いづれの御時にか、駄スレ、良スレあまたさぶらひたまひけるなかに、
いとやむごとなき際にはあらぬが、すぐれて時めきたまふスレありけり。
語りませう。
この板は全年齢対板なのでエロ話がしたい人はpink板へ
ここは漫画あさきスレなので専門的な史実ネタや原文ネタはほどほどに
史実ネタは日本史板へ、原文ネタは古文・漢文板へ
『あさきゆめみし』には沢山の登場人物がいてそれぞれ贔屓キャラは違って当然
特定キャラを過度に叩き他人を不快にさせるような書き込みは攻撃されて当然
それ以外はレスした人への攻撃は固く禁止
マタ〜リ楽しく共存し合う事が出来なければ《荒らし》
【常時age進行厳守】
次スレは
>>950なる方が立てる定めとなりにけり桜人
前スレ
**あさきゆめみし第六十一帖**
http://kohada.2ch.net/test/read.cgi/rcomic/1354544095/
前スレ落アゲ
玉鬘 まんぐり中出し 髭黒ぴゅっぴゅ
>>1 乙。日本史板も古文漢字板も落ちた
いまや源氏物語が議論されてるのは2chでこのスレだけ
他のサイトで源氏やあさきについて語り合えるところはあるんでしょうかね
髭黒って色黒く鬚がちって設定なのに色黒には描かれてないんだよな
肌にトーン貼るわけにもいかなかったんだろうがw
黒くないw
あさきでトーン肌のキャラが出てきたら異人さんに見えるお
頭中将が異人さんに見えた
>>7だとしたら、現代的見地では、髭黒>>>>>>>源氏やね。
ブサイクにコクられたらこう断るといい
「生まれてくるのが1000年遅かったね」
ブサメン・デブスだらけの風流な世界w
>>12はまさか絵画技法の約束とか知らない人?
当時の絵はパーツを条件で確認しながら美醜を読むんだよ
その肖像画の浅井は、切れ長の大きな目にがっしりとした鼻、
結構彫りのあるメリハリきいた顔してる。古風なイケメン枠に堂々入る
後は体格や人格でポイント加算されてるかもね
そういや織田信長の肖像画の端整度を理解できてない人もいた
まあ、所詮は絵だし実際どうたったかは知らんがな
しかし、髭黒は髭が黒いから髭黒だと勘違いされている節がある
髭黒は胸毛表現まである稀有なキャラやね
記号表現的ではあるが、それなりに特徴を似せてるからこそ肖像画なんじゃ・・・。
髭黒はリアルにどうかってより、名前でむくつけ感を醸しだしてるのがすごい。でも響きに不潔っぽさは無いな。
これちょっとでも下品な文字が混ざってたら心底玉鬘が可哀想だった。
>>15 でたw
実物を見てきたかのような物言いをなさるのねw
長政は、例のハクダミが残ってて、現代でも骨格が判るんでなかった?
なんか肉付けしたら、案外例の肖像画に似ていたとかTVでやってたと思う。
現代基準なら、末摘花がハーフのスレンダー美人のようで、藤壺や紫は地味顔ブスかもしれない
美人度がそのまま真逆になりそうw
末摘花は性格は可愛いけど、ぞうのような赤鼻と胴長なので現代でも
美人にはならないんじゃないかな
化粧すらしなかったの?>末摘花
白塗メイクすれば鼻が赤いのなんて気にならないだろうに
参内したりどこかに出かけたりとかでなければ化粧はしないと思うよ
それでなくても上半身下半身それぞれ別の蒔絵の盥を用意して身体を拭いてもらって
お歯黒つけて胸と背中まで白粉塗って髪をすいて着替えてって凄い大仕事だし、彼女の家にそんなに動かせる使用人はもういなかったろうし
「末摘花」の章で二条第に迎えとった若紫は昔かたぎな祖母上に育てられたせいで
いまだに化粧というものをしていなかったので(当時若紫10歳ちょっと)
二条第に迎えられてからお歯黒をつけ、天井眉を描きなさるとたいそう美しい、という文章がある。
源氏も若紫に化粧道具を整えさせてるのだから、末摘花にもあげればよかったのにねえ。
ちなみにこの直後に源氏は自分の鼻の頭に朱で赤く色を付けて末摘花の真似をし
若紫があわてるというシーンがある。
末摘花の赤鼻は、貧困による暖の取れない寒さと、白粉を着けてない事だとすると、赤鼻の汚名だけは返上できるかな。
花が長いのは仕方ないが。
>>18 横だけど、肖像画史は西洋画の方がメジャーだけど
>>15の意見で合ってるよ。
まあ浅井長政の顔はよく知らないけどさw
織田信長なんかも、外人がえらいリアルにスケッチした絵(の写真)だと目鼻立ちハッキリな美顔で、
それを日本風に描くとあの有名な絵になるんだけど、日本の肖像画も一見のっぺり顔なのに
よく見ると二重ラインや目の付け根にくぼみが描かれてて鼻筋が強調されてたりしてる。
女性で出っ歯や大口だとおちょぼ口には描かれないとか。
>>19 リアルでこんなの奇形じゃん。これはオタフク。平安美女は般若面(の美女)の方じゃないかな。
二重どんぐり目にまつ毛バサバサじゃないと目が小さく見える人は
奥二重切れ長目の存在感に気付きにくいのかも。一重のちんまい目と同じくくりになるみたい
>>25 ローティーンでお歯黒つけるのかあ。個人差はあれど寿命に影響しそう
明治頃でもお歯黒デビューは結婚してからだったような
末摘花の鼻は大和さんがちょっと禅智内供の鼻を意識してると思うw
>>27 平安時代はオタフクになると美人になったって大喜びしたんだよ
生理になると一日中部屋の中で閉じこもってそれが儚いってモテたり
歩くときは足じゃなくて膝で歩いた
流行というのはその当時の人間にしか分からないものだからなw
現代だって眉毛は昭和の頃はぶっといままが可愛かったし、
かと思えば細眉ブームが来て、今はちょっと太めのナチュラル眉が流行だからな
現実的に考えてオタフク顔ってなりたくてなれるものじゃないし、ナチュラルボーンも稀だと思うw
女性の土偶見て当時の女性がそうだとは思わないでしょ。
>生理になると一日中部屋の中で閉じこもってそれが儚いってモテたり
>歩くときは足じゃなくて膝で歩いた
こういうのはよくある。欧州貴族にも青白く病弱な演出でモテる時期あったり、纏足文化の国があったり…。
フランスで、目の下にクマ、手の甲に血管描いて
貧血演技で倒れる練習してた時代とかあったんだよね
痩身で薄着が推奨されて、風邪引いて死んじゃう令嬢が続出したり・・・
現代と咀嚼が違うから、昔の人のが顎は発達してたから、今よりオカメにはなり易いんだよ。
現代人のシャープな輪郭は、顎の未発達による進化だし、何より最初から奥歯の無い子供も多くなった。
未来はどんな顔が流行るのか、怖くもあるが見てみたい気もする。
当時の貴族はおかゆ主食です
木の実とか食べてたんじゃないの?
現在の白米とは違うからね。
昔の人って、具体的に何時代をさしてるんだろうw江戸くらいの話かいな・・・
それともまさかの縄文期
木の実というか、果物は奈良平安と食べてたよ
大学で奈良、平安、室町時代辺りの食べ物を再現したのを頂いたが、カロリー的には奈良時代が乳製品や、獣肉等良かった気がする。
木の実、山菜はどの時代でもあったな。
平安は、粗食っていうか、あまり魅力を感じなかったな。
ボソボソした食感の作りに、味付けは塩味が多く、乾物を戻した物が多かったかな。
さかのぼり日本史
江戸末期の人気芸妓さんの写真は日露ハーフ風の現代的美少女 ※でも浮世絵じゃ別人
維新後の有名高官奥方は西洋的な美人
そこから数百年遡った戦国時代の記録でも上記風の顔は美形とされてて
更に数百年遡ったところで突然オカメ化してるのか
けど民族的な変異だったらほぼ一様にそうなるから、特別美人視もされてない気がするなー
体格は、平安貴族と千年後の若者同士でほぼ同じとどっかで読んだ
平安当時は保存目的でお酒に砂糖が使われてたとか
奈良の食生活は豊かっぽいよね
でもって食べ物の話になると、必ず清○歓喜団を思い出す・・・
オカメは一つの流行りみたいなもんで、憧れの象徴みたいなもん?
今だって、30年くらい前の少女漫画みたいな、顔の半分が瞳みたいなのはいないって知ってるよね。
現実とかけ離れてるからの憧れもあるのかも。
そりゃそうでしょ。憧れもそうだけど、記号化だと思う
それこそ土偶とかお多福とか漫画とか全部
マンガだって、リアルに存在する姿の絵じゃないしね
儚げで消え入りそうな風情も大事で、尚且つ柔らかな肉付きというのが
ポイントだったんじゃないかな
骨皮筋子さんは却下、みたいな。末摘ちゃんの描写でなんとなく
源氏の中では、確かに痩せすぎは全て醜女扱いだよね。
末摘花、花散里、空蝉等。
宇治の大君くらいか、例外は。
>>45 >末摘花、花散里、空蝉等
この三人は鼻の形が悪いとか、パーツ自体に問題がある
紫式部は太った女が嫌いで、痩せた女が好き
大塚ひかりが書いてたけど、源氏の妻達はブスはいるけどデブはいない
現代人の細身レベルではなくて
頬がコケ気味なくらい痩せてるのかも
栄養状態が悪そうに見えるのが駄目なんじゃないかな
源氏の妻以外の女性キャラにデブはいたのかな
栄養失調みたいなのは、確かに美の象徴にはならないわな
>>38 食事のシーンてあんまり無いよね
当時の食べ物がそんなに美味じゃなくて魅力がなかったのか
食べるという行為自体が品のないものだったのか
お菓子がそれなりに多いからよくわかんないね
>>51 平安時代は仏教思想により、ナマグサとか殺生の忌避もあるみたい。
確かに食べると言う行為が美しくなかったのかもね。
あと、京都(都)の立地的な不便さもあって、保存食が多くなったとも言っていた。
酒宴は多いから、日常の三食は黙々と食し
宴で美食してたんじゃないかの
あ、三食だったか二食だったか忘れた
朝餉と夕餉ですか
労働者じゃないから、二食で充分かね
玉鬘もふっくらしていたね
雲居もツブツブ肥えとあり、中君もふっくら太ってとあったからね。
でも二人とも、そのあとに愛らしくと書いてあるから、ふっくらしてるのは好ましいと言う概念はあるみたいね。
いま後れ馳せながら源氏物語千年の謎を観たんだけど、なんでこう源氏物語の映画はいちいち紫式部と道長を出すんだろうか
それでgdgdなるのはわかりきってるのに
六条は好きだけど紫明石花散末摘朧スルーだし
あさきの実写映画観たいけど原作に忠実でないと嫌だなぁ
でもキャストでもめるよね絶対
「千年の恋」も失神するほど酷かった
あれは伝説の「北京原人」クラス
ほんと、純粋に物語世界だけを映像化すればいいのにね
尺が足りないから現実と交差させてごまかすんだろうけど…
満足に食事ができないと骨皮状態まで痩せてしまうから
「豊かです!アバラボディではありません!」という強調が
豊満とかふっくらとかになるんだと思う
映画で源氏物語を撮りたい監督は、時代がすこしズレるけど
先に「とはずがたり」を映像化してみると
どこに重点置けばいいかが何となく掴めるような気がする
ヒロイン目線で半生分のドラマを描く方が
作品としてまとまる、と気付けば源氏映像化着手のヒントになりそう
どうしても男主人公目線メインで撮りたい場合は「台記」でw
千年の恋は松田聖子が歌いだした辺りでDVD止めたわw
あれはほんとに見るの苦痛だったw
しかしなんで紫出そうとしないんだろうね?
ヒロインなのに
実際平安時代にぽっちゃりはともかく豊満はよっぽどでないとありえないよね
栄養状態悪いんだし
源氏物語を題材にした映画・アニメ・漫画とかいろいろあるけど、
大和和紀「あさきゆめみし」が至高だと思う
これ以上の作品はあるまい
>>63 ちゃんと人生の初めから終わりまで丁寧に描かれてるキャラだから
紫を核にして構成すればいいのに、と思うよね
>>65 原作解釈で分かれる部分はあるのかもしれないけど
オリジナル仕立ての部分も上手に繋がって、全体がまとまってるから
読了後にしっかり満足できる仕上がりだと思う>あさき
思うに源氏はどんな有名監督が映像化しても大コケする危険な題材なんではなかろうか
アニメとかならまた違うかもしれんが
源氏物語好きな人ならとりあえず観るだろうからね
そしてものすごい怒りの表情で映画館から出てくる、と
まず光源氏を演じられる俳優がいない
長谷川一夫(源氏物語/1951年)
市川雷蔵(新源氏物語/1961年)
伊丹十三(源氏物語/1965年)
花ノ本寿(源氏物語/1966年)
沢田研二(源氏物語/1980年)
東山紀之(源氏物語 上の巻・下の巻/1991年)
片岡仁左衛門 (15代目)(源氏物語 上の巻・下の巻/1991年)
天海祐希(千年の恋 ひかる源氏物語/2001年)
生田斗真(源氏物語 千年の謎/2011年)
映画ドラマだとこれくらいか?
京本政樹(田辺聖子の私本・源氏物語)
http://www.nhk.or.jp/radiosp/tanabe-genji/ 京本源氏。光源氏で現代人がイメージするのはこっち系の顔だと思う
この作品を実写化してればよかったかもしれない
黒木瞳は違和感バリバリだが
「千年の恋」は晴明を出したかっただけじゃないの
晴明と紫式部に面識はない筈なんだがもうどうでもいいやあんなの
>>70 自分は千年の恋で懲りたので観る気さえ起こらなかったわ。
衣装や邸宅の雰囲気などは気になる所だけれどね
話を戻すようだけれど、当時おたふく風が都で流行った時、
貴公子達がそろって美男子になったんで福来病とよばれたとかなんとか。
目鼻立ちは整ってたとしても、現代の美意識じゃ下ぶくれ顔はどう転んでも
美形とはいえないよな〜と
太っている=たくさん食べられる生活=豊か=憧れだから
目鼻立ちそのものの良し悪しじゃなく下膨れはステータスシンボルだったんじゃない
頬がコケてなくて、少しふっくら(現代人的には標準値)=下膨れ
こうじゃないかな。現代人とは表現レベルが若干違ってそう
>>66 紫は一般的には子供のイメージが強いのかな
また、六条や藤壺の方が派手なドラマ性があるから映画化ではそこで見せ場を作りたがる
しかしそれだけでは浅い
あさきが成功した大きな要因の一つに、紫の一生に深く丁寧に寄り添ったということがあると思う
藤壺はともかく、六条はキャラとしては面白いし見せ場もあるけど
そこまで注視すべき人でもないと思うし、出過ぎだと食傷気味にもなるかな
この人に拘ると葵とり殺しあたりがメインになってしまって、
せっかく面白い物語の中盤以降が薄くなりがち
紫目線で描くと「よくわからないけど奥様が亡くなった」くらいだけど
六条・夕顔・葵の話は一般的に有名だから、紫目線でぼかしてまとめてみたらいいのに
葵までならまだわかるんだけど、六条怨霊化はくどいと思うんだよなぁ…
女三の宮、柏木、紫あたりは「またおまえか」くらいな気持ちになっちゃうんだな
六条以外に源氏周辺女性に恨み持ってる人間いないわけでもないだろうに
生前が気高く理知的な女性だっただけに後半のあの扱いは残念
>>78 理知的だからこそぴったりだと思った
抑えても抑えても抑えきれない感じがすごくいい
知的で貴公子の尊敬集めるサロンの女王が狂っていく様がすごかった
ほかの女性では葵殺した時点で満足すると思うけど満足せずにさまよい続けるって六条だからできたんだと思う
他の女君はそこまで源氏に思い入れがないと思う
生霊になるほど愛してもいないし恨んでもいなさそう
>>81 教養高い貴婦人だからこそ、若い男との恋で堕ちていく、その落差がいいよね
アンナ・カレーニナもそうだったし
>>80 六条は源氏に思い入れがありすぎて怨霊になったというより
東宮が生きていれば中宮にも上ったであろうこの上なく高貴な自分をあっさり捨てた源氏への恨み・
自分から源氏の正室の座を奪った女への恨みだよね。
以前2ちゃんねるにあったスレにもあったけど、六条は源氏の正室にしか憑りついていない。
六条が怨霊になって苦しめたのは葵と女三宮ね。
夕顔を呪い殺したのも六条にしたのはあさきの創作。
紫にも憑りついたことがあったが、本当は源氏を呪い殺したかったのに
源氏は神の御加護が強くて憑りつけないので、源氏の近くにいた側室筆頭の紫が憑代になったらしい。
>自分から源氏の正室の座を奪った女への恨み
でも、源氏と六条が関係を持った時、既に葵は正室になっている
時系列的におかしいですよ、六条さん!!
自分は夕顔をとり殺したのは六条と思ってる。
まず某院で源氏は、寄り付かない自分を六条夫人は恨んでいるだろうに、と回想する。
ここで六条とシンクロして霊を呼び込んでしまったか、二人の枕元に大層美しい女が現れて、
「こんなにお慕いしてるのに、寄り付かないで、こんなつまらない女を相手にしているとは」て怨み言を述べる。
そして夕顔は死んでしまう。
この一連の流れと、台詞で自分は六条だと思うんだ、勿論はっきり書いてないから他の霊かもしれないけれど。
葵に対しては、車争い事件で恨みが生じてしまったという明確な理由があったが、
夕顔にはそれ程の理由は設定されていないから六条により殺されたのでは無いと思う
式部ほどの作家が、きちんと理由設定しないままに殺す
なんていう説得力の無い人物の動かし方はしないんじゃないかな
>>83 ここでも散々言われてるけど六条は源氏がその気になれば
夕霧の雲居と落葉宮のように性質扱いでもおかしくない立場
息子に激甘の桐壺ですら苦言を呈してる
>>68 例えば源氏物語を大河ドラマ化したら、中盤はダラダラとするから多分視聴率が落ちるよね
絵合や六条院の栄華や玉鬘のあたりとか
あさきゆめみしでもこの辺は退屈だ
前半と若菜以後が面白い
>>86 夕霧は政治家として実績を積んでいるし、母親葵からの莫大な財産も
相続してるので、雲居よりも強い立場にある
そもそも雲居と結婚せず、他の正妻を迎えたって良かったし
葵が生きてた頃の源氏は、左大臣家の後見が無ければ不安定な立場
実際、葵の死後、左大臣家との関係が薄くなったら、弘徽殿=右大臣家に
フルボッコにされてしまった
葵の生前は源氏はちゃんとした妻は作っていない
紫は子供だし、花散里も愛人的立場だったよ
>>88 ねえねえ横からごめんだけど
源氏の立場でなく六条の立場は?
正妻格でもおかしくないよね?
>>89 そもそも源氏は六条と結婚する気は全く無かったから
妻の一人として扱ってすらもらえない状態で、正妻格とか
言い出すのもおかしい
>>88 桐壺院としては勿論葵を大切にして欲しかったが、
一方、前東宮妃かつ斎宮母である六条も社会秩序的に愛人扱いは許されぬ人だった
院は源氏が二人を雲居落葉のように対等に尊重することを望んでいたと自分も思う
左大臣も大宮も、夕霧がいるし元々関係が深いし源氏を大事にしてくれていた
事もあって葵が亡くなった後も後見として充分源氏をサポートしていたよ。
右大臣家は元々源氏と敵対関係にあって、朧月夜のことで源氏は須磨
に蟄居したけど、左大臣家もそのころ冷遇されていたし。
結局は六条に対する源氏の扱いが悪かったと
最初に手を出した時はまさかヤンデレだと思ってなかったんだろうけど
相手の身分を考えて下半身を制御しろとしか言いようがない
まぁ「私は何をしても許される」なんて思い上がっていたからなぁ
そこら辺は源氏を窘める前に桐壺帝こそが大いに反省すべきだが
>>90 その気があるかないかではなく世間的に見て六条は葵波の扱いを受ける立場だと思うよ
それを言うなら、源氏は朧月夜の処女奪っておいて結婚しないのが
もっと非難されるべきなんだけどね
朧月夜だってあの扱いなんだから、六条もあんなもんでしょう
>>93 桐壺帝は最後の方には源氏と葵の不仲にはあきらめており、源氏に同情までしていたね
桐壺帝はどこまでも源氏がかわいい
なにをしても許されるってほざくのは自暴自棄な感じがなくもない
なにをしても手に入れることができない藤壺がいるから
んで藤壺の身代わりに身分高い女を求めたら想定外にねちっこい女だったでござる
>>95 非難されたから、結果須磨流しになりますたw
藤壺身代わりの高貴女性に突撃するなら、重い女、六条より朝顔の方が良かったか
しかし朝顔相手の場合、手出したらさすがの源氏も結婚しない訳にはいかんしな
源氏は朝顔を尊敬してるから、やり逃げも出来ん…
朝顔は処女だしねえ
朝顔の慎ましいお母さまがひそかに荒々しいダンスしてたのは、
あさきのオリジナルエピなんでしょうか
結局、源氏は紫、花散里、明石、末摘花みたいに、立場の弱い女性相手に
我侭言ってるのが一番居心地いいんだよね
>>103 朧月夜との正式な婚姻を断ったのも、右大臣が舅になるのが嫌だったのかね
もちろん、夕霧を育ててくれてる左大臣家との関係もあるかもしれんが
ただ左大臣家の頭中将も右大臣家の婿ではあるしなあ
>>104 父宮が生きてた頃の朝顔には結婚申し込みしてないし、
紫父ともそれなりに距離置いてるから、舅が出来るのがいやだったんだろうなー
そんな源氏が、上皇&今上がバックにいる女三宮と結婚したことが
まさに無茶しやがって…なんだがw
>>103 そうそう、身分高い女性は、気を使わなければいけないから。
気を使われるのが大好きな源氏には高位の女性は無理なんだよ。
それで気疲れしてた時にあった夕顔に惹かれたんだろう。
そのくせ高望みなんだわ。
初恋の人が身分が高くて気を使わなくても良い優しい人だったからな
身分の高い葵や六条の性格に嫌気がさして
気安い身分の低い女に行ったけど身分の低さに満足できなくて
源氏って一生藤壺に縛られてたようなもんだ
舅のいなくなった朝顔を諦めても舅付きの女三宮があきらめられなかったんだから
>>107 >初恋の人が身分が高くて気を使わなくても良い優しい人だったからな
立場上、藤壺は源氏のおかんだからなー
年は近いけど
>>108 だよねー
実際恋愛してみたらまた違うってなるだろうねw
女三宮の扱いを院や帝から責められるかもとビクビクしている源氏は、歳を重ねても舅が苦手な子ども
藤壺は、表立っての妻でも恋人でもないからね。
そう言う意味では、気を使う必要も無かった訳だ、忍び入って、やるだけだったし。
もし源氏と結婚出来てたら、また内親王の立場が堅苦しいと文句言ってそうだ。
藤壺は両親が亡くなっていてうるさい外野がいない
そこも源氏の理想だったんだなw
>>85 葵の一件だけで突然怨霊化して呪い殺すのは
勝手な逆恨みによる発狂もいいとこで、
>>84のように積もり積もった想いが本人も気付かぬ内に
生霊化していた、という前振りが仄めかされている方が
ドラマとして説得力あるし、六条の哀れさも引き立つと思う
つーか夕顔を脅してたのは他ならぬ頭中将の正妻である右大臣家の四の君なの
だがあさきだと「ひどいことをいってやった」位しか言及してない
柏木が瀕死になった時、自分で看病したいとかほざいてなんだこの女と思ったw
>>102 そうだよ陵王舞うとかないわー
>>114 >柏木が瀕死になった時、自分で看病したいとかほざいてなんだこの女
で、女二の宮とその母御息所の家から引き剥がしてるんだよね
右大臣家の四の君は複数の子どもに恵まれたけど、
柏木の件はちょっと因果応報受けてると思ってしまった
>>98 須磨流しといっても源氏は自主的に謹慎してるし
非難された直接的理由は斎院に手紙送ってたからだと
>>116 なるほど
こきでんさんは、妹の朧月夜を源氏に傷物にされた上に、朧月夜本人が
すっかり源氏になびいちゃってたのも面白くないんだよね。
そこでさらに「清浄を旨とする斎院と文を交わした」のが引き金になったと。
「実質的な右大臣家の家長であり、皇太后のアテクシのいる我が家で妹を
たらしこんだ色狂い光源氏、許せん!」と思っちゃうのは仕方ないよね。
あの時に自主的に蟄居しなかったら、高明の様に罪をでっち上げられて、流されてしまう。
流された場合、荘園等の財産が没収となるから、あれは妥当な判断かと。
>>84 夕顔を殺したのは原文では六条ではないよ。
源氏は女の物の怪の顔をはっきり見ているのに(美しい女だ)とあるだけ。
六条とは違う女だったので誰とも書いていない。
葵や女三宮のときに六条が現れたのとは対照的。
>>114 道綱母ちゃんの妾disの凄まじさを思えば、正妻なら余裕であり得るレベルじゃないかなw
>>119 もののけでも顔かたちで美醜を判断する源氏パネェ
注目するところはそこじゃないと思うんだけど
根っから女好きなんだなぁww
真っ暗で、顔もハッキリみてないのに、「いとおかしげな」とか、源氏も美女センサーが働いたかね。
ちなみにうちの教授は、夕顔のものの怪は六条派だった。
>>114>>120 直接夕顔にいやがらせしてた頭中将正妻は、逆に言えば怨霊になって
夕顔にとりつく必要がないんだよねw
行動してるから、内に秘めて我慢しなくても良いしね。
ちなみに、頭中の北の方の行動は、後妻打ちの原点だと言われてるよね。
だとすると、夫も周りも何も言わないのは仕方ないのかも知れない。
>>92 朱雀が帝で桐壺院が崩御して、右大臣家に権力が移ったことが
大きな原因だよね。後に桐壺院が親ばか丸出しで朱雀の前に現
れてしかりとばして源氏が復活するけど
>>113 源氏のつれない待遇を悩んでいる中、トドメを刺したのが車争いだね
で、六条ヤンデレ化
>>115 それも因果応報かも
至る所に因果応報が散りばめられた物語なんだなあ
因果応報なのかね?
四の君の孫(柏木の子)である薫は源氏の次男として育ち
内親王と結婚して出世を約束されている
柏木の長男として育つより良かったかもしれんのだが
四君は正妻だから夕顔を凹る言い分はある
正妻側室バトルでいちいち因果応報やってたらきりがない
平安時代は
親>夫婦 の絆が深いから、現代の感覚だと柏木と離される女二宮が可哀想に思えるが、
当時は当然と受け止められたんだよ。
平安時代の親子関係の本がいくつか出てるから読むといいよ。
131 :
ninja.2ch.net/:2013/02/06(水) 15:05:25.24 ID:/mBV2WSG
六条御息所は前東宮を愛していたの?東宮は御息所を大事にしてたらしいけど。
前東宮妃の誇りを守りたければ未亡人の貞節を守ればよかったのに、大事にして
くれた夫を忘れて源氏と恋愛したんだから、不実な源氏を恨んでいたけどこの人
自身が人の気持ちのあてのならなさを証明してるのに、自分を冷静に見れていな
かった。この人て男は自分を敬い崇める者、自分>男なんじゃない?
源氏は大事にしてくれないから恨んだ。純粋に愛ゆえてゆうより誇りを傷つけら
れたからなんだよね。御息所は最後まで本当に愛していたのは自分自身だった
のかもね。次は自分の分身の娘かな?
六条と源氏のなれそめ部分が欠巻してて不明だから
どういう流れがあるのかは分からないけど
結局、身分だプライドだというのは理由付けにすぎなくて
すんごい原始的な動機として、源氏を独占したかったんじゃないかなぁ
高貴な身分相応に遊びで終わらせられれば一番良かった
でも愛しすぎて負けますた
>>107 人生の幕開けに最高の女と会ってしまうのはむしろ不幸だな。
その後に会う女がどうしても比較され色褪せて見えてしまう。
母さんや姉さんが高スペックな人は要注意やw
でもその女性が手の届かぬ高嶺のままで終わったならともかく
子供まで授かっておきながらまだ言うか!という感じですw
>>131 いい論点だね、
よく、恋愛で追いかけられたい人や、追いかけたい人がいるけど、御息所は前者だね。
自分を愛し崇拝してくれてれば満足なタイプなんだろうね。
あさきの創作だけど「愛しすぎた方が負け」とか言わせてるけど、御息所の恋愛感をよく現してると思う、でも男と女の愛情なんて、そんな綺麗なもんでも、軽いもんでもないね。
東宮の元では、儀礼上の大切な扱われ方に慣れ、男と女の泥々した部分に無縁だった彼女が、いつ来るか判らない不実な扱いに不満を持つのも仕方ないかも。
確かに、自分>恋人、夫なんだろうけど、それが彼女の恋愛観だから仕方ないんだよ、
誰よりも大切に扱われ、丁重にされる事が愛だと思っている人と、同じ価値観の源氏との組み合わせが最悪だったんだと思う。
>>131 六条が前東宮をどう思っていたかは分からないけど
親が決めた政略結婚というのが正解なんじゃ?
