いづれの御時にか、駄スレ、良スレあまたさぶらひたまひけるなかに、
いとやむごとなき際にはあらぬが、すぐれて時めきたまふスレありけり。
語りませう。
この板は全年齢対板なのでエロ話がしたい人はpink板へ
ここは漫画あさきスレなので専門的な史実ネタや原文ネタはほどほどに
史実ネタは日本史板へ、原文ネタは古文・漢文板へ
『あさきゆめみし』には沢山の登場人物がいてそれぞれ贔屓キャラは違って当然
特定キャラを過度に叩き他人を不快にさせるような書き込みは攻撃されて当然
それ以外はレスした人への攻撃は固く禁止
マタ〜リ楽しく共存し合う事が出来なければ《荒らし》
【常時age進行厳守】
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>>950なる方が立てる定めとなりにけり桜人
前スレ
**あさきゆめみし第六十二帖**
http://kohada.2ch.net/test/read.cgi/rcomic/1359550528/
>>1さんありがとう
宇治編ヒロイン浮舟登場までの長い前振りが八宮姉妹だと思ってます
お疲れ様です
前スレの
物資にばかり気を取られ、娘の教育をおろそかにした浮舟母と
裕福では無いが大君中君に高い教育を与えた八宮
という見解が面白いと思った
スレたて乙です。
前スレ早かったね
スレ立てありがとー。
>>4 >物資にばかり気を取られ、娘の教育をおろそかにした浮舟母
母親自身に高い教養がなければ
娘を良質に育てあげるのは現実問題として難しいと思う。
母が無教養ながらも地頭がよいタイプなら、
どうにかして教育可能な道をまず探すだろうな。
>裕福では無いが大君中君に高い教育を与えた八宮
八宮は音楽好きの世捨て人ではあるけど、高い教養は無いと思う。
ついでに世渡り方面で頭の回るタイプでもない。
宇治姉妹には優しくて良いお父さんだったけど。
浮舟、母に守られたことで丸い雰囲気と魅力的なルックスは保持したけど
教養身につけるにはどうすればよかったんだろ
まさに、芸は身を助く
身分低いながら浮舟と明石の差
身分高くても女三宮みたいでは駄目
>>8 普通なら元宮家の上臈女房(しかも正室の姪)の母親が頑張れば、
そこそこは教養も身に付けられるはずなんだけどね…
家庭教師を呼べる環境にあるんだし
>>4 浮舟母はけして物資にばかり気を取られ、娘の教育をおろそかにした訳じゃないと思うな。
長らく鄙びた東国に赴任していて、訛りも酷く騒がしい常陸介の邸にあって
浮舟一人は御簾の陰で育てて都の姫にも劣らない奥ゆかしい姫に育ったわけだし。
薫は大君そのものが欲しかったので、少しでも浮舟が大君とは違っている様子が我慢できない。
大君とその妹中君が合奏している様子を見て大君に一目惚れしたので、その面影ばかりを求めすぎている。
浮舟は匂宮と舟の上で和歌を詠みあっていて、全く教育がなっていない姫だとも思えない。
>>10 浮舟母は常陸介の妻になってしまったから、浮舟たちを連れて一緒に東国に赴任してたんだと思うよ
東国で家庭教師というのは困難じゃ?
ちなみに常陸介は風流は解さないけど弓は上手らしい
平安末期には貴族社会を凌駕する武家の棟梁の走りかも
やっぱ地方育ちって当時の価値観抜きにしても結構深刻だったんだなあ
あれほど申し分ない明石でさえ、ちい姫の生国が不問まではいかなかったし
>>12 それが常陸介はお金持ちだから、娘達のために都から音楽の師匠を
呼んだりしてるんだよ
当時はお金があれば都で食い詰めた人間を地方に呼べた
浮舟母は夫を馬鹿にしてるから、浮舟には一緒に習わせなかったけど
>>14 都からわざわざ東国に音楽の師匠を呼んだんじゃないよ
前常陸介が任期を終えてキへ帰ってきたので
内裏の内教坊から音楽の師匠を読んで実娘に倣わせた
そもそも都へ戻ってきた直後の長谷詣でで浮舟は牛車から出てくるところを
薫に見られて見初められている(常陸介が実娘たちに内教坊の師を呼んだのはその後)
この時点で習っていない時点でもう遅いんだよ
>>7 琴が上手だったり、俗聖と呼ばれて僧侶や冷泉から尊敬されていたりと、教養が豊かだったと思う
八宮は仏道には熱心だったけど
一般的な意味で教養豊かなら、娘達があの程度という事はないと思うな
大君中君はあんだけ楽器やら書やらうまいんだから教養あるだろうよ
職も無くヒマな父親が何でも教え込んだ
>>17 いくら父親に教養があっても周りが文化的な環境じゃなければ
伸びにも限界があるんじゃないかな
特に当意即妙なやりとりや機知に富んだ会話なんかは
家族だけの閉じられた暮らしの中じゃ身につかないだろうし
>>17 「父帝にも女御にも、疾く後れきこえたまひて、はかばかしき御後見の、取り立てたるおはせざりければ、
才など深くもえ習ひたまはず、 まいて、世の中に住みつく御心おきては、いかでかは知りたまはむ。」
(八宮は)父桐壺帝にも母女御にも、早くに死別なさって、立派な御後見役も取り立てていらっしゃらなかったので
学問も深くは習いなさらず、まして、上手く世渡りする才覚などどのようにしてお知りになることができただろうか。
八宮は雅楽寮の師を呼び寄せて好みの音楽だけをやって成長した宮様で、
それ以外の学問は大してなかったと書いてある。
>>10 浮舟母って上臈女房かも怪しくないか?
前スレでもあったけど正室の姪といっても妾腹の庶子かもしれんし
作中見ても教養はともかく嗜みもないあたりお育ちよくなさそう
>>21 上臈女房ではあったみたいだよ。
中君から浮舟の事を聞いた薫が弁の尼に聞いてみると、弁の尼は浮舟母を
「中将の君とてさぶらひける上臈」と言っている。
前スレが伸びてると思ったら・・・またあの御方か。
もう中君はNGワード指定したいくらいだな。
>>17 大君と中君には素晴らしい教養があるでしょ。
薫が初めて姉妹を垣間見た時の美しい合奏、
漢籍(和漢朗詠集)を引用した機知に富んだ会話。
読者に、美人なだけでなく楽才もあり、漢籍の教養もある
都でも一流レベルの姫が薫の前に登場したことを印象付けている。
当時、中宮くらいの一流女性には漢学の素養も必要とされた。
作中でも漢学の素養があるのは藤壺と六条くらいか?
匂宮が中の君を中宮にしたいと思うのも
中宮に相応しい一流の教養を評価しているからかもしれない。
>>24 あの姉妹はちゃんと教育されてるよね
教養もありたしなみ深い
ただ誰かが言ってた通り人前にあまり出ないので(姫君どうしの交流とかもなさそう)物慣れなさはある
それ以上暴れるとまた中の君叩かれるのでひかえめにしてください
浮舟母は、「あさき」での絵柄が大阪のオバタリアンみたいだったw
母は薫派で、将来帝になるかも知れないとはいえ、たらしの匂宮は
論外だったんだろう。浮舟姉の夫でもあることだし。
薫の妾になってもいいことなかったろうけどね。女二宮が正室
で、姑は二品内親王とか、浮舟の境遇考えたらかけ離れすぎて
るもんなあ。結局は出家して正解だったよ。
>>26 母としてはどちらかの選択なら薫なだけじゃない?
匂宮ではあまりに身分が違いすぎる
薫の妾なら女二宮は気に求めないだろうし、姑も気にしないと思うw
>>25 中君叩きとか、意味が分からないな
ちゃんとあさきや原文に沿って読めばいいだけのこと
>>27 ほんと、浮舟がまあまあ幸せになるには薫の側室一択だったと思う
宮の妾じゃ、まるで母と同じ人生だからさ。
八の宮のつれなさで辛い思いしたから、まだ正室が内親王でも薫の方を選んだんじゃない。
そもそも内親王とじゃ、はなから張り合う気も無くなるし、かえって気楽かもね。
>>27 >>29 だよね
匂宮が余計なちょっかい出さなければ浮舟も薫も100点満点ではないけどそこそこ幸せになれた
薫も、浮舟を側室として迎えたら舅の帝が怖いとか、ウジウジ
でも仮に浮舟を側室にしたらやはり帝に怒られたかな
>>32 身分が違いすぎて何も言わないと思う
雲居の父がと藤の典侍気にかけなかったように気にしないよ
てか、薫側室になっても、匂宮が手を出しそう
匂宮は紫のような理想の人見つかるまで探し続けるんだろうね
なまじ周囲の女性が良すぎただけに六の君や中の君のだけで満足できないんだろうね
>>36 源氏と同じ道をたどると考えるとまだまだ女漁り続きそうだね
紫が幸せなだけな人生ではなかったと誰か教えてやればいいのに
>>36 漠然とした理想の女性探しではなく、浮舟探しという目的が
出来てよかったじゃないか。
死んで二度と会えない存在になっているので、現実の浮舟よりも
何倍も理想化されているから、源氏におく藤壺のようなものになっているし。
宇治のヒロイン系譜は大君ー浮舟ラインなのに、サブとセリフもない
脇役のことで必死になって争うのか理解不能。
匂も薫も、手に入らない理想の女は女一宮
匂は違うだろ。姉萌えするほど精神が深くない。
姉萌えシーンあった気がする。
匂宮が姉弟じゃなければよかったと思ったり、恋の歌詠んだりして気持ち悪かった。
匂も薫も源氏と同じで常に「コレジャナイ」を女性に対して感じてるんだな
求める女性を手に入れてもやっぱり満足しないんだよ
で、女漁りは死ぬまで続くと
>>40 実姉の女一宮にもっと几帳の傍にお寄りくださいとかなんとか言いよってたな>匂宮
>>32 薫は浮舟のあら捜しばかりして理想の人だと思ってないしねえ。
浮舟を側室にしても浮気三昧だろうね。
浮舟が失踪して葬式までしたというのに四十九日が過ぎた途端、
今上の女一宮がシースルー姿で氷遊びしているのを見初めてその気品と美貌に悩殺され、
異母妹の妻女二宮も衣装を脱がせてすけすけの肌着一枚という同じ格好でコスプレさせる変態ぶり。
>>26 浮舟母はどちらでも良かった気がするがなあ。
最初に薫と浮舟の仲を取り持ってくれたのが中君なので、
恩義ある中君とうちの娘を争わせるわけにはいかない、と言ってるけど。
中君から姉大君が忘れられない殿方がいます、浮舟はとてもよく似ているので
どうですか、と勧められて大君さまの身代わりなんて恐れ多いけどよろしく、と答える浮舟母。
常に大君と比較しては嫌味を言う、薫と出会った浮舟こそ悲劇の始まり。
浮舟こそ、大事にしてくれる受領と結婚したほうが幸せだった。
まあ、浮舟母は当初そのつもりだったけど、常陸介の実娘ではないので断られたんだけどね。
姉萌えって精神深いのかと誰も突っ込まないのかw
良く分からないんだけど
受領の正妻より身分の高い公卿の妾の方が世間的に羨ましがられたのだろうか
あさきでは浮舟が亡くなったとされた後で義父が薫との話があったと知って
自分たちと浮舟は生まれが違ったんだなと言うシーンがあるけど
受領であっても正妻の方が良いと思うんだけどな
>>46 常陸介は都の貴人を崇める田舎者なので、薫が浮舟に宛てた恋文を失踪後見せられ繰り返し読んで
あんな貴人からこんな手紙を貰いお側で暮らすはずだったなんてどれだけ幸運なんだと言ってるけどね。
実際に、浮舟の異父弟にあたる常陸介の息子は薫の近習に取り立てられたので
一族の娘が貴人の妾や側室に上がるとその親兄弟が取り立てられるメリットもある。
幸せかどうかは別問題だろうけど。
浮舟母は高貴だけど自分を物の数にも入らないような酷い扱いをした八宮のことを恨んで
妻一人を貫いてくれる常陸介に感謝しているんだしねえ。
常陸介やその妻から見れば薫なんて近寄ることができない存在なのでよほどの幸運と思ったんじゃない?
しかも家も整えて迎え入れてくれようとしてるからそこで八の宮とは違うと考えたのかも
同じクラスの人と結婚していればそこそこ幸せだっただろうに
薫のそばにあがっても、所詮は大君の身代わりだしね。
この時代はたとえ受領の妻であってもきちんと婿取りをし
正室として重んじられるには妻の実家に婿を養う経済力が必要
実父のいない浮舟は養父の後見を受けることができず婿取りすることができなかった
だから妥協策が経済力があり良家の正室を持つ男の妾になることぐらいだったんでしょう
中君の邸で匂宮と薫の姿を垣間見た浮舟母は、
「これほどの美男のお側においてもらえるなら、たとえ七夕のように一年に一回しか会えなくても満足だわ」
とこれから浮舟が置かれるであろう辛い境遇を予期しながらも
勤めていいほうに考えようとしている感じがする。
美形貴公子たち、匂宮奥方として幸せそうな中の君を見て目が眩み、
自分一人を大切にしてくれた夫への感謝も吹き飛んでしまったんだね。
母親心理としては、仕方ないかもしれない。
子どもの浮舟がいても追い出された立場考えたら中の君の立場も危うい立場だってことや
六の君がいる以上ただひとりの人でない状態見たらいろいろ思うことあっても良さそうなのに
二度とないようなお話で浮かれちゃったんだね
>>51 感謝は吹き飛んでないでしょう。
これから立派な正室や通いどころを持つ貴人の妾となる浮舟は一年に一度程度しか夫に会えないことも承知で
耐えなければいけないという話をしているのであって。
でも、あんなに美男だからそれでもいいじゃないの、と母親らしく浮舟を勇気づけてる感じがする。
匂宮と薫を見た浮舟母が軽率にも扇を飛ばしてぶっとんで何も考えずに
見たこともない美男登場に浮かれているだけのあさきの描写はかなりやりすぎ。
>>52 この後、浮舟母と中君が語り合って、中君は浮舟の縁談が破談になったことについて、
自分も父が死んでその後見を受けられないことで世間から軽んじられる悩みを話すなどしている。
姉大君だって薫のもとにいたとしても、帝の命令である女二宮との結婚を薫が断わることができたとも思えず、
大君は女二宮の降嫁を目の当たりにして死ぬより辛い目にあっていたかもしれない、とも言っている。
浮舟の将来を不安がり、尼にしようかとまで考えているという浮舟母に、どうせなら試しに薫君にかけてみてはと中君は言っており、
浮舟母は手離しで薫にさえ任せれば浮舟の将来は安泰、と言っているわけでもない。
>実際に、浮舟の異父弟にあたる常陸介の息子は薫の近習に取り立てられたので
>一族の娘が貴人の妾や側室に上がるとその親兄弟が取り立てられるメリットもある。
そんなメリットがあるなら浮舟母は夫に話して浮舟の世話をして貰うよう頼めたろうに
夫に感謝はしてても信用はしていない感じ
>>55 浮舟のことに関しては信用してないんじゃない?
浮舟母も浮舟だけ大事にして他の子供とは差をつけてたし常陸介はそれが面白くなかった
浮舟の縁談が破談になった時もその相手を実子の婿に迎えてるしね
歌会を催したり娘に琴を習わせたりするのもいつまでも浮舟一人を大事にする妻と八の宮への対抗心かもね
それだけ妻を愛してたんだろうね
>>55 継子との関係は複雑だよ
浮舟が中途半端に宇治に囲われている段階で夫に話して
自分の娘の夫より身分のいい男と、と横槍入れられるのも困るし
もしもまた破談になり常陸介に笑われるのも困るからだろう
ただし浮舟がきちんとした形で側室になれば浮舟母は
常陸介にも話をするつもりでいた
浮舟母が常陸介との間に産んだ異父弟たちは浮舟本人の助けにもなってくれるはずだしね
匂宮や薫の人生がつまらない理由がわかった
こいつら基本的に上流階級の女しか相手にしてないからだ
中流まで喰った源氏や、下流まで喰った頭中と比較すると、
男としての幅が狭い!!
「やっぱり面白かった『源氏物語』」 (PHP文庫) 660円
漫画絵もあるしマイナー人物まで解説されてる
なかなかクオリティが高い
空蝉の弟・小君右衛門佐(従五位上)はよく復讐されなかったな
源氏が裏切られたのに復讐しなかった相手って小君くらいか
男色の相手だったからか
源氏のおかげで五位にしてもらいながら生意気な
>>58 浮舟は中流だからさ、
頭中の下流は、近江のママのことかな?
>>58 2人とも源氏や頭中将みたいな豪快さがないよね。妻の数も源氏に比べれば薫や匂宮の少ないこと。
薫が興味を持っている女はいるんだが、手を出さない。女を物色しすぎている。
・小宰相の君…明石中宮の女房。宇治の姫より教養があると薫が惚れこみ、自分の妻の一人にしてもいいのに
なぜ自分はこの女を宮仕えのままにしておくのだろうと言っているが、手は出さない。
・宮の君…蛍兵部卿宮の娘。桐壺院の孫という高貴な女王でありながら女一宮の女房をしている。
美人で薫は興味を持つが、女房などという男と軽々しく言葉を交わす身分に落ちた女に手は出すまいと手を付けず。
>>58 宇治十帖は全体的にキャラが小粒な気がするね。男もだけど、女君も。
私にとって謎なのは、浮舟がヒロイン級の扱いなこと。
式部さんって、こういう嗜みや教養のない女について本編では、
徹底してpgrポジションか、
デリカシーすら持ち合わせない木偶の坊ポジションかしか与えてない気がするんだけど。
夕顔も下流かな?頭の中将って下流の女性が産んだ子もちゃんと認知してるんだね。
夕顔がもし源氏の子産んでたら、取り上げて葵の上に育てさせたのかな。
受領の娘って式部さんもそうだよね。才覚あれば御所に上がって天上人の顔見ること
ぐらいならできたのね。浮舟には無理そうだけど。
>>63 夕顔は三位中将の娘なので中の上だよ。
五位六位の受領の娘よりずっと上。
父に死に別れ、頭中将から身を隠してからは零落してただけ。
>>64 中流だから頭中の妻うるさかったんだね
近江のきみの母ぐらいならスルーなのかな
近江母が何か言われたって気にするようには思えないけど・・・
>>62 全体に小粒なのは間違いない。
ただその分、人物にリアリティがあるというか、普通の人の俗な部分の描写が上手いかな。
浮舟なんか凡女の最たるもので宇治編は、はたして式部の手による作品かは判らないが、斬新なヒロインだよね。
藤壺や紫のような輝かしい貴婦人だけでなく、
浮舟のような凡人をも魅力的に、かつ深く描けることが作家としての力量じゃないの
ところで夕顔はけっこう頭いいよね
>>65 近江君は本人が名乗り出てくるまで父頭中将すらその存在を知らなかった。
母親も頭中将に愛人として囲われていたわけではない人なんだろう。
>>62 宮家の脇腹の姫という意味では紫も浮舟も同じで、
紫も母親が高貴な宮様との付き合いに疲れて凡夫と再婚でもしていたら
同じような境遇になっていたかもしれない。
浮舟はその美貌と言い、資質が悪いわけではない。
紫は幼少期に源氏のもとに引き取られたおかげで源氏から一流の教育を施され
大臣夫人として貴婦人の仲間入りをしたわけだけど、教養があっても不幸な人は不幸だし。
なんで薫ってあんなに女を見下すかね?
いつも大君や女一宮のような理想の女性と比べているから
でも比べていない時も見下してるかw 宮の君とか
>>69 紫の父親は、落ちぶれ宮では無いし、母親も大納言姫だから、浮舟とはかなり違う。
父親も紫を引き取ろうとしていたからね。
でも源氏から最高教育を受け正妻格になったことは幸運だったね。
大君と中の君が逆だったらよかったのにね
薫が弁の君の手引きにより中の君ゲット
匂宮に大君を紹介する
病弱な大君は、思い悩み匂宮が六の君と結婚する前にあぼん
中の君は正妻にはなれなくても明るく愛らしく薫と仲良く暮らしましたとさ
浮舟にはナントカ少将よりも誠実な誰かがきっと現れるよ!
>>72 紫父は立派な正室がいて紫母は絶対に正室扱いしてもらえない相手だった。
仮に兵部卿宮に引き取られても、紫が劣り腹の姫であることに変わりはない。
それに比べ、浮舟母は八宮の手がついたとき八宮の正室が死んだ後だったし、
浮舟母は大臣の姫である八宮正室の姪だからはっきり書いてないけどもともとはいいところの出のようだ。
浮舟母は、八宮さえ私をちゃんとしてくれれば浮舟はけして中君に劣らなかったであろうと言っており、
どうやら、八宮が自分を後室として再婚してくれれば、浮舟は八宮の正室の子として
大君や中君と何ら変わらない扱いであったはずであることを言っているらしい。
>>73 中君は右大臣の劣り腹の姫六君相手だからこそ匂宮の本邸である二条院に住めて
そこそこの扱い受けてるんだよ
薫に引き取られていれば当初こそ薫の本邸三条宮に入れるかもしれない
しかしここに女二宮が降嫁なので帝の目もあり薫は中君をどこか小さな家に移す
薫は本邸である三条宮にいることが多く女三宮と女二宮は叔母と姪で仲良し
中君は構ってもらえず…と今より酷い扱いになることは目に見えてる
>>67 玉鬘も母親以上に波乱万丈な生い立ちで、しかも賢いと思う
宇治姉妹だけじゃないけど、兄弟姉妹の呼び名につく「大中小」って
大は分かるけど中ってどんな状況でつけるんだろう
1、2〜、末番みたいなもんじゃね?
>>76 中って、「つぎ」という意味もあるから、まんま二女の意味で。
ちなみに五人姉妹なら、大君、中君、三君、四君、五君で。
小君は、一番下の君だからあんまり使わないかね、だってその下が生まれる可能性あるしね。
なるほど。ありがとう
>>76 でも、玉鬘の容姿や気質は頭中将似なんだよね。
余談だけど、鎌倉時代初期成立の女房達の物語評論集「無名草子」では
女房達が「夕顔こそ母にも似ない気の強い娘(玉鬘)を持ったことだ。あのようにはかなげな女性は
子など残さずに亡くなってこそしのばれるのに」と言われている。
頭中将似の娘は玉蔓と・・・近江ちゃんかw
弘徽殿の女御と雲居の雁はかわいらしい顔立ちだから母親似かな
>>74 あの浮舟母さん、女の感情ドロドロで、状況把握出来て無いから話半分に聞いていた方が。
結局、母親の身の程知らずな誤った判断のせいで浮舟は不幸になったようなもんだ。
姪と言ってもピンキリだもんね
後室にして貰えなかったのは浮舟母も正妻の娘じゃないから
財力その他を期待出来なかったからとかね
もしくは近江ちゃんみたく教養嗜みゼロだったとか
浮舟を認知してもらえない時点で、後室なんて無理
八宮は浮舟母子を恥と思っていたようだし
浮舟母からしたら酷い話だけど、女房という身分、本人の品性を考えれば妥当な扱いだな
>>43 総角の、匂宮の姉萌え読んだら、ヤバい感じ…
同母姉弟なのに近親相姦的な恋心を持っているようで
そう考えれば、倫子の姪は女房として仕えてたが、道長が手を出して子もなしたんだよね。
その姪を家司も付けて、邸の一角に置いたんだから側室と妾の間の立場だろうけどマシだね。
倫子も「なまじ他人よりは」と納得してたらしく、良く出来た奥方だ。
妻の姪と言うのは、手を出しやすいんだね。
とんでもねーな
>>84 匂宮が中君の若君をすごく可愛がっているのを見た時の浮舟の母は、
羨ましいだけでなく辛かったろうな
浮舟は認知もされなかったことを思うと
妻じゃないから認知されなかったのであって
中の君はちゃんと妻と認められているし・・・
貧乏宮様だって妻にする女はちゃんと選ぶぞ
貧乏宮様、正妻死後に財力ある後室を迎えない、
「俗聖」とかいうオタク人生…まあ、ヘタに強い妻を迎えたら、
大君中君姉妹がないがしろにされたかもしれないね
紫父の正妻さんは、
財力も地位もあったのかね
大納言家の娘であった紫母をイビリ倒せるくらいには
大納言家と言っても息子は出家しているし
末摘花ほどじゃないけどかなり零落れていたっぽいね
末摘花はあんなに貧乏だったのに源氏に衣装贈り続けたのがすごいよね
(どれも古びたひどい品だったらしいが・・・)
>>75 匂宮が中の君を二条院に迎えることが出来たのは中宮が認めたからだよ。
六君の結婚は少し後のことだから関係無いし、落葉の養女になっているから劣り腹でも格上げ済み。
>>92 そんな天然な所が、もとはお嬢様って感じ。
あさきの末摘花女房が二人とも妙に美人なのが気になるw
本編の話題ではさほど揉めないのに、宇治だとややこしくなるのは何でだろう
匂宮って姉萌えなら妹萌えもあるのかな
女二の宮は異母妹だし、薫の女(正妻)だし危ない?
女なら誰でもとりあえず手を出したいのが源氏の血筋だし。
>>95 リアル世界での願望を宇治の一脇キャラに仮託してる人が
ちょっと狂気入ってるから
まともな人だったら説明されれば理解できるので
反論者とも言い争いにはならない
うん、原作じゃむりだけど、個人的にはこうなって欲しいな〜って感じなら
別に誰も突っ込まないと思う
>>62 頼りない姫が男女の愛の修羅を逃れ出家していく
浮舟は女三宮の系譜かな
身分は真逆だけど
>>84 八宮は妻一人を貫きたい主義の人だったから浮舟とその母を認知しなかったと書いてあるよ
浮舟母の身分が低すぎるので妻にできないとはどこにも書いてない
すべて浮舟母の思い違いと強調している人がいるけどそもそも認知しない子供を作る八宮こそ罪作りだからね
親王夫人になっていた中君も浮舟母が訪ねてきたとき血縁も近い人だからと言って
御簾や几帳で隔てずに直接対面したと書かれてある
ただの受領の妻だったら直接対面はまずしないからね
>>99を見て思ったんだけど、
あさき内で三の宮が出家する時、引き留める源氏に対して
「あなた様が私をお引き止めになるのは体裁が理由。
決して私への愛ゆえではないくせに」
って感じの台詞(モノローグ?)があったよね。
原典の中にも、三の宮のこういう描写ってあったのかな?
