1 :
愛蔵版名無しさん:
いづれの御時にか、駄スレ、良スレあまたさぶらひたまひけるなかに、
いとやむごとなき際にはあらぬが、すぐれて時めきたまふスレありけり。
語りませう。
この板は全年齢対板なのでエロ話がしたい人はpink板へ
ここは漫画あさきスレなので専門的な史実ネタや原文ネタはほどほどに
史実ネタは日本史板へ、原文ネタは古文・漢文板へ
『あさきゆめみし』には沢山の登場人物がいてそれぞれ贔屓キャラは違って当然
特定キャラを過度に叩き他人を不快にさせるような書き込みは攻撃されて当然
それ以外はレスした人への攻撃は固く禁止
マタ〜リ楽しく共存し合う事が出来なければ《荒らし》
【常時age進行厳守】
次スレは
>>950なる方が立てる定めとなりにけり桜人
前スレ
**あさきゆめみし第六十三帖**
http://kohada.2ch.net/test/read.cgi/rcomic/1361166103/
このスレは第六十四帖です。
次回立てるときに注意して下さい。
3 :
975:2013/03/13(水) 14:42:17.94 ID:???
>>2 もう書いて下さってたのですね、失礼しました。
ありがとうございました。
>>950 スレ立て時に
下記でお願いします
(スレ名)
**あさきゆめみし第六十五帖**
(テンプレ)
いづれの御時にか、駄スレ、良スレあまたさぶらひたまひけるなかに、
いとやむごとなき際にはあらぬが、すぐれて時めきたまふスレありけり。
語りませう。
この板は全年齢対板なのでエロ話がしたい人はpink板へ
ここは漫画あさきスレなので専門的な史実ネタや原文ネタはほどほどに
史実ネタは日本史板へ、原文ネタは古文・漢文板へ
『あさきゆめみし』には沢山の登場人物がいてそれぞれ贔屓キャラは違って当然
特定キャラを過度に叩き他人を不快にさせるような書き込みは攻撃されて当然
それ以外はレスした人への攻撃は固く禁止
マタ〜リ楽しく共存し合う事が出来なければ《荒らし》
【常時age進行厳守】
次スレは
>>950なる方が立てる定めとなりにけり桜人
前スレ
**あさきゆめみし第六十三帖**2(実質六十四帖)
http://kohada.2ch.net/test/read.cgi/rcomic/1363151666/
1さんも注意書きやテンプレまでしてくれた人乙です
>次スレは
>>950なる方が立てる定めとなりにけり桜人
この和歌っぽいの本ネタ何?
>>8 けりまでの部分はその時スレ立てた自分だw
なんだか適当に古文風にかいただけ
桜人の部分はいつの間にか加わっていたけれどどういう意味なのかな
>>1さん、他の方々もお疲れ様でした!
単行本は全部持ってるけど、最近文庫サイズで集めなおしたら
内容がかなり変わってるとこありますね。
あと、微妙なんだけど、文庫三巻の最新版(2012年6月版)では
若い頃の紫の上の前髪が、よく書き足されている…!
最新版じゃなかった文庫では、確か書き足しはなかったような気がするんだけど
気がついた人いますか?
それと、柏木の髪も天パで増量されてる箇所がいくつもあったw
>>9-10 古典板か漫画板かの論争で一度あさきスレが消滅して、
その後、再開したときにスレ番忘れたから適当に五十四帖からスタート
源氏物語は五十四ではなく六十帖として、本編+雲隠六帖を採用
55雲隠、56巣守、57桜人、58法の師だったんだが忘れられたまま続行
六十三帖となったいまでは昔のことだが・・・・
>>9 >>11 今明かされる真実!
>>10 mjdk
流石に買い集める気はないが、カラー原稿も復刻で完全版とか出されたら心が動くw
燕子花図屏風をモチーフにした絵とかも時代的におかしくとも破壊力あったわー
ものの数に入らない妾や女房などはやり捨てにしても構わない時代だった
動物と同じ扱い
上流貴族にとっては天国のような時代だっただろうな
>>13 そういえば、柏木って小侍従とは体の関係あるんだよね?
あの描写はそんな感じだった。
なぜか柏木以後エロっぽい描写が多くなっていったよね。
>>13 体の関係、あったと思うよ。
原作では「語らう」=「セクロスしてる」だったし、
「あさき」では、狭い部屋の中でくだけた格好の2人がいる
シーンがあったから。
柏木はあの辺からエロく描かれるようになったと思う。
>>15 あの頃の柏木と近江の君がいるころの柏木違いすぎるw
紅梅の大納言の柏木の弟はあまり変わってなかったね
避妊しなくていいからラクだよね
栄養状態も悪かったんで中出しても妊娠する確率は低かった
そういう生々しい話は余所で、どうぞ
しかし源氏はヤリチンのくせに宿曜の占い設定で子供三人縛りw
>>18 世界的にド貧民ゾーンほど子沢山な現実からして
それだけはありえないw
>>19 あれだけ多くの女人と関係してても、子供ができたのはたった3人って
すごいよね。
しかも冷泉帝は弟扱いだし、夕霧と明石の中宮の2人が源氏の公式の子供。
夕霧が子供12人になったのは、いくらなんでも増やし過ぎだと思ったw
夕霧…12人
ちい…5人
孫17人
真実だと冷泉…3人
義理を入れると玉鬘…5人、秋好…0人
不義を入れると薫…不明(同人誌では数人)
女房に産ませた認知してない子が沢山いた(浮舟みたいに)ならわかるけど
占いで確実に3人!て決まってるんだよね。あの時代の避妊法ってどんな?
でも「子は17人!一人は帝で一人は国母で一人は臣下で・・・以下省略」じゃ
話の締りが悪いね
3人以上だとひとりひとりのありがたみが薄れるしね
ちい姫もただひとりの娘と驕ってたから人数的にはちょうどいいかも
子供は3人、一人は天皇、一人は皇后、今一人は太政大臣、
てのが選ばれた少数精鋭っぽくていいんじゃん。
それに何人も子供が生まれることになってたら
明石の生んだちい姫なんぞものの数にも入れてもらえなかったかもしれん。
占い見ると「子供3人のうち男が二人で女は一人」ていうのがわかるし
だからちい姫が生まれた時点で源氏も読者も
「この子が未来の中宮!」て目で見てるんだしね。
占いがなかったら「まだ他のもっと身分の高い女人に子供が生まれるかも」て
ちい姫の扱いも粗略になってたかも。
ちい姫が生まれた時点で紫には子ができないって確信してたんだね
女三宮の懐妊した時は多少疑問に思ってた程度だけど
あさきだとことある毎に宿曜が協調されるからな原作ではそうでもないのに
しかし源氏はもうこれ以上、子供が生れないとわかったから朧月夜とかとヨリ
を戻したりヤリたい放題だった可能性が微レ存
>>28 明石がちい姫産んでからは、女三宮まで新しい女作ってないぞ
(女房除く)
よりが戻った時の朧月夜は、かなりいい年じゃないの?
それまで子供を産んでたら別だけど、初産で出産とか考えにくい年齢
>>29 若菜上は源氏四十賀の話だから朧月夜は若くて35位?年上の可能性もあるし
羊水は腐ってるかもな
朝顔に求婚したのは子作り目的じゃなかったのか
>>30 交尾しか頭にない豚のレスは他の全要素を蔑ろにしすぎ
朝顔求婚は、藤壺や六条のような憧れの対象となる高貴女性を求めたから
子供は関係無い
まあ、元斎院ってのはデカイわな
六条のことを憧れて止まない対象として語ってたのは初読みの時は意外だったな。
あんな別れ方したのにって。
大人になって読み返したらなんとなくわかった。
六条御息所はスペックだけなら女人最強だからね
RPGなら最強キャラ
最強過ぎてパーティ組むのは苦しかった
源氏理想のハイスペックといえば内親王格は外せない気がするけど
六条さんて大臣のお嬢様だよね
六条さんを育てた父?母?乳母?女房?って凄い人かもね
知性も教養も趣味のよさもあれほどずば抜けた娘を育てたわけで
いくら父大臣とはいえ並の人ではない
若くして夫に先立たれて、父母もすでに亡いという元東宮妃の境遇が、
彼女をよりいっそう魅力的な人にしたのかも
六条さんは桐壺帝の妻になった方がよかったかも
藤壺ちゃんは源氏に嫁いでさ
内親王の妻は女三宮降嫁で極めちゃったね
二品内親王だし
彼女を越える格といえばちい姫后腹の女一宮(一品)くらい
朱雀院って一男四女なんだよね
一宮は東宮今上帝、女二宮(落葉)は柏木後夕霧妻、女三宮は六条院正妻
女一宮と女四宮は若菜上に名前があるだけ
桐壺帝の兄弟姉妹もほとんどでてこなかった。十男三女
朱雀・源氏・螢・八くらいで後は名前だけ
源氏が「おねえちゃーん!」とかいうの見たかった
弘徽殿大后が生んだ娘二人は難しいか
やっぱり帝の妻は多い方が後宮も華やぐね
冷泉帝や今上帝の御代がいまいちおもしろくないというのは、
女御・更衣が少ないからだと思う
臣下の方が魅力的に書かれてる
>>40 いえ全く
冴えない妻がいくらいようが華にはならない
女三宮は妻ではなく養女にした方がよかったね・・・無理筋ではないし
出家する兄から姫宮の養育を任されたので親代わりとして
然る後に夕霧か相応しい公達の妻にと
その過程で藤壺に似てるとか抱きたくなったのなら自分の妻にしてもよしと
>>42 准太上天皇であっても帝の娘を格下の養女にはできないんじゃないかな
女三宮はあの時点ですでに適齢期だから、朱雀院が後見になって
きちんと婿を決めるのがベストだった
父親が溺愛してる内親王を、玉鬘みたいな中途半端なポジションにするわけにはいかない
源氏も言っていたが、院と源氏はそれほど年齢が変わらないのだから、
出家事件がなくとも結婚生活を長く続けるのは不可能なのによく託す気になったもんだ。
やはり娘を憧れの源氏の嫁にしい気持ちが根底にあったんだろう。
源氏が断れば何の問題もなかったんだよなあ
親心はわかりますが少々無理がございますとかなんとか言ってさ
年の差婚って上手く行かないね
女三宮13歳(19歳)が結婚したとき源氏40歳(57歳)、22歳(31歳)で薫を出産しすぐに出家
六の君21〜22歳(30〜31歳)が結婚したとき匂宮26〜27歳(37〜39歳)、中の君25〜26歳(36〜37歳)
秋好中宮22歳(31歳)が結婚したとき冷泉帝11歳(16歳)、ヱヴァの葛城ミサトと碇シンジw
源氏の死後、三条宮が火事になって全焼したんで一度六条院に戻ってきてるんだよね女三宮
薫右大将の頃<椎本>
冷泉院は玉鬘の娘を即妊娠させたのはあっぱれ
藤 冷泉
紫 ちい姫(義母) 秋好(義母)
花 夕霧(義母) 玉鬘(義母)
女 薫
やっぱり紫の上と花散里を一番信頼してたんだな
>>49 信頼もあるけど皇女の秋好や将来中宮のちい姫を身分低い人に任せられないでしょ
>>49 花散里に預けたのはただたんに・・・自分の二の舞がいやだからでしょw
子供預けられる女君は花散里か紫のみ
夕霧を花散里にお願いしてるからちい姫や秋好は紫になっただけでしょ
玉鬘は下心があったから紫から離したw
花散里さんは身分的に申し分なく性格もいいんだろうけど
やっぱり義理母子の不義密通を恐れたんだと思う
秋好って、別に紫に預けられてないよね?
住んでるのも、旧六条御息所跡地の秋の町だし
秋好は明石とタメで、紫の一つ下だし、年齢も変わらん
源氏が後ろ盾になりましたよってのの表明だと思う>源氏一の人が義母
源氏は秋好の養父になっているんじゃないかな。
紫が義母なのは55の言うように身分も高くて一の人だからだろうね。
新こき殿も住まいはそのままで祖父の養女になっているし、形式的な
養子縁組って結構あるよ。
戸籍が無かった時代の養子ってどうやって公認されたのだろう
お披露目の儀式とかしたのか?それともただ宣言するだけ?契約書みたいの作った?
源氏は秋好の養父だけど、紫が義母になってるってどこかにあった?
秋好入内の御仕度やお世話をまかされてたような>紫
源氏の正妻格不在でも紫は一の人なので、普通に義母じゃないの
養母というより、秋好の入内に際しての代母って事なんじゃ?
秋好のころは無邪気に「殿がお父さんなら私がお母さん」みたいな感じだったね
須磨から帰ったあたりが一番幸せだったのかもね
>>47 >六の君21〜22歳(30〜31歳)が結婚したとき匂宮26〜27歳(37〜39歳)
年の差婚ってほど年齢離れてないでしょ。
男26歳女21歳のカップルなんて普通にあるわ。
冷泉と秋好も年の差婚ではあったがうまくいかなかったわけではない。
絵を趣味とする者同士仲は良かった。
>>56 >紫が義母なのは55の言うように身分も高くて一の人だからだろうね。
身分が高い・・・?
身分自体は悪くないが後ろ盾が無い
>>64 そいつは中の君ドリームだからw
年の差夫婦が失敗した例ならば、蛍兵部卿宮と真木柱を出すべきだろう。
であるのに、さほど年齢が離れておらず、おまけに特に不仲とはされていない
匂と六の君を持ち出す強引さには笑うしかないねえ。
陰に陽に中の君age、六の君sageに励んでいるのは本当にすごい。
その理由が知りたいものだ。
>>67 その理由なら、ID時代のログにしっかり残ってるw
開口一番リアル世界での願望ぶちまけて全否定され発狂してた
>>68 それどこかでみれますか?
当時のスレタイだけでも教えていただけませんか?
私もその恥ずかし文章みたい
ぜひ教えてください
2ch あさきゆめみし スレ
これで検索すると過去スレは見れる
量が多いからまだ全部は見てないけどスレ1から中の君ドリーム満載で文体が同じで原典原典うるさいのがいるw
>>73 ありがとう
そのスレのID:BOi03zSL だね・・・・・
じっくり読んでくる
あんまり覚えてないけど、確か途中で何度もID変えて頑張ってた記憶が・・・。
なんかこの当時のスレの荒ぶり方は濃かったなあ。でも色々勉強にもなったな。
野望を仮託された中の君がいい迷惑だよな
個人晒しみたいなことやめてよ
ここではなんにも悪いことしてない
>ここではなんにも悪いことしてない
え?自覚ないの?
もう何言われても仕方ないよ
個人晒しもなにも、個人特定視されるようになるほど暴れ続けなければ良かったんじゃないかな
普通に漫画を楽しもうよ
>>79 同意
ここはあさきスレだからあさきのこと話し合いたい
原作うんぬんもやめていただきたい
あさきの話だけでいいね
原典持ち出してどうのこうのは自重して欲しい
源氏が須磨に流された時に友人や知人の手紙は減ったみたいだけど頭中は会いに行ったよね
こきでん様もさすがに妹の旦那だから怒らなかったのかな?
>>74 149Y/A+Pもだよね
宇治十帖編今読んでるんだけど、ありもしない妄想と偏見だらけで
絶対に自分が正しいって自説を曲げようとしないのね。
六の君と夕霧を恨みに思ってることはよくわかった
そういえば、文庫6巻初版でも単行本11巻初版でも、紅梅と真木柱の登場シーンで
「わが家からも一の姫は春宮にとさしあげた」の次がおかしいんだよね
「二の宮も、やはり匂の宮さまや薫の中将のような方にもらっていただきたいものだが」
…「二の宮」って間違いなんだけど、直ってないんだよね
最新版では直ってるのかな?
些細だけど割と重大な間違いだから、ちゃんと直しといて欲しい。
ここの住人はテンプレ読んでから出直すことを推奨する
>>39 >女一宮と女四宮は若菜上に名前があるだけ
若菜上の女一宮は桐壷の娘でしょ>故院の末つ方
女四宮って名前出て来たっけ?斎院と目される人物のこと??
>弘徽殿大后が生んだ娘二人は難しいか
そもそもその二人は姉なのか?
そして秋風楽を忘れちゃダメ
>>82 今は宰相〜と台詞で説明してるのは上手いと思った
つーかホモ臭いw
>>84 内親王なわけないんだから宮はおかしいな初めて気付いたよ
>>84 真木柱と蛍兵部卿の娘の女王なら、宮呼びもあるかもだけど、
紅梅の娘はばりばりの藤原氏だからおかしいね
>>89 原文では、宇治の大君を「姫宮」と地の文で書いてあるところがあるよ
記憶違いかもしれないけど小さい頃にあさきを読んでそのときに
源氏が病気のこきでんさまを見舞う
こきでんさまが「今は訪ねてくれるのはあなたと身内ぐらいい」
こんなやりとりをした場面があった気がしたんですが文庫版みてもないんですよね
初版の単行本にはこういったシーンありますか?
勘違いでしょうか?
朝顔、宇治の大君、中君は宮と呼ばれる箇所がある
秋好もあった気が
>>91 子供の頃に単行本〜大人になって文庫版買い直しなので
雑誌連載のは未読だけど、覚えがないかも…
文庫版で記憶が上書されちゃってるのかな
>>88 そうなんだよね。
真木柱と蛍兵部卿の宮の娘は「宮の御方と申し上げて、姉たち同様にお過ごし」
と、真木柱と紅梅の子で童殿上してる子が説明してるから
「二の姫」が正解なんだよね。
なのに「二の宮」って…まあ、多分勘違いによるネーム間違いが
文庫初版まで放置されてきちゃったんだろうけど。
六君と匂宮がうまく行かないのは歳の差があるからだという意見があるようだが、
歳の差が問題との記述は無いと思う。
匂宮が中君を中宮にしたいと望むほど寵愛しているところに、夕霧が半ば強引に六君を押し付けた。
最初は優れた姫かと思われた六君だったが次第に傲慢な性格や琴などの芸事の未熟さが露呈してくる。
さらに、六君は子を生まない女性であるゆえ、
嫡男を生んだ中君の方が北の方として尊重されていることが示される。
六君があまり寵愛されないのは彼女の内面性の欠陥や子を生まない女性であることが原因で、
歳は無関係だろう。
>>95 自演乙
ID出てる頃からまったく成長してない・・・・
藤壺や秋好は夫と歳が離れていても最愛の妃であった
歳よりも本人の資質次第
葵や六条は年上であることを気にしていたが、愛されない原因は歳ではなく性格にあった
なぜ愛されないのか理解出来ないことも彼女らの敗因だっただろう
空蝉も年は離れていたけど大事にされてたよね
秋吉は最愛だったっけ?
趣味は合うから若いうちはそうかもしれないけど…
秋吉→秋好
冷泉は、美しく、趣味が合う秋好を深く寵愛したが、晩年は玉鬘大君に心を移した
この頃の秋好はもうおばあちゃん
晩年はともかく、新こき殿も寵愛は深いよね、どっちが最愛?どっちも同じ位?
甲乙つけがたいんじゃないかな?
年齢が近く付き合いも長い幼馴染同士の雲居と夕霧みたいな関係がしんこきでんさんで
たしなみ深く教養もあり趣味が会う落葉宮が秋好見たな感じ?
秋好の方が寵愛は深かったよ
秋好が入内してからは冷泉は美しい人が絵を描く姿が見たくて梅壺ばかりに通うようになる。
通いが多いということは寵愛がより篤いということ。
秋好と新弘徽殿は上手くバランス取れてたと思う
中宮の地位の秋好と、冷泉の内親王を産んだ新弘徽殿
それで後宮が上手く行ってたけど、玉鬘大君のことで大混乱w
そして冷泉秋好には養子格の薫がいる
ほんとバランス良し
>>92 朝顔と、秋好は本来は女王だが、斎院、斎宮に卜定されると、
内親王宣下が下りるので、宮でOK
もし斎宮にならなければ、秋好は朱雀に入内していたかもしれないな
110 :
愛蔵版名無しさん:2013/03/28(木) 23:02:38.52 ID:Kx1jMlYt
源氏の存在がなければ
朱雀のもとには葵が入内し、朧月夜が入内し、
かなり華やいだ後宮になったんじゃないかと思う。
端正な葵とコケティッシュな朧月夜、
それぞれタイプは違うけど素晴らしい美女だし
朱雀は誠実で優しい人だから誰ともうまくやっていけそうだし。
ここにしっとりした秋好が加わっても良さげな感じ。
本当は藤壺も朱雀に入内するのが自然だったよな
藤壺の異母妹(女三宮の母)が入内している。
彼女も朧も美しいから朱雀も一応美人妻を得たんだよね。
紫の上が「気にかかる我が子もいないし」と言っていたが、
仮に夕霧やちい姫が実子でも、個人的な素養、地位、将来とも
完璧な子供たちなので満足して死ねたろうね。
逆に不出来で素行が悪い実子がいたら死んでも死に切れなかったろうね。
そう、ここで暴れている珍妙な人の親御さんのようにw
匂みたいな馬鹿息子がいたら確かに死んでも死にきれないかもしれんwww
>>110 葵と朧は水と油ってか氷と炎って感じ
朧も源氏にハマるまでは一族の期待を背負った野心家っぽかったし
朱雀は優柔不断だから早晩葵VS朧に疲れて秋好に癒される図だな
葵は石女じゃないから世継ぎさえ産めば朧のことはあえて無視するかもね
桐壺帝も桐壺更衣に癒されて溺愛したんだろうね
溺愛しても、昼まで寝所に籠って政も疎かにしたり、身分の軽い女のように
そのまま側に置いて、寝食を常に共にしちゃうのはダメだよね。
おかげで更衣が軽く思われ、いじめられる原因は桐壷帝の責任だ。
今だって付き合ってる女に溺れて、仕事にも行かず1日部屋に籠り、愛欲三昧なら
ダメ男と、ダメ女でしょうに。
まして帝だもんね、帝に文句言えない分、更衣が矢面に立たされて可哀想だ。
桐壺更衣の魅力がイマイチ理解できない
慎み深く清楚でもなく結構野心家でしょ
後見のうるさくない女だから気楽だった?
>>118 あさきの桐壺の更衣は、いかにも頼りなげではかない感じで
描かれてたけど、それで惹かれたのかね?
更衣で、しかも後ろ盾がいないも同然なのに無理やり入内したから
反感買っていじめられてたよね。
だから、桐壺帝からすれば庇ってやりたくなる保護欲の対象じゃないかな。
あの桐壺の更衣と帝が出会うシーンも、いじめられて衣を取りに
行かされてたとこだもんね。
弘徽殿のような気の強い姫を相手にしていた頃に、はかなげで優しい美女と会えば惹かれるよ。
桐壺帝は初めて自ら人を欲した。更衣は初めて人の優しさに触れた。お互い初恋だっただろうね。
121 :
愛蔵版名無しさん:2013/03/29(金) 21:11:37.94 ID:fzM7mM5k
>>120 なるほど
桐壺の更衣は、こきでんさんのような,気位の高い強気な美女とは
正反対の魅力だよね。
しかし、更衣が初登場の頃は幼い顔で、到底藤壺の宮と似てるとは思えなかった。
雰囲気的には夕顔に似てる
初期の絵とかもね
初期は大和さんの筆も安定していなかったかな。
桐壺更衣はたおやかな最高級美人というだけでなく、高い教養も身につけている。
帝が夢中になるのも無理は無い。
桐壺更衣 癒し系
藤壺宮 理性的
紫上 明るく華やか
同じ顔でキャラの違い出すって大変だな
心ことなる物の音を掻き鳴らし、はかなく聞こえ出づる言の葉も…
更衣はその教養でも帝を魅了していた。
あさきでも、素晴らしい香を合わせて周囲を驚嘆させる場面が描かれている。
>>126 でた原典厨
ここあさきスレだから
>>125 あさきでは香合わせでたしなみ深いところを見せてる
初期の大和さんの作品読むと、必ず出てくるシチュエーションというか
ヒロインのポーズみたいなのってない?画面構成とかさ
あさきの序盤もあの延長で描いてた感じするなー
自分の源氏物語というものも固まってなくて、いつも通り描きたいイメージ先行、みたいな…
単行本の2巻目くらいから格段に筆がのっててキャラも生きてる気がする
衣装の資料なんかも増えたんだろうか、画面も華やかになった
>>128 大和和紀さんの他の作品読んでみてわかったけど、女性がひどいショックを
受けると倒れるシーンが多いのね。
昔の少女マンガの定番っちゃ定番なんだけど、ヨコハマ物語も、N・Y小町でも
倒れるシーン多い。
まあ、ショック表現の記号なんだけど。
で、あさきを読み返すと、女性が倒れるシーンいろいろあった。
桐壺の更衣が倒れまくって亡くなってたり
源氏が藤壺宿下がり中に来て、藤壺倒れ→王の命婦に咎められるとことか
六条さんが葵の妊娠知って倒れかけて、ずるずるしながら歩いてたの怖い。
源氏編の〆まで、源氏の訃報を知った明石の御方が倒れるシーンで終わる
徹底ぶりだった。
大和漫画で定番でも、あさきに出てこなかったポーズもあるな。
何と表現していいか分からんけど
女性キャラが相手に追いすがる形で項垂れてる格好。
物語をどう表現するか>自分の描きたいイメージ になってから
すんごい読み易いし、流石だわ〜と思う。
>>129 明石って倒れるような弱い女じゃないから、少し違和感あるなあと思ってたわ
大和さん好みの表現なんだ
気絶=美ってのは昔の感覚だね。
実際失神っていうのは結構悲惨な状態になるのに。
そんなに失神多かったかな〜と思って読みかえしてみたら
倒れるようなキャラじゃない代表格の
こきでんの大后まで倒れてて、思わず笑ったw
源氏が明石に行ってる間に、事件が多発するシーン。
末摘花も失神してたけど
あれは空腹のせいだったw
>>132 昔のヨーロッパの貴婦人は
美しく気絶してみせる技を心得ていたそうだよ。
地面に倒れ込む前に殿方やお付きの人にサッと支えてもらえて当然なのが貴婦人。
末摘花も源氏の腕の中で失神できてよかったじゃん、
失神した後の意識のない状態のヒロインを
恋人役の男が愛しげに腕に抱く少女漫画的手法(背景には花)を
ヒロイン→末摘花、恋人→源氏でやれたんだから。
話をぶった切ってゴメン
あさきで柏木が垣間見するきっかけになってる黒猫は
マネの「オリンピア」の黒猫に影響されてるそうな
137 :
ninja.2ch.net/:2013/03/31(日) 02:19:07.17 ID:1joErj1b
桐壷更衣と紫の上が似てると思った。優しく女らしい感じだし、人の花として愛され寄り添うイメージ。
藤壺の宮は女帝になれそうな貫禄があるイメージ。毅然と1人立つ姿が似合う。
上2人が宮と同じ罪を犯したら、きっと良心が絶えられず、宮程したたかに理性的に隠し通せないだろう。
>>108 >内親王宣下が下りるので、宮でOK
もっともらしい説明だけど延喜式の表記と矛盾するんだよね
内親王であることが斎宮・斎院の要件だというなら詳しく教えて
因みに姫宮表記は大島本とかだと姫君に統一されている
秋好が姫宮なのはてっきり東宮の娘で内親王が内定してたからと思ってたw
>>126 >>127 香合わせはあさきの創作だけど準備したの桐壺帝やん
失神=気を失う=儚い=もののあはれ=美しいという基準
栄養状態の良くない昔は、女性が貧血で倒れやすかったと思うよ
鉄分補給サプリも無い
普段立ち歩く事すら稀な姫君なら、盛大な立ち眩みもあるだろうしねww
たとえば紫上が夕霧に姦通されて騙し通せるかは疑問だけど
源氏と藤壺みたいに真実愛し合ってる者同士だったらわからんよ
>>137 桐壺ははかない美女で夕顔に似た面があり、紫は明るく可愛い妹キャラで二人とも男に愛されるタイプ
藤壺はこき殿に負けないくらい強く賢い女帝キャラだよね
かわいい奥さんでは収まらない、というかもったいないw
藤壺に恋い焦がれていた源氏だが、中身はあまり源氏の好みじゃない気がする
藤壺はなるべくして強くなったんだろうけど、そのあたりは全然源氏の好みじゃないと思う
禁忌の恋に燃えている間は良いけど、実際に嫁にしたら理想と現実で齟齬がでそう
でもどうやっても源氏より上位ってあたり源で氏がMっ気に目覚めるかもしれんww
誰が妻でも源氏はさすらい続けるんだろうね
帝になれなかった、ただ人にされたコンプ抱えながら・・・
源氏は常にうじうじうじしながら言い訳ばかりして女あさりでしょ
藤壺もらったらもらったで優しいたおやかな人探してさまようよ
その点朱雀は誰に似たのか優しく包容力もありいい人だったね
周りの祖父や母が強烈な人だけど
朱雀も愛する朧月夜がいながら秋好を求めたりしている
可能であれば好みの女人を何人でも揃えたいのが男というものさ
女三宮一筋だった柏木は純粋だったが異常だった
柏木だって女三宮が源氏の正妻で忍び込んで盗み取るスリルがあったのと短い期間だから燃え上がっただけかも
長く付き合っていたらどうなったかわからない
源氏も夕霧も匂宮も結局ただ一人を愛したわけではないしね
>>148 途中送信
そんな中で後見がない紫や中の君は心細かっただろうね
籐の典侍は仕事があったし身分が違いすぎて気楽だったんだろうか?
