【この海域は】ジョジョ5部150【ティレニアの胃袋】

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302愛蔵版名無しさん
>>288

ザ・ワールドとの差別化で迷走してたんだろうとは思う。
追加能力がない分、能力の付加要素が初めから多く、
その付加能力が強いのはそれだけ本筋の「時飛ばし」の能力が使えないせい。
  1.時間が進む
  2.ボス以外は何があったか記憶がなくなる
  3.キンクリ時にボス自身は自由に動けるけど、他者・モノに干渉できない
…程度の条件なんで、まともに攻撃に転用できない。
キンクリしてる間に、相手の死角に周っての不意打ち攻撃ぐらいしかない。
(キンクリ間に、武器をとって来るとか罠を張っとくとかも出来ない)

(ボスから攻撃せざるを得ない状況で)相手が広い場所にいて、
血の滴でキンクリのタイミングを計られると、
解除後には相手の背後にしか居ようがないんで反撃確定する。

後付けでエピタフつけたのも、その使えなさ補完のためだろう。
でもそのせいで、余計にキンクリの存在意義が薄らいでしまった。
未来が見えてれば、「大抵の事は飛ばす必要なく、危険を避けられる」から。
303愛蔵版名無しさん:2013/03/13(水) 09:33:30.86 ID:???
せめて、どっかに閉じ込められてるか、手首でもつかまれてるか
しないと(リゾット戦みたいに)、わざわざキンクリを使う有効性がない。
もっとも、キンクリ発動さればその途端に手首ごとすっぽ抜けるから、
別に歩いてかわせる(エアロスミスの弾丸がくるのを待つ必要すらない)。

結局、作中のキンクリの能力(エピタフ抜かす)を突き詰めると、
「自分は一定時間、無敵」、「どんな密室や絞め技からもすぐ抜けられる」、
「他者は数秒前からの記憶を失ってる」、「瞬間ワープ(したように見える)」、
…と、4つぐらいの能力をごっちゃに詰め込まれてるような状態なんで
読者には能力が把握しにくかった(たぶん作者自身も把握しにくかったろう)。
そして↑の4能力として解釈すると、肝心の「時間を飛ばす」と言う要素自体には
あんまり意味がないのがわかる。

せめて、「時が飛んで、飛んだ間に受けるべきダメージを
ボスは一切受けない。ただしボス自身も時が飛んだ状態から身動きできない」
…ぐらいにしとくのが、適度なバランスで能力としてもシンプル。
そうするとリゾット戦ラストみたいな動けない状態から逆転する使い方が冴えるし。
相手の攻撃モーションをスカすように発動すれば、
解除後には自然と相手に隙が出来てるんで、反撃にも便利。
無理に能力を詰め込むくらいなら、反撃専門の能力で充分だったと思う。
普段、隠れて生活してても、いざ姿をさらさないといけない時にはさらすって方がラスボスらしいし。