式部さんが三の宮に情事と懊悩の末の精神的成長を与えてたんだろうか。
それともあれは大和先生の解釈なのかしら。
>>86 源倫子の姪、大納言の君は道長の子を産んでいないよ
当初は源明理という官僚と結婚したんだが夫に捨てられてしまい、
やむなく叔母の倫子の縁を頼って中宮彰子の上臈女房をしていた
しかし倫子の夫藤原道長の手が付き大変寵愛されたので
先夫の明理は女の良さも分からない馬鹿だと言われた(栄花物語)らしい
>>102 七男の長信は、彼女が母親じゃなかったのか
>>103 wikiは長信を大納言君の子と書いているが、出典が書いてない。
史料的には長信の母を盛明親王女にしているもの、源重光女にしているもの、など様々あり、
母を源扶義女とするのは説の一つにすぎなかったはず。
栄花物語や紫式部日記など、同僚たちの記載に大納言君は登場するも
道長との間に子がいたことは書かれていない(大鏡には道長の妻妾として大納言君が登場しない)
ちなみに大納言君は倫子の姪であることは栄花物語で確認できるが、
倫子のどの兄弟の子であるかについても諸説ある。
>>101 原典にその描写はないね。
女三宮の出家を必死に止めようとする様子を見て
女三宮は「厄介なこと」とは思っているが、世間体云々という描写はない。
原典の源氏は半ば本心で女三宮を失いたくなくて引き留めている。
あさきでは源氏の愛はただ一人紫だけにあり、女三宮に
愛情は一切ないことを強調するためにその描写を入れたかな。
源氏が女三宮の出家の意思を聞いて内心喜ぶ(密通した宮を大事にしろなんて俺には無理みたいな)
描写もあさきだけにある。
表面的には出家を止めたり、宮の美しさに迷ったりもするが、内心では、もう面倒だから
病気にかこつけて出家してもらっていいと源氏が思う場面は「柏木」にあるよ。
「本当にそのようにお考えになっておっしゃるのならば、
出家をさせてお世話申し上げるのも、思いやりのあることだろう。
このように連れ添っていても、何かにつけて疎ましく思われなさるのがおいたわしいし、
自分自身でも、気持ちも改められそうになく、辛い仕打ちが折々まじるだろうから、
自然と冷淡な態度だと人目に立つこともあろうことが、まことに困ったことで、院などがお耳になさることも、
すべて自分の至らなさからとなるであろう。ご病気にかこつけて、そのようにして差し上げようかしら」
>>105 原典に描写はないけど
瀬戸内寂聴だっけそれとも他の誰かだっけ、
現代の作家が書いた源氏物語に女三宮のそういうモノローグが書かれていたのを
読んだ記憶があるから
大和先生がそれを参考にしてああいう描写にしたのかもしれん。
「あなた様のおっしゃることは体裁を取り繕うだけのお優しさ。
世間体を繕うだけのお慈しみ。
わたくしへの愛などではありません」て。
花は全て同じに見えた(あさきの)三宮が
源氏の、体裁を繕う偽善を見抜き、そこに愛は無いと強く言い切る。
すごい成長を感じる。
そういえば浮舟も、薫、匂宮共に本当の愛ではないことを最後は見抜いた。
女三宮も浮舟も不幸過ぎる人生だが、成長を感じさせてくれるのが救いだ。
>>108 あさきでは紫も源氏の愛が自分にないことを見抜いてたからね
女三宮の降嫁のとき、紫は源氏が求めているのは自分ではない別の誰か
自分は誰かの身代わりだと言ってた
>>108 真実の愛がわかる結果が出家って悲しすぎるよね
女三宮が薫の嫁と仲良さそうでなんだかほっとした
>>106 いつもの渋沢栄一氏の訳だね。でもその訳でも直後に源氏は考えを打ち消している。
「また一方では、大変惜しくていたわしく、これほど若く生い先長いお髪を、尼姿に削ぎ捨てるのはお気の毒なので、
「やはり、気をしっかりお持ちなさい。心配なさることはありますまい。最期かと思われた人も、
平癒した例が身近にあるので、やはり頼みになる世の中です」などと申し上げなさって、御薬湯を差し上げなさる。(続く)
「とてもひどく青く痩せて、何とも言いようもなく頼りなげな状態で臥せっていらっしゃるご様子、
おっとりして、いじらしいので、
「大層な過失があったにしても、心弱く許してしまいそうなご様子だな」
と拝見なさる。」
>>108 あさきの女三宮は源氏が自分を愛してないことは見抜いてたけど
柏木の自分への気持ちはどう思っていたんだろう。
出産中死ぬかと思うような苦しみの中で
「本当に愛されるとはどういうことか・・・あの人が教えてくれたわ・・・」と思っていたし
柏木が死んだと聞かされたときは
「わたくしを愛して・・・わたくしを不幸にして・・・
生まれた子を我が子と知って・・・そして一人で逝った・・・・」
「可哀想な人・・・・」と涙をこぼしている。
これだけ見ると原典はともかくあさきの女三宮は柏木に心が動いていたように見える。
>>105 ありがとう。
教養や才覚に乏しく頼りない姫様で、
背の君に内心見下されてて、
情事に巻き込まれてフラフラ、
最後は出家という、
浮舟と三の宮の描かれ方にすごく興味あるんだ。
↑でほかの人も仰ってたけど、
他の女人に比べてすごく卑近な感じの二人だからかな。
紫や藤壺など、源氏の他の女人はスーパーウーマンの苦悩、
というふうに興味深かったりはするけどね。
>>113 愛されるという感情や感覚を教えてくれた人だけど愛してたではないんだろうなと思った
文字通り「可哀想な人・・・・」と思い同情したけど愛はないように見えた
>>111 「また一方では」とあるから、打ち消しではなく、面倒な女三宮には出家してほしいという思いも、
若く美しい妻を出家させるのが惜しいという思いも両方存在している。
人間心理は単純じゃないから。
>>113 愛憎入り混じるってやつかしらね。
柏木との密通がなければ、
自分が源氏に愛されてない
(根っこでは軽んじられている)ことにすら気づかないままだった
↓↑
密通があったから、平和な暮らしや平穏な心境が奪われた。嫌な目にも沢山遭った。
このループ?
>>110 宇治の女三宮は平穏な暮らしをしているようでホッとするね
>>116 原文では「など思し寄れど」で、打消し語が入っているよ。
あさきでは愛情もない女三宮と離婚できるなら出家させるのもよかろう
という源氏の黒い心が強調されているが
原文では「しかし」以降の女三宮を失いたくない部分のほうが長く強調されている
自らの手で、愛娘を、生きる甲斐も無い尼にする
一番辛いのは朱雀だろうに
源氏の偽善を見抜くが、責めることも無く、あえて体裁作りに乗っかってやる朱雀、器が大きい
>>119 出家させてもいいという考えがあるのも事実。惜しいのも事実。
しかし惜しく思う理由も自分本位で、それすら本当の愛ではない。
女三宮は、たとえ源氏が自分を求めたとしても本当の愛では無いことを見抜いている。
>>117 私は今までの私で良かったのに、とのセリフもあったからね
愛を知らない今までの私で幸せだったのに、という感じかな
本当は愛なんかどうでもいい性格で女一宮みたいな人生で良かったのに、
外野が愛だの恋だの言うのはウザいだろうね
>>117 あさきの女三宮は柏木から愛されたことで源氏を憎悪し突き放す力が湧いたという感じかな
女三宮が源氏に愛されていない(根っこでは軽んじられている)というあさきの解釈は少し行き過ぎかな
若い頃の源氏は花散里や空蝉のような美貌でない女も末摘花のような美貌どころか教養すらない女も
皆よしよしで受け入れてたんだよね。
逆に美貌の上、下手したら源氏以上に教養がありすぎる六条は疲れて倦厭したり。
老年の源氏は身分は申し分なく容姿も美しいが教養は劣る(しかし源氏が教えれば様にはなる)
女三宮を酷評しすぎている感じはする。
紫式部は若いだけの馬鹿女より教養のある年増の中年女のほうがいいのよ、と言いたかった?
というのはあさきの底本とも言われる田辺聖子さんが言ってたことなんだけど。
女流作家はたいてい中年以上の才女だから、馬鹿な若い女に厳しいw
無意識下で朱雀を貶めたかったんじゃね?
>>121 それはあさきの解釈ね。
朱雀院の前で出家の許可を得た女三宮を明け方まで翻意するよう説得する源氏のシーンがあるけど、
これもあさきではすべて朱雀院に対する源氏の演技で、源氏の本心は女三宮と離婚して
紫と2人きりの一夫一妻として老後を送ることにあり、女三宮への愛は一切ないことになっている。
ちなみにあさきでは、源氏は紫以外の夫人とは完全に夫婦関係が終わってるんだよね。
>>113 柏木を他者として唯一リアルに認識し、客観的に「気の毒」と感じたけど
愛してはいないと思う
そこに修羅場越えても残り続けた女三宮のブレなさが見えて、逆に魅力というか
>>117 二律背反な感情って普通分かると思うんだけどなあ
源氏物語はそもそもあわいの表現が多くてそれが上品なんだし
>>127 ここあさきスレだからいいと思うの
夫婦関係については紫の死後明石のところに泊まる描写がある
>>127 すべて…、とか、一切無いというような、割り切った書かれ方じゃないよ
あさきでも原作でも
一夫一妻とかも無いし
あさきでも女三宮に対する源氏の執着と愛(源氏自身が使う意味での愛)は描かれてたよ
愛という語そのものが漠然としてるので、源氏の主張も女三宮の主張もどちらも真実と読める
>>131 あさきでは源氏が紫に「これからは2人きりで老いていこう」と言っているよ。
紫以外の夫人たちとも夫婦関係を断っている。
二条院の末摘花と空蝉は源氏に迎えられた当初から肉体関係なし(源氏が宿泊することはない)
六条院の花散里は夕霧を引き取った頃に肉体関係なし(源氏が来ても床は別々)
六条院の明石も女御の女房になってからは主に宮中に住んで源氏と肉体関係なし
(あさきの明石はこれから紫上は源氏と2人きりで理想の夫婦としてお暮しになるだろうと思っていたのに言っている)
>>133 二人で老いていこうと言ったのは女三宮降嫁より前のことだから
>>133 源氏が何人に「来世はいっしょに蓮の上で…」と言ってたかを思い出せw
あと紫女房に手を出していたとこを見ると
もしかして後半、病気の後は紫に手を出せなかったのかなー
>>113 あさきだと、柏木への最後の手紙に煙り比べの歌を「はかない」ものとしてたけど、
あの歌は、そんなに軽い感情の歌では無いよね。
少なくも宮にとっては、柏木に対する惜別の気持ちは歌ってる。
その後に「後れるものですか!(あなたの死に)」と強い口調で書いている。
あの感情を出すことの少ない女三宮にしては、精一杯の想いだったのではないかな。
勿論、柏木にとっては物足りなかっただろうけど、人の愛はそれぞれで、何が正統なんて答えは無いものね。
137 :
愛蔵版名無しさん:2013/02/20(水) 15:52:32.81 ID:+HPEGVn1
原作では紫が死んでからも、女房の中将の君や小宰相の君と毎晩やってた
源氏が女断ちしてたのは須磨の時だけ
>>135 だから、晩年、紫以外との女との性交渉を断っていたのは
あくまでもあさきでの源氏ね。
あさきの源氏が言ったのは蓮の上じゃなくて連理の枝。
それを言ったのは紫と女三宮、だけじゃなかった?
あさきの源氏は病気の紫を犯してたし。
原作の源氏は紫に2人だけで老いていこうと言っていないし
禁欲もしていない。
>>134 だから、あさきの源氏は女三宮を出家させて(当然尼になれば性交渉禁止で事実上の離婚)
紫と二人きりで老いていこうといった一夫一妻状態に戻ろうと希望してたでしょ。
何が言いたいのかよく分からない
女三宮の出家の時、紫のことは話題に上ったっけ?
>>140《あさきでの話》
@明石上に明石女御を返した紫に、源氏はこれから先は夫婦2人で老いていこうと約束する。
A降ってわいた女三宮との結婚。明石上はこれから先、源氏は紫上と一対の夫婦として生きていくはずで自分もそう願ったのにと紫上に同情。
B源氏は紫と女三宮を比べては、同じ藤壺の姪なのにどうしてこんなに違うのか、
紫上と2人で生きていく約束をしていたのに女三宮など貰わなければよかったと後悔。
C女三宮と柏木密通が源氏にばれ、源氏から顔を見るたび嫌味を言われる女三宮。
つらいので出家したいというと源氏はそれで女三宮との夫婦関係を終わらせることができるなら、と内心喜ぶ。
D薫出産時に柏木を想い出し、柏木こそが自分に愛を教えてくれたと思いかえす女三宮。
源氏が紫上だけを愛していることが自分にもようやく分かったと思う女三宮。
E病と聞いて駆け付けた朱雀院に出家を願う女三宮。
源氏は止めるが、女三宮は源氏は私を愛していない、源氏が愛する人は紫上一人だけ、
源氏が見せる優しさは世間体のためだけだと突っぱね出家。
源氏はさすがにあの女三宮でも自分の愛のない仕打ちに気づいていたか、と思う。
原文でも、源氏も朱雀も、病気理由に出家させれば
世間体を繕えると考えているのが共通点。
やはり上流貴族は世間体第一なのが何とも。
でもこんな世間体繕いは周囲には変に思われたりバレたりしないのかな。
>>140 上から読んでるけど同じく拘りポイントがよくわからん
頭ぱーぷるさんな人のセクロス執着って凄いな
何かムキになっている人がいる
ちょっとひいてしまうよ。。。
あさきに文句があるとか?
あーなんとなく把握
女房との交渉を閨房にカウントしてて、
源氏は禁欲してない、女断ちしてないって主張してる人がいるようだけど
女房やらとの交渉は単なる床管理みたいなもので、恋愛扱いとは違うと思う
あさきが度外視しても問題ないって認識だわ
ああ、いつもの源氏サゲの人か
紫の死後、源氏が女房を性の相手にしていることを馬鹿にしているのか
単なる性処理みたいなもので深い意味は無いね
言っちゃ悪いけどオナホみたいなもんだからねぇ
源氏下げとかそういうのは感じないけど、この時代の価値観として、
やはり身分差絶対というのがあるのを忘れちゃだめだと思う
ものの数に入る異性と、そうでない異性というのがあって
後者はいつなんどき相手をしようが、女性の場合は何人の子を産もうが、
いちいち話題に上らない存在
ノーカウント女
まさに浮舟の母w
うーん、自分は八宮妻の姪だってのがあるだろうし
浮舟母目線でのドラマはまた違うだろうなとは思うけどね
でも、後深草院二条なんかも、寵愛されても愛人としての扱いは結構微妙だから
こういう時代、女性は生きにくいなと思う
あさきの後半は源氏ではなく紫上が主役になっているから
あさきで紫上以外の女性はほとんど無視されているって話でしょ
無視されているのは女房だけじゃないよ
明石も花散里も朧月夜も朝顔も皆「源氏は紫上とだけ生きていくべき人だから」
と言って自分は寝所を退いたり妻になるのをあきらめたりする
最後に女三宮が源氏と紫上を祝福して出家して終わり
紫上が源氏の妻妾の中では最も源氏の好みに近かった人であることは間違いないけど
そこまで紫も源氏も潔癖症じゃないのに
潔癖症の意味がわからんけど、あさき後半は紫以外の女君達にとっても晩年で、
それぞれ身の振り方を考えはじめてた頃だから
なるべくして一の人の紫さんにどうぞどうぞ状態になっていったってイメージがあるよ
源氏自身も余生ターンに入ってるし
でもそこで更に一波乱で修羅が待ってるのが凄いところ
紫の物語だからねぇ。
それでも紫は源氏を自分一人のものにできずに、苦しんだけどね。
人間、幸も不幸もあっての人生だという見本だね。
>>152 はあ〜?眼科行って、もう一度あさきを読み直せよ
まだ余生に入る前の源氏が朝顔に求婚して断られるシーンで
原作では朝顔は源氏の美貌に集まってくる世間一般の平凡な女の一人になるよりも
高尚に生きて仏門に入りたいわ、ということになっているのに
あさきでは延々と源氏を誰より深く愛し愛されている紫のために
朝顔は身を引くストーリーになってて引いたw
もともと源氏との馴れ初めがよくわからない朝顔のキャラを
あさきが独自に脚色してるから、あれはあれでいいんじゃないの
そんなにこだわるようなことかな。あさきは前半は創作が多いが後半は原文に忠実だと思う。
大和先生の解釈は入っているが、あまり原文を逸脱しない範囲内。
朧月夜との密会の時も朧月夜には朱雀院が、源氏には紫上が、
それぞれ待つ配偶者がいるのに不倫…みたいに書かれてた。
そうか?
原作は最後まで源氏が主人公なんだが、
あさきは後半の主人公を紫にギアチェンジしている。
源氏に絡むすべての女たちが紫を憚り、
紫と源氏の仲にけして何人たりとも入り込んではいけないと遠慮する。
あさきスレで何言ってんのこの人www
>>158 何となくだけど、あさきは田辺聖子の解釈に近いなと思う
>>160 ナカーマ、自分も大和先生は田辺源氏をメインにしてると思ってた!
そんなにあさきの解釈が嫌ならここに来なければいいのに
>原作は最後まで源氏が主人公なんだが、
>あさきは後半の主人公を紫にギアチェンジ
これの何がいけないのかわからないなあ
紫は人生の初めから終わりまで読者が見てきた重要なヒロインだから
物語終盤に影響する主役格としてスポットが当たっても全然不思議じゃない
なんだったら原作のラストは源氏とは無関係な浮舟なんだし
>>161 キャラ解釈とか物語構造の見方とか、様々にある内の一論ではあるけど
なかなか柔軟で深い感じが好き
若菜以降は紫の心情描写が増加し、式部も源氏の心情より深く細やかに書いている
原作でも終盤は紫が主人公という見方があってもおかしくないと思う
>>143 薄々気付いていても触れないのがマナーかと
そして朱雀さんは、女二宮の出家には反対するのでした
女二宮は夫の死亡で女三宮のように出家後の後ろ盾がないし後見も身分が低い
女三宮のように二品内親王でもなく落ちぶれていくのが目に見えたからね・・・・・
柏木の実家は桐壺帝の同母姉妹の内親王が降嫁していたり
朱雀とも縁が深かったりする摂関家だからか
ぶっちゃけ更衣腹皇女にありがたみ感じてないしねぇ
亡き息子の嫁に援助もあまり期待出来なさそうだ
女二宮も、六の君(匂宮妃)の養母になって、夕霧の正夫人として
重んじられているよね。立派な宮妃として育てただろうと
思う。内親王が養母で左大臣夕霧の姫なら、どう考えても
六の君が立后しそうだけどね。中の君は、皇子産んでる強みが
あるけど、どうなんだろう。
それ以前に匂宮には出来の良い兄二人(うち一人は東宮)がいるから
彼が帝位につくとしてもずっっっと先になりそうだし、
その頃に勢力図がどうなっているか分からないけど
藤壺みたいな内親王ブランドもない零落れ宮家の女王が寵愛頼りに立后はないだろう
案外紅梅の娘あたりが皇子産んで六の君差し置いて立后って流れもあり得る
もしくは中の君・六の君揃って鬼籍に入っていて中の君の産んだ子が後々即位して
中の君に贈皇太后とかね
八宮系は長生きしなさそうだしなぁ
六の君に男の子が居れば立后は六の君で確定
六の君に男の子が居なければ中の君の皇子を養子にして立后は六の君
後ろ盾の無い中の君の立后があるとすれば六の君に男の子がが居ない前提で
中の君の皇子が成人になって婚姻できる状態になった時に
夕霧の孫娘または他の有力貴族の娘と結婚して嫁の実家のバックアップがされる場合のみ
匂宮が帝位につかずに終わる可能性の方が高いのに立后もなにもないと思うが。
出来のいい兄が二人もいる上に
この先その兄たちに皇子が生まれるかもしれないんだし。
今上帝は雅なんだけど、ムサイイメージがあるよね。
早熟すぎて毛深い高校生みたいな。10代の明石の姫と結婚して
子供産ませまくり。妹の女三宮も肉欲に溺れやすいイメージ
あるから、血筋なのかな。柏木と結婚してたら子どもポコポコ
産んでそうだもんなw
作中には、匂宮は中君を中宮にしたいという考え、
六君は子を生まないであろうという予想も書かれているから、
薫の後見で中君立后、の流れになっている。薫は八宮と大君の遺言にて中君後見を頼まれているから。
匂宮だけでなく世間も、東宮候補の唯一の男子を生んだ中君を北の方として尊重している。
髭黒の甥だから、毛深いかもな
>>173 中君と六君の身分は変わらないし、帝と中宮が公式に祝い、
薫が後見しているから養子はありえ無い。
むしろ中君を立后させたい匂宮は、中君の子をうまく使うのが得策。
桐壺帝が、冷泉を立坊させて藤壺を立后させたように。
>>175 明石中宮だけでなく朱雀や女三宮、娘の女二宮を大切にしているところを見ると、
家族思いの立派な人だと思う。
>>173 中の君の息子は皇子じゃないし
匂う宮は即位しないよ
仮に匂宮が東宮になったところで
現・東宮の一宮の次の東宮ってことだから
即位はずっと先のことじゃん
中の君は早世するかもと暗示されているし
そして一宮には夕霧の娘も紅梅の娘も入内しているから
この先皇子が産まれないとは限らないわけで・・・
中の君は早世で六の君が渋々用紙にして立后でいいんじゃない?
一周して同じとこ戻って来たw
万が一匂宮即位なら、匂宮が昔狙ってた冷泉院の女一宮辺りが入内で中宮だろうな。
だいたい、中君立后で頑張っている人が底本にしている室町時代成立の「雲隠六帖」では、
宇治十帖とはうって変わって薫が好色男になりあちこちに妻妾を抱え放題なのに対して
匂宮は律義で禁欲的な帝になって、親王時代に迎えた中君と六君以外に妻を持たない設定。
「雲隠六帖」は東宮も二宮も私は絶対に天皇になりたくありませんと突然逃げ出し
今上も明石中宮もあっさりそれもそうねと認め匂宮を即位させる不思議な物語。
>>163 朝顔や朧月夜など源氏との付き合いは紫以前からで
いずれも源氏と結婚すれば紫を押しのけて正室になれる家柄の姫君でありながら
面識すらない紫の名前を挙げて「紫さまがいるから私は源氏と結婚できないわ」
というあさきの解釈は不自然だよ。
あさきが好き、あさきの紫賛美はもっと好きという人以外は来るなというなら、
ここであさき以外の話題(原文にしか出てこない姫君や女房の話題だの、「雲隠六帖」だの)
もアウトなのよね?
そんなにあさきの不満を書く人、いないし
所詮、女子高校生くらいを相手にした少女漫画なんだから
紫なら原文でも賛美されているし
原典では源氏にとって紫上は妻のうちの1人にすぎなかった
そういう男を批判してるのが原典かと
あさき後半は源氏と紫上の愛の物語だからね
他のどんな女君ももう入り込めないようなところに女三宮が飛び込んでくる
ってのがインパクトあるわけで。
藤壺ー紫上ー女三宮と紫のゆかりの物語としてあえてまとめたんだと思う
あさきの紫は藤壺すら超えて源氏にとって生涯最高最愛の女性に昇華されている。
紫の死後、源氏は藤壺など無関係にありのままの紫ただ一人だけを最も愛していたんだという長い回想が入る。
原文の源氏は紫が死んだあと明石に向かって「后の宮(藤壺)が亡くなったとき
これ以上の哀しみは二度とないと思ったのに、紫が死んだときもこのように哀しいとは思わなかった」
と言っており、「藤壺のゆかり」という立場は最後まで崩れていなかった。
藤壺は憧れの高嶺の花、紫は最期まで連れ添った最愛の妻、土俵が違うので比較は出来ない
終盤は紫の存在感が増し、最愛の妻の死を悼んで源氏が出家し物語は終幕
終盤のあさきの解釈は何の問題も無い
>>184 目ん玉飛び出たw
室町トンデモ同人誌えらいこっちゃwww
>>185 あさきは最初から少女漫画の王道路線もとっていて、読者もその了解で読んでると思う
おかしいというなら桐壺帝と更衣の出会いからしておかしいでしょ
仮にカサノバ物語を長編でやると、散漫じゃない?
原作の主題を導く為に一人きちんとヒロインとして特化する事で、全体の分散イメージを防いでると思ったよ
朝顔や朧の紫へのフォーカスは、女性側の共通心理を分かり易く描いたんだと思う
原作では、新婚の紫を大切にしたい源氏が朧月夜との結婚を断り
朝顔は六条の修羅場を見て非婚主義になった
あさきは本筋を覆す真似をせずに原作にアプローチしてるからいいのであって
雲隠六帖みたいなのはちょっと圏外かなあ
>あさきの紫は藤壺すら超えて源氏にとって生涯最高最愛の女性に昇華されている。
>>188の構造をこう昇華できるのは近代を経たからだよ
源氏がスルーし続けた「ただ一人の存在と人生を分け合う事の壮絶さ」をこういう形で表現し、
それこそが愛だったと描いて見せた
相手が紫でもそうでなくてもこの主題はブレないと思う
でも、紫は上記を体現したキャラなので非常に上手くまとまってる
>>192 あさきはただ現代的感覚を漫画に取り入れただけ。
女子高生たちには一夫一妻のほうが分かりやすいから、源氏と紫は現代みたいな普通の夫婦、
あちこちに妻の紫を怒らせる、取るに足りない愛人はいるけどという設定だからこそ、
「既婚者なんでしょ。家庭があるんだから早く奥さんの紫さんのところへ帰りなさいよ。
私、奥さん持ちのあなたとは結婚できないわ」という台詞が受け入れられる。
平凡な家庭をぶち壊した女三宮が悪役にもなる。
原文では源氏を魅了する紫以外の魅力的な女性たちもあさきでは結構死んだような扱いされてるかな。
そんな扱い、されてない、されてないw
女三宮は悪役ではないし、悪役なのは源氏
悪役というか、いつまでも子供のようなおばかさん役というか
やたら極論に走るあたりが中君ナントカさんの思考パターンとそっくりっつーか
>>196 あさきの女三宮は悪役だよ
原作の紫は女三宮降嫁後も源氏を彩る脇役の一人だし
晩年の紫は若い女性たちと今更源氏の寵愛を張り合うわけでなし
女一宮と匂宮の育児に専念するお婆ちゃんだしね
あさきの女三宮は悪役ではないよ。何言ってんのこの人。
女三宮が悪役とか
紫が脇役とかwww
>>178あたりで書き散らした妄想が完全否定されて変な方向に暴れ出したように見えるが
気のせいですよね
あさきの女三宮は悪役には欠かれてないと思うけど?
男女の愛を知り、愛を押し付ける男にも愛を装う男にも嫌気がして俗世を捨てたキャラだと思う
あさき女三宮は悪役どころか源氏の被害者ポジ
あさきって誰が主役で誰が脇役ってないと思うけどな
源氏が軸なのはもちろんだけどそれを取り巻く女君たちもそれぞれ主役
どの女君も欠かせないでしょ
どの女人もすごく魅力的に描かれてると思うよ
ちゃんと一人一人にドラマがあるし、源氏からどんな風に愛されたかよく分かる
私には源氏は紫一筋というより、その時その時で誰に対しても本気なんだと思えた
本気は本気だと思うよ。でなきゃああまで華やかにモテないだろうし
でもなんつーか、同じようにその時その時全力で本気キャラでも
諸星あたるの方が源氏より自分が見えてると思ったw
実は自分が惚れてるのはヒロインだけって自覚してるからかな。隠してるけどw
なんかわかるw
あたるはあれでいい男だw
雲隠六帖は違う時代に書かれた作品だからあまり興味は無いが、
中の君が「藤壺」中宮になるという点は面白い視点。
中世の作家は源氏物語を読み、中の君に藤壺との類似性を見たのだろう。
両親を失うが、帝の寵愛を受け、後見の源氏の下心をかわし、
男の子を生み、傲慢な大臣の姫弘徽殿を抑え立后した藤壷。
両親を失うが、匂宮の寵愛を受け、後見の薫の下心をかわし、
男の子を生み、傲慢な大臣の姫六の君を抑えて尊重され、夫から立后を望まれている中君。
中の君は宇治十帖における藤壺なのかもしれない。
いつもの人ってわかりやすいw
>>198 少し分かる。女三宮は善良だから悪役とまでは言えないが
どうしてもヒロインの紫を苦しめる立ち位置にあるから
損な役回りだとは思う。
だから知性や嗜みに欠ける設定がなされ、紫を引き立てることになる。
あさきの女三宮は、焦点の定まらない目、花はすべて同じに見える
など、知性の欠如が原作以上に強調されている気がする。
先帝の内親王様と没落宮家の鄙女王ふぜいはどう頑張っても並ばない
>>209・・・また中の君ドリームかよw
皆の反発を期待して故意に某論をブチ上げているとしか思えないのだが。
M気質なのか、自分が話題の中心になりたいのかどっちかだね。
>>211 あさき女三宮はそんなの補ってあまりある魅力を発揮してるから無問題だよ
一生涯後ろ盾には困らない人だし
× 某論
○ 暴論
>>213 その人は文無しで素性微妙な中君を立后させて息子を帝にしたい人だから
>>212 藤壺と中の君の身分は当然並ばない。対立する相手との問題。
弘徽殿にすでに男子があるから、藤壺は圧倒的な身分の高さが立后に必要だった。
六の君の場合子供はいないから、大臣の姫と同等の、宮家の姫で充分なんだよ。
>>201 中君立后は別の人。
なんで一緒にしたがる人がいるんだろう?
>>214 あさきで女三宮を知った人は女三宮のことを「白痴美」だと言っていた。
表情に乏しく、知性が感じらず、ただ美しいだけの女性を軽蔑して言う言葉。
大和さんは女三宮を「白痴の人」にするためにあえて瞳を塗りつぶし、
女三宮から表情を奪ったと思う。
>>217 何に対して勝手に対立してるんだろう
こきでんも藤壺も巨額を要する入内を済ませた身であって
古株のこきでんさんか、寵愛著しい藤壺さんかで対抗馬になった
てか、ここでは藤壺さんが勝たないと母子ともども消されかねないから踏ん張りどころだった
匂兵部卿宮家内での力争いなら分かるけど
古株子持ち財力無し後ろ盾無しの中君か、新顔財力あり父は最高権力者の六君か
でも更に新顔も来るだろうな
少し昔、専門家の間で藤壺と紫どちらがヒロインか論争があったらしい
>>219 あさき女三宮はあの黒目がいいのに
あの顔立ちの美人は女三宮だけってかなり力入れたキャラデザじゃない
白痴美は単語としては負のイメージだけど
相応に浮世離れした雰囲気を兼ね備えてないと使えないよ
なんでそんなにいちいち敵味方の二極論で動いてるの?