政略結婚とはいえ先東宮は六条を愛したが、六条20歳のときに夫と死に別れた
平安時代に未亡人の貞節(貞女は二夫にまみえず)の概念はなかったでしょうね
夫が生きているのに源氏と不倫するならともかく
まだ若い未亡人が恋愛することに問題はなかったはず
六条さんはなんだかんだとアグレッシヴに自分を解き放っちゃってるので
そこまで思い入れ持てないんだなあ
あさきの葵のもどかしさや、葛藤で病気になっちゃった紫の修羅の方が
読んでてグサグサくる
>>135 六条のほうが源氏より格上だったから仕方ない
逆だったら(源氏のほうが六条より格上だったら)違っただろうね
六条も東宮妃だった頃には東宮に尽くして尽くしてその寵愛を勝ち取ったのだろう
年下の源氏に尽くされる恋愛は初めてだったと思う
源氏は源氏に尽くし続けた紫みたいな女としか上手くいかなかったというが
男も女も尽くされる側のほうが楽だよ、そりゃあ
紫も尽くし続けるのに疲れて最後のほうは放任ぎみだったでしょ
ここでも紫に尽くし続けてくれる格下男と結婚すればよかったのにという意見があったが
それはそれで紫が嫌な女に写るんでしょう
多分東宮とは政略結婚だったのだろう。東宮は六条を寵愛し六条は普通に東宮に仕えたが
初めて熱い愛を感じたのが源氏だったと思う。いわば初恋。
遊びの恋愛など出来ない真面目な性格なだけに源氏に重い女と思われるようになった。
今でも真面目な人が恋愛下手で重いと思われたり病んだりすることはよくある。
本当に六条が身持ちが固くなかったら、
とっくに御所を出た後に恋愛や再婚してたのでは?
桐壺帝のもとに残るという話まであってそれを断ったんだよね?
おそらく、東宮はあまり多くの妻を持たない間に亡くなった、病弱だったのかもしれない
他にめぼしい東宮の妻キャラが作中にいないのだが、他にいても、
大臣家の姫だった御息所が筆頭格になるのもしょうがない顔ぶれなのだろう
大切に扱われ、普通に大切に仕えていた東宮の死後、
優雅な未亡人生活を送ってたのに、きっかけは不明だが源氏になびいてしまった
源氏ははじめは熱心だったのだろう
しかし、東宮亡き後守っていた貞節を破った高貴の未亡人ということが、
だんだん御息所を重い存在にしていったのでは
子供のいない、女御や妃が、帝亡きあと再婚するのは良くあった事だが、
皇子や皇女がいると別なんだよね。
御息所は、東宮妃だからどうなんだろうね、后妃に準じるなら、独身でいるのが普通だったろうし。
難しい立場を思いやって、御所に残りなさいと桐壺帝は誘ったのか。
弟の妻で、子供がある妃を尚侍として後宮に入れた例はあるから、ダメではなかったんだろうね。
六条は中盤で退場するけど
その後の展開がアクロバティックすぎて、実は印象が薄いんだ
帝や東宮に入内は政略結婚だから
後宮内部の寵愛争いはすごくても
夫自身にはそれほど思い入れが強くないのかもねー
落葉母も六条も死ぬとき全然夫のこと思い出さないし
>>141 あさきでも、どんな貴公子や風流人が口説いても落ち無かった大物未亡人を源氏がゲットしたと語られているね。
しかし後から思えば六条は桐壺帝の誘いを受け入れ御所に残った方が良かったな。才能も発揮出来るし。
考えれば、万が一東宮が長生きしてても、桐壺帝の御代は長いし、
父大臣は早世してるから、六条夫人も、あんまり思うようにはならなかったかも知れないな。
しかも勢いのある右大臣家の姫が桐壺帝の皇子を産んでればなおさらだ。
いや、時の帝の誘いも辞退してきた貴婦人が
源氏によって転落してしまう、その意外な情のあつさがいいんだと思うよ
六条興味ないけど
たかが青年と思ってたのにそれだけ源氏が魅力的だったってことだね
そうじゃなかったら六条の見る目がなかったとしか
ホント六条ともあろう女性が、源氏のような青二才になんか…と思ってしまう
源氏は十代だったんだよね。
逆に言えば天下一のプレイボーイなら六条くらいの大物を弄ばないと
それでこそ源氏のモテ男としての価値が上がる
六条には酷なことだけど
源氏と別れても悠然としていれば
当代一の貴婦人として面目は立ったんだけど
修羅場もさらしちゃったし、まあマジ恋しちゃうと上手く行かないね
当代のプレイボーイ、平仲を見習えって。
恋多い男だが、全力で恋してる、だから女も憎めないのよ。
源氏は、手を出してみたものの、「あの方」に似てないと思うや、態度が冷淡になったんじゃないかな
>>130 落葉母と柏木が「親よりも、夫婦は切り離せないのが常識なのに」と話している
四の君の気持ちは解るが最期の柏木と落葉を引き離したことは
少し批判的に描かれていると思う
>>153 それは落葉母と柏木の会話だからでしょ
その場の柏木がすべきことは、そこにいない母・四君を下げつつ
落葉母を立てて別れを惜しむ・・・というのが礼儀であり作法なんだよ
互いに口に出さなくても分かる事
それに、柏木本人が親元に戻りたかった口調だったからね。
夫婦は別れちゃえばそれっきりだが、親子の縁はどうやっても切れんしな・・・
いや、柏木は死ぬ前に落葉宮に会いたいと両親に懇願したが拒否され
夫の死を看取れなかったことで落葉宮も悲しみをさらに深くしていた
四君が夫婦を引き離したことにより二人の悲嘆はさらに増したわけだよ
柏木はまだ一人だが、普通の男性なら妻は何人もいるしね。
それに家に帰って、やることもあるでしょ、秘密の手紙の処分とか、遺言とかね
そりゃ死ぬ前に今までゴメンネくらいは言いたいと思うけどw
瀕死の柏木をわざわざ宮のところへ行かせられないよ
柏木が最期の時には宮に忍んでお出で下さいて伝えたが、行かなかったんだよね。
>>159 今までほったらかしだと流石にご挨拶無しでこの世から退場するのは気まずいもんなあ
勿論それもその場の高揚感での話で、実家に帰れば心おきなく女三宮の事に集中できる
柏木の頭の中は最期まで三ノ宮だったからねぇ
二ノ宮も、なんだかんだあったが、夕霧と幸せになれて良かったよ。
柏木って幸せだったのかな
あさきの柏木昇天シーン好きだ
gdgd考えて全部受け入れて惜しみなく愛を捧げながら去る…
柏木は内親王で姉妹丼
匂宮は女王と妾の子で姉妹丼
罰が当たって当たり前だな
源氏は空蝉と軒端で母娘丼
こっちは後妻だから血縁ないけどな
藤壺も親子丼だね
バチは当たってないっぽいけど
親子丼は知らんが、姉妹丼は問題無いんでないか
169 :
ninja.2ch.net/:2013/02/07(木) 00:39:06.88 ID:60xJTIJl
本音で男が妻はすれてない処女を求めるのは、女から見れば?だけど少しわかるかもしんない。
男を知ってる女は遊ぶ分には後腐れないけど、結婚すると厄介だろうね。なまじ男を知ってるだけに。
その点処女なら一生ものだし、要求が少なそうて言うのはあるのかも…。
思えば源氏はこういう男だよね。口には出さないから六条は最後までなんで大切にされなかったのかわからなかったんだろうな。
スレちだけど、ドラゴンボールスレなんかでもブルマは中古でビッチ、若く処女だったブルマと寝れたヤムチャのおさがりをベジータは押し付けられたなんて言われてる。
悟空も美人の処女を嫁にした勝ち組て言われてた…。
実は落葉と雲居も義理の姉妹w
貴族がうようよしてて宮廷政治やってた時代ならそうなる構図だけど
現代人には受け入れ難いさ
故前坊の年立は時系列がおかしくて、斎宮が生まれた年には朱雀が立太子してた
筈で東宮が二人居る矛盾
しかし源氏は六条が東宮妃であった時、元服前だったので宮中で六条に会って
てもおかしくない
源氏は未遂だが
六条の娘の秋好中宮、夕顔の娘の玉鬘にもそれぞれ懸想していたね。
理性で留まったのかもしれないけど、六条の遺言がなかったら親子丼してたかも。
>>174 六条の遺言で、決してあだめいたお気持ちは…と釘刺されたのを
源氏は恨んでるよね。「美しい姫に決まってるのに、遺言とはいえむごい
釘の刺しようだ」って。
親子丼やる気満々すぎて呆れた。
しかも対面の折に襲おうとしてるし。寸前で秋好に驚かれて思い直したけど
それより原作だと、瀕死の六条が源氏に遺言で娘を託してる最中に、秋好の方をチラチラ見てるんだよね。
六条の、最期の言葉も上の空で、気になって仕方ないの。
いくら他に頼む人がいないとはいえ、こんな男に愛娘を託す気持ちが不憫だわ。
関係を持った女の娘(秋好や玉蔓)はたとえそれがどんなに美貌であっても
結局源氏は理性を保ったのだからそれでいいんでないの
同時代の史実ではリアル親子丼した花山法皇や
リアル姉妹丼した一条天皇のような帝王もいたのに
秋好はともかく、玉鬘は結果として髭さんに取られたから事なきをえたが、
源氏は、玉鬘を実の息子とシェアしようとしてたからなあ。
なおさらゲスいわ。
ダブル親子丼だもんなぁ・・・
ゲスいつーかキモい
>>153 このあと夕霧の側室になる落葉に同情的に描いたのかもね
あさきだと究極のダメ男の柏木なんだけど原文だと
父の頭中将によく似たネアカの美男で(夕霧はネクラの美男)
落葉宮は心底柏木に惚れてるんだよね
夕霧に心を許した後も本当の好みは柏木だったんじゃないかと思うくらいに
ほうほう、ネアカな柏木の息子の薫がネクラなのか
>>152 源氏物語が女の手による由縁だね。
女は勿論、男と雖も理想は一夫一妻で、最愛の女性(藤壺)を妻にできないために
あちこちの女に手を出しては、この女も違う、この女も違うと追い求める。
平仲なんかは男の手に寄るから単純だわ。
目の前の女一人ひとりに全力投球で、理想の女とは、なんてややこしいこと考えないもん。
>>181 薫は女三宮の気質を受け継いでるよね(笛の腕前は柏木と瓜二つだが)
幼い頃から若くして仏門に入った母のもとで線香の匂いの中で育ったはず
20歳頃にすでに母のように仏門に入りたいと思っていたから
>あちこちの女に手を出しては、この女も違う、この女も違うと追い求める。
その結果、世の中には中古品しかいなくなる
一人のモテル男が数十人の処女を食ってるのがいまの世の中だから
1人のモテル女が数十人の童貞を食ってる
遊ぶ女(男)と結婚する女(男)は違うってのも自己矛盾だ
遊べば遊ぶほど結婚対象の女(男)も減って行くわけで
つまり遊びたいなら処女崇拝・童貞崇拝は捨てろってことだ
生まれた子供が誰の子供であったとしても受入れること
現代社会の恋愛事情ってむかしの田舎の農村部の恋愛観に近づいてるんだよ
ところで若い頃遊んだ人ほど気難しい親になるのはなぜだろう?
源氏や頭中も気難しい中年になったけど、お前らが言うなと
>>169>>184 何か気持ち悪い人が湧いているけど…源氏も頭中将も処女信仰はないでしょうよ
源氏の最愛の女性藤壺は父桐壺帝の妃であって処女ではないし
源氏が生きていれば六条院に迎えて明石上程度の扱いはしただろうと語っている
夕顔も頭中将の愛人だった人でやはり処女ではない
やはり人妻だった空蝉を源氏は空蝉の夫の死後六条院に迎えて終生面倒を見ている
先東宮妃だった六条が源氏に捨てられたのは処女でなかったことが原因であるはずもない
>>185 だがしかし、六条院に迎えられたのは全員処女で源氏が初めての男
末摘花も処女で源氏一途だったから、一生面倒見てもらえた
>>186 空蝉
それに処女でなかったのは藤壺夕顔と源の典侍、六条ぐらい?
それぞれ故人だよ
>>186 そうでもない
185にも書いてある通り空蝉は人妻だし
源氏が処女を奪ったことがほぼ明らかなのは10歳で連れてこられた紫と父が厳格だった明石ぐらいで
源氏よりやや年上っぽい花散里などは処女だったかどうか分からん
末摘花は頭中将も狙っていたがもし一発やられていたら六条院に迎えられなかったのかね?
柏木と密通し出家して六条院を出ようとする女三宮を源氏は未練がましく引き留めているし
>>187 空蝉は源氏の妻ではない
源氏の妻は葵、女三宮、紫、明石、花散里、末摘花で、
花散里以外は明らかに処女だし、花散里も非処女設定はないから
処女と考えてもおかしくない
末摘花はどんなに貧乏でも源氏一人を待ち続けたから、
ブスだけれどずっと面倒見てもらえた
女三宮は出家して源氏の妻の座から離れた
髭黒が玉鬘をレイプした時、わざわざ玉鬘が処女で髭黒が喜んだ
って書いてるくらいだし、紫式部は処女崇拝なところがある
>>177 源氏は玉鬘にはよく我慢したと思うわ
あんなに毎日美女に接近したら、普通の女好き中年男ならとっくの昔にやってるだろう
藤壺関連の姫でなければ源氏はまあ理性はある
>>180 落葉に同情的に描いたというより落葉の身分に気遣ってると思う。
>>169>>184だけじゃないけど特定の下品な人が異常に気持ち悪いのは同意。
>>189 玉鬘について、はよりにもよって艶聞家の源氏のもとにいて
源氏と親密そうなのを疑ってたからで
常識的な考えとして、大切に守られて育つ姫なら普通の事なのに
処女処女ってきめえんだよw
>>189 空蝉は夫の没後出家したから六条院に迎えられてから源氏と関係は結ばなかったでしょうけど
妻の一人の待遇で六条院に呼んだはず
それを言うなら妻の一人であった花散里も六条院に迎えられて随分早くに肉体関係がなくなっていたし
六条院に迎えられた末摘花のところに源氏はおそらく泊まることはなかったはず
源氏は出家した女三宮に幾度となく肉体関係を迫っている
髭黒は玉鬘が源氏の妻となっていたのならば源氏から奪って自分の妻にするのは難しいから
夫婦ではなかったことを知って喜んだんでしょうよ
>>193 空蝉は妻の一人じゃないよ
たんなる受領の未亡人だし、その手の身寄りのない女性を
権力者が邸に保護するのは珍しいことじゃない
TVでたまに見かける独りでおセックス話やめないブサチョン男みたいだのう
>>190 不美女の弟にも手出ししてるくらいだもんなあ
源氏は処女ではない夕顔も溺愛したから処女厨ではないと思うが
朧や雲井は男と関係を持ち入内は不可能になったと周囲が考えるから、帝の結婚には処女が求められているね
今の感覚なら、朱雀がこだわらないならば朧月夜が女御になってもかまわないのにと思うけど
>>194 単なる受領の未亡人を源氏が面倒見るわけがないでしょう
受領の妻は夫が死んだら源氏のところへ押しかければ
誰だろうと皆源氏が面倒見てくれるのか?
源氏の邸宅に迎えられた女性たちはすべて源氏と関係があった女性ばかりだし(養女の秋好は除く)
暗に空蝉が源氏と関係があったことを世間に知らしめたわけで
妻ではないのに迎えとったとか綺麗事言っても仕方がないと思うが
>>197 「それほどに掌中の珠として大切に育てた姫を献上致します」って事だからでしょ
帝の寵を娘で競う臣下目線でならまあ当たり前の事
具体的にショジョショジョ騒ぐのが浮いてるだけで
朧月夜は朱雀帝の中宮にさせるために女御で入内させようとしてたんだしね
>>197 帝とただ人の源氏を一緒にされても・・・・
帝の血統を守るためにも相手が処女で貞節なのは当然のこと
だから朧月は女御入内できなかった
すでに源氏との中が噂にもなってたしね
「伊勢物語」では在原業平と関係を持った藤原高子が
清和天皇に女御として入内する話があるのだから
なぜ源氏物語が処女にこだわったのかはよくわからない
朧月夜は姉皇太后が弘き殿を明け渡して女御にも劣らぬ待遇で朱雀帝に仕えており、
尚侍になってからも引き続き源氏とあいびきしていなければ
女御になれたような気もする
処女がいいところは病気持ちが少ないこと
非処女は性病のかたまり
>>202 藤原香子も処女で結婚したからだよ
子供生んですぐに夫と死別したし
その後は道長の愛人になるまで清い体だった
205 :
202:2013/02/07(木) 15:49:48.28 ID:???
雲居も父内大臣は当初宮仕えをあきらめてなかったような感じだよね
夕霧と恋仲であることを知り入内をあきらめ夕霧と結婚させると思いきや
自邸に引き取り姉女御のもとにおいて行儀見習いさせている
源氏が破格の待遇で娘明石姫君の入内準備をしていると聞いた辺りから気おくれして
結局雲居の入内をあきらめた感じ
一条帝も読むものとして書いてたんだから
帝位キャラには殊更に気遣った描写になるのは普通だと思うけどな
ただでさえ女御の密通とかスキャンダラスな内容も含むから
>>206 いや、一条天皇に気を使って書いたなら帝の寵妃が密通してその子が天皇になり
密通した妃は中宮を経て女院となり大出世するなんて物語は書かないw
>>207 うん、だから最低限というかw
実際以上に格調高く持ち上げまくっても不都合はないだろうし
様式美を強調したのかなくらいに思ってた
上流貴族のお姫様は処女であることは重要だった
遺伝子検査もない時代、誰の子供かわからんからな
>>209 源氏物語でも大臣や大納言クラスなら未亡人と結婚はありえたし
(夕霧と落葉宮・紅梅と真木柱・按察使大納言と雲居母)
処女かどうかなんて言わなきゃばれるものでもないが
待賢門院さんも素行不良を理由に破談になってるしね。
まあ何でもアリな時代に白河さんの後押しで入内したけど
何でもアリな時代ですら、白河さんとの関係はめっちゃタブー視されてたね。
他に男はいませんよ、ってのは帝に対する精一杯の忠臣表明なのと
あとは普通に嗜みや慎み的な常識ラインではあったと思うが、
西洋の処女鑑定みたいな感覚は日本には無いと思う。
国と時代にもよるが、結婚後は破廉恥三昧なのに
未婚時は純潔絶対で、なんかあったら死ぬレベルwみたいなのは
キリスト教的な極端さ。
>>211 待賢門院と藤原忠通が破談になったのは別の公卿との密通が原因
同時代史料には白河院と密通していたことは出てこない
ちなみにこのときの相手・藤原忠通の母源師子は、若い頃に白河院の愛人となり一子を産んでいる
しかし白河院に捨てられ子も仁和寺に入れられ失意のうちに叔母(関白藤原師実室源麗子)
のもとへ預けられていたところ叔母の子である藤原忠実に見初められ白河院の愛人から関白正室となった
ちょっと脱線
>>213 一公卿への嫁入りに別の公卿の影で破談、て意味で書いた。
まあ白河さんとの密通→不義の子出産を必死で否定する層が煩いのは知ってるw
美意識レベルの問題でも、異性の影がない女御の方が面倒でなくていいと思うけど
そんな事よりも本当にタブーなのは密通で不義の子作られる事だよね
処女かどうかなんて事より、臣下が帝位につく事こそが最大のタブー。式部さんエグすぎてカッコイイ
>>214 逆に大河を見て待賢門院不義出産を史実化する層が煩くなったと感じた
>>212 確かに、日本は処女性を神格化してなかったし、重要ともして来なかったからね、明治までは。
江戸時代の外国人が未婚の娘が、男と旅行にいったりするのをビックリしてるし。
逆に既婚女性の不義には厳しかったとか、西洋では、全く逆だからカルチャーショックだったみたいだ。
>>216 自分はあの大河は流し見程度だったけど
否定派の言い分には疑問を覚えたな
少し前の時代でも帝との床入りは逐一記録されてたらしいから
産み月計算はされてた筈
しかしその後の戦乱や火事で資料の全てが残るわけじゃないのに
資料が無いからの一点張りっておかしいよな
>>215 そっちだよね
未婚女性の純潔とかは環境的な意味でも悪くないけども
式部の拘りがあるとしたら結婚前の他の異性の存在は
恋愛関係の描写において不要だったとかじゃないかな
>>218 何を根拠に不義肯定しているのか知らんが崇徳院出生に関しては
白河院の種である可能性は限りなく低いよ
璋子はずっと白河院の御所にこもっていたわけでもなんでもなく
基本は鳥羽天皇のもとにいたが月に数日程度里帰りした記録がある程度
鳥羽院は白河院が死んだ後も崇徳天皇をそのまま帝位にとどめた
他の皇子たちもいたにもかかわらずだ
後年別の寵妃が男子を産んだときに崇徳を帝位から下したことから
100年程度たってから崇徳種違い説が流布したんだろ
前にも書いている人がいるけど帝の場合は皇統がおかしくなるから
基本的に純潔に厳しいけど、権力者の意向で例外もあるということ
じゃないのかな。
そら一番いいのは男女とも初婚の組み合わせ。
源氏と葵、今上と明石女御、薫と女二宮みたいな組み合わせでしょう。
基本は一夫一妻なのよ、あの時代でも。一夫一妻多妾制ってやつ。
天皇だって正式な后は基本一人だけだったし。
臣下だって嫡妻は一人だしね。
表向きは
>>220 崇徳懐妊がその里帰り期間に一致するからでしょ
ま、言いがかり程度の噂なら後世の綿密検証で否定されるけど、
日割り計算で後世立証された例の一つじゃん。もちろん諸説あるのも当たり前なので
そもそもそうした話が出たのもおかしなお家騒動ありきって事だね
でも崇徳の呪いは真実恐れられていて、近代以降も縁神社が正式に拝されていた
だから完全否定も難しいんだよね
>里帰り期間に懐妊
時代違うけどほんと式部さんはギリギリ設定で書いたんだなw
>>222 正式な婚姻は家同士の結び付きだもんで、他家の絡まない、まっさら同士が望ましい感覚はわかる。
>>225 出典かきなよ、角田文衛氏の「待賢門院璋子の生涯」でしょ。
あれも角田氏が崇徳不義の子説をとりたいがための計算だから。
そもそも現代でも出産予定日の前後2週間は正常分娩の範囲。
崇徳天皇の出産日から受胎日を数日単位で特定するなど不可能。
角田氏は璋子の生理周期の計算までしているけど、生理周期は一日もずれない前提。
所詮は男性がやった机上の空論。
崇徳の呪いと不義の子説は無関係。
崇徳が都へ帰ることを熱望しながら後白河に拒否され、
配所で恨みながら死んだことは史実だから。
鳥羽さんが悪い、じゃおさまらないとこがアウトだね
じゃあなぜ昭和天皇は真剣に崇徳詣でして
長男アキヒト次男マサヒトと名付けたのでしょうねー。
>>228 普通鳥羽院のやり方がもう少し批判されていい。でもそこは不問なら理由があったと疑われるわな。
>>213 一度結婚していれば処女かどうかは分かるでしょ
夕霧は落ち葉を口説く時、処女ではないことを見下すような発言をしていたし
やはり処女>非処女という考え方は作中に見受けられる
非常に浮名の多い待賢門院さんが
鳥羽さんにだけは操を守ったと考えるのもちと苦しいね
だから身辺清いのが一番
現代ならDNA鑑定も大事
>>231 夕霧は処女でないことを見下したんじゃないよ
夕霧があれこれ落葉宮の世話をしても一向に体を許さないことに対して
「男女の仲の事を知らないわけではありますまいに」
と恨み言をいったんでしょ
処女厨なら未亡人の落葉宮を側室にして生涯連れ添わないだろうに
>>230 院政期には天皇を勝手に挿げ替えることなど日常茶飯事でしょ
鳥羽院だけが特殊だったわけじゃない
・後白河法皇…六条天皇を退位させ、高倉天皇を即位させた
・後鳥羽上皇…土御門天皇を退位させ、順徳天皇を即位させた
・後嵯峨上皇…後深草天皇を退位させ、亀山天皇を即位させた
>>233 処女厨とまでは言わないが、そこが落葉の弱みと捉えての発言、実際、落葉も傷つく。
つまり結婚に関し、処女でないことは、女性に取りいくらか弱みであるという考えを式部は持っていたかと。
話がよく見えないが、院政期は実際色々乱れちゃってて
その中でさえ帝以外の子供(と疑われる子)は却下だったんだよね。当然かw
鳥羽後白河あたりの教訓として近代で皇太弟は認められないな
>>235 初婚ならともかく再婚とわかっててそれはねーわw
夕霧のセリフは「男女関係の心の機微をわかるでしょう」という意味であって
「非処女のくせに」じゃないと思うけどなあ
心の機微じゃなくてもっと露骨。
女性ならだれでもかなり腹が立つ
夕霧が不粋な男だと際立たせるセリフだよね。
マメ人と呼ばれてる男が、色事に慣れてない様が良くわかるシーンだよ。
落葉もむかっとしたしね
>>227 スレチだから、詳しく書かないけど、どんな生理不順な人でも最終月経開始日が判れば、大体の胎懐日は解るんだよ。
角田氏の同著は読んでないから、何処まで詳しく書かれてるかわからないが。
朧月夜が朱雀寵妃になりつつも源氏との関係も続けている時に妊娠したら
本人すらどっちの子供か分からないねw
自分も「非処女のくせに」じゃないと思う
弱みじゃなくて、申し分のない邸宅などの世話をして、気持ちもかけてるのになびかない、
そのつれなさに恨み言を言ったんだと思う
>>242 落葉は宮様なので悪いわけじゃないけど、
他の事でも常に最悪予想で動く人じゃない?
マメな人ならそういう女性の気持ちを逆なでする事なく上手くやるだろうけど
>>233 落葉宮は側室には出来ない内親王だから、正妻ね
夕霧も雲居と落葉宮を同格扱いにしているし
宮への迫り方は目茶苦茶だけど結婚後はきっちり重んじるのが、夕霧の面白いトコ
>>244 イケメンだったら源氏の子、フツメンだったら朱雀の子とか…
結婚後は落葉を拾った
同じ姉妹なのに落葉のような方をもらってしまったとかいう柏木のセリフは酷いと思うけど
そういう扱い受けてた女性を現状幸せにしている。互いに分かってるから逆説的に惚気たのでは?
どっちもひどいだろ
夕霧は真面目だから女三宮も夕霧に降嫁していれば幸せになれたかもね
朱雀院が心配した正妻の雲居は結局女二宮と半分ずつでもなんとかやっていってるし
同じ言葉で嬉しく思えるって事は
落葉宮が過去を乗り越えて幸せになってるから。
再婚相手としてそのへん通じ合ってるからわざと反芻したんだと思うけど。
うれしく思っているとはどこにも書いてないが
>>254 解説書を読むとその言葉はたいてい良くは書いていないよ。
落葉宮を大切に妻として扱っている事は確かだけど
宮様を大切に妻として扱ってるなら
良い意味でない言葉は作中ではっきり問題視されてるんじゃない?
夕霧は手練手管の男ではないから素で地雷は踏みそうだけど
結婚後の落葉がまったり落ち着いて生活できて、娘も養育して、
更に夫が冗談を言える空気があるのがポイント
妻がカチンときてたらそんな冗談言えないでしょ
夕霧は一度痛い目見たらちゃんと学習して成長できる男
できずに延々と繰り返すのが源氏
その冗談がどこか落葉宮を馬鹿にしている事は事実でしょう
たいていの本にもそう書いてあるよ。
落葉宮は素直でおとなしいからそのとうりだと黙っているけど。
確かに大切にしてくれているけど、
そのくらいのブラックな冗談、仲の 良い夫婦ならよくあるんでない?