心細げな美女というのもまた萌える条件
>>145 藤壺への執着もその辺に原因ありそうな気がする
父の女を奪うことで擬似的に帝の立場に近づこうとしてたんじゃないかと
帝や院なら、臣下が女君をこぞって献上するのに、
六条院にはこないからねー
女三宮の降嫁も本音では「兄貴が空気読んでくれたー」
みたいな
源氏ファンの朱雀が愛娘を源氏に嫁がせたかったんだよね
対外的には紫上は源氏最愛の妻で通ってたからみんな遠慮してたんだな
それでも愛娘を押してきたのが兄朱雀院
源氏も妻(の身分)に恵まれないと公言しちゃったから仕方ない
身分的にはみんな不足してたからね
>>154 女三宮と源氏の結婚が結果として不幸で終わったということは
遠慮していた人たちが正しかったということかな
朱雀は判断を誤ったよ
女三宮のことも源氏のことも分かっていなかった
柏木さえ出てこなければ
夫婦としての体裁だけは保って、
無難に仮面夫婦生活終えられたんじゃない?
源氏も三の宮に、軽い失望はしたけど
まあこんなもんかて感じで、嫌悪したわけではないし。
仮面って言うけど、琴習ったのを切欠に、わりを仲良くなったよね
源氏も女三宮を抱きたいと思ってるし
紫の発病で別居生活になったけど
女としての魅力には乏しいというか源氏的には及第点に満たないけど
源氏の正妻としての身分や血筋に関しては申し分なかったからね
柏木がいなければピチピチのロリ妻迎えて無難な晩年だっただろうね
14歳の女三宮じゃ物足りないけど、20過ぎの女三宮とは
それなりに夫婦生活送ってるよね
琴をきっかけにだんだん夫婦らしくなっていってるよね
女三宮も褒められて素直に喜んでたし源氏もだんだん通うことも多くなってた
あのまま平和に暮らしていれば紫亡き後源氏が出家するまで問題のない夫婦だっただろうね
女三宮的には柏木と関わらなかった方が幸せだったろうね。
源氏との年齢差を苦にすることもなく平穏な暮らしに満足していたし。
柏木を愛した説もあるけど、徹頭徹尾迷惑な人間にすぎなかったと思う。
薫を設けたことは老後頼れる人間ができたので、後から考えると
頼りない女三宮にとっては良かったといえるけど。
ただ、柏木の侵入を許したのも、女三宮やお付き女房たちの嗜みの無さに因る面も大きい
朱雀は愛娘をきちんと教育しておくべきだった
>>152 六条院は帝に姫を献上する側だよ。秋好とか、明石女御とか。
>>164 そうだね、女三の宮が本当に柏木を嫌がってるなら
逃げ隠れしたり、「おやめください」って強く拒んではねつければいいだけ。
風流ごとに長けてる朱雀帝なのに、愛娘は花の見分けもつかないとか
ある意味どうやってそこまで放置できたんだw
甘やかしすぎて、ただ猫かわいがりするだけだったのかな?
女三宮が形ばかりの妻ということは世間にも知られて朱雀も悩みが多かったよ。
紫に気圧されている可哀相な三宮を何とかしてくれと帝に頼んだり・・
それで二品宮となり通いが増えたから、父親として頑張っているのは理解できたけど。
最後は愛娘の髪を自分が下ろすことに。間違った結婚をさせ自ら苦悩の多い晩年にしてしまった。
教えても鈍感な子はいるw
そこのところを対照的に描かれてるのは若紫だね
院も自分よりデキる源氏に一人前に育ててもらいたくて託したのでは
女三宮も源氏にレクチャーしてもらった琴をほめられたくて一生懸命
弾いてるあたり、まったく向上心がないわけでもないのだけど
嫁入り前はボーっとしてても父の溺愛があったから伸びなかったのかもw
柏木と関係は無かった方が良かったけど、薫は産んどいて良かったよね
>>169 そうだね。後年、薫がしっかりして女三の宮の面倒を見ているし。
自分の息子を頼れるようになってよかっただろうね。
母親との関係のよさが書かれてるとこは微笑ましい。
三宮は体や精神とか色んな発達が少し遅れた子だったようだから、教育しても効果は薄かったのかも
命を削って遺した子が愛した女とうまくやってて柏木も浮かばれたな
>>138 朝顔より大君中君が宮と呼ばれている方がもっと不思議だし
作者のフィーリングで使い分けてる程度じゃね?
>>155 そんな妻の悪口を公言するほど源氏は馬鹿ではない
過去の女性関係の後悔を曖昧にしゃべったのが誤解されて受け取られてしまった
藤壺のような人を求める気持ちはまだ持っていたけどね
>>174 私もあれは身分の不足を嘆いてるように見えたけどな
どちらにせよどこかの女房にそんなことが耳に入るようなことだったんでしょう
いくら紫の身分が低く後見がない女房クラスの女でもああいう流れに持っていったのは源氏なのに失礼だよね
結果として身分も後見も申し分のない若い皇女を紫がなれなかった「正妻」にしてるしね
>>!74
源氏は充分馬鹿だよ
バカすぎて六条の悪口を紫に聞かせたぐらい馬鹿
六条が人を呪うことわかってたのに
>>168 若紫を貴婦人に育て上げて妻にしたように、源氏に女三宮を教育してもらいたかったらしいね
源氏紫上夫婦の成功が、源氏が女三宮の婿に選ばれる理由になり、
二人に不幸をもたらすのは皮肉だな
>>175 紫は式部卿宮の姫で、母親も大納言姫だから身分は高いよ
ちい姫が世間で認められているのは、正妻格の高貴な紫が養母となって格上げされたから
しかし父親の後見が無いたため社会的基盤は弱く、
内親王の方が身分的には源氏に釣り合うと周囲が考えるのは当然だろう
>>178 でも脇腹で娘扱いすらされてなかったよね
紫の不幸は人に恵まれなかったことかもね
両親・祖母には早くに死に別れ父も積極的に探そうとはせず源氏の一の人にもなれなかった
「正妻格」だけど「正妻」にはなれなかったね
すぐれた女人だったのに残念
>「正妻格」だけど「正妻」にはなれなかったね
女三宮と寝殿で対面した時どう思っただろうね
その後も琴の音が聞こえるほど近くで過ごすなんて精神的に耐え難いよね
ああいう完璧な女の苦悩する姿はいいもんだ
若菜以降の紫の方が美しく見える
紫さんには悪いけどw
紫の父宮は、大納言姫君の紫母を隠れた通い所にして、
妻の一人にすらしなかったから、娘の紫上の身分が頼りないものになった
雲居雁は母親がれっきとした頭中将の妻の一人だったし、
祖母の大宮に育てられ格上げ、父親の後見を受けて夕霧の
正妻の地位についた
紫と雲居は母親の扱われ方の時点で、人生の差がついてたんだな
厳しいね
親や実子など他に頼り所の無い女人が最愛の妻であり続けることにヒロイン紫の価値があるね
源氏だけでなく夕霧からも当代一の貴婦人と賞賛される紫だからこそ成し得たと思う
>>176 あれって悪口と言える程酷い内容では無かったと思うけど、やはり六条死霊にはカチンと来たのか…
>>184 普通に考えて今の女に昔の女の話をするのはタブーでしょ
六条さんも「かばってくださらぬばかりか・・・・・」って出てきちゃったし
そういや藤壺霊も出て来た
藤壺なんかはほめる内容でも出てきちゃうし
源氏が口すべらすことで現世でバレて冷泉がピンチになるかもという危惧より
自分があの世で罪がバレて苦しい思いしてるって恨み言になってたけど
新しい女に過去の話ベラベラしゃべんなこのバカ男!ってことでしょ
あの恨み節藤壺はちょっと幻滅。藤壺には常に超然としていてもらいたかった。
そう?源氏にだけは弱い所をみせるところに藤壺の可愛らしさがあると思うけど
源氏の話し方は、寝物語に昔の女の話をして、紫の機嫌取る風なんで、
藤壺に対しても、他の女性に対しても失礼だよ
その点なら葵のほうが超然だわね
化けて出てこないし
源氏は年とってどんどん分別臭くなってつまらなかった
藤壺の立場で言えば抱いてくれるの待ってたんだよ
若い頃に拒み過ぎて源氏遠慮しちゃったけど、この辺ミスマッチだなと
女は10代20代は淡白だけど、30後半から性欲強くなる
ええ!マジでもっと抱かれたかったの?エロ藤壷?
藤壺や昔の女の話をしつつ紫のご機嫌取りながらイチャイチャやっているんだろ
藤壺霊がムカつくのも分かる
でもそのあと夢で藤壺を見ちゃって
起こされるほどうなされる&さめざめ泣いて蚊帳の外にされる紫上も可哀想
聞きたくもない昔の女の話聞かされるしw
ピロートークのネタにされた女君達も、
聞きたくもない過去の女話を聞かされた紫も、
どっちも最悪な気分だよね。
>>197 その上様子のおかしい源氏を心配したらそっぽ向かれた紫って・・・
昔の女話ってピロートークだったのか
なんかアブノーマルな夫婦だな、源氏紫カップル
>>197 紫は源氏の昔の女のことを聞くの好きかも。
「朧月夜様はどんな人?」と自分から尋ねたりしてた。
平安時代ってセックスオープンな時代だった
貴族や庶民の間でも強姦や夜這いなんて日常茶飯事で
女の方も夜這いを待ちこがれてた
いまでいうバイブのような木型もこの時代のものが残ってる
通い婚だしいつ来るかわからない夫や恋人を待ってるだけの生活
膝を付いて歩いて一日中部屋の中、ご飯は10時と4時の一日2回
囲碁や双六したり琴を弾いたり絵を見たり署を読んだり貝あわせしたり女房とお喋りしたり
男も女も色白でまるまると太って下膨れ、お歯黒、眉毛は毛抜きで抜いて墨で書く
帝の中宮女御でも臣下や坊主との不倫なんて日常茶飯だった
家司や従者との不倫はノーカンだったんだよ
対等な相手でなければ責められることもなかったんで
匂宮が女房と寝ててもそれは犬猫と戯れてるようなものでね
浮舟とかものの数にも入らない人
そこは天下のプレイボーイ源氏
過去の恋人の話をした後「こんな話が出来るのはあなただけ」とか「一番愛してる」とか言って
トークだけで紫をうっとりさせてやるなんて簡単なこと
>>203 すんっごいレベルの低い女使いだったんだね
源氏から見た紫
そんな扱いされたら引くわ・・・
男からすれば全部あらいざらい話すのが信頼の証だと思ってた
でも藤壺のことだけは言えなかったな
女も若い時は、男が他の女の話をして、比較して結局あなたが一番素敵だ、とか言うのを嬉しく感じるかもだ…
だが歳を重ねて、知識や経験を増やし、己の思考も確立され、物の本質を見極められるようになった女にその手は通じず、
虚しさしか残らない事に源氏は気付かなかったのさ。
紫も歳を重ねてそんなことは虚しいと分かりはじめたんだね
あなたが一番だと言われても結局は誰かの身代わり
正妻にもなれず寝殿にも住まわせてもらえない
父宮が後見しないのが悪いんだが
源氏にもう少し思慮があれば藤壺に紫のことをお願いすればよかったんだよ
実の叔母と姪だし、源氏と藤壺の関係からも無理なことではない
>>208 後見無しでも、源氏が紫をしっかり守っていれば、
女三宮降嫁も防げたよ
源氏が朝顔に求婚したのが世間的に知られたから「六条院は
高貴な正妻を求めてるんだ」と周囲に思われてしまった
>源氏にもう少し思慮があれば藤壺に紫のことをお願いすればよかったんだよ
>実の叔母と姪だし、源氏と藤壺の関係からも無理なことではない
源氏が一番憧れてる藤壺に、自分の女の後見なんて、そんな下世話なことを頼む訳は無い
それに、藤壺は兵部卿の宮の正妻と、当然交流があると思う
>>207 「数多いる中の一番」
これ一見価値がありそうだけど、実は意味が無いんだね
大勢から序列決める限り二番も三番もいて、気持ちや気分の順位が入れ替わる事も当然ある
平たく言えばそういう関係には何の覚悟も無い(特に男側が)から
やれ人生かけて愛だ恋だって鼻で笑いたくもなるな…
後ろ盾のあるれっきとした妻の髭黒夫人や雲居さえ夫に飽きられたら捨てられたり
半分ずつの通いになる、男の勝手が許される時代に
紫を最愛の妻と世間に示し大切にし続けた源氏は、やはり紫に惚れていたことは分かるんだけどね。
女三宮の件をちゃんと断れればよかったが藤壺ゆかりじゃ断れないか。
源氏は当時の価値観の中でのみ思考して生きてたけど
紫はもっと普遍的な人類哲学の域にまで踏み込んでるから
源氏程度で噛み合うわけがない
いつのまにか紫が源氏を越しちゃったね
だから少しずつメッキが剥がれて見えた
出家を許さないのも紫自身のためでなく源氏の自己都合と気がついていただろうね
最愛の妻と世間に示す気があれば紫を寝殿に住まわせたのでは
寝殿を許さなかったのは後でもっと良い女が現れた時のために取っておいた風だ
もし紫が寝殿に住んでいたら女三宮は六条院でない屋敷に住んでいたと思われ
寝殿から別の場所に追い出す形で降嫁したら源氏が世間の笑い者になるからね
それでも最期は母親のように自分亡き後の源氏を心配する紫の器の大きさよ
そんな程度の低い男でも、それでもずっと信じて愛して来た夫、お兄様なんだよね。
頭では割り切っても心が割り切れずに潰されそうに苦しい。
可哀想だ。
>>214 最近の研究によると寝殿は正妻かどうかは関係ないことらしい
源氏は紫をちい姫養母にし、入内時に紫が女御待遇を受けるよう計らい、対外的にも紫を重んじている
女三宮降嫁後も紫の方が寵愛されているのは世間にも知られている
しかし父親の無視により社会的権威が無いのは源氏としてはどうしようもない
>寝殿は正妻かどうかは関係ない
例外が稀にあるとしても
こういうケジメをなくしたら様式美として成り立たないと思うな
女三宮で、藤壺ゆかり崩壊
源氏が紫の真価を理解したのは女三宮との結婚後だった
藤壺ゆかりだから素晴らしいんじゃないと
でもすでに紫の心は折れておりもう遅かった
源氏は父の妻を寝取ったけど、
もし女三宮が夕霧に降嫁してたら息子の妻も寝取った可能性あるのかな
さすがにもう爺なんだからわきまえて欲しいが・・・
>>193 藤壺は若く美しいのに桐壷爺さんを義務的に相手にする日々だったから
身体は満たされなかったかもなあ
正室であるということがどれだけ重いか。
若い時は気づかなく凄せるけど、気づいちゃうともうダメだよね。
鬼嫁だのうるさい正室だの言われてるのと、愛人の中では一の人と言われてるのと。
どちらが世間からも夫からも重んじられるかなんて一目瞭然。
正妻だと、一応は対等に向き合えるというか
頭中将の四君のように夕顔を追いやり嫉妬深い妻と言われたとしても
その行為自体を全否定されたりはしないからなあ
そう。
六条が己が身を恥じたのも「愛人」だから。
どんなに気品があろうが色気があろうがかしこかろうが、「愛人」なんだよ。
旦那様のご機嫌一つで世間の評価も自分の生活も変わってきてしまう。
紫は「正妻同然」で過ごしてこれたけど、まさか中年に差し掛かって「正妻ではない」ことに打ちのめされるなんて思ってもなかったろうな。
正妻でも夫が飽きたら髭黒元妻のように簡単に捨てられたり
雲居のように対等な妻を迎えられたりするから、結局は男の勝手
現代のように裁判制度があるわけでもない
身分、後ろ盾、子供などの諸事情により安定度は変わるんだろう
女三宮なんか身分は最上、後ろ盾は院と帝、対外的には子も生んだ、
表面的には正妻として最高だったのに突然出家
世間の人々はびっくりしただろうな
紫のことを源氏がより寵愛していようが世間的には女三宮が正妻でないがしろには出来ない。
源氏も朱雀の顔色をさかんに気にしている。
>>226 髭黒元妻は気の毒だけど、帰る家があるからなあ
夫婦不仲でも実家がしっかりしていたら
雲居母のようにきちんと別れて再婚という前向きな人生を歩めるし…
結局、男の心次第。
大切にするのも、軽く扱うのも、男次第。
この真理に気付いた紫が源氏の甘言を素直に受け入れられるはずもなく、加えて後ろ楯もない。
生きながら世を去る出家に逃げたくなるのは当然なんだね。
源氏に何もかも頼り切っていたから心苦しいよね
実家も世話してくれないし依って立つ場所が無かった
男ならまだ官位とか職とか外に居場所があるけど、紫は自活すらできないし
源氏の慰み者、愛玩動物、ペット、誰かの身代わり人生だったわけだ
できたことは源氏の寵を争うくらいで
そりゃ疲れる
>>201 誰が父か分からんような子供はどういう扱いなん
>>218 >しかし父親の無視により社会的権威が無いのは源氏としてはどうしようもない
紫以上に世間に重んじられてる高貴な朝顔に求婚したり、
女三宮との結婚を受け入れた時点で、源氏の妻としての
紫の地位は決まってしまった
つまり、源氏の責任
>>225 六条は正妻待遇されるべき身分なのに不当に愛人扱いされたという感じ
桐壷も源氏を説教していたね
紫の上の出家を許さなかったのは、単に最愛の人を失いたくない
という以上に、「愛玩動物を手放したくない」みたいな考えもあった
かもしれない。出家したら肉体関係結べないし。女三の宮の場合は、
不倫したし、それほど大事に思う女ではなかったから許したんだろう。
出家した後で妙な色気の添った女三の宮に言い寄ってるけどね。どこまでも
駄目オヤジな源氏。
女三宮は結局源氏が出家を許さないから女三宮が朱雀に頼んで出家
させてもらった
そんなには酷くは無いよ
紫は源氏により正妻格になり中宮養母の高位も得た
六条院一の人として栄華も楽しんだ
苦労もあったが幸福ももたらしてくれた源氏への感謝は忘れていない
だから無理に出家して悲しませたくないし、最期まで源氏への愛情は持っていた
紫は、何よりも「和」を大切にするイメージだから
反対押し切って強行突破で出家!
とかはイヤだったんだろうな。
男性に強気で反抗することなんて
性格的にできないだろうし。
>>237 そういう花散里の様な、柔順な思考のタイプなら紫の苦悩は無かったね。
殿のお陰で、身に余る生活をさせてもらって、加分な愛情を注いで貰って幸せだわって。
でもそれじゃ紫じゃなくなるけど。
強行突破して出家しておいて、出家後も源氏の世話になり続けるなんて
紫でなくてもまともな感覚持ってたらそんな恥ずかしい乞食のような真似はできないと思う
>>232 この時代は誰が誰の子かなんてわからない。遺伝子検査もないし血液型も知らない
生まれてきた子は我が子として育てるのが習わしで、真実は誰の子であれ関係なかった
それは庶民の間でも同じで、例え夜這いで生まれた子でも自分の子・村の子・一家の子として育てた
むしろそういう血縁にこだわるようになったのは戦後で
たしかに上流階級は一応予防線のために他の男と関係できないように女を囲った
江戸時代なら大奥で将軍がやってる最中でも常に女中二人以上の監視が付いてたし、
ふだんでも24時間女中に囲まれて正室・側室は監視の対象にあった
将軍におねだりするけしからん女もいたから
子供を作るのが天子の最大の仕事で確実に妊娠出産するかどうかもわからない時代だったから、
皇帝ともなれば女を3000人〜2万人とか囲っておく必要があったわけ。それが後宮の始まり
ヨーロッパの王室でも夫婦の夜の時間でも監視は常に付いてたし出産も完全公開だった
そういう経緯を踏まないと王子王女として認められないのは、平安貴族の結婚のお披露目と同じ
より儀礼的なものだったわけ
>>235 朝顔求婚については、普通の既婚男でもいい女に惹かれることはあるし
振られただけじゃなく紫を大切にしたいから引き下がった面もあったから許せるかな
女三宮を受け入れた源氏は正当化できないけどね
>>241 ちょっと待て!これは不可能だよw
一部どこか他の国とごっちゃにしてるだろ
>皇帝ともなれば女を3000人〜2万人とか囲っておく必要
血縁には戦前も拘ってたよ。庶民ならなるべく遠い地の嫁を貰ったり
上の階級の男たちの旅の途中で娘をお相手させたりってのは
血が濃くなるのを避ける為だし
上流階級でも不義が噂になる時点で、決して看過されるものではなかった
三宮が出家したとき、朱雀院が
「尼には華やかな六条院は似合わない。
いずれ山寺に移らせる」みたいに言ってたけど
お寺に引っ越した描写はないよね?