>>219 昔、漫画夜話で大和先生が「三ノ宮は自我の弱さ(無さ)を意識して、瞳に光を描かなかった」と答えてたっけ。
まあ、流され易い、良く言えば聞き分けの良い姫を印象づけたかったんだよね。
>>220の4行目訂正します。藤壺の踏ん張りどころは桐壺院亡き後でした
>>222 あれで喜怒哀楽が全く表現できなくなっているのは事実だよ
大和さんは好きなキャラほど光が多く表情豊かに描いている
(紫や玉鬘が目が大きく星もひときわ多いのに対して
六条や明石は目が細く星も少なくあまり生き生きしていない)
源氏が藤壺の再来と期待しているときには女三宮の顔をわざと隠し
降嫁後に無表情の顔を出して源氏が大きく失望する様を表している
当時の少女漫画は目のキラキラが命で、特に美人キャラはキラキラがすごかったから
クラスの女の子たちも「こんな目だけど女三宮は美人なの?」と少し混乱していた
>>226 女三宮はそもそも喜怒哀楽激しいメリハリきいたキャラなのか?
女三宮の喜怒哀楽が描かれてないように読めるなら問題だけど、違うだろう。
>>227 それ読者サイドの世代差もあると思うな
自分の頃は女三宮のビジュアルは結構人気だった
>>228 女三宮の目に星がないことで白痴を表現したというのは合ってると思うよ
原作にはある女三宮の喜怒哀楽だけどあの目では表現できない
あさきの真っ黒目で「ほめてもらったのはじめてうれしい…」と
台詞つけられても全然嬉しそうに見えない
あさきの創作の「花は全部同じに見えて…」もそうだし
>>230 最後に強く意志を打ち出す女三宮の目には光があった。
そういう微妙な描き分けや、ささやかな変化を画面に楽しむのが漫画だろうに。
序盤の女三宮がうすらぼけて描かれてるのも、流れの一つ一つがきちんと盛り上がるための
演出じゃないのかね。
>>226 あの登場の時の顔はひどいw
源氏に同情できるレベル
しかし出家する時「愛ではありません…」と言う時の瞳には光と力があり三宮の変化が感じられ、
大和先生、すごいと思った
>あさきの真っ黒目で「ほめてもらったのはじめてうれしい…」と
>台詞つけられても全然嬉しそうに見えない
女三宮の身分や個性を考えると
微細な感情を下々にわかるほどあらわにする必要があるのかどうか
>>209 没落宮家の女王も、大臣の脇腹の姫も、どちらも立后するには不十分。
誰か書いていたけど、匂宮即位なら冷泉院女一宮の入内・立后だよ。
もともと匂宮が言いよっていたし、中宮になるなら冷泉院も鍾愛の内親王を嫁がせて満足だ。
継嗣が絶えた天皇が内親王を別の天皇に嫁がせた例はたくさんある。
ちなみに藤壺は女三宮の母藤壺女御や、薫の正室女二宮の母藤壺女御がいた殿舎でもある。
何も源氏が愛した藤壺中宮一人が住んだ場所ではない。
あさきの女三宮は初登場時の後ろ姿が凄いと思った
何か不吉な予感満載でぞっとしたもんなあ
>>233 源氏最愛の藤壺は女三宮よりもさらに高貴だけど
(藤壺は后腹内親王、女三宮は女御腹内親王)瞳が大きく光があり表情豊かだ
原作にはないがあさきでは藤壺は源氏に対して長年の愛の告白までしている
あさきでは内親王といえど意思表示がはっきりして
相手の男性に好き嫌いをはっきり伝えるのが良しとしているからね
>>236 それは藤壺の美質であり個性だから
そこにかすらない女三宮が源氏にはピンとこない流れに合ってる
女三宮というキャラがあさきで損われてるとは全く思わないので
どのみち平行線だけどねー
藤壺基準で、現行紫と暮らしてる源氏にはイマイチでも
柏木が一目でやられる可憐でアンニュイな魅力があるんだから別にいいと思う。
>>231 あさきの女三宮は出家決断の時だけ瞳に光で
あとはまた薄ら呆けの真っ黒目に戻ってる
>>238 でもあさきでは夕霧は女三宮を馬鹿にし柏木もあんなに頼りなく源氏を拒絶するでなく
若君を見捨てて出家する女三宮になど恋した自分が馬鹿だったと深く後悔しているんだよね
明石も馬鹿にしてた
だったらどう描かれてたらよかったのかまず書けばいいんでは?w
そのシーンの空気や、その場限りの一言で全てを判断するなら漫画読みも長編読みも不向きだ。
>>237 原文の源氏は女三宮を初めて見たときあまりにも小柄で体が成熟しておらず
少女にしか見えなかったのでがっかりした程度。
逆におとなしい姫なので六条院の女たちと争いごとも起こすまい、とほっとしている。
あさきの描写は…
女三宮のすべてに(容姿・気質・性格諸々)幻滅した様子が描かれる。
あさきを否定したところで
中の君とその子供の不遇エンドは避けられない
落葉も姉妹だから同じような黒目だけど白痴美には見えないな
嗜みや教養があるからか
>あまりにも小柄で体が成熟しておらず
>少女にしか見えなかった
たとえ未成熟でも藤壺似ならときめきまくるのが源氏。
紫にはすぐに唾付けたのを読者は覚えてるから
源氏の反応の格差には気付くでしょうな。
>>246 17歳の源氏は10歳の少女にでもときめいた
しかし40歳の源氏は13歳の少女にもはやときめかなかった
二条院に引き取られた時は教養もなく化粧もしてなかった若紫を
源氏は根気よく調教したが
すでに長寿の祝いである四十の賀をすませた源氏にその気力はない
源氏は年を取ったんだと谷崎潤一郎が言ってたんだっけ
>>231 あの表情すごく好き。
三の宮は不気味に思えて嫌いだったけど、
あの表情ですごく引き込まれた。
>>245 柏木と落葉宮はチョイ役だった出始めと本編で大きく扱われた後では
顔が完全に変わっている
女三宮はあさきでは陰性、原典では陽性と性格が逆だね
原典だと源氏と冗談言い合うような明るくキャラキャラした女君
降嫁当時に子供っぽいと言われたけど、同年代の明石中宮が大人びているだけで
同じような年頃の若紫もあんな感じだったよね・・・むしろ若紫の方がガキっぽかった
>>250 三の宮が後朝の歌を書きつけた紙が明る過ぎて目立っちゃって、
源氏が紫の手前気まずい思いをする場面があったけど、
そういうキャラだと踏まえたら成る程なと思った。
構わない性質というか、こまやかな感じじゃないというか。
三の宮って現代に例えるとしたらギャル系な感じ?
女房たちもそんなふうだから、堅物夕霧曰く「軽々しい」と。
>>247 源氏は藤壺に関しては終生現役で若い日の心のままだから
藤壺の面差しがあったらときめいたと思うよ。それを求めて結婚したのだから。
>>251 三ノ宮は正室だから、夫に堂々と後朝の歌を送っただけだからね。
それを気間づい思いしたのは、紫の手前だったからで、源氏の身勝手だしね。
宮が二十歳くらいには、夜も、紫と半々くらいに なるんだが、源氏は五十近くなり、宮の若い身体に溺れてるしね。
考えれば源氏って男冥利に尽きるね。
紫の少女時代から女盛りまで味わって、盛りを過ぎた頃に新しい妻が年頃になるんだから。
>>252 そうではないだろう。
源氏は30代過ぎから朝顔をあきらめ、朧月夜をあきらめ、玉鬘をあきらめ、
あの輝かしかった光源氏が女を一人もモノにできず、もはや恋する体力無し。
あさきの源氏は女三宮を見て若い頃なら絶対相手にしなかった、と見下すが
むしろ若い頃の源氏が自分からNoを出した女性は一人もいない。
藤壺の面影などなくとも、空蝉にも末摘花にも花散里にも明石にも
誰にでも恋しまくっていたのが光源氏。
若い娘が嫁いできたら古い妻たちは嫉妬するよねー
女三宮は兄の娘、つまり源氏の姪だ
結婚当時の女三宮は14歳、源氏は40歳
現代の感覚でいえば0.7で除算して女三宮20歳、源氏57歳くらい
還暦前の老人に二十歳の娘が嫁ぐようなもの
女三宮14歳、源氏40歳のとき、
ちい姫12歳、夕霧18歳、玉鬘26歳、明石御方30歳、紫の上31歳、朱雀院42歳
柏木25歳、髭黒34歳、東宮13歳、雲居の雁20歳、朱雀院42歳、冷泉帝21歳
秋好中宮30歳、匂宮-2歳、薫-8歳
娘と結婚するようなものでね
夕霧と女三宮を結婚させた方がよかったと思う
雲居の雁と結婚したばかりだけど夕霧の性格からすれば結婚すればなんとかなる
まあ最初から柏木の嫁にやってれば良かったんだけどね
頭中や正妻四君も望んでたんだから甲斐甲斐しく世話したと思うし
もともとは出家して隠棲的になってた朱雀院の心の迷いと、
いまだ藤壺の影を追っかけて大人になりきれない源氏の幼稚さが、
この不幸な結婚を生んだわけで
俗聖とマザコンにろくな奴はいない
いや、匂宮-2歳、薫-3歳か
あさきではすぐに柏木との絡みまで展開したけど、
実際には源氏と女三宮が結婚してから柏木と密通するまでに8年以上も経ってる
現代の感覚なら11〜12年も連れ添った夫婦って感じ
女三宮も出産した22歳の時は、現代なら31〜32歳くらいの感覚
あの当時ならそろそろ高齢出産だよ
女三宮に対する寵愛が薄く、紫に気圧されていることは都中に知れていたから
朱雀は辛い思いをしていたんだよね
自分の誤った決断を悔いていただろうね
親としては、頼りがいのある男に娘を嫁がせたいんだろうけど、
同世代の若者と結婚させた方が上手く行くという人生訓かもね
真木柱は女三宮と同い年だ
桐壺帝の第三皇子・蛍式部卿宮とは親子ほども年の差があった
後妻ながら宮の御方という娘1人生んだけど夫婦関係は上手く行かず
宮とは早くに死別して、後に紅梅大納言のち右大臣の後妻になった
二人とも子連れで晩年の再婚だった
>>259 若ければ官位が低いのは当たり前なのにね。
自分の可愛い娘を、爺様と添わせて幸せになれると思うなんて…直ぐに未亡人になる可能性だって高くなるのに。
>>254 女三宮の教養不足、張り合い不足に落胆し、
若い時なら相手にはしなかったと見下すところなら原文にもあるよ。
それでもかわいいからいいとも思っているけど。
愛娘でありながらきちんと教育をしていない朱雀に対し、
若紫に素晴らしい教育をした自分は素晴らしいと優越感を覚えている感じ。
最初から手を出す気満々でプリンセスメーカーで自画自賛されてもなぁ・・・
藤壺と同じ顔の幼女を藤壺のような教養深い貴婦人にして藤壺擬きゲット!!
という自分勝手でゲス極まりない動機で教育しておいて何を言うかって感じ
40歳のときに13歳の奥さんもらったら・・・・たまらんなwうは
>>260 >若ければ官位が低いのは当たり前
その教訓で、今上は自分の娘を娶る、オッサンではない薫を、
女二宮さまにふさわしい身分に出世させたのかな
でも源氏はあまり女三宮には通わなかった。ロリコン趣味は無いんだよね。
通いが増え出したのは女三宮が二品となり
朱雀だけでなく帝にまで気遣いしなければならなくなったからだし。
もともと外見は藤壺で(外見で言うなら桐壺の更衣でもある)、内面は源氏好みとして育てた紫は、
藤壺よりも源氏にとって最強の女性だろうよ
プリンセスメーカーw
源氏ハマりそうw
>>257 密通時、柏木は32歳。現代だと若者扱いだけど、
平安時代は中年。8年て長いよね…柏木すごいな。
「あさき」では押し入られたとき、女三宮が「ではあの山桜の
文の…?ああ、いやだ…」と思ってるけど、宮も覚えてたんかいと
ちょっと思った。
あと、「あさき」の女三宮は後朝の文などセンスなさげに描かれてるけど、
女楽の女童の衣装なんかは内親王らしく、高雅なものに仕立てていた
らしいよ。お付きの者がやったんだろうけど。高麗笛の源氏とのやりとり
とか。でも「あさき」の女三宮も好き。浮世離れしたお嬢様加減が
よく表されていたと思う。
ほんと、藤壺はなんであんなしっかりさんになったのだろうか
両親もいなくなり、頼りにするはずの兄が「頼りになんねぇ」って判り、
桐壺帝の方が明らかに頼りになる、と思ったのかな
>>226 六条や明石が気に入らないのではなく、知性的で臈たけた個性を
強調しているだけだと思うけどねえ・・・
クールビューティがわからないのかな。
大和先生自体目が小さくてアレwだから、眼の大きいかわいい女性に
憧れてるんだろうな。気の毒としか言いようがないw
藤壺は女である前に政治家だったんだよ
晩年はますますその色彩が強くなった
不義の子を産み、罪の上に立脚して中宮女院となったのは藤壺も同じ
臣下の子を帝の子と偽って帝位につけたんだからね
天罰も恐いし、弘徽殿大后方の恨みを買うのも怖いし、
源氏も再三再四にわたってやらせろやらせろって関係を迫ってくる
東宮を守るために出家・・・それしか逃げ道がなかったわけだ
もしも藤壺がただの貴族の奥方だったら、
知らぬフリして通すことも出来たと思うけど、
後宮で始終大勢の女官に囲まれた中宮ともなればどうやっても隠し通すことは不可能
宿下がりしてもそう頻繁に会っていてはいずれバレてしまう
作中だけでも王命婦や横川僧都の2人も知ってる人がいたわけで
結局冷泉の耳に入ってしまったし
>>270 少女漫画で可愛らしさを目を大きく書いて、美人を面長な感じとかよくあるのに
そんな解釈しかできないのね
あなたの最後の2行の方がよほど気の毒
もしも藤壺が女三宮のポジションだったとしたら、
薫が源氏の子ではないとバレることはなかっただろう
死ぬまで隠し通したと思う
柏木への愛情が芽ばえれば密通はその後も続いたかもしれない
ガード固そうで結局源氏を受入れてしまったのは藤壺も同じだし
藤壺ってのはやり手の女傑だったんだよ
愛ゆえに政治家になった可哀想な人
>>266 紫が自分にとって最高と気づいたのは藤壺ゆかりでも
イマイチな女三宮を見たからだったんだろうね
女帝タイプ藤壺は、紫みたいに可愛い奥さんで収まらないもん
内面は源氏のタイプじゃないと思う
女三宮の内面が二宮だったら、源氏の気分ももう少し違っていたろうね。
>>274 藤壺は、源氏のひれ伏したい願望を満足させてくれるから
それでいいんだと思う
結局は藤壺似(顔が)であればなんでもいいんだよね?
女三の宮が藤壺似だったら張り切って育てたと思うけどな、源氏は
いや、徹底して足りない藤壺要素探しが始まると思う
たとえ紫に内親王の身分があってもゴチャゴチャ言ってそう
藤壺と結婚できてもゴチャゴチャ言ってそう
>>279 それは絶対にあると思うw
無事相思相愛で結婚できたとしても、今度は母の面影を追って
母ははかなげだったというが、藤壺の宮は違うとかなんとか
粗探しを始めると思う。
>>270 そんな深い意味はなく、ただ大和さんのヒロイン顔が目がパッチリの
可愛い系の顔なんだよ。
はいからさんが通るの主人公も藤壺=紫ラインにそっくり。
明るくてハキハキしている少女が大和さんの好みだから、紫の性格も改変されているし、
女三宮が原作とは違って大和さんの嫌いなネクラ少女になる。
六条や明石は源氏物語の本筋からいけばヒロイン級の役ではない。
大和さんが興味を持って描きこんだというわけでもないのでああいう顔。
惟光とか、良清とか、空蝉とか、出だしの落葉宮とか、
チョイ役はいずれも目が小さく絵がちょっと適当。
>>281 紅緒さんは作中けっこうブサイク扱いされてたけどなw
モテモテだったけどw
>>282 紅緒さんは可愛い系の顔してるんだけど、環は美人顔に描かれてるし
男性陣はみんな美形だったせいかなw
あんなギャグが入った物語だったのに、シリアス系のお話も沢山書いてるから
大和和紀さんは幅の広い人なんだなと思った。
歴史物って、少女マンガだとなかなか難しいと思うけど
最後まで完結させたのは凄いと思う。
牧美也子さんの源氏物語も好きだけど、女三宮登場前の、波乱を暗示する
終わり方なんだよね。
そして今、雨後の筍のように源氏物語を扱う少女マンガや、エロマンガもどきの
レディースコミックまで出てきた…
>>280 源氏は幼い頃に母に死に別れ、甘えさせてくれる相手を求めてたんだよね。
だから、年下の紫や、親子ほど年の離れた女三宮では違っていた。
藤壺は身分といい、教養といい、年齢といい、源氏が絶対に追いつけない相手。
源氏の母桐壺は顔は美人だったんだけど、性格は弱く(こき殿にいじめられて病気になって死ぬ)
凄い教養があるようにも思えない。桐壺は大納言の姫だから身分が殊更にいいというわけでもない。
源氏が求めたのは后腹内親王で、教養高く、崇高な藤壺の姿であって、
実母桐壺更衣こそが源氏の好みというわけじゃないと思うな。
>>281 若菜前の紫は原文でも明るいと思うが
原文で女三宮が明るいとするソースは?
>>285 原文の紫はハキハキしてないよ。
女房達の噂話を気に病み、源氏に言いたいことも言えない内気な性格。
北山で源氏に会った時も、源氏に手を握られて真赤になってうつむくだけ。
>>269 あの時代の国母はかなり政治的発言権があったので皆強かったというだけでは?
弘き殿大后、藤壺、明石中宮…皆、強い、強い。
明石姫君など、おっとり気質の紫に育てられ、女三宮密通を知った源氏が
同じ年頃の娘明石女御のことを勝手に心配し、「明石女御はおとなしく
育て過ぎた。柏木のように女御の事を心底愛する男が現れたら
情にほだされて密通事件を起こしておしまいになるのではないか」
などと勝手に心配していたほどなのに、宇治十帖の明石中宮の気の強さと言ったらw
>>288 強くないと宮中でやっていけないしねw
おとなしいと貞操観念はまた別の話なのに源氏・・・
>>287 朝顔巻で紫上は源氏に
すこしわづらはしき気添ひて、かどかどしさのすすみたまへるや、苦しからむ。
ヤキモチ焼きで利発さが勝ってるって言われてるぐらいだけど
紫上は、お茶目で向日的で現代風な女性 と田辺聖子さんも述べているね
色々なことに興味を持って楽しんだり、困難にも前向きに対処する
色んな作家さん達の解釈読むと
女三宮もあさきのイメージとそんなに違わないけどなあ。
>>290 紫は嫉妬が酷い(露骨に言わないが源氏には分かる)ことを源氏がからかってるんだよ。
別に紫が陽気な明るい女性だとは言ってないな。だったら嫉妬もしない。
あさきの紫は須磨に私も連れて行って、と直接源氏に叫んでいるが、
原文の紫はけして胸の内を源氏に明かさない。紫が胸の内だけで思っている表現はあちこちにあるけど。
女君は、「 いみじからむ道にも、後れきこえずだにあらば」と、
おもむけて、恨めしげに思いたり。
この人、以前も手を握られて真っ赤になるのを「内気な性格」とか言ってなかった?w
女性が意志表示に煩くないのが当時の美徳なんだから
紫は慎ましく控え目で女らしく、しかし心の内は情熱的である。
というのを読み取れず
「ハキハキしてない」「内気な性格」と極論でまとめてるだけでしょ。
紫が嫌いで、女三宮が好きなんだろうかね。
当時と今の違いが理解できずに非難してるだけでしょ
>>291 田辺聖子はそんなこと言ってないでしょ。
ただし、田辺聖子は「私本・源氏物語」というパロディ本を書いていて、
これとあさきゆめみしがかなり似ている。
ここに出てくるパロディ若紫は雀捕りが大好きな乱暴でお転婆な少女。
パロディ花散里は色気はないのに食い気が勝るぽっちゃり系。
源氏より夫伊予介大好きなパロディ空蝉とか。
>>299 「私本・源氏物語」というパロディ本はあさきと全く似てないよ。
解釈エッセイの方は非常にあさきと似てるけど。
>>295 えっ原文を咀嚼解釈もできずに鵜呑みにしてるの?
確か「源氏紙風船」という本だったよ
源氏を翻訳した後のエッセイ
むしろ子供が手握られて真っ赤になってうつむくって結構瑞々しい反応じゃないか
おっとりゆっくりさんなら手を預けたままぼけっとしてるだろ
思春期の女の子に、年相応の内気さや恥じらいが備わっているかは
精神発達上大切なこと
紫は明るい幼さと同時に思春期の女の子の恥じらいも備えていた。
女三宮には恥じらいすら育っておらず、ただ幼稚すぎるだけ。
精神発達が遅れている可能性があることが示されているのでは。
だよねえ
>>305 源氏と初対面の女三宮が源氏にこっちへいらっしゃと言われて
素直によってくるので「恥じらいもないのか」と源氏が幻滅するシーンは
あさきの創作だよ
原作にはない
>>302 原文の若紫源氏初対面シーンを咀嚼解釈すると
若紫が元気で明るいことを表現しているってあなたの捏造でしょw
>>301 あさきゆめみしの女性キャラクターデザインの参考になってるってこと
そら田辺聖子のパロディ源氏は源氏が30過ぎのおっさんになってからの
女に化石だの色ボケ爺だの馬鹿にされコケにされる笑い話が主体だから
そのままあさきになっているわけではない
>>309さんは紙風船未読だから他の皆さんと田辺解釈での話がズレてるんじゃないの
>>305 肝心のあさきは若紫の恥じらいシーンを抜いてるんだけどね
初対面の源氏にすぐ懐いて駆け寄っている
で、女三宮には原作にない源氏駆けよりシーンを入れ
紫と同じことをしているのに紫は理想、女三宮は幻滅という
とりとめのない話になっている
源氏駆けよりシーン?
あさき紫が源氏にとびつくのは漫画だし別にいーんではと思うが(特に1巻はイメージ先行っぽいし)
自分ガン見で寄ってくる知らないお兄さんを一瞬警戒してるように読めるコマもあるし、賢そうだよww
>>310 いや、ずれているでしょ。
平安時代には内気でおとなしく、けして思っていることを口に出さない、
陰の女こそが美徳だったんだよ。だから、紫はそういう性格だったってこと。
>>285のように紫は明るい、それがいいことのように言っているのが間違い。
源氏は物事をはっきり言う女が大嫌いで、女三宮のところの女房たちがうるさすぎ、
朱雀院はどんな女たちをつけているのかと怒ってるんだから。
夕霧が源氏に会うために紫の住む御殿に入ったとき
物音ひとつせず女房達の会話も聞こえず静寂なので感心したんだよね
>>314 いや違うでしょ。
>>296前のあなたのレスでは「顔真っ赤」で即内面も内気と断じてたのに
>>296>>305以降で微妙に方向変わってない?
>>285は「顔真っ赤」を鮮やかな反応を見せるネアカであると本質部分を言ってるんじゃないの?
発言しない事が即ネクラになるわけないじゃん
>源氏は物事をはっきり言う女が大嫌いで、女三宮のところの女房たちがうるさすぎ、
>朱雀院はどんな女たちをつけているのかと怒ってるんだから。
これは女房がはっきり意見してるって意味じゃなくて、女房がかまびすしいって事でしょw
物理的に会話しないのと
意見を言わないのとは全然違うだろw
明るい=煩い
内気=静か
この解釈が既にどうかしてる。
解釈以前の問題。日本語読解力がやばいと思う
こういう人は六条の静かな怒りとかどう思ってんだろ・・・
>>314 明るさの話と女房がうるさい話とどう繋がるのかわからない。
なんか、褒め殺しとか謙遜表現とか理解できなさそうだよね。
褒め殺されたら鵜呑みでホルホルして、謙遜されたら鵜呑みpgrしそうな…。
> 285は「顔真っ赤」を鮮やかな反応を見せるネアカである
すでにここの部分だけで意味わかんない
>>323 うんごめん。そこははしょったと自分でも思ってる
>>314だとまさに
>>318のような認識に読めるので、それに倣って書きました
本来的な気質の話と嗜みの話がごっちゃになってるのも気になるけどね
>>307 恥じらいが無くて幼稚であると書かれているよ。
何心もなく、ものはかなき御ほどにて、いと御衣がちに、身もなく、
あえかなり。ことに恥ぢなどもしたまはず、ただ稚児の面嫌ひせぬ心地して、
心安くうつくしきさましたまへり。
>>314 藤壺の「輝く日の宮」呼びはどんなにおしとやかで儚くても太陽のイメージになるし
似てる紫もそういうイメージ。春の御方だし。生き生きとして「明るい」印象だよ。
思ってる事を口に出さないのが「陰」なわけではない。
思っていることを口に出さない葵が「陰」
少しは話してくれればいいのにと源氏は不満に思っていた。
艶な嫉妬を見せる紫に対しては、少々嫉妬には手を焼いてもかわいいと思っていたね。
花でいうと紫は桜だから、可憐で明るい美しさ
>>327 それは容姿について言っている言葉
光源氏と対になっている言葉で源氏と並ぶ
美しい藤壺の容姿のことを言っているんだよ
まさか、光源氏も光っているから明るいと思っているの?
六条院の割り当てが春だから紫が明るいというのも意味不明
夏の花散里はもっと明るい?
秋の秋好や冬の明石は陰だと?
>>316 >顔真赤=ネアカ
顔真赤は内気なせいではないと断じているのに
ネアカな人は、顔が真っ赤になるのよ、って発想が無茶苦茶。
別の人の意見とごちゃ混ぜにして論じている。
紫は陰の人でしょ。それが平安時代には美徳。
紫はどうしてもネアカにしなくては許せない、紫の行動のすべては
ネアカな人の行動であると断言しなくても。
真にネアカで明るいのは近江の君だとおもうの
>>330 どんなにおしとやかで儚くても、と書いてるのに
「イメージ」という言葉が理解できない人みたいだなあ。
日の光のように眩い容姿が藤壺の本質から外れるものだったら物語の名称で使われないよ。
夏の花散る里、秋の秋好、冬の明石、それぞれ陽・陰のイメージに合ってるし
その館に似合うとされているのもそういう事。
でも冬だから根暗だとかいう極論に走るのは勘弁して下さいね。
>>333 おしとやかで儚い=明るいは結びつかないでしょ
藤壺は芯が強くて生命力あるからなあ(30代で死ぬけどまあ当時はそんなもん)
おしとやかで儚くないしw
御殿で陰・陽を表しているというのは誰の説なの?
明石女御も春の御殿から明石に返されてからは冬の御殿に遷っているから
陰なのかしら?
>>334 それはあなたの言い分のほうが酷いわw
じゃじゃ馬娘のあさきの紫と原作の紫では全然性格違うし
>>331 顔真っ赤→内気→陰
の話をしてる人と
>>296のように表面的な所作と内面の修羅を分けてる人と
女三宮の情緒発達具合の問題で
紫の顔真っ赤反応は機敏で鮮やかである(→「ハキハキしてない」への否定)
という話してる人と
根暗か根明かの話を全部ごちゃまぜてるのが
>>314だから
派生的に混乱するんだよ。
自分は、帝や源氏周辺が構成上
日や光や春のプラスイメージでまとめられてると思うので
いまめかしく春の御方である紫は、本質的に明るいと思ってるけど。
そういう人が嗜みの内に修羅を抱えるから病気になるんだと思うし。
>>333 藤壺のイメージは重々しく品がある、だからね。
これは源氏が言っている。
それに比べると紫は嫉妬の心があって品が劣るそうだ。
これも源氏が言っている。
>>335 >おしとやかで儚い=明るいは結びつかないでしょ
なぜ?儚い夕顔は暗い女性という印象を持つかなあ。自分は持たないけど。
御殿で陰・陽を表しているなんて書いてないけど、陰陽は当時意識されてる事柄だし
秋も冬もそれぞれ美しく価値がある季節だし、清廉さのイメージとして印象付けられてると思うけど。
つか、そういう関連付けなしに平安文学なんか読んでも面白くないでしょ。
春秋争いでも秋好中宮相手に堂々とやり合い、イベントを楽しんでいて、お茶目で明るいじゃん
>>338 最高位にある手の届かない人と、身近で嫉妬してくれる人とは
距離感からして違うのに、おそらくそれも分かってて思っちゃうんだろうね。
原作の紫から素の明るさを汲み取れるのが近現代人だと思ってた。
じゃじゃ馬娘は更に漫画的なデフォルメ。これも了解事項だと思ってたわ。
当時の風習や〜、当時の表現では〜って以前言われて今度は曲解・・・
>>327 「世にたぐひなしと 見たてまつりたまひ、名高うおはする宮の御容貌にも、
なほ匂はしさはたとへむ方なく、うつくしげなるを、世の人、「光る君」と聞こゆ。
藤壺ならびたまひて、御おぼえもとりどりなれば、「かかやく日の宮」と聞こゆ。」
容姿の事しか書いてないのに、藤壺の性格が明るいから輝く日の宮だという珍説w
で、この説を言っている人の名前はまだかしら?