道長が、子供達や女房の前で「ママ(倫子)はパパと結婚して幸せ者だね」
なんて冗談言うと、倫子は恥ずかしくなって別の部屋に行ってしまった。というエピがある。
二ノ宮も夕霧も、軽口が叩けるほど仲睦まじく、ある意味ノロケという意味で受け取ってるよ。
えっ!夫婦だからこその馴れ合い感とそれゆえの幸福ってあると思うんだけど
どのへんが そのとうり なんだろうw
あっ他の事しながら打ってたら被ったwすみません
>>259 自分を馬鹿にしてる男のもとでは金銭不自由なくても女は不幸だよ。
本当に馬鹿にしてるなら落葉が落ち着いてる書かれ方なんてしないと思うなぁ。
千年前の物語でも、感情面で共感できるからこれだけ長く読み継がれてきたのだし。
失礼やらかしても大切にしてやれば女は納得できる
髭黒と玉鬘みたいに
それでも髭黒は正妻の処遇に失敗したから
夕霧は100点満点だね
もう何年か連れ添った中年男だからこその惚気発言だと奥さんには伝わるってやつ
源氏の場合はいつまでも恋愛モードのままだから
「あの時小鳥を追いかけていた少女がこんな貴婦人に」と言い続けてたけど
普通に夫婦善哉やってたら、そういうのには照れが出てくるんだよ
髭黒も夕霧も相手に恋焦がれて結婚したんだから
それを馬鹿になんかしないだろ
玉鬘<たまかずら> 源氏35歳 玉鬘21歳
夕顔と内大臣の娘の玉鬘は太宰にいて、大夫監に求婚され逃れる為に上京
初瀬詣でかつての夕顔の女房・右近と再会
冬になり玉鬘、源氏に引き取られ東北(花散里の区画)の西の対に住む
初音<はつね> 源氏36歳 夕霧15歳
新年を迎え源氏は1日に六条院の女性達を、3日の日に東の院の女性達を訪れた
この年は男踏歌があり御所から朱雀院へと、そして、六条院へとやって来た
中将になっている夕霧が舞いも歌声も優れていたので、源氏は夕霧を可愛く思うのだった
胡蝶<こちょう> 源氏36歳 玉鬘22歳
3月下旬、六条院の春の御殿で船楽・管弦の遊び
異母弟とは知らない内大臣の長男・柏木、源氏の異母弟・兵部卿宮、
東宮の母・朱雀院の麗景殿女御の兄・髭黒右大将を始めとする人々が、玉鬘を懸想する
螢<ほたる> 源氏36歳 玉鬘22歳
ある夏の夜、源氏の放った螢の光で兵部卿宮が玉鬘を見る(螢兵部卿宮と呼ばれる)
源氏、玉鬘に自分の物語論を語る
常夏<とこなつ> 源氏36歳
夏の暑い日、六条院の釣殿で涼む。近江の君の話が話題に上る
篝火<かがりび> 源氏36歳 玉鬘22歳
源氏、近江の君に同情する
秋、源氏、玉鬘とともに琴を枕に添い寝をし、篝火を焚く
野分<のわき> 源氏36歳 紫上28歳 夕霧15歳
8月野分の後、夕霧は六条院を見舞い、初めて紫上を垣間見る
春の曙の霞の中から樺桜が咲き乱れているようなイメージを抱くのだった
行幸<みゆき> 源氏36〜37歳 玉鬘22〜23歳 冷泉帝18〜19歳
源氏、玉鬘を尚侍として出仕させることに決める
12月冷泉帝の大原野への行幸で、玉鬘、実父の内大臣を見る。玉鬘、帝に惹かれる
翌年2月、玉鬘が裳着。実父の内大臣と対面する
藤袴<ふじばかま> 源氏37歳 冷泉帝19歳 玉鬘23歳 夕霧16歳
この頃、葵上と内大臣の母大宮が死去。夕霧は宰相中将
10月に玉鬘が尚侍として出仕することになり、冷泉帝は楽しみにする
真木柱<まきばしら> 源氏37〜38歳 玉鬘23〜24歳 冷泉帝21歳 髭黒32〜33歳 真木柱12〜13歳
髭黒、玉鬘と結婚。髭黒の北の方(紫上の異母姉)、父の式部卿宮の邸に娘の真木柱を連れて戻る
翌年春、玉鬘尚侍として参内。帝、玉鬘に三位を与える。冷泉帝、玉鬘の所へやってくる
玉鬘退出し、髭黒の邸に引き取られる。11月、玉鬘出産
玉鬘23〜24歳
あさきでは瑞々しく描かれてるけど、
髭黒に襲われたときはもう中年のオバサンだった
六君ちゃんだってもう少しいってから結婚してるんだし余裕余裕
たまかずらは源氏を「かっこいいけどキモい人」と思っていた節があるよな
>>243 しつこい人だなあ。璋子の最終月経日は分からない。これが正解。
璋子の最終生理日の記録が正確に残っているとでも思った?
角田は璋子の里帰りの数日間に後白河と性行して崇徳を孕んだという前提のもと、
この数日間を璋子の排卵日に設定、そこから璋子の生理周期を割り出しているだけ。
璋子の生理周期なんて記録に残ってないし、最終生理日なんて分からないの。
記録に残っているのは崇徳天皇の誕生日だけ。
いや実際、中年源氏はきもちわるかった
なんであんなきもいオッサンになったんだろう
年の取り方間違えたな
>>272 この件に書き込み初めてのなんですが、何がしつこいんでしょうか?
過去スレ読んでみて下さい
>>247 落葉宮は側室。
雲居雁の実娘と落葉宮の養女では嫁ぎ先も格差がある。
>>258>>264 夕霧も源氏も似たようなもんでしょう
夕霧は雲居と落葉を公平に回ってどっちも幸せにしたからいいじゃん、というのも違う。
たまたま雲居が陽の人で精神を病まなかったからよかったけど、紫みたいな陰の人で精神を病んでいたら?
紫は女三宮と源氏の訪問を半分ずつ分け合うようになって精神を病み、源氏鬼畜、なんでしょう?
源氏は形なりにも女三宮降嫁は兄朱雀院が哀れだったからという理由もあったけど
夕霧と落葉の再婚はただの夕霧一人の押切りだしねえ。
母の葵が早くに亡くなったのに源氏と違って夕霧は影を引きずることなくまっすぐ育ったね
おおらかな大宮と養母花散里のおかげだわ
落葉もそういう夕霧に愛されたからほのぼのとした幸せを掴めたし雲居も鬱らずに済んだ
雲居は正直な気持ちを隠さずにぶつけるし落葉は夫と冗談も交わせる
母の葵とは正反対の妻たちなんだね
>>278 夕霧は好きになった女を妻に出来たからね
葵は夫が藤壺に夢中の源氏だったのが気の毒としか…
>>278 源氏も柏木も薫も匂宮も正室は政略結婚で周囲から押し付けられた妻でしかない
雲居が鬱らなかったのは夕霧がまっすぐしてたからではなく雲居の素質でしょう
紫なら30近くになって他の妻と閨を半々にされたらやはり鬱ってただろうし
落葉が晩年夕霧と一緒になったお蔭で柏木との結婚生活ではつかめなかった幸せを
ようやくつかんだとしみじみ夕霧に感謝するシーンを入れたのはあさきの創作だね
原作の晩年の落葉は六の君の養母として匂宮にあれこれ嫌味を言うなんか嫌なおばさんになってる
まあ紫の場合は、頼れる実家も無し、実の子供も無しで源氏の
寵愛頼みだから仕方が無い部分もある
しかも女三宮と同居だし
雲居と夕霧の夫婦喧嘩は対等の夫婦関係で好きだな
紫上は源氏に捨てられたらそれで(特に精神的に)人生積んだって感じだけど
雲居雁にしろ落葉宮にしろ夕霧に相手に捨てられたら終わりってのがないのもあると思う
仕方ないとはいえ紫上はどこまでも源氏ありきで対等な夫婦関係ではないし
>>280 柏木は内親王よこせ!(意訳)って活動してたのが裏目に出たね
スレ違いの角田さんだけどこの人自説に都合の良い事象だけ取って論を展開するよな
人文系の学者って・・・(察し)
>>275 それは落葉に実子が出来なかったことや娘の年齢の関係もあるのでは
雲居と落葉に同日数通うことで対等に扱おうとする夕霧の強い意思があるよ
世間からも対等な正妻として承認されているようだし
院政状態じゃ叔父子話を完全否定するのは無理だと思うな
夕霧の落ち葉を拾った発言は、現役帝の内親王を賜った薫がうらやましいあまり
深い意味も無くポロッと言ったように思ったな
源氏は我慢のできない人だけど、夕霧は忍耐力が凄過ぎて
そっちに頭がいってしまうw
逆境で何年も雲居を想い続けて正式に結婚し
落葉も反発多い中これまた何年もお世話して結婚
更に雲居の実家帰りも1年くらい様子見して頭冷やして復縁
大企業社長みたい
>>286 あれは惚気だと思うんでそれなりに意味がなくちゃ困るw
いくらなんでもあのせりふはのろけじゃないでしょ
>>287 藤典侍ちゃんもポイ捨て要員じゃなく長いお付き合いだしね
惚気じゃなかったらおかしもあはれも味気も意味も無いじゃん
>>291 夕霧は実務家で有能だけどだけどそういう機微があまりがない人だというこのなんじゃ
>>290 藤典侍は参議の娘だから雲居や落葉には劣るとしても
かなりいいとこの娘だよw
夕霧だって一夜限りの恋や女房との恋はあっただろうけど
主人公じゃないから書いてないだけでしょ
そういう機微の無さも連れ添って何年も経った夫婦間なら了承済みだろーし
無神経発言連発するタイプの男なんて、いくら源氏の息子でも出世できないと思うw
夕霧自身は普通に風流を解する人間だから、無骨発言には読めないのさ
>>284 しかし結婚したときのいきさつと言えば正室の雲居への気の使い方に比べ
落葉は女房に言い寄るような気安さだねw
しかし世間一般には正室2人だと思われていたというのは漫画にも原文にも見えない
紫は女三宮と夜を二等分でも源氏の側室だったわけだし
あれが女房に言い寄る気安さに読めるとは。
夕霧落葉は中年男の脱線ターンだけど、親友の未亡人と何年か越しで結婚、
共に月を見る辺り(結ばれる辺り)とか素材的にも色っぽくてなかなか綺麗なシーンだと思うわ。
>>293 源氏のパパ上はいいとこの女性を結構粗末に扱ってるからなー
>>295 あさきでは源氏が、内親王は側室に出来ないと語っており、
夕霧が半分ずつ通うのを女房らが肯定的に捉えている
原作「宿木」では中宮が、臣下は通常妻は一人なのだが、夕霧は例外的に二人の同格の妻を持っていると説明している
女三宮と紫は身分差があるため紫が同等以上の扱いになることを世間は非難するが
雲居と落葉の場合、同等の正妻であることを世間は容認する
普通は臣下の妻は一人だが夕霧の場合は特殊例ということね
>>296 古典を読むのに向いてない人だよね
今とは感覚が違うしもう少しいろいろ勉強してほしい
>>296 夕霧は恋愛スキルが無い上、恋に狂っているから、はちゃめちゃな言い寄り方に見えるけど
本当はすごく真剣で誠意を尽くしているんだよね
>>296 雲居に比べたら、と書いてるでしょ。
夕霧ヲタって少しでも夕霧を悪く書くのは許さない!と何でも悪意に取るのね。
落葉の口説き方は本当に申し分がなくて夕霧最高、と思うのが不思議。
源氏や頭中将ならあんな言い寄り方はしないし夕霧は無粋。
玉蔓にも逃げられてるしw
ヲタじゃないし夕霧は無粋だし強引だよ?
でもどっちかといえば、落葉宮がそれで蔑まれてて不幸だってのが違うと思うんだよね
言っている事がばらばら
現代の読者には、夕霧の口説きテクの無さの中に
逆に無骨者の誠意を読み取れる面があるからではないの
紫に甘い言葉をつくし続けたプロ源氏を見続けてるから
その反動でもあるけどね
落葉も夕霧について、コイツとんでもねーなとあれだけ思い続けて
それでもまとまっちゃってるし、もし夕霧に馬鹿にされてたのなら
あの人こそ病んでるだろう
>>301 >落葉は女房に言い寄るような気安さだねw
あの一連の流れを読んでそう思えるあなたなら源氏の紫への扱いも、髭黒の玉鬘への扱いも不満よね?
なにより本当の意味の初夜でなくても雲居の時だって頭中が許したからって突然新婚初夜だった
>>301 そもそも初婚同士の雲居と、亡き親友未亡人で妻の義姉、妻の父は大権力者など、
柵やハードルだらけの夕霧落葉の結婚は簡単に比べられないよ
>>301 ヲタとか言って相手を見下したりする文章書くから言い返されてるのに
哀れな人ね
群れから外れた雲居の雁が再び群れに連なりましたよ
同じ姉妹の落葉の方とされたその落葉を僕は拾いましたよ
落葉を拾った発言が侮蔑と読めるかと言われれば
読めないと思うってだけだな。他はどうでもいいな
>>305 全然違うでしょw
紫の場合、源氏は尼君も女房達も紫本人も認めた紫の夫であり、
女房達はとっくの昔に源氏にやられてたと思っていたのに15歳まで処女だったことを驚いたくらい。
髭黒は実父内大臣の了解を得ており、養父源氏にもしつこく結婚許可を求めてた。
夕霧は落葉の実父朱雀院に許可を貰いに行かずただの実力行使。
どう考えても、夕霧の落葉への接近が女房に言い寄るような気安さと言う人は
夕霧の必死さや熱意が読み取れないお馬鹿さんとしか…
それか落葉が嫌いで見下したいのか
ちなみに雲居はちゃんと初夜の準備してましたよ。
内大臣が夕霧を自邸の宴に誘って夕霧が行きますと返事したときから
内大臣だって粋な男なんだから勿論雲居を与えるつもりでちゃんと娘にそれなりの準備させていました。
雲居が初夜直前に夕霧を拒絶し、夕霧が強引に押し入ったように描いたのはあさきの創作。
許可なんか貰えない状況だってちゃんと読んでりゃ分かるだろうにw
薫、源氏と話が続いて、その後に自分なんか拾ったと言ったんだけどね
>>313 だから?それでうちの落葉なんか格下ですけどってなるか?
そんなの柏木や柏木の実家に対しても失礼だろw
>>307 夕霧ヲタは夕霧ヲタだとはっきり認めたほうがいいでしょう
なぜそこまで夕霧に入れ込むのか第三者には理解できないから
>>315 >それでうちの落葉なんか格下ですけどってなるか?
>そんなの柏木や柏木の実家に対しても失礼だろw
柏木や柏木の実家が、一番落葉を格下扱いしてたわけだが…
かつて左大臣家には、后腹で今上と同姉妹の大宮がいたからね
>>310 夕霧の落葉への暴言は必死さや熱意だからどんなDV用語吐いてもいいとかw
実際に落葉はその言葉を嫌がってるじゃないの
あさきは落葉は「こんな立派な人に(暴言を)言われると恥ずかしい」とか
夕霧に暴言を吐かれれば吐かれるほど夕霧にメロメロになっいくという変な話の運びだった
>>316 えええええええw
じゃああなたはアンチなのね?
変な人w行間読むとかまったくできてないんだろうね
話題にしてる人達を持ち上げる為に
自分と身内を落とす言い方をすることはある。
勿論その場で双方暗黙の了解がある。
それ分かってないと、単語のままに「蔑んでる」と受け取るのかもよ。
>>317 主語は夕霧なので、
夕霧が亡き親友とその実家に失礼な表現をする人格かどうかという話だと思う。
以前いた落葉は愛人!!愛人が正妻の扱いがおかしい!!1っていう人なのか
安定した雲居が憎くて仕方ないおで夕霧を落としたいプリンちゃんか
何なんだろこの人
日本語が難しすぎるのかな?
その程度のことしか言えないのか
>>321 誰それ。適当な赤の他人とまとめるのはよくないわ?
その前にあなたの日本語おかしすぎるって。プリンとか、頭おかしすぎる。
落葉宮は側室よ。
どれだけ雲居が憎いのかしら?
まあとにかく、301から荒れだした
それまでは普通の議論だったのに
いきなり他人を罵倒する301のようなマネは辞めてくれ
落葉の宮が側室とか言ってる人は、学問板行きなよ
「落葉の宮は側室」「夕霧は落葉を見下している」
どっちも違うと思うわ
色んな見方があっていいけど、一応恋愛メインの話で
男性が修羅場の果てに得た女性を蔑んでたら、なんか色々成り立たないんじゃない
話が大きくなっているけど、蔑んでるとは言っていないんだけど。
拾った発言とか更衣腹というのをどこか見下しているところもあ
るんじゃないかと言いたかったんだけどね。
源氏オタじゃないけど、源氏はこうだけど夕霧は違ってすばらしいという意見が
よく出ていて、夕霧にも欠点があるんじゃないかという事も言いたかった
>>331 そういうのは分かるよ
自分はどっちかといえば源氏の駄目さと夕霧の挽回ぶりによく触れるけど
一つの話題内なのでネタもそこで終わるしかないが、
それだけでは自分でも偏ってるなと思うからw
しかし宇治十帖のラストで浮舟を迷いから解き放ったのが源氏だったのは秀逸だね。
続編では源氏が登場人物を見守っており、哀れな女性を自殺から救い、
仏の道に導いたというアレンジはさすが大和先生。
着地点の創作はうまいよね
欠点はあるけど華があり目が離せないのは源氏
主役キャラよ
>>333 あのシーン好きだわ
人生の醍醐味を良くも悪くも味わいつくした
源氏でならではの説得力
さすが主人公で最後の最後に
おいしいところをかっさらっていった感じ
あそこで源氏を登場さえないと、宇治が浮いてしまうからかな
でも人は誰もが一人で皆孤独だよという視点があると
自分の事も俯瞰して捉えられて冷静になる感じ
さえないと→させないと
あさきの創作で好きなのは藤壺エピ あまり好きではないのは朝顔の母親の舞
浮舟は源氏の導きで悟りを開いたが、男二人は煩悩に囚われて
俗世で多難な人生を送るのが予想されるところが面白い。
どちらも軽く見ていた女に復讐された形で。
>>299 凄い曲解披露して他人に古典を読むのに向いてないとかいう暴言を、良く言えるねw
他人に勉強しろとか痛すぎる。
「現代の感覚で読むな。夕霧の落葉口説きこそ平安時代一の風流で当時の女は誰もがメロメロ、
落葉はとても喜んでる」などととんでもない迷解。
落葉はとても嫌がっている。
当時の感覚でも嫌がられているのに。
>「現代の感覚で読むな。夕霧の落葉口説きこそ平安時代一の風流で当時の女は誰もがメロメロ、
>落葉はとても喜んでる」
どこにも見当たらない意見だけどねぇ。
>>339 藤壺の創作部分いいよね。あさきの解釈は優しい感じで好きだわ。
朝顔母の舞はいかにも創作っぽいけど、娘目線にシンクロすると泣ける。
>夕霧落葉は中年男の脱線ターンだけど、親友の未亡人と何年か越しで結婚、
>共に月を見る辺り(結ばれる辺り)とか素材的にも色っぽくてなかなか綺麗なシーンだと思うわ。
――――――――――
>「現代の感覚で読むな。夕霧の落葉口説きこそ平安時代一の風流で当時の女は誰もがメロメロ、
>落葉はとても喜んでる」
幻覚でも見てないと上二つって同じ内容にならないんだけど。
>>296は設定とか情景描写とか演出の話してんじゃないの?w
ついでに上の初夜で夕霧が落葉宮の髪をかきあげるシーンや
源氏が藤壺の髪ひっつかむシーン等を
印象的な艶描写として挙げる作家さんも多いから、そういう話してんでしょ。
夕霧は何をやっても許されるポジションなんです
祖父・・桐壺帝、摂政太政大臣(もとの左大臣)
祖母・・桐壺御息所、三条大宮(后腹内親王)
父・・六条院(准太上天皇)
母・・葵の上(正妻)
妹・・明石中宮(異母妹/今上帝后)
弟・・薫(異母弟/従甥)
義姉・・秋好中宮(六条院養女/冷泉帝后)、玉鬘(六条院養女/髭黒関白正妻)
義母・・花散里(姉は桐壺帝の麗景殿女御)
伯父・・朱雀院、頭中(関白太政大臣)など
叔父・・冷泉院(異母兄)、螢式部卿、八の宮など
いとこ・・今上帝、落葉、女三宮、雲居、柏木、紅梅、弘徽殿ちゃん、宇治大君、宇治中君、宮の御方など
妻・・雲居(正妻/致士大臣の娘)、落葉(正妻格/朱雀院の女二宮)、藤典侍(妾/参議惟光の娘)
これで当代随一の権力者が夕霧左大臣さま
桐壺更衣と明石入道はいとこ(4親等)
源氏と明石御方はまたいとこ(はとこ/6親等の親等)
夕霧と明石中宮は父が同じ六条院で異母兄妹だが、またいとこの子同士でもある
ざっと読みだと
>>341が結局なにを主張したいんだかわからない
もしかして
>>330かね?落葉とは「拾う」ものだし、更衣腹云々はどうだろう
夕霧の祖母が更衣なのに馬鹿にするかなあ
柏木がそう思ってたからって夕霧まで同じだったら、後年の落葉ってもっと暗い気がする…
その気のない女を無骨男が口説く話だから、女側の不快さや拒絶は当然描かれるし
無骨男も不器用全開で、負のスパイラル状態を楽しむのがあの話だとおもってた
>>346 330ですが自分は夕霧が拾ったとい言ったということについて全部ではないけど
自分の意見を書いていたけど、341さんとは別人です。
雲居オタが、雲居は大切にされている正妻、落葉宮は見下されている側室としたくて暴れてるんだろ
なんで落葉の宮が側室なんだ
対等の扱いなのに
夕霧憧れの六条院にわざわざ落葉宮を移したりして、
本当に大切にしている自慢の妻という感じだよね
六条院住まいなのが、ちょっとしょぼく感じる
六条院は圧倒的に明石中宮主役だからかな
雲居の雁が住んでる三条が都心の一等地松濤としたら
落葉の宮が住んでる六条は郊外の一等地田園調布かな
同格の正妻と言っても政治の中心に近いところに住んでる雲居の雁の方が
世間の見る目として格上の正妻って感じ…夕霧は政治家と考えると
落葉の宮が同格の正妻でいられるのも夕霧のフォローがあってのことで
雲居の雁は親兄弟のフォローと子沢山なので問題なく正妻でいられる違いがある
>>351 中宮里邸であることも六条院ブランドの一つ
光源氏の栄光を受け継ぐ贅を尽くした都一の邸に、
高貴な内親王妻と最も美しい娘という自慢の妻子を据え夕霧家の光輝を世間に誇示した
更衣腹だから内親王かも怪しいんじゃなかったっけ、落葉宮
例えない親王だとしても更衣腹だから無品内親王だろうからあんまり高貴でもないけど
そもそも六条院からして中宮は別格としても中の上の女君が住むところだったね
おやおや、落葉が夏の町に住む頃、春の町には一品内親王が住んでいるんだが
>>352 当時の六条院に住んでいた方と中宮の里であることを考えればなぜ六条院なのかがわかると思うけど?
落葉は一条の母親と住んでいた家に居たかったんじゃないの
押し切られて六条に移された感じで気の毒
夕霧が一条・三条・六条とまわるの大変だから2か所にした
>>357 それって妄想だよね?
結婚初期の頃ならともかく夫婦らしくなった今は同意があってもいいと思う
>>357 あさきしか読んでないけど落葉はこんな穏やかな日々が〜って回顧してた
現状満足でなっとくしてるからそう思えたんでしょ
元の家で六の君養育するよりも六条院で暮らしたほうが立場的にも安心
この前から執拗に夕霧叩きしてるのは中の君ドリームさんかしら?
夕霧がいなければ六の君との結婚なかったしね
結婚当初は強引だったけど共に生活するうちに打ち解けて行くのが夫婦
六条に移したのも大臣の妻として重く扱うためでしょ
中の君ドリームさんは一人だから、それはないだろw
二宮様(落葉宮)ヲタが暴れてた時期があったから、あれで落葉ヲタアンチも
確実に増えてしまったよ
夕霧アンチは、六条VS葵の葵嫌いさんも含まれてるから、
構成員が複雑だw
「源氏はまさに物語の主人公!夕霧は平凡でつまらない」派とかもいたしw
めんどくせwwwwwwwwww
推しキャラ争いwはどうでもいいんだが
初恋が「群れにはぐれた雲居の雁の姫」で
中年の恋が「落葉と言われた宮様」で、環境に一癖ある姫様を
何年も想い続けてゲット、最終的に姫の名の響きも変える感じが
単純に面白いと思うんだけどな
妻を4人持てるイスラムの国ですら先に結婚した方が第一夫人で格上
>>362 その葵嫌いさんがまさしく例の・・・w
でも源氏が主人公なのは事実だし、そこは別にいいんじゃないのかな
ただ落葉さんを落とすと、いわく付き没落宮家の極貧女王でしかない中君さんなんて論外になるし
そのへんどういう考えなのかよくわからないけども
>>365 日本はイスラム圏に非ず
格は家柄で決まる
「早い者勝ち」って貧民臭いし
落葉宮夕霧の話うぜー
うん。何が問題かもようわからん
冬の街は明石の次に誰が住んだのですか
冬の町って、居住する建物は地味で、蔵が並んでたのでは
華やかな方が住む場所ではないよね
明石入道からの金銀財宝がこれでもかこれでこまと蔵に詰まってた
大堰にも別荘持ってたし
母方:中務卿宮ーXー明石尼君ー明石御方ーちい姫
父方:Xー大臣ー明石入道ー明石御方ーちい姫
◯◯天皇
→中務卿(親王/子/一親等/皇親)臣籍降下すれば源氏か平氏
→X王(二世王/孫/二親等/皇親)臣籍降下すれば源氏か平氏
→明石尼君(三世女王/曾孫/三親等/皇親)王氏
→明石御方(四世女王/玄孫/四親等/皇親)王氏
五世王は皇親ではないが王号を有し従五位下の蔭位
六世王は王号を得られず自動的に臣籍降下
>>370 宇治編で明石御方は、まだ生存中だから御方の里邸としているんじゃないかしら?
冬の御殿は寝殿も無い、対の殿舎があるだけだから、若い人には不向きだよね。
出家した人とかなら、手狭で良いかな。
春の街・・・女一宮
冬・・・明石御方
正妻格の落葉の宮は寝殿にいるんかね?
また誰が正妻だ妾だの話になりそうでヤな予感w
秋は秋好中宮の里内裏だよね
落ち葉が寝殿にいてなにか問題があるんだろうか?
夏の御殿には寝殿あるから、普通はそこでしょ
落葉は寝殿だと思うが・・・
>>378 秋の御殿は誰が相続するんだろうか?
秋好中宮には子供いないし。
可愛がってる薫かな?でも曰く付きの、あの場所だと怖いかも。
六条院の寝殿は二宮じゃなかったっけ?
時々遊びに来るって言うから基本は誰も住んでないと思う
薫が女一宮覗き見したのも、春の町
春の町の寝殿(女三ノ宮が居た所)に今上の二ノ宮。
春の町の対の御殿(紫が居た所)に女一宮かと思われる。
紫も女三宮も女一宮も男にのぞき見され
春の御殿は設計でも悪いのかなw
紫も夕霧に覗かれてるからね。
構造より、覗こうとする輩がいたら、どんな高い壁でも厚い間垣でもダメなんじゃない?
奴等は、その隙間を探してくるから。
見られたく無かったら、女は端近に寄るなと言うことかね。
でも自宅でも寛げないなんて不便だね。
>>379 確かに、花散里と夕霧の関係からして、夏の町だと勝手にイメージしてた
>>362 なんかこのスレ読んでると
平安時代の女房たちも源氏物語の話してて
「ほら葵上がお嫌いなあのお方、またお顔を赤くしてご高説ぶって・・w」とか
「夕霧がお嫌いというあの方はしつこくて困りますわ」とか
扇の影でささやき交わしたり
キャラの好き嫌いで派閥つくったり
そういうのも込みで物語を語り合うことを楽しんでたんじゃないかなあって気がする。
>>388 女の本質はそうそう変わらないだろうからあった気がするw
そういえば、藤壺が女房達を二つに分けて物語の議論させたことあったね。
当時の女房同士や公人を名指しで噂するにはちと厄介な場合に
物語の人物名を暗喩的に使ってたかな、と思う事あるよ
モデルとなったと言われてる人々はどう思ってたのかな
特に笑われ役の人
この時代の上流階級の人って狭い狭い狭い範囲で生きてたよな
旅に出ることもなく、
京都のごくごく一部の地域、屋敷の中、祭の時だけ牛車で外出みたいな
それで人生終了
それだけに情報筒抜けだよな
貴族が最も嫌うものは醜聞
その人の名誉や人格を傷つけるようなよくない噂
六条御息所しかり
明石、玉鬘、六条秋好なんかは長距離移動
玉鬘は九州か
すげー
枕草子にも物語の登場人物の派閥があって議論した、みたいな話があったような
注釈に今で言うマヤ派と亜弓さん派がどちらが紅天女にふさわしいか議論するような感じってあった
>>388 源氏物語の2次創作が能、狂言の古典になっている
わが国なら実際そういうことあったろうね。
>>389 >藤壺が女房達を二つに分けて物語の議論させたことあったね。
絵合のこと?