宇治編でチラと出てきたときは、
相変わらず猫抱いてたけど、あれどこに住んでるんだろ。
>>241>>243 宮廷に政治力あった頃の天子の最大の仕事は治世です。
後宮政治の頃なら、どの氏から出た妃に産ませるかが政治的に最重要な問題だったので、
無駄なお手付きは勘弁だし、そんな何千人も囲う方がおかしい。つか実際そんな人数は無理だけど。
あきらかに小国支配の印に妃を献上させてた大陸あたりの文化と間違えてるね。
>>239 花散里よりプライドがあるしかなり気も強い、男に従っているだけの女じゃないね、紫
藤壺顔の最高の美女で中身は自分で育てたから源氏好み
ちょっと気が強く嫉妬深いけどそれもお茶目でかわいい
完全源氏好みなのに、見上げるような要素が無いから身分高い女三宮と結婚してしまう源氏って…
妹のように育てたから見上げる要素など無くて当然なのに、源氏って馬鹿っぽい
女三宮は出家後源氏と縁を切りたかったんだけど、源氏が止めて面倒をみていたんだよ
>>247>>248 ありがとう やっぱり尼寺には行ってないんだね。
出家したといっても、
髪はずいぶん長くて充分かわいいし、猫とも遊べて
おうちもあるし、そんなに生活はかわってないのかもね。
源氏に頼らなくても、自分の収入(御封?)は
たくさんあるんだろうし。
源氏が荘園とかお金とかを全部女三の宮の蔵に入れさせた。
(少なくとも彼女の分は)
あと、兄が今上帝で、息子は表向きは故六条院の子ども。
薫を源氏の子だと思ってる冷泉院や秋好は、薫を実子のように
かわいがって御殿というか部屋を与えるくらいだったね。
よくもあれだけの秘密がばれないもんだと思うと、源氏はそれなりに
大人の対応をしたんだと思う。自分の顔も宮の顔も潰さなかった。
薫自身が何となく察知してた点からしても
よそに薫の秘密が全くバレてないのは流石にファンタジーだと思う。
まあ多分、唯一勘付いた夕霧がそれとなく配慮してブロックかけてた可能性はあるけど。
少なくとも夕霧できっちりとめておけばちい姫一家に漏れる事はないだろうし。
大宮は出家しても自宅で孫を育ててたし、死ぬのも自宅だから
女三宮も尼寺には行かないと予想
でも源氏は影でちくちくいじめぬいて女三宮に愛想をつかされた。
源氏ってなんであんなに我慢ができない人間なんだろうw
折角ハイスペックなのに自制心ゼロって、若い頃は茶目っ気で済む場合もあるが
老いたら可愛げ無さ過ぎるw
>>235 それは違う。紫の二条院移転後、六条院の人々は紫を追ったから六条院は妻達しかいない状態に陥り、
真の女主人は紫だったことが明白になる。
紫がいないと六条院は機能しない。愛玩動物どころか実質的女主人として紫は必要だった。
源氏が「どんなにあなたを必要としているか」と言っているのは愛情面だけでない。
社会的、生活的にも紫は必要だった。
どちらかと言えば愛玩動物だったのは女主人として機能せず性の相手だけをしているだけの女三宮。
しかし彼女も意思を持って出家したから本当は愛玩動物ではなかった。
>>254 ねー。
そこんとこが占い師に「この子が帝になれば国が乱れる」と言われたポイントなのかな。
帝って、我慢の連続だし。
位が高くて気が強い女御を「重い、飽きた」と放置して新しい女調達なんて許されない。
藤壺と通じてしまった時点で
源氏は人生ただの一度も我慢してないんだよなあ
源氏が我慢しさえすれば誰も傷付かないであろう嫌味も全て言ってるしw
悪い人ではないんだが、いつまでも大人になれない子供なんだよね
頭中将とか夕霧とか、いい意味で普通におっさんになれたのにね
頭中とか夕霧やちい姫は、源氏が女三宮との結婚を決めた時どう思っただろ
頭中将は「あいつまだ頑張るのか」と呆れてたりして
頭中将もあまり我慢していないw
頭中将は地味ーに恐妻家ぽくない?w
あと一応夕霧に対しても自分が折れた
将来嘱望されてた妹や長男に先立たれるなんて気の毒すぎて
点が甘くなってるかな
頭中将は妹や息子の早死
こき殿立后失敗
夕顔母娘行方不明など、わりと苦労しているから成長したかも
夕霧やちい姫は紫が大好きなだけに、源氏女三宮結婚には批判的思いもあったのでは
頭中将は源氏に負けたり何か起きるたびに癇癪起こしているよ
立后争いの時は新こきでん女御を無理に里に下がらせるし、夕霧と
落葉宮の時も大人気ないことをしているし、夕霧と雲居の雁のときも
結局折れざる終えなくなったけど、一人で癇癪を起こしているし
源氏も頭中将も悪い人ではないけど、おぼっちゃんでこらえ性が無い
ところがある。
魅力的なところもたくさんあるけどね。
頭中将の癇癪は年相応というか、愛嬌あるんだよね。
最後には折れたり納得したりするし。
怒り方も成長したというかトシとったというか。
若い時と歳取ってからではモチベーションがちがうよね。
いつまでもハーレムの王者、自分が世界の中心気取りのままとは違うんだよなぁ。
若い時の源氏と中将の喧嘩や意地の張り合いは笑えたけど、
源氏の老醜見せながらのネチネチは笑えない〜
癇癪起こす人は極端な話、遠巻きにしときゃいい
周囲も「おお、ブチ切れてますな」で分かり易いからなw
源氏のように善人面して大正論をかましつつ
周囲にはわからぬように相手の傷口をつつき続けるのは陰湿というか、
そういう陰湿な言動というのは本人がやめようと思えばやめられる事だから
「俺は我慢しねえ」という積極的意志を感じるんだ
落葉宮への嫌がらせは笑えないけどね
なんかしたっけ?嫌がらせ
長男の正妻が娘婿と!なんて、親なら頭抱える大スキャンダルじゃないかなあ
別に頭中将を庇ってるわけじゃないよ。気持ちは分かるってくらい
頭中将にしてみたら、朱雀院にお願いして長男のためにもらった内親王が、
未亡人になったら娘の亭主と出来ちゃったって、一言言いたくなる気持ちもわかる
女三宮がらみで柏木が何やらかしたか知らないし
雲居にしても、義姉が自分の旦那と出来ちゃったって、ショックだったと思う
直接旦那に文句言ったのは男前だ
頭中将は夕霧を責めればいいのにか弱い女性の落葉を責めたから男気無かったね
頭中将の性格だと、夕霧にも直接文句言ったと思うよw
頭中将視点では
「内親王をあれほど望んでいたのに、やはり気疲れするからか暗いまま。心配だ。」
「柏木の死をここまで源氏が悼んでくれるなんて?しかしありがたいことだ。」
「息子が死の間際まであれほど気にかけ心を分けていた妻と息子の親友(しかも娘婿!)がいい仲で、しかも結婚強行?!なんてことだ!」
だもんね。
多少どころか結構キレても仕方ない。
それでも実家に帰ってきた雲居を手放しで迎えるでも叱りすぎるでもなく、暫くは受け入れる。
紫父よりも器大きい。
大人になったなぁ、と思う瞬間だ。
嫌がる落葉宮を夕霧が追い詰めて力ずくでやったなんて頭中将は知らないから、
宮の方から誘惑したとか勘違いしたのかもしれん
>>274 誘惑までは思わんでも琴一緒に演奏した話とか耳にしてしまいごく普通の男女の逢瀬だと思ったかもね
兵部卿宮は皇族のくせに自分の出世のことしか考えてないっていうか
源氏の立場が危うくなったら紫上との付き合いぱったり止めてそれっきり
娘が権力者源氏の妻ってのは利用しようと思えば利用できたと思うんだけど
>>275 僧都でさえ、二宮と夕霧がとっくに男女の仲だと思ってたもんね。
また夕霧がその噂に便乗して勝手に邸改装までしちゃうし。
二宮も後見ゲットのために前向きに再婚してると勘違いされても仕方ないよ。
終わり良ければすべて良し、なんだろうけど、過程がキツすぎるな。全員にとって。
夕霧位は、色恋沙汰とは無縁に、真面目で終わって欲しかったな
雲居の雁もショックだよね
相手は内親王だから粗末に扱えないし
夕霧と落葉宮とのターンは全方位的にド修羅場なんだけど
夕霧と雲居の夫婦喧嘩はなかなか面白いというか、本当に夫婦らしくて
この二人も家族やってきたんだなーと思った。
特にめっちゃ憎まれ口ききながらも「あなたを遺して死ぬのは気がかり」みたいなところ。
>>279 >「あなたを遺して死ぬのは気がかり」
仮にも内親王である落ち葉相手に
「処女でもないんだからヤラせろ」て言っちゃうような男だからね、夕霧って。
幼馴染で長年連れ添った妻でもある雲居はそんな夕霧の一面がわかっていたのかもしれん。
他人から見て「あんなに美しくて優秀な男君」とうらやましがられていても
そこは夫婦でしかわからない何かがあったのかもしれないし
そんな不器用さを補って余りある夕霧の誠実さ、真面目さもわかっていたんだろうな。
子沢山でまだ幼い子供もいるのに
「子供を残して死ぬのは気がかり」でなく
「あなたを残して死ぬのは気がかり」とポロっとこぼしてしまうところが可愛い。
>>281 それでも源氏を恨まず(ライバル視はしてたが)
友として接する頭中将はいい男
>>279 一条御息所からの文を雲居が後ろから奪ったのはワロタw
旦那の携帯奪ってメール見る嫁みたいだ。
>>278 夕霧も好きな女には狂ったようになる桐壷帝−源氏からのDNAを受け継いでいる
六条院の華やぎを見て「元々女三宮降嫁の話は自分にあったのに」と、
後からジワジワ内親王妻が羨ましくなってきたようだしね
>夕霧も好きな女には狂ったようになる桐壷帝−源氏からのDNAを受け継いでいる
だけど柏木が生きてたら、親友の妻には絶対手を出さないだろうね
そこが源氏とは違う
落葉が未亡人になり、落葉と雲居が義姉妹だったこともあって
スキャンダルではあったけど、いわゆる法律的には問題の無い
相手だし
>>276 怖い北の方にびくびくしていたからなあ
加えて玉鬘の結婚で娘が追い出されたのは源氏と紫の計略と思い込んだから
紫と実家の関係は最悪になってしまった
本当は髭黒が悪いのに
あの北の方は資産家なのか身分が高いのかどちらだろう
資産家なんだと思う
貧乏宮家は、妻の実家の財産当てにしてるとこが多い
藤壷の女御入内のお世話や中宮立后時の費用を考えると資産家だよね
そしてそれだけ出してもらったらあまり強く出れないのも理解できる
内親王や上流貴族の女人は出家しても尼寺なんて行かないよ
よっぽど落ちぶれて貧しいか、よっぽど修行したいとかじゃない限りは
出家してもそのまま屋敷で暮らしてたし、せいぜい別棟に移るだけ
違うのは髪をミディアム〜ロング、黒や灰色の地味な服、あとは朝夕の勤行(念仏)だけ
桐壺帝の妹の大宮さんもずっと三条殿で暮らしてたし、
女五の宮や彼女に弟子入りした源典侍も朝顔の屋敷でずっと暮らしてた
花散里も出家後は二条東院を源氏から相続してそこに住んでたし
女三宮も三条の屋敷で薫と同居してた
それだったら、たとえば紫が出家できたとして
源氏の妻稼業から引退、
ちい姫や孫や秋好その他友人達と疎遠になるという事もなく
四季を愛でつつ心静かに暮らせたのかな
出家しても還俗させることは可能だった
同人誌では浮舟が還俗して薫の妾になって子供二人生んだ
貴族は信心深い人が多かったからさすがに尼さんに不貞を働くような男はいなかったけど
さすがに源氏や頭中でも尼君とはやってない
在原業平はどうだったか
>>291 源氏が嫌がったんだよね。最愛の妻の気持ちより自分の気持ち優先
わがままな男だ
源氏は藤壺に出家されたのがトラウマなんだよ
だから出家だけは絶対嫌だった
トラウマではなくただの見栄だと思う
内親王という高貴な妻をもらったけど紫という一の人と世に知られる女人もいるって自慢したいだけ
高貴な妻と一の人が立て続けに出家したら面白かったのに
あさきでおかしいと言えばキスの場面だな
くちすいは最も恥ずかしい行為の一つでしないのが普通だった
ちなみに人類最初の体位はバック
下品な知ったか書き散らす江川達也もどきみたいなのがいるな
スルーよスルー
いつの時代も下世話なのはいるわ
ウンコに触るやつもうんこ
女が膣に和紙を突っ込んで避妊してたんだよな
あの頃はもう源氏に優しくしたり心配してやる人は紫だけだったんだよ
だから源氏は紫に見捨てられたくなかった
母親を求める子供のような心情
紫から見たら、結婚し自立した娘はちい姫、自立できない手のかかる大きな息子が源氏
夫が妻依存症になる老夫婦は現代も多い。
妻が先に逝った夫は茫然自失となるが、夫より長生きする妻は趣味や孫育てを愉しむ。
紫も源氏が先に亡くなったら友人やちい姫や孫たちと穏やかな余生を過ごしただろう。
>>302 あの頃は
明石がちい姫>>>(超えられない壁)>>>>源氏だったのに加えて、
花散里あたりも
夕霧>>>>源氏
になってたよねw
一日の大黒柱として家族を支え叱咤し甘えさせる立場の方だよね・・・
>>304 現代だって、そうなり勝ちなんだから、
一人の夫を分けあってた時代なら、当然の構図だね
自分を一番大切に思ってくれる人を大切にできなかった源氏
だからハイスペックなのにダメ人生なんだ
>>307 源氏って誰のことも心から大切にいはできてないよね
紫は身分低いけど一の人と扱ってやってるつもり(女三宮降嫁)
藤壺には秘めた恋を大切にしてるつもり(須磨に流された)
大切だなんだと言いながら誰も愛しきれていない
心から愛し可愛がってくれた父親を裏切った(藤壺との不義)
優しい兄を侮り続けた(朧月夜との関係)
須磨に流されていた自分を唯一見舞ってくれた友・頭中将の息子をいびり殺した
こうして考えるとひどい奴だな、源氏。
そんな源氏が心から大切にしてた相手・・・・冷泉とか?
>>309 冷泉とは、玉鬘に手を出す気マンマンでした
>>309 朧月夜に手を出すことで最愛の藤壺まで窮地に
冷泉や夕霧やちい、養女含めても、子供に対しては頼りがいのある良き父親なんだよな
朧月夜に手を出したのは藤壺に拒否られて自暴自棄になってたから
結局それが露見して自分から須磨に引っ込むことになるんだけど
藤壺が2人が犯した罪の罰のせいだと思い込んで自分が罰を受けたいと
思ってたのはちょっと可哀想だった
藤壺とのことも相手の立場とかお構い無しで困らせてるし
愛するがゆえに自制するとかいう発想がそもそも無いもんな
永遠の子供よ、子供
源氏が子供だと悟ったから藤壷は漢となった
紫は母となった
藤壺にとっても
冷泉>>>>(超えられない壁)>>>>源氏
だな
そこまでするとあさきの解釈とは離れちゃうけどね
>>320 紫は義母だから夕霧は迫らないよ
紫はちい姫のお母様だぞ
夕霧はずっと紫に憧れていたし未亡人好きそうだし
きっかけさえあればね
>>322 夕霧の恋愛相手は、同年代の女限定
紫は年齢的にも夕霧の母でもおかしくない
源氏が死ねばまず間違いなく紫は出家するだろうし
(紫自身もう複数の孫がいるような年だ)
夕霧は尼に手を出すような男じゃないだろ。
源氏ですら出家した藤壺や女三宮には手を出せなかったんだから。
ちゃっかり玉鬘に花渡したとこを見るとなあ
玉鬘の時は夕霧ってそれこそ適齢期で、雲居との仲も先が見えず〜って頃だから
全然状況が違う気がする。
でも
>>320みたいな事もあっても面白いと思うんだけど、おそらくそういうタイミングから
悉く外れる運命だったのかなと思う。そうなるならもっと若い、源氏健在の頃の方がいいんだけど。
若菜後の夕霧は雲居と落ち葉との修羅場を経験した中年。
義母で中宮養母の紫に手を出して火だるまになるよりは
少年の日に垣間見た美しい人への憧れをずっと胸に秘めておいたほうがいいくらいの分別はついてると思う。
仮に紫と夕霧がそうなるなら
>>326の言うとおりもっと若い頃のほうがよかったよね。
まだ美しいとはいえもう孫がいるような年の女性と子沢山の中年男との不倫なんて見たくないし。
紫は源氏に惚れてるので、息子に言い寄られても迷惑にしかならないけど
様々な物思いに一つ違うベクトルが絡んでくる事で
心のどこかで少し開き直れたんじゃないかな、開き直れれば少しは楽だったかな、
とか思ってしまうんだけなんだけどね。
まあそうさせないのが式部さんなんだけど。
夕霧と柏木じゃキャラが違うからね
夕霧は、夫のいる相手に手を出すキャラじゃない
夫の死後でも、世間体は悪いけど結婚には問題無い相手だった落葉と、
明石中宮や親王・内親王達に囲まれた義母紫とでは、
未亡人でも立場が違いすぎる
源氏は紫が未亡人になったら男が言い寄ってくると不安になっていたけど
鋭くも夕霧の想いに気が付いていたりして
それもこれも自分が前科持ちだからなわけで・・・w
夕霧(夕方に立つ霧)には落葉宮
地味同士お似合いじゃん。夕霧は樺桜の君には手が届かないよ
光源氏と輝く日の宮とは違うの
夕霧は亡き柏木のために落葉の力になってあげたいって気持ちもあったけど
マンネリの雲居とは正反対の魅力にとりかれちゃった
女が複数いようが公平に扱えば良い夫なのか?って話w
雲居はそういう扱いで納得させられてるけど
紫上はただ1人の女になれないことを疑問に思ってる
未亡人になった紫と夕霧との妄想話より
未亡人になった玉鬘と彼女をねらう冷泉のほうがリアルだわ
未亡人になった玉鬘なら冷泉と再会しても普通に許されたんじゃないのかなあ
>>334 娘を入内させてなきゃ、問題無い
女房クラスなら親子丼でもスルーされるけど、玉鬘は太政大臣の
未亡人なので、娘と親子丼なんて軽い扱いをされたら大スキャンダル
娘じゃなくて自分が行けばよかったのに…
紫は疑問に思い葛藤したけど最後までおろかになれなかった
>>336 冷泉が玉鬘大君の入内を望み、
新コキデン女御にまで働きかけさせたんだもの。
玉鬘を忘れられなかったのなら
娘でなく正々堂々と玉鬘本人を望めや、冷泉。
大君を冷泉のとこに入内させたのは勿体無さ過ぎるよね
大君は今上のとこに入内させとけば良かった
今上なら明石中宮が鉄板だから余裕があるし、
今上の外戚の太政大臣の娘という立場なら、そんなに苛められる
ことも無かっただろう
今上の寵愛を受ければ、玉鬘の息子達の出世にも役に立ったのに
>>338 源氏-紫スタイルの踏襲だったのかな
冷泉と玉鬘なら何十年越しの再燃愛でもそれなりに格好ついた気がする
玉鬘は冷泉に淡い憧れを抱いてたけど、そこまで愛してる訳じゃ
なかったんだろう
朧月夜が源氏を愛してたのと違ってね
それに、玉鬘はもうあがってると思う
源典侍さんの例もあるw
玉鬘は髭黒だけしか知らないで真面目に主婦やってたんだし、
宮中で派手に遊んでた源典侍とは違うだろうw
玉鬘は華やかな容姿だがまじめで身持ちは硬い
藤壺の肉壺
なんて卑猥な名前だ
そっか…、玉鬘、あんな美人なのに髭黒しか知らないのか…
今、女三の宮が柏木からの手紙を源氏に読まれた辺り読んでるけど
しとねの下じゃなければ、どこに手紙をしまってたんだろう?
源氏は落ちてた手紙を勝手に読んでたけど。
あと不思議なのは、小侍従の従姉妹の弁の君が、宇治十帖になって
突然出てきたけど、懐にずっと柏木と女三の宮の文を隠し持ってたのかw
まあ、それこそ迂闊なところにしまっておくわけにもいかないから
常に持ち歩いてるのが一番安全かもしれないけど。
>>347 登場はいきなりだけどw誰かが呼びにいいって
偉い人の前に出るから準備したでしょw
まさか手に古びた手紙を持っていくわけにはいかないから懐に入れてただけでしょw
国語の資料集かなんかで見た覚えがあるんだけど、小物を入れておく
二階厨子みたいな調度があったと思う。女三宮はそこへ入れて
おけば、源氏もわざわざ中を開けたりしないだろうし、ばれなかった
かも。
弁の君は、秘密を知ってる人物がもう一人いた!てあさき読んだときは
びっくりしたけど、薫が産まれて物心つきつつある時点ですでに周りの
女房たちは「六条院のお子じゃないんじゃ…」みたいなこと噂してる
描写があさきにあった。あの時代はDNA検査とかないし、ましてや文だけでは
なあ…。柏木は分別も忘れて直接的なこと文に書きすぎてたみたいだけど。
>>347 あの女三宮が秘密の手紙を自分で管理してたとは思えん。
小侍従が女三宮に手紙渡す
↓
女三宮が手紙読んで小侍従に返す
↓
小侍従が自分の文箱に隠しておくか人目に触れないところで燃やしておく
いつもはこんな感じだったけど
あの時は文を読もうとしない女三宮に文を押し付けようとしてたときに源氏が来ちゃって
結局文を押し付けたままになってしまったんじゃないかと。
宮家の女房にしてはどれもこれもレベルが低いね
低いね
朱雀は女房の教育には無関心というか気がつかないし母の女御もいない
乳母がもう少し有能だったら女房の教育などに気を配り逢引の手引きすらなかっただろうに
そう考えると紫と同じで人に恵まれてないね
>>312 カメだけど
秋好は里帰り中にトチ狂って顔を見ようとした
玉鬘はヤってないもののベタベタ触りしつこかった
特に玉鬘は逆らえない立場
考えてみて自分の義理の父がいてその人が触ってくるんだよ?
しかも黒ひげにやられたあとに「これでいかに私は優しかったか・・・」とかアホ発言
>>352 紫は源氏が選び抜いた女房を付けてもらっていたろうし
その源氏が須磨に流されていた頃も
実家の援助もないのに一人で立派に留守を守っていたし、
いい女房たちがいたんじゃないかと思う。
後に六条院の女主人となるくらいだから女房たちの掌握も上手だったろうし。
紫が恵まれていなかったのは実家と自分がお腹を痛めて産んだ子供。
逆に女三宮は院と帝が後ろ盾で老後も頼りになる息子がいてその点では恵まれていたけど
女房には恵まれていなかった。
>>354 ポカーン(゜д゜)
文脈見れば人に恵まれなかったが子供や実家や伴侶のことだろうとわかるのに
紫の件になるとムキになるのね恥ずかしい人
まあまあ
紫は自分を庇護してくれる人に恵まれない分女房の監督などはしっかりしてるね
女三宮は庇護して甘やかされた分その手のことに疎い
宮様らしいおっとりさでいいところなんだけどその分目端の効く忠実で誠実な女房が必要だったね
>>356 女三の宮を不幸にした原因は、小侍従が柏木を手引したことが発端なのに
柏木に同情寄せるあまり、自分の本来の主人である三の宮を突き放す
小侍従の態度は傲慢すぎると思ったわ。
三の宮が従順すぎて、柏木を拒みきれない性質だってわかってるのに
懐妊のつわりで気分悪いって時に、柏木の文を押し付けていくなよと。
小侍従が管理しときゃいいじゃんかと思った。
いくら気の弱い三の宮でも、小侍従ごとき女房に馬鹿にされて見下された扱いを
されるのは、ちょっとかわいそうだと思った。
藤壺の王命婦も、小侍従も、夫を持つ身の女主人に男を通わせて苦しめて、とても忠臣とは言えない。
女主人は二人とも、年の離れた夫を持つ身だから、不憫に思ったのか。
二人に共通なのは乳母子で、一緒に育って遠慮が無くなってしまったんだろうか?
そう?あさきの王命婦は藤壺から唯一心許される存在だったけど
私の本当の気持ちを知ってるのはあなただけみたいな
あさきの王命婦と藤壺の関係は好きだ
王命婦は行き過ぎた行為だけど主人と源氏の本気を知り源氏を中に入れた
あれで藤壺が強く拒んだら源氏を追い出したと思う
もちろん想像というか妄想に過ぎないけどね
女三宮の方は
>>357の通り強く拒否できる人でもなければ本人は今の境遇に不満もなく
源氏の正妻でいるのに「本当の愛を・・」なんていって柏木を手引きした
「これほどの貴公子に思われたら私なら・・・」なんて言ってたけど本当にただただ傲慢なだけだと思った
まあ柏木に切られて逢瀬がなくなるのが嫌だったんだろうね
>>357 小侍従と柏木は肉体関係あったぽいから
宮さまと柏木を取り持つ小侍従の心中は
複雑だったんじゃないかと思う
自分も柏木と寝たとはいえ、しょせんセフレだろうし
>>361 当時の身分で言えば妥当な扱いなのでそんなこと思ってないと思う
恋愛脳だよね
そしておんなんとしての喜びや恋愛ごとに疎い三宮を侮ってた部分がある
だからこそ自分の主人に男を手引きしたり、出家後も「大きな代償を」なんてアホなこと思ったんでしょ
出家後は三宮もいろいろ考えるようになり彼女が離れるのも止めなかったんじゃない
女三宮と小侍従は乳姉妹の間柄だから、友達みたいな
感覚が小侍従にはあったと思う。
「あさき」の「私が宮さまならどんなにか嬉しい恋の喜びだろう」
とか言うところは、ほんと恋愛脳というかスイーツ(笑)女房
という感じ。
三ノ宮はまだしも、藤壺の姦通は、当人同士も周りも身の破滅だからね。
いくら藤壺が恋心を秘めていたのを知ってても、帝の妻に、義理の息子を手引きしちゃうって怖いよ。
桐壺帝も亡き更衣の代わりにと年甲斐も無く求めちゃったからね
懲りてないなっていう
やっぱり、あんまり歳が離れた夫婦って悲劇だよね。
まあ、結婚自体が政治行為だから、個人の思惑なんか無いに等しいんだけど。
庶民で良かったよ。
王命婦も皇族ないし源氏などの賜姓氏族
やんごとない姫様
乳兄弟っていったら惟光が好きだ。
頭中将に源氏のこと「遊び人」て言われて
「あ・・・遊び人じゃありませんよ、私のご主人は・・・!」て必死に弁明してた可愛い奴w
コレミツは娘を源氏にやらなかったのはなんで?夕霧にはあげたけど
紫は冷泉に入内できる身分ですか?
紫は血筋は悪くないので、
兵部卿宮の正妻の養女扱いで金銭的バックアップがつけば
可能なんじゃないかな。まあそれが不可能だったわけですが
>>370 普通に年齢差だろw
娘の幸せ考えたら夕霧ならお似合いだし
冷泉に娘をやった玉鬘が異常だよな
今上か夕霧の息子で良かったのに
髭黒死んじゃったから今上か夕霧のとこ行っても将来期待できないし
義父源氏の子供の明石中宮や夕霧に迷惑かけたくなかったのかも
玉鬘的には実親よりセクハラ源氏のほうが大切なんだねー
>>374 中君が今上のとこに行ってるし、だったら今上に望まれてた大君をやった方が良かった
将来は期待出来ないっていっても、冷泉のとこよりまし
今上にそこそこ寵愛されれば、玉鬘の息子達の出世の役にも立つし、
今上なら自分の子供の面倒見もわりといいしね
玉鬘だって今上か東宮に入内させたかったけど、
髯黒が亡くなって東宮や今上に入内できるほどの力が無くなっているのに
髯黒の遺言があったのでどうしても入内させたくて冷泉になったんだよ
結果的には中君も今上のとこにやってるし、玉鬘のやってることは
本当に無駄
髭黒は自分の甥っ子の今上のとこに入内させるのが悲願で、
はっきりいって冷泉のことはどうでもいいのに
中君は尚侍だからね
大君を今上か東宮の女御にしたかった
大君なんて冷泉の扱いは性奴隷にすぎないって感じ
親王まで産んだのに、その頃には冷泉の寵愛もさめて来て、
かばってももらえない
冷泉の崩れ方は異常。
まあ、あの源氏の子だから一度は色ボケになるのは当然といえば当然なんだけど、
宇治前のきちんとした姿からの落差激しすぎてキモい。
夕霧も雲居と落葉で度修羅場だったけど、
そのあとが夕霧らしい生真面目ぶりだから、まあそう酷くは感じないけど。
ま、竹河だからね
紫式部が書いたのかどうか
秋好が中宮宣旨を受けた時、兵部卿宮が「わが娘・王女御は主上のいとこなのに」と言ってたけど、
表向きは桐壺帝の子である冷泉は、桐壺帝の弟春宮の娘の秋好ともいとこだよね。
母方か父方の違いで。まあ母方の方が近しい感覚なのかな(異母なら結婚できた名残みたいに)
新弘徽殿女御も、祖母が桐壺帝の妹宮だから、冷泉とは表向きはいとこ半になる。
冷泉の中宮決定に関しては、いとこだから有利ということは関係ない気がする。
あさき世界の中宮は、政治の駆け引きも何もなく、ただ単純に帝の心一つで決まってるから、
女御という身分なら、寵愛が深いor帝の思い入れが深ければおk。
冷泉は新弘徽殿女御と梅壺女御で悩んでいたけど、実父が源氏だと知ったことと、藤壺の
「源氏の大臣こそあなたを命がけで守ってくれる人」発言で「なら実の父上が後見する梅壺に」になったよね。
源氏は、あさきでは三人の実子に対する愛情差が結構ある。
ちい姫を見た時に「主上も夕霧も愛しく可愛いが、子供がこれほどに手放しで愛しいとは」と娘にデレデレなのに、
柏木あぼん後かな、冷泉のとこに月見に行った時には「夕霧もちいもそれぞれに可愛い、しかし冷泉院は
それにもまして」とやってる。
冷泉>ちい姫>夕霧なのは、その母親達への愛情の差なのかな。
383 :
愛蔵版名無しさん:2013/04/06(土) 20:07:49.08 ID:zm3PqNsM
冷泉は罪の子いわば問題児、ちい姫はそばで育てた、夕霧は大宮や花散里にまるなげ
自然と愛情が深くなるのはその順番でしょうね
冷泉は一緒に危ない目(廃太子の危機)にあったし父親として堂々と可愛がれないからその分もあるんでしょ
一番迷惑かけた息子でもあるし
>>382 >あさき世界の中宮は、政治の駆け引きも何もなく、ただ単純に帝の心一つで決まってるから、
>女御という身分なら、寵愛が深いor帝の思い入れが深ければおk。
これは全然違うぞ
あさき世界は、政治の駆け引き無しで決まった中宮はいない
藤壺は、朱雀東宮で弘徽殿中宮だと、右大臣サイドの権力が
集中し過ぎるから、后腹の内親王という申し分の無い藤壺が
男皇子を産んだ時に、パワーバランスのために藤壺を中宮に立后させた
秋好の時は、頭中将より源氏を冷泉の御世の最高権力者として認める
ために、養女の秋好を中宮に立后させた
ちい姫の時は、源氏が突き抜けて最高権力者
>兵部卿宮が「わが娘・王女御は主上のいとこなのに」と言ってたけど
本来は、母方の実家が帝の後見をするので、帝の母方の従妹は有利なポジション
髭黒だって、今上母の妹の女御が生きていて、真木柱を手元で育てていたら、
真木柱がちい姫の最大のライバルになった可能性もある
中宮定子も、中宮彰子も、帝の母方の従妹
帝と母を後見している人の姫が強いのは当然だよな
兵部卿宮が弱いのは冷泉の後見が出来なかったから
本来なら、藤壺が自分の姪っ子を協力プッシュするんだけど、
藤壺は源氏とつるんでるからねw
通常は、親王や内親王は母親の里で育つから、母方の従姉とは仲が良いんだよ。
冷泉は末子のせいか、宮中で育った感じだから、兵部卿の宮と特別親しい訳でも無かったのかも知れない。
>>385 今上母は死んでいないと思ったけど。
髯黒は真木柱を手放したのがまずかったよね
冷泉の後見が源氏だから
兵部卿宮は妹が自分よりあからさまに源氏の肩持つのを責めたりしてないんだね
>>385 あー、ごめんなさい、そういう意味ではなく。
「政治バランスを考えない」ではなくて、「後見の権勢無視で」決められたって意味です。
普通なら弘徽殿大后が中宮なのに、後ろ盾は殆どない(兵部卿宮ではちょっと弱い)藤壺を、
春宮の母親である弘徽殿をすっ飛ばして、「次の春宮の母宮だから」で中宮にできたり、
新弘徽殿も梅壺も同じように大切な人だけど、源氏が後見だから梅壺にする、という軽さを言いたかった。
母方のいとこが有利なら、やっぱり女三宮は最初に源氏が言ったように冷泉に入内させとけば
よかったよね。
女三宮の母宮は藤壺女御?の源氏宮だっけ、一度臣籍に下った宮様なのかな?
藤壺女院とは異母らしいから、劣り腹なのは確定だけど、それでも母同士が姉妹の従妹だよね。
>>389 三条の里に帰る時に「桐壺院がほぼ10年、藤壺の里下がりを殆ど許していない」とあったから、
14で入内した後、桐壺院崩御まで12〜13年?
冷泉を生んだのは23くらいだし、すぐに冷泉は春宮になったから御所育ちみたいね。
譲位の時に「幼い春宮を御所に残すのは心配だから、源氏よろしく」と言ってた。
>>390 手放したというか、奪われたというか
髭黒はせめて姫だけでも連れて帰りたいと思ったくらい、真木柱を可愛がってたからね
兵部卿宮は、自分のとこに引き取っても、老い先短いし天下人の源氏には嫌われてるし、
真木柱が春宮の従姉妹という身分にふさわしい結婚ができるかと言われれば無理なんだから、
そのまま髭黒に委ねればよかったのに…
明石の姫の前に麗景殿に女御が入ってるし、身分的にも承香殿くらいは許されてたのでは
玉鬘の養女になってれば、源氏もそれほどツンツンしなかったかもしれない
もしくは、この姫も冷泉に入内させてもよかったんじゃないの?