>>338 朝顔の件の後のだったら、源氏が紫を半分からかって言っているだけで全然悪意は無いでしょ
>>344 容姿ばかりが眩くて中身が違う人だった場合、わざわざ愛称として物語で使用されないでしょ
>>342 あんなに楽観的で明るかった紫が、女三宮が来てからはショックで悲観的になってしまう。
その落差を味わうものだよね。
「太陽のように目映い美しさ」が言及され
輝く日の宮さまと作中で呼ばれる女性
強く眩しく影のない事を明るさと捉えて何かまずいのかねw
嗜みとして静かにはしていても、打てば響く能力が大事で
その反応内容や人との対応(春秋バトルとかね)の中に
本質的な明るさが見えるって話じゃないのか>紫
長引いてて論点が全く見えないが・・・
太陽といわれて思い描く印象にそんなにブレはなさそう
月は正負二通りあるかも
でも負の要素もまた趣き深く愛でるのが当時の文化だから別にいいのか
本当に原文のみに拘る人ならあさきも一巻で切ってる筈
あさきはあさきのアプローチで世界観まとめあげてるから別に不満はない
原文引いた江川版みたいなのもあるしな
>>348 原文にないことを妄想して何か楽しいの?
>>333 気持ち悪い人だね。
宇治十帖では住人もだいぶ変わるのに季節で人の陰・陽を区別するとかw
春…女一宮
夏…落葉
秋…秋好
冬…明石中宮
>>346 容姿のことを言っている原典を引かれても尚、
原典にないけどこれは性格のことなんだ、私の頭の中ではそうなんだから
そういうことにしろ、と歪曲する頑固な人は何なの?
原作もあさきも飛び越えた空想の世界ね。
陰と出てるから陽を引いたんだろう。
それに陰陽五行と平安文化は無関係ではない。
後宮の女君も入れ替わるけど
六条院は源氏が意識して四季分けしてるから
春…女一宮
夏…落葉
秋…秋好
冬…明石中宮
これらも各人のイメージを裏切る配置ではないと思うよ。
>>356 容姿褒めに留まらず、呼称にも巻題にもなってるからには
歪曲ではなくて普通に古典解釈の範疇だよ。
女君の性格にそぐわない愛称で親しまれる事はないだろう、
原典は物語だからこそ、
人物情報の一つである名称や単語への配慮は現実以上だろう、
こう言われて理解できないなら、それが読者としての限界なのでは。
>>314が支離滅裂だと思ったが随分遠くへきたもんだw
春の御方も住まいの事だけじゃない
秋好中宮と競うほどに春好きで、
そこに紫の人となりやキャラ形象があるんだろうに・・・
後に誰が住もうが、源氏が建てて女君達を配した栄華時代がデフォルト
前後背景の情報と一切絡めずに
原文の一ヶ所表現でキャラ解釈狭めてる人は何なのか
すげー陰惨な人格の派手美人だったら「輝く太陽様」とは呼ばないよなw
日本人なら、ゆかりの事柄に誰かや何かを匂わせる文化には
もともと馴染みがあるんじゃないのかね。
輝く日、光、春…と聞いて連想するものが違った場合はもう仕方がないけども。
原文で匂うが妄想してるから某さんは中宮だお!みたいな・・・www
w
本人は原文準拠らしいのに異様に読解力低くて気持ちの悪い人がいるから
紫は控え目で根暗で陰の人って事でいいよ、面倒臭い
女三宮が明るいというのもよく分からない
なんかスレは伸びてるんだけど、何が言いたいのかサッパリですわ
紫とか三ノ宮とかを陰で暗いとか言ってるのかな?
人間の性質って、陰陽明暗だけで片付けられる程単純なんだろうか
女三宮のところは女房たちが若くて騒々しいんじゃなかったっけ
家来=女主人みたいなもんだから
騒々しいのが明るいとは違うし、女三宮は騒々しくはないし
私は
>>318だけど
>>316は分かるが
>>314が分からない。
> 285のように紫は明るい、それがいいことのように言っているのが間違い。
光が王道である以上、明るいのは良い事なのでは。
>源氏は物事をはっきり言う女が大嫌いで、女三宮のところの女房たちがうるさすぎ、
>朱雀院はどんな女たちをつけているのかと怒ってるんだから。
明るい女性と口うるさい女性と騒々しい女性は違うのでは。
感受性が鋭くて頭脳明晰な美女は、明るく華やかなオーラがあると同時に
賢いぶん複雑な葛藤を抱える事もある。陰陽明暗じゃ分けられないよね。
藤壺は幼い源氏を可愛がっていた優しい人だし
よくある雪山の遊びでもちょっと工夫したりして
面白くしていたようだから、楽しいことが好きだったんだろうね。
こんな人がいたら後宮も明るくなると思う。
全然関係ないけど六条って編集長に似てるよね
編集長ww
頭中将の女装にも似てるかも
六条さんは大和さんの描く最高の麗人顔だと思う
色んな面があっての人だからね。
弘徽殿女御だって、意地悪な面もあるが、幼い源氏をみて微笑まずにはいられなかったようで、幼い源氏を虐めてた訳ではないし。
作者の筆は、女御の帝への苦情はもっともな話だとフォローしてもいるから、性格を一局面だけで語れるものでは無いしね。
藤壺や紫はヒロイン達だから、彼女達の目線で苦悩を描いているから、それだけで陰性だとは思わないな。
>>371-372 へっ…編集長w確かにw
頭の中将が女装した姿と、編集長の平安朝姿想像してワロタw
>>305 やっぱり遅れた子だったのかなあ
だったら白痴美風に描いた大和さん、GJ
>>359 どうしても紫を陽にしたい人がいて気持ち悪いw
御殿によって人の陰・陽を決めるなんて愚の骨頂
>>376さんが気持ち悪いからもう陰でいいという事に上の方でなってたよw
>>363 原典を歪めて紫は無理矢理陽の人にしたい人がいるだけでしょ
容姿が美しいから「輝く日の宮」と書いてある箇所を引いてきて
容姿が美しいというのは明るい性格の人にしか言わないとか意味不明。
藤壺=紫が大好きな人って、読解力がないのを棚上げして
明るい、陽、って褒め言葉だから藤壺=紫はそういう風に書いていることに
しか読めないわ、って酷い主張を繰り広げる。
色んなエピソードから紫の性格を推しはかればいいのに。
玉鬘にうつつを抜かす源氏にチクリと冗談めかして釘さしたりって、暗い人には出来ないよ。
>容姿が美しいというのは明るい性格の人にしか言わない
こんな事誰も言ってないな。幻覚乙
>藤壺=紫が大好きな人
いつからこんな括りになってんのw
好き嫌いの二元論で語る人うざいんだけど。
美貌が太陽にまで例えられる意味はちゃんとあるだろうに
そこを感じ取れないんじゃどうしようもないw
皆さんが思う、暗い女君っていますか?
自分は、ちょっと思いつかないんですが。
六条や明石は、慎み深く思慮深いって訳で暗い訳では無いですよね。
藤壺や紫がそこまで陰の人だとしたら
女房達からの慕われ具合や行事の遊び心話と色々噛み合わなくなるね
>>383 同じく
髭黒の元奥さんは半ノイローゼ状態の描写なので暗く見えたけど
>>383 思いつかないです。憂いある人でも暗いという感じではないと思うし
物静かでたおやかな人が暗いわけでもないし…。
六条さんは衣装に花柄より蜘蛛の巣が似合う
>>375 十四、五にもなって男と寝る意味の分かってない
若紫もあの当時としては大概に遅れた子だけどねw
六条さんの蜘蛛の巣柄は、彼女の突き詰めて考えすぎてしまう性格や、苦悩を良く現した衣裳だと思った。
>>364 女三宮が明るいかは不明だけど
例は、なまいはけなき戯れ言なども、うちとけ聞こえたまふを、
とあるから源氏相手に子供っぽい冗談を気楽に言い合えるような性格みたいだよ
幼稚ではあるけど普通におしゃべりする社交性はある
六条さん生霊化するもんなあ。でもそういう禍々しい美もありかな>蜘蛛の巣
あさきで薔薇もそうび呼びしてるのもなんか似合ってた
レスが大量だからまた中○ドリーム論争かと思ったら、
本編がらみでもアホ臭い論争が続いてるんだなw
>>392 中君ドリーマーが混ざりこんでるからw
文章が特徴的ですごくわかりやすい
中の君は中宮立后は無理だって意見が多くて切れたんでしょ
>>392 原文固定箇所しか頭にない読み方が例の人かなと思った。
ID強制時代に本編がらみでも夕霧奥方関連でえらい騒いでた事あるからw
あさき自体も数ある解釈本の一つではあるけど
異説は異説として他で楽しむのがいいと思うんだ
明るい/暗いの二択で人間を分類しても仕方ない
割り切ることのできない微妙な陰影を味わうのが
文芸の楽しみってもんじゃないんかい
その通りでございます。
「あわい」の文学だしねー
藤壺は源氏にとっては母親像なんだよ
藤壺を通して源氏は母性なるものを知った
それがいつしか恋に
だから永遠の人、誰も越えられない
藤壺、紫、玉鬘、秋好、明石中宮、中君
明るい知的美人
皆、深い寵愛を受ける
愛されたければ愛される女になることだ
このまま自分を愛してとか甘ったれたこと言ってんじゃねー!
努力しろ努力
親子っていうより姉弟な年齢差だけどね
優しくてあたたかくて最も慕わしい存在だったのは確か
その時の思い出があるから厳しくされてもいつまでも追いかけたくなってしまう
弘徽殿なんか愛されるための努力を全然やらないものね
逆に嫌われるようなことばかりやって、全くだめだね
誰かをsageないと気がすまない性格なのね
比較でしか良さを表現できないのはその程度の人・・・
構わないほうがいい
上の方で中宮は強い女って出てたけど、秋好はあんまりたくましいイメージないね
>>399>>402 源氏って藤壺が好きなんじゃなくて
宮中で何不自由なく過ごせていた
子供時代の自分が好きなだけなんじゃないかな
その頃の象徴が藤壺なだけで
>>390 一体源氏に対してどんな「なまいはけなき戯れ言」など
言ってたんだろう。「あさき」の女三宮は(原典でもそうだったけど)
若々しく騒いでいる女房たちを制することなく、源氏に眉をひそめられてる
けど、垣間見シーンだと、公達たちを見てハイテンションの女房が
「宮様もごらん遊ばせよ」と言っても「私は、いいわ…」とか言って
全然乗り気じゃなかった。「静かにせよ」と制することが
できてなかった。女三宮は蚊帳の外。猫と遊んでるほうが楽しいから
陰にこもってたと思う。
>>314 >平安時代には内気でおとなしく、けして思っていることを口に出さない、
>陰の女こそが美徳だったんだよ。だから、紫はそういう性格だったってこと。
>
>>285のように紫は明るい、それがいいことのように言っているのが間違い。
「枕草子」に書かれている中宮定子は明るいよ?
「陰の女」には全然見えない、むしろ
「中宮様に愛していただけるなら1番目と言わず10番目で結構です」と言う清少納言に
「そんなんじゃダメ、No.1を目指すのよ!」と言っちゃうお茶目な女性。
一条帝の寵愛も深かったし
なにより「明るい→いいことではない」という価値観だったら
定子大好きな清少納言が「明るく素敵な定子様」像を枕草子で書き上げるわけがない。
枕草子に書かれている定子は明るく知的で洗練された春の女王のような女性。
原典の女三宮は源氏という最高級の男が夫だからか
柏木のことも源氏より劣っている人・・・としか思えなかった
女房がテンションあげている公達もどうせ源氏以下だからと単純に興味なかったんだろう
紫上もそうだけど超ハイスペック男が夫だとその他の男への興味が沸かないんだろうね
しかしいくら小侍従が手引きしたからって、六条院の正室で内親王の寝所に
そうそう何度も忍んでいけるもんなんかね
三の宮の女房って本当ノータリンばっかなんだな
朱雀、源氏も優れた女房を付けてやらなかったのかね
>>412 源氏が女房を用意すると朱雀がつけた女房に文句つけることになる
朱雀は帝でどの女房も優劣がつかない
女三宮も母がなく女房を管理する人がいなかった
なるほど、ありがとう。やはり母親が大切だね。
母親が生きていたら、源氏とも結婚せず違った人生になっただろうし。
>>411 賀茂祭に斎院に女房を貸し出したり、祭りの縫い物をしてたり、祭りを見に行く支度したりで、
女三宮の女房が、丁度手薄になってた所を手引きしたんだよ。
いくら宮の女房が抜けてても、沢山控えてたら見つかるよ
ゴメン、最初だけじゃ無く、何度もって事だよね。
思うに、藤壺の命婦も、もう一人協力した弁の君という女房がいたんだよね。浮舟は、右近と侍従で。
二人いればなんとかなるみたいだから、女三宮も小侍従と、もう一人協力した女房がいたのではないかね。
>>400で女君の名前を羅列しているが、本当は
最後の一人の名を出したかっただけなんだろw
源氏はそれとなく朱雀院に、
女三宮がしでかした不祥事を打ち明ければよかったんだよ
宮様は、あろう事かどこぞの馬の骨とも知らぬ男と関係を持って子どもまで生んじゃいましたと
朱雀院は源氏に土下座して謝るだろうね
まああの世ではすべての事実が明るみになってるだろうから、
朱雀院は恥ずかしくて顔も上げられまい
愛娘1人満足に育てられずに、最後は育児放棄して源氏にぶん投げた男の末路
父の妻である藤壺と密通した源氏も恥ずかしくて顔あげられないなw
唐突ですが
結婚の時、三日間通い続けるのが
どうしても不可能になった場合どうなるんすかね
>源氏はそれとなく朱雀院に、
>女三宮がしでかした不祥事を打ち明ければよかったんだよ
プライドあるから自分が寝取られ男だと伝える訳ない
だから女三宮にネチネチ嫌味いうだけで精一杯
女三宮が強い女性なら開き直って仮面夫婦でこの先も過ごすこと出来た
人に知られ笑い者になって困るのは源氏の方なんだから
自分だって兄の妃となる朧月夜寝取ったくせに、そんなこと言えた義理か
若い頃は兄から女寝取ったり未亡人やあっちこっちの女に手を出してきたのに
年取ってから迎えた若い妻を柏木に寝取られたなんてあの源氏も堕ちたものだよね〜
と因果応報とばかりに笑いものになること必死だもんねww
そういう奴ほど歳を取ると口うるさくなるんだよ
若い頃遊ばなかった奴は中年になってからハメを外して暴走するけど、
若い頃遊んだ奴は悪いことしたという自覚が芽生えて親になると気難しくなる
かつては寝取った男が今度は逆に寝取られる立場になったのかと思うと
時の流れの残酷さにしみじみとしますなぁ
>>418 ちい姫は朱雀院の嫁なんだから、源氏は朱雀院には何も言えないよ
源氏・紫・女三宮の関係にはちい姫の立場も絡んでるから、
さらにドロドロしてるw
源氏と朱雀は源氏の方が強いしなんでもいいそうだけど「妻を寝取られた」は言いたくないんだろうな・・・・
桐壷帝は冷泉が生まれてきた時には既に何もかも抱え込む覚悟できてたっぽいけど
源氏はいつまでもグダグダと「若いふたりが私を嘲笑って・・・」だったね
老醜だなぁと思った
朱雀だって朧月夜を寝取られてもグダグダしてなかったぞ
源氏は愛してない妻を寝取られたのが嫌だったんじゃなくて
若い二人に馬鹿にされている(思い込み)のが嫌だったのかな
単にプライドの問題というか・・・
紫上が発病するまでは、月の半分は女三宮のとこで夜を過ごしてたんだし
女三宮への愛情も紫ほどじゃないけどあったと思う
後見への配慮だけじゃ、あの源氏がそこまで真面目にするとは
思えん
女三宮を六条院に引き取ってるからね
引き取って数年経ってるし警備どうなってんの?的な意味でも文句は言えんよ
>>429 愛がないから見栄やプライドだけで文句言ってるよね
しかも自分の寝取りは正当化w
>>430 女三宮が二品昇格してからは、朱雀と帝から文句を言われないかびくびくしていたよ。
老齢源氏は小心者になった。
上の者を恐れる一方で、弱い立場の女三宮や柏木はイジメ倒す。
朱雀は浮気した朧月夜にも寛容だったのに
源氏は女三宮に嫌みばかり
朱雀ってどうしてあんなに自分に自信がないんだろうね
母にも源氏にも逆らえず
>>434 いや、母にも源氏にも逆らったよ
退位して源氏を都に呼び戻したり、女三宮を出家させたりした
時には頑として意志を通した
女三宮出家の時の朱雀院の冷静な態度と反対におろおろと見苦しく必死になってた源氏みてると
立場の違いがはっきりわかったな
朱雀院すぐ死んじゃうかと思ってたけどけっこう長生きだったね
源氏存命中に亡くなったという話がなかったから源氏より長命
源氏って帝になれなかった男が帝ごっこする
悲しい話だったんだね。
【速報】今度は准太上天皇wwwww
とか
441 :
愛蔵版名無しさん:2013/02/23(土) 19:32:15.56 ID:rokHoytq
>>436 朱雀って意外に名君なのかもしれんね
なんだかんだで事態をこじらせずに丸く収めてる
自分の私情を、あまり表に出さずに、臣下の意見を聞くとかね。
帝王学も学んだろうけど、桐壺帝の若い頃なんか私情丸出しだったから、朱雀は確かに優等だよ。
秋好のこともきっぱり諦めたしね
朧月夜に溺れて世を乱すようなこともなかったしw
東宮は後見のしっかりした女御に産ませたし
自分の引き際をわきまえたとこもポイント高いよね
冷泉も政治的にはポイント高いな
女に対しては別だが
冷泉が女にだらしなくなったのは、退位後だから、まあ良しとしよう
退位して張りつめてた糸が切れちゃったのかもね
冷泉は自分に責任のない自分の出生に悩んでたからあんまり責められないな
在位中は精神的にキツかったろうし
冷泉に皇子が生まれなくてラッキーだったね
娘はいるから寂しくないし不義の血筋が皇室に残ることもない
第一皇子…大君腹。「竹河」で誕生。
第一皇女…弘徽殿女御腹。
第二皇女…大君腹。「竹河」で誕生。
>>450 皇子いるよね?
皇太子にならなくて良かったって意味?
竹河は別人作って説があるよね
皇子として生まれても用無しな親王はごろごろしてるし
まして帝時代の子でないならさほど関係ないし、別にいいんじゃない
上皇時代に生まれた皇子でも、即位せず亡くなった東宮時代に生まれた宮でも、外戚の力さえ強ければ立坊は出来るが、玉鬘の姫は絶望的、髭黒が生きていればまだ希望はあったが。
そもそも、玉鬘に溺れて、真木柱の母と離婚した時点で髭黒家の没落は決まったようなもんだ、東宮の外戚に成っても自分の姫を立后出来なかったら負けだもの。
真木柱が后になってたら、髭黒が亡くなっても玉鬘や子供達は恩恵があったろうに、これも応報なんだろうな。
真木柱が嫁いでもちい姫と競うのは厳しいと思う・・・
髭黒が玉鬘に溺れたのは、
「今上帝のころは、表面上は源氏に敵なし」状態にするための一環だと思う…
まあ、そうなんだよね。
真木柱は外戚の姫だから、立后は間違いない訳だから、そしたら源氏の栄華が成り立たないものね。
う〜ん、やっぱり源氏物語だわ。
同じく入内したかもしれない雲居も夕霧が手をつけたし、
上手くいったよねw
だから源氏が栄達するように、うまく行かせてるんでしょ
雲居がたとえ入内してても、ちい姫勝利に式部はするw
ちい姫、無敵ですね。
結果として、源氏―夕霧の最強外戚化が出来上がりましたものね。
いやいや、真木柱や雲居が入内しても、ちい姫にはかなわんでしょ。
なんといっても当時の源氏は後見として最強だったんだから。
真木柱は今上とはいとこといっても、髭黒は甥の即位でやっと後見として大臣になったばかりの遅咲きだし
外戚=立后できるわけじゃないのは、王女御みてればわかるでしょ。
雲居にいたっては夕霧が手を付けなくても、そもそも入内は難しかったと思う
血筋はともかく、后がねとして必要な教養がなさすぎて、さすがに頭中将も雲居の無教養ぶり知ったらさっさとあきらめてたでしょ。
女御になるには和歌や琴どころか、当時は男の勉学とされてた漢文とかも読めるくらいの教養が必要だったんだから。
紫式部も彰子の漢学の家庭教師だったわけだしね。とてもじゃないが雲居には無理無理
仮に教養あっても、やっぱり当時は源氏>>>頭中将の勢力だったから到底ちい姫には勝ち目なし
桐壺帝:源氏の父
朱雀帝:源氏の兄、正妻の父(女三宮)
冷泉帝:源氏の子(弟)、義娘の夫(秋好中宮)
今上帝:源氏の甥、娘の婿(明石中宮)
帝との関係だけ見ても濃密だよ
>>463 まあ、琴もあまり弾けないようでは
漢学などは無理だろうね。雲居は夕霧の妻が幸せだよ。
ちい姫に漢学の教養がありそうなイメージは無いけど、
完璧なお后教育を受けたということは、やはりあるのかな。
>>465 完璧な妻が欲しかった源氏のことだから教育も完璧だと思う
>>465 少しでも評判が悪いと「源氏の君の姫なのに」って自分のプライドにも関わるのでそこは必死だと思う
ちい姫は今上より賢かったりして
女三宮と源氏の琴の音を聞いて「あんなすばらしい琴を私にもお母様にも教えてくれなかった」
とちい姫言ってたね
琴の琴の名手は光源氏
桐壺帝、蛍兵部卿、八の宮、末摘花、明石御方、小野妹尼、女三宮らが演奏
和琴の名手は頭中将
光源氏、紫の上、柏木らが演奏
箏の琴の名手は明石入道
光源氏、紫の上、明石中宮らが演奏
琵琶の名手は螢兵部卿と明石御方
光源氏、源典侍、明石入道らが演奏
高麗笛の名手は左大臣(葵パパ)
柏木、薫らが演奏
琴の琴は皇族のたしなみで最も高雅とされた
藤原氏や臣下には許されてない
ちい姫は源氏の娘だから資格ありだけど内心見下してたのかもしれん
やはり源氏は皇子の生まれだから
琴の琴は、王族に伝承されるイメージがあるから、一応臣下の姫であるちい姫には教えなかったのかな。
源氏は誰に習ったのかしらね
藤壺から習ってたりして
伝承っていう話なら、
ちい姫入内のころだったか、
お香を関係者各位でそれぞれの伝承の手法で競ってあわせてなかったか
朝顔もやってくれてたかな
あさきでも描写されてたっけ
蛍の宮がコメントしてた気がする
>>473 あったね
雅やかなシーンだった
ああいった時に末摘花の分も源氏が代わりに用意するのは源氏の優しさだなと思った
紫が父宮から伝承された香を練ったとあったのよね、一応、普通の親子のやり取りはあったんだなぁ、と思った。
模擬の式は父親が帯締めてたよね
源氏が須磨に行った時も奥方が握りつぶしたけど手紙書こうとしてたし父親として可愛くはあったんじゃないかな
それ以上に奥方に頭が上がらなかったけど
源氏は帝の息子だけど皇子ではない
よね
細かいけど
>>452 それあさき〜の作中だと描写されてなくない?
見落としてるだけかもしれんが暫く冷泉は不義の子だから皇統から除外されたと思ってたw
>>476 紫の裳着は原作では言及はあれど描写されていない
>>477 親王と皇子は同義じゃないぞ
連投ゴメン
>>470 >琴の琴は皇族のたしなみで最も高雅とされた藤原氏や臣下には許されてない
明石御方は母親の尼君が中務宮の孫だから皇族扱いなの?
小野妹尼って横川僧都の妹だよね?
皇族なんて設定あった??
>>478 横だけどあさきで冷泉の子は出てきてないよ。一応原作にはいるよって意味じゃないの?
紫の裳着はあさきでは父親だった
めんどくさそうな人
自分で読み返せば?
源氏をして藤壺のそれより素晴らしいって思わせる明石の君の箏の琴って凄いね
明石の君は、源氏の女人の中でも、一、二を競う才媛だと思うよ。
オールラウンドという点では断トツかも知れない。
初音では物語も書いているようで、作家の質も有るようだし。
娘の入内で宮中に入ったのは、正に適材だと思う。
身分低いが教養豊かな明石は紫式部の投影だね
>>416 浮舟と匂の仲を取り持つ女房の対応見て
なんか女房って、女主人に男が通うと諌めるどころかそっちへ加担する癖があるんじゃまいか
486 :
愛蔵版名無しさん:2013/02/25(月) 22:15:55.94 ID:snfqOWFe
>>485 最初は匂宮が薫になりきって騙したんだけど
通い詰めてくるうちに、女房も同情しちゃうんだろうね。
でも髭黒は同情されるどころか「しつこい」と迷惑がられてた…
美形ならではの特権なんだろうね。
蔵人少将って源氏の孫で柏木の甥だよね。
彼がいつまでも玉鬘大君に恋々としてる様子を見ると
いつ密通事件を起こしてくれるのかと妙に期待してしまうw
玉鬘大君にしたって玉鬘の形代として
親子ほども年の違う冷泉のもとに入内したようなもので
なんか色々とオーバーラップしちゃうんだよね。
>>485 お尻の軽い、多情な女房を置くと、仕えてる姫様に次々と男を通わせてしまって困ったらしいよ。
そう考えると、女房の見極めって大事だね。
>>487 これ絶対に続きを描くつもりだったんだと思う。
あの三帖は違う作者説もあるらしいけど、
スピンオフ的にいくらでも話ができるんだから。
中年になって嫉妬する秋好や新こきでんちゃんもなかなか。
冷泉帝の姫宮と匂・薫のエピも面白そうだし。
最終的に中君立后まで書くよ
源氏の血筋と桐壺の血筋が融合しておわり
中君は息子ともども地味な存在になっていくよ
早世の可能性が最も高いから
惨めな期間も短くて済むだろうけど
中君荒らしに釣られるなよ。
薄い本でも中君死亡は一貫してるんだよね
長生きされると後々面倒くさいキャラなんでさっさと殺してしまえと言うW
>>487 桐壺帝の現役女御の藤壺や、六条院の現役正室の女三宮が密通すると大事件だけど。
夕霧の四男坊蔵人少将と、冷泉院の後宮を追い出された愛妾の玉鬘大君が通じても
大して問題にはならないと思う。
昔、上皇の寵愛を賜った女を、摂関家の子息が妻にした、って程度。
時代は下るけど、白河院の愛妾で男子一人を産んでいた源師子という女性が
白河院に捨てられ男子は寺に入れられ、その後、関白藤原忠通の正室になっている。
>>406 国母は強い女だと書かれてあっただけで中宮が強い女なわけではない
こき殿、藤壺、明石が強いと書いてあったがこき殿は中宮になってないし
>>476 原作ではあさきのような兵部卿宮と紫の交流は描かれない。
あさきでは兵部卿宮が愛娘の紫と源氏の結婚を喜んだり、紫の裳着式に出席したりと
愛情深い父親に変えられているように思う(兵部卿宮に引き取られれば紫は幸せだった、という解釈?)。
あさきでは紫との文通を握りつぶしたのは奥方になっているが原作では
もともと兵部卿宮は紫には冷淡だったので、源氏が失脚した今となっては
紫に見舞いの手紙もなさらないと兵部卿宮の意思で手紙を断ったことになっている。
>>496 なるほど。
文庫の最終巻で、大和和紀さんが「少女マンガ風で盛り上げ過多の
源氏だけど、私自身がそう読みたいというふうに描いた」とあったけど
原作にかなり近いけど、盛り上げでの脚色は入ってるわけだね。
香合わせの時にも、紫は父親の兵部卿宮から直伝の香を授かった
エピソードが紫の台詞から出てきたんだよね。
ちょっとした交流は続いてるんだなーと思うと、微笑ましかった。
>>497 あさきのあれ微笑ましかったね
兵部卿の宮の奥方の因果応報が子供に回ったのはかわいそう
>>475 >>497 紫が香合わせで披露したのは香物調合の名人とされた
八条式部卿宮(仁明天皇皇子・本康親王)の調合法。
紫が父親から直伝の香を授かったわけではない。
紫って男運の悪い人生だね
父には捨てられ夫には身代わりのような扱いを受け人生終わるなんて
>>500 母親にも早くに死に別れ祖母もなくなってるしそういう縁なのかな
子供もできなかったしね
>>501 家族と繋がる血縁が薄かっただけに、里帰りする実家も無く
ただ源氏一人の愛にすがるしかなかった。
女三界に家無しと言うけど、出てくる女君たちの中でも
紫の上の境遇はきついなと思う。
明石中宮に実母より慕われてるじゃん。
紫の最後を看取ったのも明石中宮だし。
紫式部はせめて紫に明石中宮という自分が愛し育てた娘を
その死に際に来させてあげたかったのかな。
>>490 中君に東宮候補匂宮の男子を生ませて、六君は寵愛も少なく子ども無し。
紫式部は中君の人生を有利に展開していこうと考えていたことが分かるね。
薫は生まれたばかりの中君の子を抱き、可愛がろうと思っているし。
八宮と大君が薫に中君の後見を依頼する遺言を残していることも、紫式部は用意周到だと思う。
>>503 中宮がいたことは救いだよね
中宮の養育に心をかけることができてよかったと思う
それだけに中宮が入内したあと女三宮ご降下では心砕けたと思う
>>504 子供の有無は関係ないでしょう。
秋好は子供がいないけど中宮だし、玉鬘大君は冷泉院唯一の男子を産んだのに後宮を追い出された。
薫と中君の関係って源氏と王女御の関係でしかないのよね。
源氏は紫の妹(つまり義妹)である王女御を後見していない。
紫自体が王女御と疎遠で妹の入内に何の贈り物もしていないというのはあるけど。
薫が中君を後見するのは不自然で、下心がなくなれば後見もしない。
ちなみに源氏と新こき殿の関係も同じ(新こき殿は葵の姪)。
>>503 紫は私には残していくのが気がかりな子供がいないことだし、
出家しようかと言っているし結構ドライ。
明石女御は明石上が実母と知ってからも実母扱いしていないけどそのあたりどうなんだろう?