あれは最初から後宮の代理戦争だったやん
>>399 絵合わせのきっかけになった物語の議論してるよ
竹取は「月へ昇天が〜」とか女房たちが議論しててそれが梅壺新こきでんの絵合わせにつながった
>>400 あったね
女房たちが議論したのを冷泉が聞きつけて自分も見たかったって言いだしたのがきっかけだね
藤壺が不義密通の伊勢物語を強い調子で支持するのはありえんよね
いくら梅壺側だといっても源氏への個人的な思いが入っちゃったみたいな
まぁ藤壺も大概面の皮が厚いから・・・w
源氏は藤壺の後押しが必要で、藤壺は源氏の後見が必要だから、持ちつ持たれつ、切っても切れない関係。
女院の出家で色事は無くなったが、源氏も本望だろう。
政治向きの話ばかりだが、気安く参上出来るようになったんだから。
>>403 そんなことはない。面の皮が厚いのはこき殿で、政治に関与し朱雀の世は乱れたが、
藤壺は控え目に助言する程度で冷泉朝の栄華を陰で支えた賢女。
>>405 こきでんさんは政治を好きにしようとしたり浅はかな母后の一面はあるけど
不義の子帝位につけた藤壷のほど面の皮厚くない
こきでんさんは女の意地悪で藤壷は相当したたかだと思う
いいじゃん、藤壺出家したんだし
弘徽殿=意地悪
藤壺=鉄面皮
かなぁ。ただ政治家なのは藤壺だな。
理性的なんだよね、弘徽殿さんは感情のままに動いちゃうから。
>>400 いやだから物語の議論の時点で梅壷VS弘徽殿の構図が出来上がってたやん
絵物語を合わせてたわけだし
絵合ってのは絵合巻のことね
>>408 藤壺は兄ちゃんの宮さんも平気で切り捨ててるしねw
不義の子を帝位に就けてしれっと次代に繋げようとしている藤壺は十分腹黒いわな
出家して、源氏からの妄執を離れて勤行と政治に特化できて良かったのう
ほんとに理性的
こきでんは浅はかな女脳って感じだ
藤壺って名前がイヤらしいよな
肉壺みたいで
>>411 冷泉を帝位に付けたのは桐壺帝。藤壺は恐れ多いことと申し訳無く思っていた。
敵方に付け込まれないよう冷泉を守るにはそのまま無難に過ごすしか無かったと思う。
また藤壺は冷泉皇統を繋げようとはしていないよ。源氏はそれを期待していたようだったけど。
藤壺は出産後精神肉体ぼろぼろで寝込んでた時に、
このまま死んで弘徽殿に物笑いにされたくないと考えて
生きる気力をとりもどしたお方ですよ
ものすごく気が強いタイプ
>>414 心底申し訳思っているなら、朱雀の御代に東宮位返上すれば良かったじゃん
周りだって後見の源氏がいないからね〜で納得するし
一度は東宮になったからそこまで邪険にもされない
先帝の后腹内親王である藤壺には自分の方こそ嫡流って意識があったのかも
東宮になりかけたが失脚した八宮は、本人は悪く無いのにボロボロ人生になったからなあ
一度落ちたらとことん追い落とされる
それが政治というもの
政治家藤壺にはそれが分かっていたのかもな
冷泉即位は桐壺院の悲願だから藤壺が勝手に止めさせる事はできない
やっぱり政治家藤壺は興味深い
俺達の出来ないことを平然とやってのける。そこに痺れる憧れるゥ
源氏の本当の気持ちとしては
妻として一番愛したのは紫
そこに痺れる憧れる存在だったのが藤壺
だったのかも
桐壺院…よほど源氏を東宮にできなかったのを悔やんでいたんだ…
>>418 そうでもないみたい、小一条院みたいに、両親の悲願を知っていても東宮位降りちゃう方もいたし。
それより、藤壺の意地じゃない?東宮、源氏、自分や周りを守る為に出家までして、体張ったんだから。
あさきとかは、なよなよした守られてる藤壺のイメージだが、彼女は強く寧ろ、源氏を守ってるのは彼女なんだよね。
こういうのは、公人としては、最上の美点なんだけどね。
落葉・葵・雲居のアンチ同様藤壺嫌いも存在するようだね
>>422 美点って言うけど不義の子を帝にするために必死なだけでよね
髪をおろしたのも源氏の求愛避けるためで自己正当化に必死な感じ
>423
どうしても不義密通があるからなー
その子供はちゃっかり帝にしてるし
嫌いではないけどここで何か言われても庇うほどの気持ちにもなれない感じ
>>423 藤壺マンセーの方が理解できない
とんでもない重罪犯してるのに子供を天皇にする厚かましさがいや
愛を貫いた人とみるか不義子を帝にした女と見るかで意見が分かれるんだろうね
自分は藤壺好きだけどなあ。
原作の藤壺は個性を示すエピが皆無に近いが、
あさきでは気高く美しい女性が禁断の恋に苦しみながら、
昇華していく様が特によし。臨終に源氏が居合わせたのも
非常に印象深い。
>>426 自分はそういう腹黒な藤壺だから好きだな
後半ウジウジする紫上やため込んで生霊になっちゃう六条の方が苦手
明石とか花散里とかみたくすぱーんと割り切っている方が好きだから
罪悪感あるにしても不義の子帝位につけて平然と政治家やっている藤壺も好き
あさきの藤壺が強くなれたのは愛する男の子を守るためだと思う。
強くなる方向性がびみょ〜に歪んでない?
東宮位辞退して親子で平穏に暮らすって選択肢がそもそもないから
藤壺が厚かましい女性に見えるような気がする
藤壷は賛否両論あるだろうね
自分は女君の中では好き勝手して自分を貫いた朧月とドロッドロの六条が好き
>>429 そう、いつも凛々しく美しくていいよね。
しかも冷泉時代は栄えたし。さすが藤壺サマ。
自分も藤壺は腹黒い部分を含めた強さが好きかな。
根本的に、この身分の女性なら周りが何とかしてくれるから自立してない方が普通なんだが、
大罪犯した身で、総ての罪は私が受けます、だから東宮と源氏をお守りください!とは中々出来ない。
そのお陰で、地獄で業火に焼かれているのだから、きちんと自分で責任取ってると思うよ。
>>433 普通のカキコミに対してキモいなんて言うなよ、アンチ藤壺は
桐壺院が冷泉を帝位に就けるのが悲願である以上、藤壺は従うしかなかったであろう
桐壺院の悲願とかより、自分自身が后腹の内親王というプライドが
根っこにある藤壺の方が好きだ
藤壺と源氏って皇女様と皇子様のあはんうふん
常識的に考えたらなんてモラルの低い皇女と皇子なんだろうw
朝顔の巻で、源氏が紫に藤壺の思い出を語った夜、
源氏の夢に出て来て源氏に直接文句を言う藤壺の性格が好きだw
雲居と夕霧もそうだけど、男に直接文句を言うって男前だ
失われた輝く日の宮帖では、源氏に性の手ほどきをしたのは藤壺だったという話
読んだ貴族の日記に書いてあったそうだ
>>441 マジか
エロテクも凄かったから源氏はずっと忘れられなかったのかいw
>>411 てことは、臣籍に降りる前だから、宮中でやらかしたのかい
ゴメン、レス番間違えた。
>>441あてだ、興奮しちまったよ
>>399 どや顔レスのわりには浅い知識ですね。
恥ずかしい方。
>>441 藤壺好きだけどそれが本当なら嫌いになるw
>>435 だからって、藤壺が不義の子であることを明らかにして冷泉帝を
帝位から引きずりおろすわけにもいかないでしょう。
源氏は失脚で遠流、冷泉帝は退位して出家、藤壺は廃后と誰も得しない。
ましてや、桐壺帝は最愛の寵妃桐壺更衣が残した源氏を溺愛しすぎていて、
不義のことを知った上で尚、冷泉帝を帝位に就かせたがっていた節がある。
源氏に帝位をやれなかった代わりに。冷泉帝は桐壺帝にとって実の孫に当たり、
どこまで行っても源氏の血を引かない薫なんかとは違うんだよな。
>>441 「若紫」巻で源氏が藤壺と関係を持ったときの記述に、藤壺は
思いもしなかった過去の過ちを二度と繰り返すまいと心に決めていたのに、
(またこうして源氏が忍んできたので)お悩みなさる、という文章がある。
若紫巻以前に源氏と藤壺は関係があった。
しかし、源氏は葵と結婚したのは「桐壺」巻で、これには源氏と藤壺の密通記事はない(源氏12歳以前)。
藤壺と源氏が密通したのが「輝く日の宮」巻だったというなら、葵との結婚後になるし、
藤壺が最初の相手だというなら、葵とはそれ以前には未通婚(体の関係のない夫婦)だったということになる。
>>447 真実を明らかにしなくても源氏失脚の際に皇太子を辞する機会はあった
後見の源氏がいないことを理由にすれば問題ないし中宮なんだから生活の心配はない
薫との比較は無意味でしょ
薫は源氏の次男で家を継いだのは正当な血筋の夕霧
源氏は桐壺帝の息子だけど臣下の身分で臣下が父親の帝というのはどう考えてもおかしい
>>449 帝の地位と一貴族の源氏の血筋を一緒にされても・・・
>>447 なぜ冷泉が帝のあいだに子供に恵まれず後継の皇太子がいなかったのか
創作の物語でも皇統に臣下の血筋が混ざって継がれていくなんてとんでもないことだよ
>>448 源氏と葵は形だけの夫婦だよ
実際にエッチしたのはもっと後
今上帝とちい姫が早すぎただけで
>>447 >>不義のことを知った上で尚、冷泉帝を帝位に就かせた
それ、あさきで桐壺帝が藤壺に謝罪したシーンからの想像だよね。
原作には、気付いていた素振りは一切ないんだよ。
もし臣下の子供が帝位につくことを知った上での事なら、桐壺帝は救いのない愚帝になる。
そこが古来、源氏のタブー視されてる部分で、冷泉一代限りだし、物語だからと許された理由。
臣が帝に、帝が臣になどとは最大の呪言だよ。
>>426 だって物語は道徳の教科書じゃないもん。
現実におきたら大変なことでも
小説や映画のなかでの話なら面白く受け止められるしね。
あなたの言うことはアルセーヌ・ルパンが好き、怪盗かっこいいと言う人に
「泥棒マンセーなんて信じられない!」なんて言うのと同じ。
今だに物語と事実の区別が付かない人もいるんだな
源氏藤壺密通が不道徳であると、その部分をカットしなればならない、
源氏物語不遇の時代もあったんだよね
軍国主義の頃
横レスだけど、感覚的にいやってのはよくわかるなあ
ルパンは好きだけど
>>449 弘き殿は東宮を廃して八宮を東宮に立てようとしたみたいだけど、
世間は源氏に同情的だったので(源氏は無実の罪で須磨流しになった)
できなかっただけでしょ。
藤壺が理由を源氏失脚を理由に東宮辞退を申し出れば
源氏の謀反は本当だった(源氏は朱雀帝への謀反があった・
藤壺や東宮も一枚かんでた)ということになりかねない
あの時点で東宮辞退などできないよ
>>453 原作では桐壺帝は気づいたとも気づいてないとも書いてない。
ただし、藤壺の出産は予定日から2か月も遅れてるんだよね。
里帰りの間に密通したもんだから、宮中を退出前に懐妊と報告してたから。
源氏は藤壺の出産の遅れで自分の子に間違いないと確信をする。
当の桐壺帝は2か月も出産が遅れた子を、本心から我が子だと思っていたのだろうか。
世間的には物怪のせいで遅れたということで誤魔化したようだけど、
桐壺帝が本当に我が子だと最後まで信じていたかどうかは疑問。
桐壺帝が愚帝とか関係ないw
今の天皇家が1600年間一度も不義密通がなかったかどうかもかなり懐疑的でしょ。
>>451 源氏は天皇の父として准太上天皇となり
太上天皇号(六条院)を受けているから問題ない
この時点で皇族復帰と同じ
天皇の父が天皇でないときには代わりに太上天皇号を受けるんだよね
(後高倉院とか、後崇光院とか)
源氏物語では桐壺帝と藤壺は地獄落ちしたけど、弘徽殿はそうじゃ
ないんだよね。
皇統を朱雀の直系男子に戻したり、紫式部は厳しいとこがある
最終的には朱雀(弘徽殿)と源氏(桐壺)の子孫が皇統を継ぐから
冷泉(先帝→藤壺ライン)は傍流になっちゃうんだね
>>457 八宮の人生は、冷泉も一歩間違うとそのような転落人生になる所であったと、
冷泉の輝かしい人生と比較されていると思う。
藤壺は良く冷泉を守ったよ。
冷泉時代は、冷泉、源氏、藤壺により実現した、一代限りの夢のような理想の御世
そう考えると物語とはいえ式部さんはさじ加減が絶妙
藤壺が一番好きだけど皇統が冷泉の血筋はなんだかなぁと思う
明石とか超勝ち組だけど、ちい姫には養母の紫をマンセーさせたり、
さじ加減がほんとに絶妙だと思う
秋好は中宮なのに微妙に凡人扱いだし容赦ないね
>>458 藤壺密通の因果応報パターンである女三宮密通を源氏は知ったから、
桐壺も知っていたかもしれないと読者に思わせるものだね
あさきもその解釈だろう
>>466 絵の上手い教養ある美人だから凡人ではないよ
469 :
愛蔵版名無しさん:2013/02/12(火) 22:39:51.62 ID:yqXCi2XI
冷泉院の生まれた皇子には夕霧の娘が嫁ぐだろう
細々と続いて行って、武家の時代に天下を取るかもしれない
>>469 夕霧の娘じゃ年上すぎないか?
冷泉院の皇子は玉鬘の孫だよ
確かに夕霧の娘は多い
ただ、
>>470の指摘どおり、年齢的に無理があるよねえ
夕霧の娘と玉鬘の孫、単純に考えると親子の年齢差
冷泉院の長女に、匂宮が興味持ってたくらいじゃなかった?
その長女と皇子ですでにかなり年齢差あるだろう
冷泉院の皇子は出家しそうと思ってしまった
>>466 秋好中宮は母親ほどキテル人ではないし、
冷泉院にとっては若い頃の精神的支えにもなっただろう
嫉妬心も、玉鬘長女に対して出したかもしれないけど、
冷泉院こきでんほどじゃないし
母親よりは普通の人だけど、母親の報いが及んだ感じがちょっと気の毒
>>469 年齢釣り合っても政治的にメリットないし嫁ぐかな?
一番年下の六君もそこそこいい年
それに冷泉院の皇子を産んだ玉鬘長女は、夕霧息子が熱心に
プロポーズして振られた相手だから、夕霧一家とは気まずい仲だ
夕霧の子供は12人
娘が多すぎて嫁ぎ先選びで苦労してるよね。諸説あるがあさきでは、
雲居8人・・・太郎、三郎、四郎、六郎、大君、中君、四君、五君
藤典侍4人・・・次郎、五郎、三君、六君
の案を採用してる
六君が匂宮正妻だから他の姫君はそれより年長になる
大君(雲居腹。東宮妃。后腹の東宮)
中君(雲居腹。二宮正妻。后腹の式部卿宮)
六君(典侍腹。匂宮正妻。后腹の兵部卿宮)
四郎(雲居腹。蔵人少将→三位中将→宰相中将。玉鬘大君に求婚するが断られ。正妻は前左大臣の姫)
夕霧の娘の中君や五君は、妹の明石中宮が生んだ今上の五宮に嫁ぐかも
>>473 冷泉院の姫が夕霧の息子に降嫁するケースはあり得るな
世界人類から冷笑買ったインチキ学説・Y染色体論かwバカじゃねwww
表向き叔父と甥、実際は異母兄弟の子供同士だから
なんちゃらの継続面は無問題じゃないの
近親婚の弊害という意味では問題だけど
藤壺は、政治脳全開時代ちょっとパッサパサすぎるきらいがあって
あさきでさえ微妙にうざい。でもあさきの悲恋描写はダントツで好きだ
政治脳といっても民への心遣いはきちんとしていて慕われていたし
そういう政治脳全開だったから亡くなる直前の1人の女性としての述懐が深みを持つわけで
>>469 玉蔓大君は夕霧の後見を得られず(夕霧は義姉である秋好の後見人)
宮中退出を余儀なくされている。
玉蔓が薫に夕霧と秋好を説得して娘が冷泉院のお側に居続けられるよう
掛け合ってほしいと頼んだけど薫に虫が良すぎますとあしらわれている。
夕霧が玉蔓の孫皇子を後見して娘を与えることはないだろうねえ。
玉蔓大君は女御や更衣としての入内ではなく、お手付き女房状態なので
皇子は即位するどころか皇子・皇女が親王や内親王になれるかどうかも危うい。
皇子は仏門に入れられるかも。
弘徽殿は意地悪というだけでなくあまり頭が良くない人だったのかな
その時の感情のまま行動して政治も乱す
理性的な藤壺と大違い
冷泉院の子供たちは養子扱いの薫が後見しそう
>>484 薫は冷泉院と秋好の両方から可愛がられているからそれはどうだろう
冷泉院の女一宮は新弘徽殿の兄弟である紅梅が後見しているから薫とは疎遠だし
玉鬘は薫が玉鬘の孫を後見してくれれば願ったり叶ったりで持ちかけているけど
薫は軽くあしらっているし薫が夕霧と敵対してまで玉鬘大君の子を後見するとも思えない
>>470 玉鬘の娘(大君)にはもともと夕霧と雲居の息子である蔵人少将が懸想し
雲居が玉鬘に何度も手紙を書き、夕霧からも息子はまだ官位が低いがお許しいただきたいと言ってきていた。
しかし玉鬘は蔵人少将はわが娘には官位が不足であると思い、
昔玉鬘に言い寄っていた冷泉院がせめて娘を参らせよというのでそちらに大君を参上させた。
玉鬘の子と夕霧の子が同年代だし、玉鬘は夕霧と雲居の愛息からの求婚を断って娘を冷泉院に入れたので
夕霧一家とは当然険悪。
玉鬘の娘は新弘徽殿との関係も微妙
雲居は異母姉の新弘徽殿と仲良し、夕霧は秋好の後見、なので
玉鬘の娘が産んだ皇子皇女が夕霧の子供と結婚するのは無さそう
>>474 今上の五宮は匂宮以上に帝位に就く可能性はないし、
夕霧が嫡室雲居腹の姉娘を差し置いて藤典侍腹の妹娘を匂宮と結婚させるのも不思議。
あの時代子供が全員育つことも少なかったのだし四の君・五の君って
宇治十帖ではたして生存しているんだろうか?全然出てこないんだよね。
匂宮を将来東宮にしたいという今上帝と明石中宮のお願いを聞いた夕霧が、
後ろ盾のない八の宮の中君では不足だから、
匂宮にもしっかりした後見人をと言うことで、
藤典侍腹ではあるけども娘の中でも出来の良かった愛娘・六の君を差し上げたと
母親の出自はいま一つなんで落葉宮の養女にしてまでという念の入れよう
宇治十帖は誰も彼もが夕霧を後見としてるけど
六君は雲居腹の四の君や五の君より器量が優れていたから、
匂宮の正室になっても中君に劣ることはないし、それで姉二人をすっ飛ばしたと
でもふつうの貴族なら、正室である雲居腹の娘を欲しがる人が多いだろうね
浮舟は八の宮の娘でも脇腹だったし父宮も死亡で認知もされず
縁談が持ち上がったけど、相手が少将風情でも結婚を断られた
この少将は、異父妹の受領の娘と結婚する始末
結婚は出世を左右する一大事だったから、娘の器量以上に後見人の力が大きかったと
もともと八の宮の大君・中君・浮舟みたいな後ろ盾のない姫君を身請けできるのは、
大貴族に限られてたと思う
匂宮や薫のような上流階級でないと無理だった
尚侍を長年務めた朧月夜でさえ裕福ではなかったし、甥の大和守しか頼る人はおらず
落葉宮にしても身内は母一条御息所の甥の大和守のみで、夕霧に頼るしかなかった
実家の力がすべてを左右する
秋好は子供がいないから薫を後見として頼もしく思っているとある
秋好の後見は夕霧ではなく、薫じゃないか
それか、次第に薫になっていくか
>>490 かえって浮舟は受領の娘だから、身請けしやすい
匂宮が考えてたように、女房=召人にしちゃえばいいんだから
末摘花とか大君中君みたいにれっきとした宮家の女王様だと、
邸与えなきゃならないし、たいへんだ
>>491 六条院全体の管理は当然夕霧がやってるし、お世話は夕霧が
してるんじゃないか?
>>489 匂宮を二宮をすっとばして東宮にしたいという明石中宮の語りは原文にはなく、あさきの創作。
匂宮は同母兄を2人持つ三男坊で、兄の東宮にも二宮にも多くの妃を持っているのに
そのあたりを全部すっ飛ばして東宮というのは考え難く、
原文では二宮は東宮の次の皇太子として大事にされていると書かれてある。
そもそも夕霧が匂宮か薫を婿取ろうとして六の君を落葉の養女にするのは
あさきの中の明石中宮の匂宮立太子話の随分前のことだよ。
正直、匂宮が将来天皇になるなら、夕霧は雲居の娘と結婚させただろうね。
立后するには器量よりも出自だよ。雲居の娘が立后するなら藤原氏だって悪い気はしない。
明石中宮は実母の出自は低いが源氏唯一の娘だったから紫を実母と公称して立后できたけど、
夕霧の場合、六の君より出自の良い娘が他にいるわけだからねえ。
藤典侍の娘が落葉の養女になったからと言って
雲居の娘を差し置いて立后して中宮というのはあまりにも厳しい。
>>491 今現在秋好の後見をしている夕霧がいなくなった遠い先の後見という意味だろうね
(夕霧より秋好のほうが年上なのでどちらが先に亡くなるか分からないが)
その文章がある箇所で薫はまだ冷泉院と秋好の厚意で
冷泉院の御所で元服をさせてもらったようやく14歳の少年にすぎないので
薫が秋好の今現在の後見をしているわけではなく
秋好が義弟(と信じている)薫の将来を楽しみにして可愛がっているというだけだろう
>>494 夕霧が雲居腹の東宮妃より六君の方に、より力を入れて盛大な結婚をさせたのは、
夕霧が匂宮の将来に期待をしているから。
娘たちの中で六君が最も美しいから、落葉宮の養女にして格上げもしておいた。
しかし当の匂には期待できるものがほぼないってのがまたなんとも
匂を即位させたくてたまらないのが例の中君を国母に!の人なんだよなあ。
何度無理だと説明されても理解できないって不思議。
>>481 藤壺の述懐はあさきで一番好きかもしれないモノローグ。
東宮は申し分ないし
二宮は人格知能優れた次世代有望株
夕霧はぬかりないから匂うさんも義理息子にして
自分の政治支配下に置いてるだけです
薫は、柏木の息子として生きていたら宇治終盤でも四位五位止まり
祖父頭中の養子になったとしても四位止まり
冷泉院や秋好中宮に可愛がられることもなく、若くして出世もせず、
匂宮という親友もなく、今上帝の女二宮の降嫁もなく、
八の宮に近づくことも大君・中君・浮舟と出会うこともなかったろう
六条院の息子であるというブランドが薫の栄華のすべてだったわけだ
紫式部自身による宇治十帖の続きがあったとすれば、やはり薫は若くして出家したと思う
浮舟と結ばれることがあったとしても子供は生まれず
宇治は藤の一族はことごとく没落して、源氏王族である夕霧一族の天下だからね
作者の意図が分かるというか、天皇朝廷の求心力を高めるために道長が利用したのか
知らんけど
>>492 女王とは言え、最初は世間から見ると中君は召人扱いされても仕方ない立場だったよ。
次第に、やんごとなき妻として六君より大切にされ、世間から北の方と認められるようになったのは
匂宮が六君より優れた中君を寵愛し中宮にしたいと考えており、
中君の男子は嫡男待遇を受け帝から盛大に祝せられるが、六君は子は生まない人らしいこと。
さらに中君の後見の薫が出世するに応じて中君の立場も安泰になったからなど種々の要因によるね。
>>496 夕霧が東宮妃よりも六君の結婚式を盛大にやったというのは
あさきにも原文にもないと思うが
東宮妃である夕霧大君は東宮から寵愛されて内裏に住んでいます
夕霧中君も東宮有望株の二宮の妃となって二宮と一緒に内裏に住んでいます
一方匂宮は即位有望ではないので内裏に住めず
外祖父の源氏から相続した二条第に住んでいますが
二条第には好き勝手に呼び寄せた側室の宇治中君を住まわせて
ときどき六条院にいる正室の六君のところへ通うというやりたい放題
>>493 匂宮が東宮候補との記述は複数あり、初めは匂宮を寵愛している帝と中宮が東宮にと考えていたのだが、
段々と世間からも東宮候補としての評判が高まっていく。
終盤に二宮は式部卿宮に就任しているが、それは東宮を外された格の高い皇子に与えられる職らしい。
そのような学説に依って、あさきは二宮すっ飛ばし説を採用したのかもしれない。
二宮が東宮外される理由が全く思いつかないんだけど
匂宮ならまぁあり得るなとは思うけどw
匂は兵部卿だから、もっと帝位には遠いわな
>>502 六君不妊説のソースは?
また中君ドリームの人かね?
そもそも、成人した親王が無職なのは、凄く格下な方だけ。
歴代、式部卿を経て東宮、帝になった親王は沢山いるから。
それに后腹の親王は東宮は幼長の順と暗黙の了解があり、順番が狂うと政変とみなされて(安和の変)大問題だよ。
品性方向で人望も篤いんだよね、二宮
軽薄フラフラで女とやることしか考えてない匂宮とは大違いだな
これで二宮と匂宮の兄弟順が逆なら確実に匂宮はすっ飛ばされてそう
院政期なら、素性や素行が悪くても、気に入った皇子を帝につける事も出来るんだけど、百年早いお話だからね。
まだまだ、格式や儀礼、洗礼にうるさい時代真っ最中。
洗礼じゃなく、前例でした、失礼しました。
他にはかかる人も出で来まじきにやと、やむごとなきものに思して、(浮舟)
他の人から自分の子は生まれないかもしれぬと思召し、夫人を尊重あそばすようになり
と、六の君が子供を生まないであろうことが示唆されている。
中の君が格別の待遇を受けているのは、中の君が嫡男を生む一方で
六の君は子供を生まない女性であることも一因。
六の君が皇子産まないなら夕霧は自分の娘を大切にしてくれている東宮・二宮を尊重するだけでは?
仮に匂宮が次の東宮と言っても今上がどーんと居座ってさらには兄の東宮も存命
兄の東宮には紅梅の長女の入内しているとあれば、匂宮が帝位につける可能性は低そう
だいたい匂宮はこの先も漁色三昧だし、紅梅の娘あたりが皇子産んだら中君の地位は一気に揺らぐ
>>509 確か、紫式部の時代より前に、式部卿宮を経て天皇になれたのは
特異例の光孝天皇しかいない。
玉鬘もばかだよね
娘を冷泉に差し出すなんて
どう考えても夕霧の息子と正式な結婚させたほうがよかったのに
>>515 そうだね、摂関時代になり、東宮がすんなり帝に登極出来る時代に、成人した親王が東宮になる必要はないものね。
どちらにしても、東宮が先の長い方であるんだから、二宮も三宮もスペア要員でしかないわけだね。
>>514 道長がいやがらせして無理矢理退位させたような三条天皇だって、
道長の娘が三条天皇の皇子を産めなかったのが、不仲の決定打に
なったようなもんだしね
匂宮は六君に子供を産ませないと先がヤバイ
>>515 兵部卿を経て天皇になった人はいないんじゃなかった?