冷泉の女御って、秋好と新弘徽殿女御と王女御以外にいたっけ…少ないよね
手放したってそういう意味なんだけどね
にっくき髭黒に后がね候補の姫を残して行きたくなかったんだよ
今上の後見は源氏ではなく、髯黒なんだから
源氏に嫌われてるから真木柱を冷泉や夕霧には縁付けられなかったみたいだね
柏木に嫁がせようとしたり結局蛍兵部卿宮ってパッとしないところに嫁いだ挙げ句
うまくいかずに最終的には紅梅妻って…
地味ながら紅梅と真木柱も夕霧と落葉みたいな顰蹙買うことやってたのね
紅梅は夕霧みたいに女君に対して無礼無粋だったとは思いたくないけどw
>>397 真木柱は内親王じゃなくて普通に臣下の娘で気軽な身分だし、
義妹の旦那と再婚した訳じゃないから、世間的には全く問題ないよ
うん、紅梅も眞木柱も顰蹙買うようなことは何もしていない。
普通に最初の夫とうまくいかなくて別れ、
2度目の結婚をしただけ。
あれじゃない、紅梅が真木柱に通い始めた当初は人目を忍んでいたようで、
やがて晴れて公に夫婦として暮らしたとか書いてあるから、
通い始めた頃は喧しい舅姑(式部卿夫妻)がまだ生きてたが、亡くなったから堂々と夫婦になったのかもね。
当時の再婚システムがよくわからないな
密かに通い始めて晴れて結婚…というのは、普通に恋愛結婚の1パターンだよね?
家同士で予め話を決めて見合わせるにしろ、家臣達が暗に手引きするにしろ
当時は男君が通っていくしか方法が無いのだから
紅梅と真木柱の再婚に特別問題があるようには思えないけど…
人目を避けてた頃はまだ恋人関係で、結婚しようと決意してから
世間に公表しただけじゃない?
どうなるかわからない恋人関係の時は、人目を避けるとか、
今でも普通にあることだし
内親王の落葉や、元東宮妃で東宮の娘も産んだ六条御息所は
正式な再婚じゃないと世間体が悪いけれど、
大臣の娘で親王未亡人の真木柱くらいなら、身分の釣り合う
紅梅相手にお試し的にお付き合いしても、全く問題ない
>>404 なるほど
宇治編の紅梅と真木柱のまったり会話と、あと夕霧と落葉の宮の
のろけ会話とか、なんだかすごくほのぼのしてて好きだわ。
薫が宇治通いを始めて、匂の宮が中の君に惚れる辺りまでの
関係性も好き。
薫も匂の宮も、歳の近い主従としても、友人としても、お互いの違った
部分を認め合いながらも理解しあえてる間柄って感じで好きだな。
紅梅は、真木柱に「あなたの宮の御方(連れ子)も結婚を、娘同様にお世話しますよ」
と、誠実な人柄なのが良いね。
夕霧が絶対無二の権力者になるための過程だったのかもしれない。柏木自爆。
そう思うと夢占恐るべし。
薫は大君にマジ惚れするまでは嫌いじゃなかったなー。
臭宮になぜか積極的に中君あっせんしようとした時点でちょっと違和感。
二宮降嫁の時の妙に悟りきった上から目線も違和感
(六条院の息子ではないという引け目はもうないのかよ!)
色々キモイ部分が積み重なってたけど、最後の浮舟に拒絶されたときの
「他の男に囲われてるのでは」の邪推で嫌な奴感炸裂。
尼寺にいるっつってんだろが。
源氏と柏木どっちに似ても女に対する意識のひどさは変わらんな・・・
>>408 源氏から本人のチート資質取り除いて(美貌とか才能とかは確実に源氏が上だし)
母の身分といい匂いを与えて、更に源氏の人間性の嫌な部分を凝縮させたのが薫ってイメージ
源氏は身分低い相手(例・明石の方)や、身分が高くても自分より劣っている相手(朱雀院)は
見下すよね
要するに登場人物のほぼ全員を見下すよね、皆、身分か能力のどちらかでは必ず源氏以下だから
というか源氏が見下してないメインキャラって、ぱっと思いつくのは
桐壺院と藤壺の宮しかいないような…
身分的に遜色のない葵は「思いやりがない」六条の御息所は「女の情念が疎ましい」だし、
頭の君のことも「蹴鞠以外はわたしの勝ち」だし、朱雀院のこともやや見下してるし
>>410 いやいや、桐壺院に対しても、本能的に見下してたでしょう。
藤壺は自分の方を愛してるとか、身体的に若くて父帝より上だとかは思ってたと思うな。
あさきだと、藤壺に父は母更衣愛してて、あなたを本当に愛してるのは自分だとか言っちゃうし。
骨の髄まで驕った性格だから、真理的には父に対しても、男性としての優位性を感じてるとは思う。
>>411 ああ、それはあるかも
でも、一応「父上にだけ罪を認めます」とか「わたしは父上のようにはなれぬ」とかやってたから、
尊敬もしてたんじゃないかな
ただその中に「父上はわたしが何をしても許す」という「愛されスイーツ脳」があったのは確実だな
桐壺院は桐壺院で、源氏が更衣にあそこまで似てなかった場合も溺愛したのだろうか
最愛の人の遺児&その人にそっくりという相乗効果で「度が過ぎる偏愛」になったけど、
容姿も資質も優れていても、更衣似ではなく自分に似てたら、あんな溺愛したかなあ
源氏は自分によく似た母によく似た藤壺やその藤壺によく似た紫にこだわる辺り、ナルだよね
兵部卿宮の長女の、髭黒の正室も「本心はやさしい女」とされてるけど、
他罰思考が母親そっくり。
髭黒が玉鬘と結婚したことを、「紫の上だけは恨めしい、異母妹なのに、
源氏と一緒になって、養女を私の夫に縁づけるなんて」と恨み節かましてる。
異母妹といっても、あんたら一家が紫にしてやったこと、何かあった?
都合のいい時だけだよね。
脇腹だから一段も二段も下、とナチュラルに見下していたと思われ
見下すくせに、相手は天下人といえる源氏の妻なもんだから
その威を借りたい、利用したい
妹なのにって言うなら、姉らしいこと何かしてから言えよ
髭黒の元北方は、夫が玉鬘に会いに行くのに、服を整え、香を焚きしめるシーンが切なかったな。
まあ、そのあとアレだが。
後年、紫が三ノ宮に会いに行く源氏の支度を整えてる姿が重なった。
夫に柔順で不憫な所は姉妹だなと思った。
源氏は幼児期の桐壺帝の溺愛のせいで「世界はわたしの意のまま」になっちゃったな。
臣籍に下ったのに、公の場で帝・院を「父上」と呼んでるのも源氏だけじゃない?
朱雀帝でさえ、遺言の時以外は「主上」「院」と呼んでたのに。
臣籍に下ろしたけど、その分出世も好きなだけさせる、他の飼い殺しの皇子たち以上に
政治権限も財力も与えてる桐壺帝は、「好きな女とその子の為なら周りを省みない」ところを
「自分の為なら周りを省みない」にしたら源氏そのままだ。
源氏にとってだけ、理想的な父親なんだよね。
朱雀のことは公の皇太子で、それ以上でも以下でもなく、
源氏は「私のかわいい子」らしい。だから(帝位以外)なんでもしていいよ
状態なんだろうな。自分の后と密通というのも、しゃくに障るけど
許せる範囲に見えてしまうw
源氏は臣籍降下すると同時に従三位公卿だったからね
公卿とは摂政・関白・大臣・大納言・中納言・参議およびその他の三位以上の人
この時代だと20〜30人以下
源氏は元服してすぐにこの上流貴族の名簿に入った
赤紙召集で息子を戦地に送るとき、
せめて女を教えてやりたいって女郎屋に連れていったり母親やおばや姉妹が相手してた
父親ってのは息子についてはそのくらいのこと許せてしまう
最愛の息子なら尚更
桐壺帝にとっては藤壺もしょせん桐壺更衣の身代わりだから
かわいい息子に藤壷の心を盗られても2人に申し訳ないと思いこそすれ
責める気はないのでは(とあさきを読んで思った)
藤壺にも(源氏にも)申し訳ないことしたみたいなこと言い残して逝ったしね
>>420 >母親やおばや姉妹が相手
こんなの地方辺境の特殊隔離地区でしかありえないんだけど
死地に赴く息子に、せめて花街で筆おろしを・・・ってのは
田舎の親父の泥臭い親心にありがちだっただろうな、とは思うが
母親やおばや姉妹相手って・・・
こんなさらっと近親相姦させられたらその場で死ぬわ
いわくつき地区や試し腹国の事をさりげなくデフォ書きする人いるね
>>241みたいな
まあ本当に田舎の、更に超貧しい集落でなら、そういう話も残ってるかもよ。
戦争中の異常話として語り継がれたにしたって、普通あり得ないから噂になったんだろうし。
でも都心部では無理だね。
父親の息子溺愛も色々だろうけど、倫理度外視までするのは単純に知能レベルが低い為。
「父親は息子になら身内の女を共有する事も許せる」「それが父の愛」「最愛なら余裕」
動物かよ
まあ膿家だよね。
桐壺帝が嫁と息子の不義に沈黙してたのは、許す許さないの私的な感情よりも
自分が糾弾さえしなければ国政を乱さずに済む点を優先した感じはするけど。
でも第十皇子の冷泉をわざわざ?ってカンジ
臣下にせざるをえなかった愛する息子と亡き妻への悔いを
源氏の直接の血筋でそっくりさんの冷泉で叶えたかったんじゃないかな
>>428 母親の身分考えると不思議ではないけど?
八の宮の母親は誰だったんだろう・・・
>>419 >源氏は臣籍降下すると同時に従三位公卿だったからね
だからその根拠は何?
紅葉賀で正三位になったからそう思うの?
>>430 今あさきが手元にないけど夕霧の元服シーンで皇族は○○位だってって描いてなかった?
位すら覚えてない頭弱だからあいまいだけど・・・
>>430 弘徽殿大后が冷泉の変わりに擁立しようとしてたくらいだから、
弘徽殿一族なんだろうけどね。大后の兄弟の娘とかかな…?
>>431の言うように、夕霧元服の時に、父君の源氏は元服時には従三位であられたのに…
と描かれてたと思うが。
桐壷帝が源氏の密通を知っていとしたら、冷泉は桐壷更衣の孫という点でも愛しかったかも。
愛した更衣の息子を帝にすることは叶わなかったが、更衣の孫は帝にしてやったわけだ。
桐壺院が、冷泉が源氏の子供と知ってたら、
「あなたによく似ている、美しいものは似るのだね」
って、院は大狸か、痛烈な嫌みだな。
>>417 誰を愛し尊重するかも政治。
源氏冷泉桐壷藤壷偏愛により、弘徽殿右大臣派を冷遇し横暴を抑止出来るという政治上の効果がある。
人格の備わっていない弘徽殿や右大臣への権力集中を上手く避けてきた桐壷時代は聖代で
それに失敗した朱雀時代は栄え無き乱世となり明暗が分かれた。
かといってあんまり偏りすぎるのも。
弘徽殿さんや朱雀が気の毒なときもあったよ
>>436 廃太子させられてればお気の毒だったけどそこは守ってるよ
寵愛に関しては偏りがあったけど守るところは守ってる
弘徽殿に愛情が無くとも朱雀は子供として普通にかわいかっただろうしね
どうしても無理だから廃大子しなかったという感じだったからなあ
後で源氏を帝位につけなかった事をグチグチ言っていたし、
あさきの桐壺帝は自分が本当に愛しているのは桐壺更衣だと
わかっているので、最愛の息子と身代わりの妻との恋を知っても
責めるどころか自らが罪悪感を覚えたんじゃないかな。
藤壺の子を皇太子にしたのは、源氏へのすべての意味での罪滅ぼし
だったんだろうね。現実にはあり得ない出来過ぎた粋な大人だわ。
公の事を私的な感情で行われても。。。。
>>439 どこにもそんな描写ないけど?
朱雀との触れ合いは書かれてないけど朱雀自身源氏と桐壺院を懐かしんだりしてるよ
源氏が薫を自分の子供として育てるのは勝手だけど、
冷泉は将来の天皇だからなー
桐壺帝が許しても、不義の子を東宮にしちゃいかんだろ
>>442 冷泉を立太子するときとか、源氏を帝位につけなかった事を後悔していたよ
>>444 言い方が悪かったわ
私がどこにそんな描写あるのと思ったのは
>どうしても無理だから廃大子しなかった
↑ここ
帝位につけなかった事と廃太子は全く別だよね
はじめから皇太子に源氏を選ばなかったことは後悔しても廃太子することはないとおもうけど?
じゃあこちらもうろおぼえでかいてしまったので言い換えます。
どうしても無理だから源氏を立太子せず、そのことをずっと後悔していた。
朱雀気の毒だと思うけど
>>441>>443に尽きる
私的な偏愛を政治に持ち込むのは愚帝
あさきは藤壺と源氏の関係を切ない恋愛事情として描写してるから
桐壺帝の沈着ぶりが出来た大人って感じで好きなんだけどね
>>446 源氏を帝にしなかったことは悔やんでいたけど
朱雀を廃してまでとは思ってなかったよね???
八の宮見てもわかるように候補に外れただけでも大変なのに廃太子ってもう若くして出家するしかない扱いだよ?
たまにここ思い込みの激しい人がいるよねw
廃太子の意味がよく理解できてないんじゃない?
桐壺帝は、源氏を帝位につける気自体はなかったと思う
自分の希望と現実が違う事くらいは分かってた感じ
これ理解できないようじゃただのアホ帝だし
ただ、臣下としての源氏を大切にしたい気持ちは大きかったから
朱雀の枕元にも立ったんじゃないの
>>435 両者バランスよく運ぶのが賢い政治だよ
こきでん右大臣サイドは普通に付き合う分には別に横暴でも何でもないし
源氏自身が朧の件等でやらかしまくったせいで恨まれたんだから
源氏は帝の寵愛だけが後ろ盾の分際で、あれは暴れ過ぎ
廃太子しなかったというけど、女御腹で年上の朱雀を差し置いて
更衣腹の源氏をどうにか立太子しようとして、さすがに無理で
諦めてものちのとまで後悔していたんだからね。
桐壺帝は大人物だけど、そういうところはなんだかなあと思う
思慮分別があるから諦めたんでしょ
グチグチと後悔し続けるところは親子だなと思った
同じ子供なのに。。。。
>>436 弘徽殿大后は、「院はわたくしの見舞いなど喜びはすまい、生涯ただ一度として心から愛されたことがない」とか、
源氏と朧月夜の密通が露見した時に「わたくしから院を奪った憎い女の息子」とか、
政略的な入内だけど、桐壺院を愛してたんだなあと…
だから更衣懐妊時の「あなたが私を思うあまりにすることを、あわれとは思うが愛しいとは思えない」はひでえw
またトンデモ意見が・・・
なんで朱雀が廃太子されなきゃならんのよw
一番有力な後ろ盾の妃が生んだ第一皇子が正式に東宮になったのに。
なに、弘徽殿か右大臣がとてつもない子か反逆やらかしたか、朱雀がほかの男の子供だとでもいうのか・・・
源氏は更衣腹、しかも生みの母は死に後ろ盾も全くない。
親王としてすらまともにやってけなさそうだから臣下に降ろして有力貴族と婚姻させて生活やってけるようにしたんじゃないの。
朱雀の次の東宮にしたくて(当時は二皇子しかいなかったから?)、占わせたら反対された。
帝も源氏の立太子を諦めた。
やがて有力な女御達に次々と皇子が生まれたので、無品の親王にするよりは臣下として出世させようと決心した。
こんな感じだと思ってた。
>>457 廃太子はオイオイwだけど、源氏を帝位に就けること自体は、無理な話でもない。
葵の上が添い臥しだから、これが絶対的な前提条件になるけど、
左大臣家の総領姫を二の宮(源氏ね)の妃にし、左大臣が後見すれば立太子は可能。
でも既に春宮は朱雀と決まっていたから、そんなことすれば左右大臣の対立で国が荒れる。
それでも、成長するにつけ優れた資質(どこがと思うが、まあ物語的に)を顕す源氏を見て、
「春宮にしとけばよかった」と後悔するのは、わからなくはない。
>>457 453だけど、廃太子してとは言っていない。朱雀が立太子するときの話
何でもご存知ですばらしいですんねw
蛍兵部卿宮が第三皇子らしいから、朱雀・源氏とそれほど年齢差があるかな?
あの占いをさせた時は、おばあちゃまが亡くなって桐壺帝に引き取られた後だから、
既に源氏は7〜8歳でしょ。
源氏が二十歳の頃には、蛍兵部卿宮も右大臣の姫と結婚してる年齢だし。
第四皇子はその頃、童殿上してるくらいの年齢だけど。
帝の長男で人物的にも問題ない皇子ですら後ろ盾がなければ東宮になれない時代
>>430 原作では、八の宮母は大臣娘の女御。
左右大臣ではないとすると内大臣の娘かな?
六条の御息所も、大臣の娘で東宮妃、弘徽殿女御・葵の姉妹ではないことからして
時の内大臣の姫かと思ってるけど、八の宮の母親が御息所の姉妹かはわからない。
>>452 朧月夜の件が無くても、弘徽殿右大臣サイドは意地悪な性格だから、
彼らが政権を掌握したらどんな酷い政治が行われることかと都人が不安を覚えるくらいだったよ
そんな権力者を抑制するのも帝の務め
物語だから右大臣は悪役に書かれているけど、政治はバランスが大事
>優れた資質
>優れた資質
>優れた資質
親のよく目にも程がある・・・
源氏が冷泉後見として政権掌握した時代、治世は安定し最も栄えた。
源氏の政治家としての才能を父帝は見抜いていたのかもしれない。
須磨流しの苦節を経験しなければ大成しなかっただろうけど。
源氏って自分は完璧じゃなかったから女に完璧を求めたのねw
>>466 うん、書いてて自分でも突っ込んだw
でも、一応当時の貴族のたしなみや教養、趣味のレベルまで完璧なわけだし。
蛍兵部卿宮が「絵だけは、ほんの筆のすさびとばかりだったのにねそれすらこうも完璧に」と
涙を流すほどだ。
文武両道完璧、容貌も最愛の更衣に生き写しで、でもこの子を春宮にはできない…という不憫さが
桐壺帝の源氏への溺愛盲愛偏愛につながった気がする。
>>470 なんか感じ悪いレスになったね。ごめんなさい。
なんというか親のよく目を言いたかっただけなの。
>>471 感じ悪いなんて思ってないですよ。
桐壺帝の「数ある皇子たちの中でも一際すぐれた子だった」は「あばたもえくぼwwww」と思った私こそ
性格悪いです。
桐壺更衣が、源氏の立太子を望んで亡くなったのであれば、院も叶えてあげたい気持ちは解る。
更衣の死事態が、院の責任というのも痛感してるしね。
増して、良くできた?皇子なら尚更だよね。
院は良く自制したと思う。実際の所は、更衣腹の親王は立太出来たのか難しい所だけど。
>>473 六条天皇の母はかなりの卑母らしいから、一応更衣ならありえたかも。
でも六条天皇って源氏物語が書かれた頃よりかなり後世の方だった。
源氏物語以前なら、桓武天皇?
高野新笠は身分が低いのに立太子・即位できてるから、桐壺帝が駄々をこねて
「更衣は帝の正式な妻妾なのだから、二の宮を立太子する」と言い張ることも
できただろうね。
源氏の美貌や才能は地の文にも書かれ世間の人々からも褒め讃えられていた。
源氏が優れているのは親のよく目というものではなく客観性のある事実だったろう。
だから帝は朱雀より源氏を立坊させたかったのだろうがやはり後見の無い更衣腹では無理だった。
こんなに可愛くてこんなに出来がよくてこんなに更衣に似てるのに!なんだろうな
あさきの桐壺院は、臨終間際の描写で「ああこの人はやはり源氏の父だ」と思う
最愛の人は結局桐壺更衣で、藤壺は形代なわけだよね
源氏は、紫を藤壺の形代としてたけど、紫本人を愛していたと後になって気づいた
でも、桐壺院は藤壺本人を愛してたのかな?
桐壺院こそ、初恋の女の面影を追い求め続けた感じだ
桐壺院が藤壺を形代にしてしまっていることで、
熱い愛をぶつけてくれる源氏に心が揺れた藤壺が正当化され
院が密通を許すことにも繋がっているんだろうね
>>474 高野新笠、檀林皇后なんかはパッとしない身分と強力な後見がいないことが反って幸いして、
藤原一族の内輪争いに乗じて、手駒として最高位に押し上げられた感じだからね。
もし左大臣と右大臣が険悪で、更衣が左大臣の手駒として使われたら、源氏の立太子も可能なわけだね。
でも左大臣は人格者だし、右大臣は子煩悩な人柄だから、そこまでドロドロしないか
>>431 >>432 確かにあさき〜にはその記述はある
しかし原典にはないので、作者の大和氏も紅葉賀から類推した可能性が高い?
薀蓄君は確定事項のように語るからいつも気になるw
そもそも臣籍降下した身で最初から従三位とか史実だとあるのかな
桐壺更衣は女御に価する位を死後に追贈されたよね
その時点で源氏は女御腹皇子の格になったのかと思った
それで源氏立坊も現実味を帯び、こきでんは慌てたんだと
でも結局は親王のままなら無品親王だから賜姓源氏に、だからなぁ
女御腹でも後見がないのはきつそう
左大臣だってわざわざ右大臣と対立してまで源氏擁立には動きそうもないし
>>479 近衛基実なんかは、臣下だけど8歳で正五位で元服、10日ほどで従四位下に進み、
14歳で右大臣、16歳で関白ですわw
源氏物語以前なら、醍醐天皇の第10皇子の源高明が7歳で臣籍降下、16歳で従四位上
母親は近江更衣だから源氏とほぼ同じだね、モデルの一人だけある
官位については、物語だし、ということで三位に盛ったんじゃなかろうか
準太上天皇って何位なの?
蔭位
親王の子 → 従四位下
諸王の子 → 従五位下
五世王の嫡子 → 正六位上
庶子は一階を降す
一位の嫡子 → 従五位下
以下逓減
従五位の嫡子 → 従八位上
庶子は一階を降し孫は二階を降す
皇族の血が入ってる摂関大臣の息子なら従四位下が多い
>>483 准太上天皇は歴史上1例のみ(小一条院敦明親王)
年官、年爵、院号、院庁の設置など太上天皇と同等の待遇を与えられた
准太上天皇は女院と同格であり、准三宮以上(太皇太后・皇太后・中宮)の待遇
冷泉の父を臣下に持つという苦悩と、源氏と藤壺は夫婦であるという父母孝行でもある
当時の40歳はいまの57歳くらいの感覚
摂関太政大臣は従一位。正従一位は親王の一品と同じ
正一位の生前授与は歴史上6人しかいないけど、
准太上天皇が歴史上1例のみしかないことや作中での存在感を見ると正一位でも驚きはない
源氏は従一位太政大臣から関白要請を断っての隠遁して准太上天皇となった
皇籍復帰はしてないから一品ではなく一位
正一位は神階の最高位でもあり、源氏はまさしく神にも等しきお方
でも源氏物語でどうしても軽く笑っちゃうのは
その「准太上天皇」位を賜った展開なんだよなあ
冷泉が実の父が源氏と知っていて、最大限の孝養を尽くしたんだろうね。
桐壺院が海より深い懐を持っていたことが源氏の首の皮一枚つながった
要因の一つだと思う。
女三宮がうまく文を隠せて、柏木も死なずにいたら、薫は孝養を尽くす
ようなことするかな。案外他人のフリをしそうだな。薫は。
冷泉の孝養は、実父の源氏の為であるのと、もうひとつは、
自分が本来は、天子の有資格者ではない事への
引け目からくるものだよね。
実父を格上げすることで、自分の存在を少しでも肯定するの。
冷泉は何の罪も無いのに。子の心、親知らずだよ。
紫って、脇腹だけど、兵部卿の宮がその気なら入内できる身分なんだよね?
頭の君が本妻腹ではない雲居の雁を春宮妃にと思ったんだから。
母親の身分が低くても、ちい姫みたいに本妻格の妻が養育したら立后すら可能だし。
父親は后腹の親王で、母親は大納言の姫。
源氏の正妻に据えるのに不足はないよね。
紫自身が考えたように、要するに「後見となる父親がいない、父親が後見しない」というのが
アウト要件なわけで。
とにかく源氏は紫を藤壺と比較してたから、紫は、容姿や教養、品格は藤壺に並んでも
どうしても「后腹の内親王」である藤壺に劣る。
また源氏自身、皇子の生まれであることを誇りにしてるから、「生まれながらの皇族」ではない紫を
見下してたのかな。
>>489 自分にないものを求める部分もあったから自分自身が更衣の息子で臣籍降下させられたので
妻には非の打ち所のない身分やその他をもとめたんだとおもう
ただ単に自分が女漁りするいいわけだと思う
非の打ちどころのない妻である葵の上の立場…
女漁りの言い訳+無い物ねだり
藤壺は后腹の内親王だから論外だけど、左大臣の正妻娘である葵だって
更衣腹皇子で親王になれても無品親王が妥当だった源氏の手の届く相手じゃないんだよね
宮家脇腹の紫あたりが釣り合いのとれていた相手な気がする・・・
左大臣の正妻腹どころか母親は帝の同腹の妹宮という、血筋で言うなら
源氏より上なんだよね、葵
まあ男系皇族ではないから、その点では源氏が上だけど
源氏が葵を正妻にできたのは、ひとえに桐壺帝の寵愛と左大臣への信頼
あれだけ愛してくれた父親の寵姫を寝取るって、柏木より罪深いと思う
宇治十帖で柏木と女三宮の手紙を出家した女房が持っていたが、
本編の二人が手紙をやり取りするほどの仲とは思えないんだが。
柏木の巻では小侍従にせっつかれて返事を書いていたが・・・
「非常に迷惑なのです。二度と近寄らないで」
「内親王である私への無礼の数々、許し難い。
夫に言いつければどうなるかおわかりですか?