実母を自分付きの女房として使っているのよね。
>>496 原文でも、源氏が紫との結婚を世間に公表した時に父宮と文通はしていたが、
源氏が失脚したら終わりになった。
あさきでも原文でも世間は紫の玉の輿を羨んでいるから、源氏と結婚したのは幸運だよ。
>>506 スルー対象に触るのはわざとなのかしら?
>>503 愛する対象としては中宮がいたのは幸いだけど紫を愛し守り続ける人はいなかった
>>507 明石の君という立派な実母がいてご本人も寵愛厚く心配がないからそう言ったんじゃないかな
>>508 発見された紫に対して兵部卿宮がやったことは紫との文通だけで
紫を金銭的援助したり紫に邸を与えて源氏を婿どり当時の習慣により婿の衣類を整えるなど
ということは決してしなかった(須磨巻で文通も途絶える)
紫が源氏と結婚できたのは玉の輿だろうね。
ただしそれを兵部卿宮がどう思ったかは文章は原文にはない。
須磨巻には北の方が「にはかなりし幸ひのあわたたしさ。あな、ゆゆしや。思ふ人、方々につけて別れたまふ人かな」
「(紫は)束の間の幸せの呆気なさよ。ああ、不吉な事。大事な人と次々別れる運命なんだわ」と嘲っている。
>>506 秋好は、新こきでんや王女御に子供がいないことが幸いした。
子が無いのに中宮になれたのは有り難いことと源氏に感謝もしている。
中君が世間に認められ北の方の地位を得られたのも嫡男を持ったことが大きい。
>>512 玉鬘大君の例は無視?
桐壺帝との間に跡取りの朱雀帝を産んだ弘き殿は立后していない。
中君が生んだ男子が嫡男であるとか、中君の男子出産によって
六の君は失脚し中君が北の方になったとかいう記述もない。
>>510 源氏に引き取られた女性たちは後ろ盾の弱い人が多いけど
それでも兄弟の多い時代の事だから誰かしら身内はいるのよね。
紫は父兄弟姉妹はいるけど疎遠。色々言う人がいるけど源氏は天涯孤独な紫に
良くしてあげたと思う。
花散里=麗景殿女御という仲の良い姉あり
末摘花=出家遁世した兄あり
明石=長生きで明石を溺愛する両親有り
空蝉=弟あり
中の君は北の方になったというより
それまで愛人扱いだったのが
(なにしろ明石中宮に召人にしなさいと言われたくらい)
子供を産んだことで妻の一人に数えられるようになったって程度じゃないの?
大体六の君を差し置いて立后できるほどの後見を薫がしてくれるっていうのなら
現時点ですでに中の君は
薫が用意した邸宅に住み、そこで婿君として匂宮を迎え、
薫が用意した財力で自分の方から匂宮の世話をするくらいのことやってなきゃいけないんじゃないの?
現時点でそれくらいの後見ができないなら立后するための後見なんてもっとできないわ。
>>513 玉鬘大君は後見が無い。
中の君は「宿木」くらいから北の方と呼ばれるようになる。
明石中宮も北の方と呼び、尊重している。
もともと中の君が二条院に据えられたのは中宮に認められたからだが
それでも子を生まないと、北の方になるのは難しかったと思う。
>>512 冷泉帝の時は、新こき殿は最初に入内した妃だから、
梅壺は冷泉の後見人源氏の養女だから、王女御は藤壺の姪だからと
立后を競ったとあるだけで、男子を産まないと立后できないという議論はなかったな。
当時、冷泉帝には子がなかったし。
>>516 中君も後見がないよ。
薫が中君を養女にして、兄夕霧と争い、本邸の三条宮に住まわせて
婿である匂宮の一切の世話をするならだけど、それは無理。
夕霧が右大臣であるのに対して薫は宇治十帖の最後でやっと右大将。
あと、「北の方」という呼び方に正室という意味合いはない。
紫も「北の方」と呼ばれているから。普通に奥様程度の意味。
>>517「若菜下」で秋好は、明石女御が皇子を生んでいることに対し、
自分の立后は特に理由が無く強引だったと思っている。
皇子を産むことは立后に関する重要事項だよ。
>>518 薫はたまにフラフラするが中の君の後見を続けているよ。
八宮だけでなく、永遠の恋人の大君にも頼まれているから。
北の方とは、雲居、紫の継母、四の君、葵、紫など
格の高い妻に使われる正妻格呼称。花散里くらいだと使われない。
中の君の妻としての格が高いことがこの呼称で分かる。
>>519 若菜下は、明石女御立后に際して、王氏の后が三代続くことに対して世間で不満があることに対して
秋好が、父母に死に別れ兄弟もいない自分を、養父の源氏がよくも後見してくれたおかげで
立后できたことだと感謝している場面だよ。
皇子がいないのに強引に立后したと反省している場面ではない。
>>519 薫は中君に言い寄るついでにたまに衣装を贈ってる程度でしょ。全く後見になっていない。
やるなら源氏が秋好を立后させたときのように養女とし里第を用意して生活費全部持たないとダメ。
中君は薫が大君を想う気持ちを利用して薫の世話になってはいけないと思っており
これ以上薫の後見は受けないだろう。ただでさえ匂宮に密通を疑われているんだし。
522 :
愛蔵版名無しさん:2013/02/26(火) 17:31:02.60 ID:mCIAXdyd
>>514 花散里姉や末摘花兄はどうなったんだろう
>>519 秋好は先東宮の一人娘で立后するには十分
しかし世間では三代続けて藤氏の后が立たないことへの不満があり
ただし源氏の後見がなければ藤氏の妃に負けていただろうと源氏に恩を感じている
素腹の后は沢山いたから、必ずしも立后に皇子の有無は必要無い。
そもそも、后の条件は腹より貴だから。
アジア的と云いますか、例え帝王だろうと母親の尊貴なんかあんまり気にしないんだよ、劣腹なら貴継母の養子になれば良いんだから。
ただね后は卑賎の出じゃダメ、平安後期以降は卑母をもつ帝が続出だが、誰も后には成れなかった、せいぜい女院号を拝すだけ。
日本は皇后の地位は、思ってるより高いんだよ。
>>514 よくしてあげたはすごく同意
女房の一人で愛人扱いでもおかしくないよね
ただそれと本当に欲しいものが与えられなかったのは別かな
子供の頃から源氏がそばに置いて教育してそのまま結婚
信じて尽くしてきた人に裏切られた気持ちははかりしれない
>>514 明石の君の父は入道した
末摘花の兄君は・・・・・・
>>524 秋好は皇子がいればより立后が有利になった。
藤壺が立后出来たのは、立坊した冷泉の母にはゆるぎない地位が必要と桐壺が考えたから。
明石中宮が立后できた理由の一つは皇子を生んでいること。
立后と、皇子を生んでいることは関連性が強い。
中君の身分は六君と同格だから問題無いが、
より格上げしたいなら、誰かが言っていたように、薫が頼んで形式上冷泉の養女にすればいい。
冷泉も姉妹の世話をしたいと言っていたからね。
>>525 三日夜餅整えたりそれっぽい扱いをしてるからね
一度持ち上げられて落とされるから余計つらいよね
まあ紫も後ろ盾も何もない自分の立場わきまえなきゃいけなかった
これで母君か祖母君がいれば言い聞かせて本人も納得できただろうね
やっぱり源氏しか頼る人がいないのは不幸なことだったね
>>527 男が女の世話をすると言うのは、古典においては関係をもつ事を意味する。
学問板щ(゜▽゜щ)
>>527 だから、明石中宮が立后した理由は源氏の後ろ盾のお蔭ではなく、
そんなものなくても一重に第一皇子を産んだからだと書いてある箇所を上げてくれるかな?
意訳はやめてね、自分の都合の良いように改変してくるから。
冷泉は源氏が晩年女三宮を妻にしてお世話申し上げたように
自分も八宮の女王を妾にして生活の面倒見ようと言っているのに
なぜ養女という話になるのやらw
>>525 紫も源氏から社会的にも愛情的にもよくしてもらったことに
感謝しているよね。理性的には。
理性で割り切れないくらい源氏のことを真面目に愛していたから苦悩したと思う。
あまりにも源氏を愛しすぎてしまった。
>>530春宮の女御は、御子たちあまた数添ひたまひて、いとど御おぼえ並びなし。
源氏の、うち続き后にゐたまふべきことを、世人飽かず思へるにつけても、
冷泉院の后は、 ゆゑなくて、あながちにかくしおきたまへる御心を思すに、
いよいよ六条院の御ことを、年月に添へて、限りなく思ひきこえたまへり。
正確には、ここは明石立后場面ではないのだが、東宮生母になった時点で
既に立后が当然視されている。東宮生母であることが立后と密接に関わっていることが分かる。
>>530 その頃は大君中君は未婚だったが、既に結婚した身だから妾にはできない。
もし仮に中の君の身分を格上げしようと思ったら、の話。
冷泉は溺愛している薫の頼みを断らないだろうから。
中の君の身分は十分高いから格上げの必要はないだろうけどね。
>>532 その前の文章を意図的に切っているでしょう。
その直前に冷泉院が子がないまま退位し、明石女御の皇子が立太子する記事がある。
源氏は、最愛の女性藤壺との子である冷泉帝の子孫が帝位を継承していくことを望んでいたので、
同じ源氏の血筋ではあるが藤壺との子ではなく明石との子が継承していくことを内心残念がる文章がある。
で、引用した文章には皇子がいるから立后するとはどこにも書いてない。
明石女御が立后するのは源氏の娘だからであって。
源氏は女御が入内する時点で早々と、秋好の立后にちなんでわが娘も立后できるよう、
秋好に裳着の腰結いを頼んでおり、そんなの入内前から。
>>533 冷泉院が溺愛しているのは女一宮。匂宮即位なら愛娘を入内させるだろうね。
だいたい薫を可愛がっているのはどちらかと言えば秋好で、
秋好が自分の後見人である夕霧が困ることをするはずもない。
夕霧が中君に贈り物をしただけで夕霧屈服wとか言っている人が
薫が姪の六君の結婚披露宴に参加し祝っていることは無視。
薫は女一宮にべた惚れし、中君への興味をなくしてきている。
親の無い、落ちぶれた宮家の姫は、男心をくすぐるものらしいな、末摘花の例をひいてもさ。
ただ、その本心は粗略に扱っても煩く言われないからなんだな。
要は血は良いが、お手軽な相手なんだね。
>>534 ちい姫は、源氏の娘であることで最初から有利だが
皇子立坊が決め手となりさらに立后確実となる。
その決め手が無く秋好が立后したのは少々強引な感があったということ。
>>533 明石中宮に「侍女として召し出しなさい」と言われた中君の身分が高いとかw
>>537 だから、それはもう原典にはないあなたの想像だから。
秋好のところは源氏への感謝の言葉が述べられているだけだし。
>>537 >皇子立坊が決め手となり
だから、この原文がない。君が愛読している渋沢訳にもない。
中君が男子産んだから立后決定とか無茶苦茶だし。
>>536 召人でも仕方ないとされた中君を中宮にしたいと考え、北の方と認め尊重している匂宮は、
中君に関しては意外と誠意があるかもしれない。
明石中宮が認めたり中君のみが男子を生んだという幸運に恵まれてのことだけど。
>>539 原文をよく読めば分かる。一宮立坊をもって、明石中宮立后はほとんど確定的と見なされている。
>>541 男子産めば立后=中君立后で固まっているあなたに何言っても頭に入らないわよw
原文を読む力もないし
素腹の后は大勢いたという
>>524は読んでないみたいだし
歴代皇后の半数は子供がいないか産んでも女子のみ
円融天皇の后は男子を産んだ詮子が立后できず子のない導子が立后
源氏が何のために明石姫君を明石から引き離して育てたか理解できない人なのよね
今上女一宮が匂宮の究極の理想
>>542 中后が立后する可能性が高いのは、男子を生んだからという理由だけではない。
もちろんそれも大きいが、一義的には、匂宮が立后させたがっていることが大きい。
桐壺帝が、まず冷泉を立坊させて連動的に藤壺立后させたように。
藤壺は内親王、母が高貴だから第一皇子のいた弘徽殿を押さえて立后したのを、世間もまあ納得した。
桐壺帝は身分の低い更衣を寵愛した事で、誰の為にもならなかった事を学習したんだよ。
中の君は、どちらかと言えば更衣と弘徽殿の要素が強い。帝が寵愛して第一皇子を生んだ桐壺更衣ってとこか。
それが、後から来た高貴な女性が后に立つ訳ね。
藤壺と中の君の身分差は雲泥の差だから。
>>544 匂宮なら冷泉院の女一宮やら紅梅大納言の中君やら浮舟やらいろんなところに求婚してるでしょ
浮舟自殺を聞いた時には重病人になってるんだし
藤壺女御は兵部卿宮という実兄がいる后腹内親王だったから立后できただけ
そもそも桐壺帝は源氏即位を熱望していたのに後ろ盾のない桐壺更衣は
どんなに望んでも立后できず、女御にすらなれず
後ろ盾の薫がたまに寄ってくる中の君は、たまに後ろ盾の源氏が寄ってくる
藤壺のイメージでしょう。
(秋好にも後ろ盾が寄ってくるけど。どうもこの物語では
中宮は後ろ盾の好き心をかわさなければならないようだ)
雲隠十帖の作家が中の君が藤壺中宮になるという続編を書いたのは
中の君と藤壺が類似していると思ったからだろう。
中の君の相手方は子どもがいないので、藤壺ほどの圧倒的な身分は必要ないけどね。
>>547 藤壺の後見人は兵部卿宮であって源氏ではない
藤壺が里帰りするのは兄の邸であって源氏の自邸ではないし
秋好は源氏の養女なので中君とは当然違う
年下の薫が母女三宮や妻女二宮といった高貴な女性たちを説得して
没落宮家の中君を養女にして自邸で面倒見るのは不可能だろう
宇治十帖のヒロインは大君や浮舟であって中君は大君の形代に過ぎない脇役
そもそも後見人の意味が解って無いんだよ、このイタイ方は。
>>543 女一の宮と中の君は似ているらしいから
匂宮が中の君を立后させたいと言って寵愛するのも納得だね
薫の理想の人は今上の女一宮に移ってるしなあ
女一宮を得られない代わりに異母妹の女二宮にコスプレさせて慰めてる
大君の代わりは浮舟なんだから薫は今更中君に興味はないよ
浮舟の顔は大君に生き写しだが中君は顔が大君にはあまり似てないと書いてあるから
まあ、どーしても中君を立后させたいなら、夕霧の養女にでもなるしかないな。
>>548 肉親とも養父とも言えない、後ろ盾。
八宮や大君が、中の君後見の依頼を死ぬ前に言い残した。
>>507 明石中宮が今上帝と不和、自分に懸想している男を引き入れて密通懐妊、
その事実を紫が知ってしまい、不義の孫を育てる設定ならどうだろう?
紫は女三宮に心を悩ませて死にかけてる暇などないと思うよ。
娘育てに失敗して死んでも死にきれない後悔が残ると思う。
逆に情けなくてより死にたくなるかな?
中の君、中君・・・NGワード指定推奨
>>554 なんだ、その昼ドラ展開。
まあ、生まれた子供が女宮か、男宮かによるんじゃない?
女宮なら深窓で育つし、皇位に関係無いから良いが、男宮だったら紫も辛いだろうな。
この娘(明石の姫)と皇子の罪を背負うって出家しちゃうんじゃないか?
薫の中でもすっかり女一宮>>>>>大君
ああ哀れ宇治の姫君よ
宇治の姫達は悪くないのに。
誰かのせいで中君が、薫や女三宮の懐を当てにする品性下劣なイメージを植え付けられてしまう。
理想は后腹内親王の女一宮、実際の生活も二品宮や女二宮といった貴人に囲まれて生活、
大君生き写しの浮舟など当然のごとく侍女待遇にしている薫が
宇治出身の中君を中宮に上るべき高貴な人として扱うわけがないのにね
八の宮も大君も中の君を立后させてやってくれなんて一言も言ってない。
明石中宮もまず六の君を正妻にして夕霧という強力な後ろ盾を得、
その後気に入る女性がいたら妻の一人にして大切にすればいいと言ってて
匂宮の正妻は六の君というスタンスは全然変わってない。
中の君は数ある妻の一人という位置。
薫にしたって中の君が子供を産んで匂宮の妻としてとりあえず落ち着けば
もうこれ以上の立ち入りは不要だろ。
姉萌えか。いわゆるシスコン
姉と結婚とか姉と子作りとか
昔は父か母のどちらかが違えば、兄弟姉妹での結婚も可能だったんだよね
飛鳥時代・奈良時代あたりまでは多かった
さらに遡れば、父娘や母息子との結婚もあった
古代エジプトとか親子兄弟姉妹のけっこんザラだしそれがいいとされてきた
むしろ一夫一婦制や近親者の結婚をタブーにした歴史はたかだか二・三千年程度の歴史しかないんだよね
人類のほとんどすべての時代でOKだったわけで
近親婚を禁止したから出生率が低下して奇形児が増えたという説もある
>>562 日本エジプト含め、古代文明国の平民は近親婚なぞしない
神の結婚が近親婚だったため、王族だけが特権的に神婚形式に倣ったが
それも人類史の上で早期に終了した
獣との差異なく性欲の赴くままにまぐわい、奇形児と障害児を量産し、
その民族的遺伝子の異常さで現代の学者を絶句させた半島の例は勿論人類史に入らない
タブーも弁えないDQN製造機どもの繁殖を取り締まる方が
めぐりめぐって正常値に回復するよ。>出生率と健常児
底辺がナマポ頭数ばっか増やしてドヤ顔の今って
まじで暗黒時代だなぁ。
平安時代中期には日本では兄弟姉妹婚は禁止
しかし天皇や皇族、貴族たちは特定の身分層から配偶者を選ぶため血縁は近い
・源氏=葵(いとこ)・源氏=女三宮(叔父姪)・朱雀帝=朧月夜(甥叔母)
・夕霧=雲居(いとこ)・夕霧=落葉(いとこ)・今上=明石中宮(いとこ)
・薫=女二宮(いとこ)・匂宮=六の君(いとこ)・冷泉帝=王女御(いとこ)
ちなみに兄妹婚で生まれた有名人に聖徳太子がいる
貴種の親族婚は時代につれて血を離す方向に文化的に動いたけど
隔離地区の近親婚は最悪状態のまま放置されてきてそう…
匂宮は情熱系DQNみたいなキャラだけど、現実は見えてる
男なんじゃないかな。「東宮なんぞになりたくない」言ってるけど
本心ではないだろう。
半分本音で、半分虚勢とみた。
源氏も匂も、あんな自由人達が帝の窮屈な地位に就いたら、不平タラタラだろう。
帝なんて地位は高く尊いが、忍耐と単調が繰り返され、自由は無い生活だから。
その反面、二人とも見栄っ張りでプライド高そうだから、誰よりも高い地位に登りたい野心はありそうだ、いや源氏は確かにあった。
>>569 源氏は未練タラタラだったよね
匂は本気で嫌がってそう
あそこまで自由に育つともう窮屈な生活できないと思うう
藤壺の兄兵部卿宮も野心ありありだったなぁ
紫上と関係絶ってなかったとしても
源氏が秋好の後見である以上王女御を後押しする義理はないわけで
匂宮に現実が見えてたら「東宮なんぞになりたくない」じゃなくて
「自分ごときは東宮になんぞなれない」と言ってるよな
ひどく軽薄で好色な人物に見えるが、最近けっこう普通の人だと思えてきた。
中の君を北の方として世間に認めさせ大切にしているのは誠実な態度と言えるだろう。
六の君は半分押し付けられた派手で傲慢な性格の妻なので、あまり寵愛できなくても
仕方がない。それでもたまには通ってやっている様子。
遊び相手の女は浮舟など身分の低い女性。
源氏が六条や朧月夜を弄んだような、高貴な女性で遊ぶような逸脱した行いはしていない。
好色ではあるが、意外と計算して許される範囲で行動しているかもしれない。
↑辛いことでもあったんかなw
六条に入れ込んで、本妻叩きしてたプリンちゃんもいたしな。
退屈そうな帝の人生より源氏や匂宮の自由気ままな人生の方が楽しそうだな
>>576 天皇のほうが忙しい
神事やら年中行事やらで雁字搦め
内裏から出るときは公卿を大勢引き連れての行幸となり忍び歩きなど無理
内裏から自由に出られないので当然、妃たちとは政略結婚ばかり
源氏や匂宮が天皇や東宮なら恋愛物語の主人公には不向きだろうね
内向的な薫に近い性格の狭衣大将が悲恋を重ねた挙句晩年に突然即位する
「狭衣物語」みたいなのもあるけどさ
>>571 王女御と髭黒の北の方って同母姉妹だよな
北の方の方は入内できそうになかったのか
しかしシンデレラ右大将は萌えるw
髭黒の北の方だと、年齢的に朱雀か。
若い時は美人で優しい女性だったらしいが、右大臣側にすり寄ってたんだから朱雀の後宮に入れれば良かったのに。
>>578 冷泉帝は甥(妹藤壺の子)で兵部卿宮も幼少期から世話してるので娘を入内させたんじゃないの
髭黒北の方と年齢的に釣り合うのは朱雀帝だと思うけど、藤壺と弘き殿は敵対していたから
藤壺の兄である兵部卿宮が娘を弘き殿の息子に入内させるのは無理だったんだと思う
>>579 別に兵部卿宮は右大臣側にすり寄ってはないだろ
桐壺帝在世中は鍾愛の源氏の権威を無下にできず紫とも文通するに至ったけど
源氏の須磨行きを機にもともと疎遠だった紫と連絡を絶ったというだけで
須磨の頃、藤壺は里第である兄兵部卿宮の邸に住んでいた
冷泉が廃太子にでもなれば兵部卿宮もただではいれなかったんだし
源氏と一番長く付き合ったのって花散里なんだよな
通った回数だったら花散里はむしろ下位じゃね
そのわりに信頼はかなりあるね
花散里は適度な距離を保ってやきもちとか妬かないし居心地がいいんだと思う
本心を見せない人だから
通った回数も紫に次いで何気に2番目ぐらいかもよ?
藤壺や朧月夜は魅力的だけど他人のモノなのでたまに密会しかできないし
葵とは長年セックスレス、女三宮は晩年の妻で途中で出家するので一緒にいた期間が短い
末摘花は引き取ってから通っている形跡なし…
花散里は女御の妹でもともと家柄もいいし、
二条院でも六条院でも紫と並んで源氏夫人としての住居を与えられ待遇は重い
(六条院では明石も単独の住居を与えられているが
ゆくゆくは入内後の明石女御の里第にするためらしい)
>>584 本心見せてるよ
自分は美しくもなくこれでいいって
花散里は己を知っているから立場をわきまえてそれで満足してた
美人でも教養高いわけでもないけどほっとするお母さん的な存在かもね
花散里はその人柄の良さで夕霧にも大事にされたしね
>>586 もうおばあちゃんだからって源氏に言ってた花散里はかわいかった。
染め物も上手だし、まさに家庭的な良妻賢母って感じだね。
>>589 可愛らしかった
花散里は姉君もいまいちな女御だとわきまえてて妹を気遣ったり、
妹の元を尋ねる源氏をもてなしたり人柄の良い姉妹だよね
桐壺帝は何人ぐらい女御・更衣がいたんだろ?
花散里をみてると女であることを諦めれば人生楽ってことだよ
囲ってもらえるだけ幸せ
>>584 本心を見せないというより男に泣き言を言わないのが彼女の性格なんだろう
源氏が花散里の重々しさと品の良さを褒めていて
おそらく性格は源氏の妻たちの中では最上
思春期の悩み多き夕霧や田舎放浪複雑家庭の玉鬘らとも上手くやるしね
美貌ではないせいか六条院の派手な催し物には姿を見せない花散里だが
香合わせでは控えめに香を提出したり源氏と和歌を詠み交わしたり
源氏の衣装を整えたり源氏の裏方の世話はよくするできた妻の一人だったんだと思う
夏の御殿には馬場があるから、競馬などの若い人が集まる催しものを開催したり、賑わったんじゃないかな。
もちろんホステスは気配り上手で気が利く花散里を配してある。
源氏は、人を見る目はあるんだよね。
紫とも仲が良かったみたいだね
明石とはどうだったんだろ
お互い遠慮しつつもあの二人なら悪い関係にはならないと思う
葵が生きてても花散里はうまくやれたんじゃないんだろうか
葵の存在は絶対的だからね、六条院の女性達なら、みんな上手くやっていけるんじゃないかい。
むしろ、紫は葵という存在がいた方が精神的に気楽だったろう。後ろ盾の無い、追われる立場は辛いだけだし。
花散里はともかく、葵がいたら紫の性格は変わってた可能性があるけどね。
六条院の表向きの行事には紫を呼んでいた源氏だったけど、
葵がいれば葵を差し置いて紫というわけにはいかなかっただろう。
葵って源氏物語の中で和歌を詠んだり楽器を演奏したりはしてないんだよね。
葵は六条院ができても左大臣邸から出たかどうかは微妙だけど、
もし六条院に来ていたら、何をして源氏の客たちをもてなしたんだろう。
源氏は葵のところにはよりつかないからそれはそれで正妻に気を使う
紫上にとっては心労だよ
頭中将と右大臣四の君は中年になって子供を挟んでうまく行っていたようなので、
源氏と葵上も夕霧可愛さで結ばれたかもね。もし女の子が生まれたら
有力な后がねになるので、明石中宮はなかった。
源氏の子は3人というのは夢占いにも出ているから、
逆に明石が産んだ娘を葵が引き取って育てたかだよね。
葵は自分が女子を産めなければ夫源氏の出世のために
鄙びた明石で他の女が産んだ明石姫君を引き取って育てただろうか。
それとも案外、兄の娘で姪にあたる雲居辺りを養女にして育て、源氏を言いくるめて
今上に入内させてたとか(雲居が息子の夕霧に寝取られたりしたら発狂ものだが)
>>598 東宮に入内する予定の姫が何もできないはずがない
葵嫌いもうざいな
葵は夕霧が生まれて生きていれば自分で育てる
源氏も息子は可愛いし次第に普通の夫婦になっていくでしょ
明石の娘も葵が育てて入内させるよ
あのとき六条に殺されなければご有切りを通じてごく普通の夫婦になっていっただろうね
そうすれば紫も愛人の一人で平穏に割り切って暮らせた
>>602 葵は后がねといいながら何の名手かということが全く書かれていない。
何か特技があれば多芸に秀でた源氏とはいい勝負相手になっただろうに。
源氏が葵を褒めた場面では、ただただ厳格な方なので
放っておいても他の男と通じることはしないということだけだった。
>>605 源氏とのあいだにそういった機会がなかっただけで普通は后がねになるだけの
教養や嗜みを身につけていると考えるのが普通だと思うけど?