式部卿や兵部卿などの職を得るのは元服後なので
普通東宮に立つ人は元服以前に東宮に立つので
こういった地位には就かないんだよね。
平安中期も過ぎると、冷泉天皇の様に難ありの場合以外は、
皇太弟自体が、皇位を乱す元として好まれなかったからね。
好ましいのは直系相続だよね。
だから、六条の年齢のズレも、前坊が政変に巻き込まれて廃されて、朱雀が東宮になった説もあるくらいだから。
源倫子の母・藤原穆子はすごかった
娘・倫子は2つ年上の24歳、道長は22歳。従三位左京大夫の若輩者
道長の父・兼家は、穆子の夫左大臣源雅信の政敵。しかも道長は将来不安な四男坊
結婚後は、23歳で権中納言、24歳で右衛門督、25歳で正三位中宮大夫、
26歳で権大納言、27歳で従二位、30歳で内覧右大臣藤氏長者、31歳で正二位左大臣、
50歳で准摂政、51歳で摂政、52歳で従一位太政大臣、54歳で出家、62歳で薨去
すごいアゲマンっぷり。娘三人を中宮にして一家立三后
玉鬘は先が見えてなかったね
雅信と兼家は一触即発だったから、二人の婚姻は両家にとって渡り舟だったんだよね。
確かに女親の見る目は大事だ、玉鬘みたく初恋?の思い出を娘に託す様な甘ちゃんじゃ、後家が生きていける程甘くは無いね。
>>513 >他にはかかる人も出で来まじきにやと、やむごとなきものに思して、(浮舟)
>他の人から自分の子は生まれないかもしれぬと思召し、夫人を尊重あそばすようになり
この訳でいいなら、匂宮はあれだけ女好きで居ても他に子が生まれないなんてすごい自信だな
>>523 初恋というより、
生前に髭黒が大君を入内させるつもりだったし、
「この娘は臣下には縁付けない」ということで、玉鬘も張り切ったんじゃないの
>>525 それなら素直に大君を今上に入内させれば良かったのにね
今上は髭黒の甥だし、何の得にもならない冷泉に入内させるのがアホ
そこは髭黒もいない状況で、
夕霧−明石中宮に対抗するのが怖かったのかも
しかし妹姫は今上に尚侍として仕えさせてるし、やってることが
後手後手だ
そこは今上が「約束が違う」とぶーたれたので、
中君をある意味気楽な尚侍として宮中にあげたのでは
中君が子を産む描写はないよね?宇治十帖との連結が怪しいのかもしれんけど、
中君は美しくても、そこまで寵愛はなかったということなのか
大君を女御としてあげてたら、宮中でひと騒動あったかもしれないし
後手後手ではあるが、結局は子どもらが若いうちに髭黒が亡くなったのが災いかと
今上のとこなら明石中宮が鉄板すぎるから、かえってもめなかったかも
東宮を始め子沢山だし、今上も明石中宮より大君を寵愛するとは
考えにくい
>>520 成人している権勢を誇る后腹の親王だから
式部卿や兵部卿につけざるを得ないんじゃないのかな
二十過ぎの后腹親王にふさわしい職ってどれよ?ってなっちゃう
>>531 中務とか式部卿かな
>>530 確かに今上に参内させた方が問題無いね、既に中宮腹の親王が東宮にたってるのだし、かえって気楽だと思う。
そういや中君が、母は姉姫ばかり可愛がってばかりだったと今上と二人で愚痴ったシーンがあったな。
匂宮が明石中宮に溺愛されて良い扱いなのは
藤壺の兄兵部卿や源氏弟の蛍兵部卿みたいに
パッとしない脇役皇子たちと一線を画すためでは
主人公は薫だけど正編の主人公源氏の血を継いでるのは匂宮だし
当時の読者が今の読者のように源氏アンチばかりだったかどうかはわからない
どっちかと言うと源氏の血を引く匂宮が主人公じゃないかな
自由奔放に恋愛しているし
紫上と源氏が可愛がった宮だから中宮が溺愛し夕霧が一目置いているのは分かるが
なぜ帝まで溺愛しているんだろ
>>532 どうしても入内なら今上だよね
雲居には「亡き父親(頭中)と夫の願いで・・・」とか言っておけばいいのに
玉鬘は自分が頼めばみんなが許してくれるとでも思ったのかな?
しっかりものに見えたけどなぜそうなった・・・
今上に入内しときゃ、玉鬘の息子達の出世にも多少は役に立つし、
冷泉への入内はまさに誰得だ
今上は女二宮の縁談もスムーズにまとめてるし、意外と頼りになる
>>536 うまくいけば自分も冷泉のお手つきになるかもしれない自分得・・・
玉鬘大君に懸想していた夕霧四男のエピソードは中途で終わっているが、
諦める気がなく想い続けていた。
あのまま物語が展開していたら、藤壺源氏、女三宮柏木、
浮舟匂宮のような密通が起きたかもしれないね。
>>538 それは得なのか?!
いやいや、玉鬘は院に大姫差し上げたら、さっさと帰ってしまったじゃないか。
玉鬘って、冷泉が未亡人の自分にいまだに想いがあるのをうっとおしがって、
大君のいた冷泉御所に寄り付かないんじゃなかった?
>>532 >そういや中君が、母は姉姫ばかり可愛がってばかりだったと今上と二人で愚痴った
これは大君が「母は妹ばかり可愛がっていた」冷泉「そなたの母君はつれないねえ」
と愚痴ってたのかと思ってたが
>>541 失礼、玉鬘は妹贔屓で、髭黒が姉贔屓か。
桜を賭けたりしたんだよね。
>>526 玉鬘は本心では義弟の夕霧が大君の後見者となってくれることを期待していたので
夕霧の妹を中宮としている今上と夕霧の娘を正妃としている東宮は避けたんだよね。
実際に、玉鬘大君の冷泉院参院のときには、夕霧は表向きは玉鬘に車や従者を貸し出してるんだよね。
そればかりではなく夕霧の息子たち(求婚していた蔵人少将ではなく、源少将・兵衛佐といった別の夕霧の息子)も
夕霧に命じられて玉鬘大君参院のお供をしたので、玉鬘も素直に大君の前途にかけていたようだ。
>>528 玉鬘中君は今上と肉体関係のない純粋な女官。
姉の大君が冷泉院の愛妾となって妃たちの嫉妬を受け実家に引きこもったのに対して
中君は独身のまま誰からも嫉妬を受けず楽しく宮仕えを続けている。
>>503 「三条殿腹の大君を、東宮に参内させなさった時よりも、この儀式を、特別にお考えおきなさっていたのも、宮のご評判や様子からのようである」宿木
帝や明石中宮は寵愛する匂宮に内裏の住まいを設けているが、気楽な二条院に住み、
二宮は六条院に住んでいる。
訂正、確認したら、二宮は梅壷を住まいとし、六条院を休息所としている。
>>546 その文章の次に二の宮が東宮に次ぐ東宮候補として
重んじられていることが書かれてあるよ。
「二宮も、六条院の寝殿を時々の休憩所になさって、(普段は宮中の)梅壺を本宅となさっている。
右大臣(夕霧)の中の君とご結婚なさっている。次の東宮候補として、たいそう重んじられ、
人柄もご立派でいらっしゃる」
>>545 東宮への入内よりも盛大にやったとは書いてない。
匂宮が風流な方であり、ましてやすでに中の君という夫人を持つ既婚者であるので、
匂宮が満足するよう、負けないように派手にやったというだけだろう。
>>534 今上が薫を可愛がるのは女三宮の子だからでしょう。
今上は女三宮を二品に格上げした人で、
今上と女三宮は異母であるが共に朱雀院の女御腹でかなり仲の良いきょうだいなんだよね。
(今上と女三宮はたぶん同年齢、どちらが兄姉か分からない)
>>500 薫がたとえ柏木の子であっても女二宮の薫への降嫁はあった可能性が高い。
薫の父が誰であれ、母親が今上の姉妹である二品宮・女三宮である事実は変わらないから。
550 :
549:2013/02/14(木) 10:39:19.30 ID:???
534へのレスは間違い。
今上が薫を可愛がる理由ではなくて匂宮を溺愛する理由だね。
それは分からんわ。
原文では宮が今上から特に溺愛されているように見えないからねえ。
あさきでは明石中宮が匂宮を溺愛する理由は駄目息子だからのようにしか見えない…
>>548 宮のご評判や様子が理由とある。夕霧は、帝や中宮が匂宮を将来の東宮候補と
考えている状況を見て、長女の結婚より重要視したのだろう。
二宮を飛ばすにしても二宮の次にしても、匂宮が将来の東宮候補であることに変わりは無いから。
溺愛する中宮が溺愛するから帝も匂宮を溺愛しているのかな
溺愛の連鎖w
愛されキャラってのはさすが光源氏の孫だね
あの紫上もかわいがっていたし
>>551 原文「三条殿腹の大君を、春宮に参らせたまへるよりも、この御ことをば、
ことに思ひおきてきこえたまへるも、宮の御おぼえありさまからなめり。」
「宮の御おぼえ」に重要な東宮候補だという意味はないよ。
>>553 紫上が六条院に匂宮を傍に置き可愛がったのは
一宮や二宮は将来帝位につく皇子として宮中で育てられているので恐れ多いと憚りなさり
代わりに帝位から遠い三宮や女一宮は明石中宮の好意で紫に預けられ
紫が手ずから養育したためらしい(と言っても匂宮が小さい頃に紫は亡くなるが)
別に紫上は一宮や二宮が可愛くなかったということではない
中務卿宮>式部卿宮>兵部卿宮>帥宮(大宰帥)=尹宮(弾正尹)>常陸宮=上総宮=上野宮>無職宮
ポストの数が限られてたんで無職宮が多かった
八の宮も無職のボンビー!
親王は政に関るべきではないという慣例だったんで太政官には就けなかった
いずれも名誉職でお給金だけもらう。親王は風雅が仕事なんで実務はしない
治部卿宮、民部卿宮、刑部卿宮、大蔵卿宮、宮内卿宮はあまり見ないね
一応延喜式でも、
知太政官事・・右大臣に准じて季禄を与える
中務卿宮・・適任者がいなければ空席
式部卿宮・・第一の親王是に任ず
の3つが親王が就ける最高ポスト
今上帝の御代においては、
親王は一宮(東宮)>二宮(式部卿)>匂宮(兵部卿)の序列
いずれも明石中宮を母とする后腹の親王たち
后腹の女一宮は一品内親王に、后腹の五宮は未成人かポストがない
女御腹の女二宮は薫大納言に降嫁し、更衣腹の第四皇子は常陸宮になった
后腹の親王内親王は元服裳着すると三品以上確定
女御腹は四品、更衣腹は無品がふつう
>>556 一応、「紫式部日記」により源氏物語がこの世に出ていた事が確実視されている
1008年時点での史実の親王たちの地位ね。
皇子たちの品位がポイントで、式部卿>中務卿>兵部卿。
式部卿宮…為平親王(村上天皇第四皇子。一品。母は中宮)
中務卿宮…具平親王(村上天皇第九皇子。二品。母は女御)
兵部卿宮…昭平親王(村上天皇第五皇子。四品。母は女御)
ちなみにこの2年後、敦康親王(一条天皇第一皇子。母は皇后)が元服して
三品太宰帥(帥宮)となり、その翌年、帥宮のまま一品准三后に叙されている。
>>553 今でいうとチャラ男キャラ?オリラジ藤森みたいな。なぜかもてるし。
匂宮はもっと生まれ育ちもいいけど。
>>559 源氏の遺伝子を最大限に受け継いでいるのが匂宮っぽいからね
源氏を愛した紫が源氏によく似た匂宮を最も愛するのも分からんではない
ただし紫が生きてた頃は匂宮はかなり幼いのでチャラ男になる以前のはずだが
六の君ドリームの人って自分に都合のいい文章だけ拾って匂を帝にしたがるのねw
ドリームとかどうでもいい
明石の尼君の祖父は中務の宮だったのよね。
てことは后腹だった可能性もあるんだね。
明石の入道の父上も大臣だから、血筋は立派だったのね。
>>563 だからこそ明石の君を貴婦人に養育できたんだろうね
教養や嗜みの点では紫とどちらが上なんだろう?
>>555 ですよねー
明石中宮の匂「溺愛」もちょっと過剰な解釈
ちい姫はあのポジにいながらにして子の選り好みするような器ではないし
手のかかる馬鹿ドラ息子が問題起こさないか釘刺してるくらいじゃんw
あの時代の貴族は中流・下流貴族であってもほとんどは
皇室か藤原氏から出た親戚ばかりでしょ
源氏物語に影響を与えたと言われる伊勢物語の主人公在原業平も
諸国放浪する中流貴族だけど父は兵部卿宮だし
紫式部だって祖母は右大臣の娘なんだよ
>554
同じ宿木巻に、
筋ことに世人思ひきこえたれば−匂宮を将来、東宮に立ち即位するお方と、世間の人は見ている。
と書かれているので、匂宮が世間から東宮候補と見なされていることが分かる。
よって、「御おぼえー評判」とは、匂宮が東宮候補との世間評を指すと推測でき、
その結果、夕霧は長女の東宮妃の結婚よりも重視したということだと思う。
「宮の御
あの時代、兄ちゃん二人とも流行り病で死亡とか、良くある事
当然、后腹の匂宮も上二人の兄ちゃんが死亡した時の大切なスペア
二宮すっとばして匂宮が東宮はあり得ないけど、匂宮も東宮候補の
であるのは間違いない
>>565 ポジ関係ないんじゃ?桐壺帝は源氏を、朱雀は女三宮を溺愛している。
ある特定の子への溺愛が重要なポイントとなる物語。
明石中宮は、紫と源氏が可愛がった匂宮を最も寵愛している。
親王の中で匂宮が最も美しいようだから、帝も寵愛しているのかな。
>>567 >宮たちときこゆるなかにも、筋ことに世人も思ひきこえたれば(原文)
「宮様と呼ばれる人は世間に大勢いらっしゃるけれども
(匂宮は)格別なお血筋だと世間の人に思われていらっしゃるので」の意。
匂宮は今上の后腹の親王なのだからその辺の宮とは違う高貴な人に違いはない。
そもそも兄の東宮や二宮が廃太子される気配は全くないのに、
夕霧が東宮よりも匂宮を重視するという理由は全くない。
>>569 あさきでも原文でも帝や中宮が匂宮を最も寵愛しているという記述はなかったと思う。
明石中宮腹の親王の中で匂宮が一番美形というのは事実だろう。
源氏ほどの美男は二度とこの世にいらっしゃらないが、
ただ薫と匂宮だけがたいそう美しいと世間で評判だ、とあるのだから。
だけど、匂宮は美しいばかりか帝と中宮の寵愛さえ一番だ、という記載はない。
候補というなら皆候補だからなあ。上二人の上出来兄ちゃんに周囲の力が入り過ぎて
おかしな流れや悪縁を生まないように、三男坊その他も裾野に入れて風穴作ってるね
帝と中宮の寵愛なら、女一宮の方がわかりやすいな
本当に大切に守られてる
>>568 匂宮即位で頑張っている人は匂宮は東宮・二宮が皇子がないまま急死などの
非常時のスペアなどではなく、確実に即位すると言っているんでしょう。
夕霧は東宮妃の結婚よりも匂宮の婿取りを重視しており、
むしろ東宮よりも匂宮のほうが天皇として世間から期待されていると。
下手したら二宮どころか東宮すらすっとばしで匂宮即位だと言いかねない。
薫とペアで宇治編の主役格に抜擢したキャラだから、多少の盛り上げは必要
何しろ魅力ないし
でもその「多少の盛り表現」をそのまま鵜呑みにする感性は日本人には無いわなw
女一宮は紫が可愛がってるし格別な感じもわかる
匂はただたんに候補なだけなのになぜ即位前提で話すのか謎
どちらかというと目をつけておかなければ醜聞起こしかねないって感じの扱いだと思う
馬鹿な子ほどカワイイでそう言う意味ではかわいい
藤典侍腹の六君ちゃんは落葉宮経由で箔付けも万端
でも、「東宮妃」としてなら
名門かつ経済力ある雲居実家からの女君がやはり鉄板でしょ
夕霧は相手の男君相応の格と実利で娘を振り分け嫁がせてると思う
帝、后も特別におかわいがり申されていらっしゃる宮なので、
世間一般のご信望もたいそう限りなく、それ以上に六条院のご縁者方は、
次々の人も、みな私的なご主君として、親身にお仕え申し上げていらっしゃる。(椎本)
帝后が特別に寵愛しているだけでなく、夕霧なども皆、一族は私的な主君として
匂宮に仕えているらしい。
匂うは一親王エンドだからお気楽でいられるんだな
>>579 落ち着いて考えなよw
六の君を匂にさしあげて六条院に通って(住んで)いただくのだから主君並みの扱いは当然w
匂宮はアホだから、序列を理解できないアホ忠臣もついてそうだな。
東宮二宮の皇子死産祈願とか、非の打ちどころない二宮に毒盛ったりしてそう。
>>582 匂宮は間違いなく思慮のないおバカだけどそれが世間に知られず帝、中宮が期待していると思わせているのは
貴族の子弟の忠臣だよ
本当におばかな家来しかいなければとっくに醜聞だらけで世間でも軽んじられる
醜聞だらけになれば中宮も非難されるしあまりな事態になれば東宮にも影響するよね
そりゃあ夕霧一族が必死で匂宮盛り立ててなんとかしようとするはずだわ
それを匂宮即行って考えちゃうってすごいねw
>>582 いっそ匂宮に毒持ったほうが一族は落ち着けるだろw
そういえば乳兄弟の仕事ぶりって結構大事だな
源氏以降の世代でも出てくればいいのに
紫の上が可愛がったのは、女一宮と匂宮だったな
六条院の春の町は女一宮に相続、二条院は匂宮に相続を推薦
源氏のものだけど
貧乏嫁貰うと苦労するな
寵愛w頼みの遺産狙いが親王人生の全てになるのかも
院政に入ってくると外戚の力が弱くなって、
乳母や乳母の子がだんだん力を増してくるんだよね
近侍となって出世したり典侍になったり
>>586 どちらも気軽に可愛がることのできる存在だからね
一宮、二宮は将来帝になる可能性があるのでそんなわけにはいかない
自分の父宮の消して豊かとは言えない暮らしぶりを知っているので財産も相続させたんだろうね
紫はただただ可愛がるだけでなく言って聞かせるべきだったね
なんでそんなに匂宮叩くの?
立場的にも人柄としても帝位近い人だから大事にされてるんでしょ
匂宮は立場的にも人柄としても帝位近い人ではないからかな
匂宮が帝になり中の君が立后するのは明石中宮はじめみんなの願い
だからこそ帝は若宮に太刀を授けたし中の君の存在をみとめた
夕霧が正妻腹でなく愛人の子を匂宮に差し上げたのも中の君への配慮があったから
などと意味不明な発言をしており
中の君の後見は薫
薫の存在は冷泉にとっては年の離れた弟で秋好も息子のように可愛がっている
母親は女三宮で今上とも仲がいい
夕霧だって親友の息子である薫は大事にしているので(六の君と結婚させて支援しようとした)
薫が後見しても文句は言わない
>>592 中君への配慮というより、逆に、既に中君という愛妻がいるから、東宮妃より六君の結婚に力を入れた
という可能性もある。匂宮が東宮候補との世間の評判を意識しただけでなく。
>>595 遠慮したから脇腹の姫なんでしょ
六の君なんて紫と同じで正妻にはなれない立場
中の君は八の宮と正妻の娘で血筋は正しく教養深い
中の君って血筋も資産も大した事ないんだけど・・・
>>595 596に加えて
六の君を結婚させることで夕霧も匂宮を金銭的にも政治的にも支援できる立場になった
そのためだけの結婚だった
中の君は源氏の君の姪にあたるし桐壺の血筋
夕霧が支援してもおかしくない
文無し中君も側室です。
八宮が真面目で有力な薫に後見を遺言したことは中君に取っては本当にラッキーだったね。
父親が生きて後見するよりもある意味良かったのかもしれない。
薫は中君の後見人ではないからw
この人気が狂っちゃったの?w
夕霧が中の君を支援するわけがないだろ。妄想はよそでやれば。
笑えてきたwwww
本当に東宮呪詛って二宮に毒盛りそうw
ここまできたら実は中の君の子は薫の子で、薫はその子を帝位に付けようと必死・・・って展開でもおかしくないwww
>>601 八宮が死ぬ前に、薫に後見を頼んだんだよ
中君が中宮になれる可能性があるのは薫が後見をしているから、と言う研究者もいる。
薫が、たまに恋心感じてフラフラするが、何だかんだ言って真面目に中君を後見しているのは重要な点。
>>607 匂が二人の仲を疑った時点でアウトだよ
そんな事もわからんのかw
源氏追放策で担ぎ出されたいわく付きの八宮なんて本物の落ちぶれ宮家でしかない。
浮舟の死が匂宮を変えるよ
それを支えたのが中の君
中の君の愛情に支えられ匂宮は帝位につきそれまでの権力争いの末の立后を避けるため中の君を中宮にする
・・・という夢だったのさ
貧乏人は中宮になんぞなれませぬ
なれぬものはなれぬものです
>>607 それはそれで仮に匂が帝になっても一宮を皇太子にしない言い訳につかわれる
姉が皇太后、父は時の最高権力者の朧月夜でさえ「源氏がいない今若宮を産めば・・」と言われてた
薫がちょいちょいちょっかいをかけていた時期の子なんて東宮になれるはずがない
>>612 だからこそ薫が全力で支援する
女三宮だって息子の出世のためなら惜しげもなく朱雀からの遺産を差し出すよ
夕霧だってこっそり支援してくれる
>>596 中君が匂宮の正妻で六君が側室?
当代一の政治家である夕霧がみすみす娘を兵部卿宮の側室にするために
明石中宮にまで頼み込んで盛大な結婚式をするとかありえない
明石中宮も六君を娶って御後見になさいといっており、当然六君が正室だ
>>598 夕霧は中君を支援などしていないよ
その証拠に中君は匂宮が権勢一家である夕霧に婿取られると
このままでは私は捨てられるかもしれないから宇治に帰らせて頂戴と薫に頼んでいる
だいたい源氏が後見する冷泉帝の代わりに東宮に立てられようとした八宮の娘を
夕霧が支援する理由がない
>>596 夕霧の娘でも母親の身分は低い
紫と同程度で兵部卿の宮の正妻になれるはずがない
だからこそ六の君を差し出した
のちのちの支援の言い訳にするためにね
六の君が中宮なんて明石中宮がゆるすはずがない
身分が低すぎる
>>614 ―――――以上、隔離病棟からお送りしました。
ってか。
貧乏人は人様の財をなんだと思ってんだろう。中君は乞食なのか。なら納得。
乞食の子は乞食止まり。
>>615はわかってない
宇治に帰ろうとしたのは匂宮への脅しと今上や夕霧への牽制
若宮を生んだ六の君が宇治に帰ったら夕霧の評判が落ちる
政治的にも中の君はすぐれていて夕霧ですら認めた
若宮を生んだ六の君
>>616 明石中宮は受領の娘明石上の娘で、源氏の側室紫を実母と公称した人だよ。
六の君のほうが随分血筋は良い(実母は参議の娘、養母は内親王)。
それに、匂宮は即位しない親王だから、六君が正室で十分なわけだ。
源氏だって、准太上天皇にならなければ、紫で十分だったんだよ。
だいたい、落ちぶれた親王の娘が立后した例などないよ。
中君が立后するなど不可能。
>>620 誰だって間違いぐらいするでしょ
薫の後見は冷泉なんだから薫が貢献する中の君が立后しても何もおかしいことはない
中君と六君の身分は変わらないと書かれている
中君は次第に北の方と呼ばれるようになる
東宮候補の宮の唯一の男子を生んだから尊重されるようになった
一方、六君は子供も産めずあまり通ってもらえないようだから、形式だけの妻だね
あさきの夕霧も余りにもの寵愛の無さに困り果てている
>>621 薫が中の君の後見になる
そうなれば秋好中宮や冷泉だって中の君を押すよ
今上や夕霧がそれを無視できるはずがない
薫も冷泉も夕霧も中の君の後押しをしませんよ
中の君は食いぶちだけは確保されたのだから
それでよしとしないと
無論いずれ捨てられる可能性もゼロじゃないけどね
立后資金を出してやる義理がどの公達にも無い。
なんで匂が即位の前提なのwwwwww
>>623 六の君とはまだ結婚したばかり
これから御子を生む可能性もあるしそれこそ即位したら身分高く後見も申し分ない若く美しい姫君方が入内なさる
中の君は女御として後宮においてもらえれば御の字だよ
>>619 分かってないのは君。そんなことはどこにも書いていない。
中君は六君を娶った匂宮が六条院に行ってばかりでなかなか二条第に戻らないので
このまま自分は捨てられるのだろうと恨めしくなり、宇治行きを希望する。
そもそも中君が宇治へ籠ったところで夕霧の評判が落ちるはずもない。
中君が匂宮に捨てられ離婚なさったと世間の人は思うだけ。
>>626 薫が出すよ
女三宮の財産もあるし資金には不足しない
夕霧が薫が中の君の後見を見逃しているのも匂が即位した時に恩を売るため
その一環として六の君を資金援助のために差し出した
中君推しの人が乞食発想すぎて中君が気の毒だよう
ありえないが、仮に匂が帝位につくとしたら
尚更中君って立場が不安定になる人なんだけどね
息子ともどもひっそりする運命
>>624 あ、確かに。薫が頼んで冷泉の養女にして格上げすればいいね。
冷泉には姪に当たるし世話したいとも言っていた。
実質の後見は薫が継続してもいいし。
帝后もかわいい匂宮と孫の栄華を喜ぶことでしょう。
>>627 万が一、中の君が女御になるにしてもさ
入内費用をどうやって工面するんだろうね
完全に無理だと思う
>>628 匂宮はいままで手をつけて飽きた女人は姉の女房にしてた
それすらせず宇治に帰れば何らかの政治的な事情があったと思われる
夕霧も明石中宮も評判が落ちるよ
身分低い自分の娘を中宮にするために若宮を生んだ中の君を離縁させたってね
>>631 世話をする発言は匂と関係がない時点でのお話
あの時点で政治的に何の影響もないから気軽に言っただけ
薫は冷泉の弟だけど夕霧も冷泉の弟
しかも夕霧は源氏不在のあいだの心細い時期を乗り切った忠臣でもある
なにより自分が廃太子される原因になった八の宮の娘の子を立后させてさらにその子を皇太子にさせてやる義理がない
>>631 冷泉院が八宮の姫君をお世話したいというのは愛妾としてお側に召したいと言っただけだよ。
六条院が晩年、朱雀院の姫宮(女三宮)のお世話をしたように、冷泉院はその姫君を得たいとお思いになった、
と書かれてあり、当然、冷泉院は愛妾や側室として傍に召したいと思ったわけだ。
何も養女にして自分の財力をかけて後見し他の男に嫁がせようと言ってるわけじゃない。
だいたい、冷泉院も秋好も、薫と同様に夕霧の事も弟として可愛がっている。
薫の言うことならば、たとえ夕霧を敵に回してもなんでも言うことを聞くわけじゃない。
八宮とも中君とも面識ないし。
>>633 それなんて脅し?
貧乏人がガキ作って、婚家の評判を盾に脅し・・・?