様々な方に迷惑をかけるので秘密にしておいてあげます。
だから二度と顔を見せないで。あなたを憎悪します」
くらい書いてほしいなあw
>>492 性格に難癖つけてた
六条の場合も同じく性格に
なんだかんだ文句を言うことでしか自分が上位に立てないかわいそうな人だと思う
なんせ、車争いの時も、
「こういう間柄(嫡妻と愛人)なんだから、お互い思いやり持ってくれたらいいのに」とか、
自分に都合の良いようにしか考えない人だから。
お前が諸悪の根源だっての。
結局は自分の血筋や身分にコンプがあるから
憧れの藤壺以外の上位の女性陣にはなにかと難癖をつけて
とにかく自分が上に立とうとするんだよね
紫をはじめとする六条院の女性陣は明らかに自分より下位だから
気が楽なんだろうな
朧月夜だって右大臣家のれっきとした后がねの姫だから
本来なら更衣腹皇子の手が届く相手じゃないよね
葵を正妻にもらえた時点で感謝して慎ましく暮らすべきだったよね
葵との相性はともかく東宮后に望まれるほどの姫をただの臣下の自分がもらえたことにまったく感謝がない
そもそも藤壺!藤壺!ってのが間違ってる
藤壺宮様に源氏自身が釣り合わないだろ、と・・・
そりゃ后腹の内親王と更衣腹の皇子(後に臣籍降下)ですから
光君、輝く日の宮と並び称されたからね。
葵は相性が悪かっただけでなく、藤壷を基準として考える源氏には
身分でも物足りなく思えたたんだろう。
幼少期の扱いにより根っこで勘違いしてしまっていても、
秩序を理解できる頭があれば、分不相応を自覚できただろうに。
冷泉だって臣下の子と悟ってからは私心は控えてた感じなのに
源氏さんの妄執たるや…。
六条さんのなれの果てみたいな書き込みばっかりだなw
そういや六条さんとかいうのもいたな
臣下身分のくせに帝を侮ったり
愛人のくせに正妻呪詛ったり
この二人は似てるな・・・
>>506 それだけ現代では源氏は底の浅い思いやりのない男って化けの皮が剥がてきてるんだよ
藤壷のような完璧な人と比較されたから葵も六条も辛いね
若い頃の源氏を最も満足させた女は夕顔
夕顔が安らげるタイプだっただけでなく、藤壷と比較されるポジションじゃなかったのも大きいね
低い相手だから知識や身分を忘れてくつろげたんだろうね
心から愛せると思った人をと言っているけど、あれは「死んじゃったから美化」だと思う
生きてたら多分そのうち「やはり身分が」「たしなみが」と粗探しするのが源氏
紫の上ですら「本妻腹ではない」というだけで駄目なんだから、三位中将の娘程度じゃ満足すまい
他人によって自分の人生を満たそうとしてる時点で
満足できるわけがないんだな、多分
自立出来てないって事だし
藤壺は源氏が理想の女性化で憧憬の人だけど、仮に彼女を妻とできていたらどうだろ。
身分は申し分ないが、後見が弱い(兄しかいない)
教養もあり趣味もよく、何につけても優れた女性。でも強情な一面がある。
嫉妬心もそこそこある。野心もある(普通なら、冷泉の廃太子を避けようとはしないだろ)。
一緒にいたら一緒にいたで、源氏は「心安らげる人がいい」とか言って花散里みたいな
おっとりした女性や、自分が優位に立てる紫みたいな女性に走ったんじゃないか。
藤壺に関しては、非常に気丈な切れ者だし、性格も強い。
紫のように、源氏を常に立て続けなければいけない立場でもないから、母似の手の届かない人、
という刷り込みがなければ、二人の性格的にはしっくりいかない気がする。
それに彼女に対する源氏の評価は、憧れの人に対して下駄履かせてるし。
案外、宮と紫を妻に持ったら、紫の方に気持ちがいったかもね。
藤壺は立場上強くあらねばならなかっただけで
本質は柔らかな人だと源氏もわかっていたよ
本質は優しい女性でも、ダメなところを見つけるのが源氏だよ…。
優しい人は頼りないとかそんな感じに。
美しくて聡明で身分も高くて教養もたしなみも気品も完璧で、それでいて一緒にいると
心安らげて、でも自立していて芯はしっかりして思いやりに溢れ、源氏の浮気心を許し、
時々可愛らしく拗ねたり妬いてみせるけど疎ましいほどではない。
そして源氏を憧れさせ跪かせて崇め奉らせるほどの身分・品格・誇りを持ちながらも
源氏の心を癒し温め、屋敷内の采配は完璧にこなし、女房達にも慕われるけれど
息子の夕霧には「母親」以上に見られてはならない。
そんな女が源氏の理想なわけで。いるか、そんな都合のいい女。いたとしても入内しとるわ。
>>516 そういう賢い姫は源氏と文のやり取りすらしないよね
父親の貢献が全くない、という不安定さをのぞいては紫そのものなんだよな。これ。
藤壺だって毎日ずっと一緒にいて源氏をいらし続けるなんて絶対に不可能だろ。
味藤壺以上の大切な存在だよね。
これをないがしろにしてずたずたに傷づけて死なせた源氏は罪深いなんてもんじゃないよ。
このアホタレはそれでも女三宮に「紫失って寂しい僕を慰めてー」とすり寄る。
ベッコリ蹴っ飛ばされたら恨み節。
ほんまもんのあほやー!
源氏には、最高級な立場の姫は合わない、絶対に。
朝顔以下のランクの姫が丁度いい。宮家でも脇腹とか、両親がいないとかくらいのレベルね。
>>518 末摘花の時に、頭の中将と一緒に「しかも面倒な親もいない」と言ってたから
遊び相手なら親はいらん、でも正妻なら親の後見必要、なんだろうね。
紫の場合、父親に引き取られることが決まってたのに、源氏がかっさらったんじゃないか…
たしかに、行方不明になった娘を探さなかった落ち度はあるが。
でも源氏がかっさらわずに「いずれこの姫を妻として貰い受けたい」と兵部卿宮に
話を通しておけば、あの北の方だって桐壺帝が溺愛する源氏の嫁候補になった継娘を
いじめることもできないだろう。
兵部卿宮の教育では、源氏好みの女性に育ったかはわからないが。
ところであさきだと、紫は源氏が憧れて求め続けている誰かが藤壺だって気づいてたのかな。
三宮降嫁の時に「あなたが求めているのはわたくしの向こうの誰かだと気付いた」と言ってたし、
藤壺が亡くなった時は源氏は念誦堂にこもりきりになったし、「何事につけてもあの方は普通と違った」と
絶賛しているのを聞いてるし、そうなると自分の名前の「紫」は「藤」に繋がることに気づいてそう。
口に出さないだけで。
あさきの冒頭の一ページがすべてを源氏の物語っている。
おっと。源氏のすべてを物語っている、に訂正。
大和先生はたった一ページで源氏物語の本質を現した。すごいね。
>>518 嫁の実家との付き合いが苦手な源氏には、紫に後見が無いことも理想的条件だっただろうに
実家が守ってくれない姫なら尚更夫が守らなければならないのに、それができなかったな
>>522 私は母を知りません、てアレ?
愛によってのみ生き、
その命を絶ったのもまた愛ゆえであったと・・・
て言葉が紫の一生をも物語っているかのようだわ。
源氏は亡き母を求め、結果として紫がその母と同じになっていたのに源氏は気づかず、
紫が死んだことで2度母を亡くしたかのような衝撃を受けてそのまま自分も命を終えるのよ。
>>520 兵部卿宮も変なんだよね
いくら妻が嫉妬深くても、娘が天下人の正妻格なら普通は仲良く付き合うものだ
自分の他の娘や息子たちも源氏に引き立てて貰えるメリット大なんだから
やはり架空の物語の人ならではのありえない行動かな
>>525 それなりに交流はあったけど、朧月夜の件が発覚して弘徽殿激怒、
須磨に蟄居の流れで、付き合いは途絶えた
結論→源氏が悪い
その後は須磨隠居時代一人きりだった紫を助けなかったとかで
源氏が兵部宮家を嫌ったんだったっけ
兵部宮家はその時、藤壺と冷泉を世話するだけで精一杯だったろうしなー
ぶっちゃけ、ろくに顔も見たことがない紫よりも、藤壺の方が大切だろう
藤壺を守るため、弘徽殿と右大臣の顔に泥を塗った源氏とその妻と縁切りしても
不思議は無いな
>>524 ちょっと違うね。
紫ファンのあんたには申し訳ないが、もっと大きな視点で見るべし。
源氏の行動原理は重度のマザーコンプレックス。
すべての業もマザコンから発している。
亡き母を追及すべく彷徨い、手が届く女性では満足することがなかった生涯ってこと。
>>529 解釈はいろいろあっていいのよ
ひとつのとしかないとかこれが正解ってのはないと思うよ
また色々な方面から見れるからこそあさきはおもしろいんだと思う
>>525 あさきでは兵部卿は手紙のやりとりがあったけど須磨に流された時に奥方がやめさせた
奥方から見れば脇腹の姫のせいで自分の一家が睨まれるのが嫌だったんだろうね
>>513 冷泉はただでさえこきでんさん側から敵視されてるから
もし座を降りた場合、八宮の放擲程度では済まなかったと思う。最悪殺されたかもよ
>>516 あらためて条件列挙されると凄いwww
>>516 条件、どんな無理ゲーよw
しかし源氏って粗探しの天才だわね。
源氏自身はその完璧な女性wに釣り合う立派な男でないくせにねぇ
てか、源氏ってこんな性格で、当時の女性の理想像だったのかな?
身よりの無い女性を最後まで見捨てないのは立派だと思うんだけど。
普通のお付き合い程度なら源氏の本質までは誰も気付かないと思う
肉親並みに側近くにいて、自分の人生そのものを委ねて生きてきた紫ぐらいでないと
源氏×六条は、
高校生が二十代中盤の未亡人を愛人にするって話だろ?
夫に先立たれて寂しい未亡人の体を、高校生の源氏がもてあそぶと
たまらんな
高校生じゃなくて小中学生×二十代前半の女だったらうまくいってたかもしれない
女に興味持ち始めた冷泉10〜11歳×秋好19〜20歳みたいに
十歳年の差でもこれなら上手く行く
デッドラインは中学生まで
脳障害民族の脳内はアブノーマルセクロスとキムチの事で一杯らしいよ
>>524の感想は納得出来るよ。愛に生きることの喜びと悲しみがあわれに美しく描かれている物語。
まさにヒロインの人生だね。
紫とは別の意味で、朝顔は理想の妻条件が揃っていた人だね
最高級身分で美しく教養もあり人格者
さらに面倒な親はいないのも源氏好み
しかし独身主義者でフラれてしまった
源氏を袖にできる人でなければ、結局のところ源氏にとっての
「手の届かない、平伏せざるを得ない高嶺」として存在し続けるのは
無理なんじゃないのか
>>541 基本的に、一度は源氏と通じて「この方こそ、わたしを憧れさせ(ry」と思い込ませないと駄目なんだよね
斎院は、文のやり取りだけで「藤壺の宮や六条の御息所を思い出させてならぬ」と
感嘆させるのは凄い
>>540 源氏にとって「最高の身分」は親王・内親王だから、朝顔の斎院では結婚した後に、
「やはり…宮姫とはいえ、ご自身は女王でしかない。后腹の内親王であられた藤壺の宮には劣る」と
言い出しかねない気がする
文のやりとりだけってところが曲者だね
六条だって文のやりとりだけなら高嶺の花であり続けただろうし
大勢のうちの1人になりたくないってのは人生としては淋しいけど賢かったかもね
憧れさせ、跪かせてやまぬ女性で六条さんも並んで出たけれど、
生まれ自体は、六条さんは源氏が跪くほど高貴ではないよね。
類なく高貴な人になったのは春宮妃だからで、生まれ自体は大臣の娘だから
葵の上と同じ(母親が帝と同腹の内親王である葵の方が上かもしれない)
生まれた身分と得た身分、どちらも最高級なのが藤壺で、他の女性は
「ああやはり藤壺の宮様には敵わない」とする当て馬。
>>528 冷泉の世話はしてないと思う<兵部卿の宮
弘徽殿の大后と右大臣が冷泉の廃太子を言い出したのは「朧月夜と密通した源氏が後見だから」という理由。
源氏が位階を返上して隠遁したから、それ以上は責められなくなった。朱雀帝も「父上のご遺言」と反対だったし。
後見の源氏が隠遁、母宮の藤壺が出家したから、冷泉の廃太子には「後見が弱い」としか言えなくなってる。
そんな状態ででも、あの日和見の兵部卿の宮が冷泉のお世話をしたなら、作中で出てると思う。
冷泉は春宮だから、春宮太夫がお世話している。御手当も出てる。
後見役は源氏一人みたいな描かれ方だし、源氏が不在の間の代役を務めていたなら、
王女御があそこまで不遇にはなるまいよ……。
藤壺は、自身が政争の渦中にあるとはいえやっぱり頭がいいんだなぁ
兄貴が凡すぎて際立つというのもあるけど
実はこきでんさん結構好きなんだけどw、彼女のように
やれ更衣を潰せ、源氏を潰せ、冷泉廃太子、等と騒ぎたてるのは絶対的に負ける人
朝顔さんには、拗ねたり妬いたりするのもかわいいという源氏の萌えポイントが無いと思う
勿体無いってのはわかるけど
源氏って、存在しなかった後ろ盾をわざわざつけて自由な臣下とされるより
最初から煩悩解脱の方向で生きる僧侶コースの方がよかったんじゃ
>>544 六条は才女として世間から尊敬されていたから、源氏が見上げる憧れ女性だったというのもあるね。
教養においては藤壷より上だったんだろうか。
>>546 弘徽殿女御がそんなに好きなら辞書登録してあげてw
うっかり、承香殿と麗景殿まで登録した
弘徽殿大后は、政略での入内だけど桐壺院のこと本当に好きだったんだよね
だから桐壺院が寵愛する更衣が憎い→殺してしまえ
源氏のことも、憎らしい女にそっくりだわ帝が春宮になるはずの一の宮より明らかに溺愛してるわ、
しかも出来がいいわで腹が立つ
朧月夜とのことも、右大臣の言うように「六の君の恥にもなるし、帝も悲しむ」ことなのに、
それよりも「あの女の息子を追い落とせる!」を優先させちゃった
この人も、愛に生きた人だと思う
朝顔は、斎院勤めたから神の花嫁なんだよね。
そして神の花嫁は、一生未婚が普通で、例外は帝にしか嫁がなかったから、源氏の帝コンプにピッタリの身分なんだよね。
>>551 もし結婚できてたらそんなお方にどんなケチつけるんだろw
>>552 女親に早く先立たれたからか、少しばかり女人としてのやわらかさに欠けるところがおありだ
たしなみも心映えも優れたお方なのだが、お人柄が硬いというか、しなやかとは言い難い
一緒にいて疲れるというのではないが、心安らげるお方ではない
むしろ気を張っていなければ侮られてしまいそうで、心潤すという点では花散里の君の方が…
いや、よそう、このようなことを申し上げては云々
と推測しました
>>551 斎院か斎宮か忘れたけど、臣下に降嫁なさった例があるはず
雅子内親王だったかな、藤原師輔の北の方
>>553 www
当時の読者は源氏の君のことどう思ってたのかすごく知りたい
>>555 単行本5巻頃からの読者ですが
・光る君は可愛い
・源氏の君は情けは深いが思いやりはない
個人的には、藤壺女院薨去の「春に眠るあの人の為に」というシーンはすごく好き
あさきの藤壺との関係はドラマチックで好きだ
でもあさきモノローグでこれは言い切ったよなーと思ったのは
「私という人間はなぜ幸せになれなかったのか」ってやつ
>>557 あそこでさらっと「我ながら容貌にも恵まれ」と言ってたのがやはり源氏w
>>554 「いや、よそう」にフイたわwww
目茶苦茶、あさき源氏っぽくてウマい
自分に逆らわない女だけのハーレム築いてどこが幸せじゃないんだよ!!
とあらゆるところから罵声が飛びそうだなww
>>560 >>自分に逆らわない女だけ
会社ならワンマン社長で、イエスマンばかりの社員で、そのうち潰れるパターンだね
それでも女三宮もらうまではまあまあうまくいってたんだけどね
愛する人を幸せにできない自分=自分もまた幸せではない
これに気付けてよかったんじゃね
お前らツッコミどころ間違ってるんだよ
あさきつか源氏物語で一番おかしいのは、
摂関時代に何の後ろ盾も持たない藤壺が中宮になったこと
帝の一存では不可能なんで
藤壺の後見人はだれよ?兵部卿宮?
あんな奴金も力もない
この時代の親王なんてただの飾りだからね
左大臣じゃないの
藤壺の後見が左大臣なら、孫の新弘徽殿がもっと優遇されたはず
>>564 黒ひげ実家じゃね?
お金はあるし援助しても不思議ではない
その頃には源氏VS頭中将になってたからじゃないかな
>>564 歴史書じゃなく、式部おばさんの妄想ラブストーリーだからいいのさ
まあ藤壺は、后腹内親王っても傍系で、品位も無かったようだから、
桐壺帝の後宮に押されるまでは母后と静かに暮らしてたようだから。
逆に、その後見の弱さが幸いして敵が少なかったから、左大臣の押しと、帝の意向で中宮になれたかね。
確かに勢力が弱いのは辛いが、敵が少ないってのは、右大臣一派以外は全て藤壺(左大臣)側に与する可能性もある。
現実はともかく物語の中では帝の一存で可能な世界だから
あんなにも弘徽殿が憎悪(手は出せない)してたわけで
藤原の出じゃない中宮が藤壺→秋好→明石と3代続いてるのもあの時代じゃ考えられないよね
そう描いたのは鎮魂のためか知らないけどさ
藤壺の後見は一応兵部卿宮だけど桐壺帝が崩御したあと御封も滞ったりして
苦労したみたいだから桐壺帝がバックアップしてたんじゃ?
親代わりに…って感じで入内の誘いかけたみたいだし
冷泉の後見は兵部卿宮じゃ出来ないから源氏が務めたね
>>571 ああ、親代わりでってそういうことか。
帝は藤壺に入内要請した時点で中宮候補にしようと思っていたのかも。
まあ血筋も身分も本人も申し分ないし
IDの出ない板ってのは自己レスしまくりなんだよねえ。
レスがない時は見事に数日ないし。
源氏が三ノ宮を貰う時もだが、親代わりに結婚するって、現代だと考えられないよね。
>>576 覗いてても話題ない時は書き込まないって普通じゃん?
>>576 ID時代に自演しまくりだった例の人の記録なら
しっかりと全ログ残ってるよ。
ついでにID時代もレスが無い時は見事に数日あいてたよw
そうしたければ自由にIDも好きな話題も出していいと思うよ
>>577 当時の平均寿命も関係あるのかなあ
源氏物語へのツッコミだったら、桐壺更衣と藤壺宮との他人の激似かな。
一応、一度きりの離れ業だし、物語の必須条件だけど。
あの寵愛深き更衣がチート化して再来!という印象が宮廷中にあっただろうから
藤壺中宮への抵抗感もなかったんだと思って読んでた。
>>582 更衣は母君が皇族だとあったから、どっか遠いとこで血縁はあるんでしょうな
更衣の母が皇族なんて初耳なんですが
>>584 あさき一巻冒頭、桐壺更衣が入内の支度してる時女房がそう解説してるよ
「お父上は大納言、お母上は皇家の出身。後ろ盾さえあれば、女御にも
ひけをとらぬ」って。
しかし父大納言は亡くなり、皇家出身の母は出家しちゃってる。
入内は父大納言の遺言って、それならなんで母が出家しちゃってんのよ
と激しくつっこみたい。
母だけでは後見は頼りないけど、何も後ろ盾がないよりはマシなのに。
>>585 病気か何かで先に出家した可能性もあるよ
大納言の父親は健在だから問題ないだろうと思ったとかさ
>>570 外戚勢力を抑え天皇親政を志す桐壺帝には、権力者の後見を持たない中宮の方が好都合だったかも
プライベートな感情だけでなく政治的にも弘徽殿中宮は避けたかったのだろう
弘徽殿は皇太后にという妥協策も織り交ぜての桐壺帝の政治だね
>>582 六条と明石も似ているんだよね。ちょっと無理があると思った。
明石の箔付けじゃない?
田舎者でも六条似ってことにすれば簡単に知性あるイメージになるし
それでいてヒロイン紫上(藤壺)VS明石(六条)で明石は勝てないってわかる
顔そのものがってより雰囲気込みでじゃない?
キリッと系の気高い才女
六条と明石は雰囲気似じゃない?
明石はすらっとした長身だから、六条のイメージもそんな感じ
知的ですらっとした長身が共通で、顔はそんなに似てないかも
592 :
591:2013/04/13(土) 10:57:01.75 ID:???
かぶったw
妖艶な美女と癒し系美女って感じかしら?
似てるって、やっぱり雰囲気とかだと思う。
あの白塗り化粧に、眉と紅つけたオカメ顔を、暗い部屋で似てる、似てないの細かい判別は至難の技だ。
>>588 六条と明石は顔が似てるんじゃなくて
声や佇まいが似てるって事だと思う
454: 可愛い奥様 [sage] 2013/04/12(金) 16:44:38.35 ID:/sLDQZ3y0 (1/2)
「あさきゆめみし」はいからさん路線で行けばよかったのに
朧月夜の描写が途中gdgdで、非常に勿体無いことになっていた
国文オバサン達が改変を許さなかったんだろうか・・・
でも聖徳太子だって美少年でホモなんだしさー
村上春樹とかより面白い歴史マンガみたいなの読みたいな〜
池田理代子以外で。
>>567 節子、黒ひげやない、髭黒や…
>>595 声が似ている、というのは源氏も言ってたね
本人を見て「やはり似ている」と言ってたから雰囲気も似てるんだろう
血しぶく情熱も似ているらしいが、六条はともかく明石の方は「情熱的」なイメージはないな
理性の人って感じ
六条と明石はクールビューティ系な感じ
六条は怨念になっちゃったけど明石はものわかりが良い
より多く愛してしまった人と愛する対象を源氏→ちい姫に変えた人
明石って元々それ程源氏のこと愛してないよね
父親のセッティングだし
あさきのはいからさん路線てのがちょっとよくわかんないや
源氏を心から愛してくれたのは紫、六条、葵、末摘花、花散里かなあ
藤壺はどうだろう、わかんないや
というか源氏を一番に愛したのって父上じゃないかな
妻と不義密通されても責めるでもなく「許してほしい」と言い、崩御後も、源氏の為に
あの世から須磨に出かけてきて、そのまま京の御所で朱雀帝を睨みつけて眼病にする怨霊行為も厭わない
>>603 葵が生きてたら息子が一番になりそうだし、花散里も源氏より
夕霧が大事になっちゃったw
きっとあの世で、桐壺更衣にせっつかれて、須磨や内裏に源氏を救いにいったのさ。
あの世で更衣に敷かれてる帝も良いかもw
葵はわだかまりがとけそうな矢先に亡くなっちゃったからね
まぁあれで仲直りできても若紫の扱いでまたすぐ隔てができそうだけど
若紫が藤壺の身代わりである以上、葵が無視できる程度の存在にはならないし
>>606 でも紫は子供を産まないから、葵はスルー出来るんじゃない?
ちい姫も葵が育てるだろうし
後ろ盾もなく子供もない紫と
立派な後ろ盾があって息子もいる葵とでは勝負にならん。
立派な正室が子供産んで育ててた方が、紫は源氏に寵愛されるだけの立場で気楽だったと思う。
それだと紫の成長物語としてつまらないけどさ。
>>607 同意
やっぱり嫡男産んだ正妻は絶対の地位だよね
ちい姫も葵が育てたほうが格が上がる
葵が生きていて紫は愛人の中の一の人で正妻を凌ぐほどの寵愛を受ける立場だったら気楽に暮らせたかもね
紫式部は紫を単なる寵愛深い愛人にしたくはないから葵を殺してしまったのかも
ヒロイン紫に正妻格やちい姫養母などの社会的地位も与えるため
>>611 まあそうだろうね
葵が生きてたら、六条院に妻達集めて同居なんてのも出来ないし
>>603 あさきの藤壷は心から源氏を愛していたよ
桐壷帝よりね
>>611 葵が亡くなってからが、源氏の本領発揮だしね。
六条院って何か異常だ。この世の理想郷として描かれている反面、
紫は二条院の方が大好きと言っている。
妻たちは心の底では六条院は嫌だったのかもしれないとも思える。
>>607 嫡男産んだ弘徽殿さん再びだよ
子は生しても源氏の愛は得られない
紫上は小梨だからその部分での優越感は持てただろうけど
>>616 弘徽殿と桐壺皇位、藤壺女御は、いわば同居してるようなもの
同居してたら、スルー出来ないだろう
葵と紫は別居だし、子供のいない側室のことはスルー出来るでしょ
>>615 いくら広大な広さでも、橋で殿舎は繋がってて、情報筒抜けだから、穏やかではいられないね。
で、どの御方も数多い侍女を抱えてるから、頼みもしないのに、
他の方の噂を忠臣顔で報告するんだよ、紫が「煩わし」と思うのも無理ない。
増して女三宮が来てからは、春の御殿で肩身狭く暮らしてたんだもの、二条院に逃げたくもなるよ。
>>616 紫だけでなく朧月夜や秋好や女二宮など、子供がいなくても寵愛される姫は多い。
子供は関係無いんだよね。
葵が生きていても、安らげる紫と共に暮らしてたまに義務的に葵に通う生活になっただろうね。
>>605 あの世で更衣に尻に敷かれている帝を想像したら和んだw
>>619 その葵と紫、典型的な正妻とお妾さんって感じだ
朧月夜や秋好や落葉は、子供がいなくても本人の生まれが
トップクラスの身分
紫は元々が宮家の隠し子的存在だから、正妻葵が生存してたら、
女御の養母とかの社会的な箔付けも無いだろうし、世間的にはたんなる源氏のお妾さんなんだよね
一の人として寵愛されてる紫自身だって、自分に子供がいないから、
身分が低いけれど子供を産んだ明石のことはばりばりに意識してた
年取ってくると子供の存在はでかいよ
源氏の扱い次第だと思うよ。藤壺似の理想の妻を源氏が蔑ろにするとは思えない。
源氏次第で不安定であることは変わらないが。
>>623 源氏が蔑ろにしないで紫を寵愛し続けたとしても、
嫡男のいる葵には関係ないことなんだって
どっちにしろ、源氏は一生紫の面倒はみるつもりなんだし
正妻葵がいたら、紫は公的に表に出る機会は全くなくなるし、
源氏の大切な愛玩物として生き続ける
六条や朧月夜と浮名を流したり、朝顔に求婚したりされるよりは、
自分よりはっきり格下の紫相手に遊んでてくれる方が、
はるかにましだと思うw
寵愛は紫>葵
地位は葵>紫
女三宮と紫に似た関係かな
>>626 女三宮降嫁の時の紫は、長年六条院を正妻格として仕切り、
女御の養母としての社会的な立場がある
女三宮降嫁時の紫は、何だかんだいって、それなりに社会的に
認められた立場だった
朱雀から直々に手紙をもらったりしたし
たんなる源氏に寵愛されてるだけの立場じゃなかったよね
葵が生きてたら、それが全部無かったことに…
>>626 その図式は、古今東西よくあることだしね。
日本では、世間の目は今も昔も正妻贔屓だから、葵が生きてたら、紫は今のような人気は無かったかもね(特に女性から)。
式部は葵を元から早死にさせるつもりで書いていたんだろう
葵の早死により、源氏は冷たい妻と別れて堂々と愛する妻と過ごせる
秋好立后で政権を掌握し源氏の栄華となる
(葵が生きていたら左大臣家が入内させている状況で秋好入内は難しい)
葵の死で源氏の人生はより良いものになった
>>623 葵がいなくても充分蔑ろにされてた気がする
愛人扱いでも良かったのに中宮養母の正妻格にしてやったのは破格の待遇
もしあの時朝顔と源氏が結婚していたら、ちい姫は紫のところから正妻朝顔に取り上げられたかな
>>632 朝顔は思慮深い人だし、そんなことはしないと思うけど…
思慮深いからこそ、底の浅い源氏の考えを見抜いて、女の地獄
六条院ハーレム入りを拒んだわけだし。
寵愛深い愛人のままで、気楽に一生を源氏に面倒見てもらうってのが
紫にとっては幸せだったのかもね。子供産んでないから正妻(葵)にもそれ程
睨まれず、子供産んだら産んだで明石みたいに取り上げられちゃうし。
正妻扱いして中宮の養母で一の人ってさんざん上げてから三宮降嫁で落とされるって
ショック大きいよ
>>632-633 もうちい姫の意思を無視出来る年齢じゃなかったし、
そのまま紫のとこに留まったかと
>>635 ちい姫の意思っていっても家長である源氏の意向を無視できなし何より源氏のことだから
「こうすることがよりちい姫のため」って言われたら紫も逆らえないよ
>>634 源氏の北の方になれたからこそ、最上の喜びと深い苦悩を味わった充実した人生を生きることが出来た
でいいんじゃないかな
やっぱヒロインだし
>>634 一の人だけど正h式な北の方ではないきがする・・・
>>636 源氏はそういうの上手いからな
上手に言いくるめて渡さない紫がひどい人に見えるような言い方しそうだよね
>>636 せっかく素直でおっとり育ってるのに、無理矢理紫と引き離して
新しい母親に預けたりしたら、精神的に歪む可能性はあるから、
そこまで無茶はしないよ
源氏はちい姫をお后に相応しいよう箱入りで育ててるのに、
ぐれられたら困るw
>>636 紫が心から可愛がり、ちいも懐いている。そんな母子を引き離して二人を泣かすような酷いこと
源氏は出来ないと思う。紫の身分でちい姫養母の格は充分なんだし。
>>638 「あどけないばかりの女三宮様に北の方の座を追われてしまった」と嘆いていたから
女三宮が来る前までは北の方だったようだよ
>>641 明石から取り上げた源氏だし、出来るってww
紫が養母<<<<<身分高い正妻の朝顔(斎院でもあった高貴な女性)
ちい姫だって朝顔が養育したほうが泊がつく
ちい姫だって愛人の紫養母より正妻の朝顔が養育したほうが高貴で気品あふれる箱入に育つと考えればやるでしょ
>>641 紫で十分なのは紫が北の方扱いだったから
これで正妻が朝顔なら朝顔が養育するのが筋
父は身分高く正妻が大切に育てた姫君方が入内する中に一人生みの母の身分は低く
養母も愛人の一人ではちい姫が見劣りするね
朝顔が正妻になっていれば朝顔が養育するのが筋
結局、序列なんだよね。
紫みたく、旦那に生活をみて貰ってる女性は、より高い身分の妻が来る事に脅えてなければいけない、ほんと不憫。
>>643 明石は身分不足だったから。明石がある程度身分があればちい姫を手放さないでもよかったよ。
雲居も正妻養女でなくとも東宮妃として考えられていたから、
母親にある程度の身分があれば瑕疵にならない。
朝顔がいたとしても、身分的には紫が養母でいいだろう。
>>633 その通りなんだよね…
朝顔と結婚したら、紫とちい姫の処遇問題が発生し、二人とも泣く羽目になる
最初は朝顔を寵愛してもやはり堅苦しい朝顔よりかわいい紫がいいと朝顔が恥をかくのも予想できる
誰もが泣くことになるだろうことが、賢明な朝顔は予想できるが底の浅い源氏には考えることができない
本当、源氏は先のことを考えない浅い男…
頭はいいはずなのに思考力がちょっと足りない
>>648 雲居はもし入内するなら
内親王であり左大臣の正室でもあった大宮の養女になるという手もあった。
源氏はちい姫をただ自分の娘というだけでなく
占いで予言された未来の中宮として育てる気満々だったし
身分がどうあれ正室朝顔、愛人紫なら正室の養女にしたほうがちい姫入内には断然有利。
中宮ちい姫は最後まで実母よりも紫を慕ってくれて、孫たちも預けてくれて一緒に
暮らしてたのにそれだけじゃ救いにならなかったのか。
紫にとって何より一番な存在は源氏って幼いころからすり込まれてしまったからか。
それとも実子がいればまた違ったのかな
ちい姫で一番心配なのは、「わたしの母親の身分が低いせいで
紫のお母様と引き離されてしまうんだわ_| ̄|○」とすっかり自信を
無くしてしまう事
そのリスクをおかすわけにはいかない
それにその後、数年でちい姫は入内しちゃうんだから、
子育てバックアップ体制の整っていない朝顔に
わざわざ預けることはしないよ
>>650 そこはまあ、朝顔が正妻でも源氏が紫を正妻格として扱っておけばいいことで
逆に紫を正妻格にしておくためにちい姫養母のままにしておくかもしれない
紫もだが、二度も大好きな母親と離れるとなるとちい姫が可哀相すぎる
女三宮程の身分の妻にも、ちい姫預け替えはしなかったよね
形式だけでも女三宮が養母になる方が箔にはなるのに 源氏も紫やちい姫を無駄に苦しめたりしないよ
何で、実現していない「正室朝顔、愛人紫」説に必死なんだろう
更にちい姫の養育権まで
朝顔の巻あたりでは、ちい姫は紫のことを実母と思ってる
可能性も高いよね
引き離せないよ
入内した後の姫の養母を変更するってできるの?ちい姫と女三宮って年も同じくらいだし
入れ違いだから顔合わせた事もないよね。
>>654 女三宮の降嫁ってちい姫入内の後だよ。
実母は誰々でした、ならともかく、入内して女御宣旨も受けてるし、わざわざ
養母を帝の従姉から春宮の妹に変える必要はない。
>>655 うん…、そもそも紫は愛人では無いしね…
源氏は紫を愛人にしようとは思わない
しかし、内大臣だった頭の君が、雲居の雁ちゃんの入内を画策した時、
「明石の方は琵琶の名手らしい、生んだ姫を紫の上に養育してもらっている、並の女性ではない」みたいに
言ってたくらい「源氏の君の姫君は、紫の上の実子ではない」と知られているのに
当のちい姫は「明石の方」と聞いても「まあ偶然ですね」な辺り、相当な箱入りで育ててるね
六条院に移った頃はまだ実母を覚えていたようだけど、いつの間に忘れたのかな
紫の上が実母でないことは知っていたと言ってたれど
>>659 最初から「藤壺の宮の代わりに、あの方によく似た少女を理想の妻に」と
育ててるもんね
葵が生きてても、北の方を二人ということにはできたのではないかな
脇腹だけど宮姫だし、二人目の正式な妻とすることはできると思う
とりかへばや物語の主人公姉弟は異母だけど、それぞれの母親は同格の北の方になってるし、
道長の妻も、父は一世源氏、養父は親王という明子は子女がない為側室扱いされることもあるが、
基本的には正室の倫子と同格(むしろ血筋は上)
662 :
661:2013/04/14(日) 15:23:21.11 ID:???
