后や六条が群を抜きすぎてて紫上はごく普通レベルな描き方
でも表に出さないで追いつめられてくあたりがリアル
1001 :
1001:
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