>>632 薫が出すよ
薫がしょぼい入内をやったら一族の恥
夕霧も援助するに決まってる
中君に子供を連れて宇治に帰られたら、中君を寵愛し将来中宮にしたい匂宮は困る
六君は子供を産まない女性であると書かれているし
さらに帝、后も困るよ
東宮、二宮も子供を産まない中での、やっと出来た皇統を継げる孫だから
>>635 だよね
せいぜいお手つきにしたあとまあまあの身分の貴族の嫁にかしなさるぐらいだよね
立場的には地方の受領の正妻にでもなれればラッキーだよね
中君の息子って地味に退場しそうだけど。環境的に。
>>633 だから匂宮は即位しないんだってw
即位するなら夕霧と雲居の娘が入内している
さっきから勘違いしてるけど中君が宇治へ帰りたいと言ったときまだ子供は生まれていない
それに第一子を産んだ女性が自動的に正室になったり立后したりするわけではない
仄めかされてる将来といえば中の君が短命かもって事くらい
薫は中の君が完全に捨てられたら面倒は見るだろうけど入内などの貢献はしないと思う
そもそも匂宮の即位すら願ってないでしょ
>>637 夕霧は中君の援助はしないと思う
中君の子の祝賀の時も不満げにしていた
ただ、そんな夕霧無視して匂も薫も帝、中宮も最上の格式で中君の子を祝っていおり
夕霧はそれに従うことしか出来ない立場に追い込まれている。
今上寵愛の匂宮、冷泉寵愛の薫を前にして、夕霧の力はあまり強くない。
今上も匂も明石中宮も夕霧の庇護下にあるんですよ
なんなら冷泉や薫も夕霧を無碍にできる立場じゃないしね
祝いに水さすのは無粋って事で貴族ならそこは引く。でも政治で引く事は無い。
匂宮即位だと正室の六君がそのまま中宮ないし皇后
二宮即位でも正室の夕霧中君が中宮ないし皇后
一帝二后の可能性はゼロではないけど匂帝がやるといっても臣下が支持しない
この時代の天皇に実権などなかった
あれは天下人たる藤原道長だから可能だったんだよね
甥の一条天皇のときも関係は良好だったが、除目はすべて伯父の道長が仕切ってたし
道長=晩年の光源氏のモデル、晩年の夕霧のモデル
匂宮が六君との結婚を断れなかったのも、伯父夕霧の支持なしでは何一つ動かないことがわかってたから
仮に中君を無理に中宮ないし皇后にしても、皇后定子と同じ末路だろう
宿下がりしたくても誰も迎えには来ない、後宮では嫌がらせ、最期は後産が降りずに死亡
よくて立后直後に一宮を守るため出家かな、思い出立后
それなら女御のままでいて、六君が子供生めなかった場合に一宮即位の暁に皇太后追贈の方がいい
薫が表立って世話することなど不可能だし
六君=彰子かw
匂宮のお手つき後の女人の何人かは、兄の二宮も世話してたんだよね
出来たお兄ちゃん
二宮兄ちゃん惚れてまうわ。
>>642 中君腹の一宮は敦明親王コースか
夕霧からの圧迫に耐えかねて自ら皇太子を辞退する代わりに、
准太上天皇の尊号を贈られて太上天皇に准ずる待遇を得た
廃太子にされる可能性も高い
雲隠六帖では薫後見で中君を中宮することに成功したが
中君は薫と密通して不義の子を産み、その子が死んで中君も死んでしまった
その後薫は浮舟を引き取り子供二人、他にも何人かの子供
女二宮との間に生まれた長男に後を任せて、浮舟と一緒に出家して退場
匂宮は独り取り残されて「ああ無常」
そもそも中の君も捨てられたくないとは思ってても立后までは望まないと思うよ
可不可の線引きはできるだろうし現実を知っているのでそこまで馬鹿じゃない
馬鹿なのは匂宮・・・
>>647 うむ。宇治十帖の時代は夕霧の思うがままだ
天下に並ぶものがない権門になってる
藤原一族は左右ともに没落したし、
夕霧の将来は源氏の夢占いで補償されてる>左大臣から太政大臣へ
今上帝も後ろ盾だった髭黒の一族が没落して、夕霧を頼るしかない
明石中宮、冷泉院、秋好中宮みな夕霧が頼りだ
主立った公卿や貴族もみな夕霧の息がかかった人達ばかり
前任の左大臣家も没落したし、
上の娘は今上の女二宮を産み、下の娘は夕霧の息子に嫁いだ
源氏物語なんで源氏の末々が優遇されるのは当たり前だけど、
孫の匂宮は嫌われてるんだよな読者から
子供の頃は愛嬌があったけど、そのまま大人になってただのわがままボンボンに
>>655 匂宮は本当に残念な方向に育った
三文安でわがまま放題
源氏も好きではないけどまだ同情できる
>>652 そうならないための、権力者、薫の後見でしょ
紫式部は用意周到に条件を整えている
六君は子を産まないことが示されているから、中君の子が立坊
それ以外の選択肢は無い
今上や中宮が盛大な嫡男誕生儀式を世間に見せ付けたのは将来を視野に入れてのことだろう
彼が立坊したら匂宮の願い通り、中君は立后だね、藤壺と同様に
>>657 薫自身に貢献も権力もないよ?
女三宮がいるとは言え強く物申す方ではないし今上は黒髭がいないので夕霧に頼らざるを得ない
盛大な儀式とは言うけどただお祝いをしただけでそれほどの儀式はしていない
なにより六の君が子供産まなくても身分・後見ふさわしい姫君が生む
>>657 藤壷と中の君では身分が違う
見捨てられた貢献のない宮の姫では藤壺と同程度とは言い難い
>>657 あなたの妄想の物語を是非、自費出版かネットでUPして読ませて欲しい。
某大学の院ですが、今日はあなたの妄想っぷりが話題です。楽しかったですよ。
ネットであげた場合は、ここでアドレス教えて下さい。
>>647 既に絶対権力を得た今上、中宮は夕霧の援助はあまり必要無いのだろうね
夕霧の悔しい気持ちなど、皆無視だから。
夕霧も孤立を避けるためには、面白くないながらも中君の子の祝賀に参加せざるを得ない。
そして娘の寵愛の無さを歎くことしか出来なくなる。
>>662 中宮とはいえ権力など大したことはない
夕霧の貢献があるからこそ確かな立場にある
たくさんいる皇子・皇女にも後見がいないと落ちぶれてしまう
夕霧は明石中宮の子供たちの後見でもある
>>662中宮様の絶対的権力って何?後見のいない中宮なんて定子中宮の二の舞だよ
>>592 ドリームさんキタ━(゚∀゚)━(∀゚ )━(゚ )━( )━( )━( ゚)━( ゚∀)━(゚∀゚)━ !!
>>658 薫はもう大臣も近いし帝の娘婿だよ
中君が次第に尊重されるようになったのは、後見の薫の地位が高まったことにもよるだろう
>>666 今日はずっといますよ?
同じことの繰り返しでそろそろ飽きたw
>>662 六君は結構寵愛されてるんだけどなあ。
あと、帝も中宮も夕霧も、贈り物をしたというだけで
別に中君のところへ行って祝賀しているわけではない。
夕霧は玉鬘大君の参院にすら息子を同行させてるくらいだから
孤立が怖くて嫌々匂宮に贈り物をしているわけでもない。
帝の娘婿だけど帝も後見がないのを不憫に思い夕霧の縁者に嫁がせた
大臣が近いとはいえ夕霧に逆らって無事で済むはずがない
>>669 うん・・・夕霧の政治的配慮や思いやりで孤立はしてないよね
お披露目の式があったわけではなくただお祝いを贈っただけ
>>669 結婚当初は匂宮は六君の美貌に惹かれたんだけどね
次第に六君の傲慢な性格や、琴があまり上手くないことなどが露呈してくる
だから匂宮はあまり寄り付かなくなって行くのでは
終盤には、六条院には行きたくないと思うくらい
何か勘違いしてるが、八宮は中君の面倒をみてくれとは遺言してない。
姉妹どちらかと関係を結んで、片方はその縁で生きていけばいいと、若い人達だけにした。
これは姉妹どちらかと男女の関係を了承した訳で、薫は大君と結ばれて良かっただけの意味。
八宮は正式な婚儀を用意した訳でも無いから、薫の愛人になる事も認めたんだが、
薫の人柄から見捨てはしまいと思った、哀しい親心なんだよね。
でも宮家とはいえ、娘を愛人扱いも仕方ないと観念する宮がお気の毒だね。
>>672 そんな記載はどこにもないけどね。
むしろ、匂宮が中君の異母妹浮舟に横恋慕したことで
匂宮と中君の夫婦仲がこじれている。
全体的に見ても六君立后はちょっと考えにくい
最も愛されている姫しか立后できないよ、源氏物語では
愛情がなければ、強力な後見があっても無駄であることが、コキ殿の敗北で示されている
立后争いで、大臣家の姫は必ず負け組に回るものだし
コキ殿、葵のような傲慢な性格の大臣の娘は歌を詠まずむなしい人生を送る
宇治編で、歌の無い傲慢な大臣の娘で、むなしい人生を送る役割が与えられているのが六君だと思う
後半は、薫も匂宮も浮舟に霧中で、他の女性の記載も僅かだから、様子も解りづらいからね。
あくまでも宇治のヒロインは浮舟だしね。
藤壺の立后は内親王だからで、表向きのお世話は兄の兵部卿宮で、陰のお世話は左大臣。
秋好の立后は源氏の後見。
明石中宮は源氏、夕霧。
だから、有力な後見はあるよ。
因みに、女王が立后した例が、あの頃は暫く無いんだ。
>>673 八宮は仏道仲間として薫に残していく娘のことが心配ですと言っただけで
どちらかを薫の愛人としてどうぞ、とまでは言ってないんじゃないかなあ。
八宮が山にこもる直前の遺言で二人の娘に言ったことは
くれぐれも名を落とすような軽はずみな結婚だけはするな、
それくらいならこの山里で未婚のまま一生を終えなさい、ということだったから。
>>674 劣るべくもあらぬ御ほどなるを、ただ今のおぼえのはなやかさに思しおごりて、おしたちもてなしたまへるなめりかし
負けるほどでもないご身分なのを、ただ今の威勢が立派なのにおごって、いばっていらっしゃるのであろうよ
かたなりなる初事をも隠さずこそあれ。
まだ未熟な習い事をも隠さずにいます。
>>675 関係ないよ。
源氏物語で弘き殿女御が皇太后になっている一方で、
桐壺帝最愛の女性であった桐壺は後ろ盾がないために更衣のままだった。
朱雀帝も最も寵愛したのは朧月夜だったが過去の過ちのために尚侍のまま。
冷泉帝も最も寵愛していたのは同年齢の新弘き殿だったがやはり立后できず。
紫式部は恋人の道長を参考にしてるよね
道長は20年間も内覧左大臣として朝政を主導し、権勢を振るったけど、
孫が天皇に即位して外祖父となるまで摂関には就かず、左大臣(一上)で通した
太政大臣は名誉職であり具体的職掌が伴わず、左大臣が太政官における事実上の最高位だったため
摂関は天皇の代理人であり、摂政は天皇の幼少期に限って全権をふるえた
関白は天皇が成人してからで内覧の権限と拒否権は持っていたものの、
太政官の会議に参加できない慣例のため、太政官を直接指導することができなかった
摂関どちらも天皇との仲不仲の関係に左右されやすいんで、それなら影響されない左大臣の方がいい
しかも内覧宣旨は受けた内覧左大臣ならば、事実上摂関と変わらない権限を有してる
天皇に先立ってすべての文章を閲覧できるし、太政官の会議を仕切るのも左大臣だ
道長・頼通も長期にわたって左大臣の地位を保持し続けたが、太政大臣であった期間はごく短かった
太政官の会議に参加できない関白太政大臣よりも内覧左大臣の方が強かったわけだ
藤壺、秋好、明石中宮はそれぞれ帝の最愛の人だよ
絵の好きな冷泉は、同じく絵の好きな秋好にばかり通い
頭中将が困っていることが記されている。
通いが多いことは寵愛が著しいことを意味する。
夕霧も、前任の髭黒関白が亡くなった時点で、本人にその気があればいつでも関白就任はできた
でも紫式部は道長に習って、孫が即位するまでは内覧左大臣で通させるつもりだろうね
夕霧が太政大臣に就任するのは50〜60過ぎてからになりそうだ
源氏の場合は、冷泉帝の実父ということもあり100%安心だったから、
関白職は頭中に譲って、自分は太政大臣になりさっさと隠居生活に入ってしまった
夕霧と今上帝はそこまでの関係ではないから(いとこ同士で妹が嫁いだ)、隠居生活するのは無理
太政大臣になるときは、後任として夕霧の息子の内の誰かが内覧左・右・内大臣として天下を司ることになる
薫権大納言や紅梅右大臣には権力は渡らない
東宮・二宮・匂宮の誰が即位しても後見人は夕霧、后についても夕霧が後見人だ
紅梅の娘は東宮に嫁いでるがそこに子供が生まれ即位したとしても、夕霧が帝の後ろにいるのは変わらん
道長頼通さえも越える夕霧の盤石な天下だよ
>>678 椎本には、八宮はくれぐれも姫たちをよろしくと、薫に会うたびに頼んでいた。
ある日、姫達の琴を聴かせて、ここまで引き合わせたから、
あとはあなた方で、上手くやって下さいと、仏間に引っ込んでしまわれた。
これは八宮が関係を持つ事を認めてる意味。
ここまでしてくれたのに、薫の何も出来ないウジウジっぷりに、個人的には腹立つんだな。
この頃は、男が女性を面倒みるとは、男女の関係を前提にした事で、パトロン的な意味合いだと、養子等の縁を結ぶかな。
源氏物語が一つ異例なのは、源氏・頭中とも左右大臣を経ずに太政大臣になったこと
内大臣からいきなり太政大臣、これは史実でも珍しい
>>677 影の後見は左大臣とは書いていない。
普通に考えれば、右大臣の後見の方が兵部卿の後見より強力だったよ。
>因みに、女王が立后した例が、あの頃は暫く無いんだ
物語では女王の秋好が立后しているけど。
まあ三代続けて皇族系の中宮というのもあの時代には無いので
史実を参考にしつつアレンジして
史実とは違う式部好みの世界を描きたいのだと思うよ。
薫にその気があれば、大君と中君と浮舟を3人とも愛人にすることができた
薫と匂宮はバカで3人とも幸せにすることは出来なかったが、
源氏だったら可能だったと思う
夕霧も不器用だけど律儀だから甲斐甲斐しくお世話して3人とも妾に出来たかもしれない
>>679 「劣るべく〜」は匂宮の批評ではなく語り手の感想。六君が傲慢だとは書いてない。
「かたなりける〜」は薫から中君宛てに手紙が来たのを見て不機嫌になった匂宮が
強引に中君に十三玄を弾かせようとするも、中君は上手くないからといって断ったので、
匂宮が「最近結婚した妻(六君)は多少未熟な琴であっても私が弾くように言えば弾きますよ。
女というのは総じて素直なのが良いものです。あの中将(薫)の前ならばあなたは弾くだろうに」
と恨み言を言う場面なので、六君をけなすどころか素直で純朴な姫だと褒め、
中君を自分に隔て心をする悪い心だとけなしている。
>>684 世間離れした宮様だからそんなことは考えていない。
とにかく娘を薫と関係を持たせてしまおうと思えばそうすることはいくらでもできたのに。
娘たちにした最終遺言が「落ちぶれた結婚をするくらいなら生涯独身を通せ」というものなのだから
何をどう考えても薫の愛人になって生活の面倒をみてもらいなさいということではない。
>>687 源氏は姉妹丼してない。
中君は浮舟と血のつながった姉妹同士で匂宮の寵愛を分け合うようなことになったら
どんなに世間体の悪いことだろうと思い悩んでいるのに
薫か匂宮が姉妹を愛妾として同時に侍らせていたら鬼畜。
>>688 六君は、未熟な琴を恥じらいも無く弾いている。
一方、中の君は恥らってなかなか弾いてくれないが、弾いたら上手である。
という対比がなされてるんだよ。
だから中の君の腕前に匂宮は満足し合奏し、中の君は幸い人と言われる。
鬼畜なことしたいよな
大君と中君を貝合わせさせてバックから交互にピストン運動
射精後は横に控えてる浮舟にしゃぶらせてお掃除フェラ
トリプル姉妹丼!
匂宮の中君への愛情は薫がけしかけてるからだよ、間に入ってね
薫への対抗心が中君への執着に繋がってるわけ
薫が手を引けば、匂宮の中君への愛情も急速に冷める
匂宮ってのはそういう男だ
つまり何が言いたいかと言うと、
匂宮×薫、薫×匂宮のBL
なんだよ
夕霧は、六の君どころか、長女も次女もだれも子を生んでくれない。
やはり権力者として磐石なのは、明石中宮が寵愛を欲しいままにし
すんなり男の子を生んだ源氏であって、
夕霧はそれ程でもない。
あさきの夕霧が浮かない顔ばかりしているのはその辺りが思うようにならないから。
>>691 匂宮は中君と合奏してないでしょ。
匂宮は中君が薫に心を移していると疑い、仲は険悪になってるんだから。
匂宮がたとえ権門の妻を迎えたとしても匂宮の地位では当然のことだから、
中君が妻の一人でいられることは大出世で幸い人だと岩ているという記述はあるが、
中君は琴の腕前で匂宮を満足させているので幸い人だと言われているわけではない。
>>694 そこで長生きしておもいっきり頼通フラグですよ
明石御方=倫子
明石中宮=彰子
夕霧=頼通
薫=教通
みたいなもん80〜90歳くらいまで生きて、その後は摂関世襲の時代に入る
>>682 冷泉帝が絵の好きな秋好のもとへ絵が見たくて通っていた頃まだ冷泉帝11歳
帝が幼いので妃たちとの間に肉体関係なし
頭中将は秋好立后の際にわが娘新弘き殿のほうが寵愛はあついのにと悔しがっているよ
匂宮と中君は一点の曇りもない相思相愛の夫婦というわけでもないしね
中君は匂宮の妻でありながらどこかで薫に心を許し
匂宮は中君と薫の密通を疑うからこそ対抗心を燃やしている
そして続編として作られた「雲隠六帖」では
中君と薫は本当に密通し中君は薫の子を匂宮の子として出産する
匂宮「許さないあのメブスタ。薫は僕だけのものだ。誰にも渡さない!
そうだおれの女にしてしまえばいいんだ。そうすれば薫も帰ってくる」
薫「ーーー調教してやる」
薫「ーーー痛い。離せよ」
匂宮「オレとおまえを分けるこの皮膚が邪魔だ!お前の中まで入りたいのに!」
>>698 中君は、自分への愛情は薫への対抗心から来るものだって気付いてるからね
中君(や浮舟)自身を見てるのは薫だけなんで
だから二人とも薫を一番信頼してる
>>696 中君としても匂宮に捨てられることだけは何としても避けたいので
強情を貫くことはできず、琴を弾きなさる。それを見た中君の女房たちは、
「匂宮さまのお心が2人の御方(六君と中君)にあるのはつらいけれど、
やはり匂宮の奥方になった中君はお幸せそうだわ。
こんな様子ではなかったあの寂しい宇治のお住まいへ
中君が帰りたいなんておっしゃるのは、とても残念だわ」と言っている。
子供の頃は匂宮が攻めで薫が受けだったのに、
大人になったら匂宮が受けで薫が攻めになってた
匂宮の薫への対抗心は、あれ恋人を他の女に寝取られた女のヒスと同じだよ
中君ドリームさんは中君立后のために女三宮の財産まであてに
してるけど、女三宮は嫁の女二宮をものすごく可愛がってるぞ
仲良しの兄の娘で、可愛い姪っ子
内親王の嫁がいるのに、女王の中君なんて(゚Д゚)ハァ?だろうw
女三宮の財力などいらないよね。
薫は裕福だから、匂宮が至らない所も充分に世話をして、
こんなに後見をしてくれるとは、と中君も感謝を感じている。
>>704 薫の財力=女三宮の財力でしょう
薫は女三宮が朱雀院から貰った三条宮に住んでいるんだしここに薫の正室の女二宮が降嫁している
女三宮は朱雀院や源氏から荘園も貰っているからこれも薫の財力になっている
平安時代は入り婿だから、源氏の遺産はほとんど大勢の妻たちと娘の明石中宮
(並びに明石中宮所生の皇子皇女)に行っていて夕霧や薫といった息子たち、
特に薫にはあまりいってないよね
女三宮は朱雀から莫大な財産譲られてるよね
女三宮的には、朱雀の孫である女二宮と薫の子供に、受け継いで
欲しいだろう
夕霧の財産のベースも、葵=大宮ラインから相続してる
雲居と一緒に住んでる本邸も、元左大臣邸
夕霧くらいになると朝廷からの給料も桁違いだけど、薫はまだそこまで
いってない
ちい姫も明石入道からの財産があるから大金持ち、秋好だって
大臣の娘で大金持ちの六条御息所の財産を全部相続している
この時代、女の財力って重要だな
だからこそ、八宮の北の方が亡くなって、暮らしが傾いたんだよね。
周りは、「早く新しい奥さまを迎えて下さいと諭したのに。」
女王と言っても、秋好は東宮の娘で、ただの親王の娘より格上
世間的に重んじられる斎宮ブランド
大金持ちで後見が源氏
だから中君とは全然違うしw
むしろ薫には秋好から莫大な財産が来るかもしれない
雲隠六帖で、内大臣薫の後見で中の君が藤壺中宮として立后する
続編が書かれているから
資金的な問題は特に無いと考えられたのでは?
薫が順当に出世すれば
これが同人脳か
雲隠六帖なんてもう作者違うじゃん
現実と妄想の区別つかないんだよ
かわいそうに
ドリームさんが中君に異様に入れあげ六君をに敵視するのは、
自分の何かを投影してるんかね?
落ちぶれてたけど、男の子を産んだから私の天下!
みたいな?
地位が上がればそれだけ生活するにも金がかかる
格を落とした生活をしたくてもなかなか許されなかった
例えば末摘花
愛人だけど男の生んだのは私よ!なのかなw
姑さんには認められないけど男の子産んで愛されてるのは私!なんじゃない?
>>702 ワロタ。
BLとは違うけど、朱雀は本当に源氏が好きなんだろうね。
朧月夜も源氏のお手付きだったから、よけい寵愛したようにも
思えるし、娘を自分とさほど年も違わない源氏に降嫁させている。
それも掌中の玉ともいうべき愛娘、源氏の正妻の地位を与えて
やりたいという親心というか、源氏への憧れというか。
貴族がどれほどすごいかっていうとだな
10人家族で平均年収70万円くらい時代だ(税負担は色々)
藤典侍で年収3000〜4000万円以上だ(非課税。刑罰も免除)
さらにかなりの荘園も持ってたと思う
朧月夜引退後、尚侍不在の中通算30年以上も後宮女官のトップに君臨し続けた女傑
夫も夕霧だし年収5000〜6000万円はかたいだろうね
でもこれだけ稼いでても一番カネのかかる生活してたのもまた藤典侍たちで
宮廷のど真ん中で生活するわけだから出費もバカにならんよ
六君ドリームさんの方が不思議だな
コキ殿が桐壺藤壺の引き立て役だったように、六君は大君中君の引き立て役にしか見えない
正確に読めば、式部は大君中君>六君で、書いていると分かるよ
大君中君がヒロインで、宇治の、夕霧六君は傲慢な権力者で右大臣コキ殿のような敵方に近い
藤原香子「女は中流(キリ」
六の君ドリームさんなんてどこにもいないだろw
中君ドリームさんみたく他をこき下ろしてマンセーしてないし
あ、中君ドリームさんには自分の味方にしてくれない人は全員六の君ドリームに見えるのかもしれないね
雲隠六帖どころか、宇治編すら式部が関わって無い可能性が高いと言われてるのに
ていうか、六君を落として中君マンセーしているのは紫式部なんだけどね
あさきも、原作に沿って、匂宮は六君を初めて見て気に入っても、
すぐやはり中君の方がいいと言って行っちゃう
愛されなくて孤独に虚しく暮らす六君を夕霧が歎く
そう言ったシーンをきちんと書いているでしょ
小説や漫画なんだから作者が良く描きたい人物と、あまり良く描きたくない人物がいる、
ということですよ
藤壺>コキ殿ほど明瞭で解りやすくはないんだろうけどね
六君は原作では絶賛されてるぞ
紫レベルの美貌マンセー描写で、親に大切に育てられた何の欠点も
無いお嬢様として描かれている
>>730 大丈夫じゃないと思うよw
中の君マンセー過ぎてもうおかしくなってる
残念ながら、六君との結婚後、中君を見て比較する場面があって
どうかと思うくらい仰々しく飾り立てた六君より、清楚でかわいい中君の方がいいと匂宮は思う。
せっかくの美貌も匂宮の好みではなくあまり役に立たないのよ…
中の君ドリーマーはもう一度読み直してから出直してくれないかな
残念ながら、匂宮が浮舟と一緒にいる時、浮舟を見て妻達と比較する場面があって、
美貌度で六君>>中君>>>>浮舟と匂宮は思う
結局、匂宮は気軽な自宅が大好きで、夕霧の堅苦しさが苦手なだけの
ような気がして来たw
>>736 まあ、若い時は全く右大臣家の四君に寄り付かなかった頭中将も、いつの間にか共住みしてたしね。
身分に応じた、しっかりした妻が一番良いと思うよ、色んな意味で。
これは雨夜の品定めで出た結論でもあるんだけど。
>>735 それは匂宮が思っているのではないよ
六君は美しいことは事実
しかし派手派手しく飾り立てていてはあまり愛されない
六君ドリームさんはそういう細かい所を理解しないと、なぜ六君は中君の寵愛より劣ってしまったのか
理解出来ないと思う
宇治十帖での純粋な(といっても変だが)美女度は、女一宮、六君の双壁だろ。
どちらも本編の主人公源氏の子孫。
少し下がって(なつかしさや愛らしさは勝るが)宇治姉妹、
その後に異母妹の浮舟が続く。
玉鬘の娘たちについては不明。
>>737 源氏の君もそうだよねw
若い時は舅のいない気楽で手軽な女が良くても歳を得て身分が重くなるとともにふさわしい妻が欲しくなる
そう言う意味では中の君はいまよくてものちのちかわいそうなことになりそうね
宇治のヒロインは大君・浮舟の系譜じゃないの?
それでもまあ中君は準ヒロインでもある罠。
準ヒロインを脇役と張り合わせて必死の中君ドリーム女史の
頭の中がよくわからん。
よほど実生活で身につまされることがあるんだろうねえ・・・
派手で仰々しく、性格は傲慢
こういう女性は男は苦手だよ
匂宮が寄り付かなくなっても仕方が無い
性格が傲慢という描写はない
中の君ドリーマーの想像図
・地味な外見で可愛らしいと評価される
・男の子を産んだことだけが自慢
・都合の悪い言葉はアーアー聞こえない
・華やかでおしゃれな女性は性格が悪いと決め付ける
・愛はすべてを超越すると信じこんでる
愛情だけが支えの愛人が愛が薄れてきて男子出産だけが取り柄のかわいそうな人なのかな
中君出産のため匂宮が退出するのが不愉快で、六君が「しゃくにさわる」と悪口を言い
地の文に「権力におごっていることよ」と叱られてしまう場面があるよ。
中君ドリームさんの一番いやなのは、薫の金をあてにしきってるとこだ
卑しいな
異常にスレ伸びてる上に内容カオスで点目になったw
>>741 中君ドリームさんはこちらで初めて(?)妄想を炸裂させた際
とある願望をもろに仮託したレスをして完膚なきまでにフルボッコされてる
この人の願望妄想文でいくと中君が乞食売春婦にしか見えなくなるという…
>>747 薫って完全に他人で、大君とも実質恋人ではなかったのだし
中君が彼におんぶに抱っこ状態になるのだったら、それはやっぱり変だと思うなあ。
もっと年若い時分の玉鬘でさえ、源氏の後見を辞退する聡さがあったのに。
うん。薫最愛の女性はあくまでも大君。
中君は大君を得られないがためのただの代償にすぎない。
薫が中君をそこまでして全力で後見する理由はないんだよな。
大君を懐かしむが故にあわよくば同じ血縁である同母妹の中君を
つまみ食いできないものだろうかとちょっかい出してはいるけど。
薫は大君の代償として手に入れた異母妹の浮舟を女房待遇の愛人にして
全然全力で幸せにしていないから。
>>750 そう考えると薫って、父親の柏木の性質を受け継いじゃってるね。
柏木は女三宮を熱望しつつ、身分がそれほどでもないので更衣腹の二宮を
いただいたのに、女三宮を得たくて不満だらけ。
同じ血筋のはずなのに、どうしてこうも違うんだろうと述懐するところは
親子とも同じ。
>>751 理想の女性とは結ばれないという悲恋話は源氏物語のあちこちに
ちりばめられているんじゃないかな。
源氏だって最愛の女性は藤壺で、父の后である藤壺を得られないがために
代わりにその姪である紫や女三宮を得たが
両者とも藤壺の血筋に繋がる藤壺の代償にすぎなかった。
紫は容姿や資質は藤壺そっくりだったが高貴でないために源氏の心を満足させられず
女三宮は高貴さ申し分ないものの容姿や資質の点で藤壺には似ていないと不満げ。
>>746 中の君はそんなことは考えていないと思うよ。薫の後見にはとても感謝している。
>>741 大君はネガティブすぎるし浮船は教養にかけるからあまり興味はないな。
宇治十帖ではメイン人物で完璧な女性は中の君くらいしかいない。
それに中の君物語は面白くて少し笑えるポイントもある。
夕霧が長女の東宮妃より力入れてまで結婚させた六の君は期待に反して
寵愛も子供も無くぽつんと孤独な日々を送り夕霧は悩むが為すすべもない・・とか、
夕霧は中の君妊娠中には一族ズラズラ連れて匂宮を迎えにいくような嫌がらせをするが
出産を帝后が盛大に祝うと、悔しい思いなのに祝賀に参加せざるを得ない、ピエロ役
ある意味、笑えるんだよ。宇治の夕霧六の君は。
一族ズラズラ匂宮強制連行なんか、当時の風流な女房にゲラゲラ笑われていたんじゃないかな
「うわ、また夕霧がズレたことやってるよ、そんなことしたらますます嫌がられるじゃんww」みたいなw
>>698 >帝が幼いので妃たちとの間に肉体関係なし
それどこに書かれているの?ちい姫の出産年齢を考えたら、どうか分からないよ。
ま、関係があろうと無かろうと、冷泉は美しく、絵の趣味が合う秋好ばかりに通うようになり
絵合が行われ、勝利した秋好への寵愛がさらに増した
という経緯を見れば、秋好の方に寵愛が篤かったことが分かる。
中の君ドリームさんは夕霧嫌いなのね
非の打ち所がないと言われた葵の子だから?