>>603 正妻嫌いが沸いてるね
血筋正しく後ろ盾もある正妻が嫌いなんでしょうね
>>605 源氏は葵と夫婦らしい会話もほとんどしていない
夕霧を生んでからの短い期間は心を通わせあったけど出産直後に楽器の話題なんかでないでしょ
>>606 通り並べてのことはできても名手ではなかったんじゃない?
結婚していた当時でも藤壺や六条のような教養深い女性たちの
列には入ってなかったんだし
源氏の妻たちの中で美貌も教養も身分も何から何まで葵が一番、
源氏の嫡男まで産んで源氏の寵愛も独り占め最高の正室になった、
という葵ヲタには何を言っても仕方がないが
ああ・・・・・
世間に認められた正妻が嫌いなのか・・・
入内予定の大臣の姫君がなんの教養も芸事の一つもできないと考える方が不思議
兄の頭中は笛の名手だったし葵も教育受けてるでしょ
>>608 左大臣は何とかして源氏を婿殿として引き留めておこうとしてたのだから
葵に琴を弾けなり香を炊けなり命令できたはず
>源氏の嫡男まで産んで源氏の寵愛も独り占め最高の正室になった
誰も言ってないwww
>>610 変なことを言う人が湧いてるね。正室嫌い?
葵以外の正室、雲居や玉鬘、女三宮も全然嫌いじゃない。
でも葵賛美は理解できない。嫉妬に狂って源氏とは口も利かず、
軽率な性格が怨霊を招いたと原文では記されているのに
葵が源氏の側室を認め、愛人の子供を育てる慈悲深い女性だったとか。
また何か辛いことがあったんだよ
>>614 いつも金曜日の夜、土日にわくよねw
お察しするわw
葵ヲタってしつこいね
夫婦ってはじめは親同士が決めてうまくいかないものでも徐々に変化して家庭を築いていくのにね
例外ももちろんあるけど葵と源氏は夕霧を通して夫婦になろうとしてたよね
そんな部分まで否定するのは理解できないわ
葵好きって被害妄想強くないかい
葵嫌いがどうだの突然言い出して驚く
あ、
>>614だけど30秒ほど出遅れたか
ID強制時代を覚えてる人なら
この流れに既視感ありまくりだと思う
主に、葵の歌が無いから云々〜葵ヲタが〜中君は国母になるニダ〜
>>619 うんw
最近も変わらずこのパターンだよねw
毎度毎度やたら身分が後ろ盾がしゅごいと鼻息荒いスペック厨、スペックコンプって感じ
唐突に葵ヲタとか言ってヲタくくりしてるのは
六条さんに固執して1スレ暴れ続けた人だと思うw
同時に雲居や落ち葉をディスって中の君に夢見てる人と同じ臭いがする
仕方ない、男性は週末は家庭サービスだからさ。
ドリームさんはもういいよ
乞食メンタリティで暴れるからすぐわかる。>中君妄想厨
桐壺帝は無理に葵と源氏を結婚させずにそれこそ朧月夜あたりと結婚させればよかったのにね
妹婿ならこきでんも多少は遠慮・・・しないか・・・
源氏の後見として桐壺帝が左大臣家を選んだ形なんだな
朧はこきでん姉さんが息子の嫁に決めてると思う
産まれた夕霧が冷泉にそっくりなのを見て
真っ先に恋しくなっちゃって出かけちゃうんだよね
なぜ産まれた子よりそっちに行くみたいなw
妻が病み上がりなのに罰が当たったんだ
>>627 >>626はその後見を右大臣にお願いすればうまくいくんじゃね?って話でしょ
こきでんさんが許すはずないか・・・
桐壺帝としても
更衣の子をこきでんさんの実家に世話させる構図は
さすがにキツかったかな
さすがに源氏贔屓しすぎたし、中宮の位もあげなかったしおk出るはずがないと思ったのかもね
>>613 軽率というか、冷たい性格ゆえ、不幸な結婚生活で終わった人だね
余りにも思いやりが欠けていた
思いやりって唐突に何だろね。乞食への施しは勿論入らないよ
>>628 常に藤壺>葵だから、生まれたばかりの夕霧を見てもすぐ東宮に気持ちが行ってしまう
葵が思いやりの欠けた人であるということは、車争いの後など、何度も書かれているよ
一人上手
車争いについては六条も軽率だよね
葵の倍近く生きてきて経験豊かなのに家来の躾できてないし
>>638 葵の倍(六条って何歳?六条と葵って3歳差でしょ)?家来の躾?
家来の躾できてないのは葵のほう
元東宮妃・斎宮母>>>大将の正室
ちなみに葵は後から来たのに六条以外の貴族たちの車もどけていい席を占領
世間の人も葵を非難
後日、源氏と紫が見物に来たときには権威を笠に着て他人の車をどけたりしてない
源氏に好意を寄せる源典侍が源氏を見つけて場所を譲ったが
源氏が他の女と同乗しているのに気づいて悔しがる歌を送ってよこした
元東宮妃・斎宮母>>>大将の正室
お忍びで来ていたのだからその場でそれは通用しない
最初から身分を明らかにしていたら無礼は受けなかったんだから
あーまたこのくだらない流れ
毎回お忍びなのにあの態度も行くない→こじつけで葵サゲ→中の君国母の流れ
あきたw
>>640 葵の家来は六条の車と承知した上で尚どけているんだが
そもそも身分が高くても他人の車をどけるなんてマナー違反
葵の車争いの直後、源氏と紫が後から来ても先に来ていた車をどけない様子を描写して
葵の非常識さを際立たさせている
金曜日の夜から土日と祝日や長期休暇の前はここ荒れるねw
葵も六条もどっちもどっちなのに無駄な人格サゲ見てて痛い
>>641 葵好きなら六の君も好き=匂宮正室は六の君
葵嫌いなら六の君も嫌い=匂宮正室は中君
という発想はやめてくれない?
六の君は葵みたいな短慮はしないもの。
無理矢理、葵=六の君と変換する変な人が湧いてる。
六条だと周りの人達にも分かっている状況ならば違うと言ってるのだが
お忍び(誰かは知られたくない)で来たために立場が弱くなってしまっている
葵の家来は相手が何をされても自ら名乗れないのが分かった上の乱暴狼藉
>>645 隠しても隠しきれてないw
正妻sageお好きね
>>644 車争いの件は、六条にどんな落ち度があったんだ?
やたら正室アゲで源氏と恋愛関係になった六条が悪い、
身分の低い車をどける葵の行動は正当だったという人が湧いているのか。
>>646 身分が低い人の車をどけるのがまずマナー違反なんだってw
葵の家来の躾が悪かったんでしょ
葵は六条や紫に常日頃から嫉妬していたから家臣は
いつか仕返ししてやろうという葵の意向を酌んだだけ
葵がまともなら不作法を働く家来は後で処分するからそんな馬鹿なことしない
>>648 横だけどこの話題何回も出てて六条はお忍びなのに身分を明かすような言動を家来がしてるからね
葵の家来が横暴な振る舞いをしたのは確かだけどそれに対応する六条の家来もアレな対応だった
毎回この話で思うのはどんな対応なら六条は身分明かされることなく大人な対応だったと読者に思われたんだろ?
源氏は、葵に寄り付かず六条をセフレ扱い。
どちらの従者達も我が主びいきだろうし、主が置かれた状況を気の毒に思ってただろうから、
あの場でああなるのは必然だよ。
源氏が両方をちゃんと立ててたら、
双方もう少し大人の対応になった気もする。
>>649 家来のしつけが問題なら六条の身分を明かした六条側の家来も同じようなものだね
葵と六条どっちもどっち
>>647 葵アゲの人って葵にどんな落ち度があっても
「愛人が悪い!側室が悪い!」という頭に凝り固まってるのね。
車争いの件は葵が悪いよ。源氏が来ても追い返してるのもね。
葵が悪いという人は他のすべての正室を叩いていると
話をすり替えるのが葵ヲタの特徴。
>>649 ふうん、葵ヲタって六条の家来が最後まで身分を明かさず
黙って葵に席を譲っていれば落ち度がなかったといいたいんだ?
六条の家来は乗っているのが六条だとは言ってないでしょ。
ただ高貴な人が乗る車だから手を触れるなと言っただけで。
>>650 葵の車が他の車をどかさずひっそりと後ろから見る?
六条側はそっと場を譲る?
双方この対応の場合源氏は葵が着ていることを聞かされて会釈
それに六条嫉妬で生霊化?
荒れる日を指摘されてからますます狂ったwww
六条ファンだけどこの車争いのシーンは外して欲しくないw
六条がプライドずたずたにされて葵をはっきり憎む大事な場面
妊娠も重なって発狂しそうなのに自分を押さえ込んで押さえ込めず生霊になって復讐
身分も高く教養高い美女がこうなるのがよい
生霊になったのが花散里や末摘花だったらこんな迫力はなかった
六条がお忍びでなかったとしても葵の家来はやっちゃってたんじゃない?
原文では葵の家来たちは六条の車を周知していて、
葵の家来たちがわざと大声で「(愛人の癖に)大きな顔をするな」
と騒ぎ立てたもんだから周囲の人に六条であることがばれたんでしょ
六条の家来の側から名乗ったんじゃない
「あさき」では六条の家来が高貴な人が乗る車だと言ったことで
初めて六条であることに気付いたことに改編されているからね
六条は家来の躾が悪かったと言い出すんだね
原文では葵の家来は初めから六条の車を知っていたことになっている
六条が乗っていた網代車はひときわ美しくこぼれ出る重ね目も美しく
見るからに高貴な人が乗っている様子だったと書かれてあるから
六条の車をどける目的で車を襲ってるんだよね
六条は源氏が葵には会釈?して礼を尽くしたことを怒ってたけど自分は網代車で身分隠してるよね
自分がいることは知られたくないのに嫉妬されても源氏も困るよね
車争いの場面でこれだけは不可解だった
横レスだけど、晩年の源氏が車争いを思い返し、「葵は心無き行いをした」と批判している
それくらい車争いの葵は冷酷な性格を見せつけた
冷淡な性格ゆえ夫から愛されず、愛人から呪い殺されるという最低の人生になってしまった
>>661 もし源氏が気づいて挨拶?したらそれはそれで「お忍びなのに恥かいた」って言いそうよね
高貴な女人で賢い方だけに扱いも難しい
素敵な人だけど、
男からすればやっぱりくつろげない相手なんだろうね、六条さんは。
正妻にしたところで、この扱いにくさは変わらないだろうから、
生き霊とばすのも時間の問題のような。
地雷だわ〜。
源氏が年下すぎたのが狂う一因だったのかな
前東宮が健在だったらいつか他の女御が犠牲になってたんだろうか
ある意味弘徽殿さんより怖いよね。呪い頃しちゃったんだから
>>661 六条は自分に会釈しなかった源氏に対しては怒ってないでしょ
源氏は本当に六条に気づいてなかったんだから
葵は家来が六条だと言うことを大声で周囲に叫びながら六条の車を
動きのとれない隅に追いやったから六条だということは勿論周知していた
その上で得意げに源氏の会釈を受けていたから恨まれた
>>664 先東宮妃という身分の高さが「私と結婚して!」と言えない障害となり
気持ちを抑え込んだ挙句の爆発なんだろうがなあ。
六条院の平穏は、誰もが後ろ盾の弱い側室ばかりということで奇跡的になりたっていた。
そこに葵が加わろうと、六条が加わろうと、うまくはいかなかったはず。
女三宮など、けして源氏の女たちと対立する気などない
高貴すぎる正室だったのにそれでも波風たったんだし。
>>665 先東宮のときは上手くやってたんでしょ>六条さん
呪い殺したのは車争いの葵だけだよね。
六条が生きてた頃は生まれてすらいなかった女三宮にまで
憑りついて出家させたのはやりすぎだったけど。
>その上で得意げに源氏の会釈を受けていたから恨まれた
本人が得意がっていたとは書いていない
どうして故意に歪めるの?
>>668 女三宮に取り付いたのは六条の悪霊であって、六条本人では無いよね
「常よりも好みととのへたる車どもの、我も我もと乗りこぼれたる下簾の隙間どもも、
さらぬ顔なれど、ほほ笑みつつ後目にとどめたまふもあり。
大殿のは、しるければ、まめだちて渡りたまふ。御供の人びとうちかしこまり、心ばへありつつ渡る」
源氏は葵に会釈はしてはいない。左大臣の牛車ははっきり分かるので(葵は父親の牛車に乗っていた)
源氏はそれまで見物人を見ながらにこやかだった顔を引き締めて急に生真面目な顔をして通り過ぎただけ。
源氏の家来たちが左大臣の車に敬意を表して通った。
>>670 加持祈祷によって六条が現れ出て源氏がそれを見ているから六条本人だよ
葵に憑りついたのは生霊
女三宮の時は六条はすでに死んでいたので死霊という違いがあるだけ
源氏が秋好を入内させずに自分の愛人にして寵愛したらやっぱり怒るんだろうか?
それとも満足するんだろうか?
>>672 六条本人は既に死んでいるので、死霊は本人の意思とは関係無いのでは
葵を呪った生霊とは異質の物
葵は六条に酷い暴行をしたから呪われるのは分かるが、
女三宮や紫にはそれほどの理由は無く、悪霊は取って付け足したような中途半端な感じ
>>674 源氏に取り付きたいけど神仏のまもりが強すぎて・・・・って言ってなかった?
死んでからの本人の意思じゃないの?
紫と枕語りに、六条の悪口言ったのを怨んで出たんだから本人の意思だろう。
悪霊だって「死んだ者を庇う所か、悪く言うなんて」と怒ってる訳だから。
>>667 個人的には、六条が狂った理由として、
年上女ならではの懊悩も無視できないかと思ってる。
もちろん前坊御息所という高貴さゆえ、てのを否定するつもりはないよ。
ただ間違いなく言えるのは、非常にプライドの高い人ってことかと。
仮に源氏の正妻におさまったとして、
こういうプライド高くて陰にこもっちゃうタイプの人が、
正妻という立場だけをよすがに
紫や明石のことを許せたか非常に疑問なんだよね。
朧月夜との火遊び→須磨なんか憤死しそうで。
だから、時間の問題だと書いたんだ。
内なる修羅は女君達それぞれにあろうけど、
その処し方に個性がよく出てる気がする。
紫は自分に向け、朝顔はノータッチで逃げ切り、
明石は子供が逃げ場になり、花散里は女を降り、そして六条は他罰。
この人をみると、女の宿業の塊だと思えてならない。
>>677 すごく賛同。
式部は女君の個性をキチンと書き分けてるものね。
六条は、東宮に上がり、そして先立たれた事を恥とし、恋人より年上なのを恥じ、噂になっていることを恥じ、
求婚して貰えないことも恥じる、兎に角内向的な性質。
こう言うエキセントリックな人、リアルでもいるが、非常に付き合いづらい。
源氏がもて余したのは、解らないでもないよ。
一体、彼女はどんな立場なら満足したんだろうね。
六条の生き霊シーンが読者に好評だったので
リクエストに応えて後半も再登場させたのではないかという説があったな
>>678 いるね扱いの難しい人
六条は入内してそのまま立后できていればいい人生だっただろうね
中宮とか並び立つ者のいない地位なら満足したと思う
>>678 源氏が登場するまでの六条のサロンの女主はそこそこ満足のいく立ち位置だったんだろうね
年若い有望な公達が自分の美貌や知識目当てに毎晩通ってくるのは理想だっただろうね
>>681 だとしたら、源氏に落とされた時点でダメだ。
源氏は罪な男だ。
しかし浮世と離れた六条サロンで、女王として君臨してても、娘も年頃になれば、
縁談とかあるからね、世間と関わらない訳にはいかなかったろうに。
なんていうか、
あんたが一番と崇められていないと精神バランス保てない人なんだと思う>六条
加えて、男の不実を責めるでなく相手の女をやっちゃったり、
実はものすごく俗っぽい人だよね。
非の打ち所がない貴婦人が一皮向いたらこんなだなんて、
式部もずいぶん意地悪な書き方だわw
そのギャップがより悲劇を増す材料になってるんだけど。
しかしまあ、この性格なら源氏は最悪の相手だね。
源氏に入れ込んだ時点で六条は詰んでる。
>>682 サロンの中で将来も身分も資産も有望な若者に娘をあげるんじゃないかな
選ばれた婿は娘を通して自分を崇拝し続ける
それぐらいは思いそう
もちろん母として自分の娘は可愛いいけどね
朱雀の元にやるのは拒否したぐらいだし
>>677 公衆の面前で、身分が下の相手から罵られたり、
暴力的な恥ずかし目を受けたりしたのは六条だけだと思う。
一番プライドが高い女人が、一番酷い恥辱を与えられた。
精神を病むはずだよ。
車争いのあとの源氏の対応も悪かったね
まさか葵の件で源氏が見舞いに行くとはね
妻の失態を夫が愛人に詫びるってダメージでかいよね
>>684 娘より義母を崇拝してる婿殿なら尚よしだね。
なんで朱雀に入内させるの反対だったんだろうね、病弱とか色々言ってたけど、朱雀にはまだ中宮は居なかったのに。
>>687 朱雀はご寵愛の朧月がいたからじゃない?
自分の娘が寵愛を受けないというのは自分の恥のように思う人だと思う
秋好は大人しそうだから朱雀の複雑な後宮では難しいかもね
>>688 やっぱりそこか。
自分的には、朱雀には華やかな朧より、斎宮勤めた、しっとりした秋好の方が似合うと思うんだ。
>>685 あれは確かに気の毒な事件だけど、
六条さんを源氏が持て余してた(=扱いにくい)のは車争い以前からだし、
他罰的なのも以前から(夕顔の件)だと思う。
だから元々の気質としてそういう人なんだろうねと。
あの事件が拍車をかけた面は勿論大いにあるけれどね。
夕顔の件は諸説ある。あさきでは六条さんが花食べて霊化していたが。
ああいう、高すぎるプライドと(勿論、それに似合う資質のある)、陰性な性格、粘着質な気質な人が、
内なる狂気に捕らわれて、生霊化するのは何となくわかる。
例え生霊なんて、存在しないと解っていたとしても、六条なら出来る気がするんだ。
>>693 わかるw
六条だからこそ生霊になれたんだとすら思う
またそれを自分で覚えていておさえきれないところがいい
>>690 地味な男が派手な女に惹かれるのは現代も同じさ
>>691 夕顔をとり殺したのは原文ではなにがしかの院に住む女の霊
源氏は女霊の顔をはっきり見ているが知らない女という設定
>>686 源氏は妻が悪いことをしましたと夫として謝るために行ったんじゃないよ
車争い以降、六条が病気になり寝込んでいるというので見舞いに行っただけ
源氏は六条のところに行けない理由を葵が懐妊で妻の容態が悪いのに婿が夜歩きすると
義両親の左大臣夫妻の怒りが収まらないので自宅で蟄居している言い訳してるし
(この頃源氏はやはり左大臣邸には寄りついてなかったが)
>>690 源氏としては養女を降居の帝に差し出すより(上皇の妻が立后するのは院政期のみ)
現帝の中宮に差し出したほうがいい
藤壺も源氏が堂々と冷泉を後見するために養女の入内を促した
秋好入内は須磨・明石からの帰還直後で
いくら外戚に言われたからとはいえ、弟の自分が須磨で放浪するのを
黙認していた兄の朱雀を源氏は心のどこかで見下し軽蔑している
自分が妻にしたいと思うほど魅力的な秋好を薄情な兄になどやってたまるか
(どうせやるなら愛息冷泉にやるわい)という思いがあったような
源氏は自分が心を寄せた玉鬘も冷泉に仕えさせようとしていたし
出会う順番が逆だったら、
玉鬘が冷泉帝の中宮になって
秋好が髭黒の正妻になってたかもしれんのだな
人生とは(ry
>>677 葵も源氏の側室や愛人の存在を許していなかった
源氏は葵存命中一人も側室を持っていないからね
花散里も六条も夕顔も通いどころの一つというだけで
自邸に妻の一人として囲ったりはしなかった
紫とはまだ夫婦になっていなかったが葵がどこからか伝え聞いて嫉妬している
源氏は葵存命中けして紫の素性を明かさず、死亡後に結婚して明かしている
葵ならば六条院に来て側室や愛人たちを全員認めて仲良く交流し、
その子供まで自分の手で育てたという書き込みがあったが無理だよ
車争いで我を通した葵が必罰で死ぬのは理にかなっていた
葵が生きていれば紫は源氏付きの女房の一人だったろうね
それ以上の待遇はできなかっただろうと思う
兵部卿宮の脇腹の息女だと明かすことができたかも難しいところ
>>701 源氏が二条に女人を連れてきて大切にしているとの噂を聞いた葵は
いずれやんごとなき妻にしようと思い定めているに違いないとねたんでいる
藤壺のような人と暮らしたいというのが源氏の悲願だから、葵がいても紫を大切な愛妻にしただろう
>>702 願いはあっても源氏の後見は葵の父親だし葵があのまま生きていたら
紫はせいぜい愛人レベルの扱いでしょ
そしてまた源氏は藤壺似の高貴な女性を探し歩く
プリンちゃんがまた来てるw
>>700 >葵も源氏の側室や愛人の存在を許していなかった
「も」とおっしゃる通り、権高く気難しい所があるのはどっちもね。似たもの同士。
なのに、
>車争いで我を通した葵が必罰で死ぬのは理にかなっていた
葵だけが悪いことになってるw
我を張ったのは六条の家人も同じでしょうが。
何度言われてもわからないのね。
>>704 プリンちゃんはあなたでしょ。
677が六条だけが悪いことにしているのは叩かないの?
車争いの件はいくら頑張っても葵が悪いの。
・葵の家来が下々の車をどかすのは正しい行為
・葵の家来が六条の車だとわかってどかすのも正しい行為
・葵の家来が六条の車だと周囲の人に言いふらすのも正しい行為
高貴な人の車だとだけの言った六条の家来は、葵の家来と同様の重罪とかw
葵の家来が六条の車を罵りながら動かし始めたのでそれを止めようと言っただけでしょ
>>705 葵擁護は本妻なんじゃない?なんでプリン?
>>707 そりゃあ自分がプリンでプリン指摘されて恥ずかしいからw
>>703 葵自身が、二条の人はやんごとない待遇になっていくだろうと予想している。
また、葵と不仲な源氏に桐壺帝も同情するくらいだった。
>>699 冷泉は玉鬘の方が良かったかも
そして秋好は朱雀と結婚とか
>>710 冷泉には新こきでんが入内してるので玉鬘は難しいかも
源氏の養女とはいえ異母姉妹の姉と競うことになる
>>711 中宮はしんこきでんさま
玉鬘は尚侍でお使え
冷泉も頭中も次の女御にと夕霧と引き裂かれないですむ雲居も喜ぶ
てか、677って、六条の性格についての話でそ?
車争いとかどっちが悪いとかの話じゃなくね?
705のレスの意味がわからん。
>>700 >葵が必罰で死ぬ
それも因果応報か・・
怖い話だなあ
藤壺は冷泉の後見になってほしい源氏に持ち駒がないのは困ったことだと
思ってただろうから秋好の話が出たときかなり年長でも飛びついた
ここらへんは政治家然としていて叩かれるところだが
あさきの藤壺は源氏の必要性を冷泉に諭したりして名乗れぬ親子の美しい物語にしていたな
藤壺ってさ源氏が思うほど理想の女性なのかな?
政治力に長けていて強い女性だと思うけどどこに惹かれたんだろ?
藤壷は源氏が思うほど源氏を愛してない気がする
>>709 葵は源氏が二条院に迎えた女(紫)を自分をないがしろにして
妻の一人として世間に公表するつもりではないかと妬んで不機嫌になっているんだよ
源氏がそのようにするつもりだったとは書かれていないしできたかどうかも書いてない
葵はこの時点で紫の素性を全く知らず、後ろ盾がある女ともない女とも分からないから
>>715 史実でも円融天皇の中宮媓子が13歳年上だったり後一条天皇の中宮威子が9歳年上だったりするので
冷泉と秋好の年齢差は紫式部の時代には十分受け入れられていた可能性はある
原文では冷泉帝即位の辺りから藤壺は病持ちで里第にあることが多く
内裏に入って冷泉帝の傍にずっと付き添うことができないでいたので
新こき殿や王女御といった冷泉帝(当時11歳)と同年代の少女たちばかりではなく
自分の代わりに冷泉に付き添ってくれる大人の女御に心強く思ったことは書かれてある
>>716 源氏物語で描かれる上では最上の美女であり教養の高い女性であり
子供時代の源氏が楽しいひとときを過ごした相手だからなんじゃないかな>藤壺
藤壺が強くなったのは不義の子を産んでからなので
源氏と出会った頃の14歳の女御時代から強かったわけではない
>>716 本文には藤壺の気持ちは、はっきりとは書いてないからね。
源氏と密会してる時に、拒みきれなかった様子等から推測するしかないけど憎くは無かったんだろう。
親子程の帝に、特別不満は無くとも、若く美しい貴公子が情熱的に言い寄り、通じたら気持ちも動くよね、
これって全く女三宮と同じ条件なんだが、桐壺帝と源氏では対処が違いすぎる。
>>717 あさきの源氏は、紫が大人になったらすぐ妻にしたいと話しかけている
第二夫人くらいにする気だったんだろ
弘徽殿がなんであんなに源氏を憎むのか不思議って思いつつ
自分がついそんな風に思っちゃうことが不快ってんだから
立場上自制してるだけで源氏のことは嫌いじゃないだろうね
>>716 朝顔巻を読んだら?
母上に似ていたから
>>721 あさきは順序が変わっていたり話を先読みしすぎる箇所はあるからね…
紫を二条院に引き取った頃の源氏はまだ17歳。
朝顔にも言いよっていたし、まだまだ女を発掘中。
紫を可能なら妻の一人にしてもいいなと心の中で思ってはいても、
できたかどうか、それが第二夫人かどうかはわからないでしょ。
>>721 源氏は葵存命中、通いどころはあっても葵以外に妻は持たなかったからね。
頭中将もあちこち妻妾作ったけど結局最後は一夫一妻になっていたし
(夕顔は身を隠したのち死亡・雲居母とは離婚・近江の母は引き取っていない)
正室に睨まれたら側室は身を引くしかないというのはあったはず(紫母もそうだった)。
女三宮の降嫁が決まったとき、それまで源氏の側室や愛人たちに嫉妬していた紫が急におとなしくなり
「女三宮さまが私に対してなぜ遠慮して六条院を出て行かない、とお怒りになることなく
ここに住むことをお許しいただけたら嬉しいわ」と言い出したことが物語っている。
秋好入内により
源氏は後宮政治に着手
冷泉の後盾は万全に
若い冷泉にしっかり年上嫁が来て藤壺も安心
win-win-win が成立
最高の美人というだけでなく頭脳明晰、さすが藤壺サマ!
>>725 雲居の母は離婚前は第二夫人のような扱いだったかも
身分も悪くはなく、離婚したということはそれなりに正式な妻だっただろうし
源氏で言えば花散里くらいの立場
六の君ドリームがいないと心地よいね
まさかとは思いますが、この「六の君ドリーム」とは、あなたの想像上の存在に過ぎないのではないでしょうか。
あなたの病気は悪化しています。
あり得ません。専門家の意見を聞くまでもないことです。
キタ━(゚∀゚)━(∀゚ )━(゚ )━( )━( )━( ゚)━( ゚∀)━(゚∀゚)━ !!