ごめんなさい、明子さん子供いたわ
父親の権勢差で倫子さんが正妻(嫡妻)扱いらしい
となると、葵が生きてたら葵が正妻、紫は側室は確定だ
葵は三条の大宮のところで暮らして、紫は二条院で源氏と同居となりそう
朝顔の斎院の場合は、後ろ盾になる父親が亡くなっているという点で
「後ろ盾がない」のは紫と同じだから、源氏の心一つだ
もし結婚したとしても、正室扱いの妻が二人、というところじゃないかな
小梨同士なら、ちい姫の養育は置いておいて、源氏と同居してる方が上になるから
紫の逆転勝ちもあり得る
愛人=妻の一人じゃないのか。
召人がお手つき女房でしょ、浮舟の母みたいに
浮舟は別邸に住まわされてたからギリギリ愛人レベル?
葵上は源氏が二条院で一緒に住んでいる姫がいると噂を聞いて
まだ素性を知らないのに「やんごとない妻にするのだろう」と悩んでいた。
同居していることは大切にしている妻であることを意味するから。
葵や朝顔が正妻でも同居している紫はかなり重んじられるている第二夫人と見なされるだろうね。
>>663 紫母とか六条は、あくまで愛人で妻の一人という感じはしない
藤典侍、頭中将にとっての雲居母はちゃんと妻の一人という感じはする
愛人は公表していない遊びの相手
六条さんみたいな
朧さんもかな
葵が生きてた頃は、源氏には他に妻は居ない
葵の死後、須磨から帰って来てから、花散里も愛人→妻に
格上げされたんだろうな
浮舟はあのまま出家せずに薫を袖にして匂宮についていってたら、
いずれは飽きられて女一宮の女房にされていたんだろうか。
薫についてっても、側室扱いもしてくれるかどうが怪しいしなあ…。
薫って、親王の匂より権威主義だもんな。内親王を正室に迎えても、
「女一宮のほうが…」とかだし。柏木のDNAを嫌な形で受け継いで
しまっている感じ。
薫と匂、どっちとも一緒にならなくて正解か。
>>668 薫は正室の女二宮にも浮舟引き取る許可貰ってるし、
側室としてそれなりに浮舟を扱う気持ちはあったと思う
最初から浮舟を受領の義理の娘として見下してるから、
逆に、生活の面倒はちゃんとみてあげたと思うw
>>668 手に入らない存在になったから惜しんでるだけで、いざ手に入ったら
妻扱いはしてくれないだろうね<薫
匂宮もなあ、薫への対抗心はわかるけど、だからって親友の囲い者に手を付けるなよ。
源氏と頭の中将も女の取り合いしてたが、相手が囲ってる女には手を出してないよね。
源典侍の時は、あちらは「女官」で「人の妻、愛人」ではないし、末摘花の時は源氏のものになったと知って
頭の中将が引いたし。
あの二人が丼した女って夕顔しかいないよね。それも、頭の中将と切れた後だし、探している
「常夏の女」とは知らなかったわけだし。
匂宮の軽さと、薫のねちっこい権威主義のおかげで、正直宇治を読んだ後に本編読むと
源氏がいい男に見えてしまって困る。
研究としても紫が正妻か否か、明石が妻か召人かなどは諸説あって曖昧で難しいようだね
ガチガチで正妻なのは葵、女三宮だしね
しかし、葵が長寿だとしたら女三宮の降嫁はあったのかな
むしろ断りにくい夕霧にいっただろうか
そうなったら、柏木は平気で夕霧の正妻と密通するだろうな
>>669 確かに、薫は浮舟の不遇な育ちを知っているから、浮舟母の常陸殿も
浮舟義父の常陸守も全くあてにできないのをわかってたよね。
浮舟死亡事件後、匂の宮にも「妻とはゆかぬまでも、末永く面倒をみてゆこうと
していた」って語ってるし。
自立できなくて頼りない浮舟じゃ、匂に飽きられて女房に差し出されても
苦労するだろうと思っていたしね。
薫にとっての浮舟は、愛する大君にそっくりの身代わりだから、
生活の面倒は一生見る気持ちはあったよね
>>670 >源氏と頭の中将も女の取り合いしてたが、相手が囲ってる女には手を出してないよね。
機会がなかっただけで、源氏は頭中将の女でも手を出す気はあったよw
朧月夜を最初に抱いた時、この右大臣の姫は処女だった、
もし人妻の頭中将の正妻だったら面白かったのに、と考えたやつだw
>>675 父親の寵愛する妃に手を出した源氏にしてみれば
親友のあまり夫婦仲のよくない正妻などハードル低いくらいなんだろ。
息子・冷泉の女御である秋好にもうっかり手を出すところだったし
危険な恋、恋してはならない人に恋すること自体が好きなんじゃないか。
人のものだと欲しくなるって事じゃない?
身分の低い人妻の空蝉にも手出してたし。
>>669 薫は正室の宮に、正式に側室を引き取りますと報告し、許可を得てるからね。
て事は、側室だけど正式に妻の一人として扱ってるわけだよ。
浮舟の身分を考えれば、誠意は尽くしてると思う。
>>675 もしそうなってたら面白かったかもという未必の故意と、
薫の思い人だからいい女だろうと手を出す故意では全く違うだろと思うわけよ。
現代とでは、倫理観が違うというのはわかってる。
あとは画力的な問題で、薫と匂宮が美形に見えなかったのが…orz
>>679 匂の宮は口と性格の曲がった金髪DQNに見えるw
薫は目つきが悪いし、源氏とはやっぱり違って一段劣るって感じ。
>>672 葵をあまり愛していない源氏だから、藤壺の姪の内親王なら是非もらい受けたいと立候補しそう
葵の方でも夕霧がいるし大して悩むこともなくクールな対応ができそうだし
二正妻体制か、身分的に葵が少し下くらいで淡々と過ごせたのでは
12巻だったっけ
表紙の薫は超美形だった
あさきだと匂より薫の方が美形に見える
匂宮って、源氏みたいに「超優秀」ってわけでもないのに、
何故同母の二の宮を差し置いて「主上は、春宮(一の宮)に譲位なされた後は
次の春宮はそなたにとお思いなのに」と言われるんだろう
同母兄で、正妻は中宮の兄の右大臣(後に左大臣)の夕霧の娘
二の姫としか記憶してないけど、雲居の雁腹かな?
そんな兄をすっ飛ばして三の宮を立太子させようってくらい、帝の意向が絶対なのかな、
源氏物語では
夕霧が匂宮に嫁がせた六の君は脇腹だけど、養母が内親王の落葉の宮だから
明石の中宮と似たようなもので、貶められることもないね
その議論になると、中君ドリームさんが出て来ちゃうよ
>>651 それはそれで日常的な救いになってたと思う
ただ、紫は源氏の対応を通して世の中の不信や虚無を突き付けたんで
源氏個人とどうこうというよりも、明るい人生観の根本が破壊された感じがするなあ
>>683 匂宮があまりに考え無しの放蕩者なので
「せめてスペアの自覚を持て」と親が厳重注意したところ、
あまりに考え無しのどあほうゆえに「ピコーン!俺帝!」と曲解したでFA
紫とちい姫の絆は式部が力を入れて書きたい部分のひとつだったと思う
継子いじめパターンが多かった時代に、あえて美しい継母継子の絆を書いた
匂宮は源氏みたくヤバイ相手に手を出して左遷されそうではあるけど
人格者で弟の捨てた女房の世話もやっている二宮はそういうへましなさそうだよね
帝と中宮の皇子としての自覚=皇位継承者としての自覚を持てってことだろうなぁ
中君の息子誕生を喜んだのも孫誕生もあるけど子供が出来れば少し落ち着くかもって部分もありそう
実際はちっとも落ち着かず相変わらずの女漁りの日々を送る馬鹿息子のままだったけど
放蕩者でも子供が出来れば父親の自覚が出来て落ち着くかも・・・
現代でもある親心&妻心ですな
大抵は無責任男のままで裏切られるがw
>>687 なるほどなあ…
あさき版の紫と明石の漢の友情も好きだ
>>690 『敵』と書いて『とも』と読む、みたいなw
>>628 源氏物語は正妻贔屓の逆だと思う
全般的に、正妻が人間性や能力等が欠けている為
より懐かしく優れた女人が求められることが多い印象がある
>>692 そうかな?
あれほど正妻を嫌った頭の中将も年をとってから正妻に落ち着き
夕霧も雲居と仲直りし正妻2人を大切にしてる
みんな結局は釣り合いのとれる正妻のところへ戻っていくよね
源氏だって琴を教えた頃から三宮との仲が深くなっていってるし柏木の件がなければ正妻に落ち着いたんじゃないかな
紫式部自身が道長の愛人で、道長の正室倫子に微妙な感情抱いてた説もあるわなw
頭中将は正妻が苦手で愛らしい夕顔に通ったと思われるし
夕霧が落ち葉に夢中になったのは雲居の能力不足を見下したのも一因
過程において正妻への不満から他の女に心移りする様は描かれている
たとえ夫婦仲は悪くなさそうでも、正妻は凄い意地悪キャラという紫父の正妻のようなケースもある
愛人で子供がいても夕顔のように正妻に嫌がらせされたり、
琴の音の聞こえるほどの距離に正妻がいる場所に住んでるのに寝殿はゆるされないとか
そういうの考えるとやっぱり正妻がいいわ
その上紫は実子もいないから本当に心細かっただろうね
ちい姫の養育は任せてもらえたけど、源氏が取り上げようと思えばいつでもと上げることができたし
>>686 それでも最後は正妻なんだよね
正妻との子供は入内させたり扱いもやっぱり違う
>>697 夕顔をいじめるようなきつい性格だったり、女三宮は能力が欠けていたり。
その時点で正妻のキャラ設定は物語において良くないということなんだよ。
脇役の頭中将の妻はまだしも、源氏正妻二人には可哀相なほど幸薄い悲惨な人生しか与えなかった。
そこまでしなくてもと思えるくらい紫式部は正妻に厳しい…。
一夫多妻制で他に妻を持つことが許されているのなら
男は当然他にも妻や愛人をもつよ。
妻が3度のご飯なら新しい女は禁断の果実の味だもの。
紫のような完璧にちかい正妻格の妻がいても源氏は朝顔や明石のような他の女に目がいった。
男が浮気するのは正妻に落ち度があるから、なんて意見は一夫多妻制の時代には通じない。
頭中将だって結局は正妻との夫婦仲が落ち着いたし
夕霧も落ち葉に夢中になってた時ですら「雲居が嫌いになったわけじゃない」て言ってたしね。
明石の母親の言葉が如実に正妻でない女の弱い立場表してるなと思った
「高貴な女性との間に姫君ができればちい姫など気圧される。源氏の君がいい例です」こんな感じの言葉
子供もできたけどやっぱり正妻でないから子供取り上げられて不安定な立場
明石の尼君のように、紫の祖母がいれば紫も自分の立ち位置をよく自覚してもっと気楽になれたかもね
本当にすがるのが源氏の愛しかないのが痛々しい
紫は正妻じゃないよ。
正妻女三宮が欠点の多い姫だったから側室紫を一層寵愛したという構図だね。
親の押付け結婚で寵愛されずレイプで妊娠し出家。
何の罪も無い女三宮を紫式部が容赦無くいじめ抜いているような書き方で、読んでいて辛くなる。
>>701 でも源氏の妻たちの中で最終勝利を納めたのが明石だよね。
>>703 正妻にはなれなかったし、してもらえなかったね
女三宮に挨拶するために寝殿を訪れた場面で「殿は私を・・・」の物思いが本当にかわいそうだった
明石の君はちい姫の成長を願うことに気持ちを切り替えていたね
紫はそんな逃げ場すらなくてただただ自分を追い込んでしまった
紫の死後に明石が紫を語っていた言葉が本当に紫の立場を表してた
>>704 その分わが子を他人に預けて、実の子に女房としてお使えしたけどね
>>699 >源氏正妻二人には可哀相なほど幸薄い悲惨な人生しか与えなかった
源氏と関わった女って正妻かどうかに限らずけっこう悲惨な目にあってない?
絶望のなか矢折れ弾尽き果てて死んでいった紫、
我が子を取り上げられ耐えて耐えて耐え続けた明石、
生霊となって人を殺めその後も悪霊と成り果てた六条(個人的にこの人が一番悲惨だと思う)
女御として朱雀のもとに入内できるはずだったのに源氏のせいで人生狂わされた朧月夜、
不義密通の罪に苦しみ死後も地獄をさまよう藤壺。
源氏と関係持った女で幸せだったのって花散里くらいしか思い浮かばんわ。
女は中流がいいの(わたくしみたいな)
上流女はだめ女
by紫式部
>>708 なるほど!
そういう視点で見ると、また違った解釈ができるよね
あさき登場人物の上流の姫で、完璧なほど素晴らしい人っていないよね。
上流の姫など欠陥は隠されてしまうって「雨夜の品定め」で語られてる通り。
強いて言えば宮家の姫で、女御から中宮になり冷泉院を産んだ藤壺の宮かな。
でも、彼女でさえ、実は桐壺更衣の身代わりでしかなくて、本当に愛し合った
源氏とは結ばれずに終わる。
貴人であっても、決して満たされないからこそ面白いんだけどね。
明石は位を極める子供を産んだことが勝利だとするとそうだけど
源氏の愛を最も得たかというと他の多くの女君と同じくそうじゃない
紫上はその逆。でも彼女が欲しかったオンリーワンの愛とは違ってた
子供も産んで源氏の思慕を最も受けた藤壺が一番の勝者かといえば
一生隠し通さなきゃいけない代償がセットだったし誰も勝者なんていないんだよ
源氏に愛されたこと自体が不幸だったっていう被害妄想的な考えはしたくないわ
あさきを読んだなら尚更
式部は、地位の高低、才の有無等関係無く、女性の生きづらさを書いてるから、何のその悔恨も無い登場人物はいなそう。
>>709 完璧に素晴らしい上流の姫ってこれはこれでつまらないんだ。
ちい姫は明石実母、紫養母で非の打ち所のない貴婦人に育てられ
入内後寵愛を独占、早々に男皇子に恵まれて向かうところ敵なしだけど
ここまでチートだとかえってつまらん。
源氏の栄華のためのコマの一つって感じでちい姫本人の個性が見えない。
ちい姫は宇治でオバサン化してからが面白いw
>>697 琴の音のことで「聞こえるのに寝殿を許されない」とずっと言ってるのはあなた?
あれ、あさきではちい姫が里下がりして聞いてた感想を紫に話してるのであって、
紫に寝殿での琴の音が聞こえてるわけではないよ?
>>709 藤壺の宮は宮家の姫ではなく内親王、しかも后の宮腹だから母親も皇族、皇后あるいは中宮
宮姫とは格が違うよ
ちい姫、宇治で夕霧と見事にタッグ組んでて
あれ?そんな兄妹仲よかったっけ、と思ってたら
普通に若い夕霧が幼いちい姫相手にままごと遊びに付き合っていた描写があって
ああ、優しいお兄さんだったんだな、と思った。
宇治の明石中宮と夕霧コンビは政治的な面でのつながりも強いだろうけど
幼い日に一緒に遊んでもらってた描写があると
あー、兄妹だもんなー、と思う。
>>710 紫はいろいろあったが愛し愛されて幸せだったと言っているし中宮養母にもなれた。
明石は忍耐の末、中宮生母となり明石一族の繁栄を見た。
彼女らは苦労もあったが得るものも多い充実の人生だったと思う。
「女三宮に教えている琴の琴を私にも教えて欲しかったわ」と文句言っているちい姫は素直でかわいい。
誰からも愛される姫って感じ。
最高貴婦人を目指す身としては習得したかったんだろうな。
>>708 源氏の女の中でも葵、女三宮、六条が特に不幸なんだよね…
>>718 女三宮様さまには教えて、わたくしにもおかあさまにも教えて下さらないなんてと言ってたけど、
源氏は琴の琴の名手で、若紫の頃の紫に筝や琴は教えてた気がする
つうか幸福だけで終わる人生なんて存在しないんじゃないかなあ
>>720 技巧を尽くしてって事でしょ。
朱雀帝自身はなかなか女三宮に教える事は出来なかったけど、
何事にも優れた源氏の元にいるから、琴も随分上達されていることだろうと
楽しみにいている様子が描かれていたと思う。
本当は朱雀が教えて上達させてから嫁に出さないといけないよなあ
もしくは教養ある女房に教えさせるか
他力本願過ぎる
源氏は原作では琴の琴の名手だけど、あさきでは朱雀院が
「琴の名手の六条院のもとにいるのだから」と言うまで
特にそんな描写はなかったね。
絵合わせの時に蛍が「亡き父院は皇子達にそれぞれの得手を学ばせたが、
あなたは学問は言うに及ばず詩歌管弦まで誰も敵わなかった、でも絵だけは
本の手慰み程度だと思われていたのに、それすらこうもお見事に」と泣いて感動してたけど、
その前に冷泉と梅壺女御が仲良くしてるって話で、藤壺が「あの方も絵の才能がおありだった、
そうと知らずとも子は父に似るのか」とやってて、どっちなんだと思ってたw
>>724 蛍兵部卿と源氏は仲よさそうだけど、蛍の方が年下でもあるし
たまたま蛍の前で源氏が絵を上手に描く機会がなかったんじゃない?
一方、藤壺の宮とは元服までの数年間で、それこそ親子のように
くっついてたから、自然と藤壺は源氏の絵の才能を見出していたんでしょう。
そんな風に解釈してた。
手すさびというのは、源氏が一応謙遜して言っただけかと。
>>723 帝であった、朱雀が女三宮に、じっくり七弦琴を教えてる暇があったとは思えないな、だから後悔してるわけで。
七弦琴は王族がたしなむ琴だから、技法も王族が伝授するというから、教えられる女房がいたかは怪しい。
>>694 朱雀の琴を教えてほしいとの頼みにより、一時期女三宮への通いも半々になっていったが、
紫が発病すると付きっきりになり、女三宮はほったらかし妻になったよね。
柏木が何度も忍び込めたのも女三宮が放置されたから。
柏木の件が無くてもやはり女三宮は紫を越えられなかったよ。
紫は源氏自身が理想的に育て上げた妻だからね。
秋好に絵を教えたのは六条なんだろうか。
絵を描く六条はあまり想像できないが。
あさきの女三宮は自分が正妻で一の人は紫上ということも
全く気にかけてなさそう。紫や他の女君にも全く関心がない。
出家の際には源氏が自分を愛してないのを自覚していたが、
その後は紫が死のうが源氏が出家しようが何の感情もわかない
光のない黒目の女に戻ってしまったと思う。
ああ、あの光の無い黒目と黒髪とクロネコの黒配分がいいね
>>725 そんなチート源氏に、蹴鞠だけとはいえ勝った頭の中将は、どんだけ蹴鞠上手だったのか。
今なら蹴球ですな。
運動神経は頭中将に軍配かな
>>726 帝位はずっと前に退いていたけどね
楽器といえば、明石だな
琴の琴も琵琶も上手いのがポイント高い
明石の出来杉さんぶりには、自分はちょと引いてしまうw リアリティ無い気がして
琴の琴は皇家相伝じゃなかったっけ?
母親が皇族の裔とはいえ、明石さんは琴の琴をマスターできるもんか?
それなら一応は宮姫の紫、朝顔の方が可能性高いんじゃ……
>>732 騎射は源氏が勝ってたから、運動神経というより蹴鞠のセンスじゃないかな
元服前に、左大臣が「さすが主上ご自慢の光る君、文武ともに群を抜いておられる」と
絶賛してたし
>>735 紫は宮家の姫とは言いつつその父親とは縁が薄いから無理
宮家嫡女の末摘花も父親から伝授されているから
皇族の肉親との関係が深ければちゃんと伝授されるっぽい
>>737 だから「明石よりは紫の方が可能性がある」なんでしょ
読んでないの?
>>738 初音で明石の部屋に琴の琴がある描写があるからじゃないの
明石御方に英才教育を施した師匠は明石入道
入道には延喜帝の奏法が伝わっており、娘に英才教育をした。
スレ読み返して、源氏が非難していない女性って、ほんとに藤壺だけじゃないかと
思って記憶を辿ってみた
・葵の上…理屈っぽい性格、女だったら面倒(夕霧の性格は葵似という時)
・六条の御息所…嫉妬深く恨み深い性格で怖かった発言
・夕顔…最初、明らかに身分の低い夕顔を見下してた
・紫…口には出さないが、女三宮降嫁で「正妻にはふさわしくない」という態度だったことが判明
・明石…身分に似合わぬ貴婦人めいた振る舞いをするものだpgr
・女三宮…幼いばかりの姫宮、恥じらいのない幼さ、風雅も解さない姫宮
・花散里…夕霧の母親代わりにしたのは、夕霧が惚れる心配もないくらい「美しくないから」
・朧月夜…政敵の娘だから面倒
・末摘花、空蝉、源の典侍…言わずもがな
通じた女で一度も批判めいたことを言われてないのは藤壺だけじゃないですかー
>>742 相手の粗を見いだして、優位に立ちたい性質って、男性に多い気がする。
それに、藤壺の歌も、「あてに高きは 思ひなしなるべし」
上品な歌にに思えるのは、(源氏の)思い入れのせいでしょう
とか、作者はチクリと嫌味を加えたりしてる。
全て源氏目線の評価だからね。
朧月夜はもっとひどいよ。
なびきやすく軽い性格が疎ましいと蔑んでた。
てめーが扉に縋り付いて泣き落としたくせに。
朧月夜へのやり方は一番ひどい気がする
源氏のせいで女御になれなかったのに、結婚申し込みは断った上、朱雀寵妃になってからもセフレ扱い
朧月夜の方も割り切ってセフレ関係を続けていたからよかったものの
普通の女なら結婚拒否された時点で病みそう
>>742 藤壺さんはそんな事言わないだろうけど、それでもやはり藤壺さんあたりに
「更衣腹ごときが…」とばっさり全否定されてみて欲しかった
逆に、最高の女藤壺が源氏を好きになったからますます自信たっぷりに
>>738 明石の母親が紫と違ってちゃんと認知されたor正妻腹の宮家の姫なんでしょ
だから琴の琴が伝授されて、娘の明石にも伝えられた
脇腹で父親との関係の薄い紫は源氏がいなけりゃ宮家の姫扱いも疑わしい
血を引いているだけで可能性言うならあの浮舟だって同じように可能性あるわww
源氏も夕霧やちい姫に伝えていない
皇統なんだし教えてやればいいのに
明石の尼君が嫡出の宮姫なんて話、どっから出てくるの…
>>748 兵部卿宮が紫を引き取ろうとし北の方が育てようと思っていた矢先に、源氏が連れ去ったのだから
源氏がいない方が宮家の姫として普通に育ったんだよ
>>750 あさきには出てないんじゃない?
原作では親王の遺産の荘園かなんかの話が出てくるから
少なくとも認知はされていることがわかるけど
>>751 嫁には逆らえない兵部卿宮だからなぁ
あの継母が紫を自分の子供と同じに育てるとは思えない
王女御の女房にさせられそうな気がする・・・
>>746 藤壺にそれ言って欲しいかも!
更衣腹ごとき、臣籍降下の源氏の分際で、まろを誰と心得る!
って一喝して貰ってたら、謙虚な男になってたかな?