正妻の子が嫌いなのかしら
>>753 あなたの妄想って品がない上に楽しくないのね
帝はお祝いの贈り物はしてるけどお披露目の会まではしてない
匂も薫もだれもお披露目をしてないってことは中の君の立場分かってたからでしょ
匂宮ご本人も宮様にあるまじき振る舞いで明石の中宮様がお心を痛めてた
今の立場も身分も周りが盛り立ててくれるおかげなのに驕り高ぶった振る舞いが多い
その程度の人だからファンも下品なんでしょ
うん。。。
中の君と匂の宮は中の君がうまく駆け引きしててお似合いだなと思ってたけど、
ドリーマーさんが痛すぎて嫌いになってきた。
アンチキャンペーンなの?宮をあげるための他人の貶め方普通じゃなくて引く。
書かれていることを中の君に都合のいいことだけ抜き出すのもなんだかね・・・・
六君ドリームさんは六君をあまり大切にしないからか匂宮を叩くけど
仰々しく飾り立てた派手な美人と清楚で可愛らしい美人、傲慢な性格と女らしい性格、
琴が下手な姫と琴が上手な姫
比べたらどっちがいいか想像してみるといい
男が選ぶのは、言うまでもなくこちらよね〜って式部先生は笑いながら書いているように思う
匂宮は普通の選択をしているだけなんだよ
>>760 もうやめてよ
あなたのせいで中の君がひどく言われるのすごく嫌
>男が選ぶのは、言うまでもなくこちらよね〜って式部先生は笑いながら書いているように思う
100%妄想じゃん
あさきの中の君と大君が琵琶を弾きながら冗談を言い合うシーン好きだわ
貧しい家庭だけど教養豊かで仲良く育ったのよね
困窮なさってたみたいだけど幸せな家庭だったんでしょうね
そりゃ妄想に決まってるじゃんw
作者がどんな感じで書いているだろうか想像するのは楽しいよ
>>753 ネガティブなのは中君もそうでしょ。
美しく優しい姉上(大君)こそが薫の想い人であって
自分は姉には似ていないし姉には遠く及ばないと言っているのだし。
匂宮は中君を得ても尚、異母妹浮舟の頼りなげな美しさに惹かれ
中君の機嫌を損ねてでも再会したいと必死になる。
浮舟が自殺したらしいと聞かされて重病にまでなった匂宮の見舞に訪れた薫は、
帝も中宮も可愛がっておられる親王で、容姿をはじめ世に並ぶ者ないほどすべての面で優れている匂宮が、
素晴らしい奥方たちをすべて差し置いて、ただ一人あの女(浮舟)に夢中になったがために重病人となり、
世の中が修法だ、読経だ、祭りだ、お祓いだと大騒ぎしているのだと言っている。
中君が匂宮の最愛の女性というわけでもなさそう。
>>762 姉妹の幼い時の絵も可愛らしいね
浮舟が水に浮かぶ表紙絵も綺麗 大和先生、ミレイのオフィーリアの絵を参考にしたらしいよ
>>765 そんな部分読み飛ばしてるに決まってるw
>>766 そうなんだ。はじめて知ったわ。
あさきは絵が美しくていいよね。
宇治のシーンカラーで見たいわ。
>>765 浮舟には二人ともハマったけど、ほとんど遊びに近い扱いだった
浮舟と遊んでも中君は大して困らないし、結局匂宮は中君のもとに帰ってきた
浮舟は大変魅力的な人だから、せめて教養があれば違う人生があったんだろうな
>>769 原画展に行ったことあるけどすごく綺麗だよ
惚れ惚れする
宇治の姫君方の絵はなかったと思うけど
私もあの姫たちがいたわりあう場面好きだわ
>>769 大和先生のあさき連載のときの面白い話としては、キャラの好物を想像しながら書いたらしい
雲居はいちごショートケーキ、花散は大福、明石はおかき、六条は白ワイン、朧は流行りのお菓子とか
>>772 横だけど大和先生素敵
原画展なんてあったんだ見に行きたかった
せめて画集販売してないのかな?
探してくる
>>772 うわーー楽しそうw
大和先生素敵すぎるw
大和先生の絵が好きなら完全版おすすめ
重いし高いけど絵が大きいので細部まで見れるし迫力があっていい
文庫版は小さいので持ち歩きできていいけどね
単行本も単行本で表紙が好きで結局全部家にあるw
あさきゆめみしは画集もぬり絵もあるよ
ファンブックも出ててどれもおすすめw
>>772 何それ?
すごく気になるわ
雑誌のインタビューか何か?
何に載っていたか覚えていらしたら教えていただけませんか?
琵琶のシーンなら源の典侍が雨上がりに演奏してるシーンも好きだ
>>775 772じゃないけど「あさきゆめみしPerfect Book」に載ってますよ。
今は文庫版が出てるようだけど、宝島社から出てるワイド版がお勧め
http://www.amazon.co.jp/%E3%81%82%E3%81%95%E3%81%8D%E3%82%8 6%E3%82%81%E3%81%BF%E3%81%97Perfect-Book%E2%80%95%E5%A4%
A7%E5%92%8C%E6%BA%90%E6%B0%8F%E3%81%AE%E4%B8%96%E7%95%
8C%E3%82%92%E5%BE%B9%E5%BA%95%E8%A7%A3%E6%9E%90-%E5%88
%A5%E5%86%8A%E5%AE%9D%E5%B3%B6-880/dp/479663603X
半島ならいかにも
>>753的な解釈になるんだろうな。
だが日本の原作では中君は9割方短命、息子も地味な存在になると思う。
>>772 そういうキャラへのアプローチもあるのかぁ。面白いね。
>>770 薫も匂宮も浮舟を自宅に引き取ろうとしてたから遊びでなく側室にしようとはしてたでしょ。
中君が血のつながった異母妹に匂宮が心を移すことを困らないはずはない。
中君は匂宮が浮舟を探し出してしまったときに「深い縁があったから匂宮と浮舟は再会したのだろう。
それに比べ、私は知り合ってすぐ簡単に匂宮に体を許してしまったので軽々しく扱われるのだろう。
ましてや縁故でもない人(薫)が亡き姉を想う好意にまかせて自分は薫を頼ってしまったので
匂宮は私を軽々しい女だと軽蔑なさっているに違いない」と思い悩んでいる。
>>777 ありがとうございます
いろいろ見てきた
全部欲しいw
>>778 もう触るのやめましょう
相手をすると喜ぶだけ
>>772 女君たちの好物面白い(=^▽^=)
いちごのショートケーキは紫も好きそうだね。
夕顔は涼やかなフルーツゼリー、玉鬘はアップルパイ、ちい姫はキャンディ、
空蝉は明石とかぶるけどおかきが好きそう。
>>781 紫は彩綺麗なマシュマロとかもいいな
女三宮様はマカロン
>>766 最近じゃガラスの仮面のしおりサンを思い出す…
似合いそうなお菓子楽しいねw
あさきでは源氏がお正月の衣装選ぶシーンも好きだ
それぞれの個性を源氏が把握してておもしろい
どんな贈り物をしたか、どんな色の文を送ったか知りたい
>>781 玉鬘のアップルパイ目茶苦茶合う…
紫と玉鬘、ちい姫が一緒にアフタヌーンティーしてて、
源氏が来て「女というものはなぜそんなにスィーツ好きなのかね」とか言いそう
藤壺とか何が好きかちょっと想像しにくいな
コアラのマーチとか食べてたら親近感がわくんだが
藤壺はザッハトルテとかリキュールボンボンとかたまごボーロとか
でもコアラのマーチ推しw
小さい夕霧と冷泉が藤壺から貰ったコアラのマーチ分けっこしていたら可愛いね
>>745 六の君が感情をあらわにするシーンなんてあったかな?
捏造はイクナイw
>>789 もういいでしょ、しつこい
>>787 何故にたまごボーロw
朝顔はお菓子とか食べないタイプかなあ
朝顔は、お汁粉にお茶とか。
夕顔は綿菓子、口に入れたら溶けてしまう、儚さが彼女には似合う感じ。
こきでんさん、饅頭でもパクパク食べ過ぎて太ったかな
和菓子しか思いつかないが源氏が懐妊した三ノ宮に何かのお菓子持ってきてましたね。
同じくさっきから和三盆系の菓子ばかりが頭の中ぐるぐる
>>793 唐菓子だよね
砂糖多めのかりんとうのようなものって見たきがする
食べてみたい
好物のお菓子を食べる紫と明石女御、好感バリバリだね。
鶯谷ボールと落雁が似合う。この時代のスイーツ食べたい。
京御菓子司 亀屋清永・・・ 清浄歓喜団
三輪そうめん 山本 ・・・麦縄菓子
御菓子司 萬々堂通則 ・・・ぶと饅頭
水田玉雲堂 ・・・ 唐板
現在伝わる唐菓子が買えるお店のリスト↑
素朴で美味しそう
藤壺はスミレの花の砂糖漬けなんてどう?
葵上は最高級チョコレートかな。
美しい器に少しだけ盛り付けたのを上品にいただくの。
近江ちゃんは焼き芋、末摘花は酢昆布のイメージだ。
幼少の頃の薫や匂宮がじゃがりこやガリガリ君一緒に食べてたら可愛い。
「おばあさまから頂いたおやつ、薫と分けっこだよ」とか言って。
お菓子を食うと太るぞ
カラー絵でも濡れ場でも、柏木と女三宮のエロが生々しかった。
しかも宮が進んで受け入れてる設定。柏木は脳裏にそのことがあって、
通い続け抱き続けたんだろう。
この二人は、いわゆる「カラダだけの関係」を大和さんは強調
したかったのかな。
でも源氏も罪悪感感じてる宮に唐菓子あげたりして、「こんなに
おびえていてもなんでここまで美しいのだ…宮…」とか盛りだした
から意味分からなかった。いつもは冗談とか言って源氏を笑わせるのに、
そんな宮が罪悪感にうちひしがれて、うなだれてるのに嗜虐心を
あおられる源氏も変態度高い。
女三宮って進んで受け入れてたっけ?
藤壺のほうが(ともに罪に落ちるとかって)バッチリ受け入れてたよね>あさきでは
拒む藤壺も好きだけどどうしても拒みきれなかったあさきの藤壺も好きだ
原本で描かれていない初回の逢瀬を「告白&キス」にしたのは上手いなぁと思った
>>799 >藤壺はスミレの花の砂糖漬け
これちょっと思った。紫色だし似合うよね。シシィの好物、昔ウィーンで食べた時は
やたら香料きつく感じたけど、最近同じ物を食べたら結構いけた。慣れかもw
>>801 三宮は進んで受け入れてないけど強く拒否もしてないから柏木も受け入れてくださると勘違いしてなかった?
>>802 女三宮「もう来ないで!」
柏木「そうおっしゃるならなぜ私を受け入れてくださる」
こんな感じだったかな?
藤壺と源氏はお互いに長年相思相愛だった2人が生涯最愛の人であるお互いに愛を告白しあう感じだったけど
(あさきの藤壺は死ぬ場面でも内親王として生まれ中宮に上り国母となりこの上はない素晴らしい人生だと他人はいうが
本当の自分は生涯ただ一人だけ愛した人(源氏)と夫婦になることもできず苦悩の人生だったと振り返る)
女三宮は柏木に愛情はないのにただ肉欲のみで受け入れているという描き方だった>あさき
肉欲もない
ただなす術もなく流されているだけ
柏木が来てしまったら怖くて拒めないんだろう
というか乳母子が裏切っているんだから逃げ場がないよね
それでなくてもあの当時の姫君は走って逃げるという選択肢もないし
空蝉みたく身代わり要因もいないし
うん
あの状況で女三の宮を一方的に責める源氏はあんまりだな
あのボーッとしたお嬢さんに夜這いしてくる男を撃退するのは無理だよね
源氏が、若い二人が裏切り年老いた自分をあざ笑っている、と誤解してしまったから
せめて女三宮かあの女房が、柏木が一方的にしたことであり宮は被害者だと説明したら良かったのに
それでも「隙を見せた方が悪い」になるんじゃないかな
実際女三宮は隙だらけだし
女性に厳しい時代だなあ…
そういえば病気の紫がちょっとした果物も食べられないとか書かれていたね
普段どんな果物食べていたんだろう
>>811 だよね
空蝉に逃げられた源氏なら、拒み通すこともできるはずって
女三宮を責めるだろうね。
受領の奥さんでそれなりに家の仕切りとかもやってたであろう
空蝉と、本当のお姫様と比較するのがおかしいんだけどね
女三宮は十四歳で降嫁してるんだから、女三宮の周囲が隙だらけ
なのは源氏の責任が大きい
一番近い乳母子の小侍従が手引きしている以上
女三宮の逃げ場はどこにもないよね
源氏だってそうやって女房手懐けて女を落としてきたくせに
日本最古の和菓子屋さんは、
京都・今宮神社の一文字和助 一和(いちわ)さん
創業1000年長保2年で、1000年以上も続いてる日本最古の和菓子屋さん
あぶり餅15本500円
自分の邸で、自分が選んだ女房達を侍らせておいた玉鬘だって、髭黒にヤられたんだから、防ぎようの無い事は百も承知だろうに。
美貌は夕霧息子>>>匂宮>>>薫
>>817 日記に登場はしてないよ
平安時代創業と称しているけど現在のあぶり餅のたれ
白味噌に砂糖を混ぜて味付けしている
しかし平安時代には日本本土に砂糖は普及しておらず
平安貴族も口にしていない(枕草子によればアマチャヅルの汁が唯一の甘味)
室町末期まで日本人は餅に味噌だけつけて食べてた
>>815 源氏は同じくらいの年だった玉鬘と比べて「玉鬘は立派だった」と言ってるんだよね。
髭黒を手引きした弁の御許は、余りにも激しい玉鬘からの怒りをくらい、
玉鬘の前に侍ることも許されず、びくびくしながら局に引き篭もっている。
女三宮も同様にしろといいたいようだ。
>>807 あさきの絵では柏木と女三宮の濡れ場だけが特に体の露出が多かった
あさきの女三宮は心はけど体は成熟して肉欲だけはある感じだったな
老けた夫の源氏は紫の看病で女三宮は若い盛りで一人寝を強いられているし
柏木もさほど女三宮を犯すことに罪悪感を感じていないというか
玉鬘レイプは世間的に公表されてるし、玉鬘が自分の意思をはっきり
しめしても問題ない
誰にも相談も出来ずに隠さなきゃならなかった女三宮のケースと
一緒にする源氏がおかしいよね
玉鬘は未婚だったから、既婚者の女三宮とは違う
小侍従に厳しい態度を取れと言うけど、
そうしたらあっちこっちの女房が勘づいて世間に不倫がばれる可能性が高いわけで
ぶっちゃけ藤壺&源氏の王命婦と同じでどうしようもないんだよねぇ
玉鬘だって源氏に直接体触られてすごいセクハラされてた時は、
誰にも言えずに黙って我慢してたし、逃げ場がないとどうしようも
ないんだよね
あそこで玉鬘を自分のものにしなかったからこそ、源氏老いたりだよ
昔の源氏なら後先考えず自分のものにしてた
それが若さだ
どんな美少年も歳を取ったらただのオッサン
どんな美少女も歳を取ったらただのオバサン
残酷だな・・・時間とは
>>827 こきでんさんでそれ思った
大和先生けっこうひどい書き方してるよね
年取って醜くなったのはこき殿くらい
紫も朧月夜も明石も、女性はみんな美しく老いているし内面は成熟していると思う
弘徽殿は母后らしい威厳があって、あさきの描かれ方も嫌いじゃない
自分が源氏だったら弘徽殿大后を寝取るよ!
犯されても人沙汰には出来ないし、
桐壺帝が寄り付かず男日照りだったからきっと源氏を受入れてしまうと思う
熟女キラーっぷりを発揮
>>822 肉欲とかじゃなくて、源氏の老醜を際立たせる為に
身も心も若い二人に特化した描写をしてるんだと思う
あまちゃづるの汁ってどんな味なんだろー。食べてみたいよ
原作やあさきを読むと、>>807で正解とわかるんだが、
大和先生が書いたカラーの原画?では三宮の方から
腕をまわしていたが、何故あのような絵を描いたのだろうか。
三宮が性的に成熟していたのだろうか。
源氏に性的不満を覚えていて、若い柏木との交合で
エクスタシーを感じて夜這いを期待していたなら、
まだ救いがあった。ただセックスで生物的反応をしていたに
すぎない気がする。
押しのけようとして伸ばした腕かもしれないよw
というのは冗談で、嫌々ながらも一つの逢瀬って事じゃないかなあ
清浄歓喜団をいつも最寄りデパ地下で買い逃すので
食べた人のレスは欲しいと思ってるw
源氏が最中はそうするように教え込んでいてそうしただけかと思った
大声出すとか、引っ掻いて拒否するとか応用知らない子だからできなさそう
あまずらってどんな味なんだろ
源氏は実は紫の上を愛していてそれが長らくわからなかった、
「本当に愛されるということはあの人が教えてくれたわ」
って描写されてったけっけ、あさきでは
下世話な話だけど、夜の床での源氏と柏木の対応がそこまで違ったのだろうか
>>832 源氏と紫、源氏と花散里、源氏と末摘花…
いずれも最初に肉体関係持った時は源氏も若かったけど
あさきで別段きわどいシーンはないんだよ。
藤壺との密通はきわどく描いているけど精神的繋がりを強調している。
同じレイプでも髭黒と玉鬘、夕霧と落葉は実際のシーンそのものを書いていないし。
やはり柏木と女三宮が一番肉体シーンを露骨に書いてる。
>>841 だから源氏おじいちゃんの老醜を際立たせる為では
>>840 そりゃ違ってたと思うよ。源氏は基本「幼いあどけない」と
女三宮を小馬鹿にしてたフシがあるから。「お人形さん」とか言って
夫婦生活はしてたみたいだが。恋愛感情とは違う気がする。若くて
いちおう美人だし、据え膳食わぬは…みたいな。
柏木の場合は本気で好きだし、だけど不倫だからそんなに長居できないし、
そりゃあ夢中になるのも無理はない。
源氏の老醜を際だたせるという側面もあったと思う。
六条院ともあろう身で、柏木に嫉妬してしまってるあたりがおかしいけど。
「あさき」でも嫉妬丸出し。「私なんかより若い人のほうがいいんでしょ」
的なこと言ってたし。
甘く見ていた幼な妻に通った、若い間男への嫉妬の描写
式部さんホントぱねぇな
若くしかもイケメンで有能な公達
そりゃ嫉妬し甲斐もあるというものw
そもそも源氏が女三の宮を大事に守ってたならよかったけど
放置してるからな
「俺は命がけだったけどお前違うだろ!」って論点すり替えも甚だしいw
庇護者である桐壺院に背くのは命がけかもしれないが
庇護者相手だからこその甘えもあっただろうに
>>841 三宮の悲劇性の強調だと思う。他のカップルはその後幸せになったケースがほとんどだが
三宮は不義の子妊娠、出家と人生がほぼ終わるという悲劇に繋がっていく。
だから何の救いも無い非人間的な情交場面が必要だったかと。
>>840 あさきでは、宮を女として目覚めさせるため、というコジツケ理由で女房が手引したから、
その結果という流れかな。「あの人が愛を教えてくれた」は。
自分は、それは不要な脚色だったと思う。少女漫画だからそんな創作したんだろうけど。
脚色度合いが難しいと感じたのは同意
でも、女三宮が源氏を拒絶する流れを導くのに
ああ描かないと分かりづらい面もあると思う
「あの人が教えてくれた」とは言わせても、
女三宮自身「その愛ゆえに自分は不幸になった」という認識で
柏木を愛してはいないという描き方だから、バランス的には文句ない
>>848 幼く肉欲もなく、それでいてただ泣きながら男を受け入れていた女三宮が
最終的に源氏も柏木も吹っ切って
見事出家してみせることにカタルシスがあると思うわ。
それまで柏木との情事がエロティックに描写されていたぶん
自分の意思で自ら世を捨てた女三宮の行動が読者の胸に迫るんじゃないかと。
柏木の死を知って流した涙や
出家後かえって女としての情緒が備わってきたかのような様子も
柏木を愛してはいなかったけど
でも柏木は女三宮の無彩色だった人生に何がしかの命を吹き込んだことを思わせて
しみじみとあわれを感じてしまう。
死や破滅と隣り合わせの官能はことさら魅力が強調されるもの、
柏木と女三宮にはその若さ・愚かさ・官能・破滅・死・様々な要素が相まって
不義の子を見事帝位につけて栄華を極めた源氏・藤壺カップルにはない魅力があると思う。
ひたすら官能で惑うのは浮舟さんの専売特許かな
瀬戸内ばあさんやらの鼻息荒い言及には外せないキャラ
浮舟は川向こうの一軒家で二日間まるまる匂宮とセックスしてた
からなあ…。ある意味一番性欲強そう。
瀬戸内ばあさんやらの鼻息荒い言及ワロタ
あの人ほんっと色情魔っつーかセックスの話しかしない婆さんだわ
あさきで官能シーンか
下からのカメラアングルで、
藤壺のおまんこをくちゃくちゃまさぐってるシーンとか描くのか
名作が台無しだな
あさきでは浮舟の肉欲が一番リアル
匂宮と浮舟は肉欲だけに溺れる様子が良かったよね
中の君は「実の姉妹で寵愛をわけあうことになったら」とか言ってたけど
女房に手を出すとかよくあることだし、浮舟を二条院に置いといたらまずいんかな
>>857 伯母さんが女主人、姪が女房くらいなら良くあることだけど
(宇治姉妹母と浮舟母)、姉が女主人で妹が召人は世間体が
良くないでしょ
中君本人も後見無しで弱い立場だし
しかも浮舟の母は娘がそれなりの玉の輿に乗ること望んでるんだから
召人扱いされたら激怒して大騒ぎしそう
激怒したところで誰も聞かないんじゃね
元八の宮召人現受領の奥方如きが何をほざいているんだ?って
浮舟からして召人扱いにして貰えるだけ充分な身分じゃんか
八の宮が認知してないんだから姉妹と言っても待遇に差があって当然
>>859 騒いだら中君が困るよ
中君だって明石中宮から召人で十分だと思われてたくらいだから
匂宮は平気だろうけど、中君はちょっとのスキャンダルが命取りに
なる頼りない立場
薫にしたって浮舟は召人みたいなもんだしなぁ
玉の輿狙っている割には琴も弾けないとかろくな教育施してないし
宮家の落胤と言っても零落れた八の宮、しかも実子認知なし
浮舟母が宮家ブランドに拘っているだけだよね
>>860 浮舟母が騒ごうとしても旦那が止めるでしょ
社会的地位の高い相手のスキャンダルに関わったら自分の出世に響く
浮舟母からして八の宮奥方の姪だけど召人扱いだったあたり
藤壺−紫(兄の庶子)みたく関係性の薄い繋がりかもしれんないよね
薫が言うように、浮舟は匂宮にしばらく遊ばれ、飽きたら姉宮の女房にされていたような存在だろう
薫が、教養が無いとか正妻が気になるとか優柔不断なこと言わないで早く側室にしてやるべきだった
>>854 スレチ気味だけどはげどw
瀬戸内寂聴って何かっつうとシモネタに持っていくんだよね、ゲスすぎて嫌だ
作家で僧侶の玄宥宗久さんとの対談でも、ある聖僧が生涯不犯で女人と
接しないからいいとかなんとか。
好き放題シモネタ騒動起こして出家したのに、未だに凡俗のシモネタ好きなのが嫌い。
本も読んでないや。
大君も浮舟も薫の優柔不断の犠牲になった感じ
>>863 浮舟だとその女房すら勤まるか怪しくない?
ろくに教養のない顔と肉体だけが取り柄ですじゃ
他の女房仲間ともうまくやれなさそう・・・
女一宮のとこの上臈女房ってハードル高そう
明石が厳選した教養の高い女房で固めてるだろうから
>>866 同意無理だと思う
浮舟母もいい話が出て浮かれすぎたね
はじめの結婚相手ぐらいがちょうどいいのに
>>868 はじめの縁談相手には、向こうから振られちゃったから…
浮舟は受領の旦那が一番いいのにね
受領階級で育ったから、結婚相手も受領から探すべきだった
>>869 見返したくて高望みしたんだろうね
そういった母の虚栄心も仇になったね
受領の妻って夫の言いなりでハイハイ聞いときゃいいから浮舟には合ってそうだね
夫の死後苦労しそうだけど
現代にもいるけど、ああいう女って男のこと以外何考えて生きてるんだろ
浮舟の母は、薫の側室を望んでたでしょ。
それが、そこまで高望みとは思わないが。
浮舟本人が、フラフラしてしまったが、最後は薫が実のある人だったんだと悟るが、遅かった感じで
浮舟の場合、周囲が受領階級の中で育って、しかも母親が囲い込んで、
薫の良さも理解できる思慮深さや、教養を身につけられなかったんだろう
女一宮の女房は確かに務まらなさそう
やはり薫の妾扱いでよかったのに
>>827 高望みでなくても薫が引き取ったら女房より教養ないし見劣りするだろうね
宇治の姉妹は父親の教育が良かったのかな?
明石みたいに
浮舟だと受領の妻も無理だよ
脇腹どころか認知もされていない侍女の子、
しかも後見人ゼロで、本人教養なしだろ?
玉鬘に求婚した肥後の豪族太夫監(たいふのげん)あたりの妾になるのが精一杯だよ
いくら父親が八の宮でも、
母親は侍女だった中将の君(八の宮の北の方の姪。親は近衛中将)
ってことは八の宮は、妻とその姪を毒牙にかけたわけだ!!
聖人面してなかなか黒い奴だな・・・八の宮
娘二人を薫に差し出すのも納得だよ
>>875 明石は別格
あれは作中でも5本の指に入るような女傑
宇治の姉妹は宮家の姫としてはそれなりにのレベル
大したことない
琴の琴の名手は光源氏
桐壺帝、蛍兵部卿、八の宮、末摘花、明石御方、小野妹尼、女三宮らが演奏
和琴の名手は頭中将
光源氏、紫の上、柏木らが演奏
箏の琴の名手は明石入道
光源氏、紫の上、明石中宮らが演奏
琵琶の名手は蛍兵部卿と明石御方
光源氏、源典侍、明石入道らが演奏
高麗笛の名手は左大臣(葵パパ)
柏木、薫らが演奏
六条御息所は言うまでもなく当代随一の貴婦人
仮名文字は右に出る物なし
光源氏の教養はすべて六条御息所から教わったもの。源氏の先生だった
>>876 浮舟母も浮舟みたく認知されてない子か紫みたいな脇腹かもよ
北の方姪の触れ込みで来たけど実は↑で叩き出された可能性もあり
言っちゃ悪いが浮舟母も浮舟同様に教養なさそう
朱雀院は琴の腕はそれ程でもなかったの?
>>879 教養があれば浮舟は別格みたいな育て方をしないしよい道具を揃える以前に嗜みの一つも教えるよね
道具は金持ち受領階級なら金にあかせて揃えられるけど
教養や嗜みは本人にその意識がないと師をつけようって考えすら出てこないもんね
見た目だけ取り繕うとするあたり浮舟母も大して生まれよくなさそう
明石入道は良い家庭教師を娘のために揃えて、玉の輿に乗っても
恥ずかしくないだけの教養(とお金)を娘に与えたしね
浮舟母は娘のためにお金かけるのは調度道具類とか、ちょっとずれてる
夫の常陸介は田舎者なりに歌合せ開いたり、琴や琵琶の先生を
呼んで自分の娘達に習わせたり頑張ってるけど、浮舟母は夫の
田舎臭さを馬鹿にするだけで、浮舟の教育は何もしてないよなー
そこそこ教養つけさせてあげてたら、あんなに薫に馬鹿にされずに
すんだのに
大君そっくりの浮舟の体目当ての薫もどうかとは思うが
浮舟って毎日何をして過ごしていたのかな、て思う。
琴もひけず嗜みもないのでは毎日さぞ暇だったんじゃないか。
料理や掃除や洗濯をする身分でもないし
縫い物や染色が得意なようでもないし
女房相手に碁を打ったり庭をながめたりしていただけなんだろうか。
あの女三宮だって、さりげなく本歌取りの歌を詠んだり、
文学的な教養はあるんだよね
ヌコ様もいっぱいいるし
浮舟の日常は謎だ
常陸介は伊予の介に次ぐくらいいい旦那だと思う
浮気もしないし血のつながらない娘に手を出すでもなく
妻がせっせと金をかけるの黙認してるし
>>884 もしかしなくても妹たちの方が顔はともかく教養はあるのかな?