>>724 若い時は、朝顔には本格的に言い寄ってはいないよ
世間の噂にはなっていたけど
>>724 >紫を二条院に引き取った頃の源氏はまだ17歳。
18歳の間違い
>>731 帚木巻の時点で噂になってるので本格的に言い寄ってはいないとは断言できまいて
輝く日の宮巻が実在するならその辺はっきりするけども
あさき〜だと二人の出会いが描かれてるが、桃園は朝顔の花が咲き誇ってたんだろうか
>>727 雲居母は女王(皇族出身だと書いてある)。
大納言の正室になれる人なのでおそらく実家の支援がない紫や花散里よりずっといいところの出。
ただし、雲居母は頭中将の邸に迎え取られておらず、かなり短い期間で離婚しているので
第二夫人として遇されていたかは分からない(「離婚」という言葉は原文に書いてあるわけではない)。
内大臣も、雲居母が大納言との間に大勢の子を産んだので、一人だけ父親違いの娘は居づらいだろうと
雲居を大宮に預けておきながら新こき殿立后失敗という事態が起こるまでほとんど雲居のことを気にしてなかった。
>>731>>732 朝顔という名前の由来は、源氏が桃園式部卿の姫宮に
朝顔の花に恋歌を添えて贈って言い寄ったためで、帚木巻に載っている。
葵巻でも、父桃園式部卿宮と一緒に賀茂祭の源氏の勅使姿を見物していた朝顔が
長年恋文を送ってくる源氏の姿を実際に見て「並みの男性ですらあれほど熱心に心を寄せられたら
靡いてしまいそうなのに、ましてやあのように美しい殿方であるなんて」と思っているので
若い頃からかなり求婚していたと思う。
>>734 >帚木巻に載っている。
だからそう書いてあるだろ
あさきだと回想シーンで源氏が恐らく桃園で朝顔を垣間見たことになってる
>>735 桃園は朝顔の花咲き誇ってたんだろうかって、
まさか、夕顔みたいに源氏が桃園式部卿家付近をうろついてて軒先の朝顔を勝手に手折って、
その場で扇に恋歌でも書いて、姫宮に届けたと思ってるのか?
さすがに桃園式部卿家の塀が夕顔の家みたいにつる植物で覆われていたとも思えず、
源氏がうろついている様子が中から良く見えて
姫君が見てあのお方に朝顔を差し上げなさいと言ったわけでもあるまいし
源氏が姫宮を連想して朝顔の花を自分で用意して贈ったんだとばかり思っていたが。
>>728 途中で途切れた感のある話だから、その後を想像するのは自由、
その意味では六君ドリームもありだよ
しかし、六君は派手派手しく傲慢な性格で琴などもうまくない姫
式部の考える中宮イメージとは違うんだよね
実際、寵愛も子供も無い孤独な人生を生きている
一方、楽才のみならず漢文の素養のような后レベルの教養があり、
今上女一宮に似た気品や美しさを持つ完璧な中君は
中宮たるに充分な資質の姫として設定されているといえよう
>>721 源氏が紫に、将来は二人で暮らそうと結婚を語っている箇所なら原文にもある
葵が生きていても紫を妻にして大切にすることは可能だよ
六君がいても中君は寵愛篤い北の方として認められているから。
紫が子供を生まないなら中君よりは下の扱いかもしれないが、そこは夫次第
ただし六条院一の人やちい姫養母にはなれないかもしれない
とうとう想像・・妄想とお認めになったのね
ぜひ専用スレでやっていただきたいわ
>>721 左大臣家では源氏が二条院に引き取った女(紫)について「大した身分でもない幼稚な女だそうよ。
女房程度の女を(源氏が)まるで奥方のように扱っているそうよ」と評判になり
ついに左大臣が桐壺帝に苦情を申し立てている。
桐壺帝が「左大臣が気の毒だ。これまで誠心誠意お前の後見人として尽くしてきたことに、
お前も恩を知らないわけではあるまい。なぜ女のことで左大臣殿の姫君を悲しませるのだ」と叱責している。
桐壺帝にまで叱られては源氏は好き勝手できないよ。
>>737 こちら>>728だが、「中の君ドリーム」と書くつもりが
間違って「六の君」と書いてしまったら、中の君マンセーの
キムチ頭が出てきたかw
ことあるごとに正妻sageのコンプレックス丸出しなのが、
賛同者を得たと勘違いして鬼の首を取ったようなものいい、
母国が容易に検討付くなあw
妾のみならず行かず後家の女一宮にも肩入れしてるのかw
彼女が宇治きっての気高い美女なのは認めるが、どっから
中の君に似てるとか出てくるんだw
なんでもかんでも中の君マンセーにつなぐ性根はさすが鮮人。
しかし六の君なんて脇役中の脇役じゃないかw
いちいち取り上げて敵意を燃やすってどんなんやねんw
少女巻でも、朝顔の父宮が源氏との結婚を薦めたが、朝顔が断り、
女五宮も、姉に当たる葵の母親に申し訳無くて後押し出来無かったことが書かれている。
朝顔との結婚話はかなり進行していたのだろうか。
朝顔って夕方には萎んじゃうし落葉ほどではないけど名付けられてもあんまり嬉しくないな
葵が生きてたら紫に嫉妬しまくりだったのかなあ
面子さえ立ててくれれば黙認じゃないかなあ
紫に対する奥方待遇は左大臣家が許さないけど(桐壺帝も叱っている)
女房扱いなら黙認なんでしょう
葵に仕えていた中納言の君という女房が源氏のお手付きだったんだけど
こっちは黙認してるからね
>>744 和歌などから後世の人が勝手に付けた名だから朝顔ってまだマシなほうじゃない?
花散里だって花が散るってあまりよくない感じだし
夕顔も夕方咲いたらしぼんじゃうし
源氏って何が楽しくて生きてたのかね
なんでもチートじゃつまんなくないかな
>>749 女には恵まれないと思い込んで生涯理想の女を追い求めた
>>740 でも結局、冷えた夫婦仲の源氏をかわいそうに思っている桐壺帝
源氏に甘いから何をしても許すと思うよ
源氏が好き勝手やっていたのも父帝の寵愛あればこそ
朝顔はもっと高貴な感じがする名前がよかったな
思い付くわけじゃないけど
人柄や生き方でいえば、藤壺より高貴な感じがするよ
桐壺帝自体押し付けられた嫁を愛せなかったからね(帝の仕事として子作りはしたけど)
息子のためによかれと思って左大臣の娘を付けたけど源氏の気持ちもわかるのでしょ
>>751 源氏の後見人が左大臣である以上、桐壺帝の同情だけではどうにもできない
結局、源氏は桐壺帝の説得で葵に通い始めている
第5条「若紫」源氏17〜18歳…紫を二条院西の対に住まわせる
第7帖「紅葉賀」源氏18〜19歳…葵が紫の事を聞いて嫉妬。左大臣が直訴し、桐壺帝が源氏を説教
第8帖「花宴」源氏20歳…源氏、紫との添い寝をあきらめて内裏の宿居以外は葵のもとへ泊まる
第9条「葵」源氏22〜23歳…葵懐妊、出産、死亡。源氏、紫と晴れて結婚。
左大臣は押し付けられた妻であろう大宮を大切にし夫婦円満にしていた
桐壺帝にとって大宮はとても仲の良い同母姉妹だったからこそ
左大臣から婿どりの依頼があったときに左大臣夫妻に
更衣腹で後ろ盾のない源氏の世話と後見人を安心して託したんだろう
葵は大宮の娘なんだし桐壺帝がおろそかにして良いと思うはずもない
>>754 源氏は葵巻になっても葵にあまり通っていないよ。
で、葵は源氏が寄り付かないことは面白くは無いものの、
もう、いちいち言う気にもならないと、半分諦めている。
葵のこういうクールな所が好きだな。
葵だけでなく六条のことも桐壺帝からは叱責されるのだが源氏は好きにやっている。
桐壺帝も気に入った妻を寵愛するタイプだから源氏の気持ちも分かるのだろう。
>>756 いや、「花宴」で源氏が葵に通ったことがきっかけで葵が懐妊している。
葵巻では桐壺院は源氏と葵の仲が良好に向かっていると安心して、今度は六条のことを気にかけている。
葵は源氏と六条の仲が自分の知らないところで進んでいるのではないか(六条を妻の一人にするのではないか)
と疑い、気に食わないと思うが、源氏に対して面と向かっては何も言わない。
左大臣夫婦は葵の安産祈願だといって大騒ぎしており、源氏は葵以外の恋人たちのもとへ訪れることができなくなっている。
葵と源氏の初エッチが「花宴」とか言う処女さんカモーン
>>758 酷い勘違いだね。
源氏はたま〜にしか葵のところに通ってなかったのに桐壺帝に怒られたので
「花宴」で源氏が紫との添い寝もあきらめて継続的に葵に通った結果葵懐妊でしょ。
なに、源氏と葵は「花宴」で初めて交わった結果、一発一中で夕霧ができたとか思ってる人?
花宴といえば朧月夜との付き合い開始
父親の言い付けを全然聞かない源氏www
>>760 朧月夜と初めて一夜を共にしたのは内裏で桐壺帝主催の宴の夜でしょ
再会したいと思いながらも説教もあり果たせずにいたところ
珍しく右大臣から花宴に誘われた
桐壺帝に行くべきか相談したところお前の異母妹たちも右大臣家で育っているのだし
是非行っておいでというので大手を振って出かけて行き朧月夜と再会
>>759 「紫との添い寝もあきらめて継続的に…」ってどこにある?
「花宴」を読んでも、左大臣邸には久しく足を運ばず、まず若紫の所に行ってしまう。
成長した紫は源氏を引き止めることはしない。久しぶりに会う葵は相変わらず無愛想、とあるが。
中年源氏が求婚する朝顔っていつの間に貧乏になってたんだろ
葵はね、セックスの時は激しかったんだよ
激しすぎた
それで源氏は逃げた
>>762 「日ごろの御物語、御琴など教へ暮らして出でたまふを、例のと、口惜しう思せど、
今はいとようならはされて、わりなくは慕ひまつはさず。」
『(源氏は久しぶりに自邸に帰って若紫に会い)この数日の出来事を話したり琴を教えたりなさる。
日が暮れると源氏が外出する(葵のもとへ出かける)のを、いつものことだと若紫は残念だと思うが、
今はよく躾られているので、無理に引き留めようとはなさらない。』この後、源氏は葵のもとへ。
「紅葉賀」の紫は、源氏が夜になり出かけようとすると慕って引き留めるので、
左大臣家が不平を言っている。
「花宴」では、源氏は夜になれば、紫と添い寝せず、葵のもとへ出かけて行って泊まるが、
紫は(夜になれば源氏は正室のもとへ行く)と躾られ源氏を引き留めない。
葵は、晩年の源氏だったらありがたがって寵愛したと思う
晩年の源氏も「立派ではあり信頼は出来たが、一緒にいるのはわずらわしい妻だった」と
葵のことは酷評しているから、そうでもない
>>768 それは当時の思い出
夫婦として一緒に連れ添ってまして子供がいればまた思いは変わってくる
そういうこと理解できない?
葵がいれば源氏は他に妻は持てなかっただろうからね
葵と夕霧さえいれば他には何もいらないなら苦痛ではないのだろうが
源氏はやはり藤壺酷似の紫が最愛の人であり、
性格の良い花散里も傍に置きたい、后がねの娘を産んだ明石も傍に置きたいと色々ある
葵は…車争いの件でも源氏が酷評しているから重々しい正室としては君臨し続けただろうけど
源氏の愛を得ることはなかったんじゃないか
源氏は性格重視の面があるからね。
容姿が悪くても花散里はそれなりに大切にした。
逆に、美しくても性格が悪い葵には寄り付かなかった。
またこの流れw
終わったら起こして(AA略
葵が亡くなり一番得をしたのが源氏じゃないか?
紫や花散里、明石を堂々と妻として扱えるだけでなく秋好中宮擁立も左大臣が舅では難しかっただろう
葵嫌いに何を言っても無駄
都合のいい箇所だけ抜き出して過大解釈
都合のいい妄想しかしないから夫婦愛なんて理解しない
>>774 じゃあ、葵好きの君が、源氏と葵の美しき夫婦愛ー
源氏が葵は寵愛していたーという箇所を抜き出して書いたら?
この人いつも返しや文体が同じでしつこいよねw
句読点の位置も変w
>>774 死んでから何年経っても悪口ばかり言われてしまう妻なんだからさ
葵とは嫌な思い出しか無かったんだろう
夫婦愛といえば紅梅の大納言?頭中の息子と黒髭の長女あの二人にはほっとした
源氏物語ってさ原文抜き出してだから寵愛されてなかったーーって声高に叫ぶ話じゃないよね
どうして優劣だけでなく否定までするんだろ
正妻たちがいるから愛人の立場の女君の存在も際立つのに寵愛が!寵愛が!ってみっともない
>>775 >>774なんだけどそんなことを言いたいんじゃないのね
好きな箇所だけ抜き出して自分に都合の良い解釈のみをして面白い?
この流れが終わったら次は中君立后のお話かな?
早く次の流れ(ry
>>778 真木柱って蛍兵部卿宮と結婚してたんだよな
あの人もよくわからない人だ
右大臣の三の君と死別したのはいつだったかな
>>783 玉鬘の時にはすでに死別してたよね?
右大臣の姫は五の君がどうなったかも気になる
妹の六の君がスキャンダルおこして良い縁談があったんだろうか?
子供がいるから源氏と葵は不仲解消したはずとか希望的観測だよなぁ
明石の君とも子供はいるけど藤壺似の紫上より寵愛が深まることはなかったし
出産の時こそ日頃の不仲も消えて良い感じになってたものの
すぐ葵なら安心とか言って夕霧の世話を押し付けて自分は遊び回ると思う
葵は葵で源氏への不満を夕霧にぶつけて子育てに心血注ぎそう
少女を可愛がってるから母性はありそうだし
子供がいても夫婦仲が良く無かった桐壺帝とこき殿のような例もあるよね
概ね本人の人間性次第だよ
>>783 >>784 どうやって再婚になったかも気になる
祖母(紫父の正妻)のすすめならあの人疫病神すぎだわ
>>785 そうだねぇ
中君も子供できたけどその後も実妹の浮舟や他の女房と浮気されたりしたよね
雲居も子沢山で実家の力もあったけど結局落ち葉の君の存在を認めるしかなかった
そう言う意味では子供もいた黒髭の正妻もあんなふうになっちゃったし
その娘の真木の柱も子供いたよね
女が不憫な時代だ
そう考えると紫も幸せな人生ではないしね
これから二人で・・・ってなったとに女三宮がきて出家すら許されず
>>787 真木柱と蛍兵部卿宮は年が相当離れていたのに
紫父が孫娘は髭黒なんかが決めるよりいい奴と結婚させるわいと頑張って家柄だけで決めたんだよね
紅梅と真木柱の再婚のときはさすがに真木柱の祖父母は亡くなっていたっぽい
最初の正室を亡くした紅梅が、やはり年の離れた夫と死別していた真木柱に
最初はお互い連れ子もあることだし人知れず通いだしていたが、
紅梅巻では今はもはや公然と夫婦として暮らしていると書かれてある
紅梅は柏木がいた頃から三枚目みたいな扱いだけどいい大人になったね
真木の柱の娘もいい縁があれば面倒見ると言ってるしね
いろいろあったけど晩年穏やかにの見本みたいないい夫婦だ
>>791 毒親から離れたら幸せになれたんだね。親じゃないけど。
生きてたら人知れずなんて許さなさそうだし。
紫の血筋で似たような境遇だけに幸せになれてよかった。
>>794 源氏物語は奢れる者必罰なところがあるから
紫の継母って源氏物語では敵役でその娘である真木柱の母親も物の怪付きの怖い人なんだよね
真木柱が髭黒から引き離されるところがあまりに悲劇的だったもんで立場が入れ替わったのかね
あのとき本人の意図ではないとはいえ真木柱の母親を追う立場になった玉鬘は
宇治十帖であまり幸せになっていないね
>>795 因果応報か・・・
紫が若い頃は藤壺の身代わりで晩年は女三宮降嫁の目にあったのはどんな因果なんだろ・・・
数にはいらない女たちにまで同情されて散々だったよね
源氏が出家さえ許していればなぁ・・・・
親子代々ただ幸せだった人っていないね
明石の一族がそこそこかなとは思うけど明石の君が我慢し続けた結果だよね
明石の君の父上は願いかなって山に入ってしまったしね
紫は幸せだよ。結局、源氏最愛の妻で中宮養母の地位も得た。ちい姫からも実母よりも慕われている。
悩みもあったが、あれで不幸なんて言ったら、他のもっと不幸な女君たちから恨まれるレベル。
>>798 幸せかな?
幸せならまた生まれ変わってあなたと結ばれたいで終わると思うの
でも曖昧だよね
他人から見たら破格の扱いに見えても源氏が自分に誰かを重ねてると気がついてしまったし
自分より年若い高貴な姫に正妻の座を奪われて出家すらできすに幸せではないと思った
他の女君はわりきっているけど玄爺は最後まで紫を自分に縛り付けたし
「あなたが愛してくれたから生きてきた」と、最後は穏やかな愛を確認して死んで行けたから
出家に逃げないで良かったんだよ。紫ほどの女人なら出家しないまま悟れる。
>>800 愛してるけど紫がひとりの人として愛された実感はなかったんだよね
あれほどの人だからこそ出家して心穏やかな尼生活して欲しかった
悟ことはできても源氏がうろうろしていてはなんだか台無し
終盤あきらかに源氏は紫の邪魔になってたよね
紫が出家して心穏やかに過ごしたいにもかかわらずまだ男女愛を問いてた
色々あったが、やはり一人の人として愛してくれたことに感謝しながら死んでいったでしょう。
最期はちい姫に看取られてもいるが、
ちい姫を養女にしてくれたのは源氏が自分を尊重してくれたからだと紫なら理解出来るだろうし。
考え方はいろいろだね。
自分は源氏は紫を愛してたとは思うけど、紫の心情を理解して心を尽くすことはなかったと思う。
女三宮のご降嫁のときに紫を二条院に移すなりなんなりすればいいのに琴の音が聞こえるほど近くに置くってひどすぎる
出家を言い出した時に「見捨てるのか」って言われた紫の気持ちを考えると源氏最低とも思うわ。
まあ、紫の死で、源氏はもう死に体になり出家するしかなくなるんだからいいじゃん
それも因果応報か
>>804 女三宮降嫁で傷心真っ最中の紫に背向けて、朧月夜と逢いに行ったのも酷いよね
女三宮のことでズタズタに傷ついた紫が、さらに酷く傷つく決定打。
しかも、逢った話をぬけぬけと紫に語った上「あなたほど私の気持ちを
わかる人はいない」って、紫は必死になって源氏を理解したように見せてただけ。
要は表面上源氏に調子合わせてただけなのに。
あの時の源氏が最低最悪だと思うし、さらに柏木の手紙を最後まで勝手に
盗み読みするシーンも、なんだかなと思った。
他人の手紙を勝手に読む神経ってどうなんだろ?
>>796 紫は原作では藤壺の身代わりであることを生涯知らなかったし
最愛の源氏から愛され後ろ盾はないが妻として尽くされることに慣れ過ぎていて
源氏の他の女性たちの上に君臨することを当然に思っていた節があったからそれの罰かもね
出家して源氏最愛の思い出のまま退場するのではなく他の夫人たちの苦労を味わうことこそ
紫に課された業だったかも
>>807 そんな業すら突き抜け、深遠な思想や悟りの境地に達することが出来るのが紫
一方、源氏は男女愛の修羅に留まったまま…
出家して六条院を出れば明石中宮にも会えなくなるし
女一宮や匂宮も養育できない
あさきでは愛に生き愛に裏切られ打ちのめされた紫の
もはや死人の体の出家願望を前面に押し出しているけど
原作の紫は結構元気だよね
>>807 ああ・・・そっか源氏物語が因果応報の物語なら紫の晩年の不幸も納得
悟ったのも悟らざるを得なかったんだよね
平穏のためには自分のためでなく源氏のために生きるしかなかった
二条院に移ってからの「いつ自由を・・・」のシーンがすごくせつない
>>809 あさきは紫を悲劇のヒロインとして描くため脚色し過ぎているね
それもドラマチックで美しいけど
>>809 出家しても後ろ盾もないもんねぇ
出家騒動は原作読むと引き止めのための策略にも見える
出家を引き止められて嬉しい心理もあったりしてw
「出家したい」「はい、ドーゾ、さよなら」じゃ味気無い
後ろ盾のない女の出家も惨めだしね
>>813みたいな思いもあったかも
>>806 いままで付き合った女たちの感想みたいなのを紫の上に
言ってたね。六条が死霊になるまで腹立つくらいのことも
言ったわけだし。言うだけ言って、「琴がうまく弾けた
お祝いに」とか言って女三の宮抱きにいっちゃうし。酷すぎる。
柏木の手紙は、隅から隅まで読んだんだろうね。こっぱずかしいこと
も書いてあったんだろう。柏木、不憫だなw
「女に文を書くときはぼやかして書くものなのに…」とか恋の熟練者
としても源氏は柏木のこと許せなかったらしい。
>>804 愛といっても子供っぽい愛なのよね。
だから、見捨てるのか=ヤダヤダヤダ僕が何をしてもそばにいてくれなきゃヤダ
な事が言える。
源氏こそ、精神面で紫を裏切り見捨てたのに。
そろそろ中君立后w
源氏は紫に甘えすぎ
妻であり恋人であり妹でもあり、そして母親としてもあった
夜盗をけしかけて、匂宮の留守中に中君を連れ去って、路上レイプ
死体は野犬に喰わせて、翌日発見されるフラグで
>>815 明石が明石女御づき女房として内裏入りして六条院を去った時点で
「これからはあなた(紫)と2人きりで暮らしていこう」という源氏の言葉は
あさきの独自の台詞だからね…(それすら花散里や末摘花も妻の一人なのにどうかと思うが)
別に女三宮を娶ることも、他の女と寝ることも、当時の社会常識では何ら問題があるわけではない。
紫と2人きりだって言ったじゃん、他の女は誰も抱かないって約束したじゃん、って現代的解釈すぎるがな。
まあでも実際、紫はそれで打ちのめされたように書かれてるしな。
朧月夜との不倫復活は、少し冷たくなった紫にかまってもらいたい源氏の子供っぽい行為
でも中年でも綺麗な朧さんが見れたから良しとしよう
>>821 花散里や末摘花とはあまり夜を共にしない関係になっていたから
明石が御所に行き、紫はほとんど一人の妻のような状態だったんだよ
紫も「朝顔様さえ諦めたのだから」と源氏を信頼していた
女三宮降嫁は紫もショックだっただけでなく源氏もすぐ後悔している
やはり源氏痛恨のミスだった
>>823 朧月夜は尚侍という女官で立場上は独身だったが
朱雀院からの篤い寵愛を受けていたため源氏も須磨から戻った後は諦めていた
ちょうどあの頃、女三宮の降嫁を見届けた朱雀院が出家し、
朱雀院の後宮も解散して女御・更衣たちも実家に帰ったんだよ
朧月夜は本当にフリーの状態になった
だから会いに行った、それだけ(ちなみに朧月夜は朱雀院の正式な妃ではないので不倫ではない)
>>825 不倫でもないし誰も咎めることはできないけど、でも紫は傷ついたんだよ
新しい人に昔の人まで・・・って
朝顔を諦めて紫の元に行ったあとだけに余計にショックかもね
>>824 本来は女御の母代である紫が女御について御所へついていくべきだったが
紫が源氏を選び六条院に残った(女御には実母の明石がついていくよう勧めた)んだよ。
朝顔とすら源氏は結婚しなかったのだから、源氏は今後新たな妻は娶るまい、
と安心していたのは紫の憶測であっただけで。
源氏がそのような約束をしたわけではない。
信頼関係だからねぇ。
源氏が若い頃からの憧れだったから仕方ないって思い込むことで自分を納得させてた
結果源氏は朝顔を正妻にすることなく安心してたのに急なご降嫁だったよね
そりゃ病気にもなるし出家も口にしたくなるわ
原作では紫の病気は女三宮と関係ないけどね
女三宮降嫁後も紫は第一皇子の祖母として赤子を抱いて祝いの客たちにお披露目したり
催し物に出席したりしている
紫が病気になるのは女三宮が降嫁して4年後の37歳厄年の辺りから
厄年の不利益が怖いので出家したいとこのときはじめて出家を口にしている
紫が死ぬのはそれから7年後の44歳の時
あさきでは女三宮降嫁→紫、他の女に一の人の座を奪われた心労のあまり心因性の病気に→
出家して逃げ出すことも源氏が許さず、紫は心因性の病が原因で死亡、みたいになっているけど
>>830 穿った見方だけどそれすら高貴な女三宮にはさせられないから紫がいてちょうどいいみたいな感じだね
逃げ場がな一感じがやりきれない
>>831 紫不在なら明石の君の役目かな?
そうなると明石の君の身分が低いことが人目につくよね
紫は自分がちい姫と一緒に御所に上がったほうが幸せだったかも
女三宮の件も「じぶんがいないから寂しい思いをさせた」って考えることもできたし
せめて春以外の館にうつっていればよかったね
年若いご正妻と同居か・・・・
琴の音が聞こえるほどの距離って相当近いよね
邪推だけど三宮の女房のいたらなさやなんかも耳に入って頭痛いだろうね
年齢と身分以外は自分の方が完璧なのに自分は寝殿を許されないって辛いわ
>>831 孫宮を抱いて客たちにお披露目するのは本来ならば明石の役割だね。
しかし明石は女御を養育した紫に遠慮して紫にその役目を譲り、
赤子を風呂に入れるための湯沸しなど女房同然の裏方に徹しているので、
事情を知る東宮宣旨が明石に同情している。
逆にこのように人徳のある方だからこそこのような幸運をつかむのだとも言っている。
朱雀も毒親だね
蛍兵部卿宮なんかを見ればあまりに年齢差のある夫婦は上手くいかないことわかりそうなのに
>>832 >紫は自分がちい姫と一緒に御所に上がったほうが幸せだった
それが紫の温度差だよね
女御が紫の実娘ならば、紫は源氏の世話など他の妻たちに任せて源氏に会えなくても
源氏の寵愛を失っても娘さえいればいいので女御と一緒に内裏入りしただろう
現に明石は女房待遇でも源氏と離れ離れでもいいので内裏入りしてるからね
しかし紫にとって女御はけして源氏を超える存在ではなかった
源氏を愛するがゆえにその寵愛を得るために他の女の娘でも育てたんだもんね
>>835 蛍兵部卿宮と真木柱の結婚は源氏と女三宮の結婚より後だね。蛍兵部卿宮は女三宮にも求婚してた。
女三宮の求婚者は、柏木・蛍兵部卿宮・藤大納言などがいたんだけど
朱雀は「どうせなら、六条院と添わせたいものだ。女なら誰だってあのような男と添いたいだろう。
私すらもし女だったら、たとえ姉弟あっても六条院と深い仲になっていたことだろうから」と言って源氏に決めた。
自分が女だったら源氏の妻になりたかったというのを娘で実現したという歪んだ兄弟愛だよ。
>>837 朱雀は寛大な男だと思ってたけど朧月夜の件も「弟の女と関われてラッキー」と思ってたんだろうか
気持ち悪いw
>>837 その代償として愛娘を生きるかいのない尼にしたのか・・・
紫がちい姫について御所に上がったら、六条院の実質一の人は明石の上になって
イチャイチャされたら嫌だから、ちい姫に付けて(言い方悪いけど)追い出したってことか
紫がいなくなったら世間的には花散里が正妻格になるのかな?夕霧の養母だし
>>840 そういう見方もあるねw
紫がいなくなったら正妻格はないまま女三宮降嫁じゃない?
意外と知られてない事実!
藤典侍は朧月夜の側近でもあった
源氏と朧月夜の密会の仲介してたのは藤典侍
源氏の大臣が仕事してるときに文を持ってきたのも藤典侍
源氏は側近惟光の娘で自分が五節や典侍に推薦したこともあって、
娘同然に可愛がってた
無論、夕霧の妾であることは承知の上
>>831 女三宮より高貴な大宮でも降嫁先で役立っているようだから、個人の能力によるかな
大宮は左大臣とそれほど年齢差なさそう
女三宮はこのときまだ10代前半でしょ
>>842 典侍が尚侍の側近でも不思議はないけどあまり意識してなかったな
源典侍の立ち位置が気になるw
>>845 左大臣は66没で大宮は恐らく五年後に死んでるからほぼ同年代かと
藤典侍は冷泉に仕える女官じゃないの?
女官は代替わりしてもそのままじゃなかった?