藤壺は魑魅魍魎の後宮に送り込まれて心細い時に
真っ直ぐで純粋な光君と出会って心の支えにしている
>>746 あさきの藤壺は桐壺帝に桐壺更衣リスペクトを口にしてたし
身分で人を貶めるなんてなくて完璧すぎるほど完璧。国母たる器だね
藤壺腹黒説の人は源氏と通じながら桐壺帝に媚びてるとか言うのかな。
秋好入内こそいささか強引だったけどあれは冷泉後見である源氏の意を汲んでだし
知らず知らず権勢を笠に着ることもなく庶民にまで慕われたという評だから
「更衣腹ごとき」なんて怨霊化した六条こそ言いそうだけどね
怨霊化した六条ですら近づけないほど源氏には神仏のご加護があるらしいが
藤壺スペックを持つ人からの指摘でないと、更衣腹臣下の自覚を持てなさそうだという話では・・・
三人の中宮で身分が最も劣るのはちい姫だけど、権勢はもっとも強く
地位は盤石すぎるくらい盤石。
正妻憎しの人からケチがつかないのが不思議。
>>754 その頃の北の方は紫の母への恨みも消えて、紫を育てたいと思っていたよ
自ら育て上げた養女を女房にするわけない
日和見の兵部卿宮家のことだから、自分たちに利する有力貴族に嫁がせただろう
裕福な受領とかね。
まあ、夫が大切に扱ってくれるなら、それはそれで幸せだったろうね。
嫡妻が育てた、両親健在の宮姫が受領に嫁ぐことは無いだろう
当時権勢のあった右大臣家系の貴族とか
>>757 帝が寵愛し、左大臣はペコペコし、右大臣も気を使う時代の寵児だから藤壺が何を言おうと無理。
須磨下りまで追い込まれて初めて反省の機会を得た。
>>761 なんか紫の父親と継母に期待持ちすぎ。
源氏に引き取られ、結婚したと聞いただけで、敵意剥き出しの継母が、自分の娘より良い結婚とか、
大臣一族とかのお金のかかる結婚なんかさせてくれる訳無い。
大臣でも良くて、後見にお金のかからない後家の口くらいで、御曹司なんか無理、宮家は経済的に裕福にみえないから。
>>758 正妻憎しの人の言い分は
「男が他の女のところにいくのは正妻に落ち度があり、それを男が不満に思っていたから」だから。
完璧な貴婦人として育てられ、帝の寵愛独占してるちい姫は叩きたくても叩けません。
?
正妻憎しってどれのこと?
過去レス?
兵部卿正妻ファンはいないと思うけど……
葵とか雲居とか、六の君あたりが嫌いな人ですかね。
>>766 それみんな同じ人なの?
たとえば自分は葵と雲居大好きで六の君は印象があまりないのだけれど(宇治あまり読んでない)
そんな風にそれぞれ違うんじゃないかと思うけど
カテゴライズはしないほうがいいなあ
はじめは地位財力その他パワーバランス、家対家で結びついた正室も、
年を経て自分たちが親や爺婆になると自然となじんだかけがえのない夫婦になる。
それが頭中将夫婦の関係や弟の蛍宮が妻について「堂ということのない妻でも失うと悲しい」に表現されてるんだよね。
若いうちは遊びたくて、刺激や癒しが欲しくて、フラフラしたり仲たがいするけど、知らない間に自分の体の一部みたいにかけがえのない存在になっている。
源氏はもういい歳しながらいつまでも恋愛脳でそういう落ち着きが幸せだと気付けなかったんだね。
ある意味可哀想なおっさんだった。
葵、雲居、六の君・・・全員夕霧繋がりなのは偶然?
秀才官僚タイプの御曹司に捨てられでもしたのかなw
六君に対しては、ただひたすらに中君の対抗馬として敵視してたような・・・
だから正妻か否かが問題なのではない気もする
中の君対六の君はどっちもどっちのお互い様の泥仕合
六の君って脇役中の脇役w
もっと露出を増やして個性を描いてほしかったねえ。
>>772 六の君って、前髪も多くて、はっきりした強気そうな顔立ちの
美人に描かれているよね。
匂の宮との絡みもあまりなく、一言のセリフもないまま退場しちゃったのは
惜しいなあと思った。
>>758 正妻の人間性や能力に不足があり他の女性を求めるケースが多い物語とは思うが正妻憎しでは無いよ。
中には優れた正妻もいるからね。
明石中宮は人間性も教養も申し分ない最高レベルの姫君。
人間性や能力に不足って何で女君にばかり完璧を求めるんだろう。
いろんな個性があっておもしろいのに。
たとえ源氏が藤壺の宮と順調に結婚できて、子供も生まれて
幸せに暮らしてても、多分紫の上を見かけたら「藤壺の宮にそっくりな
少女…私はあのかたの少女時代を知らない、育ててみたい」
とかなるだろうな〜と思った
結局、いろんな理由をつけて自分の女漁りを正当化しそう。
>>762 それどころか、自分に女御入内するはずだった姫を寝取られて、
おかげで入内を楽しみにしていたのに、その姫は尚侍という身分で入内っつか出仕になった。
それでも母后が引き立ててくれていたのだが、再びNTR。
そんな状況なのに、「わたしの弟があれほどに美しく、あれほどに魅力的なことを咎めよと言うのか」と
庇いだてする兄帝。
橋本源氏だったかな、葵の上と結婚して大宮と出会って初めて「わたしに好意を持ちながら、
わたしを最も愛さない人間を見た」と衝撃受けてる源氏を思い出したんだけど、確かにそれくらい
源氏は異常に愛されまくりだと思う。特に近親者に愛されまくり。
父、兄、息子。同性ばかりだな。
>>774 >正妻の人間性や能力に不足があり他の女性を求めるケースが多い物語
完璧な女を正妻にしても他に妻をもって当たり前なのが一夫多妻制なんだが・・・。
大体男女に限らず完璧な人間ていないじゃん。
>>774 明石の中宮は人間性も教養もと言っているけど。
宮姫ですら嫡出かどうかで侮られるのに、明石の中宮は脇腹というより劣り腹。
しかも人間性も、出自の事情を知るまで「六条院の一人娘だから栄華は当然」と思っていた。
まあ子供だったのもあるけれど、申し分ないとは言えない。
明石の方が、傅かれた夕霧を見て「同じ殿の子なのに、比べてわたくしの姫は」とやってたが
母親の身分差がありすぎる。
尼君じゃないが、紫の上でなくても、花散里辺りが姫を産んでいたらあっさり蹴落とされる。
もしくは玉鬘が内大臣の姫として源氏のハーレムに加わっていても同じこと。
身分、教養、美貌、性格、品格その他、文句のつけようのない姫は「源氏物語」にはいない。
思い上がりを反省し謙虚になれたから慈愛深い貴婦人となり帝からも最も愛されたんだよ
今上から「最も愛された」って描写あったっけ。
次々に皇子を産んだし一の宮の母だし六条院の娘だしで立后はガチだったけど。
そして慈悲深いわりに「宇治の八の宮の姫は愛人にしなさい」と言ったり、
結構辛辣だと思う。
二条院に引き取りなさい、と言ったのも大君が亡くなったことを薫が悲しんでたから、
あれほど悼ませる人の妹ならばと納得しただけで、それまでは「次の春宮となるあなたには
身分が釣り合わないと権威主義だった。
立太子も画策された親王、要するに弘徽殿大后も認めるレベルの女御腹の親王である
八の宮の嫡出の姫の大君・中君は、あなたより血筋はいいんですよと思う。
>>756 更衣をレスペクトする藤壺と、更衣を「貧乏公家の娘」と蔑視してイジメていた弘徽殿。
人間としての器の差が歴然だね。
>>778 >>779 自分なんか、源氏の女性達って、素晴らしい人ばかりだと思っちゃうけどね。
大体、完璧な人間ているんだろうかね?
源氏物語は奥深いね。
>>781 例えば、紫と車に同乗している時に「天下人の寵愛を一身に受けているお二人だ」と人々が噂している。
最初は中君を見下していたが、大君の死に沈む薫を見て「そんな人の妹なら匂宮が夢中なのももっともだ」と思い直し正式に二人を認める素直さと寛容さがあるからやはり優しいよ。
>>783 私は、あさき源氏で一番好きなのが末摘花だったりする。
最初の時ではなくて、源氏が須磨から帰ってきた後の再会話。
頼りにしていた乳母子がおばさま(姉は宮の正妻なのに、妹は受領の妻って…)の甥と結婚して
任国に行くシーンの後、「どうしてわたくしはみにくいのだろう、美しく生まれたかったのに、
誰からも省みられるほど賢く生まれたかったのに。こんなみっともないわたくしなんてもう嫌」と
泣いてるのがすごく悲しくて。
>>781 源氏に言わせると、出自は良くとも、落ちぶれてたり、後見人が無かったら中流なんだよ。
だから末摘花も、花散里も中流。
>>785 私は、最初に原作読んで、侍従の君がなんか
途中送信ゴメン
だから、あさきの侍従は優しいなぁ、と思った。
>>786 そしたら父親が亡くなった後の朝顔の斎院も中流?
父親がいない梅壺女御も、源氏が養父になるまでは中流?
そうじゃないでしょ
全然、ダメだった。
申しわけなさすぎで泣きたい
私は、最初に原作読んで、侍従の君がなんか冷たい印象だった。
「こんな姫様の面倒見てられない」って感じだったから。
なので、あさきの侍従は優しいなぁと思ったよ。
鼻に口紅塗ってきます。
朝顔は斎院ブランドで、梅壷はママンがやり手で生活雅だったから上流だと思うの
>>781 血筋だけじゃダメ。
八の宮は後継者争いに巻き込まれて落ちぶれて消えて行った宮。
もう表舞台の人じゃない。
その娘だといわれても・・・というのが現役権力の中枢の人たちのまっとうな感覚だろう。
出家するする詐欺、悟りぶりっ子の薫が妙に宮に懐き、かつその娘たちを覗き見して美しいと認識したのは例外中の例外。
源氏求婚時はかなり没落していた朝顔は
身分は高貴ながら、結婚したら源氏しだいの立場だった?
朝顔は、本人が世間からも重くみられてる、とか書いてるからね。
斎院勤めたから、恩給もあるだろうし。
おちぶれては無いでしょ、父宮が生きてた頃の様に前栽が手入れされて無いとかの描写はあったが。
>>782 う〜ん、そこらへんは
弘徽殿は本気で帝を愛していたから桐壺更衣を憎まずにいられなかったけど
藤壺は帝への気持ちがそれほどでもなかったからさらりと桐壺更衣を受け入れられたのかもしれないとも思う。
だからってイジメはよくないけどさ。
弘徽殿は桐壺帝の死後冷泉を廃そうとしたくらいだから
内親王である藤壺もその子供の冷泉も憎んでたんだろう。
桐壺更衣を憎んだのはただ彼女が更衣の身分だったからじゃない、
愛する男の心を奪う女は更衣だろうが后腹の内親王だろうが本気で憎かったんじゃないか。
ある意味弘徽殿も愛に生きた哀れな女だったと思うよ。
どうやったら愛されるか分からなくて毒を飲ませたりイロイロ手当たり次第にやってる感じだね
>>795 うん、弘徽殿さんも被害者な部分はあるよね。
立派な実家に、一の皇子をあげたのに、父親の無い更衣に寵愛を取られ、後宮の序列を乱されて。
他の更衣は、部屋を取り上げられたり、桐壺更衣より帝が悪いんだけどね。
酷い思いさせられたけど、それでも帝を愛してた件が可哀想。
桐壷更衣、弘徽殿大后、紫の上はそれぞれ性格も生き方も違うが、共通するのは結果として愛に生きたのかな?
藤壺さんは何か前者の生き方が似合わないよな。
藤壺さんは前者三人よりそこまで女女してない感じ。彼女の男性からの人気がいまいちな気がするのはそこが原因かな?
男て自分の事は置いといて何やかや一途で純な女が好きだよな。弘徽殿さんは怖いイメージで可哀想だけどな。
弘徽殿は帝の気に入るように振る舞わなかったからしょうがない
避けられる女には理由がある
年の差15歳とかもおもしろいだろうな
少年×年上の女
15歳年下の恋人に尻をふっておねだりする六条の御息所
源典侍の立場は…
>>781 匂は春宮になぞならないが、夕霧の後ろ盾を盤石にしなければ
匂の将来そのものが激ショボになる
夕霧が娘を匂にと考えてる以上、謀叛で担がれた落ちぶれ宮家の娘なんて
どうしても関係したいなら愛人待遇しかとれないよ
>>799 成る程ね。避けられる女には理由がある。愛される女には理由がある。
権門の姫の方が宮家の女王より格上だからね
后腹内親王と比べても五分以上
源氏物語では葵の上が何もかも最強の姫
>>806 ナイナイw
源氏物語最強は后腹内親王から女院となる藤壺
葵はただの臣下の姫
>>799 >>805 物語は婚活マニュアル本じゃないからw
男女の仲には相性ってものもあればすれ違いや行き違いというものもある。
愛しているからこそ愚かに振舞ってしまう女の哀れさとか
愛しているけど素直になれない不器用さとか
そういうなかに人の心のやるせなさ、悲しさを感じ、男女の機微を思うのも
それもまたもののあわれであり物語を楽しむ醍醐味じゃないか。
そこを「愛されないのはそれだけの理由があったから」で切り捨ててしまうのはつまらないと思うわ。
>>808 相性やすれ違い以前に、性格が悪かったら愛されないのは当然だよ。
弘徽殿の意地悪さは知れ渡っているし、晩年もますます意地悪になっていき朱雀でさえ嫌になるほど。
弘徽殿が結局誰からも愛されず政治でも負けたのは勧善懲悪のようなものだろう。
藤壺だって不義の子を帝位に就けるということをしている
右大臣家を背負っていかなければならない弘徽殿と、あってはならない事を
苦しみながらそれでも押し通す道を選んだ藤壺、善悪だけで判断でき
ないものがあると思うよ。
しかし性格の悪さが何度も指摘されている弘徽殿に対し、藤壺がそのような表現をされたことはない。
藤壺は善、弘徽は悪と描かれていると思う。
藤壺は慈愛深い国母として民にも慕われた。一方、弘徽殿が政治に口出しした時代は世が乱れたね。
はっきり言って弘徽殿の役割は、素晴らしい姫である桐壺や藤壺の引き立て役に近いものがある。
それでも弘徽殿の血が帝位に残り、受け継がれていく。
悪の血が最高位に残され、善の血は絶たれた?
そんな簡単な話では無いと思うよ、源氏物語は。
>>811 こきでんさん、あさきでは徹底徹尾源氏を嫌いぬいてたけど
牧美也子さん版では、幼少の頃の源氏がこきでんさんにきれいな花をあげたりしてた。
こきでんさんが病気になった時、源氏がお見舞いして「姉上は感激してたくせに」って
朧月夜からつっこまれたりしてるんだよね。
原作は未読だけど、あさきにはこきでんさんと源氏のほのぼのした
交流の描写がないから、こきでんさんは悪役の位置で見られちゃうのも仕方ないかな。
どっちが正しいとか間違っているとか単純に言える話ではないんじゃないかと
いう話なんだけどね
あさきの弘徽殿は、THEオンナって書き方だから、更衣に寵愛を取られて憎い、藤壺に愛と地位を取られて更に憎い!って感じだからね。
弘徽殿にもう少し筆を割いたら、また違ったのかも。
原作では、更衣が亡くなった後は源氏に対する憎しみも収まってたが、藤壺が現れ、源氏が彼女になついていくと、また憎しみの対象になっていった。
なんか寂しがりなんじゃないかね。
・皇位継承
男系男子>男系女子
女御腹親王>更衣腹親王>后腹内親王
朱雀>光源氏(臣下になる前)>藤壷
・様式美、身分序列
后腹内親王>女御腹親王>更衣腹親王→源氏
藤壷>朱雀>光源氏
最終→
帝→院>中宮→女院>準太上天皇
朱雀>藤壷>光源氏
后腹親王だろう藤壷宮の兄すごいな。でも今上帝の皇子でないと皇位から遠ざかるんだね。
后腹親王でも藤壺の兄は兵部卿で、
桐壺帝弟で、おそらく女御腹の桃園卿は式部卿。
桐壺帝が嫡流で、先帝は傍系なんだろうね。藤壺も無品のようだったし。
でもあさきの弘徽殿さん好きだよ
敗北〜自覚〜退場のあたりの描写が良くて憎めない
>>816 それはまあ同格がゴロゴロいた時代の話だけどね
自分も、あさき版弘徽殿さん好き。
桐壺帝に対する情熱的な気持ちが良く表れてる。
あさき弘徽殿は、帝からはっきりと愛していない宣言されていた。
彼女の意地悪は、帝への愛情ゆえだから仕方ないという許容範囲を越えてしまっていた。
帝から愛されないのも当然と言えよう。
帝は人間性の劣った弘徽殿を立后させたくなかっだろうと思われる。
最高の身分で完璧な姫である藤壺が入内した時は嬉しかったことだろう。
>>812 物語の中では冷泉時代が最高の栄華。その後はぱっとせず陰欝な宇治の世になる。
朱雀の時代ほど最悪では無いが。
弘徽殿だけでなく右大臣も悪役として描かれているだろうね。
>>817 藤壺が無品ってどこかにあるの?
兵武卿宮は何の政治力もない凡庸な親王のようでいて、
妹や娘を入内させるなど、意外と野心家でもあったのかもしれないね。
>>822 普通は品位を有してたら、ちゃんと○品の宮と書かれるからね。
親王、内親王の一番重要な位階だから。
当時は弘徽殿腹の女一宮が一品を叙されてた。
流石に更衣腹と同じ無品はないんじゃないかな
最低でも四品くらいだと思うけど・・・
女三宮の結婚前の品位もわかんないね
二品になったということは結婚前は三品だったってことかな
>>820 そう、確かに弘徽殿は愛されていなかった。
でも彼女は帝を愛していた。
弘徽殿は愛を知らない女ではないよ。
愛されていたかどうかだけが愛じゃない。
悪役として敗北した彼女の人生にも人を愛する心はあった。
それが弘徽殿というキャラに女としての陰影を与えてるんだよ。
藤壺は帝を愛してたのかね?
男性に対する愛情なのか、父親に対するような愛情だったのかね。
>>825 私も、そう解釈してた。
女御腹の女三宮が三品だったら、更衣腹の女二宮は無品かな
そうすると、支払われる生活費も段違いなのかな。
位階官人俸禄表。延喜式を参考にどうぞ
http://homepage1.nifty.com/kitabatake/kani-houroku.html 一般的に、后腹は三品、女御腹は四品、更衣腹は無品だよ
女三宮が二品になったけどこれは左右大臣に相当する
では女三宮が金持ちかというとそうでもない
上の票で言えば職封及び職分資人表が親王内親王にはない
親王内親王は政に携るべきではないという慣例のもと昇進しても八卿宮でストップ
左右大臣の経済力には遠く及ばないわけ
しかも大貴族は国から支給される分以上に莫大な荘園を持ってた
藤氏長者なら大臣としての年収が10億程度、荘園からも合わせると年収30億円(非課税)
身分が重くなればそれだけ支出も大きくなるから、宮家の台所事情は火の車だった
藤壺は三品、女三宮は四品→三品で源氏との結婚後に二品
落葉宮は無品、薫嫁の女二宮は女御腹だから四品になるのか
大宮は桐壺帝とは同母みたいだけど后腹か女御腹か明らかだったっけ?
大宮ちゃんは后腹
あさきでは弘徽殿さんの扱いは原作よりもずっといいと思う。
原典では全く言及のなかった彼女の容ぼうについても、
同性の桐壺に終始「美しい御方」と美貌を評価させているし、
感情の激しさも誇り高い貴婦人らしく描かれている。
更衣への嫉妬も女性なら理解できると思うので、
あさきファンの女性で彼女を単なる意地悪女として嫌う人は
少ないんじゃないかな。
>>823 故院の末つ方、一品宮のことね
でも書いてないから藤壺が無品と即断するのはどうかと
源氏の親王・内親王で位階がはっきりしてるのってどんだけ居る?
桃園式部卿が亡くなって、なんとか式部卿に進むけどね。
それで蛍宮が兵部卿に。
兵部卿→朝顔の父桃園式部卿宮が亡くなって式部卿
親王の中では東宮を除いた最高位らしいけど
中務卿は朝廷に関するお仕事メインになっちゃうから物語的に都合悪かったのかな?
若菜下で源氏と太政大臣に次ぐ人望ある人物扱いされてるのね
冷泉帝も伯父を重々しく扱ったみたいだし
あさきだと父親の面が大きくて恐妻で日和見で情けないのが漫画的にはわかりやすい
へえ、時の左右大臣より権勢あるのはすごいね
家では母ちゃんの尻に敷かれるショボ男だけど、外では仕事ができる男だったのか
顔がきれいで見栄えがいいってだけである程度の人望があったんじゃない?
親王だからお飾りとしてはそっちの方がいいし
>>837 源氏、頭中将、式部卿宮の順は、娘(義娘)冷泉の後宮の序列と同じね。
冷泉の時代は、仮にも叔父だから尊重されたろうけど、今上の時代になったら過去の人だよね。
源氏と同じくらい紫父は酷評されるね
まあそういう自分も彼のいいところ言ってみろって言われたら思いつかないけど
>>841 正妻以外の女が、紫母しか出てこない。あの時代としては愛妻家なのかも。
孫達にも優しいし、紫が便りを寄越した時は返事を書こうとはしてたし、
恐妻家ゆえに妻の意志に反することはできないものの、優しいのではなかろうか。
玉鬘と髭黒の結婚の時も、妻が紫の陰謀だと罵ってる時に「聞き苦しい」と窘めてるし、
良識はあると思う。
ただただ、妻が悪かった。身分のある姫らしいが、何故にあんなにも紫を嫌うのか。
弘徽殿女御みたいに、「わたくしから夫を奪った女の子供」っていう憎しみなのかな。
>>842 暮らしぶりはぱっとしないけれど自分だけを愛してくれるはず……
と当て込んだらよそでちゃっかりと子を作ってました!
かな
源氏が須磨に行った時に紫との付き合いを保身の為に断ったけど、
あれ、後のこと考えてないよね
朱雀帝の次の帝は春宮、その後見は源氏
春宮が即位したら確実に源氏は復職するし、もし春宮が廃太子になったら
母宮の伯父である兵部卿の宮も進退窮まる
あそこは、源氏と力を合わせて臥薪嘗胆でいくべきだった
一人で留守を守ってる紫を、北の方に内緒のこっそりでいいから文でも送って
励ましたり慰めたりしてれば、源氏も冷遇しなかっただろうに
そういう計算のできないとこが宮様育ちなんだろうな
奥方から見れば
冴えないけど妻は一人にしてくれそうなまあまあの美男子と結婚して
妹宮(藤壺)が入内するから援助して、これで平和だわーと思ってたらそこそこの身分の女と浮気して紫までいた
それだけでもひどい裏切りなのに、もう死んだと思っていた紫の結婚相手は時の権力者にひどく敵視されている
奥方の実家も睨まれたかもしれない
せめて源氏の素行がよければともかく源氏はこちらにも冷たいうえに帝の寵姫にまで手をつけてしまう
なんとか自分の実家と嫁に出した娘たちだけは類が及ばないよう必死なのに夫はのほほんと見舞いの手紙
もしこんなんだったら私でも怒るw
藤壺とのことは知らないだろうし、源氏との仲は須磨までは結構良かった
>>846 845の言う帝の寵姫ってのは朧月夜だと思う。
でも須磨までは、兵部卿宮が「源氏の大将が娘婿なら我が家も繁栄する」と言って
「まあそれはそうですけど」と納得していたし、桐壺院崩御まではそれなりに付き合ってたと推測。
その後、徐々に距離を取っていってたところに朧月夜の件発覚でバッサリCO。
婿が帝の寵姫に手を出してなんて醜聞になったら娘実家と疎遠になっても仕方ないよね
娘実家にまでお咎めあったら大変だもん
源氏は自分の行い棚にあげて何言ってんだろ
源氏は自分の甥の次の帝の後見だし、須磨までは距離をとる必要はないんじゃないかな
>>849 それを源氏がとんでもないことしでかして、ふいになるとこだったよね
どうなろうなぁ
あの当時は冷泉が東宮で居続けるのも危うかったのかもよ
ぶっちゃけ源氏がいない時点で後見はほぼゼロだし
源氏がいない間に朧月夜が朱雀の皇子産んでいたら
右大臣一派は冷泉廃嫡くらいやっていた気がする
>>851 たられば話されてもなぁ
朧月は懐妊すらしなかったし
石女だらけの物語だねw
源氏を中心の物語だからね
源氏は子供は3人と言われてる
女三宮も源氏以外とは子供できたし
ほかは順調に子供出来てる
右大臣家に擦り寄った兵部卿宮
その後右大臣は没落したのに擦り寄った兵部卿宮家が源氏や頭中将の次に栄え華やかな生活をしている
皮肉だね
この物語の始まりは桐壺の更衣が兄宮より優れた(よ言われる)子が生まれからこうなったのに何ってんだろ
源氏に子供が多かったら、話の裾が広がり過ぎて、上手くまとめるのが難しくなるからね。
式部は作品の構想を、早くから作ってた様だし、そこは書く側の都合と言ってしまえば仕方ないけど。
無駄にダラダラ、その場の勢いで書く作家より、最初から緻密に構成した物語って感じで良いと思う。
>>856 煽りとかではないんだけど、紫父の家のことだよね?
どこが栄えてる?
なんか悲惨な末路だけど?
原文ではそうなの?
東宮の外戚になった髭黒を婿にしているから
そこまで没落はしてなさそうだけど・・・
宇治編での玉鬘含めた髭黒一家の没落っぷりは凄いがw
妻は大臣家姫。妹は中宮で、甥は帝。
娘は女御、娘婿は帝の後見人で天下人と東宮外戚。
凄いじゃん、本人が后腹の親王なのに、東宮にもなれなかった不遇以外は完璧だよ。
嫡流から外れた親王ってどんどん零落れていくものだけど
紫父は妹の藤壺のおかげもあるけど何とか中枢に食い込んでいる感じ
自分の娘より紫が玉の輿結婚したと知って北の方は妬んでいたけど
大君の夫のひげ黒と比べているんだろうか
>>864 娘は精神病んじゃってるし(あれ統合失調だよね?)
髭黒と結婚したものの、不幸になってしまった娘と比べて、世間の評価も
高い源氏と、その一の人として重んじられてる紫に対して嫉妬したんじゃない?
普段は普通だからヒステリーだと思う
紫の上も体に症状が出るヒステリーだよね
紫の継母、異母姉は、女三の宮の降嫁を喜んだかもね
>>867 異母姉はわからないけど、継母は喜ぶだろうと女房達が言ってたw
そういう人間性の女だと思われてるんだね、あの北の方は。
そういう穿った考えの女房も、人間性に難ありでどっちもどっちだが。
そんな事が主人の耳に入ったら、苦しむの判ってるはずなんだから。
>>869 直接紫に言ってなかったっけ、「あの意地悪な北の方が喜ぶかと思うと、
殿も今更あんまりな仕打ちだ」とかなんとか
女主人を憎んでる女房もおおかったろうね
自分も実家ではお姫さまなのに仕える身の悔しさ
>>870 これまでは紫が一の人だったから遠慮して波風立てないようにしていた人達も
これからはそうはいかなくなるだろう、とも言ってたね。
まあ女房たちがそうやって噂話に花を咲かせてくれるから
読者も紫の不安や六条院の不穏な空気を知ることができるんだが。
そしてそんな女房たちをたしなめ女三宮降嫁を支持する発言をすることで
また紫の株が上がると。
明石を悪し様に言ったり、殿が朝顔にご執心だと言いつけたり、女三宮の降嫁に怒ったりする女房をたしなめる紫の高潔さを書くと、
紫の女房の質の悪さを露呈する事にもなっちゃうんだよね。
>>872 女三宮や女房たちに対する紫の対応は完璧なものだね
それにいい女が品位を保ちながら美しく苦悩する姿はいいもんだw
女三宮降嫁後、ますます源氏が紫に惚れてデレデレになるのも分かる
結局紫上は孤独なんよ
そだね
孤高の戦士
明石との友情も漢よ…
>>874 女房の躾に関してはイマイチだけどね
身分が上の女三宮の悪口いうなんて女房まで思い上がってる
孤独の噛みしめ方も源氏と女君達とでは違うなと思う
源氏はすぐ他の女君に逃げるけど、女性陣はそうはいかん
紫の不幸って源氏しか知らないことだなって思った
例えば他の男と文のやり取りや、肉体関係は無しで逢瀬の機会でもあれば
世界も広がったし自分のいる立ち位置にすごく満足できただろうに
源氏も比較されちゃたまらんからもう少しいい扱いしただろうにね
紫上って恋愛感情抜きにしても源氏以外の男との接触がないよね
脇腹だから源氏に誘拐される前から父親との交流もあんまりなさそうだし
悪い意味で極端に視野を狭められている感じ
源氏以外に話したことのある男って父親と惟光ぐらい?