だとしたら本末転倒だよね
大君中君の楽才は都人にも評判高かったみたい
浮舟を、そんな大君の身代わりにしようとして比較してがっかりする薫も少し厳しい
優れた女性と比べたりせず、教養の無いことにも不満を持たない匂宮の方が居心地が良かったのも解る
しかし匂より薫の方が真面目に思っていたからこそ内面まで気にかけてくれていたのだから、難しい
浮舟に教養がないとわかった時点で薫がそれなりに教えてやればよかったんだよ
それこそ源氏が紫にそうしたようにね
若紫は祖母尼から手習いしていたし、基礎はそれなりにあったっぽい
浮舟はどうなんだろう・・・
>>889 匂宮は美人で突っ込める穴があれば内面に拘りないからw
ぶっちゃけただヤルだけの相手に教養も何もいらんでしょ
>>887 常陸殿は、夫は八宮と違い、自分一人を大切にしてくれて感謝している、と言ってるし、男を見る目はあったんだよね。
連れ子で、次々に常陸で子供を産んでた彼女が、娘の教育まで手が回らなかったのも判らない事は無いが、浮舟自身が何に対しても無頓着で興味が無い性質だったんだろうね。
まあ、素直で良いと言えば良いし、つまらないと言えばつまらない人間かもね。
>>885 裁縫は出来たみたいよ
尼君のところで自分の法要のための着物を縫う際に褒められてた
貴族のお姫様たちって暇なように見えて実はお勉強に忙しかったんだろうな。
楽器も弾けず文学の素養もないようでは
いい男も捕まえられないし
家が零落してもいいところに女房として雇ってもらうこともできないし。
楽器が弾けるったって周囲に認めてもらうレベルになるには
かなり練習しなきゃいけないだろうし。
音楽、和歌、古典、書道、香道、絵画、立ち居振る舞い、嗜みある受け答え、
これくらいかねえお姫様たちが身につけておかなきゃいけない嗜みって。
女三宮といい頭の中身とエロシーンの激しさは反比例するのだろうか
>>896 女三宮はおっとりしているだけで頭が悪いわけではないよ
紫
薫は、浮舟が匂と通じているのを知って、
「宮は飽きたら浮舟を姉宮の女房してしまうだろう、あの娘には女房勤めなんか気苦労だろう」と、
一度は見捨てようとした浮舟を、改めて引き取る決心をしたんだが、薫は浮舟の本質を見抜いた上で、側室にしようとした所が良いかな。
愚かさも、足りなさも判って身請けしてくれる旦那って、女にとっては幸せなんだけどね。
紫みたく、常に上昇志向の夫にキリキリ舞いさせられるのは精神的にキツいから。
>>898 >薫は浮舟の本質を見抜いた上で、側室にしようとした所が良いかな。
浮舟は顔が大君だから…
薫が見捨てられる訳は無い
え、薫ってその辺では浮舟と大君を繋げて考えるのを忘れてなかった?
原作ではどうなんだろう
匂宮との過ちを知っても捨て置くでなく、なかなかイライラさせられてるよね
最後も浮舟自身に執着してる感じだったし
どっちかというと肉欲に負けて匂宮に気持ちは傾いていたのでは
ないかと思う。薫はソッチ方面淡泊みたいだし。実父柏木と違って
草食なんだろう。でも宮についていったところで、側室以下の扱い、
女一宮の女房に出仕しても、教養もたしなみもないから悲惨なことになっ
ていただろうね。
わたしは大君の形代としてでなく、まぎれもなく浮舟自身を愛していたのだ
っていうモノローグが最終話に入らなかった時点で
その代わり、「どうせ新しい男を通わせてるんだろう」というモノローグが
入りましたw
正妻にするわけでなし、顔が大君なんで愛人の一人としてキープ
しとくには丁度いい相手>浮舟
薫が匂宮との関係をスルーしようとしたのも、本音はこんなものかも
女房にも色々あって、公卿の話相手になる知的な女房と、
宴会で酔った男たちが、袖を引っ張って一夜の相手をするような女房もいるから。
それはそれで、貴族達の楽しみの一つだから、浮舟はそっちの方の扱いなんだろうな。
実際出家した浮舟に言い寄っていた元殿上人(?)の男が
いたけど、よくなびかずにいけたよねと思った。
匂宮と薫に愛想が尽きていた浮舟だからこそ、振り切れたけどさ。
なんか、流されるままにあの男に抱かれる浮舟というのも
十分想像できる。
>>906 もう少し見栄えのする男だったらわからんなと思った
姫君は端近で棒立ちもおっとりしてるからで許されるのか…
女人は身分の上下に関わらず、男を見切って出家するのが一番さ♪
それか、養子も含めて、子どもの養育を愉しみにするか
ということなのか作者的には
>>906 出家後の浮舟はけっこうしっかりしてる
空蝉みたいにちゃんと男から逃げてるし、本人も苦労して
変わってきたのかも
あの母親の影響下から離れたのもよかったのか
>>906 薫や匂を見慣れた浮舟には、魅力に感じなかっただろう。
しかし、あの僧都の妹の尼君、出家してるくせに異様に世俗的で、浮舟と元娘婿を無理矢理くつけようとしてたのが嫌だった。
出家しても親は子のことを思うものですよ
明石入道しかり藤壺しかり朱雀院しかり
>>912 余計なお世話だとは思ったけど、未来のない尼僧庵で暮らすよりも誠実だった娘婿に託したほうが
浮舟が幸せになるとおもっただろうね
>>914 あの尼君にしてみれば浮舟は亡き愛娘の身代わりみたいなもんだから。
娘を思う母親の気持ちで縁談を世話したかったのだろうし
それで相手が亡き娘のかっての夫なら
ますます「わたくしの姫が生きていた頃のよう」と思えて嬉しかったんだろうね。
>>901 薫は浮舟を最初から女房扱いして恋人らしい扱いは何もしてなかったからね。
むしろ、大君とは肉体関係を結べなかったので、手軽な浮舟で性欲処理している感じ。
浮舟は薫の邸に引き取られても正室女二宮もいるし、やはり薫付きの女房ということになる。
(薫自身、女二宮に取るに足りない女を引き取りますがどうか気にしないでくださいと言っている)
その点、匂宮は手慣れたもので、右近が一人で運んできた盥の水を、
浮舟に先に顔を洗いなさい、私はあなたの後でいいよとレディーファースト。
原文でも、浮舟はそんな匂宮に傾くのももっともだという書き方がされている。
薫は浮舟のために、三条の邸の近くに、新しく邸を建てているから、流石に女二宮と同居はさせないよ。
二宮に断ったのも、新しく女を囲ったのが、他から耳に入る前に自分から申し出ただけで。
確かに軽く扱っているが、浮舟の身分にあった扱いだから仕方無いかも。
>>918 薫は女二宮の耳に他から入ることを恐れて自分から言ったのではなく、
女二宮の父である今上の耳に入って自分が帝からの怒りをこうむること恐れて、
先に女二宮を通じてけして女二宮の心を悩ますような女ではないということを帝に向けて言っている。
女二宮と幸せな結婚をしたからこそ、私は長年の出家の心を諦めて俗世に残ることにしたのです。
そうしますと昔ながらの女に「出家しないならなぜ私と結婚しないのか」と恨まれるのも仏の罪になりますので
仕方なく迎え取るのです、と言い訳している。
>>917 最初はレディーファーストだった匂宮も、舟で浮舟連れ出して
引きこもってる時は、寒いのに上着を脱がせ浮舟をずっと下着姿でいさせて
大切な奥さん相手には出来ないプレイを楽しんだり、
裳をつけさせ浮舟に女房のようなことをさせたりした
女一宮のとこの女房にしようかと考えたりし始めた
>>920 そんなことは書いてないw
舟で浮舟を連れだした際は、浮舟に足元の悪い山道を歩かせまいと
匂宮自ら浮舟をお姫様抱っこして移動したため、浮舟の重い衣装は脱がせてただけ
また、匂宮は2回程度しか2人きりの時間を過ごしておらず薫のように
浮舟を女房扱いすることもなかった(親王自らお姫様抱っこしてるくらいだし)
匂宮が浮舟を女一宮の女房にしようとしていると言っているのは薫ね。
薫は、匂宮の昔の恋人が2、3人女一宮の女房になっていると聞いている、だから、
浮舟は匂宮に引き取られるより薫の愛人になったほうが幸せなんだと言っている。
親王より大国の受領の方がはるかに金持ち
受領のときは金を貯えて任期切れで都に戻ってきたら、
上司に献金して中央で官職もらって位階昇進してというのが定番コースだった
受領ってのはすげぇピンハネできるポジションで、
決まった税だけ収めたらあとは全部自分の懐へ入れられた
地方の豪族からも献金してもらえるし荘園も持てるし報告の義務もない
大国の受領ってのは最高だよ
五位止まりなら最高のポジションが大国受領
>>621 (侍従が)脱いだ方の裳を宮は浮舟におかけさせになり手水を
使わせておいでになった。女一の宮の女房にこの人をさし上げたなら
どんなにお喜びになってだいじにされることであろう、大貴族の
娘も多く侍しているのであるが、これほどの容貌の人は他に
ないであろうと、裳を着けた姿からふとこんなことも宮は
お思いになった(与謝野訳)
>>912 尼君も俗っぽかったけど、その周りの尼になったはずの侍女の婆さんも
両方めちゃくちゃうざかったな。
浮舟が勝手に男を押し付けられそうになって、本気で嫌がってるのに
お構い無しだった。
そりゃ、さすがに世間知らずの浮舟からも「女房気分の抜けない尼たち」
って思われちゃうわけだ。
>>926 なんで?与謝野訳は、オリジナル部分をつけたしたりはしてないよ
原文にもちゃんとある
(前略)その裳を取りたまひて、君に着せたまひて、御手水参らせたまふ。
姫宮にこれをたてまつりたらば、いみじきものにしたまひてむかし、
いとやむごとなき際の人多かれど、かばかりのさましたるは難くや、と
見たまふ。
こっちが原文。与謝野訳は基本忠実ですね
>>923 それ、ただのコスプレシーンでしょ。
匂宮は浮舟と右近が新しい衣装に着替えたのを見て、
ふと右近がつけていた裳を取って、浮舟に付けてごらんになる。
姉の女一宮のもとには美貌の女房たちが揃えられているが、
これほどまでに美しい女房は誰一人いないだろう、と思って
女一宮の女房達の容姿と比べて浮舟を誉めている。
別に自分の女房扱いをして浮舟に裳をつけさせたわけでも、
浮舟を引き取って女一宮の女房にしようといっているわけでもない。
>>929 明石中宮が中君を召人にしなさいと忠告した時には激怒したのに?
浮舟をちゃんとしたお姫様だと思ってたら、「女一宮の女房にさし上げたら」
なんて想像もしない
紫式部は、頼りない身分の女が、大貴族からどんな扱われ方を
されるのか、容赦なく描いてる
>>930 他人の訳の部分訳ではなく、きちんと原文を読みなよ。
匂宮は浮舟を都へ呼ぶために近くの家を家臣に手配させており、
女一宮のところへ女房として呼ぼうなんてしていない。
匂宮は今まで浮舟程度の身分の女と言えば女一宮のところの女房を物色する程度だったから
(それでも女一宮の女房のほうが浮舟より身分が良いといいっている)
この身分の女にここまで美しい女がいるのか、と感嘆してるんだよ。
中の君がいる以上浮舟のためにどこかに屋敷を構えてなんてしないでしょ
宮から見て浮舟はしょせんそのレベルって話
女一宮のところへ女房として差し出したら教養のない浮舟がどれだけ苦労するか想像すらしない程度なんでしょ
あさきスレだから原文読めとまでは言わないけど思い込みで書き込めれても困るわ
薫も、浮舟はいずれ女一宮の女房にされてしまうだろうと予想していた
他の没落した宮姫が女房勤めしている場面も挿入されているね
女一宮の女房でも、浮舟には良い待遇だったくらいだろう
匂宮が浮舟のために用意する家なんて、夕顔が住んでたようなとこでしょ
薫は浮舟のためにそれなりの屋敷を準備してた
ほんとに匂宮が浮舟を愛人として囲おうとしてたなら、
素直に匂宮を選べばいいという話になる
心も体も好きなのは匂宮だけど、そっちを選ぶと召人レベル
将来の保障をしてもらえるのは薫だけど、薫とは心のつながりがない
のが浮舟の置かれてた状況
>>932 だから、なんで自分の都合のいいように話を改編するのw
「わが御乳母の、 遠き受領の妻にて下る家、下つ方にあるを、
「 いと忍びたる人、しばし隠いたらむ」と、語らひたまひければ、
「 いかなる人にかは」と思へど、大事と思したるに、かたじけなければ、
「 さらば」と聞こえけり。これをまうけたまひて、すこし御心のどめたまふ」
これ、原文ね。匂宮は中君とは別に浮舟の邸を用意している。
匂宮は世間知らずのお坊ちゃんで、中君が生活費に困ってることすら
想像出来ない(薫が補填してあげてる)
匂宮に、妾囲うなんて無理だw
>>935 浮舟は自分の気持ちが匂宮にも薫にもあるので
どちらか一人を選べないと書いてあるよ
別に、薫のところへ行けば愛人として専業主婦ができ
薫から邸までプレゼントされるけど
匂宮のところへ行けば女一宮への宮仕えで苦労することが条件なので
どちらか選べないと言っているわけじゃない
>>937 中君は匂宮に迎えられてからは生活費に困ってないよ
中君が個人的に異母妹の浮舟を預かり生活の面倒を見てたことまであるんだから
ただ死んだ大君の代わりに中君と密通したい薫が勝手にあれこれプレゼントしてるだけ
匂宮は紫に可愛がられて春の御殿をもらっているし
外祖父の源氏から二条院も荘園も貰っている
品位は書いて無いけど后腹の親王なので三品→二品ぐらいには勧めそう
匂宮がそんなに貧乏なら中君など宇治に置いとくだろw
>>939 生活は出来ていても衣装に困ることがあった
薫が見かねて贈っている
匂は中の君は大事だけどそういったところには気が届かない
皇子として育ったので仕方ない
>>939 そうじゃなく、この時代、妻が夫の衣装を用意したりするのが
当たり前だった
匂宮本人は大金持ちだけど、周りもみんな金持ちだから、
中君がお金に困ってるって発想自体が無い
源氏は臣下に降ろされて宮仕えで働いてるから、それなりに
世間を知っていたので、紫上はもとより、末摘花にもまず衣装を
贈ったり、面倒見がいい設定
>>939 宮はパーフェクトではないよ
気が回らない部分もあってそこを薫がフォローしてる
薫は薫で立場をわきまえて衣装なども衣装でなく反物で贈ってるよ
宮様はお世話される立場でおせわなんてしないもん仕方ない
>>941 源氏は宮使えの立場だったから玉鬘にでさえ衣装や女房まで不足なく揃えてたね
匂宮は立場が違うのでそのへん疎い
>>940 それなら匂宮が貧乏だということにならないじゃんw
匂宮が気づかないのではなく、普通は嫁の実家が用意するものだからね>衣装
薫が実家がないために親王夫人として至らない点がある中君に
姉の大君に代わってプレゼントをし密通する機会を伺ってただけでしょ
逆に薫は宇治の浮舟はほったらかしなので
匂宮に関係持たれてしまってるしw
>>944 匂宮が貧乏なんて誰も言ってないでよ
世間知らずのお坊ちゃんだから、妾を囲って丸抱えで生活の面倒みるなんて
マメなことは無理
匂宮は夕霧みたいな後見人にお世話される立場だから
>>936 「しばし」とあるから、本気では無く、しばらく夕顔のように遊びたいだけだろうね
飽きたら女一宮付き女房
>>943 玉鬘は源氏の養女
実家なのでそろえるのが当たり前
匂宮に中君の衣装を用意しろというのは
冷泉帝が玉鬘のために衣装用意しろというみたいなもん
>>944 匂宮ファンってなんでこう面倒なのw
貧乏とは言ってない
お坊ちゃん育ちのうえに宮様で人々にお世話される立場なので気がつかないと言ってるだけだよ
浮舟に顔を先に洗いなさいと勧めたりする部分にそういう鷹揚さが現れてるよね
>>947 中君が天涯孤独の立場なのも、宇治の寂しい暮らしも知ってるのに、
自分が全部面倒をみてやろうと気がつかないのが、お坊ちゃまたる由縁
源氏は妻たちの生活費を全部面倒みてたよ
明石なんかは更に贅沢な物を自分の財産で用意してた
ほんとうに匂ファンめんどくせw
落ち度のない男なんていないだろw
匂宮は后腹の高貴な立場だから、気づかなくても不思議はないのにねw
臣下の源氏や薫と立場が違うキャラってことでいいじゃん
>>948 育ちがよくて優しい一面が出てるよね
これが他の男君だったらこうはいかないと思う
>>948-
>>952 原文改変までして匂宮落としをしたい
変な奴が何を言ってるんだかw
>>949 衣装の事でしつこい人がいるね。
夕霧が贅を尽くして匂宮を六君に婿どったばかりの頃だから、
何でも新品の新妻・六君に比べ、以前からの妻である中君の女房達の衣装が
少しでも古くなっていたら六君に見劣りするだろうということで薫が贈っているんだよ。
匂宮が中君に金銭的不自由をさせているから薫が贈ってあげるしかない、
とか凄い捏造連投してて気持ち悪いw
しかも、薫も女物の勝手が分からず、世間知らずの内親王であるはずの
母・女三宮に調達を頼んでるんだよね。
女三宮のところに新品の女物の衣装が余っていませんか、と言って貰ってきている。
>>954 だれも宮を落としてるようには読めないんだけど全員敵に見えてるの?
なんかこの人怖い
>>955 金銭的不自由ではなく気がつかないと書いてある
そういうことに気がつくのは薫が家臣である由縁
お互い良し悪しはあるでしょ
どうしてそう歪めたがるの?
>>940 中君が衣装に困っていたなんてどこにも書いてない
ただ、夕霧は下手したら匂宮すら超える大金持ちだからね
その大金持ちの夕霧の娘六君に比べたら中君の衣装は見劣りするから
薫が少しでもいいものをと思って母女三宮の衣装を送ってあげただけ
言い方が悪いけど中君も少し普通の貴族の娘とは違う育ちで衣装にまで気が回らない
清潔であることやボロでないことは考えても六の君との見劣りなど気がつかない
宮様も六の君と比較して衣装が見劣りするとかもしかしたらそれを中の君が気に病むなんて考えない
薫が臣下の立場で考えて気を回しただけ
三人の育ち方や考え方がわかるエピソードでで誰にも悪い部分はないと思うんだけど
匂宮ファンは何と戦ってるの?
>>957 匂宮は中君が衣装に困っているのに気付かないなんてどこにも書いてない。
それどころか浮舟の母が中君が匂宮のもとで豪華な御殿で豪華な衣装を着て
何不自由ない生活を送っているのを見て夢のようだわと言っている。
中君の衣装の件は新婚の六君に張り合うために
薫が女三宮の新品の衣装をあげたというだけでしょ。
本当に君って、話を歪めすぎてて怖すぎるww
>>959 別に匂宮は何でも新品ピカピカの六君のようでなくても
多少着古した衣装の中君でもいいといってるんでしょ。
君こそ何と戦ってるの?
匂宮は気の回らない男で中君には常に新品の衣装を着せておかないくせに一方で
六君のように新品豪華な衣装の女でないと寵愛しないなんてどこに書いてあるの?
なんか・・・・宇治編では匂様ファンだけど同じファンから見てもこの人痛い
他人を不愉快にさせて曲解させて喜んでるよね
>>961 よこからごめんね
三人の育ちによる思考の違いだけで肝心の中の君も匂も衣装なんて気にしてない
だけど薫は見劣りを避けるために送ったって話でしょ?
中の君も八の宮の姫でそういった競争社会に育っていない
匂も同じくそう言った点はきにしない鷹揚な方
薫は臣下らしく気を回した
それだけなのにどうして下2行の思考になるの?
>匂宮は気の回らない男で中君には常に新品の衣装を着せておかないくせに一方で
>六君のように新品豪華な衣装の女でないと寵愛しないなんてどこに書いてあるの?
え????
どこからそんな考えが出てくるの?
いつもの中の君ドリームさんだと思うよ
「衣装が見劣り」が琴線に触れたんだと思う
薫の中将がそこまで気を回したと言ってるだけでだれも悪口を書いてるわけでもなく
落ちぶれたとはいえ宮家の姫らしい、匂宮も鷹揚でよおいと言ってるだけなのに・・・
この時代、「姫だけどお金が無い」って具体的にどういう事かというと
殿方が通ってきても古びた下着しか身につけていなくて
情事そのものよりもみすぼらしい汚れた肌着を見られる事を恥じる、という限界状態の事
ドリーマーさんは自分で余計な言葉を付け足して逆に中の君貶めてない?
>>966だけど衣装云々での中君の貧乏状態を書こうとしたら
ちょっとタイミング悪過ぎたかも
ただ、衣装が見劣りってのは単に衣装が古くて微妙ってだけの意味ではないと思う
施しレベルだよね
文無しの女性だと、誰かと比べて見劣り云々じゃなくて
標準値ですらないって事だから、周りが施して漸く人並み
道具や衣装ばかり気を取られる浮舟母と教養や嗜みに気を使った八の宮の違いかな?
浮舟は母親が愛情のかけ方を間違えたばかりにかわいそう
中君は言うほど教養も嗜みも無いでしょ。宮家の姫としては普通
匂が風変わりな環境で拾った代打も存在する系の美人
ドリーマーさんのせいでこうやって言われちゃうんだよね
いい加減空気読んで欲しいわ
>>957 その割に薫は浮舟に一度も衣装を贈ってないよね?
浮舟母も喜ぶだろうし、母女三宮の衣装を浮舟にも贈ってあげればよかったのに。
まあ、薫は浮舟をただの女房としてしか見てないから、
二品内親王である母の衣装を下賤な浮舟が身に着けるなんてありえない、と思っていそう。
八の宮自身が音楽好きでもそれ以外は普通かやや落ちだもん
>>975 末摘花は生来の変わり者だから教育でどうこうなる域じゃないのかも
>>977 www
>>966 個人的には末摘花の初逢瀬の時の衣装が気になる
毛皮はともかく下着はどうだったのかな?
>>974 浮舟は薫が囲ってるからわざわざ何かを贈るまでもなく
最初から衣食住の面倒みてるんじゃないの?
中の君に衣装を贈るのは、言葉悪いが本当に内実は「施し」
政変に巻き込まれたのは不運だけど、その後の落ちぶれ方は本人の才覚が
なかったとしか言いようがない。
娘達の先の事もしっかり考えずに念仏唱えるだけで俗聖だなんてね
反物であれば献上品
仕立て済みはご褒美(下げ渡し)だっけ?
>>950 次スレ立ってないよね?
挑戦してくるので書き込み控えてください
ホストエラーでした
どなたかお願いします
以下テンプレ
いづれの御時にか、駄スレ、良スレあまたさぶらひたまひけるなかに、
いとやむごとなき際にはあらぬが、すぐれて時めきたまふスレありけり。
語りませう。
この板は全年齢対板なのでエロ話がしたい人はpink板へ
ここは漫画あさきスレなので専門的な史実ネタや原文ネタはほどほどに
史実ネタは日本史板へ、原文ネタは古文・漢文板へ
『あさきゆめみし』には沢山の登場人物がいてそれぞれ贔屓キャラは違って当然
特定キャラを過度に叩き他人を不快にさせるような書き込みは攻撃されて当然
それ以外はレスした人への攻撃は固く禁止
マタ〜リ楽しく共存し合う事が出来なければ《荒らし》
【常時age進行厳守】
次スレは
>>950なる方が立てる定めとなりにけり桜人
前スレ
**あさきゆめみし第六十二帖**
http://kohada.2ch.net/test/read.cgi/rcomic/1359550528/
>>979 最低限衣食住に困るようなことはしてないだろうけど、
女三宮のための二品内親王の衣装といった特別豪華なものは贈ってないと思う。
中君に対する薫の行動は別格。
何も薫が中君に豪華な衣装を贈った行動は世慣れた臣下の行動というのではなくて、
薫も匂宮も手に入ってしまった女には特別なことはしないというだけでしょ。
薫は中君をこれから手に入れようとしていたから豪華な衣装も贈る。
>>978 末摘花さん初逢瀬の下着は、自前の品ならだけど
ゴワゴワしてて、色気から遠い香りの古いお香が焚きしめてありそうなwなんとなくw
>>983 立てましょうか
>>984 想い人の妹が嫁ぎ先でみすぼらしく見劣りしまくる状態
これを無視してたら故人の大君に悪いと考えるのが一般的では?
中君に財があったら薫は何も贈らないよ
乙です
横からですが、薫は八宮生前に姉妹の後見を頼まれ、可能な限りのことをすると承諾している
だから心細やかに中君を後見しているだけ
スレ立て乙です
>>984 豪華な衣装を自前で用意し、更に夫の衣装も妻が調達しなければならない環境に、
無一文で入って浮いちゃったのが中の君という話であって・・・
見劣りしないレベルのものを用意せねば、と思えば下げ渡し相当の品になるし
わざわざ施してやるのに普通レベルの品を与えては、それこそ施し丸出しで失礼にあたる
こういう兼ね合いが分からない?
他人の嫁への援助なので、匂うが不審に思い始めた時点で
残念ながら永遠に続くものではないと思う
腹の子の父かとまで疑ったからには、その場その場では諌めても
今後何度でも薫との仲は疑念として噴き出すだろうし、匂うさんはそういう男です
>>986 >>990 薫が中君に豪華な衣装を贈る直前、薫は中君に言い寄っているんだよ。
六君と匂宮結婚→中君、薫を呼んで宇治へ帰りたいという→薫、たまらず御簾のなかへ押し入り中君を関係を持とうとするが
中君の懐妊帯を見て断念→匂宮、中君から薫の残り香がするので密通を疑う→薫、中君に豪華衣装を贈る
中君も薫の後見をありがたく思いながらも、下心あってでのことであることに弱り、
姉上さえ生きていれば薫が私に恋することもなかったであろうにと悩んでいる。
まあいいんじゃない。中君は薫の後見は充分で、ありがたいと思っているし。
薫は律儀者だから、八宮さんとの約束をずっと守っている。
そういう面はちゃんと出来る子。恋愛面はダメだけど。
>>992 中の君にも匂にもモロバレな薫の下心があるからこそ
中の君への施し状態が続くわけにいかない、と考えるのが普通なんだけどw
>>993 正確には「後見」ではないから難しいんじゃないかな
程度や引き際が大事なのに、薫の下心も含めて非常に不安定な関係なんだよ
中君はその不安定な関係を安定させるために、浮舟を薫に
紹介した部分もある
薫に恩を売り、大君の身代わりが出来ることで、自分への露骨な
口説きが無くなるのを期待して
>>994 異母妹浮舟が、薫の愛人などではなく、きちんとした側室として世に認知され、
薫が側室の浮舟を大事にするがゆえに、その異母姉中君の後見もしてくれる、
というのが中君にとってはベストかもね。
ただし、宇治十帖では浮舟は男たちとの関係を清算して仏門に入ってしまうんだけど。
>>995 親の後見ではないからね。薫の恋心を抑え、ただ後見でいるようコントロールすることも中君に課せられた課題の一つ。
中君にはそういう才覚もちゃんと持ち合わせている設定で、浮舟紹介もそこから派生してきた。
いわば浮舟の三角関係は中君の身代わりになったとも言える。
>>996 その浮舟も消えちゃったし、匂は一層漁色に走るし
中の君が匂の館に居続ける為には、薫からの援助を必要最小限にとどめ
息子ともども地味な存在として控え目に暮らすのが一番賢い
というか、そうならざるを得ない結末だと思う
中君さんと息子さんは落ちぶれて退場。
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。