当時は十代が適齢期
十代だから何もできないという言い訳は通用しない
せめてしっかりした女房を働かせる程度のことはできないと
>>848 だね。源典侍を見ればわかる
初登場で勤続40年以上
>>846 >>842は間違いだよ
源氏と朧月夜の密会の仲介をしていたのは中納言の君という右大臣家の女房。
源氏と朧月夜が頻繁に密会していたのは花宴〜賢木の頃で
当時、藤典侍は生まれたか生まれてないかぐらいで宮仕えなどしていない(花宴〜賢木で夕霧が生まれる前〜2歳ぐらい)
源氏が次に朧月夜に密会するのは若菜巻。朱雀院が出家した後、朧月夜の実家で密会。
このときも仲介したのは中納言の君で、藤典侍は絡んでいない。
あさきの雲井の雁が「こんな中年になって恥を」って言ってるけど、まだ20代後半くらい
なんだよね・・・
あさきで特別嫌いな女君っていないな。源氏がちょっと(かなり)嫌いだけど
あーゆー状況に置かれたら仕方ないかもな
それ言ったら朱雀帝はどうなるのか?と・・・
>>840 三宮が出家して紫が亡くなった後は、花散里が衣装の世話してたね。
>>851 >源氏と朧月夜が頻繁に密会していたのは花宴〜賢木の頃で
いや流石にこっちに藤典侍が関わってるとは誰も思わないんじゃね?
藤典侍の初登場って少女巻ですし
ところで賢木巻で源氏を目撃した承香殿の御兄の藤少将が髭黒と同一人物な
可能性が微レ存
>>840 >紫がちい姫について御所に上がったら、六条院の実質一の人は明石の上になって
>イチャイチャされたら嫌だから、ちい姫に付けて(言い方悪いけど)追い出したってことか
こうだったと仮定すると、紫は紫でちと傲慢ではある。
明石はちい姫に再会出来る事を喜んでるから、
いい事したっぽい雰囲気になってるけど。
明石にとっては
ちい姫>>>>超えられない壁>>>>源氏
だから、ちい姫と一緒に暮らせれば幸せだろうw
それに紫が御所に行ったら、むしろ世間的には女御の母親としての
紫の正妻格が強化されるんじゃないの?
頭中将や兵部卿宮のとこだって、普通に正妻が娘女御のお世話してたし
源氏だって、かえって燃えて御所に入り浸りになりそうだw
太政大臣はめったに昇殿しないんじゃないっけ
ダメなんじゃなくて暗黙のルールで
明石を残して紫が御所入りしたら明石がまた子を産む可能性があったことを不安がったとか
>>857 明石だって六条院に何年もいて源氏が泊まる夜もあったんだし、
妊娠の可能性気にしたらきりがないんじゃ
>>856 御所に入れば女御の母代とはいえ紫は六条院にいたときのような広い部屋は貰えないし
源氏が娘である女御の御殿の局の一室で紫と夜な夜な燃えるとはやはり考え難いw
紫が御所へ行き六条院の催し物は花散里が行い夜は明石に独占されたら紫はやっぱり嫌だろうね
明石の母子の情にかこつけて女御の世話は明石に全部任せたからといって紫は女御の母の座も明石に譲ったわけでなく
明石の事はあくまでも女御づき女房としてしか認めてないからね
紫としては六条院の女主人でありながら女御が帰ってくればその母として権力を持つというのが
理想だったんだろうけど(女三宮の出現で六条院の女主人の座を明け渡したが)
紫が御所に上がり藤壺酷似の美貌が評判になったりしては源氏が困る
源氏が紫を長く御所に置くことは無いだろなw
冷泉がみたら夢中になってただろうに惜しいな
女御の母として御所に上がったら、給料とか出るの?
出家費用貯められたかもしれないね
>>862 出ない
藤典侍とかの公式の女官とは違う
>>861 むしろ母親と同じ顔だったら萎えるんじゃないの?普通は
ほらマザコン物語だから
>>861 どんだけ母上のこと好きだったんですかって普通に驚くと思う
源氏も紫に冷泉見たらあなた真っ先に夢中になるよって言ってたね
親バカw
お上が所望すれば源氏もさすがにNOとはいえんだろう
>>867 親ばかなのか、自分(源氏)そっくりだから夢中になるよwだったのか謎w
同格だとしても若々しい分源氏より上でしょ
玉蔓の判定もそうだったし
紫は秋好より一歳上だから、冷泉とはけっこう年齢差がある
夕霧も紫争奪戦に参加w
源氏物語にはそういうドロドロさが足りない
ちい姫入内時は、紫といえども年でしょ
秋好はかなり年上だけど、あんまり大人だと思わなかったようで冷泉と親しくなってった
秋好が30歳こえてても、夜の営みやってたんかしら?
現実は、30くらいでおしとね辞退みたいな感じだと思う(大奥みたいに)
けど、源氏物語の世界ではあんまり年齢関係なさそう。
源氏てかなり晩年まで紫と肉体関係あったでそ。
弘徽殿の大后も、花宴で、桐壺帝の夜のお召しがまだあるんだ〜と
思ったくらいだから。いや、あさきでの描き方が、もうおばちゃんぽかった
からね。お義理で、有力大臣家の姫である大后をむげにできなかった
のもあると思うけどね。
王女御も藤壺姪。でもあまり藤壺似ではなかったんだろうね。
東福門院和子の涙でも、30過ぎの女官たちが
次々と帝の子を出産してたからなー
中宮和子には見向きもしないのにw
紫を後宮に残すと、今上帝の付き添いでやってきた髭黒右大臣が、
髭黒「別れた妻の若い頃に似てる!」
紫「あれぇー!」
なんてことはあったかもしれない
ゆえに昔から、奥さんが美人過ぎると男は出世しないと言う
家のことが気になって仕事に手が付かないから
>>878 髭黒は若くて美人な玉鬘に夢中だから、わざわざ源氏の妻相手に不倫しないだろ
それに今上くらいは紫の顔を見るかもだけど、女御の母親は
基本顔出ししないのでは?
新こきでんは女一宮をかなり高齢で生んだのでは
>>875 そういう制度はなかったぞ。江戸時代の大奥でも高齢出産の例があるのに。
藤原道長の妻源倫子は44歳まで子供を産んでいたし
醍醐天皇中宮藤原穏子は42歳で村上天皇を産んでいる。
>>861 源氏は記憶にない母親の思い出と重ね合わせて5歳年上の藤壺を追い求めたけど
冷泉帝は15歳まで母藤壺が生きていたのだし母そっくりの女を追い求めていないよ
普通は近親相姦を避けるために実父・実母は性的対照にならないようにできているらしい
(思春期になると異性の親を汚いと避けるようになる)
>>878 女御の母は顔出さない
それに髭黒は先妻に愛情なくなっていたから紫を見ても何も思わなかった可能性がある
源氏が須磨に行っている間、紫はまだ20歳前後で若く二条院に女一人で暮らししていたのに
男が誰一人言い寄っていないんだよね
実は源氏物語の中で紫って源氏にしかもててない(夕霧が憧れた程度か)
>>883 冷泉には夕霧のような、少年の日の憧れもないしね
源氏が明石で浮気して、紫も二条院で間男作って・・じゃ、複雑になり過ぎて
書くの面倒くさかったのかな
個人的に紫の尼姿も見てみたかった
>>884 こきでん様が目の敵にする源氏の一の人だからね
地券を紫名義にするほどの寵愛ぶり
そんな人に手を出したらこきでんたちにも源氏にも睨まれる
>>886 女ひとりって言うけど源氏に使えた女房も全員残ってて監視だらけの状態で浮気ができる隙などない
>>888 女房全員の了解を取って密通する馬鹿はいない
女房一人が手引きすれば密通はできる
ただし夫と共寝していれば密通男は諦める
源氏が藤壺と密通したのも(未遂を含め)里第にいるときを狙ってだし
柏木も女三宮に忍んで行った日に思いがけず源氏が女三宮のもとへ泊まるというので
断念して帰ったりしている
>>889 あの頃紫付きの女房はいたけど紫に忠誠を誓う王の命婦や頭軽い女三宮の女房のような存在がいたんだろうか?
紫に昔から使えていた女房は地券の書き換えで感動してたし無理っぽい
>>890 いろんな女房がいるから一人くらい手引きする人も出てくるんじゃない?
男の熱心さにほだされちゃったり、女にも気があるのかもと思った忠誠心だったり
金で買収やらもあっただろうけど
源氏だって養女の玉鬘の女房は乳母を除いて皆自分で選んでつけていたのに
結局髭黒を手引きされちゃってるし
紫は源氏以外から恋文さえ受け取ったことがなかったから
そもそも源氏以外の男から恋心を寄せられていないんだよね
密通とかなんとかいう以前に
まぁ須磨流しの頃は頭中がいたからな
奴は親友の妻に手を出すほど飢えてないし、さりげに気配りしてたんじゃないかな
>>893 頭中将が気配りしてたのは葵の遺児夕霧にたいしてだろ
頭中将は紫には何もしていないよ、配慮するほうがおかしい
頭中将とは末摘花や源典侍を取り合った仲だし
源氏は朧月夜と一夜を明かしたとき朧月夜の姉である頭中将の正室を寝取ったなら面白かったのに
と言っており頭中将に紫を寝取る気があるならいくらでもそうしてただろ
ただ紫は頭中将の好みでなかっただけだと思われる
優秀な源氏の女房たちが紫をガッチリ守っていたんだよ
源氏も大切な紫に手を出されないため防御には抜かりなかった
頭中将は何といっても葵の兄だから、葵の死後すぐに源氏が再婚した
妻のことなんて守る義理もないだろう
頭中将はきっちりしてるから、親友の妻を寝取ることは絶対しないだろうけど
紫は清く正しく美しい妻
だから汚されないんだろうね
紫が犯されたりしたら源氏発狂だよ
野分の時も垣間見られたかと妙に気にする心配症
現代だったら思春期の息子を持つ父親が若い女性と再婚して三人仲良く?同居なんて
珍しくないことだけど、平安時代ではありえないことだったんだね
桐壷帝は本当に迂闊なことしたんだなあ
江戸時代の大奥ですら9歳以下の子供ならば男子の出入り自由だったし
母親のいない源氏を不憫に思う桐壺帝が自分の妃をお母さんだと思いなさい、
と連れて行ったのは悪気はなかったんだろうけどね
普通は12歳の子供が自分の妻に恋をしていて後に密通事件を起こすなんて思わないさ
当時の元服(成人)って12歳くらいなんでしょ。源氏も葵と結婚したし。
現代だと20歳の息子が25歳の義母にムラムラ・・ありえないことじゃない
>>896 逆に源氏は頭中将の妻に多少なりとも興味をもっていた。
須磨に隠棲したのが頭中将だったら、即効四の君に接近して
親友の妻を慰めるふりをしながら歓心を買ってセックルに
持ち込んだに違いない。
>>901 第2次性徴は現在より平安時代のほうが遅いと思うよ
源氏だって藤壺と密通したのは17歳
12歳で妊娠したちい姫が早熟だったんだよ
紫は15歳まで処女だったし明石は19歳で結婚
匂宮や薫が結婚したのは20代になってからだし
藤壺は義理の息子にムラムラされ
紫はお兄様のような人にムラムラされ
美人は大変だな
いや、12歳の源氏が藤壷と密通したとは思ってないけど、恋心を抱き始めても不自然じゃないよね
思春期入り口の少年がちょっぴり年上の優しくて美人のお姉さん相手に。
もう少し早く引き離してればよかったんだろうね。それか最初から会わせないとか。
>>905 初恋ということなら幼稚園ぐらいの年齢の子供でもあるんじゃないの。
夕霧は10歳以前にすでに雲居に恋していた。
源氏や夕霧みたいに幼い頃に実母と死別すると男親だけで育てるのは難しいしね。
葵が死んだとき大宮ももし亡くなっていれば、源氏が夕霧を引き取らざるを得ず、
当時源氏の妻は葵の死の直後に結婚した紫一人だけだったのでそうなれば
源氏が何を心配しようが継母の紫が夕霧を引き取って育てるしかなく、
それはそれでまたややこしいことに。
>>902 その四の君って、確か柏木の生母なんだよね。
いろいろ源氏ってすごいと思う。色事のためなら
身が滅んでもどうなってもいいという突き抜けた感じが
源氏はすごい。柏木は、そこまでじゃない。
藤壺を寝取ったときも父なら許してくれる
朧月夜を寝取ったときも兄なら許してくれる
四の君をもし寝取っても頭中将なら許してくれる
的なところが源氏にはどこかあるよね
逆に女三宮の夫がもし源氏ではなく夕霧であれば
親友の裏切りに苦しみながらも柏木を死ぬまで追いつめなかったと思うしね
まず、父や兄よりも自分になびくだろうと自信を持っているからね。
本当にそうだから源氏も調子に乗る。
四の君は遊び相手なら面白いと少し思っただけで手を出さないと思うが、慢心はある。
>>910 源氏が花散里と結婚したのは須磨から帰ってきてから
夕霧が生まれて4〜5年経ってからだよ
源氏が調子に乗るってより
そもそも朱雀院が源氏のことを誰だって好きになるとか恋しちゃってるから
藤壺も弘徽殿が源氏を憎むのは理解不能って思ってるし
それだけ誰の目にも魅力的だったんだよね
その神通力も紫や子の世代には通用しなかったけどw
桐壷更衣が自分の部屋の前を通って帝の寝室に行くってそうとう屈辱だよね
自分には第一皇子もいるし。
それはそうと、廊下に汚物撒いて嫌がらせしたってあるけど、更衣たちは勿論
だけど、撒いた方も臭くて大変だったろうねw
汚れて臭い裾のまま帝の寝室に行ったのかなあ・・・
>>912 桐壺更衣のことはどの妃たちも嫉妬し不愉快に思っていたようだから
弘徽殿だけが特別ではなかったのでしょうね
ただし美少年の源氏に関しては桐壺帝の妃たちにも大人気で
朱雀のライバルだと思っている弘徽殿だけが嫌っている
藤壺だって我が子を想う弘徽殿の気持ちは理解できるし理解不能ではないはず
朱雀はあれだけ弟の源氏に好き勝手されながら(朧月夜を寝取られたり
求婚した秋好を冷泉に入内させられたり)それでも源氏大好きなのがよくわからんが
紫だけ源氏に突然レイプされたような描かれ方だよね、あさきだと。
他の姫たちは多少強引でも源氏に惹かれて合意の上っぽいけど。
>>908 そういえば、朧月夜の時も相手が誰かわからずにいきなり抱いた源氏だけど
あとから「四の君が美しいと聞いていたが、ゆうべの姫は人妻ではなかった」
って、心配はそこかよ!親友の妻だったら大変と思えよって突っ込みたかったw
で、六の君ならば大変なことになるとか言っていながら、結局は
右大臣と皇太后がいる家でやっちゃうし。
しかも、娘が具合を悪くして宿下がりしてたから、体を心配してきたはずの
右大臣を無粋な悪者に仕立てて、自分はちゃっかり被害者気取りでいるのね。
皇太后からすれば、源氏は憎たらしくてしょうがないよね。
右大臣は、花の宴に源氏を呼んだら美しさに見とれてご機嫌になっちゃうくらいだし
朧月夜との密通も秘める気でいたから、皇太后よりは源氏に甘いんだけど。
>>916 朧月の件に関しては親心だと思う
朧月が源氏がいいなら源氏の正妻にと話を通そうとしたぐらいだし娘が可愛いんだと思う
そんなパパ裏切る娘・・・
>>915 それまでに絶対的に信頼してたっていう部分はあったからね
あの年齢の紫が何をするかわかっての上だったら絵面的にきついw
スネたけど結局は許したし
あさきの紫レイプシーンはショックだったな
それでもって少納言に「源氏に拾われなかったら野たれ死んでたかもしれないんだから逆に
ありがたいと思え」みたいな言い方で諭されるのもみもふたもなくて夢がなくて嫌だったな
紫もしばらく納得しなかったし、結局諦めて許したって感じだったし
原文だとそんなに酷くないのに、
なんであさきでは嫌がる紫を暴力的に犯したみたいに書いたんだろう
三宮にまだ子供とかいってたけど…
紫を辛抱たまらんと待てずに襲ったのは誰だよとおもた
信頼して無防備に眠ってる少女にいきなり襲い掛かるって最低な鬼畜じゃん・・・
もう少し待ってあげてもよかったけどね
立場的にはポイされてもおかしくないところ紫は幸運だったよ
女三宮は正式な結婚なので、女房たちがあらかじめ知識を入れておいたんだろうね。
たわいないほど素直で従順な性格なので、源氏の言うとおりしておれば
間違いないと教えられたままふるまったんだろうね。
>>923 源氏はポイする気は全然無く、妻にする気満々で養育している
待てないくらい源氏も若かったかな
それまで良く待ったとも言えるし
>>925 源氏がどう思うかでなく世間的にみてそういった立場でもおかしくないってお話でしょ
柏木と女三宮のあのシーンはなんであんなに生々しく描いたんだろ
破滅へと続く犯罪的行為だからかな
昔アニメ版の源氏物語があって先にそっち見て先入観もってたせいもある
アニメだと天真爛漫無邪気な紫がだんだんと源氏を意識して慕っていってしっとりとした
美少女に成長していつのまにか男女の関係になってるとこで終わってたから
あさきだとお子様のままの紫が突然犯されて唐突に大人の女に成長してる感じが生々しい
信じていた男にレイプされて男性不信にならないのも不思議
>>925 たまたま正室の葵が死んだので左大臣家からの茶々入れがなく
晴れて紫は源氏の妻待遇になれただけというのはある
明石女御は12歳で初夜・女三宮は13歳で初夜なので
紫の15歳で初夜は遅いくらいだと思う
女房達もすでに紫が女にされていると思い込んでいて
あえて性教育しなかった感じだよね
>>930 あさきの「信じていた」という紫の言葉もよくわからん
あさきの紫は源氏の妻ではなく、源氏の養女か養妹になり誰にも嫁がず
源氏から生活費だけもらって暮らしたかったということなのかな?
「私に優しくしてくれたのも私の体が欲しいからだったんだ」
って男女の愛って残念ながらそういうもの。
初夜を迎えるのでもいきなり乱暴にじゃなくキチンと紫のOKを取ってから
自分の意志を尊重してくれる優しい人だと信じていたってことじゃないの
自分の気持ちは無視=心じゃなく体目当てと思うの当たり前
玉鬘の方が不憫だけど
こっちはもとから相手を信じる信じないって言うような関係じゃないもんな
>>932 >「私に優しくしてくれたのも私の体が欲しいからだったんだ」
>って男女の愛って残念ながらそういうもの。
あの年代の少女がこれを理解しているほうがおかしい。
街場で春売ってる女じゃあるまいし。
立場わきまえろってことでしょ
幸いなことに源氏がのちのちまで面倒見てくれたけど本来ヤリ捨てであとは女房の扱いでもおかしくないレベルだしさ
でも本当に体目当てなら、とっくの昔にやられてる。
それまで優しくしてくれたり正式に結婚してくれたことで源氏の誠意は理解できた。
と、納得して源氏を許してあげた感じだね、あさきの紫。
江川源氏だと毎晩裸で抱き合ってあちこちいじって
源氏「気持ちいい?」
紫 「くすぐったい」
源氏(やはりまだ子供・・・無理か)
で、少しずつ慣らしてるようだった
ある日本番までやったら痛くてビックリしたって感じだったのかな
>>935 紫は兵部卿宮という高貴な父親がいるから女房のような扱いはできない
源氏もよく結婚まで兵部卿宮の姫の誘拐を隠し通せたもんだ
女房などを通してばれそうなものだが
>>938 紫は父の庇護を受けられなかったのだから仕方がない
紫が見つかってからも兵部卿宮が婿君である源氏の夏冬の衣装を準備したとか
紫の生活費の面倒をみたとか一切ない
蜻蛉兵部卿宮の女王だって父の死後女一宮の女房になっていたのだし
末摘花も女王なのに受領の妻になった叔母の女房にさせられるところだった
父親の庇護のない女王はみじめだよ
>>933>>934 いきなり乱暴に、はあさきの創作。
原作には紫の初夜シーンはない。
なぜ大和さんが紫は性教育を受けずいきなりレイプされる創作にしたかは謎。
だからあとあとまで紫は源氏の妻になど絶対なりたくなかったのに
源氏が無理矢理…なんて説がでるんだよね。
あさきの創作なのは知っててレスしてるのだけど
あさきの紫の心情と原作が違っても構わないと思うが
>>941 だからなぜ大和さんがそういう創作したのか?って書いているじゃん
あさきは基本原作に忠実、とすぐに書く人がいるけど
紫の初夜や晩年に関してはかなり大和さんの独筆になっている
>>939 紫の父親は生きていて紫のことも認知しているからね。それなりの扱いは受けるよ。
源氏との結婚は世間も羨む幸運だったけど。
なぜ大和さんがそういう創作をしたかは
単純に昔の少女漫画でそういうのが流行っていたからとか…?
漫画を読む現代人に合わせて人物造形したってだけじゃん
登場人物の考えた方なんて現代人の価値観そのまま
そうじゃなきゃ読者の共感を得られないから
>>945 いまどきの15歳は性の知識が何もなく
結婚してそういう行為があればショックで相手と口も利かなくなる?
そうでもないと思うけど…
その割に明石女御や女三宮はさらっと10代前半で初夜を受け入れたことは
特に原作改変しないでそのまんまだね
>>943 認知はしてても脇腹の紫が源氏の女房にされたところで
紫をどうしても妻扱いしろと言って左大臣家と張り合わないでしょ
兵部卿宮など大事にしていた正室腹の紫の姉ですら
内大臣(頭中将)のところの玉鬘に正室の座を追われてるんだよ
張り合う必要無いんじゃないの
源氏本人が妻として大切にする気でいるんだから
ここあさきのスレだし
あさきでは左大臣家から桐壺帝への苦情を意図的に省いているから
紫は葵が生きてても第二夫人になれたってことかね
しかし紫が源氏の妻になれたのは稀なことだというのはあさきにもかいてある
世間的には源氏の女房が妥当だったんでしょ
兵部卿宮の姫が女房が妥当とは思われないよ
ただ、行方不明の姫が見つかったら誰もがうらやむ源氏夫人になっていたから幸運だった
特に正妻の姫より良い結婚だったから継母から激しく妬まれた
>>946 紫が特殊な育ち方をした少女だということは漫画を読めば分かることだから
明石女御達と比べなくてもいいと思う
紫はわき腹の上に母の実家も今は無く父親も認知はしたけど援助は
していない
貴族や親王の娘が経済的に困って親戚などの女房になることは
良くある事だった
第二夫人でも妻は妻?愛人ってこと?
花散里は妻の一人だよね。末摘花は一応愛人かな
>>954 源氏が妻扱いしてくれたので一応妻
でも源氏が女房の扱いでも仕方ない
後ろ盾もないし経済的にも自立できていない
浮舟の母のような扱いでも文句は言われない
源氏は最初から女房にする気なんて無くて、きちんと妻にする気だよ
でなけりゃ、わざわざ自邸に連れて行って理想の女性として教育したりしない
顔は藤壺似で、源氏の教育で理想の妻の完成
>>956 源氏がどう思うっているかではなく世間的な評価
末摘花だっておばの娘の女房にされるところだった
それと変わらないってお話
世間の評価があれだったから女三宮降嫁しちゃったしね
女房って使用人?
あれだけ大切に姫扱いして育てた紫をヤッたら女房に格下げなんて面倒なこと
しないんじゃ。
女三宮降嫁後の紫の立場だってまさか女房じゃないよね。
女三宮に比べれば、ほぼ全員格下
父親がしっかりしてればね
父がしっかり後見して源氏を婿扱いすれば寝殿を許され女三宮の話も出なかった
あの年齢になって年若く身分高い宮様がご降嫁なんて辛かっただろうね
しかもいとこ同士なのに差が付いちゃった
>>959 もしも源氏がヤリ捨てて女房として扱っても誰も文句を言わないって意味
匂が飽きた女を姉の女房にしたでしょ
そういう扱いでもおかしくないのに大事にされたね話
大事にされた分女三宮がきたときはつらかっただろうね
後ろ盾も身分もないってあの時代生き辛かっただろうし
別に婿扱いなんて源氏は求めていないし、
兵部卿宮家からいろいろ世話されたらかえって嫌だったんじゃないかな
面倒な実家との関係が薄い方が源氏には理想の妻だったんだよね
>>941>>942 若紫の初体験部分は、かなり田辺聖子さんの源氏物語の影響
受けてるんじゃないの?
自分は田辺さんのは読んでないけど、このスレに貼られてたの
読んで似てると思った
>>964 そうかもね
だけどそのせいで紫は世間から正式な妻扱いされずにつらい立場にも立たされた
源氏は罪深いね
次スレ立つまで書き込み控えてください
>>940 原作では翌朝の描写。前夜の事はここに仄めかされてるんじゃないの
・なぜか女君だけが起きてこない朝があった
・女君は額にまで大汗をかいて籠ってしまっている
いつもと様子の違う不自然さがあえて言及されてるのは
おそらく単なる朝チュンじゃ済まない、何らかの動揺が姫側にあったって事かな?と
現代人なら推察できるし、
納得していたら行為に驚いてヒキったりしない→無理強いか?と予想
一解釈としてさほど逸脱してないと思う。牧美也子版でも同じ展開だった
>>929 >昔アニメ版の源氏物語があって先にそっち見て先入観もってたせいもある
それは映画版?
しっとりしてたけど男女の仲な描写はあったかな?
倫理的にヤバイから極力ボカしたんだろうけどw
多分映画。10年くらい前にテレビの再放送見た。
朧月夜との密会がバレて須磨に移る寸前で終わってた。
紫が「私も連れて行って。あなたしか頼る人はいないの」と控え目につぶやいて
源氏がそっと抱きしめる→寝室で裸で抱き合って眠ってるシーンに切り替わった。
他の女君は藤壺なんて忍んで来た源氏に全裸に剥かれてたよ
みんなが次スレまってるのに立てないのはなぜ?
立てれないのに950踏むのはなぜ?
2回連続踏み逃げでスレ立てしたけど今回は嫌だわ
いいかげんにしてほしい
スレ立ていってきます
>>975 お疲れ樣
それは第六十四帖ということで使って次回に訂正すればいいでしょ
977 :
975:2013/03/13(水) 14:41:17.42 ID:???
本当にすみません。
次スレナンバーの件、新スレに注記してきます。
978 :
975:2013/03/13(水) 14:42:58.90 ID:???
と、もう書いてくださってた方か。
ありがとうございました。
>>977 いや、もう書いといたから大丈夫だと思うけど
>>975 スレ立て乙
でも950ではないんでしょう?
私も立てたことあるから言うけど一部の踏み逃げの人はいい加減にしろと思う
>>973 >>969に
>>980お願いと書いてあるからでは?
横から立てようとしたけど、全鯖大規制祭り渦中だった。これで書き込めない人も多いよ
代行依頼だとタイミングがずれて被りそうだから自分もスルーしてたけど…
踏み逃げもどうかと思うが、日参住人ばかりじゃないのに大袈裟すぎ
>>975 乙です
>>975 乙です
>>980 全く
踏み逃げする人ってレスからみてもどうみても常駐してる住人のくせにねえ
立てられなくてもせめて名乗出て他の人にお願いするぐらいのことも出来ないのかしら
950はいつも紫sageやっている常駐者でしょうね
950は書いてあること自体は別に紫sageではないと思うが
アホに限って毎回踏む
>>975 乙です
踏み逃げは悪いけどどうしても紫の立場を認めなかった人の方が
しつこかったな
左大臣が桐壺帝に苦情を入れたことや原文とあさきの違いに主張のある人みたいだね
>>950は
今更なんだけど、原作の話が出るのはともかくここはあさきスレだし、
あさきはあさきで語れないのかな
すぐ原作ではこうなんだけど!って否定はいって原作スレになるのがおもしろい
スレ立てしてくれた人も向こうにテンプレ貼ってくれた人もみんな乙
>>1読んでない人が多いよね
>>988さんに同意だし気持ちよく利用したいわ
>ここは漫画あさきスレなので専門的な史実ネタや原文ネタはほどほどに
>史実ネタは日本史板へ、原文ネタは古文・漢文板へ
>>990 ここは懐かし漫画板でスレのルールも明確にされてるよ?
?
>>990 主張?なんで989さんにそんなこと言うのか理解出来ない
ルール守るのは当然のことだと思う
スレ立てミスったって、どうミスったらああなるの?
ミスじゃないと思うよ
専ブラの次スレ作成機能に任せると★2が勝手についたりする
普通はパート12からパート13に自動的に変わるのだけど、
ここはスレタイのスレ数が漢数字だから、認識されなくて★2がついちゃったのかと
ここはあさき中心の話をして、古文板に「源氏物語」スレを作るのがいいと思うんだ
>>995 なんでわざわざ立ててくれた人人文句言うの?
うめとこう
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。