惟光ですら怪しいよね
世界が広がっていれば源氏との愛もまた別のものになっただろうにね
あ、ごめん、見てただけで話してはいないね
>>878 紫の女房たちが女三宮降嫁に不満を言っても質が悪いとは思わないな。
それだけ人望ある女主人の紫に心を寄せているんだと思う。
須磨行きの折に初めて紫上に仕えて心酔していた女房たちかもしれない。
また、女主人の地位が低下すれば女房たちも立場が低下するという
勤め人としての心情もあるだろう。
源氏がそういう極端に狭い世界を作って、紫をガチガチに教育したからね。
だから紫がものの本質を見極める事が出来るのは彼女の資質で、源氏の教育さえ凌いでいるんだよね。
何も持てずに、持つことの許され無かった女性が、源氏をという障害を越えていく物語で、やはり紫が主人公だと思うんだ。
そう。野分で夕霧にちょっと見られたかもと思うだけで文句言う
源氏に閉じ込められて暮らしたから。
しかしそんな紫の方が真実を見抜き源氏を超えていく。
女房が紫に愚痴るシーンは「隠してても私の心情が漏れてるのね」ふうな物思いが人間ぽくて好きだった
完璧になろうとしてなりきれない心情や苦悩が生々しくてすごくよかった
>>881 男性に限らず女性との接触も限られてたように思う。
母や祖母とは早くに死別、同母の姉妹もおらず、
継母や異母姉妹とは不仲で疎遠、他の親戚の女性の姿は影も見えない。
親しい交流のあった女性といえば花散里や秋好のような源氏関連の女性ばかり。
姉妹や女友達と恋バナした経験なんて皆無だろう。
紫自身が源氏以外の男と接触しなくても
親しい女性と打ち解けて話をすることで世界が広がることってあったんじゃないかって思うわ。
雲居の雁なんて夕霧に浮気されて異母姉のコキデンとこに遊びに行って憂さ晴らししてたけど
そんな気晴らしなんて紫は絶対無理だったもの。
>>889 内面に修羅があるからこそ紫は魅力的だと思う
あれで嫉妬もしない女性だったら、別に人生辛くもないだろうし
>>891 嫉妬すらしなかったら柏木との密通前の女三宮と同じだよね
あの場面すごく好き
紫は本当にもっと交友関係があって色々な人と交わることが可能ならよかったのにね
彼女の人間的な良さが生きると思う
>>891 そうそう、内面に抱えた黒いものを、自我の中だけで昇華し続けるのは本当に辛い。
六条みたいに呪うとか、雲居みたく肉親に愚痴ったり、明石のように子供の実母という逃げ場、
花散里みたく一歩引く事をせずに最前線にいながらに苦しみを圧し殺して微笑み続ける。
発狂してもおかしくない、紫は凄い自制心の持ち主だよ。
紫はただ耐えるっていうより、色々と物凄く考えてて
哲学しちゃってるところが好きだな
尚且つ卑しい女にならないよう自尊心を守れるのは知性の力だと思う
でもその結果紫は疲れきって病気になって死んでしまったんだよ、
源氏との愛にも絶望して。
呪いもせず愚痴も言わず子供にも逃げず、その結果が限りなく自死に近い病死。
知的で高潔だったけど幸福ではなかった。
愛に殉じたとも言えるが
「その愛は、本当にあなたを幸せにしましたか?」と聞かれたら紫はなんて答えただろうと思う。
>>895 幸不幸は分からないけど、
自分という一人の人間の尊厳を自力で守り抜いたと思う
呪詛ったり愚痴ったりして過ごしてた場合、紫は自分を肯定できなかっただろうし
最終的には源氏とは大分ステージの違うところで気持ちの決着つけて
独りで昇天していってた感じするなあ
源氏への愛に執着してしまった時点で紫は六条と同じ間違いを犯したんだよ
愛情に捕われてる人は極楽浄土には転生できない
それであさきでも紫は生まれ変わったらまた苦界への流転フラグをにおわせてる
よしんば行けたとしても49日で決着付けないと無理だ
源氏のラストは死ぬ前の紫をはるかに超越した心境で、
あれこそが悟りの境地に一歩足を踏み入れた人の言葉
この世のすべてに実体はないただの現象に過ぎないから達観して生きなさい
という心境に至ったのは源氏物語全キャラでも源氏と明石入道の二人だけ
臨終の頃の紫はそういう女性特有の源氏への執着は既に脱してるでしょ
むしろ、出家すらさせて貰えなくても自分の中で受け入れてたわけで
源氏よりも遥かに超越した次元にいるよ
>>897 いや、源氏という男への執着は無いでしょ
出家したいくらいなんだから
最期は、男女の愛から、母が幼な子を想うような大きな愛に変容し、
自分の死後残される源氏の悲しみを思いやっていた
>>896 紫は幸、不幸を超越したステージに行ってしまったと思えるね
人生やり切った感、肯定感があるのは、呪ったり愚痴ったりせず
常に努力して高潔な自分でいたことにもよるだろうね
女三宮の降嫁時、二条院に逃げる事も許されず、
一度絶えた時は蘇生させられて、無理やり生かされた生で、
彼女は私滅の境地で、ただ源氏やちい姫、周りの人の為だけに生きたと思う。
仏の力もすがらずに、ただ自分の悟りだけで。
>>897 極楽浄土だの何だのという人間界の拘りの全てを超越したのが解脱じゃないかなあ
だから、紫>超えられない壁>源氏・明石入道 だと思う
>>901 でもそれこそが凡人には到達できない至福だとも思える
決して無関心無感動ではなく、繊細な心を持ったままで全てを受け入れ
周囲を気遣い愛しながら生きるのって、相当な強さと優しさがないと出来ない事だから
お姫様が肉親意外の男性と口聞かないのは当たり前だよ。紫の上は同母の男兄弟もいなかったかし、父親との接触があまりないのは同情するけど、源氏以外の男とほぼ接触がないのは尚更だよ。
夕霧との場合だって、わざわざ血の繋がらない夫の息子と接触を持たないのは別に珍しい事ではなかった。
お姫様育ちの紫の上 はそれで不平を言った事は一度もない。
だけど、源氏次第で自分の立場が危うくなる事に気づいていながら、愚痴をこぼさず最期まで毅然として超越していた。
源氏以外の男と接触のあった例
血の繋がらない夫の息子と接触したレアケース
どっちもあるからタラレバが出てくるだけじゃね
>>878 女三宮については明石や夕霧も批判的なことを言っている感じ
>>906 源氏本人も「軽い者が多いな」と思ってるしね。
しかし、玉鬘の時の弁の君で懲りてなかったのかね、「女房の手引きに気を付けろ」は…
ま、小侍従は三宮の乳母子だから、引き離すことは考えなかったにしても、
正室の側近女房としての自覚を持たせとけと。
どちらの女房も、自分の主人に恋焦がれてる男を主人の側近くまで手引きしておいて
「お姿を見るだけにして下さいね、お約束ですよ」って、それで終わるわけないじゃん。
小侍従はともかく、弁の君は源氏に追放されてもおかしくないな(髭黒が拾うだろうが)
>>907 朱雀がつけた宮様の女房に文句つけるってのは女三宮自身に文句つけるのと同じだからなー
せめて乳母がしっかりしてればね
身分的に明石は何様のつもり?って感じだけどね
まぁ原典じゃ紫との友情も上っ面のみっぽいから
我が子以外には冷めた批判家なのかも知れないけど
>>910 まあ紫と比べるとどの姫も劣って見えるし、ちい姫の養母である以上紫が最高の人でいてほしいってのは
母親として仕方ないかと思った
明石は女三宮に対する思いを他人には漏らしはしていないから。
心の内でどう感じようと勝手だ、口に出すのとは全く違う。
ちい姫の養母は花散里じゃダメだったの?
身分が高くて夕霧の養母にもなってるのに
紫上も源氏も実家から見捨てられてたり片親の身分が低かったり
世間から見て身分高いのか低いのかよくわからないわw
>>901 二条院に移らなかったのは、紫自身の希望
降嫁の話を聞いた直後、紫は六条院に置いてほしいと言っている
ここで二条院に移るのでは女三宮に負けて逃げたと世間に評価される
紫は「我より上の人やはあるべき」と、プライドも高い人だったから逃げようとは思わなかった
ちい姫を、源氏と紫で育てたいという源氏の強い思いだと思う。
紫は春の御殿に一緒に暮らしてるんだから。
身分に関しては、花散里は立派な家柄だろうけど、後見人が居ないから紫と変わり無いですね。
>>913 卑母生まれのちい姫の箔付けなんだから、正妻格の一の人である紫が一番
紫の父は源氏頭中将に次ぐ大権力者のようだし、母も大納言姫、冷泉帝のいとこだから身分は高い
花散里は家柄は申し分ないけど貢献がないし源氏の一の人ではない
養母が紫だから世間もちい姫を尊重してくれるとある
紫の身分は中宮の母として充分に高い
それでも女三宮が降嫁すれば
紫上は正妻じゃないし、紫上の方が寵篤いのかけしからん
となるのが世間なんですけどねww
身分社会って面白い
貴族制度そのものが、身分をハッキリと序列づけるものだから、より上の身分の方が現れたら、下はへりくだるのが当然の世界だしね。
源氏は「藤壺の宮様にそっくりの美少女(しかも姪!)を手元に引き取って
自分好みの理想の女性に育てる」という、いわゆる光源氏計画が成功したんだから
そこで満足すりゃよかったのに。
何故、藤壺そっくりで気品教養たしなみまで自分好みの紫がいるのに、
「もう一人www」と女三の宮を引き受けたのか…
崇めさせ、憧れさせてやまない存在を求めてとか何とか言ってたけど、40過ぎた源氏が
13〜14歳の女の子に跪いて憧れるなんて、身分以外では無理だろう。
単純に若い女の子&内親王&藤壺の姪というコンボに惹かれたとしか思えん。
やっぱり紫は身分がなぁ・・・藤壺様は内親王だったしぃ
と思っていたんじゃないかとw
>>895 その問いはちい姫がしていて、紫は「愛に生きてやっぱり幸せだった」と答えている
紫も馬鹿じゃないからこの世は厳しい身分社会であることは分かっている
そんな中、最高身分の女三宮を迎えても尚自分の方を大切にしてくれた源氏の愛を理解したのだろう
>>921 14歳といえば源氏が初めて出会った時の藤壷
源氏には一番いい藤壷イメージは自分が一緒に過ごした10代の少女だったんじゃないかねえ
だから十代の三宮に対し、もう一度藤壷宮に…となったと思う
仮に女三宮が、教養やら何やらはあのまんまのおっとり鷹揚な姫宮でも、
顔立ちが藤壺そっくりpart2だったら、源氏はどうしたかね
やっぱり教養もたしなみも完璧な紫がいいとなるか、
藤壺女院に生き写しで、しかも宮腹の内親王とか完璧すぎると寵愛したのか
13〜14の娘と結婚して21〜22までさんざん楽しんだんだからもういいじゃん!
女三宮の不始末も本人は与り知らぬことだったんだから許してやれよ
源氏も本当に疎ましく思ってたら薫をさっさと叡山で出家させてたと思うけどね
そうしなかったのはやっぱり女三宮や薫のことを愛してたから
女三宮もいずれは源氏のそうした気持ちを理解してあげて欲しいとは思う
若者に怯える中年の悲哀も(源氏vs空蝉vs伊予介といっしょ)
源氏が若い女三宮を引き受けたのは、やはり源氏が歳を取ったからでもあるだろう。
残念ながら、男は自分が老人になろうとも、潜在的に若い女性に惹かれるもので。
唐では回春剤に一番効くのは、若い女性というので、少女を侍らせたというから、平安朝でも少女信仰があったのかもしれない。
おなじ「女房の手引きのせいで」でも、玉鬘はちゃんと髭黒の北の方に納まって
男児にも女児にも恵まれて、髭黒のことも理解して幸せな夫婦になった。
末摘花も、源氏に生活の面倒を見てもらって安泰生活get。
宇治の大君は別にして、中の君も匂宮の妾ではなく妻の一人にしてもらえてる。
不幸なのは、望んでもない不貞と不義の子を産まされた女三宮だよねえ。
個人的には「悪いのはレイーポした柏木と、手引きした小侍従で、むしろ三宮は被害者」と思うけど
源氏は「三宮が悪い」だし、柏木なんて自分が元凶なのに「姿を見られるなんて、あの人に
少し軽いところがあるからか」だし。
源氏物語に出てくる男君の中で、一番マシなのって誰だろ。
桐壺帝・源氏は「愛する人の面影」を追い続けて周りを不幸にしたし、朱雀院も源氏コンプレックスで
頼りないし、夕霧は堅物すぎるし、蛍兵部卿宮は風流人だがそれだけだし、頭の中将は源氏の当て馬だし。
明石入道が格好いい生き方ではあるが、尼君と明石の方がかわいそうだしなあ。
男君も一長一短だけど、絶対に嫌なのは桐壺帝かな。
自分の私欲(特に昼過ぎまで寝室から出ない、朝議にも出ない)で更衣の面目を潰し、他のお妃達を不幸にして、
源氏から大切な母親を奪って、マザコンの元凶作った本人。
しかも、いい歳して娘みたいな内親王を無理矢理に後宮にいれ、源氏を焚き付けるような事して、二人を不幸にした男だし。
藤壺に源氏がいて良かったって思っちゃう。
不義の子だけど、冷泉帝が好きかな。父親に孝養を尽くせないことを悩んでる辺り真面目だし、
夕霧より源氏似みたいで、顔立ちだけでなく華やかさも受け継いでるっぽいから、
見てる分には目の保養だ。
宇治竹河の冷泉院は別人。
>929
桐壷帝は最愛の妻と息子を中宮と帝にできなかったから、その夢を藤壷と冷泉帝に託したのかな?
外戚に権力を握らせない親政を目指したて言うのもあるだろうけど。
右大臣側に力を持たせすぎず、バランス保たないといけないしね。
とは言え過ぎた寵愛が妃達を苦しませ、家臣達を悩ませ、何より桐壷更衣の寿命を短くしてしまったんだよね。
左大臣がいなかったら桐壷帝はとっくに廃位されたかもしれん。
>>928 夕霧かなあ。
源氏や桐壺帝や冷泉と違ってちゃんと愛する女を幸福にできてると思う。
落ち葉の件では修羅場を演じたけどその後雲居とも和解して
落ち葉と雲居、両方を立てて大事にしてるし。
>>928 紅梅大納言は後妻の真木の柱とその娘を大事にしてて好感がもてた
あと名前忘れたけど空蝉の夫は空蝉が源氏より夫を選んだ理由も嘆きもよく理解できるいい男だった
それと頭の中将
友情に厚いけど時流も読みなんだかんだで正妻を大事にする
正妻大事にする男はポイント高いよね
両方幸せにできたっていうか
雲居も落葉も深く考えなかっただけじゃない?
雲居は実家に力があったから大きな顔できたし
落葉は前よりは幸せってのが大きいと思うよ
>>935 それで十分幸せだと思う
源氏のとこと違って完全別居だし
夕霧はきっちり半々で通ったから余計なことで悩まなくても済んだし
>>735 雲居の雁は夕霧に思いっきり抵抗していたけどね
実家へ帰って粘っていたし。それでも帰ったのは子供達のことや社会的立場以外にも
やっぱり夕霧を愛しているというのも大きいと思うよ。
雲居の雁も落葉宮もただ深く考えなかっただけじゃないと思う
>>935 真剣に考えた末だからこそああなったんでしょ
どうでもよかったら仲直りはしてない
最高の男と女はもう決まってる
修理大夫と源典侍だよ
40年越しの恋人
あれこそ究極の恋の手だれ
夕霧だから欲目でそう思えるだけじゃ?
源氏が身も心も紫上と女三宮と同等に扱ったとして
それで女性達が幸せになれるとは思えないけどね
歴史的には1人の妻だけを大切にしたって男もいるし
何が幸せの基準かは人によって違うから欲目とも言い切れないと思うよ
見る人から見れば浮気を咎めず優しい朱雀や修理大夫がいいと思う人もいるし
空蝉を大切にした伊予之介がいいと思う人もいる
>>941 じわじわ女三宮への訪れが増えて、結果的に半分半分になっていた
よりは(女楽あたりの状態)、女三宮降嫁の時から、きっちり
半分半分で通われてた方が、紫の心理状態はましだったと思う
これから更に女三宮への訪れが増えて、自分は年を取るにつれ、
寵愛が薄れるのでは?と紫が疑心暗鬼になっても不思議じゃない
>>943 それすごくわかる
きっちり半分半分は寂しい反面これ以上減ることがないよね
夕霧の性格ならさすがにほかの妻は迎えなさそうだし
年をとり衰えを実感しながら源氏の訪れまで減るのって相当な心理的負担
女三宮に面会したのも悪影響だよね
女三宮は当時は何もないぼんやりしたただただ若いだけの人
>>939 うん、あの源氏と頭中将を二人同時にあっさりやり込めた
ただ一人の男だよな、修理大夫・・・。
侮れねえ。
通いがキッチリ半々て、受け入れる女性にも依るよね。
雲居の性格だと、夕霧が女二宮に通いが遠退いたら、かえって辛く思うんじゃないかな。
単純でカッとしやすい性格だが、情の濃い人だから、女二宮を悲しませるなら夫を均等に分け合う方を選ぶと思う。
紫だと、通いが半々になったら、文句も言わず、ただただ悲観しながら運命を悲しむ。
まぁ雲居の雁は元々正妻で、実家は権勢あるし、子供もたくさんもうけてるから、余裕あるよね
他にも正妻がいる状態なっちゃったけど、雲居の雁の地位は万全って感じ
娘の東宮妃は後々中宮に、雲居の雁は実の天皇の祖母にもなったかもしれないし
>>947 で、匂宮が立太子したら六の君が東宮妃になり、次世代の中宮位も確保か。
やり手だな、夕霧。
しかし源氏物語の帝位は、先帝と一の院の順序がわからんから省くけど、
桐壺帝-朱雀帝-冷泉-今上-東宮と、父-息子(兄)-弟(表向き)-兄の息子-息子と、
兄弟・父子相続を混在させてるよね。
冷泉帝を帝位にある間は親王ナシ・次代の東宮になれる若宮ナシにしたのは、
皇統を桐壺-朱雀-今上のラインで統一する為かな。
そもそも冷泉の立太子・即位自体が源氏が栄華を極める為の要素なんだけどさ。
プライドが高い紫は、新しい妻を娶ったから半分ね!では納得しないと思う。
それも男が女を勝手に扱っている本質は変わらないから、理不尽さを感じそう。
男の身勝手に流される雲居にも落葉にも同情していたしね。
紫は物事の本質を突き詰めて考えるタイプ(どうにもならないと解っていても)。
雲居は、考えるより行動するタイプで、時流の流れを受け入れていけるタイプ。
後者の方が、楽しく生きていけるんだよね。
紫は哲学者、思想家
雲居は楽天的主婦
女三宮は考えも行動もしない天然お嬢様
>>949 新しい妻どころか、女三宮は圧倒的な正妻だから
作中で最強の血筋の女性は藤壺で、女三宮はそれに次ぐ血筋だからね。
后宮腹の内親王と、源氏宮腹の内親王。そうそう太刀打ちできる女性はいない。
夕霧も強引ながら内親王妻と結婚出来て良かったな
源氏も薫も内親王妻を得たのに、一家の中で夕霧だけは無しでは物足りなかっただろう
薫は、本当は内親王、しかも女御腹を妻にいただける身分ではないよね…
頭の君の血筋は、柏木が亡くなったから紅梅くんが跡取りになっているが、
それでも夕霧が右大臣左大臣となっているのに大納言。
となると、その息子達はせいぜい五位前後。
そのくせ、浮舟を身分低い者と軽んじてる。
脇腹とはいえ浮舟は一応は宮姫、しかも一度は春宮にとも画策された親王の姫。
お前は、本来は大納言の息子程度の身分だぞ?と言いたい。
>>955 本来の身分など公にされてない以上関係ないし、浮舟は女房が生んだ子で養父は受領だから本当に身分低い
その養い親すら大事にしていなくて後見もしていない
何より教養や嗜みが足りない
それに・・・一度東宮にと画策されてそれが成り立たなかったから八の宮は落ちぶれたの
そんな人の認知されてない姫なんて身分など無いに等しい
>>955 八の宮に認知されてなくて女房が生んだ娘がそこそこの身分だとは思えない
紅梅って雲居の異母兄で主流ではないとは言え東宮の親族だよね
十分な身分で血筋だよ
柏木だって父は大臣、母はこきでん様の妹
似たような歴史漫画であさきゆめみしは完結してるのにこれはいつ完結するの・・・・
氷室冴子先生みたいに作者死亡にならないといいけど
あ・・・
↑誤爆です
すみません
脇腹なら正妻以外が生んだ認知された子女。
浮舟は女房腹で無認知だからさ、そこの差は大きいよ。
個人的には、薫はそんな浮舟を、邸を用意して側室として囲おうとしてたんだから案外誠実なんだよ。
この唐突な、薫sageはなんなのw
>>927 でも真性ロリペドはきっちり禁忌とされてたんだよ
>>950 雲居は右大臣派の目などものともせず須磨に流されていた源氏を見舞った頭中将の娘だからね。
世間がどう見ようと自分のやりたいように行動するところは父親譲り。
基本的に明るく楽天的、情が濃い、深みはないけど愛嬌があって憎めない、
こう見るとけっこう父親似だな、雲居。
紫式部は紫のような哲学タイプだけでなく雲居のような現実タイプも愛情込めて描いてると思う。
>>950 次スレお願いします
無理でしたらテンプレ置いていってくだされば立てます
みなさま次スレ立つまでしばらく書き込みご遠慮下さい
性格に限定した話だけど。
桐壺帝源氏ラインの男達は好感もてないな。
左大臣や頭中紅梅は性格良さそう。断然こっちがいいや。
そう言えば、源氏ラインの中で夕霧だけはまともな方で、
左大臣頭中ラインでは柏木だけが源氏風味で残念なんだよね。
桐壺帝と左大臣の血脈の中で、孫世代のここだけがクロスしてるのが面白い。
>>965 あーむり。
てきとーにおねがいしまーす。
テンプレとかめんどう。
宇治の冷泉院の家庭はなかなか面白い。
桐壺+柏木の巻のような展開が期待される。
969 :
愛蔵版名無しさん:2013/04/22(月) 23:57:44.44 ID:HyCddlIX
ごめん、950です
エラーでてしまう
だれか頼む
**あさきゆめみし第六十五帖**
名前: 愛蔵版名無しさん
いづれの御時にか、駄スレ、良スレあまたさぶらひたまひけるなかに、
いとやむごとなき際にはあらぬが、すぐれて時めきたまふスレありけり。
語りませう。
この板は全年齢対板なのでエロ話がしたい人はpink板へ
ここは漫画あさきスレなので専門的な史実ネタや原文ネタはほどほどに
史実ネタは日本史板へ、原文ネタは古文・漢文板へ
『あさきゆめみし』には沢山の登場人物がいてそれぞれ贔屓キャラは違って当然
特定キャラを過度に叩き他人を不快にさせるような書き込みは攻撃されて当然
それ以外はレスした人への攻撃は固く禁止
マタ〜リ楽しく共存し合う事が出来なければ《荒らし》
【常時age進行厳守】
次スレは
>>950なる方が立てる定めとなりにけり桜人
前スレ
**あさきゆめみし第六十三帖**2(実質六十四帖)
http://kohada.2ch.net/test/read.cgi/rcomic/1363151666/
>>928 源典侍の彼氏が好き
あと夕霧と頭中将は欠点込みで許せる範疇
紅梅もいいな
夕霧は、内親王を正妻にした父親が、段々と羨ましくなったかな
女三宮降嫁も元々は自分に来た話だったのに…とか
>>971 ステイタス的な意味での羨望は当然あっただろうけど(出世頭のエリートだし)
女三宮については、垣間見しても冷静でいられる関心度だったってのが答えかなあ
スレ立て乙です
夕霧にとっては女三宮への関心より紫への憧れの方がずっと大きい
身分よりも人を見ている
>>972 乙です
夕霧は女御腹の女三宮に対してはその嗜みのなさを冷静に見てて
更衣腹の落葉相手には分別をなくすほどの恋に落ちた。
夕霧が落葉に恋したのは落葉が内親王だったからってだけじゃないでしょ、
落葉の上品で嗜みある人柄に惹かれたからでしょ。
父の源氏が女三宮より紫を寵愛するのにも納得していたし、身分より人だわ。
新スレ立ってないのにレスする人ってなんなの?
自分勝手すぎ
967は950の騙りだな
とすると紫↑雲井↓の人の可能性高いな
>>978 ID出ない板で無駄だからそういうのやめよう
>>981 そう言うのも含めてもういいじゃん
みっともないよ
そだね
スレ立て前に書き込んじゃった方も悪いし反省するわごめん
>>981みてなんとなく源氏と朧月夜の逢瀬中にだ愛人が踏み込んだ場面思い出した
源氏、自分が悪いのに逆ギレしてたよね
981は自分でこれ一つしか書いてないけど
983はどれのこといってる?
そして984はなんのこと?
979への賛成意見しか言ってないけどこれが978の言う語り?
986 :
985:2013/04/23(火) 10:56:27.74 ID:???
語りは騙りです
>>985 おちついて
983は私だけど
>>979にレスしたのブラウザ開きっぱなしで放置して書き込んだから変なタイミングになってしまった
誤解させてごめんね
IDのでない板で騒いでも逆効果だよもうやめようよ
正直普通にこのスレ利用する立場から見たら
>>981の書き込みもなんだかなとおもうし
荒らしに触る人も荒らし
いいかげんにして
騙りとか決めつけたりIDも出ないのに何言ってんの?
なるほど。やり口がよくわかったw
新スレにこの流れ持ち込まないでね
決めつけ怖いね(*´・ω・)(・ω・`*)ネー
話かえるね
紫って精神的に一時期病んでた感じだよね
感受性が強くて賢いから何事も真摯に受け止めすぎて自分追い込んじゃう感じ
生真面目すぎるのも生き難いんだね
紫は、一夫多妻が当然の世界で、それがいかに不条理で不幸な夫婦を作っていくだけの制度と理解していたからね。
人は愛情で結ばれるのが自然だと、現代的な感受性の人で。
ただ優等生ゆえに、源氏にも世間にも反発出来ずに、自分の心の中で耐えていた。
いつか源氏も気づいてくれることを信じていたけど、女三宮の輿入れで何かが壊れた感じだね。
>>994 それを千年前の時代に物語にした紫式部ってすごいね
そして現代にあさきという漫画で私たちに伝える大和先生もすごい
源氏物語も読んだけど大和先生の絵で見ると相乗効果でより話に面白みが増す
雲居が家出した時に紫が物思うときがせつない
似たような立場の姫なのに今の境遇が違いすぎる
カメすぎるけど花散る里がちい姫の養母にならなかったのは、養母に似て控えめすぎる性質では
後宮の女御には向かないからだと思った
雲居には実家があるけど、世間体とか継母のめとかリスクがあるけど帰っている。
紫の他にも帰る実家がない姫も居る。
それぞれの事情のなかで紫も雲居も自分らしく生きようとしているから、境遇が違うと
いいすぎるのも逆に失礼な気がする。
帰る場所だけで言えば紫は帰る場所なんてないよ
雲居は父親も家出を擁護してた
紫がもし兵部卿の宮の屋敷に帰ってもすぐ追い出されるでしょ
他の帰るところのない姫は六条院の中では紫と扱いが違う
それこそ同じで考えたら失礼
なにがどう失礼なんだろ?
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